2005年12月の日記&雑感


だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。 あしからず。


12/31(大みそか・紅白)
大みそかに帰省することになったので,早朝から 羽田に向かった後,福岡でラーメン食べて,熊本へ。 実家で夕食を食べて紅白を見る。
うちの実家は,年末年始はTVのチャネルまで定例なので, 突っ込む予知無し。こういう方々が紅白の視聴率支えてます:-p。
…ところで紅白ってとりあえず今売れてる人がダイジェストで見れるって 意味じゃいいんですが,出演者が気合い入りすぎていて,いつもと違う 衣装を着ていたり,いつもと違うパフォーマンスしていたりして。なんか イレギュラーな感じ。 結局その年の音楽シーンを見渡す…って感じにならないのが 残念。本当は,今年売れた曲をいつも通りやってくれた方が 嬉しいのですが…。だけどチャート番組も曲を切り刻んでやるので, なんかじっくり売れた曲を聞き直す番組はTVじゃ難しいなぁと 思います。あと,今年に関していうと, みのもんたも普段の民放の時と,なにか 違ってます:-p。
というわけで,今年は実家で年末年始を向かえます。 今年読んで頂いた方,ありがとうございます。少ないながら, 淡々と読んでくださる方がいるのはありがたいです。 来年もよろしくお願いいたします。良しお年を。

12/30(移動準備)
明日の朝から帰省するのに,今日はライブ鑑賞…ということで 夜から朝にかけてあまり時間がないので,今日の日記は なしということで…って,まぁ人にチョコチョコと あったりした一日ではありました。

12/29(足を引っ張る人たち)
お休み初日。〒で受け取るものがあるので,午前中は自宅に 釘付け。午後から出かける。午前中TVを観てると既に年末モード。 バラエティはあまりわからないので,とある局で小泉首相の 検証をしていました。結構検証自体はまともというか,小泉氏が ナルシストであるとか,織田信長を目指しているとかいうような, 行動原理…,あとメディアリテラシが極めて高い…とかいうような レトリカルな部分とかを挙げていて,その事を自体は,まぁ あってるかなぁ…という印象で観ていたのですが,それにたいして コメントするジャーナリストというか批評家が極めて,小泉氏に ネガティブな人ばかりを集めていて,観ていて妙に白けてしまいました。
まぁ結局小泉氏の支持率はそれなりに今でもあるので,評論家は 一般の人の代表というよりは,ずれた意見をいってるといえますが, つまるところ小泉氏の人気が揺らがないので,そういうネガティブな 意見ばかりを集めても特に問題がない…という風に見えて, つまるところ無責任だと…いう印象…。影響がない意見を 並べてもガス抜きをやってるようにしか見えません。
なんか不満なのは小泉氏に賛同するも反対するも結構なんですが, 根本的な提案がなくて,単なる足の引っ張りあいにしかなってなくて, ダメなら,こうすべき…というのの大きな絵を描ける人がいないと…。 まぁいたらTVでガス抜きなんてしなくて,与党や野党のスタッフとかに なったりするんでしょうけど…そういう人はいないってことですねぇ…。
良く思うのは例えば竹中さんとかは,大臣になる前はTVとかで 経済の分析や行政の批判とかもしてましたが,現在実際にそれを 実行してるだけ,偉いというか…,まぁ彼も大臣になってしばらくは あまり発言せずに,おそらく大臣になって意見が変わった部分もあるんで しょうが,ともかく,口だけじゃなくて実際にやってるのが 偉いと思います。
そういう意味じゃ,TVで小泉批判をしてる人に,じゃぁおまえがやってみろ… といわれて,何かできることがある人がいるかというとそういう わけじゃなく…。
個人的には小泉氏の政策には賛同できない部分はいくつもあるんですが, とりあえず,旧態のシステムを壊したことは評価していて,これから 徐々にいろんな人が,鬱血した部分をいじっていけばいいのだと 思います。わたしは小泉氏のアメリカ型小さな政府路線よりは, ヨーロッパ型の税金は高いけど福祉とワークシェアリングを 実現する方向の方をもうちょっと取入れる…ってことを 誰かが言い出すべきだと思ってますが…。
最後におもしろかったのが,小泉氏がやったことで何があるかって いうので「マスコミを殺した」という人がいて,それはわたしも 以前日記に書いたことがあるので「おぉ?」と思ったのですが, その内容が「個人情報保護法」で,全然違っていたのでがっかり しました。ここ数年,インターネットと小泉氏のメディアコントロールで マスコミは捏造とか世論の見きわめの失敗…という意味で,ここ 数年マスコミは死へ向かってるわけで,結局彼らは,なぜ マスコミが信頼を落としているか…っていうのを省みることは してないのだなぁ…ということで,「ダメだなぁ,この人たち…」と いうのが視聴後感でした…。うーむ…。

12/28(仕事納め)
一応今日で会社は終わり。特に納会とかがあるわけでもなく 三々五々…という感じ。そういえば以前はビールとか配られていたのだけど, 無くなっちゃったなぁ…。
年末は帰省するので実家への土産を別途宅急便で送っておこうと思い立ち, 吉祥寺に寄って買い物,その後夕食を食べ,自宅に帰り宅急便を梱包し 出しにいったら,雪のためちゃんと届かないかも…といわれましたが, 実家に電話したら雪なんって積もってない…とのこと。あれ?…。
…と今日は薄め。年内は結構いろいろつまってるので,あまり 日記書けないかも知れません。

12/27(食パン)
出かけていて,自宅についたのは丁度12時くらいでTVの ニュースも終わっていてショボーンだったのですが, 続けてNHKを観ていたら論説の番組で 被害者の実名報道を警察が行うという決定に ついて不満をたらたら述べてました。なんだNHKも民放と 一緒かよ…と,折角昨日応援したのに…とか思ったのですが(笑)…。 しかしこの議論,マスコミや意図的に「被害者の意図」を 排除して,判断を警察かマスコミかっていう構図にしてますね。 この不自然な構図に一般人が気づかないと思ってるんでしょうか?。 普通どう考えても警察かマスコミが判断するわけじゃなくて,被害者の 意図が一番大事でしょうに…。実際別の記事では 小泉首相も被害者名乗り出てもいいと言っている わけで,被害者が名乗り出たあとに,マスコミが報道するのは それは構わないわけで,なぜ被害者が過失がないのに,マスコミに 私生活をさらすことを他の人が決定するのかがわかりません。
…とこんな事を思ったのは,今日の本題じゃなかったのですが(^^;), まぁ本題もあまり膨らまないので…。
廃屋譚さんのところに食パンを加えて「遅刻」と走る少女は 1960年代以降だろうという考察がされていてとても 興味深く読みました(^^;)。ここトップページなので,いずれ 過去ログに移るんでしょうが,過去ログにも幾つかマンガの方の考察が されてます。
で,おもしろいと思ったのはマンガの話じゃなくて,食パンという ものの位置づけと,遅刻の概念。食パンが元々イギリスで労働者の ために生まれた…ということ。これはそうなんでしょうね。 もっともそうだからといって食パンが貧しい食べ物というつもりもなく, 出目が貧しくても正式な料理になったものとかはたくさんあります。 ラーメンとか蕎麦とかもそういう側面あると思うし。
わたしは生まれてから今まで食パンを習慣として朝食とした 経験はなく,母親がたまに気まぐれでやっていたくらい。 むしろ学校給食,もしくや休日の昼食やおやつがわりに トーストした食パンを食べてました。食パンは嫌いじゃないけど, やっぱり朝はごはんの方が味噌汁が楽しめるし,時間がないのだったら, トーストよりシリアルとかの方がいいんじゃないか?…と 思ったりも。実際わたしは毎朝味噌汁つくってるけど,10分程度で 出来る(ごはんはタイマー)ので,トーストも4,5分かかることをみると, 圧倒的に早く食べれる…ってわけでもないような…。
あっでも外食で食べる朝食は和食じゃなくてトーストの方が 圧倒的に多いです。ハレ気分:-)。
食パンが日本で普及したのは給食の影響も強いんだろうし, 安いということもあるでしょうけど,焼き立てのパンが 一般家庭でつくるのは大変で,暖かいパンを食べるならトーストの方が 良く,だったら丸いパンよりスライスして売ってる食パンの方が 楽…とかいうのもあるのでしょう。あとパン自身にあまり 味がなくジャムやバターをつけて食べるというのが白米を 食べていた日本人には馴染みやすかった…っていう面もあるように 思います。
まぁおそらく日本でパン食が広がったのはイコール食パン食で フランスパンやロールパンとかの方が,あとで食べられるように なったので食パンが大量生産用パン…っていう意識はないというか むしろ食パンだから広がったのかも知れません。
あっ遅刻について書くのが面倒になってきました(^^;)…。 まぁこういう今は常識だ…と思ってることが,案外最近の 考え方だった…というのは結構ありますよね,…ってこと:-)。

