2003年7月の日記&雑感


だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。 あしからず。


7/31(子供の視点)
昨日の援助交際の話…,もう少し考えます。
良く青少年が犯罪をすることを「想像力が欠如している」という 人がいる…というかわたしもそう思うんですが(^^;)…,であれば,逆に 我々大人が子供の心情を想像できるか?…というと,それはそれで 難しいです。ただ子供は大人を経験してませんが,大人は昔は 子供だったので,今時の子供の心情を想像できなくても, 自分が子供だった頃の心情は想像できるはずです。でも, 意外にしないんですよね。大人は子供だった頃の自分をすぐ忘れます。
昨日「お金」の話を書きましたが,それは記事で 『五万で自分が売れるということは、自分にそれだけ価値がある』 と中学生が喜んでいた…というのを読んだからです。 自分が中学生だったろの「五万」という額の価値を想像してみました。 中学生というとやっと1万というお金を手にするかしないか?…と いう辺りだったと思います。例えばお年玉とかで…。 どうも中学生の5万というのは少なくとも現在の自分にとっては 10倍以上…,つまり50万とか100万くらいの価値があるような気がします。
だとすると,目の前にいきなり「100万」つまれて,見知らぬ人から 2時間付き合え…と言われて,どうか?…ということです。 どうですか?,大人のみなさん…。うーん,やっぱり怖いですね(^^;)…。 でも安全とわかっていたら…,セックスは嫌だけど, 食事とかだったらするかも(苦笑)…。
想像するとは,一つはそう言うことです。これ考えていて思いましたが, 以前,問題化していた,日本人が盗難アジアに行って,買春してるのと 同じ構図ですね。子供と大人はお金のレート(価値)が違うのですから…。
さらに想像しますが,わたしが小学校の頃,わたしの小学校では (田舎だったからでしょうが…)校区から一人で出てはいけない…, という決まりがありました。なので街に出るときは親と一緒です。 わたしが一人でバスに乗って学区外に出るのは小学校の時は 病院に行くときくらいでした。小学校の5年くらいになって, やっと冒険してとなりの学区にあるプラモデル屋とかに行くように なったのを覚えてます。
そう考えると,今の「小学生同士で渋谷に遊びに行く」という状況は わたしが子供の頃の感覚だと異常です。少なくともわたしの親だったら 許さなかったように思います。
ちなみにわたしの親は,子供の頃はいろいろ「子供だから」ってことで 禁止してましたが,成長すると徐々に解除していきました。 例えば市内を一人でうろついて良くなったのは中学校からですし, 友人宅へ外泊をしたのは高校でした。当時のわたしはそういう意味じゃ 「子供だからダメ」ということをリーズナブルに受け止めていた気がします。 良く親に「じゃぁいつになったらいいの?」と聞いてましたし, それについて約束を反故したことはありませんでした。
わたしは教育というのは「一貫性」が重要だと思ってます。 いうことが頻繁に違えば子供は混乱し,物事を信じられなくなります。 現在は情報が氾濫している社会ですが,親がある程度コントロールしたり, また子供に「その情報は今は接してはいけない」というふうに 信じ込ませることは可能だと思います。しかしその為には 大人の方も気分でいうことが変ったりしたらいけないわけです。
余談ですが,わたしは子供の頃は大人が怖かったです。 最近の子供はあまり大人を怖がらないようですが,それって いいことなのかな?…とか思ったりします。

7/30(援助交際)
援助交際がいけないわけ…。先日の人殺しがいけないわけ… より簡単な気がしますが,そうでもないですか?(^^;)…。
いけないかどうかは,社会次第ですが,そもそもいけなくなくなったら 暴落して安くなり,女の子にとっても美味しくないような 気がするんですが(^^;)…。
まぁ,それはいいとして,わたしは何事においても 金勘定を行動規範とするのに抵抗がある人なので, 「お金もらえるからセックスしていい」とかいう考え方を する人自体が嫌いです。職業…というか生活のため…とかいうのなら まだしょうがないとも思うんですが(わたしは実は合法な社会に おける職業売春婦自体を批判するつもりはありません。 そういうのがけしからん…って言う人もいるでしょうが)。 というか,高校生とか中学生とかに「このおじさん,金もらえるなら 一時間くらい付き合ってもいい」とか思われるのって,屈辱に 感じるんですが(笑)。
最近の青少年の犯罪とかの話を聞いてると,当の本人が事の 重要さを理解してないで犯罪をしている気がします。もちろん 援助交際もそうです。避妊とか伝染病とか暴力とか,そういう リスクを良く理解しないでやっていたり,それがばれることにより 親が悲しんだり周りからどうみられるかを理解してない場合が 多い。一番の問題はそこな気がします。といっても,子供は子供の 世界で生きています。だいたい親と友人と学校という狭い世界で 生きていて,TVのニュース番組や新聞雑誌をみることもありません。 だから親がちゃんと話をせず,友人が「みんなやってる」状態だと 本人はそういう世界できちんと判断してやってるつもりなんでしょう。
「教育が悪い」なんて簡単にすませるつもりはないのですが, 子供が渋谷とかに出かけるのも大人の世界に子供が入って行きやすく なってることを示してます。入っていけるのに,それでも子供の 得られる情報というのはやはり大人とは違っていて,それゆえに 大人の世界のリスクを理解できずに手を出してしまうこと多いのだと 思います。
大人の世界に入ることを制限するか,子供に情報を与えるか…, 難しいのですが,少なくとも現在は両方ともうまくできてないきがします。
それにしても,子供がお金をもらって喜ぶ…ってことは, 親がお金を有り難がってるのをみてるんでしょうね。もしくは お金がなくて困っているのをみている…。わたしも 小学校の中頃には「誕生日のプレゼント何が欲しい?」と聞かれて 「現金」と答えるような子供になってましたが(^^;)…, お金があると望みがかなう…という風になってしまってるのが 問題な気がします。っていうか大人もそう思ってるでしょ?…, そう思えば子供もそう思いますよ…。

7/29(オマエ)
女の子を「オマエ」呼ぶのはどうか?…って 話。わたしには怖くて出来ません(^^;)…。キムタクって 「オマエ」って呼ぶんですか?…。そうだったかも…。
念のために書くと「オマエ」呼ばわりは相手が男性でも 出来ません。喧嘩を売る場合ならともかく…。
相手の呼び方というのは,相手との位置関係,または距離感を 表すものです。わたしは実はかなり親しくなった女性でも 呼び捨てにすることは,まずありませんが,呼び捨てにするのが 当然…って言う人もいます。会社とか学校の後輩の場合は 微妙ですね。同期とか同級生の場合は呼び捨てが多いです。 …というのは向うが呼び捨てしてくるんで,こっちが君付けで 呼びにくいからです。「君」って目下に対しても使うので,下手に 同格の人に「君つけ」すると相手を見下しているようにも とれますから…。
また会社社会においては,実は上司を呼ぶときは名前(名字)を 呼ばなく役職(例えば部長とか)呼ぶのが正しいんですが, 実はわたしは「○○さん」とかいう風に読んでます。職場の 風潮といえば風潮ですが…。
さて,「オマエ」ですが…,相手を指す言葉です。この言葉を 使わないでいうとしたら「あなた」とか「貴様」とか「君」って 言うんでしょうか?。実はわたしは「あなた」と言う言葉を 結構親しい人に使うことがありますが,「なんか冷たい」って 言われたことあります(^^;)…。「あんた」でも変ですしね。 そうなると後はその人の名前を呼ぶしかないのかも知れませんが, それはそれで…,ちょっと引っ掛かることがあったりもします。 こういうときニックネームがあると呼びやすく…,そういう意味じゃ 中国に字があったのも頷けます。
ところで,わたしが育った九州では,相手を呼ぶ呼び方として 上記に挙げた以外に「キサン」「ジン」「ヌシ」「オイ」とかも あります。だいたい同級か目下に使う言葉ですが,言葉が 汚い人は割と使ってます。っていうか九州人にとっては 「キサン」と言われるより「君」って言われ方が腹立つ場合が あります。気取ってるように聞えるので…。
というわけで,呼び方の好き嫌いは地域性があるので, あまり「わたしはこう呼ばれるの嫌い」って思い込まない方が, いいように思います。関西の人なんて,なんでも「○○さん」って つけるくらいですから,呼び捨て嫌いみたいだし。
ちなみにわたしは言葉が丁寧だと時々言われますが,これは別に 育ちがいいわけではなく,汚い言葉は方言しかしらないので, 東京言葉をうまく崩せないからです(^^;)。
東京言葉で相手がびびる様な事って言えないんだよなぁ…。 怖い上司にはなかなかなれません…。

