2012年10月の日記&雑感


だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。 あしからず。


10/31(人気がある不良)
音楽を聴いているといろんな発見があって楽しい。その音楽自体で 発見があることもあるけど,例えばその音楽の発表された時代背景とか, 他の音楽と比較して関係性を発見したりするとこれまた楽しい。 自分が生まれる以前の古い音楽とかも,まぁ80年くらい前なら なんとか映像つきで残っていたりして,その時のことを想像しながら 聴くと楽しい。
ジャズの場合大体1920年代くらいが記録してみられる一番古い音楽 だろうか。それ以前だともう映像どころか音源もあまりみつけ られない。
先日CDショップでデュークエリントンのCDとサッチモのCD,と言っても 当時はSP盤だろうけど,眺めていて欲しいな…とかちょっと思った。 どうもこれら以前のジャズが記録として聴けないので,この辺が ジャズのオリジナルみたいに感じてしまうのだけど,どうなんだろう? 実際はもっと古いジャズも文書的な記録は残っているし,伝統として 伝承はされている。
エリントンは人気が出た若い頃から,晩年まで長く活躍したので, 本人が演奏してる音源も新しいものが結構あるけど,やっぱり 当時の音源とか映像を観てると,ジャズの社会的な位置づけが, その後と違っていて,興味深い。
写真とか観ると,どう観ても,エンターティメント。いつも ニコニコして写真に写ってるし,どうかするとコミックバンド的な 雰囲気さえする。でも後年エリントンは多くの音楽的革新を したっていわれてるんだよね。晩年は芸術家の様に大事にされたけど, やっぱり芸人だったのかもなぁとか思う。
マイルスが,サッチモとかが笑顔を振りまいていることを,媚びてる という風に言っていた気がするけど,エリントンやサッチモの 頃のジャズ,というより黒人ミュージシャンがそういうスタイルで 人気を得ていたのだと思う。
それに比べると,バップをはじめたパーカーはかなり不良的で 問題児だったし,マイルスなんて全然客に媚びないけど,でも 人気はあった。後年でいうロックミュージシャンの様な不良的 アーティストのイメージとしてのジャズミュージシャンはこの頃に 生まれたのかなぁ,と思った。でもこれはこれで人気が非常に あったわけで,決してマイノリティの音楽じゃなかったんだよねぇ。
その後,ジャズはずっとアートぽく発展してきて,あまり客に 媚びなくなったのだけど,最近のジャズはむしろ逆で,観客に 親しみやすさをアピールする人が増えている。いや,音楽全体として, あまり不良ぽいミュージシャンが減っている気がする。
中二病的で恥ずかしいけど,そういうのがすこしさびしくも 感じているのだけど,まぁでも元々ジャズってそんなものだよね,とか 音楽家ってそんなものだよね,って思うと,まぁそうかもな…って 思った。というかああいう不良ぽい音楽家って…結局なんだったの かなぁ,とすこし思ったりもする。また出て来るんだろうけど。

10/30(モノづくり復活?)
昨日の話の続きをちょっと書くと,ジャズの古い名盤をアルバム単位で iTunesで買おうとすると,案外高くて,CDを店頭やアマゾンで買った方が 安い…って事がわかった。意外。

さて,話を代えて。日曜日に,NHKスペシャル メイド・イン・ジャパン 逆襲のシナリオ っていうのをやっていた。前日もやっていたそうですが, そっちは見てません。前日のはどうやら日本の家電メーカが大変な ことになってるという話で,今回はそれに対して,こうやって 岐路を導いたら?…みたいな話しだったのだと思う。
その中では,旧三洋のアジア工場がハイアールに買収されたら業績が アップしたと。理由は工場が上からの言いなりではなくて,出荷状況とか お客さんのニーズとかの判断会議に入り込んで,考えるようになったからだと。
他にも家電メーカをスピンアウトして,ベンチャーを起こした人の話とかも あった。
まぁ一見明るい話だったのだけど,全部以前見た話で,あまり新しい話は 無かった気がする。再放送か?と思ったくらい。
前述の工場までがお客さんのことを考える…というのは,いい話だけど, みんなで上流から下流まで考えるのは,船頭が多い状態にもなりかねないと 思った。失敗してる日本企業の悪い点を挙げるのは簡単だけど, うまく行ってるところのある部分だけを真似してもうまく行かないのでは?… という気もした。
ベンチャーの話は,やっぱりうまく行ってるところと失敗してるところが あるでしょう…と思う。日本は技術者は優秀だがプロデューサ的な人材が 少ない…というのは同意だけど,プロデューサは誰にでもなれるような 仕事でもないとも思う。
…というわけで,番組的にはあまり参考にならなかった。ただし, ちょっと思ったこととして。
これから日本は大企業(特にメーカ)の社員というのは減っていくだろうし, 中小が下請じゃなくてベンチャー的な開発をしないといけないんだろうな… ということ。成功率が高いわけじゃないし,大企業のような体力は無いから, 少し制度的な補助が欲しい…という気はする。
あと,もう10年以上前から言われてるけど,やっぱりデスバレーなのかな?… ということ。技術者や経営者,商品企画者,そして消費者,販売者…が うまく繋がってない。別に企画者や販売者が顧客のことを考えてないとは 思わないけど,実はちゃんと見てないし,別の理由で商品開発とか しちゃってる気がする。大きい会社でそこを繋げるのは至難の技だけど, ハイアールは本当にできているんだろうか?。ちょっと良くわからなかった。

10/29(旧盤まとめうり)
先日タワーレコードのジャズコーナーに行ったら, 古いタイトルを3から4つ集めて1000円,みたいなCDがたくさんあった。 あと,普通に有名な旧盤も1000円というのもあった。
なんか1000円というのは一つのキーワードだと思ったけど, それより古いCDの値下げ振りがすごいなぁと思った。
iTuneとかでは曲単位で100〜150円くらいで売られていたりするから, 1000円でも高くて買ってくれない…ということもあるでしょう。 でも欲しい曲が3,4曲入っていたらCDで買ってもいいかも?と 思われるかなぁ,まぁそれくらいの値段か。
ちなみに私は4枚組のを買おうか,ちょっと悩んだけど,その中で 聞いてみたいのは1枚か2枚程度。だったらちょっと荷物になるなぁと 買わなかった。
欲しかったのはデュークエリントンのベスト盤とか,ロリンズとか アートブレーキーのもの。エリントンはSPの時代の人だから, 一曲が3分以下だったりするので,CD三枚組みとか言うと, ものすごい曲数になる。なおさらちょっと悩む。
まぁそれはいいとして,音楽はiTuneという電子配信が, 結局CD自体の価格を下げた。本だって電子ブックアで本自体の 価格が大きく下がる可能性もある。現状,本は再販があるのだけど。
とかそういうことを思った。CDは生き残りに成功してるんだろうか?。

10/28(休日)
今日は一日子供と遊んだりしていた。

10/27(コミックバンド)
大学の同窓会がありました。懇親会の出し物として,OBによる バンド演奏があったのですが,そのうち一つは30歳ちょっと越えた位の 三人がハードなロックの様な演奏をするものでした。音楽的には わりと簡単というか,オリジナルみたいなものと,あと,多分 ギャグで永ちゃんとX-Japanをやってました。
観ていて,あぁ,これはコミックバンドなんだなぁとは思ったのですが, 演奏はトリオ(ギター,ベース,ドラム)でハチャメチャにやってる割には 芯がしっかりしていて,結構うまいということはすぐわかりました。 でもいかんせんやってる音楽もシンプルだし,どうもギャグっぽかったし。 歌がうまくないのは仕方ないとして。
なんとなく自分の若い頃を思い出すと,これだけ出来るんだったら, もっと技術的に難しい音楽を目指すとか,新しい音楽とかを 目指すとかしていたよなぁ…で,背伸びしてうまく行かないと。 でも,技術がしっかりあっても,ギャグをやるっていうのは, いいことだけど,自分が若い頃は,あまりそういう割りきりが出来なかった。 というか,音楽をやることが相手に何かを伝えることならば, ギャグでもいいわけです。難しい音楽を目指すのは,成功すれば いいけど,途中段階じゃ独りよがりで,むしろ遠回りなわけです。
まぁ音楽的な好みもあるので,そのやっていた演奏の様なことを やりたいとは思わなかったのですが,なんとなく時代の違いの様な ものを感じました。今の若い人は,お笑いとかにあこがれていたり するから,最初から笑いを取りにいくのに,あまり抵抗が ないのかなぁとか。そんなことを思いました。

