だらだら書いた日記です。
日によって文体が変わるのは気分です(^^;)。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。
あしからず。
- 4/30(天気予報)
- 最近のパソコンのスピードの向上には目をみはるものが ありますが,一方でいまのパソコンは遅くて使い物に ならない…って思ってる人はどれくらいいるんでしょうか?。 わたしが学生の頃に大学の大型コンピュータで 数日かかっていた計算がいまはパソコンでも数分で出来たり する場合があります。もちろん速いに越したことはありませんが, 何億円ものお金を使って大型コンピュータを買う必要性は 徐々に減っているようにも思います。
さて,そういうなか,世界最速のコンピュータとは何ぞや?, と思っていたら,なんと日本にあるそうです。しかも ある場所が以前住んでいた場所のすぐ近くで, この建物横,なにも知らずに良く歩いてました。
技術力の低下が懸念される日本ですが,またこういう分野では 技術力をもっているようです。まぁもともと日本は精度をあげるとか そういう部分で優れているので,結局ハード実装で実力を 発起すると思ってるんですが…。
で,この世界一速いコンピュータ,何に使うのか?と 思ったら,結局気象の計算のようです。確かに以前から 大型コンピュータを使う人達というのは流体とかを計算していましたし, こういう空気の流れ等を計算するのは大変なんだろうと, 想像できます。
そしてそういう計算機の高速化の恩恵なのか,最近天気予報が 発達してます。数キロ四方の中を予測する局地予報もあれば, 数時間おきの天気を予想したりもしています。これらの予想は いろんな情報とそしてそれから計算できる高速な計算機の おかげなのでしょう。
とはいえ,どんなに細かく予報できても当たらなければ しかたありません:-p。今日の天気予報は夜遅く雨でした。 実際は昼から雨でした。こういうことは今月何回かあったような 気がします。天気予報のせいで傘を持ってこなかったら降ったという…。
細かく予報するよりまず当たるほうがありがたいのですが…。 もしわたしが住んでる局地だけがハズレたのであれば, しょうがないですが,そうでもないんですよね?:-p。
- 4/29(なんかついてない)
- 今回の三連休はとくに予定をいれず,だらだらとしてました。 来月頭からちょっと旅に出るので,今回は無理をしないように。 ただし,金曜日にいろいろあって,ちょっと仕事をしておいたほうが いいな…ってこともあり,休日出勤はするつもりでした。
が,初日の一昨日はPCが壊れたり,たまっていた洗濯等で,とりあえず 休日らしい休日(^^;)…。昨日は,自転車で会社にいったのですが, なんと会社は停電中でした。いや‥,そういえば週末停電だ,という 話は先週聴いていたのですが…。
仕事は家でも出来るようなものなのですが,何と言っても, PCにいれてるファイルを持って帰らないと,仕事になりません。 とはいえ,停電ですから,それもどうしようもない…。せめて バッテリ駆動のノートPCにデータをバックアップしておくべきでした。
今日は,昨日のリベンジということで,再び会社へ…。 今日は無事会社に入れました。そして,仕事しました…,が, 自宅へファイルを持って帰るためのメモリカードを忘れてしまい, 仕方ないのでディジカメのメモリカードを抜き,コピー…。 適当にめどが良いところで,自宅へ帰り,今度はそのメモリカードを 読もうとしたらエラー…。なんか偉くトラブル続きです。
結局メモリカードは読めたのですが,すでに気力が落ちていて, 自宅では仕事しませんでした。
なんか今一つ切れが悪い連休だった気がします。
さて,明日は一日働いて,あとは長期休暇に入ります:-)。
- 4/28(スタイルとホビー)
- 漫画以外でわたしが買ったことある雑誌を思い起こしてみると, ある時期はオフロードバイク雑誌,ある時期はラジコン雑誌, ある時期はFM雑誌だったりギターの雑誌等です。 そして今でも買ってるのはジャズの雑誌です。 あとはその月だけ…という感じで,いろいろ買っていたようですが, 良く思い起こすと,基本的にわたしが買ってるのは趣味別の 雑誌です。
さて,最近本屋とかで雑誌をみていると上記のような趣味別の 雑誌ではなく,スタイル別の雑誌が目立ちます。スタイル別とは どういう意味かというと,たとえばSwichやStudio Voiceの様に, ファッションを含めたスタイルを提示しているもの。GQ Japanの 様なものもあります。こういう雑誌の特徴は音楽だったり, 服だったり,お店だったりで,扱っている対象は一つのものに 限りません。いろんな趣味の分野から,その雑誌のスタイルに あってるものを集めてきて紹介しています。
こういう雑誌は女性雑誌には多かったように思います。 もともとは総合情報誌だったのかもしれませんが, たとえばHanakoの様に,その情報の中から取り上げるものを 選別する場合に統一感をだしたのが,高じたようにも思います。
上に挙げたもの以外にもいろんなスタイル別に雑誌はあり, たとえばQuick Japanの様なサブカルチャーのもの, エコロジー関係のもの。いろいろあります。
昔から,そういう雑誌はありましたが,ここまで多かったかな?…とも 思ってしまいます。自分自身はこういう雑誌を今まで 定期的に買ったことがないので,どれくらい有用か今一つ わからないのですが,ああいう雑誌を読んでいる人って, その雑誌の持つスタイルが自分にあっている…という感じで 接しているのでしょうか?。その雑誌に載ってるファッションをし, その雑誌に取り上げられている音楽や本などを買うとか?。
最近若い人が聴いている(^^;)音楽がいったいどれなんだろう?…と 思ったとき,実は音楽雑誌だと今一つわからないし,たとえば インストに絞ったにしても,すべての音楽を取り上げられる雑誌は もう,ほとんどないと言っても間違いじゃなく,そういう場合, 音楽雑誌よりこういうスタイル誌を読んだ方が,見えたりします。 そういうわけで,たまにこういう雑誌を拾い読みするんですが, 一方でその他の分野(音楽以外)は全く趣味が違っていたりして, ちょっと困惑したりします。
たとえば音楽だけ趣味があっていて,他の部分がさっぱりだったりする というのは,部分的に若作りってことなんでしょうか?(^^;)…。 でもあるものを楽しむために,全部のスタイル合わせるなんて 窮屈なんだよなぁ…。
- 4/27(懸賞とか…PCとか…)
- 有事法案とメディア規制法案が同時に成立するというのは, なんとなく気持ち悪いものです。法案の内容を把握してないので 勘違いであれば良いのですが…。
さて,二,三日前に郵便の不在届けが届いていたので, 今日取りに行ってきました。なんだろうと思っていたら, 懸賞の賞品でした。私は別に懸賞マニアではないので, めったに出さないのですが,出すと結構当たっている気がします(^^;)。
もちろん当たったものを覚えているので,当たってない数が いくつあったか?…っていうのはほとんどわからないのですが…。
話変わって,自宅で使ってるノートPC(Pentium133のころ)の調子が いい加減悪く,良く固まるし,トラックボールがちゃんと 動かなくなったので,ばらしていたら,いきなり電源が入らなく なりました…。ここにしか入ってないデータがあるので, 大いに慌て…,いろいろいじっていたらなんとか立ち上がったので, 早速データをデスクトップPCの方に移しました。
実は自宅はデスクトップとノートと両方あるのですが, デスクトップはちょっとおいてる場所がリビングと違うので, 自宅ではノートを使うことも多いのです。そういうわけで, ノートPCがなくなるのはちょっと辛い…。それで, 買うか?…と思ったりもするんですが,出きれば古いモデルがいい。 というのはRS232cにつないでいるある装置をたまに使うからで, 最近のUSBしか付いてないモデルだとちょっと困るのです。
そういうわけで,ちょっと秋葉へ中古PCをみてきました。 とりあえず相場を確認して,あとYahooオークションとかを みながら悩んでおります。自宅のパソコン…3台あるけど, 全部5年以上前のモデルで,そろそろ新しいゲームソフトとかするとき ストレス感じます…。まぁゲームはあんまりしないので,いいんですが, 最近のWebって妙に重いの多くありませんか?。
- 4/26(偉くなるということ)
- 最近上司が変ったせいか,はたまた自分の立場が 最近変ったせいか,上司から受けるオーダが以前とは だいぶ変ってきた。立場が変ったというのは,ぶっちゃけて いうと,ちょっとだけ偉くなったことになるのだが, 最近のオーダを考えて思うのは,「偉くなるって言うことは, 漠然としたことから何をするかを考えるってことか?…」と 言うことです。
つまり上司から,オーダが出ても一体何をしたらいいか 全くわからない(^^;)…っていう種類のオーダが出るようになりました。
つまるところ,「自分で考えろ」ということだとも言えるし, 自分が偉くなると,自分にオーダを出す人も,もっと偉い人になり, そもそも,偉い人って言うのは漠然としたことしかいいません(苦笑)。 よく,TVとかで経済なんとか会議とか,各界の偉い人をたくさん 集めて会議とかやってるのを報道してますが,おそらくああいう場も, 漠然としたことを話してるんだろうなぁ…と想像してしまいます(^^;)。 それで,その後ろにいる,さらに下の人たちが一生懸命,下調したり, 調整ごとしたり,とってもたいへんな思いしてるんでしょう。 だいたいそんなもんです。
