2006年2月の日記&雑感


だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。 あしからず。


2/28(対立を作り出す本)
『若者の年寄り叩き』本も売れそうですな、 この様子だと」という文章.なかなか皮肉が効いていていい.
最近本屋にいくと,本当にタイトルで売ろうという本が多い様に 思います.特に新書.あまり読んでませんが,タイトルで 惹かれて買うと,がっかりする本も結構あります.本屋で 買うときはまえがきくらい読みますが,ネットだと,そうも いかないので…. っていうか,今書いて気づきましたが,ネットで売るから, こういう煽りのタイトルつける本が増えてるんですね.
それにしても「 下流社会」って本を読んだときも,言いたいことは はっきりしてわかりやすいのですが,それを裏付けるデータが ぐちゃぐちゃで,著者が勝手に妄想してるだけじゃない?…と 言われるような本が増えてるようです.でも,キャッチーだと それが世論になったりする.それが思想や宗教…っていうので あればいいんですが,変に大学の先生とかが書いちゃうと, 一般人は科学的裏付けがあるものだ…と思ってしまうので 始末におえません.
それに今回リンクした先とかでも呆れてるけど,明らかに 無理やり対立を作り出して扇ろうというやり方…,まぁ 要は人間は「不快から逃げたい」っていう行動原理は かなり強制力があるので,不安を使い扇動しようとしてるのでしょう.
つい最近書いた様に,日本では民族間とか 宗教間の争いが弱いので,こういう世代間で対抗させて うまいめを見ようとする連中がいるんだろうなぁ….個人的には 平穏に暮してる人々のところに現われて,不安を扇り 争いを作り出すのって,恐ろしく悪いことだと思うのですが, なんでこういう人達は批難されないのだろう…と思って しまいます.

2/27(ランクの異る戦い)
昨日からノートPCがまともに上がらなくなって, かなり困ってます.いや,自宅にPCを3台以上持っていて, こう書くのもなんですけど…,ちょっとこの日記を 書くときに良く使ってるマシンなので….あぁ…。
話を変えます…。
特定の話をすると怖いので,ちょっと一般論的に書かせて もらいます(^^;).
わたしはネット上の喧嘩とかフレームは当事者になるのも もちろん,第三者として見るのあまり好きではありません. もっとも馴れ合っていて,薄い話しかしないのはもっと嫌い なのですが,要は有意義な議論は大好きなのに,相手の 人格攻撃の様なものは嫌いということです.まぁフレームに なっていても,有意義な意見は読めるんですが,ゴミが それ以上に多いので….
それでも,お互いは激しくやり合っていても,話が噛み合って いたらそれなりに有意義な場合もあります.一番気になるのが, (ミンデルのいうところの)ランクが違う相手同士の戦い. この場合,仮に最初に喧嘩を売ったのが,ランクが低い方であろうが 無かろうが,結果的にはランクが強い方が圧倒的な力を 発揮します.つまりランクが強いというのは発言力があり, また他の人に信用されていたりシンパが多いため,最終的に ランクが低い人は当事者以外からも叩かれてしまうのです.
ブログとかを見てると,人気のあるサイトがあるサイトを取り上げて, ちょっと批判したら,批判先のブログのコメント欄がひどい状態に なることを良く見ます.これは逆にわたしがこういう状況に なったら…と思うとかなり怖いです.ブログの場合,リファラが 残って,こっちがリンクしたのがばれたりする場合が多いので, うかつなことを書くと,こっちが攻撃の対象になるわけです.
ネットの上では言論は自由で,もちろん批判も反論も自由では あるのですが,意外にランクが意識されて無い気がします. いや,むしろみんなが対等であるという前提な気がします. しかし実際には発言力が強い人が批判的に取り上げたところは 攻撃される場合が多いです.そしてそうじゃ無い人が書いた批判は あまり信用されなかったりします.…というか話題にならないと 読まれない場合が多いです.
わたしが定期的に読んでいるページやアンテナに登録してる サイトやブログは人気サイトであるところが多いです.しかし 意外にその人気者は自分がランクが高いことを意識せずに, 自分より明らかにランクが低い人を批判してしまうことが あるように思います.これってどうなんでしょう?.わたしは 結構怖いな…と思うのですが….

2/26(雨の休日)
今日は一日朝から雨.結構しっかり降っていて, 止んだのは日がくれて暗くなったくらい.ザーって 感じで,雨が降る続けるのって意外に冬はあまりないなぁ…とか 思ったり.
昨日は秋葉原,新宿,中華街,野毛…とかなり動き回ったので, 今日はあまり出歩かず,溜まっている録画の消化とか, 本を読んだりとか,風呂に入ったり…とかしようかと 思ってましたが,思い出して表参道のブルーノートに 行き,会員になってきました.これで先行予約が取れる:-). その後渋谷に行き,CDを見るも欲しいのがなく,ハンズで 防犯グッズを漁ったりして帰宅.本当は途中で外食しようかと 思ったのですが,冷蔵庫に溜まった食材の消費をしたいと 思い帰宅.よくよく考えると平日の方が,フラりと飲み屋に 寄って飲んでしまうので,休みくらい自炊した方がいいのか….
その後録画していた「映像の世紀」の第二集をみたり,本を読んだり. 実は結構いろいろ考えたことがあるので,ここに書こうかと 思ったんですが,もう少し練ってみたいので,まだ止めておきます.
で,お風呂は行きそびれました.久しぶりにシャワーだけという 風呂でした.まぁでも,それで我慢できるくらい暖かく なってきてる…ってことですが….

2/25(天下り)
どうも,決まりきったことのように言われていて, 思考停止している気がしてきたので,敢えて言ってみたいと 思います。「天下りってどうしていけないのですか?」。
公務員による天下りがいけない…と言われて久しい気がしますが, 無くなりません。これは(キャリア)公務員の人事制度上, 50歳程度で早期退職になる以上,そこから先の雇用場所を どこかに維持しなければならない…ということからでしょう。 もちろんお役所の外郭団体であれば民間じゃないので天下りでは ありませんが,どうやら最近はそれも叩かれているようです。 そして,民間の場合天下りなのかも知れませんが,民間の方が 退職公務員を欲しがっている場合もあるかも知れません。本当は その場合は天下りと言われないようですが,いっしょくたんに 扱われている気もします。
早期退職の問題は天下り問題が出るとき,事情が詳しい人が たまに指摘しますが,まともに議論されたことはありません。 今朝も平沢勝栄氏が指摘してましたが,みのもんたはスルーして ました。何故でしょう?。根本問題をスルーして「いけない」と 言っていたら,単に不満を言いたいがために取り上げている と取れてしまいます。
さて,天下りの是非はともかく,天下りがあるせいで起きやすく なることには,たくさん問題があります。最近問題になってる 談合の話もそうでしょう。でも本当は談合の是非も考えたいのですが, ここはとりあえず置いておきます。本来不要なコストが 外郭団体に流れたり,不要な発注があったりとコストアップが あるのであれば,それも問題かも知れません。しかし,談合にしても 不要なコストアップにしても天下りの是非とは別に個別に 取り締まることは出来ないのでしょうか?。
天下りを良くない…という意見の中には「ずるい」という 様な感情が込められている気がします。しかし50歳で退職した人が どこにも就職できない…というのは健全でしょうか?。もちろん, 民間ではリストラでそういう目に遭ってる人達がたくさんいます。 しかし少なくと高級公務員と呼ばれる人達は若いときに勉強をして, 多くの競争を勝ち抜いてなった人達で,そういう人達が,不景気な 企業と同じ扱いなのがいいのかも疑問があります。公務員の 給料は受験就職で勝ち抜いた後も役所内の競争を勝ち抜いて トップ(次官)になっても,大企業の役員の給料に比べれば 遥かに低いです。クビになるリスクはほとんどありませんが, 競争が全くないわけでもありません。
わたし自身は役人には優秀な人がなって,使命感を持って やって欲しいので,ある程度の尊敬を集めることとと優遇が あってもいいとは思ってます。そうじゃないと,能力の低い人 しかなりたがらない職業になりますから…。
とはいえ,法案をつくって国会に提出させることのような こともやってる人達ですから,不正をしないように監視を 強めることも必要です。しかしそのことと,役人を蔑むこととは 別です。
天下りから話がそれました。わたしは天下りをなくすには, 役所で60歳まで役人を雇い続ける,給料も年功序列じゃなくて, ある程度から上になったら下がるようにするか,外郭団体に 給料を下げて出すってことぐらいしか策がない気がします。 しかし前者は同じ組織に先輩がいるって言うやりにくさ(下手をすると 院政を敷かれる)をどうするか?という問題もあります。また 後者はいいとは思うのですが,それも最近は批判されてます。
とういわけで,天下りがいけないとだけ言っていても, 無くならないし,そこに内在される問題がかえって見えなくなってます。 個人的には,わたしはありだと思ってるのですが,問題は あって,例えば再雇用後の給与や退職金が高すぎるとか, そういう点を是正すれば,雇用の再利用という意味で, そんなに悪くないと思ってます。少なくとも「ずるい」という 感覚でこの問題を非難するのは止めて欲しいです。