7/28(衝動買い)
土曜日に渋谷のHMVに行ったら欲しいCDがたくさんあって 困りました(^^;)…。その前に横浜のHMVに行った時は,「欲しいCDが ないぃー」と思っていたのに…。売り場面積の問題もあるとは 思いますが,そもそも試聴機に入っているCDが違います。 わたしの最近のお目あてはクラブサウンドを採り入れている ジャズ…って事になるんですが,そうなるとやっぱり渋谷とかだと しっかりコーナーがあったりして…。あとお奨めのコメントが 琴線に響くというか…。
なんか…,ネットでCD買えるからどこに住んでも一緒…とか 言いますが,やっぱり違うんですよねぇ…。横須賀とかで CD屋行くとジャズのCDなんてほとんどないし…。
渋谷に住みたい…とは思わないけど,やっぱりいろいろ考えちゃいます…。
さて,というわけで,ものを欲しい…と思うかどうかっていうのは 自分の触れる情報に依るな…とは思うんですが,ここをみると衝動買いは薬で治るそうです。しかも その薬っていうのがSSRIだったりします。ってことは物欲は 欝かよ?…とか思ってしまいました(^^;)…。
まぁ,それは冗談ですが,要は衝動買いっていうのも脳内の バランスが崩れているから起きる…という風に取ることができます。 …ってことは物欲が枯れている最近の私は,正常というか 脳内にセロトニンがあふれているって事でしょうか?(^^;)…。 うーん…,まぁ半年前くらいのわたしならそうかも知れませんが, 今はむしろ買い物のことを考えるのも面倒…なくらい疲れてますが…。
この記事読んで,ふーん,って思いました。わたしは物欲…って 若い人の病気かと思ってたので…。歳とってくるとなんか 枯れちゃうというか…。まぁでも歳とってガツガツものを 買い漁る人もいるか…。
衝動買いが,そわそわしたり不安を押えるためにするものであれば, SSRIとかでも聞くかも知れませんね。まぁ全部の衝動買いが そういう事じゃないように思いますが…。薬で衝動買いが 収まるっていうのは,ある意味,感情を薬で変えちゃってる…って 事で,あまり安易に衝動買いを減らすために,やれ薬だ,とか いうのは気がひけますが,カード破産しても買い物を止められないような 人もいるので,そういう人には有効なんでしょうかね?…。 ちょっとこの記事は,そういう安易さが感じられて引っ掛かるものが ありました。話としてはおもしろいですけどね…。

7/27(刀狩り)
まずお知らせです。昼間外部からアップできる環境が しばらくないので,朝更新できなかったら夜になっちゃいます。 最悪日記が丸一日遅れることがありますので,申し訳ないですが, あらかじめ書いておきます。だいたい書いてるのは翌日の 朝だったりするんですが…。
…今日はプールに行きました。凄く久しぶりです。5年以上 行ってなかった気がします。500m泳いだだけで,胸の筋肉が 痛くなりました(^^;)…。
さて,先日殺していけないわけについて 書いてますが,この「なぜ他人を殺してはいけないのか?」という 疑問は思春期の若者のうち多くの人がもつ疑問の様です。 そして,それに対するいろんな人の「殺していけないわけ」を 読んで思ったのは,結構多くの人がうまく説明できてない…と いうことです。つまり簡単に誰でもわかるように説明できないから, 多くの若い人が悩むわけですし,子供から聞かれて大人が 言葉につまるわけでしょう。
実は世の中,あらためて理由を問われると困るようなことが たくさんあります。多くの人はなんとなくそういうことなんだろう…, と思って過ごしているものです。わたしはうまく回っていれば, あらためて理由を問う必要はないと思うんですが,でも うまくいかなくなったときに,うまく説明が出来る人が 全然いないというのも困るわけです。
さて,他人を殺していけない理由はたくさんありますが, 感情面とかを省いて一番客観的に書くと,やはり,他人を 殺していい社会というのは実力で生き抜かないといけない 社会で,そういう社会は非効率…だからでしょう。警察権を 国家に委譲するということです。そうつまり「刀狩り」です。
日本は過去に何度も刀狩りを行い成功してます。 今一つなぜ成功してるのか良くわからないのですが,現在 我々のてもとに拳銃はありません。世の中に危険な人が 溢れていようが,簡単に殺すことはできません。 まぁ刀とかをもつことは実は可能なんですが…。
ただ刀と拳銃を比べると人を殺してしまう確率は全然 違います。刀はとりあえず近づかないと殺せない。 拳銃は銃口を向けただけで殺せます。ですから相手が拳銃を 抜いた時点でこっちが撃たないと殺される確率が高いわけです。
こんなもの持つのを許すと,もう人を殺す方法でしか身を守れない 社会になってしまいます。自分の周りには,自分を簡単に 殺すことができる人がたくさんいる。だから殺す,そういう社会…。 疲れそう…。
さて,拳銃を所持するのが許された社会…。そういう国ありますね:-p。 そういう国だから,他の国がちょっと兵器を開発しようとしたら, ビビって先に撃っちゃうんでしょうね…。拳銃を持ってない 社会の人からすると,なんてひどいことをするんだろう…って 思うんですが,拳銃を持ってる社会の人はそうじゃないのかも しれません。撃たないと撃たれる…って社会ですから…。
そう考えると,国民がそういう政策を支持しちゃうのも, なんとなく理解できました。
人を殺していけないって事に疑問を持つのが若者の心情というか, 成長過程での不安定な心情なのであれば,某国はまだ 子供なのか…という気がします。まぁ若い国には違いないけど…。

7/26(天災)
4月に引っ越して以来,壊れていたクーラーがやっと直りました。 …といっても寒いのでほとんど必要性を感じていないのですが, まぁこれでいつ暑くなっても大丈夫…というかいい加減暑くなった 方がいいように思うんですが…。
それにしても昨夜から宮城の方は地震続きのようで,家とかも 崩れているようで…,被害がひどくならなければいいのですが…。
地震も天災ですが,冷夏も天災でしょう。そして大雨も天災です。 先週九州の方は大雨で,土砂崩れや浸水がひどいようですが, この手の大雨…というのは九州は時々あります。だいたい 10年に3回くらいは,崖崩れや浸水という話は聞きます。 だからといって,悲惨なことは変わりありませんが…。
わたしは今住んでいるところは横須賀市です。ここは 平地が非常に少なく,ほとんどの住宅は山の斜面とか 絶壁沿いに建っていたりします。以前住んでいた横浜の 金沢区…あたりもやはり平地が少なく崖の斜面に住宅が 建ってました。
実はわたしが上京した10数年前,この風景を観てわたしは かなり驚きました。いつ崩れてもおかしくない…と思ったのです。 しかも地震に関しては九州より関東の方が遥かに多いと 思いますし。
地価というか人口密度の関係でしょうか,九州人の感覚からいうと かなり強引なところに家が建っている例を良くみます。崖だけじゃなく, 河川の近くとか,高圧線の下とか…。でも意外にこちらでは, 雨で崖崩れとかって話は聞かないですね。根本的に気候が 違うという事でしょう。土壌の質とかの差もあるのかも知れませんが。
良くこういう倒壊みたいのが起きると「人災では?」という意見が 出ますが,わたしはに関東の住宅開発の方が遥かにムチャを しているように見えるので,そんなことはないのでは?…とか 思ってしまいます。 まぁ,九州の方の開発も昔より進んでいるので,もしかしたら10年前とは 違い九州でも関東並みに斜面とかに家を建てているのが 増えているのかも知れませんし,関東の住宅業者が同じような 感覚で開発したら危ないものが出来ている可能性もありますが。
…という風に思うのと,もう一つ,いまの関東地方で九州地方並みに 雨が降ったら,どうなるだろう?…という危機感もあります。 もちろん,気候は全然違うものですが,最近は異常気象続きで, この気候が未来永劫続くわけじゃないだろなぁ…とか思ったりも しますので…。

7/25(飲み会)
今日は会社の同期と横浜で飲んでました。帰りにトイレに行きたくなり, 電車を途中で降りて用をたして,ホームのベンチに座っていたら, 寝てしまったようです(^^;)…。一応終電前に目が醒めて 帰ったようですが……,例によってあまり良くおぼえてません(^^;)。
ちょっと今週とか来週とか飲み会が多いなぁ…気をつけよう…。

