2008年2月の日記&雑感


だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。 あしからず。


2/29(便利なれば不便になるものなのかも)
2月終了で,今年度もあと一ヶ月。年度末とかいうのもあって(謎), ちょっと職場のお年寄り関係で飲み会。久しぶりに帰りが 遅かった。
飲み会の帰りに会社のメイルを軽くチェックしたら,幾つか 重いメイルがたまっていて,ちょっと萎える。最近は, 会社のメイルも読むのが大変で,添付ファイルとかはダウンロード できないので,文章くらいしかチェックできない。まぁ セキュリティ上しかたないし,ヘタに仕事を持ち帰らなくて良いので いいのですが,その分,早く帰りにくかったりもして, 悩ましい。わたしはこれまでは,早く帰るかわりに自宅でも 仕事のことを気にしてたりするタイプだったので,そういう 仕事の仕方がしにくくなるっていう感じで。
わたしが社会人になって20年近くになるけど,なんかIT化で 最初どんどん便利になっていって,しかしあるところから 逆にセキュリティとか,使う人が増えて…とかそういう 問題が出てきて,便利になった部分がだんだんなくなっていく…と いう経験をしてる気がする。なんでも成長時は便利だけど, それが行き過ぎると不便になるものなのかもしれない。
そういう意味では,高度経済成長時とかは社会自体が だんだん便利になっていったのだけど,今はそのひずみが出てきて 逆に不便になってる時代なのかもしれない。だから, その当時若かった人は,昔は良かったのに今はなんって不便なんだとか おもってるのだろうなぁ…。
別に経済成長に限らず,なんでも物事は便利になってそのあと 不便になって,そしてまた別の部分が発展して…ということを 繰り返しているのかもしれない。

2/28(日本の国際的ブランド性)
クローズアップ現代は,新興国の富裕層が日本にやってきて, お金を大量に落としていく…もしくは日本のものを買い付けに来ると いう話でした。日本の製品とか食品とかが信頼性が高いので 人気で,日本人でも出さないくらいの高額のお金をだして 買っていくとのこと。
まぁ,30年とか40年前の日本人を見る様だというか。それ以前は 覚えてませんが(^^;),日本人もかっては,ヨーロッパ製とか アメリカ製が品質がいいといって,お金持ちは買いあさったり, 観光旅行していろいろ買ってきたりしてましたね。もちろん, まだ欧米の方がいいものはありますが,すっかり立場が変わったなぁ…とか 思ったりもします。服とかカバンとかはまだヨーロッパの方が いいものは多いけど,電気製品とか車に関しては日本人自体, 日本製を信用してるし食品もそうでしょう。
番組では日本の信頼性の高さは,日本は消費者が厳しいので, それに耐えてること自体が日本製品の信頼をあげてるといっていて, 日本人の偽装とかに対するうるささを,いいようにとってる感じも ありました:-p。まぁそれはそれでいいのですが。
話が変わりますが, 中国人の一番嫌いな国が日本ではなくなったというのを読んでいて, やっぱり日本の文化や製品に対する憧れが強いのだな…と感じました。 日本は戦争に負けたのに西洋やアメリカを嫌ってないといわれますが, やっぱり文化に強くあこがれていた気がして,西洋が世界中を 西洋化してるのは,決して単純に自分達の価値観を押し付けている…という ことだけじゃなくて,自分達が文化の本家として優位に立つとか, ブランド利権を得るとかそういう覇権的な戦略だと思うので, ようやく日本もそれを行えるところまで来たのか…とかとも 思います。小泉さんがYoukoso日本をやった時に,それを 意識していたのか良くわかりませんが。
余談…。
もうひとつヨーロッパ人が忙しくない3つの理由というのを 読んだのですが,これもヨーロッパ人の気質を主にあげてますが, 肝心の働かないのにそれなりに裕福な理由,外貨レートも高い 理由がかかれてません。これも結局西洋は世界中にたくさんの 利権とかあと見えない文化利権を持ってるからなんだろうな…と 思います。日本がこれからどれだけそれを世界中にもてるか?というのが 日本がヨーロッパの様になれるかどうか…なんだと思います。

2/27(感受性が高い人を排除する?)
若者にしか聴こえない不快な音を流すモスキートが 議論になっているらしい。というか,これ本当に使われているんだ。 5000台ですか。当たり前じゃん,今頃問題にするなよ…という 感じです。イギリスの話ですが…。
これが出たときも書いたと思いますが,再度書きます。
体に良いとか悪いとかいう話ではなく,高域の音が聞こえる すべての人にうるさい思いをさせる…ということが問題だと 思うのですが,どうしてこんなものを使おうかと思うのでしょう。 わたしが気に入らない点はいくつもあるのですが,音を兵器に してるって点も嫌だし,音とか光りとか多くの自然の刺激を 感じるということはいいことだと思うのに,それがネガティブに 使われるのが嫌です。なんか聴こえない人が聴こえる人を排除 してるように見えます。世の中は鈍感じゃないと暮らしにくい…と 言われているようでいやです。
あと,25歳以下といいますが,実際は年齢は人それぞれ。それに 赤ん坊や子供にも聴こえるはずですが,幼児虐待では無いか?と いう気がするのに,そういうのにとりわけうるさい西洋で, こういうことをすること自体理解できません。
だいたい自分が感じないものを人に与えて不快にさせるというのは, どれくらい不快なのかが絶対に理解できないわけで,そういうものを 人に与えられるってこと自体,思想的に問題があるように 思います。
というわけで,今日はネガティブ全快で失礼しました。でも, やっぱりこのシステムはいろんな部分で,許しがたいんですよね。 日本に提案されないことを願うばかりです。