2/24(大企業の研究所)
昨日最後に書いた,NTTやNHKの研究所を切り放すとかいう話。
なかなか客観的に評価はできないのですが(苦笑), それでうまく行くのだろうか?…というのが一番大きな 疑問です。ちなみに複数の会社がお金を出し合って持ってる 研究機関は既にあります,ATRとか。そっちに投資すれば?…とか 思ってしまう:-p。
協同出資によって研究所を持つ場合,出資してる会社の 経済状態が悪くなると資金を止めたりするので,非常に 資金やリソースが不安定になると予想されます。研究というのは 成果がない時期が長くあるからこそ,あるとき大きな成果が でるわけで,短期的に儲たい…というような姿勢なところじゃ 持てないと思います。
日本には研究機関というと,大学,行政(独立法人),協同出資, 企業とかがあると思いますが,それぞれ性格が違っていて, どれも必要だと思います。しかしバブルの頃にたくさんあった 企業内研究所はどんどん閉鎖されて,今残っている企業の 研究所は少ないです。そういう意味で言うと,NHKもNTTの 研究所って必要だと思うんですけどね。
最近わたしが持ってる不安は,日本は今技術立国として 成り立っているのが,その技術力を伸ばすとか保持するとか, そういうに対する取り組みが非常に弱い。資本家が効率よく 儲るのに都合がいいようにいろんなシステムをいじろうとしている 様に感じます。でも土地も狭いし,資源もないし,農業も 自給率すら満足できない程度…というこの国から技術を 取ったら,一気に極貧国になると思います。もちろん 自分が研究職だから研究職を優遇しろと言ってるのではなくて, その技術力のほとんどは研究よりももの作りのノウハウだったり するのですが,企業の研究所はそういうもの作りのところに 試作機を発注する様なこともやってるわけです。
まぁ,そういうわけで,とにかくその施策は国の技術力を 落とさないか?…ということも真剣に考えて欲しいと思います。 だいたいそういう部分は「民間に期待する」とかいう 言葉で濁すからなぁ…政府は…。経営者は技術は海外から 買ってくれば…いいとか平気で言う人がいるから信用できません…。 それって最終的に消費者に返ってきますから。

2/23(誰がための改革?)
竹中懇 NTT解体視野 見直し一致」なんて 記事を読んで,何じゃこりゃー….と思っていたら翌日「地域、長距離3社の統合も NTT再編で松原座長」と 全く逆の印象を受ける記事.どっちなんだよ?(悩)….
思うにNTT改革自体は提言されていたけど,前者の記事で 過剰に新聞が書いたので,慌てて後者で水を指したということでしょうか?. それにしても,これじゃどこまで信じたらいいのかわからないなぁ. どこかに提言書ってアップされてたっけ?.
郵政民営化に一票を投じておいて,こういうことをいうのは 勝手で申し訳ありませんが,頑張って業績上げたら 「シェア取りすぎ」って,会社解体されるとか悲惨だなぁ…。 郵政もそのうちこういう風になるのかなぁ。
どうもいつも思うが,この手の通信業界の議論で出てくる現状認識は, 本当のことが書かれてない様に思います.サービス向上とか言ってるけど ここにも「競争だけでは価格は下がらない」と 書かれているように,既に業界をいじってもユーザはそんなに 恩恵は無いと思います.むしろNTT以外の新規参入組が 「オレ達にも儲させろ」と言ってる様にも見えます.個人的には 既に通信業界は新規ビジネス云々よりも,「雇用(技術)確保」と 「サービス品質」の方が大事になってるようにも思うんですが, いまだにそういう議論にはいかないようです.先日 資本主義は国内の雇用より,資本家の儲けを優先するような 事を書いたけど,ここで議論されている改革が,本当に一般消費者や 労働者の方を向いているのか?…っていうのが甚だ疑問だったりします.
「雇用確保」とかいうと大企業の人間とか役人とかは優遇されていて けしからん…とかいう話が出ますが,大量失業が起きたら消費は 冷え込むし,困るのは個人商店とかも一緒ですよ. で,料金は下がらない,雇用は不安定になる…というと, いったい何のために改革しようとしてるのか?. 単に新規参入企業と,その株を持ってる人達じゃないか?…という 疑問も:-p….
まぁいずれにせよ,この件については,わたしの立場を 知ってる人が読むと,いろいろ誤解されそうなので,あまり書きません. まぁ業界に関係あるので,自分かわいさ…で そういうこと言ってるんだろう?…と言われても全然否定出来ないのですが, それじゃぁ…ってことで,次回(明日とは限りませんけど)は 最初のリンクにある「研究開発部門の分離」ともっとも自分に 関係するところを語るとしましょう:-).…というかNHKの方も 同じような議論出てたので,わたしの話というよりは 研究機関と企業の研究部門…という話で….
いや,本来その話を書こうと思ったんですが,サービス云々を 書いていたら熱くなったので,一旦冷やします(^^;).

2/22(差別問題と言論の自由というダブルスタンダード)
ちょっとデリケートな話を書きます.素直な疑問だったり するのですが,傷付く人がいたらごめんなさい.
とある研修…というか人権に関する研修を最近受けました. まぁその中でいわれたことはある程度納得が行くというか, 「そうでしょう」という感じでした.いや,厳密には 「障害者」を(「障碍者」ならともかく)「障がい者」と書けとか, 「子供」を(「こども」ならともかく)「子ども」と書けとか いう指示は,意図はわかるものの,永年的に有効なんかいな? という疑問は持ったりします.
そういう細い話は置いておいて,最後に「へー」…って思ったのが, 六曜(「大安」とか「仏滅」とかいうあれ)を使わないように している…って話.それはとある組織の話であるし, わたし個人が,それを利用することを封じるよう話ではないので, 別にどうでもいいというか,それを言われて嫌だという人がいるので あれば,そこを無理やり使おうとする程,わたしはこだわりを 持ってないというか….
とはいえ,なぜ六曜がだめなのか?…という疑問があって, その研修でも説明はあったのですが,後で調べてみると, はてなで一年ほど前に語られていた…と.研修で 聞いた話もここに書かれているような話だった気がします.
いや,個人的にはこの説明では納得いかない,なぜ六曜が差別?…って いうのはあるんですが,もしかしたら知ると大変な事になるような 事実が裏に隠れているような気がして,知らない方がいいのか?…と いう気になってます(^^;)….なので「六曜」に関する考察は, やりません.話を振っておいて申し訳ない.
実は一番突っ込みたかったのは,研修でもはっきり言いたくないから, 一般化していたのか,上のリンクと同じ説明をしていて,要は 「迷信を信じ、或いは捨てきれずにいる精神文化は、 まさにあらゆる差別を温存助長していることに密接につながっている」 と書かれてるように,占いを信じるってこは差別を産み出すって 事らしいです.個々の事例はそうだとしても,どうもここまで 一般化されちゃうと抵抗があります.
わたしは占いとか非科学的な考え方がなくなっても, 科学を用いた差別が起きることはあり得ると思います. …というか実際に遺伝子とかの選抜で差別をやってた歴史はあるし. 差別というのはもっと人間の根本にある問題で,それゆえに きちんと管理して起きないようにしないといけないのでは? ないでしょうか?.多くの場合,科学を信じる心は 迷信を信じる心の状態と変わりありません.それに科学は 人の心や自我の存在を認めてません.そういう考え方だけで, 他人を尊重する考えが生じるでしょうか?.
もっとも何度も書くように,個別に何か経緯があるのであれば, 占いが差別に繋がることはあるでしょう.でも,実際は 知らない方がいいこともあるのかも知れません.人権の 問題には語りづらいタブーが多分にあるように思います.
人権問題とは離れますが,一方民主主義では言論の自由が 保証されている…とか良く言われますし,今起きている, イスラムのデモに対する欧米マスコミの態度も表現の自由を 掲げてます.日本のマスコミだって言論の自由を盾にして, 個人の生活を暴露したりしてます.でもそんな西洋式の 自由にも,なぜか ホロコーストを否定すると捕まるという様な 法律を否定することもできず,やっぱり西洋のいう 自由も見掛け倒しかよ…と感じてしまいました.
まぁホロコーストの話はおいておいて,人権問題もイスラムの風刺画の 問題も相手の気持ちを思いやる…って話と,表現の自由っていうのは 完全には折り合いがつかず,結局この辺はダブルスタンダードに なってるのだなぁ…と感じました.