7/24(派遣)
今日は 鳩山由紀夫の公式ページに驚きました:-)。
この人…,バラエティとか出てるの見るとたいそう変った人だ… という気がしますが(^^;)…。しかし,これとかほかの2chとかの オフとか見てしまったので,多分マトリクスでこのシーン見たら 笑うだろうなぁ(^^;)…。
さて…,話を変えます。
先日うちの職場に来ている派遣の人と飲む機会がありました。 「給料が安い」と嘆いていました。ちなみに派遣の人が 幾らもらっているかは,しりません。派遣会社が間にいるので…。
その人たちに言わせると,うちの職場は,社員と派遣の人の 扱いがかなり違うらしいです。他の職場と比べての話なので 他の会社とかでは事情が違うのでしょう。わたしはこういう職場で 育ったので,社員と派遣の人の扱いが違うのは当然…だと 思ったりしてます。で,扱いが違うから収入が違うのは当然だ と思ってます。いけないのかな?(^^;)。あっ,「扱い」というのは 仕事内容も含みますよ。
会社によっては派遣社員の人でも打ち合わせに出たり, 計画考えたり,残業させたりしているところもあるのかも知れません。 しかしうちの職場は研究所です。かなり守秘性の高い情報を 扱ってますし,専門知識が必要な仕事ですから,派遣の人が 社員なみの仕事をするの(能力以外の部分で)無理です。
ですから,基本的に派遣さんはデータ整理などの単純労働を することになるわけです。アイデアを要求されることは まずないでしょう…。
もっとも,世の中には派遣社員で働いて,認められて正社員…って いう道がある会社もあるのかも知れません。うちの職場では それは無理です。そういうルートはありません。せいぜい, 子会社に就職できるかも…って程度でしょう。
まぁ,でもうちに来てる派遣さんはあまりそういう事を 目指しているような人はいない気がします。 「気楽だし…」とか言ってましたから…。 「給料が少ない…」っていうのは単純な愚痴だったんでしょうけどね…。
ちょっと話がそれますが, わたしは給料というのは「努力」でもらうものではなく「成果」と 「リスク(責任)」でもらうものだと思ってます。 だから「成果は出ないけど頑張ってます」っていうのじゃ ダメなんだよなぁ…。たまに「わたしだって頑張ってるのに…」 とか言う人いるんですが…。

7/23(良薬口に苦し)
某氏のページに最近のカテキンだのポリフェノールだの…, そういう小難しい物質名を挙げて,体にいいだの悪いだの 言ってるのは,実は昔からある縁起かつぎのレベルと変わらない… って話を書きました。「良薬口に苦し」って言葉と 同じレベルだと…。
しかし,この「良薬口に苦し」って言葉は,なかなか おもしろいです。意味を考えると,「良薬は必ず苦い」って 意味ではないでしょう。口に美味しいけど効く薬もあります。 「苦いものは体に良い」って意味でもないでしょう。 ここでいう「苦い」って言葉は「まずい」って意味でしょうが, まずいものが必ず体にいいわけではありません。
つまるところこの言葉,単にまずい薬を飲ませるための 口実でしかありません。体にいい薬がたまたま苦かったときに 「これは体にいいんだから…」という感じで納得するためのものです。
ちなみに苦い…食べ物は本来は体には悪いものが多いのだと 思います。あと強烈な臭いとか刺激的な味とか…。だいたい 体に良いなら,うまいと感じるようになってるはずです。 腐った食べ物をうまいと感じないのはそれをうまいと感じると 良くないからでしょう…。
とはいえ,たまに腐ったもの臭いが強いもの…の中にも うまかったり体に良かったりするものがあるのも事実です。 でもそういうのって体に良いものと悪いものの紙一重だったんじゃないか? とか思います。
ところで,「苦い」というと一般にまずい味ですが,コーヒーとか お茶の様に慣れるとうまいと感じるものもあります。青ピーマンや ゴーヤも「体に良い」…と言われますが,わたしは慣れたせいか, うまいと感じます。ですから別に体に良くなくても食べるでしょう。 苦いものの中には慣れると苦みより,その先にあるうまさを 感じるようになります。おもしろいですね。そこを突き抜けた 人のみがわかるうまさ…。焼酎もそういうところあります。
わたしは,幾つか,あまり口にしない薬の原液みたいのを 舐めたことがあるんですが,効く効かないに限らず大抵「苦い」です。 なんか不思議です。どうも「苦み」ってとりあえず「未知」の ものに対しては,そう感じるんじゃないか?…,とすら思ってしまいます。 「とりあえず食ったこと無いので警戒しろ」っていうような メッセージというか…。で,慣れるとあまり感じなくなると…。 そういえば,大抵の野菜とか多かれ少なかれ苦みがあるように 思います。だから子供って野菜が苦手だったりするんでしょう…。
そういえば,ここを読んでくださる方に,味の専門家がいたな(^^;)…。 ……どうでしょうね?…。

7/22(咀嚼)
「日本だけはどうにもキリスト教の布教がうまく行かない…」って 話は以前聞いたことがありますが,実際に調べると1%以下だそうです。この リンク先で更におもしろいのは宗教を信じていない人が82%。 やっぱりというか多いですね。わたしはもちろんここで書かれているように, 「日本教徒」がたくさんいる…と思ってます。もっとも その日本教徒も多彩なんでしょうけど…。
日本人に共通している信仰の形態を一言で表すのは難しいです。 無理やり言うと「ご利益があるものは何でも採り入れる」って 事なのかもしれません。ただし単なる「功利主義」と違うのは その中に「バチがあたる」とか「縁起が悪い」とかいう非科学的な ものも入っているし,「明文化したルールをかえって嫌う」と いう様に,信仰がかなり柔軟に出来ていると言えます。
そういう意味じゃ軸が違うんですよね。(わたしはそう思ってないけど) 「宗教」の反対を「科学」とした場合,両方は相反するものの 様に思われますが,実際は両方とも「論理的」っていう意味で 共通してます。そういう意味じゃ日本人の信仰(心情)はそもそも 論理的であることを嫌い,それゆえに一貫性がないとも言えます。
でも,かといって混沌としているわけでもない…。この辺が 不思議なところです。良いもの(信仰)を何でも採り入れようという どん欲さはありますし,相反する理論を採り入れるときに,過去の 理論を否定せずに採り入れます。その為,採り入れられた瞬間に その理論は純血性を失います。その結果,海外から入ってきた 信仰・文化等はほとんどの場合日本で独自化するわけでしょう。
そういう関連で見つけた記事で漢字文化圏で漢字を創造的にすり替えたのは 日本だけらしいです。西洋の言葉を採り入れるときも, 独自化しました。現在何でも片仮名にするのが批判されていますが, 片仮名として外来語を採り入れる場合も,どこか意味が変ってる 気がしますし,それに最近の動向は,やっぱり日本語に咀嚼しようと いう動きな気がします。
ですから,日本は完全に西欧化することは ないような気もします。海外の文化は独自の採り入れ方をする, そういう風潮があるようです。もしそうでなかったら,とっくに キリスト教が国内に広がっていたり,砂糖食,ファーストフード化が 進んでいるように思います。
……,うーん,どうも二つの記事を見て,漠然とくっつけようと 思ったんですが,イマイチだな(^^;)…。なにがいいたいのか, 良くわからない文章になりました(^^;)。

