だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。
あしからず。
- 6/30(自動ブレーキ)
- 先週かな,プロジェクトXで車の自動ブレーキ開発の話をやっ ていて,その再放送を見た。多分すばるだったと思うが,元々 は衝突回避の警報装置として開発され,最後に自動ブレーキ になった。車の前面にカメラを2台置きステレオカメラとし て距離検出を行なっているようだった。天候や明るさ,窓の 汚れなど様々な要因で検出ができないという困難があったり, いろいろ興味深かった。
これ,今だったら人工知能を使ってやるという発想になるん ではないだろうか?20年以上前のことだから多分違うだろう。 機械学習は使っていたんだろうか?いろいろ気になったが, 技術的な説明はほとんどなかった。
ちょっと気になったのが,最近の車にはだいたい自動ブレー キは付いている。どうやら義務化されてるらしい。軽自動車 でも付いているくらいだ。そしてそれらを見るとだいたい超 音波でやってる。バンパーに超音波スピーカ・センサが付い てるのですぐわかる。逆にステレオカメラを積んでいるタイ プは見たことがない。
番組では一切言わなかったが,今の自動ブレーキは彼らが開 発したステレオカメラではなく超音波になってるんではない だろうか?。ステレオカメラはなくなったんだろうか?。超 音波の方がセンサは安いし壊れにくいのはわかる。どっちが 精度がいいか,頑健なのかはわからない。超音波は魚群探知 機と同じように,距離を測ってるだけだと思うが,精度を乱 すような要因はないんだろうか?いろいろ気にはなったが, 何れにせよ,そちらに対する言及はなかった。
まぁプロジェクトXは科学番組ではないので,どういう原理 でやっていて,それが現在どのように生かされてるかという のはまるでない。仕方ないが,それが残念だった。自分で調 べるしかないか。
- 6/29(言い訳)
- 最近,サービスとか販売とかそういうのから言い訳をよく聞 く気がする。
住んでいるところの電車がダイヤの改定で本数が減るらしい。 終電も結構早くなる。普段使いしてないが,時々使うので ちょっと残念。特に終電はバスより遅かったので,困ること もあるだろう。で,理由が車両の老朽化と運転者不足。利用 者が減ってるのだったら仕方ないと思うが,そうではないら しい。
他の件で,価格の上昇や料金があがるというのも最近よく聞 く。これも原材料費や燃料費の高騰という理由がだいたいつ く。
インフレになった方がずっと言われていたので,見方によっ ては物の値段が上がることはいいことかもしれない。ただ, 材料費が上がってるのであれば,利益は上がってるんだろう か?。円が安くなってることもあるので,どうなんだろう? という気もする。
サービス改悪,価格上昇,いずれも仕方ないと思うところも あるんだけど,どうも言い訳がましい説明がつくのが気にな る。その内容が,客の利便性を考量してないところも気にな る。聞いているとずいぶん景気が悪い。昔はサービスが改悪 であっても,「ユーザの利便性向上」とか,嘘か本当かわか らないけど,言ってることが多かったけど,もうそういうこ とも言わなくなった。正直だとも言えるけど,やる気あるん だろうか?という気もする。
特に働き手不足が最近は言い訳に使われるが,儲かってるな ら給料をあげて人を雇うべきだろう。同じサービスではない が一方で値上げが起きてるのに,賃金上げられないのかと思 う。
デフレじゃなくなったはずなのに,なぜか投資をしない。円 安になってるのは,海外からは日本の経済は弱くなってると 思われてるのかもしれないとか思う。それにオーバーツーリ ズムとか言って,いろいろサービスを縮小していてそれは仕 方ないと思うが,では,オーバーになるくらいは儲かってる んじゃないか?。
儲かってることには口をつぐんで,困ってることばかり言う のが増えてる。大丈夫か?とか思う。
- 6/28(雨)
- 今日は1日雨だった。結構降った。
ただ,前日は,今日は線状降水帯が発生して出勤困難になる かもと脅かされていたが,そこまでは酷くなかったので,まぁ 普通に雨かな?という感じだった。
ちょっとだけJRも止まったらしいが,そんなに長い停止では なかった様子。まぁ良かった。
- 6/27(迷走)
- 電子マネーとかクレジットカードを使用すると,すぐにメー ルとかSMSとか何かの手段で連絡がくるサービスが最近ある ようである。以前からあったものもあるんだけど,今年に入っ て少し増えたような気がする。
ところが,やっぱりやめるというところもあるようである。
この手のサービスが増えると同時に,それを装うスパムが増 えた。決済手段と紐づいてないメールとかにくるので,すぐ 嘘だとわかる。あぁ,増えたなぁと思っていた。
で,多分半年もしないうちにやめるという話を聞いて,なん か迷走してるなぁと思った次第。
ところが,なんかアプリとかでは続けます,みたいな記述を 見ると,アプリに誘導するためにわざとやったのでは?みた いな気もしてきた。
とはいえ,もともと決済したら通知が来るなんてことはなかっ たわけである。ないならないでいいはず便利にしようとして セキュリティを低下させた典型的な例となった。
そもそも決済は,お金を使ったら通知が来るとか,知らない ところでお金が使われることがあること自体が問題で,監視 をしないといけないという方がおかしい。クレジットだった らもうしそういうことがあったらきちんと保証してほしいと 思う。
- 6/26(土地勘)
- 私は地図を見るのが好きである。なので,結構いろんなとこ ろに土地勘がある。引越が多かったが,引越をすると地図を 見てそこにいってみたりしていた。バイクの頃はツーリング も地図を見ながら計画を立てて,終わったら復習してみたい な感じだった。
なので,今でも,住んだところは生活圏ではなくても結構, 土地名や,何があるか,道路の状態とか頭に入っている。頭 の中に地図ができていて,位置関係もある程度わかる。まぁ これは勘違いしてる時もあるんだけど。
で,これは普通だと思っていたのだけど,実はちょっと違う のか?という気がしてた。結構周りの人に土地勘がない人が いる。数年住んでいるのに街中の位置関係を把握してなかっ たりする。よく考えると,私の嫁も,いかないところはとこ とん知らない。私はいかないところでも,名前を聞いたら地 図で確認するので,だいたい把握してる。
生来のものか,身についたのかわからない。覚えているのは 小学校6年の夏休みに転校したら,遊び相手がいなかったの で,地図と自転車で,とにかく市内を探検して回った。それ 以来,知らないところに行ってみるのは好きになってるんだ けど,そのせいなんだろうか?私の子供とかもあまり自分の いかないところには興味を示さない。そういうものなのか…。
- 6/25(無駄なこと)
- ずっと悩んでいることがある。
先日Podcastを聞いていたら,例えば音楽とか絵とか動画と かの制作について,今はいろんな便利なツールがある。使い こなせば,小学生だってプロ並みのコンテンツを作ることが できる。小さい頃から,便利なツールを使い,どういう作品 が受けるかをしっかり意識して,ツールを使いこなせる様に 時間をかければ,若いうちから素晴らしい作品を作ることが できるだろう,と言う様なことを,直接言っていたわけでは ないけど,そういう感じの考え方を感じた。
これは,まぁそうだよなぁと思う。でも,一方でわたしは以 前から,遠回りをしたこと,無駄なことに費やした時間は, その人の伸びしろになるし,他の人がやってないなら個性に なると。
例えば,もしかしたらもう作曲には楽器を演奏する能力は不 要になるのかもしれない。パフォーマンスをせず,動画とか を作ってアップするだけだったら,楽器を演奏する機会はな い。じゃぁ作曲家は楽器を弾けなくてもいいんだろうか?も ちろん楽器を弾けずに素晴らしい作曲をする人はいるだろう。 でも私は,楽器を弾けることが作曲をすることに役に立つ様 な気がしている。
私の長男とかを見ていると,今の子はネットで評判のコンテ ンツやゲームとかを作りたいという欲求が強い気がする。動 画像を作ろうとすると,絵を描いたりアニメにしたり,音楽 を作曲したり,演奏するデータを作ったりと複数のことをし なくていけなくて大変である。ゲームの場合はさらにプログ ラムが入る。
一方で,これらはある程度はツールとかで解決できる。作曲 や演奏もBGM程度であれば,ツールで生成できる。動画だっ てそうかもしれない。じゃぁそのツールを使いこなれせれば いいんだろうか?。
長男は紙に絵を描いたり,ピアノを練習したり,作曲ソフト に一生懸命五線譜を打ち込んだり,後なぜかプログラムで曲 を演奏したり,なんかいろいろやってる。実はいずれもそん なことをしなくてももっと便利なツールがあることだったり するんだけど,私はもう少し,そういう無駄な努力をして おいた方がいいんじゃないかな?という気がしている。
今のうちから便利なツールを使ってクオリティが高い作品を 作らせた方がいいんじゃないか?それで注目された方がいい んじゃないか?と思うこともある。でも一方でツールを使わ なくても紙に鉛筆で絵をかけたり,楽器を弾けることは何か の血肉になるんじゃないか?という気もしている。もちろん, どれも中途半端になって結局何も残らないかもしれない。