12/26(TVが総括番組ばかりするので…)
今日は仕事は流しモード…。昨日寝るのが遅かったので, 今日は早めに寝ることにする…というか普通寝不足だと遅くまで 寝るのか?…。わたしの場合早く寝て,結局早く起きるので,だんだん 起きる時間が前倒しになるのだよなぁ…と(^^;)…。 自宅に帰ってTVタックルを見ようかと思いましたが,なんか スペシャルで長くなってるので,途中で脱落する。この番組 出演者に雑談させてるだけなので,あんまり長いとだれるんじゃ ないか?…。年末特番が多いのは,録り溜めするとか,番組を 長くして台本を薄くするとか…そういう事をやってるように 感じます。要は特番といいつつ単に冬休みモードだと。
冬休みモードといえばNHK以外が スマトラ沖地震をまったく取材しなかったということを 思い出します。災害が起きようが冬休みはしっかり休む民放を わたしは信用してません。あなたちにNHKを批判する資格はない。 ついでに書くと新聞もね:-p。
…とNHK改革論に水を差したい…というのはあるのですが,この話, あまり書くとなんか墓穴を掘りそうなので難しい。昨日書いた 芸術の話と同じで民営化するとロクナコトがない分野というのは あるのですよ…というのがわたしの考えでもあるのですが, わたし自身の仕事も放送とは無縁ですが,技術開発という点では, 高コスト構造だからなぁ…。あまり詳しく書くと,こっちの 構造もばれて,「仕事のやり方変えろよ」とか言われるのが 怖いのです。いや半分冗談ですが(^^;)…。
まぁでもアットいう間の一年でした。自分のことは置いておいて, なんか社会がジリジリと変化していくのを偉く感じたなぁ…。 確かにニホンはどこかに行こうとしてますよ。政治も国際問題も 文化も産業も…。怖くてドキドキします。
…となんかちょっとだけ頭の中で振り返りましたが,もう少し じっくり考えてみます。今年の年末は比較的予定が入っているので, TVの総括番組には付き合わないで済みそうですが,年明けは 暇なので,その頃になるかも知れませんが…。最近一人言も 書いてないし…。

12/25(芸術と国家)
街へ出かけると赤と白の帽子やワンピースを着てる売り子が 大量にいて,あぁー,ニッポンってすっかりコスプレが一般化してる のだなぁ…と思う今日このごろいかがお過ごしでしょうか?:-)。 というか昔はクリスマスのコスプレってサンタ(爺さん)じゃありません でしたか?…。最近は女の子の方が遥かに多いです。しかもミニスカート。 女の子にミニスカサンタの格好をさせる発想って,なんとなく エロオヤジというか…,まぁわかりやすくいうとバニーさんの 格好をしてもらいたい発想…と近いものを感じていたのですが, なんか最近はその辺のケーキ屋でもやっていて,しかも女性も 「かわいい」と喜んでやっているところ辺りに,この国の コスプレ好きという国民性が伺えます。あれって女性のセクシャリティを もろ売り物にしてる世界だと思うのですが,あんまりこういうのを お店で強要されてもセクハラ…と受け取る発想はないのだなぁ…。
…と書いているわたしは,こんなニホンが大好きです(笑)。 あぁー,わたしも正月くらいは和服でも着てコスプレしたいのですが, 持ってませんorz…。
…で,街中がなぜか赤白に彩られる中,TOCの ICCへ。ちなみにTOCは良く週末広場でパフォーマンスやってるのですが, 今日はやっぱり赤白のコスプレで演奏してる人多かったです。 でも新宿駅の周辺程人が多くなくて,まぁいい感じでした。
ICCはリンクを見て頂ければわかるように来年からのスケジュールは 真っ白…で,当面,今日が最後の展示でした。まぁ一応来年も 存在してる…ていうふうには聞いてますが,その決定も結構遅れたので, 予定が組まれてなかったのでしょう。そして今回の展示はこれまでの メディアアートの歴史を振り返るような展示でした。
最後だからかクリスマスだからかわかりませんが,人が多くて, 「あぁ,もっと早い時期に見に行けば良かった…」と思ったりも しましたが,それでも並んで見るような感じではなく,単に パネルの文字を読んだり,ヘッドホンで音を聞くのにちょっと 待たされる程度の混み具合い。やっぱりこの手の展示って, 上野とかの企画展とかTV連動企画のように列をなして 見てる展示と比べると非常に人が少ないし,またそういう風に しないとじっくり体験できない作品が多いです。
今回ICCの存続自体が議論になったとき,多くのファンが 反対を表明しましたが,だからといって会場に人が 溢れたわけでもなく,そもそも美術館存続のために寄付したり, 毎日会場に通ったりする人間なんてそんなにいるわけじゃありません。 だけど,芸術の記録(アーカイブ)や,それを人に見せる事業というのは, 国家やある程度の規模を持った企業とかの責務だと思います。
…何をいいたいのか…というと最近は国立の美術館を民営化しようと いう議論が聴こえてきて,グーグルとかで「民営化 美術館」とかで 引くと,わらわらヒットするのですが,こういうことを考えること 自体,なんって馬鹿な発想か…と。
そもそも美術館とか博物館は権力者や金持ちが価値があるものを 収集してそれをお互いに見せ合うという発想で生まれたものと 思いますが,それを一般にも公開してるだけだ…と。つまり 展示をして儲る…というものではなく,あくまでも芸術品の 収集と保管に意味があるわけで,そこに採算制なんてあるわけが 無いのです。従って美術館は金を持ってるところか権力を持ってる ところが保持すべきで,それを民間にやらせるっていうのは おかしいと。売れるもの,もしくは投資目的だけで芸術品が 判断されていたら,そこに本物を見きわめる目が曇ると思います。
最近何でも民営化…で短期的に金儲けをするような発想が 世の中に蔓延していて…,日本人もずいぶん民度が下がってるな…と 思います。単なる市場性だけで物事を判断せず,公共性や 文化,潜在的な技術力を高めることが長期的に国家の価値を あげると思うのですが,そういう視点が徐々に薄れていっている 感じにとても危機感を感じます。

12/24(女性における小子化への立場)
今日はお茶を買いに中華街へ。ちょっといつもより奮発して, 4000円/100gのお茶買いました。開けるのが楽しみ。
…さて,朝から例によってTVを観てましたが,ウェイクアップ+で 小子化の話をしていて,女性の出演者が3名+1名いたのですが, 話している内容がバラバラ。まぁ確かに問題は多様なのでしょうが, こういうまとまらない感じが,男性たるわたしからみても, これじゃー全然話が進まないよなぁ…とか思ってしまいました。 特に自民党から来た新人女性議員が暴走していて こういう人が女性の代表になっちゃうの?…悲惨だなぁとか思ったり。 まぁ蓮舫と金美齢の意見はそれぞれ納得出来るところありましたが…。 蓮舫は実際に子供がいるし,そして議員らしく制度の整備をいろいろ 訴えていて,これはこれでそうだと思いました。で金美齢は 「愛」と書いて,精神面を強調してましたが,これも単に綺麗事を 言ってるわけではなくて,世論の意識を変えていきたいという話。 というかマスコミに対する警告。つまりマスコミが「子供を 育てるのは大変」というミームを出しすぎていると…,それじゃ だれでも尻込みしてしまう…ということだったらしい。まぁ 制度が未整備で実際大変なのに「子育ては幸せだ」というメッセージばかり 流すのも問題もあるんですが,だからといってネガティブな面ばかり 強調するのもどうかと思いました。
で,レギュラーの女性である香山リカが…,そういう子供を つくるのがいいことだ…という風潮が流れると独身の人が 肩身が狭い思いをする…ということで水を刺してましたが, これはどうかなぁー…と。だって逆に今まで,社会での成功こそが いいこと…という風潮をつくって,主婦や子育てをすることに対して, 価値を認めず,そして個人の問題に押し込んでしまったというのは いいことなの?…と問い詰めたく…。どっちかを極端にいい悪い…と いうのは確かに問題がありますが,だいたい社会で成功することを 良しとする考え方は,その喜びに感じられるのは一部の人間だけで, 結婚せずに働いている女性がすべてそういう思いができるわけじゃない… というかむしろその考え方に突き動かされた挙げ句何者にも なれなかった人がどれだけいることか…。まぁこれは男性も そうですけど…。でも家庭を作り子供を育てることが幸せなことだ…と いうのは女性も男性も全員とは言いませんが,比較的多くの人が 経験できる幸せだったりするわけで,一部の人しか達成できない 目標より,多くの人が達成できる目標を世間に流布する方が, わたしは建設的だと思います。
というか,独身を追い詰めないで…っていうのは香山女史自身の 立場なんでしょう…。つまり結局多くの人が自分の経験だけで 意見を言ってるわけで,立場が違う人の気持ちを思いやれないのだなぁ… という辺りにも女性問題を建設的に議論できるようなコメンテータが なかなかいないのだな…と言うことを感じました。まぁ女性の 家庭問題が社会化されておらず,密室の状態になってるって ことなんでしょうけど…。

