だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。
あしからず。
- 9/30(ID)
- 巡回しているブログ等で「インテリジェントデザイン(ID)」論の 話が出ていて,産経新聞の記事での京大渡辺教授の話を 取り上げていた。わたしが回るサイトはオタク系のところが 多いせいかID論はトンデモだという様な扱いが多いように 思いますが,リンク先は読んでみたら意外にまともでした。
ちょっと話が変わるけど,わたしが読むのがオタク系か プログラマが書くサイトが多いから片寄ってるとは思いますが, ネットって理系,もしくは科学信奉主義の人が多いですね。 わたしは知り合いに宗教学を学んでその後いろいろと哲学とか 勉強した知り合いがいて,その人と話すと思考とか感じ方が かなり違うのを実感するのですが,理系の人と思想学系の 人は考え方が違いますね。でも科学信奉主義の人って 科学的思考が唯一事実に近づく手法だ…と思い込んでいる人が 多いんですよね…。
さて,話を戻して記事の方。さすが大学の教授だけあって 間違ったことは言ってません。自然要因以外の何か…というのは 要は数学的(数理的,統計的,論理的)に説明できない何か …ということで数学的手法に欠陥があれば,そういうものが あっても仕方ありません。しかし科学主義者は通常はそういうものが あることがわかったらそれを…それを説明できる法則を 記述することを目指すわけで,それを「ID」としてくるんでしまう っていう姿勢は科学的ではありません。
もっとも数学においてもすべての問題が証明できるわけではないと 既に証明されているわけで,そういう意味ではそれがIDだと 言ってもいいわけです。…というのは嘘で:-p,要は証明できないものを まとめるか,そのまま置いておくか…という違いでもあると 言うことでしょう。
進化論は実証科学ではない…というのは常々わたしも感じていて, それを定説にしてしまっていいのか?…という疑問はあります。 記事で教授がいうように,定説として学校で教えるのはいけないのでは ないか…という意見は一理あります。しかしその後で, 「唯物論的教育で『生命の根源に対する畏敬(いけい)の念』が はぐくまれるわけがありません」という意見は矛盾を感じます。
わたしは実際にはいろんな事が考えられるのがセカイではあるけど, だからといって何も知らない子供に「いろんな説があってどれが 本当かわかりません」という教育をすればますます子供は 混乱するだけだと思います。じゃぁどうせ唯一教えるのがID論に すればいい…という意見なのかもしれませんが,まだ体系化されて 無いような教育をいきなり現場に持ち込むのは乱暴でしょう。
西洋に行けば自然科学者が必ずしも無神論者というわけではありません。 キリスト教は神の存在を信じても自然科学を考えてもいいように なってます。そういう意味ではID論は教授は宗教ではない…と 言ってますが,やっぱりキリスト教的発想があるように思います。 日本人はあまり気づいてませんが自然科学もキリスト教の影響が 強く出てます。そういう意味でいうと別にID論じゃなくても いいじゃないか…という気がします。まぁ日本でキリスト教を 授業に取り入れるのは無理がありますけど…。
ちょっと話が発散してしまいましたが,根本的な疑問として, 初等教育で(大人世界での)本当の事を教える必要って本当に あるんですか?…と思ったりもします。
そうじゃないのであれば,問題なのは子供に教えるべき大きな 物語りが日本に既に無くなっていることの方が問題なのでは ないでしょうか?…。
- 9/29(コンテンツ)
- 阪神優勝おめでとうございます。しかし二年ぶりか…。 もしかして常勝軍団になってるんですか?。パリーグは 常勝ホークスですが…,去年はプレイオフでやられたので, まだまだ安心できません。来年からはセリーグもやるんでしたっけ? プレイオフ…。どうも100試合以上もやってからのプレイオフは クイズ番組の最終問題一発逆転…みたいな感じでなんとも:-p…。 まぁいっつも2位か3位で甘んじてるチームのファンは嬉しいでしょうけど…。 Jリーグのように前期優勝後期優勝でプレイオフをするのも 手かとは思いますけどねぇ…。
などと…。まぁわたしはそこまで野球ファンじゃないので, いいと言えばいいんですけど…。
話を変えて…。
つい最近,山本寛斎氏の講演を聞いた…というかたまたま 仕事をやっていたところで寛斎氏が講演をしていたので, ちらりと見た程度。話はほとんど聞いてません。
でも,思ったのは寛斎氏は寛斎氏自身がコンテンツだという事。
もちろん寛斎氏の肩書きはファッションデザイナーで, 服をつくっているはずですが,申し訳ありませんが,わたしは 寛斎氏のデザインといっても全然知りません。それはわたしが ファッションに疎いから知らないのでわたしのせいですが,それでも 寛斎氏の名声はわたしのもとに届きます。
同じような人として故岡本太郎氏。逆に彼の作品はわたしは 何度もみてますが,同じように岡本太郎氏の作品はしらなくても 本人は知ってる…って人は多いでしょう(もう亡くなったので, 減ってるでしょうけど)。寛斎氏の派手なそぶりや言動, 太郎氏の奇怪な行動…これらが計算されたものなのか, それとも本人の表現するというエネルギーが常人より巨大なため 普通にしていても溢れ出してああなっちゃうのかは良くわかりません。 しかしその行動で明らかに作品を越えて人に認知されているのは 事実でしょう。
アーティストとして作品を売るためにパフォーマンスをするというのを ビジネスモデルとして示したのは明和電機ですが(展示会で そう書いていたのでこちらは明らかに意図的にやっています), 意図的であろうが無かろうが,作者本人がコンテンツになる…って いうのはありなのだなぁ…と思います。そういえば, レオナルドダビンチ等ルネッサンスの時代の人は万能人と 呼ばれていろいろなことをやっていましたが,つまりは本人自身が コンテンツだったのかも知れません。そもそも表現者は表現の エネルギーが強いので,一つの表現法じゃなくいろんな表現に手を 出しがちです。そしてその作品が元々の分野じゃなく技術レベルが そんなに高くなくとも人と違った作品でつくられていれば,それなりの 価値を持つはずです。
というわけで,優れた表現者は自身がコンテンツになることにより より多くの人達の目に止まり,更に活動の幅を広げていくのだなぁ…と 思いました。やっぱり最後は人なんだねぇ…。
- 9/28(民主主義)
- 先日感想をアップした「痛快!憲法学」には日本で民主主義が 実は機能してない…という話が書かれていて,その理由は日本が 契約社会でないこと,そして神の下の平等…の意識がないことだったり しました。著者の説が一般的なものなのかわからないので, それを丸のみするつもりもないのですが,本の中で指摘されている ことで,事実であることはたくさんあります。
契約社会ではないっていうのは政治に限らず経済活動でも良く 指摘されます。西洋はそもそもユダヤ系宗教(キリスト教と イスラム教)が神との契約です。日本は契約ではなく「信用」の 方を大事にします。つまり相手を信じて「丸投げ」。 というわけで,選挙も契約(公約を守ってもらう)とは理解しておらず, 信頼している人に投票してしまうと…。
もう一つこれは以前から気になっているのですが,日本は 司法の力(能力も含めて)が弱すぎます。行政や世論に屈してるように 思われるところが多々あります。国の政策を無効にするような 判決をなかなか出しませんし,そもそも刑事起訴された裁判が ほとんど有罪になるという状況もおかしいです。そして上の本に書かれて たことですが,日本は既存の法律と矛盾した法律を作れないという 決まり(?)があるそうで,それゆえに議員立法が極めて難しいと…。 複雑な法律を理解するのは専門である官僚は可能でも選挙で 選ばれた元一般人である議員にはなかなか難しいと…。それゆえに 官僚の都合が良い法律が作られてしまうわけです。
本来は複数の法律が矛盾していれば司法がどっちが正しいかを判断すれば 良いらしく,そこも司法が弱いゆえに,官僚社会になっていると いう構図なのだそうです。
議員が国を動かしていれば,我々が契約した人がやってることで, 民が国を動かしていることになりますが,官僚は「お上」で あり,我々はその人事に関与できません。というわけで, どうも日本は行政等が何かをすると,文句をいうだけ…という 人が多いですね。自分達が何とかしなくてはいけないという 意識が無く,単に行政は国民と対立するものだ…という 意識が強い気がします。
…などとイキナリこういうことを書いているのは今回の国会は 自民圧倒という国民の選択の結果を受けているわけで, なるべく民主主義であるように運用されて欲しいわけで, そのためには,そういう視点で見つめる目が必要に 思ったのです。まぁ新人議員を取材するのはワイドショー的には 良いのかも知れませんが,それは政治とは無関係です。 …というわけで,そういう視点でTVも取材報道して欲しいです。