10/26(キンドルが好きなの?本は好きじゃないの?)
昨日ちょっと書いたけど,Kindleのサービスが始まったってことで, ネットを観てても話題なんですが,なんか見ていて思うのは, 欲しがってる人って本を読むのが好きな人なんだろうか?ということ。
こういうのって普段本をよく読んでいる人が買うものじゃないの?。 なんか,日本人の活字離れだとか,日本人の読書量は少ないとかいう ニュースを以前読んだ気がするのですが,みんな端末にお金を払う 位本を読むのだろうか?と思うのですが。普通読みたい本があって, それにこういう端末が良い,もしくは端末がなくては読めなくて, で,買うものの気がするのですが。
というわけで,私はKindleで何を読むのかがまったくイメージできないので 欲しいと思わないのですが,まぁそのうちKindleでしか読めない 本に読みたいものが増えてきたら考えるでしょう。
ちなみに以前ちょっとだけあったような,電子出版と音楽配信の 比較の話は,今回はほとんど聞きません。私は音楽はヘビーリスナー なので,音楽配信が出た時は…というか今でも考えますが,いまだに 音楽はCDで買っていてiTuneでは買ったことありません。iTuneの 方が便利そうだなぁと思うこともあるんですが,なんというか, 買う楽しみが弱いんですよね。その辺の話はまた今度。

10/25(徒然)
いろいろ書こうかな? と思いつつ面倒になったんで,簡単に言及するネタ。
石原知事が辞任するらしい。へー,と。
考えてみたら,前回の都知事選,わたしは当時都民だった。石原さんに 入れたんだよなぁ。当時は震災の直後で,都も混乱がまだあったので, 実力のある人にやって欲しかったというのはある。他の候補がどうも 頼りにならなかったのもあるけど。
水道水から放射性物質が出たときの対応などは,さすがに慣れたものだなぁ と感心したけど,さすがに東京に関しては震災の混乱も落ち着いてきたわけで, まぁお辞めになっていいんじゃないでしょうか?。
国政進出については,もういいんじゃない?…って気はするが,多分わたしの 選挙区じゃないので,その地区の人におまかせします。
次。
medtoolzさんが書いていた マインドコントロールの話。 「○○さん,あなたを嫌っているよ」とそれぞれにいって, 相互不信感を煽るというやり方。あぁー,なるほどと思った。 そういえば,「××さんとうまくいってる?」と聞いてくる人, 時々いるなぁ,職場とかでも。
わたしはそういう話は全く真に受けず,そういう事を言う人自体が, ××さんが苦手なのかしら?…と思うくらい。人が,人の対して思うことは 人それぞれだと思ってるので,真に受けてもしょうがない…としか考えてない。 相手が自分をどう思ってようが,自分が相手を得意か苦手かというのは, また別の話…とも思っている。
というわけで,わたしは職場とかそれ以外でも派閥争いとか,いがみ合いに 巻き込まれたことは,全くないのだけど,逆に誰かに特別可愛がられた…と いう経験もない。ハハハ。
次。
kindleの日本登場が話題。本は読みたいから買うので あって,端末が欲しいから電子書籍を買うというのは本末転倒だと思うので, 必要性を感じたら買うかどうかを考えればいい…とわたしは思ってますよ。
iTunes Storeすらまだ利用してないくらいだからなぁ。

10/24(運送業には未来があるか?)
昨日のfujiponさんの記事のリンク先にもあるけど,通販で1000円くらいの服を買った女子高生が送料が 700円というのに憤慨したツィートをしたら,その通販先の社長が「クロネコに 感謝がない」と切れたという話がいくつか話題です。
運送サービスが結構大変な仕事で,全国津々浦々に1000円程度で 届くのはすごいことだ…とは思うのですが,通販会社の社長が 切れるのは筋違いではないか?という気がした。だって,商品の価格に 配送費を含ませるのか,別会計にするかはその会社が決めていて, 商品を安く見せるために,配送料を別会計にしてるように 見えるからです。店舗販売が主な店が通販をするのに,配送料を 別計算にするのであればわかるのですが,通販がメインの会社が 配送料を別にして価格を安く見せるのは,ちょっとずるい気がします。 もちろん配送先や料で配送料は変わるけど,基本的な部分は 価格に含めて,差額だけを取るとかいうのも出来るはずです。
ところで,運送業が大変だ…というのはわかるのですが,ブラックな 職場か?というとどうでしょう?。私は最近思っていたのですが, 個人商店が大規模店舗に市場を奪われて,最近は大規模店舗が 通販に市場を奪われてます。そして通販の中には海外資本で, 日本に税金を納めてない大手もいます。もうそうなると日本の資本は 海外に流出し,雇用も失われているわけです。でも,そういう中で 多分運送業,配送業は絶対になくならない仕事ではないでしょうか?。 そういう意味では,雇用の安定という意味では,結構有望な 職業な気もします。もちろん中で働いている人の賃金が安いとか 環境が悪いというのはあるかもしれません。でも絶対に必要な 職業である以上,有利な雇用条件を勝ち取ることも出来るかもしれません。
特に今は宅配業は単に荷物を家庭に運ぶだけではなくて,料金徴収代行を やったり業種は増えてます。通販になって業者が顧客と直接 触れる機会が減ってくると,最終的に顧客に会って,要望とかを 聞くことが出来る業種は配送業だけになる可能性もあります。
そういう意味では,宅配業にはかなり可能性がある気がします。 まぁ実際は結構規制が厳しい業種なので,それで大変っていうのも あるんでしょうけど。郵政の話もあるし。でも単にブラックで 片付けるものかなぁ…。これから結構御用聞きっていう業種は あるんじゃないかなぁって気もするんですよね。

10/23(情けは人のためならず)
fujiponさんのところで「「ごちそうさま」が不快な店員、 客のボヤキに過剰反応する社長」というのを読みました。
とりあえず,ごちそう様といわれて飲食店の店員は不快なのか?と 驚いたけど,リンク先をたどると,そうともいえず。そう思う人が いるくらいの感じで,まぁ少数派であれば,そういう人もいるよな, ってことで,別に気に留める話でもないか,と思いました。
私自身は飲食店では大抵「ごちそうさま」と言いますが,それを 「かっこつけてる」と言われても別に気にしません。実際 そうかもしれないし,「お勘定」というより「ごちそうさま」と 言ったほうがいいと思うし,食事を取ったらお金を払う払わないに 関係なく,頂きますとご馳走様は言うべきでしょう?と思うのは, 私の美学だったりするからです。時々,美味しかったら「美味しかったよ」と 言うべきかな?と思うこともありますが,そこまでは思い切ることは できてませんが。
人に誠意を尽くしたら,その誠意を尽くしたことを褒めてもらうべきだ という考えも実は私は持ってません。情けは人のためならずという 言葉がありますが,私自身は,どういう関係であろうが,お互いに 誠意を示したり感謝をしあう社会の方が過ごしやすいと思っていて, 他の人に誠意を求めるのは難しいから自分が先に示しているだけです。 だからまずは自分がそういう環境に身をおきたいからやってるわけです。
それにしても,お互いを批判しあったり,利害関係しかない社会って 住みやすいですかね?。金払ってるから感謝する必要が無いっていう 人は,自分も顧客に決して感謝されないわけで,そういう社会を 望んでいるんだろうか?と思います。