そういうわけか,私のところに来るオーダも,そういう感じで, まぁ,わたしがその「後ろにいる」人になってるってことでしょう。
わたしは,もともとあまり悩まないというか,長時間考え込んだり, しないタイプで,仕事にしろ趣味にしろ,やらなくちゃ行けないことが 出来た場合,それが「実際にどういう風にやるのか?」がイメージ 出来ないと,なかなかやらないタイプです。したがって,上司から オーダが出た場合も,イメージできなかったら「これは,こういう風に やれってことですか?」とかわりと聞く方です。いったん引き受けて, 考えながらやったり,いろいろ試行錯誤するのは,あまりやらず, したがって,仕事はなかなか始めませんが,始めるとわりと すぐ終わらせます。なんか反射というか本能だけで動いてるなぁ…, って時々思います(^^;)。だいたい行動してるときと,思索してるときが 別の時なんですよね。
思い起こしてみると,学生の時,新人社会人のとき,そして今と, 少しずつやらなくては行けないことが,漠然としてきてることに 気づきます。高校まではとにかく教科書に書かれてることが出きればいい。 大学の研究も学部の時はわりと先生の言う通り,院の時は 自分で考えたけど,やはり簡単でした。社会人になったら, 教科書に書かれてなくだれもやってないことをやる必要が 出てきましたが,それでも上司がやらなくては行けないことは わりと具体的に指示していた様に思います。そして少しずつ 会社の中で歳をとっていくと,だんだん具体的に やらなくてはいけないことを自分できめていくことが求められて きたように思います。そしてそのうち具体的なことではなく, そのさらに上の方向性も自分で考える必要が出てくるわけです。
そういう意味で言うと,偉くなっていくということは, だんだん漠然としたオーダから物事を考えなくてはいけなくなる ことのようです。まぁわたしが下に出すオーダもだんだん 漠然としてきてるんでしょうけど(^^;)。
そういわけで,最近オーダを受けてから考え込むことが増えました。 考え込むのに慣れてないので(^^;),時々困惑しております。 「考える」のは好きですが,「考え込む」のはあまり得意ではないようです。
- 4/25(規制と快楽)
- 某大物政治家の夜のせりふが公開されて話題になってるようですが, こんなもの,その時の当事者・関係者同士で合意の上であれば, どうでもいいことでしょう。実際見せ付けられる方も 困ってしまいます(^^;)。公開された議員…, ちょっとカワイソウ…って思うし,公開する方に腹が立ちます。 内容を云々言う人は,「自分はこういってる」って公開してから 言ってください:-p。
さて,こういう下世話な話はどうでもよくて,最近の国会, 有事法制やマスコミ規制法とかが議論さてます。有事法制は 決めとかなくてはいけない話ですが,日本の有事というと戦争はともかく 天災についても対応がだめだめな状態ですから,きちんと順を おって決めて欲しいものです。だいたい国際対応とかについては, 国内で議論していても,結局のところ諸外国(特にアメリカ)に 都合がいい結論になる傾向が,わが国にはあるように思うので, その辺,うやむやにして欲しくないなぁ…って思ったりします。
で,もう一つ,マスコミの規制の話ですが,こっちはマスコミにとって 死活問題なので,結構メディアは取り上げてます。反対運動とかも あって盛り上がってるようですが,そもそも「規制」っていうのは 取り締まるわけで,規制法が成立すると,なにかしら「窮屈」に なるわけです。良く考えてみたら,法律なんて毎年沢山つくられてますが, つくられることによって,我々国民が,自由になった,楽しくなった, なんて法律あったでしょうか?(全然ないとは言いませんよ:-p)…。 そう考えると,法律というのは,我々を窮屈にするものです。
昔,武田鉄也が「太古の昔から国家が人々を幸せにしたことはない, 最初から期待するな」てな感じのことを言いましたが,まさに そうだなぁ…と思ってしまいます。
そもそも規制法などがつくられるのは,なにか問題があって それを押さえ込むためで,つまりは,「安全・安心」を得るために つくるわけです。「安全・安心」というのは,不快から逃れる行動ですから, 逆の「楽しい」という快楽を求める行動を押さえ込みます。
まぁ,危険もあるが楽しい生き方と,退屈だけど安全な生き方の, どちらかを選ぶか…ということでしょうが,国は通常後者しか 与えてくれません。国に何とかして欲しいとかいいますが,国が 頑張れば頑張るほど,後者の世の中になるわけです。
というわけで,先日マジックマッシュルームの話を書きましたが, そのパブリックコメントの回答が出ました。 読むと,つまるところ,「法案を変えるつもりはない」って 事のようです。パブリックコメントって,意見を求めるとかいってるけど, 要は意見を求めて,それに対する回答は提示するけど,その意見をうけて, 法案を考え直す…って事は*決して*しないんですね:-p。 法律変えたいなら,議員を動かせって事なのかもしれません。まぁ, それも道理と言えば道理ですが…。
でも,この回答は全く答えになってない回答が多く,含有物質が 麻薬だから(とそう過去の法律で決まってるから)それが入ってるのも 規制します…って事のようです。でも反対してる人は,その物質自体も 危険じゃない…って主張も入ってるようですが。
なにしろ,知らないで持っていただけで,逮捕されるような, きつい法律なので,もうちょっと考慮して欲しいなぁ…って思うんですが…。 だって,だれかが勝手にあなたの鞄にいれていただけでも, 逮捕されちゃうんですよ…。
そういうわけで,また一つ安全に,また一つ退屈になるようです。 でもあんまり安全だと,知らない間にだれかにどこかに連れていかれる こともあるので,国がだめだと言うからだめなんだ…って 考え方は結果として無知な人間をつくりだしてしまう気がします。
- 4/24(責任とアイデンティティ)
- 今年のゴールデンウィークは,九州の方へ。福岡,熊本あたりで ちょっとだけリフレッシュする予定です:-)。
さて,女性の社会進出に関するコラムを読みました。 まぁ,ここで前駐日大使が行って内容にはちょっと異論がありまして, 女性が十分に活用されてないって話はいいんですが,これからの 時代,単に質の高い労働力を大量導入すれば景気が回復するって もんじゃないだろう?…って思います(^^;)。
とはいえ,その後の緒方貞子さんの発言,そしてこのコラムを書いた人の 締め方は,たしかに頷けるものがあります。期待されてない分, 自由だから活躍してるというのは一理あります。もう一ついうと, やはり少数派故にその活躍に対して自分の中でアイデンティティを 確立しやすいのだろうと思います。
現在配偶者控除がなくなるという話も出ていて,女性の中にも 女性が働くのを標準とするのを好ましく思わない人が増えてきてる と思いますが,だいたいメディアに出て発言する女性は,社会で 成功している人なので,一般的に女性の社会進出はいいことだと 言われがちです。
ちなみに話がそれますが,配偶者控除の問題は,男女問題と言うより, むしろ,一家庭が一人の収入やるのか,二人の収入でやるのか, の問題だと思います,念のため。
で,話を戻しますが,今まで社会に出て女性ゆえに苦労していた人が, いろんな部分で,活躍の機会が増えたり,不平等な部分がなくなったり するのはいいことづくめだ…と思いがちですが,世の中で何かが 変わるときに,どこにも誰にもデメリットがないこと…というのは そうはありません。女性が働きやすくなるというのは,個人の女性から みたら,自分が働きやすくなると言う風に捉えがちですが, 全体からみたら,同じように働こうとする女性が増えるわけで, いままで自分が女性だから故に目立っていた部分はなくなるわけです。 あっ,「わたしは別に目立つために働いてるわけじゃない」って 気分を害する方が沢山いそうですが(^^;),ちょっとその弁解は あとで…。
わたしは基本的には欧州(イギリスだっけ?)のどっかのように, 例えば国会議員の半分近くを強制的に女性にしてしまうとか, そういうのをやってみてもいいかとは思ってます。かなり混乱すると 思いますが,ある意味社会の構造を変えるいいきっかけになるかと 思うからです。だめだったら,また元に戻ると思うし。 女性が男性と同等に働くというのは,今の男性で働いている人の 多くが,いろんな責任やプレッシャを感じながら,なおかつ,組織の歯車と なっているのを同じになることです。それでも一般職やパートより ましだ…ってこともあるんでしょうから,そういう意味でやってみたら… と思ってるわけです。
で,「目立つため」の件ですが,普通の人は目立とうとは思ってなくても, 結局のところ政治や組織で外からみても活躍してるような人は, 目立ってる人です。で,違和感を感じるのは,ある意味そういう人は 普通の人と,ちょっと違った感覚,違って理由で頑張っているのに, そういう人が,一般の女性に支持されているってこと。ぶっちゃけていうと, なぜ田中議員や土井をはじめとする社民党女性議員が これだけ女性に人気があるんだろうか?,ということです。 まぁ他にいないから…って話なんでしょうけど,わたしは 彼女らが市民感覚とか,一般のサラリーマン感覚を持ってるようには とても思えません(ひとくくりにしちゃったので,当てはまらない人も いるんでしょうけど)。そういう意味では,決して普通に働いている女性, 普通に主婦してる女性にいい社会をつくれるのか?…という意味で 疑問があります。
