だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。
あしからず。
- 10/31(癒し系)
- 今日もノーベル賞受賞者の田中氏のニュースが沢山ありました。 なぜか,田中氏からみのニュースは明るい。昨日は「癒し系」と 言われてましたが,そういえば,そうか…,癒し系とは こういうことか…と思いました。若いって事で話題になるのは いいんですが,同じく受賞した小柴氏がほとんど話題にならないのは, やはり「癒し系」ってことが大事って事でしょうか?(笑)。
もちろん,東大の名誉教授でいままで話題性がある研究をやってきて, 高額な研究施設をつくり,堂々たる経歴を築いた上で受賞した小柴氏に くらべ,若くて民間企業で働いていて主任で学部卒の田中氏の方が, 多くの人に身近感を感じさせるのでしょう。
もっとも,これだけ田中氏に人気があるのは,今書いたデータ的な ものより,TVに出てるときの言動のような気がします。飾らず,なんとなく あたふたしていて,非常にわかりやすい感想や悩みをいう田中氏に たぶん多くの人が共感してるのでしょう。というか,たぶん田中氏が 普通の人に見えて,見ている人の方が劣等感を感じないところが 受けてるのだと思います。
(なんにせよ)賞をとった人が,明らかにすごい人の様に見えると, 「ああいう人が評価されるのは当然だよ」と思い,そして 「あぁ自分とは関係ない世界だなぁ」とある種,どうでもいいことの 様に思うと思います。これはひねた言い方をすると,そう思わないと, 自分が劣等感を感じるからです。どうして彼にできて自分にできないのだろう, ということになるからではないでしょうか?。
しかし,すごい賞をとった人が,いつも作業着を着ていたり, ダンスを踊るのが不安だったりとか,庶民的な悩みをいうと, 身近に感じられるとともに,「ああいうすごい人でも,不得意なことが あるんだ」と思い安心するのでしょう。
でも,ちょっと田中氏をTVで見ていて,ふと思ったのは,結構 あの人はTVとかであたふたしたり,俗っぽい事を言って受けてますが, 「受けてる」んですよね:-p。もしかしたら,実は掴みをしっかり とるスベを身につけているんではないか?…とか思ったりもします。 よくよく考えると,急に周りが大騒ぎして,ちやほやしているのに あれだけ,マイペースでいられるというのは,逆にすごく強靭な 精神力(まぁキャラクターともいえますが)を持っているともいえ, むしろ普通の人の方が,舞い上がって,自分は偉いのか?…とか 思って行動してしまうような気もます。
そういう意味で言うと,やっぱりただ者じゃないなぁ…とか 思ってしまうのですが…。うちの会社にも研究者として結構 立派な業績を残している人が何人かいますが,そういう人って結構 人当たりが良いいくせにマイペースで,で,いざとなったらやたら頑固 だったりするんですよね。
田中氏の受賞で「自分の勉強しよう」と夢を持った若者が結構いたようで, 好ましい話ですが,普通の身近な人だと思ってると,そうでもないな…と 思ったのでした:-p。ちょっと意地悪かな?(^^;)。
- 10/30(観たい人たち)
- 今日はすばらしいライブを体験してきました。うーん, もう一公演くらいチケットとっても良かったなぁ(^^;)。
まぁライブ内容については,またあらためて書きますが, ライブでアンケートを記入しました。大抵こういうのには, 「呼んで欲しいアーティスト」という記入欄があります。 わたしは大抵「こないよなぁ」と思いつつ,「ヤン・ガルバレク」とか 「ジョー・ザビヌル」とか書くのですが,良く考えてみたら, 今年は,ガルバレクは来日しているし,ザビヌルもオランダで 見ました。まぁザビヌルは是非来日して欲しいという意味では 継続中ですが…。
しかし考えてみたら,他にもハンコックやショーター,マイケル・ブレッカー, メセニーなど結構大物が来日していて,言わないとこない…様な人は, (わたしの好みでは)あんまり残って気がします。ビルフリは 来年来るみたいだし,プリンスも来月来るし…。トライバルテックも 来るし。
若くていい作品を出している旬なミュージシャンも,ブラメや ジョシュア・レッドマンなど来日が控えてます。
うーむ…,もっとマニアックな人を挙げてもいいんですが, まぁ現実性という意味で考えると,結構ここしばらくは 充実している来日ぶりなんですねぇ…とあらためて 思ってしまいました。
となると,あとはこの人とこの人の組合わせで…とかいう 希望が出てきたりしますが,まぁそういうのは無理がありますし。
今年は去年に比べると,わたしはライブに行くペースが落ちてるんですが, 確かに結構満腹感もあるんですよねぇ…。そういう事か…と 思いました。
- 10/29(ADSLとCATV)
- 昨日から自宅がADSLになりました。無事スピード出てるようです。 FlashやMP3落すのが全然苦ではありません:-)。
なのに怪訝な顔をしてるのは 8月にCATVの人にADSLはつながらないと言われていて, それで結構落ち込んでいたからです。
がっ,すんなりつながりました。これはどう言うことなんでしょう?。 CATVの人が,わたしがCATVのサービスに加入するように嘘を 言ったんでしょうか?。そういえば,その人,地上波(アナログ)TVも 近々見られなくなる…とか言ってましたが,それも「そんな馬鹿な」とか 思いながら聞いていたのでした。地上波がディジタルになるのは 確かに2,3年のことですが,アナログも10年近くサービスは 続ける…っていうのは,その後確認してます。だいたい, 今のTVが,2,3年で急に見れなくなったら,暴動が起きますよ。 絶対無理…。
結局のところ,CATVの人が嘘を言っていたのか,それとも 勘違いしていたのかは謎です。とはいえ,結局のところ 今回はADSLがつながるかどうか確信がなかったため,ルータも 買ってないし,まぁ二度手間になってるなぁ…という気もします。
まぁ,いいけど。…。そのうち急に知らない間にADSLが使えなくなってたり しないよなぁ…?…。ちょっと不安です。
ちなみに最近ポストに入ってる分譲マンションの広告見てるとCATVを 完備している物件が多いです。CATV会社が頑張って,入れてるんでしょうね。 設置料を安くしてユーザからの月額で設けようという商法なんでしょうけど。
- 10/28(暇という束縛)
- 音楽はすばらしい。このせっかちで常に何かをしていないと 手持ちぶさたなわたしが音楽を聴いているときだけは, 時間がいつのまにか過ぎていく。本とか漫画とかでも そういう時間は過ごせるが,一度読んだものだとそうは いかない。しかし音楽は一度聴いた音楽でも,なんどでも 時間を緩やかにする力がある…。
さて…,せっかちと書いたが要は何もしないで過ごすのが わたしはとても苦手ということだ。何かしていた方がいいというのは, 功利主義に毒されているのであって,何もしないで幸せなら それに越したことはない…と思うようにしてるのが最近の わたしだが,実際はうまくやり方がわからないのだ。
休みの日とかに「やることがない」とか思って,つい 何かをやることを探し出す。が,これは嘘。やることがないというより, 「やりたいことがない」のだ。実は「やらなくてはいけないこと」は あったりする。やらなくてはいけないことから目を背けるために, 別のやることを探しているようだ。
やらなくてはいけないことが全くないなら,やりたいことがなくても もしかしたら,別に手持ちぶさたじゃないかも知れない。 確かに,何もせずゴロゴロしているのも飽きてしまいそうだが, 束縛が本当にないのなら,「じゃぁ一週間ぐらい旅行してみるか…」とか 「会社辞めて田舎に帰るか」とかでも考えられるはず。つまり, 目一杯時間を使うようなこと,今まで社会で積み重ねてきたことを 手放す事はできないので,その「枠」の中でやりたいことを探すので, やりたいことが見つからないのであろう。
というわけで,暇だ暇だと思ってるって事は,かなり やらなくてはいけないことに拘束されていることかも知れない…, などと思ったのでした。
もっと豊かに暮したいね。まぁ音楽が救いだなぁ…。
- 10/27(巨乳の二の腕)
- 今日はほぼ一日自宅で仕事してました。意外に集中できた気がします。 節目が見えると,結構頑張れるんだなぁ…。
