2005年8月の日記&雑感


だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。 あしからず。


8/31(資本主義)
資本主義の本質の話,おもしろい話だと思う。 でも消費の全部が企業のコントロールにあるわけでもないし, 全部が消費者の欲求の賜物というわけでもないでしょう。 あまり悲観する必要もないし,胸を張るのもちょっと恥ずかしと 思います。
丁度たまたまですが,今,茂木健一郎氏の「脳と創造性」という 本を読んでいるのですが,丁度今日読んだところに,資本主義が 安全装置になっている…という事が書かれてました。 ここでの文脈は資本主義の社会ではどんなにアナーキーな 活動をしても結局は資本主義の枠組みに組み込まれてしまう。 ロックやヒッピーやワイヤーヘッドの先駆者達が巨大な 富を得てる…という例を挙げてそんな話をしてました。そして それはネガティブな話ではなく,最終的に資本主義の土台に 吸収されるという安心感があるからこそ,思いっ切りやれる のではないか?…というどちらかというと比較的ポジティブな 話です。もとはというと,人は安心できる領域がないと そこから逸脱する行為(創造)はあまり出来ないのではないか?, という流れから来てます。まぁこの本に書かれている話は そのうち書くと思いますので,あまり掘り下げません。
…まぁでもやっぱり元のリンクの文章を読んで思うのは, 別にカルチャーとか個人とかが資本主義とそんなに 反目するって話でもないよなぁ…ということです。なので 資本主義のルールに個人の行動が組み込まれてしまったからと 言ってそんなに悲観する話なのだろうか?…と思うわけです。 いや…,そういう言動ってむしろ自分達が資本主義に護られているから, 安心して反発できる…っていう甘えも感じなくもないです。 別に資本主義に組み込まれたからって言ってそこで,個人の 選択が無くなるわけではありません。確かに自分の行動の 裏でお金儲けしている人はいるでしょうけど…。
話を自販機の話に戻すと…,日本人がお茶を好きなのは, 企業のコントロール外でしょう。日本人が砂糖水にやられなかったのは, わたしに言わせると, 日本人が白米を大量に食べるからだと思ってます。 ただしお茶を自販機で大量に売れてるのは, 売れるレベルに企業がしたからでしょう。物事にはいろんな 側面があるし,どういう理屈で動いていても,人にいい効果を 作り出すものも多いとは思います。

8/30(化粧)
ネットを巡回していて見つけた文章…。
化粧をしない女性の話。 歳をとってくると,男性の前…というか例えばどこかの集まりにでも 化粧をせずに出てくる女性っていうのはそれなりにいて,化粧を するしないはその人次第だろう…というくらいに思ってたり しましたが,どうもそうでもない様子。特に女姓自身が 化粧をしない(出来ない)ことであるグルーピングを されてしまうというのは興味深いというか…。まぁ確かに 女性って価値観でグルーピングされるというか似た者同士が 集まるというか…。男性の場合趣味が違いすぎても,そこはそこで お互い踏み込まない領域で…ってことで一緒にいたりしますので。
それにしても化粧をするのが当たり前…っていう風になってるんですかね。 わたしは理系だったせいか,化粧をしない女子大学生など たくさん見てきましたし,まぁ逆に化粧が濃い人にあまり 慣れていない気はします。でも薄化粧で綺麗にまとめる人も それなりにいるので,わたしが化粧をほとんどしてない…と 思っていても実はしっかりしてたりする…っていうのは 多いのかも知れません。…というかつまりわたし自身は 女性が化粧をしてるかしてないか…は,あまり気にしてないというか。 あっ,だけど化粧が濃い人見ると「素っぴんになったら 全然違う顔なのかな?…」とかとは思うことも(^^;)…。
全体の大きな傾向として気になるのは,同ページにリンクが張られている 男も女も見られる性になっているという 指摘の方…。このことはわたしが8/26の日記に 書いた「容姿」の話を連想してしまったので,今回取り上げたのですが, わたしは人間の内面は外見(容姿)に出ると思っているので, 外見が良いことは悪いことではない…と思ってます。でも, 内面が変わることなく外見だけを問題にされるのもちょっと 違う。良い容姿というのは立ち振舞いや表情から出ると 思っているので,歳をとっていい男(女)になる人は化粧や手入れを しているかどうか…という問題でもないのです。要するに 「わたしゃ化粧しろなんって言ってないよ」というエクスキューズ なんですが(笑)。
まぁもちろん 自分の姿に対するこだわりとかと自分の周囲の人への配慮とか いろんなバランスがあって,「化粧をするのが礼儀だ」と いう文化であれば,それはそうなのかも知れませんが,わたしの 感覚であればそれは結構トラディショナルな話じゃないと。 というか西洋人の女性とか結構素っぴんの人っているけどなぁ…, 特に知識人とか…。更に余談ですが,中央線沿いは さばけている女性が多いので素っぴんの人って多い気がしますが, 特に中年女性…。でそういう人ってそれなりに綺麗だったり するんですけどね。
………話がまとまりませんが,ちょっとわたしが想像しにくいのは, わたし自身は不精髭を生やしていて,髪も整髪料をいっさいつけてない, 結婚式や何かの授賞式の時でもほとんど変わりません。髭は ちょっとだけ剃るときもありますが…。で,その事で何か 疎外感や非難を感じることはほとんどないのですが,職種に依っては しっかり頭を固めている人もいるので,それが一般に 許されることなのかは知りません。ただわたしにはそんなに そういうプレッシャーはないのです。あとシーンに合わせて 正装をしたり身だしなみを整えたり…っていうのは,最近は むしろ好きになってたりしますが,まぁいろいろお金とか暇とかの 部分もありほとんど出来てないです(^^;)…。紋付き袴とか 着たいいんですけどねぇ(笑)。

8/29(第二党に望むもの)
総選挙は明日公示らしいのですが,もう二週間以上解散から 経っているので,ちょっと飽きてきてます(^^;)…。というか 各党のマニフェスト(この言い方あまり好きじゃない)も ほとんど出そろっているわけで,これから特に党の 主張はぶれないんでしょ?…とかいいながらぶれそうな 民主党がいたりしますが:-p。公約が揃ったってことは, あとはそれぞれの足の引っ張りあいの話になるような 気がして,そんなに聞きたくないし…。
あんまり特定の党を悪くいうのも良くないかと思うんですが, ある意味期待でもあるので,ちょっとだけ書きます。 わたしが民主党に入れられない最大の懸念は対アジア外交政策…というか沖縄政策が あまりにも恐すぎるからです。まぁリンクは悪く解釈しすぎ って向きもあるかと思うんですが,いずれにせよ民主党は 自民党に比べると反アメリカだし,親中国,朝鮮,韓国…です。 別にわたしが親アメリカってわけではなく,わたしも アメリカ特に好きじゃないのですが,東アジアの他の国に 「親」かと言われるとやっぱり疑問で…。
というのは別に東アジアで仲よくするのが良くないというのではなく, 既にこれらの国とは関係が良くないので,良くなり方を慎重に やる必要があります。今民主党から感じることは政権を取ったら アジアで土下座外交をやりそうな雰囲気…。親アジアはいいんですが, 土下座外交でしか距離を縮められないのであれば,やっぱり 不安です。
もう一つ根本的なことを書くと民主党は自民党との政策を 差別化するのに躍起で,結局自民党の反対のことを書いているだけ って気がします。だからぶれるのです。本当はどうしたいかが ないという感じで。 別に自民党とマニフェストの多くがかぶってもいいんじゃないですか?。 違ってるところがあれば…。本当は郵政民営化だって反対する 必要なかったんではないですか?。
もっとも前書いたように,わたしが期待する第二党には 全然自民党と違う政策設計があること…というのは自民党の 裏を取るんじゃなくて,あえて大きな政府を模索するとか, ヨーロッパ型の福祉国家(でも税金高いですけど:-p)とか。
そういうのを示してくれて,わかりやすくそれを説明してくれれば, 民主党に大きく傾くんですけどねぇ…。まぁその前に 党内の意見を固めなくてはいけないから,やっぱり今のままでは 無理かなぁ…とか思ったりもしますが…。というわけで期待は してるんですが,まだちょっと無理かなぁ…と。