ある意味,男女が同じように政治に参画するというのは, そういう負の部分も同じように持つことでしょう。 そういう意味では,まだまだ全然だし,これから そういう部分が見えてきたりするのでしょう。
まぁ女性自身が「女性」とひとくくりにする事自体が, まだまだということです。
- 4/23(景気感・首位ダイエー)
- 「世論調査:小泉首相の1年「評価しない」が57%」 という記事があって,なんか,ふーん,って感じだったので(^^;), じゃぁ,わたしはどう思ってるか書こうか?…とも 思ったんですが,なんか長くなりそうなのでやめます(^^;)。 ちょっと日をあらためて…。まぁ簡単に言っておくと, 評価すべき点とそうでない点があって,わたしは基本的に 小泉首相は多くのことをやったと思います。「できてない」って ことで評価を下げてる人もいますが,「やらない方がよかった」 って思うことも結構あるんですが…。いずれにせよ,歴代首相では ちょっと異色で,そういう意味ではわたしは評価してますが…。 やったこととやって欲しかったことをリストアップして○× つけるといいと思うんだけど…。
ついでに書くと,景気回復してない…って評価がでてますが, 最近平均株価とか円とかじりじり上がってますね。そういう 意味では回復してるんだろうけど…。まぁでも株価って 一般人の景気感とは連動しないものです。ということは逆に言うと 下がっても実感はない…。でも会社に取っては影響あるので, 最終的に時間遅れで,感じられるんですけどね。物価とか 倒産として現れるし。
そういう意味で言うと,今の上昇がまだまだ続くのか?, こんなものか?…,興味あったりもします。 ちなみに金相場は相も変わらず上昇してます。 社会不安があるので当然でしょう。金相場ってわたしが大手町に 通ってたときは,駅に値段が表示されてたので,毎日みてたんですが, 当時は1000円切ってたんですよね。でもこのグラフをみると 本当に近年での最安値だったことがわかります。
というわけで,ここ迄って本題とは別の話ってつもりで 書くつもりだったんですが,えらく長くなったので(笑) 本題は短めに…。
わたしはダイエーとイチローと野茂だけを応援している( 他に関心はない)野球ファンですが,今年はダイエーが首位を走ってます。 でも結構勝ったり敗けたりでハラハラしております。
なんでダイエーが首位なのは話題にならないの?…と阪神ファンに 聴いたら「いつものことだから」と言われてしまいました。 でも,ダイエーも3年以上前は万年Bクラスだったんですけど(^^;)。 で,開幕調子良くても夏からずるずる落ちていくのが通例で, そういう意味じゃ,現状首位でもハラハラしてしまうのです。
んで,阪神ファンもそんな感じなんでしょうね。
- 4/22(大統領選挙)
- 昨日の日記でわたしは「なんでそこまでして靖国参拝するの?」って 感じで書きましたが,わたしが良くみるサイトでは,なぜか 「中国や韓国が遺憾に思ってる」ことを不快に書いてるのが多かったです。 つまり内政干渉だという口調。 わたしはどっちの感情もあるんですけどね。でも日本人はもっと 事なかれ主義(争うくらいならやめる)だと思ってたので,ちょっと 意外でした(^^;)。 まぁ,でも今回は小泉首相の方も駆け引きとしてこの時期を選んだって 気もします。
さて…,国際状況…といえば,今フランスでは大統領選挙というものを やっております。行政の長の直接国民選挙…っていうのは 日本人は縁がないので,どういうものだろう?…とか思ってしまいます。 四年に一度のアメリカの大統領選挙はなんか予備選挙とかを やっていて,良くわかりません(^^;)。だいたい候補者が二人しか でないっていうのもなんか政党を選んでいるの?…って感じもするし。
で,フランスはどういう感じなのでしょう?。Webで見つけましたがこういう風にポスターを貼っているようです:-)。
おもしろいなぁ,日本だったら議員選挙のポスターみたい。でも, ポスター貼る板が金属なので,日本のベニア板より金かかってそう(笑)。
こういう風に貼ってると,…実際これをみてどう選挙するのかまでは みてませんが…(やっぱり直接この中から人を選んで投票 するんですよね?),…直接選挙…って感じがします(笑)。 ところでこのページの人,各ポスターの下に,家族構成書いてますが, ポスターに書いてるんですか?(^^;),それともそういうのって 一番大事な情報?…。
というわけで,なかなかおもしろいページでした。日本も 首相を直接選挙で選んだら?…って話がよくでますが,こういう 感じになるのでしょうか?。27歳の人が立候補したりね:-)。 あっ,そうそう首相と大統領が両方いる国って,どういう役割分担に なってるのでしょう?。なんかピンと来ません。
ところで,現在決戦投票にあがってる二人のうち,シラク現大統領じゃない 方…,メディアではルペン氏って書いてますが,ルパンじゃないの?。 あっ,でもルパン三世は「Lupin」だから綴りは違うのね…。 発音も全然違うのかなぁ…。
そういう事の方が気になってしまいました:-)。
- 4/21(誰がため?)
- 昨日リンクを貼った朝日の記事は,もうなくなってるようです。 失礼しました(_o_)。
小泉首相が靖国を参拝したそうです。いきなりの話で, メディアや批判する野党もなんか寝耳に水という感じで おもしろかったです。実は終戦の日辺りは,靖国神社的には 正式の祭りの日ではない…という話もあり,今回の大祭に 合わせた参拝の方が神社的には格式が上なのかも知れません。
ところで…,去年の参拝の時も思ったんですが,小泉首相は 一体,何のため?,誰のために参拝をしているのでしょう?…。 もちろん個人的な心情,信仰のため…という事もいえます。 実際に献花料もポケットマネーから出していて,首相として 参拝しているわけではない…ともいえますが(でもたしか記帳は 肩書き付きだった気がするけど),やはり立場からして, 自分が参拝していると言うのをだれかにアピールしているように 思います。
首相は国会議員ですから,国民の支持者を得て,その立場を 得てるわけです。ですから,その行動はその支持者に対しての 約束であるはずで,つまるところ,靖国を参拝しないと, 離れていく人がいる…ということになるのでしょう。だとすれば, 戦没者の遺族とか,もしくは靖国を信仰というか何かのシンボルと する人たちとか…,そういう人たちが実は小泉さんの大事な 支持者と言うことなんでしょうか?。
もっとも,最近メディアの中に登場する人の中にも, 参拝自体はともかく,参拝したことを東アジアの諸国から いろいろいわれることの方に反発を感じる人も多いみたいなので, 必ずしも国民意識とずれてるともいいがたい状況になってる 気もします。
もちろん,国際戦略というか,駆け引きの点もあるのかも知れませんが, いずれにせよ,わたしには毎年この話が出て,ごたごたと してますが,今一つ焦点が見えなくて,判断に苦しむので ありました。
- 4/20(教育)
- 昨日会社の帰りにバスに乗っていたら,4,5歳の姉弟を連れた 若い女性(母親)が乗ってきた。弟は最初一番前の席(一人がけ)に座り, 姉はその後ろ(一人がけ)に座った。そして母親はさらにその後ろ(一人がけ)に すわった。そのバス会社は一番前の席は危ないので, 幼児の一人での着席は禁止している。そこで運転手が,席を 変わってくれ…と言ってきた。弟は一瞬納得いかないようだが 席を降りる。そして母親が自分のところに座るように言うが, (ちょっとここのやり取りは詳しく見てなかったが)いやがり, 姉が座っている二番目の席に座りたがった。最初姉は無視していたが, 弟は大声を出して,しまいには姉をたたき出した。でも姉は 泣かずじっとしている…。そうしたら,母親がその姉に 席を譲るようにと言った。姉は納得行かないのか,しばらく 動かなかったが,弟はそのあいだ大声を出して,姉をたたく。 結局姉は席を譲った…。
というやり取りをみていて,わたしはなぜこの母親は,バスのなかで 騒いで姉をたたく息子を怒らないのだろうか?…と思いました。 どうみても弟の方がわがままで,姉の方は,たぶん, どういう理由で自分が席を譲らなければいけないのか, わからなかったのでは?。
また母親は息子に手を挙げず,必死に言葉で息子を制していたが, 「たたけば良いのに…」をわたしは内心思っていた。
この手のわがままというのは子供はいうものだが,これは一種の 駆け引きである。別に弟はそこに座りたいわけじゃない。 姉から席を取り,母親を味方に付けるというのが目的のようなものである。
であるから,ここで母親が全面的に息子のわがままを聞けば, たぶんこの息子はもっとわがままになるわけだろう。 まぁそういう教育方針であれば,それはそれでかまわないのだが…。 一方娘の方がもしかしたらいつも「お姉さんだから我慢しなさい」と 言われてるのかも知れないが,そういう我慢する癖がつくような気がする。
もっとも男の子とか下の子とかをあまやかすのが,いけないこととは 言うつもりはないが,実際,この騒ぎの間バスは走っており, 弟は立って姉を叩いていたが,わたしはバスが急停車したりした場合の ことを考えて危険だ…,と思ったのと,他の客に(まぁ10人も乗って なかったけど)迷惑だ…と思っていたので,やはり母親は強制的に 子供を制するべきだった気がする。
