だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。
あしからず。
- 8/31(愛国心とか国家とか)
- ちょっと古いネタですが。一週間ほど前 山口浩さんのブログに「『愛国者』の3つの責務」というのが 載っていて,ふーん,と思って読んでいたら,その後普段わたしが 巡回している404 Blog Not Foundさんや,finalventさんのところもしっかり突っ込んでいて, ちょっと面白かった。っていうか,わたしが普段見てるところが そういう関係なのか,それともαブロガーだからなのか…。
まぁfinalventさんのところのコメントに山口さん本人のコメントが 寄せられていて,最初の文章はとある人に向けて書いた話で 決して一般論として書いたわけじゃない…ってことの様でしたが, 他の人の突っ込みどころも,それぞれ違っていて面白い。 404 Blog Not Foundさんは国を社会と捕らえ,そことの利害関係と いうか持ちつ持たれつの部分みたいなところを突っ込んでいるし, finalventさんは,そもそもそれは国じゃなくて共同体だろう?って 感じで突っ込んでいます。
まぁ確かにそうで,ここは突っ込むというより,どうも「国」って いう言葉が,どういう社会単位であるか?とか,共同体と混同しているって 事が,日本人の愛国心音痴があるように思います。わたしもこの辺は 明るくないので誤解していると思いますが,国家を共同幻想として とらえ,それは実態というよりは「法」つまりシステムそのものと いうのが西洋的な国家感なのかも知れません。だとしたら,それを 愛するというのは約束ごとを支持しているっていう意味であり, 民族主義的なものではないように思います。
とはいっても,日本で愛国心という人達がそういうことは考えて おらず,また一般の人も国をそういう風にとらえてないのであれば, ここであまり西洋風の国家論を持ち出すのもどうかと思います。 まぁ日本の愛国心における「国家」は明治時代に無理やりつくり 出したものであることは容易に想像できますが…。
わたしが思うには,明治以前にムラという共同体は田舎には 存在していたし,都会にも隣組みたいのはあったように思います。 じゃぁそれ以上の単位はなんだったのかというと,「オカミ」 だったのではないかと。もちろん武家にはお家とか藩とかいう 単位はあったかと思うけど,農民町民はオカミが自分達を 支配している(税を払えといってくる)力だったのではないかと。
で,オカミしかなかったからオカミが将軍様から天皇に変わっても 大して変わらなかった…。でもそのオカミがなぜ国家になったかというと, その辺はいろいろあったんでしょうな…って気はしますが, それについては書き出すとすごく長くなりそうだし,考えが まとまらないので,今日は止めておきます(^^;)。
- 8/30(オリンピック)
- オリンピックの日本国内候補が東京に決まった って話ですが,NHKのニュースが,それでも選ばれるのは 難しいと水をさしていたのが面白かった。最近すぐ勝った気になる 様な報道が多い中,そういう冷静な視点は良いかと思います:-)。
ところで,国内候補,東京と福岡というのは,どちらも わたしにはゆかりがある土地だったので,どちらが選ばれても, 行きたいな…という気持ちはありました。でも一方で無駄な公共工事が されるのだろうな…という気持ちもあり,手放しで賛成って 感じでもありません。特に福岡は最近は干潟を埋めたりして, 自然破壊が激しいので,改めて設備を作るような計画という事で, あまり嬉しくない。もっとも現状の福岡はオリンピックがなくても, 無駄に埋め立てているようですが。
一方の東京は元々設備が多いし,有明の辺りは利用されてない 空き地が多いので,まぁそういう意味では東京の方が自然破壊度は 少なくていいのかな?とは思ってます。もっとも交通問題とか いろいろありそうですが。
ところで,過去に立候補した名古屋とか大阪とかどうなったんでしょう?。 一度落ちると再度挑戦とかしないのですかね?…と毎度思います。
- 8/29(ネットネタより)
- ちょっといろいろあっていて,深く物事を考える余裕がないので, 軽くネットで見掛けたネタなどを…。
その前に,ニュースを見てましたが,なんか若い人が人を殺したと いうネタが多いですね。こういうネタってニュースのトップに すぐ持ってくるけど,特殊なネタなのか,そういう事件が多いのか 良くわからないので,なんともなぁ…と言う感じ。まぁ逆を言うと, 政治とか国際情勢のニュースは無いって事なんでしょうが…。 そういう意味じゃ平和なのか?。ただ少年犯罪に関しては, 数よりもパターンの方が問題なのかな?…って気がしないでも ありません。
時事ネタはそれくらいにして,/.jpから。
46年前の未来予想のうち,あっていたのは4割って件。 未来予想の話はだいぶ前に100年前の未来予想…ってことで, 話題になった気がしますが。4割も当たっていたこと自体ちょっと 驚き。古いSFとか見てても,そんなに当たるもんかね?…って 気はするし。とはいえ,/.jpの高速道路ネタは面白かった:-)。
かってロボット技術に期待があり,情報処理なんてだれも見向きも しなかったけど,50年後はどうなってるんだろう?。今だったら バイオとかが期待されているとは思うんだけど…。まだしらない 分野があるのかな…。
つぎ。
会社が社員にPCを持たせる話。
真っ先に思ったのが,それって税制的に,どういう区分になるの?, 会社が社員の私用物品を使って儲かった場合,それって経費じゃないの?, 給料にPC調達費が混ざってるんじゃないの?…ってこと。
いいんですかね?そういうの。
この手の話って,逆に会社がタダでPC支給したり,食事や ジュースをタダで…って話も,経理処理的にOKなの?…っていう 疑問はいつも生じてます。税務署の見解はどうなんだろう?。
- 8/28(飲酒運転)
- 福岡市職員の飲酒死亡事故を受け飲酒運転は免職と 市長が表した…という件。まぁ当然といえば当然ですが, 言われてみたら,わたしの会社も飲酒で事故を起こせば免職だけど, 単なる飲酒運転でクビになったかは良くわからない。
このニュースを受けて,「福岡では飲酒運転が多い」という ブログをどこかで読んだ気がするけど,わたしは福岡に限らず, 結構多いのではないか?と思います。というのはわたしの 場合むしろ上京してからの方が飲酒運転をみるようになったからです。
とはいっても酒酔い運転を良く見かけるという意味ではなく, 酒を飲んだ後に1,2時間酔をさましてから車に乗る人を なんどかみたという事。わたしも缶ビール(350ml)を一本飲んで, 4,5時間後に…だったら運転したことがあるか?…。だいぶ前ですが。
この辺は判断が難しく,道交法の飲酒の規定はあくまでも血中濃度だし, 飲んだ後何時間後なら良いと法律に書いているわけではないので, たぶん運転してる方も自分が飲酒状態であるかどうかという 判断が難しいと言えるでしょう。
もちろん,今回の事故のようなケースは十分に酔っていて, たぶん酔っているとわかって運転したのでしょうが,過去の経験から すると日常的にビール一本で酔ってないから運転するような 人は,ふとかなり酔っていても運転しがちなものです。 酒酔いの深さを客観的に測る方法がないのであれば,飲んだら飲まない…と 決めておかないといけないのですが,やっぱり難しい,いっそのこと 車にすべてアルコールの血中濃度を測る機械をつけたらどうでしょう?。
飲酒運転はわたしは反対ですが,そういう客観的な物差しがない以上, 結局「これくらいなら大丈夫だろう…」と思って続ける人は, いるんだろうなぁ…って気はします。
- 8/27(文系理系)
- なんかネットとかを回っていると文系理系という分類を 最近良く見ます。まぁ「理系離れ」という事が話題になったり, 文系と理系で生涯賃金違うという話が出たりしてるせいなんでしょうけど。 …とはいえ,どうもわたしはこのわけ方がピンと来ません。
もちろん高校のクラスわけで理系文系っていうのはわかれましたが, その後の人生で,理系文系っていうのが大きくわかれてる…って いうのをあまり実感してないからでしょう。
…と会社の人に話したら,会社の人はそれなりに感じているようで, じゃぁむしろわたし自身がそう感じてないだけなのかと…。
まぁわたし自身が「芸術工学」という学問をやっていて, 一応「工学」と名がつくけど,感性を常に大事にするし, 学校の授業も文系の授業も混じってました。ちなみに同じ研究室には 俳句の研究してる人がいたり,わたし自身は実験心理学ぽいことを やっていたりと,計算機は使うけど,あくまでも研究対象は 人間の感覚だったもので…。
そんなだから,就職して研究していても,その感性を使って やってるし,一方で知り合いになったプログラマには文系出身の 人もたくさんいて,やっぱりわたし自身は文系と理系の線引きが わからないわけです。
もちろん就職した職種で総合職と技術系…っていう別れ方をして そこで生涯賃金がかわるっていうのはわかるんですが,総合職に なれるのが文系だけ…ってわけでもなければ,技術系になれるのが 理系だけ…ってわけでも無い気がするというか…。
無い気がするわけで,実際はあるのかも知れないし,わたし自身が 技術系バリバリの人間かといわれると,そういう職種だけど,そこで 毛色が違う研究者だから居場所がある気もするので,結局のところは 良くわからない。ただ言いたいのは,大学の学部を選んだ時点で, そんなに綺麗にわかれるものなのかしら?…ということでした。
理系離れとかいうけど,理系と文系の橋渡しが必要って話は, 何十年も前から言われていて,芸術工学とかもその辺から生まれたのに, いまだに世の中は,二つにわかれてるのかなぁ…と思うと, 橋渡しになった人達はどこに消えてしまったのでしょう?とか 思ったりもします(^^;)…。
- 8/26(涼しくなった)
- 急に涼しくなりました。昨夜辺りから,エアコンがなくても 寝られるようになって,そのせいか夜中に目が醒めることもなく 朝まで寝れた。そのせいか体調も少し良くなった気がしないでもない。
という感じで,今日はちょっと片付けでバタバタしております。 パソコンのデータをいろいろ整理したりとか…。
関西はまだまだ暑いらしいので,こっちもまた暑くなるのかしら?
