2002年7月の日記&雑感


だらだら書いた日記です。 日によって文体が変わるのは気分です(^^;)。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。 あしからず。


7/31(超音波は効くか?)
超音波というのは,「聴こえない帯域の音波(空気振動)」の 事です。という定義だと例えば車の振動から発せされるような 低い周波数の音も指すのですが,通常「超音波」というと 高すぎて聴こえない音を指すことがほとんどです。 さらに空気振動じゃなく固体振動まで含む場合もあります。 例えば超音波診断器等は実際は振動を人体を伝わるだけで 固体振動なのですが,超音波といいます。工学的に 正しい表現なのかは,わたしは知りません。JISで定義されてる はずですが。
さて超音波,聴こえませんので聞く以外の用途で使われることが ほとんどです。最近だと超音波をつかって汚れ落ちを良くした洗濯機とかが ありますが,超音波を使ったモーターとか,センサーとか, カッターとかもあります。振動なので「力」を物質に 加えることが出来ますが,人間に聴こえないのでかなり大きな 力を加えられるのがミソというわけです。
そして,超音波は「人」に聴こえない帯域の音を指しますが, 人に聴こえなくても動物には聴こえる帯域というのもあります。 例えばコウモリは超音波の帯域の音を使って周りの物質を探ってますので, 聴こえるんでしょう。犬も人間より高い音が聴こえます。 確信はありませんが,基本的に小さい動物の方が高い音まで 聴こえる気がします。
さて,そういうわけで,ねずみやごきぶりをその高い音で撃退しよう, という製品が売られてました。その代表である ペストXですが,効かないそうです。つまり 眉唾だったと…。わたしはこの製品の諸元を知らないので どれくらいの周波数の音をどれくらいのレベルで出しているのか 知りません。効かないのがねずみやごきぶりに聴こえない周波数だったのか?, レベルが足りなかったのかは謎です。
といえ,このニュース結構私には気になるニュースでした。 というのは,わたしは最近仕事で超音波を扱っているのですが, そこで言われるのが,人体への影響です。これについては実は ほとんどわかってません。もちろん超音波メスの様な高出力な ものはわかりますが,可聴音だと耳が痛くなるような音量でも 超音波だと平気なのが,本当に体に影響を与えてないか?…。 何時間も聴いて(?)大丈夫なのか?…などと…。 ねずみの撃退器みたいのが売られているせいで,超音波って危険なのでは? などという風聞が流れたりもするわけです。
そういう意味で言うと,今回のニュースは, やっぱり「たいして危険なわけではないのかも?」とも 取れそうで,わたし的には有利なんですが,まぁいずれにせよ 安全かどうかという判断は難しいです。普通のヘッドホンでも, そのせいで最近の若い人は耳が悪くなってると言う話ですし… (これも因果性が証明されてるわけじゃないのですが…)。

7/30(サイトの終焉?)
まず時事ネタ…。住基ネットの話。「個人情報保護法と セットが原則だ」と反対している人が多いようですが,それ以前に 「技術的に保護可能なのか?」と技術屋のわたしは思ったりします:-p。 まぁ取り締まる法律は必要ですけどね。
話は変わって…。
わたしが定期的に巡回してるWebサイトの中にいわゆる バーチャルネットアイドル(VNI)系の幾つかがあるのですが, そのなかで有名なサイトである,例えばちゆ12歳とか, 最近めっきり更新のペースが落ちました。ちゆ12歳は最近 本が出たばっかりで,まだまだホットな気もするんですが,逆に 本を出して燃え尽きたのでしょうか?:-p…。 他のVNI系も若干ペースが落ちてきているような気がします。
こういうのって流行りなんですかねぇ…。一時期テキスト系サイトとかも 大流行でしたが,今はどうなんでしょうか?…。 流行るところは,いずれ廃れるものか?…とか思ったりも しますが(^^;)。
さて,テキスト系サイトで有名なサイトといえば 侍魂でしょう。一時期いろんな雑誌で 取り上げられ,そこを書いている「健さん」もCMに登場したりと かなりの有名ぶりでした。ところがその侍魂…,もう一ヶ月以上も 更新されていません。学生だったら「健さん」が就職して 状況が変わったからでしょうか?…。ここの場合徐々に 更新頻度が落ちたというよりは,就職して一気に落ちた… という感じだったと思います。
とはいえ,なんとなくこの終焉ぶりはいい感じだと 思ったりもしました:-)。
ネットで有名人になった人は沢山います。そういう人たちの 中には,もともと単なる普通の人だった人もいれば,もともと 物書きだった人が,それを気に有名になったって人もいるでしょう。 ですから,有名になったサイト管理者はみんな素人だったとは 限らないのでしょうけど,有名になった人は,その後,それなりに その存在感を持続させている気がします。本をだしたり,TVとは 行かないまでもメディアに露出したり,会社をつくったりとか…。 もともとそういう戦略だったのかな?…と思ったりもします。 まぁそれ自信を悪いって言うつもりもないんですが…。
ただ,そういう中で見ていくと,あれだけ一時期取り上げられ, 雑誌でのインタビューを受けたりしてちょっとしたアイドルだった 侍魂の健さんが,仮にこのまま消えていったとしたら, あの盛り上がりは「単にあのとき おもしろいと思ったからやっただけ。別にそれで一儲けしようと 思ったわけじゃない」って感じがして,何となく潔い気がします。
まぁ,このままなくなるって決まった話じゃないんですけどね(^^;)。 これからどうなるのかなぁ?…としばらく見守っていきたいと思います。

7/29(人殺しの重圧)
アフガンに行った米兵が奥さんを殺してしまうという話。 悲惨です。だいたい戦争をする時って情報を捜査して, 「敵国はひどいところだ」とか「狂信者だ」とか「鬼畜だ」とか 「独裁者の国だ」とか言うようですが,逆にそうでも思い込まないと 少なくとも現場の人間はやっていけないのでしょう。
そういえば,アメリカの映画とかは勧善懲悪ものが多い様に 思いますが,敵にも敵の事情あり,って事になるとまずいのでしょう。 一方日本のアニメや映画はほとんど敵にも事情あり…って感じで 描かれることが多いんですが,すぐにかっての敵が仲間になる…と いう展開は,どうもおめでたすぎる(笑)といえばそんな気もします。
と話がそれましたが,つまるところ正義を信じ込まされていても, 人を殺すというのはとても大変なこと…と思うわけです。
役人(政治家)は命令するだけだから気軽なんだろうけど, やはり実際に手を動かす人は相当なものがあるんでしょう。 政策(支持率が下がったからとか)だからといって, ポンポン空爆するのはやめて欲しいです。
もっとも,こんな悲劇は,アフガンの人にとってはどうでもいいことでしょう。 アメリカって国は自国への影響が起きないと戦争をやめない 感じがあるので,本来はそのやり方を何とかして欲しいと 思っております。
まぁ日本もあまり他国のこと言えない様なところもあるらしいですが。 軍隊こそは動かさなくても,お金で他国の政権に絡んだりして, 結局はそのせいで苦しんでいる人がいるとかいう話も, 詳しくは知らないのですが,時々聞きますから…。
いずれにせよ,命令するのは現場の人じゃなく,また多くの 世論も現場の人ではない…という,なんとなく嫌な感じを 実感させるニュースだと思います。

