だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。
あしからず。
- 8/31(麻生太郎首相)
- 極東ブログさんが麻生首相へ送る言葉を書いていた。 共感した。とうわけで折角なので私も麻生さんへの想いを少し書く。
麻生さんを知ったのは?というか意識したのはいつだろう?。小泉内閣で 役どころをやっていたくらいだろうか?それともそれ以前にマンガ好きの 政治家として知っていた気もする。最初は漫画好きなのはそのとうりだろう けど,萌えマンガを読んでいたという噂については,人気取りのために 利用してるだけでは?とか思っていた。まぁどうでもいい話。
わたしは当時の小泉首相を支持していたので,路線の違う麻生さんを 総裁選の時に応援したりはしなかったのだけど,小泉さんが総裁を辞めたときに 次は麻生さんでいいと思った。路線は違うのだけど,行き過ぎた 小泉改革を少し戻すにはいいかもしれないし,それよりも他の総裁候補に 比べ政治家としての胆力がある様に感じた。ところがどういう読みか 次の総裁は安倍さんになった。とはいえ,どうなったかはご存知の通り。 このときの選挙ではわたしはあまり安倍自民を応援しなかったけど, これは後のネジレのことを考えると,わたしは少し浅はかだったかな? と思っている。
その後は福田さんになったけど,それもどうなったかはご存知の通り。 ただし福田さんはわたしはもう少し胆力のある人だと思っていたので, 福田さんが総裁になった時は賛同した。だがこの読みも誤った。
安倍福田と政権をポンポン投げ出したのをマスコミも当時の民主党も 批判していたわけだから,次の首相は政権を投げ出さない人が望まれるのか?と 思いきや,次の麻生さんは解散しないと責められた。まぁ当時から 解散したら議席を増やせるという読みが民主にあったからだろうけど。
麻生さんは総理になりたかったという想いもあったのかもしれないけど, 完全に敗戦処理の総裁として総理になった様に思う。だから,わたしは かっこいいなと思った。政策的にはすべてを賛同できるわけではないけど, 前向きで,国民を元気付けようとする姿は社長的な感覚に思え, わたしには国を引っ張るにはふさわしいと思った。あと個人的には マスコミをコケにする姿も好きだった。
だがマスコミにとっては扱いにくい総理だったのかもしれない。首相になって 早々に批判された。最初は金持ちということで批判された。そのうち 漢字の読み違いで批判された。ずっとそれが続いた。定額給付金とか 高速道路の件は始まる前はいろいろ言われたけど,やった後は誰も 批判しなかった。政策は何も間違ってなかったんではないか?。 金持ちとかいい間違いとか,それが総理にふさわしくないという 論理をわたしは理解できない。だから何故ここまで麻生さんが 嫌われたのかよくわからない。麻生さんを嫌う人は単純にマスコミに のせられてる様にしか,今でもわたしには見えない。ついでに書くと 小沢さんもマスコミ嫌いだから早々につぶれたのか?とかなり強引な 陰謀論が頭をよぎったりもする。
わたし自身がマスコミの言うことを素直に信じられないからだけど, そういうつまらない中傷を除くと,麻生さんは優秀な総理だったと 素直に思う。就任直後の経済危機にも迅速に対応し,それなりに 成果を残した。語る言葉はいつでも前向きだった。なによりマスコミの あれだけの中傷に自分を見失わない強さを感じた。短命な総理だと いうのはなった時からわかっていたがあえて貧乏くじを引いた。 わたしはそう思う。
誰かが慶喜を挙げていたけど,後年麻生さんが再評価されるときは くるんだろうか?。
- 今回の政権交代を,民主主義だと喜ぶ人も多いけど,わたしはマスコミが バランスの悪い報道を流して起こった政権交代を民主主義だとは思わない。 だが,国民が選んだことには違いない。4年前の小泉首相の圧勝が そうだったように。今は新しい鳩山さんを見て国民の選択の 行く末を見守るしかないのだろう。不安と期待と両方ある。
ただその前に一言,麻生さんはとてもカッコよい最後だったよ。
- 8/30(選挙直前の心境)
- 開票が始まったようです。当然まだ確定してませんが, 政権交代は確定…という感じのようです。選挙期間中は特定の 政党を激しく攻撃する様な書き込みは止めておこうと思って,アップ してませんでしたが,投票の2,3日前に心情を書いた文を取っておいたので, このタイミングでアップします。
…。
わたし自身は民主の政権は不安。政権交代は悪いことじゃないとは思いますが, 今の民主党が挙げているいくつかの政策にはとても賛同できないので 政権交代のために民主を選ぶという気にはなりませんでした。民主は 不安だけど政権交代はしたい…という人が多いとのことですが, なんでそこまでして政権交代したいの?と思う。自公がそこまで憎い? 今がそんなに苦しい?でも,もっと苦しくなるかもしれないのに, そんなことを思います。
わたしが不安に思う民主の政策はなぜかマスコミが大きく取りあげられません。 マニフェストを直接読んでないので誤解してるのかもしれませんが, その政策がマスコミに取り上げられないのは,書かれてないから なんでしょうか?。でも噂レベルで結構騒がれてるのであればせめて 党首に確認しろよと思います。
不安な政策とは,年金の一元化の結果所得の15%を掛け金として取るという話。 一元化ということは労使折半分もなくなるという説もあり, だったらものすごい増税(厳密には税じゃないのだろうけど)に なると思うのだけど,その辺をマスコミは何故確認しないのでしょう?。
後,外国人参政権も反対。日本にいる外国人の方は怒るかもしれませんが, わたしは反対です。あとは経済の成長が見込めないばら撒きも基本的には反対。 そういう戦略がないまま国債を増やしたりしませんよね?と思います。 あと個人的にはしょうもないネタだと思うけど,高速道路の無料化も 時代に逆行してるとは思う。
ほかにもいくつかあるけど,最初の方の二つがほとんど表で語られないのが 私は不満です。
政権交代が起きたときに,これらの政策を強力に推進すると大変になると思う 一方で,実際にはやろうと思ったら座礁して実は何もできないんじゃないかな? とも思ったりもします。実はそうなってくれれば助かる…と思います。 結局今の自公とほとんど変わらないということになっても, というかそうであるなら政権交代があってもいいと思う。 政権交代のメリットは政策が大きく変わるということだけではなく, 過去のしがらみを精算できるってことのほう重要だとわたしは思います。 だからむしろ民主の「なんでも自民と逆のやり方」の方に不安を覚える のです。
新しい政策をして国民への痛みが増えて社会に混乱が起きようが,一方 なにも新しい政策ができずに国民が失望しても,四年間は政権に 居座るんでしょうね。自民も四年間耐えたからその辺のやり方だけは 引き継ぎそうな気がします。
一番怖いのはその四年間の間に選挙制度をいじったり,政治改革とか 称して,とにかく自分達に有利な状況を作るあげたりしないか?ということ。 それで全権委任法とか作っちゃったら,それこそ日本は暗黒時代に 陥るように思う。
政権交代はもう決まりかも知れないけど,願わくは民主がそこまで力を 発揮できない程度の得票ですまないかな?と思うのだけど, 果たしてどうなるやら…。
- 最後に,今回民主の政策に不安があったというのは事実ですが, それよりもっと不満だったのはマスコミが与党と野党の内容を同じように 報道してるように最後まで思えなかったこと。最後の方で民主が 圧勝という雰囲気になってようやく民主を不安視する報道を始めましたが, それも単に後になって「自分達が民主を推した」といわれないための エクスキューズにしか思えなかった。わたしは今回の政権交代に一番影響を 及ぼしたのは,民主の行動でも市民の声でもなく,マスコミの偏向報道 だったと思います。
確かにフェアというのは客観的には測れないものですが, でもある程度フェアに報道されて,それで起きた政権交代であれば, まぁそれはそれでいいか,ともう少し思えただろうな…と思うのに。 そういう怖さを感じました。
- 8/29(鳥もと)
- 荻窪在住の方の日記で知ったのですが,荻窪駅北口にある「鳥もと」という 焼き鳥屋が今日で閉店だったようです。 …というわけでちょっと様子を見に行ってきました。どうせ明日も荻窪には 行くんですが。
この店,荻窪の人なら誰でも知ってる…というか駅の敷地にある 焼き鳥屋なので,誰でも気づきます。噂では戦後のどさくさで駅の敷地に 作ってそのまま居座っていた…って聞いてます。事実はいずれにせよ, 確か住所は駅の住所そのものだったはずです。荻窪駅北口の再開発で, なんかあの辺にビルが建つらしいので,移転するって話は,わたしが 荻窪にいるときから聞いてはいました。 基本立ち飲み屋なのでふらりと立ち寄って,串を数本頼み,ビール一本とか 御猪口とか,ちょっと飲むというのにとても便利で,荻窪の北口に いたとき,南口に戻ってきて病気になる前までは,週2,3回会社の 帰りに寄ってました。特段美味しいか?といわれると…まぁ,美味しい 焼き鳥屋は他にもあるでしょうけど,好きでした。ああいうファースト フード感覚で飲める店っていうのはわたしは結構好きです。 鳥もとで飲むと結構安く上がりましたが,立ち飲みなのでフラフラに なるほどは飲まず,自宅に帰ってからまた焼酎を飲みなおしたり していたので,病気になったのかもしれません(^^;)。
というわけで,最後に行こうかな?ともちょっと思ったのですが, 実際行ってみると,まだ一人で飲み屋に入るほど酒に対する恐怖感は 薄まってないのと,店が混んでいたのと…あと近くにあった二号店を見て, 「まぁそのうちこっちに来ればいいか…」と合理化して(苦笑) 入らずに帰って来ました。
でも,結構感慨深かったです。店舗が移っても同じようににぎあうのか, 導線とか地の利の有利さがだいぶなくなるだろうな,とか思います。 いずれにせよ,長く続いて欲しいものです。いずれまた寄らしてもらいます。
- 8/28(選挙前)
- 総選挙は明後日ということになる。もう誰に入れるか決めているので 今更TVとか政見放送とかを見るつもりのないのだけど,社会の情勢は 若干気になる。
なんか民主がものすごい勢いで勝ちそうだと報道してる。それで いながら民主で大丈夫か?という報道も若干匂わせているのだけど, 今まであれだけ民主を持ち上げておいて,ここでそういうことを 言い出すのは,民主が失敗したときに報道も同調したじゃないか?と 言われるのを警戒してるんだろうか?。民主を警戒する割りには, 相変わらず揚げ足取りは自民党の方ばかりやっているけど。
以下,わたし自身の選挙後の想いを書きかけた,まぁやっぱり 選挙前なので,選挙が終わってからアップしたほうがいいかな?と とりあえず保留。
果たしてどうなるやら…。
- 8/27(ネタがない)
- 世の中は選挙とインフルエンザの話題で一杯だけど,特に 大きな変更はなし。なので特に話題はない。とりあえず インフルエンザで5人目の死亡者が出たという件と,やっぱり 民主が勝つのかなぁ怖いなぁ…という感じを覚えただけ。
- 8/26(年金,所得の15%も払えるんですか?みなさん?)
