2009年11月の日記&雑感


だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。 あしからず。


11/30(漢方薬と保険適用)
事業仕分けで漢方薬を保険対象外に という話を聞いて,えぇー??と思ったんですが,どうやら長妻さんが, それは無い…とか言っているらしい。「えぇー」と驚いたのは, 漢方薬の中には実際に医者が処方してるものもあるし,はっきりと 効果がある…例えば解熱効果があるやつとか,下手な西洋の薬より 過激に効くものもあるので,保険適用外…とかするのは,よく効く薬を 安く使えなくなることになるのでは?,と思ったからです。
でもよくよくその後ネットの議論を読むと, 漢方薬はそもそも無審査で保険適用された経緯があるとか, 保険適用 するならエビデンスを示すべき等という意見を読んでいて, まぁそれはそれで一理はあると思いました。
わたしは抗がん剤などの新薬は今よりも保険適用の範囲を広げるべきと 思っているので,保険適用範囲を狭めるという判断自体に抵抗を 覚えますが,それでは今まで無審査で適用されていた漢方薬を はずすことのメリットはなんなんでしょう?。その代わりに何か 適用対象が増えますか?。
はてな匿名日記とかの議論を読むと漢方薬には長期的に効くのも あるのでエビデンスを示しにくい…という意見もあり,それも もっともだ…と思いました。確かに長期的に効果が出るものは, 示しにくいよな…と思う反面,それって医者が処方するような ものなのだろうか?,穏やかに効くのであれば,薬局で普通に 買う薬…ってわけには行かないのか?という気もします。サプリメントとか トクホとかだって,効く部分はあるんだけど,薬じゃないし。
あともう一つ思うのは,患者によって効いたり効かなかったりする 薬の場合,エビデンスがある…ということはいえるのでしょうか?。 しかもその確率が低くても,効いたら助かる…という薬は 稀にある様に思います。というか抗がん剤とか,そんな感じですよね。
保険適用というのは,効果(エビデンス)があるということと,安全で あること…なんでしょうけど,実は患者であることを考えると, もう一つ,値段の問題があります。効果があるか無いかわからなくて, とりあえず使ってみて…という場合でも,必要な量を買うのに 月に1000円くらいですむなら,まぁ保険は無くてもいいかなと 思いますが,逆に確実に効くけど,一日10万とかかかったら無理です。 1万でも無理。こういうときに保険を適用して欲しいと思います。 ちなみに抗がん剤の場合はリスクがあってもやっぱり適用にして欲しい。
健康保険は三割負担…とかいいますが,実際は月に数十万とか 自己負担がなることはありません。ある程度の額を超えたら, 三割どころか,上限額を越える額は払わなくてよくなります。ですから, 数十万とか数百万とかの医療を受けるときこそ保険が必要になるのです。
保険適用を無尽蔵に増やすことのリスクは,医療費が増えて,保険で まかなえ無くなることでしょう。ですから,保険適用範囲を 狭めたいと気持ちもわかります。で,それが漢方なんですかね?というのは もう少し色んな意見を聞かないとよくわかりません。
それと今は診療報酬の話も議論に出ますが,そもそも薬とか 医療機器の額って適正なんですかね?。もっとも薬とか海外の製品もあって, 値切るなら売らないということになるのかもしれませんが…。