- 8/25(概念の決め方)
- 「冥王星,惑星から除外された」…という話。 なぜかNHKが報道に熱心で,決まった瞬間速報を流していたのですが, だれか一分一秒でも早く知りたいって人がいたのですか?。 もしかして来年の教科書の入稿とか?…と思ったら来年の教科書には 間に合わないので織り込まないらしいですね。
で,世間の大騒ぎぷりがわからないのでもないのですが,もう一歩 引いてみてみると,こうやって会議で決めるわけね…とも 思いました。ちなみにNHKのアナウンサが冗談で「地球だけで 決めていいんですかね?」とか言っていたのですが,いや, まさにある一部の人たちが集まって決めるわけだ…と。
余談ですが,例えば東洋と西洋の境目とか,白人とそれ以外の 境目も時代によって変わっているそうです。かっては白人と それ以外で差別があったわけで,そういう意味では結構 重要なことが,その時代によって,その対象物の変化に関係ない 形で変わっていくって事になります。
養老先生が「名前をつけるとは切ることだ」とおっしゃってますが, まさに境界を定義づけることが,名前をつけるって事であり, それはそこにずっと存在していたというより,あるとき急に 線引きをする必要が出てくるもののようです。境界は問題になりますが, 我々は通常はある概念を想像するとき,境界というよりも その中心にあるものを想像します。「典型的なもの」って やつです。もちろん新しい名前がつくのは,従来のものでは 説明できないものが発生したときにつけます。ただ本来は その違うものの中心に対して名前をつけるのですが, 議論が起きるのはその境界に於いてです。音楽のジャンルのことを 考えるとそう思います。
というわけで,今回新たな線が引かれましたが,また 新しいややこしいものが見つかると,また境界の議論が 起きるのでしょうね。ただし星は人が名前をつけようが, 線を引こうがそこにずっとあります。学会が権威があろうが, それはあくまでもその価値観を共有する人たちの中から 現われた権威です。
という様なことを考えてました。空虚といえば空虚だし,その中で 生きてるのも事実だよなぁ…という感じで。
- 8/24(ペット)
- 作家の坂東眞砂子さんが猫を殺している ということを述べたことを知りました。知ったのは Something Orangeさんの文章なのですが,気が付いたら新聞でも取り上げられている様子。
板東さんは作品も含めて全然知らない人なんですが, おっしゃられていることを読んだときに不快感はありましたが, わたしには反論するだけの材料がないってことで,「こういう人も いるのか」と思ったくらいです。それよりもSomething Orangeさんが 書かれていることの方が,実に冷静に書いていてコメントも含めて 関心してました。ちなみにSomething Orangeさんはちょっと前に, (人間の)人工堕胎の話を書いていたので,それの踏まえての上での 事なのだと思います。要は良くわからないと…。猫を飼うのも 不妊手術をするのも子猫を殺すのも人間が決めている…ということ。
まぁ確かにそうなのですが,じゃぁ自分はどうかと考えると, わたしの場合猫は飼ったことがありません。飼っていた動物を 繁殖させたことはない(籠の中で飼うような動物しか飼ったことない)ので そういう問題にぶち当たったことはありません。でも将来猫や 犬を飼うことがあれば,多分避妊手術とかするんだろうな…と 思います。それをかわいそうか?というと思うけど,わたしの場合は 産んで捨てたり殺すよりはそっちの方が自分にとっては若干ましです。 ちなみに自分が飼ってない野良猫や野良犬(最近少ないけど)が, 死んでいくのには,(自然の環境という意味での興味はあるけど) 積極的に係わろうとはしません。ひどい言い方をすると,それも 自然の一つだろうと。
この辺の感覚は,そう普通の日本人と変わらないのではないかと 思ってます。もっともわたしの場合は,川に流れてきた自然界の動物とかも ほっておいた方がいいのでは?と思うので,その辺は世間と多少 ずれているようですが…。
飼ってる動物は責任を感じて避妊手術をして,野良動物は知らないと いうのは,基本的にペットとして飼っている動物というのは, 疑似家族だと思うからです。そこが自然動物や家畜とは違います。 疑似家族であれば,人間と近いように扱わないといけないはずです。 そうなると避妊や人工堕胎は許せても,子殺しは抵抗がある…と なるわけです。もっとも人間でも避妊手術や堕胎を当人の意思なく おこなえば犯罪ですが,ペットの場合当人の意思は確かめようが ありません。まぁでも当人の意思を確認しない変わりに,当人の 気持ちを勝手に酌んでしまうのは,相手が動物であろうが,子供であろうが 似たようなところがあるのがどうも人間のようです。
- まぁそういうわけで,少なくとも当人の意思を確認せずにやってる って意味じゃ避妊も子殺しのいずれも絶対的な正義ではないと 思いますが,家族(人間)に近い…という見方をすれば,人工避妊と 子殺しのどっちが許されないか…というのは,少なくとも日本の 社会の中では決まっているように思います。もっともこれは 社会が決めることなのかもしれません。日本は人工堕胎が 多いので,もしかしたら他の国だと若干感覚が違うかも しれません。
ところで一つだけ引っ掛かるのはこれだけの騒ぎになるのは 予想できていたかと思うのですが,なぜ板東さんはこういう事を 新聞で述べたのでしょう?…。作家がわざわざこういうことを 書くのは何か伝えたいものがあるのか?という気がします。 その辺の文脈が良くわからないので,なんとも言えないというか。
- 8/23(安部氏に関する懸念)
- うっすらとこれまで書いてきたと思いますが,はっきり 書いてなかったかも知れないと思い書きますので書きますが,わたしは 現在の自民党総裁候補の中でいうと,麻生さんを一番推しています。 まぁそこまでいいと思ってるか…っていうと,それもそうでも ないのですが(^^;)…。それで麻生さんを好きな理由が これまでは結構馬鹿馬鹿しい…,つまり話がおもしろいことと, 老練さがあった方がいい…という感じだったので,あまり 強調することもないか…と思ってたりもしました。 というわけで,まぁ半分は洒落の部分もあったのですが,安部さんの構想を聞くと,若干そうも 言ってられなくなってきました。
昨日の日記でもありませんが,「ここまで鷹派で右寄りのことを 喋っても今の日本では批難されないのか?」というのがこの ニュースを聞いたときの感想です。それはやはり昨日書いてるので 改めて書くのはしつこいですが,安部さんのいうことに反対と いうよりは,こういうことを言っても,なお安部さんの支持率が高い事に関する違和感です。
まぁ安部さんがそのうち総理になることについては,それはそれで いいと思ってるんですが,いまいきなり総理になるのはちょっと 不安です。今の安部さんそのものにちょっと不信感があります。それは 一つは,まだ若すぎてどうも政策というか態度に余裕が見られない… 違う言い方をすると「イッパイイッパイ」に見えること。国のトップに 余裕がないと国はどこにいくかわかりません。次が小泉政策を 全肯定してること。わたしは小泉さんのやったことは基本的に支持してますが, 中には否定したいこともあります。これについてはまた別途書きますが, そのまま引き継がれると困るというのはあります。そして次が 鷹派過ぎるということ。特に官邸に更に権力を集めるNSC構想は 運用を間違えば,民意を無視した暴走を起こすことになりかねません。 また憲法の書き換えも悲願で,今勢いがあるので…っていうのは わからないでもありませんが,どうも性急な気がします。
小泉さんは小泉人気を利用した党執行部を無視した独断的な 手法で政治を行いましたが,別に鷹派ではありませんでした。 そして,頑固ではありましたが,相手の論戦をかわすユーモアも 持ってました。安部さんはそうではないように今のところ感じます。 それゆえに危険性を感じますが,どうもマスコミ自体が,安部さん 以外の候補を持ち上げようともしないところにも疑問を感じます。