全然別の話です…。
まぁ,個人的な好みの問題なので,あまり真に受けないで ほしいのですが(^^;)…。
最近は巨乳ブームなのか雑誌のグラビアを飾る女性は, 胸が大きい人が多い気がします。偽物か本物かはわかりませんが(^^;)。 で,そのせいか胸はでかいけど, わりと太めというか,豊満な(笑)人が増えてる気がします。 まぁ,その辺は好みの問題なので,わたしゃなんとも いいませんが(ブツブツ(笑))。
胸が大きい人っていうのはたしかにだいぶ前からもてはやされて いた気がしますが,それ以上にスレンダーな人がもてはやされて いた気がします。ですから,水着の写真とかみていても,皮下脂肪が ほとんどないような女性が結構多かった気がしますし,足や腕が針金 みたいな人が多かった気がします。 まぁ明らかに痩せすぎな人が多く,こういう体型を理想形にしてしまうと 結構危険な感じがしていました。
ですが,最近の巨乳の人をみると,わりと胸以外の場所もそれなりに ポッチャリしている気がします。本当の健康美というとこういうのを 言うのかも知れません。
で,最近の巨乳の人をみると, 二の腕が太くありませんか?。どこの部分が,ポッチャリ感を 醸し出しているのか?と考えると二の腕の様な気がします(^^;)。 水着写真の場合ですが…。
二の腕の太さと,胸の大きさって 関係あるんですかねぇ?。純粋な疑問です(^^;)。
- 10/26(遊び相手)
- 今日は会社(職場)の人の家でバーベキューがあったので,三浦まで 行ってきました。先週も会社の人と…今日もということで, 続いてます。こう続くと,「会社の人とよく遊びますね」と 言われそうですが,わたしとしては,あまりそういう意識はありません。 たまたま二週続いただけで,休日に職場の人と会ったのは今年は この二回だけだった気がします。
まぁ職場の他の人とか他の部署とかの事をよく知ってるわけでは ありませんが,わたしの職場は職場の人と休日まで遊ぶというのは あまりない気がします。それが普通って感覚ですが, 他の職場とかはどうなんでしょう?。
まぁ,同期入社の人とかとは,飲みに行ったりとか,また趣味が一緒 (例えばバイク)の同期の人とかは休日遊んだりとかもありますが, 年代的に,だいたい結婚して子供が出来て…っていう 感じなので,そういう機会もだいぶ減りました。
というわけで,週末に人と遊ぶ…ってことはだんだん減ってきてたり しています(^^;)。
さて…,思い起こすと,学生時代までは,一日のほとんどが 学校で過ごされていて,また,それ以外の生活をほとんど 知らないため,遊び相手っていうのもだいたいクラスメートだった 気がします。わたしは転校生だったので,近所の幼なじみというのは 全くおらず,そういう意味でも学校以外の遊び相手というのは いませんでした。まぁ高校時代は楽器屋に入り浸って, 他の学校のバンドの人か,大学時代はバイク屋に入り浸ったり, そこのお客さんとかと,それなりに知り合いになったりもしてましたが, あとはクラスメートと遊んでいた気がします。
そういう意味で言うと,いまは学生時代の学校以上に一日に会社で 過ごす時間の割合は増えていて,その割には会社で遊び相手を 作らなくなりました。まぁ,会社の同僚というとほとんどが上下関係が あるのが原因なんでしょうけど…。
それと,だいたい年代的に 家庭を持っていて,そこを中心に生活しているから…っていうのも あるのでしょうし,そもそもこの歳になると,知り合い同士(not恋人) で遊びに行ったり,また本気で話し合ったりということ自体が 減ってきているような気がします。よく専業主婦の人が話し相手が いないとかいいますが,会社に行っていてもそういうもんだよな… とか思ったりします。
もちろん趣味とかを盛んにやってる人たちは,この歳になっても 結構趣味仲間と遊んだりしているんでしょうけど…。 ちょっと自分の趣味が特殊な方向に走りすぎてるのかも知れません(苦笑)。
- 10/25(エネルギー消費率)
- 夜TVをつけたら15歳のいたいけな少女が晒者にされてました。 慌ててTV消しました。ああいう番組(フジTV?)に視聴率を稼がせては いけません。ひどいですね。日本という国は…。
…さて,話を変えましょう。
国の人口密度という数字がありますが,国の(地域の)土地面積あたりの エネルギー消費率,もしくは水消費率というのは,どこかに載っていたり しないのでしょうか?。
京都議定書になかなかサインしないアメリカをみていて, そういえばアメリカの公害問題というのは,日本に聞えてこないことに 気づきました。ヨーロッパはずいぶん前にひどい大気状態に なっていて,酸性雨とかがふっているという話を聞きますが, アメリカではそういう話は聞きません。
アメリカはもともと砂漠だったところに無理やり水と石油を 引いて町を作ったようなところが沢山ある気がします。LAとか…。 なのに水不足になったり,スモッグが出たりとかしないんでしょうか?。 スモッグは多少聞いたことあるような…。
実際公害問題は起きていないのか。これは, やはり国土の大きさの問題なのか?…。などと思います。
まぁ,ゴミ問題が出ないのはやはり国土が広いからでしょうねぇ…。
アメリカが中東に関与したがるのはたぶん石油を確保するためでしょう。 彼らは石油が大事だとわかっていますが,それは備蓄のための必要じゃなく 消費のための必要な気がします。あればあるだけ石油を使おうとしている 様に見えます。それは逆に言うと砂漠を街にするために,石油を 常に消費しておかないといけないのかも知れません。
そしてそれだけ石油を使っても,土地の広さゆえ直接の 公害がアメリカのなかで起ないのであれば, なぜエコロジーというものが必要か?… というのは彼らにはなかなかわからないのだろうなぁ…とか 思ったりします。
- 10/24(報道規制)
- 一昨日も書きましたが,拉致被害者を北朝鮮に帰さない方針…, という話のニュースはどうもTVでみていて違和感を覚えます。 帰さないと主張している家族の人たちのコメントが,本人たちの 意思を全く取り上げないで言ってるところが…。
でも,もしかして,これは情報をコントロールしているんですかね?。 だとすれば,まぁ妥当かなぁ?とも思ったりしますけど…。
確かに,北朝鮮に残ってる家族のことを考えると,本人が 日本にいたがってるというよりは,周りが無理やり帰さないように とりあえず,しておくのも手のような気もしますが…。
とはいえ,あまりいままで日本のマスコミが 情報をコントロールしているのって みてる側に意識させたことって少ない気がするんですが。
もちろん,非常に片寄った見方しかしてない報道っていうのは ずいぶんあるのですが…。
でも…正直いうと,このニュースちょっと飽きてきました(^^;)。 とかいいながら,良く取り上げてるのは,興味があるっていうより, ちょっと最近,バタバタしていて,じっくり物事 考えてないからなんですけどね(^^;)…。
- 10/23(会社の休み)
- 今日は午後からお休みでした。会社の都合というか,うちの 会社は毎年今日は午後から休みです…。とか書くと「いいねぇ…」とか 言われそうですが,なんか他の会社では創立記念日とか言ってまる 一日休みがある会社も多いみたいじゃないですか?…。 そんなことありません?(^^;)。今日は,まぁ,一種の創立記念日 みたいなものですが,うちは毎年半ドンです…。どうして 休みにしてくれないんだろう?…。
ところで,最近ゲームとか漫画とかみてると「今日は創立記念で お休み」とかいうセリフを時々見かけますが,わたしは いままで学校で創立記念で休み…っていう経験をしたことが ありません。そういうのあるんでしょうか?。まぁ公立しか 行ったことないからなぁ…。
…というわけで,午後から休みだったんですが,会社で いろいろ雑用をやって帰ったらもう2時半過ぎ…。 先週末は旅行でずっといなく洗濯物がたまっていたため, 慌てて洗濯して干しました。その後,秋葉と新宿に行って,CD買ったり PC用品買って帰ってきたら,既に暗く…。家に帰って 洗濯物をチェックすると湿ってました。
どうも,半ドンというのは使い方が難しいです。物書きを しなくてはいけなかったのですが,あまり出来ませんでした…。
- 10/22(誰のため?)