郵政民営化は良いとして,定率減税廃止が自民の公約違反かは ちょっと微妙だなぁ…と思いつつ,しっかりチェックしましょうね。
司法改革も…国民に裁判させる…というより,もっと行政に 左右されない司法になる方が先だと思うけどねぇ…。
ついでに余談ですが,じゃぁ本当に西洋で民主主義が根付いているのかは わたしはわかりません。特にアメリカとか貧富や教育の差が 激しいわけで,一部の人はともかく全員がそうなのか?…と 言われると少し疑問だったりするのですけど…。
- 9/27(新人議員)
- 今日は大阪で展示会。説明員。立ちっぱなしは疲れます。
夜は説明員をした同僚と,道頓堀に行き。「かに道楽本店」で 蟹食べて,ドンキの観覧車乗って,「くくる」でたこ焼き食べました。 ドンキの観覧車すばらしい…。
TVを見てると新人議員を取り上げているのが多くて,まぁ 話題は杉村議員ですが…,世耕議員のブログに会見の話がちょっと書かれてました。 へー,って感じ。今回の杉村議員の会見は「言わされている」とか 言ってる人も多いけど,むしろ本人が参ってやったようです。 今まで杉村氏が本音で話していたのが,今回ので「口をつぐんだ」 みたいに言う人がいるけど,まぁ杉村氏の話はいいとして, 別に議員は口をつぐんでいるわけではない…とこういうブログを 見ると思います。単にマスコミがおもしろいネタが無くて 騒いでいるだけ…とか自分達が情報を独占できないので 怒ってるだけ…って気がするなぁ…。
- 9/26(大阪へ)
- 明日から大阪で仕事があるので,今日は移動。 昼前から新幹線で大阪へ。とりあえずホテルに入り, 会社の同僚と鶴橋の方でお好み焼きと焼き肉を 食べました。
まあきょうはそんなところで…。
- 9/25(音楽史)
- NHKの受信料の件についてはまだ書きたいことがあるのですが, ちょっと面倒なので後日書きます。受信料に限りませんが, 税金にしても他の事にしても,直接享受するもの以外に対して お金を払い社会システムを自分達が維持してる…っていう 意識が日本人は低いのだな…と時々思います。
と言う念仏は置いておいて…。
今までチョコチョコ書いていたのですが,ケーブルTVで 見ていた近代(20世紀)音楽史の話を見ていて思ったことなど。
サンタナとボブディランの話は書きましたが,他にもいろいろ 見ました。レッドツェッペリンがアルバム売り上げ枚数が ビートルズについて歴代2位というのに驚きました。 私の感覚的にはビートルズやストーンズに比べると ツェッペリンって若干マニア向け…っていうイメージが あったのですが,歴代二位って事は世界レベルでは物凄く メジャーだし,だったら日本でももう少し認知されていて いいようにも思うけど…。でもその後現われたハードロックや ヘビーメタルの事を考えるとビートルズやストーンズよりも 遥かにツェッペリンの方が後輩に多くの影響を与えてるのですから, やっぱり当時はメジャーだったのかなぁ…と思います。わたしは ツェッペリン大好きです。
あまり知らなかったボブマリーの話もTVで観ました。思った以上に 政治的な思惑で音楽をやっていたのだなぁ…と知って これはこれでいろいろ考えさせられました。
一方音楽ビジネスをかなり明確に意識していた じーんシモンズの話。ロックスターは周りに女の子を はべらせている…っていうイメージを保持するために, いろいろ過激な発言をするジーン。でも内縁の妻とは結構 ラブラブのようで,奥さんはジーンを信用,ジーンはエロ親父的 雰囲気を出しながらも奥さんを立てていたのがほほえましたかった です:-)。実際のところどうなんでしょうねぇ…。
…という感じ。いろいろおもしろいなぁ…と思いつつ, まだ見てない番組もあります。
- 9/24(新生プラン読んでますか?)
- 週末の報道バラエティを見ていてNHK新生プランの件が どうも意図的に曲げられて報道されている気がしたので, ちょっと書いてみます。
そもそもNHK以外の民放はNHKの商売敵なので,その報道を うのみにするのは危険です。NHKが良い番組をつくれなくなったら 視聴率を上げられるのは民放ですからね。この問題に関しては TVはすべて利害関係者なので本来はTVからの情報だけでは 判断できません。主要報道機関もTV局と資本関係があるところ ばかりだし…。この事は意識してこの関連ニュースを読まないと いけません。
個人的には受信料徴収を法的手段を持ち出すのは, やりすぎというか,実際の運用上どのようにやるのだろう?…と いう疑問はあるのですが,「最後の手段」と言っている様だし, 必ず行うかどうかは良くわからないようです。
というかわたしの不満はNHKの新生プランでこの法的手段だけが 取り上げられて問題視されているってこと。街頭インタビューで 「NHKが変わらないと払わない」とか言ってる人いましたが, その人新生プランを最初から最後まで読んで言ってますか?。 どうも読まないで言ってるような気がしますけど:-p。インタビューで 文句をいうのは良いけど,同じことを投書やメイルでNHKに 伝えてますか?…。どうも払わないのを正当化するために 口先だけで言っている人も結構いるように思いますが…。
新生プランを読んでわたしが感心したのは「単身赴任者や学生の料金割引制の新設」が 提案されていること。実を言うとわたしは学生時代受信料を 払ってませんでしたが,やっぱり学生一名の世帯と家族数人で 暮しているのが同じ値段というのは…ちょっと学生的には 辛いのではないか?…と思います。ちょっと前まで住んでいた 会社の寮では寮でまとめて徴収してましたが,寮の住人が増えても 減っても毎年同じ料金が引かれるのもちょっと納得しがたい点が あったりしましたが,単身者が安くなるのであれば個別に契約する気に なるかも知れません。
この文脈で読むと,じゃぁきちんと払っている立場からすると, 払わない人に対して「なんであっちから取らないの?」という 意見が出るはずで,その時に「民事手続き」というのもそう 唐突な感じもしません。でも民放はそこだけ取り上げるので 唐突になるのです。
まぁ個人的には報道の独立性が保たれるのであれば,わたしは 税金でNHKまかなってもいいかと思うんですが,その場合 公務員になるのですかね?…。だったらそれはそれで問題 なんですけど…。
というわけで,NHK寄りの文章を書きすぎたので,少し苦言も。 新生プランの発表時,会長がTVに出てましたが,画面映えしない 人ですね:-p。放送局のトップがあれなのはちょっとクビを 傾げます。あと新生プランの出し方で受信料徴収法については どうせ「検討します」なんだからもっとグレーに書くとか 第二段で書くとかでも良かったんではないかなぁ… とか思いますが。なんか性急すぎるという感じはしました。
- 9/23(国の役目)
- 夜のTVニュースを観る。台風17号,アメリカのハリケーン, 大相撲。まぁ相撲は冗談ですが,ニュースは災害が起きると それがトップになります。まぁ当たり前なんですが…,こういうのを 観るとやっぱり防災が世の中では一番大事なことなんだなぁ…と 思います。かって中国の皇帝は「治水」がもっとも重要な 仕事だった…と聞きますが,つまり国家は防災が一番大事な 仕事と言うことです。
ということで普段ニュースでやってる政治や経済の事って 災害に比べればどうでもいいようなことなんだよなぁ…と。 まぁ防災のためにも行政が必要ですから政治が全く 意味がないこととは言いませんが…。
災害対策より戦争にご熱心なアメリカってすごいよな…と 思ったり:-p,公害より経済発展が重要な中国もすごいよな…とか 思ったり:-p。京都議定書も国内の経済に悪影響だから 受けなかったんですよねぇ…アメリカ…。二酸化炭素には 興味がないけど原油が上がるとハイブリットカーの 開発始めるんですね…っていうヨーロッパ。どうも 物事の順番を間違えている気がしてなりません。
外国に対して文句ばかり言ってしまいましたが,日本の 中にもこんな事あるような気がします。すぐには 思い浮かびませんが…。とりあえず改憲が話題になってるのに ちょっと違和感を感じてますけど…。
余談で全然関係ない話ですが, 自民党の圧勝が中朝の共産党支配と一緒と米紙 が書いたという話に驚きましたが,まぁリンク先に あるようにある記者の意図的な記事らしいですけど。 言論の自由がない国とある国を一緒にするかなぁ…。 まぁ日本人が民主主義をちゃんと理解できているか? …というのはわたしも疑問があるところあるんですが, でも台湾や韓国の方がいい…っていうのも違うような:-p…。
- 9/22(ゲストブック初期化orz…)
- 日記というか状況説明…。
