2003年2月の日記&雑感


だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。 あしからず。


2/28(いろいろと)
ちょっとここ最近のネタを棚卸ししておきます(^^;)。
新幹線の居眠り事故…。大騒ぎになってますが,奇しくも 運転手が居眠りしても事故は起きない…ってことの証明に なったような気もします。だからと言ってたいした話じゃない… って言うつもりもないですが…。
つぎ…。
某氏の日記から引用させて頂きます(_o_)。
小泉氏,経済には興味なしってことですか。 結局馬鹿殿的ではありますなぁ:-p…。
それがいい部分もあるんでしょうが…。
お金にガツガツしてない人って,見てる分にはいいんですけどね。 でも,さすがに国家の宰相だとまずい…ってことなんでしょうね。 しかし,ここでも結局金にガツガツしないためには, 金持ちになるしかないのか?…と思ってしまいました(^^;)。
あと,最近マンガ雑誌を読んでいると,過去のリメイクとか, 同じ設定のマンガを別の雑誌で描きはじめる…っていうのが 目立ちます。まぁ今描いてみるとまた違った描き方が出来るって いう試みはいいのでしょうが…。ちょっと目につきすぎですねぇ…。 ネタ切れですか?…って素直に思ったりもしますが:-p。

2/27(売れてる音楽の話)
毎日新聞に椎名林檎の話が載っていたので, 読んだ。もちろん今度のアルバムの話です。先日,「このアルバムが ヒットするようじゃ日本の音楽界はすごい」なんて書いてしまいましたが, そのうえで椎名林檎の話を読むと本人も同年代の人たちに 「なぜ私たちの歌を聴くのか」「歌は本当に届いているのか」を 気にしているとのこと…。
時代を語るのは年寄りの専売特許かと思いきや,この世代でも そういうのか…,とおもしろく思いました。って意味でいうと やっぱりわざとマニアックにつくったようなところもあるんでしょうね, このアルバムは。
しかし,自分の音楽が理解されているのか?…,それとも 単なる商品なのか?…っていうので悩むのは,売れている人たちの 特権の様な気もします:-p。自己表現というのは,どういう形であれ, まず相手に受け入れられてから,その内容が問題になるわけですから。
ついでに,もう一つ,その記事の下にグラミーの話が 出ていたので…。
そうそう,ノラ・ジョーンズなんですよねぇ…,びっくりしました。 ジャズですよね。確かに売れてるのはわかってましたけど, グラミー取れるほど売れているとは思ってませんでした。サンタナの 時もアメリカでの熱と日本での熱が違っていて,あんなに 受賞したのが意外でしたし,日本ではグラミーとったあとの方が 盛り上がりましたが,ノラ・ジョーンズもこれから日本で 盛り上がるのでしょうか?。
とはいえ,日本においてもジャズシンガーが流行っている現象は あります。日本でジャズソングが流行っているのは日本独自の 動きかと思っていたんですが,違ってたんですかね?…。
さて,こうやって流行っている間はいいけど,そのあとどうなるのかなぁ?… って方が,私の方は気になります。たとえばインストの方まで リスナーが広がるのかなど。邦楽に限っていえば, バンドサウンドとポップサウンドがローテーション的に 流行するようですが,そのローテーションの中にこういう ジャズみたいのも入ったりしないのかなぁ…とか。どうなるんでしょうね。 まぁ,でもジャズというよりインストの音楽が流行する方が ハードルは高いでしょうねぇ…。

2/26(ゆでがえる)
昨日は遠くの職場,今日は近くの職場,といったりきたりです。 昨日は,すこし通勤になれたか?…と思ったんですが, 今日は近くにも関わらず,どっと疲れが出ました。 っていうか,寝るのが遅くなっちゃったんだよなぁ…。
でも,確かに微妙に慣れつつはあるかな?…とは思ってます。 どこまで慣れてどこまで楽になるかは謎ですが…。
いずれにせよ, 今やってる仕事…,向いてないなぁ…とは思います。 出世して給料も増えてるんだから,嫌な仕事もやんないと いけないというのはわかりますが…。
今…は(^^;)嫌だけど,去年か一昨年くらいの立場で, 給料もそれくらいでいいから,ずっとそのまま働くって いうのは出来ないんでしょうねぇ…。「こんなもんでいいんだけど…」 とか思うんですが…。
でも,たぶんそういう上昇指向がなくなると,「使えない…」って なるのでしょう。そういう意味じゃ,今の立場というのは, 今働いている事を評価されているのではなく,「こいつは 将来マネージャにできるかも?」ってことで評価されているのだと 思います。ですから,もしマネージャになりたくないのなら,本当は 給料が上がったりして喜んでいたらダメなんですよね。ずっと ダメ社員を演じていないと…。まぁ望むところはマネージャより エキスパートなんだけどなぁ…。周りから「扱いにくい奴」って うまく思われている人もいるし。
今日,webをみていたら,ゆでがえるという言葉を初めて知りましたが, 安穏と働くというのは,ダメなことらしいです…。ふぅ…。
まぁ,ビジネスを語る人は,いけいけどんどんで,常に攻めの 姿勢を示しますし,たぶんそういう人たちはそういうのが 楽しいんだろうなぁ…とか思ったりしますが,世の中を すべてそういう仕組みで回そうとかしないで欲しいなぁ…とか 思ったりします。そういう風だから,武力衝突が起きたり するんですよ…。
などと,えらく個人的な話を書いてしまいました。愚痴って いえば愚痴ですが,会社とかの一般論といえばそうな 気もします。
ちょっとだけ,楽になったのは,先週のきつさは,少し 憑き物がついていたのだと,気づきました。憑き物は 落ちないと,憑いていることにさえ,なかなか気づきません(^^;)。

