2005年1月の日記&雑感


だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。 あしからず。


1/31(正しいという根拠)
NHKと自民党と朝日の戦いの話なんですが。 正統性の始点。大変おもしろい。
もっともNHKとかの話よりも, わたしは宗教や自然科学を信じる根拠の方を連想してしまいました。 たとえば,わたしは1+1=2であることを結果ではなく,定義だと思っています。 もちろん,これを証明することもできますが,その場合も どこかに(言語とかのレベルまでいくと),定義が入り込んでます。 つまり「こう決めたから,その結果正しい」と言うことです。
宗教と自然科学の戦いも結局ここで言われているところの 「『正統性の始点』の取りあい」なんですよね。実にわかりやすい ものの見方だと思います。もちろん宗教同士,民族間の争いも, そこだったりする気がします。
で,ここで使われている「創発的権力」という意味が分かりにくいので, それ以前のエントリも紹介。
遅ればせながら,ハウルを現代日本の問題の暗喩として解釈した「 『ハウルの動く城』を老人問題に関する分析と提言として見る 」と「 安倍ちゃん:朝日新聞:2ちゃんねる = サリマン: 荒地の魔女:ハウル」は大変おもしろいです。ハウル見ないと ちんぷんかんぷんですし,ネタバレですから映画みて無い人は 除くのはお勧めしませんが…。
後者の方で「創発的権力(ネット)」という造語を使用してます。
また話がそれますが,昨今のマスコミ報道を見てると, 「日本人って民度が低いのか?」思うんですが,一方でじゃぁ本当に 西洋は高いのか?…とも思います。どうなんでしょうねぇ…。 日本って西洋かぶれで,西洋がつくった物やブランドや芸術には やたら関心があるくせに,肝心の彼らの常識がどういう風に 形成されているか?…って事に関しては,あまり興味がないんですよね。 日本の官僚が…とか政治家が…とかいうけど,それじゃ本当に 他の国はきちんとやれているのか?…とかとも思います。
まぁ民度の話は正統性の始点では無いかとは思うんですが, やっぱり良く思うのは,TVとかでいろいろ批判する人たちの 根拠が非常にわかりにくい。いきなり「だめ」と言っていて, おそらく街の声として挙がってくる人たちも「TVでだめっていってるから だめなんだろう?」と思っているんじゃないか?…と勘繰ってしまいます。
今回リンクさせて頂いた「圏外からのひとこと」さんはネットで 民度が上がることを期待されているように読めますが, どうなのかなぁ…と,そうだとうれしいけど…というのが今のところの わたしの感覚ですね。

1/30(街の声,少数派)
TVニュースを見ていて思うことなどをツラツラと…。
TVの報道系のバラエティとかを観てると,良く街の人の声を取り上げますが, これって何か有用性があるのでしょうか?。街の人がそう思っている …ということを言いたいのかも知れないのですが,だいたい新橋とか 銀座とかで取材していて,それが一般の多くの人の意見かどうかは怪しい。 それにインタビューした人の声を平均的に取り上げている保証はなく, 局の都合のいい(報道の主旨に合う,もしくはおもしろい)意見を 偏向して取り上げている可能性もある気がします。
観ていて思うのは,明らかに事実誤認とか思い込み,勘違いで言っている意見が あり,それは間違いなんだけど,間違えているのは喋った一般人であり, TV局ではないので,TV局が嘘を言っていることにはなりません。 しかしその意見を聴いて「そうか,そうなんだ」と勘違いする視聴者も 多いかと思います。しかしTV局はその意見を間違ってます …とは絶対言わない…。これってすごく無責任というか, 意図的にやってるとしたら,視聴者に敢えて間違った知識や 思い込みをさせるように仕向けているとも言えます。
ヒドイ話じゃないか?…と思うんですが…。こうやって洗脳されていく人って 多いんだろうなぁ…。
そういう意味じゃ報道って全く異る意見の両方を取り上げるべきだと 思うのですが,ここしばらくの報道を観てると (正しいかどうかはともかく)一つの意見をひたすら繰り返しているように思う。 なんの話かは特定しませんが:-p。
もう一つ…。
イラクの選挙騒ぎ見てると,結局民主主義って少数派の意見が活きないので, 少数派はテロにならざるを得ない…という感じなのか?…とか。 まぁ本当はそんなことないはずなんですけどね。最近の日本の政局 見てると,力業で進んでいるので,なおさらそう思ったりもします。
テロが良いわけないのですが…。

1/29(フェロモン)
今日は来週の出し物に向けて自宅で作業。いよいよ終盤ですな。 午後から横浜に出て買い物をし,戸塚でライブ観てました。 考えてみたら今年初めてのライブ…。ずいぶん行ってなかったのね。 ココロに余裕がなかったかなぁ…。まぁそれも来週で多少落ち着くと 思うけど…。
さて,…。
極東ブログさんが「フェロモン研究は何のためにやってるんだ?」 とおっしゃってる件に関して…。
わたしは自身が研究者なので,「研究なんて純粋に知りたいという理由でも やるし,結果が出そう(論文が書けそう)な分野であれば, 飛び付く研究者もいるでしょ」とか身もふたもない回答をしそうですが…。 ちなみに「研究費」は社会的に注目されている分野ほどたくさんもらえるので, もちろん社会背景と選択テーマは密接に関係してます。ただ, 興味で研究,発表する人もいるでしょう…ってことです。
とはいえ,わたしは音の研究に絡んでいて, 音が人間の気分とかにどう影響するか?ということに興味がある(とはいえ, 音と感情を絡めた研究は一般性が高い結果はなかなか出てない)ので, 上記の研究を見て,「音なんかよりフェロモンの研究をした方が, 人の感情に何が左右するかを直接調べられるなぁ」と思いました。 フェロモンで男性が興奮するならそれはそれでおもしろいと。 人間の感情を脳内物質で説明して,ある種「意味から切り放そう」 という試みは,ちょっと最近は減りましたが,2,3年前は普通のTVとかでも 取り上げられていた気がします。ある種心療内科が取り扱うような問題に 役に立つのかも知れません。フェロモンというと性欲を発想しがちですが, 性欲って結局のところいろんな感情に結びがちなので, うまく扱えれば,それなりに効果はあるかと…。
ただ,だいたいにおいて人間の感情に直接左右するような物質は 規制の対象になるわけで,それがたとえ人間発でも抽出したりとかで 機能を強化されたりすると,やっぱりだめなんだろうなぁ…とかとも思います。

1/28(サンプリングと音楽の可能性)
一昨日ロックの話を書きましたが,実はその日ラジオを聴いていたら, リミックス…じゃないな,まぁ複数の曲をサンプリングして 重ねたような曲の特集をやっていました。ビートとかフレーズを 切ってループにした…という様なものじゃなくて,はっきりと 原曲がわかるような奴で,しかも複数の全然違う曲とかを やってました。
まぁはっきり言うと「ここって笑うところですよね?」っていう 感じがしないでもありません。ラジオの司会者も,ちょっと そういう感じで,つまりちゃんとした作品というよりは パロディ…という感じで紹介してました。
ちょっと話がそれますが,いま,仕事の関係で,複数の 音声ファイルや,音楽ファイルを重ねてミックスするために, ACID Proというソフトをいじってるのですが(Logicでやれよ,という 気がしますが,すみません,ACIDの方が簡単だったので(^^;)…。 Logicの習得は,そのうちちゃんとします),今のパソコンの パワーだと,複数のファイルをリアルタイムでピッチシフトして, 他の曲とテンポやピッチを合わせることができるんですね。 だったら,確かにどんな曲同士でもとりあえずピッチとテンポは 合わせられますね。技術(というかマシンパワー)の変化を感じるなぁ…。
で,戻るとそんな感じで,ほんの数時間パソコンを触っただけで, 既存の曲から合成して曲(?)をつくれるような世の中になっている わけです。一昨日書いたように現在の日本の音楽は,比較的 アレンジが凝ったものが主流になってるように感じますが,既存の 曲を切り張りすると(センスは必要であるものの)演奏力がなくても, そこそこに豊富な音が入った音(「曲」と言えるかは疑問)は つくれるわけです。
で,そういうのが素人の遊びかというと,上記のようにラジオで紹介, …てことはCDになっていたりするわけです。
ただ,そういう曲を聴いていて思ったのは,複数の曲をミックスしてるので, どの曲も「混然」とした感じがします。シンプルとかすっきりした曲には なかなかならない…。足し算で音をつくってますから…。
…で,話をいきなり絵の話に飛ばすと,絵画…というのが 「芸術」になったのはルネッサンス以降で,それ以前は工芸品でした。 印象派のあたりから芸術運動としての絵画が生まれてるんですが, その後抽象画の登場で大きく絵画は変化しました。ピカソやダリの 時代には多くの抽象画家が登場し,あらゆる可能性が試されましたが, それはその時代の人が優秀だった…というだけではなく,実は その時代に「写真」というのが登場し発展した…からです。 写真の登場以前には画家の価値の中に「正確に描ける」というのが 結構あったらしいのですが,写真の登場でその価値が暴落した…,それで, 抽象性への模索がはじまったのでしょう。つまり価値観とか概念の 転換があったから,多くの可能性が試されたのでしょう。
…というわけで,音楽の話に戻すと,同じようなことが今後起きないか?…と いうことです。西洋ではルネッサンスで音楽も宗教音楽や宮廷音楽…から単独の 芸術へ昇華されました。そしていま,既製の音楽の断片から音楽(らしきもの)を つくるのは,比較的簡単に出来るようになりました。そうしたら, そういうのでは出来ない,なにか新しい可能性が生まれるのではないか?。 ちょっとそういう期待を感じてしまいました。もしかしたら, すでに萌芽が出てるのかも知れませんが…。いまとは違う何かが 生まれるんじゃないか…というか,今のままじゃないよな…という 気がしたのです。