最近日記にワンクリック詐欺と思われる書き込みが 頻繁にされていて,それを削除していたのですが…というか ゲストブックのデータをエディタで開いて修正してる っていうのが良くないのですが…,まぁそういうのを やるとバックアップファイルがたくさん出来て…,その バックアップファイルを消すつもりがデータ自体を 消してしまいましたorz…。すみません(_o_)。 まぁ最近はそんなにゲストブックも活発に使われてないので, 困る人…ってそんなにいないかと思うんですが,ここ数ヵ月 書いて頂いた方,もうどなたか判らない方も…。すみません。
で…,話そらすつもりもないのですが,最近ゲストブックが 盛んな所ってあんまり観ないなぁ…と自分のところが閑散と してるのを正当化してみる(苦笑)…。ブログは,いろんなところ 観ると盛んなところとそうじゃないところがありますね。 わたしの関連だとSNSの方が盛んかなぁ…。でもブログとか SNSってどうなんでしょう?…。わたしのように自分の日記を 全部自分のところからアップロードしていて,原紙(?)を 手元に持っている身からすると,ネット上にしか自分が書いた テキスト…,そしてそれに対するやり取りが無いという状態は, 最後撤収するときそれを引き取ることができるんだろうか?とか 思って,ついつい旧来型のサイトも残してるんですけどねぇ…。 というのもあるけどブログって古い文章にアクセスしにくいというか, 所詮カテゴリー分けが一次元でされてるだけ…って感じもあるし…。
というわけで,大流行のブログですが,そういう疑問が ないわけでもありません。
- 9/21(音楽史)
- 別のところに書いたことと一部ダブるのですが,ご容赦を。
今月ケーブルTVでロックの歴史やジャズの歴史とかを見てるのですが, いろいろ興味深いです。週末に見たブルースの歴史は初期の歴史が 意外に初期のジャズとスムーズに繋がっている(作風的に近い)とか 感じ,その後ロックもブルースから生まれたことを考えると アメリカにおけるブルースの力というのはすごいなぁ…と。 正直,なぜブルースがジャズと切り放された…逆か,ジャズが ブルースから切り放されたのかは良くわかりません。ブルースも 時代によって変わっているので,どこかで分かれ道があったのかな…とか 思いますが…。やっぱりスィングがバップ辺りでわかれたのかな?…。
ブルースがロックを産み出した後にブルースがどうなったのかも謎…。 もちろんそれまでのスタイルとしてのブルースは残ってますが, レイチャールズ以降で黒人でブルースをやってるのって誰?。 R&Bにブルースは吸収された…ということなんでしょうか?。 それとも黒人の公民権取得により,本来のブルースの意義というのは 失われたことになるんでしょうか?。ラップやヒップホップは 若者の新しい音楽としてアメリカに存在してるのですが, ブルースとのスムーズなつながりはあまり感じません。
ちなみに昨夜見たジーンシモンズの話でロックじゃなくて ヒップホップの連中と共演したい…,彼らの方が活きがいい… というようなことを言っていて,やっぱり既に新しい音楽は そっちの方になってるわけね…と感じます。
ブルースの話はそんなところ…。
もう一つ。ボブディランの話もだいぶ前に見たのですが, こっちの売れ方も興味深かったです。まだラジオに持ち込みをして 流してもらえる時代…ってことは今で言うとインターネットに 近いのかも知れませんが,そういう部分から売れ始め,そして 当時のプロテスト運動の象徴にされてしまったと…。 本人はその後くらいからはさっさと社会的メッセージより 個人的なことを歌うようになるのですが,既にそのときには 神格化されていたような感じでした。
音楽に社会的メッセージを求めてリスナーが聴く…という 行動は現在ではほとんど見られ無い気がするのですが, そういう行動って特殊なのかなぁ…とか…。まぁ日本における 学生運動時代のジャズも「難解さ」が受けていたような 部分もあったみたいなので,当時は若者文化自体がそういう 傾向だったのでしょうけど…。
とここまで書いて…あぁーそれって今で言うオタクか…と 少し思いました。彼らは物事を難しく考える…っていうか 論じるの好きですものね…。でもそれが文化的な方向に いかない…っていうのが何とも当時と違うなぁ…と。 サブカルチャーの人はそっちはそっちで非言語化された メッセージの方を重要視してるようだし…。
話がそれましたが,いずれにせよボブディランがいなかったら ロックはこんなに知的にならなかった…という 認識では,わたしはあります。
音楽のTVについては後,ボブマリーとツェッペリンが 見てない中では楽しみなので,また何か感じたら 書くかも知れません。
- 9/20(マスコミ)
- 夜NHKを見たらNHKでの取り組みについて特番をやってました。 まぁ受信料の不払いが多いとか,督促の方法を変えるとか いろいろ話題になってるので,かっての不祥事からどれくらい 改善されたか…を主張していたのかも知れません…っていうか 良く見ませんでした。個人的には衛星受信料払ってるくらいで, 特にいまのNHKに不満はあまりないので(ソフトが高いのは どうにかして欲しいけど)。でも新しい会長…あんまりTV映え しませんね。大企業のトップという感じがしないというか:-p…。
それはいいとしてNHKはそういうことをやっているけど,民放で 体質がどう改善しているか?…という様な番組見たことありません。 まぁスポンサーが視聴者じゃないので視聴者のことはどうでも いいのかも知れませんが。
以上はTVの話ですがマスコミに話を広げると「小泉首相の圧勝はマスコミ不信の表われ」 という意見があったりしてなるほど…と思います。まぁさすがに それは言い過ぎだろうな…とは思いますが,マスコミの報道に 振り回され無い人が増えているのは事実でしょう。以前イラクで邦人が人質になったときに わたしは「報道の敗北」と書きましたが,マスコミは どんどん死に体になっている…,マスコミだけじゃなく ネットを使い独自に情報を集め判断をする人がどんどん増えている 状態で,ネットの口コミと乖離した主張を流し続けることにより ますます信用を失っているように思います。そしてその事に マスコミが非常に鈍感で,ますますそういう方向に 走っているように感じます。
週末にTVを見ていて今回の総選挙の自民大勝を批判して, 「政策の議論がされずに投票を向かえた」とか言ってる 批評家がいましたが,政策の考察をしなかった批評家が そんなことをいう資格があるのか?…と呆れます。「刺客」とか そんなことばかり取り上げていたのはマスコミだし,「やり方が 冷たい」とか言っていたのが批評家でしょうし…。
もちろん,ネットでの口コミが大衆の意見だとは思ってないし, ネットか全然触らない人の方がまだまだ日本では多いでしょう。 でもTVでコメントしている人の多くは,ネットで語られている 意見を多分見たこと無い人で,結構頓珍漢な事を言っています。
マスコミや批評家はかっては視聴者が持っていない多くの情報を 持っていたり,過去の経験の見識を使って視聴者が考え付かないような 事を言うことにより,世論をコントロールしてきました。 でも,現状は視聴者の方が早い情報を持っていたりします。
現状のマスコミを見る限り,「視聴者は愚かで自分達は正しい」という 姿勢は貫かれているように思います。でも,そういう 姿勢をそろそろ改めないと,…というか改めているマスコミが 出てこないと,そろそろまずいのでは?…と,いい加減 変わって欲しいなぁ…と思うのです。今のままじゃ, 報道の自由を制限される法律が作られても国民は反対しないと 思いますよ:-p。
- 9/19(無いもの)
- 普段パソコンとか電子手帳とかそういうのばかりで暦を確認してるので, 最近のように毎年休みが変わる休日には対応しておらず, 「今日は本当に休みか?」などと朝から思ってしまう。昼前に 電車が休日ダイヤで動いているのを確認して,ホッとしたり…, 遅いよ…。
…というわけで,今日は新宿で映画を見たり,その後秋葉で買い物したり してました。夕食をどこで食べようか…考えていたら 面倒になったので,結局自炊…,いい傾向です:-)。
新宿ではリーバイスの直営店に入るものの思ったより品揃えが 無くて購入断念…あそこは珍しい品を置いているところなのか…。
ジーパンと言えば実は土曜日も吉祥寺で買おうか悩んで結局 買いませんでした。良く知り合いに「何で荻窪に住んでるの?」って 聞かれて「便利だから」と答えているのですが,荻窪に住んでいて 「あれがない」と思うこともよくあります。一つが今書いた ジーンズを売ってる店。というのもあるけどそもそも男性服を 売ってる店が少ない。まぁ服についてはいつもどこで買うか 悩みますけどね。紳士服屋っていうのもガラじゃないし, かといって若向けの服が自分に合うかというとこれも悩ましい…って ことで…。
次に良く思うのが,モスバーガとスターバックスがない…。 まぁスターバックスは別にいいんですが,モスがないのは 悲しい。阿佐ヶ谷には二つもあるのに…,なぜ?…。
後,酒屋…。いや,酒を売ってるコンビニも酒屋もあるんですが, いわゆる酒の安売り店が結構駅から離れないとない。自転車で 行く距離…。なのでいつもコンビニかスーパーで酒を 買ってしまう。銘柄が少なくてつまらない…。