- 総選挙,民主党圧勝という予想が出てきてマスコミにも不安の 影が見え隠れしてるんですが,相変わらず言葉尻をとるのは 麻生さんに対してのようで,一昨日は, 「金がないのに結婚するな」とか言ったとか 話題にしてました。この件はネットで,いや実際はそんなこと言ってない とかいう話が出たりしていて混乱があったのですが,結局は その場にいた人の意見では若者はまず働いて 尊敬を得ましょう…ってことだったよう。 それでも仕事より愛が大事とか言う人もいるようですが,政治家が 貧しくても愛が大事とか言うべきじゃないと思う。
そんな揚げ足取りよりももっと重要だと思う話があるのだけど,と 寡聞ながら今更知った,民主党の年金一元化の仕掛けはどうやら 所得から15%を保険料としてとるということの 様です。あぁなるほどそれだったら消費税上げなくてもできるって ことなのかしら?。しかし15%っていくらですか?という感じです。 月40万円の額面の人は6万円が保険料です。えっと,所得税と 住民税は別にとられるって事ですよね?。健康保険は?。国民年金の人は 今までそんな額払ってなかっただろうに,払えるんでしょうか?。
そして,最低保証年金があるってことは,稼がないほうが得って事?。 65歳を超えて,もう年金をはらわなくて良い人は得だからいいって ことでしょうか?。
ずいぶん考えさせられる案だと思うんですが,マスコミはほとんど 取りあげてない…というかこのニュース20日なんですね。見落としてました。 自民党も週末の討論であまり話題にしてなかったということは, そんなに変な案じゃないのでしょうか?。
というかこのニュース実は先にgooのニュースで観てたのですが, この後半の15%のところはばっさりカットされてました。重要な ところじゃないのか,目立たないようにしたのか?。マスコミも 民主の財源が不安とは言うのに,この辺の発言はなぜとりあげ ないのでしょうか?
政見放送とかをまじめに見てるわけでもないのですが,麻生さんは 基本的には経済成長をさせてそして国を豊かにすることによって 立て直そうとしてる。一方鳩山さんはそういう事は言わず,ひたすら 弱者にお金をばら撒くとしかいわない。ばら撒くのはいいけど, 経済成長もなくばら撒き,公共事業も減らすって事は結局雇用を減らすって ことになる気がするのだけど,若者はどうやって仕事を見つければ いいのでしょうか?。鳩山さん的には,貧しくても愛があれば大丈夫で 働かなくても結婚はしてもいいよ…ってことなんでしょうか?;-p。
個人的には政権交代というのは過去のしがらみを精算できるので 良いとは思うのだけど,だからこそ今の基本政策を大きく変える必要も ないと思う。民主党が「基本路線は今の政府と一緒です」と言ってくれたら, 政権交代を支持しても良かったのだけど,今の様に「何もかも変えます」 みたいにいわれると,かなり不安でとても…と思います。
- 8/25(ワクチンのリスク,ガンの小ネタ)
- インフルエンザが再流行…ということでにわかに危機感を感じております。
ワクチンの承認が間近ということで関心は高いのですが, いくつか悩ましいことがあります。
まず国内での治験をせずに承認をする可能性ありということ。そして 感染後に重症化する可能性がある妊婦などに優先してワクチンを 使用するということ。もちろん,希望ベースなんでしょうが,治験を してない薬を妊婦に使うというのはかなり怖いです。おそらく これまでのインフルエンザワクチンと同じ方法で作られていて, それらは妊婦に使っても大丈夫…ってことなのかもしれませんが, その辺の専門家の話もまだ聞こえてこないし。そういう意味では, まだタミフルの方が妊婦に使った実績がある程度あったりするんだよなぁ。 この辺は自己責任になるんでしょうがとにかく判断材料が少なすぎます。
ちょっと気になってることがあって,インフルエンザが重症化というのは 体内に入ったウィルスに対して体が過剰に反応するということなんでしょうが, ワクチンを受けて耐性ができた場合,それはワクチンが入っても反応しなくなる ということなのか?それとも体内でウィルスが増えなくなるということなのか どっちなんでしょう?。後者であれば耐性ができた人は,ウィルスを持ち歩く ことはありませんが,前者であれば,発症しないけどウィルスは持ち歩く 事もありえるんですけど。
本当は妊婦にワクチンが怖いのであれば,妊婦にワクチンを打つよりも 妊婦に接触する人に打つ方がいいのかな?とも思ったのですが,でも それはワクチンを打った人の体の中でウィルスが増えないという前提なので 先の疑問が重要なんですが。
…。
インフルエンザとは別の話で,上記治験の話を聞いて,抗がん剤こそ 海外で治験が済んでいるのであれば速やかに承認して欲しいとは 日ごろ思っております。ガンなんて効かなかったら死ぬんだから多少 抗がん剤のリスクが高くてもいいと,わたしは思うので。
ガンのニュースも日ごろ多いですね。 量が少なくても毎日飲むのは良くないとかいうのは 今更そりゃそうでしょ,と思う。 ガンじゃないのに手術されたという話は悲劇だけど, 放射線の影響で将来ガンになる可能性があるという記述は,がんの放射線治療を 受ける人はガンになる可能性がある…ということなんですよね。はぁ, という感じではあるけど。それから,この手術された人がどういう 心境だったかは,ちょっと興味あります。わたし自身の場合, 手術の後でも,病理でガンでなかった言われるとうれしいと ずっと思っていたし,「やっぱりガン」といわれたときは辛かったので。
- 8/24(徒然に)
- 今日は忙しくて仕事しかしてないので,あまりネタがない。
脈絡なく。
夜NHKで井上陽水の話をやっていたけど,四夜連続の 最初なので,まぁ感想はまた別途。というか,裏番組の関係で 全部は見れないかも。
…。 人間ドック「異常なし」最低っていう見出しをみて, 「異常がないなんて最低!」かと思った(笑)。という冗談はおいておいて, こういうのって異常の臨界点が変わったりしてないのだろうか?。 それともそういうのを考慮しても悪い人が増えているってこと なんだろうか?。
…。
感染性の白血病が都市部で増えているとのこと。とりあえず リンクの記事のグラフは数じゃなくて比率なんだけど,よく読むと 全体の感染者数は減っている。一応計算すると,確かに関東の 感染者は5万人程度増えてることになるのだけど,なんか嘘か 本当かわかりにくい表題だなぁ。
で,最初に思ったのは潜伏期50年というのは,発病して1年で 死ぬとしても,老人の病気で,これって進化論的には 淘汰に影響しないのだなぁと。だからどうだというわけではないのだけど。
…。
まぁそんなところで。
- 8/23(政権とったらこっちのもの,って感じ)
- 総選挙一週間前ということでTVは選挙の話題が一杯。そういえば 今日はインフルエンザの騒ぎはあまりしてなかったなぁ。
わたしは今の流れになっているといわれている民主圧勝とか,民主と 社民と国民新党の連立政権による政権交代には肯定的じゃありません。 何度も書いてるのであらためて書いてもしょうがないでしょうが,やっぱり その党が信用できない…って理由が一番かなぁと思います。政権交代が いつか起きることはいいとは思うけど,今民主とかが言ってる内容の 政策での政権交代,それと彼らの政権担当能力自体に疑問を持っている という気がしてます。