10/22(ネットにはまる理由だけでなく冷める理由も…)
今日のクローズアップ現代はネット(つながり)依存になる人の話でした。 ソーシャルメディアにはまって一日中スマホに向かい,仕事や 生活に支障をきたす人が増えているという話でした。
はまる理由というか,仕組みというか,そういうのとして, ネットに書くと(多分Twitter)反応が多く来たり,「いいね」という 反応があったり(facebook?)とかして,それがうれしくて やめられなくなるとか,いろんな人とつながってはまるとか。 今回はネットの「つながり」の側面に注目したものだった 気がします。
観ていて,そういう反応がうれしくて,一日中ネットをしてしまう 気持ちとかすごく良くわかるなぁ…と思う一方で,でも,自分は そこまではまってない,仕事や生活に致命的な支障をきたすほどではない っていうのは,一体どうしてなんだろう?とむしろ思いました。
ネット依存までいたってない人は,別にネットに魅力を感じていない人 ばかりではなくて,ネットを楽しいと思っている人でも,そこまで してない人もたくさんいると思います。もう少し,その違いみたいのを 取り上げてみたらどうだろう?…と思いました。
ちなみに自分の場合,TwitterにしてもmixiにしてもMLにしても 始めた当初,やっぱり距離感がわからずに,結構時間を割いてしまう, でもある日,ハッと冷めて,「もういいや」という風になります。 そういえばmixi疲れという言葉もあったなぁ。時間をかけたり 気力を使う割りに,実生活で,あまり役に立ってないとかおもっちゃうん ですよね。ですから,息抜きになる程度にしよう…とだいたい 思ってしまいます。
ネットと,特殊なことの様に今日も紹介してましたが,基本的には 雑談と一緒で,雑談で仕事に支障が出るとか,授業中に筆談していて 勉強に身が入らない…というのと同じだと,私は思います。ただ 便利だからよりはまりやすいだけで。冷静に大人なら,雑談ばかり してると「あぁヤバイ」とか思うはずなんですけどね。
あと,やっぱりネットのコミュニケーションについて,ある程度 リアルを感じるとともに,ある程度空虚なものを感じてもいます。 所詮ここで評価を受けても,そこだけの話であるとか。私以外の ネットにはまってないネットユーザも何かしら,考えがあると 思うんですが,そういうのも紹介したら良かったのにねぇと 思いました。

10/21(アメリカは天才は生まれやすいが,日々の革新は…)
子供が観たいというのでディズニーのピノキオをブルーレイで買った。 実はちゃんと観たのは初めてだけど,1940年の映画とは思えない クオリティでビックリした。まぁファンタジアも40年なんだよなぁ, こっちの方が驚くけど。
ブルーレイってこともあるけど,画質も良く,背景まで良く見える。 動きは昔から定評のある古アニメで,実に活き活きと動く。 40年というと,日本は戦時中だけど当然アニメどころか普通の実写の 映画でも白黒,更にコマ数も少なく,今から観ると時代を感じさせる 映像です。それに対してピノキオは現代の映画だといっても, ちょっと,え?とは思うけど,まぁ激しく否定はしない,そういう 映画です。よく言われるけど,この映画観ていたら,日本は アメリカに戦争を仕掛けませんよ。
でも,観ていて思ったのは,ディズニーの映画はウォルトが作った 時代にほぼ完成して,その後そんなには変わっていないのでは ないか?ということ。更に初期のディズニーの映画を観ると, トムとジェリーなどのアメリカの動物コメディアニメに観られる 表現が多く観られ,アメリカの子供向けアニメ自体が,既にウォルトの 時代に完成してしまったのではないか?ということです。
一方の日本のアニメ,当初は稚拙なものでしたが,手塚治虫という 天才マンガ家によりアトムなど試金石としての作品は産まれましたが, その後もタツノコ作品,ヤマト,ガンダム,ジブリなどずっと発展してます。 いや,こういう著名な作品やに限らず現在のアニメを見ても, 常に試行錯誤がされており,変化,発展をしているように 見えます。
考えてみると,日本は天才が生まれない…といわれますが,逆に アメリカは天才が生まれてある分野でものすごく物事を発展させますが, その後は,その天才の作ったものを繰り返しているだけの様に 見えます。車もフォードが作ったり,コンピュータもジョブスと ビルゲイツが作ったりとすごい天才が出てますが,後の人は それを繰り返してるだけの様に見えないこともありません。 一方で日本は,無名の技術者が少しずつ改良して,オリジナルより 質の高いものを作ったりもします。
先日TVで外国人が,日本人は町のパン屋ですら新しいメニューを 常に試行錯誤しているところがすばらしい,と言ってるのを 観ましたが,確かに日本は中小の零細業者でも,なにか工夫を している人も結構いるように思います。
確かに天才が生まれて,物事を一気に進める…って言うのは, わかりやすいし派手で賞賛しやすいと思います。ただ多くの人たちが コツコツと工夫して少しずつ発展させて,結果的に最先端のものを 作っている…っていう文化もそんなに悪くないのではないかなぁと いう気がします。

10/20(休日)
買い物のために家族で車で横浜へ。みなとみらいのクィーンズスクウェア。 食事して子供の服を買ってだけだけど,2時間半。その後西口高島屋。 ここでは四箇所で買い物。やっぱり2時間半。なかなか駐車無料時間内で 買い物をするのは難しい。それにしても高島屋は2000円で90分無料なのに その次は30000円で2時間(30分延長)って,どう考えても一度出たほうが いいのだけど,実際は面倒でなかなかやらない。

10/19(研究者とは)
企業の研究所に長年いていろんな人を見てます。研究所でも すべての人が研究に向いているわけでもありません。大人数で 研究や開発をやっていれば,「研究」とはあまり関係ないような 業務をやる必要もあり,そういう仕事をやっている人も多くいます。
むしろアカデミックとか大学的という意味で研究を行うことは 企業によっては難しい場合もありそういう事をしてない人も 多いでしょう。というか大学の人を個人的に何人も知ってますが, 大学にいる人も研究に向いている人ばかりではありません。
自分は自分の職場では研究者として突出してるわけでもなく,むしろ 落ちこぼれかも知れませんが,でも指向としては研究です。 一方でそうやって他の人を見たり,若い人を指導してると, 研究者に向いてないよなぁ…とか出来ていないよなぁと思う人も それなりにいます。で,研究者に必要なものってなんだろう?と すこし書きます。精神論ではなくて,仕事とか能力の話。
結論を書くと,研究者に必要なのは,その人の(1)専門分野に対する広い見識 (つまり同業者や過去の研究の正確な把握)と,その分野の課題解決に対する (2)新しいアイディアでしょう。更にそのアイディアを(3)具体的に 進めるための力,そして実際のアイディアの結果を(4)評価することです。 分野によっては違うかもしれませんが,工学ではおそらくこうだと 思います。実際工学の論文はこの四つが書かれてなければ,成立しません。
論文を書いて学位をとらないと一人前の研究者ではありませんから, これらの仕事をこなし,またこなす能力がないと研究者ではないと いえます。
…が,実際はそうでもありません。というのは,多少はこの中身, 分担できるからです。私が考えるに一番研究者として必要なのは (1)と(2)です。(3)は「力」と書きましたが,実際は様々で, 具体的に進める技術の場合もあるし,アイディアを具体的に書き下し, 誰かにやってもらう…ってことの場合もあります。予算を獲得して 外注する…ってこともあります。(4)は具体的にこなせば自然と ついてきますが,(3)を分業していれば当然(4)も分業になります。
大学や研究機関には(3)をする人がたくさんいたり,(3)を外注したり します。でもその人が研究者かというとやっぱり難しくて,アイディアを もたずに上司のいう通りにやっていたり,自分がやってることの位置づけを わからない人はやっぱり研究者じゃなくて単なる技術者なんだろうなぁと 思います。
ちなみに(1)だけでしたら,素人でも出来ます。勉強が好きだったり, 調べごとがすき,いわゆるマニアみたいな人は,やたら知識だけは豊富です。 でもそこから新しいものを生み出せないとやっぱり研究者じゃなくて 単なる批評家にしかなりません。
というわけで(2)をするには(1)が必要ですから,(1)と(2)は研究者として 本質的に必要なんだろう…と思います。ただ,(2)が出来て(3)がまったく 出来ない,つまりアイディアだけあっても具体的にどうやっていいか わからない人は,やっぱり研究者としては中途半端で,人に頼むって事は 具体的な作業が見えてるって事が必要です。ですから(2)を(3)につなげる… という能力が,研究者の中の優劣というかそういうのに利いてくるように 思います。
若い頃はこの(1)〜(4)をすべて一人でやっていたり,やろうとしたり するのですが,長く続けて研究マネージメントとかに時間を取られると だんだん(3)とか(4)とかに時間を割くことができなくなります。でも やっぱりアイディアを出すこと,それを具体的な検討につなげることが 出来れば研究者だし,それが出来ない人は研究者じゃないのかな?と 思います。