1/27(そこまでいわれる筋合いがあるのか?)
再三書いているようにNHKの不祥事に対してはわたしは そんなに怒りを感じていないので,それに関する話はあまり まじめに書くつもり無かったんですが,世の中の海老沢会長バッシングに 理不尽なものを感じたので,ちょっとだけ書きます。
わたし自身は海老沢会長が辞めようが辞めまいがどちらでも 良かったのですが,まぁ辞めるのも一つの手…だとは思います。 でも,早速顧問に就任したというニュースを新聞,民放が 取り上げているのを見て「あぁー,またバッシングのネタ与えちゃったなぁ」と 思いました(^^;)。顧問になるのはいいとは思いますが,ちょっと 間を置いたりした方が良かったかなぁ…と。ただ,顧問になって 「今と変わらない」と言ってる人が結構いるようですが,顧問と会長の 立場,権限の違いを理解していっているのでしょうか?。NHKの場合は 知りませんが,株式会社の場合顧問というと相談役よりさらに権限が 無いはずです。まぁでもNHKで相談役…って聞かないような気がするので, 株式会社の相談役みたいなものなのかなぁ…。
あと,退職金が多いと問題にしている記事もあるようですが, これもヒガミにしか思えずみっともないです。だいたいこの記事の「 日本経団連の会員企業の大卒60歳定年での退職金は平均2512万円」って 言うのも作為的です。平均値と団体のトップの比較をするっていうのは, どういう意味だろう?。そのあとに続いている意見が「会社員」とか いう肩書きなのが笑えます。実名と年齢付きで出す意味があるんでしょうか?。 たぶん大企業の役員とか幹部をやってる人に聞くと「うーん,ちょっと 高い気はするけど,こんなもんじゃない?」という意見になると 思いますよ。
…とそもそもなんでわたしが海老沢氏の肩を持ってるかというと, 別に海老沢氏に責任がないとは言いませんが,ここまで言われることはない, と思うからです。まるで当人がなにか犯罪を犯しているかのように 扱われている気がします。単に…というか今回のNHKの騒ぎは, NHKの局員が背任行為を犯しただけなのに,なぜ当人じゃなくトップが ここまで言われなくてはいけないかが,わたしには理解できません。 もちろんトップは責任を取るのが仕事ですが,現に辞任したわけで, それで取ったと言えるわけです。当人が背任行為をしていれば, 懲戒…とかもあり得るのかも知れませんが,引責辞任に退職金が もらえないなんっていうのは聞いたことありません。 自分に部下がいるような人だったら想像してほしいですが, 自分の部下が自分の知らないところで背任行為をしていて,それが 自分のある程度のペナルティになるのは仕方ないとして,ここまで 言われたら「なんで?」って思いませんか?。
まぁぶっちゃけていうと,今回の騒ぎが気持悪いのは, 海老沢氏イジメに見えるからです。権力が無い人が権力のある人を 批判するのはイジメじゃない…と言うかも知れませんが,権力が無い人も, 世論に載れば十分権力と言うか「ランク」を持ってます。そして ランクに無自覚な人は結構手に負えないのです。
そもそも「エビジョンイル」とかいう言葉が素人はともかく, 活字にもなっていたみたいですが,この言葉,海老沢氏当人は ともかく北朝鮮問題絡みの人にも,結構不謹慎なギャグみたいに 思います。こういう言葉使う人こそ民度が低いと思うけど…。
NHKという組織にはいろいろ問題があるとは思いますが,それは 構造的な問題だったり法的な問題だったりするわけで,それを 一個人にかぶせてたたいているっていうのは思考停止しているようにしか 見えません。Webとか巡回していると,中にはそういうことを 考察して冷静なところも結構あって安心はするんですが,おそらく 今週末の民放の報道バラエティはまた個人叩きやるんだろうな…と 思い,先に書かせて頂きました。
まぁこのネタはあまり引っ張りたくないのですけど…。

1/26(ロック)
ラジオを聴いていてふと 思ったのですが,現在はテクニカルな曲が売れるフェーズに 入っているのでは?…という事です。
わたしは売れる曲というのは,アマチュアでも簡単にコピーできる様な 曲が売れる時期がまずあって,それがだんだんアレンジとかが こってきて難しい曲の方に移行していて…,それがかなり行くと 今度は先祖帰りというかまた簡単な曲が売れる時期が来る…という サイクルになっていると思ってるのですが,最近売れてる曲を 聴くと,かなりアレンジ能力が必要な曲が増えてる気がします。
ちなみにそういうサイクルを踏む…と思い出したのは,ニューミュージック ブームからだんだんアレンジが複雑になっていき,バブルのころに 行き着いたか?…と思ったら平成バンドブームでリセットがかかったのを 見てからです。数年前にまたしばらくわりとアマチュアっぽい 編成のバンドが増えてるな…と思っていたら,最近はまた結構 アレンジが凝ってますね…。とはいえ,最近は人の作品を切り取って ペタペタ張り合わせて曲にしているケースもあるので,そうなると 本当にアレンジ能力が必要な曲になっているか?…っていうのは 良くわからないのですが:-p…。
ところで,そういう状況において,椎名林檎の東京事変は結構 おもしろいです。先日CD買いましたが,最初東京事変を組んだときに 「なぜ?」と思っていたのですがCD聴いて納得しました。非常に 粗削りな音になっていて,バンドっぽいんですよね(^^;)。椎名林檎は アルバムを2枚3枚…とつくってきていて,結構初期の荒々しさが 無くなって,ゲストアレンジャーとかを使って…となっていたのが, ここに来て,こうリセットかけられるのはさすがだなぁ…と 思いました。ギターの音とか汚くていいですね(笑)。 でもボーカルは聴きづらく何言ってるのか良くわからなくなりました:-)。
個人的には一見荒々しいようで妙に行儀が良い曲が増えてるような 気がするので,こういうやり方は歓迎します。
ロックっていうのは生まれてすでに40年以上経って,まぁさすがに 初期のものは違うけど,70年代以降のロックは現在かけても, そんなに現在のヒット曲と違和感が無く聞こえるような状態に なっている気がします。でもそんな中でやっぱり新しいサウンドというか 時代を反映したサウンドっていうのはそれなりに生まれてきていて, おもしろいなぁ…と思います。さらにジャズみたいに○○派…とかのような, 時代区分がないのも,意外におもしろいですね。いやロックファンは 区分してるのかも知れませんけどね…。