- そういえば,だいぶ前から違和感を覚えていたのですが, 今日一時帰国している拉致被害者のニュースを見ていて, 家族が「北朝鮮に帰したくない(帰すべきじゃない)」という コメントを聞いていて,大岡裁きを思い出しました…,というのは ちょっと言い過ぎなんですが(^^;),要は,現状,拉致問題は, 拉致された人の問題というよりは,拉致された人の家族の 問題なんだなぁ…と言うことです。
確に北朝鮮に家族を残しているから人質を取られていると同様で 本音が言えないのかも知れないとか,思うのはあるかも知れませんが, だとすれば大事なのは,本人が選択するのに十分な情報と,その自由を 北朝鮮に要求することであり,無理やり日本に 連れてくることではないでしょう。まぁ,日本人的な感覚でいうと, 経済破綻している北朝鮮に帰るよりは日本に帰ってきた方が, いい生活が出来るように思いますが,やはり,わたしはその判断は 本人がすべきだと思います。
この辺は,昨日書いた話とも関連しますが,良く新興宗教に はまった家族を無理やり脱会させる家族の図が連想されました。 確かに家族は脱会して安心かも知れませんが,果たしてそれが 本人にとって幸せだったのかどうかはわかりません。
特に,帰国を迫る友人に 「おれにはおれの24年があるんだ。分かってく」 と言ったコメントには,むしろ現状無理やり日本に連れてくることは 本人の四半世紀を無駄にすることであり,本人の自我を破壊しかねない 気がします。ある意味,無理やりにでも日本に残そうとする周囲の人の方が 本人のココロのケアを考えていない気がします。
別に北朝鮮に帰った方がいい…というつもりはありません。 しかし,何十年もかけて作り上げてきた人生や価値観を 他の人が否定するには,たくさんのケアが必要で,無作為に 日本人の価値観をぶつけるだけではかえってその人を壊しかねません。
わたしは「わかってくれ」という発言には,日本に帰ってきた方がいいと 思いつつも,自分の20年間を単なる被害者として過ごした…とは 思いたくない…というのをしっかりと自覚しての発言に思います。 つまり,本人の方が,その価値観の転換をしっかり意識していて, それに悩んでいるようにも思います。
時間がかかる問題だと思います。周囲はもう少し軟着陸出来る様に 気配りをした方がいいのでは?…と思ったりします。
- 10/21(洗脳)
- 北朝鮮から拉致されていた方々が帰国してます。TVをみていたり, 周りの人と離していると,「彼らは洗脳されているんだろうか?」とか いう疑問をちらほらと聞きます。そういう疑問を聞くと, 実際に洗脳されているかどうか?…というより,その「洗脳」と いう言葉がどういうものを指しているのか?…,の方が気になります。
「洗脳」という言葉でもっとも典型的な洗脳といえば, 例えばこういうものでしょう。ある人を閉じ込めたり拷問したり するのを長期間続ける,本人がだんだん苦痛のあまり判断力を 無くしたときに,新しい規範を注入する。この方法は本人に 苦痛を与えるという意味でかなり非人道的で,こういう事をやっていると 「ひどい国」だと言われても仕方ないかと思います。 この方法は本人にトラウマのような心的な傷痕をつける場合が 多いので,あとから元の規範に戻すのが結構大変と聞きます。
今書いたのは典型的な洗脳ですが,次のようなものもあります。 本人が見たり聞いたりしたことのないものを見せたり, 体験する場合に,場の雰囲気,もしくは薬物等を用いて, その体験をすばらしいもののように思わせる,もしくはひどいもののように 思わせる。これは意外にその対象を別の機会にみたら何とも 思わないのに,そういう条件付けをすると,対象自体に その時の印象を植え付けられてしまいます。
そして,もっと柔らかいものを書きますと,その人の周りの 情報をコントロールして,そういう風にしか判断出来ないように してしまう…というものです。これは本人には肉体的な 苦痛や快感は入りませんが,情報をコントロールしている限り その思い込みは解けません。
さて,ここまで書いた三つの例は,当然きついというか まぁ取りようによっては悪い順に書きました。ところが,例えば 最初のやつは大人に対して,組織が行うとかなり非道ですが, 親が小さい子供に行うと,しかもここでいう肉体的な苦痛がゲンコツ ぐらいだと,これはこれで一つの教育です。まぁ子供は真っ白ですので, 元あった規範を塗りつぶすという事ではないので,いいという 事も言えますが…。
また二つ目の例は薬物を用いて洗脳したというとオウムの 例とかが浮かびますが,例えば野球でもゴルフでもなんでもいいですが, そういうものに興味がない人を「まぁ一度やってみなよ」と 連れ出して,盛り上げて実際にやって,その後でビール(薬物)とか飲んでいると 本人が「楽しい」とか思っちゃうのも,同じといえないでも ありません(笑)。
そして最後の例は,情報が遮断されている…と言っても,実際は 全ての情報が同じりょうで入ってくるというのなどあり得ず, 現実には日本でも似たり寄ったりの状況だと思います。我々はTVが 言っているから,学校で習ったから…という理由で,自由主義や 平和や資本主義や経済成長や科学技術の発展が良いものだと 自分で対して確かめずに思い込んでいます。これも一種の洗脳だと 思います。給料(お金)が沢山稼げるからという理由で,わざわざ物価が 高くストレスが多い都会に出てきてる人もいるのが日本で,北朝鮮で 生活が安定していた人が帰国するのをためらっているのを,「 おかしい」とおもうのもおかしい気がします。
そういう意味で言うと,我々も何らかの形で洗脳されているのであり, であるから,北朝鮮の人が洗脳されているのも当然といえるでしょう。 それが非人道的であるかどうかというと,それは残念ながら社会の 合意で決まるものだと思います。したがって北朝鮮の社会と あまり関係のない我々が,どうこう言っても,やはりどこか的を ハズしたコメントになってしまうのだろうなぁ…とか思うわけです。
最後にちょっと書くと,「洗脳」って言葉は結構センセーショナルな 気がします。しかもそれはネガティブなイメージでとらえられている 様に思います。しかし上に書いた様に,いろんなレベルの洗脳があり, そして,幾つかの手段を使えば自分で自分を洗脳し直すことも 可能でしょう。ですからあまりこの言葉を軽々しく使うのは, ちょっと抵抗があります。
- 10/20(箱根)
- 昨日からの会社の旅行は,箱根でした。箱根は 以前わたしがバイクに乗っていたころは,伊豆に行くのとか 他にも足柄辺りとか結構行ったのですが,実は箱根の 定番の観光コースには行ったことありません。
というわけで,泊まったのは強羅,その前に大涌谷や 仙石原とかに行きました。季節的にはいい季節ですが, 天気が悪かったせいか,ちょっと景色的にはイマイチでした。 ちょっとタイミングずらしてまた行ってみたいです。
で,今日は昼3時過ぎには早々に帰ってきていたんですが, なんとなくボーッとしていたので,疲れていたんでしょう。 夕食後,うとうとしていて,結局なにも出来ませんでした。 まぁ,無理して明日に疲れを残すよりいいかとは思いましたが…。
- 10/19(夢の記憶)
- そういうわけで…,今日はお泊まりです。
ところで,今朝バスに乗っていたら,昔夢でみていた映像(風景)を 急に思い出しました。いきなりの脈絡なしです。以前なんども 夢でみたような気がします。自分が住んでいたところを思い起こすと, あり得る風景ではないので,やはり夢の中で作った風景でしょう。