7/28(食欲)
というわけで,葉山に一泊し,今朝は起きて朝食をとった後 早々に引き上げてきました。一部の人は三浦に寿司を食べに 行ったようですが,どうも昨日からいろいろ食べているので, さらに…という気分にも慣れないので…。
先日のオランダ旅行でも思いましたが,どうも最近食べるということに 対する執着が減ってる気がします。でも以前は例えば福岡に 行ったり,伊勢に行った時とかも,三食お目あてのものを 食べていたんですが…。まぁ最近三食外食すると ダメージを感じるので(苦笑),なんとなくリスクを感じて そうしてしまうんでしょう。
リスクといえば,今日早く帰ったのも明日からの仕事のリスクを 感じたからなんですが,休みを丸々遊ぶ勇気がないのも歳をとった 証拠だなぁ…とか感じてしまいます(苦笑)。
そういうリスクでしたが,早々に帰ったせいか昼の11時前には 自宅に戻ってました(^^;)。思ったより早くて急に予定も なくなったんですが,帰ると宅配便の不在届けがあったので, 再配達手配をして,自宅でそれを待ってました。それも 昼頃来たんですけどね…。
食べてダメージをうける…という話を書きましたが,最近は 暴食を続けていると,だんだん気分が悪くなって行く気がします。 若いころは「もう食えねぇ…」とか言う感じで食べてましたが, 最近はそういう事は稀になりました。酒を飲んで,そうなることは ありますが(^^;)。暴食を続けていると体が嫌がってるのが わかるので,ある意味助かってはいるんですが…。
空腹感とお腹のもたれとは,直接は関係なく,例えば昨日の昼頃は もたれていたけど,ちょっと空腹感があり,軽いものでも 食べるかどうかで,ちょっと悩みました。こういう場合の 空腹感は実は体が単に疲れているとか,落ち気味であるとか, 水分を欲しがってるだけとか,そういう場合もあり, 水を大量に飲んだら収まる場合もあります。昨日はお茶を 飲んでいると,収まりました。わたし結構効くお茶を飲むので(^^;), ハイになって収まったのかも知れません。確かにハイになると 空腹感って減る場合もあるんですよね。増える場合もあるけど(笑)。
お茶で食欲というと,最近話題の中国の痩せ薬が気になるのですが, あれは,飲んだらどうなるんでしょうか?。気分が悪くなって 食べれなくなる…って話も聞きましたが,案外意識が朦朧として 気持ち良くなって食べなくなるのかしら?…とか変な想像 してみました(笑)。まぁ飲み続けると死ぬみたいなので, 怖いんですが,一回ぐらい飲んでみたかったなぁ…, もう売ってないんだろうなぁ…,とか不謹慎ながら 思ってしまいました(^^;)。

7/27(葉山)
会社の先輩の音頭で年に一度葉山の保養所にいくというのが あって,今日はそれでした。もちろん一泊。
朝から後輩の車に便乗し,葉山へ。保養所についたら とりあえず,浜で泳ぎ,昼からバーベキュー,あとは しばらくまったりして風呂など入ったあと,近所のレストランに 食事に行く…,あとは部屋に帰り遊ぶというもの。
ちなみにこの旅行はウクレレをみんなで弾くという主旨も あります。
普段会社の人とは遊ばないわたしですが,何となく成り行きで 去年からこれに参加してます。わたしは関東の海では泳がないと 心に決めているので(^^;),みんなが泳いでいる間は浜で 留守番…,でも焼けて痛いです。葉山の浜は人出でまぁまぁです。 たぶん,三浦や湘南(江ノ島とか)より空いているんじゃないでしょうか?。 まぁ観てるだけでも結構おもしろかったです。
というわけで,宿泊なので,そんなところで…。

7/26(横浜あれこれ)
今日は会社休みました。自宅にいても暑いので,お出掛け…。 まず横浜に行き散髪。なぜ横浜かというと,以前行っていた店に 行くから。今回は旅行のために散髪に行ってなかったので, ずいぶん髪と髭が伸びていて,早く切りたかったのでした。 伸ばしていたのは,旅行先であまりこぎれいな格好をすると 狙われるかな?…って思ったんですが,まぁ狙われたから, 効果あったのか?(^^;)…。
ちなみに髪切る前に,家系のラーメン屋に。この店は 以前は行列が出来てましたが,今日行ったら,ほとんど 並んでませんでした。暑いからラーメン自体が売れてないのか, それとも家系のブームはすでに終わったのか?…。謎です。
散髪が終わったら中華街に行って,お茶と甘栗を買いました。 これも時々やってることです。
お茶を買ったついでに,食材屋に入り物色していたのですが, どうも中国食品のニュースが頭をカスメ…,安いからって買っていいのか?… と買えませんでした(^^;)。ピータンも買おうかと思ったんですが, 夏なのでやめました。
そのあとちょっとブラブラして,帰りました。本当は夕方まで いて,野毛とかに飲みに行こうかと思ってたんですが,さすがに 暑くて(^^;)…。それと家系食べると腹が減らない…。
散髪屋の親父に「横浜の方が海が近いので,涼しいのでは?」と 言われましたが,良くわかりませんでした。でもたしかに 言われればそうかも…。
久しぶりに日記らしい日記だ:-)。

7/25(科学を盲信する非科学性)
私は「科学も宗教の一種だだ…」というのを何度も言ってる 立場ですが,それは科学との関わり方によって微妙に 違ってます。科学に携わってる人に取っては宗教で無い場合が 多いのですが,それが一般に広がるという段階で宗教化 してると言う意味です。
科学の実証主義的部分,もしくは論理的(でも宗教も宗教のなかでは 論理的なんですけど)な部分では,いわゆる宗教より「あたかも」 真実(これもくせ者ですが:-p)に近い様に思えます。 しかしその科学の知見を,論理的飛躍をもって利用したり, 盲信することこそ非科学的といえるでしょう。 漆黒斎氏の文章(2002年7月17日「優勝」) …,たいへん考えさせられます。
最近,脳科学,進化論,動物行動学,そういう知見から 人間のことを語ろうとする姿勢が活発な気がしますが, こういうなかに絶妙に論理的飛躍をおりまぜて, 誰かの目指す方向(つまり最初から答えがある方向)の 答えを出すようなそういう雰囲気はたしかに感じます。
実際に科学に携わる人たち,つまり実験をしたり証明をしてる 人たちは,ある実験からある事実がわかっても,「それだけの ことしか言えない」と言う人が多いです。しかしそれがマスメディアに 載ったり,第三者に解説されるときに,「この事から,全体として こういうことが示唆される」という風に飛躍することが多いように 思います。絶妙ですが,これは実は論理的飛躍です。
説明に使われる元の材料(実験データとか)が科学的なだけに,あたかも 科学的な結論に思えるところが非常に危険です。 科学的知見をどれだけ集めても,その組み立てに 飛躍があれば,非科学であり,盲信であり,そうなると それは信仰でしかありません。 気をつけましょう。