11/29(クリエイティブに過去の知識は必要か?)
知らない方のブログに対する突込みで申し訳無いのですが,「 映画を体系的に理解するための7作品」というのを 読んで…。
挙がってる映画はどれも有名な映画ばかりだなぁと。わたしはそこまで 映画のマニアとかファンという自覚は無いのですが,さすがにここに 挙がってる映画はみんな知ってるし,「用心棒」以外は全部観てます。 用心棒は観て無いけど黒澤映画は5本くらいは観てるので,まぁ いいたいことはわかります。一応これらの作品がその後に与えた影響を 書いてあるあたりが「体系的」ということなんでしょう。メジャーな 作品ばかりで,たぶんマニアが観たらがっかりするリストなんでしょうけど, 実際ヒットした映画というのは多くの人に観られたということなので, その後に与えた影響は大きいし,歴史的な意味も大きいでしょう。
まぁ,でも申し訳ないけど,最初に「クリエイティブなことをしたいのなら、 映画を見ることは欠かせない。また、単に見るだけではなく、 それを包括的・体系的にとらえることも必要だ」と書いてるのを読んで, そうかなぁとは思ったんですよ。いやそのクリエイティブというのが 映画を作ることなのか,それとも映像制作まで含むのか,それとも ほかの事まで含むのかはよくわからないのですが。
わたしは音楽のことしかよくわからないので,音楽で考えてしまいますが, 音楽はたぶん,過去の作品を包括的・体系的に捕らえているかどうかは, その人の創造性には直接は関係ないと思います。いや,そういう 人もたくさんいるんですが,中には過去の作品をほとんど知りませんという 人がいて,そういう人がある日とんでもない作品を作って,そこから 新しい道が引かれたりする。もちろん過去の作品を勉強しそこから 新しい作品を作る人もいるけど,包括的…かどうかは疑問です。
なんか過去の作品を包括的とか体系的に捕らえるのは,評論家や学者には 必要なことだと思うけど,物事を作り出す人にどこまで必要なのだろうか? という気はします。まぁ確かに過去の作品をほとんど知らなくても 新しいものを作れるのは一部の天才だけで,そうじゃなければ,過去の 蓄積をたくさん知ってるほうが,その知識を頼りに作れるっていうのは あるのかもしれませんが。
ただし映画は,音楽と違い,大人数のスタッフでつくるものだし, 一人の感性だけではなんともなら無いのかもしれません。 スタッフに何かを伝えるためには共通言語が必要で,それが 過去の名作かもしれないという意味では,過去の作品を包括的に 捕らえるっていうのも必要なのかもしれませんが…。
それとこれもわたしの経験だけど,自分が自分の好きな世界の過去作品は ほとんど知ってると思っても,意外に若い人は,全然違うところの 作品をよく知っていたりして,かえって広い世界のことを知っていたり することもあります。あと包括的・体系的っていうのは,長年生きていて, その作品に触れていればあんまり努力しなくてもついてくるので, まぁ意図的に触れなくてもいいかもなぁ…という気はします。 わたしも音楽は色んな音楽をずっと聴いてきて,別に体系的に 捕らえようとかあまり意識してなかったけど,大量な蓄積があるので, それが今となっては頭のマップ上に並べられていて,なんとなく それぞれの関係性みたいのは判ったりするんですよね。そういう 意味では,若いときにそれを求めるのが本当に必要なのかは よくわからないなぁと思いました。

11/28(買い物に行っても欲しい物なし)
今日は天気が良かったので,朝から洗濯をして,その後買い物に行く。 いろいろ買うだろうから,バスで行こうと,バスの一日券を買って 乗車。西友,ヨドバシ,ユザワヤと,途中昼食を食べながらも 三箇所回り,買ったのは毛糸。その後,新宿に移動し, タワーレコード,ディスクユニオン,伊勢丹,ルミネと回って,結局 何も買わずに三鷹にかえって本屋に寄ったら,よつばとの 8巻が出ていたので買って珈琲を飲んで一旦自宅に帰る。
なんかいろいろ回ったのに結局毛糸とマンガしか買ってない。 本当は買い物に行ったのだけど,回ってるうちに,なんか迷ったので, 結局買わず。
ですが,結局のその後もう一度吉祥寺に出て,LANのパーツと, CDを買い,あと食料の買い出しをして帰った。まぁ食料は吉祥寺に 行かなかったら近所で買っていたのだろうけど。
いろいろ回ったわりには買い物が進まなかったのだけど,これを 折角時間を割いて行ったのに何も買わなかったと取るか,無駄遣いを せずにすんだととるか,難しいなと思った(苦笑)。
最近,思うのは一人だった頃に比べるとものをあまり買わなくなってる。 以前は毎週一度は本屋とCD屋に行って何かを買っていたけど,今は CDなんて月一度買うか買わないか…。本もそうだけど,買わないと, なんとなく勘がつかめなくなって,どれがいいか,よくわからなくなる。 まぁ自宅に帰っても本とかCDとか結構あるし,無いならなくていいかとか そういう気分か。
歳を取ると物欲がなくなるのかな?とも思うけど,そうじゃなくて, 嫁と話している時間とかもあって,暇が無いというか,暇つぶしを する必要が無いというか。まぁ,一人でいてすることが無いから, 時間つぶしのためにCD買っていたとか本を買っていたとかいうと, どうにも寂しい話でもあるんだけど(苦笑),ちょっと仕事とか, 楽器弾いたりとか,やりたいこともあったりするのが,どうも, そういう気にならないのはちょっと困るかなぁ。
時間が無いのも,いろいろとすることがあってなのか, それとも単純に歳を取って,時間があっという間に流れるのか, よくわからないなぁ,と思った。
まぁ忙しいのに物欲がある…という性格じゃなくてよかったとは 思う(笑)。