12/23(年末)
今年最後の三連休の初日ということで,住まいの掃除などを いつもより丁寧にやってみる。窓吹いたり,キッチン磨いたり…。 といっても8月から住み始めた住まいなので,あまり変化がなくて寂しい。 まぁ普段汚いよりいいといえばいいんですが…。
午前中…そういうことをやった後,外出し昼食を取り,そのまま 買い物へ。
まず恵比寿のモンベルのアンテナショップへ。この手の アウトドアショップに行くのは久しぶり。もうバイクも車も 乗らないし,スキーとかもしないのであまり縁がないのですが, やっぱりなんかワクワクするなぁ…(^^;)…。ちなみに モンベルは駅前にあるからいいけど,この手のアウトドアショップって
結構駅から離れた場所に良い店があったりして,交通手段がないと ますます縁がないなぁ…と思ったり。
その後新宿にいって買い物をしようとするも,欲しいものが無くて 秋葉に移動…。新宿は人が多くて死にそうでした(^^;)…。 で,秋葉ではあっさりと購入。別に自分へのクリスマスプレゼント…と 言うわけではありませんが(^^;)…。
秋葉行くといつも,すごい街だなぁと思うのですが,最近ますます…と いう感じ。午前中にTVで外国人が秋葉観たあと浮世絵を見に行く 番組やってましたが,まぁ確かにこういうコンテンツの特殊性って 日本の文化なんだなぁー…と。共通性という意味ではあるのかなぁ…と。
ちょっとはっきり表現できませんが,最近秋葉にいる男より メイドの格好してる女性とか,歌唄ったりしてる女性とかをみるにつけ, 妙なことになってるなぁ…と感じます。まぁ小さな「物語り」が 物凄く膨らんでいるというか…。まぁこれはこれで幸せな ことなのかなぁ…とか思ったり…。
つーか,謎だなぁ…今日の日記の終りかたは…,すみません(_o_)。。
というわけで,連休初日終了。年賀状は…まだ書いてない…。

12/22(有楽町)
今日はいつも部内でやってる会議を気分を変えて 外でやってみよう…ということで有楽町へ。まぁ 今年最後の会議だし。
職場の会議を外の有料会議室を借りてやる…っていうのは 事業部にいたときにやっていたけど,なかなか気分が変わって いいものです。あと専用の会議施設っていろいろ行き届いて ますしね。…とここまで書いて,あぁ主婦が用もないのに ホテルに泊まって和むのと同じ感覚か(違)。 …まぁいいや,そういうわけで有楽町でお仕事,その後 忘年会でした。
国際フォーラムでアインシュタイン展をやってましたが, あの展示の方法はどうかと思う…とか書くと営業妨害かなぁ…。 うーん,でもまだはじまったばっかりだし改善していただけるかも しれないので,ちょっと書きます。展示物自体はいいのですが, 説明用に貸してくれる音声再生機のコンテンツが長すぎます。 せめて一件を3分くらいにしてくれないと…。話が終わるまで ずーっと聞いていないといけないのは辛い…。折角作った コンテンツだからカットしたくない…のであれば,もっと細切れにして, 次に飛ばせるとかしてくれれば,時間が無い人はすこしずつ 聞いたりできるし。…とこれぐらいにしておきます。 あっ,でも会場に売っていたE=mc^2グッズは買ってしまいました。 ミーハー(^^;)…。

12/21(忘年会,ウォームビズ)
今日明日は職場の忘年会,ちなみに先週もやってましたが, 先週は組織の忘年会。とりあえず明日のが終われば, 予定の忘年会は終了。プライベートでの忘年会は無し(苦笑)。 クリスマスは…ってなんか書くと痛くなりそうなので止めて おきます:-p。
…というわけで,あまりたいしたネタはないのでネタがない ついでに,簡単な話。
職場がウォームビズ状態になり一部にかなり不評。 寒いと嘆いている人います。そこで気づいたのが, 意外にわたしは寒さに強いらしい…。でも朝寒くて死にそうに 良くなってるんですが…,どこかの臨界点を超えるまでは 強いということでしょうか?。
どうもクールビズに比べるとウォームビズが実施されているという 雰囲気を自分の職場以外であまり感じず…。まぁエアコンを 止めると20度以上に自然に上がる職場もあるんでしょうけど。 効果はクールビズ以上にあると言われているウォームビズなん ですが,成功するんでしょうか?。
ちなみに男性の場合うえにいろいろ着込むより膝下を 暖めた方がいいんではないか?…という気がしていて, 気が向いたらレッグウォーマみたいのを買ってみようかと。 分厚い靴下は嫌いなので…。

12/20(嫌米)
意外に日本は東アジアでは嫌われてないらしい…という 話。まぁ「特定アジア」以外って事でしょうか?(笑)。で, おもしろいのは日本は嫌中嫌米らしい…ってこと。まぁ2004年の 調査だとそうなるでしょうねぇ…。10年くらい前はどうだっただろう?。
ちなみにわたしのアメリカ嫌いは実は高校の時からで,だからといって 親中だったわけでもなく,わたしはナショナリズムに走っておりました(笑)。 でも,当時はわたしが「日本人の誇りを持とう」とか言っても, だれもついてこなかったのが,最近はみんなそっちに走ってるので, わたくしビビっております(笑)。極端なのを怖がるわたし(^^;)…。
話がそれた…。最近の嫌米はまぁブッシュ政策に対して…っていうのも あるんでしょうが,それでも親米派の小泉さんが選挙で大勝する…という 現実もあるわけで,嫌米の感情には嫌っていても味方にしておかないと 怖いとか…,そういう鬱屈した気持ちが入っていて複雑です。あっ, そういえば文化面におけるアメリカコンプレックスは最近なくなって 来てるように感じます。若いときの村上龍とかアメリカに対する 文化的憧れがあった…とか言うことを書いていた気がしますが, 時代は変わりましたねぇ…。ようやく開国以来の文化汚染から 脱却できそうな雰囲気ということか…。
そういう複雑な嫌米に対し,嫌中はもうちょっと簡単。 単純に驚異だ…と。もっとも中国と経済的にいい関係を 持ってる人もいるから,そういう人は複雑でしょうけど。 でも最近中国に対する日本の世論は相当物騒なことになってるので, とにかくドキドキする。アジア諸国の人達もドキドキしてると思う。 戦争は人と環境にやさしくないので止めましょう。いやそういう 問題じゃないけど…。
ところで,韓国についてはスルーしたいところですが,韓国が アメリカよりも中国に対して親密さをおぼえるようになっているのか?…と 考えると,それはそれで「へー」って感じ。そうすると,そこが 火種になる可能性もあるよねぇ…。
ところでこの純影響っていう指標,妥当なのかなぁ…。
全然まとまりありませんが…(^^;)…,なんか今日はこういう ところで…。