7/24(サブマリン特許)
今日は会社で飲み会…,その後新宿で音楽系MLで飲み会…と 飲み会の連ちゃん。帰って寝たのは1時過ぎ…,なぜかプロジェクトXの 再放送見てしまった(^^;)…。 明日が怖い(^^;)…。
さて,ちょっと前にJpegに関わる特許を持ってる会社が特許量を 要求しはじめた…って話が出てました。既にソニーは支払いに応じてるらしいです。
特許を出しているのを隠していて,その技術がある程度広まったら 権利を主張する…っていうのをサブマリン特許というそうです。 厳密に言うと今回のJpegの件は特許自体は公開されていて, 単にみんなが気づかなかっただけなのでサブマリン特許とは言えない らしいのですが,まぁ状況は似たようなものです。/.jpとかを見てると,あそこに書く連中は フリー・オープンウェア万歳の人たちなので;-)当然今回の件を懸念というか 残念がってますが,私自身は企業で金もらって研究してる立場なので, 企業が自分達で特許をだして,そしてその権利を主張する(お金をとる)のは 当然だと思っています。利益が会社に全然入ってこないのであれば, 企業は研究なんてやりません。
とはいえ,やり方自体はもうちょっとなんとかならんのかな?…とか も思ってしまいます。結局今回の様は話は,時々聞かれますが, 最初ただで配っておいて,みんながそれに依存するようになったら お金をとる…フリーウェアの有料化も似たような話ですが, どうもそういうのはだまし討ちみたいで嫌だな…と思ったりもします。 最初から「権利はうちが持ってるので,そのうちお金をとります」とか 言っていれば,仕方ないなぁ…とか思うのでしょうが,たぶんそうだと 広がらない…から黙っているのでしょう。そういう意味ではやっぱり ずるいって気はします。技術でお金をとるのは,お金を払うだけの 価値があると利用者が判断したからであり,最初から有料でも 広がるものが,お金をとる…というのが一番全うなスジだと思うからです。
ちなみにmpeg等の標準化というのは別に標準になったからただという わけではなく,標準化することで多くの企業から技術を提出して 権利をあらかじめ明らかにしておく…という意味もあります。今回の jpegに関する特許を持つ会社はjpegの標準化には関わってなかったって ことなんでしょうけど…。
というわけで,わたしとしては,こういうやり方するから,特許を 主張する企業が悪者視されちゃうんだよなぁ…というなんか 嫌な例を見せられた気分です。

7/23(二千円)
一本いっとく?…のCMは見納めなんでしょうか?…。 結構衝撃のニュースだったんですが(^^;)…。
さて…, 二千円札ってまだ発行されているんですね(笑)。いくらか 忘れましたが,ようやく累積三○○億円発行…とかいう ニュースがありました。三百億だったかなぁ?…。
ところで,唐突ですが,8という数字は何+何だとおもいますか?…。 5+3でしょうか?。2+2+2+2(2×4)でしょうか?。 …やっぱりわたしは前者を想像してしまいます(^^;)。
何の話かというと,実はオランダに行ったときに実感したのですが, オランダのユーロセント硬貨で,わたしの手元にいつも入ってきたのは, 5,10,20でした。ユーロ自体は,1セントも2セントも 50セントもあるようですが, なぜかオランダではこれらのコインが手に入ってくることは稀だった ようです。
やはり普段50円になれているからでしょうか?。買い物の表示価格分の コインをそろえるときに50セントがないのは不便に感じました。 ちなみにお札は5ユーロ,10ユーロ,20ユーロ,50ユーロまでは 見ました。「100ユーロお断り」等と書かれた小さい店もあり, 大きい紙幣は嫌われているってところはアメリカもそうだった気がします。 あと1ユーロ2ユーロコインですね。これも良く手に入りました。
さて,何が言いたいかというと,やっぱり日本人は中途半端な 金額分のお金をそろえるときに「2」を種として利用するのになれて ないということです。1と5を組み合わせて数字をつくると いうのに慣れている。 逆にオランダとかは50を全然使ってない ところから,50を使うという発想があまりでないのではないでしょうか?。 ですから,やっぱり二千円と使うのって難しいよなぁ…と思うわけです。
ちなみに,5セントつかってるじゃないか?…って突っ込みが入るかも しれませんが,これは逆に不思議だったんですが,オランダで 最小の金額単位は5セントだったのです。つまり1セントおつりや 2セントおつりが出ることがなかった…だから5セントはそれなりに 出ていた…ってことで…。ちょっとこの辺の事情は 良くわかりません。ユーロはヨーロッパ単一通貨なので, 国内でほとんど利用されない金額単位も, 一応規定されているのでしょうし…。

7/22(教育)
TVタックルで教育問題の話をしてました。 今の親は教育費が増えて,破綻するとか…。子供を持つのも 大変です。
そういえば,自分の親はいったい自分にどれくらい投資したんでしょう?, 気になります。わたしに関して言うと,親はいわゆるノンキャリアの 国家公務員で,キャリアにコンプレックスがあったせいか, ちゃんといい学歴をつけさせたいっていうのはあったようです。
それで…,わたし自身は,今の職場とかいると,それこそ東大の博士とかを 出た人もいますし,まぁ「最高学府をでてもこんなものか」って いうのがあったししていて,別に高学歴だから優秀っていう 考えはなくなってます。会社の周りの人を見ても,学歴信仰の 人はいません。当たり前ですが。
でも一方で,自分の知り合いを見渡すと,だいたい大学卒が多く, 中卒っていう人は少なく,中卒の人が,どういう風に生きているのか?を 理解してるとはいいがたいです。ある意味学歴が近いというのは *話しやすい*部分もあり,そういう全然バックグランドが違う人と, どれくらい相互理解が得られるか?って辺りが,今後考えて 行かなければいけないのかもしれません。わかり合おう…と いう気持ちがお互いあれば,自分と全然違う人と話すのは, とても楽しいんですけどね。
極論ですが,わたしは,たとえばイギリスでしたっけ?,そういう 国のように,職人になる人と,大学に行く人とで早期に分けるような 教育制度の方に賛成です。中学・高校まで同じように教育を 受けるってことに疑問を感じてるわけです。
ある意味自分が,高等教育をうけたからでしょうけど,逆に そこで得られるものが,その程度なのか…っていうことを実感してますし, 逆に,若いときに手に職をつけることの重要性を感じたりもします。
日本人は,やりたいことがあったら「学校で習える」っていう 変な信仰があります。私も昔はありました。学校を出たら アーティストになれると(苦笑)…。そういえば,日曜にTVに出ていた 著名な脚本家の方も,最初大学の演劇科に行ったら,脚本家の 免許をもらえると思っていた…とか言ってました(^^;)。 そんなことはありません。学校で習えないことはたくさんあるのです。 それがどうやって得られるかは一概にはいえません。 でも,今の教育制度改革はそういうことを 全く考慮してないことは確かのようです。
いずれにせよ,制度がすべて解決できる…っていう妙な 信仰が制度を作る人にはあるように思います。逆ですよね。 制度に乗れなかった人たちを吸収できるか,どう活躍できるか?が, いい社会でしょう。拡張性とはそういうことです。 自分の手のひらにのらかった人たちのイキザマをどう考慮できるか, それが出きるようになるところから始めないと,役人さんは 国の力を考えられないのだと思います。計算外を認めて一人前 なのです。

