diary of Nov. 2008

2008年11月の日記&雑感

だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので，切れてる場合もあります。あしからず。

11/30(休日)
今日は冬の天気らしく，いい天気で空気が澄んでいてとてもいい空だった。
といってもわたし自身は布団を干したりとかはしたけど，外出は昼食・夕食と買い物くらいで，後は自宅で年賀状の図案を考えたり，TVを観たりそんな感じでした。いつもよりちょっと遅めに起きたので，まぁ少しは睡眠を取れたかなという気はする。
特に日記のネタは無し。なんかニュースとか見てても何も感じなかった。感受性が鈍ってるかなぁ。

11/29(宿題消化)
先週は旅行で金曜から月曜の夜までずっと外出していたので，久しぶりに自宅でゆっくり…というか，たまっていたことをいろいろやりました。掃除選択布団干しもそうですが，散髪に行ったり。天気が良くてよかった。
年末ということもあり，やらなくてはいけないことが結構たまっているのですが，この時期にちょっと無線LANのセッティング。 IPTV電話と無線LANの相性がいまいちなので，LANカードを買い足したのですが，新しいほうがさらにいまいち。純正なのになぜだろう。と，ここに詳細を書こうと思いましたが，もう少し調べてからにします。
パソコンやネットの設定は始めると平気で2,3時間たつので，結局今日はこれで結構時間取られた。

11/28(なぜ魚を食べないか?)
昨日かな，マグロの水産制限が決まったとかでちょっとニュースになってました。確か1，2年前にも同じようなネタで騒いでいたような気もします。TVでみると「こまる」という日本人はいましたが，まぁ聞かれればそう答える人はいるよね。まぁでも以前も書いたけど，マグロをありがたがって食べるのって東日本の人間で西日本は若干違うんじゃない?という気もします。
あとマグロってどうやって食べるんだっけ?と思うと，刺身とツナ缶はわかるのだけど，あとなにがあるんだっけ?。切り身をソテーとかにしてる人もいるのかしら?，わたしはあまりやらない。カンパチまで入れると焼き魚とか煮魚もやるけど。
というわけで魚離れは調理の面倒さが原因で，マグロが人気があるのは切り身で売られているからという意見は，いまいち，ん?という感じでもあります。刺身なんて料理じゃないでしょ，ツナ缶も料理じゃないよね。
で，魚が調理が面倒か?というと，やっぱりおろすのが面倒なんでしょう。わたしも魚をまるまま買うというと秋刀魚ぐらいで，あとはほとんどありません。でも鯖にしても鰤にしても，鱈にしても切り身を買えば，そのまま焼いたり煮たりできるので，ある意味肉よりも簡単な気がします。お肉と違うのは炒め物とかに使うことがほとんど出来ません。ソテーはまぁ魚を選ぶかなぁ。揚げ物はどっちも出来ますが，それ以外で考えると，ちょっと魚料理は油料理と相性が悪いので，料理の面倒さよりも，やっぱり現代人の好みの問題かなという気はします。
というか，焼き魚は料理自体よりも料理の後の掃除が面倒だというのもあるし，もっと難しいのは冷めると美味しくないんですよね。
などと，なんで魚離れしてるんだろう?と考えると，料理法なのかな?と少し疑問を感じるのでした。まぁでもこの歳になるとお肉より魚の方が美味しいと思うのですが，実際子供がお肉の方が好きっていうのを考えるとお肉ってアプリオリにうまいものなんだろか?だったらなぜなどと考えるのでした。

11/27(健康に気をつけても病気になるけど，でも，気をつけるに越したことはないねとは思う)
今日も麻生総理の失言が話題になってました。やっぱり医療に関する失言で，また過度にマスコミがあおってるのかと思ったら，まぁそうなんだけど，不適切というか，わたし的には賛同しかねる発言でした。ただ，「何もしない人の…」というのは反発を覚えますが，健康に気をつけている人にインセンティブがあってもよいという意見には一理はあると思います。ただ，そっちも全面的に賛成というわけでもありません。日本の保険制度は健康な人も不健康な人も同じ掛け金で済むというのは大きなメリットだと思うからで，それ以外の民間の保険が，病気をしたしないで入れたりは入れなかったりとかあるので，そういう健康な人を優遇するのは民間でやればいいと思います。
ただ確かに健康にまったく気を使わない人というのはたくさんいて，彼らを何とかしたほうがいいという意見には賛成です。保険の話に結びつけるとおかしいとは思うのですが，タバコを吸う人，お酒を大量に飲む人，睡眠時間が足りないほど働く人などに，何らかの警告を与え生活を変えさせることは出来ないだろうか?とは思うし，健康に気をつけて運動とかをしている人に何らかの褒美をあげられないものだろうか?とも思います。
まぁでも人間てそういうことが出来ないおろかさをもってるのかな，と思ったりもしてます。ただ年金制度が崩壊するとか将来が…とかそういうのを怖がるわりには，今の生活を続けていると自分の健康が近いうちに壊れるとかいう恐怖は感じないのかね?…とも思います。とも思うけど，わたし自身が，酒の飲みすぎを何十年も続けて癌になったので，あまりえらいこともいえません(^^;)。もっともわたしは年金制度とかなんとかなるんじゃない?という楽天家ではありますが。
麻生さんの発言でちょっと考えたのが，確かに運動とかして歳をとっても健康な人っているけど，そういう人もやっぱり90歳，100歳とかになればいつかは死ぬわけで，そのときにも病院にかからずにぽっくり死ねるものなんでしょうか?。ボケたり，他の部分がおかしくなったりしないのでしょうか?。健康に気をつけたら病気になる時期を遅らせることは出来ますが，人はいつか死ぬのだから，永遠に健康ということはないわけで，医療費という点で見たときに，若くて癌とかになって死ぬのと，歳をとってボケて死ぬのとどっちがお金かかるのかな?とか思ったりもしますが，いろんなケースがあって一概に言えないのではないでしょうか? 病気もお金がかかる病気とそうじゃない病気があるし。
そんなことを考えましたが，でも，癌になったわたしからすると，社会の未来を悲観して怖がるくらいなら，自分の健康を心配して，もっと気をつけて暮らせよと思ったりするので，国民全体がもっと何か意識改革とかできればいいのにとは思います。麻生さんもそういうことをいいたかったのかもしれませんが，いずれにせよ失言だし謝罪したし。まぁ麻生さんは失言多いよねと思うし，それで総理の資質がないとはわたしは思わないので，そんな感じで，この話は終了するのでした。