2/26(見える世界がすべて…って思い勝ち)
ネットで話題になっていた ニートの子を紀伊国屋に連れて行ったら感動して 本屋に行くようになったって話。
まぁこれがいい話かどうかっていうのは微妙だなぁ…と思います。 引きこもりみたいですが,お金は稼いでいたので,ニートかどうかも 微妙です。ただ,この頃の年頃って社会に出てみたら,考え方が 変わるというか,世界が広がるっていう経験はこういうのに 限らずあるよね…と思いました。
この文章とは関係なくここ最近,自分が高校大学社会人って 進んでいくときのこととかを思い出してました。 わたしの場合,高校までは九州の南半分あたりを転勤で 回ってましたが,大学受験で初めて福岡に行ったときに, 都会っぷりにちょっと驚きましたが,そのすぐ後に, 東京に行ったときは,さほどギャップがなかったなぁ…とか。 あと,大学に入って社会人と一緒に遊ぶようになって,自分としては いい社会勉強というか,まぁ世界が広がったなぁ…とか。
ニーとはともかく,引きこもりはその人の周りの世界の 生きづらさに引きこもるんだろうけど,周りがつらいから もっと狭い自分の家だけの空間に引きこもるより,本当は外に 広げてもっといきやすい空間を探したほうがいい気がします。 子供の頃に,新しい世界を見て驚くのは,子供の頃は,本当に 自分が見える世界がすべてでそれ以外の世界の存在をなかなか 想像できない。…というのは別に若い時に限らないか…。 いまでも,なかなか想像できない。特に困ってなければ, 外の世界がどうなってるかとか…考えないし,きっと似た様な ものだろう…と思ってるように思います。
そういえば,少し話が違いますが,最近宮崎の知事が道路が必要と いってるのを,ネットでは批判する声が大きいのだけど, 東京の人は,なかなか地方で道路が必要な事情を理解できないのだろうな…と 思いました。まぁもういらない道路もたくさんあるのでしょうが, わたしからみても宮崎にん関しては,ちょっと道路事情は 悪すぎます。地方出身の私は,都会に出て別の世界にいったような 感覚でしたが,むしろ都会育ちの人の方が,それ以外の地域に 暮らす機会が無いから,そのへんのことはわかりにくいだろうなぁ…と 思います。

2/25(A&Vフェスタ)
行ったのは昨日ですが,今日までやっていたので,今日書きます。 A&Vフェスタに行ってきました。以前オーディオフェアとか 言っていたあれです。今まで何回か行ったことありますが, なんか久しぶりです。とりあえず, インプレスの紹介記事とか Phile-webの紹介記事とか,あとは両サイトの この期間の記事を読んでいただくとわかりますが,今回は 今までと違い展示場ホールではなく,会議場で行われました。 大きいホールで各ブースがでかい音を鳴らして…というのではなく, 小さい部屋に分かれてじっくりと音を聴ける…という意味では, とても良かったと思うのですが,大きなメーカのブースが少ししか なかったり,以前あったカーオーディオの展示がなかったりと, 全体の規模はかなり縮小されているし,来訪者も日曜の 割には妙に少なかったのは…,大丈夫かな?と思うような ところもありました。
最近は高級オーディオやiPod用の周辺機器とか,オーディオが 結構元気か?とも思っていたのですが,そうでもないのかしら?と 思って,実は結構ニッチなところで盛り上がっているのだなぁ…と 感じました。家電としてのAVはCEATECとかの方に移っていると いうのもあるそうです。
最近の高級オーディオのブームで各社また高額なスピーカとかを 出してきたりもするのですが,そういうのを作れるのは昔の技術者 なのか?結構お年寄りの展示員がいて,あとは若い人になって…と つまり層が分断されてるのも…,なんか複雑な思いです。ちゃんと 技術は継承されていくのでしょうか?。
でも会が妙にニッチになったせいもあってか,もしくは年寄りの 技術者が多いせいか,妙に手作り感があるし,昔のオーディオマニア的な 良くわからないアイディア製品みたいなものをポツンとだしている 小さな会社とかもあって,それはそれで面白いです。でもお年寄りの 技術者が考えるそういうアイディア製品と,若い技術者が 考える新しいアイディア製品には妙なギャップがあって…,アイディアの 源泉が違うのだなぁ…とかいうところもいろいろ考えさせ られました。
手作り感のある高級オーディオとかになると,もう答えとかを 求めるのではなく,単なる趣味で一人ひとり手作りで作れば いいんじゃないか?…という気もするのですが,そうなると 東京の場合結構秋葉原とかのオーディオショップで見ると 事足りたりするんだよなぁ…とか考えると,やっぱりちょっと 会としては微妙だなぁ…と感じました。メモリープレーヤとか ミニコンとかそういう若者向けの製品も, そういえば一切なかったし…。来年とかどうするんだろう?。

2/24(三浦和義氏)
昨日書いた洗濯物は,無事回収できました。でも洗濯干すタコアシを 買いに行ったらあまり売ってなくて,最近は使わないのだなぁ,と 思いました。…というかタコアシって言っても通じないらしい。 パラソルハンガーとかいろいろ言い方はあるみたいだけど。
…。
さて,TVではサイパンでつかまった三浦和義氏のことを 何度も取り上げてました。まぁゴシップというかワイドショー的な ネタではありますが。
確かに日本で無罪確定した元被告がアメリカで逮捕されるというのは 珍しいので,興味深いといえばそうなのですが,かってのロス疑惑の頃の 三浦氏のマスコミの取り上げようを思い出すと,良く取り上げられるな…と いうか。
あの当時,三浦氏は単に被疑者としてだけではなく,バラエティまで 出てました。たしかわらっていいともにも何度か出た様に思います。 確かに殺人に関しては無罪ですが,奥さんを殴った罪は確定した わけで,そういう人をバラエティに取り上げて当時のトリックスターに してしまったのはマスコミです。つまりロス疑惑は殺人の疑惑だったと いうよりはマスコミが殺人の疑いのある人をTVでスター扱いして しまったという事件だったと私は思ってます。 普通に容疑者として扱ってニュースだけで経過を流せば,後で 本を出版したりするような人にはならなかったのでは?と思います。 殺人事件の真実には,当事者でもなんでもない,わたしは ほとんど興味ありません。その後のマスメディアの反応が妙な 騒ぎだったと思います。
つまり当時,確かに彼をTVのバラエティに出すと視聴率を稼げたのかも 知れませんが,あれは「視聴者って,こんなに下世話でくだらないもの なのだ」といわれていたようにわたしは感じてました。
というわけで,良く恥ずかしげもなく当時のことを流せるよな…と 思いましたし,まぁ,もういいよ…ほっておけ…というのが素直な 心境だったりします。
じゃぁ,書くな…といわれそうですが(^^;)。

