diary of May 09

2009年5月の日記&雑感

だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので，切れてる場合もあります。あしからず。

5/31(引越し)
というわけで，昨日引越し。今日は片付けとか，いろいろ工事という様な感じでした。
まず昨日の話を書くと，朝起きて片付け。お昼くらいにようやく片付き，区役所で転出手続きをして，昼食を食べて，自宅に戻りました。 2時にレンタカーを借りに行き，貴重品だけを積んで，嫁に先に新居に行ってもらう。引越し業者(アート)は3時過ぎにやってきて，最初三人，途中で助っ人が来て片付ける。大体一時間くらいで片付け，送り出したらわたしは電車で新居へ向かう。新居に着いたら引越し屋はちょうど来たくらいで，荷物いれる作業。そのうち今度は不動産屋さんがやってきてドアの鍵を変えてくれる。引越しの荷物入れは1時間半くらいで終わる。それから三十分くらいして鍵の方の交換も終了。どちらも業者的には問題なし。
レンタカーが8時までだったのであわててレンタカー屋に向かい，返した後，夕食を食べて自宅に帰ってきたのだけど，この日は寝るところを作って寝るので精一杯。
今日は朝起きて片付け。朝の10時に荻窪宅に行き，大家さんに鍵を返す。帰りに吉祥寺でちょっと買い物。自宅に帰り昼食を食べに出かける。昼食の帰りに土砂降りになる。昼から電話の工事とガスの工事がくる。ガスの方の人はいろいろと親切にしてくれた。
終わった後ネットの設定とかをして，さらに自宅の片付け。夕方になって吉祥寺に出かけ，買い物と夕食という一日でした。
まだまだ自宅は片付かず…，てな感じで。

5/30(引越し)
本日引越しにつき，日記はお休み。

5/29(徒然)
最近忙しくて，あまり世の中の動向をわかってないのですが，まぁ素朴な疑問…。
インフルエンザの話をあまりTVとかでみなくなったのですが，どうなってるんでしょう?。関西で発症していた人は落ち着いたとの話も聞くって事は，現在の感染者三百何人…というのは，実際にウィルスを撒く可能性がある人じゃないよなぁ。
…。
一方で郵便詐欺の件はやたらニュースで見るのですが，国会議員の名前を使って…っていうのがニュースで言われる割に，それがどの議員だというのは，どのメディアもはっきり言わず。何で?，まぁ名前が出ると悪い印象がきくから気を使って上げてるの?。でも，とばっちりでも「説明責任を」とか言うときもあるよねぇ。
民主党だから?。
…。
麻生さんが言っていたマンガの美術館?博物館?…。まぁあればいいとは思うけど，そこまで過度には期待はしてません。でも，国立のマンガ喫茶とか言う認識はミスリードもはなはだしいなぁ。
で，石坂啓先生が批判しているのをみて，まぁ意見はさまざまだけど実情を知らずに批判するのもちょっと見識を疑うなぁ。
ただし，つまらないものになる可能性はもちろんあるし，その金があったら若い人を助けろというのも意見としてはありかなぁ。
ただし，この問題に限らず政府がお金を使うやり方として，市場自体を作るためにお金を作るというのは行政としては正しいと思います。一方で，そんなことより今困ってる人を助けるっていうのもあるんですが，それは結局お金を一時的にばら撒いて終わりなので，緊急処置的な意味しかもてないと思います。定額給付金の様に:-p。
困ってる人に直接金を渡せというのであれば，定額給付金は批判できないんですけどね。
里中満智子先生が言うように市場を作るためのメディアセンターであれば，本当はやるべきだと思いますよ。もっとも，確かに行政はこういういい話をして箱を作って，作って終わりというのは過去に何度もやってきてるので，信用できないという意見ならそれはそれで一理ないわけでもないのですけどね。

5/28(新居?)
昨日に続けて忙しい…のですが，今日はちょっと夕方，今度引っ越す家を見に行きました。もうちょっとで引越しとなります。
今日は雨で寒かったです。

5/27(午前様)
仕事が終わって自宅に帰りついたのが12時くらいだった。こんな時間まで仕事をしたのは，実にやみあがり以降は初めてのような気がする。というわけでヘロヘロなので，今日はこれだけ。

5/26(医療とビジネス)
薬事法の改正のパブリックコメントの話が，なんか週末 TVでやっていました。楽天の三木谷さんがテレビに出ていて，時代遅れだみたいな事を言っていたので，たぶんネットでの販売が規制されるとかそういう話でしょう。コンビニがダメとかそういうのもあるんでしょうか?。
個人的には，なぜ薬がコンビニやネットで買えないといけないのかがちっともわかりません。いや，確かに薬局もないような寒村にいる人がそういうのであればわかります。でも，大抵，ネットで変えないとかコンビニで買えないとか言ってるのは，都心の人の様に思います。都心なんて深夜までやっている薬局ですら結構あります。そこに行けば，処方箋が不要な薬なら何でも買えるでしょう。なぜネットで買えないといけないのでしょうか?。
実は，TVで三木谷さんのインタビューを聞いて，いい気分になれませんでした。時代遅れだとかいう意見には，病人とかの視点が入ってません。要は，自分の金儲けの邪魔をするなという風にしか聞こえません。それをTVで言って，通用すると思っているかの様に感じ，病人で金儲けをしようと思っているのか?と思いました。
もちろん，病人というか消費者の立場でネットでの販売が便利とかいう言い方も出来るでしょう。でも，三木谷さんはあまりそういう言い方を他の件でもいわない気がします。まぁ正直といえば正直なんでしょうが…。
で，薬事法の改正の是非自体はわたしは，意見なし。ただし，今のままで不便なことはないとだけ書いておきます。なにか不便な方向に変わるんでしたっけ?。あと，薬のトラブルはそれなりに世の中にあるように思うのですが，規制緩和はトラブルの自己責任とセットなので，ネットで買った薬が悪用された場合，誰が責任取るんですかね?…とは思います。

