だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。
あしからず。
- 9/30(犯罪防止)
- えっと,別に指摘があったわけではありませんが(^^;)…。 昨日の流れで不正コピーやライブへの録音機材等の持ち込みが 増えるという流れは進むだろう…という様なことを書きました。 これは別にそれが正しい流れという意味ではなく,技術的に そう進むし,技術的にそれを塞ぐのはますます難しいだろう…と 言う意味です。もちろんこれらの行為は違法行為ですし, これらがなしくずし的に合法化されるだろう…とは思いません。
と,思っていて更に思いましたが,現在はこういうことのように 法律や常識では犯罪であるのに,技術的に取り締まれないようなことが 増えてきているように思います。コンピュータ犯罪もそうですが, それ以外でも海外からの犯罪者の流入や,犯罪スタイルや 道具の多様化により,ちょっとやそっと取締技術や人員を 増やしても防止や解決が出来ないような自体が進んでいると 思います。
それらを取り締まるにはもちろん取締の力を増やす法律を 作るという方法もあります。しかしそれは往々にして各個人の プライバシーに踏み込むような「盗聴」や「職務質問」の権限強化 だったり,逮捕の基準を下げるものだったりします。
ところで,現在犯罪が増えているのは,こういう犯罪技術の 進歩以外にも,海外からいろんな文化が流入して,犯罪概念の 変化や相互監視の希薄化というのも一つの原因でしょう。 考えてみたら,防止が困難な犯罪というのは昔からあって, そういうのを防ぐために地域社会があり,共通の「罪」や「恥」 意識があったようにも思います。それは一つは希薄になった 信仰であったのかもしれません。そしてあまりいい言葉では ありませんが,一種の相互監視のシステムとして社会が あったような気もします。
そういう意味で言うと,こういう技術的に防止が難しい 犯罪を減らすには結局のところ,今の世の中に適応するような 新しいモラルというか信仰というか道徳というか,そういう 共同意識が必要なのかも知れません。そして,よく「内部告発 社会は,あまりいい社会ではない」といわれ,わたしも そう思うのですが,地域社会が相互監視システムであったのなら, 内部告発も一種の相互監視であり,「それしかないのだろうか?」 とか思ったりもします。
いずれにせよ,今後も犯罪は多様化していき,正直いって, 共同意識がうまくそれを飲み込むことが可能なのか,まったく 想像できません。相互監視や攘夷(外国人排斥)もなんとなく, あまりいい感じがしません。
どうしたらいいのでしょう?…。いずれ社会は落ち着くところに 落ち着くような気もしますが,それがどういう社会なのか まだまだわからないまま変化が続いている気がします。
- 9/29(音楽ビジネスの変化)
- コンサートホールとかで行われる(ライブハウスじゃないという 意味)ライブに行った方なら,入り口で手荷物検査をされるのは ご存じでしょう。もちろんカメラや録音機の持ち込みを取り締まるためです。 この取締の厳しさはロックやポップス,そしてジャズやクラシックと, 微妙にきつさが違う気がしますが(^^;),最近全体的に 緩くなっている気がします。チェックがなくなっていたり, 口頭で聞かれるだけの場合もあります。
これはもちろん厳密なチェックが実質不可能になっているからでしょう。 録音機やカメラは小型化して,ポケットにいれていてもわからない くらいのサイズになってます。それに品質は悪いですが, 携帯電話にもカメラがついていますし,演奏を電話で送ることも 可能です。この流れは今後ますます進んで,携帯電話のカメラや 音の品質はますます上がるでしょうし,カメラや録音機の 小型化も進むでしょう。
一方最近はCDの方も簡単に品質の劣化なくコピーできますし, 圧縮してネットで送ることもできます。CDやLPをコピーするというのは 20年ほど前から学生が常套手段で行ってきましたが,手軽さ進んだこと もありますが,ネットなどの相互交換が出来るという点で, 現在の方がたしかにCDの売り上げを圧迫している気がします。
ところで,先日ジャズの解説本を読んでいて,それこそエリントン からの流れを読んでいました。LP以降のレコードは名盤と 呼ばれるものはほとんど現在一度はCD化されていて,入手が 難しいものもありますが,かなり手にはいると思います。 そして,ふと「歴史上の名盤を全部聴こうと思うと,それだけで 結構な時間と金額がかかるなぁ…。もしかして今後新譜がでなくても 一生聴く音楽には困らないのでは?」と思いました(^^;)。
じつはこの考えは漫画や小説を読んでいても時々思うことがあります。 しかし,言語で直接社会を描かれた漫画や小説は時代とともに 風化する部分も多いので,新しいものが作られていく必要は あります。音楽も時代性は含まれていますが,言語でないので, ある意味結び付きは文学とかに比べて弱い気がします。
とはいえ,CDは毎年かなりのタイトルが作られており,一方で 上記のような問題で(?)売り上げが落ちてきているわけです。 また売れている音楽というものは常に先進的なものとは限らず, 特にここ数年はロックなどは,むしろ先祖帰りしているようにも 感じられます。
では,新しいCDは作られなくてもいいのか?…というとそれは 「否」です。なぜかというと,例えば同じような手法の音楽を 聴く場合でも,過去のCDを聞き直して歴史をなぞるのと,現在 そのミュージシャンが存在していて,作品を出し続けている状態というのは 聴く方にも全く異なるように響くからです。ビートルズや ジミヘンが偉大なことは,今聴いても十分わたしは感じますが, だからといって,当時新譜が出るのを楽しみに待って,なおかつ 当時の他の音楽状況と比較しながら,そのすばらしさを実感していた 世代とは同じようには聴くことが出来ないと思います。
つまり音楽的な変化が少ない,もしくは革新的な音楽が あまり求められない時代でも新しい作品は必要なのでしょう。
ちょっと誤解がないように書きますと,どの時代でも革新的な音楽は 生まれていて,それを支持する人は必ずいると思います。ただし, それが大衆受けする時代と,そうでない時代があるようには思います。 話を戻します…。
わたしはクラシックというのはレコードがない時代に生まれたから, 現在でも何度も演奏や新しい吹き込みが行われていて, もしモーツアルトやベートーベンとかがレコードを残していたら, それが一番正規な解釈で,他の人の再アレンジはともかく, 再現という形で演奏が続けられることはなかったのでは?…と 思います。
というわけで,そろそろ何が言いたいのかを書きますと(^^;), 結局演奏家,作曲家の作品を忠実に記録し,それを 消費者は買って何度も体験できるというのは,音楽にせよ 小説にせよ漫画にせよ(本は以前は高価でした),たかだか 100年程度のものではないか?,ということです。 つまりコンテンツに対し消費者がどう接するか, また提供者がどう提供するか,そしてそれに絡む ビジネス,それが現在の形になっているのは つい最近のことでしょう。作家がどういう形で 作品を表現するか?…という意味でも,記録するというのは つい最近のことなのでしょう…。
というわけで,最初に技術の変化で,コンテンツの複製が 進んである意味記録媒体自体でお金を大量に得ることが難しくなっていると 書きましたが,それはそれでまた新しい音楽コンテンツの価値観が 生まれていくような気がします。CDタイトルで何百万枚も売れて, アーティスト本人が大儲けするだけじゃなく,その周りにいる多くの 人たちが濡れ手に泡の状態は今後減っていくような気がしますが, 途中に書いた通り,どんなに過去の名盤が記録されようが, やはり時代に合わせた新しい作品は必要なわけで,CDをだしていくという 形態がなくなるとはとても思えません。
そして,最初にライブに機材を持ち込める話をしましたが, やはり自分がライブに行って思うのは,どんなに録音しようが, 録画しようが,実際に会場で「体験」するのとはまるで 違うということです。CDの数倍の金額を払って一回しか楽しめなくても, それくらいの価値はあるのです。