11/26(クレームとうたれ強さ)
わたしがちょうど子供の頃にローラースルーGoGoというペダルがついたキックボードの様な子供用乗り物があったのですが，事故が起きてバッシングが強くなり生産を中止したという話を最近知りました。それでなくなったんだ。問題の深刻さはちょっと違いますが，ムトウハップも事件に使われたりとかのこともありついに生産を終了したとのことです。こんやくぜりーも生産を止めてましたが，改良して生産を再開したそうです。
このように日本の企業は自社の製品が社会問題を起こすと，規制を受けたり不買運動が起きたり裁判沙汰になる前に，大抵自分から生産を取りやめ，どうかすると会社すらなくなってしまうようです。こういうのは社会通念上当たり前のことか?とおもいきや，どうも日本の社会が特に過剰にそうなのではないか?という気もします。
というのは，最近ティファールとかの電気ケトルが結構売れている様ですが，なぜ日本製がないかというと日本のメーカは安全性に問題があるとして売らなかったからのようです。ちょっと驚きました。
思い出すと，わたしが子供の頃は表面がアルミの電器ポットってあったんですよね。いや，学生時代くらいまでありましたよ。沸騰すると触れないくらい熱くなるやつ。子供の頃自宅にあった炊飯器も触るとやけどするくらい縁が熱くなりました。というか，やけどしました。
ということは昔は日本もそういう機器がたくさんあったのに，いつのまにかメーカの自主規制か，何かの規制でやめたということになります。でも海外製品を日本で売れるということは，法律が禁止してるわけではなく，業界が自主規制してるという気がします。
どうもこういうの，こんかいのこんにゃくゼリーの様に過剰な反応だったのではないでしょうか?。いや，安全に越したことはありませんが，一方で今の消費者はますます無防備になって，かえって危険な気がします。また海外の製品が，安全基準をそこまで厳しくしなかったり，また問題を起こしても，かなりぎりぎりまで生産中止をしないのは，グーグルのストリートビューの騒ぎを見ても思います。それにキックボードだって海外製のは，未だに売っているのではないでしょうか?。最近あまりみないけど。クロックスのサンダルだって，問題を起こしてますが，売ってます。
このように海外のメーカは事故が起きても我慢強く作り続けますが，日本のメーカはすぐやめます。すぐやめるから新しいものがなかなか根付きません。最初マニア向けの製品で便利だったものが，一般の人が使い始めて誤って事故を起こすと，マニア向けにも売られなくなったりして迷惑を感じることもあります。
自主規制ですぐにやめてしまう日本と，訴えられて結論がでるまでやめない海外とどっちがいいのかというと良くわかりませんが，少し日本は過剰じゃないか?と思うことは時々あります。

11/25(新幹線の予約)
今回の旅行は大阪までは新幹線で往復しました。三連休だったので，金曜日の夜のくだりも，月曜の午後の上りも一杯で，自由席は通路も歩けないくらい。金曜日はなんとか指定席が取れたので，指定席に座りましたが，月曜は取れませんでした。
それでも新大阪からなので，始発を選べば何とか座れます。通常東京から新幹線を乗る時も始発なので座れます。でも，多いと通路がふさがるので車内販売とかがこなくなるし，やっぱりできれば指定に座りたいなぁという感じはします。
気になったのが，指定席って予約して，その電車に乗らなかったとき，当然その席は空席になるはずですが，空席になった席を他の人が買うことは出来ないですよね，今のシステムでは?。新幹線はチェックインの概念がないので，キャンセル待ちが出来ません。指定席の電車に乗れなかった人は，その切符では自由席に乗れるので，自由席はますます混みます。指定に乗れない人が別の電車に予約変更すれば，元の席は空席として他の人が予約できるんでしょうけど。
今回も下りの電車はたぶん満席でしたが，指定席には多少ですが，空席がありました。のぼりの自由席は混んでましたが，指定に空席はあったのでしょうか?。
ちょっとシステム的になんとかならないかなぁ，と少し思いました。指定席を発車時刻までにキャンセルすれば，数百円返ってくるとかすると，他の席が取れない場合もキャンセルして他の人が利用できるのにとか少し思いました。

11/24(旅行3)
せっかく道後温泉に来たのだから，二階席とか三階席に行くべきだよな，と思っていたのですが，昨夜は一杯で断れられたので，今朝は朝食前に行こうということで7時過ぎにおきていきました。「霊の湯の二階席」ということで，霊の湯に入るのは初めてでしたが，まぁ時間帯もあるんでしょうが，昨夜とはうって変わってすごく空いてました。風呂場に2,3人という感じでした。ちなみに昨夜は「神の湯」に入ったのですが，びっしりと人が入ってました。
お風呂を上がった後は二階席でお茶とお菓子を頂き，その後建物の見学。皇室用に使われていた部屋とかを観せてもらいました。
ホテルに戻り朝食を食べ松山城に。雨が降ってましたが，そこそこ人はいました。松山城はかなり高い山の頂上にある山城で，天守閣も江戸時代に再建された木造のもので見ごたえがありました。石垣も綺麗でした。時間がないのでロープウェイで登って，最短で天守閣に行き戻ってきましたが，時間があれば中をいろいろ散策しても良かったです。
その後は車でひたすら大阪へ。松山は11時過ぎに出て，しまなみ街道を通り，山陽道に入り福山SAで食事，また車で走り，宝塚の辺りで渋滞がありましたが，5時前には新大阪に着きました。後は，新幹線で東京へ帰りました。三連休だけあって，電車は通路を歩けないくらい混んでいました。
で，新幹線で弁当が買えなかったので東京駅で食べようかと思ったら，東京駅でも混んでいたので結局自宅近くで食べて，帰ったのでした。ちょっと最後のほう腰が痛かったので，明日辺り心配ですが，旅行自体はとても楽しい時間を過ごせました。

11/23(旅行2)
旅行二日目。ホテルで朝食を食べた後チェックアウト。 JR琴平駅の裏にある町営の駐車場に車を止め，金比羅さんへ登る。本宮?まで登り参拝した後下ってお土産を買ったり，うどんを食べたりして，琴平を出発。ひたすら走り，しまなみ街道へ。大三島まで行き，大山祗神社へ参拝。また戻り道後温泉へ。ホテルにチェックインして，道後温泉本館。上がった後近くの居酒屋で夕食食べホテルへ戻り就寝。
しまなみ街道をはじめ，瀬戸内の島と海はすばらしく綺麗でした。道後温泉は前きたときもそうだったけど，混んでますねぇ
昨夜の琴平のお店にしても今日の夕食のお店にしても，お酒を飲んで食べて…というわりにはかなり安い。お酒自体が，一般400円とかいうオーダだし，まぁやっぱり東京は高いなぁと思った。

11/22(旅行)
今日から嫁さんと四国方面へ旅行中。今日は大阪で車を借りて，淡路鳴門を通り，土成というところでたらいうどんを食べ，高松の玉藻公園にいって，琴平のホテルに行きました。
玉藻公園はもちろん初めて行きましたが，庭園が見事でした。夕食は琴平で食べましたが，7時過ぎにはほとんど店が閉まっていて，夜は人が来ないんですかね?という感じでした。