5/25(プレーヤが作るルール)
なんか最近，国政選挙で候補者の世襲について制限を加えようという話題が議員の間で盛んになってるようです。つまり，自由に候補者を立てたり選んだりできるようにしたら，愚かな国民は，正しく議員を選べないので，国会議員のほうで，制約をつけてあげましょう，という話でしょうか?。すごいですね:-p。別の見方をすれば，議員(および候補)の中の，単なる権力争い，どっちかが自分に有利なルールを作ろうとしてるようにも見えます。
そもそも国民が世襲議員を選ぶのは，投票率が低いことを考えても，ほとんどの国民が，別に議員なんて誰でもいいか，もしくは今のままでいいと考えていて，だから，支持地盤をもっている人たちが強いって事では?。今のままでいいというのは，いろいろぶつぶつ言っても，まぁ国をひっくり返すほど，困ってはない，もしくは政治に期待してないってことでしょう?。それを，今が危機という風に不安をばら撒いて，政治システムを変えようとするのは，なんていうんだっけ?。
…。
で，今度は与党の人から議員定数を減らしましょうとかいう案が出ていて，なんと50人も減らそうというから，結構な量だなぁと，驚きました。地方の議員が減ってるからって，そりゃー，市町村合併で減ったわけで，自治体数が減ったら減るけど，国も小さくなったんだっけ?;-p。
こっちの方は，露骨に愚かな国民が惑わぬように…という主旨じゃないので，いい効果があるのか悪い効果があるのか，良くわかりません。
そもそも国会議員の人数がどういう根拠かもよくわかりません。大臣とか副大臣とかやっている議員は，まぁTVとかでも活躍してるし，あと国会で質疑とかやってる人も，働いているかなぁ…。残りの議員は何をやってるんでしょう?。単なる一票の駒としているのかしら?。
だったら給料の無駄，というのもわからないでもないですが，でも，国会議員って要は，国会での意見の単位でもあるわけですよね?。選挙区との絡みもあるけど，意見の単位が減るって事は，少数派の意見が反映されなくなるともいえる気がします。例えば，ある県で議員を1人とかにすると，その一人が県の意見を代表するとみなされてしまうわけで…。
そう思うと，議員が減ればいいってもんでもないよなとは思います。まぁ活躍が見えない議員も裏でいろいろ画策してるのでしょうし，将来の大臣のための準備とかもしてるのかも知れませんし。
いずれにせよ，国政選挙制度の議論でしらけるのは，ルールを作っているのがプレーヤ自身だから，結局自分に有利になるようにしてるだけじゃないか?とか思っちゃうからなんですけどね。

5/24(死を選ぶ)
日曜日。しばらくいろいろ疲れることも多く体調が悪くなってる感じもしたので，昨日と今日と良く寝た。少しましになったか。
…。
盧武鉉前大統領の自殺には驚いた。けど特に語ることはない。
…。
別の話で，今病気の本を読んでいるのだけど，人はどういう風に死ぬのが幸福なんだろうか?とちょっと思った。わたしは今のところ自分で死のうと思ったことはない様に思う。癌の手術をした後，しばらく死ぬかもしれないと本気で思っていたし，今でも体調が悪くなってくると，そういうリアリティは増してくる。癌に限らず病気のことを調べていくと，まぁ癌はボケたりしないし，数年間寝たっきりなんてならないから，死ぬにはいい病気だという人もいるんだけど，いずれにせよ，若い歳で死ぬのは，あまり幸せなこととはいえないのではないかな?。
昨日母親と話していて，母親は80歳くらいなんだけど，1年くらい前に癌を切って，抗がん剤で辛い思いをして，なんとか再発はしてないけど，今度再発したら辛い思いまでして，延命したいという気持ちは少し薄らいでいるらしい。
考えようによっては寝たきりなったり，ボケたり，半身不随になったり，何年も病院にいって治療を続けたりする病気もある。よく「ぽっくり」と死ぬのが幸せだともいうけど，どういう病気がぽっくりといくのか良くわからないし，病気じゃなくてぽっくり死ぬのも，それってどういう過程をへてそうなるのか良くわからない。
人間で死なない人は一人もいないから，究極の医学というのは，実は「幸せな死に方を選べるようにする」…事ではないか?とふと思った。どういう病気で，いくつのときに死ぬのが幸せか?という話。ただし，今の医学に幸せな死をコントロールするというのは，尊厳死も含めて，なかなか実現できてない。
…。
で，死ぬのをコントロールするって事は自殺じゃないか?という話になりかねないけど，わたしは自殺する気持ちがわからないので，良くわからない。いろいろと辛いことはあったけど，どちらかというとわたしはそういう場合心を閉ざすことはあっても死にそうになることはない。まぁ自殺をするのは鬱病だったりするので，そういう人もみずから選んでいるともいえないのだろうけど。
盧前大統領は心を閉ざすことも，すべてを捨てて逃げ出すことも，できなかったんだろうか?。彼の様な立場だと逃げても，いろんな人が追いかけてきて，そういうことも出来ないのだろうなぁ。わたしの様な人には想像もできないけど。

5/23(インフルエンザいの怖さ)
インフルエンザネタばかり書くのもなんだけど，まさに今週はそのネタがニュースでずっとトップでした。見返すと大阪で感染者が見つかってまだ一週間しかたってないのですが，関西で大量に感染が判明した高校生はそろそろ退院してるのでしょうか?。その辺の動きってあまり追ってないよなぁ。
とはいえ，なんとなくニュースもこのネタ飽きてきたという感じがしてきました。こういうニュースってカーッと熱くなって，冷めたら忘れて…という性格であるべきではないと思うのだけど，なんとなくそう従ってる気もします。最初から淡々と報道してれば良かったんだけどねぇ。
…
今日は気温が高かった室温は30度くらいまで上がったし，寝ていて汗を相当かいた。熱かったり寒かったりというのも体力的にはきついのだけど…。

5/22(ニュースに対する素朴な疑問)
まずインフルエンザネタ。関東で発生して300人超えたりしてますが，だれか人数増加の様子を時間軸のグラフにしていたりしないのでしょうか?。大阪の高校生の間で爆発的に増えたときに比べると，結構増加ペースは緩やかになってる気もしますが。アメリカでは山を越えたとの話も出てるけど，そんなにすぐに落ち着くもんなんだろうか?。
…。
マスク足りないと大騒ぎになってますが自分で作ったらいけないのでしょうか?。紙タオルよりは，水切りコーナー用のとかのフィルタの布とか何重かにして使うといい様な気がするんだけど，だめですか?。
…。
裁判員制度。気がついたら会社でも休暇が取れるようになっていました。
裁判員が被告に同情しないか心配という被害者の方。まぁ気持ちはわからないでもないけど，裁判官でも情状酌量とかするから，どっちでも一緒じゃないかという気がします。それから，量刑判断が難しいとかいろいろいわれますが，まぁ一審だし…変な結果が出たら，控訴もできるわけだし，そういう心配せずに市民的な感覚で裁いたらどうなるか，無心でやってみたらどうかな?という気もするんですが。
というか，やりたくないので言い訳をいろいろ考えている人って多いですよね。
まぁ，そんなところで…。

5/21(かなり疲れ気味)
今日は三箇所出張。昨日も書いたけど，ちょっと今週は気分的に落ち着かず良く眠れないので疲れがたまってる気がする。ストレスで抵抗力が落ちると，それこそ風邪とかインフルエンザとかかかりやすくならないか気になる。体の傷も痛いし。
今日電車に乗ったら，若干マスクをする人が増えている。ダイヤが乱れ気味だったのも，何か関係があるのだろうか?