そういう意味で言うと,今後はもっとライブ収入重視という方向も あるかもしれません。
それと,わたしは1タイトルで大量に儲るというのは減ると 思いますが,逆にタイトル数は増えてますし,アマチュアでもそれなりに CDを出していたり,またアマチュアの街頭演奏も増えてますし, ある意味音楽自体が,もっと一般化というか大衆化する気もします。
そういう流れが,どこにどういう効果を出すのかはわかりません。 しかし,それでやっていけなくなる人が出る一方で, いいこともたくさん起きるような気がします。音楽不況と 言われるわりには,広い意味で音楽と触れている人自体は 増えてるように思うからです。これからの変化を正確には 予想できませんが,そういうわけで,その変化を感じ, 見ていきたいと思ってます。
- 9/28(珍しい風景)
- 秋田から帰ってきました。結局食べた以外の観光はなし同然。 まぁ仕事だから仕方ないかぁ(^^;)…。
でも帰りに土産見てたら,知らない食物があって,一昨日の 発言は撤回させていただきます(_o_)。全部食べないと,「感動しない」 なんて言えませんね。でも食べる楽しみが落ちてきてるっていうのは 確かですが…。つくる楽しみは感じるんですけどね。というわけで, 自分への土産は食材だったりします(^^;)。
帰りの飛行機は夕方で東京に着くころには真っ暗でしたが, 飛行機の中から見た夕焼けはとても幻想的できれいでした。 眼下には雲の絨毯,そしてそのうえに線状にある雲が オレンジと紫に染まっていてとても綺麗です。雲の絨毯の 上の夕焼けは地上では見えないのでとても珍しい風景だなぁ…と 思いました。カメラ鞄から出しておけば良かったと思いましたが, 出せなかったので,脳裏に焼き付けておきました:-)。
- 9/27(妄想)
- ちょっとちょこちょこと書きます。 もらった紙袋に秋田名物一覧が載っていて,秋田美人というのが そのなかにあります。 名物が秋田美人って…セクハラでは?。「ドコニウッテマスカ?」とか 聞いちゃうぞ(笑)。
それから…。
あちこちで話題になってますが,「知ってるけど思い出せない」場合,特別に 反応する部分があるって事らしいです。まぁそうかな…と 思いますが,わたしの経験からすると,全く何の対象もないのに 「わかった」って思うことがあります。「わかった」って回路が 脳にあるんだな…って実感しましたが…,それと関係ないかなぁ…。 そういうときは,何がわかったか良くわからないので,とりあえず 「神とコンタクトした」と思うようにしてますが(笑)。
……つづけて…。
今日は医者というか秋田大学の学長先生の講演を聞きました。 学長で医者…っていうと,最近マンガで話題の「大学病院の 教授はムチャクチャ偉くて…」って話を思い出しました(^^;)。
でも,ちょっと思いましたが,ああいうのって本当にどこでも そうなんでしょうか?。外部の人が「医者って偉い」とか「大学の 先生は偉い」とか勝手に思って,妄想を広げている部分も あるような気がしてきました。
いや,私自身が偉い人と話していても,あまり相手が偉いことを 意識しない性格なので(笑),そう思っただけですが,どうも学会とかも 普通の人からすると敷居が高いみたいですからねぇ…。 わたしからすると,結構しょうもないことやってる人もいて, そんなに偉いのか?…とか思ったりします…。あぁでも私のことを 「先生」と呼ぶのは止めて欲しい(^^;)。
知り合いに公務員がいますが,「役人は偉そう」とか「腐敗してる」って いうのも,どうも良く知らないから,ますますそう思う…っていうのが あるんじゃないかなぁ…って思うことがあります。わたしの感覚だと 役人は偉いんじゃなくて,「融通がきかない」だけど:-p…。
なかから見るとみんな普通なんですけどねぇ…。
- 9/26(食)
- 今日も秋田にいます。一応仕事できてますが…, 秋田って何が目玉ですか?(^^;)。
…,さて,通常TVとかで観光案内の番組とか, 近所の街の案内とか,そういう番組をみていると, 必ず食べるシーンが出てきます。美味しいお店とか,郷土料理とか そういうのが番組の半分以上な番組も多いです。 良く思うのが,旅先案内人が出てきて,一日で何回も食事を している,一日三度ではなく四度も五度も食事をしていて, 良くそんなに食べれるなぁ…と思うのです:-p。
観光案内本を読んでも書いているのは大抵料理で, 実際旅行をする目的としてそこの料理を食べたいから…と言う人も 多いでしょう。実際,わたしも福岡とかに行くときは食べたい料理が たくさんあり,一日三度の食事では食べきれなかったりします(^^;)。
とはいえ,歳をとってくると,大量に食事をする事自体が 苦痛に感じられてくるし,だいたい食事の時間なんていうのは, 一日のうち一割から二割程度で,食べることしか目的がない 旅立ったら,他の時間を持て余してしまいます(笑)。
実は先日オランダに行ったときに,マクドナルドとかで 食事している自分を観て,「あぁ自分って食べることにあまり 興味がないのだなぁ」とか思ってしまいました。もっとも オランダって特に珍しい料理とかが紹介されてないから…って いうのもあるんでしょうが…。
さて,今回の秋田…。食べ物が美味しいと言われたりしますが, 実際に市内で食べていて,まぁ美味しいとは思いますが,それほど 感動しません。それより同じくらい美味しい料理を東京で食べようと 思ったら,もっと高いよなぁ…,とかそういう値段の面で感心する 程度だったりします。
食べることに無関心になると旅の何割かの楽しみを失うような 気もしますが,もっともそれでも旅行が好きなのは,わたしが 旅行に求めるものがそれ以外の部分に多くあるという証拠なのかも しれません。
- 9/25(秋田)
- 仕事のため,今日から秋田へ来ております。 とりあえず,今日の午後から飛行機で秋田へ。 夕方ホテルに入り,秋田市内で飲んでました。
秋田は…,田んぼが多い…という,何とも差障のない 第一印象でした(^^;)。
- 9/24(言葉の性差)
- 私がまだ九州にいる頃,東京の言葉には性差がない, つまり女言葉男言葉がない…と言われて驚いた覚えがあります。 実際に上京して思ったのは,…特に40歳以上の大人に関してですが, 女性は乱暴な言葉を喋り,男性は妙になよっとした言葉を 喋ってるような印象を受けました。
九州の田舎者の印象ですから,不快に思われた方,お許しください(_o_)。
ちなみにこれは,例えば敬語混じりとかで丁寧に喋ってる場合は そういう印象を受けません。あくまでも電車とかで,知り合い同士, しかも比較的親しい間で喋ってるのを聞いて思った印象です。
上記の印象はつまるところ,男性と女性が同じ言葉を喋っていることから 感じるものなんだろう…と,思ってました…っていうか今でも 思ってますが(^^;)。ちなみに九州の場合,男言葉と女言葉は あると思います。男が喋ってることを,そのまま同じ文字で 女性が喋ると,あまりにあんまりな感じになると思います(^^;)。 でも,方言って具体的に書きにくいんですが(^^;)…。
東京の言葉に性差がない…って話は,具体的には, 「わたし(あたし)…………だわ。」なんて言葉は小説の中だけで, 実際に喋ったりしないよ…っていう風に聞いたのですが, ところが,東京に長く住んでいるおばぁちゃんとかを もっていて,しかも割と育ちがいいような人とかに話を聞くと, おばぁちゃんは「……だわねぇ…」とか喋るとかで,もしかすると 東京の言葉に性差がなくなったのは最近(って言っても数十年)の 話なのかもしれない…とか思ったりもしますが,今の私には 調べようがありません。
ところで,ここまで性差がない…って書いてきましたが, 文字に書き出してみると性差がなくても,実際はしゃべり方とかに 出てたりします。バスの中とかで女子高生とかが,女性同士で 喋っているのとかを聞くと,結構すごい声だったりしますが, 男性がそういう人の言葉を聞く場合,全然違っていたりします。 まぁ女性が男性に喋る言葉は文字にしてもすこし違う気もしますが。
それにしても男性は喋る相手が男性だろうが女性だろうが,そこまで しゃべり方に変化はない気がしますが,若い女性のあの変化は 一体何なんでしょう(^^;)。 あれって自然にそうなっちゃうものなんですか?