子供を叩くとか,わがままを問答無用に取り合わないというのは 一種理不尽だが,そもそもこれくらいの子供に,いちいち理屈を つけて説得させる必要はないと思う。こういういくつかの駆け引きのなかから 常識がついていくもので,ある程度常識がついてからは,理屈での 教育になるのではないだろうが…。
さて話がちょっと逸れるが教育ためにつくった男女同権のパンフ…。
わたしはなんでも「みんなで」っていうのは変ではないか?…, と思うのだが,どうだろう?。たしかに男女で分けるのは,どうかと思うが, 分けられないからみんなで…というのも結局思考停止というか, 実際の社会では通用しない考え方だ。会社で10個の仕事を10人が みんなでやってたらうまく行かない。実際はそれを上司がうまく 割り符ってやるものだからだ…。
どうも最近は,教育というものが理屈ぽく理性的にやろうと しているようだが,結局のところ,その理屈が空回りして, 変なことになってるようなことがあるようにも思える。
こういうのをみてると,今の子供にしっかりとした規範が できるのか,ちょっと心配になってくる。
- 4/19(竹の子)
- 一昨日スーパーで竹の子の水煮があったので, 買ったら,賞味期限が一日しかなかったので,昨日は, 竹の子の味噌汁…を朝晩…,そして今朝は竹の子ごはんに してみました:-)。
そういえば,火曜日に麺房亭で飲んだんですが,竹の子を 出してくれました。今年の花見も竹の子食べたし, 今年は竹の子たくさん食べてます。:-)。
旬の食べ物っていいですね。まぁ竹の子の水煮くらい最近だと いつでもスーパーに売ってますが(^^;)。そろそろ青物が旬の 時期なので,本格的に食べたいと思います:-)。
- 4/18(規制)
- 最近春眠気味なので,今ひとつ文章の切れに自信がない…。 本当に今まであったのか?…っていわれると困るんですが(^^;)。 あっ,それから…,5月病かもしれんけど(^^;)…。
さて…,女性を監禁していた男性が監禁ゲームをもっていた って話があって,なんか妙に「こういうゲームが犯罪の 原因になってる」とかいうような報道がされているようですが, 相も変わらず,誤解というか物事の原因を単純化して安心してしまおう という構図がみられます。たしかにゲームからアイディアを得たって 事はあるかもしれませんが,こういう人は,どらえもんみたって 覗きをやってしまうようなやつでしょう。覗きと監禁じゃ 凶悪性が違いますが,今の日本は殺人のシーンだってTVで流れてる わけで,凶悪犯罪のアイディアとなるようなものは, そこらへんじゅうにあります。
私自身は監禁ゲームは興味がないので,それがやり玉にあがっても 別にいいと言えばいいんですが(笑),基本的に,なにか犯罪が起きたときに, その犯罪者がもっていたものややっていたことを一つだけ大きく取り上げ, あたかもそれが原因のようにしてしまうという姿勢は,そのうち フッと自分がやってることも巻き込まれる可能性があるわけです。
過去にも,パソコンやってるやつは暗い…といわれたり, バイク乗ってるやつは暴走族だ…とか,ギター弾いてるやつは 不良だ…とかいわれた時代がありました。
もちろん犯罪自体はとりしまわれるべきもので,いまエロゲーム好きの 間では,児童ポルノ防止法の話が話題ですが,これも 実際に子供の裸を撮って商売をするようなものは犯罪ですから 取り締まるべきですが,子供のように見える絵まで規制するのは ちょっと行き過ぎではないか?…,と思ったりします。
というのは,別に子供の絵をみたいからではなく(笑),むしろ 危険なものを隠蔽する事により,それに対する免疫がなくなり, それに触れたときの正しい判断が出来なくなること…,の方が 危険だと思うからです。
話が変わるようですが,いま厚生労働省がいわゆるマジックマッシュルーム (MM)を規制,つまりもってるだけで犯罪にしようとしていますが, これも,それと同種の思想から生まれた発想です。MMは経験者の話や 本を読むと,また医学的,薬学的に調べてみると,それ自体は, 幻覚作用があるものの,肉体に対して毒性や依存性などはアルコールより 遥かに安全なものです。それを宗教的儀式に使ったり, 瞑想に用いている人も世界中にはいます。
ところが,ホンのわずかな人が,あまり知識がなくそういうものを接種して, 混乱して,事故を起こしたりすると,あたかも非常に危険なものの ようにいわれるわけです。しかし考えてみたらアルコールだって, 飲んで運転や走り回ったりすると事故を起こすものだし飲んで喧嘩を する人間なんて沢山います。
しかし,アルコールの場合だいたいにおいて,飲んだらどうなるかを 知ってるので,本人も飲みすぎないように,目が回っても慌てないとか そういう風に対処してるわけです。
そういう意味でいうと,危険なものは本来我々の回りに沢山あり, そして,それがある意味刺激となって楽しさを演出しているものなのでしょう。 必要なのは,そういう刺激に過剰に反応して,犯罪や事故を 起こさないような知識や倫理をもつことであり,そのためには 規制して隠蔽してはかえって逆効果だと思います。
昨日の日記ではありませんが,やはり子供の頃からを通じて, 単なる勉強以外に,成長していったらぶつかるであろう問題や, 悩みに誰かが答えていくような教育というか家庭や社会も 含めた人間の育成(というより関わりでしょうけど)が必要な 気がします。
- 4/17(子供と文化人類学)
- ためしてガッテンで,ガスコンロについてるグリルで, トースト焼いたり,ローストビーフ作ったり,総菜の温め直しを やっていて,それぞれオーブンや,電子レンジより美味しくできる…って いう感じでした。そういえば,わたしグリル使ったことありません(^^;)。
だって,魚は網で焼いた方がうまいと思うし,そもそも掃除が大変な ものを使うのが嫌いという…。いや貰い物のコンロなんで ついてるんですけどね(^^;)。でも,ローストビーフとかだったら 臭くならないだろうから…,今度やってみようかな:-)。
さて…,今読んでる本は「生きる力をさがす旅 -- 子供の世界の文化人類学」(波平恵美子著,出窓社出版)という ものです。この本買ったのは,実はこの著者は,現在はお茶の水大に いるのですが,わたしの大学時代の先生だからです。 もちろん,わたしは音響を専攻していたので,研究の先生ではなく, 一般教養の先生だったのですが,非常にチャーミングな女性で, 話しやすく,話もおもしろく,生徒から人気のある先生でした。
当時は,まだ今のように文化人類学とかに興味がなかったので, 授業もそんなにまじめに受けてなかったのですが,今ごろ こういうことに興味をもち始めたのは皮肉な話です。
で,この本は,サブタイトルに子供の世界の文化人類学と 書いてますが,子供のことを書いてるのではありません。 むしろ,子供に読んでもらうように書いてます。小学生3年くらいから 読めるようにと,題材を選び,感じにもルビを打ってます。
しかし題材は命の大切さや,他人との関わり,時間の事, 決まりごとのことなど,おそらく大人になっても答えが出ないような, シビアな問題がほとんどです。おそらく大人はこれらを割りきって 大人になってますが,子供はたぶん最初はそれを真正面で受け取り, それゆえに不安定な思春期を過ごすのでしょう。
そして前書きにはこう書かれてます,「大人は,子供には 悩みや苦しみがないと思いがちです。また,子供の考えや 感情は単純で,複雑なことや屈折した考えをもったり, 入り組んだ感情を抱いたりしないと思いがちです。でも, 子どもであるあなたは,決してそうでないことをよくしってます。 …(中略)…。なぜだかよくわからないのですが,大人は, 部分部分の記憶はあるのですが,子どもの世界の全体が どんな様子だったかを忘れてしまっていて,子どもが今, どんな世界にいきているのかを想像することが できなくなってしまっています。…(後略)」。
この前書きには強い共感を感じました。なぜならわたしは, この忘れていく気持ちに恐れを感じて,日記をつけ始めたからです。
そして,この本の中身を読んでいくと,生きていく場合に ぶつかる問題について…,そして,我々が割りきったゆえに, たぶん子どもに聞かれても「そんなことを考えても仕方ない」とか 「決まってることだから」と答えがちな問題について書いてます。 わたしはまるで「宗教の本の様だな」と感じました。といっても 変に何かを信じ込ませようと言うような書き方はせず,正直に 科学でわからないことはわからない…って書いてますし,文化人類学的に 「こういう風に考える民族もいる」と言う風にかいてます。
というより,つまりはこういう人生に悩むような問題にかって 答えを与えてくれたのが,宗教だったはずで,現在の科学信仰の 学問ではだれもそれを答えてくれなかったのです。
しかし,こういう生きる上での問題にこういう形で学問が 答えられるなら,まだ学問も捨てたものじゃないな…と思ったりも したのでした。
あまり話題になってない本のようですが,実際に小学生高学年とか 中学生とかで悩んでいる子どもには読んでもらいたいな…と 思いました。そして大人になった我々も,かっては向かい合っていた 問題として,もう一度考えてみるのもいいのでは?…と思いつつ 読んでいます。読み終わってまた感想が出てきたら, 書くかも知れません。
- 4/16(アメリカを追い越せるか?)