11/21(言葉尻)
麻生総理が，「医者は常識はずれ」みたいなことをいったことがちょっと話題になってました。いわゆる失言騒ぎで，総理は早々に謝罪したそうですが，例によって野党とマスコミは騒いでいたようです。
その言葉自体がお医者さんが聞いていやな気分になるというのは，いやしのつえさんが書いているのを読んでまぁそうだろうなぁと思います。まぁその気持ちはわかります。
ただいつも思いますが，こういう発言は別に医者に向けていった話ではありません。知事会とかで言ったらしいので，もしかしたら大阪のどこかの病院で医者が辞めた話を受けて，麻生総理がリップサービスのつもりでいったのでしょうか?。
大体政治家が失言をするときというは，街頭演説とか，国会の場ではなく，特定の団体の前でしゃべったことだったりします。おそらく元々特定ということから，その人たちにわかりやすくより身近な事例を想像できるような感じでしゃべる，もしくはその人たちに共感を得られる様にしゃべったことが，まったく違う立場の人から見ると非常識に聞こえるのでしょう。
こういう閉じた場での発言を取り出して，文脈を無視して言葉尻を取るのは，飲み会での発言を世間にさらけ出してアーダコーダいってる様にしか見えません。なにやってるんだ?マスコミは?という感じです。
メディアは言葉を部分的に切り出して問題にするので，政治家はそこまで気をつけて発言をすべきだということなのかもしれませんが，そうだとしたら，まるで官僚の国会答弁の様に，難解だったり，あいまいだったりで突っ込みすら出来ないようなことしかいわなくなると思うのですが，そうなると「気持ちがこもってない」とかいうんだろうな。
共感しやすいけど，誰にも突っ込みどころがない発言なんてそんなに出来るものではありません。特に話題を限定しなければなおさらです。
さて件の麻生総理の発言，医療のことなので，どういう意図なのか?と少し中身が気になりました。どうも元々医者が多すぎるから減らすべきというのが10数年前に言われたのは，医者も賛同したというか，医者からいわれたというか，そういうこともあったって事のようです。そうなんだ，と少し思いました。
実際は開業医とかは増えていて，増えすぎてつぶれる小さい医院も結構あるという話も聞きます。評判のいい病院はものすごく混んでいるけど，そうじゃないところは閑散としてる様な例も良く見ます。まぁでも医者って公務員じゃなくて個人経営者だったり，法人職員だったりするわけで，そもそもお役所とか医師会とかがどういう風にそういうの制御するんだろうなという気はします。いろいろと難しいなぁとは思います。

11/20(無駄足?，CD?)
最近，毎週とある大学に行っているのですが，今日は行ったら，なんか物々しい感じになっていて，なにかと思ったら受験でした。というわけで，毎週やっている用事は実はお休みで，無駄足でした。とほほ。
まぁでも郵便局と，あとスタジオの予約を帰りについでにやったので，ちょっと良かったかなと少し思ってます。銀行にも行きたかったのですが，通帳を忘れたのでそれは別の日に。
このねたは続かないので話を変えて…。
ソニー(SME)がblu-specCDとかいうのを出したらしいです。従来のCDプレーヤでかけても音が変わるとのこと。先日SHM-CDというのも同じような説明ででていて，こちらもちょっと話題にはなってました。
どちらもCDドライブでリッピングすると従来のCDと落とせるデータは同じとのこと。落とせるデータが同じなのに音が変わるというのも解せないので，CDドライブでは同じでもCDプレーヤでは同じじゃないということか，もしくはデータ以外のところに影響がでるようなような過度な負担がかかってるとか?。
なんか眉唾ぽいのですが，音に差が出るという人もいるので，それを信じると，つまりはCDプレーヤは通常のCDかこのCDかの，少なくともどちらかがまともに再生できてないことになります。もちろん，このCDの方がまともでない可能性もあります:-p。なんか昔のCCCD みたいな雰囲気も感じるのですがいかがでしょうか。
しかし，CDの通りに再生できてないというのはつまり音をいじってるってことになるので，ある意味エフェクタとかイコライザみたいなものといえばそうなのかもしれません。どっちのCDが原音という議論も少しむなしいものがあります。 CDなんていうのはどれが原音か?わかりませんから，積極的に音をいじるっていうのもあるけど，だったらCDの物理的なものよりは電気的に音をいじったほうが自由がきいていいのにとかと思うのはわたしだけでしょうか?。
…とはいえ，こういうCDは建前はCDより音が忠実みたいな書き方をしてますけど，これって....正しいのかなぁ，技術的な興味でそれだけはしりたいです。

11/19(またもや…)
TVでは昨日起きた元厚生官僚が殺された事件を大きくとり挙げてました。二つの事件に関連性がありそうということで，その背景を探ろうと 9時のNHKニュースは30分もこのネタを取り上げてました。とはいえ，犯人も捕まってないし，まったくの空想の世界なんですが。
なんか殺人事件にその被害者の背景や社会の背景を語るのっていうのは，殺人をまるで正当化しているようで不快です。。TVはそう語りながら「でも，理由はどうであれ暴力は正当化されない」みたいなことを言ってましたが，いや，それってまるで殺されたほうにも非があるみたいな言い方だよ，ひどいなぁ，と思った。
背景があるとしたら，マスコミがあおるからでは?とむしろわたしはそう思う。

11/18(おかしな法律でもなし崩し的に破っていいということにはならない)
日本の大学生の間で大麻が流行っているというのが問題になっているらしい。いろいろ問題点というか状況をマスコミが細かく伝え，ネットでも多少話題になっているらしい。
大麻とか薬物について，自分の意見を書くのはどうもためらうところもあるんですが，いろんな細かいところをすっ飛ばしてひとつだけいいたいことを書くと，「法律で禁止されているんだからするな」と言いたいです。
大麻の体への害は酒やタバコと比べてそんなにないとか，海外では合法である国もあるとか，そういうのを大麻を吸うことの理由の様に述べる人がいますが，そういうのは大麻を禁止してる法律を「おかしい」という理由にはなっても，今禁止されているものをする理由にはなりません。もし害が少ないから吸ってもいい様にすべきだというのであれば，法律の改正運動をすべきで，実際にそういう団体もあります。
そういう意思をもっているなら，まぁそれはそれで思想や政治的な運動だと思いますが，今の状況がそういうものだという感じがあまりしません。マスコミの報道を見てるからだけかもしれませんが。
大麻の合法化については，賛成とも反対ともいいづらいところはあります。どちらもそれなりにメリット・デメリットがあるような気がして。
余談ですが，数年前に若者の間に脱法ドラッグや覚せい剤が流行っているという報道もされてましたが，あれってどうなったんだろう?。今回もいつの間にか語られなくなっていくのでしょうか?