とはいえ,夢の中の架空に想像された映像がはっきりと思い出せるっていうのも その夢自体がある意味リアルな経験になっているという感じがします。
わたし結構幻覚とか見易い質だと自分では思ってますが(^^;)。
とはいえ,考えていたら,こういう考えも浮かんできました。 架空のイメージなのですから,その昔夢でみたという事自体が, 間違いである可能性もあります。わたしは夢の中で夢をみるという 経験をしたことがありますが,逆に夢のはずだと思ってる事自体が 勘違いである可能性もあります。とはいえバスの中では 起きてたんですよね…。白日夢ってわけではないから,やっぱり 以前みた夢の映像なんでしょうねぇ…。
ちなみにいつ頃みた夢かは良く思い出せません過去20年のうち いずれか…だとは思いますが…。記憶の片隅にあってずっと アクセスされなかったのが,ポロリとヒットしたんでしょうね(^^;)。
とか書いていたら,旅行の話と掛け離れてしまいました。 まぁそれは明日にでも書きましょう:-)。
- 10/18(定型回答)
- 週末は会社の旅行会の関係で不在となります。更新遅れますが, ご了承ください(_o_)。
さて,今日気になったニュース。 高校生の修学旅行で男子生徒が女性浴場を覗いて停学だそうです。 先生が追求したところ63人自白したというのも,ある意味生徒が 反省したというより,一緒にやったのに,自分はやってないというと, そのあと仲間外れにされたりするのではないか?…というちょっと 歪んだ反省心が見えかくれするのですが:-p,わたしとしては最高に 気になったのが,やった男子生徒のコメント, 「女子生徒の気持ちを思うと、申し訳ない」だそうです。
おもわず,「おまえは本当に女子生徒の気持ちがわかったのか?」と 問い詰めたくなりました(^^;)。
大人子供に関わらず,相手の気持ちを理解するというのは かなり難しいものです。人間歳をとるといろんな知識で,「たぶん 他の人はこう思うだろう」などと想像できますが(もちろん出来ない人も 多いです),本当にこのコメントを残した高校生が女子が覗かれる 気持ちがわかったのか?というのは疑問です。いやわかってるんだったら, 詳細に説明して欲しいです。
まぁこれはわたしが単に馬鹿なだけかも知れませんが,正直いうと わたしは女性が男性に風呂を覗かれる時の気持ちは,あまりピンと来ません。 自分が高校生のころを想像すると「自分は別に覗かれてもいいよ」とか 思っていたかも知れません(とは書きましたが男性は男性なりの 相手に体を見られることの恐怖感はあります)。もちろん, それが良くないことは良くわかってますが,それを理解でなく 実感で思えるかというと,難しいとか思います。思うに 女性が男性の覗きを嫌うのは,性的対象として見られることの嫌悪感とか, それに関してその後の危険性を感じてのことなんでしょうか?。
…まぁいろいろ書くと私自身が顰蹙を買いそうなので止めておきます(^^;)。 私の場合,女性の風呂を覗くことは,相手に大きな不快感を与える, かつ,そこまでして見たいとは思わない…というわけで,見るような 行動には至りません。念のために書いておきますが(^^;)。
というわけで,わたしは相手の気持ちがわかる…ということは 非常に高度なテクニックだと思っているわけですが,今回の このニュースでなにが気に入らなかったかというと,その 男子生徒のコメントは非常に定型のコメントの様に思えたのです。 あたかも政治家や企業人とかが,不祥事をやらかしたときに, とりあえず答えておくようなそういうコメント,そういうのを 高校生がしっかり身につけていて,使っているような気がして, そっちの方が気になりました。開き直らないにしても, 「こんな大騒ぎになるとは思わなかった」とかいうセリフとかの方が, よっぽど,そうだろうなぁ…とか思います。
出来のいいコメントはかえって嘘っぽく聞えます。別にこの 事件に限らず…。まぁその辺がわからないとしたら,それはそれで 学生らしい感覚とも言えますが:-p…。
- 10/17(漫画とドラマ)
- 今日は会社で飲み会で,気が付いたら9時…,慌てて帰りましたが, 帰りついたのは10時ちょっと前…スタッフロールが出てました…, っていうのは何の話かというと, 「逮捕しちゃうぞ」のドラマの話でした。ついでに書くと, 昨日は「天才柳沢教授の生活」のドラマを観ました。 秋の改編ではじまった番組なので第一回目でした。
ご存じの方も多いと思いますが,この二つのドラマは漫画が原作です。 しかも講談社,もっというとモーニング系の雑誌に連載されていた(いる) ものです。モーニング系というはモーニング本誌の他に,イブニングや アフタヌーンや,各種増刊とかのことです。更についでですが, 同じくモーニング連載で最近ドラマ化されているので「 サイコドクター」というのもあります。
つまりここに来て,モーニング系のドラマが急に複数はじまったのですが, これって偶然なんでしょうか?…というか,こういう話って 雑誌側が売り込みをかけるのか,TV局側が要望するのか,どちら なんでしょうか?。ちょっと気になりました。
ちなみに「柳沢教授」と「サイコドクター」は今まで不定期連載でしたが, TV化を契機に連載を開始しており,ちょっと雑誌側が売り上げ 増加のために仕掛けた…という気がしないでもありません。 まぁ「逮捕しちゃうぞ」はずいぶん前に連載も終了しているし, アニメ化もだいぶ前にされていて,特に今回のドラマ化で,連載再開などと いう動きはないので,こちらは純粋にTV局側がドラマ化を要望 したのかもしれませんけど…。
ちなみに「逮捕しちゃうぞ」とか「柳沢教授」は10年以上前に 連載が開始されていて,単行本もずいぶん出てるんですけど, ドラマ化というのは結構不思議なタイミングなんだなぁ…とか 思ってしまいました。
それにしても確か青年誌で一番の売り込みをあげてるはずのモーニング, この手の商売がうまいのか,TV化や映画化される作品が多いように 思います。ちょっと前は「サトラレ」とかもありましたし, この手の話題作りはうまいように思います。そして同じく講談社の 少年マガジンは少年誌で売り上げが一番で,こちらもアニメ化とか ドラマ化をよくやるんですよねぇ…。会社の方針なんでしょうか?(^^;)。
漫画ファンとしてちょっとだけ気になるのはドラマ化・アニメ化しちゃうと, 当然原作が続いている場合,ドラマが終わった時点で,なんとなく 過去の作品ぽくなったり,むりやりなエンディングになったり する気がします。ちょっとそれが不満かなぁ…出来れば連載終了したものを やって欲しいんですが,それだと雑誌側にうま味が少ないんですかね:-p…。
- 10/16(満場一致)
- フセイン大統領の信任投票で100%の信任を取得 だそうです。なんか凄いなぁ…と思いました。選挙で100%の 票を取るというのは,わたしにはピンと来ません。 良くない考えですが,なにか不正があるのか,もしくは 選挙のシステム自体が,現職に強くできているのか?… などと思ってしまったりします。
とはいえ,別にフセインが大統領であることが不正だ,とか 言うつもりは全くありません。わたしは他の国の人が,他国のシステムが 不正だなどと言える資格はないと思っていますから。また アメリカだって数十年前まで肌の色で選挙権の有無がありましたし, 日本も数十年前まで収入での有無がありました。現在でも 田舎と都会で一議員の当選議席数が違っており,完全に 選挙制度が成熟しているとは言いがたい状態では あります。