ところで,自分の周りに関していうと,あまり親しい人がいないせいか, 誰に対しても,そこそこの丁寧語を喋るようになってしまって, 自分の素の言葉がそれになってる気がします。 なんか九州弁も忘れてしまってるし,乱暴な言葉を使おうと思っても 今一つ思い出せなかったりします(^^;)。
- 9/23(映画とか漫画とか)
- 今日やったことを中心に…,あっ日記だから,そういうものか(^^;)。
昨日(いきなり昨日の話^^;)「トレインスポッティング」って映画の ビデオを借りました。これはずいぶん昔に一回みてるんですが, 再度,現時点でみるとどう思うか試したかったので。 ヘロイン中毒のイギリス人の若者の話ですが,結局のところ ダメ人間の映画ですね。結構お下劣なシーンが多いんですが, 腹を抱えて笑うのが正しい見方な気がします。食事中には 見ない方がいいでしょうが。ヘロインを絶とう,では,最後の一本…, とかいうのはアル中気味のわたしには,笑えないような笑えるような そんな感じでした。そういうダメ映画。好きだけどね。
で,今朝は,いっしょに借りた,キューブリックの「ロリータ」と いう映画を見てました。キューブリックは凄く好きな監督なので とにかく全部見れるものは見たいということで借りました。
妄想を描くのが絶妙にうまい監督ですが,さすがに昔の映画だけ あって,そこまでびっくりしませんでした。ただ,ストーリ的には オチが重要なので,ここには書きません。「ロリコン」の語源に なった話ですが,映画より原作で…なのかなぁ…。キューブリックにしては 意外にマトモな印象を受けました。
あとは漫画を買いに行って,読んだりしてましたが…。
漫画と言えば,ちょっと前から思っていることがあります。 わたしは漫画を読むのが好きで,雑誌で読んだり単行本で 読んだりしてますが,なんとなく「自分の趣味は漫画を読むこと」と 言いがたいような感情がありました。仕事の休憩中とかにも 漫画を読むのはいい気分転換になっているという意識はありましたが, あくまでも気分転換とか暇潰しとかいう感じで捕らえていたので…。
でも良く考えてみたら,それも変で,漫画読んで気分が良くなったり, しみじみとかするのであれば,十分有意義な時間なわけで, 「趣味」と言ってもいいのだなぁ…とか思いました。
まぁ本を買い漁るようなマニアではないですが,適当に 漫画を買って,それなりに思うところもあったりします。
最近は,ずっと男性誌に描く女性作家の漫画を愛読してたりします。 視点が違っていておもしろいです。今日も一冊買ってきました。
- 9/22(テクノ呆け)
- TVのニュースで「タマちゃんがいない…」とだだをこねてる 子供を見て,おもしろかったです。親にだだこねても, タマちゃんは現れないのですけど…,子供としてはとりあえず, だだをこねると(笑)。
さて…。
昨日は大阪でライブを見て一泊しました。特に 今日は予定がないので,というより,ちょっと仕事が たて込んでいて,明日はちょっと仕事したいので, 早々に東京へ戻りました。というわけで,大阪は 満喫できませんでしたが,ひさしぶりに 神座のラーメン食べました:-)。相変わらず, 独特の味。
昼過ぎに大阪を出たので,新宿とかで寄り道しましたが, 自宅へは明るいうちに帰りつきました。でも雨降ってました。
大阪は東京に比べ,かなり暑かったです。っていうか 東京が寒すぎるのか…。たかだか3時間でこんなに違うか…と 思いました。
話を変えますが…。
テクノ呆けだそうです。単なる老化では?…, とか思ったんですが,どうでしょうか?。そもそも記憶力の低下, なんていうのは一人一人の中でしか比較できないし,過去の自分より 今の自分の記憶力が落ちているのなら老化では?:-p。
私の場合,メモ帳は結構持ち歩いてますが,電話帳とかスケジュールとかは だいぶ前にザウルスにいれるようになり,(紙の)アドレス帳は 使用しなくなりました。しかし,そもそもわたしは大学に入るくらいまで メモ帳すら持っておらず,知り合いの電話番号や自分の予定は 暗記していたように思います。大学の後半あたりになって,スケジュール自体が 増えたせいもあるでしょうが,覚えられない気がしてて(もしかしたら 酒のせいもある様に思いますが^^;),メモ帳を使うように なりました。わたしはそこで自分の記憶力の低下を意識したので, PDAを使ったこと自体の低下はあまり意識してません。もちろん 漢字が出なくなったりしてますが,人の名前はそもそも覚えるの 苦手ですし…。
それに歳とともに予定がみっちりはいるようになって,いちいち 覚えてられなくなった…って気もします。会う人も増えたし…。
というわけで,記憶力の低下が,道具のせいなのか歳の所為かのか とかいうのはなかなかわからない様に思います。それに, 歳とともに記憶が落ちていけば,それを道具で肩代わりするのは 仕方ないというか知恵だと思いますけどね。そもそも記憶力以外に 理学書とか読んで理解力が落ちてることとか,わたしはひしひし 実感しますが,PDAのせいだとか言ってる人は,他の部分に 脳の老化は感じないのでしょうか?。
そりゃ羨ましいなぁ:-)…。
- 9/21(矛先)
- 今日は,大阪に私用で向かいました。…ので,日記は 簡単に…。
一つだけ…。新幹線の中でニュースを見ていると, 拉致問題された方々の協会(?)が,これまでの外交のせいで 拉致された方々が殺された…ということで,過去の外務省の 責任者を訴える…とかいうのが出てました。
うーん,今回出来たことが過去出来なかった…ということに 過失が存在するのか?…というのは難しいですが,いずれにせよ, TVとかを見てると今回の訪朝団や,これまでの外務省を 責める論調が多少なりともあるようですが,まぁ,もちろんこれは 朝鮮の非道ぶりを非難して,それでも納得しきれないから, 政府をさらに非難してしまうのだろう…と思います。それだけ 失望や怒りが大きいという事でしょうが…。
冷静に考えれば,今回の事件の首謀者は,現在か過去かはわかりませんが, 朝鮮政府であることは明確で,本当は外務省をせめても 仕方ない気がします。もちろん,あのとき外務省が…という 思いはあるのでしょうが,当時それを判断することは かなりの人には無理だったのは明確でしょう。
人は大きなショックを受けたときに,その感情をどういうものかを 自分自身で認識できなくなることがあります。そして悲しみや 怒りと認識しても,それがどういう原因で,だれに責任が あるかを認識することはもっと難しく,それゆえ感情の行き場がなく 苦しむのでしょう。そこで,誰々が悪かった…と思ってしまう, ある意味政府を非難する人は,そしないと自分達がやってられないくらい ショックだったという事でしょう。
ちなみに,正常化交渉開始を非難する人もいますが,交渉を開始 しただけで,どう経済支援(額とか)するかを具体的には約束してないので, ある意味交渉の駒はこっちにあるようにも思います。 宣言を非難するより,これからの交渉を見ていく必要が あるのだと思います。
- 9/20(ニュースより)
- ちょっと小ネタでお茶を濁します。
ブッシュ君大統領権限で攻撃可能になる法案を提出だそうで。
自分の在任中に自分の権限を強くする…っていうのはなんか 独裁者にありがちのような…。あっ, でも小泉さんもそういうところあるか…。
次…。
宮城にもあざらしが…。
うーむ,なんかこういうことが続くと,なんかあざらしに萌え萌え するより,なんか自然界に変化があったのか?…とか思ったり しちゃうんですが(^^;)…。
以下,関係ありませんが…。
会社でマレーシア土産でドリアンのお菓子を,みんなで開けて, みんな「臭くてくえねぇ」って言ってたのに,わたしは「そうかなぁ?…」と 平気で食べました(^^;)。おかしいなぁ…。なんかわたしの 嗅覚壊れているのかしら(^^;)。
- 9/19(院卒)
- 例によって,日朝宣言のニュースがTVを賑わせていますが, 北朝鮮の非道ぶりを避難するのはいいとして,日本側を とやかくいうのは,あまり行きすぎると,ヘキヘキします。 まぁ100点満点と言うつもりはありせんが,今までの政治家が 出来なかったことをやってきたわけ(もちろんアメリカとかいろんな 周囲状況が影響はしているんですが)で,それを,ああすれば良かったとか しなけりゃよかったとか,いってる人は自分だったらやるんですかね?…。
…とにかく,他のこともそうですが,日本の政治家とか評論家は 過去ばっかり身過ぎです。これからどうすべきかを発言してください。 下手なこと言って,それで間違いが起きたら怖いので,未来のことを 言えないのであれば,そんな人,しゃべりで金をもらってはいけません。
…,と今日はこういう話を書きたかったんじゃ無かった(^^;)。
ちょっと前のニュースを片付けておきます:-)。企業に 調査をしたところ,研究者として採用した大学院卒の評価厳しい とのこと…。
うーむ…。もしかしていま不況だから過剰の期待をしてるのかなぁ…, とか思ったりもしましたが…。でも良く考えてみたら, そもそも研究所を持っている企業は昔から院卒の学生を 採用しているはずですから,こういう結果が出るのは, 昔の院卒に比べて…の評価なのか,それとも院卒が増えて, 研究部門以外に使った結果なのか,ちょっとこれだけでは 良くわかりません。
昔の院卒に比べなら,年寄りが,昔の方が良かったというのは, あまりに当たり前のことなので,あまりまじめに受け取りたくは ないのですが:-p,ただ,大学院卒業生が昔に比べて増えているのは 事実で,それで昔だったら大学院に行かないような,あまり研究に 熱心じゃない学生も行くようになり,質が下がった…っていうのは あるのかも知れません。