1/25(文句は伝わるように言うべき)
NHKは会社や学校の寮からは一軒一軒受信料を取るのではなく, 寮に何台TVがあるかを申告させて,まとめて徴収するような 方法を取っているところがある。その際一軒一軒から徴収するより 多少安くなるとかの見返りがあったような気がするが,詳しくは 知らない。
さて,実はわたし寮務委員をやっていたりするのだけど,その 寮の一人が「昨今のNHKを省み受信料を払いたくない」と言い出しました。 …この場合,NHKの徴収員は寮務委員になります。寮務員は 単純に寮にあるTV台数を申告して受信料を払っているだけだと 思います(担当じゃないので間違ってるかも知れませんが)。
正直「面倒くせぇな」と思ったのが本音なんですが(苦笑),でも, 寮務委員に,そんなことを主張して意見をNHKに 言った気になっているんだろうか?,この人は?…と思いました。
NHKに文句をいうのは勝手だけど,主義主張の違うだろうわたしに そんなことを言われても困るんですけど…,そんなこともわからないのか?, いい大人が…,というのがわたしの本音です。いや面倒だから…って いうのもあるんですが(^^;)…。
思うに,徴収員にお金を払わず文句を言っている人もいるようですが, それってなにか効果があるんでしょうか?。徴収員が自分の意見を NHKに挙げると思ってるんでしょうか?。たぶん徴収員は「視聴者が 文句を言ってお金を払ってくれないので何とかしてほしい」ぐらいしか 言わない気がします。具体的な要望を挙げるとはとても思えない。
ってことは徴収員に文句を言ってお金を払わない人は,単にお金を 払わない言い訳がほしい…という風にしか,わたしには見えません。 もし,NHKに言いたいことがあるのであれば,NHKに直接投書するなり, もしくは一般の人が目につく様なところ(Webでもいいけど)に (記名入りで)文句を書いて,それをもって料金支払いを拒否すべきでは ないでしょうか?。窓口に意見を言わず,末端の人に文句をいうだけでは, 床屋政談と変わりません。本気で変わってほしいわけではなく, 単に文句を言う相手がほしいか,お金を払いたくないだけに見えますよ。
あと,お金を払わず文句を言うよりは,お金を払った方がかっこいい…と わたしの美意識は申しております。まぁこの辺は価値観の違いだから, あまり強くは言いませんが。
さて,海老沢会長退陣するらしいですが,いままで民放はまるで 「海老沢会長が辞めないのが悪い」かのように報道してきましたが, 今後はどうするんでしょうか?。禊ぎ(?)は済んだ…と終わったことにするのか, 言うことをころっと変えて,また文句を言い続けるのか?。見苦しいので, そろそろ止めてほしいんですけど。
わたし的にはNHKには…そうだなぁ,やっぱりNHKスペシャルとかのDVDが 高いと思います。受信料取ってるんだから,制作費回収してるんじゃ ないの?。それくらいです,今言いたいことは。

1/24(自由とは?)
ちょっと時期遅れになってしまいましたが,プッシュ大統領の 就任演説の話を…。といってもちゃんと聞いておらず,TVとかを みていて,「結局なんていったんだ?」というのが気になったので…。
結局ネット情報に頼ったりして,まぁリンク先の内容とかを読んでたりします。 TVで「自由を世界に広げる」なんって言ってると聞いたので, 気になって読んでみるとやっぱりそう書いてますね。
で,思うのは,このリンクのところに何度も出てくる「自由」というのは いったい,何なんでしょう?。
アメリカは自由の国らしいので,「自由」を「アメリカ」に書き換えると, これは一国による独裁, 帝国主義以外の何者でもない気がするのですが…:-p。
だいたい「自由」という言葉は聞き心地が良すぎて わたしは胡散臭く思う言葉です。 「自由」という言葉を掲げれば誰も反論できない…っていう印象があって( 「平和」という言葉もそうですが),つまり強すぎて嫌いなのです。 反論の余地がない…ってことは話し合いが出来ないって事ですから。 そしてアメリカは「自由」を掲げているので,やっぱり胡散臭い。
まぁ,神様から「代行者」の御烙印をいただいたら,あとは好き勝手に やっていいって事なんでしょう:-p。
英語で聞いてないので,なんとも言えませんがこの「自由」は, freedomだったのでしょうか?,それともlibertyだったのでしょうか?。 freeは解放の意味なので,押し付けられるもんでもないと思うんですが, 「圧政からの」とか言ってるのでfreeなのかなぁ…。
いずれにせよ,あそこには「協調」「共生」っていう概念はないのですかね?。 まぁ,日本は「和」の国だから根本的に違うって事なんでしょうけど…。

1/23(表現力)
昨日憲法九条の話を書きましたが,今日の夜NHKスペシャルで 討論されてました。タイムリーネタだったのか…。で,昨日は 九条二項は非現実的では?,と書かせていただきましたが,護憲派的には, あの二項があるから歯止めになっていると…。なるほどなぁ…とは 思いますが,海外派遣時に他国に守ってもらっている…っていうのも あるので,結局嫌な役をほかの国に押し付けてる…って言う風にも, 言えます。いずれにせよ,憲法が解釈でゆるゆるになるよりは, わたしは改正した方がいいという意見ですけど。
あと,社民党が「いまの自衛隊のイラク派遣は合憲」って 言っていたのに驚きました。反対してなかったっけ?…。 自分が反対したことが通っちゃうと意見変えちゃうんだ…。 負けたことを認めたくないからなのかなぁ:-p…。
と…憲法の話はこれくらいにして,マスコミの表現力の話…。
NHKと朝日の喧嘩はなかなか見苦しいなので,あまり内容を 論じるつもりはないのですが,双方が 報道機関ということでちょっと見ていて興味深い感じもします。
通常組織の喧嘩は報道機関じゃ無ければ表現方法が乏しいため, TVとかで報道されるときは報道機関は第三者であり, 両方の意見を取り上げたり, 独自に調査したりして報じます。しかし今回はNHKと朝日は お互いに全然違う主張(意見)をあたかも報道(事実)の様に 発しています。こういう二つの大手報道が全く違う, 矛盾する事実を報じる…っていうのはとても珍しいんじゃないでしょうか?。 今日はそれを取り上げている毎日系列(TBS)を見てましたが, こっちは両方を冷ややかにみているって感じ。通常は こういう報道だけなんですよね。
しかし,こうやってみると,NHKも朝日も実に饒舌で,もしこれが ,報道機関じゃない通常の団体がこの一方だったら, そっちの意見は直接は報じられないので, やっぱりメディアって強いというかちょっとずるいなぁ…とか 思ってしまいました。
普通は「言ったことと違うことを書かれている」って言う場合も それをなかなかいう手段がないはずなんですよね。

1/22(憲法九条)
今日は自宅で業務。寮の事と,そのあとに仕事。本当は 散髪に行ったり服を買いに行く必要があったのですが,ちょっと 暇なかったです。明日かなぁ…。
仕事というのは今月末にある発表をするための材料探し。 自分が参加した会のビデオから気になったセリフを探して, その部分をパソコンに取り込み。まぁ議事録があるので, あらかじめ取り込むところは目星つけてましたが…。 とはいえ,結構この会おもしろいなぁ…とか思ったりも:-)。
自分が喋ってるのを聞いて「声が変だなぁ」とかも…。 自分の声は通りは良いけど,あまりしゃべりがうまいとも思えず‥, 練習した方がいいかしら?。
というのが今日やってたことです…ということで別の話。
ニュースというか報道バラエティを見ていたら 憲法改正の話が出てました。わたし的には現憲法って結構 好きなので改正は最小限にして欲しいなぁと思います。でも 序文と九条…っていかにも「言霊」って感じがして, 国民性でてるよなぁ…と改めて思ったりも。
天皇の扱いとかは現在のままでいいんじゃないですかね?。 女性天皇とかの話は皇室典範に書けばいい話だし。
で…,現実にあってない九条ですが「陸海空軍を保有しない」って いうのはムリだとしても,「国際紛争の解決手段として武力を行使しない」って いうのは残せませんかね?。武力を持つけど行使しない…っていうのは ムリなのかなぁ…。紛争地域で自衛隊員が自らの身を守るために 武力を使うっていうのはそれに入っちゃうのか…。
基本的には自衛隊には紛争地域での土建屋としての 役割がいいと思ってるので:-),そういう事などを 思います。

1/21(インストール)
会社のパソコンを新調したので設定作業を昨日からやってます。 なにか今月中にやることがあった気がするのですが(^^;)…, 単純作業があると逃避するのは人間の性です(笑)。
いままで使っていたパソコンは4年前に買ったもので, 機能的には困ってないものの,エクセルとかのファイルを 開くのに30秒から1分かかるようになってしまって,…わたしは みんなからの問い合わせが来る仕事をしているので,さすがに 困ってしまいました。…というかエクセルのバージョンは4年前から 上げてないので,送ってくるファイルがでかくなったのか?…というと そうじゃなくて,ファイルを開く際に動いているアンチウィルスが 重いのです。アンチウィルスってハード更改に一役かってるよな…と 思います。
それでもってとりあえず,メイラー,ブラウザとオフィスを いれました。オフィス以外はフリーウェアなので…ってなのでって わけじゃありませんが(^^;),最新版をいれたので,しばらく なれるまで時間がかかりました。
とりあえずこれで仕事は出来るのですが,そのほかのソフトは ちょこちょこといれて行くことになるでしょう。本当は音の編集ソフトとか コンパイラとかいれるべきなんですが,それがすぐに必要な 仕事ではないのがちょっと悲しい(^^;)…。