ところが,夜のNHKのTVに各党の人たちが出て討論しているのを 聞いて思いましたが,とにかくみんな政権交代に浮かれているという 感じがします。今回は上記三党と自公以外の諸派もたくさん出ていて, それらの人たちがどっちよりなのか?よくわかりませんでしたが, それでもみんな政権交代あり気って感じ出し,なんか浮かれている。 もしかしてみんな連立政権に入れてもらおうと思ってるのかしら?。
今のところ民主圧倒でも連立で政権を作るみたいなことを言ってますが, その三党の政策には矛盾があります。まぁ民主の中でも言ってることが よく変わってますので,それ以前かもしれませんが。で,どうするのか? と思ったら「緊張感を持って進めます」みたいな事をいっていて唖然と しました。
観ていて思ったのは「政権とったらこっちのもの」という感じが 全身からにじみ出てます。本当に言っている政策を全部する気があるのか? とかいう感じがします。政権とったら何があっても四年間政権に しがみつくから,とにかくできそうなことできなさそうなこと何でも 言っていこうって感じです。自公は現政権だから当たり前なのですが, 改革の障害になることを最初から織り込み済みで,それでできそうな 範囲でしか約束してないので言っていることが地味なんですが, 聞いていると「まぁそんなところだろうな」という気がします。 民主とかは政権をとって制度を大きくいじったときに,その歪みを 背負うことになる国民のことをちゃんと想定してるのだろうか? しないだろうな…という気がします。
マスコミも民主党の公約や外交方針に対してはかなり疑問を持っている ようなのですが,それでも「政権交代があったほうがいい」と 思っているようです。逆でしょ?暮らしや国の将来を良くするための 政権交代のはずなのに,先行き不安でも政権交代になっている。
そんななか今日の鳩山代表は国債増やさぬと言っているそうです。ますます, どうやって約束を果たすのかわからなくなってきました。増税もしないって 言ってたしなぁ。あとはインフレくらいかな?。それとも優先順位が 低いってことで,さっさと反故にするのかしら
- 8/22(骨董の価格)
- 先週やった嫁さんの引越し作業の続きで,今日はわたしの家の 片付け作業。また本をたくさん捨てた。ブックオフって本の レア度は特に見ず,本の綺麗さと,出版年(新しさ)が重要みたいね。 結構レア度が高い本とかは持っていってもしょうがないみたい。 読み終わった本はさっさと売ったほうがいいってことか。
昨夜のタモリ倶楽部は切手の収集の話だった。切手収集の 趣味って昔からあるけど,その価値の尺度は変化してるとの事。 わたしが子供の頃は未使用の切手が珍しいという話だった気がするけど, 今はむしろ消印が綺麗に出ている(もちろん発行当時の消印であることが 重要)とかで価値が上がるらしい。珍しいものとか破損が少ない物の 価値が高いという意味では一緒なんだけど,そのレア度を測る尺度が ずいぶん変わったんだなぁ…と。
ブックオフは気軽に持っていけるという意味ではいいのだけど, そういう意味では古本の価値も場所や人それぞれなんだろうなぁ。 他のところに持っていけばいいのだろうけど。
- 8/21(病休するのは幾つのときが良い?)
- 一昨日書きかけた病気になって会社を休む年齢の話。
病気には色んなパターンがあるし,会社にも色んなものがあるので, 非常にわたしの狭い経験で考え事です。一般論とは言いません。
ご存知の通りわたしは三年ほど前にガンになって手術をしました。 お腹を開けたのでそれなりに休んだし,仕事に復帰しても しばらくは時短勤務…とまではいかなかったけど,残業なんてとても無理。 出張も無理…ってことで,デスクワークを淡々とやるだけ。幸運にも 職場に横になれるところがあったので昼休みはずっと寝てたりとか そういう感じでした。それでも本人は一杯一杯働いているつもりですが, まぁ今の自分から考えると,やっぱりパフォーマンス悪かったよなと 思います。
今は,人並みには働いているつもりですが,それでも病気になる前よりは パフォーマンス低いとは思います。会社の人とあまりのみに行かないし(^^;), 徹夜無理だし。
それはいいとして,わたしの場合病気になったのが40歳ちょっとの時。 その時に思ったのは,これで会社をクビになったら,今後まともな 仕事につくのは大変だろうなぁ…ということです。もっとも今だったら まぁ人並みに働けるとは思うから,そうは思わないのだけど, 当時は,こんなに病み上がりでボロボロの人を雇うような会社は そうないだろうと思いました。ですから,本当は病気の恐怖が なくなるまで仕事を休んで…とかも頭によぎりましたが,とにかく クビにならないようにしないと…とか思いました。
ところでそういう風な目で会社の中を見ると,結構歳をとって 病気になりやっぱり一ヶ月くらい会社を休む,わりと偉い人が いたりしたのに気づいたりもします。そういう人は,まぁ偉くなった くらいだから,若いときから人一倍働いていたりするのですが, 病気になるとやっぱりふっとのんびりした感じになったりして。 まぁでも,以前の様に働けなくても,そう簡単には会社はクビには しませんし,日本の会社はあまり降格をしないので,そういう人でも 結構いい給料をもらってる場合もあるわけです。いや,子会社に 出されるという形で給料を下げられる場合もありますが。
一方若くて病気になった人は,そこで会社にこの人はきつい仕事が できない…とか思われると出世コースから外れたりする。本当は 無理が利かないのは1年くらいで後は普通に働けたりする場合でも, 日本の会社は生き残りゲームで出世するので,一旦落ちたらリカバリーが 効きにくい。そうなると,その人は結構ずっと給料が上がらなかったり するわけです。
そう考えると,歳をとってから病気をするほうが得そうですが, ただし,若いときは,そこで仕事を変えるとかそういうことも出来ます。 まぁ病歴があると再就職に苦労するのはある様に思いますが,歳をとって 病歴があって転職するのはもっと大変でしょう。
あと若いときに病気になって,後遺症が残らなかったりすると, 体に無理がかからないような仕事の仕方を覚えるかもしれません。
そう考えると,可能性という意味では若いうちに病気になったほうが いい場合もある。歳とを取ると会社にしがみつかないと生きていけない。
わたしの場合の40代というのは微妙ですが,会社的には一番 働き盛りだったりするので,どう見られたのかな?というのは 気になるし,もう再就職を簡単にできる歳でもないしなとも思います。
少し一昨日の話をすると,男性の育児休業も病休ではないけど, ある時期に数ヶ月会社を休むという意味でもあります。で, 若いときにそれをペナルティ的に取られると(…いやほんとは会社が そういう風にやったらいけないのだけど…そういうことはないか?と 休みを取るほうはおもう訳で…),その後のコースが心配という 意味では,子供はある程度若いときに作るし,出世をしたい男の 育児休業を取るっということでの気持ちの上での抵抗はあるんだろうな, とか思います。
そんなことを考えていました。
- 8/20(批判をするのは依存してるから?)