10/18(チャンス)
ちょっと思い出したのだけど,先日も書いた通り,わたしは インターネット創成期にコンピュータを触り出したことになります。 当時MLとネットニュースが盛んで…っていうのは前も書いたけど, まだ若かった自分は,結構そこに多くの書込みをしました。 ちなみにパソコン通信はやったことありません。
多くの書込みをすると,結構周りも認知してくれて,あと当時はオフ会も あったし,またほとんどが実名でコミュニケーションをしていたので, ネットを通じて知り合いになった人も多くいます。ネットの世界は 今でもそうですが,書き込み量の多さや,気の効いたことがいえるか?, とかそういうことがある意味,その人の信頼や有名度に影響する気がします。 田舎の大学をでて上京して来たばかりの自分でしたが,知り合いも増えたし, そこで,例えばミュージシャンやTV局の人と,ちょっと知り合いに なれたりもしました。
そういう風に顔を売れたのは,まだまだネット人口が少なくて,ちょっと 頑張れば,ネットで目立つことが可能だったからかも知れません。 その証拠に書込みの多い人は皆常連でした。
自分の場合,まぁネットに関してはだいたいそんな感じで満足してしまい, そこで知り合いになったローカルな関係を深めることはありましたが, 更に有名になりたいとか人間関係を広げたいというのはあまり やりませんでした。あと,知り合いの中には,そこから仕事を 広げたりした人もいるようです。
先日の「インターネット創成期の人が羨ましい」といった高校生は, それで富を得た人がいるから…と言ってましたが,それは希だとしても, こういう新しいメディアが産まれるときに遭遇すると,そこで有名に なれる可能性は結構ある…と実感してます。TV等の枯れたメディアに 一般人が出て喋るとかなかなか出来ないし,業界の人と知り合いになることも 難しかったりするけど,インターネットの中のあるメディアに注力すると そこで人脈を作ることは可能でしょう。
それは別にインターネットの創成期に限らず,今でも頻繁に起きているように 思います。わたしはMLやネットニュースでしたが,その後に掲示板文化が 広がり,テキストサイト,ブログと来て,mixiなどのSNS,そして今は TwitterとFacebookでしょう。Twitterで思うのは芸能人の様な最初から 有名な人もいるけど,Twitterの書込みになって有名になった人も 結構いることです。まぁブログでもいましたよね。
というわけで,確かに新しいメディアの創成期にうまく頑張れば, 有名人になるくらいは出来る可能性があります。ただ,それって別に インターネット創成期に限らず,わたしの前だとパソコン通信も あっただろうし,同人誌の立ち上がりもあっただろうし,学生運動だって, 生協の発足だって,ネット以降も,上記以外にボランティアのNPOとか, まぁ様々なコミュニティ形態が産まれてるわけですから,そこで抜きん出る事が 出来る可能性はあるわけです。たぶん,今後もある。
まぁだからといって,それで喰えるか?とか金持ちになるか?…っていうのは, また別の話で…。どうなんでしょうね?…という気はしますが, もし有名になりたかった,新しいメディアの立ち上がりの時期に頑張って みるっていうのはありでしょう。TwitterだのFacebookだの言いますが, こういうメディアは10年もしないうちに流行りは移り変わりますから, またチャンスはあると思いますよ。

10/17(最近のものは壊れやすい)
仕事用の持ち出しPCが先日立ち上がらなくて困った。途方にくれていたら, どうやら熱暴走のようで,翌朝立ち上がった。このパソコン,5年前に 購入したものなので,十分元は取れてるんだろうけど,XPなので 壊れるとちょっといろいろ困る。っていうかもうWindows8でるのか。 古いソフトとか使えるのかなぁ。
個人所有のデジカメが,使うとすぐに固まるので困っていた。 そしたらいつの間にかあまり固まらなくなった。なんだったんだろう? でも,いまひとつ不安。これは確か3,4年くらいは使ってるかな?
iPod touchのホームボタンが利かなくなった。困っていたら アクセシビリティという設定でソフトボタン的にホームボタンを 作れるらしい。ネットで調べると,結構ホームボタンが利かなくなってる 例がたくさんあった。こっちは買って1年と半年。保障が切れて 半年で壊れるのは流石にちょっとずるくないか?。日本製だと そんなことないよ…と思ったら,某Sタイマーを思い出した。 いや,実際Sタイマーも一年半で壊れる例は稀な気がするんだけど。
もとい…iPhone4とかも一年前後でホームボタンが壊れるみたいだけど, やっぱり品質としては疑問。iPod touchは2万ちょっとだけどiPhoneは もっと高いし。そんなに2万とか3万とかする代物が,1年程度で壊れるのか, すごい時代だなぁ…とちょっと思う。
ガラケーからスマホに移った時に,日本の携帯は過剰品質だとかいう 話もあったけど,やっぱりスマホはちょっと壊れやすくないかなぁ。 まぁ毎日の様に使うもだから,1年で2万円でも元が取れてるといえば, 取れてるんだけど…ちょっと引っかかると思った。自宅には 学生時代(20年以上前)に買ったオーディオとか,まだ一部現役なのに。
っていうか,最近の充電式のものってバッテリーが特殊だったり, 交換不可だったりするわけで,もう,形見として残すなんて無理なんだよなぁ, うーん。