7/21(殺していけないわけ)
茜のお兄さんがまじめに 「どうして殺していけないのか?」という問いに 答えようとしています。ここの管理人って…,まじめですよね。 これだけアクセスがあるサイトで,ほんの一人の質問に これだけ答えようとする努力には,頭が下がります。
あることを,理由無く信じてる人が, そのことを信じられない人に信じる理由を説明するのは とても難しいです。ですが,人(同胞)を殺していけない…というのは わたしは,まずは理屈抜きで信じるものだと思ってます。 18日の日記に書いた通り,人を殺すととんでもない目に逢う, と刷り込んでもいいくらいだと思ってます。 とはいえ,こういう疑問をもつ人のために,理由を説明出来る人も 必要です。これは信者と指導者の違いのようなものかもしれません。
人を殺していけない理由はいろんな人がいろんな事を言っているので, あらためて細かく説明するつもりはありません。一番理屈っぽく 説明すれば契約なんでしょうし,本能なんでしょう。進化論とも 言えるかも知れません。ただ,それよりも青少年が,こういう 疑問を持つって事に対して思うのは,疑問を持っている人(青少年)自身が, 質問の意味…,つまり人が死ぬってこと自体を 理解しているのか?…というのがあります。
たとえば,同じ質問を,戦争帰りの人が言ったり,過去に殺人をした 事がある人が言った場合,その疑問は実際に自ら人を殺して, 目の前で人が死んでいくのをみた人がもつ疑問であり,ある意味 「死」をリアルに感じての疑問でしょう。
しかし,昨今若い人がもつ「なぜ人を殺してはいけないのか?」という 疑問は,「死」を知った上での疑問というよりは,「死」の実感が 無い上での疑問のような気がするのです。
実際に目の前で人が死んでいくのをみたことがあるのでしょうか?。 また死体をみたり触ったり,そしてその死体の親族が悲しむ姿を みた上での疑問なんでしょうか?…。
なんかそうじゃ無い気がします。もし人が死ぬところをみたことなく, 人を殺していけない理由を問うのであれば,それは単に知らないから 思う無邪気な疑問です。であれば,理屈で納得させるのはともかく, 共感させることは難しいかも知れません。
近代文明は死を見えないところに押し遣ってますが,それは 「死」という意味での「命」(命には別の側面もあるので)を 感じさせるのが難しく,それゆえに命の重みを 伝えるのは難しいのでは?…と思うのであります。
わたしは,だいぶ前から今の子供に人が死ぬところを見せるべきだと 思ってます。その為には,例えば老人ホームや末期患者のホスピスとか そういうところにボランティアで手伝いに行かせるとか, そういう教育が必要なのではないでしょうか?。自分が身近に接した人が 死んでいく…という事をもっと身近に感じるべきで,そして その時に取り残される人の気持ちというのを感じるべきでしょう。
ブッダは出家する前に城の門から出て,死人,病人,老人を見ました。 別に出家しろと言うつもりはありませんが(^^;)…,つまり これらの苦しみは誰にも避けられないものである事を示してます。 近代社会はこれらの苦しみが万人にいずれは来るものにも関わらず, 目の前から排除してきました。とてもおかしな事です。 世の中にはいまだに城から出ることの出来ない,若者がたくさん いるということでしょう。

7/20(休み)
今日は会社の先輩の宅でのホームパーティに 呼ばれていたので,行ってきました。まぁ例によって, カレーをもっていったんですが,ためにしにナンを作ってみました。 まぁ,あんなもんですかねぇ…。小麦粉,イースト,砂糖,塩, 水,卵,ヨーグルトを混ぜて焼くだけでした。簡単:-)。
先輩宅は横浜の高台にあるので,花火をみれました。でも ちょっと遠いかなぁ…。花火は音も味わいだから,やっぱり もうちょっと近い方が楽しいかも…。
というわけで,夜12時くらいに帰ってきましたが,そのあと, ちょっと小説を読んでいて,寝たのは2時近く…。マンガじゃなくて, 小説を読んで夜更かしをするなんて初めてというか,あったとしても 学生時代以来の様な気がする…。我ながら珍しい…。
意外にはまれるものです。わたしはあまり小説を読む習慣が無いので, あまりのめり込まず…,「きっと小説を読むのが好きな人は, 本を読んで,いろいろインスピレーションがわくというか, 頭にシーンが浮かんだりして楽しいんだろうなぁ…,わたしは あまりそういうことがないというか想像力が乏しいなぁ」とか 思ってたのですが…,慣れるともうちょっといろいろ浮かぶように なるのかしら?…。

7/19(クーラー)
なんか西日本の方は雨が凄かったり暑かったりしているようですが, 関東はたいした雨じゃないのですが,晴れ間も少なく,気温も 低い日が続いてます。
ので…,今週まで気にしてなかったのですが,どうやらクーラーが 壊れてるようです。それでもって今日修理にきてもらったんですが, 部品が無いそうです。どうなるんだろう?…。
もしかして東電に協力?…。
とういうわけで,もうしばらく涼しいと助かりますが, そうも言ってられないようなぁ…。冷夏だと困るし…。
ちなみに今日は料理と読書と…雨が降ってなかったのに自宅で 過ごしました。明日から雨らしいけど…。あっ,カレー作ろうと 思ったんですが,途中でぺパーミルがおかしくなり,中途半端な ものができました。とほほ…。

7/18(教育)
子供が犯罪を起こしたり,犯罪に巻き込まれるようなことをしたり…と なんかマスコミが騒いでいて,世の中が急に悪くなってるようですが, わたしが生まれた頃はもっとひどかったそうです。 …って同じようなことを何度か書いてますが…。
「あぁ,世も末…,こんな時代に生まれてきて…」とか 言われて生まれてきたのかなぁ?(^^;)。
さて,こういう子供がらみの事件が起きると,「教育」という ことが話題に上がります。ここしばらく,いわゆる勉強という 意味での教育レベルの低下が言われていましたが,勉強以前の しつけ…というか,それ自体がなんとなくうまく回っていない 様な気がします。
そもそも教育というのは別に学校ではなく,子供が産まれた 瞬間から親や周りの人が行うものです。したがって, 教育の一番根本は「やっては行けないこと」をやらないように することかも知れない…と思ったりします。人間の場合, 生まれて一人で社会に出される…ってことはありませんから, 生まれてとりあえず,生きていけます。しかしそれは人との かかわり合いで生きていくわけです。そうであれば,やったら 危ないこと,やったら迷惑がかかること…などをおぼえていくのが 教育であり成長のような気がします。
と書くと,子供を押さえ付けるのか?…と思ったりもしますが, そもそも子供は全能の状態で生まれていくと言われてます。 ですから,成長するということは,多かれ少なかれ,何か能力を 制限されていく…ということであり,ある意味子供は屈辱を もって成長していくのかも知れません。
小さい子供をみているとわかりますが,子供はなんでもやりたがります。 やったら死んでしまうようなこともやろうとする場合があります。 そしてそれを親が押さえ付けると大抵不快を示しますが, これは不快というよりは,その不快を感じることにより,やってはいけないと 言うことをおぼえているように思います。 ですから,子供が泣くのは必ずしもかわいそうなことではなく, そうすることにより身におぼえていくことかも知れません。
思い起こすと,自分も子供の頃学校で屈辱的な 想いをしたことが何度もあったような気がします。 小さい頃は屈辱というよりは恐怖でやってはいけないことを おぼえたような気がします。ある程度の歳になると, 直接怒られるより,周りの人の目を気にして,やってはいけない ことをおぼえた気がしますが,本来子供は人の表情を 読むのは先天的にうまいはずです。
そういう意味で言うと,子供が叱られるのはあたりまえの ことで,軽いトラウマのつみ重ねがしつけをおぼえると いうことなのかも知れません。トラウマというと良くない…と 思うかも知れませんが,人を傷つけようとすると,足がすくむ…という 様なトラウマなら,社会生活をするためには必要なものでしょう。
もっとも,では子供を叱ればいいかというと,同じように愛情を 注ぐ事も重要です。そうしないと,いつか子供の方から 親を見捨てるかも知れません。
本音をいうと,わたしは先生の体罰とかって,それなりに 有効…と思ってるんですが,ただ,最近の教育現場の話題を みていると,教師の中にも,どうみても指導者として問題の ある様な人もいるんで,これもまた難しいなぁ…と 思ったりします。

7/17(パクリ)
ひよこ,ぱくられましただそうです。 …,いやもうどうかと…。最近他にも他人のCGを勝手に コピーしてばらまいた…という例もあったので,かの国の 常識はどうなってるんだろう?…とか思ってしまいました。
しかし,ひよこって,こういう饅頭自体は,国内にも似た製品が あり,例えば狸の形をしていたりとかあるんですが,パッケージと 名称までそっくりっていうのは,どういうことなんでしょうね?。 だれかが「あっ,韓国版が出てる」って勘違いして買うのを 期待しているんでしょうか?。例えばビトンの類似品…の 様に:-p。
というわけで,少なからず憤慨はしているんですが, とは言っても,まぁ例えば同じような事を,かっての 日本がしてなかったか?…といわれると,やっぱりやっていたような 気がします。
例えばギター…。日本にはフェンダーのストラトや, ギブソンのレスポールやマーチンにそっくりなギターがたくさんありますが, ちゃんとライセンスを受けて製造していたんでしょうか?。 ロゴも同じじゃないけど,似た形を使ってました。 それからスパイスメーカのS&B,あれだってイギリスの C&B社のロゴイメージをまねたんじゃないか?…,と 思ったりもします。洋菓子なんかのパッケージも 向うのデザインをまねているものもたくさんあります。
そういう意味で言うと,韓国のメーカが「ひよこ」と似たような お菓子をつくって,似たようなパッケージをつくる事自体は, かっての発展途上国であった日本もやってるわけで, あまり責められた話じゃないのかもしれません。
ただ,今回の話で引っ掛かるのは,やっぱりパッケージと 品名が似すぎていて紛らわしい…というのと,向うが問題ないと 開き直ってる点だったりします。「90年の歴史…」なんて言ってるので, 深読みすると,そのうち「こっちの方が本家だ」とか言い出すのじゃ ないか?…と心配です。日本海の名称みたいに,完全な言い掛かりを 時々言う人いますからね:-p。
まぁ,非を認めたら,尻の穴まで毟り取られる…っていう想いで, 突っぱねてるだけかも知れませんが…,そういう国民性みたいだし:-p。 そういう意味じゃ大変な国ですね。話し合いで何とか丸く納めようと する日本って…やっぱり甘いのかなぁ?(^^;)。
ちなみにこのわたしの言い様は,別にかの国の肩を持ってるわけではなく, 「発展途上だからしょうがないねぇ」って言ってるわけです:-p。 そういういわれ方に腹が立つなら,もう少し世間一般に 通用する理論で反論しましょう。
…といっても現在の日本も,まだまだ発展途上…っていうか, 恥ずかしいことやってたりしますが…,特に政治とか:-p。
以下蛇足ですが,九州人のわたしはかって「ひよこ」が東京銘菓に なったときに落胆しましたが…,なんか海外にまで行くと, そんなことどうでも良くなっちゃいました(苦笑)。