- まず雑談…。
インフルエンザがまたはやりだしてる…とニュースで 聞いたのは昨日でしたが,今日薬局に行ったら,もうマスクが 無くなっていて驚いた,というかみんな反応早すぎ。春先にあれだけ 売れて,ほとんどしてる人がいなかったというのは,みんなが買い占めたって ことなんだろうけど,それでいてまた買い占めるの?とか思いました。
話変わって…。
教職員が選挙運動をしてるというのを読んで, やっぱりよくわからないなぁと思った。日本の教員は日教組の人が 多くて,その人たちは国歌を歌わなかったり国旗を掲揚しなかったり, つまり反日本なのか反政府なのかは知らないけど,とにかくそういうのが 嫌いらしいのだけど,なぜそういう人が先生をやってるんだろう?。 私立の学校ならそれでもいいと思うのだけど,公立の学校の先生が 国を否定するって意味がわからない。国や自治体に雇ってもらって, それを否定した教育をしてるって事になるんだろうけど。
リンクを見ると,賃金カットに反発とかいうのはまぁわかるけど, 「国家のための教育が許せない」っていうのがちんぷんかんぷんです。
なんか子供が親とか先生に反発してるのをいい大人がやってるように 見えるんだよなぁ。自分達を抑圧するものとか自分達に義務をかせる者に 対して反発してるだけ。でもそれって生徒が先生に反発するのと 一緒じゃないですか?。そういうのがかっこいいとでも思ってるんだろうか?
別の話で麻生総理とかをバカにする論調をマスコミとか,それに 煽られた人たちが言ってるのを最近よく聞くんだけど,わたしは 自分より偉い人を無能の様にいう感覚がよくわからなくて,それって 自分が惨めだから自分より偉い人を貶めて独りよがりの満足を 得てるって事なんだろうか?とか思います。
自分より成功してる人とか自分より偉い人っていうのは,わたしは 自分より秀でたものがあるとか思うのですが,まぁ自分がなりたい方向と 違っていたら,単純に「へー凄いな」と思うし自分がなりたくて なれないものだったら純粋に「凄い,わたしには無理」と思います。 まぁ偉いとか優秀とかだけじゃなくてずるいとかそういう場合もあるけど, いずれにせよ,何か秀でたものがあったのは確かで,その人をバカにすると いうのは,逆に自分のコンプレックスとかルサンチマンをひけらかしてる 様で,ずいぶんみっともないと思うのだけど…。
優秀だとは思うけど,嫌いとか賛同できないとか言うのは,まぁ あってもいいとは思うけど,バカにする必要はないよねぇ。
人を貶めないと自分を偉いと思えないのはみっともないと思います。 それから,権力者に反発するのがいい事だと言う人もいて,それは きちんと理路整然と批判すべきものでしょう。無軌道に反発するのって, 反発することで自我を確認してるという,一種の依存だと思うんですが, そういう自覚をしてる人ってあまりいないようですね…。
なんてことを思いました。
- 8/19(育児休業を取れずに辞めた女性もいるはず)
- 嫁さんからもらったネタです。
「<育児休業取得率>女性、9割に 男性は1%台続く」 というニュースを聞いて嫁さん曰く,女性が9割なのは,育児 休業ができない女性は退職をしてる(させられている)からでは?とのこと。
あぁーなるほどと思いました。育児休職の規定がある会社が7割弱なのに 9割取れるのは変だろうとのこと。まぁ会社の7割と,休職した人数は カウントの仕方が違うというか,休職制度がある会社の方が, 女性の人数が多いことが考えられるので,そういうこともありえるとは 思いますが,やっぱりちょっとわかりにくいです。
厚労省の資料を直接読むと取得率の分母は「調査前年度一年間の出産者」 の様ですが,これだけでは,妊娠の時点で退職した人は入ってない気はします。 退職が望んでの退職なのか,退職せざるを得ない環境だったのか, 退職を強要させられたのか,で,それぞれ問題の重さは違うかと 思いますが,実際どの人が多かったのでしょう?。
一方男性ですが,少ないですね。制度の問題もあるかとは思いますが, こちらも制度外の雰囲気の問題もあるかと思います。「男の育児休業を阻むものはなに?」という 記事もありました。
ここにもありますが,やっぱり査定とかに影響しないか?という 不安が結構ある気はします。社長になった人とかが半分以上取った経験あり とかなったらみんな安心して取るかもしれませんね。こういうのは 査定に考慮しないといわれても,実際に査定が悪かったときに, 休職したのが原因なのかなぁ…とか,仕事できない人でも考えがちで(苦笑), なかなか難しいように思います。むしろ会社の方から「厚労省に 目をつけられるので,お願いだから誰かとって欲しい」とかいわれれる 位にならないと,安心して取れないのかもしれません。
余談ですが,自分が手術でちょっと長めの休みを取ったときに, 会社に入って長期の病休をするのは若いときがいいんだろうか?, 歳をとってからの方がいいんだろうか?と少し考えたことがあります。 実際に会社の人とかを見回して,色んなパターンがあるなぁとは 思いました。メリット,デメリットそれぞれあるんでしょうけど, それについてはまた別途。
以前,有給休暇を使おうとしたら会社に拒否られたとかいう話をネットで 読んで,「有給は権利だからその会社はおかしい」と盛り上がってましたが, 休むを取ることにはいろいろストレスを感じる場合もあるようです。 制度や権利としてある休みを取ることに不利益があるのはおかしいと 思うんですけどね。
- 8/18(おかげの議論)
- 鳩山さんが自民政権の悪い点の総括を党首討論の冒頭で 言ったいたようです。
悪い点を総括するなら良い点も総括した方が良いのではないかな?, という気がします。日本がこれまで60年戦争にもほとんど巻き込まれず 平和に暮してきたかとか,子供が親の面倒をほとんど見ずに暮して いけるような社会になったかとか,国民の半分以上が大学に 行いけるようになったりとか,病院も診療拒否が起きたらニュースに なるくらい稀だったりとか。110番や119番をするとすぐにやってくるとか。
もちろん,それらは自民党のおかげじゃない…と言いたいのかもしれないし, 民主政権になってもこれらの事は堅持すると言いたいのかも知れませんが, 新しくやることは多く主張してるのに,これまでと何を変えないかは あまりはっきり言いません。優先順位をつけるとか言ってるから, そういうのはやらないのかもしれないし,むしろ否定するのかも しれません。
今の日本が不安だ不満だという声がありますが,わたし自身は そんなに悪い国か?と思います。そんなに日本がダメと思う人は 外国に行けばいいじゃないとも思います。日本は他の国に比べれば おそらく平和に餓えずに暮らせるという意味ではかなり上位じゃ ないでしょうか?。そういう国であることに感謝してるし, これからもそうあってほしいと思うし,それはこれまでの 日本であったおかげである部分も多いように思います。
そういう意味でいうと,やっぱり国旗を切り刻むような政策集団に 国を任せていいんだろうか?。この人たちは日本を根本から ひっくり返して誰か別の人のものとして作り変えようとしてるのでは ないか?。政権交代というのは単なる誰かの日本乗っ取りではないか?という 危惧さえしてしまいます。少し不安になってきました。
- 8/17(本と年齢)
- 昨日書いた話をもう一度書いて申し訳ないのですが,今日ネットを 観ていたら, dankogai氏が40歳までに読んで良かった本を finalvent氏が50歳までに読んでよかった本を 挙げていて,タイムリーだなと思ったので。
最初dan氏は最近の本ばかりだなぁと思ったのですが,40歳までにだから 最近でいいのか…と。つまりやっぱり「40歳までに読む本」というのは, 10歳とか20歳じゃなくて,30代で読む本ということなんでしょう。 一方finalvent氏は徒然草とか釈迦の本を挙げていて,もっと 普遍的な気もするが,普遍的な本を挙げたのか?それとも40代では この辺を読んだほうがいいということなのか。
で,自分について書くと 読書メモにここ10年くらいに読んだ本を書いているので, この辺なんだろうか?,で,この辺の本を「読んだらいいですよ」と 今思うかというとやっぱり疑問なのです。いや,おもしろかったと思うし, 影響を受けた本は多いかと思うのだけど,自分の中では旬を過ぎた 物も結構多い。あと,同じ作者の本を何冊か読むと分けるけど, 内容がダブっていたりして,どの本が本当は最適だったのか? よくわからなかったりもします。
30代の頃は,ココロのことが気になって,心理学とか哲学とか スピリチュアルとか宗教とか,まぁいろいろ読みました。 元々「感覚」の研究をしているので興味はあるのだけど, 理学を完全に離れてもっとメタな部分で捕らえようとし,感覚を 離れて自分とかセカイとかそんな方向にいったりもしたかなぁ。
でも,三年位前に病気になって,その後結婚とかして,そういう 浮世離れしたことよりももっと浮世に生きようかなと思ったので, その辺の話は嫌いではないけど,そういうことはわかって,でも 浮世に生きるのがいいかな,という心境。こう書くと,あぁ つまり三年前までは中二病だったわけだね,と自分でも思ったりも します。