ただし,仕事をはじめて10年あまりのわたしがいうのもなんですが, 最近の新人に感じることは,院卒かどうかに限らず,皆ひじょうに 「従順」ということです。あと「人当たりがいい」。 最近の若い人は見た目が派手なだけに,ちょっと違和感を感じます(笑)。 従順というのは,ちょっと使うにはいいんですが,研究者としては こだわりとかをもっと全面に出してほしいと思うので…。そういう 意味じゃ「粘り強さ」に不満という結果は,共感できるものがあります。
ところで,こういうことを書くと気を悪くする人がいるかとは 思いますが,わたしの周りだけの感触ということだけで,勘弁して 言わせてもらうと,修士より博士で卒業して入社した人の方が, どうもイマイチ感があるような気がします(^^;)。まぁ博士の場合 大学でやってきたことと,会社でやることがうまく一致しないとダメ… っていうのがあるからかも知れませんが。まぁあと修士の人は 会社の研究で博士を取ろうとしてたりするので,その分頑張ってるのかも しれませんが…。これはうちの職場の特殊性かもしれません。
まぁ,今年からわたしの下にいるドクターの人は,なんか良く 文献調べているので,もしかしたら,わたしの博士への偏見を 払ってくれるかも知れません。ちょっと期待しておきましょう:-)。
- 9/18(失うもの)
- 平壤宣言,北朝鮮側から読むと,拉致を認めた上で, この宣言内容ということは,日本は拉致を話を楯に, (軍事)報復は出来ないわけで(まぁ日本の場合憲法上無理ですが), アメリカの脅威におびえる立場からすると,(北朝鮮は)十分な成果を 得たと言えますね。そういう意味で言うと,小泉首相はもっと 強気にいろいろ要求できたわけですが,まぁわたしとしては, それでも思った以上の進展だったので,あとから冷静に考えて いろいろいってもしょうがないか…とかは思います。
逆に日本側からすると,植民地支配の保証問題は国民個別に 行わないということで,慰安婦問題等の問題は今後発生しない…という ことになるわけです(でも韓国とかにもそういう約束だった のでは?)。まぁその分,ODAとかをつぎ込むことになるんけど。 もっとも資金援助は西洋流の「発展」を狙うものですから,ある意味 日本からしても新しい市場が発生するわけで,これについては 日本も美味しい可能性はあります。そのうちアメリカがやってきて マクドナルドをつくるんだろうな…とか,思ってしまいました:-p。
つまるところ北朝鮮はすでに「安全」と「体制」しか失うものが 無い状態で交渉に望んだことになりますね。日本側に得られたものが 少ないのも仕方ないというか…。これがキッカケで体制自体が 崩れたら,それはそれですごいことですが…。
すこし話を変えますが,今回日本が朝鮮を世界の舞台に 引っ張り出した(とか言ってますが,そうなのかな?)ということで, 日本の朝鮮半島,もしくは東アジアで発言力が増すのを 警戒するという感じの意見もあります。当然韓国や中国から 出る意見でしょう。
わたしはここ数日,アメリカの経済政策に影響されないように するにはどうしたらいいか?…というのを考えていて,ヨーロッパを みるとヨーロッパがEUとしてまとまったのは,そういう理由 だったのだなぁ…と思いました。であれば,東アジアだけで, 経済圏を作るというのも一つの解なんですが,そういうことを 日本から言い出したら,かっての大東亜共栄圏の再構想か…とか 言われるんだろうな…と,上記の警戒の意見を読んで思いました。 でも中国には中国中心にアジアを統一したいという 意見もあるようですが…。
まぁヨーロッパと違い,東アジアは各国の経済状態をはじめ, 体制や思想的にかなり違いがあるためヨーロッパのようには いかないだろうなぁ…と思うので,やはり無理があるんですが…。
- 9/17(日朝会談)
- 今日はいろいろネタがあったんですが,TVでも大騒ぎのように やはり日朝会談の結果をかかざるを得ません。
よる家に帰ってNHKで会談の結果を放送していて,食事をしながら おぼろげに聴いていて,かなりその結果にびっくりしました。 拉致された人たちがほとんど亡くなっていたという,痛ましい 結果は,非常に悲しく思いますが,それ以上に北朝鮮が そういう国家的犯罪を認めたということ,また不審船の ことも認めたし,テポドンの打ち上げもやめる等という, つまり,ほとんど自白というか降参状態の様に見えたのに 驚きました。
交渉前の予想では,金正日総書記の事だから,のらりくらりと 誤魔化して,日本から経済援助だけを毟り取ろうとするに違いない, という予想もありました。そういう結果に終わった場合, どうするのか?,「また日本の官僚,政治家は外交が弱腰で…」とか 非難されるんだろうなぁ…とかいう予想が,若干ありました。 もっとも,今回はアメリカの圧力などの関係もあり,北朝鮮側も せっぱ詰まった状態であるという感じもしていたので, それなりの進展をするかも…というのもありましたが…。
というわけで,結果をみてみると北朝鮮側が「わたしが全部やりました, 許してください」という事のように見えます。もっとも経済状態が ずだずだで,少なくとも経済的な賠償は難しいし,そもそも 日本の経済援助をアテにしているわけですから,金銭的には プラスマイナスでいうとプラスになる,また,国家の体制からして 総書記が責任をとって辞任…というのはあり得ないので, ある意味自白するなら今のタイミングが(北朝鮮側に)一番よかったのでは?, とも思えます。
ある意味北朝鮮の立場になって考えてみると,経済的には 貧窮しており,不審船や拉致などの工作がどんどん明るみに出て, 周辺諸国から追求されてきて誤魔化せなくなっている,亡命も 増えてきてる,更に,「悪い子はいねぇーか?」と 戦争したくてたまらないアメリカに目をつけられた,そういう中で アメリカに後押しされたかの様な小泉首相がやってくるわけで, ここで,相手(小泉首相)を怒らせるわけにはいかないという, 状態だったように思います。驚くべく結果ですが,ある意味 落しどころとしては,ここしかないわけで,北朝鮮側も まともな判断をするのだな…という驚きでもあったし,日本の外交も まともなのだなという驚きでもありました:-p。まぁそれだけ いままでまともじゃない外交が多かったので(^^;)。 それと小泉首相が意外に実務的なんだな…という意味で,わたしは 評価します:-p。もちろん官僚の下ネゴがあっての会談のはずですが, それにしても今まで首脳会談というと儀礼的なものが多かったので。
もちろん,この会談は国交交渉のスタートであり,今後,いろんな事を 明らかにし,そして北朝鮮をどう建て直していくか…という 事になるのだと思います。
余談ですが,イラクが国連の査察受け入れというニュースも 入ってきました。北朝鮮も工作やミサイル実験を今後中止すると 宣言したわけで,アメリカとしては振り上げた拳を下ろすところが だんだんなくなってきてます。アメリカが今後どう出るかが ちょっと気になります。本当に平和を望んでいるなら,これらは アメリカにとっても良いニュースのはずですけどね:-p。
- 9/16(食べたいものと食べるもの・やりすぎ)
- 連休でしたが,ちょっと会社に行ってました。 やらなくては行けないことが多くて…。
が,なんとなく風邪っぽい雰囲気を感じたのですが…。気合いで 発病を押さえてよう…。みなさん,風邪をひかないように…。 布団の選び方が難しい季節です。
さて,会社へ行く途中,モスバーガに寄って,テイクアウトしました。 一応昼食ということで。最近マクドナルドがアメリカとファースト フードの手先に 見えてしょうがないため(笑),なるべくモスバーガーとかを 食べようと思ってるのですが,普段の動線上にモスバーガーがないため, なかなかいけません。今日は雨が降ってた所為で珍しく 三鷹駅経由で会社に行ったため,モスバーガーに寄れたのでした。
で,こういうニュース。好きな店はモスだけど,普段利用したり今後も利用するのは マックの様です。まぁ食べたいものと,食べるものは違うという 当たり前のような結果ですが,なんとなく「一番食べたいのじゃないけど, 便利だしなんとなく食べちゃうんだよなぁ」というマックの戦略を 感じます(^^;)。
もう一つ別の話題。
以前,青色ダイオードの特許訴訟の話が出たとき,わたしは 発明者(中村さんだっけ?)と会社側について,あとから訴える 中村さんに厳しい判断をしたと思います。まぁあの訴訟は, いろいろ駆け引きのためのものもあったようですが,今回 全く別の訴訟のニュースを聴きました。味の素に対し,自分の1000万の特別収入を もらい,なおかつ所長までのぼり詰めた人が,辞めたので,更に 20億よこせと,訴訟しましたというニュースです。
わたしは例によって,やりすぎ,ずうずうしい…,と思ってます。 実際の事情はわかりませんが,1000万の特別収入はサラリーマンに とってかなり大きいし,出世したのもそういう発明をしたからとか じゃないのでしょうか?。だとするれば生涯賃金にもそれが反映 されてるはずです。さらに辞めてから訴えるというところが せこくていけません。もうクビにならないと思ったから,これ以上 損をしないとわかったから訴えるというのは,戦う姿勢が 見えません。うまく行けば,儲たいという感じがして,金に汚く 感じます。
特許による特別収入の額がいくらであるべきか?…という議論は いろいろあるんでしょうが,こういうやり方を認めていたら, 企業は研究者に対して非常にいろんな契約を課したり,警戒したりとかで, かえっていまの研究者は動きにくくなると思います。 ですから,傍迷惑です。