12/19(意味)
結構目の付け所が良くておもしろい文章を 書く「Simple 憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向日記」さん, おもしろいんだけど,書いてる内容にはいつも非常に疑問を 感じることが多い(じゃぁなんでおもしろいか?…というと まぁそれはそれ)んですが,今回の「 意味よりも、リズムが大事」という 文章は内容的に同意してしまって意外でした(^^;)…。
というか,この方普段はもっと冷めてるというか, シニカルすぎるというか,夢無さ過ぎ…というか そういうところで「書きすぎ」の感があったので, こういう「意味の肥大」を指摘する文章を書くなんて 思いませんでした。しばらく更新なさってませんでしたが, なにかありました?:-)…。
もっとも実際は他の方の文章を引用されているので, その引用元の方に共感をおぼえる…という感じなのかも知れません。
…とにかく,どうも最近は「意味」や「自己」が肥大して それに潰されそうになっている状況を良くみます。これまで 散々メディアや教育が「自己」や「意味」を強調してきたから 無理もない…と思いますが,それは一部の成功者を作り出すために 多くの失敗者…というより平凡な人を虐げているという現実を 産み出していると思います。だいたい「ナンバーワン」に ならなくても良くても「オンリーワン」になるのもとても 大変なことで:-p,実はあの歌も結構きびしいです(笑)。
普通の人が普通に生きている,誰でもできるけど,誰かが やらなくてはいけないことをやって生きている事だって, そんなに悪くないし,卑屈になる必要もないと思うのだけど, どうもなかなかそういうことを口にする人が少ないと 思います。だいたいTVに出て喋ってたり,本を書く人間というのは 決して一般の人ではないわけで,メディアに登場する人間(アイドルとか 文化人)は50年前に比べて,いまはずいぶん「その辺の人」ぽく 振る舞ってますが,それは親しみを持てる一方で「じゃぁ自分は なぜそうなれないのか?」という残酷な問いかけをしているようにも 思います。
…話が膨らみすぎている(^^;)…。「自己」っていうのも 「意味」の一種なのでくるめちゃいますが,要は「意味」って いうのはそういう弊害があるって意味です。そもそも文章に しちゃう時点で「無意味」が「意味」に勝つのは結構難しいんですが, 実際の世界には意味はなく(因果はあるけどね),意味をつくっているのは 人間ですから,本当はそんなことに捕らわれていては馬鹿馬鹿しいと いえば馬鹿馬鹿しい。日本…というか東洋には「無」という 概念があって,本来「意味」という概念は西洋の方が強いので, 現在は明治以来輸入され肥大を続けてきた意味がそろそろ 社会に弊害を与えているって事でしょう。でも本来西洋も 意味はあってもその前に神の前には平等という無意味さが くっついているんですけどね。
リンクの更に引用元の文で,うまいなぁ…と思ったのは いきなり無意味にしちゃうとみんななにしていいかわからなく なるので,「リズム」つまり普通に暮すことを勧めていることです。
個人的にはわたしも結構物事を考える質ですが,すでに考えても しょうがない…という結論が出てます(笑)。考えるのは 物事をうまく相対化出来ないと,結構辛いと思います。 そういう意味じゃいろんな意味を問いかける今の世の中は 結構暴力的だと思います。

12/18(サンデーモーニング)
朝TVでサンデーモーニング(TBSのやつ)を観ていたら, 民主党の前原さんが中国批判をした件とか,民主党の 党内がゴタゴタしてる件とかの話から「民主党は 対案なんて作る必要はなく,自民党をしっかり監視すべき」 みたいな意見が出て驚いた…。いや,コメンテータの 意見を一人一人追ってるわけじゃないので,それを言った人達が 以前なんって言っていたかわからないのですが,半年くらい前は 「民主党はしっかり対案を示すべきだ」って話に なってませんでしたっけ?。
…わたしは週末の午前中は報道系のバラエティ(あれを報道番組と いうには抵抗があるので:-p)を結構長い時間観ていて,土曜は 朝の5時過ぎからみのもんたの番組を見て,その後日テレの ウェークアップ見て,その後気が向いたらフジを見て…と。 そしてに日曜はサンデーモーニング,サンデープロジェクトか…。
それぞれカラーが違うのは,いいことだと思うのですが, コメンテーターの話で一番「はぁ?」と思うのはサンデーモーニング。 まぁ全員のコメンテータが妙なことをいってるというわけではなく, 2,3人そういう人がいるだけなんですが…。
今の前原さんは民主党を政権を取れる党にするためにいろいろ 四苦八苦してるようにわたしは思いますが,「自民党を監視」とか いうのはそれは野党としての役割を果たせ,非現実でもなんでも いいからとにかく文句を言え…ってことで,それって社民党と 共産党の役割ですってば(笑)。もっともそういうことをやっていたら 支持者がどうなったか?…というのは社民党を見れば特に明らか。 国民が何を求めているかは如実に表われていると思います。
後ろ向きな批判なんって聞きたくなくて,権力にとにかく文句を 言っていれば知的とかかっこいいとかそんな勘違いをしてるのは 古い世代だけです…というかまぁ古い人がそういうんですけどね。
…ただ個人的には民主党にわたしが期待するのはいまの前原さんの 政策とも違っていて,本当は大きな政府系のモデルを立てて欲しいと いうのは以前から書いている通り…。まぁ世間の風潮が小さな 政府こそ望ましい…と言う風になってるので,難しいとは 思いますが,小泉さんが思いっ切り政府を小さくした後に, あとで必要な部分を膨らましていく…って手もあり,そういう 意味じゃデストロイヤーとして小泉さんはうまく機能してると 思います:-p。
現在の政治って首相自身が旧来体制を壊し続けてるから, 評論家って批判しにくいんですよね:-p。だから上記のような ちんぷんかんぷんなことを言う人が出るかも知れません。
……で,番組がつまらないなら観なきゃいいじゃん…という事を 言われるかも知れませんが,この番組スポーツコーナーだけは 週末午前中の番組の中じゃ一番おもしろいんだよなぁ(笑)。 だから観てしまうという(^^;)…。実際スポーツコーナーの 時間は結構長いので,まぁそうい番組と言えばそうなんでしょうけど:-p。

12/17(TV番組・ネタ)
今日やったこと…。
朝起きてTVみて,洗濯して,朝食食べて,洗濯物干して, アイロンかけて,掃除して,日記書いて,出かけて, 昼食食べて,本買って,秋葉にいって買い物して,銀座にいって, 酒とか買って,友人宅にいって,年賀状の印刷をさせてもらって, 夕食頂いて,喋って,TV観て,失礼して,自宅に帰って, 寝ました。たくさん食べました。たくさん飲みました。
友人宅でTVを一緒に観ていてバラエティーとか一緒に観ていて, それなりに楽しかったのですが,どうもこの手の番組は 普段は観てません。なんか一人で観ても楽しくないのかなぁ…とか 思ったりも…。でも夜の番組をみないせい(おかげ?)で, 夜早めに寝る習慣ついてるんですよね。でも最近はTV番組も 頭使う番組が増えてるんですね。結構おもしろかったです。
それから,脈絡ないですが…,最近の日記が短いのは どうもネタが浮かばないというか,頭が真っ白な状態が 続いているからの様な…。なんなんだろう?,この感覚… ちょっといつもと違うんだよなぁ…。何か気にかけていることが あるのか?…。あっ,仕事進んでないの気にしてるのかなぁ(無自覚)…。

12/16(忘年会)
実は昨日と今日とで会社組織の忘年会。忘年会のために 横須賀へ。もちろん忘年会だけのために行ったわけじゃなくて, その前には会社のイベント。 というわけで,どうも二日間でっぱなしでした。
ちなみに来週も会社の忘年会あります。多いなぁ…。 というのもいろんなサブセットがあるからなんですけど。 忘年会は多いけど新年会はあまりないという…。うーむ…。 追い込まれないとやらないってことで:-p。

12/15(中国)
中国が有史以来侵略をやったことがないと 言ってるって話を聞いて,驚くとともに,こういう 国と歴史認識を合せるなんって可能なんだろうか?…とか 思ってしまいます。
それにしても…このニュース,あまり新聞系のサイトで他に 見かけないのですが,まさか誤報じゃないですよね?…。
まぁ話を戻すと,この日本語があってれば,日本どころか アジアやヨーロッパからみても明らかにわかる嘘なんですが…。
わたしは特定アジアと日本が歴史認識を合わせるってことには 賛成なんですが,こういうことを言われると…もう…,って 頭を抱えてしまいます。
それにつけてもどうも最近日本で中国驚異論がドンドン強まってる 気がします。中国や韓国のように国内に嘘の教育をしなくても そういう状況になってます。小泉さんのうまいところは小泉さんは 靖国は譲らないけど,他の点では中国に友好的なポーズを 見せる,でも中国は全否定…してるわけで,引いてみると どうも中国が一方的にごねてるように見えてしまうわけで…。
まぁでも日本以外の国でどういう風潮になってるのかは 良くわかりません。ただ,どうも有事の香りがプンプンする わけで,気持ち悪くてしょうがないです。なんとか ならないのかなぁ…この状況。