こんなものか?…。ホルモンを食べられる店,輸入CDショップとかも ないけど,そんなマニアックなものがあちこちにあっても しょうがないので,それは許容範囲でしょう。まぁ 服も吉祥寺か新宿に買いに行けばいいでしょ?…と 言われたら,まぁそうか…という気はしますが。となると やっぱりモスがないのが一番不満なのか?(^^;)…。
吉祥寺といえば,土曜にちょっと寄ったのですが, パルコにヴィレッジバンガードが入っていてびっくり, HMVも入っていてびっくり。二年前は無かったのに…。 吉祥寺にはここしばらく飲みには行っていたけど,買い物に 行ったのは久しぶりなのでこういうところにはなかなか 気づかないものですねぇ…。まぁでもHMVは品数が イマイチで,わたしの需要には答えられませんでしたけど:-p。
なんか何書いてるのか判らない文章だなぁ…。すんません。 そういう日もあるって事で…。
- 9/18(マッタリ)
- 三連休の中日という事で,久しぶりに自宅でマッタリ。 何もせずにゴロゴロというかジッと想いに耽ったりとか… まぁそんな感じでした。こういうのずいぶん久しぶりで リフレッシュできたと思います。十五夜だったしね, いろいろグッと来る休日でした。
- 9/17(民主党党首)
- わたしの大学の同級生に製体院をやっている人が いるのですが,今日は彼のところに初めて行ってみました。 東大和市。東大和市って駅で降りるのも初めてですが, 埼玉ですね,あっ,違うか東京都(^^;)。なんか独特の 雰囲気あるんですよね,あの辺って…。まぁそれはいいとして, 一時間揉んで頂きました。あまり強くない感じでしたが, 全体的に体が柔くなった気がします。でもその夜酔って 畳の上に寝てしまいましたが(^^;)。
さて,話は変わって,民主党の党首選の話。
朝からTVを観ていたら民主党党首選に河村たかし氏が出馬したいと 言っていて,少しは話がおもしろくなるか?…と思ったんですが, 結局推薦人を集められず…。まぁでも管さんが通らなくて 良かったですが。
今回の民主党代表選出の話を当初ニュースで観ていたときは, どうしてそんなに早々に決めるのだろう?…と思っていたのですが, 国会が始まるのでそれまでに決めないといけないと言うことですね。 でも,今回議員による選挙で新しい前原氏が党代表となりましたが, ちょっともったいない事したなぁ…という気がします。
小泉さんが総裁に初めてなった時の 自分の日記を観ても判りますが,小泉さんが自民党総裁に なった時は,その総裁選の過程をつぶさにマスコミは報道し, その報道の中で小泉氏は国民の人気を得て,そして総裁に なったと記憶してます。今回新しい民主党代表として 若い前原氏がなりましたが,「誰?」と思った人も多いでしょう。 そして一応古い管さんとの戦いはあったとしてもほんの一日の 争いで,全然普通の国民にはそこにどういう争点があったのか 判りません。小泉さんがなぜここまで強権を得て,なおかつ 選挙でも支持されたのかというと,党内の支持よりも国民からの 人気をバックにしているからでしょう。民主党は同じことを やろうと思ったら出来たはずなのに,国民不在で党代表を 変えてしまった…。なんかもったいない…というか またしばらく民主党はダメなのか…と思ってしまいました。 どうせしばらくは死に体なんだから,今期国会だけ 岡田さんで乗りきって,その後に一般党員を含めた党首選を やれば良かったのになぁ…と,無関係ながら思ってしまいました。
- 9/16(性風俗は普通のお仕事?)
- 「中村うさぎ今度はデリヘル嬢挑戦」という記事を 読んで少し引っ掛かる…。こういうことを書くと融通の効かない 人間のように思われてしまうかも知れませんが…。 中村うさぎのようなメジャーな作家がデリヘルを 自ら経験してそれをメジャー誌(?)に発表する,また その事自体をメジャーサイトが取り上げる…という現象は それまでデリヘルとか性風俗の仕事に無縁だった人が 「わたしもやってみてもいいかも」と思う事を 助長しないか?,性風俗も普通の人がやるしごとなのではないか? という認識になっていかないか?…という懸念が浮かびます。
もちろんそれならそれでいいという考えもあります。 性風俗は普通の人がやっていい仕事だという認識に するという考え方もあります。でも,そうなのか?…という 考えもあって,自分の中にダブルスタンダードが出来てしまって 悩むわけです。
昔は風俗どころか水商売で働くだけで普通の幸せな結婚が 出来なくなる…という様な考え方があり,その業界で 働く人と普通の人との間には線がありました。今は 水商売はともかく性風俗は好きでやってる人もいるでしょうが, 借金に困っている人や生活に困っている人等がやっている というわたしの勝手なイメージがあります。 それゆえにその世界にはいるのにはそれなりのリスクが 感じられ,だれでもやるしごとになって無い気がするのですが, その障壁を下げることはいいのでしょうか?。
一方,男の場合,合法で,だけど世間から白い目で観られたり, 幸せな結婚が出来ないかも知れないけど,大金を稼げる仕事って あるんでしょうか?。マグロ漁船?…。ちょっと違うよう気がしますが…。 「女の武器=体」,「男の武器=体力」ならそうとも言えるけど…, もう少し恥も外聞も捨てれば金稼げる仕事ってないのでしょうか?。
ちなみに風俗が楽な仕事と言うつもりもないし,実は給料も そんなに良くない…とかいう話も聞きます。でもやっぱりあの手の 仕事は体力というよりはリスクを負ってるから稼げるのだと思います。
個人的にはこういうなしくずし的にその辺の認識が変わっていくのは ちょっと気持ち悪いです。あと過激なことというか裏社会を 表に持ってくるだけで話題を集めて作品を売る…っていうやり方も ちょっと抵抗があったりします。まぁ実際はそういう話題だけじゃ なくて内容がつまんなかったら評判は落ちるだけでしょうから, そんなことはないのでしょうけど…。
- 9/15(経済格差と「食い物」)
- 圏外からの一言さんのところに 日本が外国を食い物にしているという発言をした人の 話。正確には更にリンク先を直接リンクすべきなんでしょうけど, ごめんなさい。
この文章に引っ掛かったのは,日本人って外国を食い物にしている 事に無自覚な人が多いんだ…と意外に思ったからです。 ちょっとここからはわたしの拡大解釈というか,むしろ 曲解なのかもしれませんが,こういう投資の話じゃなくて, 為替レートに基づいた不等な部分というのはたくさんあると 思います。例えば良く知り合いに「老後は東南アジアで暮すと 貯金だけでも結構暮せる」とかいう話をされるんですが, わたしはどうもこれが為替レートに乗じた何とも不等な 贅沢な気がして気持ち悪いです。同じことは東南アジアに 行って買い物したり美味しいものを食べる場合でもそうです。
もちろん,これは全然不等な話ではないとも言えます。でも その国でとても優秀な人が一生懸命に働いて得る収入より 日本で普通に労働して得る収入が遥かに多くて,それでその 優秀な人よりも贅沢出来てるっていうのは,どうも気持ち悪いと 言えば気持ち悪いのです。なのでわたしはヨーロッパを旅行したことは ありますが,アジア旅行はしたことありません。
もちろん,日本人がそういう国にいって当地としては 割高な買い物することによりその国の人が潤っている事は あるでしょう。老後を過ごす日本人が雇う使用人の給料は 現地で他の仕事をしている人よりも割がいいかもしれません。
ちょっと外国という話とは違いますが,こういう物価と賃金の 違いによる贅沢…みたいな話は日本の国内でもあります。 例えば東京の物価と沖縄の物価を考えると東京で普通に 食事するくらいの金額で沖縄ではすごく美味しいものを 食べられるし,東京のアパートの家賃で沖縄では広い家に 住めるかも知れません。
ただ一方でわたしはこれまで「東京は地方の植民地だ」とも 書いてきてます。なぜなら東京の山の手線の中で働いているような サラリーマンは往復4時間程の通勤時間を使い,会社では残業を 何時間もやっているのがある種当たり前なのに対し,沖縄は 良く知りませんが(^^;),例えば九州とかだと通勤片道1時間は あり得ない時間で,夜も6時過ぎになるとみんな帰ってしまうのが 当たり前な職場が多いと聞きます。給料は額としてはやすいのですが, 物価は安いし,しかも東京で払われた多くの税金が地方へ 流れているというのもあります。また都会が少子化なのに対し, 地方ではたくさん子供を持つ夫婦もあります。この現実を 観るに東京は地方に搾取されている…という事も言えます。 さっきの「食い物」とは逆の話です。