8/28(休日の過ごし方)
朝起きてTVを見ながらだらだら過ごす。昨日は友人宅で たくさん食べたので,今日は朝御飯を抜くことにして,水なり お茶なりを飲みながらTV観賞。昼前に以前から気になっていた 近所の定食屋に行く。そういえば定食屋で定食食べるなんって いうのはずいぶん久しぶりのような…。だいたい昼は麺が多く, 夜は飲み屋ですから。定食屋は魚系のおかずが二品選べると いうタイプで,キスのフライとさんまの刺身を選択。作り立て で大変美味しかったです。
その後本屋に行き「よつばと!」の四巻を買って,喫茶店に 入りアイス珈琲を飲みながら読む。余談ですが「よつばと!」は 大変すばらしいマンガですのでお勧めします。出来れば 一巻から。日常ってすばらしい…って事をひしひしと感じさせてくれます。 もう一つ…,今日行ったのは違う店ですが,ドトールとか スタバの様な店は何て表現すればいいんでしょう?。「喫茶店」?, 「珈琲ショップ」?。ちなみにCoffee Shopというとアムスの あれを思い出してしまうんですが(^^;)…。
ちなみに 最近は休日に昼食を外で食べて,その後ドトールとか それ系のところで涼むのが習慣になりつつあります。 単に部屋が暑いからなんですけど(^^;)…。昼を外で食べるのは 新しい土地でどういう店があるかを知りたいので…っていうのも あるんですが,単純に自宅から5分も歩けば商店街だから…って いうのもあるんでしょうね…。横須賀の時は自宅は落ち着かない…と いいながら割と自宅でラーメンつくって食べたりしてましたし。 住む環境って本当に生活習慣に影響を与えるなぁ…と感じて おります。
で,珈琲飲んだ後,自宅に帰り,ちょっと片付け。引っ越しで 出てきた古い書類のうち捨てていいものと悪いものを分類。 あと古いビデオを捨てるべくゴミ袋に…。まだまだ捨てるものは あるなぁ…。あと段ボール4つくらい捨てれる気がする。
それから…自転車がパンクしていたのでチューブ交換。その後 近所の大田黒公園に行ってみる。ここは自宅から 歩いて2分程度。すごく近所なので気になってました。 荻窪は南側の方が緑が多くていいですねぇ…。
で,再び自転車にのり今度は北側へ抜け更に北上し酒の ディスカウントショップへ。ここは以前利用していたところ。 タンカレーのNo.10を置いてあることを知っていたので, 行ったという…。
というわけで,まだまだ休日の過ごし方は試行錯誤中であります。
あっ,政治の話を書こうかと思ってましたが,だいぶ書いたので 明日にでもします。

8/27(コンプレックス)
昨日の日記は自分の事を自慢してるように読めてしまうのですが(^^;), そういうつもりでもないのでちょっとフォロー…。
人間…というのはほとんどの人が何らかのコンプレックスを もっているものです。社会に出て仕事上で人に会っていると, 能力面でコンプレックスをもっている…って話を聞くことが 多いのですが,当たり前ですが容姿にコンプレックスをもっている 人もたくさんいます…。
というか人間というのは子供の頃にはほっておいたら自分の 容姿にコンプレックスをもつのではないでしょうか?。もちろん 誰が観てもかわいくて周りからかわいいとかハンサムとか 言われた子供は物心がつくころにすでに自分をかわいいと 認識して容姿へのコンプレックスはないのかも知れませんが, そういうのがなければ,自分で自分の姿を見て「イケテル」と 自然に思う子供っていないように思います。これは鷲田清一氏が 言うように人間は自分自身を観ることが出来ない故に 冷静に自分を評価できなく過剰に自分を嫌うのではないか?, という気がします。若い娘とか観てると元がそれなりにいいのに 過剰に化粧をしておかしくなっている人が多いですが, それも結局自分の身体を気に入らないので過剰に手を入れて 自分以外の何者かになろうとしてるように思います。
この辺の話はつまるところ 今月一人言に書いたような話で,別に容姿に限らす, 自分の能力も含めて若いときは自分を否定しがち…な行動の 一つなのかもしれません。
…で,話を戻すとちょっととある人と話して自分の容姿に コンプレックスをもってるように感じて,そのコンプレックス故に 生き方を選択させられている…というのが結構多いのだな…と。 まぁ特に女性はそうなのかも知れませんが,最近は男性も イケ面に対する毒男とか喪男…とか言うのがあって,コンプレックスが その人の人生選択に影響を与えるケースが増えている気がします。
そんなことを感じたので,容姿は身体の事とは言え 結構自分でなんとかなるんじゃないの?…という事を 書きたかったのです。まぁ歳をとると容姿については結構 コンプレックスからハズレていき…別のコンプレックスに 移る…ってことで力が抜けやすいのかも知れませんが…。
それから,コンプレックスって何かのエネルギーになるので 必要なものなのかもしれませんが,コンプレックスがほとんどない…って いうのもいいように思います。自分のコンプレックスを 客観視してうまく解体すると,いろんなネガティブな考えが 抜けていくというか…。
以下日記…。
今日は友人宅へ行き,住所変更ハガキを印刷,その後 奥様から食事を頂く。ごちそうさまでした(_o_)。

8/26(年輪と容姿)
わたしに実際にあったことがある人はどう思っているか わかりませんが,わたしは自分の容姿について…,まぁ 現在は「そんなに悪くない」と思ってます。…とか書くと うぬぼれている様に思うかも知れませんが,もう少し我慢して 読んでください(^^;)…。(外見という意味で)「イイ男」かどうか? …と言われると,まぁ良く解りません。イイ男の条件は 見る人によって違うでしょうから…。まぁただ良くいわれるのは 「年齢より若く見える」というのと,時々なぜか同性の後輩から 「カッコイイ」と言われます。異性からは言われないところが ミソでしょうか?(苦笑)。
…で今は自分のことを「そんなに悪くない」と思っていたわたしですが, 思い返すと子供の頃はかなり自分の容姿にコンプレックスを 持ってました。つまり不細工だと…。目は細いし,ノペーっと した顔だし(子供の頃は鼻も高くないし),ちょっとホッペも ポチャとしていたし…。 子供の頃クラスに何人かいる目がパッチリして顔も細く ホリも深い様な同級生がとてもかっこ良く思えてコンプレックスを 感じていたわけです。
とはいえ,歳をとって行きある辺りからあまり気にならなく なりました。うーん,いつぐらいかなぁ…。高校の時はまだ あったはずですが…,大学ぐらいからでしょうか?…。でも 少なくとも学生時代はコンプレックスは弱くなっても,自分を 悪くない…と思うまではいかなかったと思います。
実を言うと,あるときに気づいたのです。男性は歳をとって かっこ良くなる場合がある…と。であれば,どうやったら かっこ良くなるか?を考え,出来ることであればそうしたいと… ある時期から考え出しました。芸能人とかを見てると若い頃は かっこ悪い男なのに歳をとるとほとんどみんなかっこ良くなります。 まぁ男性芸能人の場合若い頃かっこいい人もだいたい年取っても かっこいいですけど(^^;)…。女性芸能人については結構マチマチで 若いときに若さだけを売り物にして年取ったら普通のおばさんに なってしまう人もいますが,女性の場合も男性と同じく若い頃は むしろ不細工を売りにしていた人が歳をとっていい女に見える様に なる人はそれなりにいます。
つまり歳を取ってからの容姿というのは生来のものではないわけです。 一方で芸能人じゃなくて普通の人の場合,若い頃はハンサムだったのが 歳をとって太ったりしてかっこ悪くなる人はかなり多いです。 会社にいると同期の人間がどんどん老けていき,久しぶりにあったり するとびっくりします。逆の意味でこっちも驚かれますが…。
というわけで,若い頃に容姿に自身がなかったあなた(誰?),歳を 取ってからかっこ良くなることを目指しましょう:-)。やり方は 秘密です(^^;)…。でもエステとかサプリじゃなくて,基本的に 内面が容姿に出るもんだとわたしは思っております。楽しい思い 気持ちいい思いをすると老化は遅れるものでしょう:-)。
わたしを見て「ブ男じゃん」とか「おじさんじゃん」と 思われる方には全く説得力ありませんが(^^;)…。

8/25(森の研究所)
今日は台風接近。なのに夕方から出張…,まぁでも直帰で 8時前に帰宅…ってことでたいした被害には合いませんでした。 それよりも気圧が低いせいか今日はつかれた…。
ところで,今日はとある用事で日立の中央研究所に行ってきました。 なんというか…,正門を入ってから建物まで森を抜けていく…って いうつくりに結構驚き…。その森っていうがきちんと整備されてる森 …っていうよりも割とそのまんま…というか…。まぁ原生林とまでは いいませんが…。普通の公園とかの方がまだ整備されているんじゃ ないかなぁ…と。
わたしも仕事上いろんな研究所を訪問しましたが,だいたい多いのは 新しいビルで機械的な印象を受ける様なものです。緑とかが 多くてもきちんと整備されていたりします。まぁ古い研究所とかは 確かに低層で庭がしっかりあって木も植わってるんですが,でも もうちょっと整備されてないか?…ということで,日立のは なかなか興味深かったです。なんか森に入っていったら, 怪我しそうでしたもの(^^;)…。
とか言いながら,結構そういう環境って羨ましかったり するんですが…。横須賀にいたときも以前は敷地外は山で あまり整備されてなかったから出ていくと結構ワクワクして…。 今はすっかり整備されてしまってつまらないなぁ…とか。
研究環境ってどっちがいいんだろう?…とか思ったりします。