7/16(アピール)
beginの人が考えた一五一会って楽器だそうです。 うーむ。弦楽器見ると弾いてみたくなります(^^;)。
「簡単に弾き語りができるように」と考案されたそうですが, チューニングがミソみたいですね。三度を敢えて抜いてるというか。 まぁ長調と短調の表現が出来ないって事ですけど,歌伴だから 関係ないといえば関係ない…っていうかモードにも対応ですね(笑)。
…ところで,新鮮なネタもないので,だいぶ前にメモった事でも…。
なにかのTVを見ていて,確かスーフリの事件の頃だったと思いますが, TVに出てる人が「短いスカートをはいてくる女性も…」とか 言っていて,呆れました。アホかと…。
これから暑くなって肌が露出した格好をしている女性が 増えるので,また同じようなことを言う馬鹿が出てくるかも知れないので, はじめから言っておくと…,一つは別に肌が露出しているかっこうを しているからといって男性を誘っているわけではない…ってこと。 女性が「かわいい」と思う格好は,…この辺は深く掘り下げると 元々は異性絡みの考え方が出てくるんですが…,少なくとも 本人は異性のことを意識しなくても,そういう格好になるものです。
そして,もう一つ,例えば女性の方が異性に「好かれたい」と おもってそういう格好をすることはあるでしょう。ですが,相手が こっちに好かれたいと 思ってるからって言って,相手をどうにでもしていいってもんじゃ ないでしょう?。上記発言を聞いたときに,「おまえの頭の中は そればっかりなのか?」と思ってしまいました。
今回のスーフリの話だけじゃなく,他の話でも,田舎から出てきたり 海外に行った時に,知人が少ないから…とか,困ってるから…って不用意に人に ついていく人っているんでしょうけど,だからといって, それを本人もその気だと勘違いするとか,行動を正当化 するっていうのはどうかと思います。
良く偉い人がセクハラして問題になったりしてますが, ああ言うのも,偉くなって身近な異性が良くしてくれるのを, 勘違いしてしまうんでしょうね。人間的に好意を持つのと, 性的に魅力を感じてるのでは,そこにはまだいくつもの越えなくては いけない壁があるはずですけど…。
というわけで,異性がアピールしてるからといって,それは 別に性的なアピールであるとは限りません。
ちなみにこういう話を書くと男性→女性という構図が典型なのかも しれませんが,逆もあります。こっちは単に楽しいから おしゃべりしていたいと思っていても,向うはそう思ってない場合も…。 というか,この歳になると単に遊び相手として異性と付き合いたいと 思っていても,いろいろと誤解を受けることが多く,それなりに 苦労します。
なかなか面倒です。

7/15(ぶり返し)
今日は旧職場へ出張だ,のんびり行こう…と思っていたら, なんかたくさん用事が入って,出張先で5つぐらい仕事しました。 疲れた…。
…さて,最近悩んでるせいか,それとも体調なのか,妙に きついので,実は今日は遅くまで寝てようと思ったんですが, いつもより早く出る羽目になりました(T_T)。
ここしばらく人から言われたことについて,ずっと悩んでいたのですが, 悩みすぎて疲れてどうでも良くなりました(笑)。同じような 日記をだいぶ前に書いた気がします。わたしは悩むのが苦手で 何日間も悩むと病気になるかどうでも良くなります。まぁ 病気になっても大抵そのうちどうでも良くなりますが(^^;)…。 ぐーっと悩んで逆にぶり返す…というか…。
おもしろいのはいったんどうでもいいと思うと,そのことを 悩むのすら馬鹿らしくなります。というか面倒になります。
これは,なにか頭の中で回路が切り替わったんだなぁ…って 気がします。考えないようにしてるのかも知れません…。 まぁいずれにせよ,これって一種の自己防衛なんでしょうね。
なんか大事なものを失ってる瞬間な気もしますが…,まぁ しょうがないんだろうなぁ…。

7/14(国民性)
どっかの国の人や,どっかの地方の人がなにか事件を起したり, 話題になったりすると,ついその国や地方のお国柄…というか 国民性みたいになる場合があります…。…場合,って言うことは 無い場合もあるんですが,なんというか大手のマスコミ(つまり TV)はあまりそういう危険な発言はしないようですが:-p。
で,そういう国民性に言及する議論の持って行き方…というのは ちょっと乱暴で,実際は事件なら単にその犯人の人柄の 問題だったりする…と言えるでしょう…。
とか建前は書いてしまうんですが,やっぱりあると思うんですよね, 国民性…。だって,教育とかが違っていたり常識が違って いたりしますから…。
昨日中国とか韓国とかの話を書いてますし,その前にも 韓国の船の事故の話を書きました。中国とか韓国…っていうのは, なにかとネットをみているとトラブルというか,話題になります。
韓国の人が日本とトラブルになるのは,韓国で反日教育を しているからでしょう。向うが明らかにこちらに敵意を持っていれば, 最初からスムーズな話し合いは出来ません。 日本に対して,いろいろ「日本人が考えたら非常識なこと」を やって「この国ではこういうことをやるのが普通なのか?」と 思ったりもすることが多いんですが,それは誰にでも普通って わけじゃなく「日本人に対しては普通」なのかもしれません。
他国の教育に対してその他の国が口を出すべきじゃないと 思いますが(でも出してくる国あるよね:-p),いい加減 反日教育って止めればいいのになぁ…とか思うこともあります。 …というか反日教育って将来的視野に立ったときメリット あるのかしら?…と思うのです。
本当はそういう対日本以外の部分での彼らの常識というか, 考え方を知りたいのですが,あまりに日本に対しての 感情面でもつれちゃうんで,その先が見えないところがちょっと もったいないというか残念ですね。本当はこちらも 向うの国民性を理解したいとか,おもうのですが…。

7/13(共同体)
日本人は韓国人よりクールだそうです。 本当かな?…。日本も田舎に行くと,結構他人のプライベートに ずかずか入ってくる人いますけどね…。あと会社社会とか でも:-p。
まぁ,それはいいとして,この文章の最後の方にアジアの共同体… って話が書いてます。まぁ興味深いと言えば深いんですが, 中国の学者さんが,定義をつくらないと無理…って言ってるのを 読んで, 中国の人は理屈っぽいのかな?…,とか思ってしまいました。 単にその人がそうなだけかもしれませんが…。
まず入れ物をつくろうって 考え方ですね。逆にこの文章を書いた人はまずは近づいて必要なら 枠をつくろうって考え方じゃないでしょうか?…。 まぁ入れ物がつくれるならいいけど,多分入れ物をつくるだけで 何十年もかかるだろうなぁ…と思いました。
ヨーロッパが共同体をつくれたのは,人種が近いということだけじゃなく, そもそもキリスト教文化圏…という事が大きいのだと 思います。ですから,アジアみたいに宗教がたくさん混在している ところは難しいかもしれません…。
ところで,ヨーロッパの歴史…なんて全然詳しくないのですが…, 眺めていたら,近代のヨーロッパはむしろ日本の戦国時代とかに 近かったんではないか?…と思ったりもします。事実第二次大戦 以前はヨーロッパ同士での戦争をよくやってましたし,それでいて 法王という宗教的シンボルがいる…っていうのは天皇という宗教的 シンボルを共有しながら,戦争をしていた時代と似てます。 ただ日本は結局徳川…という巨大な権力の登場で戦争が終結したのに たいし,現在のヨーロッパは微妙なバランスで安定(?)しているのが これまた不思議なところですが…。
ちょっと話がずれました。アジアの話に戻ります。 それで,ふと思ったのが,かっての中国は仏教国で,それで仏教文化圏を 東アジアにつくっていたように思います。 ですが,共産主義になって宗教を否定して かえって思想的な影響力をなくしてしまった気がします。 ある意味もったいないですね。日本は仏教国ですが,根は神道なので, それで東アジアを引っ張るのは無理でしょう。戦前に失敗しているし…。 もっとも戦前の神道は神道の本質からいうと, ちょっと違う気がしますが…。
まぁ,ヨーロッパの例を見ていると,どこかがリーダシップをとらなくても それなりにやっていけるのか?…って気もします。でも アジアで結束しようとすると,アメリカとかから牽制入りそうな 気もしますね(^^;)…。実際日本と中国とかが仲良くなったら, 本当に脅威なんだろうなぁ…。