おもしろいのは,今回フセイン大統領が100%の信任票を得たことを イラクは当然の結果のように評していることです。 この感覚の違いが結構面白いです。取得票が多いと多いほど 説得力があると思っているのでしょうか?。わたしは上に書いたように, 100%も取るというのは,我々の社会では異常な状態の様に 思えてしまうのです。まぁ日本も小泉政権が出来たときは80%以上の 支持率がありました。あれもやっぱり当時も思った気がしますが, 熱病的な状態のように思いましたし。
わたしの感覚だと,どんな社会でもいろんな考え方を持つ人が いるはずで,大勢がある意見に集約されつつあっても, 絶対に反対の意見を言う人はいくらかはいるように思います。 ですから,そういう人がいない…という状態は,情報的に 遮断されているとか,なんらかの仕組みがあるのでは?…と 思ってしまいます。今回の北朝鮮の話とかでもみんなが 「将軍様のおかげです」っていうのは不気味だ…と思うでしょう?…。
そういう意味で言うと,1年前からアメリカがアフガンやイラクに対して 敵対心を顕にして,攻撃したり,そのためにいろいろ法整備を していて,しかしそれに対してのアメリカ国内の反対運動が あまり見えてこないのも,ちょっと不気味に思えてました。 もちろん全然ないはずはなく,若干聞えても来ていたのですが…。
いずれにせよある国では当然の結果という…,他の国からみたら, なんか変…と思う…,それぞれが持っている共同の認識というか 幻想というか,それが異なる気がします。常識が違うのですから わかり合うのは大変です。でもそこに違う常識が あることは知る必要はあるでしょう。
- 10/15(スポーツの秋)
- 秋がスポーツなのかは良くわかりませんが,最近は スポーツ関連のニュースを良く聞きます。
現在アジア大会が行われていて,週末はサッカー 決勝戦,残念な結果でしたが楽しみました。一方で プロ野球もほぼ最終戦が終わり,先日日記に書きましたが, またもや年間ホームラン記録は破られませんでした。… ということはまたこういう騒ぎがあるのだなぁ…とか 思ったりもしましたが:-p…。
以前も書きましたが,スポーツって勝っても負けても, なんかさわやかですね。明るいとは言えないけど,でも政治や 経済の話に比べれば,負け試合すら明るく感じてしまいます。
というわけで,しばらくスポーツの秋を堪能しましょう:-)。
- 10/14(難民?)
- 今日は音楽をたくさん聴いたし,布団を干したり,掃除をしたり ゆっくり豊かな時間を過ごしました……と言いたいのですが, 全部仕事からの逃避行動だったりします(^^;)。あぁ…こまった。
…さて…。
そういう逃避行動ついでにラジオを聴いていたら,住みたい海外… って話をやってました。それで就労ビザを取りやすい国とか 取りにくい国とか…。
東南アジアとかの事情は忘れましたが,ヨーロッパとかは イタリアはわりと簡単に取れるけど,イギリスは難しいと…。 サントスの話もあったので,その厳しさは伺えます。しかし 自分にしか出来ないものを持っている…っていうのはたしかに 難しいですね。ヨーロッパは厳しいみたいですが,アメリカとかは 結構それに比べると働きやすいのではないでしょうか?。 アジアは働きやすいというより為替の関係で,わりと有利に 移住できるかも知れません。
などなど…そんな感じなのですが,なんともそういう話題を ラジオでするのは日本の経済が危ういので,早々に海外に 逃げましょう…と言ってるようにも取れます。そういや昨日の 日記にも書きましたが,日本は海外から遊びに来たら遊べるよ…と 主張していたりとかで,海外への売り込みが盛んな反面,日本人には 早々に海外に避難しましょう…って話なのでしょうか?。 そういえば,小説か漫画で国が滅ぶとき金持ちがさっさと海外に 避難するという話があったなぁ。なんか嫌な話だなぁと思ってましたが。
実は自分の知らないところで,着々と金持ちは海外脱出を 試みてるんでしょうか?。実は日本は滅び行く船?…とか思っていまいました (^^;)。
- 10/13(東京の魅力)
- 今日は一日やらなきゃいけないことを…と思っていたんですが, 結局結構逃避してしまい(^^;),あまり進みませんでした。 おかげで以前から気になってたお店に行ったりもしました(笑)。
さて…,最近ラジオを聴いてると,最近来日した海外ミュージシャンが 日本で何をしたか?…という話をやっていておもしろかったです。
まぁ,日本人は海外の人からどう観られているかを異常に気にする という人もいますが,たしかにそうですね:-p,気になります。 ただし,日本人が他の国の人より気にしてるか?…っていわれると わかりませんが…。韓国のニュースとかみていても,結構 気にしてるなぁ…とも思います。いずれにせよ,他人の評判なんか 気にしない,我が道を行く…っていうのは苦手な国民性だとは 思いますが:-p…。
話がそれました(^^;)…。んで,海外のミュージシャンが何を していたかというと,結構多かったのが飲食,特にラーメンを 食べ歩いたという話はOASISとかボン・ジョビとか…。あとだれか 忘れましたが回転寿司に行ったという話も聴きました。それから 買い物,アラニス・モリセットはスニーカを買ったらしいですし, あとだれかCDを買い漁ったという人もいました。
これらの人々は,別にだれかに連れられて受動的に食べに行ったり 買い物をしたわけではなく,東京に来たらいつも自分からそういう ところに行く…という話でした。つまり東京に行くとこれが楽しみ, というわけです。
たしかに良く聞く話で,東京ほどいろんな食べ物がそろっているところはない, とか東京ほどCDやある商品の品揃えがいい街はないという話は 聞きます。もちろん海外で普通に売ってるものが日本で 手に入らない…ってものはたくさんあるのですが,日本で人気がある 商品に関しては日本は徹底して品揃えがいい様に思います。 品揃えで勝負する店が多いのか,売れ筋の商品だけではなく,マニアックな 商品までそろえます。その結果海外の製品でも母国より日本の方が 手に入りやすかったりするようです(CDとかスニーカの例)。
食べ物と買い物というと,ある意味旅行の目玉です。例えば香港や 台湾へのツアーの売り物はこの二つでしょう。そういう意味で言うと 東京というのは立派な観光地なんだなぁ…と思ってしまいました。 こういうアピールって海外にやっているのでしょうか?。
もっとも,例えば日本人にとってのヨーロッパとかは 買い物と食事が魅力というわけではなく,街並みとか歴史とかでしょう。 なんとなく街並みがウリというより,買い物がウリという方が, どうも下に感じてしまう気もしますが…(^^;)。
- 10/12(雰囲気)
- 今日は横浜で用事があったので,ついでに散髪とかお茶の葉を買うとかも してきました。
まぁ,それはいいとして,用事は知人の書家が山手のゲーテ座で 個展をやっていたので,観て,それからレセプションに 出てきました。
山手ゲーテ座(正式には岩崎博物館)というと,港が 見える丘公園の横にあります。窓からその辺を観ていて, 「この辺って雰囲気がいいよなぁ」とか思って,ふと, 「なにをもって雰囲気がいい」っていうんだろう?…とか 思ってしまいました(^^;)。まぁたしかに港が見えたり, 外人墓地があったりとか,まぁなんとなくわからないでも ないですが,窓から見える風景を切り取って,全く知らない人に 見せてもそう思わないだろうなぁ…と思いました。 つまり自分のなかで,「ここは雰囲気がいい」というのが できあがっていると(^^;)…。
関係ないけど,良く食べ物とかでも珍味とか高級とかの食べ物が 美味って言われますが,冷静に食べると単に「変わった味」だったり することがありませんか?(^^;)。それとも,やっぱり味音痴?(^^;)。