1/20(決められてわかること)
マニアックな憂鬱〜野望篇さんの」日記を読んで。
実はわたしも五年くらい前に同じような事を思ったことあります。 会社で「今回は君の昇進は見合わせる」と言われたときにかなり ショックを受けて,昇進できなかったことより自分がショックを 受けたことの方に驚いたという(笑)。 でもわたしはその後,いろいろ考えて,今は出世を望んでますが(笑)。 まぁ遅れたけど一応上がったし。
なんかそれまでは結構なんとなく生きていたし,「別にあがんなくても いいや」とか意識的には思ってたり言ってたりしてたんですが,結構そこに ごまかしや言い訳が入ってるな…と自分の場合は気づいたのです。 もちろん偉くなって人を動かしたいとか,尊敬されたいとか,そういうことは 全然思ってないのですが,いろいろと自分の人生を設計するに, もう少し偉くなっておいた方がいいだろうという,非常に自分勝手な 理由で(笑)。……もちろん偉くなったらそれに見合った仕事をする 覚悟はあります。楽したいとかいう気持ちはありません。というか 中途半端に偉いと苦労は増えるだけです。
それでもってそれから5年経って,自分より若い人の評価とかを 集約するような立場になると思うんですが,若いころって,「偉くなることの 意味」をかなり取り違えている…ってこと。余り考えてないというか 考えないようにしているのではないか?…とすら思います。 上の人は下を通ってきていて,下の人は上の立場を経験してないから 仕方ないといえば仕方ないのですが…。
それともう一つ。以前書いたことありますが,人は「誉められると うれしい」というやっかいな性質があるように思います。 そして誉められるべき時に誉められないと落ち込む。だから, 自分が望んでいないことでも誉められるとうれしかったりするのです。 誉められるっていうのは,何かを期待されている場合も 結構多いんですが,それを考えずに喜んでしまうと…。反面, 誉められることのリスクを考えてないから,誉められないと 落ち込むと…。
評価というのは,他人の目線ですが,意外にそれを自分がどう受け止めるか?… っていうのを意識すると,自分の深層心理みたいのが 見えるのだなぁ…と思います。

1/19(ドロドロと)
昨夜つくった音源をとある人に聴かせるために出張。 今月末にとあるイベントで使うのですが,その下準備。 そろそろ追い込みですな…。
昼から横須賀へ帰還。とちゅうマックでドライブスルー。 卵に目がないわたしはたまごダブルマック。月見バーガーの方が うまかったと思う…。が,夕食時になっても腹が減らず,マックの 重さを実感しました。というかポテトのせいだろうけど…。
で,戻ったら,今日は元同僚とかが大量に集まる日で,デモとか, 懇親会とか…。元同僚とは自分が立場が逆転する可能性もあるわけで, 結構どろどろしたやり取りがあるんですが,こういうのから目を背けていると, 自分の人生がいつのまにか決まっていたりするので,要注意です。 政治ってそんなもんね:-p。
…とはいえ…,本当に春に引っ越せるか微妙になってきたなぁ…うーむ…。

1/18(出会い)
今日は今月末のイベントに向けて音源つくり。久しぶりに 録音機器を取り出していろいろとやっておりました。なんか二つの職場と 自宅の三カ所に使う道具が散らばっていて,なかなか作業が 進みません。
ところで,日記に昨日の話を書いてもうわけないのですが, 昨日は朝のラジオで,わたしの運勢は上位3位,なんか人間関係で いいことがある…とのことでした。
そしたら,昨日は面識はあるが今までメイルもらったこと無い人から 二人いきなりのメイル。あと掲示板に新しい人の書き込み…ということで, やっぱり新しい出会いがあり,占いあたるなぁ…という感じ。
ちょっと茶化して申し訳ありませんが(^^;)…,まだ今のところ, 無差別に送っている誘いメイルや書き込みと,この手のきちんとした メイルは見分けがつくのだなぁ…とちょっとホッとしました。 そのうち高度になって自分のホームページの引用とかして…とか 言うふうになるのかなぁ…。まぁそうなればチューリングマシン的には 人間なのかも知れませんが:-)。

1/17(救援の影に隠された迫害)
今日はいろいろ仕事やりました。忙しかったですが, そういう時にかぎって,懐かしい人からメイルが来たり…と おもしろいもんですねぇ…。占いあたったような:-)
さて,ちょっと暗い話です。
あまりに難しい問題なので何を言ったらいいかわかりませんが, とりあえず,インドネシアのある地区にいる日本人からの 手紙「 メダンからの声」にリンクを張っておきます。
これだけの騒ぎになっているので各国の協力により救済が進んでいるか?, と思いきや,そうじゃない地域もあるようです。国がある地区の 弾圧をこの機会に乗じて更に強めている…という風にとれば いいのでしょうか?。人道的にかなり問題がある話だと思うけど, あまり知られてないせいか,批難の声があがらない。あがらないから 他の諸国も批難しない。と思ったら少しだけ書かれているようです
批難すれば内政干渉と言われかねないけど, 軍隊が火事場泥棒みたいなことをするのは今の時代,国際社会で 他の国と付き合っていく国としてはダメだと思います。
難しい問題ですが,目をそむけてはいけない話だと思うので, とりあえず書いておきます。

1/16(那珂湊)
茨城の友人宅へ鮟鱇を食べに行った翌日は那珂湊のおさかなセンターで 買い物…というのが最近定番化してるのですが,今日もご多分にもれず, 昼頃に那珂湊に行き,回転寿司を食べて,イクラとあさりを 買って帰りました。今日は雨がひどかったので人出が少なく, 空いてるからいいよねぇ…と思いつつ,雲丹焼きとかの露店商が 出てなかったのが残念です。
一緒に行った友人夫婦は牡蛎とホタテを買ってました。 台所に火があるとああいうのもいいんですが,うちはないので, 買いませんでした。残念だなぁ…。
で,その後は高速を使って帰還…。首都高も全然混んでませんでした。 雨で寒いってだけで,こんなにみんな出歩かないものでしょうか?…, って雪の恐れがあったからでしょうけど…。まぁわたしも 降られたらとっても弱い車なので,降らなくてホッとしております。

1/15(腸洗浄)
今日は茨城へ鮟鱇を食べに行ってます。雪が降らないか心配でしたが, 降らずに済んだ模様。
さて,昨日ちょっと書いた腸内洗浄剤について。
大腸の内視鏡をするにあたって,大腸の中にある便を除くために 飲むものですが,経験のない方のために簡単に説明すると, 前夜夕食後は水以外の飲食を禁止。就寝し朝6時に起きて, 腸内洗浄剤を飲む。洗浄剤は2Lで,最初の30分で1L,後の 1Lは残り1時間程で飲むことを強要される。洗浄剤は 一見水のようだけど,味が付いていて,結構まずい。でも 冷やしておけば飲めないことはない。
飲んでいるとトイレ(大)に行きたくなる。何度か行っていると, 最後は単なる水が出るようになる。
ということで大腸の中は綺麗になるようです。その後ガスポンという 泡が出なくなる液体を飲みますが,それ自体に洗浄効果は 無いでしょう。
さて良く言われるのが朝起きて2Lの水をのむのはきつい。 これはそうでしょうけど,実は私は酒を飲んだ翌朝は朝起きて 水を1L位飲むので,これには慣れていて簡単でした。飲むと 飲んだだけトイレで出ていくのが興味深かったのですが, 一番疑問に思ったのが,口から飲んで,したから水として 出てくる…っていうことは,大腸だけじゃなくて,胃や小腸も 綺麗になってるって事ではないか?…と言うことです。 そうですかね?。ちなみにこの日は昼飯,夕食と食べてましたが, 出すとあんなもんですか?。
ちなみに私が通常朝1Lとか水を飲むと,結構トイレでも水っぽい 便が出ます。もう一息水を飲めば同じことが起きそうですが(^^;)‥, 洗浄剤がちょっと水と違うな…と思ったのが,飲んでも尿がほとんど出ない こと。胃や腸に吸収されにくいような成分になってるのでしょうか?。 水だと大部分が吸収されて尿になってしまう気がします。
で,腸が綺麗になってしまっている…って言うことは,良く言われる 宿便とかも取れたって事ですかね?。だとすればうれしいですが:-)。 あと腸内洗浄すると肌が綺麗になるとかいいますが,今回のでも 同じ効果なんでしょうか?。なんかオシリの方から腸内洗浄するより 安全じゃないのか?…とか思いましたが。
ちなみに内視鏡の映像でも大腸には何も残ってませんでした。 でも翌朝測るとそこまでダイエット効果は無かったようです…。
…と腸洗浄剤を思ったことなどを…。いや,なんでこんなこと思うかというと 私って結構,断食とかそういうのに興味がある人なんですが, 洗浄剤でお腹リセットできるならそれもいいなと…(笑)。あれ 売ってないのかなぁ…。