2/25(値下がりしないもの)
現在がインフレなのかデフレなのか,専門的なことは わかりませんが,とりあえず,ほとんどの業界で給料が 上がらない…という状態になりつつあります。もっとも 牛丼やハンバーグ等の価格が下がりはじめたのは数年前で, そのころは定期昇給もあったので,販売価格と労働者の給料と いうのは,変化の位相が微妙にずれている気もします。
実際物価の低下は何となく一段落した感じもします。 いまも価格が下がり続けているものって,なにがありましたっけ?…。 陳腐化するものは除きますが(^^;)。
さて,ちょっといったん話を変えます。いま,わたしは片道2時間半 位かけて通勤してます。比較的都会に住んでいるせいで, ラッシュの逆方向の区間が長く,半分くらいは座って通ってます。 今朝はなんか混んでましたが…。
なので,お金を出してまで座って…っていう思いには まだ刈られてませんが,実際に新宿とかで乗り換えていると, ○○ライナーとかいう電車が満員なのをみてびっくりします。 この手の,指定通勤電車は,現在都内には私鉄も含めて たくさんあります。朝はあまりなく大抵夜です。ってことは, 乗る人はいつも決まった時間…というわけではなく仕事が終わってから, 指定をとって帰るってわけです。
指定をとるためには指定料金を払いますが,その価格は各社で 違います。JRとかは特急料金というよりは,快速に指定料金を 若干プラスしているのだと思います(確信なし)。
つまり,ちょっとだけ通常より高いとなります。思うんですが, この指定の料金を会社の通勤費で払ってもらっている人ってほとんど いないのではないでしょうか?…。というのは,上記のように 決まった時間に乗るわけではないので,毎日乗れるわけでは ないからです。
ってことは,乗ってる人達は,自腹で乗ってるわけです。会社から 支給される交通費より出費しても座って帰りたい…,そういう人を この列車はターゲットにしているわけでしょう。
さて,ようやく話を戻します。デフレで物価が下がった中で, 下がってないものがあります。それは飛行機以外の交通費です。 特に電車は下がってません。つまりは相対的に値上げしてる ことになります。ただし一見値上げもしてませんが,上記の様な 指定便を増やしたり,新幹線ものぞみを増やしたりして,実質は 値上げしている路線もあります。
ちょっとずるいなぁ…と思います。なぜなら,この不景気,社用族にはおそらく 最低の運賃しか手当てが出ず,指定便の差額は自腹になるからです。 もちろん,指定便でいい目をみるのは,乗ってる人ですが, 新幹線とかは,ひかりに乗ることの方が大変になってきてます。 在来線の指定列車も増えてるような気がします。
値段をあげても需要があるから,値上げしてもいい…って いう考え方はわかります。ただ中近距離の鉄道って,実質 競争がないわけで,極めて公共性が高いんですよね。 それと,過去に関所が産業の促進をじゃましていた,ということを 考えると,交通費の高騰が産業全体に対して,本当に いいことなのかはわかりません。まぁ地元の自立って意味じゃ いいんでしょうが,ここに書いた話は,基本的に都市部の話なので…。 地元興し…って話でもないような。

2/24(二枚舌)
今日は雪がぱらつきました。つくづく暖冬じゃなかったなぁ…。
さて‥。アメリカのイラク攻撃に対する日本の態度…というのは マスコミもかなり迷いを感じているようで,TVのコメンテイタの 話も,街角のインタビューもかなり条件付きの回答をしている みたいです。
つまり戦争は嫌い,他国を攻めるのはどういう理由でも嫌…という, 戦後アメリカに強力に植え付けられた価値観はいまだに有効です。 しかし,一方でアメリカに逆らうと大変なことになる…とか, 北朝鮮の問題があり,やはりアメリカと仲たがいしたくない…という ことも,日本の国民も強い意識があるようです。
それゆえに,世界中で起きている,イラク攻撃反対のデモに対しては, あまりけしからんという人は少ないのですが,一方で,アメリカの イラク攻撃に対する国連決議に全面的に反対できないという, 微妙な計算意識をもっているというのが,正直なところではないでしょうか?。
しかし,この一方ではデモに賛同し,一方ではアメリカ追従も しょうがないか?…というのは,二枚舌ではあるんですが, 全く無駄でもないのかも知れません。というのは,やはり 声を大にして戦争反対を言えなくても,やはりデモを 広げるという意味はあるからです。そして,一方では日本で 反戦デモをしても,実は日本政府には効果がない気がします。 しかし,この動きがアメリカの人を刺激して,最終的に アメリカ国内のデモの規模を増やす効果があるのであれば, 効果があるのです。現在のアメリカは,周りが反対しても, 単独で攻撃出来るかも知れません。いま世界にアメリカと 武力的に対峙して,渡り合える国があるのでしょうか?…。 もしないとしたら,アメリカを変えるのはアメリカの中の 意見であり,アメリカ外の人がそこに働き掛けられるのは, 市民レベルの動きでしょう。
そういう意味で,日本や諸外国でデモが起きているのは, アメリカ政府には意味がないのかも知れません。しかし, その動きがアメリカの人々を刺激するのであれば,意味は ある気がします。そういう意味で,自分の身を投じて デモンストレーションに参加できなくても,やはり期待するという ことは大事なのだと思います。

2/23(林檎)
近所にある スーパー銭湯に行ってきました。ここ,はじめて行きました。 日曜の午後ということで,混んでましたが,かなりリフレッシュ できました。おかげで一人言に思わず書いてしまいました(^^;)。 なんか変なリフレッシュ方法をやったんではないか?…と お思いの方,ご心配なく(笑)。
本当はマッサージとかもやりたかったんですが,2時間待ちだったので, 止めました。今度行くときは,もうちょっと時間を見計らって 行きます:-)。
さて,金曜日は椎名林檎の新譜の発売日…ってことで 買いました。聴いてみて…,このCD売れるんですかね?…というか シングルカットでもいいんですが,ヒット曲出るんでしょうか?。
いや,別に出来が悪い…と言うわけではありません。むしろイイ。 でもそのイイは林檎ファンにとってのイイで,林檎ファンじゃない人には ちとどぎつくないか?…,とか思ってしまいました。ポップな曲が なくて結構ヘビィな曲と内省的な曲が多いです。詩はちゃんと 読んでないのですが,パット聴いた感じだと良くわかりません(^^;)。
等と書いて,なんか批判している様に思うかも知れませんが, 実は期待しているのです。こういうアルバムがヒットするとしたら, 日本の音楽界もすごいなと:-)。というわけで,今後の売れ行きに 期待します。
それとも,単にわたしが歳取ってそう思うだけで,若い人には これくらい全然大丈夫なのかな?(^^;)。

