2008年4月の日記&雑感


だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。 あしからず。


4/30(得をした人,損をした人)
ここしばらくの大方の予想通り,ガソリンの暫定税率復活は あっさり可決されましたので,ガソリン税は元に戻ります。
この問題TVで大騒ぎしてるのですが,わたしとしては短期的には あまり興味の無い話でした。というのはガソリン税が下がっても なんの生活には変化がありませんでした。バス代やタクシー代が 下がったという話も,宅配便の値段が下がったという話もありません。 物価に反映したという実感もまるで無い。車を持ってる人は 並んでまで給油したみたいですが,車を持っている人だけが享受する 減税であれば,「おらが町へ道路を引いてくれ」というのと同じ(つまり 特定の人だけにしかメリットが無い)のりだと思いました。
まぁそれは皮肉ですが,逆に今回の税率復活で便乗値上げがあるような 気もしていて,だったら最初から今の税率のままやっていたほうが, 便乗値上げもなかったのではないか?とか思ったりもします…が, まぁそれについてもわたしの生活にはあまり関係ないのでしょうか?。
むしろ,よく言うところの「経済を活性化するために減税をしよう」と いうのが,まるで効果が無いことが実感できたような気がして, 小さい政府とか民需とかいうのは,本当にいいのかね?とか思ったりも しております。いずれにせよ暫定税率復活への反対意見を読んでも,あまり 共感する意見は無いなぁ…と思いました。
もっとも,大きな話でいうと,国の歳入と支出用途のバランスが 悪いなぁ…というのは感じていて,そういう意味で大きな税制改革が 必要なのでは?とは感じてます。ですので,今回の一般財源化という 案は,出来たらすごいかも…とは思ってましたが,これも民主が つぶしちゃったので,当面棚上げなんでしょうか?:-p。そんな 気もしてます。
ところで,今回の税率の件とか,高齢者医療保険の問題…,どうも 全貌が見えないくて,瑣末なところを報道しているようで,是非の 判断が出来ないので困りました。大体経済の仕組みが変化したり, 物価が変動する時には,必ず損をする人と得をする人がいるはずです。 ですから,今回のガソリンの値下げや値上げ,医療制度の変更でも きっと得をした人がいるはずですが,誰がどのように得したのかが, まるで報道されません。まぁ儲かった人は黙っているのでしょうけど。 保険のほうは「お年寄りの負担は総額で見れば,ほとんど変わらない」 のだからたぶん得をした人もいるはずです。その人たちは にんまりと黙ってるのでしょうね?。
ついでに書くとお役所の無駄遣いだって,その恩恵に被っている 業種が山の様にあるはずです。それだって市場を活性化させているかも 知れません。
まぁそういうわけで,税制の変化は,そういうバランスが変化で, その周りで産業の変化が起こるのだろうな…と思います。ですから, そういう中で将来の社会のために思うのは,福祉や医療の充実とか 産業新興なのでは?と思います。ですから,ガソリン税の減税が そういう方面にほとんど影響が出なかった今回は,結局減税を 国民に返しても大して意味が無い…って事がわかったのかなぁ…と 漠然と感じました。

4/29(近所で過ごす)
二日ほど出歩いて疲れたので,今日は近所で過ごしました。 杉並の某図書館が自宅から近いのでちょっと行ってみて, 蔵書を確認。初めて行ってみました。あまり普段は公営の図書館とか 使わないのですが,会社の図書館はわりと好き。公営の図書館は うーん,いろんな人が使うことが前提なので,蔵書はちょっと 微妙ですね。でも,本当の専門書はほとんど無いのだけど, 売れ筋の本もあまりない。どういう本を選んでいるのだろう?と ちょっと思いました。
そのあと自転車でちょっと近所をうろうろ。久しぶりに阿佐ヶ谷住宅の あたりを見てまわりました。阿佐ヶ谷住宅はほとんど空き家みたいでしたが 再開発工事を始めてる感じもなくて…,なんか時間が止まった様な 空間でした。
そのあと自宅に戻り,しばらく休んだあと,夕方大久保に行って 楽器屋をちょっとみましたが,欲しいというか手が届く欲しいものが なかったので,すぐ帰った。
そんな一日でした。

4/28(浜離宮,お台場)
GWで嫁さんと遊びまわっているので,しばらく日記は薄め。
今日は浜離宮に行った後,お台場に行きBBQ等をやってました。お台場の BBQは去年もやったけど,浜離宮に行くのは初めて。以前から 一度いってみたかったので,満足。平日だからというのも あるのかもしれませんが,そんなに人がいない…というか 来てるのは海外からの観光客ばかりでした。
浜離宮は都会の中の異空間というか,特に汐留の高層マンションに 囲まれている感じがシュールな風景でもあるんですが,その中に 純日本の庭園,しかも水をふんだんに取り入れている庭園が あるのはちょっと異様。でも素敵な空間でした。また行こう。

4/27(上野)
上野の 国立科学博物館にいってダーウィン展を観てきました。
そのあとはアメ横あたりをうろうろして帰った。
ダーウィン展はTVでダーウィンの番組をやってたりするせいか, 混んでました。子供も多かったのですが,子供のみやすさを 狙ってか,展示パネルを低めにして,上からライトを照らしているので, 実際は文字盤が暗かったり,子供がパネルに乗っかって 見えなかったりと,あまりうまい展示ではなかったな…と いう気はしました。こういうのは展示の方法で,もっと 見易かったり人が流れやすかったりするのにな…と 思いました。
博物館を出たら,表にマツダのロータリーエンジンカーが たくさんいて,ロータリーエンジンのフォーラムが あっていたからみたいです。本当は,ロータリーエンジン車発売40周年展というのが あってるとリンク先にはかいてるのですが,なぜか国立科学 博物館のページには何もかいてなくて…何でだろう…とちょっと 不思議に思ったりしてます。