2/23(春一番な一日)
今日は朝ぽかぽかなので,洗濯をするも,昼に出かけて帰ってきたら, ものすごく寒くなっていて,しかもものすごい風で洗濯物が飛んでいっていた。 アパートの下の人の庭に落ちていたのだけど,ここは外から回れないので, とても困った。下の人は今日は不在。下の人,時間が合わないのか, 数日間見かけないときもあるので,ちょっと困った。
あと風のせいで電車も止まったりでそういう意味じゃ散々。 なんか春一番だったらしいのですが,春一番ってこんなに寒かったっけ?。
で,昼間でかけた先は某大学。この春で退官される先生の講演を 聞きにいった。わたしが入社した時はすでに別のところに転職していたけど, 一応会社的には先輩にあたるので,いろいろとその後の人生の話とか, 学生に何を教えてきたとか,そういう話は興味深かった。
学生の時に研究での成功体験があったとのことだったけど, 確かに成功体験というのは重要だよなぁ…とも思った。

2/22(Welcome?)
病気になった人に,「病気になったんだ…にやにや」とかいうと 通常は失礼というかひどいいいようだと思うのだけど,なぜか 花粉症に関しては,花粉症が新たに花粉症になった人に 「にやにや」つまり「ようこそ」っていう感じがあるように 思うのですが,気のせいでしょうか?。
もちろん花粉症では無い人が 花粉症の人に,ようこそとかいうと怒られるというか,ひどい 物言いだとは思うけど,同じ病気だとはいえ,いっても いいものでしょうか?。じゃあわたしが癌の人に「癌になったんだ, ニヤニヤ」というと相当ひどい物言いだと思うけど。もっとも 癌は病状もさまざまなので,ひとくくりに出来ない…というのも あるのでしょうが…。
というのはやっぱり花粉症はあまり病気扱いされて無いって ことなんでしょうね。体質というか,そういう扱いなのでしょうか?。 わたしは去年まではこの季節,喉が痛くなることはあっても, 鼻水が数日間止まらないほどひどいことになるのは無かったのですが, なんか今日は目がかゆかったり鼻水が止まらない感じになって…, これってやっぱり花粉症なのかしら…。
ってことでWelcome?…(-_-;)。
まぁ,花粉症になったかなぁ…って感じで気が重かったりもするのですが, でも免疫系が弱いとアレルギーにもならないので,がん怖い…からすると, 免疫が強いだけましなのかしら?…とか思ったりもします。いや, 正しい方向に免疫が向かってない…って気もするのですが…。

2/21(藪の中)
今日は仕事でばたばたしていたらあっという間に過ぎてしまった。 …ので,ネタは特になし。
TVはイージス艦の事故の話ばかりやっているけど,まぁ仕方ないか。 騒がないと出てこない話もあるだろうし。ただ,漁船と自衛隊の 言い分の違いを見てると,藪の中を思い出した…。真実というより, 落としどころになるのではないか?と。

2/20(お金持ち向きになっていく世論)
何度も同じようなことを書いてるような気がするのですが…。
先日羽田空港を外資に売るかどうかみたいなことが議論されていて, まぁ羽田の件はともかく,企業の売買というか株の売買みたいな 話が多いなぁ…と思います。公共団体を民営化するという話, なんか民営化したらリストラできるとか,無駄遣いが減るとか サービスがよくなる…みたいなことをいう人もいますが,別に 民営化自体がそうである理屈はどこにも無くて,単純に民営化し 株を公開したら,政府はその株の売却益を得られる…という だけのことでしょう。もちろん政府よりも株主の方が, 冷淡に経営者をたたけるのでその結果経営効率がよくなることは あるのでしょうが,それはあくまでも経営者と株主とのだましあいの 話です。
今でこそ株価が下がっていて景気の停滞感がありますが,つい最近まで 株が上がっていたため,どこかでは好景気だという話もありました。 でもサラリーマンをしているわたしにはほとんどそんな実感はなく, 給料もバブルがはじけて下がったっきり上がってません。 会社の予算も…やっぱり下がっているばっかりです。自分の周りだけか?と 思いきや,春闘の交渉で,組合は好景気が給料に反映していないと 言っている様だったので,やっぱりそうなんでしょう。
先日自営業をやってる知人が「大企業は景気が良くて良いね。 中小はぜんぜんダメだよ」というのを聞きましたが,少なくとも 社員の給料レベルでは,好景気の実感はありません。
では,その好景気はどこに行ってるんでしょう?。わたしは株とか やって無いので,想像なんですが,やっぱり株主なのかな?と 思います。というのは,最近の経営者を観てると,乗っ取りとかを 怖れてか妙に株主向けに情報を発信してます。配当をあげようとか, 会社は成長してるので,安心して投資してくださいよ…とか。
経営者を中心にすると,お客様,株主,従業員とあると思うのですが, なんか一番観てるのが株主,次がお客さん,そして最後が従業員と いう風になっている気がして,つまり従業員は結構ないがしろに されてる気がします。
というわけで,最近の好景気は,どうも投資家が儲かっただけでは無いか? という気がします。
もちろん,それが資本主義だしというわけで,それを無条件に 悪いというつもりも無いのですが,なんかTVとか観ていると株価が上がったとか 景気が良いとか騒いでいたりいても,それは投資家が一喜一憂してる だけなんでは?と思うし,民営化とかした方がいいとかいうのも やっぱり投資家に金儲けの手を示してるだけなきもします。つまり 投資とかやら無い人とか,労働者にはぜんぜんうれしい話でも 無いかと思うのですが…。
最近の経営者はお客様さえあまり観ず,どうも投資家ばかり見てるなぁ…と。 最近大きな会社が何か決断を発表しても実はユーザのこととかじゃなくて 株価動向を気にしてのことが多いんじゃないか?って気はします。

2/19(最近のオーディオ)
東芝のHD DVD撤退,ようやく発表…と ありなりました。まぁここでひっくり返ったら大変だとは 思いましたが,それにしてもリークから発表までの 妙なこの期間はなんだったんだろう?。いまさら驚かないけど, 文句言ってる消費者がいて,気持ちはわかるけどそんなものだよな…と 思った。じゃぁ他にどうすればよかったの?と考えるに,そういえば レーザーディスクってまだ正式には撤退して無いのか…。 ああいう風に高い値段をつけて,細々とやっていくほうが良かったという 意見もあるんですかね?。いずれにせよ,わたしにはあまり関係が無い 話。
なんか話が中途半端になったので,AV機器ネタなどを…。 音響が仕事なので,市場をずっとウォッチしている身からすると, こういう混乱があるにせよ,ここ数年AVがものすごく話題豊富なのは いいことなんだろうなぁ…とは思ってます。
例えば ノイズキャンセリングヘッドホンなんって 最初に出たのは10年位前かしら?。当時NCTっていう会社が ノイズバスターっていうヘッドホンを出して,音響屋的には おぉ?って感じでしたが,一般的にはほとんど話題にならなった。 その後ソニーとかBOSEとかが粘り強くやっていたら,いつの間にか こんなに話題になってるというのも不思議なもんです。技術的に そんなに向上したとも思えないのですが。まぁでも安くは なったかなぁ…。
あと富士通テンのオーディオも残響除去とかやってる様に 読めるんですが,どの程度の性能なんだろう?とか思ったり。
オーディオが技術を前面に出してそれを受け入れられるというのは, 実はずいぶん久しぶりな状況なので,不思議…というか。学会とかに いると技術が進んでいる部分もあるけど,それは淡々と少しずつであり ここ数年で急に何かがブレークスルーしたわけでもないと思うのだけど。
というわけで,そういえば,今週末は AVフェスタが横浜で開催。ここしばらく 行ってなかったけど,いまどきは活気があるかもしれないな…とか ちょっと思ったりもしてます。いくかなぁ…。