2/22(ニュースが一杯)
先週より今週の方が早く帰ったりしてたんですが, 今週の方がなんか疲れました。要は疲れが蓄積してるって ことなんだよなぁ…。というわけで,今朝はなかなかエンジンが かからずボーッとしてました。眠いわけでもないので,寝て疲れを 取るって感じでもなく,ちょっと困りました。うーん。
で,週末というと結構午前中はTVのニュース番組を みたりします。平日にニュースをみれないので。
で,今週はニュースがたくさんですね。結構いずれの番組も 時間を割いて特集的に扱ってますが,番組によって扱ってる ものが違っていて,それぞれおもしろかったです。
日本経済の話,イラク問題の話,北朝鮮問題の話,韓国の 地下鉄火災の話など…。いずれも明るくないニュースです。 まぁスポーツのニュースとかもあって,そっちは特に 暗くはないけど…。
というわけで,それぞれ突っ込むのも面倒なので(^^;), 特に書きませんが,なんか世の中も大変だなぁ…とか 思いました。

2/21(音楽を楽しみたい)
今日は二つの職場を行ったり来たり…で,疲れたなぁ…。 距離だけの問題じゃないのですけど。
さて,最近あまり平日自宅にいないので,音楽を聴く時間が減ってます。 まぁ前の職場では仕事中にコッソリ(笑)とヘッドホンで聴いたり してましたが,今の職場はちょっとそういうことをする雰囲気では ありません。っていうのもありますが,最近ヘッドホンで 音楽を聴くのが辛くなってきました。
明らかに疲れるんですよねぇ…。耳が痛くなったりと。まぁ ヘッドホンの場合低域が強調され鼓膜が直接駆動されるような 感じになるので,疲れるのかも知れませんが…。
通勤中に聴かないのはそういう理由だったりします。もう一つ CDプレーヤがかさばるから…っていうのもあります。iPodとか 買おうかなぁ…とかちょっと考えたりもしましたが,やっぱり 圧縮音楽に対するちょっとした不信感もあるし,まぁそれ以前に 上記のヘッドホンへの不信感(?)もあります。
でも,自宅でCDを聴くと,物凄く気持ちいいんですよねぇ…。 こうも違うか?…,とか思います。そんなにいいオーディオを 使ってるつもりはないのですが,やっぱりスピーカから 出てくる音は気持ちイイです。セロトニン出てる気がします(笑)。
明日は休日だから,久しぶりにそうしよう:-)。

2/20(医療研究費)
最近医療マンガが流行ってます。最近の医療マンガは 昔のブラックジャックみたいな話ではなく,むしろ現在の医療現場の 構造的な問題を扱ってるものが多いです。最近連載の 医療マンガの中で今日発売の雑誌に連載されているマンガも あるんですが,その雑誌では医大の入学金が高い…って 話が,マンガの本筋とは関係なく,読者の投稿でありました。
話がそれますが,わたしはそのマンガは,あまり好きではありません。 主人公があまりにもダメダメでそういう人が医者をやってるのを 認めたくないので:-p。
さて,医療費が高いとか,医大の授業料が高い…っていわれますが, そうなんでしょうか?。確かに他の学部に比べれば高いです。 しかし,それは逆にいうと,それだけ医学部っていうか,医療研究と いうのはマジなのだな…とも思うわけです。
わたしは研究者ですが医療には関わってません。全然別の研究者です。 しかし研究というのはそもそもお金がかかるものです。しかし たしかにわたしからみても医療というのは研究費がかかるというか, むしろその研究費がもろ末端の患者にまで伝わる分野なのだな…と 思うのです。
例えばIT業界で研究をしていれば,数千万円や数億円という研究規模が 必要な場合もあります。しかし,それは通常は企業が負担し, その開発費に見合うマーケットがあるか?というのは企業が判断します。 つまり1億かかったとしても,それを買う人が10万人いたら一人当たり 千円とればもとがとれるわけで,そうい需要のバランスは企業がみて その開発を行うかを判断するわけです。
ところが,医療の場合は違います。例えば,ある病気にかかる, それを治療するための技術開発に10億かかる,しかしその患者は とりあえず,100人しかいない…というと一人当たり一千万必要になります。 その医療費を払えるのでしょうか?…。という話なのかな?と 思います。
つまり通常の技術というのは需要と供給で開発の必要性が問われます。 しかし,医療の場合は患者やその家族にとっては,マーケット,つまり 自分以外にどれくらい患者がいるのかは関係ないわけです。
そういうわけで,医学部が,他の分野に比べて研究費がかかるのは ある意味仕方ないわけです。まぁわたしみたいに「病死は自然の摂理だ」 とかいってる人は別にすると:-p。
まぁわたしみたいに,企業人相手に夢を見せてお金を騙し取ってるような 人間からみると,医療現場の研究というのは,極めて真剣なのだなぁ…と 思います。ある意味,技術の精度の需要も高くて,高いのも 仕方がないかな?…とも思います。というかその研究費が,もろ 一般の人までみるのは,それだけ真剣で実際世の役にたってる 分野なんだなぁ…と思いました。

2/19(無血革命)
仕事の方はいろいろと火をふいてます(T_T)。
そんなわけで,ちゃんとニュースをみてるわけじゃないんですが, 韓国の地下鉄事故。事故じゃないようで…。でもこれが起きたとき 「テロの疑いは?…」っていう報道はあったんでしょうか?。アメリカは 一昨年以来,なにか事故が起ると「テロか?」とか言われる みたいですが…。
それから…。イラク問題で日本が米英の新決議支持とのこと…。 はぁ…やっぱり逆らえないってところなんですかね?…。 わかっていたといえがっかり。独自路線ってむりなんだなぁ…,って まぁこのまま世界大戦になるのであれば(ならないと思うけど), 今度こそ組む相手を間違えないように…。
さて…,イラク問題をいうと,結局のところアメリカはイラクが フセイン政権じゃなければ,一応納得するんでしょう。アフガンみたいに 政権交代が行われれば,とりあえずは治まる気がします。 とはいえ,アフガンみたいに多国籍軍が散々やったあと…っていうのは その後,外国軍が駐留して…って感じになる気がします。 フセインがイラク人にとって駄目なのかはわかりませんが,仮に 駄目だとして,だとすれば,どうなるのが本当は理想的なのでしょうか?。 世界中でしょっちゅう政権交代というのは行われている様ですが, 大きな政権交代で海外から介入をあまり受けず,すんなりいった例と いうと,日本の幕末…,そしてソ連の崩壊があると思います。 この二つがうまくいったのは,やはり国内の力で政権交代が起ったこと でしょう。旧政権の最後のトップが,みずから権力を穏便に 権力を降りたから…ともいえるかも知れません。現在の中国の場合, 戦争のごたごたに合わせて共産党が政権をとったのですが, その前の国民党がやはり海外に攻撃される…という形とは ちがって,政権を渡した(奪われた)から,その後欧米に 介入されずに済んでるのでしょう。
一方その時の日本はというと,結局敗戦という形でしか体制を 変えることが出来ませんでした。その後は日本にアメリカの 軍隊が駐留するという形になってますし,独自路線を歩めないような 形になってます。明治維新と比べると,非常に駄目な政権交代だった わけです。まぁ明治維新はそのあと軍国主義に進んでいるので, 本当にそれが良かったのか?…っていわれると難しいんですが…。
というわけで,今の政権が問題視されているイラク…,そして日本には 身近な問題の北朝鮮,中から崩壊するのがいいのか,外国から 攻められて崩壊するのがいいのか…,明確な気もします…。もっとも イラクは石油絡みがあるので,内部からの崩壊など,諸外国が 待ってくれないのでしょうけど:-p。