7/12(頭皮)
しかし禁酒すると翌日使い物になりません…。ってことで 昨夜禁酒したら,9時まで起きれませんでした…。これって欝状態 だよなぁ(悩)…。とはいえ体の方はちょっと調子良くなります。 首のリンパ腺が腫れてたのが,ちょっと収まりました。 つまり頭は調子悪いけど体は調子いい状態…。悩ましい…。 今日は飲んじゃったけど(^^;)…。
今日は,…なんか自宅のルータの調子が悪くて,何度も再起動して使ってます。 買って半年だけど…,修理かなぁ…これ…。 ついでにWin98載せてるVAIOがLAN経由でのUpDateがうまく行かず, 結局PHSのモデム経由だとうまく行きました。ルータのせいか, PCのせいか不明…。…とかいろいろ自宅でやってました。
と…だらだら今日やったこと書いてますが(^^;)…。
ところで,今日シャンプーで髪洗いました(^^;)…。 って書くと「いつも洗ってないの?…」つっこまれそうですが, 事実,ここ二週間お湯だけで髪洗ってました(^^;)。なんか シャンプーで洗ってるとなんか頭垢がひどく,シャンプー変える…って 手もあるんですが,以前一度変えても変わらなかったので, いっそのこと…と思いお湯で洗ってみたのでした。
そのかわり丁寧に毎日洗うことを心掛けてましたが, 頭って凄く脂があるんですね(^^;)。シャンプー無しで洗ってると, 手がぬるぬるします。まぁだいたい風呂で洗う汚れなんっていうのは, インドアで働いている人は,外からついた汚れじゃなくて, 自分の体から出たもの…,つまりは脂か皮膚のカス…ってことで, まぁ考えようによっては体から離れるまではゴミじゃないというか, 体の一部だったわけです。で,体から離れると腐ったり 周りのゴミを引き寄せたりして,くさくなったり 汚れたりするわけでしょうが…。
もっともシャンプーで洗わないようにしたのは,人間はそもそも そんなに毎日脂分を落とす様に出来てない…って話を聞いた ことがあるからで,そもそも毎日風呂入るのも日本人くらいで, …ってことで,試してみたのでした。
結果として,まぁ頭がちょっと脂っぽい…って感じはしてますが, まだ髪切って半月のせいもあり,たいした問題じゃありませんでした。 頭垢も減ってる気もします。
で,たまにはリフレッシュ…ってことで,今日はシャンプーであらいましたが, またこれが気持ちイイ…っていうか(笑)。でもこの頭皮とか 皮膚とかの脂分が落ちてパサパサになってる感覚って, 気持ちイイって思ってるけど,皮膚には負担かかってるかも知れないなぁ…とか 思ったりもしました。本当はシャンプーのあととか風呂上がりとか 保湿剤とかつけろ…ってことなんだろうなぁ…。

7/11(ニュース)
昨日,40からの第二(?)の人生の話を書きましたが,この記事によると ここ数年の成果がわたしのピークだったようです(T_T)。 いや,天才とかいう話じゃなくて…。うーむ…。「おれって こんなものか?」と思わないといけないのかな?(^^;)。 まだちょっとだけ時間がありますが…。
さて,世間を騒がせてるニュースというと,例の長崎の 事件でしょう…。でもちょっといろんな情報とか意見とかを 聞いていると,頭にいろんなことを浮かんで,何が一番 言わなくちゃいけないことかわからないので,あえて,あまり 書きません。ただ,以前もサカキバラ事件の話の時とか, 他の事件の時とかでも思ってることは変わってません。 ちょっと頭を冷やしてからまたあらためて書きます。
ただ,原因をシンプルに追求しようとするとするだけ, ずれていってるように思います。それと原因を追求するより, これから,どうするべきか?…,を考えた方がいいんじゃないかな?…と TVやWebの論調を聞いていて感じました。
それから…,こっちはニュースになってないニュース…。 玄海灘で海難事故から起きてるそうですが, マスコミが全くていっていいほど取り上げてないそうです。 変な話ですね。まぁ隣国への配慮…が本当にあるのかどうかは 知りませんが,義捐金とか国の対処が,少しでもマジになるように, あえてここにリンクを貼っておきます。

7/10(40歳から)
ネットで話題になっていたので うがやさんと いう人のページを知りました。わたしはこの人のことは全然しらないし, この人の文章も読んだことがないので,40で会社を辞めて フリーになることがどういうことなのか良くわかりませんが, 会社を辞めた理由という文章は…,なんというか 共感できるというか,身に覚え…というか…。
もっとも,わたしは自分が勤めている会社が腐ってるとは 全然思ってませんが(^^;),ある歳になると,だんだん管理を やらせるようになる…というのは同じです。あっ,前提を 書いてなかった…,研究職の場合の話です。もちろん,会社を 辞めるまで研究をしている人もいますが,だいたい順調に評価された 人は研究を続けるというよりは管理者になります。まぁ たまに研究をずっとやってかつ評価を受けている人って いますが…。
ちなみに全然別の人の文章ですが,芸をしなくなることが一流になることだと 思ってる芸人が多い…,って話もちょっと興味深かったです。
で,先のうがやさんの文章にある,会社というのは会社の利益のために 社員を使っている…っていうのはその通りで,会社で好きな仕事が 出来てる人は,結構恵まれている人だと思います。そして, この人も割と入社して早々に辞める決心をしてるようですが, わたしも割とそう言うところがあります。もっともわたしは会社に 対して,あそこまで言うつもりはありません。どこが共感できたか, というと,会社で好きなことが出来ているうちは会社にいる…って ことと,やっぱり出来れば独り立ちしたい…ってところでしょうか?。
もっともわたしがいる会社は,そう言うのをむしろ奨励している 様なところもあります。まぁ年寄りをいつまでも雇いたくない…って 事なんでしょうが(^^;),ある程度歳がいったら大学の先生に なったりする人も多いです。
ですから,わたしも会社を辞めても独り立ち出来るような研究者に なりたいし,その過程で生まれる成果は会社のためになると 思ってます。ただ,まだそこまでの自信がないので, 実際の将来会社を辞める時期にどこに行くかはまだわかりません(^^;)。
物書きは研究者と違い,大学とか研究機関とかに所属しなくても 食べていける反面,それだけの能力が必要ですから,研究者 よりもっと大変だろうなぁ…と思います。
…とまぁ…,わたしもなにがいいたいのかわからなくなってきましたが(苦笑), まぁ読んでいて,自分に照らし合わせて,自分の将来は どうなるのだろう?…と思ったのでした(^^;)…。 それと,会社を辞めよう…と思って働くことはそんなに悪いことじゃない…って こと……。なんだ二文で書けるじゃん(^^;)…。ってことは, その上は駄文か…。

7/9(飲み会続き)
今日は都内で偉い人たちに混じってパーティ…。 懐かしい人にあったり…。ほとんど自分は一番下っ端でした。
ということで,明日もちょっとバタバタしてるので, 今日はこれくらいで…。
…しかし最近会社の人と飲むと,虐められている気がするのは なぜだ?…。