12/14(川畑聡一郎先生のご冥福を祈ります)
昨日発売の週刊イブニンブの416ページを観て驚きました。 今年の夏までに「S60チルドレン」という連載を行っていた 川畑聡一郎先生が亡くなられたそうです。31才。 桝田道也氏のところに訃報があります
正直に書くとわたしは川畑先生については「S60チルドレン」しか しりません。というかおそらくこの作品が初めての長期連載 だったのではないでしょうか?。わたしは熱狂的なファンでは ありませんが,妙な味があるこのマンガを気に入り,一応 単行本(全4巻)はそろえております。 なので,作者のことはわからないので,マンガのことなどを。 本来ここはマンガの感想を書くところじゃない(マンガの感想を 書くところは別にある)のですが。
S60チルドレンという作品は昭和60年頃に鹿児島で小学生 低学年を過ごしている少年少女達の日常の物語りです。 なぜ鹿児島か?…というと作者がそこの出身だからだそうです。 ですので,この物語りには当時の流行なども合わせて非常に その空気を持ち込んでいます。
このお話の秀逸なところは子供を人種として描いている,つまり 大人とは別の生き物として描いている。もちろんSFじゃないので 普通に親や先生と生活してますが,子供は子供の社会があり, そこの原理で動いているということです。そして主人公の 男の子は,妙に物事に冷静な視点を持っているものの,クラスメイトの 誘いに流されたり,変な虚栄心があったり…と実にその心情を 丁寧に描いています。例えば馬鹿馬鹿しいと思っていても, 友達とお菓子やそのおまけを買ったりとか,遠足にいくと なぜか周りになじまない自分を感じるもののどうしようもないと 思ったりとか…。
いきなり自分の話をしますが,わたしは子供の頃自分は 正しく(大人でいうところの論理的に)思考できてると思ってました。 そしてそれが現在まで続いているところからして,現在の わたしの記憶では当時の自分はきちんと物事を考えていたと 思ってます。しかし実際に例えば小学3年の子供と接したり, 当時のとある行動面だけを思い出すと,やっぱり突拍子もない 行動をしたり,変な顔とかをしたりとか…そういうことは やっていたように思います。つまり自分は過去の自分は ちゃんとしていたと思っていても,実際はそうでないことが 多いのではないか?…と思います。広げると人は自分の過去を 過大に正しかったという記憶に書き換えてしまうのではないか?…と 思います。
話がそれましたが,この作品でも主人公はおそらく大人になって 思い返した作者の記憶が元になってると思います。しかし 秀逸なのはそれでても子供故の大人とは違う思考をうまく 表現できていて,それが大人である我々が当時の自分に うまく入っていける事になってるのだと思います。
この作品はギャグというよりは妙なノスタルジーがある 作品で,おかしなことをやっていても笑うというよりは, どこか懐かしく寂しいい感覚をわたしはおぼえます。そして その中にある子供の社会のシビアさ,ある人はクラスになじめず 不良のグループに入ったり,ある人は塾に通って勉強するも 頭がいい友人に勝てず,それでも自分のプライドを何とか保つとか, そういう子供なりの社会をうまく描いていると思います。
S60チルドレンはおそらく読む人によって胸に込み上げてくるものが 違う作品だと思います。それゆえに良い作品だとわたしはおもいます。
そして,この私小説的な作品からどのように世界を広げていくのか?, これからが楽しみであった川畑先生が亡くなられたことを とても残念に思いました。ご冥福をお祈りします。

12/13(マナーを教えるということ)
某SNS経由でわたしが行ったライブに対するジャーナリスト(?)の キースジャレットのコンサートに関する意見 みたいです。
これを書いた人は20日もしくは21日のコンサートで鯉沼ミュージックが お願いをしたことに対して不快感を発してますが,14日の コンサートを見たわたしからすると,「14日のコンサートを 見ずに良くもそんなことが言えるな」と…。
これを書いた人を鯉沼の呼び掛けを「強要」と書いてますが 違います。これは「教育」です。演奏が良ければ結果として 静寂が訪れる…みたいなことを書いてますが,本当でしょうか?。 わたしはそうは思いません。観客にはいろんな人がいるからです。
キースジャレットは現在最高のピアニストの一人ですが,そのおかげで ジャズファン以外のリスナーもかなりコンサートに来るようになってます。 もちろん,その中にはジャズよりもきびしい視聴態度を要求される クラシックのファンもいて,ジャズよりもかえって静寂な観客空間を 形成できていると思いますが,一方で有名だからこそ一度観てみたい くらいの気持ちで普段コンサートを観ない人も増えていると 思います。そういうコンサート自体に不馴れな人が自主的に コンサートのマナーを守れるとは限りません。ジャズのライブですら 音楽の内容により声をかけた方が盛り上がる音楽,だまって聴く音楽など 一意に決まりません。その時の状況に応じて観客が判断するのですが, それをコンサート初心者が自分で判断するのは困難です。ですから, 注意書をわたし,演奏が完全に終わってから拍手をしてくれ…と 書くのはいいことだと思います。
それに14日のコンサートは…いえ聴いたところでは21日のコンサートでも 携帯電話をならす人がいました。携帯電話については,どんなコンサートでも 開演前に電源を切るようにとのアナウンスが流れます。なのに かならず守らない人がいます。今回はアナウンスに加えて,件のビラ, そして会場でスタッフが生声で叫んで注意を促すというシーンが ありました。そこまでしてようやく電源を切る人もいたのです。 これは単にうっかりかも知れません。しかしコンサートが始まる前に 電源を切るなりマナーモードにするのを気づくことができないような人に, 観客の自主的なマナーを期待するのはかなり困難です。
さらに書くと14日で問題になったのは「咳」もありました。 咳は生理現象…という意見もあるでしょうが,一人が始めると みんなが始めるというのは明らかにガマンの問題です。または 咳をしてもいいという雰囲気かもしれません。ですから,そういうことは 極力注意しなければならないと教えるのはいいことです。
この文を書いた人は張り紙を「芳香剤」と書いてます。でも わたしは14日に雑音を出した人に対してはもっと強い悪臭を 感じました。悪臭を出さないための芳香剤ならそれはそれで しかたないかと思います。
こういう文章書く人って大衆の善意を訴えるくせに,いざ 現実で問題が起きたら「自分は違うが残念な人がいた」みたいな ことを書くんじゃないか?…,そんな気がします。
それから…「録音していることは聴衆と無関係」と書いてますが, キースジャレットはここ数年,ソロコンサートを日本でしか 行ってません。文章を書く人ならばこの事実の意味を考えて, それでもそういうことを書くか…考えて欲しいです。
ということで反対意見を表明しておこう…ということで, あえて苦言をいいました。どうしてルールを教えることが 強要になるのかわかりません。ルールを教えるのはむしろ善意だと 思います。ルールを教えず誰かが不具合をしたら一斉に 「非常識」とか言って責める文化に最近なってませんか?…, ちょっと最後は脱線してますが,最近そういうことを感じます。 自由にさせていればすくすくいい人に育つ…わけないじゃない…。

12/12(年末)
なんかあちこちに頭を使うことを書いているため, 日記まで頭が回らず…。
っていうことでやったことを中心に…。
昨日那珂湊で買ってきたあさりが大量にまだあるので, 昨夜はあさりバター,今朝はあさりの味噌汁, 今夜はあさりのワイン蒸し…と続いております。 まだ続きます。…というか良く考えると,明日から 夕食はほとんど外食になるのではないか?…と気づき, ちょっといろいろ焦り中…。あと昨夜塩抜きを始めた 数の子が「塩抜きすぎるとまずい」ってことに今日の 昼間に気づき,会社で焦り夕方急いで買えるものの, それほど抜けてなくてホッとした…。というわけで, 出しにつけてます。数の子は好きな割に,いままで 実家からもらってくるだけで,自分でつくったこと 無かったんですよねぇ…。
食べる話はこの辺で終りにして…。あと年末の 帰省の航空券を購入。戻りは日程…というより経路を まだ決めてないので買ってません。年末の予定も変わるかも…と 思ったんですが,どうせ航空券正規料金だから変更効くし…って ことで購入しました。
あと,年末に読む本をネット注文。実家で暇なときに 読もうと…。
何げに年末の準備してるなぁ…と思ったり:-)…。