2/18(選択)
イラクを攻撃するのかどうか?…と小泉氏が問われてますが, そもそも日本に選択肢があるのか?…ってことの方が疑問です。 実は日本はいまだにアメリカの属国であり,アメリカに逆らうことなど 余地がない…ってことが国民にばれるのを恐れているのか?…とか 思ったりします。
まぁそれは言い過ぎにしても,実際アメリカとたもとを分かつ…って いうのは,現状は無理でしょうね。安保もあるし,他に身方に なってくれる国があるわけでもない。一時的な利害にしても ドイツとフランスとロシアが合わせてアメリカに異議を称えているのを みると,日本にそういうことができるか?…,するだけのカードが あるのか?…とか思ってしまいます。
ずっとアメリカにベッタリでアメリカと交渉するだけのものを 構築してこなかったから悪い…って話になるのかもしれませんが, 実は田中角栄が失脚したのは,中国に近づこうとしたから,アメリカに つぶされた…って話もあり,そう思っている日本の政治家は みんなビビってる…て聞いたことがあります。
いずれにしても,ヨーロッパでそういうことが起きているのに くらべ,アジアの大国(?)はみんなバラバラで,いつになったら 利害を合わせることができるのか?…というのは疑問だし, そういう世界の運命を握っているのは,結局欧米ってことに なってるんだなぁ…とか思います。欧米のなかで喧嘩が起きると 世界大戦になるわけで,なんとも物騒な雰囲気になってきたなぁ…,と ちょっと思いました。21世紀は対テロの戦い…って言われてましたが, どうも大戦の可能性もあるのかも…,とか嫌な気持ちになりました。

2/17(寿命)
今日は旧職場へ出勤…天国でした(笑)。でも深刻な案件が 飛び交っていたんですけどね…。
さて…,
クローン羊ドリー死亡だそうです。クローンの 動物は老化が早いって説があるそうです。
そうかもしれませんね。大人から遺伝子を取ったわけで,例え 受精卵からやり直したにしても,すでに遺伝子のタイマーが 進んでいるかも知れません。
老化…っていうのは,細胞自身が自己の寿命を持っているから… って話を聞いたことがあります。細胞は永遠に分裂していくものではなく, ある回数(時期?)になると自己増殖が出来なくなる。そうやって 老化が始まるわけです。で,それが壊れてるのが癌で だから異常に増えると…。つまり細胞が分裂するときに使う 情報,つまり遺伝子情報のどこかには,タイマーが入ってるって事 なんでしょうね?。
で,それをリセットするには,今のところ複数の遺伝子を混ぜる, つまり通常の受精が必要なのかも知れません。確かに受精というのは 新たな命を産み出す重要なスタートラインですが,であるからゆえに, それがないクローンはスタートではないのかも知れません。
でも,どこに書かれてるかわかれば,書直しとかも 出来るようになるのかなぁ?とか(^^;)…。でも自分の体全部のタイマーを リセットするなんてむりだから,結局不老不死ができるはずも ないのでしょうけど…。

2/16(地酒)
先ほど,某CD屋でCDをクレジットカードで買ったんですが,その際, スタンプカードが満期だったんで,更新のために新しいカードの 申込書を書かされました。そこに住所氏名を書いて,うっかりと 帰ったんですが,そういえば,クレジットカードのサインをしてない 様な気がして,すぐに戻ったら,「サインいただいたんで結構です」って 言われて,わたしのサインをしたレシートがありました…。が, サインした覚えがない(^^;)。店に行く前に酒を飲んでいったので, 記憶が欠落しているのでしょうか?…。でもわたしってカードの買い物時 サインするのって,カード番号,支払い種別,金額の三点を 確認するようにしてるんだけど,した覚えがないんだけどなぁ…。 もしかして店員が勝手にサインしたのでは?…。そう思うと 結構サインって本人性があるのかどうか…。
…とメモをとりあえずして…と…。話を変えます。
ここ数年,焼酎ブームと言われてます。確かにいろいろと 美味しい焼酎が東京でも飲めるようになりました。そして 焼酎がブームになる前は地酒がブームでした。同じく,ちょっとした 居酒屋でも美味しい日本酒が飲めるようになりました。が, ふと思いましたが,高くないですか?…。
うまいから高いのは当然と言えば当然な気がしますが,高すぎる気がします。 日本酒の場合は1グラスで800円から1000円とかざらです。 焼酎はまだそこまで広がってませんけど,焼酎を売り物にしている 店では高い気がします。
日本酒を1グラス1000円で売ってる店でも,大衆酒を一合300円とか 400円で売ってるわけです。であれば,地酒は大衆酒の2倍から3倍な 値段設定になってるわけです。
わたしにとってはちょっとギャップが大きいな…って気がします。 「酒なら何でもイイや,とりあえず」っておもってるときと, うまい酒を飲みたい…って思うときに3倍は辛い。確かに「有名な 希少な酒を…」って思うなら3倍ならいいんですが,ちょっといつもと 気分を変えて…って時に3倍は辛いです。
わたしはここ数年夕食にごはんを食べずに酒を飲んでます。つまり 酒は焼酎も含めてわたしにとっては主食に近いわけです。お米も ブランド米というのが流行ってます。政府流通米以外に,秋田小町や その他のブランド米がありますが,政府米より3倍とかしてますか?…。 そして,そのあいだの価格設定の米はないのでしょうか?…,あるような 気がしますが…。
それと,地酒の高騰っていうのは,別に生産コストが高いというよりは, 間の流通がたくさんお金を取ってるってことが多いのです。つまりは 生産者は普通の大衆酒と同じ値段で出荷していても,途中の問屋が 生産量が少ないということで値をつり上げる。確かに,需要と供給の 原則で値段があがるのはわかるんですが,行きすぎるとこっちも 萎えます。
同じように最近は有名日本酒より高い焼酎が売ってますが,わたしにとっては 焼酎はうまいけど,親しみやすいものです。 日本酒や高級ウィスキーより高いような…といいつつ,出荷価格は実は 安いもの…を飲む気がするのかというと微妙です。飲み屋の酒って 酒屋より何倍くらい高いのが妥当なんですかね?…。