2/18(次世代DVD)
東芝がHD DVDから撤退するのではないか?という憶測がものすごく 広がっていて,東芝自体は何も発表して無いのに,NHKのニュースも 含めてこんなに騒いでいいんですか?とか思ったりもしてます。 なんかすでに総括の記事も出ていて笑うんですが。 いまさらやっぱりやめました…とは言いにくいねぇ…。
というわけでブルーレイだけが残るということになるのかもしれませんが, そもそも次世代DVD自体広がるのか?という疑問をあげる人も 結構います。実はわたしもそう思っていて,次世代DVD…どれくらい 売れてるのでしょうか?いや,搭載機器はそれなりに売れてるのでしょうけど, DVDの方を使っていたり,DVDも書けるから使ってる人が多くないですか?って 思ったりもします。単なる印象ですが…。
この話は何度も書いてるかと思いますが,今から8年位前にメモリーの オーディオプレーヤを売る仕事をやっていたことがあるのですが, その時に広まらない原因をいろいろ考えて,結局当時主流だった CDやMDにない機能が無いっていう結論を私は得ました。小さいという 利点があったのですが,CDやMDも携帯不可能なサイズじゃなかったし, 当時はメモリも64MBとかいうオーダでCDがやっと一枚入る程度。 リムーバブルでしたが,PCで音楽を扱う環境も整っておらず, 操作が煩雑だという欠点もありました。
結局メモリープレーヤはその後所有するCDを全部ぶち込めるiPodが 出てきて,さらにiTuneで音楽が買える…というこれまで無い機能が つくまではマニアのものであり,そんなに広がらなかったのです。
あとLカセットとかSACDとかDVD AudioとかS-VHSとかを考えると やっぱり単純に高品質になっただけでは売れない…というのが わたしの持論ですから,DVDを捨ててブルーレイが本当に広がるのか?と いう疑問を結局は捨て切れません。ところでSACDって人知れず 死のうとしてますが,あまり…というかやっぱり話題になってませんね。
まぁそれでもブルーレイは物理サイズはDVDと一緒だし,HDビデオに 勝手についてきて,なおかつ販売コンテンツがそれだったり, 知らない間に広まっている可能性は大きいか…とも思ったりもします。 でもそれって別に積極的にユーザが選んだというよりは,テレビが いつの間にかディジタルになっていたくらいの変化だよなあと 思います。
そういう意味じゃ,最初から今回のフォーマット戦争はユーザ不在というか, いつの間にか結果が出ていたってだけじゃないかなぁ…という 気はします。

2/17(ルノワール)
渋谷のBunkamuraでやっているルノワール+ルノワール展 を観て来ました。
寡聞にもルノワールの息子が映画監督というのは知らなかったのですが, 本展は画家の父親と息子のの作品を一緒に展示するという企画で, 意外に面白かったです。 息子の映画に父親の影響がうかがえるところを選んで展示していて, 絵と映画を並べて見せるというやり方も新鮮でした。 音も小さい音ですが天井から鳴らしていて,映画をパラレルで 見せるのも可能なんだなぁ…とか思ったりもしました。
絵のほうのルノワールはいわずと知れた印象派の巨人というか…。 もちろん一発でわかる作家性の強い人ではあるのですが, なんか私がイメージする油絵の基本のようにも感じます。 誰でも理解できるのに個性を感じるというのは,とてもすごいことで 芸術の究極だと思いますので,やっぱりすごいことです。 自分が学生時代に油絵を描いていた時は,油絵というのはこういうタッチだと 思っていたなぁ…とか,そんなことを思い出しました。 もちろん構図とか題材とかその辺も含めて強烈な個性があるのですが。
今日の展示会を観てるとあの作風はルノワールが必死に編み出した, 彼のオリジナリティだったと良くわかりました。 思い返すと 絵を描いていた頃の自分は画風を作るということよりも, とにかくうまくなることばかり考えていて,うまい絵を観ては どういう風に描けばいいのか?ばかり考えていた気がします。 そういえばギターも最初はそうだったけど,ギターは途中から 個性を意識するようになりました。絵も個性をもっと意識して いろいろ試していたら,今でも描いていたのかなぁ…とか 思ったりもしました。
芸術家とは自分だけの表現を確立して,それを広く理解してもらうことが やっぱり究極の目標なんだろう…。そのために苦労している人って いうのは結構いるんだよなぁ…とか思いました。

2/16(ネット徒然)
ネット観て徒然。
どうやら中国では毒入り冷凍食品問題は片付いたのに 日本が勝手に騒いだいるという空気になってるらしいって話。 なんと最近の中国の煮え切らない態度への豹変はそういうことだったのか…, なんとも厄介なことになってるなぁ…という印象。これは犯人でも つかまらないと本当にうやむやになりそうな予感。
…次。
どうやら東芝がHD DVDから撤退するらしいとのこと。 なんかうちにはハイビジョンが無いせいもあり次世代DVDとかまだまだ 先という印象だったのに早々に勝負がついたのか…っていうか, まだ必要性を感じて無いっていうのも,なんかメーカの熾烈な戦いに こっちは置いていかれてる感じもしてるんですが…。
…次。
迷惑メイルを送っていた人が逮捕されたという話。 なんかここ数日SPAMが減ってる気がするのだけど,この 影響があるのだろうか?。
…次。
今のペースメーカはほとんど携帯の影響を受けないと いうのは,だいぶ前からちらほら聞いていたのでやっぱりそうかな?と 思ってました。でも影響があるペースメーカをつけている人が いないわけでも無いでしょうから,まぁ優先席のあたりでは 電源を切るほうが無難かな?とは思ったりはしてます。ただ 自分のペースメーカが影響ある機種か,そうでは無いか?というのは つけてる当人はあまり理解して無いってことなのでしょうか?。 この辺の意識がどうなってるか気になります。
あと,最近のモバイルスイカとか見てると…やっぱり電車の改札を 通る時は携帯の電源をつけてることが前提のサービスを提供してるので, どうも鉄道会社の態度も矛盾があるというか…。改札を通ったら すぐに電源を切って,電車を降りて改札を通る前に電源を 入れるってことなのでしょうか?。わたしの携帯は電源を入れるときに パスワード入れるようにしてるので,それはちょっと面倒なんだけど…。 なんとなくダブルスタンダードになってるような気もするなぁ…。 …最後に。
鍵をかけたかどうかわかる鍵…欲しい。