私自身,楽器も弾けて,絵も一時期描いてとかいろいろやっ てるけど,それで食えてるわけではない。仕事に役に立って るかというと,よくわからないが自分的には役に立っている 様にも思う,心の支えみたいな形で。
まぁそういうわけで,答えは出ず,悩んでいる。
- 6/24(プリンス)
- 映画「 プリンス ビューティフル・ストレン ジ」を見ました。
一言で言うと,プリンスファン,マニア向けの映画です。
映画が始まって最初のテロップで,プリンス財団がこの映画 に対しては何も許諾してない,と言う旨の内容が流れます。 え?と思ったんですが,見ていてわかったのは,多分この映 画中では,プリンスの楽曲や動画像はほとんど流れません。 全くとは言いませんが。
プリンスに関わった人のインタビューでほとんど構成されて ます。特にミネアポリス関係の人が多い。基本的にみなプリ ンスに好意的なので,プリンスと敵対する内容じゃないので すが,なぜプリンスの楽曲を承認しなかったのかはわからな い。単にそういう申請をしなかっただけなのか,もしくは財 団側はプリンスの過去を語ることを嫌がったのか…。いずれ にせよ,プリンスの曲がかからないので,プリンスがどうい う曲を歌って,どういうパフォーマンスをしていたかを知ら ない人には,ほとんどピンとこない内容でしょう。
一方で自分もそうですが,曲名を言われれば頭に浮かぶ様な 人であれば,確かに不要です。今どき過去の曲を聞きたいと 思えばネットで探すことはできます。ただ,やっぱり知らな い人は曲名とか覚えられないでしょうね。
まぁそういうわけで,たっぷりと関係者の話を聞けるわけで す。特に興味深かったのはプリンスが幼少のころ,どの様に 音楽をマスターしていったか。と言う時のミネアポリスの雰 囲気も含めなんとなく把握できました。プリンスは早熟で10 代のうちにメジャーデビューしてますが,ローティーンの頃 から誰よりも熱心に音楽に打ち込んでいたのがわかりました。
また当時のミネアポリスが子供たちを育てることを大事にし ており,音楽の才があれば熱心に教える。過去に音楽で成功 した人もある程度の歳になると子供をサポートする雰囲気な のがわかりました。プリンスもそうやって地域で認められ, 誘われ,デビューできた様です。
晩年もペイズリーパークでイベントをやって,多くの人と関 わりを持っていたことも知りました。総じてプリンスはとて も真面目で練習熱心だったことが改めてわかりました。そし て成功した後も人見知りで会ったことも。
成功した後も音楽や多分ミネアポリスの地域に貢献をし続け ていて,ますます彼が失われたことが残念でありません。
ということで,プリンスを知りたいと言う人にはオススメし ないけど,知ってる人,好きな人にはオススメな映画でした。
- 6/23(学費)
- 国立大学の学費の値上げが話題になっている。東大では学生 が講義集会をやっていた様である。すでに値上げをした国立 大もあるし,私立大もその様である。
私は大学の学費についてはステークホルダーなので,正直説 得力のあることをいうことができない。子供がいるので,あ まり高くならないで欲しいと思う一方で,値上げしないと持 たないよなぁと思うこともある。でも,自分自身がもう高齢 で,これから給料の上昇があまり見込めないので,正直しん どいとも思う。
とはいえ,昨今の物価の上昇,特に光熱水費の様な固定費の 上昇は,切り詰めるのが難しいところである。建物を立てた り修理するのも以前より費用がかかるだろう。教材やIT化に よる費用もかかるだろう。なにより,世の中の人件費が上がっ てる時に,大学教員の給料が低ければ,質の低下を誘うこと になる。
世の中の賃金が上がってくるから学費の上昇もやむ得ないと 思うが,賃金が上がってる人と上がってない人がいるわけで, きついと思うことも多いだろう。
とはいえ,いくつか思うことがあった。
大学の経済状況は,大学によってかなり違うだろう。TVでは 松山大が雨漏りも直せないと言っていたが,全部の国立大が そういう状態でもないだろう。大学は,いろんなところから の寄付や資金が得られており,状況は異なる。ふんだんにお 金を持ってるところもあると思うが,そういう資金は使い道 が定められている場合が多いので,あるものに使えるお金は あるが他のことには使えないという場合も多い。予算は使い 道が定められてるのが当たり前だというのはわからないでも ないが,教育にしても研究にしても学生への福利厚生にして も質をあげるには,予算申請したものしか買えないだと,困っ た時に使えるお金がないということになる。
気になったのは,国からの補助が減ってるとのことだけど, それは何故なんだろう?。いやずっとそうな気がする。ここ しばらく税収は増えてるという話も聞いたことがある。なの になぜ国からの支援を絞るんだろうか?。大学の数が増えて, 実際は教育費が増えてるのもしれない。以前だったら大学に 行かなかった様な人も大学に行く様になったのかもしれない。 でも教育というのは国の礎のもっとも大事なところの様に思 う。
学費の値上げに反対とか,無駄遣いを減らせとかだと,ます ます教育や研究の質が下がる気がする。むしろ紐付きじゃな い予算をどの様に確保するか,国は支援するか?が問われる べきじゃないか?という気がした。
- 6/22(ギターシンセ)
- ギターシンセという楽器がある。30年くらい前にできた楽器 で,それ以前はいろいろ形態があったのだけど,今はローラ ンド製のものがメインだと思う。
ふと思ったが,まぁ確かにいろんなメーカが取り組んでいる 一般的な楽器ではないのだけど,ギターシンセ奏者というの はほとんどいない様だ。
何十年もギターシンセを自分の作品で使い続けてるミュージ シャンというとパット・メセニーがいる。とはいえメセニー はギタリストでもあり,ギターの方もかなりの名手である。
それ以外はどうだろう。私が知る限りギターシンセの演奏を したことがあるミュージシャンはビル・フリゼル,ウォルフ ガング・ムースピール,アラン・ホールズワース,ジョン・ マクラフリン,あと写真ではジェフ・ベックとかも演奏して るようだけど,ほんの数年間演奏したくらいであり,しばら くするとしなくなる。なぜだろう?
一方キーボードはたくさんシンセ弾きがいる。もちろんシン セを弾いていた人が晩年弾かなくなるという例もよくあるの だけど,全てではなくずっとシンセを弾く人も多い。自分は ギターを弾くし,ギターシンセも弾いたことがあるので,わ かる気もするのだけど,確かにギターシンセはギターのつも りで弾くと,反応が悪かったりして,操作が面倒である。で もキーボードもピアノに比べ表現力が乏しいのではないだろ うか?。それでもシンセでしか出ない音があるので,弾いて いるのではないか?という気がする。
前述の通りギターシンセをずっと弾いているのはメセニーく らいだけど,メセニーはシンセでいろんな音を出していると いうよりはいつも決まった音で弾いている。その音が欲しい から使っている様にも思える。メセニーは多くのギタリスト が使うディストーションというエフェクタを使わないため, 代わりにロングトーンが出るギターシンセを弾いているのか もしれない。
とはいえ,そういうギタリストがもっといてもおかしくない と思うのだけど,何故なんだろう?。
確かに面倒な楽器だけど,もっと向かい合えば,新しいこと ができるのかもしれない。以前キーボード奏者は,バンドの 中で音色が自由に選べるがゆえに独自のポジションを担って ると思った。他の楽器が自分の楽器の音をそのまま表現に使 うがキーボードは音色を選ぶところから始まる。なぜ他の奏 者はそうしないのだろう。ギター以外もシンセはいくつかあ るが,やっぱりキーボード以外はほとんど定着しない。
自分が若かったら,そういうことをやってもよかったなぁと か思った。まぁ今更ではあるのだけど。
- 6/21(蝦夷)
- 平安の話を再び読み聞きして,へーそうだたんだと思ってるっ て話を前も書いたけど,蝦夷の話もそう。 ちょっと前の歴史探偵でもやってい たけど,平安時代坂上田村麻呂が蝦夷征伐をやってい たのは,学校の歴史でも習ったが,蝦夷とはなんだった のか?というのが,曖昧だった。
のちに北海道が蝦夷地と呼ばれていたので,東国の蝦夷と北 海道の蝦夷,それはてっきりアイヌに繋がるのかと思ってい た。
しかし,番組とかを見ていて,武士が蝦夷から馬術とか流鏑 馬とかの技術を継承したという話を聞くと,あれ?とい う気がしてくる。
アイヌは馬に乗らないはずである。そもそも馬は大陸から西 日本を経由して伝わったはず。朝廷が日本を支配するのにも 有効だったはずである。それが,大和朝廷より東の国に優れ た馬乗りがいるのはなぜだろう?と思った。
話がそれるが,出雲国譲りも,大和朝廷が,出雲を支配した という話だから,先住民を支配したという話かと昔は思っ ていたが,いろいろ読むと,先住民とは縄文人ではなくいず れも弥生人以降の大陸から来た民族だったんではないか? という気がした。つまり大和も出雲も同じ民族という事。
そういう意味でいうと,馬ににっている蝦夷も民族的には同 じではないのだろうか?。じゃぁ田村麻呂が戦ったアテルイ とかはどちらなのだろうか?名前からして大和人ではないと 思っていたのだけど,馬に乗っていたのであれば,大和人と 同じなのだろうか?