2/15(刀狩)
東京の立ち会い川にぼらが大量に押し寄せていた…という ニュースはもう一週間くらい前の話ですが,あのときの映像を 見ていて「あぁ,本来生物って並ぶものなんだなぁ」とか思って しまいました(^^;)。まぁ確かに群れる動物は多くて,そういう 動物は移動する場合並びますものね…。
さて…。
昔から不思議に思っていることがあって,なぜ日本は刀狩に 成功したんだろう?…ということです。刀狩はつまりは一般人が 銃火器を所有することを禁止する法律を実現したことで, 過去には豊臣秀吉,そして明治のはじめに成功してます。 この二回はいずれも「刀」に関してで,銃に関してはどの タイミングだったのかは知りませんが,とりあえず,現在は 拳銃を個人が所有することは禁止してますし,猟銃や 刃渡りがある程度の刀をもつことも免許が必要な状態に なっています。
こういう国が世界にどれくらいあるのかは知りませんので, 普通のことなのか,特殊なことなのか良くわからないのですが…。
もし特殊なことならば,それを可能にしたのは何だったんでしょう?。 日本人の国民性だったり信仰だったりするのか?…,それとも 当時の情勢が可能にしたのか?…,良くわかりません。いずれにせよ 日本での二回の刀狩はそれまで混乱した情勢だったのが, 終焉して,中央集権体制が確立される段階に行われていますが, 必ずしも安定した状態になってからじゃない気がします。むしろ 刀狩が民間レベルでの安定化に貢献した気もします。 それと当時刀狩をした後もコッソリもっていた人はいたはずで, そういう人から取りあげるのにどれくらいかかかったのかは 良くわかりません。
ところで,最近のマンガやTVや映画とかの時代劇とかを 見ていると,江戸時代とかそれ以前の武士が刀を抜くという行為が 「とりかえしがつかない」という風に描かれていることが 増えてます。つまり喧嘩が始まりそうなときに,脅しで刀を 抜くっていうのはなく刀を抜いたという行為は本当に殺意があり, それによって逆に切られても文句を言えないという様な雰囲気で 描かれているわけです。
おそらく銃をもてる国では銃を手にするというのは同じような行為で, 銃をもった瞬間に相手に撃たれても相手は正当防衛と言えるのだと 思います。とはいえ,刀の場合確かに間合いに入っていれば, 刀を抜くという行為は即殺されるかも知れないということですが, 刀の場合,間合いに入っていなければ,抜いていても,即殺せるわけ ではありません。
ですから,やはり刀と違い銃の方がかなり絶望的というか, 相手が銃をもった場合,話し合うより殺さないと自分の安全が 確保できないってことなのだな…と思います。ってことは,銃を もった時点で,説得や武装解除が出来ないって意味で,銃をはじめとする 飛び道具をもつ社会の恐ろしさを感じるのです。
というわけで,理想はそういうのをもたない社会ですが,とはいえ, 出来てないのが実際で,どうして日本が出来たのか?…,ますます 不思議なわけです。

2/14(アメリカ本)
今日は旧職場で一日仕事でした。通勤が楽でうれしいですが,結局 忙しく帰りついたのは11時半すぎ…。でもなぜか楽ですね。 やはり朝の通勤がダメージなのかなぁ?…。
さて,ブッシュ大統領を馬鹿にする本が売れてるらしい です。ここに出ている本のうちM.ムーア氏の本は実は丁度先週あたり 読んでました。この人は映画監督ですが,対ブッシュ候補の応援運動を やっていたのもあり,かなりブッシュに対してはきついことを言ってます。 ただ,そういう立場ってことは利害があるわけで,その辺は 差し引いて読んでもいいかも知れません。
もっとも上記リンクはこれらの本はブッシュ批判…って感じに捉えてますが, わたしはあまりそう思いませんでした。むしろアメリカという国自体や アメリカの白人自体を痛烈に批判する…というのが趣旨で,ブッシュに 合わせて,クリントンもかなり批判してます。同じようなことをやっているが, クリントンの方が隠してやっていた分始末が悪い…ってことも 書いてます。
個人を名指しで批判するのはまだいいんですが,国民や人種を批判するのは, かなりシビアでわたしのように外部の人間は非常にやりにくいです。 「もしかしてそういうところあるかなぁ?」とか思っていても, かけない。書くにはかなりのリスクがあります。でもこういう風に その立場にある人が自分から書くというのであれば,可能なわけです。 自虐的…っていう風にも言えるんですが,まぁ日本人も日本人を 自虐的に書いてる本もおおいですし。
というわけで,ある意味,「あぁ自らそう思ってる人も いるんだ…」とちょっと安心した部分もありました。そういう 意味でおもしろかったんですが,ただしかなりジョークが多く, 読む方は,全部真に受けるとやばい部分もあることをお忘れなく…。 こういう見方をするとそうなのだな…っていう感じというか…。
この本を読んでると,日本って結構いい国かも…って思いますが, 一方でアメリカにノーをいうのはかなりりすきーだなぁ…とも 思います。日本がアメリカにノーと言った場合,日本はアメリカから 攻撃を受けない…という保障があるのか?…という気がしてきます。