それに対してあらそう姿勢,当然です。
- 9/15(パトロン)
- TVをみていて,写真家の浅井慎平(漢字あってるかな?^^;) が大学の教授の肩書きに なってることに気づきました。別に浅井氏に限りませんが, 最近もともと別の仕事で一花咲かせた人が大学の先生に なっているのを良くみます。音楽家だったり画家や作家の様に いわゆるアーティストもいれば,役人や政治家とかも いますし,経営者等もいます。それ以外にももともと企業で 研究していた人も当然います。
逆に肩書き上は大学の教員でも,本とかを出版したてベストセラーに なったり(夜のTVでも,そういうのみました),セミナーとかを 主催したり,講演とか,教育・研究以外のいろんな分野で活躍している人たちも 良くみます。
だいぶ前…,そう20年前くらいですか?(^^;)…,当時は, 大学の先生がこれだけ有名な人っていうのは少なかったと思います。 大学は研究・教育機関ですが,研究はより専門的,教育は あまりバリエーションないものだったからでしょうか?。 当時はわたしは高校生で大学を選ぶ側でしたが,「○○先生が いる大学」とかいう選び方は,概念すらなかったし,実際 そういう情報も入ってこなかった気がします。偏差値偏重の 時代ですから,学部以外は成績とか地理条件で選んでいたように 思います。
確か,当時既に,「大学では社会でそれなりに,経験した 人を教員として雇うべきで,社会に一度も出たことがない 研究専門家ばかりにするのはおかしい」という議論が徐々に 出てきていたと思います。つまるところ,今日の,こういう 教員のラインナップはその結果なのでしょう。一方で 小子化で大学が生徒を集めるために,より一般の人に認知されやすい 人たちを「人寄せとして」:-p,雇ってるとも言えます。
とはいえ,ふとこういう状況をみていて,「あぁ,大学って 昔で言うところのパトロンの様なものになったのだなぁ」と 思いました。つまり,芸術的,思想的に能力があるが,それを 必ずしも収入化出来ない人を抱えるのがパトロンです。 厳密には大学の場合「かって」能力があった人も多いので パトロンの状態とはちょっと違うのですが(^^;)…。
わたしはだいぶ前に,現在はパトロンという制度がないため, どんな才能があっても収入化出来ない人は淘汰され,結果として 才能の多様化が進まない…ということを嘆いたことがありました。 金持ちがいて,芸術家を抱えるというのは,ある意味意味があったと…。
しかし気が付いてみたら,今は大学にそういう役割が 多少なりともあるのだなぁ…とか思ってしまいました。
……,とか書くと,大学で働くのもたいへんなんだぞ…とか 言われそうですが…,実際,それはわかってます(^^;)。あと 教育するっていう意味もちゃんとあるわけで,単に大学が 才能を遊ばせてるわけじゃないって事も,わかってます…。 気を悪くしたら,すみません(^^;)。
- 9/14(お告げ)
- ちょっといま,人の潜在意識について書かれた本を読んでます。 自分が見えないと思っていても影響をうけて行動に 出てしまっている例とか,…,まぁそういうのが書かれた本です。
認知学というかこういう本とか,または哲学みたいな本,とくに 「自我」とかについての議論の歴史を書いた本を読むと, 急激に潜在意識とか無意識とか錯覚とか,その辺の研究が 進んだのは,どうも中世以降というか,正確には忘れましたが(^^;), それくらいよりあとの話の様です。 要は,昔は潜在意識とかがあるってこと自体認められて なかったようです。つまり,無意識に何かをしてしまう…って いうのをうまく説明出来てなかったということでしょう。 まぁ,「自我」って事自体が良く意識されてなかったとも 言えます。
では,そういう無意識な行動,突然の思いつき,夢とかを いったいどう解釈していたのか?…,と考えると,特に西洋に おいては,全部「神様のせい」に していたのか?…,とか思いました。 そして,それをお告げとか預言とかと解釈していたのでは?。 間違いかも知れませんが(^^;)…。
だとすると,良く考えると今の自分もそういう経験は沢山あり, それを神秘体験と思うと結構あるのかなぁ…とか思って しまいました。
昔は預言をうけたりとか妖怪をみたりとか,よくあっていたようですが, 今時分が経験してることも,解釈によっては,そういう風に とれるよなぁ…とか思ったりします。
ちなみに,わたしは目の前に黒い物体が見えたりとか,視野の周辺で パタパタ動き回るものが時々見えますが…,やはり妖怪なのかな?…(^^;)。 あと幻聴でやたら物音が携帯電話の音に聴こえて困るんだけど, これもなにか予感なのかしら(笑)。
- 9/13(小泉)
- うーん,がっかり。わたしはいままで小泉さんを 結構応援していたんだけどなぁ。ほかの日本の政治家より マシって意味で。
でも,日米首脳会談で「気持ちはわかるが…」とか ブッシュのフォローしてるのを見て,他には いい部分があっても「危険」って思ってしまいました。 幻滅とかはしてません。もともと幻想なんてもってないので…。 でも,いまのアメリカに同調するのは 「危険」です。だから,反対せざるを得ない。
日本国内ではある意味独断的に見えるくらいの小泉さんですが, どうもアメリカに対してはペコペコしているように,最初から 見えます。どうしてなんでしょう?。 もしかして,日本はアメリカの属国だというなんか確約があるんですかねぇ…。 この間聞いた話だと,田中角栄がロッキード事件で失脚したのは 中国に歩みより,脱米政策を目指したので,アメリカにつぶされた, いまの政治家はそれを知っているのでビビっている…,とか いう話だったんですが,本当でしょうか?。
…,ところで話かわって…。
先日PCのせいにされた,コンドームの売り上げ現象ですが,今度は 携帯電話のせいにされてます(^^;)。
なんか呆れた…。
高校生へ聞取り調査をして,携帯のせいで使えるお金が減っている, っていうのはわかりますが,コンドームって高校生がメインの 購買層なんでしょうか?…,とか書くと,「あんたは違ったの?」とか 突っ込まれそうで怖いので止めておきます(^^;)。
ところで,「携帯のせい」っていろんなものの売り上げ減少の 原因にされていて,まぁPCもそうなんですが,CDの売り上げ減少や カラオケの衰退も携帯のせいにされていたのを聞いたことがあります。
要は景気が良かった頃に広がってなくて,今広がってるものだったら なんでもいいわけです。じゃぁいっそのことコンドームが売れないのは 不正コピーのせいとか言ってみたらいかがでしょうか?(笑)。
- 9/12(漫画の記憶,もうからない)
- 全然別の話を二つ…。
二,三日経ってしまいましたが,スピリッツの新連載…。 もちろん漫画としてははじめてですが,なんか設定的に 見覚えが…あって,うむむ…。一つは,主人公の男子高校生は ハンサムで女性に人気があるのですが,実は中学までは太っていて 努力してハンサムになった…。もう一つは,その主人公は 実は美乳マニアで,理想の美乳を探している…。後者の設定は 2,3年前にヤングジャンプに連載されていた漫画にありましたが, どうも前者の漫画もなんか理想のなにかを求めていた気がしますが, 何だったか思い出せません。
まぁ,よくある設定と言えばそうなので,別に盗作だ…とか 言うつもりはないのですが,ある漫画を読んでなにか思い出しそうで, 思い出せない…というちょっと気持ち悪い状態になってるので, よろしかったら,だれか教えてください(_o_)。
それとも単に勘違い…であれば,それはそれでおもしろい。 デジャブーって事になるので(笑)。
話変わります。
これもちょっと前のニュースですが, 100万枚売っても赤字…って話です。
あたかも違法コピーのせいで損をしている…って言うように 読めますが,それ以前に100万枚売っても儲けが出ないっていう 商売のやり方に問題あるんじゃない?…とか思ってしまいました:-p。
まぁ,会社全体としては売れない人を抱えていたり…とかいうのも あるんでしょうけど,制作費以外に,宣伝費や交際費や工作費やら…, いろいろかかってるんでしょうね,この辺のは:-p。
違法コピーは良くないと思うけど,それこそ昔はエアチェックとかで 済ませてレコード買わない人も結構いました。今はラジオで 曲の頭から最後までかけるのが減ったので,仕方なくCDを 買ったり,貸しCD屋で借りて録音したりしてるんでしょう。
音楽を手にいれる人っていうのは,いろいろあって,単に どんな曲か聴いてみたいという人,覚えれる程度聴けばいいという人, 流行っている間だけ聴きたい人,じっくり聴き込みたい人, ずっと持っていたい人,ジャケット等も含めて保持したい人…, とかがいるのだと思います。わたしが中学高校生の頃は レコードが相対的に高かったため(といってもシングルとか600円とか だったけどなぁ),ちょっと聴きたいとかカラオケで歌うために 覚えたいという人とかはエアチェックで済ませてました。 レコードを買うのはファンで本当に保持したいものだけだったと 思います。
当時はそれでもやっていけていたんですよねぇ…。
でも,一方でCD発売のコストが下がって数百枚の売り上げ見込みでも CDが出るようになってきている部分もあるわけで…, 決してCD制作コストのせいで,100万枚売れても赤字…って わけじゃないのは明らかです。
というわけで,決して違法コピーの肩を持つつもりはないですが, 儲からないのを違法コピーだけのせいにするのもどうかと…。