- 昨日は,高校の友人たちと飲んでいました。今日は 会社の同期と飲んでました。今週末は大学の先輩の家に 飲みに行きます。どうも今週は古い友人と飲む週間のようです。 そういえば,最近新しい知り合いが増えてない気もするなぁ(^^;)。
さて,日本の経済の落ち込みが激しい今日このごろ, 構造改革とかいろいろ言われてますが,そもそもなぜ 日本はアメリカに継ぐ第二位の経済大国になれたのでしょう?。 今から20年くらい前わたしが中学生や高校生のころ, 「アメリカは人件費が高い」とか「日本製品は品質がいい」と 言われていた気がします。しかし現在は日本の人件費が高くて, アジアの諸国に生産の拠点が移っていってます。たぶん?, まだ品質は日本の方がいいとは思いますが,それも,そのうち どうなるかはわかりません。
わたしの勝手な憶測も入りますが,戦後…,いえおそらく明治から だと思いますが,日本は基本的にはヨーロッパやアメリカの 技術を追い掛けて,それに独自の工夫をして発展してきたのでしょう。 これはProjectXとかの昔の成功談をみても思いますし, 昔の研究者とかの話を聴いても思いますが,昔は単に英語が出来て, 海外の状況や論文を知ることができ,それを導入するだけで 成功者になっていた人が沢山いました。戦後の状況をみても, アメリカという大国に軍事的には守られたという幸運もあったのですが, そういう状況で,海外で発明された車や電気製品といったハードウェアを コピーして,さらに精密性をあげて,品質をあげていくことにより, 日本は成功したのだと思います。そして当時の人件費のやすさから 日本は安くて品質のいい,いわゆる競争力のある製品を沢山 作ることができました。
ところが,その結果経済状態が良くなったため,人件費はあがり, 「安い」というメリットは減ってきました。そしてトップクラスに 追い付いたため,「真似をする対象」が無くなってきました。
さて,ではずっとトップを走ってきたアメリカはどうなっているのでしょう?。 アメリカは日本が追い付いてきたときに,国内の自動車産業や 電気製品産業が打撃を受けました。そこでそれらに取って代わったのが, コンピュータ産業でしょう。ハードはだんだん海外のメーカが 取って代わってますが,ソフトウェアは断然アメリカのものが 圧倒的に多いです。
日本もそういうソフトを真似したり,ローカライズしたりしてますが, コンピュータソフトの場合そもそも本物(アメリカ製)をコピーして使えば いいわけですから,従来のようにはうまく行きません。もし, そのソフトウェアの世界でもアメリカにとって変わろうとしたら, おそらく,新しいソフトやデバイスをみずから提案して,いかなければ いけないのでしょうが,まだそれはうまく行ってない気がします。 そもそも日本はみずからの提案を世界に向けてやっていくというのは, 昔からやってきてないので,急にうまくいくはずがありません。
そういう意味でいうと,戦後の急激な成長が非常に稀というか 日本人のやり方にあっていた技術状況だったという気もします。 日本再生…という感じで,いろいろいわれてますが,10年前までの 様な成長を期待して再生というのであれば,やはり難しいかな?, もっと違う発想の転換が必要な気がします。
ついでにいうと,アメリカがもう一つ落ち込まないのは 軍需産業のせいでしょう。だからあんなに戦争に積極的なんでしょうけど:-p。
- 4/15(ユダヤ教)
- 宗教名をサブジェクトにすると緊張します(^^;)。 勉強不足なので,不適切なこと書くかも知れません(_o_)。
…,宗教の事を調べるのは好きなので,今度はちょっとだけ ユダヤ教について本を読んでみました。ちなみにわたしの 実家にはなぜか小学生のころ,旧約聖書と新約聖書を 子供が読みやすいように物語風に書き直した「聖書物語」って 本があって,特に旧約の部分は読んでいたので,創世記からの 歴史の流れは大まかに頭に入っていました。
そういうわけで,今回本を読んでも,まぁ再確認とかより 詳細に…とかいう部分もありました。というのは,ユダヤ教って いうのは,どうもいろいろ信仰の原理とか思想とかはあるんでしょうが, 語られる部分はやはり歴史的な部分が多いように思います。 つまり民族の歴史・物語を知ることがユダヤ教を知ることに なるって感じで書かれてる本が多い気がします。もちろん 読んだ本には神学的な話も多少書いてましたが,やはり聖書時代の 話と古代イスラエル王国から国がなくなって,現在に至るまでの 民族の苦難の歴史がメインでした。
とにかく苦労してきた民族って印象が先に立ちます。…というか どうして滅ぼなかったんだろう?…という位,苦難に満ちてますし, そういう状態で現在まで残ったって事自体に,ユダヤ教がもつ 宗教としての強さ感じます。ただしその後の流れをみると, ユダヤ民族(といってもユダヤ人は人種的に存在しない様ですが) しか救われないユダヤ教を,より一般の人でも 救われるようにしたのがイスラム教,また戒律にこだわらなくても 信仰心があれば救われるとしたのがキリスト教という事の様です。 そういう意味で言うとキリストは仏教における親鸞と非常に やったことが似てます。たしかに浄土真宗も日本においては 爆発的に広がったわけで,多くの人が信じるために重要な 要素は日本も西洋も変わらないのだなぁ…って思います。
それにしても紀元後の歴史をみると,ユダヤ教を強烈に迫害したのは キリスト教で,保護したのがイスラム教という 時期が長かったようです。そういう意味で言うと,現在中東で 起きてる事は,どうも筋違い…な気がします。
まぁ,あれは歴史的な報復というよりはやはり利権のための戦争って ことなんでしょうか?…。
- 4/14(稼働費)
- 今日も先週末よろしく,阿佐ヶ谷散歩,楽しい:-)。
ところでミズホ銀行の社長が「被害がなくて」って いったら突っ込まれた参考人招致の話は結構 面白かったです。これって,結局「稼働」「時間」 「苦痛」「信用」というのが「被害」に入ってない… って話ですね。でも確かに会社でコストを勘定する場合, 「稼働」というのは必ずしも織り込まれない場合も あり,大企業ってこういうところの意識が,コスト意識の おかしさとなって出てくるんだなぁ…って気がします。
つまり会社員の給料と事業の収支が連結してないってことでしょうね。 まぁ日本って会社にいるだけで給料もらえるからなぁ:-p。
ところで,うちの近所には個人商店があるんですが,たとえば, 八百屋や魚屋…,この辺ってどれくらいの利率で売ってるんでしょう?。 そんなにお客さん来てないのによくやってるなぁ…って思います。 こういう個人商店が売り物に載せているのは,例えば市場(問屋)から 仕入れる場合の輸送費,沢山仕入れて売り残る部分のリスク, そして売る人の稼働費,お店の維持費(家賃とか…)ってことになるんですが, 個人商店の場合,売り上げ高がすくないと当然一つの商品に その辺が乗っかってきてるはずですが…。そう考えると そこまで高いって感じないのですが。
私はこういう個人商店って好きです。特にお年寄りが 暮すためには必要だと思います。実家の方で無くなってるのを 見るとやっぱりあった方が良いと思います。
そういう稼働とかを考えると,決して個人商店のものが高いとは思いません。 もちろん,私もほとんどは駅前のスーパーで買うことが 多いんですが(^^;)…。 願わくば,こういう個人商店もそれなりにやっていけてる 様に…。
- 4/13(腰)
- ちょっとしょうもない話なんですが,気になった話…。
「腰」という言葉,これってどこを指してますか?。 日本語の腰っていうのは,いわゆる英語のウエスト… つまりくびれてるところを指すイメージがありますが, それ以外に,ヒップ…,つまりオシリを指すこともあるます。
「いい腰してる」ていうのは大抵ウエストよりヒップの ことを指すような気がします…(この言葉セクハラか?って 一瞬思いましたが(笑),スポーツ選手の場合もあるので, そうでもない…って気がしました)。
ちなみにヒップは「尻」とか「ケツ」とか「腰」とか いろいろいいかたがありますが,ウエストは「腰」以外に あまり言い方が思い浮かびません。まぁ場所しては 「腹」とか「わき腹」も近いんですが,やはり ニュアンスが違う気がします。
ちなみに,「こし」というと「腰」以外に「越し」「輿」などが 浮かびますが,これらオシリの腰と意味がだぶってる気がするんですが 気のせいでしょうか?(^^;)。 いろいろ考えると, ウエストに対してあまり注意を払ってなかった…って感じがします。 まぁ元々寸胴の人種だしなぁ(^^;)。
- 4/12(美)
- あまり意識してなかったけど,ついこの間まで, 鷲尾清一という人の本と,安野モヨコの 「美人画報」という本を平行して読んでいました。 鷲尾氏は哲学者だが,いわゆるファッションであるモードについて たくさん本を書いてる人で,今回読んでいたのも, 「人はなぜ服を着るのか?」という本。美人画報も ファッションについてのエッセイです。ということは, わたしは今「美」に興味があるってことなのかな,って 思ってしまいます。
