だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。
あしからず。
- 6/30(アート表現と人生の承認)
- 昨日,以前から持っているDVD キースジャレットの「アート・オブ・インプロヴィゼーション」 を久しぶりに観た。このDVDは演奏映像を交えたインタビュー集で キース本人へのインタビューが半分くらいあるのですが, 最初にキースに「音楽以外に大切なものは?」という質問をぶつけ, あっさりと「たくさんあるよ」と答えてます。よくよくみるとこの 答えがこのDVDのテーマのようにも思えてきました。キースは 音楽から音楽が生まれるわけではなく,その人の経験から演奏(芸術)は 生まれる。だから,その人の人生のすべては意味があると 言ってる様にも思えました。
「人生には等しく意味がある」というのは 「自虐の詩」という漫画の締め台詞だったりしますが,そうか キースも同じことを言っていたのかと(笑)。
人間は若いときはたくわえの無いまま未知の世界を切り開いていきますから, 自分の過去を振り返ったりしませんが,歳をとるとそういう わけにもいかないので(苦笑),まぁ自分のこれまでの人生の上に, いろんなものを作っていくわけです。わたしの場合,いつこれが 切り替わったのかはっきり覚えてませんが,あらゆる経験が すべて自分の表現につながるという意識は,20代から持っていた 気がします。
わたしは昔から自分を表現する欲求は強く,仕事も大きな仕事を することより,自分の名前が残ることを第一に考えていたような 気がします。今日会社で偉い人の話を聞いて,その人たちの仕事と 自分を比べてみて,少しそう思いました。
わたしは自己表現というのは,人間の根本的な欲求だと思ってます。 それがうまく満足できない人は,人生をこじらせる可能性が多いと 思います。数日前に,彼女ができない引きこもり犯罪者には, 彼女が必要なのでは?みたいな話があり,かなり引っかかったのですが, パートナーがいないつらさは性欲よりも,表現の受け入れ相手, つまり自分を観てくれる人がいるか?ということが本質のように 思います。
最近ネットへの犯罪書き込みが問題になってますが,これも 自己表現が間違った形で出てきたものだと思います。
人生のすべての経験が,その人の表現の糧になるとはおもいますが, 表現方法自体が間違っていれば,間違った形でしか人の前には 現れる,受け入れられずますますこじれます。人はみな表現者になれると 思いますが,表現のする場所,それが受け入れられる場所が うまく回ってないなという気はします。
場が増えてるように思うのに,まるで,観客のいない,巨大な 舞台だけが用意されているような…そんなつかみどころ無い場というか。
うまくまとまらないけど,すこしそういうことを考えてました。
- 6/29(お中元と虚礼)
- 今日は一日ずっと雨。しかも割りとしっかり降っている。 梅雨らしい雨。昨日は朝一瞬ぱらついたけど,地面が濡れることも無く すぐやんだ。でも気温的には昨日のほうが今日より若干寒かった 気がする。昨日はなぜか鼻水が止まらず,今日はそんなことなかったから そう思うのかもしれないが。ちなみに東京は肌寒いと思ったけど, 関西は暑いらしい。
昨日は秋葉原,新宿とちょっと買い物に行った。秋葉原は例によって 電子部品漁り,新宿は三丁目のCD屋。秋葉から新宿に行くのに 岩本町から都営線に乗ってみた。副都心線のできた後に新宿三丁目に 行ったのははじめたけど,副都心線の改札には下りなかったので, どうなったのかは良くわからず。
今日は昼食後吉祥寺に行き,ロフトで歯磨き粉買った後, 本屋へ。後は荻窪に戻り,食料品とか買った。まぁ普通の週末の 買出し。
本当はお中元を伊勢丹に行って買おうかと思っていたけど,結局 ネットで注文した。わたしは東京からお土産を買うときは 伊勢丹か三越を買うのを好むけど,この二つが「The 東京の 百貨店」だと思うから。沿線関係で伊勢丹を使うことがほとんど。 高島屋や大丸は関西が本店だし, 鉄道系の東急,西武,東武よりは,百貨店専門店の方がなんとなく 高級な気がして,日用品を買うならともかく,贈り物の場合は, 伊勢丹を使う。
今回のお中元は親戚だけ。もともとお中元を贈る習慣は無かったのだけど, 結婚と病気をしてから送るようになった。でも,職場とかは 送らないし,送るなというお達しも出ている。もちろんもらうことも無い。
お達し的には「虚礼廃止」と書いてあるのだけど,ずっと虚礼と そうでないものの線引きの感覚が良くわからない。そもそも 礼儀というは「形式」であり,形式である以上「虚」の部分は 存在するのではないか?。形式がなくなれば実体がなくなるものは たくさんあって,今の日本の社会は,人と人のつながりが希薄だとか, だから犯罪がおきやすいとか,引きこもりがおきやすいとかいろいろ いうけど,ほっておけば人とのつながりを作れない人に作らせるために 形式があったのではないか?とは良く思う。
まぁ別に中元を贈れというわけではないのだけど,虚礼を取り去った後, 人と人がどういう風に付き合っていけばいいか?,きちんと示されて ない気がする。後は勝手にやってくれといわれてもな。
若い頃は誰の世話にもならずに生きていけることがいいと 思っていた気がするが,今は誰の世話にもならずに生きてることの方が, ちょっとみっともないかな?と思うようにはなった。この辺は 歳のせいかもしれない。
- 6/28(威張るようにしか人に接しられない人)
- 昨日だったか,夜仕事から帰ってきて8時過ぎ,スーパーによって, レジで,前に並んでいた初老の男性が,店員にぶつぶつと文句を 文句を言っていた。その文句の言い方が,いかにも偉い人が 部下とか若い人にいう文句の言い方だったけど,買っている ものはお弁当か何かで,ちょっとこっけいな感じがした。
人が怒り方に何種類も持っていて使い分けるものかどうか 知らないけど,客が店員に対しての怒り方と,偉い人が 部下とかに対する怒り方というのはイメージとしては違う。 何様ですか?という感じでえらそうでも,買ってるのがお弁当ですか?と いう感じはちょっとする。
歳をとった男の人で,それなりに社会では地位があっただろうという 人の中には,自分より若い人に対して,えらそうだったり腹を 立ててるようにしか接することができない人がいます。もちろん 逆で,歳をとって,社会的に地位がある人でも,他人に対しては 頭や腰が低い人もたくさんいて…,というかそっちの方が, 実際は偉い人だったりすると思う。でも,威張ってる人も 若い頃からそうだったわけじゃないだろうに,どうしてそういう風に しか人に接することができないのかな?とか思ったりもする。
予断だがわたしの父は,わたしの母や孫とかには怒るような 物言いしかできないみたい。でも外の人には結構腰が低かったりする。 外にたいして腰を低くできるなら家族に対しても低くすればいいのに, と思うのだけど,人は,そういう見えないものに縛られている様に 思う。
最初の話に戻ると,もしかしたら社会的には地位のある老人が, 自分とは無関係な若者にまるで自分の部下のように接してしまう ということだったように,わたしは取ったけど,一人でお弁当を 買ってるのが,なんとなくもう引退して一人で暮らしてるのだろうか?と いう感じを匂わせて,だったらそういう人との接し方で楽しく 生きられるのだろうか?とか少し感じる。
少し余談だけど,荻窪は都心だからか,単身赴任でも多いようで, 夜のスーパーに行くと,背広を着た会社帰りの壮年の人たちが お弁当を買ったり,食料品を買っていたりする。いろいろ考える。 差別的な視点が入っているっていう自覚はありますが。
