2010年2月の日記&雑感


だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。 あしからず。


2/28(納得できないこと)
昼過ぎにTVをつけたら東京マラソンをやってました。たぶん 一流の選手達は既にゴールしていて,なぜか芸人が走っているのを テレビは放送してました。一流の選手の走りなら観ていて興味を そそられたり凄いと感心したりするのですが,なんで走りは素人で, 記録も凡庸な人をテレビで延々と放送するんだろうと疑問。
芸人を連れてきて,無理やり無理をやらせて,その苦しんでいる姿を 観て「感動するでしょ?」ってする番組って極めて趣味が悪いと思うの だけど。そう思ったのですぐ消しました。こういう番組を作る人って 「感動のドラマなんてお金で作れる」と思ってるんだろうなぁ。 企画して,予算を確保すれば,あとは何とかなる,下請けに投げて, 「感動のドラマ作ってね」と言えば自動的に出来上がってくるんだろう, と思ってるんだろうなぁ。下請けの方はお金をもらったから,お客である 局の人をとにかく納得させれば良いと思って作ってるんだろうなぁ, 視聴者じゃなくてあくまでも局の方を。…そんなことを感じました。
…話変わって。
パット・メセニーの6月のライブのチケットを取るのに,某ネットでの チケットサービスを使いました。この手のチケットサービス,最近, いろいろあるのですが,不思議なのは,チケット代と共にサービス料が かかります。なんかいろいろと細かくかかってチケット以外に1000円以上 かかるんですよね。ちょっと高くないですか?。振り込み料とかは 判らないでもないですが,システム使用料とサービス料ってそれぞれ かかるっていうのは,なんか意味わかりません。
たぶんこの辺の料金はサービス会社で違っているのでしょうから,安いところも あるんでしょう。コンビニで払い込んでコンビニで受け取れるっていうのは 便利ではあるけど,昔は純粋にチケット料金だけでチケットを買えて いたことを思うと,いろいろ腑に落ちないなぁと思いました。
…ということで今日はなんかいろいろ納得できないことが多かった。

2/27(一流の表現者による表現の欲求)
わたしが好きなジャズミュージシャンの中でも,キースジャレットと パットメセニーというのはとても成功したし人で,コアなジャズファン以外の 一般の音楽愛好家にも結構知られた存在だと思います。一般にも 知られた存在であるというのは,作品の芸術性と一般への受け入れやすさと 両方を高いレベルで兼ね備えているということで,その二つが両立している 芸術家というのは,かなり少ないと思います。ですから,そうである メセニーとジャレットは…まぁ一流だといってもいいのでしょう。
そういう人ですから作品の数もかなり多く,わたしも両者の作品は, 数十枚もってます。まぁほとんどのアルバムを持ってることになるんですが, そういう彼らのアルバムの中には実は,結構一般には奨められない…という 作品が稀に混ざっていたりします。
メセニーの場合は有名ですが,「Zero Tolerance for Silence」が そうでしょう。メセニー一人で多重録音されており,ひずんだギターを かき鳴らしているだけで,メロディーやコードもほとんど無い演奏です。 フリージャズをある程度聴けるわたしでも,面白アルバムだとは思いますが, さすがにアルバム一枚をこの演奏で通すにはちょっと冗長なのでは?と 思います。
キースジャレットの場合も結構フリーな作品が多いので,お勧めできない アルバムが多いのですが,まぁキースの場合は,メセニーのZero…程, 冗長性を感じる作品は少ないです。ただデビューしてまもなくだした 「Restoration Ruin」はキースがフォークソングを歌っているという アルバムで,しかもさほどうまい歌とも思えず,まぁ記録としては 面白いものの,作品としてどうかな?というものです。
ただしこれらの作品を聴いて思うのは,キースやメセニーはこれらの 作品を出さずにはいられなかったのだろう?,そしてこの作品があったから, 次のステップに進められたのだろう?ということです。こういうことを やってみたいという表現の欲求そのものが作品に込められていて,そこで 出したから,次の作品では少し引いた形で作品としてまとめることも 意識して作品を作っているように思います。メセニーの場合,Zero… 以降に「One Quiet Night」という多重録音のアルバムを出してますが, こちらは美しいアルバムになってますし,キースは声で歌うという方向を やめ,楽曲の中にフォークロックのテイストを強く織り込んだものを たくさん出してます。
こういう風に優れたアーティストの中には,作品性を無視して表現した 作品がありますが,それがそのアーティストを一段ステップアップさせるのに とても役立ったのではないか?という気がします。もっともそういう 作品が自分達のうちわで没にならずに,世の中に出せてしまうのは, 彼らがそれまでに十分な実績や名声を持っているからであり,ある意味 成功している人こそが,先端性を世に示すことが出来るということでも あるのでしょう。

2/26(ピックの話)
歳を取ったらあまり道具に振り回されない人になろうとか思っていて, そうそう先日書いたバイクのパーツの話と 同様に,何を使っても自分らしくいれたらいいなぁと。
で,最近ギターを弾く機会があって,練習してました。わたしは もう長いことピックはジョンスコモデルを使ってます。ジョンスコが 好きだからとかいうわけじゃなくて(まぁ好きですが^^;), もともとこの形のべっ甲のピックを使っていたのですが,べっ甲が 入手できなくなったので,同じ形だったこれを使っています。 材質も削れてもがりがりといわないタイプなのも重要です。
ギターのピックというと最初にフォークギターを始めると大体三角型を持つ人が多いと思います。これは三箇所弾けるので いいというのもあるし(^^;),大きいので大振りするのにも良いです。ですが, 単音のソロを弾くにはあまり向かなくて,そういう人にはもっと小さい ピックがいいようです。
最近ギター屋さんに行くとやたらとティアドロップ型のピックが何十種類もあって, 人気があるのかしら?と思うのですが,全部似たような形で,そんなに 要らないだろう…という気もします;-p。わたしが愛用してる ジョンスコモデルはほとんど売ってなくて,じゃぁティアドロップ型でも 弾けるようになろうか…と思って(というかジョンスコモデルも ティアドロップの一種なんですが),最近使ってみたのですが, 今日久々にジョンスコモデルで弾いたら偉く弾き易くて…あぁ, やっぱり道具を選んじゃうなぁと思いました(^^;)。こまったなぁ。 昔はこのタイプたくさん売っていたのだけど最近はほとんど 無いんですよねぇ。ジャズタイプとか小さいタイプもあるようですが, これはジョンスコモデルより少し小さいはず。
結局ピックで弾きやすさってずいぶん変わるなぁと久しぶりに 実感しました。若い頃はこだわりすぎていたのか?と思っていたのですが, いまでもその差は気になるようで(^^;),そういうものかなと 思いました。あしからず。