11/17(今日は何を考えたか?)
昨日の最後の続きみたいな話だけど，今日は朝いつもより1時間くらい遅く起きてあっという間に時間が過ぎて一日が終わってしまった。
まぁ昼間ちょっと出張に出ていたりもしたのだけど，なんとなく落ち着かない一日だった。
やったことは覚えているけど，何を想ったかがあまり思い出せない。そんな感じだった。

11/16(昔の演奏)
わたしがこのWebページを始めた頃，フュージョンのメイリングリスト(ML)にわたしは入っていたのですが，結構盛んにセッションとかをやってました。今日はその頃のセッションの様子を録画していたメンバーがその DVDを作ったので観るという集まりに行ってました。
つまり10年前の自分の映像や，自分の演奏ということで，まぁいろいろ…ははは，という感じでしたが楽しかったです。
最近別件でギターの練習をしてるのですが，こういうセッションもまたやってみると面白いなぁと思ったりもします。
ところで，あの頃は，仕事をやりながらこういう曲の練習とかやってたわけで，今の自分の生活を観ると良くそんな時間あったなぁと。会社を早く帰っていたわけでもないというか，今の方が早く帰ってる気もするのですが。確かに寝る時間は昔の方が今より2，3時間遅かった気もします。でも，もっと頭の切り替えとか，物事とかをするスピードが違ったんでしょうねぇ。今は，仕事が終わって帰ってきて，夕食食べてホッとすると，あっという間にお風呂入って寝る時間になってます。年取ると時間が流れるスピードが早くなるっていうのは，日にちのたつスピードじゃなくて，分とか時間単位でも実感するなぁと思います。

11/15(大きい音)
潜水艦のソナーが鯨を殺すということについてアメリカの最高裁が認めたという話が話題になっていた。
日本の捕鯨は批判するのにダブルスタンダードかよ，という突込みがあちこちで入ってましたが，まぁ，日本を捕鯨で批判する人と最高裁は別の人でしょうし。
わたしは音を人を傷つけたり動物を殺すのに使うのに嫌悪を感じるので，いやな話だと思ったのですが，この文章にちょっと引っかかるところもあります。240デシベルの音っていうのが見慣れない数字なんですが。音っていうのはある程度大きくなると，キャビテーションといって，真空状態を引き起こして衝撃波をだします。まぁ確かにロケットの打ち上げのときに「バリバリ」といっているのはキャビテーションを起こしてるからで，あとジェット機もバリバリとかいってるので，起きてるんでしょうけど。つまりキャビテーションを起こしている音の音量なんて測れませんよってことで240dBの音なんて，数字そのものを見たことありません。ちなみに超音波ですが180dBまでは見たことありますが，それ以上だとやぱりキャビテーション起こすことがありえるそうで。それからロックコンサートが140dBというのもオーバーじゃないかしら?。
水中の音の上限というのは良くわからないのですが，水中でキャビテーションが起きると泡が発生します。水と人体というのは音の伝わりやすさがほとんど同じなので，水中の音はそのまま体全体から入ってきて，体内でも同じ音量です。空気はほとんど入ってこないので，耳という音を入れやすくする器官が必要となります。水の場合はそんな感じですから，水中でキャビテーションが起きるほどの音が鳴っていると，体内でもおきて，体内の水が沸騰します。熱はありませんが，やけどします。細胞が壊れますのではっきりいって危険です。
でも良く考えたらわかるように，鯨でキャビテーションが起きるのであれば，人体でも，魚でも起きます。こうなると，もう鯨の保護の問題じゃありません。水産資源とか，海で泳いでいる人の命すら危ないものです。
鯨がソナーを聞いて，迷ってしまうのであれば，まぁ鯨には気の毒な話ですが，鯨の体の組織が壊れてあれば，おそらく他の生き物にも危険なものでしょう。
というわけで，脊髄反射的にひどい話だとは思いましたが，ちょっといろいろ引っかかる記事ではありました。それとやっぱり超低周波とか超音波を工業利用するのをいかにも科学とたたえる文章をたまに見ますが，聞こえないからって無造作にやってると，それはそれで危険なものであることを忘れないでほしいです。

11/14(演歌)
昨夜のクローズアップ現代は演歌が売れているという話でした。
へぇー演歌売れているんだ。普段NHKばかり観てるので，演歌とか普通に流れてるし。確かに氷川きよしはともう何年も君臨してるし，最近だとジェロとかも話題ではあるなぁ。具体的にどれくらい?と思ったら30万枚とか。確かに以前より増えてはいるんだろうけど， J-Popの方が売れなくなったというほうが正しいなとは思いました。
若者が買わなくなったので年寄りの購買力に期待するっていうのを最近時々聞くけど，そういうやり方はちょっと先行き的には不安だよなぁとか思ったりもします。もっとも演歌が売れているのは，若者も演歌を聴いているという話も。なんかその要因を曲のスタイルの変化に求めてましたが，わたしはそもそも世代間の文化断絶が減ってきてるのではないか?，少なくとも音楽に関してはという印象を持ってるので，まぁそんなに不思議じゃない。今の若者の親自体が演歌を聞いてないので，若者も演歌を親の音楽と思わなくなってるだろうしとは思います。
ゲストの都倉俊一が昔は演歌とニューミュージックが同じようにチャートに並んでいたと言ってましたが，確かにわたしが子供の頃，例えばベストテンとかはそうだったし，細川たかしと岩崎宏美は同じ年に新人賞を取ったんじゃなかったっけ?。
わたしが子供の頃は演歌はオヤジの音楽だったけど，元々は演歌こそが若者の音楽だった時代もあって，その時代はむしろ最先端でいろいろ取り入れていったので，演歌がスタイルとして固まってしまって古臭くなったのは，むしろ今から10年くらい前から 40年位前までだったのじゃないかな?。演歌に取って代わって若者の音楽になったのがフォークだったのだから。などと思います。
そもそも演歌もニューミュージックもJ-Popも日本語を歌うという意味で，かなり共通性があるので，演歌がヒットすること自体よいことだと思います。ただTVでやっていたように，○○をやったから売れたという解説は後付なので，あまり信用しづらいというか，たとえそうだとしても同じことをやったからヒットが続くわけじゃないよなということは思いました。