2/13(本を読まない)
本を読めない子供が増えているそうです。
最近なにかと多いですね,算数が出来ないとか…,子供の学力低下を 危惧する話が…。
えっと…,算数が出来ない…って言う話は,教科書改訂のせいですが, こっちの話は違います。要はTVをみたり,ゲームをするから読書を しなくなった…って話です。漫画もみない…っていうのはちょっと驚きでした。 TVとかゲームってすごいなぁ…と…。
……んー,どうなんでしょうか?。本を読まない子供が,まともな 文章を書かないというのは,わたしもそう思います。ですから, やっぱり読書は大事です。とはいえ,わたしも小学生の時は 全然小説を読まない子供でした。漫画もあまり見出してなかった気がします。 TVはみてましたね,でもまだTVゲームとかはありませんでした。 でも本は見てました,主に図鑑。それから子供向けの科学漫画みたいのは 結構好きでしたね。
…で,どうだったかというと,わたしは極めて国語が苦手だったのです。 結局大学受験の時まで苦手な科目でした。ただし大学受験の時は 現国の苦手はほぼ克服してましたが…。小学校の時とか 読書感想文が休みの宿題とかに出たり,日記を書かされたりしてましたが 非常に嫌いでした。今思うと信じられないくらいですが,原稿用紙 一枚(400字)埋めるのが必死だったのを思い出します。今なんて, こうやってだらだら書いていたら,すぐ一枚なのに(^^;)。
はっきりおぼえてますが,わたしは中学の2年くらいの時に, 一時期小説を続けて読んだ時期があります。主に少年向けのSF小説でした。 親に言われた気もしますが,確かに国語力を向上しようとして 読んだのでした。読んでみると結構おもしろくて,続けて借りてました。 で,しばらく続けていると,国語の点数が見る見る上がったのを おぼえてます。やっぱり読書すると文章理解というか,そういうのが 向上するのだなぁ…と当時思ったものです。
漫画は小学校から中学に上がるくらいから,姉が自宅に買ってくるように なったのでこそっと見ていました。
……で,現状を言うと漫画は良く読みますが,小説は読みません。 文字本は主にノンフィクションを読みます。もしかしたら文字を 元に空想を楽しむというのはわたしはあまり快感を見いだして 無いのかも知れません。この辺は子供の頃文字本を読まなかった せいかな?…。
というわけで,わたしが思ったのは小学生高学年くらいで, 本を読まない…っていうのは,わたしレベルで良ければ(^^;), 手遅れではないし,中学になって本を読み始める可能性もある という事です。まぁ当時と周囲状況が違うのでわかりませんが。
それから,わたしより若い世代20代前半とかの読む雑誌とかを見ると やたら文字が多く,決して文字離れしてるようにはみえないんですが, 今の子供が大きくなった頃には状況が変わってるんですかね?。
とういわけで,ちょっと危機感煽りすぎかな?…と。まぁ親が 教育熱心なのは,そんなに悪いことじゃないかとは思いますが…。

2/12(帰巣本能)
わたしと終電が終わってまで一緒に飲んでいた人…っていうのは そんなにいないかと思いますが(^^;),そういう人は意外にわたしは タクシーを使ってでも帰りたがる人…ってことをご存じかも知れません。
どうもわたしは,つかれたりストレスがたまって思考能力が落ちると 「帰って寝たい」と思うようです。まぁそういうことをせずに カプセルホテルとかに泊まる…っていうのも以前は良くやっていて, 帰らずに泊まるところを探す人…って思ってる人もいるかとは 思いますが,たぶんそういう時はもっと心に余裕があるときで(笑), はなっから遅くなったら泊まればいい…って感じで遊んでいたときが 多いようです。
もしくは既に何回かカプセルホテルに泊まっていて,勝手を わかっているというような場所,例えば渋谷とかはそういう部分も あります。渋谷ではなんどかカプセルホテルに泊まりました。でも 思い起こすと,全部遊んで遅くなったときです(^^;)。
なんでこういうことを書いているかというと,今日も仕事で 遅くなったからです。帰りつくと1時前だし,明日も早朝に家を 出るので,実は横須賀辺りでカプセル化するっていう方が, 賢いなぁ…とか思ったりもしました。
でも,結局帰ったのでした(^^;)。家に作りおきの食べ物が あって,早く食べないと…って思ったからもありますが(^^;), なんとなく本能的に帰りたい…って思うようです。

2/11(出世する人)
昨日の日記はちょっと行き過ぎた感があったので,ちょっとだけ 修正しました(_o_)。もうちょっと書きたいことがあるんですが, また後日,機会があれば…。
さて…,関係ないけど新橋には笑った(^^;)。突拍子もないですが, これには演奏的快感を感じますよ(笑)。
で,今日は一日打ち合わせでした。えぇ,会社は休みですが(^^;)。
わたしが今いる部署は共通業務系…というか,マネージメントを するためだけに集められた部署で,ほとんどが偉い人だけで 集められてます。わたしはその中で一番の下っ端です(^^;)。 というわけで,比較的偉いというか,まぁ結構いい給料を もらっている人達が集まって打ち合わせをやっているわけです。
一般に偉い人が集まって会議などやっていたら,ろくに議論もせず シャンシャンっていうイメージがあるのかも知れませんが,わたしが 感じるのはそんなことは全然ありません。もちろん,若いというか, 実際に働いている人からみると,雲の上の人が適当なことを 言っているように見えるのかも知れませんが,上の人は上の人の 視点があり,方向性の整理やリソースの配分など重要なことを 決める必要があります。
というわけで,今月からこの部署で働いてますが,やはり概して思うのは 「出世する人っていうのはムチャクチャタフだなぁ」ってことです(^^;)。 もともと研究所の人なので議論も大好きだし,決してシャンシャン等には なりません。とにかく疑問に思ったことはどんどんついてきます。
わたしは自分の好きなことをやって生きていきたいと思う人で, あまり人を動かすことには興味がないので,こういう人達とは 明らかに違いを感じます。良く偉い人がお飾りでかつ高い給料を もらっている…っていうのを良く聞きますが,わたしの今までの経験だと, 偉い人はそれなりにわたしが苦手な組織論や人を動かすことに積極的で かつ,非常にタフです。「良くそこまで出来ますね,楽しいんですか?」とか 聞きたくなってしまいますが(^^;)…。
なので,わたしはあまり偉い人が無能…とは思いません。偉くなる人は そういうことを喜々としてやれているわけで,明らかにわたしと違う 素養をもってます。自分ができないことを出来る人は単純に尊敬します。
まぁそう思えるところで働いているってことは健全な環境なんだろうなぁ… とかとも思います:-p…。使えないなぁ…と思う上司の下で働いた こともありますから…。