2/25(ジャズ入門?)
会社の後輩にジャズの入門レコードを教えてくれ,そしてもってませんか? みたいな話を言われました。なんかこういうときにはこれを紹介すればいいと いう決まり文句がわたしの中になくて,相手に応じて考えてしまうので, 結構悩みます。今回はその相手はクラシックは良く聴く人で楽器の演奏も かなりできる人なので,演奏スタイルとして紹介したほうがいいのかな?とか 思うのですが。それとも普通にジャズらしい演奏をいうのを求めて いるんでしょうか。
歴史的にいうと今手に入るレコードでジャズらしいスタイルの最古の あたりというとやっぱりビバップなんだろうな,と思いつつパーカーの アルバムってほとんど無いし,じゃぁ初期のマイルス,モンク, バド・バウエルあたりになるのかしら…って実はもってません(^^;)。
その人との話題でサムシンエルスとカインドブルーとか出てたから, その辺か?とも思ったのですが,カインドブルーはわたしもLPしか もってない,サキコロとかもそう。
自分自身がジャズの入門時に聴いた古典の様なアルバムって,貸しレコード屋で 借りたり,エアチェックでカセットに録音したものが多いので, もう音源自体をもってなかったりします。CDになってあらためて買ったり しないよなぁ…という感じです。こういうことがあるから, メディアが変わっていくのって困るよねぇ…みたいな感じで。
カインドブルーはモードだから,バップと一緒に聴かせると,演奏スタイル 的には混乱するんじゃないか?とか思ったりもして難しいです。わたし 自身はバップ自体はあまり演奏スタイルとしては習得できてないので, なおさらそう思うんですよね。
ジャズも時間的には一周も二周もした音楽だから,いっその事 キースみたいに新しいスタンダードを聴かせてもいいんじゃない?と いう気もしますが,ブラックミュージック的なジャズの雰囲気を求めていると たぶん違うよなぁとか。
そういえば,最近ジャズCD屋に行くと大抵北欧のを試聴することに なるんですが,一部の先進的なジャズを除くと,結構イメージとしての ジャズを強化してるような人が多いように思います。なんというか, いわゆる映画音楽とかにでてきそうなジャズというか。 ヨーロッパはジャズにとっては外国人だから,外から見たジャズの イメージが前に出るんだろなぁとか思いました。演歌をJEROが 歌う様なものか。
これを気にジャズの古典をそろえるか?本とかでも家庭を持ったら 全集買う人いるみたいだし(笑)。

2/24(組織のために豹変する)
自分で会社を興した創業者や,小さい会社や団体とかは違うかもと 思うのですが,わたしが知るような大きな会社のサラリーマンや 公務員とか,そういう人の内部(部下や上司)への態度というのは, 立場が作っているのでは?とよく思います。つまり立場が変われば 態度が豹変します。偉くなって役職がつくと急に気難しくなったり, さらに歳を取って退職して小さい会社とかに転職すると,逆に 急に腰が低くなったり…。ですから会社への入社が同期でも偉くなった人は 偉そうでおっさんぽく,偉く無い人は柔らかくていつまでも フレンドリーな感じだったりと,そんなことが結構多いように 感じます。まぁ例外もありますが。
偉い人が偉そうになるのは,偉くなったので威張ってみてるという わけではなくそうしないと,結構その仕事をこなすのが難しいのだと 思います。
会社は同期だったり先輩だったりしても,自分が上司だったら, 部下を動かさないといけません。会社という組織が人を縛る力というのは 人事と予算だと思うのですが,それを機械的に行使しても部下のやる気とか 創造性をコントロールするのは簡単ではありません。その辺のノウハウが マネージメント能力ということなんでしょうが,恐れられて,それを やるというのも一つの手なんでしょう。まぁ怒ったから部下がちゃんと 動いてくれるかというと,難しく,いうとそうでもなくて, 結局何処かで決裁をする際に,普段から気難しくしておくと, 簡単には決裁してくれないので,部下も気を使うというか。
もちろんそういう豹変をせずに偉くなってもまったく態度が変わらない人も それなりにいるんですが,その人はそれでも人を動かす手段を持ってるから 偉くなってるんだと思います。まぁ怖い人とフレンドリーな人と偉い人にも いろいろある方が組織のバランスとしてはいいのだと思います。 ただそういう人たちが本人はどう思ってるのか?。威張ってるのが ここいいのか?それとも無理をしてるのか?などといろいろ想像したりも します。
自分はどっちがいいのか?会社でもそうだけど,親となって子供に厳しい親の 方がいいのか?,親しい方がいいのか?,そんなことを時々考えます。
とある人のブログで,会社を辞めて他の組織に行った人が,会社の組織は 窮屈だったけど,組織として動くには効率がいいように作られていたと 書いているのを読んで,そんなことを思いました。みんながみんな素で動くと, 結構チームとしての力を発揮するのは難しいのかもなぁなんてことを。

2/23(音と音楽と言葉)
脳の言語処理、音楽で改善」という記事を読んだの だけど,どうも判りにくい。タイトルに突っ込むとわたしは「言語処理」と いうと音声だけじゃなくて文字を読むことも含めて言語として 処理することを意味するというイメージだけど,読むことも含むんだろうか? 失読症への期待が書かれているからそうなのかしら?。
ちなみにわたしは音楽をやっていたので,たくさんの音から 選択的に音を選んで聴く能力は結構高いと思います。音楽をやると そういう能力は上がるでしょう。まぁコツを覚えるようなところもあるとは 思うけど,それで脳が変化してるといえばしてるかもしれない。 ただこれは言語よりもまだ末端に近い部分の話では無いか?という 気はする。
言語というとキャラクタだと思うのだけど,音をキャラクタやカテゴリとして しっかり聞き分ける能力というのが言語能力か?といわれるとそうかも しれないしそうじゃないかもしれない。よくわからない。音楽をやると 音色にしても音程にしてもしっかりカテゴライズして聴く能力がつきます。 言葉や色が見える人もいるのだけど,そういう風に聴く場合言語野が 反応してるんだろうか?。日本人は虫の音とかを左脳で聴くとかいいますが, 同じことなんだろうか?。この辺は良くわからない。わたしは音程とかより 音色自体を結構記憶する能力があると思ってるんだけど,これは 音色を言葉として聴いているのか?それとも漠然と記憶する能力が 高いのか?。
ちなみに音楽を聴きながら絵を見たり,踊ったりすると,リンクされて どれかで連想するという経験は良くあるので,「本来は連携しない脳の部位が, 音楽を介して連携するようになるのではないか」とか書いてますが, いや,本来からそうだろう?という気もする。わたしは子供の頃, 音楽を聴きながら漫画を読んだら音楽を聴くだけど,漫画のシーンが 浮かぶようになって並行したので,それはやらないように決めました。 音は時系列信号だから運動と相性がいいという話も聞いた事がある。
と脈絡なく最初の記事を読んで思ったのだけど,脈絡無いだけに, とりあえず思ったことを書き出しただけでした。