そもそも蘇我蝦夷という名前がある様に,蝦夷という言葉は, そんな遠くの敵という意味ではなかったのではないかという 気もする。
ということで,蝦夷ってアイヌじゃなかったんだ?というの が,最近思った事だけど,この辺は諸説あるらしく, Wikipediaを読むとしっかり書いていた。
実際は東方の,朝廷に組しない勢力を蝦夷と読んでいたのか もしれない。東北の蝦夷は朝廷に従い日本民族化したものも 多かったみたいだけど。
そもそも,民族の違いは,DNA的に遠い民族と,言語が違う という民族といろいろあるかと思う。以前は,弥生人と縄文 人の戦いがあったのかと思ったのだけど,もっといろいろあっ た様に思ってきた。
- 6/20(梅雨)
- 本格的な梅雨に入ったのか,今日は一日雨。結構降った。こ れからしばらく降るらしい。他の地域では線状降水帯なども 発生してる様子。
まぁもう6月も終わりなので,そうだといえばそうなんだけ ど,なんだろう?昨年とは違ってわりと,今年はまともな天 気に思えてる。気のせい?
- 6/19(天才?)
- 「 シド・バレット 独りぼっちの狂気」 という映画を見た。
シド・バレットはプログレバンド,ピンク・フロイドを作っ た人である。ピンク・フロイドは私は結構好きで何枚か聞い たが,シド・バレット在籍時の演奏は聞いたことがない。バ ンドを作ったものの,初期のうちに,他のメンバーに追い出 されたと聞いていた。
余談だけど似たような境遇の人として,ストーンズのブライ アン・ジョーンズもいる。彼の場合はその後無くなったが, シドバレットは20年ほど前まで存命だったらしい。知らなかっ た。さらに余談だけど,ブライアン・イーノやピーター・ガ ブリエルもロキシー・ミュージックやジェネシスの創設時の 中心メンバーだけど抜けている。まぁこの二人はその後も大 活躍なんだけど。
話が逸れた。そういうわけで,シド・バレットはあまり知ら なかったのだけど,今回映画をみてちょっと意外だったのは, その後大成功したピンクフロイドのメンバーは,シド・バレッ トをずっとリスペクトしてるということだった。まぁピンク フロイドはその後も内紛があったり,仲直りしてたりするの で,今はメンバーも丸くなってるのかもしれないが。
シドがいなかったら,ピンクフロイドは,R&Bとかのコピー をやって,すぐに消えていただろうと言っていた。ピンクフ ロイドをああいう前衛的なバンドにしたのはシドだった。
幼少時は,絵を描いたり音楽をやったり,何をやってもうま くいく天才の様に語られていた。皆が一目おく存在で,作っ たバンドで即興演奏や新しい事を始めて,ああいうバンドを 作っていった。といってもシドがいた自体のフロイドはプロ グレというよりはサイケデリックロックだった。ただピンク フロイドはプログレの中ではサイケ色が強いバンドで,それ はシドが作ったカラーという事だろう。
シドはLSDや大麻をよくやっていて,それゆえに身を持ち崩 したとも言えるが,彼の作風にはその影響もあった様に思う。 薬物がいい作品を生み出すという迷信は以前はよくあったの だけど,彼の場合は時代性や,彼のバックグラウンドでたま たまうまくいった様に思う。ただし,当時,サイケデリック な作品が受け入れられやすいという風潮があった様にも思う。
ピンクフロイドが売れた後の彼は,作品をまとめ上げる能力 が欠如してしまった様にも思う。インスピレーションがあっ ても作品にできない。だからバンドとして活動できず,最後 には隠遁することになった。むしろ彼のインスピレーション の影響を受けた人達の方が作品を生み出していった。
音楽を辞めた後,彼が絵を描いていた事は初めて知ったが, 作品は残ってないらしい。描いた端から破棄していたそうだ。 過去に有名だった人だから,作品を売れば食べていけたかも しれないが,それもしなかった。つくづく形にできない様に なっていたのだなぁと思った。
どんなに,才能があっても作品をまとめ上げられなければ, 続けることができない。彼が天才だったかどうかはわからな いが,天才を続ける事はできなかったのだなぁと思った。
- 6/18(薬)
- クローズアップ現代で薬が手に入らないとい う話をしていた。
そういう状況であることを知らなかった。一つの原因は製薬 会社が品質問題を起こして,ラインが止まってるとか,人手 不足で増産できないとかそういう話だった。需要があるのに 設備投資できないのは薬価が低いからだという話もあった。
なるほど。ただ,高くすれば,生産するよっていうのは,消 費者からするとそれはそれで困るので,どうしたものかと思っ た。
別の原因で,生産海外依存が起きていて,それを見直そうと してるとういう話。海外の情勢が不安定になってきてるので, それはそうだろう。でも,これもコストアップにつながる。
あと最後にドラッグロスというか,海外で承認されている薬 が日本で承認されてないという件。これは以前から抗がん剤 とかでよくある話。承認の手続きは早くなってるらしいが, そもそも新薬のメーカが小さいベンチャーとかが増えてきて, 日本に支社とかを置けず,日本で承認手続きをしないという 話だった。
例で出てきたアメリカで使われてる薬は,月に500万するら しい。保険がきかないととても使えるとは思えない。海外で 使ってる人は保険で使ってるらしいが,アメリカの保険は任 意で,定額でもないはずだから,全ての人が使えるわけでも ない。どういう保険に入ってる人が使えてるんだろう?とは 思った。
世界のどこかに延命に効果がある薬が存在してるのに使えな いというのは,辛いとは思うが,風邪薬を飲めなくて亡くなっ てしまうという話とはちょっと違うように思えて,なかなか 難しいように思う。以前から思ってるけど,薬が高いのは材 料費ではなく開発費である。たくさん売れれば安くなるはず である。一方で,売る方も,これくらいの値段でも買っても らえるだろうという値段設定なのだろう。今の所海外の高額 な医薬品は,一部の富裕層が買えばいいという価格設定になっ てないか?という気はした。
ということで,何れにせよ難しい問題だなぁとは思った。
- 6/17(平安)
- 大河ドラマで紫式部をやっているせいか,最近平安時代を扱っ たTV番組とか多い。今日の英雄たちの選択も藤原純友の話だっ た。純友というと平将門と一緒に昔大河ドラマで主人公とし て扱われたことがある。風と雲と虹とという番組で,おそら く大河ドラマでは一番過去の時代を扱った話である。
大河ドラマは戦国時代,幕末が多く,あとは鎌倉成立くらい だろう。源平以前を扱ったものは,今年とその将門の時代く らいしか記憶にない。
まぁそれはいいとして,私は平安時代は貴族が支配していた 時代という認識だけど,貴族というと,武力を用いておらず, 和歌や学や血筋が力の源のように思っていた。それで世の中 が治るわけでもないと思うのだけど,具体的にどうだったの か?はよくわからず,つまりこの時代の支配構造がピンとき てなかった。
この辺は,鎌倉以降の武家が支配階級になった後の公家のイ メージなのかもしれない。家柄で武士を味方につけてその地 位を保っていた感じがする。
でも,実際に平安時代の話を知ると,結構動乱が起きている。 将門や純友もそうだけど,東北での蝦夷と戦争もそうである。 このころの朝廷は兵役をやめており,どのように軍事力を持っ ていたのかは今ひとつわからない。検非違使のような警察組 織はあるが,全国に派遣するようなものではないだろう。
だいたい,地方には武士のようなものがすでに存在していて, 武力を保持していたようだけど,なぜ彼らが朝廷に従ってい たかが今ひとつピンと来ないのである。ただし,だいたいそ ういう地方の武家集団には,元貴族のような人がトップにい たりする。
正直平安時代は,京の中だけで貴族が優雅に暮らしているだ けで,それ以外は無法地帯だったのでは?という気がしない でもないのだけど,それでも全国には国司が派遣されていた し,税の徴収なども行なっていたので,なぜ地方がそれに従っ ていたんだろう?というのは,いまだによくわからない。
さて,今回の大河ドラマでは,舞台が越前になっていたり, 藤原隆家が出てきたりしてることから,今後刀伊の入寇とか 日宋関係の話とか,対外事情を描くとは思われるが,平安時 代の外交の話とか,歴史の授業でもほとんど出てこないし, ドラマもなかったので,全く頭になかった。
ということで,平安時代のイメージは,私の中ではいまだに 更新され続けている。
- 6/16(戦争)