4/26(ダライラマ)
今日は長野でオリンピックのトーチリレーをやっていて, なにか起こる瞬間を撮ろうと多くの局で生中継してました。 そんなの生でみるほどのものですか?;-p。
ところで,現在ダライラマが妙に人気があって,世界中…という より主に西洋の識者が支持しているようです。ふと,ガンジーが インドで活動していた時もこんな感じだったのでしょうか?。 なぜ非暴力で国の独立を勝ち得るのだろう?と思ったこともありますが, こういう風に観てる人の心をつかんだのかなぁ…。もっともインドの時は インドを支配していたのはイギリスで,イギリスの識者の中に 支持者が増えたのが独立への力へなったのでしょうけど,現状の ダライラマは中国の中にどれくらいの支持者を持ってるか?と いわれると,なかなかそんなにすんなりはいかないのだろうなと 思います。
そういうことを思ったりもしましたが,TVで出演者がチベットのことを もっとしらないと…とか言ってるのを聞いて,オイオイ…と。 ダライラマというと10年以上前にノーベル平和賞を取っているし, セブン・イヤーズ・イン・チベットという映画が公開されたときも, 相当話題になったと思うけど…。
わたしというと,件の映画は観てないのですが,2001年に 広島で「世界聖なる音楽祭」というのがあったときに観にいって, それがダライラマ提唱という形を取っていてちょっと関心を持ったり しました。 同じような時期に確か来日して,一般の人の前で講演をしてるのを 聞いて…というかそのあとの質疑で,曇りない受け答えを してるのを観ました。高僧というか,一流の宗教家というのは, どういう人の質問に対しても,スパっと答えを出せるんだな…と すごく感心をしたのを覚えてます。 先日の成田での会見とかを見ていてもやっぱり 同じような印象を持ち,僧侶というのは高度にデベート訓練… というか禅問答なんだろうけど,やってるんだろなとか おもったことを思い出しました。まぁただこの人って聖人というよりは, やっぱりどこか政治家臭い感じもするのですが,まぁそれについては いいか…。
そういう風にダライラマが口を開くと,チベットとかいうよりも, もっと大きな視点で,語られてしまうので,まぁつまりは その辺の政治家が束になってかかっても,論破するのは難しいなと。 いずれにせよ,ダライラマはすごい人だよ,そんなことは みんな良くわかってたのでは?,ノーベル賞取ったわけだし, …と思っていたのに,20代とかの若い人ならともかく, わたしより年輩のTV司会者とかが,ダライラマのことを すっかり知りませんでした…の様に言われると,これまで ダライラマが訴えてきたこととかすっかり忘れられているのか, と思ってちょっとがっかりしました。
それとも何十年も続いている問題でも,初めて聞いたことの様に 報道しないと,若い人がついてこれないのでわざとやってるんですかね?:-p。 でも,こういう風に扱われると,なんかブームみたいに,また 終わっちゃうのか?とちょっと不安にも思います。

4/25(JASRAC)
JASRACに公取の立ち入り検査が入ったという話。 昨日のニュースになってネットは大騒ぎしていましたが,意外に 普通のTVなどのニュースでも大きく取り上げていました。社説でも そうだし。この関心の高さは何なんだろう?。
JASRACについては,いろいろ思うところはあるけど,あるだけに ネットで喜んでいた人も多いような喜び方はちょっとしづらく 思いました。特に今回の調査は放送で包括契約をしている件で, だからといって包括契約をやめて,一曲一曲をカウントすると いうのも,いくら情報処理技術が進んでいるとはいえ,結構 大変なことでしょう。いっそのこと放送で曲をかけるのはやめよう …とかなると別の意味で音楽業界の受けるダメージは大きいと 思うのだけど…。
もっとも現状はJASRACが実質的に日本のほとんどの曲の著作権を 管理していているので,放送局もJASRAC以外の曲をかけようと思わない。 かけようと思っても,JASRAC以外の契約するのが面倒だから かけないという意味で,JASRAC以外の選択肢がなくなっているという 事実はあるのでしょう。放送に関しては利便性は高くても,JASRACの 管理曲は作者自身でも細やかな管理が出来なくなるなど,柔軟性が 極めて低いので,やはり異なる管理契約形態を持つような他の 管理団体にもある程度シェアを広めて欲しいと思います。
…となるとどうなるのが良いのでしょうか?。放送にとか 音楽の利用形態ごとに著作権料を管理するような別のプール組織を 作ってそこにJASRACとそれ以外の管理団体が入るという手も あるよな…とも思います。JASRACの管理分野を, 放送,ネット,店舗,一般とか分断して,それぞれでの プール組織を作るとか,そういうマトリクス(縦軸が管理団体, 横軸が利用分野とか)みたいのが出来ればいいのかな?。
でも,それはそれで新たな階層が出来て, 煩雑になるとか,その団体は独占状態じゃないのか?とかそういう 話も出てくるでしょう。ちょっと難しいか。
いずれにせよJASRACがお金取ってることが問題なのではなく, 放送も含めてすべてのメディアメディアに対して,徴収権をもっているので, 柔軟な対応が出来ないって事なんでしょう。今回の立ち入り調査が, なにかJASRACのあり方を変えるきっかけになるのかどうかわからないのだけど, おかしなことにならないようにして欲しいと思います。

4/24(雨が多い春)
ようやくつつじも咲き始めて春も深まる季節という感じなのですが, 今年は天気が不安定で,なかなか晴れが続きません。今日も 曇ったり降ったりを繰り返す天気。その中で出張でした。 まぁでもダイブ暖かくなったなぁ。セーターや手袋は不要。 上着も薄めのやつに変えました。ちょうどいい季節といえば 季節で。これからはどんどん暑くなるんだろうな…。
暖かいので体調もわりと良いのだけど,体重もなぜか 増えてるので,もう少しまとまった運動をしたほうがいいのかしら?。 それより間食をやめたほうが良いんでしょうね。
でも,今週は出張が多かったり,仕事もちょっと遅めで, 睡眠時かも以前からすると一時間ほど減ってるので, 体の疲れを取るほうが重要かもしれない……って 思ったりしました。そんな一日。

4/23(復讐とは?)
山口県光市の母子殺人に対し死刑判決が出たことがニュースで 多く取り上げられてました。この事件はこれまであまりにもメディアで 取り上げられているので,今回の判決についてはわたしは細かい 意見は書きませんが,違和感はありませんでした。
ですが,ふと読んだ弾氏の 復讐権の話でちょっと考え込んでしまいました。
一瞬説得力を感じたのですが,しかし良く考えてみると, 刑罰というのは復讐のためにあるのだっけ?…という疑問が 浮かびました。復讐という視点でかんがえると,確かに被害者の 遺族救済のために加害者への罪を重くするというのは理にかないますが, 刑罰はそのためにあるのでしたっけ?。
刑罰が何のためにあるのか?という疑問は以前も書きましたが, イマイチすっきりしませんし,意外にその前提を明確にして 議論してるのも見かけません。何のためにあるんでしたっけ?。
それは以前も書いてるのでちょっと保留して,もう一つ。 「復讐」というのは本能によるものなのか?ということです。 人間以外の生き物で復讐をする生き物はいるのでしょうか?。 もちろん,人間だけだとしてもそれを不自然というつもりも ありませんが,どういう理屈で起きたのでしょうか?ということです。
復讐というのは仕返しのことですが,仕返しをする動物って なにかいましたっけ?。動物は危険予知をしますが, 敵にけん制するって意味で,仕返しをしている動物っていましたっけ?。 動物って目の前の危機が去ったら,けん制するのもやめるものが 多いように思うのですが…。
p 弾氏は人間が他人を殺す能力があることを殺しのライセンスを 天が与えたと評しているけど,それは復讐のために与えられた 能力なんだろうか?という気はしました。 日本では江戸時代にあだ討ちが正当だったように,制度的に 復讐が認められた時代もあったようですが,これって日本以外にも 多く存在していたのでしょうか?。
復讐というのはなんとなく文化的文明的な概念のような… ちょっとそんな気がしたので,メモ代わりに書いておきます。 良くわからないので,まだ勉強する必要があると思いますが…。