- 「食い物」も「搾取」も同じ話なのに双方向にそれが成り立って しまうのは,実は一方があるものを一方に与えることにより 一方から別のあるものを得ているからではないでしょうか?。 この場合何でしょうか?。外国の話はひとまず置いておいて, 東京と九州(九州を例に挙げるのはわたしが九州出身だからで, それ以上の他意はありません)の関係で観ると,東京の人は九州の人より 辛い思いをして働いてますが,額面的には多くのお金を得てます。 また多くの遊びを知ってます。九州の人は都会の人に憧れますが, 実際は楽にある程度の水準の生活が出来るのは九州の方かも しれません。都会の人間が田舎の人間に比べプライドを持っているか …というのは厳密な都会人ではないわたしには良くわからないのですが。
この事を日本と発展途上国に広げると,日本人は当地にいって 贅沢な暮らしが出来き,王様気分かもしれませんが,実は 当地の人も日本人を単に楽に収入を得られるカモと思ってる 気がします。どうもプライドと楽して儲る…というのを 交換してる気がしないでもありません。
- 最後に,元々リンク文章は投資の話なので少し触れると, 要は外国が日本に投資しようが,日本がどこかの国に 投資しようが,一方的にどちらかが美味しい思いをする…というのは 無いように思います。投資されることによって楽にお金を 得て,働く人の生活が良くなる部分もあるかも知れないわけで。
ただしだからといってわたしは「お互い様だ」と言いたいわけでは ありません。冒頭にわたしが東南アジアに観光旅行することに 躊躇しているようにこういう依存関係はお互いが立場を選べる わけではなく経済格差で一方的に役割が決まるわけでしょう。 そうであれば,そこになりたい自分になることに制限があるわけで, それゆえに自分の大切な何か(プライドだったり,決定権だったり, 美味しい食べ物だったり,住まいだったり)が得られないのであれば, その部分については持っていかれていると言えるかも知れません。
- 9/14(メモリー)
- 今日は横浜で二つの飲み会がバッティング……というわけ で梯子しました。一次会はわたしも主賓の一人だったんですが, 一次会で早々に退散…顰蹙飼わなかったかなぁ…。でも二次会は 数ヵ月ぶりに会う人達だったので会っておきたかったのですよ。
その話はおいておいて…。
昨日…ふと入社以来自分が受け取った電子メイルを今のパソコンに コピーしてみた。わたしは入社してしばらくは会社のワークステーション上で メイルを読んでおり,最初はRMAIL,その後はずっとmewを 使っています。ただし,大手町に転勤になったときにワークステーションで 読むのは止め,Windows上にMeadow+mewをインストールしPOPで 読んでいます。その後武蔵野,横須賀,そして再び武蔵野と 転勤し,POPサーバと卓上のパソコンは変わったものの,環境は 一貫して同じです。現状のPCの中には大手町から武蔵野に 行って以降のメイルは入っているのですが,大手町時代, そしてワークステーションの時のメイルはCDRに焼いて持っている だけでした。CDRも永遠の寿命じゃない…ってことで,ちょっと 現在のPCにいれてみる気になったのでした。
というわけで,久しぶりに10年以上まえのメイルを開いたりして, かなり恥ずかしい…。なんかそんなにわたしは文体変えてない つもりなんですが,なんかそれでも照れくさいなぁ…とか 思いました。
しかしrmail-inputなんって非常に久しぶりに使った(^^;)…。
ちなみに大手町時代のメイルは会社の業務に使ったメイルは 戻さずプライベートなメイルだけ(もともと仕分けしている)を 入れました。なんか読みたくないのよね,あの頃のメイルって…, やっぱりちょっとしたトラウマになってるなぁ…と改めて 自覚…。
入社以来のメイルを全部持ってるっていうのも,考えように よってはちょっと悪趣味のようにも思えますが,実は わたしは手紙も結構ほとんど取っていたりする。こういうのって どうなんだろう?…。まぁ実際は今回初めて電子メイルを ちょっとだけ開いてみた…ってくらいで,ほとんど読み返す 事はないのですが…。
ちなみに…,わたしが電子メイルを使いはじめたのは 大学時代…その頃のメイルは5インチのフロッピーにとって たのですが,さすがにこれは捨てました。もう開けないし。 いい思い出もあるんですけどね:-p。
- 9/13(科学と道具)
- 先週 ディスカバリーチャネルでやっていた人体シリーズは, おもしろかったのですが,どういう内容かというと,要は fMRIを使ってスポーツにおける人体機能の男女差, 妊娠から出産まで,セックス…をイメージ表現したものでした。 fMRIは脳とかの研究にはさかんに使われてますが, 病気とは無縁の妊娠やセックスについてイメージ化したものは 観たことがなかったので,おもしろかったです。
まぁでも観ていてちょっと引っ掛かるところがありました。 fMRIを使って撮影しているチームのリーダが「科学者兼芸術家」 みたいな表現になっていたことです。まぁ確かにfMRIのデータを 元に綺麗なイメージに加工するのは単なる機械作業ではなく, 美術的センスが必要で,実際できあがったものは観賞に 耐えうるものなので芸術作品と呼んでもいいと思います。
じゃぁ科学なのか?…。fMRIを使える人間は通常医療機関か 研究機関の人間なのでそういう意味では科学者なのかもしれません。 でも,単にfMRIという道具を使って人体を撮影することが 科学なのかと言われると疑問です。番組中「セックス中の 様子をはじめてMRIで撮影,3D化した」と言うような事を, この人は言っていたのですが,確かに誰もやってないことを やったという意味での新規性はあるかと思いますが,それが 科学かというと疑問です。
まぁ正直その映像はエロかったりグロかったりで楽しめたのですが(ォィ), それじゃー単なるエンターティメントじゃ?…と。
科学というのは単に新しいデータを得た…というだけじゃ 駄目で,そのデータを元に法則性を見つけるとか,新しいものを つくるアイディアを出すとか…そういうものが必要です。 新しい測定法,計算法が提案され,それを徹底的にいろんな ものに適用する…という事は実際科学では多くやられてますが, でも単にデータをとった…ということが科学なのか?…と 言われると…ちょっとどうかなぁーと。
一方芸術はカメラや楽器の発明で新しい作品がうまれるように 新しい道具を使いこなし,そこにその人の作家性を入れ込むことが 出来れば芸術作品だと言えます。
まぁ今回出てきた「科学者兼芸術家」という肩書きは,今回 TVでやったことを指していってるわけじゃなく,その人のいろんな 業績からそういってるのでしょうから,今回のわたしの 突っ込みは要らぬ妄想だといえばそうなのですが…。
正直いうと,実は以前ポルノ映画監督の山本監督とタモリが 「ファイバースコープで女性の性器の内部を撮ろう」とか いうのを,TVで冗談混じりで言っていたのを思い出して(^^;), fMRIでセックスシーンを3D化しているのと,それと一方が ポルノで一方が科学なの?…という疑問が生じたのでした。 実際AVの様なジャンルって新しい試みがどんどんされていると 聞くし,そういうエンターティメントの中には悪趣味だろうが 高承だろうが驚くべきほどの新規性が詰まっているわけで…。 …なんというか科学と芸術の関係は難しいなぁ…とおもうわけです。
- 9/12(メディアリテラシ)
- 平日…。昨夜飲みつかれたからか,ちょっと寝不足だったのか, 寝起き悪し…。昼間も眠い…。まぁ一日研修でしたが…。
それはいいとして,夜自宅に帰ってTVタックルを観ると たくさんの議員が出演。とりあえずみんな通った人ばかり。 自民と民主がメインですが…。なぜ出演者が多いかというと, 落ちたら出ないでしょうから,多めに声をかけたとの番組談。 なるほどと…。
これは逆をいうとTVタックルに普段出てるような議員は 落ちなかった…ということになります。まぁ小選挙区で 落ちて比例区で復活したような人もいますけど:-p…。TVタックルに 普段出てる…っていうのは,まぁこういう番組のつくり (わりと政治を小ばかにする)に耐えられる人…っていうのも あるんですが,番組がわからすると話がおもしろくて 視聴者が注目してくれそうな人…ってこと。サービスだったり 素だったりいろいろあるんですが,とにかくキャラが立ってる ってことでしょう。
つまりTVタックルによく出てる議員が通ったって事は, やっぱりメディア映えする人が今回の選挙では強かったと いうことで,地元のつながりを堅持するタイプの政治家より マスメディアでわかりやすいメッセージを飛ばす人の方が これからの日本の政治家となっていくのだろうと…。
まぁそういうことだと思いますよ。「劇場」なんって 言ってる人の方が時代遅れなのでしょう。個人的には自民党が 圧勝しすぎてちょっと不安なところもあるので,民主にも 強力にキャラが立って人気を集めるような人が党首になって 欲しいです。右派左派混合でまとまらないと言われている民主ですが, 自民党だって変わり者で弱小だった小泉さんがマスコミに人気が 出るにしたがって,「政策には反対だけど,ついていけば選挙に 通るし」ってことで自民党首に祭り上げ,挙げ句の果てに 政策まで小泉主義にされてしまったのが今回の選挙であり, 民主だって人気先行で党をまとめることが出来るかも知れません。 …とりあえず,そういうキャラがまだ民主には見当たりませんけどね:-p。 まぁでも,いくつかの政策がぶつかり合わないとやっぱり 不安なので,そういう人の台頭をお待ちしております。