5/20(眠るためにTVをつける)
八王子でもインフルエンザが出たそうで，中央線もマスクだらけになるんでしょうか?。そういうわたしは米を買いました。
それはいいとして，さいきんちょっと仕事で心配事があるからなのか，早朝目が覚めます。3時とか4時とかに。目が覚めると同時に仕事のことを考えているので，それが原因なんでしょう。たぶん起きなかったら，仕事の夢見てるだろうなぁという感じ。
心配ごとといっても何かすることができることじゃないので，早く起きてもすることはない。仕方ないのでTVをつけて深夜に録画した番組とかを見てると寝てしまう。TVを消すと意外に目が覚める。
たぶん，TVを観てるとTVのことを考えるというか，考えないか，そのお話とかを頭で反芻するので，仕事のことは忘れ，気が楽なり眠くなる。消すと何にも考えがつられないので，また仕事のことを考え出すとか，そういうことでしょうか?。
心配事があって眠れないときは，TVをつけるほうが，寝れるんだ… と思ったのはおもしろかった。寝入りばなに本を読んだり，パズルゲームをすると眠れたりするんだけど，あれは目が疲れて寝るのかと思ったら，どうもそれだけでもないのかもしれない。あまり興奮しないことに頭を専念させたほうが眠くなるというか。
と思いました。今日は良く眠れるかしら?

5/19(インフルエンザに関する素朴な疑問)
関西でものすごい勢いで新型インフルエンザの患者が発見されてますが，それ以外では今のところ発見されてません。今日会社の帰りに電車に乗って，その後薬局に寄りました。関西では数割の人がマスクをして歩いているらしいですが，こちらではまだ数パーセントいるかどうか…というレベルです。まぁちょっと増えた気がしますが。ですが，薬局のマスクは相変わらず売り切れです。これって，みなさん，使ってなくてひたすら備蓄してるって事なんでしょうか?。あと，薬局でアルコールおしぼりを買おうとしたら売り切れてました。手洗いジェルも売り切れてました。薬用石鹸の類も結構品薄でした。これもみんな使い出したのか，はたまた備蓄してるのか?どちらでしょう?。
まぁマスクは使い出したらあっという間になくなるということで備蓄してるんでしょうが。
一方で，「マスクは予防にならない」といってしない人たちも結構います。そういう意見があるのはわかってるのですが，では，マスクをするとまずいことは何があるのでしょう?。効果があるかどうかわからなくてもとりあえずすればいいのに。自分が感染していたときに飛沫の距離を短くする効果はあるらしいし。
今回のインフルエンザいは症状は軽く，でも感染力は強いという感じらしいですが，だったら実はもうかかっている人が結構あちこちにいるってことはないですか?。インフルエンザウイルスって発症しないと抗体はできないのでしょうか?。わたしはここ10年以上季節性のインフルエンザにもかかってませんが，これってずっと抗体ができてないって事?。それとも感染して発病してないだけで，抗体はできてるって事でしょうか?。
みんなが発症しないと抗体ができないのであれば，200人弱という現在の発症状態は，まだまだ沈静化するには全然足りないな…と思います。その前にワクチンができれば，そっちで沈静化するでしょうけど。感染だけで抗体ができるのであれば，気がつかないうちに抗体ができてることもありえますが，どうなんでしょう?。
関西では学生を中心に感染者が見つかってますが，関空から入ってきたのか? 成田から入ってきたのであれば，きっと途中でも感染してますよね。東京にも結構いる気がするのですが…。というか，東京と大阪の人の行き来の多さを考えると，東京にまだいないとはとても考えられないのだけど…。
イマイチみんなが戸惑うのは，なんかパンデミックにしても蔓延にしてもイメージしにくいこと。どういう風に広がって，どういう風に収束していくのかが良くわかりません。だからとても悲惨なことになるのか，普段のインフルエンザ流行と同じくらいなのか，それとももっと肩透かしなのか…良くわからない。報道だけが不安を増幅している気もします。まぁ良くわからないなぁと思っております。

5/18(がん検診に意味がないとは思わない)
だいぶ前に極東ブログで紹介されていた「治療をためらうあなたは案外正しい」という本を読み始めました。感想は本全体を読んでから書くべきでしょうが，とりあえず，気になったので風邪とインフルエンザとがんのところだけ読んでみました。
前書きを読むと，とりあえず，ちょっと日本人は病院行き過ぎじゃない?というような感じなので，つまみ読みしたところも，そういう感じで書いてあります。そうじゃなくて考えるのは患者自身ですと書いてますが，明らかに行かなくなるように誘導してるので，そういう意見なんでしょう。
風邪とインフルエンザのところはとりあえず「ふーん」という感じで，まぁとりあえず反論は無し。まぁ風邪はわたしも薬で無理やり抑えるより，変に悪化しないのであれば，しっかり寝て治したほうがいいと思います。
ただ「がん」のところに関しては，あまり納得できませんでした。そもそも治療の是非ではなく，検査を受けること自体にネガティブなので，そのことにはまったく同意できません。がん検診をした人としない人の死亡率というのを数字で挙げてますが，その数字の挙げ方自体が，おかしいと思いました。
例えば，大腸がんの

検診を受けた人，約17万人中，大腸がんで死んだのが885人，
検診を受けない人，約16万人中，大腸がんで死んだのが928人
という数字を挙げて，死亡率，

885/17万＝0.51%
928/16万＝0.59%
だから，たいして変わらないと。そして検診を受けてなくて大腸がんで死んでない人は99.41%だと，言ってます。
…。えっと，この分析って正しいんだっけ?(^^;)…と思いました。

数字は正しいでしょうが，まずどちらの場合も死ななかった99%以上の人が 100歳以上まで生きたわけでもないでしょう。大腸がんで死ななかっただけで，他の病気で死んだり，事故で死んだのかもしれません。でもがんって日本病気の死因で一番ってことは，他のがんで死んだのかも知れません。確かにそういう人は大腸がんの検診を受けても意味がないのかもしれませんが，大腸がんが怖くないというわけではないでしょう。そもそも大腸がんの検査しかしてない人なら，外れてたかもしれませんが，がん検診を受けるような人は他のがん検診も受けているかもしれず，どこかで検診に引っかかってるかもしれません。
そもそも死ななかったという17万の人で割って0.5%とか，妙に小さい数字にしてることに不信感を感じます。母集団がどっちも 16万程度という風に考えると，逆に大腸がんで死んだ人1800人のうち 52%が検診を受けてない人だった…と，まぁこっちも誤差と思うかも知れませんが。0.0X%とするよりは大きいです。
というよりもわたしはこの数字を観て思うのは，検診を受けた人の中でがんと診断された人が何人だったか，という人の数字が抜けてるので，検診での発見でどれくらいの人が治療したのかがわかりません。検診を受けてない人の中に，どれくらい大腸がんだった人がいるのかわかりませんから比較はできないのですが，検診の重要性は，その後治療に効果があるか?がわかることだと思います。
そういう意味でいうと，検診を受けてがんと診断された人を母集団にして，「早期治療で完治した」，「早期治療をしたが亡くなった」，「既に手遅れだった」とかを比較しないと，検診の有効性は判断できないように思います。
あと，がんを治療しても，そのあとの後遺症とかで苦しむ期間が長くなる，みたいな事を書いてますが，それは医療行為全体を否定してる読めます。ただし，あまり明に書いてませんが，高齢者のがん検診が意味がないというのであれば，少しは同意します。後遺症で苦しんで結局完治する前に亡くなる方も結構いるんじゃないかとか思いますから。ただがんは若年層にも結構います。そういう人たちは一日でも早く発見しないと，すぐに手遅れになるし，助かればその後数十年生きるかもしれません。だからわたしはがんを早期発見するための検診は意味があると思います。がん検診は治療するためのではなく，あくまでも治療可能なうちにがんを見つけることだと思うからです。
ついでに書くと，患者の心情と統計ってなかなか，相性が悪いとも思います。これについてはここに書きました。