2/22(付き合う人)
会社で同期の友人2人と会う。別の用事でわたしの職場に来ていたので 声をかけてくれた。わたしの結婚式に出てくれた友人だけど, よく考えると結婚式以来だった気がするので3年近く会って無い。 ちなみに2,3ヶ月前に,結婚式にでてくれた別の同期にも会ったので, これで結婚式に出てくれた同期にはすべて久しぶりに会った…ということ になる。
わたしも会社に20年近くいるけど,それくらいにいると同期にも めったに会わなくなる。職場も結構様々。出向とかで会社が違う人も 多い。肩書きも違うので立場も様々って感じか。
以前から思ってることではあるけど,男の人は歳を取ると友人が減る 様にも思う。学生時代や新入社員の頃に毎日の様に話していた人も, 職場が分かれたり,また結婚したりしていくとだんだんあわなくなったり 遊ばなくなったりする。じゃぁ代わりに職場とかに新しい友人が出来るかと いうと,職場は縦社会で,同じ立場の人が少ないので,あまり友人が 出来にくい。
で,よくある話が,退職したら友人がいませんでした…みたいな話。 そうならないためには,職場以外の活動の場を作っておくことが重要。 学生時代とか新入社員の頃は,楽器屋とかバイク屋とか音楽系とか, まぁそういう場に結構良く出かけていたのだけど,ここ10年くらいは さっぱりだなぁ。借家住まいだとご近所づきあいもあんまりね,とか 思ったりもする。
うーむ,などと思いつつも,まぁ子供が大きくなったら,そっち関係で 親同士の付き合いとかは出来るんだろうなとか,まぁそんなことも ちょっと考えた。

2/21(普通でいることで見える個性)
オリンピック,事前の態度で批判された国母君がものすごく良い成績を だしたら痛快だろうなぁ,とこっそり思っていたのですが, 残念ながらそうでもなかったらしい。あまりちゃんと観て無いので, なんともいえないのですが。もしかしたらその競技の姿に感動した人も 多かったかもしれませんが。
あまり彼の話題を引っ張るつもりは無いのですが,少し連想されて 一般論として書くと,若いときにとんがった格好をしたがるのは 良くあることです。わたしも高校のときは背中まで髪の長さが あった時期もあります。現在も服装とか奇をてらうつもりはないのですが, まぁそれなりにこだわりはあり,人に言われるがままの格好はしません。 もっとも今わたしが思ってるのは,もっとトラディショナルな格好とか 品格のある格好をしたいなということですが。
で,格好だけの話もありますが,個性を出すためにいびつになるという 意味でいうと,わたしの場合,バイクのことを思い出します。わたしが 大学から20代くらいまでバイクに乗ってました。レースにも出てましたから, 技術やスピードを追求していたわけです。ですが,バイクは見た目ノーマルに いつもしてました。実際はタイヤの選択やハンドルの調整,もちろん ギヤやキャブレータ,全部手を入れてましたけど(^^;)。
でも知り合いとかにバイクにプロテクターとかタンクとか,そういう目立つ 外装部分にものすごく力を入れて改造している人とかいました。 で,そういう人って結構遅い人が多いのです。遅い人の方が見かけを 派手に改造する。一方わたしより速い人たちはほとんど見た目をいじらない。 中身がいじられてるのかどうかはわからないのですが,質問すると, 「いやー,ほとんどいじってないよ」とかいう。それでいて速いから, いじってる人からすると,ノーマルの人に抜かれて恥ずかしいわけです。
わたしがどっちをかっこいいと思ったかは言うまでもありません:-p。
あと,音楽の話。
例えばわたしはキースジャレットが大好きですが,彼は若いときは 作曲をたくさんしていたのですが,今は即興とスタンダードしかしなく なりました。これについて以前は凄く残念に思っていて,まぁ今も 若干そう思うところはあるのですが,むしろ普通にスタンダードを やるから演奏の中の彼らしさが出るのだな…と,ふと思いました。
そう思ったのは先日の新澤氏のe.s.t.トリビュートライブを観て ですが。
というわけで,人は一流になればなるほど普通になるんじゃないかな?と いう気もします。普通にしていて普通に見えないのが一流。奇を てらっているのが判るのはちょっとかっこ悪い。もっともまだ個性が 出来上がらない若いうちは,自分を違った自分に成長させるために そういう行動も必要なことだと思います。
さて,自分は普通にしていても自分らしさが出るくらいの何かを 自分の中に育てることは出来たんだろうか?…そんなことを思いました。

2/20(福岡)
二週間ぶりに息子にあうために朝から福岡へ。幸せな時を 過ごしております。

2/19(ちょっと忙しい)
仕事のことを具体的に書くわけにはいかないのだけど,ちょっと 最近忙しい。いろいろとたくさんのことを同時に走らせてしまって, 常にいくつかのことを気にしていなければならないという状態。 うまくいけば,何の苦労もなくするすると進むことが,結構うまく いかなかったり。例えばやりたいことあってなにかを買って, 買ってそのままの状態で使えればいいな…って思っていたのが, やっぱりだめで,マニュアルを読んだり,人に聞いたりしないと 使えなかった…とかそんな感じ。
そういうなか遊びの予定もぎっしり詰まっていて,その遊びも, なんだかやっつけ仕事的にやってるような。
結構大変なんだけど,案外精神的には追い詰められていないのは, 忙しすぎるのが周りからも見えるのか,あまりケチをつける人がいない。 忙しいときにケチをつけられて,怒られたり,お願いしたりとか しなくてはいけなくなったりすると結構ドッとくるんだけど, 今のところそれは無いかなぁ。
まぁでもちょっと体調的にはきついのだけが心配。あとでどっかり 来たりするからなぁ。

2/18(雪)
朝起きたら一面雪だった…というのはちょっと前で,今日は軒とか 自転車の上とかに3cmくらいの雪が積もってました。前回は 結構気温が低かったのか,さらさらの雪だったのだけど,今日は もっさりとしたぼた雪でした。でも公園とかはしっかり一面真っ白。
で,今日の昼間は天気も良かったので夕方には雪がすっかりなくなって ました。
いずれにせよ今週はなかなか晴れず,気温も低くてしっかり 冬という感じです。