自民総裁選はあくまでも自民党内の選挙ですが,党員は選挙で 勝てる総裁を選ぶというのが今の傾向なので,やはり世論が どう思っているかは重要です。単に若いから,ハンサムだから…って 事だけで,安部氏の支持が高いのであれば,はやり民衆は愚であると 思わないといけないのでしょうか?。…それとも,みなさんは あの政策に賛成なのでしょうか??。
- 8/22(最近の右傾化の話)
- ちょっとネタに困ってるので,自分語りをしてみましょう。 右翼かどうか…って話。このネタは以前書いたかも知れませんが。
わたしは高校の時あたりから,半ば洒落で「天皇陛下万歳」とか 言ってたりしてたのですが,これには幾つか背景があって,うちの 高校は日教組が強くて,生徒が君が代を歌いたいのを先生が止めるという 様なことがあり,まぁ左翼ぽいのがウザかったこと。あと,自意識の つく時期だけど,どうも日本がアメリカ文化の追従や,アメリカに かなわない…とか言ってるのが気に入らなかったこと。つまり反共でも あり,反米でもあり…じゃぁ日本主義というか…そういうところから, ちょっと右翼ぽい考え方に流れていたのだと思います。
そうは言っても一応バランスがあるので,天皇制を肯定したり, 明治憲法下の日本をある程度許容したりしても,当時は,過去の戦争の 正当化なんてトンでもない…という時代だったし,天皇万歳とか 言ってると,危険なやつだ…と思われそうな雰囲気もありました。 まぁ学生の妄想が入ってます。
ただ,まぁ要はいわゆる自虐史観っていうのが嫌で,日本主義…というか アメリカのものがすばらしく日本のものはつまらない…という 考えが少しは変わるといいな…という感じだったわけです。
そういう時代を見てきたわたしとしては,今のように,天皇陛下が 部下に語った一人言に従うべきだ…というのを新聞が大きく取り上げたり, 過去の戦争を見直そう…等という世論が広まるのは…ちょっと 意外というか,当時のわたしよりも遥かに世の中の重心が右にずれたのかな? という気がします。
そういうわたしからすると,実はわたし自身は天皇をありがたいと 思っているにしても,世間一般的にあたかも神聖にしておかすべからず…と いう空気が出てくると…それはさすがに違うだろ?…って気はします。
天皇の言葉を有り難がるにしても,天皇は人間であり‥いや神であっても 日本の神は別に全知全能ではないので,間違いや失言はするわけで, それに対して「おかしい」と言えないような感じはおかしいと。
なんかそういう空気が例の靖国発言で出ていたので,おかしいな…と 思いました。もっとシニカルに「天皇ってタダの人間だろ?」とか 言う人がもっといてもいいと思うんだけど,TVでそういう発言を するコメンテータは皆無…。何か別の力を怖がってるんですかね?。
まぁ日本は今は貴族がいないので,高貴な人っていうのが皇室しか いないっていうのは,ちょっと問題な気がします。偉い人の 扱いがどうも下手なような…というか…。
ちょっと最後話がそれましたが,要は,わたし自身が, バランスのために右傾化していたようなところがあるだけに, 現在の全体的な右傾化にはかなり戸惑ってしまう…っていう 感じがする…っていうのが本音です。
- 8/21(弱冷車が恋しい)
- 今日は一日出張…ってことで特に仕入れたネタもないのだけど, 一時間ほど電車に乗っていて,結構クーラーがきついなぁ…と 思いました。電車のクーラーがきついなぁ…っていうのは, 最近良く感じて,弱冷車を選んで乗ることも増えました。
でもこういう風に感じるのってここ最近で,去年までは 特に公共空間のエアコンがきつすぎる…っていうのはあまり 感じませんでした。まぁでも自分以外には結構エアコンが効きすぎて きつい…っていう人もおおいので,そんなに珍しいことでも ないのかも知れませんが,わたし自身に関してはちょっと 新鮮というか…。
まぁクールビズのおかげで弱いエアコンに慣れたのか,はたまた 単に自分が夏ばての関係で温度変化に弱くなったのかは 良くわかりませんが,なんとなくエアコンを効かせ過ぎないのに 慣れるのはいいのだろうなぁ…と思いつつ,電車に乗ると 結構辛いのか?…と思うと複雑な気持ちです。
- 8/20(TVニュース)
- 週末のTVニュース,もといバライティネタ。
土日の朝の報道系バラエティは相変わらず小泉氏の靖国参拝の 議論がトップ。さすがに火曜日のネタをここまで引っ張って 30分以上やるのは飽きるんだけど…。週末の報道しか見ない人も いるんですかね?。別に無理やり一週間のネタをやらないでも いいんじゃないか?…っとも思う。
まぁでも靖国参拝賛成派の中にA級戦犯が戦勝国のご都合判決…って いう人がいて,それを全面に圧したがってるのがいるのは ちょっとどうかと思った。確かにそうかも知れないけど, だけど,今更戦争裁判をやり直せるとでも思ってるのでしょうか?。
あと,なぜかジョンベネ報道…。いや,これアメリカでは 世間を震撼させた事件でしょうけど,これって日本には 全然関係ないんだよなぁ…。国際情勢でも政局でもないし…。 なんでこんなニュースを長々と流すのかが全くわかりません。
で,お昼の高校野球がすばらしい試合だったので,夜の ニュースはトップがこの話になってましたけどね:-p。
というわけで,相変わらず,「その話題を取り上げますか?」って 感じの週末ニュースでした。
- 8/19(閉じ込められる)
- 今夜はJRの車両に閉じ込められました。
中央線各駅停車に新宿から乗ったら,大久保と東中野の間で, 電車ストップ…。結局40分くらいは止まっていたと思います。 前の電車がつかえてるってことでしたが,駅と駅の間で 止まったため,逃げることもできず,だいぶ待って東中野についたので, 大江戸線に逃げました。
トイレに行きたい衝動がちょっとだけあったので,結構精神的に 追い詰められたというか(苦笑)。軽くパニックになりそうな 衝動を押さえたりと…。
先の停電で3時間の停電を「意外に大丈夫じゃん」と言っていた わたしですが,やっぱり電車の中に閉じ込められると嫌だなぁ(^^;)…。 というかやっぱりせめて駅までは行って欲しい。みんな我慢できるの? って感じで。これもトイレ付きの車両ならまだいいんでしょうが…。
ちなみに原因は良くわからないけど,この夜の中央線は何度か停止,再開 していた様子。もう少しきちんと周知して欲しい。
- 8/18(ニュースネタから)
- 今日は一日台風のニュース。といっても九州ですが, あれだけもろ上陸して動かない台風も珍しいような。 実家はどうなったのだろう?…。
今日は九州から友達が上京する事になっていたので,心配でしたが, 飛行機は飛んだようです。
北海道でロシア警備船に漁師が撃たれた件。 まぁ良くわかりません。密漁だったんだろうし,漁師側にも 非があると予想するも,日本人の常識的には撃つのは過剰行為に 思うんですが,ロシアではそれが普通って事か?。それとも 普段はもっと悪質な漁師や海賊を相手にしてるって事なんでしょうか?。
酒匂川事故…酒匂川,キャンプしたことあるので, ちょっと怖いな…と思いました。
というわけで,日記終了。今週はお休みの人が多かったので, 仕事的にはわりと暇でした。
- 8/17(減量)
- いきなり,自分の体の話。
しばらく,体調がイマイチだったのですが, ここ数日は,なんとなく微妙に体調が復活していて, ここしばらくの体調の悪さはやっぱり単なる夏ばてか, はたまた酒の量を減らし,休肝日をつくったことによる コールドターキーだったのか?(^^;)…という気がしないでも ありません。まぁそれでも以前に比べると満腹を感じる 量が減っているし,体重も減っているし…,でも無理やり食べて 体重を増やすのも嫌だしな…という感じです。