2/10(達成)
週末にニュース番組をみていると経済とか外交(軍事)とかの 話がいろいろと出てくるんですが,なんとなく思いました。 現在日本は経済危機に入っている…って日本国内では思われていて, 失業者が増えたり自殺者が増えたり倒産が増えたりしてます…っていうか, そういう風に報道されてます。まぁ実際わたしも給料が下がったり, 大規模なリストラをみたりもしてます。
ですが,意外にこの状況はいい状況も産み出しているのでは ないのか?…とか思ったりもします。というのは経済がボロボロで デフレになっているせいで,みんなが躍起になって技術的に 努力したり,賃金的に努力しているからです。結果的に多少 上向きになっている気もします。もちろんバブル時期のような ことはないのですが…。
もともと人件費の安さで成長したわけですから,人件費が 上がると駄目になるわけです。もちろん安さだけじゃなく 技術力も日本の強みではありますが,それで世界のトップになるほどの ものではなかったのかもしれません。
人間,トップを目指すということは多大なエネルギーを産み出しますが, トップについてしまうと,堕落してしまうものです。ある意味, トップを目指すという状態を如何にずっと維持できるか?…の方が 大事な気がします。日本がかってどんなに稼いでも満足に 一戸建てが買えない…っていうのも,その政策のせいだったのかも 知れません:-p。どんなに豊かになっても衣食住が満足されないっていうのは おかしな話な気がしますが,大国を維持するために差別をしたり 他国を攻めるよりマシな気もします:-p。
という風に考えると…。 小泉首相が経済危機から脱出できないと批判がありますが, まぁ,あんなもんでしょう。今我々に必要なのは経済発展より, いったん転落することです。そのためにはトップも「変人」で ある必要があるような気がします。つまりトリックスター。
「目標」というのは,目標自体が気持ちいいというよりは, 目標に向かっていう実感が快感だったりします。だとすれば, 目標についたら快感は来なくなるわけです。何かを目指すが 達してはいけないのかも知れません。

2/9(陽水)
先日テレビを見ていたら,井上陽水のライブを やってました。陽水は今年に入って自分の旧曲を ジャズ的アレンジでカバーしたアルバムを出してますが, そのライブでした。
で聴いて思いましたがすごい。ジャズアレンジ…関係なし。この人の 音楽を聴いたときほど,歌のすごさを感じます。 どんなにすごい演奏家を周りに従えても,詩がすごい, 声がすごい…,メロディがすごい…これだけで楽器はかなわない。 あと楽器にできて声に出来ないのは,ハーモニーくらい。
とはいえ,陽水って結構アレンジってこだわるんですよね。 本当は歌だけでむちゃくちゃパワーがあるんですけど。
陽水の歌のすごさは,トータルの詩としての物語のすごさも あるんですが,とにかく言葉の選び方がすごい。意味はわからなくても ざくざく心をえぐるような詩を書く。情動は意味じゃなくて, 如何にえぐる言葉を使うか…ってことなのかもしれません。
無敵井上陽水。

2/8(音屋の難聴)
昨日の続きですが,「音◯」って日本語はどうも技術用語として 明治以降に出来たポイ気がしてきました。そもそも音楽って 言葉も江戸時代までなかったような「楽」ってことばは「田楽」とか からわかるように,そもそもエンターティメント的な意味でしょうね。
さて,「音屋」というのは「音声屋」と言われたり「音響屋」って 言われたりした場合,「ちょっと違うなぁ」と思うからですが, 良く考えてみたらTVやラジオで音響効果屋とか音響技術屋とかを 「音声さん」と呼びます。別に「声」だけを扱っているわけでは ないのですが,たぶん歴史的経緯で「音声さん」と呼んでいるのでしょう。
わたしがいた(いる?)部署も昔は「音声部」って名前でした。 英語ではSpeech and Acousticって部署名ですが…。
音声というと音声だけを扱えばいいので,狭帯域の印象があります。 ラジオとかも昔はAMで狭帯域だったのがFMへと広がっていき広帯域に なりました。そういう意味では「音声」というより「音なら何でも」って 感じになってるわけで,「音響」ともちょっとニュアンスが違います。
「音屋」を「音声屋」と呼んでいるのは「SR」を「PA」と呼んでいるのに ちょっと似てる気がします。 SRってあまり一般には普及してない気がします。
さて,話が変わりますが,会社の後輩が突発性難聴にかかったみたいです。 どうも最近良く聴きます。ピアナーの某氏もそうみたいだし…。 わたしの会社の知人にも3,4人います。全員「音屋」とか「音楽屋」なので 深刻です。というか,もしかしたら「音屋」だから気づいただけで, 実は相当流行っているのでは?…とか思ってしまいました。
難聴は老人性難聴とかの人と話しているとわかりますが,実際は 聴力が下がっていても気が付いてない(なんとなく聞こえにくいなと 思ってる程度)人が結構います。そういう意味じゃ自分も心配なんだけど。 今回なった後輩も,「男の声が聞こえにくいな」とはずっと思っていて, 体調が悪いと耳鳴りがする…という感じだったようです。
突発性難聴は原因が良くわかってないらしく,ストレスでなるパターンが 多いと言われてますが,たしかにわたしの周りでなってる人は みんなオーバーワーク気味の人が多いみたいです。ストレス社会なので 多くなってる…って見方も出来ますが,一方で,それは発病がストレスで 弱っているだけで,広がっているのは発見されてないウィルスとかの せいじゃないか?,もしくは環境ホルモンとか,電磁波とか…, 他の外的原因があるのかも…,とちょっと勘繰ってみました。
わたしも先日人間ドッグで聴力測りましたが,1kHzと4kHzのみ。 あんなんじゃわかりません(-_-;)。わたしは会社(旧部署)は 音屋なので1/3オクターブで測れる機械があります。こんど 行くことがあったら測ってみよう…かと思います(^^;)。

2/7(音○)
らも氏の逮捕…,やっぱり「ハァ?」って言ってる人,多いです, いろんな意味で(^^;)。
さて,音を絵で表現することを「映像化」といいます。 acoustic imagingとかとも言います。例えば声紋も音の映像化ですし, 超音波診断機でお腹の中とかを見るのも,見てる対象は人体ですが, 音を分析して表現してるので広い意味では映像化の一種です。
さて友人に「逆は何っていうの?」言われました。例えば,宇宙線を 受信して音で表現することがありますが,そういうやつです。 「音響化」ではないか?…とかいう話でしたが,イマイチ「音響」から 受けるイメージとは合いません。単純に「音化」だと思いますが, 「音化」ってなんか頃が悪いです(^^;)。
じゃぁ英語で考えてみるとsoundnizeなんですか?…。そんな英語 ないか(^^;)。
で,音に関する英語を並べていて,ふと思いました。 acoustic, music, pitch, tone(timbre), speech, loudness,など…, それを日本のに直すと それぞれ音響,音楽,音程(音高),音質(音色),音声,音量… となります。もちろん 別の表現もありますが…。で日本語の場合,すべてに音(sound?)がつきます。 英語の場合はつかない…。もしかしたらつく表現の仕方もあるのかも 知れませんが…。ちょっとおもしろいです。
というわけで,「音」という感じは他の感じとくっつきやすい, そうすることによって「音の何か」という説明としての単語に なるようです。一方英語はそれぞれを直接示す言葉があると。 まぁ「音声」とかは「声」と書いてもいいわけですので,「声」を 「音声」と書くことで技術用語ぽくしているのかも知れませんが。
とういわけで,いろいろくっつくゆえに「音」という言葉に直接 他の漢字をくっつけると変な感じになるのかも知れません。 わたしも「職業は音屋です」って言うことがありますが,あまり ニュアンスが伝わらないみたい(^^;)…。