4/22(ネットリテラシ)
最近子供に対するネットからの悪影響を懸念する声が大きいし, わたしもそう思いますが,一方でじゃぁ大人がネットを正しく 安全に使っているか?というとちょっと疑問もあります。
先日の新聞のコラムに身に覚えが無いのにスパムが くるっていうのが載っていました。新聞にコラムを 書くくらいの人は,いまどきネットやメイルはある程度 使っているだろう…と思ってたので意外でした。
スパムなんていうのは別に変なサイトを覗いたり, スパムメイルに返信をしなくてもくるもんでしょう。 自分のアドレスを誰にも教えてないとか,名刺にも 書いて無いとか,どこかの展示会とかに登録する時に Webから入れて無いとか,…一切使って無い人ならともかく, そういうのに使っていたら,どこかから漏れることは十分ありえます。 昨今,個人情報がちょっと漏れたくらいで大騒ぎしてる様ですが, 大騒ぎしている新聞自体が,なぜ大騒ぎされるかわかってないのですかね?。 一つ漏れると,どこに行ってどう使われるかわからないから, ネット社会の個人情報流出は怖いのです。
10年前ならともかく,いまやWebやメイルが使えないと 仕事にならない会社員は多いと思いますが,時々メイルの使い方に 危うさをかんじる人はいます。一番多いのが,To:やCc:に誰が いるのかを毎回チェックせずにメイルしている人。引用の 仕方がおかしい人,メイルも立派なビジネス文書だと 思うのですが,なぜかちゃんとした挨拶とか出来ない人…。 スパムだと思ったので観ないと捨てた…とかいいますが, 観るだけでスパムに感染するようなメイラーを使うのも ちょっとリテラシーが低いようにも思います。
子供の教育…といいますが,今の大人もよくよく考えると, メイルの使い方Webの使い方とかは習ってきて無い気がします。 今は学校でどのように教えてるのでしょう?。ルールが年々 微妙に変わって行ってるので,教えるのは大変だと思いますが, 大人の中にもこれだけばらつきがあると,ある程度国で教科書を 定めて,最低限のことだけでも教えてくれると良いのに…と 思ったりもします。そうなると自分が今普通にやってることも マナー違反になってしまう可能性もありますが(^^;)。まぁ いずれにせよ,子供のネットのことを心配する以前に大人が 理解してなかったり過剰に反応しているのを見ると,その辺の 世論もあてにならないな…とは思います。

4/21(皮膚のいろ,癌とはなんのためにあるか?)
今まで何度か高齢者保険制度の問題ですが,週末にTVを見てると 当事者のお年寄りは文句を言いつつもどこか諦めてる感じがして, わたしのこれまでの書きようは,強すぎたかな…とちょっと反省 しました。当のお年寄りよりメディアや野党の方が,なんか 感情的のようですね。まぁ人それぞれ…って部分も多いのでしょうけど。
……。以上余談でした。
…ところで,最近の日曜のNHKスペシャルは病気の起源というのを やってるのですが,昨夜は肌の色にかかわる病気の話でした。 例えば肌の色が濃い人が,緯度の高いところにいくと,日光を うまく吸収できずビタミンD不足から発育不良が起きるということ。 一方肌の色が薄い人が高緯度のところに住むと日光が強すぎて, 皮膚癌になるということ。
オーストラリアの皮膚癌の多さはちょっと驚きましたし, ヨーロッパに住む褐色の肌の人達がそこまで深刻な状況と いうのにも驚きました。
人間というのは,地球上のどこにでも住めるのか?と思いきや, 意外に駄目…というか環境に対しては決してタフじゃないのだな…と。 あと,エスキモーの様に北極圏に住む有色人種は日照不足による ビタミンD不足を魚の内臓を食べたりして補っていた様だけど, 食の西洋化でやっぱり問題がでてるとの事でした。
つまり,食生活の近代化や,グローバリズムが人間にしっぺ返しを してるという点では,エコ論者や反グローバリズム論者が 喜びそうな話でもあったのですが,まぁその視点は置いておきます。
ちょっと思ったのは,癌というのは…エラー処理なのかも知れないな…と いうこと。環境適用が出来ない結果訪れるのが癌なのかな…という 気もします。悪いものを食べたり,ストレスを受けたり,そういう 物も含めて人間は環境に適用して進化していくわけですが,その中で 適用が出来なくて,淘汰される遺伝子もあるわけで,その淘汰の 具体的なやり方が癌…かと。
そういう意味で言うと,わたしはすでにエラーを起こしているのかも しれません。わたしの場合はなんだろう?。毎日お酒を飲むのには 耐えられなかったということか?。
高齢者の癌はエラーというよりは寿命なのかもしれませんが, 若年で癌になる場合自分の遺伝子を残せないので,やっぱり エラーだったんだろうなと思います。
わたしは癌は病気というよりは,プログラムされているものと 感じることもあるのですが,今回の番組でもそう思いました。

4/20(教育)
大阪から帰宅。

山口センセの「私たちは『子どもに触れさせたくない表現』 に触れながら育った」を読みました。 要は子供に不適切な表現に触れるのを規制すべきだという意見を いう人だって,子供の頃に不適切な表現に触れたでしょ?ってことの 様です。
これに対して自分の経験を書くと,現在の子供がどれくらいネットを 使いこなしているかはわかりませんが,今ネットで手に入るような 情報は,わたしが子供の頃は観たこともなかったものがたくさんあります。
はっきり覚えてますが,わたしが女性の性器の写真を観たのは 高校に上がってからです。それ以前というか中学の時くらいから 興味があったとは思いますが,同級生もそういう写真を持ってませんでしたし 不可能でした。当時はヘアヌードすら本屋には売ってませんでした。 今はコンビニのエロ雑誌は立ち読みできなくなりましたが,高校の頃までは そういう雑誌を手に取ることも出来なかったし,それ以外に 見る手段もありませんでした。
自分の経験からすると,明らかに今の方が露骨な表現に触れる機会は 増えていて,内容もかなり進んでいるように思います。ですから その経験にからしても,今の子供達が,今の情報に制限なく触れたら 自分と同じように育つのか,想像できません。だからやっぱり 警戒はしてしまいます。