ちょっと話を広げると,音楽を聴くことの対価…という意味では, ライブの値段とかも考えると,やはり一方では物凄く高いライブが ありますが,一方ではフリーライブとかも多く,いわゆるコマーシャリズムで 高コスト化してるものと,インディーズ系でとにかく低コスト化の 両極端が進んでいる気もします。で,このマーケットバランスが, 今後どう変わるか…っていうのは,興味深いところです。
- 9/11(9.11)
- お約束通りBe-inと いうイベントに行ってきました。基本的には反戦の イベントなんですが,ヒッピーカルチャーの影響下にある イベントなので,ライブをやっていたり,フリーマーケットを やっていたり,エスニックやオーガニックの料理屋台が でたりします。トークではまじめに議論や訴えがされていますが, そういうのをきいても良し,単にDJと一緒に踊っても良し, フリーマーケット(なぜかマッサージが多かったけど)で 遊んでも良しという感じでイベントは行われてました。
といっても,この手のイベントは,ここ数年行っているので, 特に新しい形態というものは感じなかったのですが, いつもはプロのミュージシャンとかが演奏する,演奏主体で, プラスアルファで平和宣言とかを行うものが多かったのに対し, 今回のようにトーク中心というのは,野外ではわたしは はじめていった気がします。
いつも思うのは,非常に多くの若者が来ていること。というか 若い人しか来てません。あと来ている人たちが,いわゆる 「中央線的」なファッションの人が多いというか(笑)…。
つまり,彼らは平和とか世界情勢にそれなりに関心があるわけです。 ビジネスマンとかだと経済とかの方に目が行くのかも知れませんが, 若い(たぶん学生が多いんでしょうが)分,もうちょっと イデオロギー的な事に興味があるのかも知れません。
いずれにせよ,トークを聴いて思ったのは,みんな「いまのままでは まずい」って思ってる様です。ただ,みんなそこで終わっている。 具体的な代案が出てない,ビジョンも出てこない…という 意味では,私自身はすなおに平和を祈れない,集まった ことを喜べない…という部分もありました。おそらく そこに来ている若者たちも,そうじゃないのでしょうか?。 何かまずい…と思いつつ,だれかがイベントをするから来てみる, だけど,まずいって事は認識できますが,じゃぁどうしていいか わからない…,わからないから踊る(←これ重要です(笑))。 まぁ,この手(ヒッピー的)のイベントは,こういう危機感がありながら, 「今を大切に生きよう」という想いも感じられて(だから 楽しい企画も沢山行われるんだろうけど),そういう意味では 単に議論するだけ,訴えるだけというイベントより,わたしは好きです。
それにしても,海外の様子を訴えるトークでは,アフガンの話より, 既に,イラクやパレスチナの現状の紹介が多かったです。
去年の9.11から一年,いつのまにかイラクの話になってます。 NYのテロのことを考える…というイベントじゃ既になくなっていたことが 印象的でした。つまりそれだけここ一年で戦争(紛争)の種が 広がったということでしょう。
- 9/10(コミュニケーション)
- すでに幾つかの場所で取り上げられてますが, PCのせいでコンドームが売れなくなったそうです。
もっとも,これはきちんと実証された説ではなく,事実としてあるのは, ここ数年コンドームの出荷数が減り続けており,こういうことは 珍しいこと,だけのようです。で,その理由としてPCを夜中まで 使っているせいではないか?…。という事のようです。
コンドームが売れなくなったのはコンドームを使わなくなっただけ…, ととることもできますし,PCと関係するかどうかを実証するには データが足りないと思いますが,仮にPC(もしくはネット?)のせいで セックスをしなくなったという説を肯定しても, その理由としては,(1)PCをやると,セックスを やる気がなくなるくらい疲労する,(2)PCをすると身体的に 不能になる,(3)PCの方がセックスより楽しい,等と これまた幾つか考えられます。(1)とか(2)とかは単純に疲労とかの 問題ですが,(3)だと選択的にPCの方を選んでいることになります。
さて,ちょっと話をそらしますが,セックスというのは,わたしは ある特殊なコミュニケーションだと思ってます。相手が特定だったり 異性だったりするのでたんなる友人・知人とのおしゃべりとは 違いますが,やはり相手あってのものだし,単純に身体的な 快感だけではなく,相手とのやり取りの中にこそ楽しさ,気持ち良さが あるのだと思います。
今の世の中は消費の中に快感や幸せを求めるようにつくられてますが, 例えば,食べるために働かなくてもいいくらい自然が豊かだけど, 貨幣経済がないような,まぁ南の島みたいなところの人は どういう生活をしているのでしょう?。彼らは蓄財する必要が ないので,一日中自由に時間を過ごしているんですが, みんなで集まって食事したりおしゃべりするのを楽しみとしている, 音楽を奏でたり,アクセサリをつくっている,そして恋人同士は 時間をかけてゆっくりとセックスをしているそうです。
…といってもこういう国は数百年前くらいまでありましたが, 急激な西洋のグローバリゼーションの結果,ほとんどなくなって いるみたいです。
また,こういう特殊な国を探さなくても,日本の田舎でも, 他の諸外国でも,都会を除けば,親戚や地域の人が集まって 飲んだり食べたりするのが,その人たちの楽しみなのは,まだ 想像できます。
つまり,セックスも含めて,本来人はコミュニケーションに 強い快感を感じるように出来ている,ということです。
しかし,PCが原因なのかわかりませんが,最近の都会では 引き籠もりもそうですし,対人恐怖症になったり,人と会うのが 苦手とか…,コミュニケーションに不快感を感じる人が 増えてきてるように思います。わたしはこれは本来好きなのが バランスを崩して過剰反応してしまっている…様にも思いますが, とにかく,そうなっています。
PC(ネット)という中にもコミュニケーションがあるのですが, それは実際のものとは違う特殊なものです。もちろん新しい形態 として否定するつもりはありませんが,それしか出来なくなるので あれば問題のような気がします。
もう一度書くとPCが原因というより,大きな意味での都市化・ 情報化の方が原因の様な気がします。だいぶ量がふえたので, この先を詳しく書くのはやめます(気が向いたら,別途書きますが)が, なぜ今回この話題を取り上げたかというと,先日から何度も書いている 「 スローイズビューティフル」の中に,現在はなんでも「速い」と いう言葉が肯定的な意味で使われているが,セックスだけは 逆である…というようなことが書いてあったからです。 つまり,セックスはある意味,高速化・高経済化していく 都市社会中で,まだ残っている古いものだった気がするのですが, それすら現代人は捨て去ろうとしているのか…,と 思いったからです。もっともセックスレスというのは PCが普及する前から進んでいるので,いまにはじまった 事じゃないのでしょうが…。
- 9/9(情報操作)
- 「親日派のための弁明」という本が売れてるらしい…って 話は他のところで聞いていたんですが,今日SAPIOという雑誌を 見たら,その著者のインタビューが載ってました。要はこの本は 韓国人が韓国人のために書いた本(ただし韓国では発禁)であり, 日本人が読んで同調するためのものではないのだな…と思いました。 ただし,なぜ日本人が韓国人に嫌われる理由の一端はわかるでしょう。 もっともそんな理由はたくさんあって,今更…という気はします。
さて,SAPIOでは他の韓国人の談話もいろいろ載っていて,要は 現在韓国で行われている教育が世界の常識と違っているものが 多いという話でした。つまり戦後「反日」をスローガンにして やってきて,それを補強するために,かなり捏造した歴史教育を しているとのことです。
韓国といえば,現在 韓国が日本海の名称改正を 迫っているという話を聴きます。 お米ちゃんが9/9付けで書いてますが, この主張はかなり無理があるように思います。というのもやはり ここでも韓国の主張する歴史認識が,かなりずれている。日本以外の 声を聞かずにいうのもなんですが,たぶん日本の歴史認識の方が あってるように思います。そしてそれはやはり教育のせいでは ないでしょうか。
中国や韓国は良く日本に教科書の問題でいろいろ言ってきますが, そもそも韓国には教科書は一種類しかなく,また上記本の発禁から わかるように,一般人が得られる情報(認識)というのは,かなり国家から 操作されていると想像します。また中国もインターネットを制限するなど,かなり 一般の人が自由に情報を得ることに警戒をしている様に思います。
そういう意味で言うと,結構いろんな国でそういう事が行われて いて,民意というのはかなり国家から操作されている場合が多いのかも 知れません。
…,と外国の話を書いてきましたが,さて,日本はどうなんでしょう?。 例えば韓国人が自分達が誤った教育をうけているのに気づかないように, もしかしたら我々も,かなり片寄った情報を得たり,教育されて いるのかも知れません。
そんな馬鹿な?…と思うかも知れませんが,出版や放送には 結構タブーがあるという話も聞きます。先日ちょっとある本を 読んでいて,それはある人の一応法律に禁止されている行為の 体験談だったんですが,結局最後は悲惨な結果を強調してるなぁ… という感じで,違反行為を肯定的に書くのって結構難しいのでは?… と思いました。まぁ日本でのタブーっていうのは,なんとなく あれとかあれとかのことだろうなぁ…とか思っても,書きにくいん ですが(^^;)…。