5/17(インフルエンザ)
記録をかねて…。
昨日だっけ一昨日の夜だっけ?，神戸と大阪で海外渡航の経歴がない高校生から新型インフルエンザのウィルスが発見されたとのこと。今日の時点で既に50人近くの患者が認定されている。まぁあわててみんなが検査したというのもあるんでしょうが，とにかく海外渡航がないってことは，国内で感染が起きてるってことで，関西の方は，学校閉鎖とか大阪府の公共施設の使用中止になるとかいうすごい勢い。神戸にいる友人によると，地下鉄の中は，出歩くなという放送を流していて，みんなもマスクをしているらしい。そういう状況なのに東京はまだ1割もマスクしてないな…。今のうちからしておいたほうが，いいように思うけど。
いずれにせよすごい勢いではある。東京に来るのは時間の問題だろうなぁ。最近あちこち出張の予定があるのだけど…大丈夫だろうか。動きが早いので，なかなか状況が読めない。あと嫁が大阪にいるので，そっちの方がもっと心配。わたし自身は，たぶん二，三日熱出して終わりだろうけど，嫁の場合，そうもいかないだろうし。
ところで，大阪府全体として学校へいさとかいう，この状態，やっぱり世界的に見たらあわてすぎなんだろうか?。一週間学校閉鎖したからってその後大丈夫なものかね?。その間に抗体とかワクチンとかができる…ってわけでもないだろうし。
ついでに…。インフルエンザネタでどうでもいいことになってしまったけど (笑)，民主党の党首は，また鳩山さんです。とりあえず，はぁ，という感じ。

5/16(コンテンツの値段)
わたしは結構podcastを聴いてます。本と違って，歩きながらでも聴けるのが結構良いです。で…，最近愛聴していたpodcastが有料化されているようです。まぁ人気があるものから有料化する …って事なんでしょう。
せっかく愛聴してるのだから，お金を払いたいとは思うこともあるのですが，なんかやっぱり躊躇してしまいます。
たまたまわたしが聴いていた番組が二つ有料になって，どちらも月500円くらいだったのですが，ちょっと高い様に思う。どうも，この辺の値段がミニマムな気がします。事務処理上，そうい単位で取らざるをえないのだろうけど。
一プログラムで，月500円は高いでしょうか?。というか，まず月単位の契約なのが引っかかります。一本単位にすると，もっと安くなるならいいんですが，たぶん100円とかで課金するにはいろいろ手数料とかがかかるんではないでしょうか?。
わたしは普段結構雑誌を買ってのですが，定期購読してる雑誌は一冊もありません。何かの会誌(学会誌とかJAFとかは定期購読してますが，そんなに読むところがあるかというと…)。定期購読するって事にまず障壁があります。気分とかで買いたいし。
一本100円とか200円という単位なら買うコンテンツは結構あると思いますよ。あと雑誌は立ち読みをして買えるものも結構あって，パラパラとめくってからおもしろそうだとじっくり読みたいから買うとかそういうもの多い。
つまり，これまでフリーだったものから，いきなり有料の定期購読，しかもカード自動引き落とし…というのが飛躍しすぎな気がします。もう少し中間の形態が欲しいわけです。

5/15(睡眠時間はどれくらい必要?)
最近仕事が立て込んでいて，ちょっと帰るのが遅い。帰るのが遅くなると夕食が遅くなるので，結果的に寝る時間も遅くなります。まぁ世の中には終電まで働いている人もいて，全然遅くないのですが。先日退院後初めて会社で夕食を食べて，その後仕事を続けるというのをやりました。
手術をして，体調に対してかなり意識的になったのもあり，生活行動でずいぶん体調が変化することがわかります。一番影響があるのがやっぱり睡眠時間。睡眠ってすごいなと思うのは，人間は寝てるだけで結構な体調の悪さが治ります。でも，時間はそれなりに必要。習慣でなれるというのもあるでしょうが，とりあえず今のわたしは睡眠時間が6時間だと結構しんどくて 7時間越えるとかなり楽。寝溜めをするのではなく，きちんと同じような時間に寝たほうがいいように思います。朝6時に起きるとすると夜は11時に寝るといいという感じです。
これくらい寝ると昼間もあまり眠たくない。ただし今は昼休みに 10分くらい横になっているのですが，これも結構効いてるかも知れません。
体調に影響があるというのは，わたしの場合は，手術の傷が痛いというのがバロメータになってます。睡眠時間が短くなると背中やお腹が痛くなります。そして体調がいいときは，あまり眠たくはならないのですが，体調が悪いと寝ても寝ても眠たいのというのは，やっぱり体自身が寝ることが体調不良を治す唯一の方法と知っているからなんでしょう。
そういえば，会社とか社会とかの健康問題とか心身問題が良くあがりますが，しっかり×時間寝ましょう，というガイドラインとかは出てきませんね。労働時間とかは話題になるけど，睡眠こそきちんととったほうがいい気がします。寝てるだけ結構健康が維持できると思います。もちろん，一旦病気になっちゃうと，寝ても寝ても，元に戻らなかったりするので，あくまでも健康維持であり病気の治療というわけでもないのでしょうが。

5/14(逃げ道を用意できないか?，そして対人は大事)
東北大で院生が自殺した件で指導に過失があったという結果が出たそうで。
まずは生徒さんにお気の毒とおもったのですが，それに加えて，大学関係者には知り合いが多い(東北大はいないけど)自身からすると，大学の方は大変そうだなぁ，と思いました。
大学の先生っていろんな人がいるので，おそらく問題が大きい先生もそれなりにいて，でもそうじゃない先生もいて，さらに生徒の方はもっと色んな生徒がいるから，自殺の原因はいろいろありえて，なので，個々のケースを調べないとなんともいえません。それで，今回は個々のケースを調べて，指導に問題があったという事なので，指導に問題があったのでしょう。
そういう個別のケースではあるのですが，それに影響を受けて，大学が色んな対策をうたなくてはいけなくなったり，指導するほうも，どう指導していいかわからなくなったりとか，そういうことがあり得るので，そういうのは大変だなぁと思ったわけです。
もっとも死んでしまった生徒の方は，そっちの立場に関係なく，大変だったわけで気の毒だったわけですが，まぁこちらも個々のケースによるので，あまりどうしたらいいとは言えません。
実はわたしは，あまり大学の先生で苦労をしたことはありません。でもわたしの知り合いには何人か先生とうまくいってない人もいたし，知り合いの知り合いぐらいになると，本当に先生が障害になって研究活動ができないような人も聞いたことがあります。ですから，今回の様な事件は，まぁあり得るだろうなぁ，とも思います。
一方で，学生ってこういう先生が障壁になっているときに，それをどうクリアするか?，どう乗り越えるか?が意外にみんな考えない。話題にならないし，実行する人も少ないので，お手本がなくて，ますます先生で苦労する学生は手のうち用がなくなってる気がします。
簡単に書くと，担当の先生を変えたり，所属学部を変えたり，大学を変えるという手があったりするのだけど，実行する人はあまりいません。苦労して入った大学だし，先生といざこざを起こして他の先生や学校に移っても，業界が近いと，受け入れてもらえないというケースもあるんだけど，でも，そういうことやって，それなりにやってる人も知ってるので，可能といえば可能なんだろうなとも思います。
子供の学校のトラブルは，そこから抜け出る方法を当事者が思いつかず，深みにはまっていくというケースが多いという気がしますが，そういうときに抜け出る道があることを，もう少し意識させられないのかな? とは思います。