2/21(美味んぼと焼酎)
今連載中の美味んぼは前回辺りから焼酎の話. 焼酎ブームといわれる昨今ですが,いままでやってなかったの? という意外感.例の社主がずいぶん昔に飲んだ粗悪な 焼酎のイメージしか持ってないのに驚きました. いままで泡盛とか散々持ち上げておいて,焼酎を 飲んだこと無かったのでしょうか?.
もっともお話としては,昔の焼酎に比べて改良が進んで 今の焼酎は美味しくなった…というストーリにしようと してるようですが,20年前から九州の焼酎を飲み続けている わたしにいわせると,焼酎は昔からまずいのとうまいのがあって うまいのは昔からうまいです.だたし昔の焼酎は癖が強かったと 思います.焼酎愛好家のわたしにいわせると,むしろいまの 焼酎は個性が弱まっていて,美味んぼって大抵伝統ある 食べ物の「癖」は珍重するのに,焼酎に対しては そうじゃないのか?…という差別感を味わっております. いや,本当,芋くさい焼酎って減ったよね….
今やどこの飲み屋に行っても焼酎はあるし,今更 焼酎特集じゃないだろ…と.今日行った和食系の飲み屋も おしゃれだったけど,お酒は焼酎とワインと日本酒と…と, 何っていうか節操無いなぁ…という感じ.実は個人的には, 今,日本酒を見直している最中です(だって焼酎と純米酒が 同じ値段で売られてるんだぜ!).そういう意味じゃビックコミック オリジナルに尾瀬あきらが連載してるマンガの方が先端を 行ってると思う(いや,この人は昔から日本酒好きですけどね).
一時期は日本を代表するグルメマンガで,この本から料理の 蘊蓄を学んだ人もおおいかと思われる美味んぼですが, 先日のBSEの話といい,どうも最近ずれてるような気がする. 原作者…衰えたのかなぁ….

2/20(民族性と日本人)
中国新聞の「日本は東洋にある不思議な国です」という 文章….正直,何なんですか?…という印象.何がいいたいのだろう?. 単民族国家は先進国になじまない…といいたいのでしょうか?. もっともここに書かれているように実際の日本人にはいくつかの 人種のDNAが混ざっているといわれてます.単民族性だけでいうと 韓国とかの方が強いんじゃないですか?.あっ,先進国じゃない から関係ないっていう考えですか?:-p….
意味不明な文章はさておいて,上に書いたように日本人には 明らかにいくつかの人種が混ざってますが,ほとんどの人は みんな自分は日本人だ…と思ってます.実は人種とかじゃなくて そう思ってることが重要です.もっとも沖縄の人とか 北海道の一部の人は自分達は日本人(この場合ヤマト民族だろうけど)じゃ ないという自覚を強く持っているかも知れません.また民族的には 日本人ですが,過去の歴史で不等に扱われたことで,自分達は 普通の日本人じゃない…と思っている人達もいるかも知れません( デリケートな話なので,ここでは掘り下げません). しかしそれらの人を除くと殆んどの人は自分達は先祖代々日本人だ と思っているでしょう.
でも,沖縄や北海道を除いても,地方により顔付きの傾向は 若干の違いがあってDNAの違いを感じさせますし,民族を人種じゃなくて 言葉で規定するなら,方言の違いは日本中にあります. 歴史的に見ても,大陸からヤマト民族がやってきて,蝦夷と 呼ばれた人達を追い遣ったり,その後のまつらわぬ民という意味で 土蜘蛛や隼人や…,まぁ結構いたわけです.ですが,絶滅した 人達もいるでしょうが,次第にヤマト民族に同化した人達も いて,最終的に見掛け…単民族としてできあがったのでしょう.
海外で地域紛争が起きたり,独立紛争が起きたり…とか いうのを見ていると,民族の単位とは何なのだろう?…と思います. 人種的には一緒でも宗教が違っていてあらそう場合もあるし, 言語が違う場合もある.また民族とは違うのですが,社会階層間の 争いもある.ところが日本では社会階層というグループは 表だって意識されてないし,言語や宗教の違いというかそういう グループが明には見えません.いや,それどころかほとんどの 日本人は自分達がどういう宗教を信仰しているのか?…というのを 意識してないと思います.
こういう状況…というか諸外国で例えば宗教の違いによる 紛争等があることを見てると,むしろどういう人を日本人と いうのか?…ということが疑問視されます.日本は日本という 土地に住んでいた人達をみんな日本人…としてしまったわけで, 別に日本人が集まって作った国ではないでしょう. そういう意味でいうと最初にリンクしたページの文章は, 前提が違ってる気がします.
以下,余談ですが,わたしは日本人が分裂するって事は あり得るんだろうか?…という疑問があるのですが,具体的に どうなったらそうなるかわかりません.それともう一つ, 宗教によってまとまってるわけではない日本人ですが, もし天皇という存在が無くなったときに,日本人という まとまりが揺らぐのか?…それもどうなんだろう?…と 思ってます.そういうのがあるから,女系容認論には 慎重だったりするのですが…,それはまた別の話….