2/17(意欲のエネルギーは有限)
ずっと前から思ってることをメモ。当たり前のことかもしれないけど, わたしのいいたいことを言ってる人をあまり聞かないので。
…。
わたしは個人がもってるエネルギーというか,もう少し精神的なものと いうか,つまり「やる気」「意欲」「行動するエネルギー」みたいのは, 有限だと思ってます。
人ってずっと何もしないのは結構苦痛で, それが出来る人は,実は頭の中ではいろいろ考えたり,もしくは 一生懸命に無心になっていたりしてるだけで,普通はじっとしてると 何かしたくなります。でもじゃぁずっと何かをし続けるのも辛くて, 特に無意識に出来ないものは続けていると精神的に疲労します。 楽しいことはあまり苦にはならないけどそれでも無限に出来るわけでも 無い様に思います。朝起きて「今日は○○で遊ぼう」とやる気マンマン だったのが,他のことが起きてそっちを楽しくやっていると,なんか 満足して,疲労して,○○についてはもう良いや…というようなことは よくあります。
こういう意欲みたいのは,若いときはたぶん一日では使い切らないくらい たくさんあるから,片っ端からやりたいことをやっても大丈夫でした。 でも歳を取るとだんだん減ってくる。技術的に意欲のエネルギーの 消費を減らして走ることは出来るけど,それでも有限な気がします。
わたしがずっと前…,もう20年以上前かなぁ,意識してるのは,その エネルギーをなるべく有益なことに使おうということ。楽しいだけで やることを選んでしまうと,まったく何も残らないものにそのエネルギーを 使って,やっておいたら有益だったことをするだけの意欲がなくなって しまうことは良くあります。
そういうのは何かというと例えばゲーム,Webをみること。他にも たくさんあるのですが,有益な部分とそうで無い部分を併せ持つものも 多いです。おしゃべりとかは役に立つ場合もあるし,まったくのそのときに 気晴らしにしかならない場合もあります。読書とかもそう,メイルを 書くのも役に立つ人間関係を築けるときもあるしそうで無いときも あります。
ですから,有益なことばかりをやろう…と思っても,その選択は結構 難しくて,むしろ無駄なことをやったほうが長期的に役に立つことも あります。
それは当たり前なことですが,無駄なことをやらないというのは,つまり 時間の無駄というよりも意欲の無駄になりかねないという意味です。 これは時間を見てやることを決めるということではなくて,常に 自分の心のやる気の状態を見て,その「意欲」をどこに向かわせるかを コントロールするということです。「今日はここで誰々と雑談をすると それで満足して一日終わるな」とか「雑用をしていると仕事をやった気に なるな」とかそういうことを意識するということ「仕事のメイルを 読み書きしてるだけで仕事をした気になって一日終わる」とか そういうこともあります。もちろんそれで良い場合もたくさんあるし, 多くの仕事はそういうものでしょう。でも自分が本当にやりたいことが あったり,ここしばらくの間は,それに打ち込まなくてはいけない…とか いうときは,他の事で,その意欲を失わないようにうまく方向を選んで あげないといけないのでは?と言うことです。
ちゃんと自分に役に立つことに,意欲を使ってますか?消費してませんか? 等と思います。

2/16(モーションブルー)
今日は横浜モーションブルーに久しぶりに行った。平日の夜に 横浜でライブを見るのも,もう数年ぶりだけど,モーションブルーも そう。いつぶりだろう?。横浜のライブは2年位前のプロムナード以来 かもしれないなぁ。
というわけで,今日は帰りが遅くなったので,特に日記ネタはないのだけど, モーションブルー,ライブの開始時間が18時半と早いのは,終わって 帰ることを考えるととても助かります。行くのが大変ですが。あと, いつ行っても思うけど,ここはチャージが安い。ブルーノートと はしごしてくるミュージシャンもいるけど,2,3千円安いですよ。
そうい意味ではいいライブハウスなんですよね。店員も結構上品で, しかも暖かいような気がするし。横浜に住んでいたら,もっと 頻繁に行ってもいいなぁ…と思うところでした。
ちなみに外の赤レンガでは屋外スケート場があって,ちょっと びっくり。
あっ,ライブ自体の感想は別途書きます。すばらしかったので絶対。

2/15(年寄りの説教じみた話ですが…)
ネットで 最近の新入社員が「新人に電話を取らせるのは おかしい」といったとか言わないとかいうのが話題になっていました。
まぁ,他愛も無い話だなぁ…と思ったりもします。なんか「最近の 若い人」というくくりになってますが,自分が若い頃も,なんで 若い人に雑用やらせるんだよ…とは思っていた気もします。面と向かって いわなかったけど。だからこういうの昔からあるんじゃないですか?。
で,電話の話。わたしは若い人にやらせるべきと思いますが,それぞれの 職場の事情があるので,それが絶対だとはいいません。ただ,なんとなく 思うのは,若い人は自分は電話応対が出来るけど,面倒だからやりたくない と思ってるような気がして,それは間違った認識だなと。面倒なことを やるのが仕事なので,面倒だからやらないのは仕事をえり好みする人 ということになり,仕事を任せられません。あと,もっと大きいのが, 電話できると本人は思っていても,案外出来なかったりするんですよ。 友達と電話するわけじゃなくて,お客さんとか業者とか,そういうところに 電話して,相手のいうことをきちんと理解して,相手を不快にしないように 伝えるとかそういうの。
若いときは頭では自分は出来ると思っていても実際にやってみると 出来ないこと。また自分は出来てると思っても,相手は不快に思っていたり することって結構あります。だから訓練という意味でやるべきでしょう。
もっとも上司も手分けして半分くらいはやってあげてもいいとは 思いますけどね。わたしは新入社員の頃,上司がバンバン電話かけまくって 情報を集めてるのを観て,こういう風に仕事とはするのかと思ったことが あるので,うまく電話ができるというのは,結構難しいし,できれば 武器になると思ってます。