- G7でロシア・ウクライナの件が話し合われてるようだけど, その中で凍結されたロシアの資産を対ロシアの軍事(ウクラ イナ支援)に用いるというような話があった。
通常の常識で考えると,相手から没収したことを勝手に他に 転用していいんだろうか?という気もする。プーチンも反発 してるようである。そもそもそういう資産は停戦協議の時と かに扱いを決めるものではないのだろうか?使っちゃうとい うのは,もう,これを返す形での停戦はないといってるよう な気がする。
ロシアがウクライナを攻めた際に生まれた孤児をロシア国籍 にしてにしてどこかに連れていってるという話は,ずいぶん 前から聞いていて。これでプーチンは犯罪者として国際手配 されている。普通に考えれば人攫いである。まぁ子供でなく ても捕虜をどこかにつれていき労働とかさせるようなので, 同じといえば同じである。
というように,後者はひどい話だけど前者も,どうも常識的 にはよくないことじゃないか?という気もする。
何が言いたいかというと戦争になると,普通の常識の善悪が 通用しなくなるってこと。まぁ敵を殺すこと自体が,善悪が 崩れてるとも言えるんだけど。
よく戦後になって,戦時中の行為にたいして残虐だとか言わ れることがあるが,実際すでに善悪のラインが変わってる気 がする。後世で「ひどい時代だった」と言われる日が来ない か心配である。
- 6/15(温泉)
- 妻が知り合いと山登りに行った。次男もついていった。いつ もは家族で行くのだけど,長男が部活があるため,私は長男 の送り出しのために家にいた。次男は山登りが好きなので, 山登りに行く。
山登りは早朝で,10時前には終了し,そのあとみんなで温泉 にいくらしい。ということで,私は温泉だけ合流した。
温泉というよりサウナに入りたかった。私はこの時期汗疹が 出るので,一度毛穴を開くという意味でサウナに行くとそれ 以降調子が良くなる。以前は自宅の近くにスーパー銭湯があっ たのだけど,コロナのゴタゴタの合間に閉鎖してしまった。 他は車を使わないといけないのですっかりいってない。
いい機会なのでいった。まぁ次男と一緒だったのであまりな んどもサウナには入れなかったが。
- 6/14(数学)
- 波動方程式を久しぶりに立てるところから復習していて,式 を変形させるのをやっていた。高校までは,数学というと, 方程式とかを公式を使って変形させて整理するというのが数 学を解くことだと思っていたが,大学以降はほとんどやらな くなった。
時代性なのかそれとも高校までだったからかわからないが, 今は,コンピュータを使って数値計算をするために,別に式 を整理しなくても計算可能だから,そのまま数値計算して解 析したりする。
ということで,久しぶりに式を変形していて楽しかったのだ けど,積の微分公式をすっかり忘れていた。なんで和が出て くるんだっけ?とか思った次第。あとで,そういうえばこう いうのあったなぁとか思った。
- 6/13(セキュリティ)
- 連日特殊詐欺みたいな事件のニュースを聞く。一方で,自分 のメールアドレスにも毎日のように詐欺のようなメールが来 る。とにかく今多いのは,カードの不正利用があったので確 認して欲しいとか,ネット通販とかでカウントがロックされ たとかである。その前は似たような話だけど,ネット通販以 外のマイレージとかでアカウントがロックされたとか,あと 税務署とか,マイナンバーとかを歌ったものが多い。税務署 とかかマイナンバーとか行政をうたってるものをなぜ行政は ほって置いてるんだろうか?。
ふと思うが,カードの不正利用とか何十年も前からあるだろ う。カード番号やセキュリティコードを盗まれたり,カード をスキミングされるとかいうのも10年以上前に話題になって いた。海外でカードを使ったらコピーされたみたいな話も聞 く。とはいえ,以前は,こんな不正利用の連絡などきていな かった。昔はメールとかネットかもなくて一つに一度の利用 明細が郵送できていたがそれで不正利用に気づくこともあっ た他のかもしれない。もしくはお店でカードを使おうとした ら使えなくなってるみたいなこともあっただろう。いや,そ れ以前は,カードを使う際に認証などせず,単にカードのエ ンボスをコピーするだけだった時代もある。
あまり詳しくは知らないけど,クレジットは保険がかかって いて,ある程度の不正利用は保険でなんとかしていたのでは ないだろうか?。今のカード不正利用はそれとは違うんだろ うか?。
とはいえ,カード等の不正利用を防ぐためかカード会社側も, カード利用をすぐにメールとかでユーザに知らせるようなサー ビスも導入している。でも導入したからか,それを装った不 正メールがすぐに出回るようになった。それってよかったん だろうか?。帰って犯罪を助長してないか?とか思った。
先日知り合いがカード会社からきていた,使用確認の連絡が, 不正メールか正しいメールかわからなかったと言っていた。 その人はリテラシーが高い人なんだけど,見分けがつかなかっ たらしい。自分もカードではないが,ネットを使った調査み たいので,不正かどうかまるでわからない連絡を時々もらう。 知り合いとか,職場だったりしたら,こちらから連絡して確 認したりする。カードも最終的には電話した方がいい場合の 方が多い気がする。
ネットとかで不正の確認とかをして欲しいのであれば,そも そも正しい場所だとわかるように連絡場所を設けるべきだろ う。メールやSMSにURLとかを貼り付けるなんて論外で,ホー ムページとかのマイページの中から連絡にアクセスするとか にすべきではないか。そういうのが用意できないのであれば, やめた方がいい。
どうも,そういうのを運用する側が安易にやってる気がする。 それですぐに犯罪に利用されるようなものを運用してる。ユー ザは偽物なのか正しいのかわからないというような感じであ る。
だったら以前のように特に連絡をせず,保険でなんとかして 欲しいとおもう。
先日TVでQRコード決済とかも人手でチェックをしてるという 話をみたが,なんかすごい手間だなと思った。犯罪に利用し やすいものを作って,それを人手で防ぐってことだろうか。 なんかおかしくない?とかおもう。
- 6/12(グローバル化)
- 騒ぎを起こす人がいるので路上飲酒を禁 止にすればいいというご意見。
うーん,まぁそうなんだけどねぇ。店で飲めばいい,家で飲 めばいい,というのはそうである。
自分は年に数回程度,外で酒を口にすることもあるだろうか。 新幹線とかも入れるともっとあるが,電車とかバスを長時間 待つとかに缶ビールを口にすることもある。
飲めなくなると困るというほどではないが,ちょっと寂しい ところはある。
とはいえ,海外から「路上飲酒ができる場所」みたいに言わ れているのは心外である。あたかも悪いことができる場所み たいに見える。そういうところにわざわざくるのは,騒ぎを 起こそうと思ってるかのようであり,そりゃトラブルが起き る。だいたい渋谷のハロウィンも馬鹿騒ぎができると思って くるみたいで,それもおかしい。記事では花見は除外すれば いいと書いてるが,花見だって,飲んで騒げる場所みたいに 言われて集まってくる可能性もある。
日本は集団圧力が強い民族性だから,法律で縛らなくてもあ る程度統制が取れている。もちろんルールを守らない人はい るが少数派で,周りから潰される。まぁそういう日本人も海 外に行って悪さをしたりもしていたから,似たようなことな のかもしれないが,海外から集団がやってきて,迷惑行為を するというのは腹立たしいという気持ちもある。
飲酒よりも迷惑行為を取り締まって欲しい気もするが,酔っ 払いが集まってるだけで迷惑だと思う人もいるので,取り締 まり基準が難しいとも思った。
法的な技術で言えば,上記のように花見をどのように規定す るかとか,祭りや屋外イベントの扱いをどうするかみたいの もあるだろう。実際に決めるとなると難しい。
何れにせよ,海外から人が大量にやってくると今まで明文化 する必要がなかったものが,法律で規定した方がいいみたい な話になってくる。でもやってはいけないことをいちいち書 き出していくのは,息苦しい。なかなか難しいなぁと思う。
- 6/11(原則論)
- 昨日の日記で一番書きたかったことを忘れてたので続けます。
闇市を使わなかった,つまり不法行為をしなかった裁判官が 餓死したという話を幼少の頃に母親に聞いた私は何を思った んだろう?。
母親は何を言いたかったのか。当時が大変な状況だったとい うことを言いたかったのか。多分母も闇物資は食べていただ ろう。それが仕方ないことだったと言いたかったのだろうか?