- 6/27(最近は出張が多い)
- 今日は午後から出張。そういえば今週は朝から夜まで会社にいたのは 2日だけ。来週もとりあえず二日は出張が決まってるけど,なにかと 多いなぁ。こう業務関係が増えてくると,弾込めするが 無いというかおざなりになっていて危機感を感じてくる。弾込めって つまりは,次の仕事につながることとか,未来につながることとか, 要は新しい研究とか仕事のネタ探しなんですが。
この週末は久しぶりに東京でゆっくりできるので,まずは体力を 復活させて,すこし考えるか…とか思う。
- 6/26(便利になることで悪くなることもある様に思う)
- 一部の自治体がコンビニの深夜営業規制に積極的という 話。なんかネットのあちこちで「ばかいうな」という書き込みが多い中, 夜中にコンビニの弁当を買っていたのを止めたら,健康になった とかいう書き込みを見たりして,興味深かったです。
わたしは最近は夜の12時以降は出歩かないし,そもそもコンビニの お弁当はものすごく苦手で食べないので,深夜のコンビニ関しては, 第三者です。第三者なので,実際に便利に使っている人, もしくは何らかの理由で積極的に深夜営業規制に賛成な人からすると, かなり無責任な意見になってしまいますが,ふと思ったので。
確かにコンビニが夜中まで開いていると便利です。夜何時に なっても暖かい弁当は食べられるし,ちょっと困ったときに いろいろ買い物できます。電車がなくなっても時間をつぶしたり, 何かを買ったりできます。そう,食べ物は何時でも食べられますし, 買い物ができなくなるので,夕方早く帰る必要もありません。 朝と夜が逆転していても不便を感じません。
というわけで,便利に感じる反面,つまり,生活規則を正しく する必要が無いので,どういう生活でもできる,生活のペースが 変わろうが,毎日寝る時間が変わろうが大丈夫と。 これって健康には問題ないのですかね?。あと,お店が しまるので今日は早く帰りますという理由も使えないですね。
ちょっとそんなことを感じました。便利というのは一見いいようですが, その便利になって余った時間を,結局会社とかに使われてしまっては いないでしょうか?,そしてタイムテーブルを環境が縛ってくれないと なると,体はそれに耐えられるのでしょうかとか?。電車が 遅くまで走って便利になった都会は,12時過ぎまで残業できるように なったけど,それって良かったのですかね?とか。そんな感じ。
ちなみに,そういうことは思いますが,コンビニが都心では1キロも 歩かず何件もあったり,朝の出勤時間に開いているのは便利に 感じてます。まぁでも,一人暮らしで困らないってことは,結局 晩婚化の原因でもあるんだよなぁとも思います。散々便利になった 結果,健康を壊したり,少子化で種としての危機なのは,どうなんでしょうね? と。
個人的にはコンビニにはそういう深夜早朝の商売よりは, モータリゼーションで,小さい個人商店がつぶれた田舎とかで, 年寄りが歩いていける距離にある店舗という意味での期待が あったりするのですが,どうやら,現状は,まだコンビニは まだそういう位置づけでの発展は戦略としては考えてないようです。
モータリゼーションも便利になったけど,それで困ったことも 起きてるんですよねぇ。
- 6/25(ドック修了)
- 今日は昨日のからの人間ドックの続き。とりあえず, おわり,ざっと見た感じでの異常はなし。とりあえず, ホッとした。血液の細かい検査結果とかは後日くるらしい。
2年前のドックでがんが見つかったわけなので,ちょっとどきどきは していたが,エコーや内視鏡で見る限りの腫瘍はないみたい。
ドック終了後,横須賀で飲み会,そのあと別の飲み会が品川でと 飲み会のはしごだった。ドックの合間に昼寝とかはできたけど, 体に負担はかかってるわけなので,さすがにちょっと 今日は疲れた。
- 6/24(日本の医療かなり良い)
- 今日から人間ドックを受けるためにとある大病院に来てます。 この病院は二年前にわたしの病巣が見つかった病院で,まぁちょっと 緊張します(^^;)。それはいいとして,そういうわけで,何回も 来てるので勝手も知っていて,検査の合間に売店とかにいったりも してますが,この病院も売店がコンビニだったりします。この病院は 東京から新幹線で1時間くらい来たところなので,それなりに 田舎ですが,病院の中はコンビニもあるし,エレベータも あるし綺麗です。一方わたしが手術を受けた病院はもちろん 都心にある大病院で,病院の周囲にもお店は多いですが, 駅の売店はやっぱりコンビニで,中にはレストランとかもあります。 先日わたしの母が入院している熊本の病院に行きましたが, こちらも大きい病院で,中にはカフェとかもあり綺麗でした。
わたしは小さい頃に入院していた経験もあるので,病院なれ していて,病院でわりと快適に過ごせる方ですが,そういう 意味で抵抗が無ければ,いまの病院はかなり快適です。売店も コンビニ形式で,何でもあるし,見舞い客のためにレストランとか カフェもあったりします。病室には,ベッド毎にTVがあったり, 冷蔵庫が個人用にあったりするところもあります。 正直ホテルでこれだけのサービスを受けようと思うと一泊 いくらだろう?とか思ってしまいます。
これに加えて…というか病院としてはそっちが本分ですが, 大病院の場合検査施設が充実していたり,いろんな課があったり します。
というわけで,どうも病院は大病院に限るといいたくなるのですが, 一方でこれだけの規模やサービスのほとんどが患者の自己負担以外で まかなわれているとすると,当然経済的に回らないだろうと 思うし,患者が集中すれば医者も足りなくなるでしょう。
で,そういう細かい検査や高度医療が必要ない人は町医者に 行きましょう…というのがホームドクターなんでしょう。
実は大病院の場合,患者が多いというのもありますが,検査も 専門的で検査ごとに分業して行われます。ですから,検査師は 患者一人ひとりを覚えてないだろうし,主治医もそのデータを 見るので患者の顔よりも検査結果を見ることが増えます。 大病院は患者の顔を見ないといわれますが,これは致し方ないと 思うし,そういうのがいやな人は,やっぱり町医者で 行きつけを作るべきでしょう。普段の軽い病気は近所の 行きつけを使い,細かい検査が必要なときに大病院にいくべきと いうか。
…というわけで,何がいいたいかというと,ここ数年病気に なって思うのは,日本の医療は決して悪くないと思うってことです。 もちろん,保険制度の行き詰まりからこれから悪くなる可能性も あるし,現在の医者の置かれている過酷な状況から,現状を 維持できるかもわかりません。でも現状で医者や行政を 批判することは無いのではないか?とも思います。良く医者が 患者の相手をしないとか,検査ミスがあるとかそういうことは たまにあって,たまたま,それにあった人には悲劇だとは 思いますが,事故とは起きてはいけないけど起きるものです。 そして,すべての医者が同じように細かく患者を 見れるわけでもないし,患者が望むものもさまざまだから, そのすべてに答えられるわけでもない。
大病院と町医者だってできることが違うわけで,患者が医者に すべてを求めるのもやっぱり違うように思います。
いや,正直,日本の病院は綺麗だし,すごいね…と思うのですよ。 病院に通ってると。医者を叩く人は医者にかかるなよと 素でいいたいくらいです。
- 6/23(物価が上がれば,地価が下がったりしないだろうか?)