11/27(予算を削るだけなら…)
連日のように事業仕分けの様子がTVで放映されてます。 各省庁の人が会場に呼ばれて,仕分け人に質問をぶつけられて, うまく答えられず,計画の見直しとか廃止を通告されるって感じです。 あの様子を見てると,ガチというか,あぁ,本当に事前に質問を 投げられているんじゃなくて,その場で投げられているんだろうなぁ という気がします。
各省庁が予算要求をして,そして精査されるというのは,これまでも やっていたはずで,それは例えば財務省でやっていたのでしょう。 それを(なぜか意図的に選ばれた項目だけだけど)一般の人の前に 引っ張り出して,財務省外の人が(どうやら財務省のシナリオが あるらしいけど)質問を投げ掛けるのは,予算の精査の様子が 国民に見えるって意味ではいいようにも思います。実際そういう意見も あります。
でも,どうもわたしはTVでやってる様子を見ると,そこでやってるのは 議論や精査というよりも単なる門前払いか通告の様に見えて,あまり 生産的な議論に見えません。
そもそも予算を削らせる…というのは言う方は簡単です。要求元が どんな説明をしても,「本当にそれは必要なんですか?」「そんなに費用が かかるんですか?」「計画を見直せば,経費は減らせるんじゃないですか?」 「必要というのなら,その根拠を示してください」「人数を半分に 減らしてもできるんじゃないですか?」「もっと安いところに 頼めばいいんじゃないですか?」なんて内容がわからなくてもいうことが できます。もちろん要求元はそれに対する根拠の数字を持ってくるんで しょうけど,「その数字あってますか?」とか言っちゃえば 全てを引っくり返すことができます。なんかTVをみてるとそんなことが 起きてるようにも見えます。予算を減らされた担当者が「相手を 納得させられなかった」と残念がってましたが,そもそも止めさせるとか 減らすことが前提で挑んでいる人を,納得させることができるんでしょうか?。
今回問題にもなってますが,多分本当に必要なお金や大事な計画もあるのだと 思います。でも,仕分け人はとにかくお金を削ることが目標だから そんなことは考えてません。そしてこれも各方で言われてますが, 始まる前に全体の方向性が決まってないので,闇雲にお金を削っているように 見えるのです。普通はこういう仕分けをしていると,「あぁ今の政府は ここが重点領域なんだろうな」とかわかるはずなのにいっこうに 見えてきません。仕分けで選ばれたということが,既に重要視して ないのであれば,では選ばれなかった項目は何があるか一覧表ぐらい 見せるべきでしょう。そうしないと国民にはただただ今の政府は国を 萎ませているだけで成長させる気がない様に見えます。
ついでに書くと,どうやらその後に政治判断があるらしいので,仕分けで 削られても,復活する可能性があるらしいです。意味がわかりません。 というか,そもそも予算の精査って,国会の予算委員会でするもん じゃないですか?。どうせ国会は与党が過半数をとってるので, 提出した時点で決まったも同然だから,国会じゃ議論しないんだよ…って 事でしょうか?。だとすれば凄い民主主義です。
まぁ昔から国会の予算委員会は,予算の精査のはずなのに,なぜか汚職とか 関係ない話ばかりしてますから,っていうのもあるんでしょうが。