私は結構杓子定規なことが好きで,決まったことには従った ほうがいいと思っている。決まりが現実に則してなければ決 まりを変えたほうがいい。同じ決まりだけど,無理やり解釈 を変えて,脱法行為をするのは良くないと思っている。
それは,決まりを守らないと,際限がなくなるから。
まぁそうなんだけど,現実に即さない決まりもあることを知っ ている。その場合は致し方ないとも思ってる。車の制限速度 だって決まり通りに走ってない人の方が多い。
朝ドラで今日出てきたキャラは法を守って死ぬのはバカだと 言い切っていたが,私は素直にはバカだとは思わないが,やっ ぱり愚かなのかなとは思う。それはやっぱり子供の頃から, 親にそういう事件を聞かされていたからだろうか?とか少し 思った。
とはいえ,だからと言って法律なんて守らなくていいとは思 わない。出来るだけ守った方がいい。昨今,法律を守らない 人の行動が目立ってる気がする。犯罪者とかじゃなくて,地 位がある人とか政治家とか。選挙法を守らないとか,勝手な 解釈で怪しいことをやる人も出てきている。まぁ政治家は投 票の結果が全てだということもできるが,でも公正な競争を するための法律だったりもするんだろう。
なんかいつのまに日本なこんな決まりを守らない国になった んだろう。一つはルールを変えられないということもあるん だろうけど。良くないと思う。
- 6/10(記憶)
- 今の朝ドラ,戦前戦後の弁護士・裁判官の話だけど,今週, 裁判官が餓死をするという話があった。
これは実話が元となっている。闇市を使わず配給だけで食べ ていて,餓死をした裁判官の話は,私は母親に聞いたことが ある。昭和一桁生まれの母は終戦の頃10代。この事件の頃は いくつだろうか?とはいえ,働いているとしでないと思うが, 記憶に残ってるということは,それなりに当時話題になった ということだろう。
私の両親は戦前生まれだから,戦争や戦後について記憶があ るはずだけど,事細かに当時のことは聞いたことがない。た だいくつかこのことのように聞いたことがある程度である。
よく戦争の悲惨さを語りつがなければならないというが,実 際にはさほど語られず,そのまま消えていくものは多いのだ ろう。私の親ももう何かを私に語ってくれるような状態では ない。
私自身があまり戦争の話を聞きたがったこともないし,多分 親たちもあまり悲惨なことは語りたくなかったのだろう。だ けど,今回のようにドラマで戦後の話とか出てくると,ポロ リと語られるようなことがあった。
闇市を使わず死んだ裁判官の話も,何かもドラマの時に聞い た気がする。
まぁそういうことを今回思い出した。
- 6/9(海外派兵)
- 先週の 英雄たちの選択は家光の時代の海外派兵 問題だった。
当時,明から清への移行時期であり,清に攻められて滅亡に 瀕していた明が日本に助けを求めてきたというものだった。 当時の日本は家光の時代で島原の乱はおさまっていたらしい。
そもそもそんな話があったことを知らなかった。歴史の授業 でも習ってないし,ドラマで扱われたこともない。なので ちょっとおどろいた。
この時期,日本と明は国交がなかったらしい。そもそも秀吉 の時代に朝鮮出兵があり明ともぶつかっている。そんな明か ら助けの依頼が来たが,江戸幕府は武家政権ということもあ り,突っぱねると国内に対し,弱腰と取られることも懸念が あったようである。
細かい経緯は忘れたけど,結局江戸幕府は出兵していない。 明はその後,清に追われて台湾に逃げたらしい。日本は鎖国 に入っているが,たしか江戸時代中国とは貿易はしていたは ずだ。それは清だったのか?。
今の時代,海外で動乱が起きると,国としてどっち側につく かが割と求められる。そしてどちらかにつくと,派兵や,資 金援助などをすることになる。無視,関係ないということも できるが,人道支援みたいのは求められたりする。
今の感覚でいうと,隣国で政権の交代を伴うような軍事衝突 があると,無関係とは言いづらいのではないだろうか?とい う気がした。
一方で江戸時代の技術レベルだと,仮に海外派兵をしても何 か戦局を動かせるんだろうか?という気もする。その前の秀 吉の派兵も結局失敗して撤退している。もっと昔の白村江の 戦いそうである。向こうも被害はあっただろうが,正直日本 自体は痛い目にしかあってない。そういう意味では関わり合 いいなりたくないという心情は理解できる。
ただし,今の日本の位置付けだとそれはそれでなかなか難し い。
家光が結局関わり合いいにならなかったことが,どういう結 果につながったのかよくはわからない。現在の歴史で習わな いということは,影響がなかったのかもしれない。
でも,鎖国をしていた江戸時代も結構海外とのいざこざは多 かったというのが,歴史をし知るとよくわかる。今はグロー バル化の時代で,日本だけでよろしくやるのも難しいが,こ ういうこともあったのだなぁと思った。
- 6/8(名盤)
- ふとジャズの年表を作ろうと思って作業を始めた。ジャズに はいろいろとスタイルの変遷があるのだけど,実際にトピッ クを並べてみると,あっという間の出来事だったり,シーケ ンシャルに起きていた思っていたことが同時並行的だったり とか,いろいろわかる。ジャズと合わせて,ブルースとかロッ クとかのトピックを並べると,どいう風に影響し合ってたか が見えるかと思った。
で,どうだったかはもう少し完成させてから書くかもしれな いが,ふと思ったのは,ここ20年くらい,ジャズのトピック が見当たらないということだ。
ロックとかブラックミュージックもそうだけど,過去の音楽 を語るときはトピックとなるものがある。あるミュージシャ ンが有名になったり,レコードが売れたりするというのがだ いたいそうだろう。ジャズの場合は,誰もが知っている曲と か名盤とかがあって,それをだした時期を並べていくと,い つ何が起きたかわかる。もちろん1940年代以前は,レコード があまりなくて,またSP主体の頃の作品は現在残ってないの で,いつ発売されたかよくわからなかったりする。それでも 録音時期はわかってるので,まぁなんとかわかる。50年代以 降だけど,「クールの誕生」「カインドオブブルー」「ジャ ズの来たるべきもの」「至上の愛」「ビッチーズブリュー」 「リターン・トゥ・フォーエバー」「ヘッドハンターズ」 「ブラックマーケット」とかはジャズファンなら誰でも知っ ていて,位置付けもわかるのではないだろうか?。80年代以 降にジャズを牽引したパットメセニーやキースジャレットも 何枚も有名なアルバムがある。
で,困ったのは2000年代以降,そういう作品が思い浮かばな いということ。新しいスタイル,時代を象徴する作品がピン とこない。もちろん,その時代も活躍していたジャズミュー ジシャンは多くいる。ただ,メセニーやキース,ジョンスコ などのように従来から続けているミュージシャンが多く,ス タイルの変革があったかどうかよくわからないということ。 また,ジョシュア・レッドマンやブライアン・ブレイドのよ うな若いミュージシャンも目立ったが,代表作というような アルバムがピンとこないような気がした。
もちろん,これは私の感性が下がっていて,気づいてないだ けかもしれない。ポップスやロックの方も,目立った曲がな いような気がしたが,一方で市場は存在している。ただ,多 様性が膨らみすぎて,代表作みたいのかないのかもしれない。
さらに,音楽の作品がレコードから配信になり,パッケージ というものがなくなると,作品の発表時期などもわかりにく くなってきたりしている。ただ,ネットで話題になる曲とい うもジャズ以外では多くあるわけで,音楽が聞かれてないわ けではない。同じ曲が何年も話題になってる場合もあれば, 2,3年前にバズった曲がもう思い出せない場合もある。ネッ トになると,忘れられると,本当に消えてしまう気がする。 そういう意味では,きちんと資料として残しておかないと, 曲の存在がのこらいかもしれないという気がしてる。
- 6/7(怒る)
- 「 「カスハラ」60代の客が最多」とい うニュースを読んだ。
以前,団塊の世代が犯罪率が高いという話があって,当時は, その世代の育った環境だろうか?とも思ったものだが,60代 というともう団塊の世代ではない。むしろ自分がもうすぐそ の世代になるなぁと思って,気をつけようと思った。
世代のせいなのか?歳のせいなのか?と思ったが,歳のせい かもしれないと思った。
先日会社の先輩と飲んで10歳以上上の方だけど,「最近怒り やすくなった」と言っていた。そういえば,その世代の先輩 は,以前より怒りっぽくなってる気がする(苦笑)。私は年上 にも物怖じせず,場合によっては生意気なこととかをいうと ころがあるのだけど,以前はあまりそれでも怒られないこと が多かったというか,憎まれにくいのがキャラだった。ただ 最近は同じように接しているときれられる雰囲気を感じる。 ちょっと気をつけようと思う。まぁその辺の空気を読めるか ら,こういうことができるんだけど。
で,やっぱり歳をとると怒りやすくなるんじゃないだろう か?。
お酒を飲んだら怒る,もしくは切れる人がいる。私はそうい うことはあまりないので,何故なのかよくわからない。ただ お酒に酔うと,前頭葉の制御が緩くなる。そうなると我慢が できなくなる。私は酔うとかなりおしゃべりになるのだけど, 多分普段もっと喋りたいのを我慢している。怒ってるのを我 慢したり,虐げられているという実感はないので,よっても おこならない。
似たようなことではないか?と思った。歳をとると前頭葉の 制御が緩くなるんではないか?とその怒りやすくなったとい う先輩の話を聞いたときに思った。まぁ言い換えれば老化で ある。