- 経済の素人であるわたしが,ここしばらく漠然と思っていることが, 表題。そんなこと無いんですかね?。
これも根拠レスなんですが,経済というのはバランスの様に思っていて, 豊かさがあるのは,どこかに貧乏があるからの様な気がします。 経済の変化自体が経済な気もしますが,それ以前に変化が緩やかなときも, 格差があるから,豊かさがある。全員が豊かなのは,インフレとか 経済成長のように,全体が成長しているときはありえるのでしょうが, それ以外はバブルだったり,未来から借金をしていたりとか じゃないでしょうか?。
日本が成長時に豊かだったのは,バブルだったとかいうのも あるでしょうけど,海外との格差が変化していた時代だったから って気もします。国内が全員豊かってことは, 国外に貧しさがあるからではないでしょうか?。良く発展途上国の貧しさが 問題になりますが,先進国の豊かさは途上国の貧しさの裏返しのような 気もします。
で,表題。国政経済の話はちょっとおいておいて,日本国内の話。
日本はわたしが子供の頃(30年くらい前の田舎暮し)と今を比べると 物価のバランスが大きく変わってます。昔は食べ物も高いというか, 食べるものを買っていれば,親の給料は無くなってましたが,それ以上に, 家電製品とかが物凄く高かったように思います。 パソコンなんてありませんでしたが,ラジオやオーディオの様な 趣味系電気製品も高かった。おもちゃもラジコンとか物凄く高かったと 思います。ついでに書くと,レストランやファーストフードも高かったし, カップラーメンも高かったと思います。
昨今食品高騰が問題になってますが,おそらく収入に対してこれらの物価は ずっと高かったのではないでしょうか?。良く,蕎麦が数円で食べられたとか, バスの初乗りが10円だったとか,いかにも昔の物価が安かったように 言われますが,当時は給料も安かったので,結果的に衣食を満足させていたら, それだけでお金はなくなっていた気もします(もちろん想像)。
で,それから30年。もう小学生が携帯電話とかを持っていたりするのをみると めまいがしますが,自費で携帯は無理でも,ゲーム機くらいは小遣いで 買えたりします。カップラーメンが120円になったとか騒がれてますが, これも子供の小遣いで買えます。何だかんだいって物価は下がっている 気がします。
じゃぁ全体的に物価が下がり,日本の経済は豊かになったのでしょうか?。 どうでしょう?。この30年…40年?。物凄く値段が上がったものがあります。 それは土地の値段です。わたしの親の世代は,真面目にサラリーマンを やっていれば,一戸建てが,そのうち買えました。今でも地方に行けば 買えますが,都心では,10年分の年収でもおいそれとは買えません。 衣食住のうち,「住」だけは上がってるように思います。衣食住はどれも 人間が生きるには必要なものです。おもちゃや家電はなくても生きられますが, 衣食住は何らかの形で必要で,必ず生きる経費として消費されます。
日本の数十年の物価の移り変わりを振り替ると,ものの値段の中で地価だけが 物凄く上がり,他の値段は相対的に下がったように思います。もしかしたら, いま物価が上がり始めてますが,変わりに土地の値段は下がったりするので しょうか?。
ふとそういうことを思いました。もっとも最初に書いた通り, 海外との物価バランスの変化の方が大きい気がするので, 日本全体の物価が上がるっていう可能性もあるのですが。
- 6/22(そもそも自費で飛行機に乗っているプレミアム会員はどれくらいいるのだろうか?)
- 霞ヶ関官僚のタクシーのキックバックの件が話題になった件で, 金品をもらうのはけしからんけど,お茶とか酒とかぐらいなら いいんじゃないか?とわたしは思ってます。タクシーが飲食業をやると まずいとは思うけど,別に料理を出してるわけでもないし。 民間の人がそういうサービスを受けたら,単にサービスが 良いタクシーとむしろポジティブな話題になるんじゃないか?と。 大体飛行機だって乗るとジュースでますよ。
それで,キックバックというと航空券のマイレージのほうがよっぽど キックバックだよな…と思っていたら,やっぱり, 政府がマイルを役所につけろと航空会社に言って 拒否されていたそうです。 要は個人につけてるから,切り捨てられる場合が多いのを,役所にまとめたら 使われる率が増えるので,航空会社としては,やってられんって ことのよう。
この件,もし役所が業務でついたマイルを,個人が使ってはいけないとか もしくは役所が取り上げるとかいう風になったら,たぶん民間も それに倣わないといけなくなると思います。航空会社のマイルが贈収賄に あたるかどうかはわかりませんが,民間には贈収賄禁止の法律が無いにしても, 会社への背任行為は問われる場合もあるし,業務上得た利益が金銭として 換算可能なものであれば,収入として扱われて,たぶん課税対象に なるでしょう。
というわけで,以前も書いたけど,あまり役所にきついことを言うと, それはそのまま民間に返って来るんじゃないか?と思うわけです。
ところで,いつも思うのですが,飛行機に乗る人でマイレージの プレミアム会員とかになってる人って,自費100%で乗ってる人って どれくらいいるんでしょう?。ANAの方でシミュレーションすると 羽田・福岡を正規料金で年間30往復とかになるんですが…。もちろん 旅割とかするともっと減るわけで。
いや,世の中にはお金持ちがたくさんいるのはわかるのですが, 仕事ならともかくプライベートで毎週飛行機に乗るとしたら, 単身赴任とかそういう人くらいなのでは?。
業務で飛行機に乗る人は それこそ週に何度も乗るだろうし,長距離だって乗るでしょう。 そういう人たちが,こういうプレミアム会員になって,グレードアップ 券をもらったり,するのはどうなんでしょう?。もちろんもらった 切符を再び業務で使うのでしたら問題ないとは思いますが, 本当に皆そうしてるの?と思ったりもします。
ちなみにわたしは去年は30回以上飛行機に乗ってますが, プライベートで乗った飛行機がほとんどです。月に2往復程度, プライベートで飛行機乗ってますが,そういう人間ばかりで マイレージが成り立ってるとはとても思えないので。
- 6/21(学生が増えれば学会誌も厚くなる)
- 今週末は大阪へ。数日前から腰がいたいのでちょっと 大変。東京は昨夜から雨。大阪は昼に着いたらやんで 晴れ間もあるのですが,朝まで降っていたらしく蒸し暑かった。
ちょっと小ネタ。
学術論文誌のページが増えているか?を 調べているページがあって,実際に相当増えているらしいという 結果が出ていた。まぁ学会の流行り廃りがあってどこかが 増えていてもどこかが減ってる可能性もあるので,こういう 調べ方自体じゃあまりわからないのでしょうけど。ただ個人的に 増えてる気はします。というか,理系に限っていうと日本では大学院学生の 数が増えてるので,修了条件として論文を投稿するから,その分 増えてます。論文の数が先生のインセンティブにもなってるから, やっぱり増えます。そういう大学のインセンティブでは論文の 質よりも数が問題になるので,あまり読む価値が無い論文が増え, 結果として論文を全部読むなんて不可能…という状況が 来かねない。
ちょっと大変だなぁとは思ってます。研究者の仕事って知識を ためることも大きいと思うので,できれば有用な論文をちゃんと 読みたいのだけど,絶対数が増えSNが下がるとやっぱり読むのも 大変だし購入する費用も大変だと。
こうなると論文誌とは別のもっと選ばれた発表形態が現れるのか?, はたまた論文誌の権威によって古いわけするのか?。学会自体が 昔は選ばれた人の集まりだったのだけど,だんだんそういう 色彩も弱くなってる気もするので,別のグルーピングも出てくるのかも しれません。
- 6/20(死と向かい合うこと)
- 昨日の クローズアップ現代は鬱病の話でした。 診断が難しい鬱病が結構あって…みたいな話。
最初「鬱病の話ね」と思ってみていたのですが,途中で 自殺者の中に鬱病患者がいるって話を少ししました。昨今増えている 自殺者の中でどれくらいの割合かは聞き忘れたのですが,なんか 印象的には無視できないくらいいるような感じもしました。
鬱病患者が自殺をしがちって話は別に驚くような話ではないのですが, なぜか今朝の新聞では日本の自殺者の話,そういえば昨夜のNHKの ニュースでもそんなこといっていたか?。そして今日の夜のニュースでは 死とか生とかに若者を向かいあわせるという話をやってました。 なんか急にそういう話になってるのは,自殺者の数が発表に なったからですか?。