今夜は久しぶりに自宅で焼酎を飲みました:-)。といっても軽く 炭酸割二杯程度。半月以上前に買った焼酎がまだ自宅にある事自体 わたしとしては珍しいのですが(^^;),まぁこれで少しは消費するか。 というか,お酒よりもつまみとして買っておいたものがいっこうに 減らないのもやっぱりお酒を飲むと,食べる量自体が多かったのだな…と 感じます。
というわけで,一月前に比べると3キロほど体重が落ちちゃった わけですが,わたしはこれまで減量…というか体重が級に落ちたのが, 今回も含め3回ほどあります。一度は大学院の一年の夏で,大学の 4年間で体重が10キロ増えたのにキレテ(嘘),3ヵ月程で10キロ 落としました。これはかなり意図的に食べる量を減らしました。 その後社会人になって順調に体重が増えました(^^;)が, 五,六年間に事業会社にいるときに体調がおかしくなり5キロ程 落ちました。これは落したというより落ちたというべきでしょう。 でも5キロ落ちても,大学の時切れた体重より遥かに重いんですけどね(苦笑)。 その後,また微妙に増えていたのが,今回のでその5キロ落ちた辺りに いまなってます。
これまでの経験だと,わたしの場合は食生活というか食べる量とか内容が 変わることで体重が落ちるようで,運動したりしてもたいして 変わりません。まぁ脂肪でブヨブヨか筋肉質か…という体の線は 違うので運動はそれなりにやった方がいいかとは思うけど, 体重自体は,運動しても変わらないというか。
それと,わたしの場合はストレスで太ることは殆んどなくて, たいてい体重が落ちると…。普段太ることを気にしてるけど, ストレスで食べすぎることはないので,いざとなれば 痩せるようです。でも,いわゆるガリガリのおじさん…って 感じに将来なるのか?…っていうのは良くわかりません。
それと今後いろいろあって太りやすさとかも変わる可能性も ないとも言えないけど,現状こんな感じです。
- 8/16(靖国参拝よりどう思ってるか?の方が重要)
- TVを見たら昨夜まであれだけやっていた,戦争関連の 話が消え去っていて,なんか笑った。そうですか,15日まで ですか?…という感じ。
ちなみに昨日書いた安部さんと小泉さんの靖国と先の戦争に対する見識の違い ですが,朝日が書いてました。まぁ朝日だから…っていうのは あるにしても,この話は他にも聞いたことあります。
これについてもそうですが,他にもネットとかで小泉氏の 靖国参拝について反対してる人の意見にどうも靖国参拝する ことが先の戦争の肯定に繋がる…と信じてる人がいるようです。 …そんな人どれくらいいるんでしょうか?。この件に関しては 誤解というか思考停止というか,両方とも戦争は反対で先の戦争も 過ちだったと思っていても,一方が相手をそう思ってないというか。
昨日のTVでおもったのもそういう話で,平和が大事で 周辺各国とも仲よくやるべきという点では一致してるはずなのに, どうもそうじゃない部分ですれ違ってる人もいるのではと。
わたしの意見を書くと,わたしは戦争は反対ですし,先の戦争も 状況はともあれ,間違いには違いないと思います。ただこれからも 戦争は悲惨だと思うし,反対ですが,どこかの国が攻めてきたら, 無条件で降伏をする…って程人間は出来てません。日本が海外を 攻めなければ日本には誰も攻めてこない…とも思えません。日本は 豊かな国だし,周囲には貧しい国があるわけですから,なにも しなくても攻めてくる可能性はあるし,その際に西欧の国が 助けてくれるか…っていうと,そこまで確信は持てません。
ですから,やっぱり攻められたら反発するし,そのために自衛の 軍隊は必要だと思います。これが一点。攻められたら降伏すべきって 言う人とは,意見は合いません。
次に誰から自分達を護ってくれる以上,その人達に敬意を表する 必要はあると思います。税金払ってるんだから,当然…っていう 人もいるかも知れませんが,そこまでは思いません。そうなってくると, 仮に自分達を護るために兵隊さんが死んだら,それなりの方法で 敬うべきで,国家としてそういうシステムは必要でしょう。 戦前はそのシステムを靖国がやってました。現在千鳥ヶ淵には その機能は十分にありません。だから靖国に参拝する人いる っていうはわかるんですが,しかし靖国自体には別の問題が あると思います。
もちろんその一つは戦犯の問題であり,もう一つは靖国が 宗教法人であるということでしょう。
- 先の戦争が間違いだったと しても,そこで戦ったすべての兵隊を罪人のように扱うのは 抵抗があります。単純に本土に空襲が来ないように頑張った 兵隊さんもたくさんいたことでしょう。いくら戦争が間違いだったから といって,彼らは我々とは関係なく戦争をした罪人の様に 扱うのはやっぱりあんまりだと思います。 しかしややこしいことに靖国には戦犯も祀られてます。
戦犯については戦犯という認定自体がまやかしだ…という 人達もいます。たしかにそうかも知れませんが,そうだとしても, 我々は少なくともA級戦犯に戦争責任を負ってもらって面責された のではないでしょうか?。サンフランシスコ講和条約の 独立の際に,すでにそれは終わったことだ…という人もいるようですが, 少なくとも戦後から独立までのプロセスをまやかしだろうが 否定するわけにはいかないと思います。もちろん責任を 負わせたのであり,実際はそんなもんじゃないという意見は ごもっともだと思いますが,それらは我々日本人が負う問題で あり,海外に高らかに主張するには,まだまだ時間が経ってないと 思います。ちなみにA級B級C級…っていう違いについては, ここでは言及しません。どこまでを参拝するのかが問題か?って 問題はそのうち出てくるかも知れませんが…。
もう一つの靖国が宗教法人…というのは,やはり国家には 護国のための御霊の鎮魂のシステムが必要…という立場であれば, 一宗教法人がそれをやっていて,国家がそれを制御できないって いうのは,ちょっとまずい気がします。まぁ靖国を 非宗教法人化するのか,別につくるのか?…っていうのは, どちらでもいいかとは思いますが…。
…という理由でわたしは閣僚の靖国参拝は反対ですが, 靖国のようなもの…は必要かな…と思ってます。「靖国問題」を 書かれた高橋先生は国家がそういう鎮魂システムを 持つ事自体に反対の様ですが,まぁそれは一理はあるけど, どの国でもそういうシステムはあるのだし,変な国威掲揚組織に ならないように管理するっていうのも選挙民の勤めな気がします。 あと,ふと思ったのですが,今回自衛隊がイラクで死亡していたら, その御霊はどこに祀られていたのでしょうか?。 小泉さんってその辺の考えもあったのかな?と思いました。
ちなみに韓国は分祀しようがダメだそうです。 まぁこういうこというから,外交カードにしたくない…って いう小泉さんの気持ちもわかるんですけどね。韓国からしたら, 明治以降の日本のすべてを否定したい…ってことなんでしょうけど, わたし的にはさすがにそれは賛同出来ません。
まとめると,わたしは閣僚の靖国参拝は反対。ただし,靖国参拝が 戦争肯定と取る人達もちょっと考えが凝り固まっているのでは?, 相手の話を聞かない事自体が戦争に繋がるのだよ…ということです。
- 8/15(終戦の日)
- まず表題とは別の件から…。
月曜の停電。「東京の脆さ」とかいう人がいたけど,わたしは むしろこれだけの巨大な都市が盆中とはいえ,ラッシュ時間帯に 3時間近くも停電した割には,たいした混乱は起きなかったことに, 日本って安全な国だなぁ…って思いましたよ。信号が停止しても 大きな交通事故も起こらなかったようだし,病院とか官公庁とかで なにかあった…って話も聞かないので,その辺の対策はしっかり してるのでしょう。まぁマンションでエレベータに閉じ込められた人は ご災難だと思いますが…。
- 話がかわって,終戦の日の話。
まず朝TVを見たらニュースで靖国からの中継をしてるのに笑いました。 6時前から…。なんじゃそりゃ?。小泉さんが参拝するのが明らかに なったとはいえ,参拝する数時間前から何度も現場を映すのは どういう意味があるんでしょう?。もう,問題を大きくしてるのは 小泉氏本人じゃなくて明らかに周り(マスコミ)でしょう。