8/24(選挙)
ちょっとネタもないので…。
相変わらずTVも新聞も選挙の話ばかり…。なんとなく災害とか 海外情勢とか経済とか…,いろいろ重要な案件もあるような 気がするんですが,まぁ国政の意思決定機関の選挙だから おろそかにするわけにも行かないか…とか思ったりもします。
でも,何となくわたしが冷めてるのは既にどこに投票するか, 気持ちの上では決めているからなのかな…。本当は他の 政党がすごいことを言い出して,やっぱりそっちを支持するか?…とか 思うような自体になればいいんですが,選挙戦自体は非常に 低レベルで進んでいるように思います。…というかTVとか 見てるよりネットでの評論見てる方が勉強になるというか。 例えばこことか
TVの方は政策はどうでも良くて,やれ新党をつくっただの, 刺客を送り込んだりとか,そんな話ばっかり。つまり政策ではなく 選挙手法ばかりを話題にしているということです。
ところで同じ選挙手法の情報にしても自民党の公募に応募した人の体験談が ブログになっており,こちらはおもしろかったです。というか TVとかではなかなか知り得ない情報。あぁー,候補者ってこういう風に つくられていくのかぁ…とか,賛同する政策への確認とかって 無いのね…とか(笑),いろいろ勉強になります。…っていうか 党内での政策論ってどれくらい議論されているんだろう?。
ところで,刺客候補として結構女性が挙がってますが, 女性浮動票の取り込みを狙っているのはわかりますが,なんとなく 今一つ頼り無い感じ人も多くて,自民党は本当に造反者を落す つもりなんだろうか?…とか思うところも幾つか…。
…というわけで,結局わたしも政策じゃなくて選挙手法について 書いてしまいました(^^;)…。だれか大きな政府で良い政府…とか いうモデルを提示してくれないかなぁ…とかふと考えてみたり します。

8/23(靖国神社とサンフランシスコ講和条約)
一週間くらい前の話ですが,おそらくNHKスペシャルの 再放送でしょうが,戦後GHQが検討した靖国神社解体を いかに逃れたか…というのをやってました。
この番組の感想…の前にちょっと書くと,最近わたしは日本の閣僚が 靖国参拝をするのは止めておいた方がいい…と考えるように なってきてます。これは結構驚くべき事で,わたし自身は 比較的「右」の傾向が強いし国家主義民族主義的なところも ある人間なのにです。去年までのわたしは別に参拝に行っても いいじゃない…という考えでしたし,それ以前に外国からの 苦情…というのが内政干渉…という様な風に取っていて, それであまり深く考えてなかった気がします。もちろん, 今でも靖国の問題は主には国内の問題であり,諸外国に 言われたから…というよりは国民の意見として,どうあるべきか? ということだとは思ってますが,そういう意味で考えても やっぱり首相が参拝するのはよろしくないと思うように なってきてます。
さて,上記のTVの内容に戻ると,終戦時官営の神社だった 靖国神社は当然戦争を行っていた日本の心の柱だったと いうことで取り壊しがGHQで検討されたとのことでした。 しかし,その動きを知っていた旧軍属や神社側の人間が, その間隙を縫って,最終的な慰霊者を決めて,昭和天皇に 慰霊をさせたという(ちなみにそれまでは靖国に誰を祀るかと いうのは軍が決めていたということで,やっぱりバリバリの 官(軍)営神社だったことがわかります)。そして靖国神社自体は 一宗教法人形を変え,GHQの追求を逃れるために,戦争を 賛美するような供物を一時的に隠したりしたそうです。
結論から言うと,つまりは靖国を残そうとした人達はうまく GHQをごまかし,そうこうしているうちに朝鮮戦争が始まり アメリカは日本に対する政策を変更し,そして靖国は うやむやになってしまった…とのこと…。
そういう風に見ると,靖国が残っているって事はやっぱり 戦争をきちんと清算していない…と捕らえることも可能です。 もちろん現在は一宗教法人であることは間違いなく,国家が 宗教を弾圧できるないので,そこに靖国が存在してること自体は 仕方ないと思います。ただだからこそ国家としてそこを 特別視し閣僚が参拝するのはどうなんだろう?…ということに なります。
余談ですが,もし戦後当時GHQが靖国を解体していたら,日本人は どうなっていたのだろう?…とも思います。アメリカを恨んだり テロ化したりしたんでしょうか?…。
最後に…,靖国の事を考えていて気になったので,サンフランシスコ講和条約の全文を探して 読んでみました。つまり日本は戦勝国に対し,何を約束し 独立を得たか?…ということです。十一条に「日本国は、 極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び 国外の他の連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾し,…」とあります。 つまり東京裁判の結果を国としては受け入れているのです。
もちろん個人として戦争の非が日本にばかりあるわけではない…と いうのは解るし,わたしもそう思います。でも国家としては東京裁判の 結果を受け入れているって事は戦争犯罪人は犯罪人…ということに なります。もちろん,日本には犯罪人でも供養する…という 文化はあるかとは思いますが…,そうは思うけど,やっぱり国家として 戦争犯罪人を犯罪者と認めてるって事は,それを閣僚が祈る…って 事の意味を良く考えた方がいいのかも知れません。
個人の信条と国の立場…というのは残念ながら一致するものでは ないと思うので遺族の人たちがいうことはわかります。 しかしやっぱり国としての立場についてコンセンサスを得る, そして過去に約束した事(条約)を国民自体がきちんと理解する事が 必要なのではないかと思います。もちろん日本が永遠に敗戦国で ある必要もないと思いますが,戦争が終わってまだ60年しか 経ってないことを考えると,まだまだ時間がかかるのかと思います。 国連の常任理事国入りもそう考えると,日本が敗戦国から脱するための ひとつの策なのだろうな…とも思います。

8/22(モーグ)
各所で書かれてますが,わたしも。
シンセサイザーの父,モーグ博士が亡くなられたそうです。 ご冥福を祈ります。
さて,モーグ博士…というと三月に 映画を見に行って,その時日記に書いてます。 読み直して,全く今もそう思うというか,読む前に同じことを 日記に書こうとしてたので,それは止めます(^^;)…。
わたしはキーボード奏者でもシンセ弾きでもないので, 自分の楽器とモーグ博士の繋がりはそこまで感じませんが, やっぱり日記に書いたとおり,VCO,VCF,VCAのモデルを作ったって 点で,モーグ博士を評価してます。…というか高校生の時に 最初に触ったシンセ(多分コルグかローランド)がこの モデルだったのでわたし的な音の捉え方が既にこういうモデルに なってしまってます。そういう意味で,物凄い影響をうけていると 言えるでしょう。
映画を見て思ったのは,最初は本当にモーグ博士がトランジスタとかを 半田づけしてシンセをつくっていたとのことで,そりゃ何百万円もして 当然でしょう…という感じでした。でも発明ってこういう風に なされるのだなぁ…ともその時感じました。新しいものを作ると いうのは決して頭だけでつくるのではなく,手を動かして組み上げて そして出来るものだと…。今の回路設計なんってCADでやっちゃうし, DSPのプログラムを書くことがシンセの開発だったりするので, ずいぶん変わってしまったなぁ…と思いますが,やっぱりわたし的には そうやって部品を組んでいく…っていう過程を無くしては いけないのだろう…と思います。
そんなかんだで,研究者…というか発明家としてやっぱり偉大な 人だよなぁ…と思いますけど,逆をいうと日本にそういう個人の ある発明で…っていうとあまり思いつきません。もちろん自動車会社や 電気メーカの中に偉大な創業者達…っていうのは思い浮かびますが, それまで世界中どこにもなかったもの…を作り出し会社を立てた…って いうのはあまり日本にはいないよなぁ…とかいうのもちょっと 思いました。
ちょっと話がそれましたが, いずれにせよ,モーグ博士は音楽に対しても,音響に対しても 十分に貢献されて,私たちはその恩恵を被っていると思います。 ありがとうございました。

8/21(FD3S)
今日は旧宅(寮)を引き払うために朝から横須賀へ。 寮長立ち会いのもと引き払った後車で荻窪へ…。 自宅により若干の荷物を下ろした後,近所の車屋さんへ 車,RX-7を持ち込む。
というわけで,あっさり車手放しちゃいました。この車は, 横須賀への異動が決まってすぐに購入しました。ちょっと 中古車屋を見て回ったりもしましたが,たまたま近所(荻窪)に RX-7を専門に取り扱う中古車屋があり,そこで購入。 そして今回横須賀を去るに辺り,また買ったお店に持ち込んで 買い取ってもらいました。
二年半で5万キロくらい走ったと思いますが,かなり値段が 落ちました。まぁでも塗装がかなり痛んでいるので,仕方ないかな… という気はします。この痛み方って…,海が近いからかなぁ…とか 思ったりもしてますが…。
FD3Sに関していうと,その前に横浜に住んでいたときに乗っていたのが FC3SでRX-7スキーのわたしにとってFD3Sは一度所有してみたい 車でした。感想としては大変楽しかったです。狭くて荷物運びには 全然使えないし助手席に女性を乗せる…って 感じでもありませんけどね:-p。
というわけで2年くらいでしたが満足。また車買うならこれでも いいなぁ…と思えるくらいです。というか実際他にあまり 欲しい車はないので,こういう車を買うか全くの実用面で選ぶか でしょうね,今度車を買うときは…。
というわけで,ちょっと最後に遠乗りしたかったというか,この車では 一度も九州を走らなかったのが残念と言えば残念ですが…, いろいろお世話になりました。
それにしても,家を借りるときとかにも思いますが,買い物って 高かろうが安かろうが…あっさりとしたものなんですよねぇ…。