1/14(歌会始め)
人間ドッグ二日目。経口腸洗浄剤が興味深かったのですが, それについては別の日に書きます。
ドッグで待ち時間が多かったのでTVをみていたのですが, そっちの話題を…。
NHKの話はスルー。何か民放って「とりあえずNHK悪者に しておけば,数字取れるからやっとけ」ってノリになってませんか?:-p。 安易さがにじみ出ていて,つまらないのですが…。国会も この話を取り上げるという事で,なんか結論が出ない議論で, 審議時間を無駄にするのか?…と思うと,実は自民党が 民主党を釣ってるのでは?…とか思ってしまいます:-p。
スルーという割には書きすぎましたが(^^;)…。
で,書こうと思ってる話は「歌会始の儀」。漫然とTVみてたら 生中継やってました。生中継やってるんですね,いつも ニュースとかで抜粋だけしかみたことなかったので新鮮でした。
日本は言霊の国なので,ここで詠われるのは国の方針なんだよね…と 言いたいところですが:-p,まずは一般の人が応募した作品 牧歌的というか素朴な唄が多いようです。
会場の真ん中にお抱えの歌人でしょうか?…。昔だったら「学者」だよなぁ と思われる人達がいて,まず一回歌った後,全員で斉唱…するという 感じで,淡々と進んでおりました。
最後に皇室の人達の歌をうたいます。皇后陛下の時は二回,天皇陛下の 場合は三回と回数が増えるのもおもしろかったし,皇后陛下,天皇陛下の 歌の時は天皇陛下以外全員立つところも興味深かったです。
天皇陛下の歌は「今の時代の平和を思うと,前の悲惨な時代のことを 思い出す」という様な話。なぜ今この話題を?…と。いま世界中で 紛争が起きているのに対して,日本だけ平和だから…という話なのか?。 ちょっと違いますよね。むしろ先の大戦でアジア諸国に迷惑をかけた, という話なんでしょうか?。それにしても何故いま?…という気はしました。 これからアジアのリーダになる前に謝罪の気持ちを表わしたかったのかなぁ…。 日本の国内の悲惨な状況だけを詠うともちょっと違うと思いますが…。
…それにしても皇室の正装ってモーニングなんですよね…。昔ながらの 公家の服装とか着てくれるとうれしいんだけど…。小泉氏はよく 紋付き袴の格好をしてるけど,あれは武家の服装だから, 皇室の人が着るわけないし…。今日本の文化を海外に売って出ようという 動きがありますが,国の象徴が洋装…っていうのは,ちょっと どうかと…と思ったりもするのです。

1/13(ドッグ)
今日から人間ドッグを受けるために伊豆へ。以前荻窪から 行ったときはすなおに新幹線だったのですが,横須賀からだと 東海道線になるようです。でも三時間近くになりましたよ。 それでもって下りなのでがらがらかと思いきや,立ってる人が 結構いるのにちょっと驚きました。とはいえ天気がいいので どうもピクニック気分でした:-)。
ドッグの方はとりあえず朝からなにも食べずに行って, 血を抜いて,砂糖水飲んで,身体測定して,血を抜いて, 腰痛対策指導受けて,また血を抜いて小水とって,昼食。 午後は顎部エコー,心電図,踏み台昇降して心電図,エアバイク, 歯科検診,胸部CT。その後は風呂に入って,夕食。夜は酒飲めます:-)。
まぁ結果は明日以降ですが,身体測定で視力検査で1.5が出てしまった。 うーん,普段道路標識も見えないのに…,やっぱり前日禁酒したから でしょうか?…。いや結構見えないのを勘でやってたというのも あるんですが…。あと眼底も異常なしっぽかったなぁ…。目が痛いし, いろいろ見えるんですが。まぁいろいろ見えるのはココロの問題かも しれませんが(笑)…。
というか,いつも思うけど,自分の体調が悪いと思って検査すると たいてい異常なしになって,「他の人はもっとひどい状態なのか?」とか 思います。調子の良し悪しって人の状態はわからないので,比較の しようがなくて何が異常で何が正常か良くわかりません。 だからまぁ安心するためにドッグ受けてる様なところもあるんですが, まぁ一番調べたいのは血液ですけどね。そろそろ肝臓が悲鳴を あげてもいいころなので(^^;)。

1/12(遅れた情報による世論操作)
奈良の幼女殺人事件から受けた衝撃の矛先は, 性犯罪者に対する監視の強化で片付くのかと思っていたら, 性的表現のマンガ等…に対して規制強化の声もまだ残っているらしい。 「奈良女児誘拐殺人事件-オタクバッシングまとめサイト-」 ところをみると,これだけネット(といっても確かに片寄った界隈だとは 思うけど)で盛り上がっていても,主張を変えないというのは, こういう声が挙がっていることを知らないって事でしょうか?。
まぁ,一つの事件で全ての事件の原因をそれ一つに集約して それに何らかの対策をして安心…というのも, ちょっと気持ち悪い気がするので,同種の他の事件の要因になるものを 探る事自体は悪いとは思わないんですが…,相変わらず根拠のない数字で 論じられてもなぁ…と思います。
数字無しで印象でいわれても困るし,でも恣意的な数字を挙げられても 困るし…。でもこの手の数字で恣意的でない数字って可能なのか 良くわかりませんが…。
どうも,この手の話を聞くに,TVの出演者が,自分達がTVや公の場で 発言した内容が,Webで話題沸騰している…って事を知っているのか?… という疑問が出てきました。もちろん知っていて無視している可能性が 高いのですが,そうだとすれば,それは他のメディアから突っ込まれたり, 一般に知られたりする恐れは無いと思っているのでしょうか?。 Webで実際に情報を得る人なんてほとんどおらず, TVの視聴者は特にそうだから黙っていてもわからない …と出演者や局は思っているのでしょうか?。 まぁ実際そうなのかそうじゃないのかはわかりませんが…。
それにしても確かにネットで情報を得ている人は, この手の矛盾にすぐ気づきますが,TVに出ているジャーナリストとかは お忙しいのでネットなんかみてる暇無いのかも知れません:-p。 少ない情報でそれらしいことを書くのがプロなのかも知れません:-p…。 でもそうであるなら他のTV局が,「その意見はおかしい」という話が 出てくるべきです。でもだいたいにおいてTVはネットで議論が 沸騰していることを無視する傾向があるように思います。
…とはいえTVで世論が形成されたり行政が動くことがあるので…なんとも…。 どうしてこういう対立構造になっちゃうのかなぁ…。

1/11(得たいがしれないものによる合意)
人間ドッグの準備中…。
さて,ちょっと気になってることなので…。
現在日本でもミーガン法に準ずるものの制定が論議されていますが, ちょっと前にWebをうろついていたときに, 「報道で用いられている再犯率というのには誤りがある」 というような記述をどこかで読んで気になってました。
そう思っていたら,ちょうど,羊堂本舗さんのエントリに同じような事を 調べてらしたので,リンクします。
そうです,わたしが以前読んだのも,性犯罪者の再犯率というが, 実際には性犯罪者が別の犯罪で以前起訴されている場合も 含んでいるようだ…という様なものです。リンクの更に先の文を読むと, どうもメディアが伝えている数字にはもっと根拠がないものもあるようです。 出目が不明というか。
ところで,今朝東京FMで常磐大学大学院教授の諸澤英道さんという人が, インタビューでその話題について答えてましたが, そもそも日本ではそういう再犯率をきちんと定義してきちんと統計を 取っていないとのこと。起訴の時点の数字とか,受刑する時点での数字とか 結構幾つかの数字があって,その辺から割り出している,しかも 都道府県横断的に整理されているわけではないとのことで, かなり不正確な感じはしました。まぁ大学の先生ですから, いい加減な事はいいたくないので正直にそう答えたのでしょう。 ただいずれにせよ,日本での性犯罪に対する意識の低さ(イタズラと 表現されたりとか)が海外から指摘されているという話と, 一般の人の権利より受刑者の権利が制限されるのは仕方がない… ということで,性犯罪の前歴がある人に何かしらのものを処するのには 賛成の様子でした。
わたしも個人的には,同じような意見なんですが, ただやっぱりきちんと定義されてない,出どころがはっきりしない数字で, 論じられ決定されていくのには,気持ちの悪さを感じます。 こういうのは法案をつくるところ(官庁でしょうけど)がきちんと定義して 調査して出して欲しいとは思いますが, 以前音楽著作権の法案の時に官庁が出してきた統計データも結構いい加減 (というかユーザとして同意しがたい)だったという経験もあり, 官庁が出すから信用に足りる…というか?というと難しいと思います。 それでもマスメディアが眉唾で出す数字よりは責任の所在が はっきりしてる分いいんですが…。
わたしが危惧しているのは,以前書いた通り,「冤罪が発生しないか?」 ということと「他の犯罪も同様に扱われないか?」ということ。 あとやって欲しいのは犯罪者へのカウンセリングあたりです。 この辺に意識をしっかりもってやらないと, アメリカでおかしな事が起きたように,日本でもおかしな事が起きるように 思います。
それにしても,やっぱり得体の知らない数字で, 世論がコントロールされていく事自体は,その世論の内容に関わらず 気持ち悪くて仕方ありません。しかしこういう法律は勢いがないと 出来ない…という気もします(ただそういうのが全体主義になるんだと 思いますが)。物事,そんなに綺麗に割りきれるわけじゃない…と思いつつ, でも選択しなければいけない…っていう風には, みんなが思う事って無理なんですかね?。 嘘でも数字をでっち上げないとダメなんですかね?。