まぁその話はここまで…。教育に関して別の話。
入学金未納の学生が入学式に出られなかったって 件は,私は学校の処置は問題なし…と感じました。恥をかくべきは 大人(親)でしょうが,ルールを守らなかったら罰を受けるというのを 身をもって経験できたので,教育的にはいいのだと思います。 他の学生の前で指摘されていたら,ちょっとやりすぎか?とも 思ったかもしれませんが,別室にいたわけだし。
さらに書くと子供は親が他の人に怒られているのを観るのは いい意味も悪い意味も含めて,ものすごい教育効果があると 思います。

4/19(ガソリン税)
今日は朝から大阪へ。
造幣局の桜の通り抜けに行きました。ここは以前から一度 行ってみたかったので,満足。いろんな桜があり,こういうのって 江戸時代とかに品種改良が盛んな時に作られたのかしら?。ソメイヨシノとは 違った赴きで楽しかったです。
…さて小ネタを。
ガソリンの再値上げに関しては,あまり 関心が無いのですが,…というのも結局ガソリン代が下がったというのが, 何も生活に影響を感じさせなかったからです。車に乗ってない人は そうなんじゃないですか?。ガソリンが下がって,輸送費用が下がって, 物価が下がったり,交通運賃が下がれば,「助かるなぁ」とか 思ったかもしれませんが,何も変わりませんでした。というわけで, 車に乗って無い人には関係ない…っていう印象になってます。 もっとも最値上げすれば,それらが便乗値上げする可能性は あるんでしょうけど…。

4/18(パクリとオリジナリティと人物と)
今日は朝からずっと雨。風も勃発的に強風になって, その時間に外を歩いていた人は大変だったようです。
それはいいとして…。
パックっていても人物がでてしまうのが一流 アートというか表現において,オリジナルとか,パクリとか そういう話。もともとは「 漫画のトレースの話から始まっていて,漫画において, 他の人を参考に描くところから始まるのは多くの人が やっていたと。で,そこに対してのとあるブログでの突っ込みで, 「 オリジナルな部分が無いから『パクリ』と認定される 」というのがありました。
これに対しては,わたし的には同感なんだけど,この 「オリジナル」っていうのがなんなのか?というのが, ちょっと曲者だと思います。アートというのは,「作家性」である というのを,私は良く感じるのですが,作家性とオリジナルというのは 異なります。作家性というのは,その作品に,その作者が出るって 意味ですが,オリジナリティは独自なものということで,作家性が でるかどうかとは別です。奇抜で誰も見たことが無い作品を作れば, それはオリジナルかもしれませんが,ヘタをすると「意味不明」に なり,観る人の誰の心にも届かないかもしれません。しかし, その奇抜さをずっと続けて,そこにある共通性が生まれてくれば, その共通性を見て,人はそこに作家性を感じます。
自分の経験からすると…。音楽を例に挙げると,若い時は, だれも書いたことがない様な曲を書こうとか,演奏しようとか する。奇抜で誰も書いたこと無い,または難しすぎて,誰も 演奏できないような曲を…。そうやって前衛的になりすぎて, 誰も意味がわからないところに落ち込む場合もあります。
でも,長く表現を続けてきて,あるスタイルがその人の中に 確立されたら,人の曲を,単にコピーして演奏しても,その人が 演奏してることがわかる…っていうのはよくあります。ですから, 音楽ではスタンダードを演奏したり,人の曲をコピーしても, 演奏者の表現になることがよくあるのです。
最近よく思うのは,表現のゴールはここの様に思います。誰の表現を トレースしようが,その人が出ている…そうなれば,その人の 作品といえるでしょう。
もちろん,その人とわかる独自の作家性を作るために,まず 誰も聞いたことのない様な奇抜な表現をやります。その模索があって 初めて作家性が出る部分もあるでしょう。でも「誰もやってない= オリジナル」がアートのゴールでは無い気がします。そして, 作家性が確立してる作家の作品はパクリであるとか無いとか, そういう問題でも無い気がします。手塚治虫の例が出てましたが, 手塚治虫はさまざまな作品を残してますが,誰が見ても,彼の作品と わかる十分な作家性があったと思います。だからパクリかどうかは 大きな問題じゃなかったように思います。

4/17(ネタなし)
なんとなく今日はネタが無いので…。
会社の就業後飲み会…。帰りは雨だった。
細かくいろいろ思うところはあるけど,あまりまとまらない…。

4/16(医療制度の問題のサマリーを示せないマスコミ)
最近マスコミと民主党が騒いでいる後期高齢者医療制度の件については, 実はあまり興味がなくて,制度の中身については調べてません。 でも,年金から保険料を取るという話は,ずいぶん前に 聞いたので,まぁ聞いている人といない人がいるというだけ でしょう。自宅に保険証が送られているのに,なくしたという 人にケアしろというのは実質的には無理だと思うけど…。 というか周知不足というのであれば,それはマスコミの怠慢でも あるのでは?という気もするのですが,もしかしたら政府に 「広告を出してくれ」と営業活動をしているつもりなんでしょうか?:-p。
それはいいとして,今日のクロ現でこの件をやっていて, 年寄りの負担の話ばかりじゃなくて,今回の話は若い人も 高齢者の医療費負担をするようになったんですね。これは意識 してませんでした。というかそういう報道,いまだにやってないのは どういうことなのでしょう?。
今回の話にあまり興味を持てないのは,別に自分が高齢者じゃないから ってわけじゃなくて,現在の医療制度にはいろいろと問題がありすぎて, 今回のことだけを切り出しても何も評価できないからです。 たぶん誰がどのようにやっても,誰に文句を言われないように やるのは難しいでしょう。今のまま何も変えないというのも, やっぱり問題でしょう。誰かを良くして,誰かを悪くすることに なっていれば,当事者が文句を言うのも当然だと思いますが, 第三者であるマスコミは,全体を見渡して情報を提供しないと 一般の第三者はなんとも言えません。医療に対して,こうして欲しいとかは, 今まで何度も書いているので,今日は書きませんが,とりあえず 現状認識しやすいように,全体をテーブルに並べる…って事は 出来ないんですかね?。>メディア…。。それも 出来ないで,良く周知不足だ…とかいえるよな…とか 思ったりもします。
というわけで,高齢者の問題にはとりあえず思考停止中。もっとも わたしも高齢者の親を持っているので,実は他人事じゃなかったりします。 要は国が国が…とかじゃなくて,健康の問題って当事者が腹を くくらないといけない問題だと思うんですけどね。国の補助は ありがたいとは思うけど,そこがメインではないはずと思います。