そうそう…追記…。民主の次期代表…って話が出てますが, なんか話し合いぽいですね…。自民みたいに選挙に した方が,変な人が出てきていいのではないか?と 思うのですが…。
- 9/11(選挙終了)
- なにも無い日曜日…じゃないですね。選挙:-)。結果は どこを見ても書いてるので特に書く必要感じないのですが, まぁここまでいろいろ語って来たので書きますか…。
その前に,今日は自宅においていた使ってないエアコンを 知り合いの知り合いに引き取ってもらって部屋がようやく 片付いたかなぁ…という感じ。でも食器棚買った方がいいよなぁ…と いう気はするけど…。
で,選挙…。
投票日のせいもあってか午前中の報道バラエティはおとなし目。 どちらかというと水害の方のニュースに力入れてました。 夜TVを見ると出口調査の発表をカウントダウンしてるのに 笑いました。これまで世論調査で散々どこどこ有利…とかやって来たのに, 出口調査は投票が終わるまで出来ない…っていうのもなんか 妙な気もしますけどね…。
で8時になって出口調査の結果を聞いたときは 自民が300票を越えていて結構驚きましたが,結果的には 296。だいたい誤差10票程度か200台と300台でずいぶん違う印象を 受けることは受けるんですが,5%の誤差と思うと,まぁ たいしたものか…。ちょっと傾向が極端に出るのはサンプル数の 問題なんですかねぇ…。毎回出口調査って傾向が極端に出る気が するのですが…。
結果的に自民圧勝,しかも公明加えると三分の二確保…って事で, ちょっと勝ちすぎて怖い…って思う人も多いのでは?。 ちょっとわたしは思いました。でもこれをきっかけに野党の 方々にはどうやって国民に訴えるのか?…っていうのを真剣に 考えて欲しい…。だって今回は自民支持…っていうより, 自民が一番わかりやすいから…って事で,いれた人も多いと 思いますよ。
いずれにせよ投票率が高かったのは当然と言えば当然ですが, 良かったです。毎回こういう選挙だったら日本人の意識も 変わった…って事なんでしょうけど…,どうですかね。 今回の自民圧勝はそれを選んだ国民の責任もあるわけで, こういう形で国民が国政をしっかり監視するって事は 良いかと思います。望むべきはちゃんと実現できる対案を出せる 野党なんですけど…。
- 9/10(日記)
- やったこと書きますかね…。
朝起きてTV鑑賞したり洗濯したり掃除したり…。先週はディスカバリー チャネル(人体関係の科学番組)やヒストリーチャネル(音楽の歴史 関係)を大量に録画しちゃったので消化が大変。ただでさえ週末は 報道バラエティをみてるのに…。
なんかみていて科学系の番組はイマイチ…。まぁ映像的には 進化してるのですが,内容的には「知ってるなぁ」って 感じで…。当たり前か…普段から本読んでるからなぁ…。でも 普通の人にはこれでも十分新鮮なんでしょうけど…。
ところで 今週の「その時歴史が…」をみようとしたら別の歴史番組が 録画されてました。なんでもひとつの歴史の事実を別の 解釈をしよう…っていう試みで今回は平家の滅亡を「平家の奢り」と いう従来の解釈とは別に「平家は朝廷の介入から逃れるために 緊急手段(窮鼠猫をかむ)しただけだ」という解釈。
おもしろい…というか,平家の話がおもしろいのではなくて, これって「歴史解釈なんっていくつでもあり得る」っていう メッセージですねぇ…。歴史認識を押し付けてくる某隣国に 対する当てつけなんでしょうか:-p。
で,昼食を食べるために自転車で外出。商店街を通ったら, 畳を干しているところとかあって,あぁこの辺水没したんだなぁ…と 感じる。
その後自宅に帰り,またTVをみながらパワーブックにCDを飲み込ませる。 iPod nanoを買う準備か(^^;)?…。
夕方池袋に行きmingaの野外ライブ鑑賞。ほぼ十年ぶり位に 知り合いに合う。お変り無いようで。人生いろいろだと感じる(謎)。
さらにその後新宿に行き買い物。HMVでショーターとサンタナの ライブDVD購入,最近サンタナづいてるなぁ…。そして 思い出横町でちょっと飲む…つーか全然安くないよなぁ…あそこ。 どや街ぽくて好きなんだけど,安さだけだったらチェーン店の 居酒屋の方が安いと思う…。
荻窪に帰ってきたら,九時過ぎなのに候補者らしき人がビラ配って ました。こんな時間に選挙運動やっていいんだっけ?…。
……という感じの一日…。なんかいろいろやってるけど,妙な 閉塞感が自分の中にあるのを感じております。つまりやらなくては いけないことから逃げてるって事か?…それとも新しい生活に なった割りに,なにか進んでない感じがするのか?…。 うーん。
- 9/9(参照と影響)
- インターネットが発達し誰でもアクセスできるところに 無名の人が書いたおもしろいコンテンツが無数に転がって いる現在,実際にプロの制作者がそのコンテンツを無断で 利用し騒ぎになるというケースが増えてます。だいたいに おいてそれは盗用した方がどう考えても悪いケースが (騒ぎになったものでは)多く,もしくはその盗用者が あまりにも物事を軽く考えているか無知の場合が多いように 思います。
なのでだいたいにおいてわたしは盗用する人を非難するのですが, ちょっと今回知ったケースについては疑問がわきました。
サイコドクターぶらり旅さんの9月1日のところに 書かれている件です。サイコドクターさんのページは ブログに移る前から良く読ませて頂いてます。 ということで特に対決したいわけではないので誤解の無いよう(_o_)。
そのマンガとサイトの文章の件ですが,実際には出版者と 話し合いが進んでいるとのことで,今更騒ぐような話ではないのかも しれませんが,このケースは知った人はこれをどうとらえた でしょうか?…ということがわたしの疑問です。盗用でしょうか?, 引用でしょうか?,参照でしょうか?,それとも影響でしょうか?。
わたしは軽く読んで思ったのは「参照」か「影響」じゃないかと 感じました。少なくとも盗用や引用にはならないと…。なぜなら 「当サイトの文章が」と書いてますが,一文まるまるの使用は ないし,それが出てくる順番も異なってます。なので使っているのは 「表現」だと思います。まぁだいたいこういう表現の利用は 考え方の利用は「参照」とするのが一番ノーマルで,参考文献として それを参照元を示すのが礼儀ですが,それを参照元に知らせる 必要は無いでしょう。今回のケースは出版者が無断でやるのは いいけど,参照元を示しておけばなんの落ち度は無かったと 思います。実際そういう方向で話が進んでいるようにも 読めましたが…。
ただ今回は表現の利用があまりにも多いので,参照とするのが 適当かな?と思いましたが,例えば部分的であったり,また その表現が一般に広く知られている時に,その参照元をいちいち 示す必要があるのか?…という疑問があります。つまりすでに 誰がいった…というよりも広くそういう考えがしられている場合です。
例えばわたしが「人間は本能が壊れているので」と各場合に 常に岸田秀先生の名前を出すべきでしょうか?。「人間は自分の 姿を確認することが出来ないので化粧をする」と書く場合に 鷲田清一先生の名前を常に出すべきでしょうか?。「人間は 都市に残った最後の自然」と書く場合は養老毅先生の名前を 常に出すべきでしょうか?…。 これらはたしかにまだそこまで一般化されてないので出すに越した 事はありませんが,じゃぁ「生物は自分の遺伝子を残す方向で 進化する」と書く場合に「ダーウィンがいうように」とか 「ドーキンスによると」と書かないといけないか?…と いわれると少々疑問です。もちろん自分の主張を強化したり, 逆に「人がいってるのであってわたしは本当かどうか知りませんよ」と- 責任のがれをするために参考文献を示すことはありますが。
わたしがこういうことを書くのはわたしもいろんな本を読んだり, いろんなサイトを読んだりしていて知った考えを最初は 参照する形で紹介していても自分の中でそれなりに消化し 自分の考えになってしまったら,(必ずではありませんが) 参照をせずに書いてしまうこともあるだろうと思うからです。 まぁ人が見れるところに文章を書いている以上,その 考えを他の人にうつしてしまうことはあるでしょう。 それがミームを発信している…ってことです。盗用は よくありませんが,引用や参照はルールを守れば無断で 行えるし,影響を受けた人が似たような表現を使うっていうのは そんなに悪いことなのかな?…と思います。
最後に念のために書きますが,今回のケースは参照とわたしは 思うし本人には無断でいいけど,参照元を明記するのは 礼儀かな…とは思います。ただもう少しその表現の利用が 少なかったら単なる影響…ととったかも知れません。
- 9/8(企業への増税は消費者に不利益をもたらさないか?)