2/19(PSE法反対署名)
またかよ…と思われるかも知れませんがPSE法の 話.すみません.わたし的に関心が高いので….
/.jpでPSE法反対の署名について取り上げ られました.いままで某SNSでの話を書いていたので, 見れなかった方すみません.こちらを読んでいただい方が いいでしょう.
PSE法に纏わる話を読んでいて,幾つか引っ掛かる事があります. 一つは上記リンクの/.jpのコメントの中にもありますが, 中古販売にこの法律を適用するという見解が出たのが去年の11月と 言うこと.これは本当でしょうか?.であれば何か証拠が 欲しいです.
そもそもこの法律,中古販売に適用されなかったら, 殆んど問題にならない法律です.成立から5年経っていて, どうして知らなかったんだ…とか言う話になってますが, そもそも成立当時,だれもそういう解釈をしてなかった…, そして今更文面を解釈すると中古販売にも適用できる(しなくては いけない?)という内容になっているのであれば,中古販売に 関する周知はまだ半年も経ってないわけで,見直すか,解釈上 だけの問題で,実際は取り締まらない…という風にすべきでは ないでしょうか?.
それから…,これは/.jpの話では出てきてなったと思いますが, 税務署に会社の資産でPESマークが付いてないものは, 人に売れないので,資産価値を0円に計上していいか?と 聞いたら,それでいい…と言われた件.これも一税務署の 解釈なので,覆る可能性がありますが,正直すべての会社が これをやると,大変なことになります.通常固定資産は 数年かけて(5年とか)資産価値が減っていき,しかもハードウェアは 完全には0円にはならなくて,資産価値があるうちは,それに 対して税金を払うのが,いきなり0円になって,しかも それを損失換算するのであれば,物凄い額の税収の減額に なるような気がします.というか赤字決算で潰れる会社も 出るかも知れません.この税務署の解釈はあってるんでしょうか?. この辺の解釈をきちんとしないと,大変ことになります.
ここで疑問が出てくるのが,法案を国会に提出する際に 立案した役所は関係役所にその法案を回して,意見をもらう はずで,これは形だけではなく,物凄い議論をされる(だから 霞が関に役人はかなり忙しい)はずなのに,この法律を つくったときに,上記の理由で財務省とかに突っ込まれなかった か?…ってこと.これもやっぱり成立当時は中古販売には 全く目がいってなかったということでしょうか?.まあ, そうであっても,普通は法案がそういう解釈を出来るのであれば, 突っ込むのが専門家だとは思いますが….
というのが今引っ掛かってる疑問です.どうも解釈が途中で 変わってるのではないか?…ということで….
もう一つ/.jpやSNSの議論で官報の話が出ていて, 官報 を読まない方がわるいとか,配るべきだとかいう話がでてますが, いや…それ無理です.見たことないからそんなこと いえるんでしょう…って.わたしはつい最近,会社で 官報である法案を探していたのですが,もう無理…って感じ. 官報って新聞並みの量で毎日発行されていて,その中身は 法律文書なのに,それに目を通すっていうのは,多分マスコミでも 結構大変だと思います.
というのが今現在思ってること….うちの会社は大企業なので, 毎年国税局が調査に来るのですが,今持ってる電気製品の5年以内に 購入したものすべてにPSEマークが付いてるかどうかチェックして, 計上する…という話になったら,こりゃ,パニックになるでしょうね. 可能なやり方としては全部にPSEマーク付いてることにするんだろう けど…. そうしたら税金を払いすぎることになるけど,払いすぎる分には 税務署は文句いわないし….でも決算的には粉飾とはでは いわないけど,無駄遣いで,株主に怒られる可能性もあるのでは?…と.

2/18(ゴシップ)
武部幹事長の息子にほりえもんが送金し指示したという メイルの件,結構ネットで盛り上がっていておもしろい。 2chであっさり鑑定されて,実は民主党の方がはめられたのでは?と いう意見もあって,今後どの様に民主党が主張を補強するのか 見物であるのですが,おもしろいのはあくまでもゴシップとか ネットがこういうときにどういう働きをするか?…っていう点で おもしろいのであって,政治的にはつまらん話でもあります。
仮にほりえもんがお金を送っていたら選挙違反で大問題ですが, 自民党が選挙でほりえもんを推したのは浅はかではあるけど, そこまで大変な問題とは思いません。日本中がだまされて いたというわけで…。
…というわけで,この話はゴシップとしてはおもしろいけど, それで終わり…。それよりPSE法とかの方にもう少し 関心が行って欲しいのですが,なんとかならんのですかね?。 日本シンセサイザープログラマ協会によって 反対署名が始まりましたので,是非ご協力ください。
さて,今日はお休みでしたが,体調が完全復帰というわけでは ないので,あまり無理をせず自宅と,自宅近辺で だらだらと過ごしました。というわけで, ネタはありません。

2/17(資本主義は自国を滅ぼす?)
高校の時の同期会に誘われたので行ってきました。 といっても10人程度の軽い飲み会ですが。ほぼ20年ぶり くらいの人もいて,ほとんど知らない人…,向うもこっちを あまり知らない…という感じだったのでが,おもしろかったです。 というか結構みんなそれなりになっていて意外。大学と 違って高校だとみんな進んだ道が様々かと思ったんですが, それなりに偉くなってる人が多く,意外に優秀な学校だったの だなぁ…と。
話を変えて。
田中宇氏のページに「アメリカを空洞化させた国際資本」って 文章が載ってました。田中氏は本人も時々言ってますが, まぁたぶんに妄想的な部分があるのですが,この文章は なるほど…と思いました。なぜアメリカの国内産業が 没落していくのに,アメリカの政府…というかこの場合 資本家なんですが,それを止めようとしなかったか…という こと。
なるほど,投資家にとっては,発展できるところに投資を するので,それが自国である必要はない,むしろ成長率と いう点で観たら成熟したところよりも発展途上国の方が 効率がいいので,成長した自国を見捨てて海外に投資をして, 自国にはその市場としての役割をおわせたと…。
そう思うと怖いなぁ…と。資本主義と グローバリゼーションっていうのは,金さえ儲れば自国は どうなっても良い…っていうことに帰着するのか….
そうやってみると,今の日本人は,まだまだ国産品を 買っていると思いますが,安売りの家電品や衣服は結構 輸入品だったりするので,日本もうっかりしたらそうなってる 可能性がある。
それにしても,アメリカのやり方はやっぱりいろいろ限界が 来てるようにも思う。共産主義が資本主義に破れ冷戦が 終了したが,果たして本当に資本主義が長期的に維持できる システムか,わからないといえばわからないのだな…と 思います。

2/16(性差)
極東ブログさんにニューズウィークに 「男の子はなぜ女の子より劣るのか」って記事が載ってたと 書いてありますが,この記事わたしも読みました.わたしの 最初の感想も同じく「当たり前じゃん…」というもの:-). アメリカは違うのかな?.日本じゃ明らかに中学くらいまでは 女の子の方が勉強できると思うけど.もっとも件の雑誌記事は 教育の力の入れ方みたいな話をしていて,アメリカって男女で 教育の仕方が違うの?…と更に驚いたりも….
で,女性の方が頭がいい…ということに異論はないのだけど, 「女性の方が頭がいいのに,社会で不利なのは何事だ」 という話になると違うのだと思う. 件の記事はちょっと立ち読みした程度で読むのを止めたのだけど, 「頭がいい」…ってこと自体いろんな物差しがあると 思うのだけど…。単に学校の勉強が出来る…という点でいうと, 少なくとも日本の小学校までは明らかに女の子の方が 成績いいよな…。だから少なくとも日本の大人はこういう 事を入れても驚かないでしょう。
ただ大学行っても女性が成績いいかといわれると疑問はあるし, それが大学の勉強や研究の質がそれ以前の勉強とは 異ることに影響があるのか,それともそこまで蓄積されてきた 文化的な影響なのか,年齢の影響なのかは謎です. 女性の場合いい成績残していい仕事につくより,いい旦那を 見つけることが重要というミームに支配されているのであれば, 文化的影響…って事なんだろうけど…。
というわけで,一概にいえないのじゃない?…っていう 意見なんですが,シングルマザーに育てられる男子は 手本が家庭にないので…っていうのは…,あぁそれは 問題かも…って気がしました.いずれにせよ核家族って あらゆる人間的側面に悪影響を及ぼしている気がするのだけど, それを是正しようとする動きがイッコウに見られないのは どういう事なんだろう?.うーん….
ただ,女の子が頭が良いとか悪いとか…って話とシングルマザー…って 話はわたしの中では,そこまでリンクしないなぁ…というか 核家族はともかくシングルマザーという中に問題を 集約することの方がちょっと気持ち悪い…というか.