1/10(ドラマ大化改新)
いろいろとアイディア出しをしなければいけないので, 今日は特に出歩かず,お昼に昼食で外食,夕食時にサウナに行ったくらい。 まぁ出かけてるじゃんといわれるかも知れないけど, わたし的にはあまり出かけてません。でも,机に向かって…という 感じではなく,「降りてくる」のを待ってる状態なので(笑), TVをみたり本を読んだりして,ふと浮かぶと,メモっって…という 感じ。逃避してるか…と思いきや,意外に言葉は降りてきました。 やっぱりじっとして机に向かうより,いろいろ刺激を入れた方が いいのか?…。
で外出した以外は,正月に録画していた大化改新を みたりする。去年か一昨年に聖徳太子をやったけど,その 流れか?…,なんとなくつくりが似ている。古代史は記録が少ないので, 自由に書けるというかそうせざるを得ないので,作る人によって 内容が大きく変わる。わたしは古代史好きなのでこの辺の話は 自分なりのイメージが出来てるんですが,そのイメージと結構 乖離していて戸惑いました。まぁでも中臣鎌足を主人公に, あとは蘇我入鹿をトリックスターに…という描き方は,奇をてらって いるというか新鮮でした。わたしはこの二人にはあまりいい印象を 持ってないのですけどね。
…というか中大兄皇子なんかホンのちょっとしか出てこないというか, 大化の改新描いてないじゃん…という気もするんですが, 「蘇我入鹿物語り」とかいうのであれば可かと。
もっとも入鹿と鎌足を幼なじみにして,お互いの友情を熱く語るシーンが 「こいつら愛し合ってるのか?」とか思ってしまう辺り,わたしの 汚れ具合を実感してしまいましたorz…。 いや,友情を熱く語ってるんでしょうけど, あんな風に語るかなぁ(^^;)…。まぁ純愛にせよ,熱血にせよ, そういうシーンをみると「うへぇー」と思ってしまう辺り, 新人類とかノンポリとか呼ばれた世代なんですね我々は。ちなみに, 40代独身はこれからマーケット的には金づるだそうです(苦笑)。
まぁそういう事もあるんですが,百済からの渡来人が必要ないのに ハングル喋っていたりするのは聖徳太子の時も思いましたが, 妙な政治的意図を感じて,あまりいい感じしませんでした。 どうせ当時の日本人も現代日本語喋ってたわけじゃないので, 言語的なリアリティ持たせてもしょうがないと思うのですが…。
という風に,古代史のドラマって,難しいよね…とか思いながら みてました。もう少しおとぎ話っぽく軽くできんのかいな…。

1/9(才能)
今日は東京駅周辺で,ごそごそとやってました。ゴソゴソ。 意外に好きなんだよなぁ…,あの辺の閑散とした感じ。
ところで…。
わたしは天才というのはある意味「努力をしなくても上達できる人」 と思っているのですが,「努力をしない」というは別にそれに 対する訓練をしないという意味ではなく,「苦もなく延々と やり続けることができる」ということをさすことが実際は多いです。 つまりやらなくては上達出来ないことを,本人は楽しみとして やってしまうこと…が,その分野では「才」とになるわけです。
さてそういう話でいうと,例えば仕事を楽しみとしてやってしまう人と いうひとは少なからずいるわけで,そういう意味じゃそれなりの 才はあり,それで物凄く伸びるとまぁちょっとした天才という ことになります。
会社とかでいろんな人を観てると,例えばコンピュータとかを 扱う能力について,一生懸命努力しておぼえようとしている人と, 遊びだと思ってやってしまう人がいて,やっぱり前者は後者に比べ 前者がどんなに苦労してもかなわない場合が多いように思います。 そういう人は「この仕事は自分に向いていない」というふうに 思っちゃうことが多いのですが,では自分に向いているものは どこかにあるんでしょうか?。
最近思うのは,自分がやらなくてはいけない対象に対しを, そんなに苦労せずに「好きな対象と見なすことができる」能力って いうものがあるのではないか?…,ということです。もし 苦労せずに好きになれたら,それを努力せずに訓練できて, うまくいけば上達するわけです。もしそういう能力があるのであれば, それもちょっとした天才だなぁ…と。
まぁ努力したら天才じゃないのですが(^^;)…,自分がいまやるべきことに 向いていない…と思うより,どうやったらそれが好きになれるか?…と いうことで考えた方がいいような…といってもそんなに 簡単に出来るわけじゃないとは思いますが。何にでも楽しみを 見つけ出す…という様な感じで。

1/8(違和感)
今日は会社の同期で去年マンションを買った人の宅に同期が集まっての 新年会でした。マンション行きの専用のバスがあるくらいでかい マンション街でした…はい。
それはいいとしてTVもようやく通常プログラム。相変わらず週末の 朝は報道系のバラエティを見てますが,先週報道しなかったことを 詫びることなくしたり顔で報道してますな:-p。 で,例によって天の邪鬼なわたしはいろいろ違和感を感じたので, メモがわりにでもかいておきます。
まずNHK批判。海老沢会長批難というか「辞めれコール」になってる 気がするんですが,なにか本質からずれてませんか?…。辞めれば すべてが解決するかのようにすらとれるような報道に見えます。 NHK内での不正の洗い出し,そしてそう言うのが起きやすい体制の 見直し…とかが本質だと思うんだけど…。まぁ会長が辞めた方が 無難だとは思うけど,そこばっかり追求するのが非常に気持ち悪いです。 思考停止してるよなぁ…。
あと,スマトラ沖地震の件…。まぁ「やらない善よりやる偽善」と いうのはそうだと思うので,みんなが寄付するのはいいんですが, 明らかに過熱しているように思います。寄付金額の競争とかやっているのを見ると, かなり萎えます。あとインドが寄付を受けるのを拒否したとか いう話も聞いたのですが,理由が常任理事国入りを目指しているから…とか いう話で,なんだかなぁ…と。 あと,自分がファンのスターが寄付したから寄付する…とか いう人もいるし…。
…とこういう風に津波の寄付に妙に萎えちゃったのは,一つは極東ブログさんで津波の被害より新潟地震の被害総額が 遥かに大きいという話を読んだから…というのもあります。 まぁもちろん死者の数は津波の方が多いし,被害を金額で カウントするだけじゃ表現できないのはわかるけど,この文を読んで 新潟地震を過去のものにしている自分を発見してしまったのです。
そう考えると去年はいろいろと災害があったりして,原状回復してない ものがたくさんあるはずです。なんか棚卸しじゃないけど, そういうのを定期的に忘れないようにしないといけないなぁ…と 思うのでした。