12/11(お世話になりました)
昨日のつづき…。
どうやら昨夜は10時過ぎには寝ていたようですが, 他の友人二人は12時くらいまで飲んでいたとのこと (ちなみに奥さんは9時過ぎに別室へ行かれました。)。 でもTVがつきっぱなしで3時頃にわたしは目が覚めたのですが, 友人が気が付き消したようです。で,その友人はその後 布団に入ってまた寝てしまいましたが,わたしはいつもの 起床の時間が近づいているため,また寝ても,すぐ起きるような 感じ…。寝たり起きたりを繰り返して6時過ぎたあたりで, 奥さんが起きてきたので,わたしも起きることに。 その後朝御飯をつくって頂くのを待ってるうちに友人も 起きてきてだいたい9時くらいに朝食。12時くらいまでそのまま ゆったりして,その後那珂湊のお魚を買いに行きました。
ちなみに,友人宅にいると,朝食後も奥さんがやれお菓子を出して 食べろとかドンドン出して,帰りにも蜜柑とか…そういうのを 渡されて…ってところがなんか実家に帰ってるようでおかしかったです。 結構ほっておいてくれてもいいんですが,やっぱりそういう 風にしないと失礼とかみっともないと思うのかなぁ…。 聞いたところ旦那の友人が来たのははじめてだった…って ことで,奥さんも緊張していたようですが…。
で,那珂湊ではまずは食堂で(寿司屋はすごく並んでいたので) 刺身定食を食べ,その後に買い物。イクラとアサリと数の子を 購入。季節がら鮭がたくさん出てましたが,わたしは荒巻鮭を 食べる習慣は無いのでスルー。蟹にひかれるところがあると いえばあるのですが,買って一人で食べてもなぁ…という わけでスルー…って感じで。
まぁそれでも今週は一週間くらいアサリを食べるハメになりそうです:-)。

12/10(鮟鱇)
今日から友達と水戸の方の友達宅へ遊びに行くので,今日の 日記は明日の夜にでも書きます。
追記:
…というわけで帰ってきたので既に11日ですが,10日の話を。
3年ほど前から高校の時の同級生(S氏)が常陸太田に住んでいて, そこに同じく高校の時の同級生(T氏)と遊び行って鮟鱇なべを食べ, 翌朝は那珂湊の魚市場で買い物をするのが,ここ3年の冬の定期行事と なっております。 というわけで,今期は今日から…ということで,行って参ります。
元々は野郎三人の会だったのが,去年はT氏が結婚したためT氏の嫁さんも 加わり,S氏宅で雑魚寝。今年はさらにS氏の嫁さんがいるために 男女3+2になる予定でしたが,T氏の奥さんが急遽用事で不参加になったため, T氏と二人でS夫妻を襲撃するというのが今年の主旨になりました(嘘)。
その前に昼前に自宅を出て中目黒でT氏夫妻と会って昼食。 カルカッタという店でカレー食べました。美味しかった(メモがわり)。 で,T氏の奥さんとはわかれてT氏とレンタカーに乗り,常陸方面へ。 5時前にS氏宅につくと,奥さんはバイトで不在ということで,先に 準備を開始。去年はここから買い出しだったのですが,今年は 既に材料は購入済みでした。準備をしてなべが出来た頃に,奥さま 帰宅。あとはだらだらと食べて飲んでました。
…というわけで,今日はここまで,例によってわたしは他の人が まだ飲んでいるうちに,酔ったので撃沈したようです。

12/9(茄子)
先日(前の日かな?)上司と面談し,ボーナスに向けた 評価結果を聞く。いままでより若干悪め。「まぁしょうがないですね, 今回は」と自分で納得したのですが,今日金額をみて驚いた…。 こんなにさがるんか?…(泣笑)。
うーーーん,うーーーーん…。
ちなみに怒ってません。とほほ…という感じ。 まぁーボーナス当てにして…何かっていう人じゃないので べつにいいんですけど。
今日は午後からあるところに出かけて,人前で喋って, その後懇親会。知らない人ばかりでおもしろかったといえば おもしろかったのですが,みんなお年寄ばかり。偉い人と 言えばそうなんだろうなぁ…って感じでした。
なんか行くまで何を喋るか決めてなかったので,結構無軌道な 感じになってしまった気がするけど,一応伝わったので 良いとします:-)。

12/8(iPodとソニー)
昨日「メモリースティックはなくなるの?」という 文を読んでいて,いろいろ感じるところがあった。 とにかく最近はソニーの話題が多い。CCCDのスパイウェアの件, 新しく出たウォークマンの絡み,基本的にネガティブな話が 多い。そういえば去年だっけPSPが出た後もクレーム騒ぎとか あったなぁ…。
もっともAIBOが出たときの社会の熱狂ぶりにはわたしは クビを傾げていたのでそのぶり返しが来てるだけのような 気がするが,勝手に期待して期待を裏切ると悪者騒ぎ…と いうのでは,ちょっと気の毒のような気がする。
話が発散するので,圧縮音楽プレーヤ,いまだとiPodが既に 成功者としてジャンル名にもなる勢いですが,その件について。
あまりはっきりとは言えないのですが,わたしはこの手の MP3携帯プレーヤの創成期に開発に係わっていたことがあります。 そして敢えなく撤退しました。どのメーカか…というのは 言いたくないのですが,そのときのライバルにソニーがいました。 まぁつまりライバルにソニーがいたし,ライバルメディアとして メモリースティックがあったので,感じるところがあるわけでも あるわけです。
…とはいえ当時からiPodが発売して売れ出すまでの間,いろんな 会社が同じようなプレーヤを出しては消えていきました。配信の 仕組みみたいのもつくられたことがあります。そういう中で わたしも当時なぜうまくいかないのか…というのをいろいろ 考えて,「うまくいくはずがない」と結果的に結論が出たので(苦笑), まぁ辞めざるを得なかった…ということです。
というわけで,実はわたしはiPodの最初のモデルが出たときに, これも成功しないだろう…と思ったのでした。ですが,結果を観れば, わたしの読みが当たらないことを証明しただけでした(^^;)…。
とはいえ,この iPodの開発秘話を読むとなぜアップル以外が 失敗したか良くわかります。それは目の付け所が違っていた… ところもありますが,アップルだけが解決できた問題点も あります。
この秘話を読むとアップのiPod開発者がこだわっていたことは あくまでも使いやすさです。で,その使いやすさとして具体的に こだわったのが,パソコンから曲を転送する事の面倒さの解消, そしてヒューマンインタフェースでしょう。iPodが出る前から HD内蔵の携帯プレーヤが無かったわけではありません。しかし それまでのHDプレーヤは大量の曲を入れるという点でHDを 採用してました。アップルはおそらく違います。アップルが HDを採用したのはあくまでも「イチイチ曲を選んで転送するのが 面倒なので全部転送してしまう」という事を実現するためです。 つまりいっぱい入る事にこだわってるのではなく,あくまでも 使いやすさです。ですから,単に曲がたくさん入るだけでは駄目で, パソコンと自動的にシンクすること,そしてその大量の曲を 簡単に選んで再生できることにこだわってます。
さて,では,わたしが開発に携わっている頃,いったいどういう 視点だったでしょうか?。当時競っていたのは「大きさ」と 「音質」でした。カードサイズにしたり鉛筆サイズにしたり いろいろあったと思いますが…。今考えるとそれは無駄に小さくして ディスプレイを小さくして扱いにくくしていただけ…とも 言えます。そういう意味でいうとiPodが大きさはワイシャツの 胸ポケットにはいればいい…としたのは実に賢明な判断だと 今更ながら気づきました(^^;)…。あと音質もMP3,ATRAC3,AAC, TwinVQなどいろいろありましたが,実はそんなに音質変わりません。 だけど,当時は音がいい方が普及する…って考えていたのですよね。
iPodがこだわったファイルの転送の簡単さについては誰もが 気づいてました。しかしフラッシュメモリにこだわり全曲を 移すなんっていうのはとても考えられない。またレコード会社 との関係もありDRMをかなり強固にかけなければいけない, そしてWindows対応にするため,いろんなハードに対応しなければ いけない…という点で,技術的な点から諦めていた様に 思います。そういう意味でいうとアップルの場合,パソコンを 自社でつくってるのでハード管理がしやすいという点,そして 日本の保守的なRIAJに比べると,若干ましなアメリカレコード協会と いう意味ではアップルだから出来た点もあります。特にiTMSの 件に関しては日本では無理だし,アメリカで始めるにしても アップルのブランド力があってうまくいった…という 事もあるでしょう(まぁSONYはアップルと同じくらいブランド力が あるように思いますが)。
…ということです。つまりiPodが成功したのはすべてのハードを 一社で扱ってるアップルという会社であったこと,アメリカで 音楽業界で名が売れてるアップルだったから…という点はあります。 しかしソニーだって海外のCDのレーベルを持っているし,パソコンだって 出している会社です。ただソニーはVAIOをウォークマンマザーマシンと 位置づけることをしませんでした。ソニーはアップルに比べ 扱っている製品が多すぎてパソコンと他の電子機器を組み合わせるにしても 多すぎるのでしょう。
個人的にソニーの場合パソコンよりもセットトップボックスで ウォークマンをサポートした方がいいと思うのは,上記のように どっちのハードも一社で管理した方がいいと思うからです。 そして,そのマシンはパソコンを触ったことも無い人が ラジカセかビデオデッキ程度の扱いやすさで触れるような モノでないと,今更iPodに追い付けないと思います。
ただし一方でPSPに映像データを送り外でTVを観れるような ビデオデッキもソニーはだしており,iPodもビデオ対応したことから 音楽プレーヤよりビデオプレーヤとしてiPodに先行した方が得策かも しれません。もっともその際にはもちろんユーザの使いやすさを 第一に考えて過剰な技術競争をしないという視点は大事なのでしょう。