2/6(提出)
今週忙しいのはもちろん職場が変わって通勤時間が 増えたせいもあるんですが,実はちょっと原稿を 書いていたからでした(^^;)。前の職場の仕事なんですが, 締め切りが今日だったし,書かないともったいない状態だったので, 異動が絡んだのですが,継続して書いていたわけです。
というわけでようやく投稿できました。連名者にだいぶ 手伝ってもらいましたが…,我ながら良くこの状態で 投稿できたな…と感心しております(^^;)。 これで少しは楽になると願いたいです…。

2/5(二日目)
今日は帰宅は11時。自宅に帰ってから,別の仕事してました。 ちょっとまだペースがつかめず。 さすがに頭が動かない(^^;)…。今日はこれまで。

2/4(初日)
というわけで,今日から横須賀へ通勤します。いつもより 早く起きて7時に自宅を出ました。これでもつくのは9時過ぎになります。 まぁそれはいいとして,いきなり今日は夕方から会議ずくし。 結局横須賀を出たのは9時半でした。帰りついたのは12時頃…っていうか こういう時に限ってダイアが乱れてました。
自宅近所についたころには飲食店がしまってるっていうのも ちょっと辛いですね。さてどうしたものか…。やはり ホテル住まいか?(^^;)

2/3(異動)
半月くらい前から思わせ振りなことを書いてましたが, ようやく正式に辞令が出たので書けます:-)。 今月から横須賀の方の部署に異動になりました。が 今日は元の部署に行ってました(^^;)…。 いまいち良くわからんのですが,とりあえず,明日は 横須賀へ通勤します。片道2時間半ってところでしょうか…。
毎日かな?…。辛そう(^^;)。

2/2(小泉メルマガに突っ込んでみる)
今日は井草八幡に行ってお守りを買ってきました。そしたら 福豆がありました:-)。あぁ,もう春か…。しかし,明日から わたしはどこで働けばいいんだろう?…(謎)。
…さて…。
先週の小泉メイルマガジンに突っ込んでみたかったので, やってみました。
日本への観光客が少ないというのは,ちょっと前に同じくメイルマガジンで 扇社長(謎)が言ってました。だぶってます。でも温泉とか寺とか 挙げてますが,以前私が書いた通り,日本の観光資源は料理(特にラーメン)と 歌舞伎町だと思うんですが…。もっとマーケットとしての自信をもちましょう。 下世話なものが売り物でもイイじゃないですか(笑)。
坂口大臣のコメントを読んでいて,誰か(岸田秀先生かなぁ?)が 言っていた,「少年期というのは文化が高い民族ほど長い」という 言葉を思い出しました。動物は子供からいきなり大人になるそうです。 この場合,「子供」というのは「親から養われていることと,生殖能力が 無い」ってことを指し,大人は「自立していることと,生殖能力がある」 ってことを指すようです。この間が少年期になります。もともと 動物や未開の人にはないってことは不自然な時期ってことです。 ですので,別に大人が働くなくなっているっていうのは,不自然が 増えてるだけなので,特別のことではないのかも知れません。 そもそもなぜ少年期というものが存在するのかを 考えてみた方がいいのかも知れません。まぁ今までは,就学が終わったら 働く…っていうのが常識でしたが,就学の終了という境界があまり 意味をもたなくなっているのかも知れません。
平均貯蓄額…の話はおもしろかったです。平均値1600万円,当然わたしは 平均値以下です(^^;)。平均値だけではなく,50%目の人の値が 1000万だとっているのもおもしろいです。要はとてつもなく金を もっている人達がいる…ってことのようです。日本は普通選挙の 国なので,平均値より半分の人…っていう境界で評価した方が いいかも。でも1000万って中途半端な値ですね。 一見大金のようですが,家買うにも足りないし,老後を 安心できる額でもないという…。

2/1(ドッグ,その2)
昨日の続きで今日も人間ドッグ。 昨夜は10時くらいに寝ましたが,夜なんども起きました…っていうか いろいろ夢見ました。朝6時頃に起きましたが,都内より 明るくなるのが早い気がするのは気のせいでしょうか?。
さて,今日は肝臓を超音波でみて,そのあとは胃カメラでした。 どちらも初体験でした。胃カメラは各方から「辛い」と 聞いてましたが,思ったより辛くありませんでした。
結論から言うと内臓的には大した異常はなく,「なんだ, 今のペースで酒飲んでいいのか…」って感じでしたが, でも最近腰がいたかったり,体がいたかったりするんだけど, そういうのは体に異常があるっていうよりは,別の部分なんですかねぇ?。
っていうか,今のけだるさと頭の動きの緩慢さっていうのは もしかしたら,正常範囲っていうか,普通はそれくらいなんですか?…, とか思ってしまいました。
だいたい「辛い」っていうのは主観量なので,客観的に示されても 仕方がないのですが,わたしが辛いって思ってるのは,他の人は もう当たり前の事なのかしら?…とか思うことありませんか?。 何か調子悪いなぁ…って思いつつ,「これってみんなにとっては 普通のことかも」とか…。逆にある意味,「最近 頭が回らなくて仕事にならん」とか思っていても, 普通はこの程度なのかも…とか思ってしまいました。ちょっと ガツガツしすぎですかねぇ…。
肉体を客観的尺度で測定すると,主観量がどれくらいずれているか わかって良かったりします。少なくとも周りを気にするなら, 客観量は測っておいた方が安心するのでは?。一方,人と比べても 仕方がない…っていう人にはあまり関係ないのかも知れませんが。

帰りは小田急ロマンスカーで帰ってきました。小田原から乗ったのは 初めてでした。たった一時間の電車の旅ですが,「旅」ぽく なっているのは,ちょっと違和感があっておもしろかったです。


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