8/20(候補者)
週末の朝…ってことで,TV見てると報道バラエティ。 選挙期間ってことで,選挙の話ばっかり…。
なんというか…,どうもわたしは小泉氏の手法になっとくしてる せいか,他の民主の論理や国民新党の主張を聞いてると, 説得力を感じないのですが,逆の人もいるんでしょうか?。
それにしても選挙期間の政争って罵声込みになってきたりして, いろいろ見ていて気持ちが良くないです。普段でも 政治家って声が大きいからやってます…って感じの人が いるんですが,この期間になるとますますその傾向が 強くなる…。なので本当は議論をしなくてはいけないのに, お互い言いっ放しで話が噛み合わないのもお構い無し。 まぁいったん言ってしまった公約の矛盾を突っ込まれたから といってそれを「ウン」と言ってはいけないのは 仕方ないきはしますが…。
それにしてもマスコミは小泉氏を応援してるように 見えないこともありません。ほりえもんは意外にも 亀井氏に比べると好感がもてましたが(苦笑)…,でもやっぱり 彼が議員やるのかなぁ…という疑問はあったりも…。
等とTVを見ていた後,昼からは都内に出かけて東京ジャズに 行きました。今週末はちょっといろいろ予定が詰まってます。

8/19(住むところ働くところ)
今日はわたしの送別会でした…といっても今月頭の 異動のですので,20日遅れなんですが(^^;)…。
というわけで,午後から旧職場に出張し,残っていた引き継ぎを やった後横浜に出て飲む。でも帰りはなぜか同じ方向の 人がいたりして(^^;)…。
ご存じのようにわたしの旧職場は横須賀。昨日集まった 横須賀の職場の人の中でなぜか中野に住んでいる人がいたり, 目黒に住んでいる人がいたりします。うちの職場はたしかに 異動が多く,その職場も横須賀,武蔵野,区内あたりが 多いんですが,結構それでも家を買う人が多く,家を買ったら 遠距離通勤,もしくは単身赴任…とかになる人が多いです。 もしくは家族の都合で社宅でも単身赴任とか…。
独身のわたしにはそこまでしても家が欲しいかなぁ…とか 思ってしまうんですが…。まぁ借家より家買った方が 広い家に住める傾向があるようだし,新しい方が いいっていうのもわかりますけどね…。勝手に想像するに 家を欲しがるのは奥さんか子供の方が気持ちが強い気がしますが, どうでしょう?(^^;)…。どうかなぁ…。
という,どうでもいいような一人言でした…。

8/18(気持ちの体力)
若いときは体力があって…っていうのは気持ちというか 意欲というかいろんな面でそうであったことが,歳をとって そうじゃなくなると良く解ります(苦笑)。人間時間さえあれば 体力さえあればなんでもできる…わけじゃなく,疲れてなくても 時間があってもやろうと思ってること,やらなくてはいけないことを やる気にならない…って言うことはよくあります。…というか わたしはそうなのですよ。
やらなくてはいけないことが幾つかあって,でもそのうち一つを やってしまうと,残りの時間で他のやらなくてはいけないことを やるかっていうと…「あぁ,今日はもうやる気起きない…」って 感じになってしまいます。「気持ち」というか「意欲」にも 体力みたいのあるなぁ…と感じる今日このごろです(^^;)…。
なぜこんなことを書いているかというと,今月から仕事が 研究職に変わりました…と。研究職というのは ルーチンワークではなく,自分でやるべき事を見つけてやらないと いけないわけで,言われてやる仕事に比べて,実際にやるために 必要な「意欲」というか「気持ち」が結構たくさんいるのです。 で,思うのが,例えばこうやって日記を書いたり,また日記に これまで書いてきたような内容のことを考えたりしていると, その気持ちの体力結構使われているような気がして,研究が 進まないのではないか?…という危機感…。
まぁ実際は日記を書いたり本を読んだりすることをすぐに 辞めるつもりはなく,むしろゲームをしたり,アニメを見たり する時間を減らしてます。実際ゲームはもうしばらくやってないし, 先日PS捨てたし(^^;)…。やることを減らして,ちょっと 自分を追い込まないと…と思ったりしてます。ちょっと 不健康ですが,普段はあんまりプレッシャ感じない人なので…。
でも逆をいうとゲームやマンガや…その他いろいろな遊びというのは, そうい沸き上がる「意欲」を溢れないように消費させるものなのかも しれませんが…若い人にとっては…。更に思いますが,わたしに 子供とかいたら,そっちにそのエネルギーはだいぶ持っていかれるん だろうなぁ…とか思います。会社には家庭がしっかりあって 子供もいてそれでもちゃんと成果出している人も結構いるので, そういうの見るとすごいなぁ…とか思ったりも…。

8/17(上京)
今週TFMを聴いていて,月曜とか火曜とか…なぜか「上京」と 言うテーマで喋ったり曲を取り上げてました。「上京」ですか…。
興味深かったのが福山雅治が出てきて自分の上京の時の様子を 喋っていたこと。というかこの人前もこの話してました。 20万円をもって東京に来たって話…。福山雅治は地方から 東京へ出てきて一華上げたミュージシャンというイメージなのか… とか。念のため福山雅治を悪く言ってるつもりはないので, 誤解しないでください。わたし自身は福山雅治は好きです。
以下,自分の話…。
わたしは中学から甲斐バンドにはまることで音楽に目覚めて いったのですが,甲斐バンドの三枚目のアルバム「ガラスの動物園」は 非常に「上京」というテーマが色濃く出ていたと思います。 九州から出ていった若者が東京に対して感じる思いを歌詞に 強くのせた曲がたくさん入ってました。ちなみにジャケット写真は まだビルが少なく空き地だらけの新宿高層ビル街。 当時九州で多感な高校生をやっていたわたしは「東京は 怖いところだ」と思ってました(笑)…。たぶん。
はじめてわたしが東京(というか関東)に行ったのは大学受験の 二年目,滑り止めを受けに行きました。大学は千葉に近いところ でしたが,受験を目の前にしながら,池袋とかお茶の水とか 新宿の楽器屋を回ったのを覚えてます(^^;)…。まぁ一応その 大学も通り,第一希望にも通ったのでいいんですが…。
結局大学は福岡だったので,上京…ということにはなりませんでした。 というより,わたし的には実家の熊本を離れ福岡の大学に 出たときの方が,妙な感傷があったように記憶してます。 福岡も熊本に比べると十分に都会…っていうのもあるんですが, やっぱり親元を離れるっていうのが結構影響強いようです。
大学時代は大学3年の時,あとは院に行って2,3回東京の方へ 行ったように記憶してます。後は就職になってから。 就職する年の3月31日に片道の飛行機の切符で大阪(研修が 大阪だったので)に行ったときはちょっと感傷あったかなぁ…って 気はします。
で…,自分自身東京というか関東に10年以上住んでいて, そして東京生まれ東京育ちの知り合いとかも多い現状とかを 鑑みると実は「もう今更上京じゃねぇだろ」とかいう思いが あります。地方出身者が上京して成功するって図式は,いかにも 前時代的というか出稼ぎ…っていうイメージというか…。 なので,今週TFMでそんなテーマをやっていたが,妙に 印象強かったというか…。 わたしの場合も親元を離れるときはともかく,それ以降は 何となくこちらに来ていた…って感じというか…。
もっとも今でも日本の音楽の中心は東京なので東京に 出てこないと全国的な成功は望めない…というのは変わり ありませんが…。
まぁでも帰省ラッシュとか見てると,地方から上京してきてる 人は今でも多いんだろうなぁ…とかは思いますが…。