4/15(気候と体調)
今日は一日出張。夕食も同僚と食べて,帰ってきたのは ちょっと遅めだった。
ところで,ここしばらくは雨が多かったのだけど, 今日は晴れ。気温も結構暖かかった。季節の変わり目は 天気が不安定だけど,今年は妙に雨が多い。雨が降ると すごく寒いのだけど,晴れると妙に暖かいの繰り返し。
で,自分の体調なのですが,手術のあとは痛いところが まだまだあるのだけど,今日は一日出張でほとんど立っていたのだけど, まぁ大丈夫だった。体調が復活してるというのもあるのでしょうけど, 暖かいのが利いている気もする。このまま痛いところが なくなっていくとうれしいのだけど…。

4/14(働くモチベーション)
仕事のマネージングとして部下にやる気を起こさせるっていうのは 最近の大きな課題の様に思います。一方雇用されるほうも, 楽しく仕事をするとかやる気を出すとか,そういうことを 書かれた本もあるので,雇用側が一方的にそれを望んでいるわけでも 無いのかもしれません。
確かにつまらない仕事をいやいやながらやるよりは,仕事を 楽しくやるのは,やってる本人も精神的に良いでしょうし, それで効率が上がって上司に評価されればいいことが多いでしょう。 でも,雇用側からすると,同じ給料でたくさんの仕事をしてもらう ってためにそういうことをやっている面もあるようにも思います。 また働くほうも,仕事なんて給料をもらえるだけやっていればいいと 思っていたら,他の人がたくさん働くと自分もそれを期待されて 困るという場合もあるかもしれません。
なんて事を考えたりもしますが,わたし自身は今のところ 仕事は好きでやっていて,どうせやるなら好きな仕事を やりたいので,給料をもらえる最低限やればよい…とは ぜんぜん思ってません。自分が仕事を一生懸命やる理由というのは, それによって,(1)上司の評価が上がれば,与えられる裁量が 増え,好きな仕事を出来る時間がもらえる,(2)仕事によって 蓄えられるキャリアが,今後の自分の進路にプラスになる, (3)仕事の内容自体が,自分が興味がある仕事である,(4) 評価が上がれば昇給,昇格の可能性がある,(5)仕事により 職場や周囲からの信頼を得られる…などでしょうか?。 これらのことがあればわたしの場合は,仕事をがんばれる様にも 思います。
ところが,こういうことは誰でも仕事で得られるわけでも ありません。昇給や昇格の可能性は,ある歳になるとなくなる 場合も多いです。どんなにがんばっても好きな仕事が 回ってくるとは限りませんし,社員に裁量を与える仕組みに なって無いところも多いでしょう。仕事のキャリアが将来の 役に立ちにくいことも多いです。周囲の信頼を得るのは, ある程度地道にまじめに仕事をしていれば得られるかもしれませんが, ほかの事は,ちょっとしたことでなくなってしまう可能性が 高いです。
もし自分の仕事からこれらの要素がなくなったときにどれくらい 自分はがんばれるのだろうか? がっくり来てやる気が無い会社員になってしまったり するのかな?…とかふと考えることもあります。 そして,一方で自分の部下とかのやる気を出そうと,いろいろと やるよりも,これだけの飴を用意しないと駄目なんじゃないの?と 思ったりもします。
さて,最近の公務員や医者叩き,給料が高いとたたかれたり, キャリアを積んで天下りするのが駄目だといわれたり, そして公務員とか先生とか言ってもだれも尊敬してくれないような 報道が続きます。このような状況で,公務員とか医者とかが いい仕事が出来るんですかね?。 どんなに文句を言っても,働くのは人間ですから無理です。 そして公務員や医者の質が下がったら, それは一般の市民につけが回ってきます。それでいいんでしょうか?
一方で,逆をかんがえると,どうやったら公務員とか医者の 質が上がるかがわかるでしょう。我々が本当に望むのは どっちなのでしょうか?:-p。

4/13(ファミレス)
先週ジャスコの店舗が幾つか閉められたという話をニュースで 聞いたのですが,その辺を受けてか「ファミレス、スーパーはもうダメなのか」という 文を見かけました。
確かにデニーズも最近見ないかなぁ…。でもそもそも今は車を 持って無いので,ファミレス自体を使う機会が皆無です。
スーパーは…といいますが,ダイエーだって不採算店舗を 締めたりしていた時期があり,ジャスコが閉店しても, スーパー市場が縮小してるのかは良くわかりません。一方ファミレスの 方ですが,どうなんでしょう?…。ファミレスというと, わたしが子供の頃に家族で外出時に行くレストランというと, デパートの食堂だったのを思い出すのですが,デパートの食堂は すっかりなくなりました。ある時期デパートにファミレスが 入った時に時代の変化を感じたことを覚えてます。ファミレスって 一種の大衆食堂だと思うんですよね。家族連れでいける。長テーブルに 相席で座っていた食堂が,そのうちボックス席のファミレスになったのが 時代の変化なんでしょう。
今は,デパートとかではどこかのテナントのレストランか, 後はカフェとかファーストフードで食事をするのが流れですかね。 個人的にはスタバが成功したことで,持ち帰りで珈琲を飲むのが 増えて,客席が空いていなくても珈琲を売りつける店舗が増えたのは どうしたものだ…という気がしないでも無いですが,それはいいとして 今は,都心に出かけるとどこのレストランも昼食時はやたら並んでいる イメージがあります。郊外のレストランは良くわかりませんが, いずれにせよレストランが多様化してるので,ひとつのブランドを 追うと店舗縮小はあるでしょうが,ファミレスという業態が 縮小してるかは謎ですね。ただコストの問題はある気がします。 ファミレスは店舗が増えすぎて,ちょっと単価を下げすぎてる 気はするので,これからの物価上昇時代,すこし業態を変えて ブランドも変えてとかしないとコスト的に厳しいのかなぁ…。
いずれにせよファミレスやスーパーが駄目かどうかとかいうより, その次の業態が見えてきてないのですから,なくなることは まだまだ時間がかかるだろうな…とは思います。