とかいうことを考えると,最近オリンピックで話題になった国母さん。 けしからんという人と,騒ぎすぎとかいう人いろいろあるんですが, まぁわたしもあんまり引っ張る問題ではないと思いつつも,一度は しっかり怒ってあげたほうが良いと思うので,現状くらいでいいんじゃ 無いですかね?。
腰パンツがかっこいいとか,彼らしいとかいう人もいますが,それは きちんとした格好をできる人が,そうすればそうかもしれませんが, それしか着こなしが出来ないとか,深く考えずにやったとかであれば, 別に誉められたものではないと思います。謝罪会見で,きちんと フォーマルな格好をしてきて,それも日本のサラリーマンとかの 格好じゃなくて,ヨーロッパの紳士くらいの格好をして出てくれば, この人,きちんとした格好が出来た上で自分らしさで腰パンなのね,と ますます評判を上げたでしょうに。
数日前の言戯に知ってることと分かってることって話が載っていて, あぁそうそう,若いときって実際にやったことないのに知ってるだけで 自分は出来る…と思ってるようなことってあるよなぁとか思い出しました。 だからきちんと手順を踏まえてやることを覚えるのも若いときは 大事な訓練だと思います。

2/14(最近ヨーロッパ型社会への憧れが語られなくなった)
朝TVを観ていたら,「自民党が情けない」みたいな話をやっていて, 今の民主党もだめだけど,以前の自民党には戻したくないし…みたいな 事をテレビの人が言っていました。はぁー?,と思いました。
ってことは,政権交代前より政権交代後の今の方がいい…という 認識なんですねぇ。政権交代後に何か良くなったことあったっけ?って いうのがわたしの認識なんですが。自分達が否定して交代させたから 今更後に引けなくなってるだけなんじゃない?,という気がしてます。
もっとも今の自民党は政権交代前の自民党よりパッとしなくなってると いうのはわたしの認識でもそうなので,今の自民党で大丈夫か?という のであれば,解らないでもないですが。
マスコミというと,一時期ヨーロッパ型…というのがもてはやされていたのが, 最近ちょっと聞かなくなってきてます。ワークシェアリングとかの 話でよく聞いていたのだけど,どうしてその話が出なくなったんでしょう?
最近,子供のことを考えて,近所の病院とかの場所を調べたりしてるのですが, まぁ病院はいろいろ行ってみて,相性がいいところを探せばいいやとか, そういうことも思ってますが,あぁーそういえばヨーロッパというか オランダとかは,病院を患者の方で勝手に変えられないのではなかったかな?。 ホームドクター制度というのは,そういう部分まで含むという場合も あるようです。これってワークシェアリングの思想でもあるんですよね。 一部の医者だけが人気で流行るのを防いでいるというか。
患者の側からすると,医者を自由に変えられないのは不安です。 ヨーロッパ型が必ずしもいいことばかりじゃないし,アメリカは 皆保険がもう絶望的だし,案外日本の医療制度は世界一なのかもなぁと 思ったりすることもあります。
今,診療報酬の改定とかも話題になってるけど, これが良くなることになるのか,悪いことになるのか…,まぁ よくわからないな…とか思いました。
今日読書メモをアップした,海外事情の本にも書いてありましたが, ヨーロッパって町並みに統一感があってきれいだけど,逆に, 新しい建築物を勝手に建てられないということでもあって,まぁなんでも いい面と悪い面があったりするよなぁと思います。それでも少しは いいところを取り入れられないかなぁ…とは思うのですが。

2/13(休日)
一昨日の夜は北関東で雪が降って昨日の朝は積もっていたようです。 ですが,東京は特に降ってはおらず,ただちょっと雨が…という感じ。 で,今日はその雨が続くのか?と思ったら,一応霧の様な雪が降ってました。 朝だけじゃなくて,ずっと降っていたのですが,濡れるというほどでもなくて, ややこしい。二日間連続で天気が悪いというのは,ちょっと久しぶりな 気がしました。
そんな中わたしは吉祥寺へ買い物。お昼を食べて,洗剤とかそういうのを かって,CD買って帰って来ました。あんまり長いせず。 ここしばらく疲れがたまってるように思うので,少しゆっくりしたかな。
天気が悪くてお布団干したり掃除が出来なかったのが残念。
ディスクユニオンでCDの新譜を見ていて,まぁ店の趣味もあるんだろうけど, ヨーロッパのジャズの方がアメリカのジャズよりもかなり多くて, アメリカのジャズって大丈夫か?…と少し思いました。まぁわたし自身 ヨーロッパのジャズを好んではいるんだけど,やっぱりアメリカのジャズは ジャズのルーツなので,それ自体が滅ぶとジャズの本質が無い状態に なってしまう気がします。
…とは言っても,ほとんど知らない人ばかりで,最近CDかったり 情報入手して無いからなぁ…と思いました。自分にも危機感感じてます。

2/12(商業による領地拡大)
昨夜NHKで ランドラッシュ〜世界農地争奪戦〜というNHKスペシャルを やってました。イレギュラーなNHKスペシャルなので録画はしてません でした。冒頭だけ見てお風呂に入ったので,あまり語る資格は 無いのですが,少し思ったことを。
要はある国が農地を確保するために,外国の農地を買収してるという 話。買うのはアメリカとか韓国とか中国とか。変われるのはウクライナとか アフリカとかそんな話でした。韓国は自国の農地より大きい土地を 海外にもってるみたいな話じゃなかったかな。日本人もいました。
国が後押しをしてる場合もあるようですが,主に動いているのは 役人ではなく企業とか経営者とか。
ちょっと不思議に思ったのが,昔だと自国の農地が足りなくて, 国民の食糧がまかなえなくなると戦争をして他国を侵略していたのだと 思います。今は侵略戦争とか出来なくなった。だから外国の土地を お金で買ったり借りたりする。昔はそれがなぜ出来なかったかというと, そんなお金がなかった。お金を渡しても相手が貨幣経済を理解して いなくて売ってくれなかったりした。あとその土地の地主から買っても, 国自体がそれを認めなかったり,契約を反故にされたりしたから。 お金では買えないから戦力で買ったという感じだったのでしょうか?。
なぜ今はそうじゃないか?というあたりがよくわかりませんでした。 例えば日本人が外国の土地を買ってもそこは日本になるわけではなくて, 外国のまま。たぶん税金もその国に納めるしもしかしたら農民も 現地の人を雇わなければいけないかもしれません。そうすると外国の 土地を買ったというより,そこに移民したようにも見えます。 それでも自国のためにそれがなるのは,やっぱり自由貿易がある程度 見込めるからでしょう。収穫した作物をちゃんと海外に持ち出せるとか, 税金が異常に高かったりしないとか。でもそれってちゃんと保証されてる わけじゃないですよね。でも保証されてるように見えるのは,たぶん そういう無茶をその国がすると,結局は経済封鎖とか戦力で圧力を かけられる国が,その国の土地を買いあさってるってことは 無いでしょうか?。
そういえば自由を世界に広げるとか言いつつ,言うことを聞かないと 戦力で圧力をかける国がありましたねぇ。それって相手の自由を 認めてるっことなるんでしょうか。
結局のところ相手にきちんと対価を払ってるから一方的な搾取ではないと 言うことなのでしょうが,本当に対等な契約なのか?という気はします。 そういえば,戦前だって,海外に移民として入植した後,そこに 移民を保護するという名目で軍隊を送り込んだりしていたんだよなぁ。
そういう事を少し思い出しました。