2/15(PSE法)
2月6日の日記の続きというか…。
某SNSでは音楽系ファンの間でようやくPSE法に対する…なんというか まぁなんだ…,が(笑)活発になっている様です。若干ですが, 主要メディアにも取り上げられるようになってきていて, もうちょっとかなぁ…と。
で,そうなんですが,SNSの中の話だけかもしれませんが, 若干わたしが引いちゃっているのも事実です。なので 上のような書き方になるわけです。
引いてるのは,「憤りを感じる」とか「新製品を 買わせるための施策だ」とか…そういう意見。あとこの法律を 知らせるためにチェーンメイル等も辞さない…とか。知らせるため だったら大手町や霞が関辺りをデモ行進するのが 一番手っ取り早いと思いますけどね。ネットの中で暴れても たいして世の中には訴求しません:-p。
悪法という意見もありますが,実はわたしはこれは単なる欠陥法 なのじゃないかと思ってます。つまり新製品を売るための 法律…というのは,まぁ多少はそういう面もあったでしょうけど, 本来は安全基準のための法律で,中古販売業界がこれだけ 影響をうける…ってことを想定してなかった…と。してるので あれば周知されてるはずですから。
CDの輸入権の問題の時に結構いろいろ話とかを聞きにいった から思うのですが,輸入権の法律も結局のところ,成立したものの 我々が恐れていたような運営はされてません。もともとそういう (洋盤の輸入販売を禁止する)目的で作られたものじゃないから…。
PSEも中古販売を規制するためにつくった法律じゃないと思います。 ただ法律通りに取締をすると,たぶん法案を作った人の想定以上の 社会的影響をおよぼしてしまう…ってことなのじゃないかと…。
なので,まぁ改正をして欲しいというのがわたしの望みなんですが, 悪法だとか憤りとかじゃなくて,「この法律文面通りだと,こんな 大変なことになりますよ。修正しないといけないのでは?」と 立法府の人に言いたいということです。
なお,SNSの議論を観てると,いろんな立場の人がいて,楽器ファンが 多いことから対象リストから楽器やオーディオが省かれていればいい, という人もいますが,わたしはリサイクルの点からいうと, リストの問題じゃないと思ってます。PSE以前の適合マークであった <〒>が意味をなさなくなった…ってことが一番問題なのかと。 <〒>マークがついていたらOK…っていう風に出来ないんですかね?。 あと自主検査の方法を変えるとか…。
…あと,「そんなこというならおまえが運動をやれ」と 言われそうなのですが,こういうのは一番の受益者がやるべきで, わたしとかがやると,たぶん途中で投げ出して「そんないい加減な 気持ちでやるな」と言われそうなので,中心になることは やりません。手伝えることがあったら手伝いたいですが。 今回はバナー創る人とかいないのかなぁ…と,しょうもないこと 思ったり…というか,やっぱり口だけで盛り上がっていて, 行動に移す人が少ないのが気になります。

2/14(オリンピック,体育会系研究者?)
バレンタインデー…。職場で義理チョコがもらえるかも:-)と, 会社に行ったら風邪ぶり返し早めに帰りました(←ばか)…。 つーわけで,日記は薄めに…。ライブに行ったりもしてますが, ちょっとライブレポートは明日にでも書きます。 まぁぶり返したと言ってもたいした事なく,自宅で じっとしてる分には納まるんですけどね。あと 咳はもうちょっと続くかなぁ…。
で,TVをつけるとオリンピックばかり…。まぁ いいんですが,いまだにメダルとれません。責めるつもりも ありませんが,始まる前の盛り上がりとずいぶん違う。 というか,元々外国の予想では日本はメダル二つくらいしか とれないだろう…と言われていたので順当。でも国内では 盛り上がっていたよねぇ…。
なんか「自分達は世界一だ」と自分から言ってる,どこかの 国と変わらないなぁ…とちょっと恥ずかしい気分です。とほ…。
で,薄いついでに,某SNSに書いた日記をこっちにも 貼り付けておきます。SNSだと埋もれていくので,ちょっと もったいなくて…。
昨日のNHKのプロフェッショナル仕事の流儀は 結構おもしろかったです。 古澤明さんという人を紹介。寡聞にもわたしは知らなかったのですが, 量子コンピュータの世界では世界でトップレベルの実績を 産み出してる人らしいです。
上のページを観てもわかるように,研究をスポーツに見立てて スポーツ的方法論(というか哲学)を実践してます。
印象に残った言葉で「ヒットじゃなく常にホームランを狙え」 というのがあって,これは要はチマチマ検証とかやるんじゃなくて 常に大胆にアプローチせよ…ってことだと思いました。 あと「頭の良さなんて,人によってたいして違わないのだから, 根性がある方が結果を出す」みたいなことを言っていて, これはおもしろかったです。こういうこと言う研究者あんまりいないなぁ…。 まぁ好きで没頭できる人が出来るってことを言う人はいますが…。
なかなか研究バカ的で素的でした。最近自分には 根性が足りないと反省(^^;)…。
あと一番おもしろかったのが古澤氏が茂木さんに聞いていた話で, 古澤氏はいろんな問題が山積して行き詰まると寝ると, そして朝起きたら解決してることあるけど, 脳的にはこれは合理的なのか?…って質問。
思わず「あぁー,それわたしも経験あるよ」っと思ってしまいました。 っていうか昔はそれ出来たんですが,最近やってない(^^;)…。 ちなみにわたしが仕事が大変だと,寝てしまうのは, そういうことをやっていた習慣からだったりもします。
やっぱり寝ながら考える人って他にもいるのね…と思い, 共感しました。…って考えてることのレベルが違うんでしょうけど(^^;)…。

2/13(日米両国の牛の危険性)
日本人がアメリカの上院議員に「アメリカ牛が 安全だという根拠は?」と聞いた記事を読んでいて, ずいぶん聞き手(日本人)を馬鹿にした回答だなぁ…と思ったが, よくよく読んでみると,アメリカの中ではBSE(感染)牛は 一頭しか見つかってないという認識であることがわかる。 そういう意味でいうと日本では既に22頭見つかっている。 単純にこれだけの情報を扱うと,アメリカの牛肉の方が日本牛よりも安全と 考えることはできる。
一方で原因不明で歩行困難の牛20頭を食用にしていた というニュースを見て,わたしは真っ先にこの牛達がBSEでは ないか?…と発想した。この辺は多くの日本人がそう思うとは 思うが,アメリカ人がこのニュースを知ってもなんとも思わない かも知れない。
ちょっと前に日米の牛肉輸入の摩擦はお互いが自分の国の牛肉より 相手国の牛肉の方が危険(自分の方が安全)と思ってる事だなぁと 思ったのですが,やっぱりそういうことなのだろう。
アメリカからしたら,自国にはBSE牛は存在しないので, 全頭検査等する必要がない…ということになる。一方日本は BSE牛はいるものの,全頭検査で漏らさずチェックしている, 米国も一頭は見つかったので全頭検査すべきだという認識。 でも日本はオージービーフには全頭検査を求めてないはず。 これはオーストラリアではBSEが見つかってないのと,肉骨粉が 使われてないからってことでよろしいですか?。で,アメリカって 肉骨粉使ってたんでしたっけ?,いつまで?…。
どうも混乱してきた…。この他にもアメリカではヤコブ病患者が発生しているとか いうのをちらほら聞いて,てっきりアメリカの方が日本より 危険な状態だと思っていたのに,どうやら当のアメリカは そう思ってないようす。
こりゃもめるわけだ…。もっともお互いに明らかにしたくない 部分はあるんだろうな…と。日本の方が危険と明らかになったら 和牛は途端に売れなくなるし,米国牛の方が危険と明らかになったら 米国の国内での騒動も悲惨なことになる。お互い不明瞭な ままで自分の国の方が安全って事にしておきたい…っていうのが もしかしたら真実なのかも知れない。
ところで,日本で肉骨粉を食べた牛がいなくなるのはいつの 事なんでしょうか?。そうなったときに「実はそうでした…」 って真実が明らかになったりしないでしょうね?:-p。
ちなみに輸入を解禁して消費者に判断させるにしても, 現状,日本人はアメリカ牛は危険と思ってるので,このままだと, アメリカから観ると風説の流布により販売妨害してると 早々にクレームをつけてくるだろう。まだまだ 揉めるだろうね…。
一応念のため書いておくと,別にアメリカの牛が日本に比べ 安全と言いたいわけじゃありません。ただ日米の認識の違いが どこから来てるのかを考えただけです。個人的には 少なくと全頭検査してる分,日本の方が安全な気がしてます。 またアメリカも歩行困難牛を検査すべきだとも思いますが, もしそれらの牛がBSEだったら…というと,これは日米問題より アメリカ国内の問題としてすごいことになるなぁ…と 思ったまでです。日本が検査しろと言っても応じないわけだ…と。