4/12(八重桜とソメイヨシノ)
今日は友人宅へ。最寄り駅の桜新町で降りたら桜がちょうど満開で 綺麗でした。ソメイヨシノじゃなくて八重桜でシーズン的にはちょうど 今みたい。八重桜を見ると花の色が一本ずつ違っています。 逆にソメイヨシノの花の色が全部一緒なのがやっぱり特殊なんだなぁ… 等と感じてしまいます。
まぁ自然という意味ではやっぱり八重桜の方が自然なんでしょうけど, ソメイヨシノの異常さって,桜に対する日本人のものすごい執着を 感じてそれはすごいなぁ…とか思ったりもします。そもそも 桜の様に年に半月くらいしか咲かないし実もならない樹木を 町中に植えまくっていること自体,日本人の桜に対する思いは すごいなぁ…と思います。いやはや,春はそういう意味じゃ, すごい季節。
ちなみに今年のソメイヨシノは今週頭の雨で散ったはずなんですが, その後寒くなったせいか,まだ少しだけ残ってるというか, 葉がぜんぜんでてこなくて,花の茎が残った状態で, ずいぶん残ってます。

4/11(春は忙しい立場)
年度が替わって体制が変わって,いろいろと今年やる仕事が 明らかになってきて,気分的にはものすごく忙しい感じです。 とはいえ,まだ走り出してなくて,それぞれが走り出すと そうでもないのだろうけど,Cue出しを抱えている感じが ちょっとプレッシャーな感じ。今年やる仕事を整理したり, 指示書を作ったり,メンバーをそろえたりとか,そういうのを しないといけない。
逆に言うと,わたしのCue出しを待ってる人は今暇なのかもね…:-p。
……
今日はそんな感じ。世間は相変わらずオリンピックの聖火リレーが 話題になってる。抗議をするのはいいのだけど,他の人の迷惑が かかるように抗議するのはいかがなものか?。あと抗議する本人が 痛くもかゆくも無い抗議の仕方もいかがなものか…。他の人の 心を動かす抗議とは,そういうものが無いものじゃないか?…などと 少し思った。

4/10(メタボ政策に対する引っ掛かり)
最近メタボの話題を良く見るのだけど…。何となくずっと 引っ掛かっていてすっきりしません。メタボの基準の85cmが 不自然とかそういうのもありますが,そもそもの前提として, 「肥満になるかならないかを国に面倒を見てもらうって どう言うことなんだろう?」ってことです。本当は 肥満かどうかじゃなくても,病気予備軍かどうか…って ことなのでしょうが,それにしても健康かどうかを 国に管理してもらう…ってことになり,やっぱり引っ掛かります。
国に管理してもらうってことは,逆に「肥満になったのは国の政策の せいだ」とか言い出すやつが出てくるんじゃないか?とか 思ったりも:-p。国の免責事項って無いんですか?。冗談ですが, 冗談にならない気も。
本来は医療費削減のために,なるべく国民に病気になって もらいたくないので,健康指導をする…ってことなんでしょうけど, どうもビジネスの種になってるところを見ると,だれか儲かる人が いるんでしょう。ってことはだれかの出費が増えるってことに なるようにも思います。特保で儲けようと思ってる話を読むと 消費者から金を取ろう…と思ってるようにも見えますが, 何か他にも検診とかで企業とかからお金を稼ごうとしてる ところもあったようにも思います。
というわけで,どうもメタボ検診がビジネスチャンスになってるって 感じで,医療費削減とか言ってるわりには,増えてないか?, 実は産業振興策なの?っていう疑問を感じます。
ちょっと次元が違う話ですが,健康のために特保というのも 食品は薬じゃないのに…という感じ。しかも薬と違って 処方せんも無くて規定量がわかりにくいので,たぶん健康を 気にして食べられるだけ食べたり飲めるだけ飲む人が 出てくるんでしょうねぇ。。なんか薬売るよりも儲かるんじゃない? って気もします。というか食べたら治る病気とか食べれば食べるほど 聞く薬とかって無いんじゃないの?って思うんですが, 特保流行りは,ちょっとそのうち食べすぎて体を壊すとか, 変な弊害が出てくる予感を感じてます。
というわけで,どうもメタボがらみの話は,いろいろと すっきりとしないことばかりです。あとメンタルヘルスの 件もちょっと引っ掛かるんですが,そっちまで書くと話が 発散するので,また別途…。いずれにせよ,健康政策って…, ってすっきりしないです。

4/9(子供の人権は大人と異なるものでは?)
ちょっとソースを忘れたのでうろ覚えで書いてますが, 青少年のネットへのアクセスに対する規制について, ちょっと前から話題になっていて,ネットユーザは 規制に対して反対の人が多いように感じました。
なんか人権みたいな話になっていて,表現の自由とか 知る権利とかそんな話も出ていて…。政府が検閲するのか… みたいな話もあったような。もうひとつは実効性 (実際にサイトを見分けられるのか?とか)。
でも,暴言に取られるかもしれませんが,わたしは子供の人権なんて いうのは大人と同様である必要は無い…と思ってます。 成人が見るサイトが検閲されていたら問題でしょう。でも 少年…少なくとも中学生くらいまでは,大人がお墨付きを つけたサイトしか見れない…様にすると何がいけないのでしょうか?。 大人は子供に対して責任を持つものですから,逆に子供の 一部の権利を管理してもいいように思います。もっとも大人一人が 一人の子供を管理するのが危険というのであれば,団体で 管理しても良いかもしれません。
それから実効性については,確かに,現状の技術でいいサイトと 悪いサイトをちゃんと見分けることは不可能…であっても,まずは 法律を作らないと,規制することを試行錯誤することすら 出来ません。法律が出来て技術的には規制できなくても, 法律が出来たところまでさかのぼって悪質な人を処罰することは 可能でしょうから,そういう意味でも実効性が無い法律でも まずは作らないと動けないようには思います。
自民党とかが作っている法案の中身を読んで無いので, はずしたことを書いている気もするのですが,わたし自身は, 小さい子供がデフォルトでサイトにはアクセスできないこと自体は 正当なことだと思ってます。というか,本当は親が管理すべきことで, 親が技術的にや法律的に出来ないことを補うために,何らかの 規制があってもいいという考えです。子供に権利をという人は 子供に責任を負えとも言ってることになると思うのですが, それはそれで酷じゃないか?とわたしは思います。