ただ前頭葉が緩くなっても怒るかどうかは,普段何を我慢し てるかによるだろう。60代というのは現在は,退職をする年 頃である。社会的立場が大きく変わる。職場で上司としてた くさんの部下を従えていた人も,突然の個人になる。そうす ると自分の価値に不安を覚えたりしないだろうか?部下に慕 われたり,部下を怒ったりというのがなくなるし,また上司 から怒られることもない。自分の位置付けがよくわからなく なる。
そういう不安があるときに前頭葉が緩くなり何か刺激がある と怒るかもしれない。もっと歳をとり,そういう自分に慣れ てくると,そういうのは減るかもしれない。そうなると60代 というのは,立場が不安定な上に,脳の制御が緩くなってる からという気がしてきた。
まぁ老化は防げないかもしれないが,前述のように,酔って も怒らないのは,普段何を我慢してるかによる。そういう意 味では,もし歳をとって立場が変わっても,そういうことで は溜め込まないようにしておけば,店にきれたりしないので はないか?。まぁ気をつけようと思った。
- 6/6(教育と経済発展)
- インドの総選挙が話題になっていた。投票者数が世界一とい うことで世界最大の選挙らしい。現在のインドはモディ氏が 首相をしており,3期目も続けられるかが話題だったらしい。
結果としてモディ氏の与党は勝ったけど,議員数は大幅に減っ たということだった。
なぜ議員数が減ったかというと,一つはモディ氏がもっとも 多いヒンドゥー教徒の寄りの政策を行なっており,他の宗派 からの反発があったのだろうということ。あとは現在のイン ドは高学歴の学生が仕事がない状態が起きており,若者の不 満があるということ,との説明を聞いた。
選挙前はインドの華々しい経済発展が話題になっていた。人 口も中国を抜いて世界一になっている。選挙前はモディ氏は 大勝するだろうという予想だった。
宗教のことは実態がわからないのでなんとも言えない。ただ 後者の高学歴で職がないという話は,最近韓国とかでも話を 聞く。中国はどうだっただろうか?。
日本は博士をとっても仕事がないとかいう話は聞くが,そも そも日本人は博士が少ない。博士になっても優遇されないか ら博士にならない人が多いという方が実態のような気がする。 ただ修士以上については,仕事につけてないという話も聞か ない。そもそも今の日本は人手不足で学部卒もバブル崩壊後 のような就職の苦労はしていない。
さて気になったのが,大学を出ても仕事ないという状態であ る。私は国の発展には教育が重要であると思っている。しか し大学出ても仕事がないというのは,みんなが大学出ても仕 事が用意されないということになる。これはどういう状態で 起きうるのだろう?。
日本は明治になって開国した後,諸外国の植民地にされるこ ともなく,技術を取り入れ発展したのは,もともと日本は識 字率が高く,教育水準が高かったからという話を聞いたこと がある。第二次大戦で敗北した後も経済発展してきた。戦後 の発展時は教育に熱心で受験戦争などと言われていた。
インドや韓国も同じようにやってきたのかな?と思っていた。 経済発展時は,先進国から見たら賃金が安いので,生産など を請け負って仕事を増やすことができ発展する。日本もかっ ては世界の工場であったが,経済発展すると賃金も高くなる のでブレーキがかかる。中国とかはすでにそういう状態に入っ ているようにも見える。韓国はもっと早くからそうだったの ではないか?と思うが,インドも貧困から発展するときは, 賃金が安く仕事が多い。そして,単なる世界の工場から抜け 出るために,教育熱心になる。高学歴者が増えると,安い賃 金では満足できないので,結果つく仕事がなくなってるのか もしれない。
韓国やインドがそういう状態だとして,日本はどうなんだろ う?日本は大学進学率が私が子供の頃に比べてかなり高くなっ た。大学出がたくさんいる状態である。仕事がないのだろう か?
とはいえ,進学率が増えたのは大学が増えたからであり,従 来からある大学の学生が増えたわけではない。つまり以前だ と高卒で働いていた人も大学に行っているが,従来の一流大 学生並みの学力がついているわけではない。そういう意味で は大学生も様々で,大学で高い教養を身につけてそれを活か した仕事に就く人もいれば,高卒よりは知識がついていると おもうが,あまり大学で学んだことと関係ないことで仕事を してる人もいるんではないだろうか?。
インドや韓国で大学を出たけど仕事がないと言っている人は どういう大学を出た人なんだろう?。もっとも韓国について は一流大学をでだけど,みたいな話も聞く。
で,話が戻るが,国の発展には教育が必要と思ってるのは, 間違いなんだろうか?みんなが学ぶ必要はないんだろうか? 一部だけでいいんだろうか?昔の貴族社会はそういう考えか もしれない。
ただ私はやっぱりそう思わない。知識や教養はあった方がい い。生半可な知識でうまく使えない人もいるけど,知識がな い方がもっと大変な気がする。ただ,大学を出たから高い給 料で働けるかというと,それはわからない。ヨーロッパとか はどうなんだろうか?イギリスとかはホワイトカラーとブルー カラーが分かれてるから,みんなが大学で学ぼうという考え 方ではない気がするが。
あと,教育で身につける知識もみんな同じようなものであれ ば,付加価値が低く高い収入を得ないかもしれない。教育は 必要だと思うが,中身は考えた方がいいかもしれない。
- 6/5(ゲームルール)
- 政治資金規制法が衆議院を通過するらしい。ここしばらく ニュースはこの法案の話ばかりしていた。ただ,私自身はあ まり関心がなかった。
もともと何の話から始まった議論だっけ?。旧安倍派の政治 資金の帳簿不記載の問題じゃなかったんだっけ?。何を記載 するか,なにを公開するかはルールで決めて,それが守られ なかった,それが問題だったということだろう。
それがなぜか法律,つまりルールを変えるという話になって いる。責任の取り方が曖昧だからということで,議員に責任 を負わせるというのは理解できるが,公開する限度額を変え たり,さらに野党は企業献金をやめるとか言い出した。はて? なぜそんな話になったんだろう?。
守れないルールだから守るように変える,実態に合わせて変 えるというのであればわかるが,新しい規制を入れるという 話はどこから出てくるんだろうか?
立憲民主党は企業献金をやめるべきだと言ってるが,その根 拠は説明しない。ダメなものだという一点張りだが,そこの 説明や,意識の共有をしないのはなぜだろう?。やめた場合 のメリット・デメリットはなんだろう?
正直いうと,政治資金規制法は政治活動のルールではないか? と思う。つまり政争という試合のルールみたいなものだ。だ とすると,お互いに自分に有利というか相手に不利なルール にしたいだけじゃないか?という気がした。どこの党も自分 たちの活動に支障が出る改定はしたくないし,相手の活動は 制限したいということではないだろうか?。
もちろん,国民のためというか健全な民主主義のために,規 制した方がいいということもあるだろう。でも,それは説明 されないとわからない。
まぁそいうわけで,よくわからないまま決まるのだろうし, 野党はずっと不満を言うんだろうなと思った。
- 6/4(決済)
- 先日も書いたけど 熊本のバスと電車で交通系ICカードが使 えなくなる。来年度から変わるという話もあり,意 外に早いなと思った。
理由は費用ということで仕方ない気もするが4分の1のユーザ が使ってるものを止めるって,なんかすごいというか。こう いうのは監督官庁は関与しないのだなと思った。
現在の定期で使われているICカードは使えるらしい。これも Felicaだと思うんだけど。こういうことは事情を知らない方 が勝手な推察ができるので,今のうち書いておこうかと思っ た。
Felicaならハードは同じだろうにと思うが,高くつくのは決 済のところだろうか?それとも単純に2方式いれるからだろ うか?日頃不思議に思うが,どうやって清算してるんだろ う?。交通系ICカードは例えば駅のチャージ機,またはモバ イルの場合はスマホでチャージができる。チャージされたお 金は何に使われるかわからないから,どこかにプールされる はず。スイカはJR東日本なんだろうか?PASMOとかはやかけ んとかはどうなんだろう?。共通のプール元があるんだろう か?それとも鉄道事業者持ってるんだろうか?。乗車したり, 店舗でカードを使うと,カードにチャージされてる金額が減 り,使った記録がレジや料金箱に残るだろうから,そのお金 を,チャージの時にプールされたところに要求するんだろう。 そう考えると,プール先がたくさんあると,とてももたない 気がする。ICカードにそれぞれどこでプールされたお金とか 書いてるとは思えない。そうなると交通系ICカードは全部一 緒のところにプールされてるんだろうか?。これ別々だった らとてつもなく手間がかかる(高くつく)というのは理解で きる。
駅の券売機だったらネットにながってるかもしれないが,バ スの料金箱でチャージの場合はネットに情報はいくんだろう か?それとも業務が終わった後にアップロードするんだろう か?。
さて定期で使われてるICカードがFelicaだとしても,お金の 管理は県内で行われているので,この辺の決済の手間がスッ キリしていることは想像できる。この辺の違いでコストが違 うとかはあるかもしれない。まぁそれ以前に県内だからディ スカウントされてるのかもしれないが。
さて,代わりに入ると言われてるクレジット決済。こっちは 一元的にクレジット会社で清算するんだろう。ただ気になる のは,クレジットは通常決済時に認証をする。バスもいちい ちネットに繋いで決済するんだろうか?。駅の改札ではすで に使われているし,市電でも使われてるらしいが。ネットで 決済するなら,料金箱はネットに繋がってるということにな る。まぁ今時もネットに繋がってるということか。 実際クレジットのタッチ決済は遅いという話は聞く。