7/8(夢を覚えておくには)
2月からの仕事の変化…,その後4月からの引っ越し…とか ばたついていたせいか,週末は休むか,自宅の片付け… 等とやっていたら,すっかり週末の遊び方を忘れて しまいました(^^;)。荻窪時代どうしてたっけ?…。 というわけで,あまり週末に人と約束をする…というのも なくなっていたのですが,夏のせいか,職場の人とか ネットの知り合いとかから,遊びませんか?…という 誘いがかかったので,行くと回答してました。 わたしはあまり休日に会社の人と遊ぶ習慣はないのですが, 「まぁ,いいか…」という感じで…。
とかいうわけで,春以来,わりと暇というか一人で行動していた 週末でしたが,7月,8月はパラパラと予定が入ってます…というか, あまり空いている週がなく,帰省する日が決められません…。
ちょっとしまったなぁ…という感じです。今年はちょっと母校に 用事があるため,年始に帰ってたばかりですが,夏も九州へ 行こうかと思ってます。どうせいくなら週末を両方に挟んで 長期…と,思っていたのですが…。
いま九州での用事がある先と調整中…。どうなるかな…。
ここまで雑談で,いきなり話が変わります(^^;)。
わたしは夢をみるのが好きなのです。あっ,夢って, 希望…って意味じゃなくて寝ているときにみる夢です。 で,夢をみてる時って,気持ちイイ…っていうのも あるんですが,夢で見たものが結構シュールだったり, 自分の気持ちを表わしていたりしておもしろいこともあります。 すごくきつい内容の夢をみた割には,なんとかなってるって ところもおもしろいです。
というわけで,だいぶ前から夢をみるための工夫をしています。 というよりも夢をおぼえているための工夫かも知れません。 大抵は夢をみていても起きたら忘れてるようですから…。
最近思うのは夢をみると大抵目が醒めます。というか, おぼえてるのは起きる寸前の夢です。ですが,起きた瞬間というのは まだ夢をみている気がするのです。 明晰夢のように夢のなかで意識を持つこともありますが,起きるとき とか,起きてその瞬間もう一度目を閉じるとまだ夢が続くことがあります。
その状態で,夢を反芻するのです。「こういう内容だったな」と。 そうすると意外に夢の内容をおぼえてます。…というかなんで こういうことを書くかというと夢って,起きた瞬間おぼえていても, 数分で忘れることが多いからです。起きてしばらく反芻していたら, 一日くらいおぼえてます。結構素的なシーンもあります(笑)。 ちなみにそのまま寝てしまうと感じますが,寝入り端にも 人間は夢をみているようです。これも意識があるうちに夢が 見えはじめます。
というわけで,ちょっと夢を楽しむためのメモ書きです。 夢ってただで観れるエンターティメントですし,結構人間の 不思議の一つですので,いろいろ現象を観察すると おもしろいです。

7/7(落書き)
4000年前の壁画
良く,「古代人の壁画発見」とかいうけど,現在 小学生のわたしの姪とかを みてるとそこらじゅうの地面の落書きをしていたりして, 絵を描くっていうのは教えられなくてもするものだろうか?…とか 思ってしまいました:-)。
もちろん,猿は絵を描かないので,人類最古の絵っていうのは 意味があるんでしょうが,良く古い壁画を指して, 「芸術的」とか「宗教的」とか言ってるけど,子供は そういう事なくても(まぁ無垢という意味での芸術性は あるとは思いますが)描いてるので,昔の人も単に おもしろがって描いていただけでは?…とか思ったりもします。
どうなんでしょうね?
ちなみに子供が描く人間の絵はどうも似たような傾向が あるらしい。興味深い。 でも感覚のホムンクルスから説明するのは,ちょっとあってるのかなぁ?…とか 思ってしまいます。
この仮説だと,自分の手の感覚を持って相手の手を感じる…って ことですね。少なくとも対外的な存在を自分と同一視して 感じている…といえます。そういうこと出来るのか?…。 謎です。…ただ子供って同じ子供に反応したり,TVをみていても 子供の声を聞いたりすると,反応ので同類っていうのは意外に わかるのかも知れません。別に鏡とかがなくても…。 そういう意味じゃ,対外的な存在を自分に 置き換えて感じる…って感覚があるかも知れません。 ただ,その感覚って大人になるとなくなってますよね。 相手に共感出来ないことなんてしょっちゅうだし…。
でももしかして,共感できるのが元々の資質で, 理性や知識がそれをじゃましてるのかも知れませんね。

7/6(TV鑑賞)
HDDビデオがわが家にやってきてから,ボーッとTVを 見ることが減りました。っていうか録画している番組を 週末まとめてみる…っていう感じになっていて,しかも 夜中とか酒のみながらみていたら,翌朝起きたら,途中で 寝てたりして,またもう一度みるとか…,なんかそんなことばかり やってます。
以前は週末の午後なんていうのは,TVをつけてもあまり みたいという番組がないのに,だらだらとつけてたりしましたが, そういう意味じゃ,もうちょっと積極的にみてるというか…。
しかし日曜の午後とかって,昔っからろくな番組やってない気がするんですが, やる気ないんですかね?…。まぁ週末の昼間ぐらい外出せよ…, って事なのかもしれませんが
というわけで,今日の夜は武蔵。今夜外出してましたが, これも帰ってきてから見直しました。
さて,この番組,まぁ書かれた時期が古いからかも知れませんが, 描かれてる女性像がなんというか,「そんなやついるのか?…」って いうくらい一途な人ばかり出てきます。これって当時の 男性が女性に求めた女性像なのかなぁ…。戦国時代の 女性がこうだったとは決して思わないけど…。
生きるか死ぬかが身近な時代の純愛というのは, また形が違っていた気がします。っていうか,そんなもの 時代で変るものでしょうし…。
話かわって,昼に波乱万丈みてましたが,最近,若い人が よくでます。いわゆるネタギレ?(^^;)。
今日はテツandトモでした。ハナワのネタでも思いましたが, 最近って「そうそう,そうだよね…」っていう共感ネタが 受けてるのか?…と思いました。
まぁ,漫談ってそもそもそういうもののような気もしますが…。

7/5(統合失調症)
ココロの病気のことを語ると病人を差別している…と思う人が いるかも知れませんが,わたしはココロの病気も単なる 病気だと思ってるので,あまり腫れ物に触るように語る つもりはありません…。むしろ単なる病気なので, ダレでもかかる可能性があり良く知る必要があると 思います。
さて,統合失調症の原因はたんぱく質?との記事を見ました。
統合失調症というと「精神分裂病」と呼ばれていた病気です。 統合失調症は「遺伝しない」のですが,遺伝子が関係となると, 生まれたときに資質があるということになるのでしょう…。
ちょっと誤解がないように書いておくと,遺伝子が病気の 原因になるというのと,病気が遺伝するっていうのは別だと 思います。
…で,まぁこの手の研究は,いつも誤解を産みがちですが, こういう条件はあくまでも必要条件であり,逆に こういう条件を持った人がすべて発症するってはなしでも ないと思います。
いずれにせよ,わたしがこの記事を読んで思ったのが,統合失調症の 原因の一つに肉体的なものがあるんだな。
さて,統合失調症,いわゆる精神分裂病は実は新しい病気らしく, 歴史に登場するのは19世紀の初頭らしいです。つまりそれ以前に そういう病気は認識されてなかった…ということになります。 この事実をそのまま受け取ると,今回のような肉体的な 特徴…っていうのはおかしく,あくまでも文明病とか社会の病気… ってことになります。
というわけで,最初の記事を読んで,「あれ?」って思ったのです。
といっても,じゃぁ18世紀以前に同じような病気にかかった 人がいなかった…のかというと,どうもそういうわけじゃないらしく それ以前は病気と認識されてなかったようです。つまり 神憑りや狐憑き,魔女憑きとかとして扱われていた人の中に, そういう人がいたようです。
ただ,そういう人の症状を見ても違いがあって,また現在の 統合失調症も症状に変化がでているようで,やっぱり社会的な 影響をうける病気ではあるようです。
話がそれますが,神憑りの中に統合失調症の人がいるとしたら, 現在統合失調症と扱われている人の中には,実は神憑りの 人もいるのかも知れません:-)。
で,話が戻ると社会的な病気を遺伝とか肉体的な病気…と だけ認識すると,いろいろ誤解が生じるのではないか?…と 思ったのです。つまり薬や遺伝子治療だけで治る…という 風に…。それはこの手の病気をロボトミーで治すという 風になっていたように…。
病気というのは,その時々で効果があるだろうと思われる 治療をするものだろうけど,あとから考えるとかなり乱暴と 思われるようなこともある様です。まぁだからといって 当時の医療を攻めることもできないのですが…。
今回の見識が,どう影響が出るのか?…とか思ってしました。