実はわたしも以前は現代社会で死を身近に感じることが難しいので, 生きることのありがたさとか感じにくいし,人生が思い通りに 行かないことを過剰に悲観したり,自殺しようと思ったり,他人を 殺したり…,まぁそれだけじゃないけど,死が遠いことが ちょっと悪い一因になってないか?と思ってました。この辺は 養老先生の影響でもあるんでしょうけど。
でも,自分が病気になってこの2年近く死というのをものすごく リアルに感じていると,…まぁ死ぬ思いをするっていうのは, 劇的にいろいろ変わるなと。確かに世界の見え方が大きく 変わります。でも,いい加減きついなぁ…と思うことも多いです。
実は今母親が病気で入院しており,まぁ母親自体も結構な 高齢だし,そっちも心配ですが,むしろ一人実家にいる父親のほうも かなり心配だったりします。わたしの父はいろいろ体調が 悪いのにお酒を飲むのを止めなかったり,あとわたしの病気のときや 母の病気のときも,なんかいまひとつ気の利いたことをいわなかったりと, なんかどうもそういう病気とか自分の体調とか,そういうことに 向かい合っていないのではないか?と感じてたりします。 でも,たとえ高齢で老いが迫っているからといって,みんなが みんな命とか死とかと向かい合えっていうのも,そうなのかな?と 思ったりもします。実際に病気になったり,体の不調を持っていたり, あと近しい人にそういう人がいたりすると,もうおなかいっぱいで 向かい合いたくないと思うのも仕方ないのではないか?と いう気もします。
なんというか,死を身近に感じないことにより見落とすこともありますが, あまり死を身近に感じるのもつらいものです。特に今日TVで 見たのは大学の授業で死に向かい合わせてましたが,向かい合うことに より受けるショックへのフォローを大学の先生やカウンセラーとかで 受け止められるのだろうか?という気もちょっとします。 本当はそういうのは昔は宗教家の仕事だったのでしょうけど, 死をちらつかせて宗教とかを教えたら,それこそ洗脳と紙一重で ちょっと危険な香りもするし。
と,結局結論は無いのですが,普段死とかを無視しがちなTVに しては,昨日と今日だけは妙にそれを送り続けていたので, なんだろうな?と感じたのでした。
- 6/19(健康のハウツー)
- 某本屋でオレンジページの健康の本がまとめておいてあったので 見てみたら,免疫力がつくとされている食べものが,自分が普段 食べるようにしてるものとおおむねあっていて,あぁー自分の 知見はまぁあってるのだなと思いました。あまり体系的には 自分の中では整理できてないので書けないのだけど。
わたしがなったガンは抗がん剤で予防するような類のものではないので, 予防するには,ガンの原因になるべく触れないことと,自己の 免疫力を落とさないことが重要だと思ってます。 免疫力を上げる食べ物というと,緑黄色野菜とか,バナナ,魚, 豆,海藻,ゴマ,芋とか茸とか乳製品とか。乳製品はあまりとらないのですが ほかのは結構とってます。とってるのだけど,実はそれだけをまとめて とらないのもポイントだと思ってます。
科学的根拠には自信がないのだけど思ってるのは,いろんな種類の 食べ物を食べること,ミネラルとかビタミンとか繊維類が多い 食べものをとることとかです。ひとつのものを大量に取ると, それ自体が発がん物質になる可能性もあります(あるガンを 抑えるものが,あるガンを引き起こす場合もある)。だから いろんなものを少しずつとるのが大事です。それから,お通じを よくする食べ物を食べる。これも食料がおなかの中に長く滞在すると 腐って毒素が出るのでやっぱりよくない。そういうことを, 考えると上記のような食べ物になるわけです。
食べ物についてはそんな感じなのですが,もっと気をつけているのは, 体を冷えないようにすること。体温が高いほうが免疫力は 強いです。血行が悪いのはよくないです。血が体にうっ血しないように ほぐすような運動を軽くすること。
それからけっこう馬鹿にならないのが寝ること。人間は寝ている間に 免疫力が上がるらしいのですが,それ以外にも寝てる間には いろんなことがおきてるようです。たいていの軽い病気は寝てるだけで 治りますが,逆に起きていると薬を飲んでも治らなかったりします。 たぶん昼寝とかもやったほうがいいんだろうなという気がします。 体調が悪いとその悪さの変化を敏感に感じますが,寝るとかなり 変わり,寝るほど体調はよくなります。ですから最近は朝起きたときが 一番元気だったりします。横になるのもいいけど,本当に 意識を失う様に寝るというときって,なにか体にいろんなことが おきて,よくなってる気がします。
あと,ストレスは体に出ます。ストレスは免疫力を下げますし,ガンの 原因になることもあるようです。
そして,最後に体の声を良く聞くこと。体は結構饒舌に訴えてきます。 わたしは疲れがたまってくると,あちこち痛くなってくるのですが それでも動いていると,どうやら「口で言ってもわからん」と 体が思うようで,腰が痛くてたてなくなったりします。
というわけで,今朝突然,腰が痛くなりました。休めってことみたい。 あぁーあ。
- 6/18(脈絡無く徒然に)
- なんか仕事が忙しくてじっくりかけないので,小ネタをいくつか。
iPhoneが日本でヒットするのか?ってことが 話題になってるけど,PCがないとうまみが出ないiPhoneは携帯の 対抗というよりはスマートフォンではないか?という気がする。 かく言うわたしはPDAとしてザウルスの後継として使えないか?なやんで いるのですが,どうかなぁって感じ。
…
デノンが$499のイーサケーブルを出したって 話。結構この/.jpでのコメントが面白かった。評価すると 罰が当たるとか?(笑)。まぁでも時計だって時間が合えばいいはず なのに数百万もする時計とかあるのが,わたしは不思議なのだけど, それと同じかもしれない。値段も演出だと思えば,それも含めて いい音だと感じるのは決して非科学的じゃないと思うけど:-p。
…
若者に団結せよと呼びかけているブログを見て, 「団結するという事が出来ない」とか書いてるけど,興味深い。というか そもそも労働運動というのは階級運動じゃなかったんだっけ?。 金持ちに対して貧乏人とか労働者が団結して戦っていたはずなのに, 日本にはそういう構造が無くなっているんだよなぁと思った。会社の 組合も労使団結とか言ってぜんぜん働かないし。
そんでもって,実は日本でも あいりん地区とかで暴動がおきてるんだけど, マスコミはほとんど取り上げない。山谷や横浜寿町で起きても そうでしょうねぇ。いや,以前から派遣とかネットカフェ難民とかいうけど, 日雇い労働者とかホームレスには手を差し伸べないの?という 気はしていた。なぜかは良くわからないのだけど,ひとつ,この辺の 人たちはTVCMのスポンサーの顧客にはなかなかなりえないのだよね。 だから無視しているのかもしれません。日本のメディアは。
…
と,今日はこんなところで。
- 6/17(意味)
- 宮崎勤死刑囚の死刑が執行されたらしい。 ふーんって感じに思ったのだけど,この記事に対するブックマークを見ていて, そして元の記事を見ていてもそうんなんですが,なにかみんな 必死に「意味」を求めているな,と思いました。
なぜこの時期に執行されたかとか,死刑囚の死が意味するものとか 意味を取り出そうとしてます。元の記事でも「早すぎる」とか いう弁護士のコメント。なんか人間って意味を求めるのだなと いう気がしました。
宮崎死刑囚の犯罪というか,人となりについて書かれた本を 読んだこともあるのだけど,わたしはあまりピンと来ませんでした。 散々語りつくされた気がするし,そのなかに共感するものをわたしは 感じなかったので,そういう意味ではわたしの中ではすでに 過去の事件といっていいかもしれません。
ひとつの共感不能な 凶悪な事件がおき,20年という時間をかけ裁かれたことだと わたしは思っただけですが,人って意味を求めるのだな…と 思いました。先週の秋葉原の事件に意味を求める人が だんだん出てきていることから,こうやって人って意味を求めるのだなと そういう意味では,まぁ象徴というか,わかりやすい顛末だなと ちょっと思ったので,取り上げてみました。
- 6/16(凶悪犯罪から,なぜそうなる?)