11/13(ばら撒きの意味をみな忘れてませんか?)
給付金に関するマスコミの取り上げ方が，もうむちゃくちゃになってきて，見ていてちっとも意味がわからなくなってます。もらってもうれしくないとかいうのであれば，みんな返せばいいと思うよ。
…で，わからなくなってきたときは議論を原点に戻すべきなのでは?と思います。そもそも何のためにこれやるんだっけ?。
確かこれは現在の経済危機に対する対応じゃなかったっけ?。別に貧困層を救うとか，そういうことが主たる目的じゃないはず。
経済危機というのは，ご家庭の財布のことではなくて，金融危機とか株価暴落とかそういうやつですよね。しかも国際的な話。ですから，別にご家庭でそのお金が有効だろうか，金持ちとか貧乏とかは関係ないのではないですかね?。世界の経済が破綻すると，回りまわって，われわれのご家庭もひどいことになりますよ，ってことで関係はあるのですが，どうも世論やマスコミは，今もらえる金の計算しかできないようです。
つまりは，欧米がグダグダだから日本がなんとかしろ(＝金出せ)という海外の圧力がある。とりあえず，日本自体の内需をあげてリフレとか起こすといいんじゃないか?という考えがあるんじゃないかと。
それで，従来は国が金を日本の市場に出すというと，公共工事とかそういうことをやっていたんじゃないですかね?。一応労働者の雇用対策になるし，使ったお金はどこかで誰かが使ってくれるし。でも，今の世の中，道路をつくろうとか箱ものを作ろうとすると，別のところから批判されるし，これらは作った後の維持費とかかかるので，短期的な対策として使うには，ちょっと難しいとか。
じゃぁ，そういうのをやめて，あまねく国民にお金を使っていただきましょうっていうのは今回のばら撒きではないのですかね?。
別に国民の生活を短期に助けるのが目的ではなく，国民に金を使わせることにより，世界的な経済を立て直すのが目的。市場に金を入れる手段として，これがいいかどうかはわかりませんが，金を入れるという前提があれば，それを公共工事，銀行への投資，どこかへの助成金とかいろいろあげると，全部批判されそうですよね。そういう意味では，ちょっとばら撒きは新しい手かなとは思いました。
ばら撒きがだめという人は，どうすれば経済がたて直るのか教えてほしいです。別のこと，たとえば教育とか医療に使ってほしいという人ももっともですが，これらは短期的に使っても，その後が困ります。単年度の資金ではなんともなりません。やっぱり別の財布が必要で，これらを充実させるには，埋蔵金じゃなくて，税制改革しかないのだと思います。
まぁ，でも将来増税するから今，金を使うというのは，未来に借金をしてるように見えるし，実際そうなのでしょうから，そういう意味で反対が出るのはわかるのですが，あまりそういう批判の仕方をする人はいません。今は，国民がやたらと行政に，何をしろ，何をくれと要求する時代のようです。国に今まで以上にサービスを求めるのであれば，長期的に使える金を国に入れる必要はあり，増税以外にそれを可能とする方法があるのであれば，それを提案してほしいものです。

11/12(でかい家電とDIYと発明)
家電の話をわかったように書くと嫁に怒られそうですが(苦笑)，まぁ適当に。
アメリカの家電はでかくて安いという話を読んで，確かに輸入家電というのは今まで何度も試みられているものの，決してメジャーになることはないなと思いました。つまり日本人は海外の家電(特に白物)をあまり好んで使いませんが，それはあまりにも日本の家電と思想が違うからなんでしょう。パソコンがほとんど海外製であったり，車は日本製が多いものの外車が憧れということから考えると，家電は結構様相が違うように思います。高級オーディオには一部海外製をありがたがる風潮がありますが，やっぱりマニアだけですし特殊な例でしょう。
一方パナ社が5cm幅の狭い冷蔵庫を売ったら中国で売れたという話を読んでやっぱり家電は自国のものをそのまま売るのではなく，その国にあわせて作るべきなのだなと思います。
もっともわたしの自宅も冷蔵庫のスペース幅狭かったので，幅の狭い冷蔵庫(パナ社製)を買ったのですが。
で，少し話がそれます。
日本の家電はかなり高機能です。元のリンクにある様にものすごくいろんなことをやってくれます。ただ一方で何をやっているか良くわかりません。ですから，壊れたら自分で修理できません。昔だったら電気屋にお願いしてましたが，今は電気屋でも修理できない場合が多く，電気屋に持っていったら，電気屋はメーカに送ります。メーカは直すといってもアッセンブリをそのまま交換する場合も多いようです。
それはそれでいいのですが，少し残念な気もします。わたしが子供の頃は壊れた電気製品は，わたしのおもちゃで分解したりして遊んだり，うまく行けば修理して使ったりもしてました。もっともなんでもというわけにはいきませんが，ラジカセとかは何度も分解してます。
アメリカは結構DIYが根強く残ってる国で，男は家や家具の修理が出来ないともてないらしいです(マジ?)。良く自分で車を改造しているのを見たりしますが，家電もアメリカの様に単純で大きかったら，ちょっと分解したり改造したりしてみるかもしれません。
要は日本の電気製品は高度になってしまって，子供や若者が中身の仕組みに興味を持てなくなってないかな?という危惧です。アメリカはソフトウェアもそうですが軽量化は苦手ですが，新しい製品は次々と発明します。それはDIYが根付いている国だからかもで，それは，ある意味それぞれの家にある製品が高度化しないからかもしれないと少し思いました。

11/11(どうして誰も給付金イラネェといわないのだろう?)
麻生総理の給付金についてはずっとニュースで話題なのだけど，まぁどうでもいいや…と思ってます。そういえば昨日の共同通信の世論調査では内閣支持率が40％とか書いてますが，たしか昨夜のNHKの世論調査でも麻生総理の支持率は 40％台だったものの，次の総理に小沢さんっていうのは20％台だったのですよね。どうも同じような調査でも見せ方では印象が異なるようで。
昨日のNHKのでは，支持率のほかに給付金とか高速道路とかそういう政策の支持率も調査してました。まぁあまり細かいところは覚えてませんが，消費税増税は確か半分くらいで割れていたように思います。わたしも消費税アップに言及したのは結構勇気があるなぁと感心してます。まぁ何パーセント上げるかにも支持するかは影響するんですが。高速道路の値下げは自分には関係ないけど，観光地の人は儲かるだろうなという意味では，まぁいいんでは?と。で，一番どうでもいいのが，一番話題になっている給付金。特に経済効果とかじゃなくて金持ちに辞退させるさせないが話題になってるところが，ますますバカみたいです。
どうも最近の日本人(というかマスコミ?)は自分には金をよこせ，自分以外の特に金持ちには金を渡すなという論調が強いです。で，たぶん自分は金持ちだとは思ってません(笑)。すごいずうずうしいというか，なんか品格がない国民になっちゃったなぁ…という印象。安倍さんがやりたかったのはこの改革か?(笑)。武士はくわねど高楊枝という言葉があったこととか，皆さん忘れてるんですかねぇ。
で，みんな自分にはよこせといってるくせに，麻生総理を批判してますが，実はみんなが給付金を辞退したら麻生総理は一番打撃をこうむると思うんですよね。なんとなくそう思う。文句を言いつつも施しを受けてるやつは，あまり怖くない…みたいな。だから野党は打倒麻生なら「みなさん給付金を辞退しましょう」と訴えればいいのだけど，だれもそれも言わない。これでは革命は起きません。
と思っていたら，今日の日経にだけ，日経本人がいってるわけではないのですが故人である沢村貞子に言わせている。故人に勝手に言わせるのもどうかと思うけど，少しだけ，そういう美徳がまだあるのかとは思いました。
お金もらっておいて，くれた人に文句を言うのは非常にかっこ悪いと思うけどなぁ。いまの日本人はだれもカッコをつけなくなったなぁと思います。