2/11(清涼飲料水とガン)
今日は木曜ですが建国記念の日でお休み。散発をしてきました。
ところで,ネットで週にコップ二杯の清涼飲料水を飲む人は膵臓がんリスクが 約2倍にっていうのを読んで,えぇー??って感じ。清涼飲料って なんだよ?日本の規定だとお茶も入るよ,というので原文を読むと sugary drinkって書いてます。なんだろう?とも思いますが,たぶん 甘いジュースだろうなぁ。微糖のコーヒーとか入ってるんだろうか? 等とさらに疑問は。
コーラとかはわたしは飲みませんが,微糖のコーヒーとか飲むこと あるかも。というかこの記事ジュースは入らないとかいてますが, 甘い野菜ジュースは結構糖分入ってるんだけど,大丈夫でしょうか?。
もっともわたしがガンになる前は甘いものはほとんど食べず, むしろ酒ばかり飲んでいたので,このケースは当てはまらないのでは という気もします。まぁわたしのガンがいわゆる膵臓がんではないと いうのもさらにあるし。
さて,この記事,膵臓がんの怖さが少し書かれてます。わたしは 自分の膵臓に腫瘍が発見されるまで膵臓がんが怖いって事を 知らなかったので,こういう周知がされるのはいいことの 様に思います。膵臓がんは症状がでるのはかなり進行してから なので発見がされにくいことと,実際に進行がはやいといことで, かなり怖いガンです。わたしが以前調べたときは,進行が早いのは 膵臓と肺のガンだった気がしますが,肺はレントゲンを撮る人も 多いので,やっぱり発見されにくいのは膵臓でしょう。あと よく効く抗がん剤が少ないというのも怖いということです。
膵臓がんになりにくくなる手段がわかればいいとは思いますが, 今回のはどうかなぁ。それに清涼飲料水が原因というよりは, 甘いジュースを飲む人は,太ってるとか他の食事も結構脂っこいとか そういうのあるかもしれません。ただ,やっぱり砂糖の取りすぎは 良くないし,肥満も良くないし,あと体に老廃物を貯める様な せいかつもあまりしないほうがいいんじゃないかな?とは勝手に 思ってます。だからわたしは結構水分というかお茶とかは よく飲みます。あんまり清涼飲料水とか雑な分類はしないで欲しいな とか思いました。

2/10(コンピュータで演奏する音楽)
今日は会社の後輩がライブをやるというので見に行きました。 ちょっと変わった音楽で,四人でコンピュータをそれぞれ操作して, 即興で音を出していくもの…というやつでした。最初退屈か?と 思っていたのですが,終わってみれば,まぁまぁ面白かったです。
ただ聴いている間,自分はこれをなんと思って聴いているんだろう?と ずっと考えてました。この手の音楽って例えば坂本龍一がやっているのとかも 生で観たことがありますが,わたし自身がこの手の音楽を聴き込んでいない 事もあってか,今回の様な素人?の演奏を聴いても坂本氏みたいな一流のを 聴いても,そこに作家性をまだ見出せなくいます。じゃぁ演奏技術とかを 聴いているのか?というと,これまた難しいことをやってるのか? そうでないかも良くわかりません。難しいのかなぁ。アイディアという 意味でいうと,本人達は新しいことをやってるつもりはあるんでしょうが, いろんな音楽をつまみ食いしたり芸術作品をそれなりに観たり聞いたりしてる わたしからすると,そんなに奇抜でもないというか。
もちろん音楽というのは必ずしも芸術である必要はなく,エンターティメントと しての音楽もすばらしいものがあります。実際,案外今回のライブは 面白かったのだけど,ただそういう面から見ると,もう少しお客さんに 楽しめるようにすることは出来るんじゃないか?という気もします。
そんなことを考えて聴いてました。楽しめたので別に批判してるわけでは ないのですが,コンピュータのみで演奏されるライブ音楽というものが, どういう形で作品となりえるのか?という答えがわたし自身まだ 見えないし,今回もやっぱり見えないなぁとおもいまいた。まぁ プロの演奏では無いので,もちろん,そこまでは期待してません。 楽しめたので十分なんですけどね。

2/9(暖かい)
今日は偉く暖かかった。ここしばらく寒かったので,結構な落差というか。 今日は雨もふると天気予報で言っていたけど,結局はふらなかった。
ちょっと最近忙しくて,頭が回らない。いろいろ取りこぼしてる気が するなぁ。

2/8(説明責任)
民主党と現政権の支持率が下がったとの事でNHKなどそのニュースが 結構大きく…。こういう時って国民の声を聞くためか街頭インタビューを したりします。そうすると最近は「説明責任を果たしてません」とか いう人が決まっています。そういうのを観るとわたしは大抵, あぁーなんかTVの解説者の決まり文句みたいのをいってるなぁと 思うし,たぶんTVを観て受け売りというかそういうのが意見を 言ってる気になってるんだろうなぁ…とかなりひねた見方を してしまいます。テンプレートというか,本当に自分でそう思ってるの?と いうか。
ちなみにわたしは説明責任という言葉がさっぱりわかりません。これまで 政治家が問題を起こすと,「説明責任をしろ」と声高に言われますが, 何をすればしたことになるのかさっぱりです。記者会見をしないと, 説明が無いといわれますが,会見をしても「説明を果たしてない」と 言われます。参考人承知とか証人喚問とかする例もありますが, これらも大抵終わった後「説明になって無い」とか「納得行かない」と 街頭インタビューには言う人がいます。
つまり何を説明しても説明されてないという人はいるって事では 無いでしょうか?いや,そういう人が少数ならいいんですけどね。
「わたしがやりました。悪いのはわたしです」といえば納得なんですかね?。 そんなこというわけないだろう。そんな決まった答えを言うのなら, わざわざ国会とかに呼ばなくてもいいよなどとも思います。
というわけでわたしは説明責任というのにまったく期待してません。 会見とかするならすればいいし国会で説明するならすればいいけど, それって何の効果があるんでしょう?。裁判に使うわけじゃないだろうし。 本当のことなんて簡単にいうわけ無いじゃん。
…と説明なんてしなくていいよというわたしですが,実際は 民主党には期待して無いので,誤解無いように。要はわたしは 政治家の金銭汚職のはあまり関心が無いのです。現政権の問題は そんなことじゃなくて,いい加減素人集まり政治を何とかしてよ, というものであるので,小沢さんの金銭問題に関わらず…という 感じです。