10/16(尊敬)
先の週末福岡に行ったときにANAの飛行機に乗った。機内放送のプログラムに山下達郎特集があった。 ナレーションがほとんど入らない普段の機内放送と違い本人への インタビューが結構付随したものだった。余談だけどインタビュアーは 柴田玲さん,懐かしい。
デビュー当時の食べるのが大変な時代から,苦労しながら ライドオンタイム辺りでようやく食べていけるようになったみたいな話とか, 昔は音楽が力をもっていて良い時代だったみたいな話とか, あと本人はアーティストよりは裏方というか職人というかそういうのに なりたかったみたいな話をしていてとても興味深かった。
その中でデビュー当時の話を聞かれて「どういう音楽をやりたかったのか?」 というのに間髪を入れずに「美しいメロディ,ビートの効いた音楽」 と答え「これは今でも変わってない」と言ったのが非常に感心した。 確かにそうで,山下達郎の音楽はメロディが美しく,あとビートが効いている。 他にもコーラスが良いとかサウンドが凝っているかいろいろあるが, 本人にとっての軸はこの二つなんだな…っていうのが良くわかった。
こういう風に自分のスタイルの軸は何か?…と聞かれて,非常に簡潔で 明確に答えられる…って事自体が,山下達郎の凄さだなぁ…と思った。 そしてその軸が現在でもぶれてないところも。まぁ以前から何度も 聞かれてるのかも知れないけど。
話が変わるけど,わたしも長年音楽を愛聴していると,その人の音楽が 好きかどうかは関係なく,関心するとか尊敬に値するとか思う音楽家が 沢山でてくる。何年も長期間第一線で活躍していれば,好きでなくても 耳に入ってくる。音楽自体についても自分の音楽の知識をもって 技法的だったり,時代背景だったりいろんな面で評価できたりして, 重要な人物だな…と思ったりもする。
わたしは基本的にはエンターティメントの世界で数十年人気を保てていると いうのは,凄いことだと思うので,そういう人はほとんど尊敬は しているのだけど,山下達郎は音楽的な技術についても非常に すばらしいと以前から思っていた。今回も話を聞いて,感心すると共に, 勉強になるなぁ…と思った。
まぁ感心とか勉強とか…いうのは,好きなミュージシャンに対して使う 言葉じゃないので,その辺はやっぱりちょっと違うんだろうなぁ…と。 わたしは知り合いに達郎ファンの人が結構いるので,こういう事を書くと, ネガティブな事言ってるように誤解されるかも知れませんが,そんなこと 無いですよ。マジで凄いなぁと思っているのです。

10/15(休暇)
パソコンの調子が悪い。起動しない…。で,今は翌日書いてるのですが, どうやら,熱暴走というか熱いと立ち上がらない様子。ちょっと 今後不安。出張先でこうなったらどうしよう。
…。
今日は平日だけど会社を休んでます。というか土曜から福岡に行って 家族を迎えて関東に戻ってきました。案の定というか子供二人連れては なかなか大変。

10/14(昔は良かった…)
匿名日記に 高校生がインターネット創成期の人がうらやましいという 書き込みがありました。なかなかほほえましいですな。 それに対するコメントが,「自分は戦後が うらやましかった」とか「安保がうらやましかった」とか書いている 人がいて,これまたほほえましかった。
言うまでもなく,いつの時代も昔の人の方が得してるみたいな 考えはあって,逆に言うと,今の若い人は…の裏返しかもしれない。
自分も高校くらいの時に学生運動がちょっとまぶしく見えたり, 社会人になってからも,戦後の世代が,年上が少なくて自由に出来たとか いう話を聞くとちょっとうらやましくも思ったことがあります。 私はバブルが終わった頃に就職しましたが,バブルで美味しい思いを した人がちょっとうらやましかったり,あと,自分の親の世代が, 安い価格で土地を買っていたのがちょっとうらやましかったりも します。
まぁでも,そういうのはいつの話でもあるはずで…。このインターネット 創成期ってまさに私の世代のことでしょう。私がその世代であることで お金持ちになったというわけではありませんが,発展自体を みてきたので低レイヤーから高レイヤーの技術まで,大雑把には 理解してるという意味では得してるなぁとは思います。でも,当時を 知るものとしては誰でも金持ちになれたわけではないでしょう。 インターネットが急速に普及した1990年代には,確か数百か数千の プロバイダが存在してましたが,今となってはごくわずかです。 無料ホームページのサービスもたくさんありました。それらは ネットで一山あてたい人たちがここぞと始めて,そしてそして 倒産したり身売りした…ってことでしょう。つまり,金持ちに なれた人はごくわずかで,むしろ借金を背負った人の方が多いかも しれません。今も残る大手のプロバイダや通信事業者のうち,20年前は なかった会社というとSoftBankが浮かびますが,それ以外の auやdocomo,so-netやbiglobe,niftyなど,これらすべてバックは 昔からある巨大企業です。つまり一部の会社以外は元々体力がある 様なところしか残ってないともいえます。
まぁそうはいっても,そういう一部の大成功した会社があるわけですから, 今まったくない業種から20年後に大成功する企業もでてくるでしょう。 そういえば,20年後に就職する人の大半は今ない業種につくという 話を聞いたこともあります。
そう意味では,今でも多分20年後の高校生に,この時代の人は 良かった…と思われるような業種があるはすです。くまなく探して 挑戦すれば,そうなれるかもしれませんよ。

10/13(偽論文)
森口さんという人がiPS細胞の臨床応用をしたという 発表がどうやら嘘らしい…っていうニュースについて。
最初iPS細胞の技術を使って人間の手術をしましたという 報道が流れた時,あまり深くは考えず,へー,などと思ってましたが, その後,この報道は嘘だった…と大騒ぎになってます。そりゃー 騒ぎになるよなぁ,と思うと同時に,どうしてこの人はこんなに 簡単にばれる嘘をついたんだろう?とそっちの方が不思議に思いました。
まだ調査中みたいなのではっきりしないし,そもそもの報道を 私はちゃんと読んでないので良くわかってないのですが,結局のところ これって本当はさりげなくどこかの学会の大会に発表するか,もしくは 論文投稿をするつもりだったのが,iPS細胞がノーベル賞絡みで 注目されたので,それで読売新聞が報道して大きな話題になり, 結局嘘の投稿だったのがばれてしまったってことでしょうか?。
この研究の発表が査読がない大会だったのであれば,怪しい発表でも されてしまうでしょう。査読がある論文だったら,おそらく 査読が通らず目に触れないでしょうから,やっぱり査読がない大会とか だったのかしら?。んー確かに査読がない大会だと,怪しい発表でも 開催側は止められないので,学会で発表したという実績は残るんですよね。 まぁ周りの専門家は,そういう発表は相手にしなくなるのですが。
この人の発表連名者もほとんど関与せずに勝手に記載されていた らしいですが,そういう意味では,本来はこっそりと発表して, そういう実績だけ作ろうって思っていたところだったのかしら?。
私がいる学会とかでは,あまり有用性がないような発表はあったと しても,明らかな嘘だろう…っていう発表は,そこまでみないのですが, なんかこういうのが多い業界もあるのかなぁと思ってしまいました。 まぁ結局のところ査読がないような発表に対して検証もせずに 大騒ぎした読売のうっかりが今回は騒ぎの元だった ってことでしょうけど。

10/12(厚顔)
私は初対面の人の中にはいっていくのがそんなに苦手ではない。 苦手ではないけど,じゃぁすぐに仲良しが出来るかというと そういうわけでもない,微妙な距離感のまま混ざるっていうケースが 結構多い。
私は初対面の相手でも人懐っこく話しかける…っていう態度を取ることが 多い。厚顔だなぁ…と自分でも思う。ただこれは,自分が緊張して 人に近づくと,相手も緊張したり警戒する…という考えがあって, だからこっちもリラックスして接するようにしてるというだけ, なにか含みがあるわけでもない。が,みる人が見ると,私は いつもえらそうにしてる…という場合もあるらしい。
自分がよくいるような場所(主に会社)とか年齢とかだと,お互いが 割と礼儀正しいので,それでうまく行く。ただし,違う場所では そうじゃないほうが良い場合もある…と思う。多少下手に出ておいた 方がいい場合もある。
なんとなく人付き合いがうまくなったのか?という気もしたけど, 昔からこうだたっけ?とか思ったりもする。そういえば,学生の頃に 「敬語を使えないやつ」と言われた同級生がいたけど,今の私は 微妙にそれに近いよな…と思った。いや,敬語使うんだけど, なんとなく相手をなめてるように見られて無いかなぁと思うこともある。
敬語を使わないというのは,あまり褒められた人でもないのだけど, 結果的に自分の行動もそれに近いかも…と思った。というか, 昔敬語を使わないお思ってた人もいろいろ思うところがあって そうやってたのかな,とすこし思った。
こういう事を書いたのは,最近,学会とかで偉い人に混じっても 自分って態度でかいなぁと思うこと。でも偉く振舞うことでえらく なる…っていうのは仕事でも感じているってこと。あと,大学で 学生とかと接していると,妙に人懐っこいというかタメ口というか 偉そうなやつがいたりするんだけど,こういう人は偉そうと思うより, 大物になると思ったほうがいいんだろうか?とか,そんなことを思ったから。