最後に話がちょっとそれますが,SAPIOって雑誌は,物凄く 右傾向が強い雑誌のように思います。とはいえ,過去日本では 左傾向がメディアでは強かったので,アンチテーゼとしてみると それなりにおもしろいんですが,読んでいてどうも,洗脳電波が 出てる気がするときがあって,ちょっとゾクっとします(^^;)。 というのは,やはりこの本に書かれていることは,かなり TVメディアとは異なるんですが,なんかこれだけ大量に そういう情報を並べられると,それが普通に思えてきちゃうんですよね。 そういう効果を感じました。
というわけで,話を戻すと,やはり情報を操作されていると 気づきにくいものじゃないかなぁ…と思います。 わたしも先日ヨーロッパに行って,TVとかで 「海外では……が普通」とか言われていることが 結構眉唾であることを実感しました。そういうわけで, いろんな意味で「外」に出ないと,「中」は 見えないというか,その境界にすら気づかないのだなぁ…と 思うのです。
- 9/8(もうすぐ一年)
- えっと,過去の日記の文章的あやまりを指摘されてたり しますが,読み違いが生じそうな部分を除いて,特に修正しません。 まぁ,未熟な文章はそれはそれで,いいかと…。 考えが変わったら,またあとで書けばいいのだし…。
でも,指摘は感謝します(_o_)。
さて,TVを見ながら,貴ノ花…愛されてるなぁ…,とか 思ったりしながら,週末を終えましたが,本当に雨ばっかりの 週末でした。最近珍しいなぁ。
さて,いうまでもなくアメリカの同時多発テロからまもなく1年で, その関係で,またTVではそれに関する番組が増えてます。一瞬 話がそれますが,最近文章化しておきたいなぁ…と思うネタが, そのテロから一年って話と,もう一つはエコロジーの話です。 後者も実は現在のグローバリゼーションという名の,アメリカ主義への 疑問とかがモチベーションになってるので,結局は同じような 考えが頭を巡っていて,イマイチ,まとめられそうもなく,ちょっと ほっておいてる…というのもあります。
まぁ仕事で別の部分の頭を使う必要があって,気力がないって いうのもあるんですが(苦笑)。
というわけで,本当は,その1年目(11日)を前に,ちょっと 振り返り一文書こうと思ってたりもしたのですが,書き損ねたので, たぶん11日のあとに書くことになるのでしょう…。とはいえ, 11日はトップページにもリンク貼ってますが,Be-inという イベントを見に行ってきます。参加…って言うより,ウォッチングに 近い心境ですが…,まぁ行ってきて,いろいろまた考えが変わる 可能性もあるわけで,なんとなく今の心境を書き損ねた気分です(^^;)。
- 9/7(評価尺度)
- 今日は吉祥寺をうろついてみたけど…。いまいち 遊び場を見つけられない…。うろついて,まだまだ 知らないところ多いなぁ…とは思いましたが…。
さて,話変わって。
例によってしゃべり場の話題。
今日のテーマは「トップじゃないと意味がない」という 提言。14歳でモデルをやってる女の子の提言でした。一部の 人に共感され,その他大勢には,お高くとまってる…って 思われたみたいです。
まぁ意見はどっちもごもっともと思いました。上昇指向は いいとおもうし,一方で一番でなくても自分で意味を感じていれば いいというのもごもっともです。もっとも一番じゃないと意味がない って言ってる人たちは,まだ一番になれる可能性が あるから言ってるみたいでした。しかも,その尺度というのは 意外に世の中にわかりやすく用意されているもの(成績だったり, 人気だったり)するのが,ちょっと若さを感じます(^^;)。 でも,そのわかりやすい尺度で一番になれなかったときに どうするか?…,ってあたりがその人の人生の大きな 転機だったりするのかも知れません。
さて,まぁそれはいいんですが(^^;),TVを見ていて 思ったのは, 若いという事は,自分の行動が他人にどう評価されるかを 「計算」できないってことなのかな?…と思いました。
その提案者の女の子は他の人に,なぜ反感を持たれたのか 良くわからないようでした。でも一番になりたいわけで, 本人もしっかり「他人に見て欲しい」と他の人の評価を 気にしているわけです。でも他の人に顰蹙を買われてしまう。
あるいみ,いじめ,いじめられ…というのが子供社会で 起きるのもそういうことなのかな?…と。
今日の提言者は人間関係を壊してでもトップになればいいって感じでしたが…。 自分の人生を考えると,…どうかなぁ?…って感じです。 私の場合,学年で一番の成績をとった後に引っ越したら, 成績ががた落ちして,とても一番を目指せる様な感じでは なくなりました。そして,その学校では結構 いじめられたんですよね…。そこで,いじめられないためには 相手に映る自分…というのをどう演出するか?…っていう 点で考えるようになることと,成績という尺度をあまり 気にしなくなったという転機だった気がします。というより, 順位で評価しなくなった気がします。目立ちたい,他の人と 違ったことをしたい,って気持ちは別の方向で強まったというか…。
もちろん,これだけが,自分のなかの評価尺度に なってるわけではないのですが…。
- 9/6(夢見る少年)
- 今日は一日雨でした…。というか天気予報がころころ変わる 一日でした。朝の天気予報では午後から止むって言っていたのに…。 結局夕方が一番ひどく,その時間出かけたわたしは膝から下が びしょびしょに…。
というわけで,昼間は自宅でずっとゴロゴロしてました。 漫画読んだり音楽聴いたりと…。
最近読んだ スローイズビューティフルのせいもあって,することがない ことを肯定的にとらえよう…と思ってますが,どうもわたしは なにもしないという時間の過ごし方が下手のようです(^^;)。
ふと…,子供の頃はどうしていたのか?…を思い出してみました。 わたしは子供の頃は転校生だったため一人で遊ぶのはわりと 得意な子供だったはずです。中学の頃とかを思い出すと, 一人でうろついていた気がします。たしかに今でも 地図を買っては,そこをうろつくのは好きです。とはいえ, 今日は雨…。
もっと子供の頃を思い出すと,そういえば,子供の頃って たとえば人形や飛行機のおもちゃを使って遊んでました。
どう遊んでいたのかというと,その人形とかを使って, 頭の中に物語をつくって,それで遊んでいた気がします。 つまり,空想のなかで遊んでいたのです。あと夜中 寝付けないときに,やはりいろいろと想像して遊んでいた のを思い出します。
良く考えると,いつのまにか空想のなかで遊ぶのを やらなくなってしまいました。それが大人になるって いうことですか?(笑)。
中学くらいまでは布団の中での空想遊びをやっていた気がしますが…。 思春期と関係あるのかしら?。
とかいっても,わたしの最近の楽しみの一つに夢を見るって いうのがあって,休みの日とか朝,夢を見てて目が覚めたら, 続きを見ようと,また寝たりすることもあります(^^;)。 こういう時って,なんとなく頭の中で空想遊びをやっているのと 近いのかも知れません。偉く気持がいいときもあります(笑)。 夢なんで,起きたら急激に忘れて,何を見てたのか,思い出せませんが…。
ふと,思いましたが, この遊びはお金もエネルギーも使いません。地球に優しいです(笑)。
- 9/5(疑問)
- ペイオフ解禁…事実上先送り…。TVが騒いでます。
うーむ…,だれか,ペイオフ解禁すると,誰がどうなって, 結局どうなるのか?,教えて欲しい。TVはペイオフ解禁を きめるときも批判してましたが,先送りも批判してます:-p。 まぁきめたことを棚上げするのを批判してるのかも知れませんが…。
ペイオフ解禁すると不良債権の処理が進む…と言ってたようですが, その仕組みが,経済音痴のわたしにはわかりません。
今の状態は,TVがなんか「いかんいかん」と騒いでいるのを 見て,「とりあえず危機感持った方がいいの?…かな?…」って 状態:-p。
ついでに株安もそんな感じです:-p。
…ところで,
電車の車内広告にチンパンジーと人間の写真を並べて, チンパンジーと人間のゲノムの違いは2%,と書いて, 「2%の違いが可能性…」とか書いているのがありました。
「可能性」?。言葉の使い方あってるのかな?…とか思いました。 可能性というと,これからの変化みたいにとれますが,ゲノムって ことは,遺伝的情報であり,過去から引き継いでいるものって 気がするので…。
というわけで,どうも雰囲気だけ…という情報が多くて困ります:-p。
話がそれますが,上記「2%の違い」いう広告は,2%しか違わない 遺伝情報だけど,それだけで人間の方がぐっと賢い…という様な 意図を読み取れます。でも,ふと思ったのは,わたしは人間が 知性を猿より多く持っている原因は,もっとホンのちょっとした ものかな?…とか思ってます。というのは過去に人間と同じ脳の 容量をもった類人猿がいましたが,人間のようには発達しなかった。 ということはもちろん脳の質の問題もあるのでしょうが,サイズの 問題ではない。で,それらの類人猿と人間の一番大きな違いは, 複雑な声を出すだけの喉と呼吸器持っていたということらしいです。 たとえ言語を処理できる脳を持っていても,複雑な声をつくることが 出来なければ,実際に言語をつくることが出来ません。 言語ができれば,お互いに情報交換ができ,急速にいろんな 発展が可能です。
というわけで,いろんな条件がそろわないと人間みたいに ならなかったわけで,2%どころか,もっとちょっとした違いで 差がついたのかも知れません。