2/15(東京からのエクソダス)
dankogaiさんのページで知りましたが, 株式会社はてなの本社が京都に移転するとのこと。
ダンさんの考察はまぁいいとして,東京じゃないほうがいい人材を 集められるケースも多いんじゃないか?とも思います。もちろん 東京より地方都市の方が優秀な人材が多いというつもりは無いのですが, 東京の方が慢性的に人材不足で,地方の方があまり気味という 意味で。
わたしの印象だと京都もそうですが,札幌とか福岡の様な 地方都市に幾つか非常に特徴のある優秀な会社がポツンとあったりします。 IT系だったり,何かの製作会社だったり,メーカーだったりと, そこまでその業種にも依存して無い気がします。 そういう会社は意外に地元の学校を出て…だけど上京したくないという 優秀な人材の受け皿になっていたり,上京して東京の企業に入ったけど, なんらかの事情でやめた人の受け皿になっている気がします。
確かに東京にはたくさんの企業が集まっていて,情報や流通の 速度がものすごく速く,企業がやっていくのに有利だと言えます。 そういうのもありますし,また全国から優秀な人材が集まってきたり, あと学校も多いということで東京の企業の方が有利なようにも 思えます。しかし,そういう状況であっても,どうしても地元を 離れられない…という人も多いでしょう。地元を離れるにしても, 毎週末帰れる程度…例えば九州だと福岡,北海道だと札幌…程度 ぐらいしか都会に出れない人も多いと多いと思います。 そういう人たちを効率よく集められれば,結構競争力のある 会社が作れるのではないでしょうか?。
そして,最近思うのは,東京というのはビジネスも大きいのですが,それゆえに 運用コストがものすごくかかるということです。会社を都内に置くと その家賃がバカにならないくらいかかります。そしてそこに通う 社員が自宅に払う家賃もバカにならないため,そういう社員を 養うためには多くの給料を払う必要があります。そして, お金で代えられないのが,そういう社員が通勤に何時間も費やしている ことです。確かに東京には企業が集まっているので,出社すると その中で他社に出かけたりする時間は短くて済むのですが, 毎日通勤にかかっている時間はバカになりません。そして通勤で 疲れた社員が会社で効率よく働ける時間も,結果少なくなるようにも 思います。
そう思うと,地方の企業には東京と違った意味での利点があると 思います。はてなが狙ったことはもしかしたらそういうことも あるのかもしれないな…とも思いました。そしてやっぱり 東京は地価が高いし通勤が大変すぎるよなぁ…と毎度ながら 思うのでした(^^;)。

2/14(動物の権利とかは結局人が決める)
Something Orangeさんのところでアニマルライツの 話が,ここしばらく続いているのですが,わたしが ひとり言の方に 書いたとおり,これは人間の命と動物の命の重さの比較じゃなくて, 距離感の違いでしょ?という気はします。単に自分にとって, 近いか遠いか?の差でしょう。他者のために自分の命を投げ捨てられる…と いう一部の人を除けば,大抵はやむを得ず人は他人を傷つけざるを えない状況にもなります。一方で家族のようなペットもいます。 それを種という軸で大切さを論じることは無理でしょう。
ついでに書くと,人間が食べてるものはすべて動物や植物が 元になってるものですよね?。石油だって元は動物の死骸だから, 結局は人間は動物を食べないと生きていけない生き物です。 もちろん植物の果実は食べられることを前提に出来てると言っても いいんでしょうが,でも種を食べる食べ物だってあります。 生き物に大切なものの線を引こうと思ったら結局はそういう話に なるかと思います。
以下余談ですが…。 動物実験について言えば,人間のためにある程度は必要でしょう。 でも人が可愛がってる動物は使わないでしょ?…って気はします。 人間だって自分との距離を考えると使えない。動物に比べ 自分の立場に置き換えることが出来ますから。でも命にかかわらないような 治検や,末期患者に対する試みだったらあるのかもしれません。 じゃぁ知らない動物の間に線を引くか?という問題はあって,ネズミは良くて 猿はダメなのは,やっぱり猿の方が人間に近い気がするからなんだけど, じゃぁなぜ猿は人間に近いと思うのか?の方が問題。近いというより 希少という軸の方が実は評価しやすく,そういう軸で動物を 保護するのも重要かと思うけど,やっぱり猿の方が人間に近いと われわれは思い込んじゃってる…。教育の問題なのかな?。 そういう話になってわかりにくくなってきたので,余談は終了します。

2/13(今年のグラミーはハンコック)
今年のグラミーのアルバムはハンコックだったらしい。 なんとジャズ部門ではなく全体の最優秀アルバムとのことで,驚きました。
このアルバム…実はぜんぜん聴いたことなく,アルバムの存在すら 知りませんでした。ただ日本で「これまでの功労」とか いう人もいるでしょうが,そんなことは無いでしょう。アメリカでは それなりに売れてるというか話題になっているはず。以前, サンタナがグラミーを取った時も似たようなことを言っている 人がいましたが,あの時も日本では話題になってなかったサンタナですが, アメリカではしっかりチャートトップとかを取ってました。
アメリカと日本のチャートはすでにまったく関係なくなっているので, 別にアメリカで売れてる曲が日本で話題にならなくても当然ですが, 評論家とかが自分がウォッチして無いからっていい加減なことを 言うのは困ります。
さて,ハンコックのコメントにマイルスやコルトレーンが出てきてますが, マイルスやコルトレーンが全盛だった頃にはまだグラミーは なかったので,彼らが主要部門で受賞して無いのは当然といえば 当然なんですが,でも,その後の主流のジャズの継承者としては ハンコックが初めての受賞のような気がします。
このアルバムは…買ってみようと思います。いずれにせよ ハンコックの受賞はジャズファンとして素直にうれしいです。 おめでとうございます。