10/11(iTunes)
iTunesのシェアが日本では1割以下という 記事を読んでへー,と思った。ちなみに残りは携帯向けの配信ですが, 母集団自体が音楽配信でCDのパッケージ売り自体は別にあったり します。現在日本は世界で一番CDが売れてる国らしい。ってはなしは 以前も聞いたことあったのですが,やっぱりそうらしいです。
とはいえ,最近CD屋の売り場が減ってるという感覚は,私には 強くあって,どうしようかなぁ,音楽配信で買ったほうがいいんだろうか?と 思っていた矢先に,実はiTunesは売れてないって聞いて納得しました。 なんかiTunesであまり買う気にならないんですよね。どうしてだろう。
とはいえCDが売れてるのはアマゾンとかで売れてるってことかも しれません。私はアマゾンでもCD買わないので,メインストリームから ずれてるのかなぁ…などとやっぱり悩ましいです。
この記事で面白いと思ったのは,音楽との出会いはストリーミングで, 応援したい音楽との関係はパッケージで…みたいに書いていること。 確かに音楽には出会いの場と,投資と,所持と…っていくつかの面が あって,それは違うメディアだったりするんですよね。私が 学生の頃は出会いはラジオやTVだったし,ちょっと興味をもって 聞くんだったら貸しCD,本当に好きなものをCD(LP)を買ってました。 あとその中で本当に好きな人はライブを観にいく。音楽の 楽しみは元々メディアを使い分けていて,どれか一つに集中して やるもんでもなかったな…と思い出しました。
そう思うと,CDの音楽を気軽に聞くという部分はもともと カセットとかMDとかにダビングしていたわけで,そこは配信に 変わっていくとしても所持するためのメディアはやっぱり 必要なんじゃないか?…という気がします。電子書籍もそうだけど, 所持するメディアとしては弱くて,やっぱり何か残るんでは ないでしょうか?。ここで書かれているように所持するためなら LPの方がいいって言うのは確かにそうだよなぁ…とは思いました。 かさばるけど。
ちょっと話がそれましたが,戻るとiTunesが日本でシェアを取れないのは, そもそも日本では音楽配信の種類が多すぎてってことじゃないかな とも思いました。そしてiTunesが音楽との接し方としては ちょっと興味をもって聞くくらいの広がりしかないから…かな?と, そういう気がしました。

10/10(人の見方)
どこかの元市議が茨城の海での臨海学校を 批判したら,高校生に突っ込まれて逃げたって話が ネットに出てました。
まぁ議員もいろんな人がいるとは思いますが,最初から言葉が 汚いところがどうかと思います。というか,こういう時って 高校生の方が純粋な分,論旨が丁寧で相手にわかってもらおうと いう感じがします。
他の案件でも思ったことですが,どうも最近福島近辺が汚染されてないと 都合が悪いと思ってる人が少なからずいるようで,ひどい話です。 誰かが不幸じゃないと自分の立場を保てない…ってどういう ことでしょう。
それから現状のあの地域の健康への影響は専門家がみても,確信がない…と いうのが正解です。はっきりわからない以上,あとは各自の価値観や 優先順位に寄らざるを得ません。判断の制約になるようなことを 取り除く支援をしてもよいとは思いますが,考え方を押し付けるような ものでもないでしょう。少なくともその地域に住んでいる人は, 遠くに住んでいる人よりも,より真剣に考えてるはずです。
さて,件の元市議の書いているものを読んでいて,わたしが思ったこと。
このページを取り上げている人は,放射能の被害を過度に信じてるとか 感じてる人が多いようですが,私はこういう人の話を読んで(聞いて)いて 思うのは話の内容より,この人,どうしたくて,こういう発言を してるのか?ってことです。まぁ最初のツィートより前の発言を 読んでないので元の意図はわからないのですが,女子高生に反論された 後の振る舞いをみてると,自分が信じている「茨城の海は危険」と いう事を相手に信じ込ませたいというよりは,単に自分の言ったことを 見識違いと言われたことに怒ってるだけなんですよね。この人は 多分,危険性を訴えたいのではなく,「自分は他の人よりも見識が 深くて,正しいことを知ってるので,間違ってる人にそれを指摘して 見識が深いと認めさせたい」というのが根本のモチベーションなの でしょう。ですから,バカ扱いされることは,その大元のモチベーションが 否定されるから,もう話が通じないし,逆切れされるのです。
多分,その大元の「「あなたは偉い人」ってことが伝わりましたよ」って 事を示すと,多分海の危険性の話なんてどうでもいいと思うはずです(笑)。
現実でもこういうことって良くあって,話がこじれてる時って, 話の内容は実はどうでも良くて,その一つ上のモチベーション自体を うまくつかんで,おとしどころを見つけてあげないと,話が落ちません。 だから,私は実は人の話を聞くときって,あんまり話の内容自体は 聞いてなくて,「この人,何がしたくて,こういう話をしようと してるんだろうなぁ」って事を読み取ろうとしてます。
…というのが,私の人の見方であり,処世術です(笑)。
で,この市議の落とし方,面倒ですけど,なんかどこかで顔を立てて あげないと,落ち着かないでしょうね,多分。話の内容より, 他の部分でやったほうがいいと思いますが;-p。
それにしても,自分から話を振っておいて,相手にデータを示せとか いうのは良い迷惑だからやめて欲しいのですけど;-p。こういう 言い方する人,ネットには多いですが。
いずれにせよ,あまり係わり合いにはなりたくないタイプです。