8/16(時事ネタを見て思う)
まず地震…。今日のお昼くらいに宮城で震度6の地震が ありました。武蔵野の職場のビルも結構2分以上揺れて, しかも建物がギシギシ言ったので,実は結構怖かったです。 建物自体が揺れを大きくしたのか,良く解りませんが, 良く揺れました。物が落ちるほどじゃないですが…。 地震って遠いほど長く揺れますね。
夜はライブを見に調布の方へ…。ライブの話は別に書いてるので 書かないにして…,ライブ終了後に某女史の誕生会があり, 混ぜて頂きました。ありがとうございます。ケーキ美味しかったです。
時事ネタ…。
個人的にはほりえもんを自民の候補とするのはどうかなぁ…と。 彼が政治家になったらlivedoorはどうするんでしょう?…。もう 社長は不要って事ですか?。それと彼の場合会社の利益を第一に 考えるので,それは経営者としては(大企業を除けば)当たり前 ですが,政治家はあくまでも有権者の利益だし,それは綺麗に 数値化できないので,その辺もどうかなぁ…と…。まぁこれは 個人的な事情も関係あるので, あんまり突っ込むとボロが出るかしら(^^;)…。
亀井氏…離党するんですねぇ…。これで小泉氏がは野中氏に 続き自民の有力者を…。田中真紀子…鈴木宗男も,まぁぶつけて つぶしたと言えばそうか…。そういう意味じゃ,よーやってると 思います。恐ろしい子(笑)。
…で昨日ちょっと書いた民主党のマニフェスト,郵政の話。 公社のまま預金額を減らす…っていうのはどうかねぇ…。つまり 公社の体力を落す…ってことで,とても公社の労組の賛同を 得られるとは思えないけど,まぁ労組は労組で妙な論理で 動くこともあるので,なんともいえず。でも自分が郵便局員だったら, なってこというんだ…って思います。公社という枠は多分中からすると 規制が多くていろいろ出来ない…って事ですから,がんじがらめにして 体力だけ奪われて行くだけのように思います。
それでも税金投入されて雇用が確保されるのであれば,公社員は 幸せなのかもしれませんが,本当に雇用が確保されるんですかね?。 いや,そうかも知れませんが…。それって今の流れからすると 逆行してるし,とても小さな政府には思えないのですが。
個人的な心情からすると行政の都合で会社がいじられるっていうのは わたしも経験してるので,公社の人達は大変だろうなぁ…と 思います。今のままで許されるなら今のままがいいんですよね, なか的には…。でもどっちにしてもいじられる運命みたいです。 こういうのって民営化して急に劇的にかわるんじゃなくて, 結構ジリジリ,10年以上かけて変わっていくんですよねぇ…。 うーん,そう思うとちょっと泣ける(^^;)…。

8/15(語り継ぐべき事)
本当は民主党のマニフェストに突っ込みたかったりするんですが:-p, 終戦の日なので,やっぱり戦争の事を書きます。
ここしばらくは戦争絡みの番組をTVでやってますが,子供達は 見てないんですかね?…。
今日夜NHKを見ていて,日本人,中国人,韓国人(在日朝鮮人も いたのかしら?)を多く呼んで討論をやってました。 政治家の人も呼ばれてましたが,まぁそちらはいつものそれぞれの 立場でお話をしていたようで…。
思った以上に中国の方の発言が目立ってました。韓国の人は 意外におとなしいというか…。韓国の人単独の時は,すごく日本人に かみつくというイメージがあったのですが…。
まぁそれはいいとして,日本人,中国人,韓国人それぞれの 言い分があるとして,でも日本人であるわたしかすると 「誤解されてるよなぁ」と思う部分が多いのですが,一つだけ 「あぁそうかもしれない」と思ったことがあるので…。
それは何かというと今の日本人が当時のことを忘れている…という 事。これはわたし個人でいうとそんなことは全然なく,わたしの場合は 自分の父親と母親が戦時中に学生だったし,外地から引き揚げ組だし, 空襲とかも経験しているのでその手の話は十分かどうかはわかりませんが, 聞いてます。また子供の頃にTVドラマとかで戦争中の話を聞いて 日本が戦争中に悲惨だった話とか,大陸で戦っていた(ってことは 結局中国人を殺した)って事はしってます。だから「日本人が 戦争のことを忘れている」って言われると個人的には 「そんなことない」って言いたいのです。ただTVとかで調査をみてると 知らない子供,結構いるみたいですね。
だから中国の若者が日本に来て日本の若者に戦争のことを問う場合に 「良く知らない」とか言われちゃうと頭に来る…っていうのは 解るように思います。それを第一に考えるかは別として…。 個人的にはそれなりに謝罪してるし,いつまでもそういわれるのは 辛い部分もあるんですが,次の世代に伝わっていない…となると, やっぱりまずいかなぁ…と。
というか我々大人が「辛い」と感じるから子供に教えてないのかも 知れません。終わったことにしたい…という感情が自分の中に 全くない…とは言えませんし。謝罪したから忘れて…っていうのは 違うんですよね。。いつまでも謝る必要もないけど,だからといって 無かったことにはならないわけですし。
等と思いました。TVは途中でチャネル変えましたが,見てた範囲では あまりひどいことにはなってませんでした。まぁ日本に住んでいる 人達なので,そこまで反日じゃ無い人が集まったのかも知れませんが。
日本人がどれくらい戦争が嫌いか…っていうのは,日本に住んでいても 解らないのかなぁ…。

8/14(TVのレベル)
今回の総選挙はマスコミ泣かせ…というか,小泉氏が総理になって からの選挙というのは実にマスコミ泣かせな気がします。
小泉氏以前の自民党というのは保守で現状維持型で野党はそれに 対して改革を呼び掛ける…という形だったので巨悪としての 自民党を叩けば現状に不満がある国民はついてくるという 簡単な図式がありました。しかし小泉氏は自民党にありながら 自民党自身を…そして国政自身を改革するという明確な 意思を表示してるので小泉氏を叩くことはあたかも現状維持を 望んでいるように取られる可能性があり,それでは現状に 不満がある国民はついてこないのです。また民主党も 内部に右派と左派を内包しており,小泉氏以上の過激な 改革案を出すことができません。社民党と共産党は 政権を取ることを放棄した単なる突っ込み党なので,憂さ晴らしを したい人以外は指示しないでしょう(ちょっと言い過ぎか)。 今回の選挙でいえば郵政改革に反対した自民党議員を 保守派として叩くことは可能ですが,小泉氏に賛同した議員を 叩くことにTVをみてる視聴者がついてくるか良くわからないところが あります。実際小泉氏支持率高いですし。
というわけで週末のTVをみてると自民党と民主党の幹部が 出てましたが,基本的に民主党の旗色悪し…。そもそも「対案がある」 と言ってましたが提出してないわけで,実際提出したら 民主党も割れるんじゃないの?…って思ったりもしております:-p。
で,結構おかしかったのがサンデーモーニング。コメンテータが 岸井氏を除き全員反小泉でした。何ででしょうねぇ…。他は 結構みんな様子見…って感じで慎重だったのですが。TBSだから?…。 しかもコメンテータが感情レベルで反発してるのが全然知的じゃなくて 笑えます:-p。小泉氏の手法が「強引だ」とか言って批判する人。 対立候補を「刺客」と呼ぶものちょっと変で,郵政選挙だから 郵政賛成の議員を全選挙区に置くというという理屈をなぜ コメンテータが理解できないのかが,こっちが理解できません:-p。
江川女史は武井氏が「郵政改革がNEET対策に繋がる」と言ったことを 理解できないと突っ込んでましたが,それは理解できない江川女史が 未熟なんでしょう:-p。要は小泉氏に言わせると郵政改革は 構造改革の一歩というか「できるところからやる」ってことなので 最終的には国家の財政の建て直し,つまりは国として健全にして 将来性を感じる社会にする…ってことなので結果的にNEET対策に 繋がるといえば繋がるのです。まぁ,そんなにうまく行くかな?… っていうのはありますけど。
もちろん,小泉氏の目指しているところが正しいとは限りません。 ヨーロッパとかは結構公社や公務員が広いサービスをやっていて, 福祉国家を目指しているところもあります。しかしその分税金は 高いです。行政サービスの充足を目指すにしても,無駄遣いを 減らすとかいうのは必要でしょうから「大きな国家」型にしても 改革するべき点はいくつもあるでしょう…。
でもねぇ…,やっぱりそういうレベルでの話が全くないのが 不満です。反小泉の中にしっかりとした政策論を言える人が いないということが…。 TVコメンテータの中に福祉国家(もちろん増税付き)を支持する人が いないというのもどうかと思います。つまり明確に利点を いわないまま「小さな国家」「自由競争」を良いとしてしまってる 風潮が…,ほんとうにそれでいいのかなぁ…っていうのは あることはあるんですが…。
というわけで,アンチ小泉はたんなる「アンチ」であることが 露呈しておりTVの質の悪さがわかって悲しい…。
ところで,郵政法案が終わったらどうするんでしょうね?,小泉氏。