もうひとつ，あくまで今回の話とは関係なく，よく若い学生とかがネットとかに書いてるのを見て思うのは，若い人は，実力があれば成功して，人付き合いとか対人的なものは，あまり重要じゃないと思っている人が結構いる気がします。だからSNSとかで研究室とかにいる学生の書き込みを見ると，先生といざこざを起こしながら，「認められない」と怒っている人がいます。でも，実際は社会に出てもそうなんですが，実力と人当たりと両方ないとうまく行かないパターンが多い。極端なことを書くと，たぶん実力より人当たりの方が重要だったりします。まぁ人当たりといってもいろいろあるんだけど。
そういえばネットである芸能人が干されていた理由というのを一般人があれこれ書いてましたが，やっぱり根本的には人当たりで干されてるんですよね。もちろん，誰かに目をつけられて，というパターンもあるんですが，人当たりが良くなったら，仕事が増えたという人が結構いる様です。芸能人もルックスや芸が大事の様に思うのですが，実際の社会はどんな才能がある人も一人では仕事ができないので，やっぱり人当たりというのは大事なのだと思います。

5/13(訂正)
ためしてガッテンで前立腺癌の話をやっていて，初期の前立腺癌は放射線治療も有効みたいなことを言っていました。先日清志郎の喉頭癌の話で放射線治療で治るの?と書きましたが，癌によっては放射線治療も有効ということか?。どういう癌のどういうステージに有効で，完治するのかとか?詳しい話はわかりませんが，先日のわたしの日記で不安に思った方はごめんなさい。でも，清志郎の最初のニュースで不安に思ったのは事実なので，そこを修正するつもりはないのですが，放射線治療が単なる延命治療というわけでもないのかもしれません。
お詫びと訂正でした。

5/12(気温の話，政治の話)
今日は仕事が忙しくあまりいろいろ考える暇もなかったので，ちょっと，最近の小ネタを。
今年の春は，どうも気温の変化がおかしい気がします。今週は大変暑く28度とか普通に上がるのだけど，その前の週とかはむしろ寒くて23度くらいしか最高気温がなかったりしたように思います。というか，全体的に寒いというか暖かくない春と，先週までは思っていました。確か先月あたりもずっと寒いのが続いていたと思うと，数日だけ暑いとかそういうのを繰り返しているのですが，今年の異常気象はそういう流れでいくんでしょうか?。
世の中的には新型インフルエンザが心配されてますが，気温の変化の激しさのほうで体調も崩しがちで，抵抗力が弱ってるときに，ウィルスが入ってこないか心配です。
…。
小沢民主党党首が昨日辞任を表明しました。わたしは民主党を支持してないので，特にコメントはないというか，ふーんという感じ。次の党首が岡田さんとか鳩山さんとか言ってるあたりで，やっぱり民主党には期待できない。
その話とは別で，最近政権交代が必要だ…ということが政治に対して意見を持つことと思ってる人たちが多い気がするのですが，それって本当に自分で考えたの?，誰かの受け売りとかマスコミが言ってるから，そう思ってるだけじゃないの?という気もちょっとしたりして。あまり自分で考えずに，そういうスローガンだけで理解した気になってると，それこそ小沢さんの様にイメージが崩れるだけで，一気に失望するとかそういうことになるよ…とか思ったりしてます。
まぁ政権交代があったほうがいいとはわたしも思うけど，もう少しちゃんとした政党じゃないとね，とわたしは思い，政権交代があればどんな政権でもいいとは決して思いません。まぁこの辺は前も書いたけど，政権交代が起こっても何も変わらないか，もしくは最初はものすごく混乱するかどっちかだと思っていて，いきなり良くなることはない。それに我慢する覚悟がわれわれにあるか?ということだと思います。
色んな意見があってもいいとは思うけど，なんとなく，誰かの意見をそのままなぞって意見を言った気になってる…というパターンも結構あるような…。
…。
新型インフルエンザ…。感染者の数の増え方を観ると，すごい増え方だなぁ，とは思う。弱毒性とはいえ，ちょっと怖い。そういえば最後にインフルエンザにかかったのっていつだったっけ?。
…。
まぁ，そんな感じかな。

5/11(人の人生と幸せ)
義理の弟の結婚式に出た帰り，義理の妹が「人の人生を観るのは良い」みたいなことを言いました。続けるに，人の人生を観ると，いろんな幸せが世の中にある事がわかり救われるとのこと。自分の人生だけを観ていると，人生の幸せは「これしかない」と思って袋小路に入ってしまうが，いろんなパターンの幸せを観ると，あぁーこういう幸せもあるんだなと思うから救われる …というような話だった。
…
fujiponさんの凡庸の哀しみというのを読みました。わたしは凡庸という言葉がイマイチ良くわからないのですが，ここに書かれた勝手の想いには幾つか共感しました。寝るのが怖いと思ったこともありますし，名前を残したいと思ったこともあります。わたしは親と比べてどうのこうのというのはありませんでしたが，若い頃は親とは違う仕事につきたいと思っていたし，人と違う何かオリジナルなものになりたいという想いはかなり強かったと思います。いや，今でも結構強いです。芸術が好きなのも，人より優れていることよりも人と違ってることを求めているからでしょう。
今では，歴史に名を残すのは無理かな?とは思ってますが，専門書のどこかに自分の論文が引用されたりすると良いなとは思っております。その程度。
自分は死を意識する病気になった事もあり，ある意味死ぬことについては諦めがついた様なところがあります。ただ，今はそれよりも自分が残していく人達の先行きが気になる，ただそれだけでしょうか。
人の幸せとはなにか誰が見てもオリジナルな何かになったりすることではなく，普通に生きて普通に自分の周辺の人達に何かを残すことかなと今は思います。それが世界に爪痕を残すということかも知れません。自分を残す人達とかかわり合いがしっかり持てれば，それが幸せであり，そういう期間が長ければ充実した人生だったと言えると思ってます。
…
世界中の誰が見てもこの人を知っている…という成功は数少ないパターンかも知れませんが，人間の一人一人のかかわり合いは，物凄いパターンがあります。その中には数得きれないほどの幸せなかかわり合いもあると思います。義妹のいう「それぞれにいろんな幸せがある，人の人生」，特別ではないという意味では凡庸なのかもしれませんが，「こういう幸せもあるんだ」という意味でもあるように思います。