- 秋葉原の無差別殺傷事件から一週間くらい過ぎました。 TVは毎日この事件を取り上げ,ネットでもこの事件については, その背景についていろんなことを語る人がいるようですが, わたしは基本的に書けば脳髄反射の様になるような気がして, とりあえず,様子見をしてます。なので今も結構距離を おいてみてます。
さて,国や自治体としては,こういうインパクトの強い事件が起きて, 「なにもしませんでした」というわけにもいかないのか, いろんなことを言い出してきてます。そういうのを観ていて, はぁ…そういう風になるんだ…と思うようなこともいくつかあるので ひとつ冷ややかに。一応お断りしておくと,わたしは被害にあった方には 本当に気の毒だと思うし,もちろん他人事と思えないところもあります。 また犯人については極刑に値するほど許しがたいと思ってます。 でも一方で,この事件は誰でも被害を受ける可能性があるという 点では特別ではないし,でも犯人像としては特殊だと思ってます。 まぁそれについては後ほど。
出てきた対策?としてすでに実行されたのが「歩行者天国廃止」。 一時か恒久的にかわかりませんが,まぁことの大きさからしばらく 様子を見るのはありでしょう。ただ今回は交差点での犯行ですので 歩行者天国というより「歩行者が多いところ」という場所が狙われた わけです。歩行者天国の有無はあまり本質的ではないかな?と。
次に「刃物保持の規制強化」。これは議論中か?。まぁこれも趣味で 持ってる人には災難だけどしょうがないかな?と。ネットを観ると 普段刃物を持ち歩いているのを正当化する意見とかあって 「食べ物を切るため持ち歩いている」とかいう人もいたけど, そんなのプラスチックのナイフで良いじゃないとか思ってしまいます。 大体刃物を持ち歩くのって,少し護身用とかそれを持つと強くなった 気がするとかそういう部分がないといえますか?。
まぁでも一部の 狂人のためにまじめな人が不便な思いをするのがどうか?と いう意味では,確かにそうなんですが。まぁ武器って何かを 規制しても本質的に犯罪を0にはできないので,銃みたいに大量殺傷武器なら ともかく,刃物レベルまで規制するのが本当に犯罪防止に なるのかは難しいかも。
次に「ネット書き込み監視強化」。これはいじめとかの問題もあるので, どうもすでに行われている気がします。むしろこれまで言論統制だと 反対していたことに対して,監視への社会的合意が得やすく なってるという感じもします。
これは効果あるのかな?と思う反面,ばれないと思ってなんでも書く 馬鹿が多いので,監視通報逮捕という流れ自体は反対ではありません。 まぁ逮捕後どういう罪になるか?とかそういうのは議論の余地が あるかとは思いますが。
- で,最後が「日雇い派遣禁止」。これはどうなんでしょう?。 正直言って犯罪抑止に効果があるんでしょうか?という気がします。
あと,ちょっと危惧してるのが,この件について,犯人に同情する様な 発言をする人をネットとかで見つけて驚きました。確かに犯人は 派遣労働をしていたのかもしれないけど,そのことで今回の犯罪が 正当化される余地など少しもないとわたしは思います。それとこれとは 別ではないですか?。 念のために書きますが,今回この事件がきっかけで何か労働や 生活関係で政策が変わったとしても, 犯人の声が届いたという形にしてはいけないと思います。こういう形で 政府に声が届くとか思われてはいけないし,あの犯人を誰かの 代表にしてはいけないと思います。
確かにオウムの事件が起きたときも,まるでオウムという団体について 共感を覚えるような意見がありました。でも彼らに利するような 政策はとられるべきじゃないしとられなかったと思います。宅間の 事件のときはもちろんだれも共感しなかった。今回の犯人も彼のために 同じ境遇の人が生活を向上して,結果的に彼のおかげ…という人が 出てくることがいいのだろうか?と思います。
もちろんだからといって,じゃぁ犯罪者と同じような境遇の人が 同じように犯罪者のように見られるのもよくないとも思います。 同じような境遇の人が同じような犯罪を犯すわけではありません。 そういう意味では,この犯人は特殊です。でも,世の中には予測不可能な 形で犯罪を起こす可能性はたくさん落ちていて,そういう犯罪に 自分が遭遇する可能性もあり,それは予測不可能なので避けることは 難しいです。ですから,この犯罪者は特殊だけど,世の中に危険が あるのはある意味一般的なことだと思います。
つまりいろいろ対策を講じるのはいいのですが,犯罪の手段を減らす意味での 対策はいいとは思いますが,犯罪者を生み出さないようにする対策と いうのは,生活水準や教育という一般的なものならわかりますが, 対象者を絞るようなやり方は的を得てないようにも思います。
- 6/15(移動)
- 昨夜は母を見舞った後,実家に泊まり,今日は福岡へ移動してます。 というわけで,日記はお休みです。
- 6/14(帰省)
- ちょっと帰省してます。地震があったのは帰省してから しって驚きました。その時間ちょうど新宿で電車を乗り換えてた あたりだけど,別に電車は止まらなかったので気づきませんでした。 そういえば地震速報とか来たのかしら?。
- 6/13(成熟した国民)
- どうも最近政治がますますグダグダな気がします。 参議院で問責決議がされたかと思うと衆議院で内閣信任が されたり。あと衆議院の前原副代表が退場を言われたり, あっ,最後のは小さい話題かな?。こうもグダグダだと, ますます政治に無関心かつ失望してしまいそうが気がします。 とはいえ, カワセミ先生の雑感を読んでいて,その中に 「政治に対して有権者はやっと他の民主国家のように鋭く反応するように なってきた。そうなってからまだ数年と思えば、 政治が成熟するのはまだまだこれからである。」と書かれているのをみて, へーと思いました。
この文章の中に書かれていることについては,考え方が違うところも ありますが,「ねじれ自体がそんなに悪いか?」っていう考えについては, まぁ確かに悪いことばかりじゃないのかな?という気もします。 ただやっぱり最後の「政治の成熟」っていうのが気になります。 政治の成熟ってなんだろう?。
国民が政治に関心をもって口を出すことが成熟っていうのは わからないでもないのですが,だったら,むしろ60年代安保の 頃のように学生がデモをやっていたときの方が成熟していたのでしょうか?。 そういえば,お隣の国とかでも,今でもデモやったりしてます。 わたしもデモに参加したことあるので,別にデモに参加することが 悪いとは言わないけど,それが成熟か?と言われると良くわかりません。 まぁ「国は国で勝手にやってる」と無関心になるのが成熟かと 言われると,これも良くわからないのですが…。
国民が政治に関心を持ってるといっても,TVの報道に振り回されて, いまTVが取り上げてることだけに意見を持つっていうのも 「成熟なのかね?」って気がしないでもありません。もちろん 自分に関係があることだけじゃなくて,社会全体にたいして 自分の意見を持つっていうのが成熟な気もしますが,本当は 自分でちゃんと意見を持ってるなら,むしろ意見は多様になる 気がします。実際に自分に利害が絡むことなら,政治判断にも その人の立場で意見が様々になるはず。TVが作り出した イメージに乗っかってみんな同じ意見をいうのは,それは やっぱり他人事として受け取ってるから,その政策が 自分にどう回り回ってくるのか?想像できてないからって 気はします。
もしその人の立場立場で考えたりして,意見が多様化すれば, 本当はその意見の中での対立があってもしかるべきなんだけど。
ちょっとうだうだになってきましたが,要はどういうのが 成熟した政治なのか?国民なのかがイメージわかないってことです。 わかないってこと自体が未成熟ってことなんだろうけど。ヨーロッパが お手本ってことなんでしょうか?。アメリカがお手本ってことなんでしょうか? それとも…。
などと良くわからなくなったのだけど,案外日本の変なやり方も, 西洋からみると,「もしかしてあっちが進んでいるのでは?」とか 思われたりしてないかね?…そんなはずはないか?。などと 変なことをちょっと思ってました。
- 6/12(病気の情報を真剣に欲するのは病人だったりする)
- 今週の ためしてガッテンはガンの転移の話った。 …ってホームページ見て気づきましたが「徹底予防術」っていうのは 内容に違った言い方じゃないか?…。まぁ良いけど。
予告を見たときは「転移」の話ということで興味を持ってましたが, ガンが発生したり広がるメカニズムって感じでした。ガッテンでは 今まで何度もガンの話はやってるので,ガン発生のメカニズムは 正直食傷気味でもあるんですが,今回はがんの原因自体にはほとんど 触れず,ガンが広がる過程に重点を置いたといういう意味では, ちょっと新しかったかしら?。あと大腸がん転移をおさえる新薬の 話も興味深かったです。
でもこの薬もホームページの最後にしっかりリスクも書いていて, 番組中では,この辺,ほとんど印象が残らなかったので, ちゃんとリスクを伝えられていたのかな?という気はします。
実は先週番組の予告を見た時に「転移」ではなく「再発」のことかと 思ったのですが,そうじゃなかった。でも転移と再発は関連が 強い話なので,まぁ参考にはなったかしら?て少し思いました。
というのは,TVでガンの話をやるときって大体ガンの原因とか発生メカニズム の話をしますが,ガンにかかったこと無い人は大体他人事なので, 単に「へー」って思って聞く程度じゃないでしょうか?。個人的には ガンのリスクが0%の人っていないと思うので,原因をいくら明らかに しても,ガンを無くすことはできないと思います。むしろ 今ガンにかかっている人,過去にかかって再発の恐れがある人のほうが, なんとかしないといけない。というかそういう人たちは,ガンに かかってない人より,再発とかの情報を真剣に欲してるわけです。 でも経験からするとTVではどうもその辺をあまりちゃんと説明した 番組が少ないのですよ。
とうわけで,今回のガッテンは扱ってる話は結構狭かった様にも 思うのですが,結構真剣に見ました。いつもと少し違うし,ガン患者には 重要な情報をいくつも含んだいい視点だったのではないでしょうか?。 もう少し転移とか再発について,掘り下げた番組をまた作って ほしいものです。
- 6/11(自分に返ってくるなら甘くしたらどうでしょう?)