念のために書きますが,わたしは首相の靖国参拝は反対ですが, さすがに今回の騒ぎを見ていていると,そんなに大きな話か?って 気はしますし,その後の小泉氏の談話を読んでも一理あると思います。 いつ行っても騒ぐから今日行ったというのはあってます。 そもそも行った行かないじゃなくて,その後の談話や,更にその後の戦没者追悼式の言葉とかは一切取り上げず, 靖国参拝を賛成すれば先の戦争の肯定で,反対すれば否定…という 風に単純化してしまうのは,どういうことでしょう?。それの方が よっぽど危険な踏み絵です。小泉氏の話が一理あるな…と思ったのは, 確かに今日行けば,靖国には参拝するが,過去の戦争は否定して 諸国に迷惑をかけたという事を同日に言えるという意味では, 確かに15日という意味はあったのかも知れません。
ですが,マスコミは小泉氏の談話はとりあえず,とにかく行動だけを 取り上げてとやかく言うようで,どうも言葉が通じないようです:-p。 余談ですが,同じ靖国参拝をするにしても小泉氏と安部氏は立場が 違うのですが,問題を行った行かないにしてるために,この違いが 一般の人には見えにくくなってるようです。この辺,ちゃんと 意識してますか?。
…と下らない靖国参拝報道でしたが,もう一度書くと,わたしは 首相の参拝は反対です。理由は長くなるので今日は書きません。 それと,参拝賛成反対で戦争に対する意見のレッテルバリをするのは 止めて欲しい。それこそ踏み絵のようだし。
さて,夜は終戦の日らしくNHKが靖国参拝や,アジア各国との事について 一般の人を読んでの討論会。夜7時半から始まって11時半まで。途中 ニュースで1時間ちょっと中断しましたが,驚いたのは麻生さんが 最初から最後までいたって事。朝の騒ぎのこの中で,外務大臣が NHKにでずっぱりというのは,驚きましたが,これ録画じゃ ないのですよね?…。違いましたっけ?…。
まぁ番組自体はいろいろ発散しつつ終わりましたが,いろんな 意見があったのはおもしろかったです。だいたいにおいて,戦争は 否定,中韓とは(いろいろうるさく言われたくない…という 意見はあっても)仲よくやっていきたい…という点においては, 特に異論無し。日本人って平和な民族だと思うけどね。自国の 国民を護るためだったら,地球の裏側の国を空爆してもいいと 思ってるような国民だっているんだから:-p…。
麻生さんが意見は一致してるけど,方法論が問題みたいな 事は言っていて,そうだろうな…とは思いました。でも争ってる人は あたかも意見が違ってるように勘違いしてるんですよね。
それから中韓の反日教育のことがちょっとでましたが,どうも あまり話題にしたくないような感じがしたのは,やっぱり そうなんですかねぇ:-p…。
- 8/14(天皇の責任と戦後処理)
- 昨日の日記を書いた後に極東ブログを読みに行ったら明治憲法下の 統帥権の話が書いてありました。なんかタイミングいいですね。 というかこれ読んで昨日のを書けば良かったのか…。
読んでみるとやはり直接天皇が口出しをするというより, 国務大臣が輔弼とか,でも慣習的には軍の統帥部が輔弼して いたとか…。ついでにあやふやな記憶で書くと,先週か 先々週の日露戦争物語では山県か井上か…忘れましたが, どちらかが日清戦争時に,軍の独立先行…を許すような 慣習をつくってしまったというような話もありました。
というわけで,まぁ昨日の疑問でいうと,やっぱり天皇が 軍に対して力を発揮していたとは考えづらいと思います。 もっとも,トップとしての責任はあるかとは思いますが, それについては昨日書いたので今日は書きません。
それから戦後処理に関しては,なんか混同してるのかな?と 思うのは当時の連合国っていうのはイコール米軍であったわけで, 米軍のいうとおりにやってきたことが,本当に戦勝国の あいだでコンセンサスが取れていたのか?…っていうと 良くわからない。ついでに言うとここでの戦勝国には 中華人民共和国もロシアもおらず,中華民国とソ連 がいたんだろうけど。
まぁそういう意味じゃ日本としては連合軍なはずの アメリカとはうまくやってきてるのに,なんでここで とやかく言われるのかなぁ…というのはあるのかも知れません。
- 8/13(昭和天皇)
- 山口浩さんが大前研一氏が例の昭和天皇のメモ について語ってるのを紹介していたので読んだ。読んで, ちょっと「そこまでいうかなぁ」…とも思い, 大前研一氏の文章その物を読んでみたら, 若干ニュアンスが違って読めた…。うーん,こういうのは やっぱりちゃんと原本を読まないと…ってことか…。
ちなみにしょうもない突っ込みをすると大前氏が「論理思考で 考察する」って書いてるけど,これって論理思考なのかなぁ…。 論理の飛躍は無いけど,事実と推理が混ざってるという意味じゃ, 全体を見たらあくまでも推理なんですけどね…。
話を戻って,わたしが引っ掛かったのは,天皇の戦争責任を あたかも現在の会社経営者の責任問題のように述べていること。 確かにトップが責任を取る…っていうのはそうだとは思うけど, 責任の取り方は時代やシステムで変わるはずで,現在の常識を 当時に当てはめるのはちょっと違和感があります。もう一つの違和感は, 「昭和天皇が東京裁判で免訴されたことを忘れいつの間にか 自分も戦争の犠牲者だ、と考えA級戦犯から距離を置こうとした」 ってこと。これはどうなんでしょう?。まぁこれは推理でしょうけど。
大前氏は現在の経営常識を基に,天皇が当時の部下の開戦を 止められなかったことに疑問を投げ掛けてますが,わたしは 止められなかったのだと思います。明治憲法下での天皇の権限は 一意に定まっておらず,天皇機関説が出るくらいで,政府の中でも いろんな扱いを受けていたように思います。それに日本の皇室は 鎌倉時代以降政治音痴になっており,どの様にその権限を使うか 良くわかってなかったのではないでしょうか?。
ですから,わたしは昭和天皇が当時の開戦が意にそぐわないにしても, 止める手段をわかってなかった…と思いますし,勝手にやられた 戦争だった…と思っていたのではないかと思います。それでも 責任者として責任を取るべきだ…というのはごもっともで, それゆえにマッカーサーに一度自分の首を差し出しに行ってる わけで,それによりわたしは天皇の責任者としての立場は 一度示したと思います。
もちろん,天皇のクビの変わりにA級戦犯に責任を背負わせるって いうのが政治判断であるというのはそうだと思います。 本来は昭和天皇に退位して頂いて,別の天皇を立てるという手も あったかも知れません。過去の日本の歴史を見ても,ありえる ことでした。
それと昭和天皇が今回のメモで一部の戦犯を批難しているのを 大前氏は批難してますが,このメモはあくまでも内部メモで あり,公式発言ではありません。ですから,「組織は機能しない」 という言い方はいいすぎです。側近に語った本音を,組織論に 持っていくのは問題のはき違えのようにも思います。
というわけまぁいろいろ引っ掛かるところはあるのですが, 実は大前氏の結論自体には異論がありません:-)。公人の 靖国参拝を止めるとか,日中国交回復の時の中国との 約束を明らかにしないと,この問題は解決しないとか…。 もっとも後者は中国自体も嫌がるかも知れませんけどね。
- 8/12(日記)
- TVが靖国ネタばかりやるので,靖国ネタでも書こうかと 思いましたが,自宅でもいろいろあったのでそっちの方を 書きます。まぁ日記だしね:-)。
今日は冷蔵庫を買いました。正確には買ったのは日曜で, 今日配達。今まで使っていた冷蔵庫はこの夏になって, どうも十分に冷えないという状態でした。まぁ大学に入って 二年目か三年目に買ったものなので,20年近く使っていた 事になり,十分元は取ってる…というか,家電って長持ちするよなぁ って気がします。