12/7(TVを観ていて)
webで「姉歯設計士の偽造に気付き、最初に国交省に通報したのが 『イーホームズ』だった」っていうのを読んで,それでもって 今日のTVのニュースでイーホームズ藤田氏の発言を聞いてると, この人悪い人じゃない…と思ってしまった(^^;)…。うーん, 影響されやすいなぁ…。でも藤田氏は国会の委員会では, 行政の指定の手続き通りやっててもこういうことが起きてしまう…って ことでシステムの改善をお願いしてました。
まぁそういう意味で新法案のための事情聴取という意味での 参考人招致…っていうのであればわかるのですが,どうも犯人さがしと いうか「裁き」の様にも見えてしまい,どうして国会が裁判するの?…と 思わないでもありません。…いや何の話かというと今回の参考人招致ね。 どうして警察とか検察とかじゃなくて国会なんだろうと…。 法令違反してないから…ってことなのかしら?。国会の委員会での 招致とか喚問とか時々やってますが,どういう意味があるんだろう?…とか 思いますが…,まぁこういう場でもないとTVの前で喋らない人も いるのでやっぱり必要なのかなぁ…。
話変わって,今日の「そのとき歴史が…」
山本五十六の話でした。先週もそう。この人が始めて航空隊で戦艦を 沈めることを作戦として実行した人らしいです。現在の戦争は 海上戦も地上戦も航空機による攻撃が重要な作戦になってるので, 物凄く先見の目があったんですねぇ…。それから山本五十六は 戦争が長引いたらアメリカに負けるという確信があり,開戦には 反対していたと…。なるほど…。
こういう話を聞くと結構美談で,好きで戦争をやったわけじゃないし… って事になってしまうんでしょうけど,アメリカから観たら 山本五十六は真珠湾を奇襲したテロであるわけで,いいのかなぁ… こういう描写…と思ったりもしました。まぁ気持ちはわかるし, やりたくないけど命令されたら全力やる…って事でも,でも 責任者って責任をとるためにいるわけで…。
山本五十六は戦時中に死んでいるので東京裁判には かけられてませんが生きていたらやっぱり結構な戦犯として 指定されていたのではないか?…と思うとこの時期にこういうネタを やるNHKはやっぱり狙ってたのかなぁ…と思ったりもしました。
うーむ…。

12/6(濃いネタ)
ちょっと脈絡なく行きます。
ちょっと前の話ですが,例の広島幼女殺人事件の犯人がテレビ朝日が取材したせいで逃亡したらしという話…。 ひどい話だと思うけど,あんまり既存メディアが叩かないので, ここにさらしておきます。これで国外逃亡とかしたらどうする つもりだったんだろう…。っていうかつもりはないだろうけど…。
もっともこの事件をきっかけに日本国内にいる外国人は危険…という 風潮になりそうな感じですが,先日取り上げた「ブエノス・ディアス, ニッポン」という本によると,そうでもないのではないか?…とのこと。 いや,犯罪は起きるんですが,犯罪を起こす率的には日本人と 変わらないと。率は一緒って事は人口が多いとそれだけ増えるって 事でしょうけど…。まぁ基本的に出稼ぎ労働の外国人は 貧しい人が多いので,そういう意味で犯罪を犯しやすいって いうのはあるのかも知れませんけど。
そういえば,最近起る子供とかをターゲットにした猟奇事件…って だいたい犯人って貧しい人が多いよなぁ…。再犯の人もいるけど, 再犯だから結局社会的地位が低いし。ある意味やはり貧しさが 問題なのか?…とか思ったりもしますが…。
それから栃木の方の事件…。
こっちはまだ犯人が見つかってませんが,どうもマスコミから 情報が小出にされているのが気になります。実は犯人 特定できてるの?…。奈良の時も「そんなにばらしていいのかな?」と 思っていたら時期に捕まったしなぁ…。
それから…マンション耐震強度偽造事件…は今日はとりあげません, っていうか上記三件のニュースだけでニュースが30分以上 かかってるケースがあったりと,他のニュース,埋もれてないか?, 大丈夫?…とか思ってしまう。しかしくらいニュースばっかり だなぁー,ネタがなくてタマちゃん映していた時が懐かしいよ(笑)。

12/5(太っ腹?)
どうもここ最近政府が大盤振る舞いというか 財布の紐が緩い気がするのは気のせい?…。例のマンションの件も 国が何とかしそうだし,他にも減税停止を一部遅らせたり…。 もしかして好景気で税収が増えそうだから…ってことでしょうか?。 でも国の借金は減ってないのですけどね:-p。おかげで公定歩合は 相変わらず。
まぁ景気がいいのに文句を言うつもりはないのですが,結局は ない袖は振れないって事なんだよなぁ…ということで,あまり あてにならないんだ行政って…という感想でした。
…ここまで書いてこのネタは終りなんですが,他の話を 書こうにも今回はネタなし…。全然ないこともないのですが, なぜか気が乗らないので失礼します。

12/4(コミュニケーション)
何もない…何もしない週末…というのは久しぶりだった 気がする…。
さて…。話変わって。
コミュニケーション。コミュニケーションの手段というかノウハウとか そういうのを紹介する書物とかセミナーとかWebとか最近良く見ます。 職場関係だったり異性関係だったり。実際会社で部下の指導の仕方( コーチングね)とかの研修受けたことあります。
なんとなく「コミュニケーションって習うもんなんですか?」と 思ったりも…。まぁ今よりうまくなりたいっていうのはわからないでも ないのですが,じゃぁ今までコミュニケーション出来てなかったのか?, 最近言われてるって事はじゃぁ,いままで数千年間人間はコミュニケーション 出来てなかったのか?…とか思います。
まぁ道具がわかった,メイルとか出来たし…っていうのはわかりますし, 職場においては人間関係が変わった(年輩の経験が後輩を指導できる 時代じゃなくなった)っていうのはわかりますが,異性との付き合い方, はたまた近所付き合いの仕方…などそんなもの大人になるまで 自然に身に付かなかったのか?…,などと思います。
コレって時代性なんですかね?…。良くわかりません。それとも 昔の人はもっと表面的な付き合いで問題が生じなかった…, 現在は人間の利害関係,自我意識の増幅,情報過多…とか そんなので,より深く人間は知り合わないといけないの?…とか そんな感じなのでしょうか?。それとも単純にここ数十年の日本では 幼少時代にコミュニケーションを学習せずに成長するような 社会がつくられていた…って事なんでしょうか?。
まぁでも実際コミュニケーションがやられてない…っていう 感覚はあります。そう思うのはネットとかを見ていても,きちんと 喧嘩してるところとかが見えなくなった(^^;)…。喧嘩というか 議論なんですが…,昔はMLとかで結構深い議論が出来ていて, 意見が違う相手でも,お互いに意見をぶつけ合って,擦り合わせるところ, 出来ないところをきちんと見いだせた気がします。最近は 匿名掲示板にしても,どこかの掲示板にしても,ブログにしても, SNSにしても,なんか言いっ放しでぶつかってる喧嘩しか見たことがなく, お互いの文章を引用してそれをきちんと読み解いているような 場面をほとんど見なくなりました。 ってことは実際の会話でもそうなんでしょうか?…。まぁお互い 言いたいことを言って,話が噛み合ってない会話…とかは以前からも あったと言えばあったのですけど…。
議論といえば,わたしが高校生の頃,大学生の頃…,数回ですが 一つのテーマで朝まで議論するようなことがあって,まぁわたしは どちらかというと,その議論を熱くする方で,周りのほとんどは 「ヤレヤレ」って感じだったりもしたのですが(^^;),そういう 中で相手の意見を聞いて,読み解いたり揚げ足取ったり(苦笑), まぁいろいろ手法を学ぶわけです。今でもわたしの話を聞く 態度は「この人何が言いたいんだろう?」と思って聞くことで, 「なにを言ってるんだろう?」ではありません。 大学に入ってネット始めて,そのネットの中でも何度か 議論になったことはありますが,まぁそれなりに建設的に 出来た気がするし,そういう中でいろいろ学んだ気がします。
まぁこの歳になると,自分のことをわかって欲しい…っていう 欲求は薄くなっているのですが(苦笑),でも世の中を見ると コミュニケーション不全で悩んでいる人は多いように思います。 今の人は若い頃にそういう人とぶつかり合うような経験は してないのだろうか?…,などと思いました。
結論はないのですが…,大きな疑問…としては,こんなのに 時代性があるのか?…って事で,結局良くわからないのでした…。