7/21(やりたいこと)
昨日は,やりたくて出来ないことより,出来てる喜びを 書きましたが,実は数日こういうことも頭に浮かんでました。
……。
やりたいことというのはだれでもあるでしょう…。 まぁ,ない人もいるか(^^;)…。「やりたいことは何?」って 聞くと答えより先に「暇がなくて…」って答えるような人…。 さすがにそうじゃなく「○○がやりたい」って答えらる人でも 「忙しくて…」って言うことは多いでしょう。いや, 大人の場合,そっちの方がほとんどでしょう。
わたしは結構なんでも「無理してまでやる必要ない」とか 言ってしまう質ですが,でも,一方で,じゃぁずっと やりたいことやらないのか?…というとそれも嫌です。 やはり「やらなくてはいけないこと」ばかりやってたら つまらないので「やりたいこと」もそれなりにやっていきたい。
だから時々無理してでもやりたいことをやることもある。 今回の旅行とかもそういうのの一つ。これはうまく行きました。
やりたいことはほかにもたくさんあります。やりたいことを やるときはなるべく妥協しないでやりたい。もちろん, 多少はそういうことあるけど,納得できる程度じゃないと かえってフラストレーションがたまるので。
やりたいことが明確にあっても,どうやったらそれがうまく 実現できるのかがわからない…,そういう場合もあってそれが 悩ましい…というか,そういうことって多くないですか?。 特に一人ではできないことの場合,どうやればやりたい形で やれるのかが難しい…。
とりあえず,自分のなかにある音楽に対する欲求…, これをどうやったら外に出るのか?…,その辺が悩ましかったりします。
……,とか考えていたんですが,今日は夕方,音楽仲間(まぁ いろいろあって開店休業状態)と会って談笑しました。 何となくこの辺の気持ちを伝えてみました。なんかおもしろいこと 出来るといいな:-)。

7/20(アパート暮らしの理由)
「理由なんてありすぎてないようなものだ」というのは,わたしが 好んで使うセリフですが,出典は忘れました(^^;)。漫画だったと 思うけど…。
今日は天気が良く,疲れを取るために休もう…と昼間部屋にいたのですが, 室温が36度を越えてそれどころではありません(^^;)。でも 洗濯物がアッという間に乾いて,それはとても楽しいです。
洗濯も先日まで使っていた合成洗剤がなくなりやっと洗濯石鹸に 替えられました。洗濯物に染み込んだ水分は,水蒸気になって 天に上っていきます。これで少しは水の足しになるでしょう。 以前寮に住んでいたころは,どんなに水不足でも洗濯物を 乾燥機で乾かしていることに凄く引け目を感じていました。 この暑いさなか無駄に電気を使い,熱を発して,しかも水分は 水滴になって下水に行く(まぁ夏の乾燥機とかそんなに結露しません けど)…。そういう意味で言うと,寮を出たのは洗濯物を 日で干したかったからかも知れません。…っていうと 言い過ぎですけど(^^;)。
先日会社でいろいろ申請ごとをやっていて,寮・社宅を 出た理由を記入しなくていけなく,とても悩んでしまいました。 これこそ「理由がありすぎて(書け)ない」って感じです:-p。
寮が狭いとか,会社が遠いとかいう理由もありますが, 環境に優しいことがしにくい…っていうのもあったわけですし, 自分の健康のために食べたいものを食べたい量だけ食べる…って いうのをしたかったのもあります。自宅に人を呼んでご馳走したり 談笑したかったっていうのもあります。酔っぱらって寮の人に 迷惑をかけたくないっていうのもあったかも知れません(苦笑)。 もっと都内に近いところに住んで,終電を気にしないで 住むようにしたかった…っていうのもあります。
そうです,理由なんて書けません,ありすぎて…。
でも,寮を出たかった理由になったことは,とりあえず, いますべてかなってる様な気がします。もちろん寮のころの方が 良かったこともたくさんあるんですが,それは今逆にやりたいことには なりますが,当時の希望は今はかなっているわけです。
だから,今日のような暑い日に洗濯して,日に洗濯物を 乾かしているだけでも,それなりに幸せを感じてたりします。 やりたかったことがやれてることを。出来ないことを考えるより, 出来てることに感謝しよう…。

7/19(団塊)
今週は水曜から仕事してるのに,すでにヘロヘロでやっと 今週が終わったという感じです。旅行で疲れてたのかしら?。 えっと今週仕事なにしたんだっけ?,旅行記書き?(笑)…。 っていうか実は今週は対外的な仕事(交渉事や説明)が 多かったので,疲れたのかも。そういうの苦手…。
まぁ,あしたからの週末はゆっくりしたいけど,ちょっと 予定がいろいろ入ってます。
さて…,昨日ラジオで「団塊ジュニア」は質素だ…って 話が出ていて,その比較としてバブル世代が出てました。 バブル世代は新社会人の頃,合コンとかブランドものを 買ったりとかしていたらしいので,バブルの時代学生だった 私はバブル世代じゃなかったってことなんでしょうね。就職した ころはすでに陰りが出てましたし。まぁ就職はバブル的で したが…。そういえば,新人類って呼ばれた世代も あったような気もしますがあれっていつの世代でしたっけ?。 バブル世代とかぶってる気もしますけど。
なんでこういうのをだらだら書いているかというと, 「団塊の世代」っていうのだけが,なぜか色あせず いつまでも語られ続けるのはなぜだろう?と思うからです。 まぁたしかにいろいろと時代の曲がり角だったり, 重要な役割を果たした世代だったんでしょうけど, それ以外の世代にはラベルをつけるほど特徴を持った世代って いうのは結局生まれなかったってことなんでしょうか?。
団塊ジュニアっていうのもその世代を指しているようで,結局は 団塊の世代が育てた子ら…ってことで,結局団塊の世代の ことを語っている様にも思います。もちろん「新人類」とか の様にある若いころ特徴をつけて語られるって言うのは いつの時代もあるのでしょうが,たいていはある年代を 過ぎると主役の座を次に譲るのか語られなくなるようなのに, 団塊の世代だけがいつまでも語られ続けると…。
もっとも語られますが,そこから何かが抽出されることは あまりない気がします。たとえば見習うべきこととか, だめなところとか…。だから彼らや彼らの子供らが どういう価値観を持っていようが,それがほかの世代や…, もっといえば日本人としての在り方の手本や反面教師に なるわけではない…。ただただ語られるだけの世代, 何のために語られるのか?…,イマイチ良くわからないんですが, いずれにせよ,自分たちにそういうラベルがなかったのは 寂しいような,まぁ良かったようなちょっと変な感じです。

7/18(妊婦さん)
「(特にお腹が大きい時の)妊婦さんを見てどう思うか?」なんて 話を書いたら,不快に思う人がいるのでしょうか?。 そもそも男性であるわたしがある状態の女性をみて,どうこう 思うって話を書くと,「いやらしい目で見てる」とか「 ひと事だと思って勝手に言ってる」とか思われてしまうかも 知れませんが,敢えて書いておきます。
最近妊婦さんをみると「かっこいいなぁ」と思うことがあります。 まぁもちろんそう思わない時もあり,一概に妊婦だから カッコイイ…と思ってるわけではないのでしょうけど。 例えばマタニティドレスとかを着て,いかにも主婦してます( もしくは産休中です)って感じの人にはあまり,「かっこいい」は 感じません。でもネガティブな感情も持たないんですけどね。 「いいなぁ」とか「うらやましい」とか思うことはあっても…。
先日オランダでおなかが大きい妊婦の人が,黒のシャツと パンツで体の線がしっかり出るような格好をしていて, それでまた,おなか以外はとてもスリムで,その人を 見たときは,とても「カッコイイ」と思ったのでした。まぁ 妊婦らしくないといえばそうなんですが,最近日本でも そういう格好の人いますよね。ある意味すごくお腹が 強調されます。以前何かの本で「マタニティを 着ると周りが気を使ってくれるのでいい」と書いてるのを 読んだことがありますが,上記のようなお腹が強調された スタイルだと,「気をつけましょう」という感じよりも, むしろ子供がいることを堂々とアピールしているような感じがして, そういうところにかっこ良さを感じるのかも知れません。
いずれにしても男にはどうあがいてもなれないものなので, そう思っちゃうと,もうただ羨ましい…としか思いようが ないようです(^^;)。……とか書くと「あんた子供ほしいんと ちゃう?」とか言われそうですが…。
ちなみにオランダでフィリップスのオーディオのCMをやっていて, それがお腹の大きい女性がヘッドホンをお腹にあてて 寝るというもの。いわゆる胎教ですが,服の上からではなく, もろ大きなお腹が映ってました。こういう映像って日本のCMでは あまり見ない気がするので,ちょっとびっくりしたんですが…。
この辺の捉え方も,若干日本とヨーロッパでは違うのかな?…とか 思いました。