1/7(受刑者前歴情報公開について思うこと)
かえでちゃん殺人事件の容疑で逮捕された男が 二度の同種の前科があったことから,性犯罪前歴者の情報提供が話題になっている。 といってもリンクは法務省が慎重…って話ですが。 この手の議論は慎重にやるべきだとは思います。 なんとなくいまは安易にそういう風潮になっている気がして, あまり賛同している人は,あまり深く考えないで言っているのではないか? …とも思います。もし犯人が他の属性(例えばオタクとか, 精神異常者とか)を持っていたら,そっちを何とかしろ …という議論が沸き上がっていた気がするので…。
とはいえ,わたしは何度も同じ罪で有罪判決を受けている受刑者に 対して監視の力を強める事自体には賛成です。 別に今回の事件が起きたからではありません。 ちょっと前に宅間のこれまでの履歴を知ったときもそう思いましたが, 更正しない人間っていうのはいるのだな…という実感を感じております。
…とはいえ,だからといって安易に受刑者の個人情報を公開しろ というつもりはありません。個人情報の公開は法務省が持っている情報を, まず警察だけが入手できるようにする…, というものと一般に公開する…という二段階があると思います。 しかし前者では犯人の逮捕の助けになっても, 一般の地域住民が予防するという事にはならず (交番の警察が普段から目を光らせていたら別ですが), おそらく世間的には一般への公開を望む声が強くなるでしょう。
そういうレベルの話もあるのですが,もう一つこのことを考える上で, では受刑者の情報を公開することに関して, どういうリスクがあるか?…についても明らかにしておかなければなりません。 わたしが一番危惧するのは, 「完全に更正した受刑者に対して差別が発生する」事。 このことはそもそも犯罪を起すリスクとして前歴の無い人間が 意識すべき事なので,ある意味犯罪抑止力になるかも知れません。 なので,そこまでは仕方のない事だ…と思うこともできます。 しかし更に進むと,「更正した犯罪を起してない受刑者が冤罪を受ける」 可能性が発生します。これは現在の警察の捜査方法を鑑みると あり得ないことではありません。 実際前科がなくても警察の思い込みで犯人扱いされた人が 最近いく例か挙がってます。これは犯罪抑止力になるから仕方ない …とは言えません。そしてもう一つの危惧は 「更正してもまっとうに生活できないことを知った受刑者が 更正することを諦める」ということです。 一度悪の道に落ちたということでますます犯罪にはまっていく …ということです。これも例え情報が公開されているとはいえ, 良い状況ではありません。
わたしが思いつくリスクは以上ですが, なので単純に公開すればいいというものではないと思います。 幾つか慎重になって欲しい部分もあります。 一つは「公開する犯罪種別をかなり限定する」事。 今回は「性的犯罪」について議論されているのでこれについては賛成です。 しかし単純に「凶悪犯罪」とかいう括りになると, 日本にはあまり他人には迷惑がかからないのに一般に凶悪犯罪と 言われている罪状があるので,あまり賛同できません。 再犯率で括るのも手ですが,軽犯罪とか再犯率が高い気がするので, それもちょっと…と思います。もう一つ「一度目の再犯は公開しない」 というのはどうでしょうか?。わたしは二度以上同種の犯罪を起こす人は, もうすでにそういう業を持っていると思いますが, 一度だけなら事の重要さを認識できずにやってしまうケースが あるように思います。もちろん,だからと言っていいという話ではありません。 実際に犯罪を犯せば刑を受けるわけですから。
現状のわたしの意見は,こんなところです。 綺麗に答えが出る話ではありません。 安全と自由はだいたいにおいて両立しないものです。 そうであれば極端な意見に走るのではなく, うまく落しどころを見つけていかないと仕方がないと思います。
犯罪者の前歴公開は決して差別のものであってはいけないと思います。 しかし「警戒はするが差別はない」…というのを, 通常の人は理解できるでしょうか?…。 いやわたしにもあまり理解できないのですが(^^;)…, でもそういう事が必要な気がします。 そして「自分は犯罪とは無関係だ」という考えもちょっと甘くて, 実は世の中ちょっとしたことで犯罪者にされてしまう事が あり得るように法律はできあがっていたりします (セクハラも冤罪があり得るし)。なので, 慎重であるべき議論だとは思いますが, でもやっぱり子供に対する性犯罪とにかぎっては厳しくしてもいいのでは ないか?…とも思います。
難しいなぁ…。

1/6(ネタがない)
ネタがありません(^^;)。仕事から逃避してたりするのでなおさら…。
あぁ…,年末正月と体重が増えてるんですが,減らそうにもまだ 新年会が続いているので…,本当は週末辺りに削りたいのだけど( 週末は朝抜き,昼抜きとか出来るので),今週末も会食の予定が…。 体重が増えると体調が悪くなるのはいい傾向だと思いますけどね(^^;)。
…つぅーわけで小ネタついでに,12月28日に「地震のニュースヤレよ」と 日記に書きましたが,その辺の話が2chでも話題になっていた様です。 とはいえ,内部告発とかじゃないから単なる推理で,わたしの 思ってたことと余り大差ありませんが…。だれか 内部告発してくれないかなぁ…とか(^^;)…。
あぁ,あと偽札が大量に出回ってるって話で, 日銀が旧札の回収を早めるそうですが,それってタンス預金を 引き出させるためか?…とか妄想したりして…。いえ別に旧札が 使えなくなるわけじゃないので,そんなことないとは思いますが。
ところで,どうやって犯人ってわかったんでしょうね?。実はそれが 気になっていたりします。
ニュース観ていて思ったのはそんなところでしょか?。スマトラ地震へ 寄付した…というニュースが多いのがちょっと気になってますが, まぁやらない善よりやる偽善だと思うので,いいか…と。しかし 大量にお金が動いているのですが,経済への影響が出たりするのかなぁ…とか とも思います。

1/5(豊かな時代のカタルシス)
今日は会社で新年会でした…。いい加減にしないと体重が…。
さて,いきなり話題をかえますが, ハリーさんのところで最近の子供の成長欲求の話が 書かれています。
わたしは子供がいるわけじゃないので,実際に子供を教育する立場の人とは どうしても考え方が違うだろうと思うので,特にハリーさんの意見に どうこう…というのはあまりありません。 それに書かれている内容自身は結構ごもっとも…だとは思うのですが, なんとなくその更にリンクのところもそうですが,ちょっと引っ掛かります。 文調が「豊かになった今の子供は工夫、想像が足りない」というのが, どうも「今の子供は怠けている」 という風に取れちゃうのが気になるのです。
僕はむしろ逆で今の子供は「生きてるだけじゃ,カタルシスをえられない」 という(これも傲慢な言い方ですが)かわいそうな問題に直面しているように 感じてます。なぜかというと人間は生命活動が出来ればいいというものでは ないし,もし仮に本人がそう思っていていも, 「他の同性と競って魅力的な異性をゲットしなければいけない」 という課題はどんなに世の中が豊かになろうがついて回る問題だからです。
そこまで即物的にならなくても,だいたいにおいて人間は 「異性」と「アイデンティティ」は得たいものですし, 更にそれを得るためにはカタルシスが有効だからです(ちょっとこの 展開はわかりにくいですね。すみません)。
最近若い女性達が同世代の男性を 「子供っぽい」と魅力を感じていない …という記事を読みましたが,(その女性も子供っぽいんだろうけど) ある意味当然で,何かクリアすべき問題に直面したことがなく, 更に乗り越えていなければ,子供っぽく見えるものです。
…でも,じゃぁ若者は何を目指せば大人になれるのか?…。 それがわかりにくいので大変だろうなぁ…と思うのです。 昔の貧しい時代は「食べられること」で十分カタルシスを得られました。 もっとひどい環境では「生きてるだけで感謝」というのもあるくらいです。 そして戦後でいうと「豊かになる」事でカタルシスをえられたし バブルの頃になると「浪費すること」でカタルシスを得ようとしてたように 思います。
でも,今は浪費することにはあまりカタルシスは得られません。 まぁ物欲でいろいろ買いまくっている人もいるかとは思うんですけど…。 そして贅沢を言わなければ,喰っていける時代になりました。 そこにはカタルシスはありません。
現在の若者でボランティアに熱中する人がそれなりにいるのは, そこにアイデンティティを持とうとしているからです。 その事自体は現在の若者が産み出した答えであり物語であり, それなりにいいことの様に思うけど…。
というわけで,結局はハリーさんと同じように成長するように 成長欲求を感じるように…って事に落ち着くんですが, 決して彼らも恵まれてるわけでも怠けてるわけでもないんだろうな …と思います。
こういう事を思うのはわたし自身が高校の時「団塊の世代の人は 学生運動があって羨ましいなぁ」とおもった経験があるからでした。 まぁ今考えると結構あさはかな考えなんですが,わたしの世代の 頃からすでに「ノンポリ」とか「無関心」と言われていて, 我々は一体誰と戦えばカタルシスが得られるか?…というのは, 当時の自分としては深刻な悩みだったようです。