で,こうなってくると次の10年…そうなると50は超えちゃうけど, どういう本を読むのだろう?。ここしばらくは本も適当に興味を もって読んだりもしてるけど,目からうろこが落ちるような 感覚はほとんどない。それはそれで寂しい気もする。 古典とか読んだりするのだろうか?。
それもあるけど,実際嫁さんとか子供とか,あと年老いた親とか, 現実のことの方がドラマチックなことがありそうではある。 いい事ばかりじゃないだろうけど。そっちの方が発見は多そうだね とそういうことも考えます。
- 8/16(本を手放す自分に関心の変化を感じる)
- 今日は夏休み最後の日で,かつ天気が良かったので,布団干し, 洗濯をした後,本の整理をしてブックオフに売りに行き, 買い物とかして戻ってきて,書類整理,掃除など…まぁ一通り 片付けなどできてよかったかな。ブックオフは思ったより安くしか 買ってくれなかったけど,古い本が多かったからか?。まだ売る本は 結構あるので,また行こう。
本を整理していて思ったのだけど,以前読んでとっていた本。 それらを何でとっていたか?というと,また読むかも,何かの際に 引用とかするかも,人に見せるかも…などとかいう理由が 多いのですが,今日は結構「もういいか」という気分でした。 なんとなく,もう人にこの本を紹介したり,本の内容について 直接語ることもないかな…と。
自分の中で関心事が結構変わったのだなぁ…と思った。もちろん, 捨てられない本も結構あるんだけど。影響受けた…と思っていても, 賛同というより参考になったぐらいの感じになっていて,本を 直接引かなくても良い…っていう感じになっているというか。
どの辺が変わったのかな?とか思うけど,まぁその辺は,また ゆっくり考えるとしよう。
- 8/15(東京へ)
- 今日,嫁宅から東京へ帰宅。お盆なのになんとなく新幹線が そこまで混んでない気がしたが,みんな高速で移動してるのか?。 それとも不景気で移動自体がないのでしょうか?。よくわからないけど, そんなことを思いました。
- 8/14(言い訳として正論をかざす品格)
- 今日は嫁宅で引越し作業でした。夏休みもそろそろお終い。
ちょっとくだらない話。
ネットでよしもとばなな女史が飲み屋で持ち込みをしたら 「店長に注意されたのだけど,それで客を失っただろうとか,その店は 店長が変わるか店がつぶれるだろう」と書いているのに疑問を感じている 文章が話題になってました。
正直わたしもこの文章を読んで,よしもと女史の方にあまり好感を もてなかったのですが,ネットでも「自分達を特別扱いしろ」みたいに 書いているのが不快だとか,「昔は良かったのに」と言いたげなのが 不快だとか,そんなことが書いてます。
まぁ確かにわたしも同じようなことを思うんですが,ただ一番一番 よしもと女史に共感しないのは,よしもと女史自身がその店長に 注意,もしくはよしもと女史の行動で店員が店長に怒られたことの 原因になっており,つまりよしもと女史が当事者であるのに,あたかも 自分が客観的に「あの店は今後商売に失敗するだろう」と評してる からです。まったく利害の外にいる第三者が,この一連の流れを 目撃して評していれば,まぁそういう見方もあるわな…とは思うのですが, 怒られた当事者が,そういう客を大事にしない店は良くないと, しかもその「客」というのが自分たち自身だったりするわけですから, 単に自分達がまずいことをやったことを正当化するために,言い訳を 考えたように見えるのです。これって冷静に書いているようですが 一種の逆切れですよね。「冷たい逆ギレ」と銘しましょうか;-)。
どんなに正論であっても,当事者だけで評している場合,それが本当に 正しいことなのか?平等なことなのかわかりません。もしかしたら, よしもと女史が自分で飲食店を経営して,持込をする客がいても 持ち込みは客を大事にするために許容すべきだといえるのでしょうか?。 よくわかりません。こういうことは,当事者が語る上では客観的な 意見じゃないのだと思います。それを頭がいい人は客観的な 事実の様に語ろうとする,でもそれははたから見ると,自分を 正当化するために言い訳してるとか,逆ギレしてるって言う風にも みえるんですよね。だからなんとなく,わたしはこの文を読んだときに 品がないなぁ…とも思いました。 ただ,一方でこの文が売っている本に 書かれている…ってことを観るに,こういう文を支持する人も結構いて, それを計算して,こういう文を書いているのか?とも思うと,わたしが こう書くのも計算のうちなのかと思うと,だとすると向こうがさらに もう一枚以上上なのか?などとも感じてしまいました。品がないのも 芸風…というか。
いずれにせよ,わたしが普段医療とかの話で書いているように 当事者の意見は貴重だけど,それを一般論の様に,さらにまるで 相手や世間のための様に語るのは,ちょっと違うような気がする, というようなことを,このことでも思いました。
- 8/13(日本の先駆者が世界の覇者になれないのは)
- dankogai氏がi-modeをiPhoneとかと比較してる文を 読んで,今,i-modeの仕様を非難するのは後出しじゃんけんだなぁと 思いました。当時何が大変だったかを今から知るのはとても 難しいと思います。
少なくとも,当時webはPCやワークステーションのもので,携帯は せいぜいモデムとして使える程度のものだったのを,CHTMLで あるにしても,その他いろいろと独自仕様であったととしても, ipでパケット単位でデータ通信し,ブラウザ表示したというのは 画期的で,いろいろ苦労があったと思いますけどね。それを メモリーもふんだんに使え,画面も大きく,またパケット通信料も 定額になった今,参入してきている方式と比べるのはあまり ちゃんとした考察とはいえないでしょう。
最近日本が良くガラパゴスであるということで非難されます。 その技術とかマーケッティングとかで日本しか観てなかったから 海外に広めることができないみたいな話がいわれます。 そうなんでしょうか?。
わたしは日本が先行して市場投入した技術で後から海外からのごり押しに なって方式変更になった技術というとTVのハイビジョン放送を思い出します。 NHKは最初ハイビジョンをアナログで始めましたが,後からアメリカからとかの 圧力でディジタルに変えました。確かに今はディジタル方式のTV放送が 主流でディジタルへの変更は,そうおかしなことではなかったように 思いますが,当時実際に放送を始めていたアナログに対して 影も形もなかったディジタル方式を押し込んで,日本国内で 採用させたアメリカ(だったと思う)のやり方は,ちょっと引っかかる ものがありました。
わたしは西洋の国は先行して他の国が始めているサービスがあって そこに市場性があった場合に,自分達の権利がないサービスで あってもそのまま採用することはほとんどないのではないか?という 気もしています。もし市場性があれば,新規に自分達の方式を 提案したり,その既存の方式を標準化の場に持ち込み,そこに 自分達の方式を押し込んだり,そういうことをして,しっかり 利権をそこに入れ込むような気がしてます。というやり方は 主にヨーロッパ的なやり方で,アメリカは自国だけで独自の やり方をやって,広まったら海外展開してというやり方が多い 気がしますが。
正直,日本がトライアルをやって,いろいろ技術革新し市場を 作ったのを海外の規格が塗りつぶしていくんだよなぁ,という 無力感を感じており,それは技術的に優れているかとか,世界市場を しっかり視野に入れているかとは,また別の問題の様な気もします。 むしろ政治力とか協力して最初から西洋の利権を入れ込んでおくとか そういうことの方が重要なんじゃないでしょうか?。
同じように考えるとお財布携帯が海外で広がらないのも 市場的なものより政治的な障害もある気がします。もっとも, その前に非接触のプリペイドカードの方がステップとして 先でしょうけど。
ちなみにわたしが一昨年フィンランドに行ったときはバスで スイカの様なカードが使われていたので,プリペイドカード自体が ヨーロッパでは使われない…ってことなのかはよくわかりません。
- 8/12(レンタカーと高野山)
- 今日はレンタカーを借りて,高野山にドライブに行きました。 レンタカーは車は良かったんだけど,つんでいるカーナビが結構 使いにくくて苦労しました。ストレスがたまったなぁ。カーナビが 良くないと,カーナビがない車よりのりにくいことが良くわかりました。
高野山は良かったです。仏像はそんなになかったけど,一応あったし, 建物も仏像も全体的にスケールがでかかったです。山の中ということで 神秘的な感じもしましたよ。
- 8/11(東海地震ではない)
- 不謹慎なことを書きます。
今朝未明地震で目が覚めました。5時くらい?。結構ゆれたので, どこだろう?と思いTVをつけたら静岡の近くの海。震度が6弱のところも あります。これはもしかして東海地震?と思いました。あとちょうど 台風が静岡あたりに接近してるときでもあり,なんか散々な感じだなぁと 思いました。