2/7(TVなき生活)
福岡から帰って来ました。福岡には昼3時過ぎまでいて,東京宅に ついたのは9時くらい。それからちょっとTVをつけたりしたのですが。
よく考えてみると金曜日からずっとTVを観てなかった気がします。 嫁さんの実家が今回ばたばたしていてそれどころじゃなかったから というのもあるし,無駄にTVを観ない家って事なのかもしれないけど, 外出してなくてこれだけTVを観ない日ってそんなになかったなぁと 思いました。
子供が出来てあまりTVをつけっぱなしにするのも良く無いなぁと 思っていたのですが,こういう生活になるのか…とか思いました。 まぁ別にTV観ないなら観なくてもいいんでしょうが,そうなると 本当にネットを観ないとニュースが見えてこないというか, 昔の人は,こういうときは新聞しかなかったとかそういうこと なんでしょうけど。
まぁ以前あまりTVを観れないときにラジオとネットでニュースを 観ると,TVで観てるときよりニュートラルな感じがしていいかな とは思いましたが。

2/6(新しい方式の車だと操作が新しいのも当たり前?)
トヨタのプリウスのリコール騒ぎ,あまり事情は 良くわからないのだけど,実際事故とか起きてるのでしょうか?
ブレーキの効きに独特の癖があるのはなんとなくわかりました。
その辺の記事をちょっと読んだときに思ったのは,車って方式が違うと 操作方法が変わるのは当たり前で,それに適応できない人は乗るべきではない ということ,ただしトヨタもその辺の周知が足りないなぁということです。 車の操作法の大きな変化というと,いままで何度かあって,パワステが ついたとかオートマになったとかそういうのもそうでしょう。これらは 操作が簡単になっただけではなくて,前者はパンクに気づきにくくなるとか, 後者はエンジンブレーキが利きにくくなるという点もありました。 ブレーキ関連でいうと,アンチロックブレーキがでたとき。 これまで車のブレーキというのは,踏むほうがロックしないように 気をつけて調整なくてはいけなかったのが,力いっぱい踏み込んでも ロックしなくなった,というか踏み込まなくてはいけなくなりました。 これらの操作法の変化のときに十分に周知されたのか?というとオートマ 以外はあまり周知してない気がするのですが,同じような問題は なかったのでしょうか?。
今回のプリウス特有のブレーキについて,上に挙げたものと比べて, 危険性が高いといえるほどのパラダイムシフトなのかなぁと思いました。
本当は車とかの場合新しい技術がでてきたら,マニア向けのスポーツカーとか 高級車から取り入れられて,それらは乗るほうも選んで車に乗るから, それなりに意識して操作して,そしてだんだん広まっていくものなんで しょうが,それに比べるとプリウスは特殊な方式であるにも関わらず いきなり市民権を得て一般ユーザに急激に広がりすぎたのかな?という 気もします。
要は新しい方式だから操作感は変わるでしょ?,それに対応が出来ない様な 人は新しい車に乗るべきじゃないし,それをソフトウェアの改修で 対応できると思ったトヨタにも慢心はあるし,これから電気自動車とか そういうのがでてきたら,こういうことはたくさん起きるだろうなぁと 思ったということです。

2/5(お葬式)
今日は親戚の葬式に出るために朝から飛行機に乗って福岡へ。 ちょっとさすがに疲れたので,それだけ。

2/4(外国人の日本道)
最近相撲界が何かと話題です。わたしはそこまで理解が深いわけでは ないので,とやかく言う資格は無いのですがちょっと思ったこと。
話題の一つは貴乃花親方の理事選挙出馬,そして当選。そして貴乃花に 一門を造反して投票した安治川親方の廃業宣言と一夜しての撤回。
そして今日は朝青龍の引退。朝青龍の引退は撤回は無いんだろうなぁ。
貴乃花の出馬については良くわかりません。でも志がある様に 言いながら,具体案がなにもいえないのは,なんかどこかの首相みたいだなと 少し思いました。でも,そんな貴乃花に廃業を覚悟して投票した 親方がいるくらいですから,具体的な取り組みがなくても, 政権交代があること自体が意味があったのかなぁと思うと,ますます 一緒ですね:-p。
でも安治川親方が造反したことで廃業を宣言したのを見ていて, あぁーやっぱりスポーツマンて潔いよなぁと少し感動したのでした。 政治の世界とか責任とって辞めるといってもせいぜい大臣職や 党の役職ぐらいで,議員自体止める人っていませんよね。親方株まで 手放すと聞いて驚いたのです。もっとも一夜明けてなんか引き止められた 様で,すこし肩透かしでしたが,別に廃業宣言自体が仕込じゃなかったと 信じたいので,とりあえず信じます。
で,今日の朝青龍。正直引退はびっくり。これもなぁなぁで,軽く処分して 終わりかと思ったらまさかの引退ですから。こちら審議委員会も 相撲協会も引き止めなかったようですから本当に引退するんだろうなぁ。 ある意味,朝青龍は外国人だけに,日本の相撲道を純粋に理解していて, 駆け引きとか腹芸無しに責任を取ったんじゃないか?という気すらしました。 外国で作られる豆腐や醤油の方がきちんと伝統的な手法で作られているという 話を少し思い出したというか。
別に朝青龍のファンじゃないし,擁護するつもりはないのですが,これだけ まだ強い時代に引退する力士は珍しいので,かなり驚きました。

2/3(節分)
明日は立春ということで,今日は節分。…というのをすっかり 忘れていて,12時10分前にあわてて豆を炒って,まきました。
今週は出張が多くてなかなか大変です。
書き忘れましたが,昨日は東京は雪で,朝真っ白。昼間は温度が上がり ほとんど融けましたが,今日の夜もちょっとだけ降りました。 雪な春ということのようです。