11/10(徒然)
昨日は西武ライオンズが日本シリーズ優勝だったそうですが，今日は西友にも西武デパートにもいってないので，どういうご利益があってるのかは良くわかりません。
というわけで，ニュース徒然。
麻生総理が富裕層に給付金辞退を求めるって話。確かに渾沌としてるし，うまく回ると思わないし，なかなかひどいなぁとは思う。でも，やってみてもいいんじゃないかしら?。辞退した人には，なんか目印でもつけますか?。それだと問題というなら辞退した人がどれくらいいたという人数だけでも発表すれば，日本人の性質がちょっとわかって面白実験だと思います。
つぎ。
世襲議員が増えるわけというのを読んで，「安定した社会が崩れている」と書いてますが，いや，むしろ日本はますます安定しているから世襲が増えてるのでは?と思った。個人的は世襲とそうじゃない人と，それなりに両方いるのが正常だとは思いますが…。
つぎ。
ちょっとTVニュースとは違うのだけど，ゆうちょ銀行が通帳を窓口までもってこいというキャンペーンを始めたらしい。自宅のポストにもお知らせが入ってました。銀行間と振込みが出来るようになった代わりに，郵便局のほうも，「店名」という概念が出来るそうで。
まだ試してないのでわからないのですが，「店名」は自分で選べないのだろうか?できれば本店でつくりたいのだけど(笑)。というのは冗談ですが，わたしはむしろ銀行の支店主義が嫌いなので，郵便局に店名という概念が出来ることを聞いてちょっとがっかりしております。引っ越したりしたとき，どうなるのだろう?。
というわけで，今日は支離滅裂でした。

11/9(筑紫哲也さん)
筑紫哲哉さんが亡くなったらしい。お悔やみ申し上げます，とだけ書いてスルーしようかと思ったのですが，そういえば一年前にここで書いていたなぁと思い出し少しだけ書くかと。
面識はなくてもTVでよく良く拝見していた人が亡くなったという話を聞くのは悲しいものです。でも73歳まで生きたというのは，まぁ個人的には少しうらやましい。自分もそこまで生きられたら結構満足でしょう。いまの自分の心境だと。本人にとっていい人生だったかは良くわかりませんが，ブログやメディアでいろんな人がお悔やみをいってるのを観ると，この世に残った彼の魂はそこそこ恵まれているのではないかという気はします。
筑紫哲也さんはわたしが20代や30代位まではTVでよく観てましたが，その後徐々に彼の出ている番組を見なくなったし，言ってることにもあまり共感しなくなりました。彼自身が変わったのか，わたし自身が変わったのかは良くわかりません。
一年前に筑紫さんが肺がんになってメディアにちょっと戻ったときに，やっぱりタバコを吸いたいとか言ってるのを聞いて呆れたのですが，うえの引用を見ると，実際はタバコはやめていた様です。でもたばこを必要悪という辺りは，やぱり賛同できません。
ただ，なんとなく気障というかモッコスというか，病気になったから人が変わったように健康を訴えるようなキャラではなかったなぁという気はするので，わざとそういう風に振舞っていたのかもしれません。
病気とか死とか言うのはプライベートな問題だから，誰もがそれを明らかにする必要はないとは思いますが，それなりに影響力がある人だったし，元々はもの書きだったのだから，最後に自身の事，特にがんの事について少し語ってほしかったなぁと思っております。

11/8(日本型成長は特殊なのか?)
先日ふと演奏系の音楽雑誌を見ていました。そこには，管楽器とか弦楽器の広告が載っていて，まぁ大体ヤマハとか，ヤナギサワとか，そういうのなんですが。元々ピアノにしてもラッパにしてもギターにしても西洋の楽器で，中学生のブラバンレベルの知識で申し訳ないのですが，金管ならバックとかサックスだとセルマーとか，ピアノだとスタンウェイとか，生ギターだとマーティン，エレキだとフェンダーとかギブソンとか，まぁ代表する楽器はそれぞれです。でもヤマハとかはそのほとんどを出しているんですよね。で，日本人が勝手に思ってるだけかもしれませんが，まぁまぁプロでも使えるレベルのものを出してます。
これってすごいですよね。明治に入って，西洋の楽器を真似して作るようになって，そして100年ちょっとで，まったく同じレベルとまではいかなくてもそこそこのものを作ってしまったわけです。
楽器だとそうですが，家電とか車とかだって西洋のを真似して初めて，ある意味追い越しているものもあるわけです。バイクとか世界の四大メーカは日本です。日本の家庭に並んでいる家電や楽器，車，台所用品とか服とか靴とか，ほとんど西洋の文化のものですが，ほとんど日本製もしくはメイドイン中国とか韓国もありますが，つまり日本製のものをそろえてもなんら西洋と遜色がありません。
だから，日本人が考える西洋化とか先進国化というのは，こういうテクノロジー分野でいうと西洋にある製品を西洋と同じレベルで作れることを指し，それを使って生活することを指します。でもこういうことってこれから後にやってくる発展途上国どこでも可能なことなんでしょうか?。今，中国とか韓国とか車とか家電をどんどん開発してます。西洋とか日本に追いつこうとしていると思います。彼らはいつか追いつき追い越すのでしょうか?。そうしたら日本の車や家電は不要になるのでしょうか?。
実はどうもそれはそれで変な話の様な気もします。世界中で車を作っても仕方ないように思います。
なんか違和感を感じたのはもともと楽器なので楽器に話を戻すと，車や家電と違って，こちらはいまだに完全に西洋を追い越してません。なぜなら西洋楽器は西洋の文化のものだからです。つまり利便性とか機能の問題ではなく，西洋にある楽器が基準だから追い越すことが出来ないわけです。だとすると真の意味で西洋の楽器メーカを日本が追い越すのであれば，西洋にない楽器を世界に広めなくてはいけません。今のところ一部の電子楽器とかだとそういう部分はあります。でもまだまだほとんどありません。
本当はどこかの製品を真似して追いつけとやってるうちは，まだまだ先進国ではないようにも思います。あと同じところを目指すのであれば，結局一番は一人ですから，パイの奪い合いになるわけです。それぞれの国がそれぞれ独自の得意分野を持ってすみ分けるのが本当はいいんでしょうね。
でも日本はほとんどの工業製品の分野で西洋を真似して，いつの間にか追いついたり追い越したりしていました。だから，今日本の後から来る国たちもきっとそういうのを目指しているのではないでしょうか?。でもみんながみんな日本と同じような「西洋に追いついた感」を感じることは出来るのでしょうか?。
ちなみに日本は工業製品では追いついたかもしれませんが，なにも文化を発信してきてないので，文化では全然追いついた感がありません。服のブランドとかほとんど西洋のものばかりです。今ようやく日本発の文化が西洋に認められようとしてますが，それがマンガとアニメだったりするあたりが面白いと思います。