11/26(立花隆のガンドキュメント)
昨日書きましたが「 立花隆 思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む」の 録画していたのを観たので…。
2年前に膀胱がんになり,摘出。今は経過観察中の立花氏による がんの話なんですが,一言で言うと,一時間以上の時間をかけた 番組だけあって,非常にボリューム感がある番組でした。内容的に 結構多くのことを扱っていてどういう番組だった…というのが 難しい感じです。
最初は自らガンにかかって手術したことで,その再発の検査を受けていて, 再発がもし起こったら助からないでしょうね,みたいな話で, なぜ再発を防げないのか?みたいな話,抗がん剤の話とか つまり医療とガンの闘いみたいな話でした。そしてガンの治療が 非常に難しいという話からガンという病気は…みたいな話に なるのですが,正直この辺くらいまでは,自身がガンになったわたし的には すべてわかっている話で,「ハイハイ…」という感じでみてました。
むしろ最初の方はガンの治療法みたいな話になりそうで,そんなに 都合のいい話は無いだろうとか,ちょっとはらはらしながら観てたのですが, 後半あたりで,ガンというのが人間の生命活動そのものというか, 体の中の細胞のもともとの働きと密接であり,単なる異常と 切り捨てられない…つまりガン細胞と正常細胞をえり分けて薬品で 攻撃することが難しいとかそういう話になりました。
この辺はわたしの認識と同じなので,共感は出来ましたが,結構 ここに至るまでがまどろっこしいって感じだったので,一般的には, ガンを単なる病気や異常と捕らえており,そういうところまで 至るにはこういう説明をしないとダメなのかなぁと思いました。
わたしはガンは基本的に人間の細胞分裂の異常だから必ず起きるし, それを自分の免疫系が防げなくなったり,歳をとって自分自身の 精度が落ちると必ず起きるもんでしょう…とは思ってます。 ですから抗がん剤ががん細胞を攻撃する原理はいくつかあるんでしょうが, 正常な細胞を傷つけずにガンを攻撃するのは困難なんだろうなとは 思います。
もっともほかにもいろいろと専門家の話の中で,興味深い話も あって,それはまた別途書くかもしれません。その辺はとても 面白かったです。
ただ最後に立花氏が自分が再発したら治療しない…といったことに ついては,なんか結論を出すのが早すぎ…という感じで,あまり 共感を得られませんでした。まぁもう歳だし…というのは判るんですが, なんとなくTVでそれを宣言すると,ガンになったらそれを何もせずに 受け入れるのが美学…みたいなメッセージを流してるみたいで, 本人がそう思っていても,TVで宣言するなよなぁ…みたいな 感じ。
わたしは立花氏より若いというのもあるけど,たぶん再発したら, 治療の道をまずは考えると思います。
まぁでも,力作な番組でガッテンとかとはさすがに違うよなとは 思いました。12月13日に再放送があるので,もし興味があれば, 観てみてください。

11/25(徒然)
徒然に。
今日の ガッテンは肺がんの話。月曜日は 立花隆がガンの話をやってました。NHK, ガン強化中ですか?,立花氏の番組は録画して観て無いので, またあらためてコメントするかも。ガッテンはCTの検査をしましょうと 言ってたけど,ガンの恐れは肺がんだけじゃないので,一つのガンの 検査費が安いから…みたいな話はちょっと軽薄に感じた。
…。次。
本当の話かどうかよくわからないのだけど23年間昏睡状態だった男性「ずっと意識があった」と 言う話。この手の話も時々聞く。23年間昏睡で,よく生きていたなぁ。 食事とか排泄は出来ていたのか?…とか思うけど,まぁ信じるとして。 以前TVで誰か俳優が同じようにちょっとの間,家族から植物状態だと 思われるような状況になっていたけど,自分は周りの状況が 判っていたという話をしていたので,たぶんこういうことは実際は あるんでしょう。
そう思うと,そのこん睡状態で尊厳死とかかけられると怖いなとは 思う。個人的には尊厳死はあっても良いと思ってるんだけど, こういうケースだけがとても引っかかっている。特に会話とか 聞こえてると,絶望的な気分になるだろうなあ。
…。次。
今日会社でバスカードとかの話をしていて,わたしは 関東バスユーザですが,Dayカード,共通回数券が 廃止になると聞いてがっかり。PASMOの普及とか言ってるけど, 実質Dayカードの方が割引率がいいし,回数券も期間制限が無いだけ, お得だったので,たぶん実質値上げというか,シミュレーションしたら バス会社の収入は増えてると思う。
だいたいデフレとか言うけど,公共交通機関とか,光熱水費などの 公共料金が下がった記憶が無いのは気のせい?。通信費と,あと 生活にあまり関係が無い長距離(飛行機と新幹線)は下がってるけど。
これって実質生活必需品であるはずの公共料金の支出に占める 割合が増えてるってことになら無いのかな。