新しい冷蔵庫は2ドアで上に冷蔵庫があるタイプ,170L弱で たぶん以前のより40Lくらい容量がふえたと思います。もっと デカイのを買うって事も一時期まじめに考えていたのですが, いろいろ考えがあって,今のサイズにしました。早速電源を 入れましたが,冷蔵庫ってこんなに冷えるんだ…という感じで 驚いてます。
冷蔵庫の話はここまで。天気は朝から曇り勝ち。 昼食を食べに出たころにわか雨が降りましたが,それは すぐに止みました。ですが,2時過ぎに再び豪雨。しかも 雷…ってことで停電が10秒ほどあったり,ケーブルテレビが飛んだり…と なんかすごかったです。1時間程で止んだので出かけましたが, 夜戻ってきても,ケーブルテレビは復活してませんでした。 なんかすごい天気だったなぁ…。
- 8/11(上の戦い下の戦い)
- レバノンとかイスラエルの事とかは,あまり詳しくないので, わかったように語るのは良くないのだとは思いますが, ちょっと思ったのがフランスはどちらかというとレバノンより なんだ…ってこと。アメリカはイスラエルよりだというから, ここにもフランスとアメリカの対立があると…。
とはいえ,これでフランスとアメリカが戦争をするとは ちょっと考えづらい。フランスとアメリカ…というか 大国同士の対立というのが全然ないわけではないけど, 経済制裁みたいな話はあっても武力行使になることはあまり 考えられない。
でも「代理戦争」という言葉があるように,大国の対立を 小さな国同士の戦争にやらせる…っていうのはあるみたいです。 今回のレバノンとイスラエルの件はフランスというよりシリアや イランがバックにいる…という話も聞きます。
いずれにせよ代理戦争で傷付き死ぬのはその代理戦争をやっている国の 兵隊と市民です。
ここになんか命の重さというか階層があるように思えて気持ちが 良くないです。ちょっとたとえは悪いけど,やくざ同士の戦いで, 下っ端が命をかけてたくさん死んでもトップの人たちは穏やかに 話し合いをして最終的に手打ちにする。もちろんその時にトップが 責任を取って死ぬこともあるんだろうけど,どちらかの負けではなく, 話し合いで妥協する場合は双方無事だったりする。
別に命の掛け合いに限らない。商売の場でも現場が相当きつい目を やって戦っていても最終的な手打ちはトップで穏やかに行われたり する。
中東の話に戻すとレバノンでたくさんの市民が傷付いているけど, レバノンやイスラエルの政治家は同じ様に傷付くことはないし, そのバックにいる人たちはもっと同じように傷付かない。 先進国が仲介しようとしても,当然だけど命をかけることは ないのだろうなぁ…と思う。
やるせない…。
- 8/10(メディアの敗北)
- 「メディアの敗北」って事を意識したというか,ここにも 書いた気がするけど,そう強く思ったのは,確かイラクでの邦人 人質事件の時だったっけか?…。あの時は,マスコミがつくろうとした 善悪の対抗軸と世論が全く逆になってしまいました。
敗北って言ってもそれで一転して構造が変わるわけでもなく, 相も変わらずマスコミは,自分達の思うように世論を動かそうと するし,インターネットの中ではそれに対抗して逆の世論が 生まれてます。…というわけで,昨今目だった対抗軸。
一つが,「亀田支持」v.s.「不支持」。もっともこれは マスコミ全部が「支持」ってわけでもなくて,マスコミの中にも 「疑問」って声も。まぁ亀田煽りをしたのは一放送局だから, そうなるのも当然とも言えるし,他のマスメディアが,ネット世論を 気にしてるとも言えます。
次が先日の長野知事選挙の「田中支持」v.s.「不支持」。 まぁこれは明確にどっちが…って感じでもないのですが,おおざっぱに 見るとメディアの中では田中支持が多いし,ネットは…まぁ いろいろあるけど,メディアが持ち上げるほどじゃないというか…。 これについては先日書いたように,全国放送ではなくて, 長野の人にとって彼はどういう知事だったのか?…がわからない以上, わたしには判断できないというか…。まぁでも田中知事は中央 マスコミに対しては美味しい人だったという気はします。
で,最後がアニメ映画の「ゲド戦記」v.s.「時かけ」。 後者のネットでの盛り上がり方が結構すごいと言うか…。 わたしは前者は見てないので,単純な比較はできませんけど, あんまり前者を観に行くつもりもなくなったし(笑)。
…とこれらは特に連携してるわけではなく,それぞれ独立に 今見える対立のように思います。ただわたしはどちらかというと 後者の方に共感するとは言え,じゃっかん,後者の方が 過剰に盛り上がってる様な気がしないでもありません。 マスコミが言ってることの反対だから正しい…って言うような, そういう雰囲気もありますし,それは自分達が独自に意見を 発することができることで,ハイになっているような, そんな感じでもあります。
というのが今のわたしの感覚ですけど,こういうのはこれから どんどん増えていくんでしょう。今のところネットの盛り上がりは ネットだけで,ネットに無縁な人達には,この状況は 見えにくくなってるように思うけど,おそらくこの対立は 近いうちに表面化してきて,すべての人が無視できなくなるのでは ないかという気がします。マスコミの敗北は今のところ局地戦に おける敗北ですが,全体としては侵食が進んでいて,パワーバランスは 変わるんだろうなぁ…と思います。
- 8/9(自由経済と富)
- 自由経済が社会全体に富をもたらす(もしくはみんなの 生活をある程度良くする)って話が詭弁じゃないか?っていうのは, だいぶ前からわたしも日記に書いていて,今更な感じもする反面, なかなかすっきりとした答えが見つからない 難しい問題とも言えます。まぁ,それでもまだグローバリズムや 民主主義や自由主義がいいという人達も多いので,警鐘を ならすという意味では,書き続けるっていうのは意味があるのか…と。
今回は, 分裂勘違い君劇場さんがNHK特集を見ての 教訓とか,それをリンクしての,雑種路線でいこうさんの「資本主義にせよ民主主義 にせよ次善の正義でしかない」っていう辺りは,まぁ おもしろく読めます。
ただ,この問題はわたしはむしろ西洋が民主化した辺りから 始まる200年以上前からの問題だと思うので, 弾さんが「富2.0」とかいう新しい概念を 持ってくるって辺りになると,ちょっと引っ掛かります。 まぁ200年来の問題を「2.0」で何とかなるっていうのも ありかとは思うけど,そこまでわたしは「2.0」に期待してないと いうか…。
わたしが思うには西洋の資本主義自由主義民主主義を それ以外(第三世界)に適用するときに,おんなじ様には 考えられないのだと思います。西洋での流れは, 王権主義から商業・工業の発達で経済人が経済力を持ち 権力を脅かすという流れで,いかにスムーズに社会構造を 変え彼ら(旧来の権力者)の地位を護るかの改革でした。 その結果国内にある貧困層を海外に押し付けたのが 植民地主義でしょう。
第三社会はそうじゃありません。国内の商業・工業階級が台頭する前に, まず西洋から押し付けられたイビツな経済構造があります。 だから一旦自由経済を否定してないとその搾取構造を 分解できない。…というのをやってるのがラテンアメリカ…って 事になるのではないでしょうか?。
ちなみに西洋で商人が力を持ったのはわかりますが,市民が 力を持ったのは何かというと,やはり知識だと思う。 市民がある程度の教育水準を持つことが民主主義には 必須であり,それができない場合は,これまでのような (民主主義という名の)傀儡政権か,今産まれつつある 賢人(独裁)政権ってことなんでしょう。 第三社会が最終的に(自立した)民主主義になるかどうかは 今のところわかりません。そもそも経済格差がないと 自習経済に富は発生しないのでは?という疑問すらあります。
ふと思ったのですが,「階級社会〜グローバリズムと不平等」 という本を読んでいる人は意外に少ないのですかね?。これを 読むとなぜ西洋で民主主義が起きたか?その中に巧妙に仕組まれている 階級社会っていうのが良くわかるのですが…。