8/13(ローリー・アンダーソン)
「休み中にやるべきことその1」は昨日やってしまったので, 実は今日はすることがあまりない…。月曜は月曜じゃないと 出来ないこと(役所関係)がたくさんあるのですが…。
というわけで,今日は出かける。
初台のICCで「ローリー・アンダーソン『時間の記録』」を やっているので,まずはそれ。ちょっと話がそれますが, 実はICCは現在存続の危機だそうで,ファンの間では危機感が かなり高まってますが,でも空いてました(^^;)…。まぁ盆だしねぇ…。 ICCはわたしも好きですし続けて欲しいけど,出来たときは しょっちゅういっていて,そのうち行かなくなったので偉そうな こと言えませんし,まぁパトロンの台所事情もわからないでも ないので…。本当はもう少し規模の小さいところでやった方が いいんだろうなぁ…と思いつつ,移転費用もないよなぁ…とか, いろいろ思ったり。
さて,話を戻してローリー・アンダーソン。わたしはこの人は 全然知らなかったのですが,アーティストでありパフォーマーの 様です。自分で作り出した楽器というか音響機器とかで パフォーマンスしたり。あと純然たる展示作品もありました。 展自体は展示作品とパフォーマンスのビデオとか アイディアスケッチとか展示。音が出る作品が非常に多かったのですが, 広い会場をぜいたくに使っていたので音がかぶる問題はあまりなし。 同時に一人しか楽しめないものも多かったのですが,人が少なくて 問題なし(^^;)…。
個人的にとても興味をもったのが音響的な作品。スピーカアレイを 天井から下げたものとか,机に肘をつくと聴こえる骨伝導の机とか, そしていくつかのアイディアスケッチ。ゴム風船で音響レンズを つくるとかいうものもあったけど,うまく行ったのかしら?… 興味あります。
メディアアートなんだろうけどITというよりはエレクトリニクス。 こういうのみてると芸術と技術の境目…ってどこにあるんだろう?とか 思います。音響屋のわたしからしても,参考になるアイディアや コンテンツのつくり込みがすばらしいものが結構あったりして。
というわけで,なかなかおもしろかったです。10月までやってるので もう一回くらいいくかもしれません。
その後は秋葉原に行き買い物。目当ての店がしまっていたので, こちらも月曜に行くことにする。月曜忙しそうだなぁ…。

8/12(お休み)
お盆でバスのダイヤ(バスはダイヤっていわないのかな?)が 休日になっているので,会社をお休みして自宅の片付けを やってました。洗濯目的もあったのに天気が悪く,ただ 昼前に止んだので洗濯したのですが,晴れなかったので 乾きが悪いです。
あとはゴミを捨てないとって感じであります。人を 呼べるほど綺麗にはなってないのですが,捨てるゴミを 選別したりする作業に時間がかかるのでまだまだかかりそうです。 あと棚か何か買わないと…。やっぱり引っ越しは お金かかるなぁ…,確かに経済効果あるなぁ…とか 感じております。

8/11(ネットは感情と利権には呼応しにくい)
今回の総選挙, 先日争点は政策じゃなく手法だみたいな ことをかきましたが,ネットの上を観ると小泉氏の主張を 取り上げているところは結構あります。
なぜ、郵政公社を民営化するべきなのか?」とか, 「やはりマスコミがひた隠しにする郵政解散の理由と争点」 とかをみるとネット上の論客は小泉氏に割と共感してるようです。
わたし自身小泉氏の談話(官邸のメルマガにも同じことが書いてあった)を 読んで,小泉氏があまりにも政策の論点をクリアに書いているのに 舌を巻きました。一方野党や反対勢力の方からは話をそらそうと するだけで全然具体的な争点は挙がってこない。これじゃ 政策に反対だろうが賛成だろうがネットの論客が小泉氏に 肩入れをするのも仕方ありません。やっぱり小泉氏の メディアレティラシーがすごいというところでしょう。
思うのは,ネットというのは言語の世界であり,グローバルの 世界です。逆を言うとネットというのは感情面を伝えることが 難しく,地域の事情をほとんど配慮しません。一方旧来, 日本の政治家はむしろ地元利益的なローカルなら事情と そして土下座をしたり泣き落としをしたりということまでを しても票をいれてもらうという感情の世界を重要視してます。 こういうことはネットで主張してもたいていみんなは白けて 冷ややかな批判しか生まれてきません。ネットは 小泉氏のようにシンプルな理屈の方を好みます。
そういうわけで,現状ネットが小泉氏に賛同的なのは 当然ということです。ただ実際に選挙にいくのは人間です。 ネットをみている人がほとんどというわけではありません。 そして言葉で議論していると理屈の世界に生きていても, それを負えて自分の家や職場に戻ると「そうは言っても こっちの事情もあるしなぁ」と思うのが人間です。 ですから,本当のところネットでの評判が票につながるのかは わかりません。

8/10(クールビズの効用)
毎日暑いですね…とTV,ラジオで言っていますが,なんとなく 暑さが和らいだ気がしないでもありません。気温を見ても30度は 越えていますが,夜とかは32度とか30度とか…。先週末,自宅で 片付け作業をしていたら36度とか38度とかになっていたので, それに比べれば全然楽です。また気温は上がるんでしょうか?, あれがピークならば助かるのですが…。
おもしろいというか当たり前というか38度の気温の時に 部屋でエアコンをつけるともう2度下がったくらいで,汗が 引いてきます。でも34度くらいの時にエアコンをつけないと やっぱり汗をかいたりします。これは単純に気温の話じゃ ないというか,エアコンの風自体の温度はもっと低いだろうとか 除湿効果があるからだろうかとかいろいろ考えられるところも ありますが明らかに言えるのは「もう24度の設定なんて怖くて 出来ない」ということ(笑)。
わたしは今年のクールビズは結構成功してるのではないか?と 思ってます。実際に商店とか電車とかのエアコンの設定温度が 例年より高めなのかどうかはしりませんが,街を歩いていても ノーネクタイの人は結構見掛けます。
今年のクールビズが成功してるのは以前の省エネルックと 違い,変な新たな服装を考案したりしなかったってこと。 あと格好よりもエアコンの設定温度の方を強制したということでしょう。 省エネルックの思想は涼しい格好をすればエアコンの設定温度を 自主的に下げるだろう…ってものだったのかもしれませんが, 実際は逆です。新しい正装をつくろうにも定着しなければ 意味がないし,だったら従来の服装のまま正装を 緩めようと言う方が現実的でしょう。実際現在のスーツも 昔だったら正装なら三つぞろい…だとかそれ以前だと蝶ネクタイや 燕尾服…と言ったようにスーツも十分ラフな格好といえばそう なので,あんまりこだわっても仕方ないのです。
個人的にはクールビズで良かったのはスーツを着なくて良くなったと いうことより(^^;),室内のエアコンの設定温度が高いので 外に出てもそんなにきつくない…と言うことです。 最初に書いたようにどうも温度はやっぱり「差」であり, 絶対的な気温が心地好さというわけでも無い気がしますし, そもそも人間はそういうものに適応する能力がしっかり あるのではないかと思います。
まぁでもそのおかげでエアコンがバンバン効いたバスとかに 乗ると気分悪くなることもあるんですけどね(^^;)…。

8/9(歴史認識と教科書)
今日は久里浜のフェリーの船上ビアガーデンで飲んできました。 楽しいけど,帰りは遠いなぁ…。
ちょこちょこと思ったことなどを…。
本屋で時間をつぶしていたら「あたらしい歴史教科書」の普及版が 置いてました。パラリとめくっただけですが,どの辺が戦争を 賛美してるか解らず…。買って読めって事ですかね?…。ただ, 他の教科書も並べてみないと実際はどっちが(自分に)好ましいかは わからないので,意見は言いにくいなぁ…と思います。荻窪の 駅前で署名運動している人達がいますが,そういう意味で 協力はできません。
というか,以前高校の同級生で現在子供がいる人達が, 新しい歴史教科書の方が私たちが子供の頃に使っていた教科書に近い… というのを言っていたのを聞いて以来,ずっとこの問題は 引っ掛かってます。
つづけてSPAを立ち読みすると勝谷氏のコラムで靖国問題を 国内問題と言った後に,日本の国内での歴史認識が統一されてない, ということを指摘してました。諸外国との擦り合わせの前に, まず国内でバラバラの認識であると…。
まぁ上記の教科書の話からしてやっぱりそうで,国内で歴史認識が 統一されてない…ってことなので,海外の人から個人攻撃を うけてもどうも対処のしようがない…「日本人は…」と言われても, 日本人自体が認識バラバラですから…。
ある意味いろんな意見があることは好ましい…とは思えるんですが, 正式な政府見解がはっきりしない…っという意味では,国民たる 我々は迷うわけです。教育は同じ認識で受けて,そこから自分で 情報を得た人が違った認識を持つ…っていうのも一つの手な 気がします。そうすれば「国の認識はこうだけど,自分は こう思ってる…」とか言えるわけだし。
もしくは政府見解と教科書を一致させる必要はない…と いうことで,政府見解を固める…っていうのも一つの手かな…と。
日本が「国が教科書の記述をコントロール出来ない」と言ったら, どっかの国から「それはおかしい」とか言われたようですが, そうなんですかねぇ…。世界の常識的にはどっちなんでしょう?…。