7/17(フランス革命)
先週のNHKその時歴史が動いたはフランス革命で 王家が処刑されるまで,そして今日はナポレオンの話でした。 フランス特集ですかね?。
先週の番組をみたとき,それまで自分が知っていたフランス革命の イメージとかなり違っていたので,びっくりしました。わたしは てっきりバスチーユ監獄の襲撃からその勢いで国王の処刑に 至ったのか?…と思ってましたが,むしろ議会が発足して, その中でいろいろ起った様でした。当初は立憲君主国を 目指していた様な部分もあって,最初から国王の処刑を 目指した革命ではなかったのだな…という辺りが興味深かったです。
とか思って調べていたらフランス革命について書かれたページを 見つけました。ここでも流れは読めます。
で,今日はナポレオンの話。どうも以前からなぜフランス革命の あとにナポレオンが出てきて,そして革命が起きはずなのに 彼が皇帝になったのか?…というのは不思議でした。 結局のところ革命後フランスは近隣諸国から戦争状態になり, そこで戦果を挙げたナポレオンが力を持ったということのようです。 でも折角王家がなくなったのに,なぜ皇帝になることが 許されたのか?…というのは不思議ですが,たぶん当時の 発想では独裁者が目指すのは皇帝だったのかも知れません。 現在でも「独裁者」と言われる人はいますが,だいたい 「大統領」っていう肩書きを使ってますね。「総統」って 言う人もいたなぁ…。
番組はナポレオンの死で終わったので,結局のところ その後どういううよう曲折があって,現在のフランスという 国になったのかは良く分かりません。というか, やっぱりヨーロッパの歴史って複雑でちょっとかじったくらいだと 全然分からないのだなぁ…というのが実感っです。アメリカとか 日本のように一つの国として独立性が高いと,そこの流れを みていくだけでわりとつかみやすいのですが…。
なぜこういうことを書いているかというと,現在例えばどこかの 国が独立すると,大抵大統領がいる国か,首相がいる国になり, 王制をしく国になることは稀です。たぶん国際社会でそういうのは 認められにくいんでしょう。しかし疑問として,果たしてそういう 現在の国の在り方というのが,本当に最終形態として最適な形なのか?… というのに疑問があるわけです。あと500年位経ったときに, 「大統領制というのも,未熟な国家制度だった」と言われたり しないんだろうか?…とか。
しかしこういう国家制度を作り上げてきたのはヨーロッパ人で, 彼らが正しいという価値観をある意味世界中に広げているわけです。 であれば,彼らの中でどういううよう曲折があって,そう至ったか?…, というのが知りたいと思うわけです。日本は結局のところ民衆革命は 起きず,明治になり外圧によって議会制に移行しました。 ですから,議会制がどういう風に成立したのかは良く分かってなく, その辺が日本国民が政治音痴と言われるゆえんではないか?… ともおもうからです。
というわけで,今回のフランス革命の話も結構興味深くみました。 しばらくこっち方面勉強してみようかなぁ…。また何か 思うことあったら書こうと思います。

7/16(旅行呆け)
日本からアメリカに旅行する場合は,アメリカでの時差ぼけがひどく, 帰ってきたときはそんなにない…と自分の経験からも,人からの 話でも,そのようですが,ヨーロッパの場合逆らしいです。
というわけで,向うでは時差ぼけは感じませんでしたが, 今日は朝起きれませんでした(^^;)。たしか昨夜10時過ぎに寝たのですが, 結局今朝は10時くらいまで寝てました。ということは12時間くらい 寝てたことになり,時差ぼけというよりは単に寝不足だったのかも 知れません(^^;)。
休暇は今日まで取っていたので,良かったんですが,今日は 台風が丁度来ていたようで,結局昼間は台風情報をTVで見ながら, 旅行の写真をスキャナで取り込むという作業をして,あとは それをアップするという感じでした。
夕方近くになって,天気が回復して,暑くなってきたので, ちょっと会社に土産を置きに行ってきました。3営業日の 休みでしたが,200通以上メイルが溜まっていて,結構 それ読むだけでも時間がかかりました。
あとは自宅に帰りましたが,なんか目が冴えて結局1時くらいまで 起きてました。なんか生活のリズムが,今一つできあがってないと いう感じがします。時差ぼけなのか,たんなる休み呆けなのか 良く分からないのですが…。

7/15(久々の日本)
飛行機は午前中に成田につき,結果,12時前に自宅に帰りつきました。 いきなり部屋が36度とかの室温でびっくりしました(^^;)。
でもとりあえずいい天気なので,窓を全開し,洗濯をして, 水不足でシオシオになっているベランダの鉢に水を やったりしてました。
そういえば,到着前に食事をしたっきりで昼食をとってないので, 一旦駅前に出て,写真を現像に出したあと, 焼き鳥を食べました(笑)。もちろんビール飲んで。 暑さに慣れるには暑いところで汗をかきながらビールを飲むのが 一番でしょう(ちょっと嘘)。
銀行や郵便局で雑用を済ませた後,写真が出来たので取りに行って, 自宅へ戻りました。天気がいいのですでに洗濯物も乾いていたんですが, 室温は40度近くありました。この部屋って昼間こんなに温度あがるんですね。
さすがになんか体がだるく,寝たいっていうような感じもあるんですが, 変な時間に寝ると癖がつくので,我慢して,夕方になったので, 今度は居酒屋にのみに行きました。自炊しようかと思ったんですが, さすがに今日は外で食べたい気分というか,和食を食べたかったので, 居酒屋に行って焼き魚,ヤッコ,刺身,日本酒等を食しました。 うーむ,体が落ち着く:-)。
あとは自宅に帰り,TV等を見てました。旅行中全然日本の話を 聞いてなかったのですが,たいして何も変わってないような…。 まぁ5日程度だと浦島状態にはならないようです。

7/14(オランダ中)
今日は朝ホテルを出て,飛行機に乗って,気が付いたら 日にちが変わってるという感じです。

7/13(オランダ中)
今日は一日アムステルダム巡り。歩き疲れた…。でも やっとまともなもの食べました。さぁ明日はパッキングだ…。

7/12(オランダ中)
今日はアムステルダムをちょっと歩き,そのあとハーグへ ジャズフェスを見に行ってきました。どろぼうにあったりして ちょっと大変でした。うー。
詳しくは書きかけの旅行記でも読んでください。後日清書しますが。