4/8(変わる季節と変わらない状況)
昨日の夕方から降り始めた雨。今日は朝起きたときから, 結構ひどい雨で,夜会社を帰るまでやむことはありませんでした。 風も強くて,ちょっと久しぶりの大雨という感じ。染井吉野も 完璧に散りました。
ある意味ここに季節の変わり目を感じました。
とはいえ,TVのニュースは日銀総裁の話とオリンピックの件で, どちらも代わり映えしなくてうんざり。どうでもいいとは 言いませんが,ただただ騒ぎを引き延ばしているだけとしか 思えない総裁選びの方はいい加減にして欲しいし,オリンピックの方は, 抗議行動をこういう形でやるのがいいことなのか悪いことなのか, 判断に困るので,正直観ていても悩ましいだけ…。
ついでに,オリンピックの件をもうちょっと書くと…。チベットの 件について中国に弾圧をやめろというのは言いたいところだけど, オリンピックは開催国だけのものじゃないので,中国への抗議として オリンピックをぶち壊しにするのはどうなんだろう?という気はします。 ただ,効果はあるよね…ってことで,その有効性もわからないでも ありません。まぁ現状は聖火リレーや開会式で抗議行動をやっていて, 競技をすること自体を妨害してないので,その辺は分別があるのでしょうか? それとも競技が始まってもこの騒ぎは続くのでしょうか?と 良くわからず,大丈夫かな?という想いはあります。
いずれにせよ,オリンピックを抗議に使うことについては,ちょっと 今のところ賛同するのか反対するのか判断に悩むなぁ…という 状態で見ております。

4/7(どこかで聞いてきた採用方法)
先週のクロ現で「地頭力」っていうのをやっていて,夕食を 作りながらだったので,あまりまじめに観てなかった。そしたら ネットで地頭力のことが話題になっていて, 斜め読みをしたら,「あぁ採用の話だったのか」と思いました。
最近入社試験で,答えがないようなムチャな質問をして, 就職希望者がどういう回答をするかを答えさせるというやり方が あるってことですね。そういうのはたしかGoogleの面接試験でも やってるっていうのをずいぶん前に聞いたことあります。そういう 採用方法が広がってきてるのでしょうか?。
こういうちょっと変わった採用方法が話題になって,優良な 企業がやっていたりすると,それをまねしようという動きが 良く出てきます。でもたいてい何年かすると弊害が出てきて 止めるような気がするのですが気のせいでしょうか?。一芸 入試とか採用もそうだった気がしますが…。
だいたいこういう変わった採用方法というのは,全員を そうしても仕方ないのではないでしょうか?。 それにそのやり方が話題になって来ると, それ用の対策をする受験者がたくさん出てきてテクニカルというか レトリカルに対応しようとします。でもたぶんこういう 試験方法は試験方法で測ろうとしている何かもっと本質的なものが あって,それを測るために使ってるだけなので,表面だけ 真似たり,表面だけ対応してもだめじゃないじゃないか?って 気がします。
いずれにせよ,変わった採用方法とかやってるとあとでめんどうな ことになるのではないか?…とは思います。もっとも変わった 採用方法をして学生の注目を浴びたいというだけであれば, まぁそれは一つの手ではありますが,いずれにせよ,変な人を 採用して困るのはその会社というか現場の人なので,ちょっとな… とか思ってネットの話題ぶりを観てしまいました。

4/6(小沢さんがTVに出ていたけど)
民主党代表の小沢さんはこれまであまりTVの報道バラエティには 出てなかった気がする。記者会見はそれなりにやってるようですが, 各局のにはあまり出てない様な。なので,民主党というと菅さんとか 鳩山さんとかが出るのだけど,もう,ぜんぜんいい印象が無いので, 顔を見た瞬間にチャネルを変えていたのだけど,今日は小沢さんが 珍しく幾つかの番組にでていたので,ちょっとだけ観た。
でも,結局小沢さんは…民主党は何をしたいかがまったくわからなかった。
昔から言ってる「政権交代をする」というのが至上命題だというのは そうかもしれないけど,そのためには何でもやりますなのか, 今の政府を壊したいことはよくわかった。でも,その後,どうするのか まったく言わない。まさか国家が混乱するのが良しと思ってるのか?。 とか思ってしまう。
大体政権交代とかいっても,それは政争でしかなくて,国民は 政争を見たくて政治家を選ぶわけじゃないでしょう?。自分の 生活を良くしたいとか,安心や安全が欲しいから政治というか, 行政に税金を払ったり法律に従うのではないでしょうか?。 政権交代が起きなくても,それが実感できればべつにそれでも 良いのだけど,もしかしたら政権交代したらもっとよくなるかも…と 思えば交代を望むだけでしょう。
でも,今の民主党を見てると,今よりよくなるって感じが まるで見えない。大体政権交代をした後に,何をするのかが まったく見えない。 もしかして,国民に白紙委任しろといってるのでしょうか?。
そんなことを感じてしまいました。どうしてこのタイミングで 小沢さんが出てきたのかはわからないのだけど,でてきても, 結局民主党は胡散臭い…という印象のままだったなぁ…と 思う日曜日の朝だった…。

4/5(大阪城で桜)
この週末は大阪で過ごしているので,大阪城へ桜を観にいった。

4/4(基地の町)
横須賀での米軍脱走兵によるタクシー運転手殺し, いまさら書くと後出しぽいですが,最初にタクシー運転手が殺されたと 聞いた時に,「米軍かな」とは思いました。まぁその時点で, 日記に書くと間違えた時にまずいので書きませんでしたが。 わたしは横須賀市民だったこともあるし,横須賀では延べ10年くらい 働きました。今でも,良くいきます。おそらくわたしだけじゃなくて, 横須賀に住んだことある人なら,結構な人が,「米軍かな」と 思ったかもしれません。
タクシー運転手殺し…とか言うだけじゃ,別に米軍に限らないと 思うかもしれませんが,なんとなくそう思いました。 なんとなく日本人がやりそうな事件じゃない。もちろん日本人も 理解しがたい犯罪を起こす人は多いでしょうけど,でも, 異質な感覚で殺したのかな…という感じで。そして横須賀って事で やっぱり米軍かなと。単なる思い込みかも知れませんが, 横須賀に住んだ事がある身としては,そう感じるのが正直なところでしょう。 わたしは以前旅行で沖縄に行きましたが, 沖縄にもそういうものを感じました。もっとも感覚的には沖縄の方が もっと生々しく基地の町という感じはあり,その辺の違いが地位協定に対する意見の差にでてくるのかも 知れません。
でも,なんとなく自分が住む町に,そして買い物に出かける空間とかに, いろんな部分で「感覚」が異なる人達が混ざっている…という そういう感覚はあります。そういう危うさは,言葉にはしづらいけど, 確実にあります。都内の外国人が多い地域(例えば六本木とか)で感じる 感覚とも違うものです。そして,それはそういうものだ…と 住んでいる人は諦め…ではないけど,そういうものだと思ってます。
余談ですが,今日は仕事で横須賀に行きました。帰りの電車に乗っていた 米兵がいつもより少なくて,やっぱり外出自粛してるんだな…とは 思いました。ぜんぜんいないわけではなかったのは通勤の人とかは 乗っていたのかもしれません。