2/2(フードデザート)
昨日のクローズアップ現代で「フードデザート」 というのをやってました。
フードデザートという言葉は知りませんでしたが,デザートって 果物?と思ったら「砂漠」の方でした。ちなみにフードデザートで 検索すると結構引っかかりますので詳しく知りたい方は調べてください。
フードデザートとは,町の商店街が,郊外に大型店舗が出来ることで, 廃れてしまい,その結果交通手段を持たない老人達が,生鮮食品等を 買えなくなって,栄養とかに問題がでるという話らしいです。
うちの日記を昔から読んでいる人はお気づきかもしれませんが, わたしの実家はもう10年以上そんな状態で,ずっとその問題は 深刻だ…と言ってましたよ。なぜいま問題?。問題にならなかった方が 不思議なくらいです。
なんとなくTVをみていると市街地の店が郊外に行ってという様な 表現でしたが,実際は郊外の小さい商店街の方がもっと深刻です。 いままで点在していた商店街がどこかの大きいモールによって つぶれる。都心と違い郊外の方が本当に車が無いと動けない状態ですから, そうなると本当に店がありません。
わたしの実家の話をすると,もう20年近く,わたしの母親は片道 20分歩いてスーパーに行ってましたし,10年くらい前にそれも つぶれて30分くらい歩いていってました。 わたしの実家がそこに住み始めた30年位前には歩いて10分くらいの ところにスーパーがあったのですが,しばらくしてつぶれてしまいました。 いまは,近所…と言っても歩くと15分くらいかかるところの魚屋が あるのですが,その魚屋も年寄りで,週に一度しか開かないという有様でした。 それでもうちの母が元気な頃は良かったんですが,2年ほど前に病気をしてから ずいぶんくたびれてしまって,さすがに30分かけてスーパーに行くのは不可能 だよなぁ,と思っていたのですが,実は去年の暮れに近所,歩いて 5分くらいのところに生鮮スーパーが出来たのです。
個人的にはそれで結構助かった…と思ってるんですが,このような 問題が解決して無いところはたくさんあると思います。わたしは このような現状を知ってるので,歳を取ったらむしろ東京の都心に 住みたいと思っているくらいです。
さて,TVではイギリスがフードデザートの先進国だ…ということで 事例を見せてました。イギリスでは年寄りが多く住むところに, 大学の学生寮を作るという方法で,街を再興したという例をやってましたが, それって,本当に国中のフードデザートを救えるのか?,フードデザートって 少ないの?と思ったこと。あと日本の大学って学生寮ってそんなに あるんだっけ?とか思ったりと,あまり参考にならないなぁと 思ったのでした。
解決策は良くわかりません。ただし日本はコンビニに新鮮な食べ物が 案外あって,都心はともかく田舎に行くとコンビニに野菜があったりも します…っていうか武蔵野市のコンビニにも野菜ありますよ。そして コンビニの食料はスーパーよりは高いですが,そこまで高額とも いえないでしょう。コンビニの食料は年寄り向きではなくて, うちの親も近所のコンビニにはほとんど行ってなかった様ですが, コンビニのあり方で少しは解決できないのだろうか?とは思います。 もうコンビニって昔の駄菓子屋とか個人商店の役割をするしかないなと 言うか。
あとは行政がどこまで大型モールを制限できるか。でもこれは 大型モールで買い物をしたい若者は反対するかもしれません。 でも昨日一昨日書いた無縁社会の話でもそうですが,みなさん, 自分が歳をとったときの暮らしやすい環境を若いときから作っておこうと いう意識が本当に無いのだなぁと思います。自分がどのように 歳をとってそのときの居住環境,人間関係がどうなってるかを 今のうちに考えて,そのために我慢できることはして,社会の 意識みたいのを形成しておくとかそういうことが必要な気がします。

2/1(メディアから受ける若者の成功)
ちょっと昨日の補足。
昨日,無縁社会が都会化や近代化により利便性を求めた結果とも 言えると言ったことです。ここ10数年ずっと思ってるのですが, わたしの世代にはTVや映画の影響もあって,以下の様なイメージを もっている人が多いと思います。「田舎はプライバシーがなくて 暮らしにくい」「親の仕事を継がなくてはいけない人は自由が無い」 「都会(東京)にでると未来が開ける」「都会は楽しいことが多い」 というようなこと。それが進んで「田舎は仕事が無い」とか「 嫁を取るのが大変」「田舎の人はお金をもってない」という印象も あるかもしれません。
一方で「都会は冷たい」「都会は怖い」「自己責任」というような 印象も発せられてきてます。
もちろん,都会が怖いので田舎で親の仕事を継ぐのがいいと思ってる 若者もいるかとも思いますが,上記の様なメディアからのメッセージから, 多くの若者が,大人になったら親を田舎において都会にでて就職すると いう成功モデルを思い描いていたのではないでしょうか?。
さらに社会制度の年金や健康保険制度が整備された関係もあり, 都会に出た子供が親を都会に呼び寄せる必要もなく仕送りもせずに 暮らせる例も結構あります。親と連絡を取るのは数ヶ月に一回とか,田舎に かえって親と顔を何年もあわせてないという若者も結構いるんでは 無いでしょうか?。
つまり近代の日本では社会制度もメディアのメッセージも,田舎から 都会に若者を集めて核家族化させることを良しとしたということでしょう。 なぜかというと,おそらく産業を伸ばすためにそれが都合が良かった からです。核家族は労働の流動化を促進し,いつでも若い労働力を 好きなところに異動させることが可能です。
そして,これはそんなに長い時期発せられたメッセージでは無いかも しれませんが,女性が働いて経済的に自立するのが良い。恋愛も自由で, 結婚なんてする必要が無い…というのを進んだことだというメッセージを ドラマとかが流していた時期もありました。これも結局,女性の中から 優秀な人を自由に選んで雇用することや,婚期を遅らせることで, 若い男女が家庭にエネルギーを費やさないようにしていたのかも しれません。
そう考えると私自身が,田舎に両親を置いて上京してる身ですから, そういうイメージを見事に刷り込まれた世代です。さすがに人間が 生きる理由は子孫を残すことということには気づき,結婚し子供を 作ることはしましたが,仕事は親に縛られず自由に選んでいます。 でもやっぱりこの歳になると田舎に残した親の事も気になりますし, 自分が田舎育ちなだけに,子供を都会で育てることの不安もあります。 大家族で自分の親に子供の面倒を見てもらい田舎で働くという 幸せだってあるはずなのにと思いますが,現状は社会が 十分に田舎に雇用創出できてないこともあり,難しい面もあります。
ただ,やっぱりそういうのって社会構造以前に,メディアから発せられた メッセージも大きいと思うのです。洗脳とは言いませんが,社会全体が それを良しとした。でも,同じように上京しても,その成功モデルに うまく乗れない人もいた。その人がどうなるかは,当時の若者も イメージできてなかっただろうし,社会もうまく対応出来て無いのかも しれません。そしてその現実の一つがが無縁社会の様なものでしょう。
いまもしそのような都会での無縁者が問題になるのであれば, 我々が若い頃にメディアから受けた,「若者は都会に出る」という モデルと違うモデルがメディアから示されるのか?。それがとても 気になります。


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