7/11(オランダ中)
とりあえず,何とかつながったので,「オランダに来てます」宣言。

7/10(危険な食べ物)
6日の日記の「小子化」は「少子化」が正解では?…との指摘を いただきました。確かにそうしないと意味があいません。
ちなみにGoogleで「少子化」と「小子化」の両方で検索 してみました。意外に沢山引っ掛かります。混同してる人は 多いのか?(^^;)。
さて,話は変わります。
何度か書いてますが,中国からの輸入食材で残留農薬等が 問題になっていて,日本から調査団が言ったら,「検査結果のデータはない,……, 日本と同じ検査をしたいので方法を教えてほしい」とか 言ったらしいです。
わたし,かなり呆れました…。検査も一種の技術ですから, 要は自分達の国で,日本の要求条件に合うようにつくれないから, 技術を教えろと言ってるようなものです。わたしは技術者なので, こういう申し出は図々しいと思ってしまうんですが, どうなんでしょうか?。
なんか調査団も対応を約束したらしいですが(まぁ条件があるんでしょうけど), 国内の農業が打撃を受けてるのに,そこまでして中国から 野菜を買う必要があるのか?…とか思ってしまいます。
ちなみに輸入ブレンド茶の原産国表示をすると売れなくなる とスーパーは嘆いているみたいですが,この言い分には, 「表示を変えることによって,(だましてでも)売りたい」っていう 意気込みが感じられて,かなり不快です。
安いから輸入品を使うのであれば,輸入品と国産品で値段の 差がつくはずですから,高くて安全なものを指向する人と, 怪しくても安いものを指向する人で分かれるからいいんじゃない?… とか思います。
どうも食糧絡みの話は,妙なものが多く,気を抜けません。 結局消費者が自分で気をつけて,危ないものは買わない…ってして, 市場を形成させないようにするしか無いのでしょうね…。 その為には,行政の方で表示等を正確にやってくれるように してもらうしかありません。

7/9(ツバル)
ハイヌミカゼ買ってみました。うーむ…。この人( 元ちとせ)は,どういうソングライターと出会うかが鍵だなぁ…。
さて,…, 先日エコの話を書いたので,ちょっとその関係の話を…。
昨日,あるMLにツバルって国に行った人が レポートを書いてました。ツバルというのは世界で四番目に 小さい(人口が少ない?or狭い?)国で上記リンクを見てもらえば わかります様に,太平洋に浮かぶ小さな島です。このページ見て 気づいたんですが,最近良くみる「.tv」のドメインは, ここのだったんですね。
レポートでは,地球温暖化で沈む話で,首相(大統領?)に インタビューしてきたって話でした。結局のところ, 既に国を捨てる方針で,少しずつ他国へ移住をはじめている そうです。まさに「亡国」ということ。
なかなかシビアな話だと思いました。誰と戦争をしてるわけでもなく, 内乱があるわけでもなく,経済的に困窮してるわけでもないのに, 国土そのものが無くなってしまうと。一応国際法廷で, 石油産業とかを訴えるつもりだそうですが,国を滅ぼしたのは, 文明国全部…という気もします。
島が沈むのも,島が生まれるのも,民族が移動していくのも, 歴史の大きな流れから見ると,「そういうもの」という気もします。 しかし,今は昔と違い,国境がしっかりあって,勝手に他国の人が 居着いて開拓する…っていう場所はほとんど無い様に思います。 難民という形ではありますが…。そういう意味で言うと, 国土を失うっていうことが,民族を失うことになるのだろうか?…, とか思ったりもします。まぁ華僑とかをみると,そういうのばかりじゃ ないのだな…とかとも思いますが…。
ちなみにツバルの話は今朝のラジオでも出てました。なんか しばらく話題になるのかもしれません。

7/8(遠足欝?)
週末は結構遊んだので疲れが溜まるのはよろしくない…って ことで,早めに寝ました。といっても10時は過ぎていたと 思いますが。
そしたら,今朝は4時に目が醒めて,それから何度か寝ましたが, すぐ起きるので結局6時前に起床…。とか書くと年寄のようですが(^^;), 暑くて窓開けて寝たので,一つは外が明るくなって 目が醒めたのでした。今朝はずいぶん晴てました。 それと,昨日から今度の旅行のために6時には新宿に行かなくちゃ ならず,その為にはどう考えても5時半には自宅を出なくては いけないので,「起きれるか?」とちょっと緊張している 様です。どう考えても最近の寝起きの良さからして, 起きれるはずですが(^^;)。
遊びに行く計画を立てるというのは,楽しいはずですが, 今回ははじめてのことがいろいろあってちょっと緊張してる 様です。国内旅行ではこういうことはないんですけどね:-)。
ちなみに今日週間天気を調べたら,日本はわたしがいない間, 週末天気は崩れますが,そんなには降らない感じ。 一方ドイツとかパリとかの天気を見るとずっと雨です(T_T)。 ヨーロッパってどれくらい降るんでしょう?。
ところで,いきなり話を変えますが,わざわざ単品で書くには 下世話な話なので(^^;),ここでちょこっと。先日小子化の話を 書きましたが,TVの特集では「停電が起きたら」とちょっと 冗談も出てました。その番組とは関係ありませんが,先日 アメリカで去年の9.11テロ以来出生率が上がっている(確か2割ほど) って話を聞きました。先行きの不安感によって,今のうちに 子供を作っておこうという事らしいです。
アメリカっていうとなんかの調査でみたんですが,夫婦は 三日に一回セックスしてるそうです(平均)。ってことは子供を作ろうって いうのはセックスをしたっていうより,避妊をやめたって 事なんですかねぇ?(^^;)。だいたい三日に一回セックスしていて そんなに生まれないって,偉いなぁ…とか思ってしまったりも するんですが…って別に自分が避妊が苦手っていう話でも ないんですけどね(^^;)。

7/7(カテゴリー)
今日は七夕でした。晴て良かったですね:-)。
さて,人とは限りませんが,あるものに対して評価するというか, カテゴライズするということは,境界を定義するのではなく, 代表値(典型)を定義する…って場合が結構多いのではないでしょうか?。 いや厳密に言うと,定義というのはそうなる条件を示す…つまり 境界を示すということなのですが,実際に我々が印象として つかうカテゴリーは典型の方を使ってることが多い気がします。
例えば,「あの人は慌て者だ」という印象がありカテゴライズしたとき, 「慌て者の条件を満たしている」からそうカテゴライズしたのではなく, その人が「想像されるところの慌て者に似ている」からそう思うのでは ないでしょうか?。
ですから,良く「異常者」という言葉をマスコミなり,人の話で 聞いた場合,わたしはつい「じゃぁ異常ってどういう条件を満たすと そういうのよ?」と境界を意識してしまいますが,実際は, 見るからに異常者ぽい人は条件を照らし合わせるまでもなく, そうカテゴライズされてしまいます。
さて,先日 心神喪失者法案反対っていう話があって, その中に「精神障害者は危険」という認識がおかしい…ってことが 書いてるんですが,たしかにそうで, 良くわかるんですが,実際はその中に危険な人がいて, それが典型とされたら,結局同一視されちゃうってことなのでは ないでしょうか?。
例えば今まで良かったものが規制されて禁止になる場合, 何かしら問題がその前に起きていて,禁止になる場合が 多いです。しかしそういう場合問題は一部の人で 起きていたりもします。しかし一部の人が事故を起こした からなのに,まるでそういうものが全て危険のように 扱われてしまって規制されてしまう。
そういう意味で言うと,そういうものなのか…と思ったりもします。 カテゴリーというのは境界がしっかりある集合というより, 周辺がぼやけた集合なのだなぁ…と思ったわけです。