ちなみにレセプションの帰りに元町を通りましたが,裏通り(仲通り)がなんかお祭り みたいで,出店がたくさん出てました。通りにある お店が表で屋台をやってただけですが,もともと高級レストランが 並んでいる通りなので,普通の商店街では無いような,中華料理とか 西洋料理とかが,使い捨ての食器で売られていて,おもしろかったです。 レセプションで腹一杯だったので,食べられませんでしたが(^^;)…。
ちょっと残念です。またの機会があったら行ってみたいです。
- 10/11(ロボット)
- 手塚治原作のアニメ映画「メトロポリス」を観ました。 同名のドイツ映画もだいぶ昔に観ていて,関係あるのかな?…と 思ったら,内容的には結構違いますが,昔の人が考えた未来都市 という意味では通じるものがありました。
もっともこの映画は原作は50年以上前(らしい?)の手塚治ですが, 映画化は数年前で,多分結構プロット自体も変わっているのでしょう, 多少現在の人が考える未来も入ってます。コンピュータネットワークの 話とか…。 とはいえ,ロボットが人間に代わり単純労働をやっているという 未来感は手塚漫画をはじめ多くの古典SFで描かれているものです。
そう,まだわたしが子供の頃までそういう幻想はあったように思います。 科学が発達すると,人間は豊かになるという,そういう幻想が…。 その一つとしてロボットが単純労働をするようになって,人間は 働かなくて良くなるという…。
しかし実際はそうなってません。科学が発達すればするほど, 人間は忙しくなっているように思います。なぜなんでしょう?。
一つの原因として,ロボット…,オートメーションでもいいですが, その技術が中途半端なため,どうしても自動化出来る部分と 出来ない部分が生じてしまう。つまり一部では人間の仕事が必要で, 一部では不要になってきている。現在はそういう状態のように 思います。工場などは自動化して失業者が出て,しかし,一部の ところでは残業を月に何百時間しているような人が出ている。
そういう状態で,すべての人が同じ収入を得るというのは,共産主義でも ない限り不可能です。特に人間の手が必要な仕事は機械では 出来ない仕事ですから,かなり細かかったり複雑だったりで, 能力のある人でないと出来ない仕事だったりします。したがって 失業者になった人がすぐにできるような仕事ではありません。 そういうわけで,失業者が増える一方で残業する人の残業量も 増えているように思います。
…では,こういう中途半端な状態ではなく,本当に機械が賢くなって 人間の仕事を全部出来るようになったら,人間は働く必要が なくなるのでしょうか?…。まぁそれほど技術が発達するとは わたしは思ってませんが,仮にそうだとしましょう…。
ここで,ふと思いましたが,ロボットに働かせて,その支配層である 人間が働く必要なく豊かさを享受するという構造は,かって海外に 植民地を持っていたり,奴隷を所有していた,西洋人的な 発想なのだな…,と思ってしまいました。日本にも地主がいましたが, 地主にもそういう発想があったのかも知れませんが,いずれにせよ, その社会には,ロボットを所有している層と,してない層がある 気がします。そうであれば,ロボットを所有してない層の人は どうやって食べていくのでしょうか?。配給でしょうか?。国が 所有するのでしょうか?…。いずれにせよ,それも共産主義にでも ならない限り人間みんなが暮すことはできません。
別に共産主義を奨めてるわけではありませんが,つまり,今の 資本主義経済の流れとは,まったく別の方向なのだな…と 思ったわけです。
そして,最後に思ったのは,労働はロボットが全部やってくれて, 人間は消費だけを行う。何もせずに遊んでばかりいる…, そういう時代が来たとしましょう。ふと…,その社会で人間は 必要なのだろうか?…。それこそマトリクスの世界の様に 全員夢の中にでも住んでもらった方が効率がいい…って事に なりかねない気がします。
かくして…,いまだ,わたしには科学の発達がどう人間を 豊かにするのかが想像できないのでした…。
- 10/10(戦う相手)
- ニュース見ていて,ふと思ったこと…。
小泉内閣を批判する野党とか反抗勢力。日本経済は大丈夫とカラ元気な 首相。まぁ,どっちもなんとなく問題ありげですが,日本経済という 問題に批判する連中は向かい合ってないだけ,まだ小泉氏の方が ましかなぁ…と思ったりします。
なんで,批判者って「オレならこうする」って言わないんですかね?。 言ってるのかしら?。TVとかが,それだと絵にならないって 取り上げないだけかしら?。
今日は早く寝ました。少しは体調が戻るといいんだけど…。
- 10/9(ノーベル賞)
- ノーベル賞二人目。驚きました。
昨日,なんで急に取り出したの?…って書いた矢先なので, 今日も,そう書くべきでしょうが,あまり書くとくどいので, やめておきます(^^;)。
得に今回の田中氏は40代という事にも驚きます。本人も 驚いているようですが…。昨日の小柴氏の受賞のあとの, どこかのページで,「日本の技術が評価されているというが, 評価されているので,何十年も前の技術者であり,今の技術者が 優秀というわけではない」というコメントがありましたが, 田中氏の場合はそう言えませんよね:-p。企業研究者という のもちょっと喜ばしかったりして。
ところで話変わりますが…。
今日はちょっと体調が悪かったです。なんというか頭と体が 動かない…という感じでした。文章書いてると露骨に実感しますね。 論旨が通った文章を書けなくなります。呆ける時って こういう感じか?…,とか思ってしまいました。
夕方多少復活しましたが,たぶん週末にゆっくり休まないと, だめな気がします。風邪っぽいし。いずれにせよ金曜は午後から 休むので,明日一日頑張りましょう。
- 10/8(ニュースより)
- いくつかニュースネタを…。
人間コピー機だそうで…。この写真のせいか たいそうそそられました(笑)。「なぜ制服のOLなのか?」 と突っ込みもあり(^^;)。
等身大の写真ならディジカメと大型プリンタでも実現 できそうですが,実際に人間が挟まって取るところが, 型をとるみたいでいいんでしょうか?(^^;)。三次元 スキャナで,等身大モデルを…っていうのもそのうち出来そうです。
ちなみにうちの会社にいる後輩は自分の頭の型をとってそっくり人形を つくってました。わたしも高校時代ライフマスクは つくったことありますが…。
話かわって…。
ノーベル賞,三年連続で日本人が受賞したそうで, おめでとうございます。カミオカンデの人なんですね。 研究の業績については不勉強なので,コメントを控えさせて 頂きます(^^;)が,三年連続で日本人がとってるっていうの, なんともすごいというか,じゃぁ今までなんでこんなに取れなかったの?, とか思ってしまいました。確か数年前に日本人受賞者を増やそうって 国が言ってたようですが,なにか施策でとれる人が増えるような ものなんでしょうか?。ロビー活動が重要…とかいう話も 聞いたことあるんですが…。
と書くと,今回の受賞にケチをつけてるようですが,そういう つもりはないです。たまたま三年続いている…でもいいんですが, 単にふと思っただけで(^^;)…。
もう一つ。
田嶋議員が社民党を離党とのこと…。 わたしは田嶋陽子先生にあまりいい印象をもってないので, かなり偏見が入った意見を書いてる気がしますが,わたしも 離党するなら議員辞職をすべきでは?…と思いました。 比例代表で通ってるんですからね…。まぁもっとも比例代表は 社民党の票ですが,田嶋先生の知名度で票を稼いだ部分もあるでしょうから, まぁ利用したのはお互い様…って気もしますが…。