11/24(カラオケ)
なんか1年以上ぶりにカラオケに行った。ということで, 今日は日記はお休み

11/23(飛行機と新幹線は互いに食い合う)
この三連休,嫁の実家のある福岡に行ってました。三連休だからなのか 行きも帰りも空港はいつもよりもかなり混雑していて大変でした。 休日は高速道路に流れてるのか?と思いきやそんなこと無い様です。 とか書くとそんなことあるって言うのかもしれませんが,でも, あれだけ混んでいて,赤字というなら,どれだけ混んでたら黒字なの?と いう気もします。
今までわたしは大阪に行くことが多かったのですが,これからは 福岡に行くことが増えます。新幹線と飛行機を比べた場合, わたしの自宅から大阪の目的地は,ドアドアでかかる時間も, ドアドアの運賃も実はほとんど変わりませんでした。 飛行機は便によって値段が違うので,一番安いのだと新幹線より 飛行機が安いし,そうでなければ新幹線が安い。ドアドアは たぶんぎりぎりで行けば飛行機が安いんでしょうけど,飛行機は 結構時間に余裕を持って動くのでそこまで差が出ない。ただし じっとしている時間が新幹線は長いので,なぜか実際に行くと, 新幹線の方が時間がかかる気がしてました。
で,福岡の場合。時間に関しては明らかに飛行機の方が早いです。 運賃は便によっては飛行機の方が安いものもありますが,4分の1くらいで 残りは明らかに飛行機が高いです。でも今日わたしが乗った飛行機は 飛行機の方が安い時間帯だったからでしょうか?,えらく混んでました。 それ以外の時間帯だとわりと空いているのでしょうか?。
なんとなく思ったのは,わたしが普段東京・大阪とか福岡便の様な ドル箱路線ばかり乗ってるからか,飛行機があまり空いているという 感覚が無いこと。もちろん地方線とかは空いているのだろうけど, 飛行機は小さい機体もあるので,その場合小さいのを飛ばしたら いけないのだろうか?ということ。そして,あと思うのが新幹線と 飛行機のすみわけがどうもはっきりして無い。たぶんお互いの 市場を食い合うためにわざとすみわけをして無いのではないでしょうか?。
以前から電車を使っているときに思うのが,どうして電車は 立っている人がいるほど混んでないと,儲けが出ないのだろうか?ということ。 安いから…ってことでしょうけどみんなが余裕で座って,それで 会社が運用できるほどにはならないのでしょうか?。飛行機も同じで, 混んでいて,新幹線の市場を食ってっていう風じゃないと 儲からないのは何故なんでしょう。
飛行機も新幹線もそして電車ももっと空いていればいいのに。 そうしたら高くなるのかな,もう少し何とかなら無いのかな?と 思います。

11/22(嗜好品をうまくする日本人)
「嗜好品」の定義は何か?と辞書で調べたら「栄養のためでなく、 味わうことを目的にとる飲食物」で酒,タバコ,茶,珈琲等らしい。
味わうというけど,これらを好きな人はこれらを「うまい」と いいます。そして,同じ酒なら酒でも銘柄とか年式とかいろんな 要素で味が違い,うまいものを手に入れるためには結構な額を 惜しみません。ということで,これらのものは結構高価に取引 されます。
一方でこれらの嗜好品は味はともかくいずれも精神にある効果を 果たす作用があります。酒は酔うし,タバコもリラックスするとか, 茶や,珈琲も目が冴えたりするとか。まぁ人それぞれみたいですが。 精神に効果があるというと,ある法律で規制されている別のものも 思い浮かびます。まぁそれはいいとして,ずっと疑問なのは,嗜好品の うまいまずいというのは,精神への効き目と無関係なのだろうか?という ことです。
つまり本来はこれらはいずれも効用の方を重視されていて,食されて いたのだけど,それを食べているうちに気分が良くなるのだから うまいと思うようになった。そうなるとうまいものは効きがいいもの …ってことになって無いか?ということです。実際酒にしても,お茶にしても 生まれて初めて食べたときはまずいと思いませんでしたか?。 飲めるようになってうまいと思うようになりませんでしたか?。
もしそうだとしたら,これらの嗜好品は味覚的なうまさじゃなくて, 効精神てきなうまさという事になります。
ところで,今日finalventさんが「タバコは収穫後製品にするまでまたいろいろ熟成や 着香に技術があり、JTの技術は高い」と書いているのを読んで, そういえば,日本のタバコは低ニコチンだけど,いろいろと味を つけて,ヒットしてる製品が結構あるよな…と思いました。その 味で,精神的な効き目が増えているのか?はわたしはタバコを ほとんど吸わないので知らないのですが,味が変わっているのでしょうか?
そういえば,日本酒というのは酔うというのもありますが,うまいと されているのは本当に甘みとか味の深みとかそういう部分で差が ある様に思います。お茶もいいお茶は確かにカフェインも多いかも 知れませんが,アミノ酸が多いと聞きます。 一方ヨーロッパの北のほうとかの蒸留酒とかを味わうと本当に 味というよりも酒の強さの方が重要視されているのではないか?という 気もして,日本に比べ西洋は,これらの嗜好品に求めるものは,本当に 効き目なのかも?という気もします。
ちなみにチョコレートは一般にお菓子だし,カロリーも甘みも あるのですが,西洋のいかに甘く出来るか?ということに挑んだような チョコを食べると,やっぱり味よりも糖分とカフェインで 勝負してるんではないか?という気がするし,日本の甘さを控えた チョコとかを見ると,やっぱり日本人は目指しているものが 違うんではないか?という気もします。
というわけで,日本人は本来精神的な効果を求める嗜好品を, 味で味わう嗜好品に変えるということに妙に情熱を注ぐ国民(職人)性が あるんじゃないか?という気もしました。
…とはいえ,たぶん例外はたくさんあるんでしょうけどね。日本にだって 度数を上げるだけあげたお酒もあるし,甘い食べ物もそれなりにあるし。