- 山口先生の「タクシー問題をどうにかするための10のアイデア 」を読みました。ネタにマジレスで無粋なんですが,ちょっと 反論。
というか,最初のサービス残業しろとか,朝まで職場にいろとか 歩いて帰れとか,比較的公務員につらいことが書いてますが, 逆にしたほうがよくないですかね?。実態として霞ヶ関の公務員が 残業代をもらってるのかは知らないので勝手な言い分ですが。 残業代はしっかりもらい,タクシーをバンバン使ってもらいましょう。 民間でサービス残業してるからとか徹夜してるからとか公務員が それを当たり前にしたら,今ちゃんと残業代がでてる民間まで 出なくなりますよ。「それが当たり前だろ」といわれるようになって しまう。
公務員とは特殊だとは思いますが,公務員がいい思いをしてるなら, われわれも「公務員もやってるんだから」といい思いをすれば いいのです。そんなことをしたら,会社がつぶれるって?。 そんなことは経営者が心配すればいいのです。福利厚生だって マッサージチェアは会社が購入するものだとか,慰安旅行は 会社が出すものだっていう風にしたほうが,絶対働いている人には お得だと思うんだけどなぁ…なんで,みんな逆のことをやるんだろう。
もちろん,役所と国民の関係は国民のほうが出資者だから, 経営というか株主的な感覚なんだろうけど,でも,労働者に 厳しい風潮を作れば,結局は自分に回ってくると思うけど。
まぁ,半分くらい冗談なんだけど,他人に厳しくすると自分に 返ってくるっていうのは,そうじゃないのかな?と思ったりはします。 世の中グレーゾーンで恩恵をこうむっていることってある様に 思うんだけど,世の中もう少しゆるーい方がいいんじゃない?と ちょっと思ったりもしてます。
- 6/10(してやられる)
- 今日はネットというか,TVでもやってる様なニュースをいくつか…。
3G対応iPhone発売ってことで日本は7月に売り出すとの こと。
もともとiPodユーザでドコモユーザだから,ソフトバンクからの発売と いうのは残念でもあるんだけど,現在の自分の携帯の使い方を省みると, iPhoneじゃ足りないかもしれないという気はする。 モバイルスイカとか使ってるし。
もともとわたしは単機能なものが好きで,だから携帯とiPodとザウルスを 使ってるので,まぁひとつにまとまるのは良いなとは思うけど,どれも 帯に短し襷に長しとならないか心配な感じもあるんだよなぁと。
とうわけで,まぁiPhoneについてはしばらく様子見かな?という 気はした。
次。
オリンピック水泳日本代表スピード社水着を解禁って 話。それ自体は,まぁ異論は無いというか,でも日本のメーカも 大変だよなとかいろいろ思うのだけど,ふと,こういうのを見ると やっぱりオリンピックは選手のものなのか?という気はした。
以前冬季オリンピックのボブスレーで,そりの性能がとかいう話を 聞いたときに,これは選手の腕なのか?そりの性能を競ってるのか?ドッチ?と 思ったのですが…。そりとか水着もオリンピックで競ってるって 考えだったら,そこは国別じゃないのか?という気も少しするのだけど, 今回のを見ると,選手以外は国籍は関係ないわけで。
まぁ各国にあまねく水着メーカがあるわけじゃないので,ここを 国別にしても仕方ないのでしょうけど,でもメーカも戦ってるって 意識はあるんじゃないの?という気はしました。
まぁ今回はiPhoneにせよ,スピード社にせよ,なんか海外のメーカに やられちゃったなぁという感じで…がんばれ日本と言っておきます。
- 6/9(そろそろブログというコミュニケーションも曲がり角?)
- 人気ブログである極東ブログのコメントが承認制になったという件が, ここのところネットではちょっと話題になってました。 極東ブログさんはある種のコメントがブログ主だけじゃなくて, そこを読んでいる人たちに,悪影響を与えることがあるって ことを実感して,そうしたようですが,周りの反応をみてると 共感してる人と,そうでも無い人がいました。
さらにトラックバックの話とかも出ていて,トラックバックは とっくに死んでいるよみたいな話も。
わたしがブログを知って手を出した頃には確かにトラックバックは 死んでいるというか,トラックバックSPAMみたいのがいっぱいでした。 まぁコメントもすでにSPAMで一杯だったかなぁ。
ブログの時流に乗り遅れたわたしとしては,最初はブログと 通常の日記の違いもいまいち良くわからなかったのですが, ひとつはトラックバックが違いだったのに,トラックバックは早々に 死んでいた。コメント欄は,まぁわかるけど,掲示板との違いは なんだったのかなぁ。結局ブログって従来のホームページと比べると, コミュニケーション面で強化されているっていう気がします。
長年ブログとは違う手書きのWebpageを作ってるみからすると, 自分のページ自体のやり方はぜんぜん変わってないのだけど,ブログが 世の中に増えてくると,自分のページへのアクセスは減りました。 掲示板もほとんど誰も書かなくなった。 ネット人口が増えてるのに減るってことは,従来から観てる人, もしくはおなじ方法で入ってきてる人も減ってるってことでしょう。 まぁやってみたらわかりますが,ブログが増えたからか,Webが 増えたからかわかりませんが,要は自分のページが検索で ヒットしなくなったというのが大きいのでしょう。ブログは, トラックバックやコメント欄も特徴ですが,検索に引っかかりやすい 工夫が(RSSとか)されてるように思います。
で,極東ブログとか,その反応とか見てると,ブロガーたちも, 今までどおりにブログを運営することの限界みたいのを感じてるのかな と思いました。そこを工夫して再び隆盛を取り戻すのか?, ほかの形態が出てくるのかは良くわからないのですが,まぁなんとなく ひとつの仕掛けは寿命があるよな…と思いました。
一時期ネットというとブログだったけど,そろそろ曲がり角かな? そんなことをちょっと感じてております。
- 6/8(通り魔)
- 人が死んだような事件を興奮して取り上げるのは, 下手をすると悪趣味になる場合もあるので,なにか意見でも ないと取り上げないようにしてる(でもしてしまうときもある)のですが, 今日は,ニアミスだったので,ちょっと書きます。でも, 意見はとりあえず無し。
今日秋葉で通り魔が発生。日記を書いている 夜の時点で7名が亡くなってるそうです。
今日は昼食を自宅の近くで食べて,秋葉原に着いたのは1時半くらいか。 駅に着いたらダイビルの横を通って歩道橋を上がったところで, 妙にヘリコプターが多いな,警官が多いな,と歩道橋から 道路を見ると,パトカーや消防車が大量にいた。 何かの訓練?,サミットの関連?とか思っていたのだけど,どうも マジみたい,と階段を下りるとぶつかった後のあるレンタカーのトラック。 事故?とも思ったけど,まぁいいやと,タリーズ珈琲で珈琲を飲んだ後, 目的のお店(電子部品を買いに来た)へ。
お店でワンセグ携帯でTVを観てる人の音が聞こえてきて,そのとき 初めて通り魔と認識しました。まだ犯人が捕まってなかったら, 怖いなと思い聞くと,つかまったとのことで,一応安心して外へ。 現場の近くをちょっとだけ見て帰りました。
止まっていたトラックは犯人が乗ってきたもので,タイミングが遭えば, 犯人と遭遇した可能性もあったわけで,ぞっとしました。
しばらくニュースはこの事件でいっぱいになるだろうけど, まぁ,ちょっと情報も少ないのでとりあえず,今日の自分の経験のみ。
- 6/7(いつも突然スルーをはじめるマスコミ)