10/9(ジャズ)
一昨日ジャズプロムナードに言ったとは書いたしレポートも 書いたのですが,今日ネットを観ていたら過去最多の来場者と書いていてちょっとびっくり しました。特段人が少ないとも思わなかったし,実際ほとんどの ホールでは立ち見がでてましたが,それは例年もそうなわけで…, 特段多いとは思いませんでした。会場が多かったのかなぁ…。
わたしはむしろフタッフや看板が少ないことや,海外からのゲストが 少ないことで,運営費が減ってるんだろうなぁ…という印象を受けており, 先行きを不安におもったのですが,一般には集客力もあったって ことなんでしょうか?。まぁ来場者のカウントが切符の売れ行きなのか 実際にホールに入った人なのか?は良くわかりませんけど。
実はちょっと前から悩んでいるのは,今の若い人はジャズなんて 聴くんだろうか?…って事です。ジャズは古い音楽ではありますが, わたしが学生の頃とかは,ジャズは軽音楽の中では,楽器を やる人間にとっては最高峰の音楽でした。楽器をうまくなりたい, アドリブを弾けるようになりたい…と思う人は,ジャズを勉強しました。 ロックをやる人でさえ,「アドリブを弾きたい」とジャズをかじる人が いました。そういうすそ野があるから,ジャズを勉強する学生は 層が厚く本格的にやるマニアも沢山ありました。
当時アメリカではジャズの人気が下がり伝統芸能的な位置づけとなって (日本でいう演歌みたいなものか?),革新的なジャズの演奏が出来ず, 日本の方が自由に弾けると多くのトップミュージシャンが来日しました。 今でも結構なジャズミュージシャンが日本には来ますが,以前程 尖った演奏をする人が少なく,むしろ往年のファン向にやってるような 印象も受けます。
レコード屋に行ってジャズコーナとかが縮小していくのを見ても, ジャズファンは急激に減ってるんだろうか?とか思ったりもします。 いや,それ以前に若い人は音楽を聴いたり演奏したりしてるんだろうか?… という事自体を不安に思ってます。
若者の遊びがゲームやネットになって音楽はBGMに過ぎないものになったり, 演奏もDJ機器を駆使してサンプリングとかをやるようになってくると, 生楽器を駆使して即興をするというジャズは既に軽音楽の頂点では 無くなっているのではないか?…と。巷ではやっている音楽を聴いても, 技術的に凝った音楽より,メッセージ性や素朴さを訴える音楽が 増えてる気がします。あとテクノや映画音楽のようなもの。 なんとなくジャズに繋がらないのですよね。
わたしは今学校で授業を教えてます。カリキュラムとは直接は 関係ないのですが,音に興味をもってもらうために,ジャズの紹介を ちょっとだけやったりします。でも,あまり反応が良くない。ジャズを 聴いている人少ないみたいだなぁ…と。まぁ大学生だと,これから 聴くという人も多いんでしょうけど…。でも大学にジャズ研が無いところって 結構今は多いんじゃないですかね?…。
…なんって事を考えてました。ジャズって今はなんなんだろう?…と。 そしたら,先日のプロムナードでヤヒロさんが「ジャズはmusician's music。 今日は演奏者がやりたい音楽をやらせて頂きます」と言ってました。 あぁそうか…と,少し腑に落ちました。ジャズはこれからも演奏者が 演奏したいもの…として残っていくのかも知れないなぁ…と。 それならそれでいいのかも知れないなぁ…と,思いました。
わたしは演奏者がやりたい音楽から産まれてくる「なにか」が 聴きたくてジャズを聴きます。

10/8(休日)
三連休最終日。昨日と一昨日はジャズプロムナードに行ったりしていたので, 今日は一日自宅と近所での買い物でゆっくりした。もっとも 一昨日腰を痛めて,あまり出歩きたくなかったというのも あるのだけど。
天気は良かったが,気温が昼間で20度くらいしかなく,えらく 寒くなったなぁという印象。今月の頭はまだ20度台後半だった はず。布団ももう冬物を出してよいように思う。

10/7(ジョブス)
一昨日の話ですが,アップルのトップページが在りし日の ジョブスの写真になってました。マック(初代),Air Mac, iPhone,初代iMac等を持った写真。あとアップルIIと映った 写真もあったような。
一昨日はジョブスの一周忌。ジョブスを追悼しようという 気持ちはわかるけど,iPhone5が出たばかりのこの時期,なんか 販促に使われているようにも感じて,ちょっと複雑な心境だった。 まぁジョブス本人も自分の遺影が販促に使われることは本意の ような気もするんですが。
以前も書いた様に思いますが,わたしがジョブスを知った時は, 既にアップルを去り,NeXTを立ち上げていたこと,また私が NeXTを仕事で使っていたこともあり,自分にとっては,NeXTは ジョブスの功績の中では重要なものです。ですからアップルが 挙げたジョブスの遺影の中にNeXTが無いのは,若干面白く ありません。アップルのページだからアップルの製品を…って いうのはわかりますが,NeXTはアップルに吸収されたわけだから, 会社としては一体です。NeXTのOSNeXTSTEPはOS Xの元になっているの ですから,無視できるようなものでもないと思うのですが。
…などと軽い愚痴はここまでにして,一つだけ,ジョブスが存命の 晩年に気になっていたことを書きます。
ジョブスは私が手術をした膵内分泌腫瘍でなくなりました。 私が手術をした頃は,一旦手術が成功した後で元気でした。しかし その後,体調を崩し,激やせした姿を皆に見せたりしてました。
この時にアップルが発表していたのは,なんという病気でしたでしょうか?。 ホルモンバランスが悪くなったとか言ってたこともありました。 ちょっと忘れましたが,ガンの再発とは最後まで言わなかった気がします。 肝臓の移植をしたという話もありました。
どこまでが本当か良く判りません。でも当時ジョブスの健康は株価に 影響するから個人の問題ではない…とも言われていたのですよね。
同じ病気にかかり,ジョブスが健康であることが,励みになっていた 自分にとっては,ジョブスの健康状態は株価とかアップルの話以上に 気になってました。そしてガンのこととかいろいろ調べていて思ったのは, やっぱりジョブスはガンが転移・再発したのではないか?ということです。 肝臓を移植したということは肝転移があったのでは?と思うのですが, 通常肝転移があった場合は,切り取るか,ラジオ(針を刺して局所的に 焼く)か抗がん剤が治療法だと思います。移植は日本では聞きません。 というか,素人考えですが,デメリットも多い気がします。アメリカでは ガンの再発で肝移植ってよくあるんでしょうか?。
そういう治療内容の是非,そしてそれ以前に株価に影響するから, 嘘は言いません…といっていたジョブスの病状の件が,どうも 死後ちゃんと語られてない…ってこと,それが気になるのです。
結果的にジョブスは伝説になったので,ジョブスの死で大幅に アップルの株価が下がることにはなってないようです。ですから, 株主訴訟とかもおきておらず,このままうやむやになる気もします。 まぁでも気になるんですよね。膵内分泌腫瘍の手術が成功していたと すれば,一体他のどういう病気で亡くなったのか?。だって自分も 同じ病気なわけですから…。

10/6(休日)
今日は,午前中掃除。夕方はジャズプロムナードに出かけた。 天気が悪いという予想だったけど,そうでもなかった。横須賀は 夕立降ったみたいだけど。

10/5(時間)
今日も出張で外に出ていたし,ばたばたしていて,あまりいろいろ 考える暇なし。
ふと思ったのだけど,最近みんなスマホを持っていて,電車の中でも 外でもどこででも一心に触っているのだけど,「それで失っているものは なんだろう?」と思った。まぁ電車の中とか,今まで死んでいた(なにも 出来ずに無駄になっていた)時間だっともいえるんだけど,本当に そうだろうか?。外食してる時とか,休み時間とかそういう時間も いじってる人多いけど,その時間はいままで本当になにも意味が 無かった時間なんだろうか?…などと思った。

10/4(徒然)
仕事で武蔵野方面に出かけた。三鷹のアトレでアトレカードを使おうとしたら, 「一年間使ってない場合新に入っていただく」と言われたので断念。 えっと,確か去年の9月まで住んでたんだけど,それから使ってなかったのか。 おしいなぁ。どこかで使えばよかった。
というわけで,ネット観てだらだらと。
ジャッキーチェンが尖閣を中国のものと言ったという ニュース。中国の報道に対してだし,立場上当然ではないだろうか?。 むしろ日本のものと言ったら驚く。北方領土は無関係だから,日本に リップサービスしたとも取れるくらい。
尖閣については,日本人と中国人は当事者なのだから,国の公式の立場を 踏襲するのが普通であり,そうじゃない人はよっぽどの意見や立場や 見識があるってことなんだと思う。というわけで,こういうのニュースと しては意味がない。
次。
厚生年金基金の廃止は結構大きなニュースだと思うのだけど, あまりメディアが取り上げてない気がする。これどういう風に 着地させるんだろう?。損失分を結局リスクとして諦めるとしたら, 結構大きな騒ぎになると思う。一方公的資金で補填するのであれば, それはそれで騒ぎになると思うが。
自分が入ってる年金も上乗せ分があったと思うけど,あまり状態を 把握してない。ちょっと怖い。年金の問題は複雑だし,政治的影響を 受けて,結局のところ将来像が読めないこともあってか,あまり 論じられてないきがするんだけど,結構個々の人の生活に 影響あると思うんだけどなぁ。
次。
豚の生食がされてるらしいって件。驚く。
ジャガイモの芽を食べて食中毒…っていうニュースでも思ったけど, 基本的に食べていいもの悪いもの…っていうのが,正確に伝わって ない気がする。
次。
リンクはつけないけど,銀だこが値上げした(実際は量を減らした)という 話を読んだ。銀だこに限らないのだけど,デフレとかいう割りに,結構 値上げしてるものってあるんだよなぁ。私が良く思うのはマンガ雑誌。 本当にデフレなんだろうか?…って良く思う。