5/10(ゆるキャラとお城)
昨日琵琶湖で結婚式に出席して，今日は東京に帰るだけなのですが，せっかくなので彦根に寄って彦根城とひこにゃんを観てきました。一応，スケジュールを確認して朝一の登場に間に合うように彦根へ…。と言っても電車の本数がそんなにないので，付いたのは10時45分くらい。タクシーに乗って急いでいって，入り口から階段を駆け上がってひこにゃんの前に着いたのは10時55分くらい。着いたと同時に「後10秒で退場します」というアナウンスが(笑)。とはいえ，たっぷりとひこにゃんは愛嬌を振りまいてしっかり5分かけて退場しました。
その後せっかくなので(笑)，彦根城の天守閣に登り，あと博物館と庭園を観て帰りました。2時間くらいでしたが，十分に堪能できたし，また来たいと思いました。
ひこにゃん人気で有名な彦根ですが，彦根城自体も十分見ごたえがある古城だし，歴女じゃないけど，歴史史跡とかお城とを観るのが趣味の人も増えていますから，別にひこにゃんがいなくても，それなりに人は来るのではないか?という気もします。そういう意味でいうと，ゆるきゃらとお城と両方持ってる彦根は最強ということで(笑)。
それにしてもお城が流行るというか，お城を見るのが好きな人が一定量いるというのは，本当にいい事だと思います。歴史的価値があるものでも，観光資源として成り立たないと自治体は大事にしてくれないので，このお城ブームが，ブームではなくて継続的に続くといいなと思います。
あとゆるキャラについて言うと。今日本の広告は，ゆるキャラと萌キャラに支配されているな…と。そのうち人間のタレントは不要になるんじゃないか?という危機感が(笑)…。

5/9(休日)
昨日から大阪に来てますが，今朝テレビをつけたらいきなり成田で帰国した日本人から新型インフルエンザ患者が出たということをやっていて，へぇー。という感じ。ついでに患者が寝屋川の高校生との事で，今日寝屋川とおったんだけど，てな感じで。まぁその辺はなるようにかならないよな…ということで。
今日は親戚が結婚式をするので，出席のために琵琶湖のほとりに来てます。琵琶湖のほとりにまともに来たのは初めてだなぁ。なんか海岸通りみたいだと思いつつ，潮風がないというのも気持ちいい。ドライブコースとしてはいいよなと思いました。
まぁそんな感じで。

5/8(都会と田舎と東京の話)
一昨日ちょっと書いた都会とか田舎とかの話を改めて。と言っても，この手の話はいろいろ思ってるので，やっぱり簡単には書けません。とりあえずいくつかつらつら思うことを。
一昨日書いた話もそうだし，他に都会は刺激的だし地縁が緩いのが良いとか，都会は直線的に発展するとか，そういうのを読んで，まぁそうだよね，と思います。いずれも都会の方が好きという風に読める人が書いた文章だからかもしれないけど，一方で，田舎の方が良いと言う人はいないのだろうか?とも思います。
さて，ちょっと話をそらすと，ここで言われてる都会ってどこだろう?と思うと，たぶん東京をみな想像してるのではないでしょうか?。もしくは首都圏。大阪や京都，名古屋は想定してるのでしょうか?。個人的には東京(首都圏)は日本のほかの政令指定都市級の大都市と比べてもあっという的な違いがあると思います。人口もそうだし，マーケットもそうだし，大企業の本社や行政が揃ってるっていう首都機能もそうだし，それは日本で二番目の大都市圏である大阪圏と比べても圧倒的に違います。そういう意味では東京を想像して「都会」と書くのは少しフェアじゃない気がします。
というのは，逆にここで言う田舎というのが何を指しているかが良くわからないからです。人口が数百や数千人しかいない村や集落を指すのか?。地方の市を指すのか?。地方の県庁所在地くらいの市を指すのか?。はたまた日本にいくつかある地方の政令指定都市を指すのか?。これらはそれぞれ東京とは違います。しかも人口の差による一次元的な順列とも違います。例えば東京と東京の周辺にある小さい市とか町(昔で言うと五日市とか桧原とか，秩父とか)の違いと，東京と福岡市の違いというのは，人口と東京の距離の関係から，簡単にはいえません。福岡は大都市だから一通りの店は揃ってますし，映画館やスポーツ興行もあります。五日市とか秩父とかはそんなものほとんどないでしょうが，電車で1，2千円払えば東京に出れるという強みもあります。秋葉原にしか売ってないものを手にとって選んで買えるという意味では，東京の周辺の田舎の方が，東京を享受できます。
ついでに書くと，わたしは学生時代に一月ほど阿蘇のキャンプ場で住み込みのバイトみたいなことをしてましたが，あの辺までいくと，もっと違う生活です。

そらした話の量が大部分になったので，この話はこの辺で。
で，現在のわたしは東京23区に住んで，東京暮らしを満喫してるって事なんでしょうし，東京のメリットを活かして生活してますが，でも，上京以来ずっと思ってるのは東京というのは，どこか搾取されている気がするということです。つまり無駄にコストがかかる部分が多い。一番は家賃ですが，家賃に関してはたぶん大阪圏と比べても1.5～2倍近く違います。外食も高いです。東京は刺激的ですが，何をするにもお金がかかります。もちろん公共交通機関とかのように東京の方が安いものもありますが，最低限の暮らしをするのに東京の方が遥かにコストがかかります。そして遊ぶのにもいちいちお金がかかります。お金さえあれば刺激的に暮らせるかもしれませんが，逆にお金がないと何もできないし，生きていくのも大変です。
ところが一方で，なぜ東京にいるかというと，東京にやりたい仕事があったからですが，まぁつまり好きなことやってお金をもらおうと思ったら東京に行かなくてはいけなかった。お金を得るために東京に来たのだけど，東京にいるからお金がいる…そういう構造になってます。いわゆるGDPには貢献してるのですが，だからいって，お金がたまったりあまり働かなくても楽に暮らせるわけでは決してありません。
若い頃は刺激が楽しいので，そうやって大量に物や情報を消費することが生きてるって感じな気がします。歳を取ってくるとそこまでしなくてもと思うので，ますます搾取されている感じがします。もっとも歳を取ると東京の便利さが手放せなくなるのですが，病院とか特に。
個人的にはわたしが今まで住んだ中で一番いいと思ったのは福岡市です。福岡市のは都会の便利さと田舎の良さの両方があり，都会の不便さが少ないように思いました。個人的には理想です。ただ学生時代に住んだだけなので，仕事をする上でもそうなのかはよくわかりません。いつか住めるかな。住みたいなと思います。
都会と田舎の話は，またいずれ…。