2/12(訴訟を恐れる医者と納得を求める遺族)
夜のNHKのニュースで医療現場の話をやってました。 「うちじゃ処置できない」と断る医者を取り上げて医療訴訟が 医者を尻込みさせているという現実を取り上げてました。
キャスターが「ここまで来てるのですか?」と言ってましたが, わたしは再三言って来た様に,こうなることは当然だと思います。 医療訴訟が増えたり,マスコミが医者につらく当たれば,当然 リスクの高い治療を医者はやらなくなるでしょう。
さて,正直どうしたものかね?…とも思います。
NHKはきつい現実を見せてその後一筋の光を見せる…というのが お約束なのか…,その後,患者や遺族が訴訟を起こすのは, 病院が十分な説明を行わないので,訴訟でも起こさないと, 家族が受けた治療の全貌が明らかにならないから…といって, その後に医者と患者の間で十分に話し合いが出来るような環境づくりが 進んでいる…というのを見せてました。まぁTV的にはこれで 訴訟が少なくなるといいね…って感じか…。
まぁそれはそれで必要な取り組みだとは思いますが,ちょっと 不安も残ります。それで納得するかなぁ…と。それと, 確かに亡くなった方の遺族からすると,なくなった後に十分な 納得感を得たいというのはわかりますが,他の患者からすると, それによって今病気の人に割く時間が減ってるのが…という 気もしないでもありません。医者も単に治療能力が高いだけじゃなくて, 人当たりや説明能力まで高くないといけない…ってことで, 大変だな…というか,いい医者の条件ってなんだろう?とか 思ったり。
そもそも納得感を得たいというのは十分に苦労した…という 手ごたえが必要だったり,誰かのせいにしないといけない…という 現在の妙な風潮からして,システムを整備しても,やっぱり ひと悶着しないと納得しないという人は無くならない様にも 思います。
まぁ遺族や患者の立場に立つと,いろいろと納得いかなかったり 騒がずにいられない気持ちは十分に理解できますが,次の治療を 待ってる身とか,第三者としては,医者が治療に専念できる 環境をどうやって作っていくんだろう?という課題も感じます。
あと,こういうことを書くと怒る人もいるかと思うんですが, 遺族が納得するのを手助けするのって本来は宗教の役割だった んじゃ無いかな?とも思います。今は医者に牧師や坊主の役割まで やらせようとしてるのか?…という気もします。やっぱり 医者はまだまだ大変で…,本当に医者不足が解決するのかなぁ…とは 思いますが,まぁ医者の大変な現状が取り上げられるようになってる こと自体はいいのかな…とは思いました。

2/11(都市鉱山)
朝から大阪を出て,昼過ぎに東京に到着しました。
移動中にpodcastでヴォイニッチの科学書を聴いていたら,日本の都市鉱山には大量のレアメタルがあると いう話をやってました。都市鉱山とはわれわれが使ってる家電製品とかを 材料と見た場合の材料の埋蔵のことですが,金とかが天然埋蔵量の 16%に当たる量が日本にあるという話を聞くと驚きます。
ヴォイニッチでも日本は資源が無い国だけど…って話をしてましたが, 確かにこれを回せばこれからもうまくやっていけるのではないか?と いう気がしないでもありません。まぁこれまで長年かけて買い集めたものが 結構なことになっていたということでしょうけど,耐用年数が ずいぶんすぎてる家電製品も多いでしょうから,新たに作るのも それをうまく使えば…というか。
ちょっとアレですが,この休日,未来少年コナンのビデオを見てたのですが, あれにも過去の廃棄物を資源の様に掘り出して生活しているシーンが あるのですが,わたしもあれを昔観ていたので,今でこそ廃棄物問題が 深刻ですが,これはこれでそのうち宝の山になるかもしれないなぁ…と 以前思ったことがあります。まぁ有害物質とかも含まれてるので, ゴミがすぐに宝の山になるわけでも無いでしょうけど。
そういえば,最近はゴミをただで持っていってくれる業者も結構 いるのですが,それはこういうレアメタルがお金になるかららしいです。 それはそれで産業になっていればいいのですが,あまりきちんと 組織だってやられて無いのであれば,本当はいろいろ含まれている 資源を取り出さず一番高い金属だけ抜き取って後は捨てるとか, 海外にただであげちゃうとかもったいないことやってるかもしれません。 この辺の再利用のシステムをきちんと作って,レアメタルを効率よく 取り出していく必要があるかもしれません。そうだとすると捨てるほうも, ただで持っていってくれるからだけではなく,ちゃんと再利用を してくれるところに持っていってもらうとかそういう意識も 必要な気がします。

2/10(休日2)
引き続き今日も大阪。

2/9(休日)
今日は大阪へ。大阪は結構どか雪です。

2/8(一攫千金と階級)
川島教授が脳トレの報酬を大学に寄付したと いう話。これだいぶ前にも出ていたきますが,なんか今 話題になってます。
川島教授の選択は賢いとは思いますが,さほど驚くほどのものでないかと。
税金対策…みたいなことをいう方もいますが,そうじゃなくて…。 川島教授はすでに評判という意味では地位をある程度持ってますし, さらに大学にこれだけの利益をもたらした…ということで, 大学とか学術分野に対しての地位はかなり向上…確固たるものに なったのではないかと思います。地位を確立すると, 永遠に少しずつ仕事とお金が入って来ます。研究費が安定してもらえたり, 歳をとったらどこかの団体の役員とか,もしかすると大学の学長とかにも なれるかも知れません。もちろん遊んで暮らせる わけではありませんが,好きな仕事であれば,時間をもてあます よりよっぽど楽しいでしょうし,世界も広がります。お金を自分で 転がしているわけでも無いので,運用に失敗することもありません。 ですから一時金を大量に得るより,楽しく食べるのに困らないし, そちらの方が良いのではないか? と…わたしは思います。それは,一攫千金というよりは, 地位を気付いて好きなことをやりたい…という志向だからかもしれません。
ある意味,一攫千金して,あとは遊んで暮そうと思ってる人とは 価値観が違うんだろうなぁ…。最近は株取引とかITで若くして一気に 金持ちになった人も多い様ですが,財産のこととかライフプランのこととか 社会保障のこととか, その辺の人たちとどうも考え方が違うように感じます。
自分の責任ですべてを稼ぎだし,その大量の財産であとは 暮そうという人と,社会システムを安定させて,自分は持たずに その中で暮そうと言う人じゃ,ソリャ違うよな…という気はしますが, まぁどっちがいいかは良くわかりません。ただ今の世界を安定させて その中で安心と楽しさをえようというのは,一種の上流階級的な 発想になってるのかもしれないとは思います。
いずれにせよ一攫千金出来る人も,社会にずっと居場所がいる人も, 一部と言えば一部なわけで,どちらでも無い人の方が世の中には多いの でしょうし,そういうのを望んでかなうとは限らないのでしょうけど。