ちなみに日本はあらゆる意味で例外的に民主化されたのだと 思います。だから,よく「日本のようになれ」っていう 合言葉を聞きますが,多分参考にならないと…。
- 8/8(少子化)
- 小子化対策として独身税はどうか?とう 話。まぁ独身税もいいとは思うけど(当方独身)。 たしかに結婚(子供を作ると)すると生活水準が下がるというのは 結婚前が贅沢すぎる…っていうのは一理あります。
まぁでもそういうのを置いておいて,ちょっと違った見方から…。
人間と他の生物を比べると,子供を育てた後の 年月が異常に長いとかいうし,生物は子供を産んで育てられる 状況になったら子供を作る…ってことを考えると, 晩婚・高齢出産化は子供を作れる年齢が単純に晩年にシフトし, 子供が巣立った後の人生を短くしてるのではないか?と いう気もします。 もちろん生理的には15歳程度から子供を作れるんだろうけど, 社会・経済・ミーム的には30過ぎないと安心して子供を 産んで育てられない…と思うのかも知れません。人間は ネオテニーが進んでいて,幼少時が長いというけど, それがますます進んでいるという見方は出来ないでしょうか?。
30後半になって,急に子供が欲しくなって相手を探す女性って 結構いるみたいだけど,動物だって産めるようになって 産んでいるのではなく,なにかの危機感で焦って 産んでるのかも知れないし。
…とここまでは少子化というより高齢出産化…って話だけど, 晩婚化も小子化に関係あるし…。それに,少子化に関しては, やっぱり人口爆発と死亡率の減少の関係な気もします。出産率が 2を切ったと大騒ぎしますが,急激に人口減少が進んでいる わけではなく,出産後の死亡率が下がってるので,バランスを 取ってる気もします。
まぁつまり,高齢出産化も少子化も「神の見えざる手」って ことじゃないかと:-p。
- 8/7(長野知事選が何を表してるのかはわかりません)
- 田中康夫長野知事が知事選で敗れたという ニュース。個人的にはあまり盛り上がらず,ふーん…という 感じ。ただこれを日本の地方行政改革の逆行という人もいて, へぇーそうなんだ…と更に思う。
まぁある意味田中康夫知事は地方行政改革の象徴みたいな ものだったのかもしれないけど,わたしは長野県民でもないし, 長野に長期滞在したこともないので,なんとも言えない。 長野が普通の地方なのか特殊な地方なのかも良くわからないし, 中央のマスコミがいかに長野を取り上げようが,そこに住んでる人達が 抱く心情はわかるはずもない。外からみたらいい人でも, 中から見たらダメな人も多くいるし,その逆もあるはず。 先日地方には東京と違う価値観がある…と書いたばかりだし, その舌の根も渇かぬうちに,わたしが長野の人の気持ちを 酌もうというのにはソリャー無理があるってものです。
この週末のテレビで長野だか岐阜だか忘れましたが, ほとんど破綻してる村の人達が,村の借金が増えているにも 係わらず行政サービスを減らすことに文句を言ったりと, 一住民の意識なんってそんなもので,田中知事がいかに 日本の地方の未来の可能性であろうが,それを選ぶ県民は まずは自分の利益が大事。だから外向きにどう見えようが, 関係ないと言えます。こういう改革者の敗退って 「民主主義の敗北」みたいに言う人もいるけど,こういう 結果こそが民主主義なんだと思います。
それでも一市民にも家族や子供はいるわけで,彼らのために いい日本を作る必要があり,そのために今を我慢せよ…という 考え方も出来ますが,それを説得するのは為政者の仕事でしょう。
というわけで,長野知事選については,興味がないというより 良くわからなかった。そもそも田中知事が何をしてきて, その結果,長野のいろんな人達がどう影響を受けたのかが わからないので,評価のしようもないし,それが日本の今後の 地方自治にどう影響するかもわからない。非自民だから 改革者ってわけでもないでしょう。
ただ,本音をいうと,その辺を知りたかったというのは あります。そうしたら自分達の為政者を選ぶ参考になるから。 ただ日本のマスコミは有権者に客観的な情報を与えて 勉強させるというのをするつもりはないから,最初から 色を付けた情報しか流さず…,まぁ我々が賢くなることは なかなか難しいな…と思うのでした。
- 8/6(原爆)
- 今日は広島の原爆の日。今日からしばらく戦争について 語られる時期でしょう。日本は敗戦国なので基本的に,この時期に 語られるの戦争の悲惨さや,戦争をしたことの反省だったりしますが, わたしはこの在り方自体には賛成してます。最近あの戦争において 日本が一方的に加害者であったわけではない…という論調が高まって 来てますが,それはそうであっても戦争は悲惨であり回避すべきもので あり,正統性を持って讃えるようなことがあってはいけません。
この週末に見たTVではかっての旧日本軍の蛮行の話がある一方で, 現在のアメリカの劣化ウラン弾の話などあり,これはこれで日本らしい メッセージの発し方だと思います。
ですが,なぜかそんな中某ジャーナリストが「日本でも核配備すべきの 声が挙ってきてる」とかいうのを言っていて,これまた驚きます。 だれ?そんな事言ってるの?,あんたじゃないの?…と言いたくなります。 そういうことをいうのは,核が単なる強力爆弾だと思ってるどっかの 強国と同じ考えからから来るんでしょうか?。
核は日本人なら誰でもわかっているように非常に特殊な兵器であり, 持っていれば自由に使えるようなものではありません。もちろん 核を外交に使っている国もありますが,核が外交に使えるという 状況もかなり特殊だと思います。
なぜならどういう状況で核兵器を使えるというんでしょうか?。 近くに核兵器を開発してると言って脅してる国がありますが, 本気で核を撃てると…いや撃つことは可能ですが,その後に 普通に自国が存在できると思ってるんでしょうか?。核は確かに 一都市を廃虚にできますが,別に核がなくても都市は廃虚になります。 核を撃つことが通常の戦争手段として認められてないこの状況で 核を使う事は,世界中を敵に回し,他の国の軍事侵攻を(世論として) 許す結果となります。
そんな兵器を日本が持つことにどんな意味があるんでしょうか?。 少なくとも日本は西洋の列強から無視をされている国ではないため, 日本にどこかの国の軍事介入があった場合,他の国がかならず 黙ってません。孤立しない…というのはそういう意味もあり, 日本がかって原爆を落されても,誰も落した人を批難しなかったのは, 日本が孤立していたからであり,孤立しない状況をつくっている事が 核を落させないために重要なことなんでしょう。少なくとも 核を圧さえるために核を持つことはナンセンスです。
核を使うとその土地は大きく荒れ,被爆した人達は何年も 後遺症を背負います。この事が核が他の兵器と大きく異るところ なのですが,どうもその事を理解してないのが世界の大国には 多くいるように思います。だから海外には安易に核を持つことが 国力の増強だ…と思ってる連中もいるのかも知れませんが, 日本の中にそういう事を言う人間がいるなんていうのはとても 信じられません…っていうかそんなの人前でいうか?…。
というわけで,そういう議論が起きること自体信じがたく, わざわざTVで発言するなよ…と思いました。
だいたい「…という人がいます」って人が言ったことにする事自体 卑怯だよ,ジャーナリストの人って。
- 8/5(慣れ)
- 熊本からの来客があって,羽田に迎えに行ったり,自宅に よんだりしました。自宅はクーラーをつけないと平気で36度くらい あるのですが,「涼しい」とか言いましたよ(^^;)…。すごい。 真似できない。まぁ慣れなんだろうけど, 普段あっちはどれくらい暑いんだろう。
わたしはちょっと暑くてバテ気味でした:-<。
- 8/4(東京と違う価値観)
- 「ワーキングプアで取り上げられた町の人の 話」。いろいろ興味深い。