しかし,タレント議員でどっかの党に入ってる人っていうのは, どうも,あまり自分が所属している党のことを知らないんですかね?, 知らないで入るんですかね?…。ちょっと呆れました。
それから,田嶋先生いつも悪いことがあると「男」という 言葉を使いますが,そういう物事を性別で決めつけて, しかも一方を悪という風にみる考え方自体が,差別なんですけどねぇ…。
- 10/7(財産の持ち方)
- ちょっと用事があって銀行窓口に行きました。窓口が 開いている時間に銀行に銀行に行くのも久しぶりですが, 外貨預金とかのチラシをみてたら,行員の人がチラシを くれました。どうも銀行も最近は営業が盛んって気がします。 まぁ合併した某銀行なので,成績が悪いと支店が統合されてしまうから 必死なのかも知れませんが:-p。
わたしはそんなに貯金・預金はもってませんが,かといって ローンも組んでませんし,投資もやってません。ほんのちょっとの お金が普通預金に入ってるだけですが,数年もある一定額以上が 普通預金に入っていると,なにか定期とかにした方がいいのか?…とか 思ったりもします。とはいえ定期預金も,あまりに 利率が悪いので単に面倒なだけだし,この時期に株とかを 買うのはたんなる自殺行為な気もします。外貨預金はなんどか 関心をもったことありますが,結局面倒でやってません。 でも,ここしばらく円相場も下がってるので,やっておけば よかったのかしら?…とか思ったりもしますが…。
お金に興味がないということよりも,自分のお金を増やすということ 自体を考えないようにしてる気もします…。「なんかせこいよなぁ…」とか つい思ってしまうのです。これ…トラウマみたいなものなので, 別に他の人がそういう工夫をしてるのを批判してるのではありませんよ…。
とはいえ,世の中不景気で,会社のこととかも考えると,それなりに 蓄えはある程度もっておきたい…というのはあります。 デフレになってるって事は,相対的にお金の価値が上がっているので, 今のうちにお金をもっていた方が得ともいえます…。まぁこういう 考えをするとデフレスパイラルになり悪循環といわれるのでしょうが…。 一方で,円も下がっています。日本で売ってるものと比べると 円が上がっていて,でも外貨と比べると円が下がってるって事は, 外貨と比べると日本で売ってるものは,物凄く安くなっていると いえます。逆をいうとそれだけ安くても売れないって事なんでしょう。 大丈夫でしょうか?(^^;)。
ちょっと話が変わりますが,会社の後輩と話していて,親のマンションが 建て替えるとか建て替えないとか…。よく聞くと,築30年くらいとの ことです。日本のマンションは30年しかもたないんですか…。 そんなんじゃ家買っても安心して老後は迎えられないな…と ますます,家を買う気はなくなります。ふと思いましたが, 日本の家をすべて100年もつように建てたら,なんとなく経済に対しての 一般の人の考え方が変わるような気がするんですが,いかがでしょうか?。
月数万とか十数万とかもっと…家のローンを払っている人がいますが, 今は単純に消費されてるだけなんですよねぇ…。
- 10/6(さんま)
- 今日は相模川の河原でさんまを食べてました。毎年 秋にそういうことをやってます。
なんか,最近このイベントの時以外秋刀魚食べてない気がします(^^;)。
- 10/5(不謹慎)
- 最近前日の日記を修正補足する日記が増えてますが(^^;), ちょっと昨日の日記はごちゃごちゃしてわかりにくいですね…。 すみません。自分でもまとまらずに書いてるなぁ…と書いているときから 思ってました。
ところで,TV見てたら,また「小泉=ヒトラー」発言がありました。 もし「トラウマ」なら,あまり気軽に例えとして使うべきじゃないん ないかなぁ…と思うのでした。日本人だって,外国の人から 戦前の事を例えに挙げられるといい気しないことないですか?。 例えばアメリカの「同時多発テロ」を「真珠湾」に例えた報道を 聞きましたが,やはり「いっしょにするな」という感情がわきました。 いわゆる「不謹慎」な表現だと思うわけです。
不謹慎な表現というと,北朝鮮が日本が拉致騒ぎで,国交正常化が 遅れそう…という事を「数人の事で…」と避難するのをラジオで 流していたようですが,これも理屈はわかりますが,北朝鮮が 発言するわけにはいかないことです。それこそ不謹慎。日本 国内の中で,「いい加減,国交交渉もやらないとね」という 空気が出てくるのなら,まだわかるんですが,加害側は 思っていても言ったらいけないでしょう。同じ様に大東亜戦争時の 日本軍の行為を北朝鮮に「そんな何十年も前のこと」と 言ったら,やはり不謹慎だと思われるのと一緒です。こういうのは 相手のなかで風化するのを待つしかないのではないでしょうか?。
さて,不謹慎だと書いてきましたが,一つ今から不謹慎なことを 書きます。拉致された方の家族の発言を見ていて,ふと思うんですが, 「この人たちは,どういう風になれば納得するのだろう?」と…。 もちろん,今はまだまだ解明されてないことがあって,突っ込めば いろいろ事実が明らかになるような感じなので,まだあきらめる必要は ないのでしょうけど…,いくつかの発言を聞いていると「死んでいることは 納得できない」という人が結構多く,それは多分どういう風に なっても納得できないように思います。愛する人が亡くなるという事は 目の前で起きても信じられない事がありますから…。
死亡と言われた人のうち何人かは生きているかも知れません。でも 何名かは死んでいるんでしょう。そしてどうすれば山を越えるのでしょう?。 …なんか「納得しろ」と書いてるようで,その辺が不謹慎で申し訳ないの ですが,少なくとも日本は,国民や遺族を納得させるために, 北朝鮮に戦争を仕掛けたりは出来ないはずです。 また金正日を失脚させろというのも,過剰な干渉になると思います。 アメリカだったらやりそうですが:-p…。
ニュースを見ていてなんとなく終りが見えない…。重い気持ちに なるのです…。
- 10/4(独裁者)
- 最近のNHKはどうも近代の話題を良く取り上げているみたいで, 特にヒトラーの話を,今年に入って何度か取り上げてます。 ヒトラーがどいうどういう過程で力を得たとか,どういう風に 死んだとか…,まぁそういう話は結構おもしろいんですが,番組とか 解説者のコメントで,「ヨーロッパは2回の大戦でようやく 平和を得た(ちょっと表現は違うかも知れませんが)」というのと「 第二次大戦以降,一党政権はあってもカリスマ的指導者(つまり 独裁者)政権は,ヨーロッパに発生していない」というのがありました。
これを聞いたときに,つまりはヨーロッパはヒトラーがトラウマに なっているんだ…と思ったのです。そう思うと,なぜ今,アメリカが フセインとか金正日を物凄く敵視するのかが良く理解できました。
独裁者という定義はイマイチ良くわからず,一人の指導者が 長期政権を続けている国は(特に発展途上国では)いくつか あるように思います。あと王家が国を治めている国もまだあるでしょう。 北朝鮮は世襲で権力が移行したって点を考えると王家のようにも 思いますが…。で,なぜフセインと金正日なのかは今一つ 良くわかりません。
独裁者という漢字を見ると,単に一人の人に三権が集中している ということを示していて,別に独裁者だから,海外に対して攻撃的になったり, 国民を迫害する…とは言葉からは限らない気がします。もちろん 一人の人間が勝手にきめられるので暴走しやすいっていうのは わかりますが…。