もっとも私の場合「美を意識する心」の方に 興味があるのはいうまでもありません。鷲尾氏の 本は哲学書だから,「意識」について非常に 明確に書いてます。無意識なものでも何の象徴なのか?, 何の意味なのか,そういうことが考察されてます。 一方,美人画報はそうではないので, 単なるおもしろいコラムっていう感じです。
しかし,「化粧」や「ファッション」というのは, あまり普段自分のことを考えない人でも,最終的には 自分のことを考えるネタですから,人一倍内向的と 自称する私が 他の人の内向性を,感じる格好の機会だったりするのです。
美人画報は女性誌のコラムなのでほとんど女性の話しか 書いてません。一方鷲尾氏の本は,もっと化粧というものを 広くとっていて,髭を剃ったり髪を切ったり,爪を切ったり するのも「自分のからだの加工」という意味での化粧と 捕らえてます。従って,それと同じような感覚で女性の 化粧を考えると,それはそれで結構おもしろかったりするのです。
とりあえず一通り,読んだので,しばらくこのネタはおいておくつもりですが, またいい話があったら考えてみたいと思います。
以下…,ゴミメモですが…。
スペリオールに連載されているMOONLIGHT MILE。近未来の 新たな冷戦としてアメリカ対中国を挙げてるけど,近未来って 言わず,今でもリアリティがあっておもしろいです。
…最近, この曲が頭から離れないで, 困ってます(^^;)。
- 4/11(頑張りどころ)
- 今週のProjectXを録画していたので,今日観ました。 ProjectXは最近ちょっと鼻につくようになったので, 観てなかったんですが,今回は国産発のコンピュータの 話だったので,興味もありビデオに録っていたのです。
話としては,おもしろかったです。まぁ当たり前なんだけど, 紙に回路描いて設計したんだなぁ…,よく1000枚もの 設計図を破綻せずに描けるなぁ…等といろいろ思いました。 わたしも会社に入社して最初の頃,昔の交換器とか みてましたが,同じような時代だった様です。
とまぁ,個々の話はいいのですが,今回番組をみていて, なぜProjectXが鼻につくかがわかりました(^^;)。医学や農業の 話と違い,コンピュータ開発というわりと事情が想像しやすい 分野だったからかもしれません。
今回の話は,一人の天才的な技術者がいて,彼がチームを 引っ張って成功した…という様な流れと解釈してます。 で,そこで描かれているのは, (敢えて悪くいうと…)夢という名の 無理なハッタリ,ルール違反,協調性の無さ,そしてここぞというときの ひたすらの労働…,なのです。
確かに非常に頭が良く,独創性がある人がいたことにより 成功した事というのは沢山あると思います。そして独創性があるゆえに 協調性がなく,変な行動をするというのはたしかにあると思います。
ただ,どうもああいう番組をみてると,そういう変人だから 天才だった…っていう様にとれちゃうわけです。 また,他の回でもありましたが,ひたすら寝ずに働き続けて… っていうのも美談のように,描かれてますが,別に 無理をしたら必ず成功するわけでもないと思うわけです。
たしかに,私自身にも,個性的であることのあこがれがあって(^^;), それゆえに,突拍子もない行動をやるとか,あえて我慢しないとか いう風に無意識に振る舞っている部分は,実はあるんですが(^^;), しかし,おそらく,極めて常識的な人でも天才はいると 思います。
そういう意味でいうと,変人であることが天才である条件では なく,わがままに振る舞うことが必ずしも成功の秘訣ではないわけです。
そういう意味でいうと,あまりそういう部分だけを強調して 番組を作るのはどうかと思います。たしかにそう描いた方が, 番組としておもしろいし,普通の人が「あいつはわたしとは違う」って 思って安心するって事はあるのかも知れません:-p。
でも,逆に「変に振る舞えば成功するんだ」って勘違いして, そういうことに頑張ってしまう人もみたことがあります:-p。 そういうのを煽ってる部分が,こういう番組にあるわけです。 本当は,単なる天才じゃなくて,どういう能力に優れた人で, どういうタイミングでなにをしたから?…というのが本当の 成功の秘訣でしょう。でもそれが単に変わってる人だったから…って, かかれてしまうと,少なくとも,同じような分野で頑張ってる人には 全く参考にならないわけです。
- 4/10(いろいろと…)
- 今日は曇り空,ちょっと涼しいと言うか寒いと言うか…。 ここしばらく暑かったので,もともとこんなものかな?…って 思ったりもします。
春の気候って結構地域性があるように思いませんか?。わたしの 強いイメージとして,福岡市の春ってやたら春雨が降る…って いう感じです。とか書いておきながら,他の場所はあまり強い印象 ないか?(^^;)。でも春とか秋…つまり気温が変化してる時期って 地域でスピードが違いますね。夏とか冬のいわゆる最高気温,最低気温は 意外に,九州でも関東でも変わらなかったりするので…。
…というわけで,今日は小ネタをタラタラと…。
NHKの「ためしてガッテン」で更年期障害の話をやっていたので, 観ました。もちろん女性の更年期障害の話なんで,直接自分には 関係ないのですが,わたしってこういう話に興味あるのね…って あらためて思ったり(^^;)…。つまり感情・感覚の変化が起きる原因… とかいう話に興味があるようです。…んで…,今回の話は ホルモン療法で治る…ってはなし,ホルモンって飲み薬なのね…, この辺は知りませんでした。
話かわって…,イタリアでクローン人間が成功した…ってニュース…。 いろいろ書こうかと思ったんですが,今一つ考えがまとまらないので, ここでちょっとだけ,書いておきます。基本的にはわたしは 慎重派です。やはり気になるのは技術的な話より,クローン人間として 生まれてきた人間,まぁこれは試験管ベイビーの話にも当てはまるの かも知れませんが,その子が,大人になって自分がそうだと知ったときに, 何とも思わない様な社会になっているかどうか?,って事です。 つまりそれは結局周りの,その人をみる目になるのです。 ここで妙な差別意識とかがあるのだったら,やはりやらない方がいいように 思います。現在だって肌の色や宗教で差別される国があるのだから, それにますます別の要因を加えたくはない気がします。
あとクローン技術で人間の部品を作るっていうのも,ちょっと 引っ掛かるところあります。これうまく説明できませんが…。 ただ万能細胞とかの研究が盛んなので,こっちは実は 進められてるんだよなぁ…って気がします。
それから…,いまユダヤ教について書かれてる本を読んでます。 まぁ,何と言うか,宗教とか国家とかについていろいろ 考えてしまいますが,これについては読み終わってからでも, またあらためて書くつもりです。
- 4/9(ニコニコ堂)
- 熊本市に住んでいる人なら誰でも知ってますが, 熊本に ニコニコ堂というスーパーがあります。そしてそのニコニコ堂が 昨日 民事再生法の適用を申請したそうです。
まぁこの会社(ちなみに松野明美がいたことで有名です),以前も たしか危ないって話があって,何度も経営建て直しやってるので, このニュースにはそんなに驚かなかったのですが,それにしても ちょっと前にやはり熊本に本社がある寿屋もつぶれて,また 熊本岩田屋も撤退と言うことで,一体どうなってるんだろう?…という 感じがします。たしかにいろいろ調べると海外に進出とかして 拡大路線に失敗…って感じなんでしょうが,わたしが物心つくころから あって,それなりに何十年もやってきたニコニコ堂や寿屋が 相次いでつぶれるというのは,店や市場の状態というより むしろ別の理由があるようにも感じます。
おそらく金融政策の関係なんだろうと思うんですが,いかがでしょうか?。 信用金庫等がつぶれてるって話もありますし。
つまるところ,構造改革(?)の「痛み」が出てるって事なんでしょう。 つぶれることにより職を失う社員やパートの人だけじゃなく, 結構店舗数の多いスーパーの倒産は,その地域の消費者にも 少なからず影響が出ると思います。そういうのが,首都圏じゃなく 意外に熊本で一気に起きてるっていうことが,なんかすごいなぁ…と 思ったりしてます。
一応実家があるだけに,これから地域的にどうなっていくんだろう?…, ってところは気になります。
話がそれますが実はわたしは高校の時,数回ニコニコ堂でバイト したことがあります。たしか初めてしたバイトじゃなかったかなぁ…。 そういう意味でも感慨深いです…。
- 4/8(批評サイト)
- 阪神の開幕連勝はあんなに話題なのに,なぜダイエーのは?…。 ちょっと悲しい…。まぁ,いいけど…。