簡単に説明するとNHKでいわゆるワーキングプアという「 働いても豊かになれない」という階層の話をしていて, その例として廃れていく地方が取り上げられたらしい。 でも,実際にその地方に住んだ人に言わせると,地方は 別にお金がなくても暮せる部分があるので,同じように みられても…と話です。
まぁなるほどというか…。実はわたしも上京するまではというか, 上京してしばらくはわりと同じように思ってました。 といってもわたしは別に農家じゃなくて地方の公務員の 子供なので,さすがに物々交換とかは経験してませんが, 東京とは物差しが違うのは良く思ってました。「東京に ある◯◯がない」とか言われて不便がられる事が何度か ありましたが,別にそんなの必要とは思わないとか。 あと,お金の価値も違っていて,地方ではお金がなくても 豊か…というか,食べるコストも安いし,遊ぶのに お金がかからなかったりとか。
というわけで,言われて改めて思い出す辺りは,ちょっと 自分も東京に毒されたなぁ…と思ったりもしました(^^;)…。
ただ,じゃぁ地方が貧しいのが全く嘘か?…と言われると, それもどうかな?…とは思います。ただ…ワーキングプアねぇ…, なんかいろんな層を見つけてきて名前をつけるのが流行ってるねぇ…とか。 ある程度の貧困の差はどこにでもあるわけだし…とか そういう風にも思いました。
- 8/3(セックス教団)
- 韓国発のセックス教団の話は, 呆れたというかまたか…という感じ。 実はわたしは別に宗教儀式にセックスを用いても いいじゃん…,それで関係者が幸せになれば…と思ってる ところもあるので,マスコミがセックスの部分だけ取り上げて 面白おかしく騒ぐのにも辟易します。 ただし関係者に信者の家族とかを入れると, 当然みんなが幸せになれるわけではないので,やはり問題は難 しいかなとも思います。。
カルト宗教というのは,普通に考えるといろいろと怪しいような 手法で宗教儀式をやってるようなことが想像できるのですが, それをセックスだけ取り上げると「なんだ結局教祖がエロだったのか」と 急激に矮小化されるところが,なんかいいのかわるいのか:-p…。 個人的には60を過ぎた爺さんが100人も200人もやりたがるかね?とも 思うけど,某隣国にも似たような将軍様がいるので,性欲の 衰えを知らない爺もいるのか…。まぁこの場合,純粋な性欲と いうより,美女を何十人も侍らせることが重要であり,単なる 象徴なのかも知れませんけどね。
九州人をやってると,東京の人に「九州人は男尊女卑」とか 差別発言を受けるのですが,そういうわたしから見ても,某隣国は もっと男尊女卑だろう(根拠を挙げるのは面倒なので,わたしの 単なる妄想と思って頂いても結構です)…,って気はするけど, 甘いマスクに騙されてあっちの男の方がいいっていってる おばさんもいるのがちょっと不思議というか。 もっともかの国は女性も強いらしいので,バランスは取れてるのかも?。 日本の女性がいくとますます言いなりな気がするんだけど…。
まぁあんまり書くと他民族への根拠なき中傷と言われるので, この辺でそっちの話は止めておきます。日本にだって性行為を 宗教的技法に使っている宗教はありそうだし,かっては一部の 密教にもそういうのがあったように聞きます (たんなるデマかも知れませんが)。
性行為を単なる繁殖行為…と片付けたり,もしくは男性の快楽…と 片付けるのでは,ちょっと狭い視点だと思います。 実際に性行為は男女ともにそれ以外の不思議な精神状態を 作り出すというものでもあるでしょう。 繁殖のためにある意味無条件に必要なものだから,そうで あってもおかしくはないわけです。動物が頭で考えて子供を つくるわけではないので。
まぁそういうわけで,性行為にはいろいろと不思議な面はあり, それによって…いろいろ興味深いことはあるのですが, あんまりそんなことを書くと,顰蹙買うので止めておきます(^^;)。 つまりは,そんなの宗教に利用するなよ…と言いたいというか, 別に教義を信じなくても不思議な経験というのはあるんでしょうが, 常識で固まった教養の高い人は,なかなかそういう自分の体に 起きてる不思議なことに気づかないのだろうな…と思ったりもします。
あっ,ポリネシアンセックス(スローセックス)というのも あったか(笑)。そういう意味じゃ,これも,性行為の不思議を 宗教利用される事の予防にもなるのかも。
- 8/2(王監督)
- 王監督退院おめでとうございます。
先月5日位に入院して手術が 17日だったらしいので,手術から二週間ちょい…での退院。 無事記者会見してる映像をみて,安心というか回復力の 強さに関心しました。術後三週間くらい入院かと思っていたの で。ただ,まだ胃がないのので食事とかは粥とのこと。
一日も早く普段通りの生活ができるように祈っております。
以下,余談というかメモ。全然別の話。
わたしはザウルス(SL-C860)ユーザでSUNTACの CS64CFを使って,FOMAで発信してましたが,FOMAを P902iSにしたらつながらなくなりました。それまではN900だっけ。 ザウルス内のネットワーク設定の「セットアップ」で新たに 設定してもダメ。どうやらFOMAの初期化を失敗してる様子。
初期化というとATコマンドなのですが,FOMAのマニュアルに コマンドのリファレンスも載ってないので,困ってましたが, ふと自動で入った初期化コマンドを消し「ATZ」と入れてみると, 無事発信接続できました。そういえば「ATZ」だったよな…と 思ったのでした。
以上メモでした。同じ苦労をして人がヒットすればいいかと 思い,こんな端っこに書いておきます。
- 8/1(ウドー・フェス)
- 先々週の週末富士と泉大津でウドー・ミュージック・フェスティバルと いうのがあってました。その日わたし…何をしていたかというと, 日記を見ればわかるように葉山でBBQしてました(^^;)。まぁ 天気が悪かったみたいですね。
というわけで,ライブ自体に興味はあったものの,知人から 誘われたイベントの方に行ってしまい,まぁしょうがないなぁ…と 思っていたら,全然客がいなかったとのことで話題になってました。
なんつーか…,あらら…という感じ(^^;)…。
メンバーは物凄く豪華だと思うんですが,なんせターゲットはわたしより ちょっと上くらいの人じゃないか?…。そうなると,40代でだいたい 家庭やちょっと大きめの子供達がいて,自分の楽しみでライブに 行くのも難しいし,しかも郊外で野外というと,行きにくいよねぇ…と。 そういうわけで,やっぱり他の夏休みイベントを断れなかったり, 家族の目もあったりで気になるけど行けなかった…って人が 多かったのかしら?…。
というのもあるんですが,どうもこのイベント…プロモーションにも 本気が感じられませんでした。わたしがこのイベントのTVCMを 観たのはU局だけで,キー局では全然見掛けない。若い音楽好きの 人なら音楽番組が多いU局も見るでしょうが,このライブのターゲットは どう見ても,普段はニュースやスポーツを見てるおじさんでしょうから, 無理してでもキー局でCMを流すべきだし,更に1時間か2時間枠を 買って特集でもやった方が良かったのでは?…とか思います。
いずれにせよ,この客の入りようだと,来年は無いよね…って 感じだし,いったいどれくらい赤字を出したんだろう?,出演ミュージシャンは ギャラはもらったのだろうけど,いい感じしないよね…と 思いました。まぁ実際,毎夏いろんなイベントがあってるだろうけど, 行ってみたら悲惨…っていうものは結構多いんだろうけど…。 印象でいうと,数年続いているイベントでも基本的に規模が縮小 してるものが多くて,どんどんイベント規模が大きくなってる 音楽イベントって今はあまり聞かないなぁ…と思います。
とういわけで,なウドーのフェスティバル無理していっても 良かったのか?…と思いましたが,まぁ後の祭。 今後これがどう語られていくのか気になります(^^;)…。
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