- 週末に梅雨の合間の晴れ間が来て助かりました。布団干せた。
で。
テレ朝が自民党に怒られたというニュース, ネットを観てると古舘だから怒られても仕方が無いという意見が 多くて笑った。
というわけで,古舘氏の番組は普段から観てないのでなんとも いえないのですが,今週明らかになった「後期高齢者医療制度、7割の世帯で負担額軽減」 という件がどういう風にTVで語られるか観てましたが,なんとなく マスコミがスルー気味なのは気のせいでしょうか?。 「信じられない」とか「低所得層に厳しいのはけしからん」とか 言う人もいましたが,なんとなく全体的にトーンが低い。まぁ調査結果を 信じられないとか言ったら,なにも議論できなくなるから,それは 暴論だけど。
参院で廃止法案が通って,あとは衆院で廃止法案が廃案になる予定調和な 気もするけど,でも議論はこれからのような気がするのですが。
なんとなく,マスコミがもともと思っていたのと違っていた,つまり マスコミは,良く調べないで思い込みで批判していたので,それが 違っていたので,こっそりこぶしをおろそうとしてるようにも見えます。 それとも高所得な高齢者から異論でもきたのかしら?:-p。
わたしはもともとこの制度は,損をする人と得をする人がいるはずで, 得をする人は反対じゃなくて黙ってるはずだと言っていたのですが, それがあらわになったという形か。
そもそも制度が変えるときに,損をする場合と得をする場合があったら 両方を示して,そこで選択をするというのが正しいやり方の気がしますが, その辺をやらなかったのが,確かに今回の進め方としてはまずかった 気もします。 まぁ冷静に見ると,低所得者ほど負担が増えてるというのは,制度的に 問題だとは思いますが,高所得者の負担を増やすべきとか,なかなか 言いにくいんですかねぇ…。議論を深めるとしたら,これからだと 思うのだけど。
といわけで,なんとなくマスコミがスルー気味なのは,戸惑ってるのか, それとも飽きたのか,思っていたと違っていたので無視するつもりなのか, いずれにせよこれまでのことを思うと無責任相変わらずで,マスコミが 批判されても仕方ないと思います。
で,今回もオフサイドトラップに引っかかったのは民主党なんですかね?。
- 6/6(物価バランスが変われば生活を変えると良い)
- 今日ちょっと夜知人の車の後ろに乗せてもらうことがあり, 環八あたりを走ってました。車が少ないね…っていう実感が あり,実際知人ともそんな話。つまりガソリン代が上がってるから, 車が減ってるんでは?と。 確かにこれくらい少ないといいなぁ…という感じでした。
普段は車に乗らないので,あまりガソリン代の値上げは感じていないの ですが,結構皆さん行動に影響が出るくらいは感じてるのだなと 思いました。車が減るなら良いんじゃないか?っていう話とかも 若干してましたが,まぁ業務用とかもあるので,物価に影響が でたりとかいろいろあるようにも思います。
ただ,今の時代は物価のバランスが変わっていく時代なのだろうなと いう感じもします。インフレにせよデフレにせよ物の値段が変わっていく 時代は物価の変化がものによって違いますので,物の価値が変わって 行きます。例えば,わたしが子供のころは本が貴重品で,またぐだけでも 怒られたものですが,最近は,割とそうでもありません。パソコンも そうですが,全般的に家電は下がってます。というか,家電にせよ 衣服にせよ,大体のものは安くなってますよ。高くなったものというと なんだろう?…住宅だけは高くなっているので,もしかしたら物の値段が 下がった分だけ住宅が上がってるのかもしれません。 もしかしたら物の値段が上がったら土地の値段が下がったりするのかしら?。
物価のバランスが下がったことで安易に使ってるものも多く,例えば 宅配便だって,本当にそんなに急ぐのか?ってものまで送ってます。 別にトラックでこまごま送らなくても電車でコンテナでも 良いかも知れません。きっとそっちのほうが環境にはやさしい。
実は行政とか物の値段の変化とかは,価値観とか生活観の 変化になるので,変わればよくなることとか無駄が減ることとかも あり,いろいろ不具合が出てる世の中の場合はいい場合もあるかも しれません。そういう意味では,ガソリンの値上げも, たぶん良いことと悪い事がある様に思います。 そういう意味では,悪い事だけを観ても仕方ないし,実際, 社会が変化したほうがいいと望んだのは誰だったの?という 気はします。これからどういう生活になっていくのかはわかりません。 まぁでもその辺はとりあえず冷静に見つめて,何かの値段が上がった下がった ということより,もっと大きなところでどう生活が変わっていくかに 対して,声をあげていくべきなのだろうな?と思います。
- 6/5(こだわりの違い)
- 実家の親の病気の件は,少し落ち着きました。というか,落ち着いたのは わたしか…。元気な様子を見て,少しほっとしたと。
その件はもう少し間をおいて書くこととして,今日は別の話。
このページはわたしの嫁も時々読んでいるので,こういうことを 書くと気を悪くするかわからないのですが,ちょっと書いておきます。 悪意は無いので…念のため。
…
わたしは漫画を読むのが好きで,漫画雑誌を週に何冊も読んでいるって 話は数日前に書きましたが,単行本とかもそれなりに買ってます。 まぁ漫画以外もいろいろと本を買ってるのですが,実は文字の本は 物語(つまるところ小説)を読むのは結構苦手で,めったに読みません。 大体文字の本は,ノンフィクションとか歴史とか哲学とか 自然科学とか…あと評論とか。
文字でシーンを想像するのが苦手なのかしら?とか思うのですが, 漫画は読めるんですよね。
というわけで,わたしの自宅には漫画が結構転がっているのですが, うちの嫁は,それをあまり読まないようです。
それは,漫画が嫌いというわけではなく,むしろわたしよりも 好きなのかもしれません。読んでいる漫画もあります。 でも,彼女が言うには,絵がダメだと漫画が読めないとのこと。
わたしはそういうところは無くて,もちろん好きな絵とかの 漫画かもいますが,絵がダメでも話が面白くて読む漫画はたくさん。 というか,絵と話がマッチしてないのが,かえってユニークで 好きになる作品もあるくらい。まぁでも,やっぱり話に捻りが 入ってるほうがすきか?。
というわけで,最初は絵が苦手でも我慢して読めば話が面白くて 好きになる漫画家もいるのでは?とか思ったりもしましたが, まぁ,でも彼女は,ぁそれはそれでいいのかな…と。
というのは,わたしも結構音楽でダメな人っていたんですよね。 あまりはっきり誰が…っていうのは覚えてないのですが。 人が良いと勧めても,良さがわかるまで聴きこむ前に「うぁー」って 感じで入っていけないのが。その辺はなんというか,わたしの場合は 音楽のほうにいろいろとこだわりがあるというか,というより, 感覚野が広いというか,要は受け取る情報が多いし,価値観がかなり しっかり構築されていると。もちろん歳をとって,結構許せるというか, 「これはこれで」とか思うことも増えたのですが,まぁでも, やっぱり妙なところが鼻につくっていうのはあるか。
というわけで,やっぱり嫁さんの場合もそういうものなのか…と 思った次第。あの人は昔は漫画とか絵とかを描いていたらしいので, わたしよりもその辺はずいぶん敏感なんでしょう。