…とか思ったのですが,半日経ってみてみると,意外に被害は少なくて, 建物の全壊とかほとんどない様子。一応亡くなった方もいるので, 大したことない…というわけには行かないのですが,いわゆる「東海地震」が 想定してるような大地震ではなかったようです。でも東名高速の 路肩が崩れて通行止めとかあってるので,これからのお盆休み 大変なことにはなりそうなのと,あと今日の台風はの被害は どうだったのでしょう?。
で,東海地震だったかというと公式には「東海地震ではない」との ことでした。大きさが小さいのと,地震のタイプが違うということで 東海地震ではない…ということですが,それは別の言い方をすると 「東海地震はまだ来てない」ということなんだろうなと思いました。
ここからが不謹慎ですが,東海地震が来てしまうと困る人たちが たくさんいるんだろうな,と思いました。いや大地震が来たら本当に 困りますが,東海地震が来て,意外にたいしたことなくて,そして またしばらく数十年は大地震が来ないとなると,ある意味めでたしの 様にも思いますが,東海地震に備えてきた人たちのお仕事は どうなるんでしょう?:-p
というか,関東大震災の被害がものすごかったせいか?いつからか 東海地震に備えて色んな設備投資がされている気がしますが,そこには マーケットが既に形成されてるのだろうな?と思います。これで こなかったらどうするんだろう?。
とか書くと無駄遣いといいたいのか?と誤解されるので弁解しますが, わたしは東海地震を想定して多くのリソースがその予想とか対策に 費やされたことが,日本を地震研究の先進国にした原動力になっていると 思うので,良いことだと思います。ただ一方でここ十数年を省みると, 東海地方以外にも,関西や新潟や,あと北海道とかで大地震が起きてる わけで,特定の地震だけではなく,もっと広く日本列島全体に地震対策を 適用したり,またそこでの地震予想の研究を広めることはできないのか?と いう気もします。
もちろん,今回の地震が東海地震だとはわたしもいうつもりはないので, これからも東海地震を想定した体制というのは続けていけばいいと思います。 でもいつかそういう時期も来るんだろうし,地震はいたるところで 起きているんだしと,思います。
- 8/10(政権交代の舞台裏)
- 今日は本当はレンタカーを借りてドライブに行く予定だったのですが, 急に発生した台風を警戒して中止しました。前日の夜に発生した 台風が翌々日には本土に再接近するなんて,日本はいつから亜熱帯に なったのでしょう?。
…。
というわけで今日はTVは台風関連の被害。もちろん最重要 事項なので当然です。あとのりぴー。こっちはゴシップだと 思うんだけど。なので,選挙の報道はほとんどなし(笑)。もう 国民の関心事から外れましたかね?。こういう場合,先月の 麻生バッシングのマンマ選挙に突入するのか?それとも冷静になって 考えが変わるのか?。民主党の政策の危うさを指摘する報道も多少ありますが, なんせ報道の時間が取れないので。
そんななか読んだ約15年ほど前に自民から政権交代した細川護熙元首相のインタビューが載っていて結構 おもしろかったです。細川さんはさっと現れてきて自民から政権を奪い 総理になり,そしてあっという間に去っていきました。やった業績というと, 衆議院の選挙制度をいじって小選挙区と比例並立制にしたこと, あと当時冷夏で米不足になったのでタイ米の輸入規制緩和をしたことくらいしか 実はよく覚えてません(^^;)。でもその細川内閣のときに政権与党の幹部を やっていた小沢一郎や鳩山由紀夫,その後続く連立政権の中で大臣を やった菅直人が当時の栄光を再び追い求めて,暗躍してる現在の流れの 元を作ったという意味でいうと,やっぱり細川さんが作ったきっかけというのは 大きかったんだよなぁと思います。そしてご本人はさっさと政界を引退して しまいましたが,残りの人たちが怨念を持ってるかのように,未だに 政界に政界に固執している姿を見ると,細川さんはかっこよかったけど, 他の政治家がそういうわけには行かないのだな…とは思います(笑)。 その他,権力を得た後,潔く辞めた…というと小泉さんくらいしか いません。
まぁそういう冗談は良いとして,細川さんが政権交代の効用を断絶と 言っていること,官僚は使いこなすべきだ言っていること,宮沢さんとの こととかとても興味深かったです。そして本人は完全小選挙区に反対, つまり二大政党制には反対しているのには驚きました。細川さんが 政権を取ったあとに選挙制度を最初にいじったのは,政権交代が おきやすくするためと思ってましたが,それは決して二大政党制ではなく 多党連立政権を指向していたんだなぁと。
こういう政治の裏側の話っていうのは,なかなか当事者がしゃべって くれることはないのだけど,やっぱり10年20年経って関係者が減ってくるとか, あと本人がもう完全に現役を退かないと出てこないのだろうと思います。 今の日本の政治家は結構死ぬぎりぎりまで現役だったりするので, こういう話はほとんど出てこず,貴重な話だなぁと思いました。
- 8/9(核をどうするか?は既にアメリカマターではない?)
- 八月に入ってしばらくすると日本は喪に服した様な感覚に 見舞われます。広島・長崎の原爆の日,そして終戦の日まで TVでは第二次世界大戦を取り上げた番組が増えます。まぁ 戦争は別に夏だけやっていたわけでもないので,別にこの時期に だけ強くやらなくてもいいようにも思うのだけど,短期間に 集中して取り上げるから風化しにくいということもあるのでしょう。
特に6日と9日は原爆の日だから原爆の話題が多いです。今年は オバマ大統領が「核のない世界を」みたいなことをいった関係か, 広島長崎の両市長がオバマ大統領に訴える姿が目立ちました。 日本のこれまでの反原爆運動はアメリカに罪を訴えることなく, 単純に核兵器廃絶を訴えてきたように思います。アメリカは 現在でも核兵器を大量に装備してるので,核兵器が悪い兵器だという 認識はありませんので両市の訴え自体に答えることは難しいのでしょうが, オバマ大統領が核兵器を否定したことで,その部分にはなんらかの 反応ができるかもしれません。でも,たぶんアメリカ政府は 日本の反原爆運動に答えると,アメリカの非難につながるのだと 警戒して無視してるんだろうな…と思います。
オバマ大統領の反核宣言は実は核兵器廃絶というよりは,米ソ冷戦構造の 解体の方を示しているという説があって,別に核の全面放棄でも 過去の核使用の否定にはつながらないとも言われてます。 今は冷戦構造とは異なる形の対立があって対テロだったり, 発展途上国の核装備だったり,あと他の大国とも経済を含めた争いだったりと, 大量の核兵器を大国に向けていた当時の装備は変革しないと いけないということでしょう。
というわけで,オバマ大統領の宣言が実際にどういう形でアメリカが 世界の基軸であり続けるために軍事戦略を変えていくのを示しているのか わたしにはよくわかりません。よくわからないので,支持して良いのか よくわかりませんが,アメリカもいろいろゴタゴタしている状況のようにも なんかどさくさにまぎれて,オバマ大統領を広島か長崎に連れてこれると 良いよね…とは思います。そこでオバマ大統領が何を言うんだろう?とも 思いますが。
核兵器の問題は既にアメリカやロシアの様な大国が持っていることよりも, 北朝鮮やミャンマーの様な国が持っていることの方に移っている様に 思います。そういう意味ではもうアメリカやロシアに核廃絶を 訴えることでは十分じゃないのですが,ではどうすれば良いのか? わたしには良くわかりません。
- 8/8(20年留守電)
- 昨夜家に帰って留守番電話機の受話器を取ったらなんかおかしくなった。 最初何がおかしいのか良くわからなかったのだけど,どうやらフックが おかしくなったようで,受話器を置いても受話器をとった状態に なっている模様。
この電話機,わたしが大学院に入り寮を出てアパートに移ったときに 電話回線を引いたのと同時に買ったので20年は使っていることになります。 マイクロカセットを使った留守電がついており,イヤホンを使って ハンズフリーができる(マイクは本体についている)という妙な機能が ついております。マイクロカセットは先日買い換えたんだけどなぁ。 留守電の受けのメッセージはメモリに録音するものですが,そういえば, この数年前に買った自宅の留守電は受け用と録音用と二つカセットが 入っていたので,それよりは少し技術レベルが進んだものか…。
とはいえ,20年持ったので良く持ったと思います。カセットがついていると 言うことはモーターが入ってるんですが,それで20年は良く持ったと いえるでしょう。それでいて昔の方がまじめに作ってるから音が 良かったりもするんですよねぇ。
電話機って壊れませんよね。今わたしは電話機の開発とかに関係する 仕事とかもしてますが,新機種を出しても購買需要がないので困ったり しますが,なんか電話機が壊れたのって初めて見たという感じです。
いずれにせよ大学生のときに買った電気製品はまだ自宅にいくつか(炊飯器とか カセットレコーダとか)ありますが,だいぶ減ってきたなぁと思います。 今の日本の家電はこんなに長持ちするんだろうか?