私はクレジットタッチ決済は抵抗がある。理由は利用明細が 出ず,いくら使ったかすぐに確認できないから。そもそもタッ チ決済自体,パスワードとかの認証なしで使えてしまうとい う時点で,店舗でも抵抗がある。よく調べると高い金額には 使えないと聞くが,具体的に引っかかったことは一度もない。 まぁICチップのクレジットカードもパスワードを入れる場合 と入れない場合があるので,似たようなものといえば似たよ うなものである。
とはいえ,店舗での使用の場合はいずれもレシートがでる。 これば多分バスや電車では出ないだろう。今時,クレジット カードも使ったらメールでお知らせが来るものもあるが,タッ チ決済のカードがそれに対応してるとは限らない。
というわけで,1日外で乗り物に乗って,いくら使ったかわ からない状態になるのは,ちょっと嫌だと思うので,多分使 わないと思う。
個人的には交通系ICカードはプリペイドであることが安心感 だった。Suicaは2万までしかチャージできないので,カード を無くしても最悪2万までしか使われない。クレジットの場 合はもっと上限が高い。ネットで認証を止められるならまだ しも,そうでないのであれば,ちょっと不安である。
で,クレジットの方が機器が安かったんだろうか?という疑 問は残る。こういうの導入時は安く入れるので,次回の更改 の時に値上がりするとかないんだろうか?。インバウンドを ターゲットにすると,仕方ないのかもしれないが。
- 6/3(逃げ道)
- 「 本当の原因は「いじめ」や「友人関係」では ない…日本中で不登校の子が増えている構造的な要 因」という記事を読んだ。そうだよね,と思うとこ ろがいくつかあった。
ただし,基本的には難しい問題で,何が正解かはわからない。
記事では,不登校の子供はどんどん増えている。いじめは減っ ていて主な原因ではないといっている。いじめの数は調査の 仕方で変わるので,本当に減ってるかはわからないが,主な 原因ではないというのはそうだろうと思う。
記事では,不登校の原因は,正しい親子関係が築けてないこ とだと言っている。私は昔は正しい親子関係が築けていたか というと疑問なので,この言い方は気になるが,親がいい親 であろうとしすぎて,おっかなびっくりで子供に対応するこ とがかえって子供を戸惑わせているようにも思っている。
この記事を引用していた弁当翁はご自分のお子さんが不登校 になった際にカウンセラに「理解のある親は子供には辛い場 合もある」というようなことを言われたと言っていたが,そ うかもしれない。昔の方が威圧的で理不尽な親は多かったん ではないか?だからこそ子供は早く自立することを目指した。 私もそういうところはあり,思春期以降は,親に干渉される ことを嫌っていた時期がある。
理不尽な親がいいというつもりない。ただしいつまでも親が 子供を守ってくれると子供に思わせるのもよくないと思う。 学校でトラブルが起きた時に,乗り越えるのではなく,まず は逃げろというのは,そうでないといけないケースもあるの だけど,すぐに最悪のケースを想定し,子供に頑張らせるこ とをやらせないのもどうだろうと思う。だからと言って,突 き放し頑張ってこいというのも危険である。この辺はとても 難しくどうすればいいというは私もわからない。
一度不登校になった子供は学校に戻れないというのはそうだ ろう。学校に行かなくていいと思うのもあるが,休むことで 解決のきっかけを失うというのもある。私の場合,不登校に はならなかったが,学校に行くのが嫌な時期もあった。ただ し転校をすることでうまくリセットできた。これは運がよかっ たと思っている。
最後にディジタル機器が問題を悪くしてると書いているが, これについては極めて同意である。以前だと不登校になって 家にいたら,することはほんとどない。録画がない時代は, 昼間はつまらないTVしかやってないし,本や漫画を読むくら いしかすることはなかっただろう。今は動画やゲームなどい くらでも遊ぶものがある。ネットで人と繋がることもできる。 つまらない日常なければ,これがずっと続けばいいと思うの は当然である。
問題は,そういう生活がいつまでもできるわけではないとい うことである。親が子供より長生きしてずっと食べさせるこ とができるというケースは稀だろう。学校に行かず,ずっと 家にいて暮らせるのが何十年も続けられるわけではない。い つか社会に出て行くか,何らかの手段で生活をしなければい けない。
学校がしんどいのは,そのための訓練だからだ。訓練をせず に歳をとったらいきなり大人になるわけではない。今の子供 は子供でいることが居心地がいいのかもしれない。だから大 人になりたがらない。親が子供が子供でいられることを容認 するのはよくないと思う。一時的に避難するにしても,避難 させるなら出口を用意しいて見せないといけないのだと思う。
ただし,基本的には,こうすればいいだろうというのはない。 子供は一人一人違うし,親も一人一人違う。親子関係も違う し,学校の状況も異なるだろう。ただ,子供は未来がある存 在である。今の問題だけじゃなくて,子供の未来をしっかり 考えないといけないと思う。
- 6/2(週末)
- 土曜日,次男の小学校の運動会だった。昨年まで体育発表会っ て言ってたんだっけ?。観客(保護者)入れ替え制だったが, 今年は運動会と銘打って,観客の入れ替えもなかった。ただ し,前半と後半で学年を分けたので,保護者としては半分だ け見るということも可能。そして午前中で終わりで弁当なし。
少し味気ないのだけど,これはこれで気軽でいいと思う親も 多い気がする。手軽だからいいのか?,面倒でも良い思い出 をなのか?。難しい。
ちなみに長男は午前中部活,午後とある検定テスト,そのあ と塾と忙しい。
日曜は長男は中総体に向けた部活の予選会。母親も手伝い。 私は次男とお留守番という感じだった。
ちょっと,今時の中学生は,こんなに忙しいのか?という気 がした。
- 6/1(ガンと仕事)
- 白血病になった元NHKアナウンサーの人の 話を読んだ。
完全寛解してということで,よかったと思います。
がんはいろんなケースがあり,迂闊には言ってはいけないの だと思いますが,白血病は割と助かったという話を聞きます。 症状が出てから抗がん剤治療をしたケースでも間に合うよう です。とはいえ,やっぱりガンということで,病気を告げら れてショックを受ける人も多いようです。また,私たちの世 代(50代)はドラマなどで白血病で死ぬというケースをよく 見ていたので,白血病は助からないという先入観が多少あり ます。
ガンは様々ケースがあると言いましたが,心情として,助かっ た,助からなかったという実例を見るとかなりそれに引っ張 られます。記事にもあったけど池江璃花子さんがオリンピッ クに出るくらいまでに復活したとう例は,患者の方に強い希 望を持たせるものだろうと思います。 今は白血病は助かるという印象を人々は持ってるかもしれま せん。
とはいえ,記事を読んで,この人はフリーのアナウンサーに なってるってことは,ガンになって仕事を一回辞めたのだろ うなぁと思います。治療のためかもしれないし,もしかした ら,仕事より大事なものを見つけたのかもしれない。または 働き方を変えたいと思ったのかもしれないので,前向きな理 由である可能性もあるのですが,ガンになって辞めざるを得 ないと感じる人もいるかもしれません。
これは職種とか年齢によるかもしれません。私もガンになっ た時1ヶ月弱入院したし,そのあと数年体を動かすような仕 事には支障があったのですが,仕事を辞めずにすみました。 人前で体を動かすような仕事ではなかったし,チームでやっ ていて,他の人のサポートが期待できたというのもあるでしょ う。でも,そうでない職種の人だと,続けられない人もいる でしょう。ガンを告知されたショックで,働けなくなる人も いるようです。また,一方で,仕事より大事なものを見つけ,働 き方を変えたい,だから仕事を辞めるという人もいるかもし れません。
ガンで仕事を変わることが必ずしも不幸だとは思わないけど, もし仕事を続けたいけど叶わなかったのであれば,ちょっと 不幸かなと思いました。
大抵の場合ガンは長期の治療を要求します。今の会社員は産 休,育休でない限り,なかなか長期の休職は難しいです。こ の辺,なんとかならないだろうか?という気がしました。
自分の場合,ガンになってほんの短期ですが,仕事をする気がない という気持ちにもなりました。だけど,辞めることなく続け ていたことは今となってはよかったと思ってます。会社から もサポートを受けたと思ってます。なので,そういう選択が しやすいような社会がいいな思います。
'24年5月に書いた日記, '24年4月に書いた日記, '24年3月に書いた日記, '24年2月に書いた日記, '24年1月に書いた日記
'23年12月に書いた日記, '23年11月に書いた日記, '23年10月に書いた日記, '23年9月に書いた日記, '23年8月に書いた日記, '23年7月に書いた日記, '23年6月に書いた日記, '23年5月に書いた日記, '23年4月に書いた日記, '23年3月に書いた日記, '23年2月に書いた日記, '23年1月に書いた日記
'22年12月に書いた日記, '22年11月に書いた日記, '22年10月に書いた日記, '22年9月に書いた日記, '22年8月に書いた日記, '22年7月に書いた日記, '22年6月に書いた日記, '22年5月に書いた日記, '22年4月に書いた日記, '22年3月に書いた日記, '22年2月に書いた日記, '22年1月に書いた日記