わたしと嫁は,どちらも漫画も読むしアニメも見るし音楽も 聴くのですが,好きな内容やおそらくそれぞれを楽しむ姿勢が 違っていて,それがいい塩梅にバランスが取れてるというか, つまりこだわりが強いところがぶつかり合うようなことが無いように 思います。以前,趣味が同じ人はかえって些細な違いでぶつかり あうのでは?思ってましたが,やっぱりそのずれが良いと思うし, お互いに良くわからないけど,何かこだわりがあるところに尊敬を 感じなぁ…などと思います。これで,何もこだわりが無い相手だと, ぬかに釘みたいになるのでしょうけど,そうじゃないところも 良いな…と。
というわけで別にのろけてるつもりも無いのですが,いろいろと 興味深いと感じました。
- 6/4(プライベート)
- 昨日から熊本に来てます。
熊本電鉄の経営陣交代とか,荒瀬ダムが壊されないとか,地方独自の ニュースに地方色を感じたりしてますが,世間的にも高齢者医療制度の 話とか,iPhoneの話とかいろいろとネタが豊富そうな日でした。
が,個人的にちょっと親が病気で大変な状態だったりしたので, その辺の話題はちょっと今日はパスします。
また改めて。
- 6/3(だらしなさの強調)
- ちょっと今日の夕方から実家に帰ってます。
というわけで,手短にですが。
粘るがん患者さんのところに肺がんになってもタバコを止められない人の話が 載ってました。そういうニュースがTVで流れていたと。
ニュースで言われている内容については,わたしもがん患者さんと 同じ意見です。肺がんになったのにタバコを止められず,その 止められないのをあたかも禁煙治療が保険で受けられなかったことが 悪いかのような言い方をするのはあまりに自分勝手な様に 思います。そしてそういう報道をするNHK自身が,国民は馬鹿だし, 馬鹿を救わなければいけないという風に言ってる様で, そりゃ違うだろう,と思います。
ただ,もう一歩突っ込んでみると,おそらくこういう報道を見て, 多くの人は,この禁煙できなかった肺がん患者に同情をしないのでは 無いか?ということ。むしろ,病気になって騒いでいる人は, こういう人ばかり,もしくは年金生活者か生活保護者はこういう 人ばかりという印象を,ニュースを観た人に持たせるのではないか? ということです。
別に生活保護者や年金生活者はこういう人ばかりじゃないのだけど, なんか妙な差別意識を観てる人に持たせようとするのが, この報道の真の狙いではないか?という気がして,あまり真に受けては いけないのではないか?という気すらします。どっちなんでしょう?
ところで,タバコにせよお酒にせよ薬物にせよ,確かに中毒を 治す治療というのは,ある人には必要だとは思いますが,これって 保険適用にする必要があるのでしょうか?という気はします。まぁ いろんな事情でそうなってる人がいるから,中には手を差し伸べる べき人も多いんでしょうけど。個人的にはわたしはがんになって, それまで20年間,ほぼ毎日飲んでいたお酒を,ぱったり止めたので, やっぱりがんになっても止められない人にはあまり同情しないの ですよねぇ…。
- 6/2(日本の輸入米を放出すると助かるのは誰?)
- どうも最近日本の米の話が良く話題に出ます。食料自給率の 話とか,減反の話とか,穀物高騰の話とも関連してるんでしょうけど, 国が買い上げている輸入米の話とかもあわせて出てきます。 ワシントンポストに日本の輸入米行政の話が 批判されたという話から,何日かたって日本は米を放出する方向で検討してるそうです。 あと 福田さんが米食べましょうと言った話とか, いまさら間がありますが,パンより太りにくいよとメタボと絡めた話もあったりと なんかお米関係が盛んです。
輸入米の件は,放出しろと海外とかその他とかから,結構言われた みたいだけど,埋蔵金扱いなのでしょうか?。まぁ食べるのに困ってる人が いるので…というのであれば,わかるのだけど,それに目をつけて 金儲けさせろと言ってるようにも聞こえて少し怪しくも感じもします。 軍事政権下に貧困救済支援をしても,本当に困ってる人に物品が 行かないとか,軍事政権が利益をむさぼるとか言うけど,別に軍事政権で なくても中間の業者が利益を被ることはある様に思います。まぁ実費とか そういうのはいいかと思うけど,過度に利益を取ってないかとか, どうチェックすればいいのでしょう。こういうこと書くと怒る人多い でしょうが,構造的にチェックできないのであれば,可能性としては 利用されることがあるということです。
とはいえ,環境問題にせよ,貧困問題にせよ,間で儲ける人たちはいて, でもじゃぁ100%ボランティアだといいのかというと,善意に頼って 事業をやっても継続的に続かないので,ある程度儲ける人がいるのは いいと思うのですが,按配的には難しいなと思います。
そもそも今の穀物不足問題は投機が原因と言われてるってことで, 食べるものがないのではなく,だれかの金儲けのために,誰かが 食べるのに困ってるだけってことになる。食べ物をわざわざ機械に 食べさせて足りなくして,ますます困るようにしてるようにも見えるわけ。 それを規制できないのに,新たに政府がもってる米を放出しても, 食べる米が不足がどれだけ解消するのでしょう?。 穀物に投資している人からしたら,新株の発行のように 見えるのではないか?とすら感じたりもします。
以下,余談ですが,昨今のバイオ燃料による穀物不足を見ていると, どんなに農業技術が発達して,食べるものが豊富に作られようと, 人口増加以外にも食べ物不足を起こすようになる仕組みがあるのだなと 感心してしまいました(皮肉です,念のため)。てっきり技術開発が進めば, 食べ物不足は無くなるのかと思ってましたよ。最近は食料不足より, 少子化とか,病気とか戦争とかそっちの方が人口を減らす手法に なってるのかと思ってたのに,やっぱり食料なのかと。
仕組みとか,手法と書いたのは,神様が,そういう風に手を下すのね, という意味。まさか機械に食べさせるために人間の食料をとりあげる とはね。映画メトロポリスが作られた時代にはそこまでは 考えてなかったのでは?と思いました。
- 6/1(秋葉へ久しぶり)
- この週末…。昨日は一日雨。気温も上がらず,15度が最高気温だった らしい。さすがに室内は,もっと暖かかったけどエアコンで暖房を 入れたりしました。ちなみに木曜くらいから寒くなっていた気はします。
そういうわけで,昨日は自宅と駅前をうろついたくらいで,特に 出かけず,家でごろごろしていた。
今日は,午前中自宅にいて,昼食を食べに出た後,ちょっと 吉祥寺に行ったのだけど,ほしいものが見当たらず,帰ろうと 思ったら,秋葉原にスピーカとか電子部品を買いにいくという目的を 思い出したので急遽。でも,所望のお店はお休み。仕方ないので, ほかのお店をちょっとうろつきました。
なんか以前より電子部品を売っているお店が増えてる気がするのは 気のせいでしょうか?。秋月電子の近くですが,以前より増えてるような。 テルミンのキットとかありましたが,もしかして電子工作ブーム?。 それから,オーディオ屋も客が多くて,なんか昔の秋葉原みたいな 感じに。とはいえ,相変わらずというかますますメイドは増えていて, やたらめったらメイド喫茶がありましたが。
なんかオタクとは違う人種,メイドとその取り巻きが増えていて, 秋葉原もいろんな人種が流入して人が増えてるなぁと感じました。
まぁ今日は天気が良かったので,洗濯はできたし外を歩いていても 気持ちはよかったですが,うろついただけで,あまり得るものは 無かったなぁ。
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