Webページにいろんなお店…,特に飲食店等の感想,印象を 書く人ってそれなりにいると思いますが,そういうことをやっていたら, 損害賠償されてしまったってことが最近あったようです。ここに痛々しい謝罪文があります。
ここみてもあまり良くわかないので,こっちに経緯を集めたぺーじを貼っときますが, このページこそ,訴えられたりしないのかしら?…。まぁ 事実だから訴えようがないと言えばそうでしょうけど(^^;)。
Webページを書くものにとっては結構怖い話です。 まぁもちろんわたしも店にせよ,また,音楽とかに対して 感想を書くときはネガティブなことを書くなら,かなり注意して 書きます。基本的に「気に入らなければ書かない」の姿勢を とってます。事実として経験したことを書くことはありますが…。 そういう意味でいうと,このページを書いた人の 削除前の文章をみると,私自身はあまり共感は出来ません。 しかし,それでも,個人の(特にそれほどアクセスの多くない) Webページで辛口批評を書いたからって訴える店があるってことは, Webで文章を公開することのリスクをあらためて意識させられます。
とは言え一方で,今回の2chでの騒ぎをみると,訴えた店は, 謝罪させて,損害賠償をとって,ページを削除すれば良いって 思っていたのかも知れませんが,かえって大騒ぎになって, しかもいまのnetは削除済みのページも見えますから,結局のところ ことがかえって大騒ぎになってしまっているようです。 つまるところ,かえって店の評判を落してしまってるようです。
たぶん訴えた店はこういう騒ぎになることは想定してなかったでしょう。 もしかしたらそのネットの恐ろしさをいま実感してるかも知れません。
ちなみにわたしも,もしわたしのページに何らかの異議があるのでしたら, いきなり訴えないで,まずメイルください(^^;)。
- 4/7(阿佐ヶ谷)
- 昨日に引き続き,町の話です。
アニメ監督大地丙太郎さんが阿佐ケ谷を 紹介しているページを金曜に見つけてみていたら, 無性に阿佐ヶ谷を歩きたくなって,今日散歩に行ってきました。
わたしの最寄り駅は荻窪ですが,実は阿佐ヶ谷にも歩いて行けます。 たぶん道の関係で荻窪の方が近いのですが,直線距離にすると たいしてかわりません。ただ歩くと結構距離があるのと,自宅から 荻窪の方がバスで一辺に出れる,週末荻窪駅には快速が停まる( 阿佐ヶ谷は停まらない)関係で,あまり阿佐ヶ谷には行かないのです。
というわけで,今日は単なる散策。特に目的はありません。 実際に歩いてみると,距離は確かに荻窪より遠いのですが, 阿佐ヶ谷の方が駅までの道に何かしらの店があって, 結構楽しいです。商店街が阿佐ヶ谷の方が平面的で 広いと言うわけです。途中でお菓子を買ったり,お酒を買ったり, 食事したりしながら駅の方まで行って,それからちょっと ブラブラしてきました。
都会なんで,田舎のように自然が一杯…っていうわけには いかないのですが,人の手の入った自然,つまり並木や 庭の植え込み等も,古い町のせいかあまり嫌みったらしくなく 上品な感じがします。そういえばこの町ってあまり大きな スーパーや量販店が少ないですね。荻窪もそういう感じが ありますが,阿佐ヶ谷の方がもっとそういう感じです。ファミレスとかも 少ないですし。
そういうわけで,まぁ独自の雰囲気があるわけでしょう。 歩いている人も年輩の人や学生が多く,逆に赤ちゃんを 連れているような人は少ないように思います。この辺は 新興住宅地と全く逆になるわけです。喫茶店とかも 多く,一人でブラブラして,つかれたら喫茶店でお茶という 感じの過ごし方が普通に出来てる町の感じがしました。 ある意味本当の「成熟した町」的な感じがします。
実は昨日散髪に行ってるときに,散髪屋の人に 「休みになにしてるんですか?」って聞かれたので「 その辺ブラブラ」とか答えたのですが,確かにそういう 休日になりました(^^;)。しばらくこういう週末の 過ごし方も楽しめそうです。
- 4/6(横浜)
- 今日は散髪をしに横浜に行きました。わざわざ…,という 感じですが,散髪屋って気に入った店を探すのが面倒と おもいませんか?(^^;)。結局,以前住んでいたところに ある散髪屋に行ってしまうのです。
わたしはあまり頻繁に散髪に行く方ではないので, 三ヶ月ぶりぐらいになるのですが,それでも,そこに行くと, その周りの町並みが変わっているのに気づきます。 以前住んでいたところなので,細かいところの変化も 目に入ります。というより,あの辺(横浜の杉田)は 高速道路が出来たり駅前の再開発ビルが工事中だったりで, 変化は大きいです。まぁ例の銀行の看板が変わっていたとか いうのもありますが…,これはどこでもです(^^;)。
散髪に行ったあとは,中華街でお茶と甘栗を買って 戻りました。
人と,メイルのやり取りをして考えたのですが,わたしは 結構町並みをみるのが好きのようです。自然豊かな田舎も 好きなんですが,古い街のごちゃごちゃした感じも好きです。 どっちに住みたいか?…って言われると難しいんですが, どうせ街なら徹底的に都会の方が住みやすいし,田舎なら 都心とは関係ない田舎に住みたいです。都心が近いと 週末観光客とかで混むし物価高いし…。
横浜の杉田辺りはわりと街は古いんですが, 工場地帯なのでスペースは広いです。それで高速が通ったり, 再開発ビルが立ったりするんですけど…。 まぁ全体的に都内と比べると横浜はスペース広いですね。 道の広さとかが全然違います。道が広いと,結局 建物の間隔が広くなるので,空が広くなるわけです。 空が広いとなんとなく解放感があります。そういう意味で 横浜を歩くとちょっといつもと違う気持良さを感じるわけです。
- 4/5(公平な報道)
- またマスコミの話です。わたし,よくここでマスコミ 批判ポイことを書いていて,「わたしってマスコミに 厳しいなぁ」って思ったりするんですが,なんだかんだいって, 我々ってほとんどの社会の情報はマスコミから得るわけですから, そこに懐疑的になるのは自分の判断に懐疑的になるのと 近い部分もあると思います。
さて,先日本を読んでいたらライターの人が,ある雑誌に ついて,「あの雑誌は取材先のチェックが入るから公平でない」 というようなことを書いてました。
みなさん知ってることかどうか良く判りませんが,雑誌の 記事には,取材のあと記者が書いた原稿を,取材先の人が チェックして修正させるざっしと,チェックしない雑誌があります。 もちろん,一つの雑誌の中でも記事によってチェックしてるのと してないのがあります。わたしも以前自分が絡んだものを 記事にされるとき,チェックできたものと出来なかったものが ありました。上のライターはチェックすることが良くない…と 言うような意図が文章から感じられましたが,それはあくまでも その人がマスコミ側だからでしょう。取材される側からみると 記者が自分の言いたいことを判ってくれないっていうのみならず, 間違って取られることも結構あります。そういう間違った 記事を書いても,ほとんどの場合マスコミは訂正してくれませんし, 実際その記事を見て問い合わせが来るのは取材対象の 方だったりするわけです。
そういう風に考えると,取材先のチェックがあるのが 必ずしも報道公正さをなくすものでもないと思います。 記者がすべて公正とは限りませんし,正しく理解しているとも 限らないからです。
そうであれば,願わくば両方あって,しかも受取り手が,どっちかを判断 できるのがいいのだと思います。しかし実際には ある雑誌のある記事がチェックがされているのかどうかは 意外に読み手は判らないようになってます。 チェックするしないより,まずこれがわかる…,つまりチェックだけに 限らないのですが,読み手が記事の信憑性を判断できる 仕組みをもっと増やしてほしいと思ったりします。
- 4/4(落とし前より…)
- 組織が失策をした場合,トップが責任を取るのは 当然ですが,辞めれば終り…ってものでもないでしょう。 辞めることで良くなるのであれば,辞めればいいし, 辞めても,良くならないのであれば,ほかの方法を 考えてほしいです。トップ以外に,組織や構造を変えるとか…。 特に食糧問題は,我々の生活の安全に直接関わりがあるので, あまり政治の駆け引きの道具として議論しても…。
と,いうのは最近の農水大臣の責任問題の話で,思った話です。 正直いって,大臣の進退問題より,安全性が向上するかに 興味があるんですが:-p…。少なくとも大臣が辞めて一段落 にはならないでほしいです。
それから,小泉さん。あの人,わたしが一番評価してたのは 「ええかっこうしい」のところ…,つまり国民というか マスコミに対してわかりやすくアピールするところ だったんですが,どうも最近,わかりにくいですね。自分の周りの 力関係の調整に忙しいようで,どうも政策的に 何やってるのか良くわかりません:-p。
- 4/3(栄枯盛衰)