11/7(ケーブルTV)
ちょっとメモ代わりに。
うちはJCOMのアナログTVを観てるのですが，先日ディジタルに変えませんか?という営業がやってきました。最近TVの画質が悪いように思っていたので，そろそろディジタルに変えてもいいかなと思っているので話は聞きました。ついでにTVの画質が悪いと伝えたところ，今日技術の人がやってきて点検。
結論としてはなんか電波の出力が上がっていたそうで，それで TVの画質が悪い。なんか全体的にノイジーな画質になってました。
アンテナのケーブルに抵抗を入れたらあっさり直りました。そいうものなんですね。
というわけでディジタルに変えなくてもよくなったのですが(笑)，まぁ番組予約とかそういうのも考えると，やっぱりディジタルに変えてもいいかな?，もともとディジタルにすると1000円も値上がりするので不要と思っていたのですが，もっと安いのも今回メニューに加わったようで。
ただわたしはtvkやテレ玉も観るので，ディジタルになるとこの辺が見れなくなるんですよね。まぁアンテナケーブルから直接分岐してTVに入れれば見えるそうですが。あとどっちにしても地上波アナログが終わったらtvkはみれなくなるそうです。うーむ。

11/6(大統領雑感，小室雑感補足)
昨日と一昨日の日記の補足です。
まずオバマ新大統領の話。
勝利演説の全訳がありました。
さらりと読んだだけですが，やっぱり日本とは違うなぁと思いました。確かに熱いし綺麗なことを言っています。でも，日本で政治家がこういう演説をしたらこれだけ熱狂的な支持をあるめるのでしょうか?。たぶん，「中身がない」とかいわれるだろうなぁ…。実際にわたしはアメリカの政治システムをそんなに理解してませんし，オバマ氏の実績も知りません。ですから，この言葉以外にいろんな説得力を感じさせる要素があるのかもしれません。でも，この言葉だけであれだけの国民を熱くできるとしたら，やっぱりアメリカは言葉で理念で大きく社会が動くのだなぁと思います。
もうひとつ。小室の話。
小室氏の借金の話とか罪の話とか家族の話はどうでもいいと思ってるのですが，なんかこの機に乗じて彼の音楽について，いい加減なことを言っている論客がいるので，ちょっと反論。
日経の社説と，池田信夫氏のブログ。
二つとも音楽についての論客ではないので，素人意見なんでしょうが。池田氏は音楽についてコメントする資格がないと書きながら，「音楽的に無価値」というかなりひどいいいようなのがすごい。
この二つとも共通してるのは，小室氏の音楽のことがまったくわからなかったようだ，ということ。まぁ音楽がわかるわからないは人それぞれなので，それはそれでいいと思うのだけど，自分がわからないのに世の中ではものすごく売れてるから，それの理由を「マーケッティング」だとか「方程式」とかいって無理やりつけている。単純にわからない，理解できないという言えばいいのに。きっと売れていた当時わからなくて歯がゆかったのではないか?と想像したりします。
確かに小室氏の音楽は大量生産して，さらに売れるように工夫してますが，音楽的に無価値なものが，そういう手法を取り入れたからといって売れるものではありません。そんなこともわからないのでしょうか?。それとも経済でしか物事の価値を測れないくせに，売れてるものを無価値だとでも言うのでしょうか?。
一時期大量に売れて大量に作品を作った人でも，その後，それなりのペースでいい作品を作り続けた人もたくさんいます。例えば，ある時期のプリンスやマイルスディビスや阿久悠はかなりの多作家でした。別に露出をコントロールして長く生きながらえたわけではないでしょう。もともとの音楽の才能が違っていたという意見なのかもしれませんが，生きながらえたから才能があると言うのも，無価値なものが売れたという意見とは矛盾します。
小室氏のヒットが現在まで続いてないのは，いろんな要因があるでしょう。音楽的なものもあるだろうし，ビジネスとして大きく騒がれ，そういうスタッフが周りについたことも影響があったと思います。音楽についてこれまで多く語ってきた人が，音楽の価値を論じるならまだしも，そうでない人が，音楽の価値を断じること自体が，結局音楽を芸術として観れない人の意見を代表しているように思います。

11/5(新大統領)
アメリカの次の大統領はオバマ氏に決まったらしい。正直「へーーーー」と思いました。
現地の空気は良くわからないし，日本のTVはオバマ氏は良く取り上げるもののマケイン氏は取り上げないので，あまりどちらがどれくらい支持されてるのかとか，言ってることがどうなのかという意味では全然わかってませんでした。オバマ氏のいうことというと，日本では「チェンジ」と「ユナイテッドステイツオブアメリカ」の演説ばかりを取り上げて，彼の主張がどこなのかはちっともわかってません。
それよりやっぱり彼が黒人ということが，障害にならないのだろうか?という疑問はありました。差別問題とかは実際にわたしはアメリカ人でもないし住んだこともないので良くわからないのですが，だからその障壁がどれくらい意味を持っていたのかは良くわかりません。でも，黒人である人に投票することに抵抗がある人もいるんじゃないか?とは思ってたのだけど，もうそういうのはなくなっていたのかしら?。
時々アメリカってすごいなと思うのは理念が感情にまさるっていう感じがすることがあるってことです。黒人だろうが優秀だったら大統領になるべきだというのは理屈だし，平等というのはアメリカの理念だと思うけど，そうじゃない感情があるのではないか?と思っていたのだけど，今回はそれは決定的な障壁にならなかった。すっきりと頭で整理されれば，感情的な部分というがしっかり押さえられ国民性と感じるときがあります。
すこし話が違いますが，先日のサブプライムローンに関わる危機に公的資金を投入する時も，議会は一回筋が通らないと突っぱねました。あれも日本だったら「筋は通らないけど，そうしないといけないでしょ?」といわれれば，やってしまう気がします。「超法規的措置」という言葉がある国ですから。
でもアメリカはやっぱり筋が通らないといけない。たとえ多くの危機が来ようが折れない気がします。そういう国から見ると日本みたいなやり方は筋が通らないし，何考えているかわからない無法地帯の様に見えるかもしれません。
ただ一方で理屈が通れば妙なことをやってしまう。理屈がその理屈どおり動くとは限らないのだけど，でも説明されて納得すればやってしまう。今回の金融危機だってたぶん理屈ではうまく行く説明がされていた，イラクやアフガンへの攻撃だって机上論はうまく行くはずだった。でも世の中は理屈どおりで回るわけでもないのでこういうことがおきます。
経験や直感よりも理屈や理性が優先される様なところがあり，そういうところがあたしいことを可能とする，というところがアメリカのすごいところで，今回もそういうことなのかなと思いました。ただそれだけに実際に動き出したときに何が起こるのか，まだ日本で見ている分にはわかりません。なので，今回の選挙の結果がいいことだったのか大変なことなのかは，今はなんともいえないと思います。