7/6(小子化)
最近知り合いと小子化って本当に問題?…って話をしていたら, 今日のTVでたまたま日本の小子化の話をしてました。 つまるところ,このままで行くと,あと500年くらいで日本人が 絶滅するって話でした。
まぁ増加率,減衰率で単純に考えるのは無理があるかとは おもいますけど,実際いまは人口が減りはじめてるのは 事実です。
実は,わたしは,先進国の小子化というのは,「よくできる」と 思っていて,ある意味「神の見えざる手」の様にすら思ってしまいます。
っていうのは,仮に先進国で人口増加し,発展途上国で小子化が 進んだらどうなるのでしょう?。極論をいうと先進国だけに なってしまう。しかし実際先進国が衰退して,途上国が発展するので あれば,ある意味循環の様に国間の世代の交代になるのでしょう。
そういう意味で言うと,わたしは先進国の小子化というのは 必然のように思えてしまいます。実際先進国の一人あたりが消費する エネルギーは途上国が消費するエネルギーの何倍もつかってるのですから, そういう人ばっかりが増えたらたまりません。
とはいえ,TVで言っていたのは,日本の場合,団塊の世代が やたら多いということで,人口ピラミッドがちょっといびつで あるので,例えば,先に小子化が始まったヨーロッパとかとは 事情が異なるとのこと…。ヨーロッパはすでに今の日本が 経験してる小子化を経験していて,そのあとに低成長時代に はいって,それなりに安定しているらしいので(その辺が ヨーロッパに一度行ってみたい理由だったりするのだけど), そのまま将来の日本の当てはまらないのかも知れません。
もっとも,いままでの日本の右肩上がりの考え方…っていうのは どっちしても,もう限界でしょう。今の年金制度は人口が増えることを 前提に作ってるので,当然今は崩壊してます。老人福祉制度とか 労働力の使い方等も含めて,もし日本という国がずっと続けて 行きたいのであれば,もう一度, モデルから組み替える必要があるのでしょう。
まぁ,わたしは子供とかいないので,日本民族がいなくなる選択肢も ありかな?…とか思ったりもしますが(^^;)。不謹慎と思う人も いるでしょうが(軽い気持ちで書いてます_o_)。

7/5(エコ)
最近,日本ではいろんなレベルでエコロジーが語られています。 ごみの再利用みたいな話もありますし,二酸化炭素の問題, ヒートアイラインド現象に関連した都市の緑化,水不足, 森林破壊や道路開発,ダム開発,節電などなど…。
こういうのをエコロジーでくくるのも無理があるか?…とは 思うのですが(^^;),実際おそらく人によって,何を意識 しているか?…っていうのは異なるでしょう。例えば, 人によっては,マイ箸を使う人がいたり,合成洗剤を 使わないとか,マメに電気を消すとか…。やってるモチベーションも たぶんいろいろあって,自分が不便でもそういう事をしようと いう意識の人もいれば,出来る範囲でどうせなら…っていう 人もいたり,単に電気代が安くなるから…というくらいの 意識の人もいるのでしょう。わたしは,それぞれの人が 出来ることからやっていけばいいと思ってるので,それで いいと思ってます。
先日アメリカにいる知り合いが,アメリカ人は環境保護には 関心が省エネには関心が低いって書いてるのをみて, なるほど,こういうのって,結構ごっちゃにしないように 考えてみた方がいいのだな…と思ってしまいました。
環境保護に関心が高いといいますが,以前わたしがアメリカで みたのはプラスチック等の大量の使い捨て(食器とか)で, 良く日本の割りばしを批判できるな…と当時思いました。
しかし,良く考えてみると,プラスチックの大量消費は, 大量のごみを作りますが,別に森林は破壊しません。もっとも 割りばし=森林破壊…っていうのも幾分誤解があるようですが…。
要はアメリカみたいに使えない土地(さばくとか)がある場所では, ごみを埋めるために森林を破壊したりしないので,プラスチックの 消費は気にならないし,土地が広いので,そんなに石油を燃やしても, ダメージが気にならない。だけど,直接の森林破壊とかには 関心が高いという事になるのでしょうか?。
ということは,おそらく日本人があまり気にしてないエコロジーの 方向性っていうのもあるんだろうなぁ…とか思ったりします。
とはいえ,ゴミ問題がイコール環境問題になってしまうっていう日本は, ある意味,すべての土地が有用という恵まれた環境であり, なおかつ人口密度が高いので,何かをするとすぐストレスがたまる, またエネルギーが自給出来ないので,結局コストに結び付きやすい って事なんだと思います。

7/4(治安)
良く日本は治安がいい…といいます。まぁ最近ちょっと 陰りが見えますが(^^;)。
日本が治安がいい…って聞くと,では外国はさぞかし治安が 悪かろう…とか思ったりします。でもどうなんでしょう?。 例えば,わたしが行こうとしているアムステルダムとかは, Webをみると治安がいい…という記述と,治安が悪いという 記述の両方がみられて,実際どうなのかが,良くわかりません。
まぁ良くみると,スリとか窃盗とかが多い…というのは書いてますが, まぁ,それくらいだと,気をつけていたら何とかなる気もします。 鉄砲を持っていきなり強盗とかされるなら,危ない…って気もしますが。
話が変わりますが,先日荻窪の駅に行ったら,カートを置いて, 4,5m歩いて切符を買いに行く,おばさんをみて,「この人, 海外とかいけないな」とか思っていたのですが,今日,成田に行った 友人に言わせると,海外の人も荷物置いたまま,場所離れたり, してるらしいです。これで盗まれるのが治安が悪いって事なら, わたし的には盗まれる方も悪い…って気もするのですが…。
ちなみに,わたしは日本では,どや街を歩くのが好きで,サンヤとか, 寿町とか,大阪の動物園前とか,あの辺をうろついたりしてますが, あの辺も,人によっては治安が悪いって言うんだろうなぁ…。 夜の六本木や歌舞伎町も,悪いって言う人にはそうだろうし, 九州の夜の繁華街とかは,歌舞伎町より客引が強引です(^^;)。
というわけで,結局のところ,行ってみないとわからないなぁ… って思ったりします。まぁ紛争とかが起きてるところなら, 危険って思うんでしょうけど。
とりあえず,気は引き締めて行こうと思ってますが,夜中に 出歩くのがやった方がいいか…っていうのは,行って判断するんだろうなぁ。 でもせっかく行くのだから…っていうのもありますが…。