- 8/7(裁判員制度)
- 報道は,芸能人関係の話が多いので特にコメントは無し。というわけで ちょっとだけ。
裁判員制度最初の裁判が終了。マスコミの細かい中継にもとまどったが, 実際に裁判員をした人の顔を映していたのにも驚いた。まぁ裁判が 終わった後だから良いってことなんだろうけど,それでその人が なにか損害をこうむったらどうするんだろう?。
とりあえず,うまく行ったという認識なのか,あまり批判的な 報道は少なくて,ついでに今選挙期間直前なので野党もうかつに 批判とかもしてなくて,このまま受け入れられていくんだろうか?。 まぁとりあずやってみて問題があれば修正していけばいいという 性質のものだとは思うけど。実際,日本って一旦走り始めた 制度は,なかなか変わらないけどね。
- 8/6(ニューデリーの思い出)
- タイトルの様なことを書くとインドに行ったようですが,インドには 行ったことありません(笑)。ここでいうニューデリーとは熊本にある カレー屋さんです。
この店はずいぶん昔からある店ですが,ふと久々に見たカレーの穴で閉店していることを知りました。
驚きました。というよりショックかな。
わたしはカレーをスパイスから作るのが好きですが,そんなカレー好きに 誰がした…かというとこの店でしょう。わたしがこの店に初めて 行ったのは高校生のときで,25年位前かな?。高校のとき,まぁその年代には ありがちな辛い食べ物に挑戦とかそういうことを他の店でやっていた年頃;-), よく出入りしていた楽器屋に,近くに辛いカレー屋があると教えてもらい この店のことを知りました。当時はカレーというとルーのカレー。 とろみのあるそういうカレーしか知りませんでした。熊本の片田舎では そういうカレー屋しかありませんでした。
ニューデリーは熊本に中心街からはちょっと外れたところにある小さな 店でしたが,熊本では珍しいルーではないカレー,インド風のスパイスが 効いたカレーを出す店です。といってもインドカレーではありません。 ナンとかはなくてカレーをかけるのはターメリックライスです。 具もいろいろ選べますが,タブーはありません(豚や牛もあるってこと)。 というか,具の塊が多くてそれだけ観ると西洋のシチューのようですが, それでもソースはスパイスがかなり効いたものでした。
後になって思うと,どこの店に行っても,こういうカレーはありません。 普通はもっとインド風にしてしまうか,それとも普通のカレーに してしまいます。豪華な具だけどソースはスパイスが効いているという カレー屋は…そうですね,荻窪のトマトとかもそうですが,でも, もっと違う味です。
ちなみにホームページはありませんのでGoogleでカレーとか熊本とかニューデリーとかで検索すると いろんな人がコメントしてます(^^;)。
そういうカレー屋ですが,高校の友達と月に一回出かけるようになり, 辛い(指定できる)カレーを食べているうちに,わたしは卒業し 福岡に行きました。でも帰省するたびに寄っていたし,上京しても やっぱり帰省するたびに寄ってました。当時はマスターも若く, 奥さんもお店に出ていて,息子さんも小学生くらいで…という感じでした。 顔を覚えてもらいましたし,その後わたしの高校の友人が バイトに入ったこともあり,良くしてもらいました。
それから20年以上経ったので,マスターもずいぶん歳をとって, またここ数年は店員を雇わず一人でやっていたので結構辛そうでした。 上記の検索とかで色んなところ読むと,マスターの愛想が悪いとか 書いているところがありますが,わたしはそういうことは思ったことは ありません。ただ一人でやってると,店が回らず,どうしても 客席に気が回らないことは多かっただろうとは思います。無口で 人見知りをするマスターだったというのもあり,一見さんに 愛想よくできなかったというので誤解されてる部分はあったのかも しれません。
- ネットをみても店を閉めた事情を知ってる人はいないようです。 まぁでも,ここ数年の話を知り合いとかから聞いていると,閉店したこと 自体はそんなに不思議ではないのかなぁ…と思ったりもしてます。
いずれにせよ,わたしをカレー好きにしたとても大切な店でした。 そういえば卒業して20年以上,「どう?」と聞かれてうまく答えられなかった わたしが,ようやく2年前くらいでしょうか?嫁を連れて紹介できたこと だけは,悔いが残らず良かったと思います。また熊本の街とかあるいて いるとばったり会わないかなぁ…そんなことを思ったりします。 どうもありがとうございます。
- 8/5(誰も幸せでない勝利)
- 昨夜NHKで医療ミスで娘を亡くした親が裁判で勝ったドキュメンタリー をやっていました。この事件?そのものかどうかは知りませんが, 似たような実話は以前ニュースで観た気がします。どうして いまこの番組を作って放送したのか?極めて疑問だったのですが, 番組はドラマ仕立ての再現ドラマとあと本人が出演してました。
そういうこともあり,つくりとしてはその訴えた親の視点を主に 作られており,病院の視点はありませんでした。まぁ敗訴を受けて 市長の判断で控訴しなかったので,取材とか拒否したのかもしれません。 番組中小さな女の子が苦しんで死ぬシーンは見ていてとても辛く, 観てる方も親に共感するように作られているように思いました。
しかし,訴えて(二審で)勝訴した遺族である親の方には申し訳ないのですが, わたし自身は,TVで再現したケースだと,それを訴訟に持っていくと いうことには結構抵抗を覚えます。もちろん親としての苦しみには 強く共感しますし,いろんな想いから訴える気持ちは理解できます。 でも…なんかとても不毛な裁判の様にわたしには思えました。 両親は勝訴しましたが,この裁判ではだれも幸せになってない気がします。 裁判が起きなかったときに比べ不幸な人はたぶんものすごく増えてます。 一方で勝訴したことで遺族である両親は救われたのでしょうか?。
いや,TVをみたら少し救われたように見えました。だからこそ, むしろ,その部分に引っかかるものを感じました。
親としての苦しみは理解できるのに訴えることに賛成できないのは, 一方でわたし達はこれから医療を受ける立場でもあるからです。 医師やその病院の多くの人を裁判で拘束することで,もしかしたら 救われない人がいたかもしれません。もちろん,裁判によって 医療システムが改善され,これから救われる人が増えるかもしれません。 でも実際は医療裁判により医者がリスクをとることを恐れるような 状況の方が増えている様に思います。
もっとも,その親を理解できると思うのは,実際に自分が同じ立場に なった時に,そうしない…と断言はできないからです。自分も悲しみの あまりそうしようと思うかもしれません。そう思うかもしれないから, 今のうちに,そうしないように,こういう風に書いておこうと思います。 わたしは,その両親を責めるつもりはありません。 誰も幸せにならない辛いことだったなぁと思うだけです。
と自分がそう思ったことも含めて,やっぱり,この番組が伝えたいものが 良くわかりませんでした。
- 8/4(日本はヨーロッパ的になれるのか?)