まぁ,極論するとたいして人間とチンパンジーもかわらんのかも 知れないというか…。
- 9/4(いろいろと)
- ネタがないので,最近思ってることなど…。 わたしの家は荻窪ですが,最近アメックスのマークがついた 店舗の看板を良くみます。しかもデザインが皆同じ。 真っ赤な四角の看板の半分にアメックスのマーク,残りに 店の名前…。あまりセンス良くない(^^;)…。
とはいえ,近所のやってない…と思っていた古道具屋が, 看板を変えていたので,やっているとしってびっくりしました(^^;)。
じゃぁ,以下,Webで見つけた話です…。別にうちニュースサイト じゃないんですけど(^^;)。
あちこちで言われてますが… ギリシャでコンピュータ・ゲームが禁止になった って話。いろいろ騒いでますが,まぁその根拠はともかく, 私の場合はいま読んでいる本(「経済成長がなければ 私たちは豊かになれないのだろうか?」)の影響もあって, 単純に,日本とかアメリカからみた,美味しい市場が一つ 減ったわけね,と思いました(^^;)。
とはいえ,本当に数十年経って,ギリシャとそれ以外で, 脳障害とかの数が違っていると,それはそれでおもしろいなぁ…とか 思ったりします。まぁゲームと携帯のやり過ぎには注意しましょう:-)。 ついでにアルミ鍋の使用も(笑)。
つぎ…。
これも,結構あちこちで突っ込まれてますが,「 米「アニメおたく」向け 日本ツアーが人気」 の話。まぁツアーはどうでもいいんですが,「日本アニメのメッカ ともいえる東京・吉祥寺」ってところに,????だったら,「 岡田斗司夫のインタビュー」をだれかが 紹介してました。勉強になりました。いや,単に吉祥寺近所なので, そう言うところとは知らず…。武蔵野市って税金が高いのね…とか(笑)。
ちなみにわたし的には吉祥寺よりは,秋葉と中野ブロードウェイでは?… と思います(^^;)。
あと,もうだいぶ話題的には,され尽くした感がありますが, 奥さんに漫画を全部捨てられた夫の話…。
うーむ…,やっぱり共通の趣味を持つのは難しいにしても, お互いの趣味には不干渉…,なにか支障があるときは話し合い ってことが原則でしょうねぇ…。先日知人と話していて, 長年独身社会人を続けていると,自分一人でする趣味とか,時間の 過ごし方とかが増えて,結婚することによって,それが減る…って ところで結婚にさらに抵抗が増える…っていうのは,結構, 想いとしてはあるみたいです。わたしも,同居者から,いま やってることのいくつかを禁止されたら困るものなぁ(^^;)…。
まぁ中には,周りの人に公言されたら,困るような趣味を持ってる 人もいるわけで,そういうのに理解ない人といっしょに 住んだりして,知らない間にかってに他の人に相談とか されちゃうと,もう大変…って…こともあるでしょうね(^^;)。
- 9/3(名誉○○)
- 「名誉教授が買春」だそうです。 まぁそれはいいんですが(いや別に,買春はよくないですけど^^;) ,なぜとりあげたかというと,このニュース自体は, ゆり☆にゅーすで見つけました。で,結果的に けちをつけているようでもうしわけないのですが(_o_),「 普通の教授に比べて、やっぱりそれなりに「名誉」があるわけで」 っていう表現が凄く不思議に感じました。まぁこの文章は 間違いはないのですが,一般的には「教授」と「名誉教授」の 違いは,「名誉教授」=「教授」+「名誉」と取られている, という風に感じます。しかし,実際は 「名誉教授」=「教授」-「名誉以外」なのです。つまり名誉教授は 「名誉しか持ってない」と言えます。この言い方は,大学の 時の先生が,退官して名誉教授になったときに,言われた ことばです:-)。つまり給料はもらえない, 学生は持てない,人事権や研究費ももらえない,持ってるのは 「過去の栄光」ということです。…とか書くと,ちょっと 背筋が凍りますが(^^;)。
基本的には名誉教授というのは,名を馳せた教授が,定年などで 退官して,肩書きがなくなったあとに,「かって,○○大学の 教授だったと名乗っていいよ」っていう意味でもらえる称号です。 したがって,たしかに「名誉」はあるんですが,名誉しかない わけです。そういう意味じゃ,ゆりさんの書き方は間違いじゃないですが, あの表現だと「教授」+「名誉」に見えるわけで,ちょっと 誤解を産むなぁ…と思ったわけです。
さて,「名誉」という名称はそういう意味では誤解の種になるわけで, 先日日本ハムの不祥事の処分で「名誉会長」とかになるのが, 「名誉」がつくからけしからん…ってTVで言っていたのを みたのですが,これこそ,肩書きに誤魔化されてている とも言えます。会社の場合,名誉がつこうがつきまいが, 代表権とか…そういうのがあるか?…っていうので判断すべきでしょう。
とか書きましたが,なんだかんだ言って,日本もかっての儒教の国だから… ってわけじゃないでしょうが,実質的な権力がなくても,かって 世話になった人には逆らいにくい…っていう文化があります。 そういう意味で言うと,名誉しかない人でも,結構人を 動かせちゃったりするわけです。でも,それは「名誉」って 肩書きがなくてもそうでしょうから,やっぱり,あまり 肩書きで,どうのこうの…っていうのは,この辺の年代に なると,ちょっと関係ないのかも知れません。
- 9/2(フォークと童謡)
- 今日は誕生日でした。沢山,お言葉をいただき,ありがたい 気持ちで一杯でした。あらためてありがとうございます(_o_)。 でも,人と待ち合わせに失敗して,ひとりで飲んでました(^^;)。
…ところで,今日は出張だったので,帰りに横浜を彷徨いていると, 「大きな古時計」の曲がどこかの店でかかってました。 どうも,今の若い人が歌っているようですが,誰が 歌ってるんでしょう?…。
と書いたのは,どうもそれが今風に聴こえたからです。 アレンジがこってるわけでもなく,単にギターの弾き語り風, だったし,歌い方も普通に歌っていたんですが, なんとなく今の歌手が歌いそうな感じだなぁ…と 感じました。
逆を言うと,最近の曲は一部のアレンジを凝らした歌謡曲は ともかく,シンガーソングライターが歌っているのは どうも昔のフォーク的な感じへ先祖帰りしているように 思います。日本で最初のフォークソングといえば「バラが咲いた」 なんですが,これも今聴くと,フォークというより童謡的な シンプルさを感じます。なんとなく大きな古時計的な 雰囲気もするように思います。
「先祖帰り」という書いたのですが,別に批判している わけではありません。わたしはプリミティブなものが 好きなので,こういう原点回帰みたいのは割とすきですし, 結局のところ日本人はこういうメロディが身にしみているんだなぁ…と 自覚するのは好きです。
もっともこの曲自体は,アメリカ人が作曲してるんですけどね(笑)。 そこから現在日本人のメロディ感覚が出来ていったという意味で…。
…,Googleで検索したら,平井堅みたいですね…。
- 9/1(批評)
- 9月になりましたぁ…。
…
さて,今日は最近読んだり見たりしたものの批評などを。 一人言とか別ページにしようかとおもったんですが, それほどでないので…,ここに書きます。
まず最初。書籍「スローイズビューティフル(辻信一)
経済成長,ファーストフード,効率主義,そういうものが前提で 成り立っている現在の日本をもう一度問う本。「パパラギ」とか 「経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか」等の 本が引用されてます。そういう意味じゃ,うまくまとめた本ですが, いろんな意見をうまくまとめているので,結構説得力があります。
単なるエコロジーの本というよりは,今を楽しく生きよう…という本, つまり,「時間が無い」と焦っても,そこでたまった時間を うまく使えてない,現代人の滑稽さを指摘していて,結構, いい感じにです。
全く同感,わたしもそう思う…と言いつつ,私はここまでうまくまとめられない だろうなぁ…という意味で,おすすめの本です。
…つぎ,映画「WASABI」。ビデオで…。
ジャン・レノ主演,リックベンソン製作,舞台は日本…って ことで,両者のファンである私は見たくてビデオ借りてみました。 ちなみにヒロインは広末。
おもしろかったです。リックベンソンは監督じゃなくて脚本。 かなりチープ感があります。この人,B級ぽさがいいです。
WASABIのCinemaScapeの批評を見ると 結構おもしろいです。わたし的には全く同感です。確かに手抜きの 感がある脚本,なんか火曜サスペンス劇場的な雰囲気…, ぜいたくを言わなかったら,結構感性に合います。
…つぎ,パット・メセニー・グループのCD「We Live Here」。
ちょっと諸事情があり久々に聞き直したんですが,改めて, パットの意図が当時はわかってなかったなぁ…とおもったので。
今聞くと,結構当時(95年)としては,クラブ系のリズムをなんとか 取り入れようという意気込みが伝わってきます。当時は 自分自身がクラブ系の音楽を理解してなかったので,「ループ系」と 言われてもピンとこなかったのですが,今考えると,「ループ」と いうのは単なる打ち込みじゃなく,クラブ系のDJのリズムを ジャズに取り入れようという試行錯誤だったようです。。
まぁ確かに今聴くと,中途半端なんですが,やはりこれが 7年前だと思うと,ちょっと自分の方がついていってなかったのだなぁ…と 反省してしまいました。
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