'21年12月に書いた日記, '21年11月に書いた日記, '21年10月に書いた日記, '21年9月に書いた日記, '21年8月に書いた日記, '21年7月に書いた日記, '21年6月に書いた日記, '21年5月に書いた日記, '21年4月に書いた日記, '21年3月に書いた日記, '21年2月に書いた日記, '21年1月に書いた日記
'20年12月に書いた日記, '20年11月に書いた日記, '20年10月に書いた日記, '20年9月に書いた日記, '20年8月に書いた日記, '20年7月に書いた日記, '20年6月に書いた日記, '20年5月に書いた日記, '20年4月に書いた日記, '20年3月に書いた日記, '20年2月に書いた日記, '20年1月に書いた日記
'19年12月に書いた日記, '19年11月に書いた日記, '19年10月に書いた日記, '19年9月に書いた日記, '19年8月に書いた日記, '19年7月に書いた日記, '19年6月に書いた日記, '19年5月に書いた日記, '19年4月に書いた日記, '19年3月に書いた日記, '19年2月に書いた日記, '19年1月に書いた日記
'18年12月に書いた日記, '18年11月に書いた日記, '18年10月に書いた日記, '18年9月に書いた日記, '18年8月に書いた日記, '18年7月に書いた日記, '18年6月に書いた日記, '18年5月に書いた日記, '18年4月に書いた日記, '18年3月に書いた日記, '18年2月に書いた日記, '18年1月に書いた日記
'17年12月に書いた日記, '17年11月に書いた日記, '17年10月に書いた日記, '17年9月に書いた日記, '17年8月に書いた日記, '17年7月に書いた日記, '17年6月に書いた日記, '17年5月に書いた日記, '17年4月に書いた日記, '17年3月に書いた日記, '17年2月に書いた日記, '17年1月に書いた日記
'16年12月に書いた日記, '16年11月に書いた日記, '16年10月に書いた日記, '16年9月に書いた日記, '16年8月に書いた日記, '16年7月に書いた日記, '16年6月に書いた日記, '16年5月に書いた日記, '16年4月に書いた日記, '16年3月に書いた日記, '16年2月に書いた日記, '16年1月に書いた日記
'15年12月に書いた日記, '15年11月に書いた日記, '15年10月に書いた日記, '15年9月に書いた日記, '15年8月に書いた日記, '15年7月に書いた日記, '15年6月に書いた日記, '15年5月に書いた日記, '15年4月に書いた日記, '15年3月に書いた日記, '15年2月に書いた日記, '15年1月に書いた日記
'14年12月に書いた日記, '14年11月に書いた日記, '14年10月に書いた日記, '14年9月に書いた日記, '14年8月に書いた日記, '14年7月に書いた日記, '14年6月に書いた日記, '14年5月に書いた日記, '14年4月に書いた日記, '14年3月に書いた日記, '14年2月に書いた日記, '14年1月に書いた日記
'13年12月に書いた日記, '13年11月に書いた日記, '13年10月に書いた日記, '13年9月に書いた日記, '13年8月に書いた日記, '13年7月に書いた日記, '13年6月に書いた日記, '13年5月に書いた日記, '13年4月に書いた日記, '13年3月に書いた日記, '13年2月に書いた日記, '13年1月に書いた日記
'12年12月に書いた日記, '12年11月に書いた日記, '12年10月に書いた日記, '12年9月に書いた日記, '12年8月に書いた日記, '12年7月に書いた日記, '12年6月に書いた日記, '12年5月に書いた日記, '12年4月に書いた日記, '12年3月に書いた日記, '12年2月に書いた日記, '12年1月に書いた日記
'11年12月に書いた日記, '11年11月に書いた日記, '11年10月に書いた日記, '11年09月に書いた日記, '11年08月に書いた日記, '11年07月に書いた日記, '11年06月に書いた日記, '11年05月に書いた日記, '11年04月に書いた日記, '11年03月に書いた日記, '11年02月に書いた日記, '11年01月に書いた日記
'10年12月に書いた日記, '10年11月に書いた日記, '10年10月に書いた日記, '10年09月に書いた日記, '10年08月に書いた日記, '10年07月に書いた日記, '10年06月に書いた日記, '10年05月に書いた日記, '10年04月に書いた日記, '10年03月に書いた日記, '10年02月に書いた日記, '10年01月に書いた日記
'09年12月に書いた日記, '09年11月に書いた日記, '09年10月に書いた日記, '09年09月に書いた日記, '09年08月に書いた日記, '09年07月に書いた日記, '09年06月に書いた日記, '09年05月に書いた日記, '09年04月に書いた日記, '09年03月に書いた日記, '09年02月に書いた日記, '09年01月に書いた日記
'08年12月に書いた日記, '08年11月に書いた日記, '08年10月に書いた日記, '08年09月に書いた日記, '08年08月に書いた日記, '08年07月に書いた日記, '08年06月に書いた日記, '08年05月に書いた日記, '08年04月に書いた日記, '08年03月に書いた日記, '08年02月に書いた日記, '08年01月に書いた日記
'07年12月に書いた日記, '07年11月に書いた日記, '07年10月に書いた日記, '07年09月に書いた日記, '07年08月に書いた日記, '07年07月に書いた日記, '07年06月に書いた日記, '07年05月に書いた日記, '07年04月に書いた日記, '07年03月に書いた日記, '07年02月に書いた日記, '07年01月に書いた日記
'06年12月に書いた日記, '06年11月に書いた日記, '06年10月に書いた日記, '06年09月に書いた日記, '06年08月に書いた日記, '06年07月に書いた日記, '06年06月に書いた日記, '06年05月に書いた日記, '06年04月に書いた日記, '06年03月に書いた日記, '06年02月に書いた日記, '06年01月に書いた日記
'05年12月に書いた日記, '05年11月に書いた日記, '05年10月に書いた日記, '05年09月に書いた日記, '05年08月に書いた日記, '05年07月に書いた日記, '05年06月に書いた日記, '05年05月に書いた日記, '05年04月に書いた日記, '05年03月に書いた日記, '05年02月に書いた日記, '05年01月に書いた日記
'04年12月に書いた日記, '04年11月に書いた日記, '04年10月に書いた日記, '04年09月に書いた日記, '04年08月に書いた日記, '04年07月に書いた日記, '04年06月に書いた日記, '04年05月に書いた日記, '04年04月に書いた日記, '04年03月に書いた日記, '04年02月に書いた日記, '04年01月に書いた日記
'03年12月に書いた日記, '03年11月に書いた日記, '03年10月に書いた日記, '03年09月に書いた日記, '03年08月に書いた日記, '03年07月に書いた日記, '03年06月に書いた日記, '03年05月に書いた日記, '03年04月に書いた日記, '03年03月に書いた日記, '03年02月に書いた日記, '03年01月に書いた日記
'02年12月に書いた日記, '02年11月に書いた日記, '02年10月に書いた日記, '02年09月に書いた日記, '02年08月に書いた日記, '02年07月に書いた日記, '02年06月に書いた日記, '02年05月に書いた日記, '02年04月に書いた日記, '02年03月に書いた日記, '02年02月に書いた日記, '02年01月に書いた日記
'01年12月に書いた日記, '01年11月に書いた日記, '01年10月に書いた日記, '01年09月に書いた日記, '01年08月に書いた日記, '01年07月に書いた日記, '01年06月に書いた日記, '01年05月に書いた日記, '01年04月に書いた日記, '01年03月に書いた日記, '01年02月に書いた日記, '01年01月に書いた日記
'00年12月に書いた日記, '00年11月に書いた日記, '00年10月に書いた日記, '00年09月に書いた日記, '00年08月に書いた日記, '00年07月に書いた日記, '00年06月に書いた日記, '00年05月に書いた日記, '00年04月に書いた日記, '00年03月に書いた日記, '00年02月に書いた日記, '00年01月に書いた日記
'99年12月に書いた日記, '99年11月に書いた日記, '99年10月に書いた日記, '99年09月に書いた日記, '99年08月に書いた日記, '99年07月に書いた日記, '99年06月に書いた日記, '99年05月に書いた日記, '99年04月に書いた日記, '99年03月に書いた日記, '99年02月に書いた日記, '99年01月に書いた日記
'98年12月に書いた日記, '98年11月に書いた日記, '98年10月に書いた日記, '98年09月に書いた日記, '98年08月に書いた日記, '98年07月に書いた日記, '98年06月に書いた日記, '98年05月に書いた日記, '98年04月に書いた日記, '98年03月に書いた日記, '98年02月に書いた日記, '98年01月に書いた日記
(C)2024 TARO. All right reserved