2/12(週末の病気状況)
今日は風邪でダウンしてたので,ネタはありませんorz…。 若干状況を書くと,昨日土曜日は新宿ピットインで4時過ぎから ライブがあるのを見に行ったので,午前中洗濯等を した後,昼食を荻窪界隈で食べ,その後ちょっと 自宅に戻った後,2時過ぎに家を出て,ちょっと気になっていたあんさんぶる荻窪という施設に行ってみる。 なにが気になっていたかというと屋上庭園があるとのことでしたが, 冬なので殆んど枯れてました(^^;)…。
で,その後,新宿へ出てCDを買い漁り,ピットインの 会場まで時間があったので新宿3丁目あたりの立ち飲屋で飲む。
言われてみれば,妙にこの時間からだるかった気もするのですが, 屋上庭園まで歩いて登ったりしたからかなぁ…程度。 多少咳が出ていて,ライブ中大丈夫か?…とか思ったおぼえが あるので,このころから実はそうだったのでしょう。
で,ライブ。ビールとかジントニックとか飲んでたのですが, 9時にライブが終わるころは妙に酒がまずく感じられ, ライブ前に串焼を5本食べただけの割には,妙にお腹いっぱいな 感じ。でも会場であった知人とラーメン食べましたが, イマイチ。自宅に帰って酒を飲んでも美味しくないし酔わない。 ちなみにこの時頭の体操のゲームをしたら最高得点でました(笑)。
…というわけで土曜はネタのですが,明け方何度も足が 寒くて目が醒める…というかこの寒さは嫌な予感。いわゆる 発熱してるときの過程ににている…。というわけで, 朝起きたらしっかり7度4分ありました。まぁ微熱と言えば 微熱ですが平熱より1度高いので,それなりに辛いか…。
朝食として餅を食べて,川崎大師でもらった葛湯に生姜入れて 飲んで,午前中はずっと寝てました。寝てる間,若干 汗はかいた気がしますが,昼過ぎに起きてもまだ熱は下がらず…, とはいっても薬もないし…ということで昼食がてらに出かけて 薬買って,食料品買い込んで帰ってきたら,7度まで 熱が下がっていたので,後は自宅でまったりとしてました。
まぁ土曜に買ったCDをじっくり聴けたりしたので,いいとしましょう。 夕食をとるころにはほぼ平熱までに戻り,早めに寝ました。
最初ピットインでうつされたか?…とも思いましたが,こうやって 思い返すとピットインにいく前に既に咳が出てるので, そうじゃないでしょう。金曜辺りに喉がいたいのは花粉の せいか?とも思ってましたが,その辺は良くわかりません。 微熱とは言え久しぶり風邪ひいたなぁ…。

2/11(おごり)
みのもんたが木端役人を恫喝した件について。 それで視聴者が共感すると思ってるんだろうか?。 今朝TVで本人が言っていたのですが,社会保険庁だったか 税務署だったか聞いてませんでいしたが,みのもんたが 経営する会社に役所の検査が入ったところ,みのもんたが 「みのもんたの会社と知って来たのか?」と問いただし, 「もしなにも出なかったら長官名でそれを言え」と 役人に迫ったと…。自慢げに話してました。
でもそれって「オレは有名人だぞ。オレを怒らせていいのか?」と 言ってるってことじゃありませんか?。一市民として全然 共感できないのですが…。
それに会社が黒かろうが白かろうが検査はするし,それに 協力しなくてはいけないのが法律です。怪しいところだけを 調べるわけじゃないでしょ?。うちの会社も年に数回 監査とか検査とか入って,業務が滞るけど協力してますよ。 それが自分はマスコミに力をもってるからって,文句を言える…と いうのが視聴者に自慢できる…っていう発想が良くわかりません。
それに,自分のところに狙いすまして来たのがおかしいと 思うならそりゃ独占禁止法違反の前歴があるからでは?と 思ってしまうのですが:-p。

2/10(近代化と豊かさ)
格差とかの話じゃなくて…。
皇室の話で国のために子供を産むことを要求される…っていうのが なんとも前時代的だ…と感じるっていう感覚はいったい…と 思っていて,ちょっと考えた。
今少なくとも日本で常識になりつつあるのは, 「個人は自由である」ということで,それゆえに職業選択も 自由だし,結婚するしないも自由だし,子供をもつのも 自由です。また男女もなるべく自由であるべき…っていうことで 一夫一婦制だと…。その結果自己責任が生じるにしても, そういう自由の在り方が…そしてその他発言の自由だったり, 就業や居住の自由が保証されていたりするのが近代的・現代的だという 常識になってます。
一方,住むところを自分で選択できなかったり,職業を選択出来ない というのや(日本でも家庭の事情ではそういうのはある),また 一夫多妻だったり,結婚したら子供を作らないと避難されると 言うような社会は前時代的で古くて良くないという考えかたに なってます。ですから,日本以外の諸外国でも近代化が 進むにつれて,そういう風になろうという国はたくさんあると。
まぁ子供の件はともかく,一夫多妻に限ってはイスラム圏では いまだに行われているわけで,それに対して,日本や 西洋の人はイスラム圏は前時代的だ…と思ってるかどうか?…。
そこでふと思ったのは,もし今我々がもってる個人の自由が 保証されているが,生活は食べるのも大変…という社会と, 個人の権利は制限されているが,生活が豊かで文明も 進んでいるという二つの文化が接触した場合,どちらが 優れた思想と判断されるのでしょう?…ということ。
つまり我々が西洋式の社会がいいと思ってるのは,西洋式の 社会が「思想的に」優れているから…と思ってるけど, 実際は単に経済的・科学的に進んでいるだけじゃないのか?, ということです。これは以前「もしイギリスで産業革命が 起きなかったら,世の中は全然変わっていただろう」という 考えとつながるのですが…。
この考えは今問題になってる皇室典範の改正で,1000年以上の 皇室の在り方にメスを入れるような改正案が出されたときに, 現在の常識に合うからといって,1000年以上の伝統を 壊していいのか?…という疑問だったりします。もしかして, あと100年たったら,「個人の権利なんか認めると みんな食べられなくなる」というのが常識なる時代が来るのかも しれません。というか少なくとも某隣国の近代化により, 地球が喰い尽くされそうな現状…,それもあながち嘘じゃない…って 気がしてたりもします。
この辺は自分の今の常識だけで物事を考えていく危うさと いうことで,長い歴史を踏まえ,古い風習を否定するだけじゃなくて, 考えないといけないのではないでしょうか?。その時は一番いいと 言われていた考えが数十年後には非常識になることはこれまで 数えきれないくらい起きてるのですから…。

2/9(他文化)
だいぶ遅くなってしまいましたが,例の ムハンマドの風刺画に対するイスラムの暴動 の話。これについては, 確かに,大使館を襲うのは行き過ぎでお門違いだと いう意見はわかりますが,そもそも風刺画を載せる方の 意識低すぎます。自分達(マスコミ)の権利ばかり主張して, 他文化が痛く傷付くのは構わないという考えは,いったいどういう 事なんでしょうと…。謝罪はともかく「配慮が足りなかった」 位言えないの?…。
と思ったらブッシュが「自由には他者のことを思いやるという 責任が伴うべき」とか言っているのをしって驚きました。 まともだ…。この人,こんな事言えるなんて(笑)。
というわけでそういうことです。だいたい自国で権利が 保証されているからといって,他の文化圏の人が 傷付くことをやるというのは, それこそ他文化を理解しようと しないという態度が見えます。 日本語の本を調べていてもイスラム教って 結構書くのが大変で余りないようです。 聖人を愚弄するだけで戦争になりうる…という位の 意識をもつべきでしょう。
言論の自由が何よりも大切…というのはあくまでも 西欧の一部の考え方…と思うべきです。
まぁ,でもフェリー事故の遺族がフェリー会社を襲撃するって 話を聞いて,へぇー,そういう文化なのか…とも思いましたけどね(^^;)。
我々の常識だと普通は襲撃じゃなくて訴訟でしょうけど…。 まぁそれだけ文化っていろいろあるって事だよなぁ…と, 改めて思いました。