4/3(政局)
ちょっと頭が疲れていてややこしい話がかけないのですが, 政治のニュースを観ていて…。
年金の照合が遅れているという件で民主党が舛添大臣に問責決議案を 出そうとしてる件。個人的には,なぜ舛添大臣の責任に なるのかがわからない。年金問題が発覚して,一年で照合すると 言ったのは最初の安倍内閣でその時舛添氏は大臣ではありませんでした。 前の大臣の後を受けて大臣になった時に,前の大臣か安倍さんか が約束したことを「わたしが約束したわけ無い」といえば 良かったんですかね?。そういうことを言った時点で問題になっていた 気がしますが。あそこでの舛添大臣の発言は,むしろ決意の 様に取れました。
まぁ民主党的には,一番手ごわい相手だから,舛添大臣に やめて欲しい…という事だろうし,そういう意味では,やめないで いいとわたしは思います。誰がやっても今よりはよくならないと 思います。もちろん民主党がやっても。
次…。
まぁ別にガソリン税に限らないのですが,再可決すると問責決議案といって脅す 民主党の図。でも問責決議は法的な拘束力が無いわけで, 無視してもいいんじゃない?…という気もします。そもそも 民主党が参議院で勝ったのは,衆院で自民党が多すぎる…と 国民が判断したからであり,衆院三分の二を与党が取ってる前提だったから, 再可決するのもある意味折込済みなんですよね。だから別に 通せばいいと思います。問責されようがされまいが淡々とやればいいし, で,その結果国民が怒れば次の衆院で,何かが起きるだけでしょう:-p。
もちろん,そういう意味じゃ,選挙対策という意味で,再び 課税が難しいのはわかりますが…。それは民主党云々ではないはず。

ついでに書くと,まぁ値段が変わると儲ける人と損をする人が でてきて,ビジネスチャンスだと思う人もいるでしょう。そういう 意味じゃ,世間のほうでは喜んでいる人と, そうじゃない人がいるんじゃないですか?。 もっとも社会はそうでも政治は混乱してるとは思いますが,それは どっちのせいかね?…と思います。

4/2(花見&生活のタイムテーブル変更)
今日は昼食時,会社の近くの運動公園に行き,コンビニ弁当を 食べながらの花見。毎年この時期はやります。で,夜は職場で花見。 まぁわたしはお酒を飲まないのですが,新しく入ってきた人の 歓迎会も兼ねたりして…。
年度も替わって,ちょっと仕事の時間を一時間弱前にずらそうかとか いろいろと試している最中。今日は8時に会社に行きました。 実は病気になる前は8時に会社に行っていたのですが, 病気をしてから,9時にしていたのを戻そうと。 別にいつもより早く起きるわけではなく,今までは朝食を食べてから 1時間半くらい自宅にいたのを,すぐに出るようにしようと してます。でも今までは,食事後トイレに行ったり,珈琲 入れたりしていたのが,ちょっとばたばたしていて,落ち着かない。 まぁ普通の人は,朝はばたばたするんだろうけど…。 ちょっといろいろ悩ましいけど,夜遅くまで働くのも 嫌なので…,できればこっちがいいなぁ…。
実は日記を書く時間もいつにするか,ちょっと悩ましい。

4/1(誰が老いた我々を大事にするのか?)
四月一日。会社は新年度。新しいメンバーとか入ってくる。 ネットを観てるとエイプリールフールネタが落ちてそうで, 何も信じられない一日(苦笑)。
ところで…。
首相『ネーミングよくない』後期高齢者→長寿に」って いうのはジョークなんだろうか?。
今日から75歳以上の高齢者だけ年金から保険料を取るらしい。TVの ニュースで困惑する…というより怒っているお年寄りをたくさん 映していた。 確かに当事者からすると困惑するわなぁ…。嫌だろうなぁ…と思う。
でもある老人が「年寄りは死ねというのか」という言っていたのを 聞いて,これは「ハイ」と答えられたらどうするんだろう?と ちょっと思った。もちろん年寄りは死ねばいい…とは思わないけど, 「年寄りであるだけで大事にされる」時代ではとっくになくなってる とは思う。年寄りが経験からいろいろアドバイスをくれる 希少な人…という時代は終わってるかもとか思った。もちろん, そういうお年寄りも一杯るけど,そうじゃない普通のお年寄りも 一杯いる。これまで一生懸命働いてきて,これから楽できる…と 思ったのに…という話かもしれ無いけど…,一生懸命働いた結果, 今の時代は若者が苦しむ時代…なのであれば,若者からすると, こんな時代に誰がした…という事なのかも知れないなぁと。一生懸命 働いて税金や年金掛け金はしっかり納めたかもしれませんが, 別に後世に感謝されるようなことをやったかどうかは良くわからない。
TVで戸惑う年寄りを映してましたが,夫婦暮らしで,ある意味 わたしには優雅に見えた。もっと貧困生活をしている 年寄りを映すと印象が変わったかもしれませんが。
もっとも,思ったのは,年寄りが大事にされるのは,自分の家族, 子供や孫達にじゃないのか?と言うこと。子供達と一緒に住まなかったら, そりゃ赤の他人が大事にしてくれるわけでも無いだろうに…と いう気もする。
私は別に年寄りを疎ましく思うわけでもない。ただ若者と 年寄りの対立があることが,変な時代になってるなぁ…という 印象。昔は若者と年寄りで線が引かれていたのではなく, ある階級とある階級の様に「家」単位だったのではないか?と。 そしてその家の中では,年寄りはそれまでの家を支えてきた 人として,顔が見える存在として,尊重されていたようにも 思う。
わたしも言ってるうちに年寄りになるだろうから,年代別に断絶が あるのは,ちょっと薄気味悪い。自分は親を大事にしたいと 思う。確かに社会が自分の親を支えてくれるとありがたいけど, じゃぁ自分の子供世代が自分の若い頃以上に大変になるのかと 思うと,ちょっといろいろ複雑な心境ではある。日本は社会保障制度が 高度に完成してると思うけど,それで世代の断絶が進んだと思うと, 皮肉なもんだな…と感じた。


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