12/3(在日とのランク)
昨日の日記を書いた後の話ですが,以前購入していた 「ブエノス・ディアス,ニッポン」という本を読み始めました。 ここは読書感想を書く場所ではないし,まだ読み終わってないので, 感想は後日別途書きますが,昨日の日記と関連するので, さわり(要点)だけ。
この本は日本にいる外国人の案件を多く扱ってる弁護士が 書いた本で,つまり不法滞在してる外国人が抱えている問題に ついて書かれています。日本は建前では特殊能力を持った外国人以外の 就労を認めてない…といいながら実際は多くの外国人が単純労働の ために日本にいます。不法入国やオーバーステイ(ビザが切れた後も 日本に居続ける)が実態としてはかなり行われていて,そして そういう人たちを雇う業種もあるし,そういうところに人を 派遣する会社もある…。つまり建前と実態が乖離してます。 乖離しているために,この手を扱う法律が,つまり役所が 一貫性のあるルールで運用されておらず,役所の気分で その人たちの扱い(強制送還されたり,長期滞在が認められたり)が 決まってしまう状況のようです。
この本を買ったのはわたしが以前オランダにいって詐欺にあったときに, 海外の治安が悪い…というよりは,単にわたしは日本にいるので 気づかないけど,日本でも外国人に対して行われる犯罪が あるのでは?…と,つまり日本が安全で居心地がいいのは日本人に とってだけで外国人にとってはそうではないのでは?…と思ったからです。
で,この本をちょっと読んで気づくのはそういう役所の問題も ありますが,それ以外にも世間の目とか,仕事での扱いとか… いろいろ在日外国人は大変な目にあって…それでも日本で稼ぐために 我慢して身を隠して目立たないように働いている人たちが 結構いるということです。
…で,昨日の日記に書いたようなことを考えつつ週末の ニュースをみると,捕まった犯人の件はいいにしても, この事件をきっかけに犯人と同じ職場だった外国人,親族などに 対する報道の執拗さ…そしてその時にかなり低姿勢で記者に答える 彼らをみると,ちょっと日本人じゃないってことですべての 外国人に差別意識が生じてないか?…と。
結構驚いたのが犯人に9才の時に被害にあった女性(現在は成人)に わざわざペルーまで行ってインタビューしてること。もちろん 本人に了承をとって(でも謝礼金で釣ったのかも知れない)るのでしょうが, 小児の時に性犯罪(ただし未遂だったそうですが)にあった女性に (モザイク付きですが)映像付きでインタビューするなんっていうのは, 同じ日本人に対してだったら出来るのだろうか?…とか思いました。
どうもね…。今回の扱いの中に日本側には「同じ外国人なんだから みんな怪しい」という思いと「大げさになってますます差別を受けると 困る」と思って低姿勢なペルー人の構図を感じて…とても 気持ち悪いのです。
もちろん,犯人の方を持つつもりは全然ありません。ただ先日の フランスの暴動のような構造が規模は小さいものの日本にもあるのだな…と。 なんとも気持ち悪いし…,どうも我々に良く見えない部分が あるな…って思います。

12/2(ちょっと違和感)
どうも広島幼女殺人事件の報道にはクビをかしげる 事が多い。
わたしは平日はニュースはWebとNHKしかみないので, 民放はわかりませんが…。どうせ民放のニュースは ワイドショータッチで事実よりも出演者のコメントばっかりで 扇動的なのでどうでもいいし:-p…。
今回の件はペルー人が捕まりましたが,どうも違和感が…。 まぁ朝日があくまでも「日系」にこだわりたいのは 彼らの論理なのでおいておくとして(とは言っても, これはこれで結構おもしろいので:-pIrregular Expressionさんの指摘を 貼っておきます。その後日系人じゃないことがわかりましたが), 気になったのが捕まった直後,「ホッとした」という近所の人の談話を 何回も流したこと。これは事実でしょうが,被害者が出ている 事件で「ホッとした」というのを何度も流すのはちょっと どうかと思いました。もちろん当事者というかその辺に住んでいる人が そう思うことは別に悪いことじゃないのですが,被害者の 遺族は全然ホッとしないし,ホッとするしないという意味では TVを見ている我々も関係ない…,なのでなんか違和感を 感じたのでした。
あと昨日のニュースで被疑者が殺人をしたこと認めたというのを 接見した弁護士が喋ってること。これって本人に了解を 得たのでしょうか?。警察側が発表するのならともかく, 被疑者側の弁護士が喋るって事に違和感を感じました。
もちろん,被疑者を弁護するつもりもないし,冤罪とか 言うつもりも全然ないし,こういう犯罪に対して日本の 刑が軽いとか…そういうことも思ってますが,一般論として 容疑者側の弁護士が取材に対してベラベラ内容を話す…って いうのはありなのか?…と。確かにひどい犯罪ですが, ひどい犯罪だと刑が確定前でも,ひどい扱いを 受けていい…っていうことになると…それはちょっとと…。 っていうか日本ってそういうところまだまだあるよなぁ…。

12/1(馬鹿という人が馬鹿)
「馬鹿という人が馬鹿なんだからね」ってセリフをマンガか アニメで良く聞くような気がしますが…,このセリフ良く当たってると 思います。…とはいってもだいたい出てくるのは「天に向かって唾…」とか, 人をバカにしてはいけない…とか,わりとそういう文脈で 使われてますが…。
わたしが思うのはこの言葉の意味は「他への評価は自己のココロの 状態の反映である」という事だと思います。物事を 悪く思うのは,物事自体の悪さ…ではなく,自分の中に 自分で認めたくないネガティブな想いがあるような場合, 無意識に他者にそれが移って見えるということ。 この場合無意識なのが問題で,自覚できていれば,それが 他者に憑依するような事はないのですが,無自覚ゆえに自分の 外側に原因があるように感じる。
わたしの考えではだいたいにおいて物事が悪く見える, うまく行かない事が長く続くというのは自分自身を変える方が 手っ取り早いのです。…それ(自分)だけが真実の原因とは いいませんけど…。
…というわけで,わたしは物事が悪く見えるときは, 自分の中に悪意があるのだと思いなるべくそう思わない, つまり自分の悪意探しというよりはむしろ他者をそう思わないことで 自分の悪意潰しをします。実際言わない思わない…をしていたら 楽になりました。まぁ都合が悪いことを考えないようにしてるだけ, って気もするのですが,実際それで困らないことも多いし, 同じ考えるなら楽しいこと,感謝すること,愛することを 考えた方がいいと…。まぁ最後のは難しいか(笑)。
…とふと思ったのには今の現実の世界の経験には無関係です(^^;)。 ちょっと最初のセリフを聞いて思っただけです。


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