2/8(天皇とか…)
昨日の続き…。
小泉氏空気読めてない…と思ったら「慎重に議論」…と路線変更。まぁ ギリギリ間に合ったのかな?…。党の様子を見て「折れた」と 取ることもできるし,世論の空気をうまく読んだ…とも 言えます。まぁあそこで強攻姿勢を取っていてもいいことない とは思っていたので賢い選択でしょう。
それにしても,じゃぁ秋になってもし男子が生まれなかったら… また同じところに戻っちゃうのかなぁ…と考えていたのですが, 今回秋篠宮様のところがご懐妊…という話を聞いたときに 思ったのは今度男の子が生まれてきたら…ということより, 秋篠宮様は男の子が生まれるまで子供を作るつもりがある…って いうことの宣言だったのではなかったのかと…。いや正直 「子作りを止めたわけじゃなかったんだ」と思ったのです。 女性天皇が容認されても女系天皇が容認されてなかったら, 愛子様の後はくりあがって秋篠宮家から天皇がでる可能性も あるわけです。
香淳皇后(昭和天皇の皇后陛下)も最初に四人女の子をお産みになってから 今の天皇陛下をお産みになったわけで,2人くらいで終わり…って わけじゃないのかも知れません。
まぁ,こういうことを書いていると,なんか女性を子供を 産むためのもの,夫婦を子供をつくるためのもの…と いう感じがして,ちょっと抵抗があるのですが,家柄によっては 子供を産むことを第一優先とされる人達がいるというのも 事実でしょう。それを秋篠宮様は自覚(というより外に 決意を示したという感じか?)したのだなぁ…と思いました。
以下ちょっと余談ですが…。
今夜の「そのとき歴史が…」は壬申の乱の話。大友皇子と 大海人皇子の内乱の話ですが,大海人皇子は即位し, 天武天皇と名乗りました…,そして「天皇」という 称号を名乗ったのは天武天皇が始めて,また「日本」という 名前が生まれたのもこのころ…というお話。番組では 言わなかったけど,天武天皇王朝とそれ以前では実は 血統が切れてる…って説もあるんですよねぇ…。そう思うと, 今回の話と天皇の伝統の話はタイミングが良くて,意図的か?…と 思うところもありました。しかし伊勢信仰を土着の宗教だったのが, 大海人皇子を支援したことにより,国家信仰になった…ってことを 露骨にばらす内容だったのだけど…良かったんでしょうか(^^;)…。 個人的にはその説には賛同できるものの,天照信仰はそれ以前から 朝廷にはあったというのは信じたいのですが…。

2/7(ご懐妊おめでとうございます)
イスラム圏の暴動の話を書こうかと思っていたら, ビッグニュースが…。 秋篠宮妃紀子さまがご懐妊と聞いて 正直…物凄く驚きました。
いや,ご懐妊は至極すばらしいことですが,皇室典範の 改正案が国会に提出されようとするまさにこのタイミングって いうのが…。まぁ現在6週目ってことで,若干発表には 早いような気もするのですが,それは多少このタイミングだから 早くしたというのもあるのでしょう。
それにしても本国会で成立させると言っていた小泉氏に対し, もっと時間をかけて議論すべき…という意見とかでていたところ なので…。少なくとも紀子様が出産するまでは議論をのばすべきだと 意見が強くなるのではないか?…という気がします。というか わたしはそういう考え。
で,もしかしたら意見が発散してるのに対して小泉氏が 強攻姿勢なのを,意見を変えるいいタイミングなのでは?…と 思っていたら 小泉氏は相変わらず本国会で成立させるとか 言ってるし,これは絶好のタイミングを逃したのでは ないでしょうか?…。ここで意見を変えていたら別に 面子は保たれただろうし…。
というわけで,マジで皇室典範で小泉首相の支持率急落 する可能性でてきたなぁ…と気がしてきました。
いやしかしわたしがこういうのも不敬で,申し訳 ありませんが秋篠宮様見直しました(^^;)。

2/6(電気用品安全法続報)
まず余談。
今週の美味ぼうは牛肉の話題でアメリカ産に比べ日本産が 安全というわけでもない…という結論でした。 いまの空気を読めてない気がするけど,今回の 事件が起きる前に書かれた原作なんでしょうか?。
で,本題。
昨日の電気用品安全法の改正の続報。 音楽系のコミュでは相当盛り上がってますが(苦笑), かなり情報が混乱してます。なのでちょっと整理。
まず今売ってる新品はメーカが PSEマークを取得してるか,もしくはこれから取得すれば 売れるでしょう。今売ってるものが買えなくなる…という 事を無条件で書くのは誤解を産みます。
問題は中古市場…。個人売買は規制されない とのことでオークションとかで売り買いするのは大丈夫。 ただし中古販売店とかには規制がかかるので,中古販売店に 引き取ってもらうことは難しくなりそう。
あとPSEのマークをつけるのは特定のものを除くと, 自主検査なので事業者が自分で検査してマークをつけるのは 可能。ただし…,一台一台中古販売店が検査するかは謎だし, 販売店くらいの規模だとその認定を受けるのは難しい様子なので, やっぱり壁になりそう。どこかそういう中古電気製品を集めて 自主検査する業種でも出来ないと難しい…。その点は車検と似てる。
それから…,周知については電気メーカにはやっていたそうですが, 中古販売業界にはやってないようで…,やっぱり片手落ちですな…。
というわけで,この盛り上がりが,一般の耳に届くといいのですが どうかなぁ…。あとCDの輸入権の時の様に議員が味方に付くと 嬉しいんだけど,成立しちゃってる法律だから…乗ってきてくれるか どうかもわからず…。うーん,運用で楽器とかは見逃すとか 可能なんだろうか?…。でもどう読んでも違反なんだから, だれからチクルと取り締まられるよなぁ…とか思ったりも…。

2/5(電気用品安全法)
5年前に施行された「電気用品安全法」の改正で 今年度で新たに対象物に電子楽器が含まれている(248,302項目目)って ことで,ちょっと某SNSの楽器系のコミュで騒ぎになっています。
うーん,この話題先月ちょっと/.jpで古いゲーム機が…って 話になって知ってはいたのですが,古いゲーム機を欲しいとか 思わないのでふーん…と思ってました。ちょっと危機感 薄かったですね…。楽器も含まれるんだ…と。
つまり電子楽器の中古販売というビジネスが消えるわけです。 逆をいうとわたしがもってる古いシンセとかは個人売買でしか 売れなくなるわけだ…。逆に古いシンセを買おうとすると, 個人売買で買うしかないわけです…という解釈であってますか?。
正直施行されて5年も経っていて,今更声を挙げるのはこっぱずかしい 部分もあるのですが,どうして5年前に気づかなかったんでしょう?。 いや,個人は無理だけど骨董業界とか質屋業界とか 異論なかったんですか?。それともなにか抜け道があるの?…。
ちなみにACアダプタを使う製品はそこにしか規制がかからないので, 同電圧をもつ新しいアダプタを使えばいいのだとおもいます。 でもシンセとか…と思って今日は思わずここ3年間スイッチを 入れてなかったシンセを立ち上げてしまいましたよ。使わないから 売ろうかなぁ…と思ってたのに売れなくなっちゃったねぇ…。
法律的には古い電気製品で事故が起きるのを防ぎたいのと, 新品の販売促進という側面があるのでしょうが…,骨董的 価値がある電気製品ってあるので,その辺はどうするんだろう?…と いう気はします。
ところで上のリンクのページ,法律は5年前に施行されたのに なぜリストが先月付けで挙がってるんだろう?…。 もしかしてリスト自体は時々変更されてるの?…。
法律を良く理解していないので,とんでもない勘違いをしてる のかもしれませんが…。これって機器個別に検査してもらって 売れるようにするとか出来ないのですかね?…,車検みたいに。 そうするとすごくコスト高なのはわかりますが,とりあえず 売ることはできるし…。うちの会社とか古い電気製品は 絶縁試験をするとかいうのやってますけど,そういうこと じゃないのですかねぇ…。
いずれにせよ…,ちょっと状況を見守りたいと…。