7/4(メディアの寿命)
今日は三鷹方面へ出張…。飲んでいたので,帰ったのも だいぶ遅かったです。 さて…。
カーステレオにカセットがついているのは1%以下 だそうです。時代ですかね?…。わたしの車にもついてません。 自宅には学生時代に400本以上あったカセットが今回の引っ越しで100本 程度に整理され所有してます。でもカセットデッキはしっかり 場所を取っていたりするんですよね(^^;)…。
先日職場で「8ミリビデオってなんだっけ?」って話が出ました。 もちろんすぐ思い出しましたが。
現在の映像記録の主流はなんでしょう?。わたしは先日HDビデオを (中古で)買ったのでHDで,TV番組を保存するときはDVD-RAMになるようです。 DVD-Rにも焼けるようですが。ビデオカメラは持ってませんが, 多分mini-DVが主流なんでしょうね?。でもそのうちメモリとか HDになってDiscに退避…とかになるんでしょうか?。
8ミリビデオはそう考えると非常に主流だった期間が短かった 気がします。10年もってないんじゃないでしょうか?…。 逆にそう考えるといまだにVHSがあるのも凄いな…と思ってますが, まぁこれは貸しビデオ屋の関係もあるんでしょうね。そのうちDVDに 代わるかな?…。
8ミリが短かったのは,単純に主流になり得なかった…と いう言い方も出来ますが,そうではなく,ドッグイヤーと 一緒で規格のサイクルが年々短くなっている…とも言えます。 現状ある規格もすでにつぎの規格が後ろに待っている状況です。 そう考えると恐ろしいです。おいそれと…ではなく,永遠に 新しい規格のものを買う気が起きません(^^;)…。
実はわたしはMDは持ってません。一時期持ってましたが, 結局ほとんど使いませんでした。LPとかで持ってる音源を 外で聞けるように…と思っていたんですが,結局最近は CDRに焼いてます。CDの規格もいつまで?…と思ったりもしますが, これは意外に長く残るように思ってます。というのは音楽を 聞くのにはこれで十分だからです。あとあるとしたらサイズを 小さくするくらいでしょう。
まぁ,こういうメディアの規格も然る事ながら,圧縮とかの 方式も転々としてますよね。それにくわえ,セキュリティとかも 問題になってますから…,いずれにせよ,ユーザにとっては 「これを買ったら一生とっておけそうだ…」というフォーマットは なかなか出ない気がします。
記録ってなんなんでしょうね?…。「子供の成長を記録」なんて 宣伝してるメーカは20年はそのフォーマットを保証しないと いけないな:-p。

7/3(自我)
昨日のは一つ大事な前提をちゃんと書なかったので, ちょっと補足します。
「社会とか国家とか民族レベルで見ると」と書いてますが, 「社会より個人の方が大事でしょ?」って思う人が 多いかと思います。たしかに個人レベルでみると個人が 子供を産むかどうかで差別されるのは変ですけどね。 ただ「個人」なんって概念は近代的自我になって生まれたもので, 日本においてはそんなに古い概念じゃないのです。 多分100年前くらいからの概念です。いや,50年くらいかも しれません。
だから,果たして個人主義が蔓延した社会が今後も うまく続いていくかどうかはわからないのですね。 それと,税金や年金はやっぱり社会から受けるものなので, 個人主義で考えているとやっぱり矛盾が出ちゃうんでしょうね。
最近「彼岸の時間」という蛭川先生という文化人類学者が 書いた本を読んでいました。いろんな国のいろんな民族の 宗教習慣とかをみずからの体験を交えて書いているんですが, その中に,まだ自我が弱いような民族の話とかもかいてあって, あぁ,そういう民族ってまだいるんだな…って思いました。
わたしは最近の社会の停滞感っていうのは,産業革命の 終わりに近づいているのが原因かと思っていたんですが, そういう精神的な革命も,そういえば,ずっと続いていたんですよね。 これも終わりに近づいているのか?…,それともまだ変化するのか?…, どうなんだろう?…と思ってしまいました。

7/2(子育て)
失言大王頑張ってます。例の太田元長官に 敗けたくないのでしょう(笑)。
まぁ,それはいいとして,この抗議した方の話も変ですね。 「産めない女性」についてはなにも言及してないそうですから…。
ところで,この森大王の発言,こう書くと不快に思うかも知れませんが, 一理あると思ってます。…ただしそうであれば「子供を育てない 男性も税金で面倒をみるのはおかしい」…と続けるべきです。 ついでに書くと,「働いて給料を家庭に納めていれば, 子育をしている」というのは間違いです。 人間を個人レベルで見ると,子供を産もうが産まないが, 個人の勝手ですが,社会とか国家とか民族レベルで見ると, 子供を産まないのは片手落ちです。子供を育てないで, 将来年金をもらって暮らそうっていうのは,年金システム的に 無理です。なぜなら私たちのおじいさんやおばぁさんは, 年金を納めないでもらっていたからです。
ところで,森大王の発言に賛同するとしたら,実際に最近の 政府(自民党ですよね)がやってることはちんぷんかんぷんです。 なぜなら扶養者控除を減らしたりしているからです。
口で「子供を産まない・育てないやつはけしからん」というのではなく, 子供を育てないと損なシステムをつくらないと子供を育てる 人は減ります。もちろん子供を育てるっていうのは,苦労するだけの 価値があるとは思いますが,大変なのは大変でしょうから…。
森大王の言葉でもう一つ引っ掛かるのは,子供を育ててない人も 税金は払ってるいて,その税金から教育費とかに行っているので, 社会的には子供がいない人でも子育に協力してることになります。 だから,そこまで無責任呼ばわりされるのはどうかね?…とは 思います。ただ何度も書きますが,やっぱり子育や出産に対しては 手当てとか控除を増やす方がいいと思います。
最近,会社の給料とかでも「手当て」から削ってるパターンが 多いんですが,わたしはこれは逆だと思っていて,手当てというのは 必要だからもらってるお金なので削るのは変です。ですから 給料を下げるなら基本給を減らすべきだと思います。
というわけで,社会はますます子育てが大変な方向に言っているのに, 森大王の発言は首相を出している派閥の長の発言としては 「口先だけ」の無責任発言と言えます。まぁその辺が失言大王って 事なんでしょうけど:-p。

7/1(みんな撮る)
7月になりました。棚卸しやら何やらの書類をたくさん処理しました。 ふー。
ところで,最近PCのゲームを買おうとするとDVD版だったりします。 自分のPCはDVD読めません。っていうかPIIだし…。そろそろ 買い換えかなぁ…とか思ったりしてますが,ビデオボードとかで いろいろ条件があるので,自作にしようかと思ったり, 面倒だなぁ…って思ったりで,なかなか決まりません。いまの PCのマザーボードとCPUを載せかえるって手もあるんでしょけど, やっぱり短期でもデータ移すのに二台同時に動かしたいん だよなぁ…。とかなんとか…。
さて…。
美術館で写真を撮る人に美術館が困惑してる そうです。もっと深刻なので本をディジカメで撮る人もいるそうです。
…と正確にはどちらもカメラつき携帯の話だそうです。ディジカメとか 写真で撮る人はいないんですかね?…。「ディジカメならいい」という 考えでもあるんでしょうか?。
カメラやディジカメでも撮る人が増えてるのであれば,モラル(って いうか教育かな)の低下とか,そういう器具が安価で手に入りやすく なってるとか…,まぁそういう事が原因(ディジカメの場合はフィルムも 要らないし)だったりするのかもしれません。ただカメラつき携帯で 撮るのであれば,撮った映像を保存したいとかいうよりは,お友達に その場で見せたい…という感じなんでしょうね。一種の コミュニケーションツール…というか話のネタ的に撮っていると…。
だから…,いいというつもりもありませんが…。それとまぁ携帯だと カメラより目立たない(撮影するつもりがあるのかどうか わかりにくい)…っていうのもあるんでしょうが…。
話のネタにしてるだけなら,それを撮られることにより,売り上げが 減るっていうのはそんなになさそうです。そもそも美術館で 撮った写真を携帯で見て,「じゃぁいいや」って思うんでしょうか?…。 ただ,もとのリンクの最後に書いているように,やっぱり絵は なまでみた方がいいと思います。というよりも,いっつも 思うんですが,絵に限らず,なにかを見に行った場所で,パシャパシャ 写真を撮りまくってる人って,チャンと自分でみた映像を しっかり頭に焼き付けているんだろうか?…と思います。 やたら多いですよね,携帯で写真撮ってる人って…。
これは以前一人言に書きましたが,やっぱり写真を撮ると, それに一生懸命で,自分で見るのが疎かになる気がします。…。 だから,わたしは最近,あまりカメラの類は持ち歩かないように してるんですけどね…。おかげで,必要な事態になって 困ることもあるんですけど(^^;)。


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