5/7(マスク)
GWは昨日で終わり，今日から仕事。とはいえ，明日は私用で休むので，今週は今日だけ。さらに，今日は朝からよこすかに出張。午後は世田谷へということで，夕方までずっと外。さすがにそれでは明日も休むから仕事を片付けられなくて，夕方職場に戻り，比較的遅くまで仕事してました。
で，思ったこと。朝からラッシュの電車に乗りましたが，ほとんどマスクをしている人を観ませんでした。もちろん今日は雨ですので，インフルエンザウィルスは蔓延しにくいのだけど，だからマスクをしてないのか...。それともまだ国内には新型インフルエンザは入ってきてないからマスクは不要と思ったのか...どっちですか?。
というかGW中に薬局から消えてしまったマスクは使われずにどこにあるのでしょうか?。ご家庭に備蓄?。もしかしたら石油ショック時のトイレットペーパーみたいなもの?。かくいうわたしはGW中も電車に乗るときはマスクをしてたのですが...。
日本人は用心深いのかどうなのか良くわからないなぁと思いました。

5/6(若者への投資)
NHKスペシャル「“35歳”を救え」というのをやっていました。冒頭20年後55歳(つまり今35歳)の人が，少子高齢化で税負担とか医療費とかが大変で暗い未来が来るみたいな話でした。で，今の若い世代が収入が少ないとか，教育費が高いとかで，結婚できないとか子供ができないとかそんな話でした。
連休の最後に暗い話をするなぁ…と思って消そうかと思っていたら，後半は逆で，若い人(といっても30代ですが)に行政が職業訓練とか，子育て支援で投資することで，将来が明るくなるという展開でした。冒頭に暗い話をして後半で希望を描くのはいつものクローズアップ現代の手法ですね…って感じで，まぁNHK的に手馴れた演出です。
で，冒頭，若い人たちが収入が少ないから子供が作れないとか，そんな話をしてるときに思ったのは，でも今から40年前とかの人が別に今より収入が多かったりしてたわけでもなくて，それでも子供を作って育てていたんだけどなぁ…などと思ってました。つまり，今の社会は収入が少ないとかコストがかかるとか，そういうのだけが子供を作る障壁になってるのではなくて，もっと別の何かがボーダーを上げているんじゃないか?とそんな気がしてました。
ちょっと話がそれますが，ちょうど今日なぜか都会と田舎の話がネットで話題になっていて，例えば「田舎は好きだが、それでも東京を選択する」とかいう文章がずいぶんブックマークされていたりするのですが， TVで地方のほうでの子育て支援とかの話とかを見てると，東京は家賃も高いし，収入も田舎より多いけど，生活や子育てコストはそれ以上に高いのではないか?とか，でも「楽しみ」や「刺激」のために都会暮らしを人々が望む場合…それって，本当に社会のせいなの? とか思ったりもしました。まぁ都会と田舎の話は，もっと別の点で思うところはあるので，また別途書くつもりですが。
TVの結論は結局は若い人に投資しましょうって話なんですが，一方で年寄りの話はまるでなかったかのように無視してました(笑)。 NHKはそこまででもないにしても，民放はこれまでずっと年寄りの方に投資しましょうとばかりで，若い人に投資しようとはほとんど言ってきませんでしたからねぇ…ちょっと新鮮でした。というか，たぶん「若い人に投資して明るい未来を」と言ったら御年寄りも反対はしないだろうけど，「お年寄りの投資を減らし，若い人に投資しましょう」というとどういうんでしょうね?。賛成してくれるのでしょうか?。
あと，みていて思ったのが，終身雇用とか，社宅完備とか，そういうのがなくなって労働者が安心して子供を作れなくなったというけど，もともとそういうのって，企業が良質の労働力を確保するためにはじめた施策なわけで，別に社員のためだけじゃなかったはず。つまりそういうのをなくしたから，雇用の質が下がっているともいえて，つまり福利厚生を上げた方が，企業のためでもあると思うんですけどね…。いつからなんでしょうねぇ…，そういうものの見かたができなくなったのは。

5/5(本を売る)
ゴールデンウィークももうすぐ終わりですが，この休みは引越しの準備に明け暮れていたので，ほとんど出かけてません。とはいえ，片付けのために，持っている本をブックオフに売ったりしてました。伝票を一部捨ててしまったので，正確な数字はわからなくなってますが，たぶん150冊は売ってます。で，合計八千円くらいになったようです。一冊50円くらいですかね。ブックオフじゃないようなちゃんとした古本屋にもっていくともう少し値が付くような本もある様に思いますが，そういうのを選別するのも面倒なので，まぁいいかなと。それでもたぶん持っている本の2割も売ってないと思うので，まだまだあります。
わたしは本は，買って読んで，しばらくして売ってしまう本と，読んで気に入って長く持っている本がありましたが，今回は結構長く持っている本も売りました。意外に抵抗ありませんでした。というのは，わたし自身が，その本を読んで感動というか，考えを新たにしたり，影響を受けた時から考え方が変わってしまって，今はあまり読み返したいと思わないからです。もうひとつ，気に入った本を持っているのは，いつか誰かに薦めるかもとか思ってもいたのですが，やっぱり考えが変わったので，もうそれはないかな…と思うような本が結構ありました。逆に今でも人に進めたいとか，何かを書くときに引用したりする可能性があるので捨てられない本もありますが。
まぁでもやっぱり普通の本は捨てようと思えば我慢して捨てられるかなぁ。むしろ楽譜とかの方が捨てられなかったりします。学生時代に使っていた本とか，自分で手で描いた譜面とか，とても捨てられません。結構量あるんですよね。ただし，この辺のものは，いつも本棚に並べておく必要もないので，まぁ新しいところで本棚に立てるかどうかはわかりません。
楽譜の話は置いておいて，話を戻すと，そういう以前影響を受けて，今は，「あぁーでもそれも今となってはなぁ」と思う本とか，そういうのを見てると自分もずいぶん変わったなぁと思いました。

5/4(ギミックが本質に取って代わる?)
JR北海道で電子タバコが禁止になったというニュースがとても興味深い。おそらく禁煙パイポとかは禁止じゃないと思うので，そうであれば，記事から読み取れるように，水蒸気の煙と先端の赤い光が問題なのでしょう。
そもそもタバコを吸わないわたしは，ニコチンもタールもないのに水蒸気と赤い光がどれだけタバコの禁断症状を和らげるのかまったくわかりません。口がさびしいならハッカパイプの様にハッカとかで香りをつけるとかでも良いでしょうに，やっぱり煙と光が必要なんですか?。
ちょっと思うはこれって，ニコチンパッチと真逆だと思うんですが，どっちが愛煙家には心地よいのでしょう。
で，一方で嫌煙者も水蒸気と赤い光であり，まったく健康には影響がないのに，電子タバコが問題なのでしょうか?。
そもそもタバコがよくないのは健康に害があるからで，吸っている人も周囲の人も影響を受けるからのはずなのに，既にそこから外れてしまい，タバコに見えるから禁止という風になっているところが滑稽に思います。
…。と長々と書いたのはボケてみただけで，実際は，本当にタバコを吸っている人と，電子タバコを吸っている人の見分けが付かなくて，注意をすることができないからとか，電子タバコを吸っている人を観たタバコを吸いたい人が，つられて吸ってしまうからっていうのが，本当のところなんでしょうけど，それってどちらも決まりを守らない人が多いので注意しなくてはいけない，つまり決まりを作れば，自主的に守ってくれることを期待してないって事だよなぁ，と思いました:-p。