2/4(ホテルと一括りにする問題)
ネットで見つけたSHUMAIさんという方の 「東横イン不正改造で逆に思ったこと(上)」と 「東横イン不正改造で逆に思ったこと(下)」という 文章を読んで,ちょっとなるほどな…と思いました。
まぁわたしは東横インについてはあの記者会見につきると思ってるので, もしソフト(運用)面で身障者に対応していたとか,他のホテルも 似たような状況だとか…そうだとしてもやっぱり東横インは まずかったと思います。まぁ他のホテルも身障者に来て欲しくない…って いうところあるんだろうなぁ…と。それって良くないことだとは 思いますが,人の思いに制限はかけられませんから…。 ただそういう思いを行動に移すことを制限かけるために批難される 部分は必要なのでしょうが…。
リンク先を観て思ったのは日本ではホテルを開業しようとすると 制限が多くて安い宿をつくることが不可能だという話。どうりで 山谷とかを除くと安いホテル(というか宿)が無いわけですね。
これってどうなのかなぁ…と。かかれてるように日本にバックパッカーが 止まる場所が山谷しかないというのもちょっとどうかと…。 まぁ日本のホテルには星表記(格付け)がないことからわかる様に,どうも ホテルに一様のサービスを要求するし,違っていてもそれを うまく利用者に見せることが出来ないと…。
難しいのは,じゃぁ安かろう悪かろうっていうホテルをつくったときに, そこを身障者が利用するのを制限することができるか?…ということ。 この辺ってホテルの格付けがあるヨーロッパはどうなってるんでしょう?。 あっちは身障者に対する意識も高いと思うけど…。実際は 「不便で良いなら使ってください」って感じなんですかね?。
いずれにせよ設備だけでなくて運用で対応するっていうのも ありな気がします。ただ決め事をしないときちんとやらないのも 人間であり,そのために設備の方で何とかしよう…というのが 決める側(行政)が出来ることなんでしょう。
ただ以前から思ってるのは本来のホテル…っていうのは, 寝るところだけじゃなくてサービスを提供するところです。 しかし実際は寝るところだけを提供するところも混在してます。 それをシティホテルとビジネスホテル…というので分けてるのかも 知れませんが,この線引きも曖昧な気がします。それにビジネスホテルでも サービスを提供してるところと,そうじゃないところがあります。 その辺の違いを今ユーザは値段でしか判断出来ません。でも値段と サービスが必ずしも一致するわけじゃないのでサービスの割に 安いホテルを探すと…。
どうもこの辺で混乱が来てる気も…。本当はホテルと そういう安宿って分けるようなことも必要な気がします。

2/3(恵方巻)
以前から関西で食べられていることは聞いていた恵方巻, あまりにコンビニが宣伝するので買って食べてみました。 これ一本で腹一杯になるので実は安上がりでは?…と(^^;)…。
コンビニが宣伝する間漫然と思ってましたが,業界が 儲るために人工的につくった風習というのはありあり…,というか, 実際は元々江戸時代から明治にかけてやっていたのがなくなったのを 1977年に大阪で復活させた…というわけなので,必ずしも 人工的につくられた…ともいえないのですが…。
こういうのを「乗せられている」と取ることも出来るのですが, いまあれだけやられている土用丑の鰻だって平賀源内が 鰻の売り込みのために始めたわけだし,続けていれば 風物詩になるのではないか?…と思います。そういえば 京都とか昔からの季節がらみのしきたりがたくさんあると 聞いたことあるし,そういうのもそういうものかもしれません。
というわけで,普段太巻き食べないし,ある意味行儀が悪い 食べ方ってことでハレを楽しみました:-)。

2/2(その時歴史が)
今週のそのとき歴史が…はジョセフ彦という日本で初めて 新聞を作った人の話でした。寡聞にしてこの人のこと知りませんでした。 1850年13歳の時乗っていた船が流され(?)アメリカの船に 拾われてそれからアメリカで暮らし最初にアメリカに 帰化した日本人とのことです。その後日本に戻り 日本で最初の新聞を発行したと…。ちなみに「新聞」という 言葉は彼が出した新聞のタイトルから来てるとのこと。 なんでnewspaperの訳が「新聞」なのか以前から疑問でしたが, ここでもそれは触れられず…,まぁでもこの人が つけたと言うことはわかりました。
ちょっと調べると有名なジョン万次郎の方は彼より10歳年上で, 同じく14歳くらいのときにアメリカに行っていて,アメリカから 戻ってきたのもやっぱり10年くらい早い。だからジョン万次郎の方が 有名なのかも知れません。
…いや,そんなことを思ったのではなくて,どうしてこの時期に こういう風に二人も日本人が海で遭難してアメリカに拾われて アメリカに行ってるのか?…と思うとアメリカはこの時期に 日本の近海にしょっちゅう来ていて実はしょっちゅう 遭難した日本人拾っていたのじゃない?…ってこと。 この二人はたまたま日本の開国と時期が一緒だったので, 日本に帰ってきたし,アメリカ側も日本との橋渡に重用したので 有名ですが,アメリカの国内で名もない移民として死んでいった 日本人って結構いるんじゃないの?…とか思いました。
なんか十二国記みたいだなぁ…とか思ってみたり:-)。
ところで,新聞ネタなのは最近の新聞がだらしないから?…。

2/1(小泉氏失速?)
漫然と表記のようなことを思った…。確信も根拠もないのですが, 後々思い返すときに役に立つかも知れないので書いておきます。
今国会とか世の中の空気(といってもTVとラジオと新聞とネット ですが)を見ていて,何となく小泉氏苦しいな…と。 いやわたし自身が,小泉氏を見ていてそう思ってるだけかも しれないけど…。
確かにライブドア,マンション耐震偽造,防衛庁汚職, アメリカBSE牛肉,皇室典範など問題は山ほどあって…,いや, 皇室典範は別にスキャンダルじゃなくて議題なんですが…。 実は最初の三つは単なるスキャンダルで対応をきちんとすれば あまり小泉氏の致命傷にはならない気がします。民主党は その辺ばっかり突いてきますが:-p。まぁいろいろ 問題があるのはわかるにしても自民党とか小泉氏自身の 政策の失敗…とまでは思わない。ライブドアはマスコミも含めて 見誤っていたし,耐震偽造や防衛庁は誰が政権を取っていても 起きた問題。まぁ大臣クラスが責任を取る…とかいうのは あってもそれでそんなに小泉氏の失策という風にならない 気がします。
しかし牛肉と皇室典範の話はちょっと違います。牛肉は 小泉氏のアメリカ追従路線の結果だから明らかに小泉氏の 失策…というか日本がアメリカのポチであることを国民に 実感させてしまう。あと皇室典範も女性天皇はいいとして, 女系天皇を認めてしまったというのはあまりにも世論で 合意がとれてなくて…と。しかも本国会で成立させるとか 言ってますが…。
わたし自身が皇室スキーだから思うのかも知れませんが, 郵政の時よりもずっと問題を大きく感じてます。いや,経済とか それで影響をおよぼす事考えると郵政の方が大きい問題だったとは 思うんですが(^^;)…。今のままの改正案で拘束かけて 国会載りきれるのかなぁ…。ちょっと疑問…というか, 世の中の空気読むと郵政の時のように「もう変えちゃうしか ないのじゃない?」という風になってない。とりあえず 愛子様は天皇になるにしても,その後を誰にするかは もう少し考えてもいいんじゃない?…とか皇室を増やしても いいんじゃない?…という空気が出てきてる気がします。
ついでに書くと麻生大臣が天皇の靖国参拝の話をして, すぐに「あれはもっと状況が変わってから」と言い換えましたが, わたしは靖国参拝は反対なのであまりいい感じせず。
つまりわたしは結構右寄りだと自覚してますが,天皇の問題って 難しいなぁ…と。天皇を担ぎ上げても落しても誰かが 納得しないのですよね。まぁ宗教だからなぁ…。
というわけで,大丈夫か小泉氏…。もうちょっと空気嫁よ…, って感じなんですが。
小泉氏,織田信長を気取っていて,だけど本能寺は嫌だと 思ってるようですが,やっぱり最後は本能寺なのかな?…。 ってことは誰が明知光秀?,誰が秀吉?…。タブーに触れず 9月まで乗りきれば良かったのにねぇ…。 ちなみに女系天皇を語るところは道鏡にも見えますよ:-p。


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