11/4(小室哲哉氏雑感)
今日は朝から晩までトップニュースが小室哲哉氏の逮捕でした。最近は，パナ社と三洋のリークとか，某空幕長の処遇とか，そんなにトップ記事かよ?というような内容がトップニュースになります。変だなぁと思ってみてると，結局経済対策の話と，政局の話，あとアメリカ大統領選の話は毎日やっていて，結局その辺は変わり映えがしなくてみんな飽きてるけど取り上げないわけにもいかずなので，他のびっくりネタをとりあえずトップに持ってきているってことでしょうか? :-p。
もっとも小室哲哉氏の往年の活躍を知っていると，それなりに騒ぎになるのはわかるのですが，でもネタ的には芸能ニュースネタだよなぁと思ったりもします。
小室氏は98年位かなぁ…仕事で一度だけお会いしたことがあり，まぁ仕事上，恩があるのであまり悪くいうつもりはありません。当時すでに大スターでしたが，シャイな感じの人だったなぁと思ってます。その後，だんだん周りにいる人が…とかいう話は聞いていて，まぁ今回のような話になったのでしょうか。
わたしは30歳くらいまでは，ジャズとかロックとかが好きで，演奏，特に即興の質というのが音楽の尺度で一番重要視していたので，当初TMNの様な音楽は評価してなかったのですが，その後テクノとか聴く様になったこと。あと若い頃は芸術というのは作家本人が納得することが重要と思っていたのが，この歳になると，表現というのは相手に伝わってなんぼなので，伝えるための努力はしなければいけないと思うようになったこと。そういう心境の変化もあり，今となっては当時の小室氏の音楽や，ヒットメーカとしての力量は評価してます。まぁ音楽自体には熱狂的にはなりませんでしたが。
確かに大ブームを作った人というのは，時代性を持ってしまうので，過ぎてしまうと，古臭さをかえって感じてしまうものですが，長く続けていくことで生まれる表現というのもあるので，以前の様なムーブメントでなくても良質の音楽を継続的に作っていってほしいなぁと思っていたので，今回の逮捕劇は残念だったりもします。
まぁ芸能界はちょっと位罪を犯しても実力がある人は復活するみたいなので，これを機にいろんなしがらみを捨ててまた復活してほしいものです。

11/3(昭和記念公園)
実は昨日は昼過ぎから立川の昭和記念公園に行きました。ここは初めて行ったのですが，広いですねぇ。前々から思ってますが，東京は本当に都心に緑が多いです。立川は都心とはいえないでしょうけど(笑)。神宮とか皇居とか御苑を考えるとやっぱり緑が多いし，その一つ一つの緑地の面積がかなり広いです。なおかつ結構整備されています。
九州の田舎にはこんな巨大な公園はありません。というか，普通に郊外に出れば緑なので(笑)。同じ都会で比べると大阪とかなんでしょうけど。大阪も吹田とか北のほうに行くと緑地があったりしますが，すぐ山が迫っているので，本当に山になってしまう。京都も市内を出るとすぐ山ですねぇ。というか緑は多いのだけど，やっぱり歴史がある街なので，小さい単位でごちゃごちゃあるって感じで，東京の様に結構な面積の公園は少ない気がします。
昭和記念公園は初めて入りましたが有料。有料なのは一見不親切に思えますが，変な浮浪者とかがいないので，ある意味快適です。たまに行くにはそんなに高い値段じゃないし。
というわけで，ちょっと行って帰ってきたという程度ですが，楽しめました。また折を見ていこうかと思います。

11/2(ポジショントーク)
一昨日くらいに新聞で騒がれいていた松下と三洋の合併騒ぎは今日はNHKのTVニュースでもやってました。でも昨日の時点で正式に決まった事実はないというニュースも流れていたので，非公式な情報としては昨日と今日とでどういう変化があったのかまったくわからず。報道はニュースソースは明らかに出来ないというのはわからないでもないけど，だったらその信憑性はどうやって判断すればいいんでしょうね?。
全部その程度の信憑性だと思ってもいいんでしょうけど，そのわりにはトップニュースで流したりするものだから，何か事態が変わったのか?とか思ってしまう。
さて，それとは別の話で，一昨日の夜NHKのTVニュースでわりと騒いでいたのが自衛隊の空幕僚長が不適切な論文を投稿していたという話。太平洋戦争が侵略戦争とされるのは濡れ衣と書いていたことが問題らしい。
まぁ個人的には多少共感する部分もあり，というかわたしは侵略戦争的面もあるとは思ってますが，もちろんそればかりじゃないとも思っていて過大に侵略といわれてる部分もあるんだろうなとか思ったり。というかそもそも戦争が侵略とか防衛とか後年語られるのは，だいたい政治的な意味でしょ?ということで，事実はどうかという問題ではないなという気がします。
そういう意味でいうと，空幕僚長発言は公務員幹部の政治発言なので，それが政府の見解とずれていて，組織の運営に影響を及ぼすのであれば，責任を取らされるのは致し方ないとわたしは思います。
この件についてfinalventの日記で妙に盛り上がったので興味深く読んだのですが，finalventさんは最初は幕僚長でも個人的な心情の問題でしょ?という感じでしたが，内規違反の可能性があるとしると，じゃぁ内規で罰すればいいでしょという感じですかね。
まぁそれは同意なんですが，わたし自身が会社という組織で論文とかを対外発表するのを職務としてることもあり，会社の業務範囲かどうか不明確でも，外部に文章を記名付で投稿するときは，一応外部投稿の許可の決裁を取るのは普通なんでは?という感覚です。いや，そうじゃない組織や会社がたくさんあるのはわかるのですが，わたしも結構な大きな会社にいるから，官僚のような大きな組織というか保守的な組織であれば，そういうことには敏感でしょ?という気がします。内規としての文章としては，決裁が必要である範囲は不明瞭な気はしますが，業務に影響を与えるような行為が無許可で可能かというと，どうかなと。
まぁ私的な行為だとして，業務に影響を与えたのは本人じゃなくて周りの騒いだ人たちという気はしますが，当然予測できたことだと思うので，そういう意味では不適切な行為ととがめらるのはしかたないかと。
まぁそういうことを思いました。

11/1(若者＝自分の過去の街)
三連休初日。嫁さんが上京するので迎えに行く。帰り久しぶりに御茶ノ水によりオカリナを買う。何故オカリナかは不問(笑)。
御茶ノ水というと楽器屋とレコード屋の街で，ちょっと下りて神保町に行くと本の街。スキーがブームだった頃はスキー用品の街だった。つまり若者の街。
大学生のときに上京したとき，そのご就職した後も都内に出ると一番いっていた街だったけど，ここ10年くらいはまともにいってないなぁ。というか楽器をここ10年くらいまともに買ってないということだけど。
駅前のディスクユニオンが閉店していて，結構驚いた。まぁCDは今は，新宿とか渋谷のタワーとかHMVとか，あと新宿のユニオンで買うことがほとんどなので特に困りはしないのだけど。
こういう若い頃良く使っていて，自分はすでに通り過ぎた街とかに久しぶりに行くとなんとなくふるさとか時代を感じるのだけど，現在進行形の若者には「今」の街のはず。この街は廃れているのかそれとも相変わらず盛んなのか，…こうのは客観的にみれないものだなと思った。

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