10/3(マックのオーダの仕方)
マクドナルドは店のレジのカウンターで注文をし,お金を払い 商品を受取るシステムです。カウンターにはメニューが置かれていて, それを見て注文をする人が多いそうです。そのレジ前のメニューが無くなったという話をネットで 読みました。 メニューが無くなってどうするか?…というと,カウンターの後方上にある 看板的なメニューを見て注文をしろ…ということの様です。
わたしはあまりマックでは飲食をしないのですが,妻は時々 利用してるようです。実際,外出時に小さい子供を連れていくには便利な ところってことでしょう。わたしも何度か家族と利用したことがあります。 マックは以前持ち帰りの手提げ袋を無くす…ということをやって, 話題になってましたが,あれってどうなったんでしょう?…。まだあのまま?。 持ち帰りには不便だなぁ…と思う一方,自分達はだいたい店舗で 食事をするため,あまり関係ありません。でも,今回の改変はレジが 混雑するから?…っていう理由が考えられますが,そもそもマックって, レジを抜けても,席がいっぱいであることも多く,そこをすんなり 流してもしょうがないんではない?…って気がしないでもありません。 それに調理の回転もそこまで速いとは思えないし…。
とはいえ,混んでいるマックではレジ前は結構人が停滞してます。 カウンター後方の看板はありますが,実際にレジの前にまで行って, メニューを見はじめる人が多く,グループの場合,そこで相談するので, 確かに時間がかかります。それってカウンターにメニューがあるから 看板のメニューを見ないのか?,それともそもそも店員と相談しないと, わかりにくいのか良くわかりませんが,後者の部分もあるんじゃ ないですかね?。
そもそもマックって「ポテトはいかがですか?。ドリンクは?」という やり取りがなされるというイメージが固着されてます。つまり カウンターのやり取りでオーダが変化していくシステムです。であれば, カウンターにつくまで,あらかじめオーダを決めておかないのが 「正義」…っていう風に客に思わせたのはマックの方な気がします。 カウンターで悩んで時間がかかるのを問題にするなら,そもそも オーダを受けた後に変更(追加)を客に要求するなんてやったら ダメでしょう?…って思います。
ちなみにわたしもカウンターのメニューは見ますが,それは看板の メニューが見にくいから。なんかあれって,載ってないメニューが あるように思わせるようなデザインになってます。全部載ってるんですか?…。
マクドナルドのページを見ましたが,そもそもメニューが多いです。 カウンター後方の看板にこの全メニューが全部載ってるんでしょうか?。 新製品などが大きく表示され,それ以外があるかないかわからないから, その看板では選ばず,一覧がのってるテーブルメニューで最終確認を する…っていうのが,わたしのスタイルでした。
ファーストフード店はほとんどがカウンターにメニューを置いてます。 マックだけがそうしても,ほとんどの客は習慣的に,カウンターについてから 注文を考えはじめるんじゃないですかね?
注文に時間がかかるのが嫌なら,メニューを減らしたらどうですかね?。 長浜ラーメンなんて店に入ったら同時にオーダされますよ:-p。
言いたいことは,カウンターのメニューを無くすんじゃなくて, 見直すべきは他の点にあるんじゃないか?…ってことです。

10/2(電波が充満)
もし100m先の人に自分の言葉を伝えようとしたら,大きな声で 叫ばないといけません。大きな声で叫ぶと,伝えたい人のみならず, 周りにいるほかの人にも大きな声が聞こえます。もし1km先の人に 声を伝えるために,50m毎に人を立てて伝言ゲームの様に伝えると, その経路1km分の近くにいる人たちにもその声は聞こえます。
というわけでそんなことをしようと思ったら,周りに多大な 声をばら撒くわけです。関係ない人にとっては騒音だし,その声で 必要な声がかき消されたりもするでしょう。ですから,普通は そんなことはしません。1km先の人に声を伝えようとすると, 普通は電話を使いますし。それが無ければ手紙とか,つかって いたのでしょう。100m先だと,まぁ近づいてしゃべるかな。
でも,電波ってそんな感じです。自分の通信機は基地局につながって ますが,そこの間を通ってる電波は,基地局と通信機だけに 届いているわけではなくて,周囲にばら撒かれてます。基地局同士を 無線で通信する場合もありますが,直進性の強い電波を 飛ばすものの,やっぱり周りには電波が広がります。有線で つなぐとつないだ同士以外にはなにも関係がありませんが, 電波というのは全体に飛ばします。
音と違って電波を人間は感じることが出来ません。でもおそらく, 我々の世界は多くの飛び交う電波で充満しており,放射線なんかより よっぽどたくさんの電波を浴びているわけです。まぁ電波は 身体にさほど影響がない…ってことなんでしょうけど。
でも,音がそういう状態だったらさぞかしうるさい世の中でしょう。 電波は感じないので,増えてるのか減ってるのかわかりませんが, それこそ江戸時代と現在では電波のうるささは全然違うんだろうなぁと 思います。ついでに書くと光も電波の一種ですし,宇宙から到来する 電波もたくさん自然界にあるんでしょうけど,それにしても, やっぱり我々の周りの電波はものすごく昔に比べて増えてるんじゃ 無いですかね。
電波は昔は存在が認識されてませんでした。今でも人間はほとんど 感じません。だから無いものとして我々は振舞ってますが, そう思うと不思議なものです。
…余談ですが,霊の存在とか,その他もろもろ,電波がかって そうだった様に,測定方法があれば,やっぱり存在するもの…って まだあるのかもしれない,と時々思います。人間は認識して, 初めてそこにものが現れる…みたいな。

10/1(帰宅)
昨日からの顛末を。
この週末は福岡にいて,予定では17時半の飛行機で羽田に帰る 予定だったのですが,14時過ぎに台風のために飛行機が欠航という 知らせが携帯のメイルで届きました。今日中に東京に戻りたいと 思っていたので,新幹線ではどうだろう?…とそこで新幹線を 急遽予約し16時ののぞみに乗りました。
遅れることは予想はしてましたが,岡山くらいまでは,ほぼ順調。 しかし姫路手前で徐々に遅くなり,姫路で一時停止。その間に 後ろから来たこだまが先に新大阪まで行くという話でしたが, 新大阪で下ろされてもなぁ,と思い,しばらく姫路で待つ。
ですが,結局,のぞみは新大阪どまりというアナウンスが 入りました。じゃぁ泊まる所探すのかぁ,と思ったところ, 新大阪に知り合いが住んでいることを思い出し電話をかけたら, 神戸にいるとのことで,神戸の彼の家まで行き,結局一泊 しました。
今朝は5時半くらいに起きて,新大阪まで行き,7時過ぎののぞみにのり, 品川まで。実は羽田に車を置いていたので,羽田まで行き, そこから高速でかえりました。
関東の台風はひどいと聞いていたのですが,実際ベランダのゴミ箱と 植木鉢は倒れていたものの,土が散らばるほどではなく, 起こして正常に。
…というわけで,無事終わりました。その後会社に行って, 普通に仕事してきました。でも,疲れた。
ちなみに新幹線は博多から東京への特急券のほうは,払い戻し。 航空券も払い戻しがあったので,案外トントンだったような 気がする。まぁ駐車場代は余計にかかってるけど。


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