しかし,一方で国民感情として国のトップに強い指導力を求めるものが あるということもあります。アメリカは大統領にヒーロー像を 求める様なところがあります。現在小泉氏が支持が上がったのも 北朝鮮に対して強攻姿勢を出せたからでしょう。指導力の強さが ある線を越えると独裁者になりがちです。ヒトラーが政権をとった 過程を聞くと,ある意味当時の国民がそれを求めていた様に思います。
小泉氏が抵抗勢力から「独裁者みたいだ」といわれているのを 聞いて,「あぁこういえば,危機感を扇れるんだな…」と思いました。
わたしはフセインを危険視するのはあくまでもフセインのパーソナリティの 問題だと思っていたのですが,独裁者であるということで,危険視 されてる部分が,結構あるんじゃないか?…という気が,そういう 番組とかを見ていると感じました。
とはいえ,独裁者というのが 定義が曖昧なら,独裁者とかってに呼ぶことも可能です。かってのソ連は 一応政党政治でしたが,スターリンやブレジネフ等は独裁者のように 言われてました。そういう意味では独裁者って言葉は結構危険で, 気に入らない国を指して,「あの国は独裁者が治めているから」といえば, みんなに危険視させることが出来ます。
トラウマは冷静な判断を鈍らせますから,そういう意味で危険だな…と 思ったのでした。
- 10/3(微妙)
- 今TVで流れているCMで「微妙…」と発するやつがあり, 思わず笑ったのですが,そういえば,最近この言葉良く聞きます。 今日会社で後輩に「これどう?」って聞いたら「微妙ですね」って 答えられました(^^;)。
この言葉情報量がほとんどないのに,なんとなくニュアンスが 伝わるところがおもしろいです。CMのやつは本当は良くわかりませんが, わたしは「カッコイイとカッコワルイが紙一重」 という風に捉えました。今日の会社のセリフは, 「良いか普通か?」って意味で微妙…というわけで,この「微妙」と いう言葉,いろんなケースで使えます。
要は曖昧に答えてるわけですが,「わかりません」とか「難しい」とは ちょっと違います。「わかりません」や「難しい」は判断する人の主観ですが, 「微妙」というと,そもそもその判断対象が微妙な線にいるということで, あたかも客観判断の様に振る舞って, 判断者の責任が軽くなるように思います。まぁある意味発言者が 逃げてるとも言えます:-p。
というわけで,便利な言葉なので,だんだん使われるように なっているのでしょう。白黒はっきりさせるのが嫌いな 日本人には肌に合うでしょうし:-p。
とはいえ責任がある人がこの言葉を連発していたら?…。 「拉致問題,どうすべきでしょうか?」「イラク攻撃,どういう 立場にいるべきでしょうか?」「金融政策…」……………, 「微妙ですね」…,とか言われるとしたら,どうでしょうねぇ…。 まぁ世の中なんでも微妙なんですけどね(^^;)。
ちなみに試しに,毎日新聞で微妙という言葉で記事を検索してみました(笑)。 結構使われてます。
- 10/2(大事な記録)
- あまりプロ野球ファンではないし,事情に詳しくないので, 勘違いな事を書くかも知れませんが…。
西武のカブレラ選手が今シーズン本塁打を55本 打ったそうです。この記録はかって昭和39年に王貞治選手が 打った記録と一緒です。現時点での日本最多本塁打数って やつですね。王選手の記録は40年近く守られているということに なるのですが,この記録,いままで何度も塗り替えられそうに なりました。去年もローズ選手が55本まで打ち,結局 越えられませんでした。
単純に王選手の記録を越えられないのであれば,それだけ王選手が すごかった…ということになるのですが,どうもこういう風に 王選手の記録を抜きそうになると,本人の実力以外に 相手投手の敬遠とかで結局打てなく,その選手が不平を漏らす…という ニュースを良く聞きます。もちろん敬遠も戦略のうちですし, そもそも節目の記録を打たれた投手は歴史に残るので,嫌がるという のもあるでしょう。敬遠されつつ本塁打記録をつくってこその 記録とも言えるかも知れません。
ただ何となく,この時々ある敬遠騒ぎの時の選手の口調からすると 「自分が外国人選手だから敬遠を受ける」という様なニュアンスを 感じることがあります。実際そうなんでしょうか?。もし本塁打を 55本打ったのが,松井や中村とかだったら,敬遠も少なく結構あっさり 新記録更新とかになるのでしょうか?。もしそうだとしたら, それは助っ人としてたかだか数年しか日本にいない外人だから 避けられるのでしょうか?。それともそういうことは全くなく, やはり偉大な王選手の記録だから,例え日本人でもそれを 越えて欲しくないというのがあるのでしょうか?。
なんとなく,55本本塁打を打ったというニュースを聞くと, こういうことを考えてしまいます。たんなる思い過ごしで, 投手は特に外国人だからって敬遠するわけじゃない…であれば いいかと思います。というか,毎年こういうこと考えるので, いっそのことあっさり新記録をつくって欲しいと思ったりもします。 イチローや野茂もメジャーで記録をそれなりにつくってきています。
というか,敬遠で本塁打打たせるのも戦略というなら,55本打ってから 大騒ぎしないで,最初からそうやって押えておけばいいんじゃないの?… って思ったりもします。
- 10/1(アゲハ)
- 今日は午前中横須賀へ,午後から職場に戻っておりました。
台風が来ているので,一日雨。夕方からは風が強くなって, 降ったり止んだり,吹いたり止んだり…とかです。
夕方仕事を終え,バスで帰りました。駅前から自宅前の バスに乗ったら,丁度出発の頃,アゲハ蝶がバスの中に 紛れ込みました。光に惹かれるので,天井の蛍光灯を 行ったり来たりしています。周りの人は当然気づいていますが, どうしようもなく避けたりしてします。
バスの中は鉄の柱とかなので,蝶には留まる場所がなく, 留まりたいけど掴むと滑ってしまい,また飛ぶという感じで 蝶が行ったり来たりしてます。「なんかかわいそうだなぁ, どっか留まりたそうだなぁ」と思ってみていたら, 出口の近くにいた,わたしの辺りにやってきました。
どうするんだろう?…と行き来する蝶を見てました。 休めるように手を差し伸べようか?と思っていたら, その蝶は実際はわたしは動いていないのに,わたしの頬に 留まりました。
あとは,10分ほどバスの中でずっとわたしの頬に留まってました。 やはり休みたかったのでしょう。特に逃げたりはしませんでした。 本当は手とか肩とかに留まってくれた方が助かったのですが, 頬に留まっているので,周りの人からジロジロ見られたりして, *よかったです*(笑)。
…でしばらくしてバスが自宅前に停まったので,頬に 留まらせたまま降りました。そのあと蝶はわたしの頬を離れて 飛んでいきました。まぁ雨が降っていたし,風が強かったので, 無事どこかへ避難できたかどうかはわかりませんが,わたしの 判断としては,バスの中でずっと飛び続けて,人に煙たがれるよりは 休める場所を探せるのではないでしょうか?。
蝶がバスの中を飛んでいるときに「バスを降りるとき,いっしょに 降りるから,腕か肩辺りに留まってくれたら良いなぁ…」と 思っていたら,頬に留まりました。もちろんバスの中には たくさん人がいたのですが,わたしの頬に留まってくれました。
何となくアゲハ蝶に気持ちが通じたような気がして,いい気分に なりました。
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