2/7(投資家という支配層)
朝起きたらうっすらと雪が積もっていた。昨夜降った様子。 週末ほどじゃなくて,わりとすぐ解けてしまった。

今の経営者はお客さん以上に投資家の方を気にしなくては いけないのかしら?とか思うことが良くあります。お客さんが いる企業の場合はお客さんのことを気にするのは当然ですが, 投資家を気にすると,ちょっとお客さんのことと相反してしまう 場合もあるでしょう。利益第一になって,お客さんをないがしろにする 場合とか。そして一番気にされないのが従業員と 言うことになってる気もします。だから経営状態が良くても 賃金が上がらなかったり労働条件がよくならなかったり。
これって良く考えると金持ちの権利が強くなっているってことで, つまるところ貧富の差が広がってるとか,資本主義が強まってるとかで, また産業革命後に労働条件が悪くなりヨーロッパで社会主義が 生まれたような状況に近づいているのではないか?という気もします。 昔は貴族とか金持ちとかが力を持って労働者を迫害したので, 革命とかが起きたのだけど,今は誰でも投資家になってるから, 具体的な敵が見えにくいのだけど,結局は同じような構造に なってる気がします。
いいのかしらこれで?。そのうち大きな社会変革が起きないの?とか ふと思ったりしました。

2/6(感染爆発時にわれわれはこんなにも冷静にいられるのか?)
ちょっと前に話題の話で申し訳ないのですが, NHKが作ったパンデミック・フルーを想定したドラマを観ました。 再放送を先週やっていたので,録画して。
事前にネットとかで「怖かった」とかいう話を聞いていたので, 心の準備は出来ていたのか,意外に怖くありませんでした。 ドラマとしては良く出来ていて最後まで目を離せず観れました。
鶏インフルエンザが人間にうつる様になった時に怖さ…は良く 表現できていて,実際そういう怖さを感じた人は多かったのかもしれませんが, わたしとしてはその辺は想定内だったの。むしろ人々が行儀いい…, 実際に何百人も死ぬような状態になったら,暴動とかデマとか 病気以外の社会不安が起きるのではないか?とか思うのですが, ドラマでは病気とか体制とかそういう部分の怖さだけだったので。 それにまぁ実際にそれくらい死んだら…死体の処理も間に合わず, それこそ地獄絵図の様になるのではないか?…とかとも思います。
暴動が起きないというのは,ある意味国民が知識を持って 冷静に対処できる…とか,マスコミが不安を煽るようなことをせず, 正確な情報を流すという前提なのかもしれませんが,実際に そういうことが起きた時に,そういうのは可能なんだろうか?…などと わたし自身は考えました。いずれにせよ,怖い話ではあります。 …怖い話なんだけど,なんか世の中的には他のニュースにかき消され ちゃったなぁ…などとちょっと思ったりもしてます。

2/5(年寄りの再雇用が持続可能な社会システムなんだろうか?)
朝podcastを聞いていると「定年再雇用の待遇改善・有能な人材確保」というのを 言っていました。
飽きれた…。どうしてまだこういう団塊の世代を増長させるような ことをやるのでしょう?。確かに有能な人が定年で辞めていくのが もったいない…というのはわかりますが,やるべき事は新しい 人材を育てることじゃないのでしょうか?。使える年寄りが いるから,若い人は使わなくてもいい…,もしくは使う余裕が無い …といことになるだけの様に思います。そしてそういう施策は 何年続けられると思ってるんでしょうか?。
どうも,今だけよければいい…というか,年寄りが 自分たちが生きてる間だけ世の中がよければいい…と思っていて, そういう施策が堂々とまかり通るということ自体に驚きます。 年金とか福祉の話だって,今の年寄りの生活が不安になるのが 困るというのはわかりますが,でもそのために若い人が, 生活できないというのは本末転倒だと思います。
年金制度というのは,子供が親の面倒を見なくてよくすることにより, 雇用を流動化させ企業の人材の確保のしやすさを増やすのが 目的だったのでは無いか?と思うのですが,今の状況を 観てると結局親が子供,次の世代を大事にしなくなり, 自分だけが良ければよい…という世の中になるという意味で, 失敗だったのでは?と思います。
結局昨日書いたことにつながるのですが,自分を大事にする動機でも, 結果として子供や社会の未来を大事にする…という仕組みの方が 長く持続可能なシステムの様に思います。

2/4(老化と進化論)
人間がなぜこうなのか?というのを進化論的に考える…というのは わたしも好きで,時々考えます。進化論的に考えるというのは, こういうことになったのは進化的に有利だから…ってことです。
さて,なぜ人間には老化があるのか?。歳をとるのか?じゃなくて 老齢期があるか?と考えると,老齢期は子供に面倒を見てもらうための 時期で,子供に面倒を見て貰うじきあると,子供を一生懸命育てる からでは無いか?という気がします。子供を一生懸命に育てると 結果的に優秀な子供が育ち遺伝子をたくさん残すのに有利になります。 いい返れば,子供に恩を売って自分が歳をとって面倒を見て貰うと いうことになります。
単に自分の遺伝子を残すだけなら,生殖し,出産した時点で終了… というのは昆虫とかはそうです。また子供を育てないといけない 動物も子供が成人するとまもなく死ぬ動物もいます。まぁ何度も 生殖出産する動物も多いので,子供が巣立った時点ですぐ死ぬのは 少ないのでしょうが…。
そう考えると人間は子供が大人になっても,あと子供を作れなくなっても, ずいぶん長生きします。この時期が長いことが,遺伝子を残すのに どれだけ有利に影響するのだろうか?というと,よくわからないのだけど, 最初に書いたようなことを思ったのでした。
つまり人間は子供を大事に育てるというのは,子供を無事に大人に したいだけではなく,その後に子供に面倒を見てもらうことまで 含めて大事に育ていていると。だから実際は自分の子供じゃなくても, 愛情を感じて育てることも可能,まぁ群れで生活するからというのも あるでしょうが,実際子供を産まなくても子供を可愛がるスイッチが 入るし,そういうことなのかな?と思います。
何がいいたいかというと,自分の老後の心配は,社会よりまず家族と 話し合うべきことってこと…かな。
あと余談ですが,生まれることも死ぬことも運命。つまり病気も ほとんど運命だと思います。受け入れられないというのは個人レベルでは 当然良くあることだと思いますが,社会がそれに同調しちゃって いいのかな?というのは,最近の医療訴訟や代理母の問題を見ていると, 思います。