7/3(努力が実るには)
今日,会社から帰ってきたら,ステレオのアンプが死んでました。 ショック…。先日からバランスが悪いなぁ…って思っては いたのですが,寿命だったのでしょうか?。 とりあえず,アンプはもう一台持ってるので,音は出るんですが, ちょっと細い…。
話は変わりますが,昨日のプロジェクトXはディジカメを作った人の 話でした。
開発時期はバブルの頃でした。ところで,なんかTVとかでバブル時代の 事を振り替えるとき,「浮かれていた」とか言うような感じで, 語られるんですが…,まぁそれはいいとして,浮かれていたから, 崩壊した…って言うような雰囲気も感じるんですが,そうなんでしょうか?。 ってことは,最近アメリカの株価が下がっていますが,弾けたら, アメリカは浮かれていた…って語られるのかしら?…。
で,本題に戻ります。
今日のディジカメの話もお得意の,「会社から見放された人達が, コッソリつくって成功した」って話でした。いやぁ,良くこういう 話が落ちてますねぇ。会社から見放されても,大丈夫って事か?, 頑張ろうっと(笑)。いや,冗談ですが。
こういう話を聞くと,技術者のわたしは具体的に当時,彼らが何を 手にでき,どういう作業をしたか?…ということです。例えば, ディジカメをコッソリ作ったとして,ではディジタルCCDとかは, 当時部品としてすでに存在していたのだろうか?…という事です。 たぶん,ビデオカメラとかの関係ですでに部品レベルではあったのでしょう。 大きさを考えなければ液晶もあったわけでしょう。
そういう意味ではディジカメは当時なかったけど,それを組み立てるための 部品はあったという事です。つまりその辺にあるものを組み合わせて 新しいものを作ったという事です。
これは別に,簡単なことをやったと言っているのではありません。 既存のものを組み合わせて新しいものを作るというのは立派な発明です。 ただし,世の中で新しいものを作ろうとしたら,何かしら新しい機能を 持った部品が必要なものもあって,そういう発明は,こういう風に 作るのは難しいのではないでしょうか?。例えば以前フェアレディZの 話もありましたが,あれもエンジンはクラウンの流用でした。でも, いま,大型車のエンジンを流用したスポーツカーが通用するでしょうか?。
こういう有り合わせで組合わせで出来る工夫がなくなったら,あとは 根本的な理論の発見や新しいデバイスの開発をしなければいけません。 しかしそういうのは,おそらく会社を干されて裏方でやるのは 非常に難しい気がします。逆をいうと,会社に期待されて, たくさんの人とお金を使って,出来ました…っていうのはこの番組の ネタとしてはふさわしくないのでしょうか?:-p。 でも,金と人をふんだんに使っても出来ないことが最近は多く, それはそれで,結構大変なことなんですけどねぇ…。
ところで,8mmビデオが売れて,ディジカメが売れないっていうのは, 技術以前に市場の状況の結果って事で,これって難しいですね。 PCがないと結局ディジカメって生きなかったわけでしょう。
そういう意味じゃ,今の時代に自分がするべき事っていうのを 判断するのは,ほんと,難しいなぁって思いました。

7/2(旅の準備)
いろいろ事情があって今月からしばらく休みが多いのですが, 今日はちょっと突発的に休みになりました。
というわけで,貴重な平日の休みですので,とりあえず, オランダ観光局へ。ここは平日の午前中 しか開いてません…。っていうか,この辺は,オランダ旅行記に 書いた方がいいんだっけ?(^^;)。どうでもいいけど,オランダ人が いるかと期待していったら,日本人でした(笑)。
今日はCDを買ったり,本を買ったりとか…。基本的には 旅行に持っていくものを探すモードになっていて, 本も文庫本を主に,CDも旅先でリラックス出来そうなのを 探しておりました。CDは先週末も買っていて,ちょっと ラッシュですが,比較的でヒット率高かったです(ほとんどジャズじゃ ないけど)。
さて…,今日もワールドネタ(笑)。 カーン株急上昇の様ですが, 優勝したブラジル勢より敗者のカーンが好まれるっていうのは, 日本人の傾向なんですかねぇ…。でもカーンって女性より 男性好みか?…って思ったんですが,そういうことはないんでしょうか?。 逆をいうと,ベッカムとかは女性受けしてるのは何となくわかったんですが, わたしとしてはあまり共感できませんでした(^^;)。
これ性別というより,社会性の関係もあるようにおもいますが…。
誤解ないように言うと,わたしはカーン好きですが…,ちょっと 突っ込むと…,怖い顔の男性って,落ち込んでいても「厳しい顔」って 言われるから,ちょっと得かな?っておもってしまいました(^^;)。

7/1(世界戦の報道)
どうも昨日の日記は意味不明だなぁ…。すみません。 よった勢いで書いたので(^^;)。
さて,今更わたしが書かなくても,いろんなところで 書かれてるので,別にいいんですが,今回のワールドカップ(WC)の 報道の話です。
応援のやり方とか,審判の疑惑とか…,そういう話が話題になってますが, 話題になってるのは,報道が扱っているからです。いや, 審判の話とかはあまり報道は扱ってませんが,それでもちらりと 出てきます。そのちらりが元で,Webやあちこちで話題になってるので, やはり話題の種は報道ということでしょう。
今回のWCに絡んだ報道に関して,非常に意図的な部分というのは 頻繁に感じました。ちょっと前の日記に「買収が禁句」って 書きましたが,そういう露骨な問題じゃなく,むしろファンの 様子の報道の方です。
例えば,日本と韓国がお互いに応援しているという報道が 結構取り上げられ美談のような扱いでしたが,一方で 韓国では日本がゴールを入れるとブーイングが出た…と Webで書いてる人もいます。これは嘘なんでしょうか?。
今更の話で申し訳ないんですが,実はTVを観ていて, すごく違和感を覚えたのが,3位決定戦が始まるちょっと前に TVで韓国とトルコを合わせて応援する(どっちも頑張れ…って 感じで)韓国人をかなり映したからです。その前に対ドイツ戦で, 日本人がドイツを応援しただけで,批判報道をするような 韓国人が果たして,既に決勝は逃したといえ,3位を争う敵国に エールなんて送れるんでしょうか?…っていうか送れるなら, 日本人を批判するなよ…って気がするんですが…。
穿った見方をすると,これは,その前に韓国の応援のマナーの 悪さや,日本が韓国以外を応援したことを批判し,それを 「それってやりすぎ」っていう空気が日本で広がりはじめたため, それを緩和するために「韓国だって両国を称えてます」って いうファンを意図的に強調したのかも知れません。
確かに試合を観ていてもドイツ戦の時に比べて,トルコ戦の方が, あまり戦々恐々としておらず,韓国も「ベスト4で満足」という 感じがあった気がしますが,どうしてそうなったのか?…というのは わたし的には妙に引っ掛かります…。
まぁ会場の雰囲気はある程度事実でしょうが,そのほかの, 例えば両国を応援するファンがいる…とか,日韓をお互いに 応援する…とかいうのは,一部なのか全体なのか?…というのは わからず,この辺はマスコミが,何を強調したくて取り上げているか?… というのが反映されている様に思いました。今回のWCの様子を 取り上げている欧州各国の報道の話も(これもまた日本の報道を 経由しないとわからないのが,辛いのですが)それなりに,意図を 感じるものであるような気がします。どうも日本とは違う観点を 強調しているというか…。
と…,WCの報道のことを書いてきましたが,結局これらの報道の 意図から連想したのは,これは世界戦(国同士の戦い)の報道の仕方であり, つまるところ戦争を報道するときも,こういう風にされていくのだな… という感じがしたのです。もっとも実際戦争は,毎日戦う相手が 変わったりはしませんが(^^;),要は,民衆の反応や海外の反応に 合わせて,報道内容を変えたり,「水をさす」ようなことを控えたりとか, そういうことは割と簡単に起るのを,よく示してくれた,今回の 世界戦報道だった気がします。
情報を得るのってとても難しいって感じます。


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