1/4(リスクと楽しみ)
仕事開始しました。とはいえ今日は決算関連以外,たいした 仕事しませんでしたが…。
さて正月に実家に帰ってみると,オヤジがわたしのライバル会社の サービスと契約したそうです。詳しく書きませんが(^^;)…。
よくよく聞くと,どうもだまされたっぽい…。 わたしの会社にお金が入ると信じている様子。 ライバル会社の営業がうまく誤魔化して契約させたのじゃないか? …という気がします。一応わたしがオヤジに「それ違う…」と言ったので, 契約を戻すかどうかは謎ですが…。
一方母親はそれに気づいていて何度か言ったとのこと。 でもオヤジはうちの母の言うことを聞かないというか, 言われるとかえって自分が正しいと維持を張る人なので, やったのではないかと…。
二人をみていて思ったんですが,極端だなぁ…と。 オヤジは多分だまされやすい人。下手すると老後の年金を どっかに持っていかれそうだから気をつけた方がいいんじゃないかと 思います。一方母親は疑い深い。基本的に誘いに関しては なんでも疑う方で,つまりは新しいことはなかなかやらない。 まぁそういう母がいるから多少は安心しているのですが, それはそれでちょっとつまらないのではないか?…とも思たりもします。 口車に乗って新しい楽しみを覚えることもあるからです。 ついでに書くとどうもわたしは母の金勘定に細かいところが 好きになれなません。多少損した方が人間関係が うまく行くこともあるんだけどなぁ…。
観ていて「自分はどっちに似てるんだろう?」と思いました。 オヤジの様だといつか誰かに大きくだまされそうで,ちょっと怖い。 でも母親のような生き方はつまらないなぁ…と。
思うに「まぁこれくらいなら損してもいいや」という位の気持ちで 新しいことにトライする事も,たまにやった方がいいように思います。 買ってみたら失敗だったり,やってみたらつまらなかったり…, って事もあるし,払ったら相手に逃げられたり …っというのもあるかも知れません。でも,やってみたら成功だった …って事もあるんですよね。 向うから積極的に売り込んで来るものが全てだまそうとしているとは 限らないわけで。
なので要はリスクの自覚とその金額とのバランスなんだろうなぁ…と 思います。まぁ実際はどこまでが「損しても我慢できる」線なのかの 判断が難しいのですが…。

1/3(あの頃のわたし…)
昨日の日記がちょっと消えていたようです。すみません。 復活させました…といってもたいしたこと書いてませんが…。
今日は朝博多のホテルで起きて,空港へ直行…。空港は混んでましたが, まぁ時間に余裕がある感じで移動し,無事昼過ぎに横須賀へ帰って 来ました。その後いろいろと買い物をするために外出して, 外で飲んで帰ってきました。
…と生活的にはそんなものですが,折角ですので昨日の高校の 同期会で思ったことなどを…。
というか自分の高校時代ってどうだったんだろう?…と。 折しも現在世間を騒がせている凶悪犯罪の容疑者が「中学時代は…」とか 語られているのをみると,自分も何かをやらかすと,「高校時代は こういう少年でした」とかいわれるのか?…とか思ったので(笑)…。
というのも同期会で当時の人達とXX年ぶりに会うと,向こうが 変わってるっていうのもあるんでしょうけど,わたしへの接し方が 思っていたのと違うっていうのがあるので…。 大学時代の同級生とは今でも結構付き合いが続いていたりするせいか, そういうギャップは感じないのですが…。
まぁ具体的に書くと,わたしは中学までは非常に転校が多かったので, 学校での自分のポジションは結構変わっていた…という自覚が強く ある学校ではクラスで目立っていたけどある学校では目立ってなかった…とか そういうのがありました。高校は三年間連続していったのですが, わたしは高校ではどうも一年始めにクラスメイトと喧嘩をしたせいか, クラスに居心地が悪くてクラスよりも部活や(学祭とか運動会)委員活動の 方にせいを出していたという風に自分では認識してます。 高校とかだとクラスに妙に乱暴的な人とかまだいるじゃないですか?。 わたしはそういうのじゃなかったので,むしろそういう人達とは あまり遊ばなかったし,あまり得意じゃなかったと…。
そういう感じなので,そんなに学校で目立っていた…という認識はありません。 ただ部活では部長をやったりとかしていたので,居場所はちゃんとあり いじめられていた…という認識もありません。勉強は中くらいかなぁ…, 物理だけは点数良かったですけど…。
卒業後予備校いって大学いって,大学は非常に小さい大学だったので, みんな仲が良くノビノビやって,現在の強気でずうずうしい性格は(苦笑), それ以来か…と思っておりました。
…で今回の同期会で当時の人達と接すると…,まぁお互い歳をとったのも あるんですが,当時乱暴者だった人達も丸くなっていて丁寧な 言葉遣いで接してきたりするわけです。まぁそれはそれでいいんですが, 他のあまり知らない人から「当時のご活躍は良く知ってます…」とか いわれちゃうと,「へ?…わたしってそんなに目立ってたっけ?」などと 思ってしまいます(^^;)…。
…といういうわけで,冷静に考えてみると,高校時代は確かに クラスでみんなを引っ張って…っていうのはやってなかったけど, 部活の美術部の方は部長をやっていて,美術部というと運動会とかで 大きな絵をかいたり,学祭とか運動会のポスターとかプログラムの表紙を 描いたりするから…,まぁ確かに目立っていたといえば目立っていたのか…, あと掛け持ちで応援団に入ってそこで太鼓を叩いていたのですが, うちの応援団というと部活ではかなり目立つ存在だったし,副団長は 生徒会長もやっていたので,学校の中枢にしっかり食い込んでいたと いえばいたか(笑)。まぁあと応援団っていうとOBとのつながりもあって いろいろ祭とかに動員されてたしねぇ…。あとバンドもやっていて 文化祭で演奏したりもしたか…。
などと書いてみると「ずいぶん積極的にやってたじゃん」と自分でも 思います(笑)。これで目立ってなかった…とかいうのは確かに ずうずうしいか(^^;)…。
でもなぜか自分ではそうでもなかったんですよね。まぁあの頃は 結構生き急いでいた気もしますが,なんとなく学校は居心地がわるいというか 大学の時のように入り浸る…って感じはなかったし…。人から 頼られたり好かれたり…という存在じゃなかったのは間違いないし。
というわけで,自己認識するために書き出してみたものの…, 書いてることとどうも当時の心境がやっぱり合わないな…と 思うのでした。果たしてわたしはどういう高校生だったのだろう?…。

1/2(同期)
高校の同期会に行きました。実は私の高校の同期には 要人がいたりしますが,それを差し引いても,意外に けっこうおもしろい同期会でした。関東でセッションやってる人とかいて, というわけで,今後に期待。マスコミ関係もいましたが,その辺は まぁ持ちつ持たれつということで

1/1(賀正)
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。 とりあえず,これだけですが,お許しくださいませ。


'04年12月に書いた日記'04年11月に書いた日記'04年10月に書いた日記'04年09月に書いた日記'04年08月に書いた日記'04年07月に書いた日記'04年06月に書いた日記'04年05月に書いた日記'04年04月に書いた日記'04年03月に書いた日記'04年02月に書いた日記'04年01月に書いた日記

'03年12月に書いた日記, '03年11月に書いた日記, '03年10月に書いた日記, '03年09月に書いた日記, '03年08月に書いた日記, '03年07月に書いた日記, '03年06月に書いた日記, '03年05月に書いた日記, '03年04月に書いた日記, '03年03月に書いた日記, '03年02月に書いた日記, '03年01月に書いた日記

'02年12月に書いた日記, '02年11月に書いた日記, '02年10月に書いた日記, '02年09月に書いた日記, '02年08月に書いた日記, '02年07月に書いた日記, '02年06月に書いた日記, '02年05月に書いた日記, '02年04月に書いた日記, '02年03月に書いた日記, '02年02月に書いた日記, '02年01月に書いた日記

'01年12月に書いた日記, '01年11月に書いた日記, '01年10月に書いた日記, '01年09月に書いた日記, '01年08月に書いた日記, '01年07月に書いた日記, '01年06月に書いた日記, '01年05月に書いた日記, '01年04月に書いた日記, '01年03月に書いた日記, '01年02月に書いた日記, '01年01月に書いた日記

'00年12月に書いた日記, '00年11月に書いた日記, '00年10月に書いた日記, '00年9月に書いた日記, '00年8月に書いた日記, '00年7月に書いた日記, '00年6月に書いた日記, '00年5月に書いた日記, '00年4月に書いた日記, '00年3月に書いた日記, '00年2月に書いた日記, '00年1月に書いた日記

'99年12月に書いた日記, '99年11月に書いた日記, '99年10月に書いた日記, '99年9月に書いた日記, '99年8月に書いた日記, '99年7月に書いた日記, '99年6月に書いた日記, '99年5月に書いた日記, '99年4月に書いた日記, '99年3月に書いた日記, '99年2月に書いた日記, '99年1月に書いた日記

'98年12月に書いた日記, '98年11月に書いた日記, '98年10月に書いた日記, '98年9月に書いた日記, '98年8月に書いた日記, '98年7月に書いた日記, '98年6月に書いた日記, '98年5月に書いた日記, '98年4月に書いた日記, '98年3月に書いた日記, '98年2月に書いた日記, '98年1月に書いた日記

たろのページへ戻る

(C) 2005 TARO. All right reserved