- 先日野党が主張している「国の無駄遣いを減らす」が 本当にそんなに簡単にできるのだろうか?…という疑問を 書いたのですが,今回はもう一つ…,「企業から税をとるので 一般人への増税はしない」というお話。
こういう主張はやっぱり某野党(民主じゃないよ)が良く言います。 「社会保障充実」と「増税はしません」を両立させる仕組みとして, 大企業から税金を取ると…。
これは突き詰めれば人間は一人である…という事を利用した 訴えです。日本はお金を使っている人は働いていようがいまいが 税金を払ってます。なのでほとんどの人が個人レベルでの 納税者だからその税金を増やさない代わりに別の「組織」が 払うというと,一見自分の懐は痛まない気がします。 でもほとんどの人は冷静にこうとも考えるのではないでしょうか?。 「自分が働いている会社がつぶれたら困る」「会社からの給料が 減ったら困る」と…。
実際法人への税金が増えれば実質の利益が少なくなるので, 株主への配当が減るか社員の給料が抑えられるかもしれません。 …というのもあるし,そもそも会社は黒字を出してないと 税金を取れないので,現状でも経費調整をして大きな黒字は 出さないようにしている気がします。控除範囲が決まっていて, 経費が認められないサラリーマンより,企業の方が節税が 自由なのは明らかです。
そんなことを考えると会社に雇用されている人間は, 本当に企業から税金を取って大丈夫なのか?…とか,可能か?とか 思う様に思います。またそういう被雇用者じゃなくて, 中小企業を営んでいる人もそれはそれで企業への増税は 嫌でしょうし,最近はフリーランスの人も法人登録をしている 人も多いので,そういう人も嫌でしょう…。
…という風に考えると法人税増税をすなおに喜べる人…は 誰なんだろう?…と思うわけです。サラリーマンだとすると, 法人税の増税がサラリーマンの給与や雇用に影響しないように なにか別の仕掛け(法律)がいるんではないか?…とか思います。 何だろうそれって?…って疑問しか浮かばないので,法人税 増税で我々の生活って良くなるの?…とか思うわけです。 ガソリン税とかでもわかりますが,結局税金って消費者が 払うものですからね:-p。
- 9/7(サンタナ)
- 台風それてよござんした。今日はなんだか仕事が 忙しかったので…。午前中大学の後輩40名ほどうちの 職場見学。その後,外のお客さんとあっていろいろお話。 その後午後から横須賀に行って…夜まで打ち合わせ…, って感じ。まぁ台風嫌いじゃないのですが,移動が多い日に あたるとちょっとめげるので…。
ところで,今のところに引っ越してケーブルTVに加入したので, 歴史ずきのわたしは ヒストリーチャネルを見てたりするんですが,今週と 来週は「音楽の世紀」というのやってます。今日はサンタナでした。
サンタナというと先々月ライブを見に行きましたが,その関連で, 今月のギターマガジンにインタビューが載ってます。それを 読んだんですが,いろいろ興味深かったというかおもしろかったです。
サンタナっていうと今や1000万枚も売れる様なアルバムを出すような モンスター級のスターですが,その大成功がデビュー30年目で来たのが 興味深いです。しかもそれが最初のヒットじゃなくて 初期のアルバムも100万枚以上売れていて,その後もずっと活動を してますが,少なくとも日本ではあまりそういうのが聞えてこず, ある意味初期のヒットのイメージが強いせいで「過去の人」的に 捕らえている人が多かったと思います。それが30年目でグラミーを9冠も とる…っていうのが,どうも余りないケースでとても不思議というか…。
で,インタビューを読んでいて思ったのが,サンタナという人が やっぱり非常にジャズやブルースに対して敬意をもっているということ。 で,ジャズからするとロックは別のジャンルで,ジャズに敬意を 表してもジャズの方から別のものみたいに言われたとか…。 もちろん,ジャズミュージシャンがそんな人ばかりじゃなくて, 現実にサンタナはウェインショータと共演をたくさんしてるのですが, その件についてもウィントンマーサリスとかに非難された話とか, でもウェインがそれをフォローした話とか喋っていて,おもしろかったです。 あと,売れたことにより周りに「売れ線を狙った」みたいに言われている …ってことを気にしてるのか,一応本人は「売れることを非難する人より 自分の方が自由だ,自分はやりたいことをやってるだけだから」とか 言うことを言っていたりとか…。それからヒストリーチャネルでは サンタナは天才ギタリストと評されてましたが,インタビュー見ると 本人はテクニカルな面での自信はあんまり無かったのだなぁ…とか 思ったりも…。
サンタナって人はフラワームーブメントの頃にデビューしたせいも あって,当時のお約束であるLSDやドラッグ…,その後宗教への 開眼…等,まぁそういうのを全部経由しての現在があるので, そういう意味での達観みたいのも感じられて興味深かったです。 …っていうかウッドストックのステージってLSDをバリバリに 決めた状態でやってたそうで…,ソリャー大変だったろうなぁと(^^;)…。
サンタナっていう人は,ラテンのリズムの上でブルースギターを 弾くというラテンロックを最初にやった人で,売れ線だろうが 何だろうが,ラテンでロックやってる人間がサンタナを 批判する資格は無いとわたしは思ってます。本当に新しい音楽を 作り出したイノベータであり,しかも現在大スター…,でも ジャズ(特にコルトレーンに心酔してるようでした)とかに たいして物凄く敬意を払っている……,というのがなんか 良く伝わっていい話聴いたなぁ…という感じで…。
「なんだわたしはサンタナ好きだったのか…」とか思いましたよ(^^;)。
- 9/6(ホワイトバンド)
- ホワイトバンドがなんか最近ネットで騒がしい。ホワイトバンドは アフリカの飢餓を救いたいという思いを持っている人達に 賛同する人達がつけるものですが,実際売っている店で 「売りきれ」というサインがたくさん出てるくらいです。 ところが ホワイトバンドに寄付が含まれてないことをあたかも詐欺のように いうサイトがあったりして,むしろわたしは驚きました。
わたしがホワイトバンドの話を聞いたのはFMでですが, その時しっかりと「寄付は含まれていない」と言ってました。 啓蒙とか教育とか意思表示のためのもの…という風にわたしは とらえましたし,政治運動だという話も聞きました。当時 ライブエイトとG8が行われており,つまり先進国のアフリカへの 経済政策に対してプレッシャーをかけるという意味もあったの かも知れません。
というわけで,わたしに言わせると,ちゃんと説明書も 読まずに使って文句を言っているように見えます。
もちろんちゃんと理解してつけている人もいて, そういう人はそういう人なりに意味を見いだしています。。
…というかむしろ寄付がないことについて一人一人意味を 考えてみるのもいいんじゃないですか?。たしかに偽善だろうが 何だろうが寄付をする…というのが最初の姿勢でしょうが, 寄付をすると寄付をしたことで安心して免罪符を買った気に なる場合もあります。そういうものが含まれないのであれば, 意思表明をした上で何かをしなくてはいけません。つまり自分が 何ができるかをしっかり考えるためのものなのかもしれません。
ついでに書くと,わたしはこういう飢餓撲滅とか,エコロジーとかが ファッション的に広がっていくことはそんなに悪いことじゃないと 思います。深かろうが浅かろうが,そういうことに前向きに 考える人が増えることはいいことだと思います。なので, 内容をあまり理解せずにホワイトバンドをつける人がいるのこと 自体をあまり非難するつもりもありません。出来る人が 出来ることをやればいい。そしてそれを応援するだけの 人がいてもいいのだと思います。
- 9/5(無駄遣い)
- 今日は仕事で横須賀へ。待機かと思ったらすごく忙しかったです。 横須賀に行ったついでに期日前投票をしてきました。というわけで, わたしに選挙アピールしてももう関係ありません:-)。
ところで,政見放送とかみていて思ったこと…。
候補者の訴えとして「無駄遣いをなくします」という党が 結構あります(主に野党)。これはつまり今の国の財政の 建て直しや,福祉の充実をするときに財源が必要で,ですけど 増税を詠うわけにいかないので(詠ってるところありますが), 国の無駄遣いをなくすことで賄おうとするわけです。
これは一見いいことのように思うかも知れませんが, あまりいきなりやられると大変なことになると思います。 というのは国の無駄遣いですが,たしかに無駄な部分が あるかとは思いますが,それはそれでも使ってるわけで…, 使ってるってことはそのお金で食べてる人達がいるって ことです。つまり例えば国が10億円の無駄遣いを止めれば 10億円のマーケットが失われるわけです。それを いきなりやるとたぶんつぶれる会社や失業する人が出ます。 まぁ濡れ手に泡で大量の金を得ている人もいるんでしょうが, ほとんどの人は普通の生活をしている人達じゃないでしょうか?。
もちろん,その無駄遣いを止めたお金を福祉とかに使えば 今度はその福祉に関わる人が収入を得るわけで,つまり 産業構造を変える…という意味で無駄遣いを止めて福祉を 充実する…っていうのは意味があるでしょう。しかし昨日まで 土建業をやっていた人や接待とかで使われる飲食業を やっていた人が明日から急に介護師をやれと言われても無理でしょう。 そういうことには非常に時間がかかるのです。