8/8(争点は「見える」か「見えない」か)
折角なんで選挙について,というか今解散について書かないわけには いかないでしょうし…。
週末の読みのとおり参院での郵政民営化法案は可決しませんでした。 このことについては「なんだかなぁ…」という感じはします。 衆院の時に比べて造反組に緊張感がない…というか…。 「結構反対票いれる人多そうだから,わたしが入れても大丈夫かな」って 空気を感じました。反対票に入れることの敷居が下がってる感じがして, あぁ,だったら成立しないなぁ…っていうのが週末のうちから 感じられてました。
というわけで,まぁそこまで驚きませんでしたし,それで衆院が 解散というのも驚かない…というか解散しなかったら「えぇー?」って 書いていたでしょう:-)。
今回の解散について文句を言っている野党や反対勢力はいたようですが, 肝心のところで国民に問うのはそんなにわるいことじゃありません。 「選挙には○○円のお金がかかる」とか言ってる馬鹿がいましたが, 国民の意思を問うのに金勘定するのって変じゃないですか?。それこそ 民主主義を否定するような発言です。もちろん金がかからないように 選挙制度をいじることは必要かも知れませんが,金のせいで選挙を 否定するのはおかしいです。
というわけで,選挙自身はやっていいのでしょう…という気分でしたが, どうもTVを見ていても気分が盛り上がらない…。というか出てくる人達が つまらないからでしょう:-p。
あんまり軽々しくいったら駄目なのかも知れませんが,わたしは 小泉氏を結構応援してます。ところが残念なことに小泉氏の 「政策」を指示してるわけではありません。小泉氏がこれまで やってきた政策や今回やろうとしてる郵政民営化に関しても 諸手を挙げて賛成してるわけではありません。ただ小泉氏の 政治家としての「姿勢」もしくは「手法」が他の政治家に比べて 抜きん出ていると思うのです。
小泉氏は戦後これまで出てきた首相の中ではもっとも メディアリテラシーに優れた人でしょう。だいたいTVに出ていて コメントしていた政治家も,首相になるといきなり出てこなくなり, 官房長官のコメントとどこかの支持者の会で喋った事…くらいしか 国民には見えなくなります。ところが小泉氏はメイルマガジンは出すし, 一日一回TVの前で記者の質問に答える…というのをずっとやってきました。 やろうとしていることに関しても総裁になる前からずっとずれてない, もちろん腰砕けになってしまったものもありますが,方向性自体は ぶれてないと思います。だから今回の解散についても全然意外では ありません。「自民党をぶっこわす」と言って総裁になったのが やっとここで伝家の宝刀を抜いたか…という感じです。
で,残念なのは小泉氏に匹敵するわかりやすい政治家がいないと いうことです。本当はそういう人が数人いて,そして政策の中身で 選べる方が国民にとっては幸せなのですが,いないのです。 派閥や支持団体との関係でその人個人の考え方がわからず,ただただ ダダをこねているだけにしか見えない某抵抗勢力や,与党が提出したから 反対…と言っているだけのような某野党が今度の選挙で当選しても なにをどういう風に意思決定していくのか,おそらく国民には 見えないのでしょう。
そういう意味でいうとわたしは今回の選挙は「見える政治家」と 「見えない政治家」の戦いのような気がします。国民がどっちを 支持するか?。
で…,ついでに民主党のことを書いておくと…民主党はこれまで 政権を取ってないので,取ったあとにどうなるか未知数の部分も 多いです。そういう意味では「一度やってみたら?」と思わないことも ないのですが,民主党…とくに岡田代表が小泉氏並みのわかりやすさを 発揮できるか…結構不安だったりします(^^;)…。あと民主党の 中身が政策的に一枚岩じゃなかったり…というのもあるし,官僚を うまくコントロールできるか?…,独自色をだそうとすると, おそらく行政は混乱するでしょうし,かといって官僚のいいなりに なるようだと国民は失望するでしょうし…ということで…。まぁ とりあえず民主党が政権をとったら少なくとも一時的には 不景気になるでしょうね:-p。
首相支持率61% ニッポン放送緊急アンケート」 とのことで,やっぱりまぁまぁ小泉氏の人気は高し…ってことの 様です。ただ選挙は「投票に行く人」の票で決まるんで 世論だとわからないのですけどね…。
ところで個人的な悩みですが,住民票を今移したら,わたしは どこでどの選挙区に投票するんだろうか?…と(^^;)…。

8/7(汗疹,ひまつぶし)
朝から横須賀の旧宅へ向かう。掃除をするため。一時間以上 作業をしていて汗びっしょりになったのでTシャツを脱いで, しばらく乾かしたけど,乾かない…,仕方ないのでまた着ていたら 汗疹ができた…。なるほど,そういうものか…。ここ数日 すごく汗をかいているのですが,これって肌にはいいことなんだろうか?, 悪いことなんだろうか?。結構炎症が起きてるのかヒリヒリするんですが, 何かつけた方がいいかなぁ…。子供の頃はこんなことなかったよなぁ… 等と思う…。
さて,現状引っ越しのバタバタと,ちょっと抱えた仕事で忙しい。 忙しいと,これまで普段自分が日常的にやってきたことをやるのが 結構鬱陶しい。具体的に言うとあるTV番組を毎週みるようにしてるとか 雑誌を読むとか…。つまりやる気が起きない。やらなくていい…。
これって結局普段自分がやってることは暇潰し以外のなにものでも なかった…ってことなんでしょう。生活環境もかわって, 仕事も変わったから本当はマッサラにして,一からやることを 考えてみるのいいんでしょうねぇ…。そのためにもってるものを 全部捨てるっていうのも一つの手だよな…とか。そういえば 上京した時って段ボール箱4つくらいしか荷物が無かった気がします。
生きてるとずいぶん無駄なものが自分の周りについているし,やってる 習慣も本当に必要なことなのか?…良くわからないな…とか思います。 別にそれをやること自体は,楽しければ全然問題ないのですが, 義務感に刈られるとやっぱり違うのだと思う。

8/6(政治家とは)
引っ越しの片付けも山は越えた気がしますが,たまっている 段ボールを始末しないと先には進めないような感じです。 あと今月引っ越し関係でずいぶんお金を使った気がするので, ちょっとペース落とすかなぁ…。
さて,折角なので話題の郵政民営化の参議院での審議の件を ちょっと書いておきます。
朝とかTVみてると自民党の郵政民営化賛成派と反対派, そして野党の人が討論してますが,なんとも滑稽なのが 野党の方々。すでに自民党の中の票読みの話になってるので, ここでなんと言っても関係なし。つまり茅の外ですよね?。 いろいろいうだけみっともない様に思うんですけど。 ここで話の輪に入るには「自分は法案に賛成します」って いうと結構話が引っくり返りそうで,おもしろいのですが, どうせどんな法案つくっても反対するんでしょ?,野党の みなさま:-p。
それから,自民党の方ですが,党議拘束の話が出なくなったのは, 拘束をかけないということなんでしょうか?。衆議院の時は あれだけ話題になったのに。それから衆院の時は「内容に ついて議論がされてない」とあれだけ言っておきながら, やっぱりされてない気がします。まぁTVが取り上げない だけかも知れませんが。で,結局自民党の中の票読みだけが 話題になり,議員もそればかりを言う…,つまり「議員は 選挙の票読みにしか興味がない」っていうのをかなり 世間に対して露にしてるのが今回の件だと思います。
まぁ議員が票読みだけしてる…っていうのはある意味間違いでも ないのかもしれませんが,普通はもうちょっと「国のこと考えてる」って 言うような気がしますが:-p…。つまり議員はグランドデザイン していません,って宣言してるようです。まぁ民主主義は国家の グランドデザインより,個々の支援団体の利権の方が優先される…って いうのを明らかにしている…ってこと。
そういうのが露になったのは小泉首相になってからだと思います。 そういう意味じゃ小泉さんってすごいな…って思います。
衆院解散選挙ってギャグだと思う。いいギャグです:-p。