- ことしは暖冬で暖かくなるのも早かったので,桜同様, 五月病も早めにやってくる…,つまり四月病になるそうです。 これって,単に気分の問題じゃなくて,自律神経の問題でも あるそうなので,みなさまお気をつけて:-)。
さて…,最近ヨーロッパのことを調べていると…, まぁ調べるほどの話ではありませんが…,例えば,オランダ, フランス,スペイン等,いずれもある時代,ヨーロッパ全域や (植民地という意味で)世界中に影響力を持つほどの反映を していました。しかし,産業構造の変化や,戦争,その他 いくつかの理由で今はそこまでの国じゃなくなっています。
もっと昔だと,ローマ帝国やトルコ帝国,等もありましたが, これらの国はさすがに現在も残ってるとは言いがたいので ちょっと除きます。
で,上に挙げたヨーロッパの国は,もちろん現在もしっかり残ってます。 上には合えて挙げてませんでしたが,イギリスも現状と 比べると昔の方が遥かに力を持っていたと言えます。
そして現状は西欧諸国で一番力を持っているのは, 当然ながらアメリカです。
さて,一方日本。日本は江戸時代は鎖国,それ以前は 貿易はしてましたが,あまり国際経済に関わっていたとは 思えません。ある意味明治時代に,初めて国際経済にデビューし, 第二次大戦で一度挫折し,その後はアメリカの後ろ楯を得ながら, 現在,アジアで一番経済力がある国になっております。
ところが国際社会で経済力があるというのは,ある意味, 不公平ゆえの繁栄であり,その結果,現在のように 労働の空洞化が起き,結局はみずからの首を 絞めることになっているように思います。
上に,ヨーロッパの国を挙げたのは,これらが 敗戦により衰退したのではなく,力関係の 変化によりそうなったように思うから(想像ですが) です。
現在,日本も,戦争とかではなく,経済構造の 問題で,衰退をはじめ,その代わりに,中国などが 伸びてきてるようにも見えます。明治以降ずっと 成長してきた日本が初めて衰退する瞬間なのかもしれません。
その後,一体どういう風になるのか?,今一つわかりません。 しかしそういうことはヨーロッパでも過去にあったのだなぁ…, と最近思ったりしているのです。
- 4/2(著作権)
- 作家,田口ランディ女史がその著書の中で他の人の文章を 引用したことについて,トラブルがあり本を修正した という話を知りました。そして経緯説明が出版社のページに載っております。
この中で,トラブルになって初めて著作権法について 勉強をし,そして「私が予想もしなかったほど、非常に厳しい法律だった。」 と書いています。
田口女史を例に挙げた事については特に他意はないのですが, 最近,ソフトや音楽のネット交換等で,訴えられたり 逮捕されたりというニュースを良く聞きますし,ネットで そういう情報を堂々とやり取りをしているのをみていて, 正直に言うと,著作権への意識が低い人が多いなぁ…って良く思います。 それって違法でしょ?…って思うことを,全くの悪意無く やってる人が多いって事です。悪意はないのですから, おそらく悪いことをやってる意識がないわけです。 つまり無知か,本人の常識と合わないって事になります。
基本的に「悪い」かどうか?というのは法律が決めている わけですが,そもそも作品(文章,音楽,絵等)はすべて それをつくった人,そしてそれを社会に出すまでに 関わった人の苦労が染み込んでいる…って考えると, それを使用することに敏感になってもおかしくない…って わたしは思います…。
とか書いていると,わたしが自分がもっともらしい…って 思ってるようですが,実は,今日ここで書いてるのは, そういうことではなく,わたしが極めて当たり前だ…って 思ってるを,意外にそう考えてない人が多いのだな…って 話です。
わたしが著作権について考え出したのは,たぶん貸しレコード屋が 出始めたころ(たぶん中学生のころ)からだと思いますが, あまり,無理やり勉強したおぼえはありません。 ただ当時もいろいろ騒ぎがあって,「知人同士で 貸しレコードを聴くのはいいが,試聴会はいけない」とか 「著作権は特に登録をしなくても,その作品をつくった 時点で自動的に発生するとか」その辺の話は,本や雑誌なので 読んだ覚えがあります。ただ,わたしからみると著作権の法律は, そこまで実感や実情とあってない法律には思えないので,逆に言うと 違反してしまう人はどの辺があってないのだろう?…って 思ってしまいます。
もちろん,微妙な部分も沢山あります。田口女史の件は 「引用」の話であり,わたしも論文等で引用をすることは ありますが,著作権者に無断で引用可能とするには,幾つかの 条件をクリアしていないといけません。また文章はともかく 音楽や絵等は,引用というものが存在するのか?…,するとしたら どこまで引用か?…というのは,結構難しいです。
しかし,そういう法律や判例に照らし合わせないと はっきりしない曖昧な部分はともかく,ソフトのコピーや 音楽CDのコピーを堂々として「悪いと思ってなかった」って 言う人も結構いるようですし,それに曖昧な部分も引用元に 敬意があるのであれば,とりあえず確認するというのを やるだけでもずいぶん違うのだと思います。
とにかく,その人の作品はその人自身のもので,それを 複製したり上映したりするのは,例え本人が喜びそうと 思っても,実際は本人に確認しないとわからないわけです。 そして本人が良くてもそれに関わったすべての人がOKしなければ いけない場合も多いのです。
「自分がやられて嫌なことはやらない」というのは大きな原則ですが, 「自分がやられても気にならない」ことだからといって やっていいとも限りません。お堅く,一切のコピーは いけない…と言うつもりはありません。しかし,なにがいけないのか?, を意識して行動をしないと,あとで自分がトラブルの元となったり, 創った人を悲しませるような事になりかねません。 そういう意味では,やはりある程度の著作権に 関する知識はもっていた方がいいのかも知れません。
- 4/1(メイルアドレス)
- まずお詫び…。3/26のRX-7の件で,マツダにエンジン開発の 体力がないと書いたのはどうも不適切でした。スポーツカーじゃ ありませんがロータリー車はだす予定だそうです。失礼しました。
さて…,新年度になりました。今年はあちこちでエイプリルフールの Webサイトを見ました。 なんか例年より盛り上がってる気もするのですが…。
年度が変わってトラブッてる銀行もあるようです(^^;)。 銀行で思い出しましたが,私も最近はネットバンキングとか が出来る口座を持ってまして,そういうところにはメイルアドレスを 登録しております。登録してるせいか,時々その銀行から お知らせや広告のメイルが来ます。銀行以外にも, ネットショッピングをしたところなどからもメイルが来ます。
まぁ,さすがに銀行関係とかは郵政郵便で連絡が来たりしますが, それはめったになくやはり大体電子メイルでの連絡が多かったり します。
というわけで,何げに電子メイルアドレスを重要な連絡先として 登録してる気がしてきましたが,よく考えてみたら,電子メイルの アドレスってそんなに確固たるものなのでしょうか?。
会社のアドレスはそれなりにメンテされていて,異動したりしても フォワードしてくれたりします。そうじゃない会社もあるのかも しれませんが…。しかし商用プロバイダに登録されている アドレスは,例えばプロバイダに料金を収めないと止まったりとか, 他にアドレスを取得すると辞めたりとか簡単にできます。 そもそもWebを利用する場合に必ずメイルアドレスを取得する 必要はないわけですから,Webで通信販売やったり ネットバンキングやっててもメイルアドレスが 本当に有効かはよくわからない気がします。
そういう意味では,メイルアドレスは通常の郵便に 比べるとかなり不確実な連絡方法という気がします。
かく言う私は,会社のアドレスもありますが,この Webでもあるように,so-netのアドレスも持っていて, プライベートではこれを使うことも多いです。 ここのアドレスも使い始めてずいぶん経ちます。 一方携帯のアドレスはSPAMが来るとすぐ変えたりしてます。 まぁ,あんまり使ってないせいもあるのですが。 so-netのアドレスを変えるつもりもありませんが, あまりSPAMが多いと,こちらも変えたい…って 思ったりすることもあります。
個人でメイルをやり取りしているうちは,たまに メイルが届かなくなったり,アドレスを変更したりしても, まぁ,そんなに問題にならないって気もしてましたが, こういうお金絡みの話の連絡手段でメイルを使ってる って現状をフッと思ってしまい,ずいぶん,不確定な ものを使ってるのだなぁ…って気がしてきました。
メイルは一見便利なようですが便利なものというのは, 得てして不確実なものだったりするような気がします。 これからどんどんIT化していくのでしょうけど, 大丈夫なんでしょうかね?。