5/3(忌野清志郎とがん)
忌野清志郎ががんで亡くなったとのこと。
特別な想いがあるわけでもないのに，有名人が死んだだけで話題に取りあげるのは，その人の死を消費しているような気がして，不謹慎な気がするのですが，清志郎の2年半前にがんで治療を始めた時期は，わたしががんの治療を始めた時期とほとんど同じであり，当時のわたしにはものすごく関心が高いことだったので，今回亡くなった事については，いろいろ思うことがあります。わたしは清志郎については特に強いファンというわけではありませんが，わたしが音楽をやっていた時代には人気があったため当然何曲も知っている曲があります。とはいえ，音楽の話は置いておきます。
清志郎は二年半前に喉頭がんが判明して，治療のため休業しました。たしか当時のニュースでは，手術はせずに放射線治療との事でした。抗がん剤を使ったかは知りません。喉頭がんの各ステージの標準的な治療をわたしは調べてませんが，当時のニュースを聞いて，手術をしないのは，手術をできないくらい進んでいるということなのだろうか?と思いました。ただ，当時そういう不吉なことを言う人はネットにもメディアにもいなかったので，治るといいなとは思ってましたが，喉頭がんが果たして外科手術をせずに治るものなのか?という疑問はずっとありました。一時期回復してステージ活動を行ってましたが，本当に治ったのか?という疑問はずっとありました。
がんにもいろいろあるかとは思いますが，進行性のがんで，手術をせずに全快(緩解)したという話は，めったに聞きません。抗がん剤が効いていて， 5年以上通常生活をしている人は，ネットで見かけてますが，そういう人も結構稀な気がします。放射線治療が外科手術並みに効果があるものなのか? というのは，良くわかりませんが(追記5月13日:癌によっては有効みたいです)，清志郎が外科手術をせずに放射線で治療をすると言った時に，医者は治りますよといったのだろうか?，それとも切れないので延命として放射線治療をしましょうといったのか，どっちだったのでしょう?。それはずっと引っかかってました。
がん治療に入ったとき，また清志郎が復活ライブを行ったときに，ファンは全快を期待，信じていたように見えましたが，わたしは，そんなことがありえるのだろうか?とずっと思ってました。でも，もし本人は全快のあてがないことを知っていても，それを黙っている以上，もちろんファンも全快を信じ，復活を喜ぶものなのでしょうか。
清志郎ががんの治療をはじめるとき，確か「ブルース」とか言っていたように思います。それはどういう意味だったのかなぁ…。昔20年前くらいでしょうか，清志郎が当時，雑誌のインタビューでミックジャガーが健康のためにジョギングをしてることを批判してるのを読んだことがあります。ロックミュージシャンが健康に気を使ったりするなよ，みっともない，みたいなニュアンスでした。ロックはいつまでもアウトローでないといけない…そういう生き様自体がロックだ，みたいな感じでした。
その後?清志郎は父親になって，父親らしい側面を見せながらも，反社会的なパワーは持っていたように思います。でもそこには子供のために健康に気を使い長生きをしよう…という生き様じゃなかったのかな，清志郎が言ったブルースは前向きな言葉だったのか，実はそうじゃなかったのか，良くわかりません。
そんなことを思いました。いつかはこういう日が来るかな…とは思ってましたが，もし彼が全快したら，わたしにとってもすごく励みになると思っていたのもあり，やはり亡くなった事は，すごく残念なことでした。

5/2(ザウルスの充電機能の話)
mixiでは同じ症状にあってる人がいたのですが，インターネットでは見かけなかったので，メモもかねて。
わたしはザウルスのSL-C860をもう5年くらい使っているのですが，最近急に充電ができなくなりました。バッテリは本体に入っていて，本体をACアダプタにさすことによって充電してます。以前からまる2日ほど充電しないと本体のバッテリインジケータが減り始めるという感じだったのが，最近急にインジケータが満タンにならなくなった。
さすがに5年使っていればバッテリも死ぬだろうと思って，新しいバッテリを買いました。買ったのはEA-BL08K。500回くらい充電できると書いていたように思いますが，5年使っていたって事は500回以上充電してるようにも思うけど，まぁ結構もつなと。
で，新しいバッテリを買ってC860に入れたのですが，充電できず。何時間たっても満タンにならないし，本体の電源を落としてACアダプタにさしていると充電ランプがすぐに消える。
もしかしたらバッテリが不良だったのか?と。EA-BL08Kよりも新しい型番であるEA-BL11の方ならきっとロットも新しいだろうと思い，こっちも注文して買ってみました。で，この件をmixiのザウルスコミュで調べていると，同じ症状(本体では充電できないという)の人がいて，外部の充電器CE-BC22だと充電できるという話だったので，CE-BC22も買ってみました。
で，EA-BL11を本体入れて充電したら，やっぱりできない…。さすがにこれはバッテリの不良じゃなくて本体の不良か?ってことで，充電器の方に入れてみると充電できる。EA-BL08Kの方も充電できる。古い元々入っていたEA-BL08も充電できる。ってことで，結局悪かったのはバッテリじゃなくてC860本体の充電機能って事?。古いバッテリも元々使えるって事?。本体で充電できないってことはバッテリが減ったら取り替える必要があるのでバッテリが二つは必要になるのだけど，今回どうせ買ったので，しばらくこれで様子を見ようと思います。なんかmixiではそのうち直ったという話もあるので，なおったらいいなぁと思ってます。

5/1(危機のときに目立つ)
忙しくてあまりニュースを見る暇も無いのだけど，観たら観たで，インフルエンザの話ばかりをやっている。どうでもいいとは思わないのだけど，過度に流れていると，不安ばかりが強調されて，ちょっと困る。
そういえば，薬局からマスクがなくなっていたけど，国内でまだ一人も感染者が出てない状態で，そこまで神経質になるのだろうか?。いや，最初の数人目になりたくないってことだろうけど。
TVを観たら舛添大臣が出ていた。こういうときに役人が書いた答弁じゃなくて，自分の言葉として語れる大臣がいるのは頼もしい。麻生さんもこういう危機の時は非常に明確なことをいい，そういう意味では頼もしい。頼もしいだけで，本当に頼りになるかは，謎なんだけど(笑)。テポドンのときもそうだったのだけど，麻生さんは危機のときに株を上げる気がする。そういう意味じゃ経済危機のときも早々に対策を発表して本当は株を上げるはずだったのだろうけど，あの時はマスコミとかにつぶされた。
NHKは地震とか台風とかそういう天災のときにずっと中継をして，それなりに視聴率を集めるからかも知れないけど，今回のインフルエンザのニュースもやたら取りあげている。台風とはちょっと違う気もするんだけどねぇ。NHKもこういう時にはやたら目立つね，と思った。

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