それからそういう産業構造を変えるっていうのはいいのですが, 国債の返済にお金を当てるというのは純粋に市場に 出回るお金が減るってことで,つまりそれで食べてる人っていうのは, 国以外のお金を当てにしなければなりません。つまり 国の支出を抑えて国の借金を減らすというのは経済の 活性化…という意味ではどうなんだろう?…と。 今日たまたまかNTTの政府所有株の最終売却が 済んだようですが,こういう風に国がもっている株の 売却で国債の返済をした方がいい策のように感じないでも ありません。…ってことはやっぱり郵政を民営化して優良株式 会社にして…っていうのはいい策に思えてくるわけで,なんか この時期のNTT株売却のニュースもタイミング良すぎて,裏で つながってないか?とか思ったりも:-p。
まぁ理想は国民への増税ではなく,産業を活性化し法人税が たくさん入ってくるような状況にすることなんでしょうけど, 各党の公約がそれに対してどういう効果があるのか?…という 点ではあまり見えてこない気がします。
というのが政見放送を見ていて思ったことです。つまり 「無駄遣いを無くします」っていうだけじゃ,それが いいことなのか悪いことなのか全然見えてこない…っていう お話でした。
- 9/4(休日)
- 朝起きてTVをだらだらと観て,昼前あたりから自宅のCDの 整理。引っ越してきてそのまま棚にいれてたのをアーティスト アルファベット順に並べ替える。やってみると偏りがわかって おもしろいです。わたしはCDを800枚程度持ってるようですが, JとKとPが多い。あとMも多い。JはJan GarbarekとかJohnなんとか とか。Kは圧倒的にKeith Jarrett。PはPat Metheny。Mは MilesとかMichealとか…。Keithだけで50枚以上あったり するのを再確認したり(^^;)…。
2時間くらいかかりましたが。棚に全部入らず。T以降は棚の上に 重ねて置く。CDを100枚くらい捨てるか,棚を買うかが 悩ましいところです(^^;)。
そのあと外に出て食事。その後カフェに行って珈琲。 最近の休日は昼食を外で食べたあとカフェとかでお茶をする…と いうパターンをやってます。この辺は店が多いので,まだまだ 気になった店を全部制覇できてません。でも今日のラーメン屋は もういかないだろうなぁ(苦笑)。
CDの片付けで腰を曲げていたせいか疲れが残っていて, 買い物をして自宅に戻ってしばらく休憩してました。その後 おもいたって吉祥寺に行きズボンを購入。安易にユニクロ。 裾上げが1時間かからなかったのが助かりました。夕方だったので, 明日とか言われたらどうしようとか思ってたので。
その後荻窪に戻り焼き鳥を食べて自宅へ戻ってさらに飲む。 雨が急に降ってきて結構すごい状態。雨に乗じてベランダを 掃除(笑)。うちのベランダは水が下水に流れるようになって ないので,普通の日に水を流すと,階下の人の庭に水が ジャバジャバ落ちるのです。この仕組み…困る…。
とかやってたら気が付いたら寝てました。なんか停電とか 浸水とか近所であったそうですが,気づきませんでした(^^;)。
- 9/3(日本の向かうべき方向)
- 朝TVで各党の討論を観ていたら野党の人(たぶん共産党の人)が 北方領土問題で「サンフランシスコ条約受諾は間違い」と 言ってるのを聞いてビックラ扱いてしまいました。ってことは, GHQの占領状態からやり直せ?…って事なんですか?。いくらなんでも そりゃ無理でしょう。
ところでアメリカのハリケーン「カトリーヌ」後のニューオリンズの 状況が深刻になってます。特に食料を求めて略奪などを行っている 市民たち。聞いた話なのでうかつなことを言ってるかもしれませんが, 裕福な人たちはとっくに非難していて残っているのは貧しい人たち, そのせいか非難している市民として映っているのは特に有色人種の 人が多いように見受けられました。
これはあまり我々が知らないアメリカの側面を見せられている 気がします。つまり貧富の差が激しくて貧しい人たちがかなり ギリギリの状態で暮しているという事。国家もその貧民層について あまり真剣に保護しようとしないような構図…。
さて日本に話を戻します。今の選挙の争点で言うと,自民党や 民主党が目指そうとしている方向は「小さい政府」で「市場原理 優先」の姿勢です。経済活動を活発にするために規制を減らす。 いわばアメリカ型の社会です。もちろん社会保障を辞めるとは 誰も言いません。しかし国の収入が少なくなればそういう部分が 縮小される可能性はあるでしょう。
そういう意味で言うと現在日本が目指しているアメリカ型の 社会というのがそんなに良いものなのかどうか疑問は残ります。 ですが,現在はマスコミも含めてそういう自由経済,成功者優遇の 方向を支持している気がします。正直言うと若干バランスが 良くないとも思います。もちろん逆の方向というと社会主義, 共産主義になりこれらの国家形態はソ連の崩壊により経済的発展が 望めない…という結論を得たようにも見えます。ただだからといって 完全な自由競争が本当にいいのか?,というと疑問もあります。
そういう意味で言うと社民党が言っている,「小泉政権になって 貧富の差が増えた」という主張はあながち的外れではないのです。 ただどうも社民党が言ってるせいか:-p,今一つ訴える 力が弱い…。その辺もちょっとなぁ…と思います。
というわけで,別に社会主義がいい…と言うつもりはないのですが, 自由経済をなんのコントロールをせずにやっていくとどうなるか?を 良くわかってないと,資本主義の上での社会保障の重要性を 忘れてしまう気がします。
- 9/2(選挙運動)
- 選挙が始まり毎朝駅前を通ると,どこかしらの候補の 事務所の方が(もちろん本人がいる場合も多い)立っていて, ビラを配ってます。朝はみんな急いでいるせいかほとんどの 人がビラを受け取ってくれません。ビラ配りのバイトしたことある身と してはあれ辛いんですよね…。単にビラ受け取るくらいしてくれれば いいじゃない…とか思ったりするんですが…。
とはいえ選挙期間中の選挙運動…「うっとうしい」と言う方も たくさんいらっしゃいます。ビラを配っているのもそうですが, 拡声器で大きな声で叫んでいるのも鬱陶しいといえば鬱陶しい。 駅前ならまだしも住宅地の中へ車で入ってきて叫ぶのも うるさい…という人もたくさんいます。
というか,わたしのまわりにはそういう意見の人が多いです。 ネットでやり取りする人も職場で会う人も……。
だいたい通常の選挙運動を鬱陶しいと思う人は,選挙自体に 興味がないか,既に投票する候補を選んでいるか,もしくは 「政策で決めないと意味無いでしょ?」と思っている人。 街頭演説で名前を連呼しても政策がわかるわけもないわけで, そういう人にとっては街頭で握手をしたり名前を連呼するのは なんの意味もないわけです。
でもTVで街頭や街角でやる一般の人へのインタビューを 見ると,そうでも無い有権者もいるような気がします。 「誰々議員を応援するか?」とか「しない」とかの理由で 「人柄」とか「やり方」とかで文句をいう人…,つまり今回でいうと 「刺客を送るやり方が」とか言っている人もいます。 そういう人は政策ではなくもっと漠然とした印象で票を 入れるのでしょうか?。まぁ感想と実際の投票は違うのかもしれ ませんけど…。
実際年金制度とかに関しては何が正解なのかは多分誰も わかりません。政策の正解がわからないなら印象で入れるというのも 民主主義かも知れません。選挙によって自分の境遇が大きく変わる人, 今回で言えば例えば郵政公社関係者とか…そういう人はそりゃ 誰にいれるか重要でしょう…。でもそうでも無い人が政策の 正解がない場合どういう基準で選ぶか…。少なくとも 選挙演説で声を張り上げ道行く人に握手して回る…ってことで, 共感を得るような有権者がいる限り,こういう選挙運動の やり方はなくならないのだろうなぁ…とは思います。
まぁでもわたしもTVじゃなくて生で顔を見てみたい…くらいは 思いますからね:-p。
とか思っていたら帰り,駅前でTVに良く出る有名候補が 演説していたら人だかりが出来てました…。やっぱり 朝より夕方の方がちゃんと聞いてくれるようですね。
- 9/1(最後の日)
- 9月になりました。今日は防災の日です。ラジオを聴くと 防災ネタばかり。まぁ防災は今旬ですので,結構なことです。 いや防災が旬なのは結構なことじゃないのですが。
会社で○○才以上の人対象の健康セミナを受けました。細くて 色の黒いどこかのフィットネスクラブの人が先生でした。 細いのはいいとして,やっぱりスポーツマンって黒くないと いけないんですかね?。講習の間,いろいろ体を動かされて よかったです。あぁー運動しなきゃ。
仕事は研究しなきゃ…と思いつつ,雑務に終われ一日終了。 まずいなぁ…,でももう少し自分を追い込んでみよう。
夕方自宅に帰る途中に食材を買い,自宅でつくって食す。 まだまだ自炊が習慣化されてないと実感。「なんか面倒」と いう意識があるようです。うーん。
…というわけで一日終了。普通に終わりました。 タイトルの意味?。秘密です:-)。
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