8/5(戦争の語られ方)
会社を休んでTVとかをつけていると,朝のワイドショーも 夜も戦争(もちろん太平洋戦争)の話をやってます。とくにやってるのが, 原爆関連の記録…。
戦争が語り継がれていない…というけど,これだけやっていて 語り継がれてないとしたら,今日やってるような番組が 視聴率をとれないのか?…それともこれが戦争の記録であることを 理解されてないのか?…,よくわかりません。ちなみに「ほたるの墓」も やってましたが,あれ観たことない人ってそんなに多いのだろうか?。 あの作品を観たことあるだけで,戦争が国民に与える悲劇は それなりに伝わると思いますが…。
今日はTVをあまり観ずに作業をしていたのですが,それでも…って ことで夜少し視聴しました。やっぱり原爆の話をやっていました。 自分的には子供の頃からなんどもなんども観てきた話です。 久しぶりに観たなぁ…という感じですが,再現シーンにCGが 入っていたりして,時代の変化を感じます。わたしが みるとそういうのはあざとく感じますが,こっちの方が 入って来る人もいるんだろうなぁ…とか。
ただその他に全体として自分が子供の頃に観たのとうける 印象が変わっていることに気づきます。というのは原爆を 落としたアメリカに対して観ている方が不快感を感じるような 作りになっていることです。
わたしが子供の頃は原爆が落ちたことをアメリカに対して 異議を唱えるような作りは,この手の番組はしてなかった 気がします。あくまでも戦争の悲惨さを伝えるだけで, 加害者がどこにいるのかは明確にされていなかった気がします。
ただ今夜の番組は明らかにアメリカが原爆を落とした事を 強調してました。原爆を落としたスタッフを日本に呼んで 原爆記念館を見せたり被爆者に会わせて話したり…とか結構 過激なことするなぁ…と。
結局のところ原爆を落とした人は最後まで原爆を落としたことを 悔やんではいませんでしたが。まぁわたしが考えてもそれを 期待するのは難しいよな…という気はします。ただ「戦争中は 国民全員がその戦争に荷担している」と明確にいってのけたのは 結構驚きました。そうでも言わないと都市への爆撃を正当化でき ないのでしょうけど,当時はともかく今でも そういう認識なんでしょうか?。
ここ数日の番組に限らずここ数年の太平洋戦争の描き方を観てると, 戦争中の連合軍の動きとか語られており,アメリカやソ連が それぞれの思惑で原爆を落としたり参戦したりしたと語られてます。 ここで中国の事情がほとんど語られないのは,語るといろいろ 苦情が来るからだと思いますが,要は観てる日本人からすると 日本人ばかりが悪かったわけではないし,戦争というのは 相互の思惑で起きるものだ…という考えにだんだんなってます。
この考え自体はそんなに間違っていない…と私は思いますが, 他の国(特にアメリカ)では敵国は悪いという前提で戦争を しかけているので,そんなに世界の常識ではないのでしょう。
外国からすると日本のそういう戦争の描き方は過去の戦争の 責任を曖昧にするためにそういっている…という風に取ることも あるのかも知れませんが,でもそうであろうがなかろうが, わたしは戦争(というより政治)はそういうものだと思うし, そういう立場で現状の番組をみるとアメリカに結構な ムカつきを感じるところ辺りが,わたしの子供の頃と明らかに 戦争の描き方が変わっているように感じます。まぁアメリカに はっきりとそう思える分,アメリカとの関係はいいとも いえますけど:-p。
一つだけ誤解がないように書きますが,わたしが戦争は相互に 責任がある…と思うのは戦争の責任を曖昧にするということではなく, だからこそ「正しい戦争」というのはあり得ず,だから戦争は 極力おこしてはいけないという意味になります。

8/4(iTMS)
今日は重要な案件があり,横須賀まで出張でした。
それはいいとして昼休みにニュースをみていたら,iTMSがついに日本でオープンということを 知る。夜自宅でパワーブックで試してみる…。…まだまだ曲が 少ないような。うまく行くかなぁ。
個人的には5年前に音楽配信ビジネスを立ち上げようとして, いろいろ緒団体から反発を受けて頓挫した経験があるので, アップルの動向には注目してます。本当は日本の業者が やるべきだとは思いますが…,まぁそれでもアップルが 成功するならそれはそれでいいかと思いますが…。
でも現状を見ると…結構苦戦しそう…。

8/3(会社で飲み会)
今日はわたしの新しい職場での歓迎会。 久しぶりに結構長く飲みました。

8/2(脳化都市住民の弱さ)
引っ越しをした後の電話の開通関連で,本日は宅急便で ADSLモデムを受け取る…ということになってました。工事前に 届かないといけない…とは思ってましたが,まぁ宅急便だし, 不在届けを受け取ってその日のうちに再配達してもらえばいいや, という軽い気持ちで,会社から自宅へ帰ったのは夜7時過ぎ。 最近の宅急便は再配達の紙に携帯の番号が書いてあるので, 電話をかけると「今から持っていきます」といわれることも 多いです…。というかそう思ってました。
ところが今日は7時半過ぎに携帯に電話をしても,ずっと 繋がらず…。結局8時過ぎにコールセンタにかけて,それから 待って配達に来たのが10時。1時間以上晩御飯も食べられず待ってたので 結構イライラしてました…。
…という話は置いておいて…。
今日のお昼羽田空港が停電で発着見合わせという 事態になっていたようです。結構ヒューマンエラーで 再開が遅れた部分もあったようで夜のTVを見てると結構 批判的なコメント…。まぁ待たされた人達がブーブーいうのは 仕方ないといえば仕方ないけど,「仕方ないね」と 冷めた顔の人もいてちょっと安心しました。
さてこういうニュースを見ると,例によってわたしは「 飛行機がスケジュール通り動くと思ってる方が, 本当は世界の常識にあってないのでは?」とか皮肉を 書いてしまいます。先日の地震の時に電車が止まって, 乗客が不平をいうのにもわたしは冷ややかでした。まぁ 飛行機は電車に比べれば数十分の時間のずれはあるし,運休も あることはあるので,そこまでの正確さは期待してないのかも しれませんが,それでも日本人は,空港にいったら 飛行機は飛ぶだろう…という期待で,わりとギリギリに空港に 行く人も多いですよね?。
世界を見渡すと交通機関が時間通り動くなんって思ってるのは 多分日本人が一番多くて,他の国の人はそこまで期待してない…と いうか,もし本当に時間にシビアな状態だったら,余裕を見て 動くとか,お金を余計に払うとか,いろいろするんじゃないかな?…とか 思います。
要は,ちょっと日本の…特に都会の人間は,災害に…というより, 急なスケジュールの変更に弱い。つまり普段から世の中は 予測出来るように動いている…と勘違いしてるわけです。 つまりこれが養老先生のいうところの脳化した都市…つーことで。
とか偉そうに書いてますが,最初に書いたように,わたしも 宅急便が電話をしたら数十分で来ることを期待して,来なかったら イライラしてしまっていたわけで,偉そうなこといえません(^^;)…。
本当はもっと,「駄目なら駄目でいい」とか割りきれるように なるべきなんでしょうね…。

8/1(猿が喋れると高知能になるのだろうか?)
今日は仕事で新しい肩書きになったのですが,新職場には いかず,以前の職場で引き継ぎ…のはずでしたが,軒並 打ち合わせが入り,かなり忙しかったです。とほほ。
それとは全然別の話…。
かなり不謹慎な実験を思いつく…。いや実現はまだ不可能でしょうが。
人間と類人猿の遺伝子の違いや過去の旧人とかも含めると 脳のサイズもあまり差がない…とかいわゆる構造的・サイズ的には 類人猿と人間はあまり差がないといいます。一方で類人猿と 人間の知能レベルは物凄く差があるといいます。旧人の 知能レベルはあまりわかってないのですが,それでも人間と 比べるとかなり差があったのではないか?…と言われてるようです。
そのもっとも大きな要因となっているのが,人間は複雑な言語を 話せるということ。でも話せるのは別に脳が発達しているから…という 要因だけじゃなくて,そもそも発声機関をもっているからというもの。
ここで,疑問なのが複雑な発声機関が人間特有なものとすると, 言葉が喋れるのが発声機関のみの影響なのか,それとも脳に言語を 操る機能が生来として存在するか?…ということ。脳に言語野が あるのは有名ですが,言語野があるから喋れるのか,それとも 喋れるから言語野が発声したのか?…ということです。
ここで不謹慎な思いつきをしたのが,生まれたての類人猿に, 人工的な発声機関を脳に直結できたら類人猿は人間並みの 知能をもつのだろうか?…ということです。人工咽頭もあるし, それとなにか整調機関を脳に直結出来るような仕掛けが出来, それを類人猿の脳で簡単に制御できるような仕掛けが出来, そして人間の中で育てられたらどうなるか?…ということです。
なんか意外に類人猿は人間並みの高度な知能をもってしまうような 気がしてます。つまり人間も言語を操れるから,生まれてから 脳が発達してるというか…。
もっとも言語を使わない人間(動物に育てられたとか)の知能の レベルがどうだったか?…というの記録はあまり良く覚えてないので, いい加減なことを書いてる気がしますが。
人間に言語の機能が(構造として)発達したというよりも,そもそも 脳はいろんな事に適応できる能力をもっていて,たまたま 言語を使うことができたから複雑な思考が出来るようになった… って気がするんだよなぁ…,っていうのが上の試みを 思いついた原因です。
まぁでも気持ち悪い実験ですね…。最近は動物実験も, 動物の権利の問題であまり過激なことは進められないし。 それに仮にこれで人間並みの 思考をもった類人猿が出来てしまったら,もっと,なんか ひどい実験の様にも思えてくるし…。


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