2/3(雪と節分と休日)
明け方起きてカーテンを開けたら真っ白で驚いた。うっすらと雪化粧と 思っていたら,雪はその後ますます強くなり,気温も大して 上がらなかったのか,どんどんと積もっていきます。結局 夜になってようやく止んだのだけど,こういう昼間に解けずに 積もり続ける雪というのも結構久しぶりのような。
今日は節分…ということで,天気がよければ着物を着て豆まきの イベントにでも行こうと思っていたのですが,雪で足元が 悪いので断念。年明けの川崎大師も着物で行こうと思っていたら 雨で,どうも今年は着物で出かけ様と思ってると降られるって 事のよう。永福町の大宮八幡…は朝からだったので,寒くて断念。 自宅の近所の天沼八幡の豆まきは2時か3時くらいだと聞いていたので, そちらに行くことに。
その前に雪の中を散歩。弁天池公園には初めて行ってみた。 中にある郷土博物館分館でスギナミのカフェマップを作るという 参加型の展示をやってました。弁天池公園は昔お屋敷があったところ だったのがすごく開けた公園になっていて良かった…というか, 昔天沼に住んでいるころにあったらよかったのに。
教会通りを通ると餅つきなどをやっていて,節分という感じ。 昼食を食べいったん帰り,ころあいを見て,天沼八幡に行き 節分を見る。なんかお菓子とか粗品とかばら撒いてました。 なんかこれって…恵まれてる人みたいだなぁ…とちょっと 思ったりも(^^;)。
そのまま帰ろうかと思ったのですが,ずいぶんCDを買ってないことを 思い出し,吉祥寺に行きCDを購入。戻ってきて自宅に帰る。
スーパーではずいぶん恵方巻きを売っていたけど,これって これ食べると終わってしまうので,イマイチというか,結局買わなかった。 夜は鶏の水炊きをちょっとまじめに1時間以上出汁を取ったりして 食べた。節分的には,夜軽く豆を巻いて,たぶん歳の数だけ食べた。
そんな休日…。なんか家と外を行ったりきたりした一日だったなぁ。

2/2(AV)
今日は会社の先輩の家で宴会。先輩といっても,同じ職場にいたのは, もう5年以上前の話。ただ2,3年に一度声がかかって遊びに行っています。
この先輩,自宅にハイビジョンが放送されたすぐの頃から,ハイビジョンTVとか ビデオとかを持っていて,ものすごく多くの録画…しかもほとんどが 音楽のコンテンツを持ってます。あと最近でしょうけどマックで 音楽ライブラリを組んでいたりとか,まぁいろいろと参考になる部分も あるので行きました。
マックで音楽を管理するのはわたしもやってますが,先輩はApple TVを 使っていて,マックとTVはそれでつなげてるようでした。なるほど。 でも私はマックは音楽管理にしか使って無いので,別にマック自体を TVにつないでもいいな…とか思ったり…。
ハードディスクのiPodはロスレスを再生すると音が飛ぶね…とか いうのはわたしも感じてましたが,その先輩も言っていて,やっぱり そういうことみたい…。
というわけで,いろいろと参考になりました…が,わたしの家は 今は別のものを買ったばかりなので,音楽系の機材を入れ替える 余裕は無いなぁ…とか思ったりも…。

2/1(子供とネット)
なんか昨日の日記は日付をを間違えていたようなので,修正しました。 すみません。
餃子の件は,犯罪の疑いが出てきてるようですね。そうなると, なかなか防ぎようが無いようにも思うのですが…。食べ物に絡んだ 犯罪というと,グリコ森永事件を思い出すのですが,あれの時は パッケージに封印して,開けたらわかるようにするという, むちゃくちゃ手の込んだ対策をしましたが,そういえば, あの封印…最近なくなってる気がするのは気のせい?。いつの間にか?。
さて,話を変えて…。
ネットで6歳の子供がエッチアニメ集に迷い込むまでの話とか 見ていて,ふーん…と思っていたら,携帯のホワイトリストの話が活発になっていて, そういう関連もあったのね…とか思いました。
子供のいないわたしが書くのは無責任ではあるのですが,わたし自身は 少なくとも10歳未満の子供…というかせいぜい小学生くらいまでは, 子供にWebベースのインターネットに触れさせる必要は無いのではないか?と いう気がしてます。携帯電話自体は親との連絡用に持つのは 有用かと思いますが,メイルも必要ですかね?。あまりそうとも 思いません。
小さい頃からネットの使い方に慣れていたほうがいいという考え方も あるかと思いますが,パソコンの使い方などは高校に入ったくらいから やり始めても,大丈夫なのではないか?…とか思ったり,というか むしろ今の若い人はネットで調べてわからないとお手上げしてしまう ということも多いので,むしろネット以外の手段をみっちり経験して 欲しいと思うので,なおさら別に小さい頃なら慣れなくても いいのでは?とも思います。
あと,危険サイトや有用サイトのリストアップを国やサービス事業者が 管理することに対して疑問を持つのもわかるんですが,でも そうであれば,親が綿密に管理すれば?とも思います。子供が大事なら 親が守るべきで,親は今より不便になるのはいやで,でも何とかしてよ といわれてもなぁ…とか。………とか書きますが,まぁ実際 自分が親になったらどう思うかはわかりませんけど…。
子供に有用と思うのであれば親がしっかり管理して与える,それが 無理なら与えない…という感じかなぁ…。それが技術的に 出来ないから文句を…っていうのはわかりますが,まぁ,ネットは せいぜい携帯じゃなくてPCだけでもいいんじゃない?って気はします。


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