- 中国の経済が伸びてきて日本がGDP世界二位の座から落ちるのは 時間の問題だ…というような話を最近良く聞き,そういうのからか 日本はもうだめだ…とかいう話が結構出ているようです。とはいえ, ヨーロッパやアメリカにいる日本人の方から日本を見るとどうも 「だからどうした?」という感じのようです。
興味を持ったのでちょっと読んでみてますが,フランス在住の方が「もうそろそろ日本はもうダメだと言わなくてもよい」という 文章で書かれてるのは,そもそもアメリカと比較するのがおかしいよ, ということとか,日本は他の国に比べればものすごく信用があるよ, みたいな話。またアメリカ在住の方の, 「日本って、フランスとかスペインとかみたいな」という感じ 」という文では,フランスとかスペインみたいにかっては世界を 凌駕していたけど,今は第一位からは転落したけど,それなりの 地位を保っている国…みたいに日本もなればいいんでは?という話。
この辺の話は実はわたしもだいぶ前からそういう風に考えたり していて,日本はアメリカ的な社会を目指すよりヨーロッパ的な 社会を目指すべきでは?と長年感じてます。でもそう思うとそれはそれで 可能なのか?という風に感じてもいて,それでなぜフランスはあんなに でかい顔をできるんだろう?とずいぶん前から考えたりもしてました。
以前どこかに書いた気がしますが,フランスって第二次大戦に ドイツと戦った国はたくさんあるのに主に優勢だったアメリカや イギリスやソ連に加えてちっかり国連の常任理事国に入っていたり, フランスが文句を言うと,なぜかアメリカやイギリスも飲んだりと どうしてそんなに強いの?と昔から思ってます。やっぱりかっての ヨーロッパでものすごい栄華を誇ったか,フランク王国以来の伝統を 担っているという意識がヨーロッパにはあるんでしょうか?。 まぁこの辺の感覚は良くわからなくて,だからこそ日本が果たして フランスとかのようになれるか?といわれると実はよくわかりません。 なれればいいけど。
あとヨーロッパというと北欧型の生活にあこがれたりもしたことが ありますが,実際に見に行って,国のサイズの違いから,ちょっと 日本ですぐにああなるのは難しいなぁと思ったりもしてます。 スペインはいったことないのでわかりませんが,やっぱりスペインの 様になりたいと思ってもすぐになれるものだろうか? とか思ったりもします。
まぁそういう不安はありますが,でもアメリカだけが日本の目指すところか というとそれも違うと思っていて,ヨーロッパ型のやり方を見習うべきだと いうのは賛成だったりもしますが,そもそも日本人が正しくヨーロッパの そういう国の力関係がどういう風に出来上がっているのかをきちんと 理解し紹介しているものが皆無なので,なかなか先の長い話だなとは 思いました。一方で西洋って全体的に血生臭かったり厳しかったり する部分も多いので,そういう部分も含めて日本が目指すかどうかを 考える必要もあるんでしょうね。
- 8/3(政権の評価)
- 今日は午後から出張で,帰りが遅かったので,世の中のことは よくわからず…。そういえば裁判員制度の裁判がはじめて開かれるので, NHKがニュース取材するとか昨日言っていたのはどうなったんだろう?。 そこって自重すべきところなんじゃない?。関心が高いのはわかるんだけどさ。 裁判員って素性をとりあえず隠すでしょ普通?。この辺がマスコミって ひどいなぁと思うところなんだけど。
で,もう一つ。なんか自公の前回のマニフェストを採点するのが流行ってる 様ですが。そんなことしてると次の政権も自分で首絞めるんじゃ ないのかね?。ネガティブキャンペーンは天に唾をしてるような もんじゃないか?と言う気がするんですが。
というか,政権のマニフェストを採点するって言うのはマニフェスト 先進国のイギリスとかでもやってるんですか?。その際,何点くらい 取るもんなんでしょうか?。マニフェストの採点するなら, 野党は負けてる間は与党の好きにやらせないと,あまりフェアじゃないよな とか思ったりします。そんなことないですか?。
ちょっと話がそれますが,日本の指導者が情けないとかいうマスコミの 人が,アメリカではオバマが…とまるでオバマ大統領を見習え,もしくは アメリカを見習えみたいな事を未だに言うのを聞きますが, オバマさん,最近ぼろが出てませんか?という気がしてきてます。 具体的に何をというわけでもないのですが,アメリカではまだ 大人気なんですかね?。
- 8/2(文明社会の野蛮人は増えているか?)
- 「文明社会の野蛮人」という文を読んで 思ったのですが…。つまり技術が高度になって身の回りの 機械がブラックボックスになったので,ユーザはその仕組みを 既に考察しなくなってしまったという話。スイッチを入れて TVが映る仕組みを今の人は考えない…と。
こういうのを「高度に発達した科学技術は魔術と区別がつかない」という 言葉で表していた人もいました。
この危機感はわたしもずいぶん前から 感じていて,だいぶ前に日記かどこかに書いたような気もします。 ただ,その危機感は今も変わらないか?というと実はそうでもありません。
一つは昔の人はみんな機械の仕組みを知っていたか?というとそうでも ないかな?ということ。そして機械の仕組みを知る人も, 技術の理解しやすいところというのは時代によって変わっていて, 昔も今も仕組みを考える人はいるんじゃないか?ということです。
例えば30年前は理系小僧というとラジオが聞ける仕組みを一生懸命 勉強しましたが,もしかしたらお米の脱穀の仕方とか堆肥の作り方とかには 興味がなかったかもしれません。また今の人はラジオの作り方は 知らなくても,java scriptがかけたりwindowsのAPIを知っているかも しれませんし,ネットのパケットをみて何をやってるかを解析とか してるかもしれません。
確かにハードウェアに関心を持つ人は減ってるかもしれませんが, それは関心のいくところが移っているだけの様な気もします。
昔のラジオ少年が興味を持っていた事に今の理系少年が興味を 持たないのは今の少年の意欲が低いからじゃなく,単に世の中が 話題にしないからではないでしょうか?。今の若者はネットの セキュリティとか,また脳の科学,遺伝子のこととか興味あるかも しれませんよ。
遺伝子科学というと,わたしは若い頃から多少興味があったのですが, 物理とかに強かった自分には,具体的に遺伝子の解析とかを どのようにやるか?というのは未だにピンと来ません。この歳になって 人間の体の中で起きている化学反応についての本とかを読んでいて おぼろげに見えてきたのですが,なんか若い頃に想像していたのと 解析の仕方が違っていて驚きます。なんかTVとかで解説するのを 聞いてると,あたかも人体の中の化学物質や細胞とかの動きが なにか顕微鏡か何かで直接観察できるかのように表現してる ことが多いように思うのですが,実際は大量の細胞をすりつぶして, ミキサーにかけて,そしてその中の物質を薬品で測ったりとか してるのもあるようです。大体動きを見るとかいっても体から 体液を取り出して試薬を使って反応を見るとかで,直接ものの動きを 追ってるわけでもないよな…と思います。
というわけで,一般の理系少年が,そういう具体的な解析のやり方とかを わからないとしたら,その辺の紹介の仕方とかに具体性がなくて なんか漠然とした概念ばかり紹介するから悪いんじゃないか?とか 思ったりもします。わたしはコンピュータの方はわかりますが, コンピュータの方の技術の紹介も一般向けにするときにはかなり 概念的になっていて,具体的にどういう風にするか?とかいうのは わかりにくくなってるように思いますから,色んな分野でも そうなんでしょう。
- そういう中で先日知った カナダの高校生がプラスチックを細菌で分解する 方法を発見とかいう文章は,結構具体的にどうやったかが わかっていい解説だと思います。最新の科学も結構自宅にあるものを 集めてこつこつとやればできることが多いと思うのですが, なんか一般にそういう風には紹介されないんですよね。こういう風に 中高生とかがトライできるように技術を紹介していくことこそ 必要なことであり,それができれば,世の中の電気製品がどういう風に 動いているか?というのは,たいして知らなくてもいい様なことなのかも しれません。
- 8/1(貧富と大学)
- 土曜日。嫁が上京したので迎えに行き,そのままお台場に遊びに 行きました。ガンダムを見に行ったのですが,その前にJALホテルで 昼食。いい感じでした。帰りはお台場から浜松町までバス。 ゆりかもめを使うより安く上がっていいな,と思いました。
…。
親の収入が子の大学の進学率を左右という ニュースを見て…。なんというか当たり前じゃん…という 感想です。むしろ国公立大学は年収の影響が少ないということの方に, 国公立大学はちゃんと機能してるんだなぁ…と感心しました。 昔は大学なんて育ちがいいというか名士の子供が行くところだったのでは?。 私立大学なんて金持ちが行くところ…っていうのは昔から常識でした。
まぁそういう現実はともかく建前を言うと,大学は勉強ができる人, 勉強がしたい人…が行くところとでしょう。そもそも6割もの人が 4年大学に行く必要があるのかね?という気がしないでもありませんが, そういうことをいうと自分の首を絞めることになるのでやめましょ(苦笑)。
収入で進学率が変わるとしたら,「収入で勉強の出来が違う」と 「同じ学力があるのに進学できない」のどっちのことなんでしょう? 後者だとしたら,そういう人のために奨学金があるんでしょ?と いうことになります。前者だとしたらもっと根が深くて,それは 「塾に行かないと成績が上がらない」なのか,「私立の中高じゃないと成績が 上がらない」のか,それとも「収入で親の意識が違う」のか, その辺のあたりを明らかにしないと話が進まない気がします。
まぁそうはいっても,今や大学を出たからっていい就職が約束される 時代じゃないですからね。また大学も全入時代になって, 昔でいう大学生のレベルに達してない卒業生も増えてます。 むしろ高卒で働いたほうが早く技術がつく仕事もあるわけですし, 大学出る出ないとかいうのを問題視する時代じゃないのかも知れません。
大学卒というのは大学を出たこと自体を重要視してるというより, その大学に入って卒業するだけの能力があった…ってことが 重要なんですけどね。
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