11/21(与党になっても野党?)
アメリカとの密約を明らかにすると岡田外相が いきまいているとか,官房機密費の内容で福島さんが問いただすとか なんか今更昔の話を掘り返してるのが意味がわからない。これから というか今政権運営するのになぜそういうことをする必要があるのだろう?。 過去の粗探しをするのが現政権の仕事なんですか?。なんか仕事が うまくいってないのの矛先をそらそうとしてないか?。
官房機密費の内容は,別に今の官房長官に引き継いだのだろうから, 今の官房長官が必要とあれば公開すればよくて,逆に自民党は 答える立場じゃないでしょう。公開して今の政権の足を引っ張るような 内容だったら,それこそ問題なのでは?。
あとアメリカとの密約は確かにこういうのは数年経ったら公開するという のがいいのだろうけど,じゃぁ密約があって非核三原則が守られてなかったと いう結果が出たときに,今の政権が今のアメリカと,この三原則を 守るという立場を取るのでしょうか?。それとも過去になし崩しに なっているから,今もなし崩しにするのでしょうか?。
今後どうするかを考えなくて,過去の振り返りをするとかえって これからの勧め方の足を引っ張るように思うのだけど。もうアメリカと 喧嘩をしても構わないと思ってるならまだしも。
あと,もし実際に核を持ち込まれてるのだから,認めるという ことを言うのであれば,非公式だけど持ち込むのと,公式に持ち込むのは イコールじゃなくて,非公式に持ち込むというのも,だからこそ 持っていても使えないとかいうこともあり,意味はあると思います。 だから,公式に認めるっていうのは,どうだろう?とわたしは思います。 逆に非公式だろうが認めないというのであれば,それはアメリカとの 今後の交渉になるのだけど,そこでうまく持っていける自信は あるんでしょうか?。
政権を運用するのであれば理想や建前ばかり言っていてもうまく行きません。 未だに誰かの足を引っ張るような,そして自分達の足を引っ張るような ことばかりいってる野党感覚で大丈夫なのかな?と思います。福島さんは 与党なのに,存在感が無いので,騒いでるのかもしれませんが:-p。

11/20(emacs)
Emacsを使って幸せですか?という質問を読んで 愉快な気分になったので…。
実はわたしも夏にMacを買ってCarbon Emacsをインストールしていたのですが, つい最近メイラーのセッティングをして,そちらでもメイルが読めるように しました。とても幸せです;-)。
わたしがemacsを初めて使ったのはもちろんunixの上で,20年くらい 前でした。最初はエディタとして使い始めましたが,すぐに メイラーやニュースリーダとしても使い始めました。それ以前は メイルとニュースはパソコンの通信ソフトで流し込んだりダウンロード したりしてたので,テキスト編集機能がついたメイラーとしては 初めて使ったのがemacsのrmailでした。っていうかテキスト編集機能が ついてないメイラーって今の人イメージできるんだろうか?。
当時はunixにログインするとemacsを立ちあげ,その上でメイル書いたり ニュース書いたり,プログラム書いたりコンパイルしたり,shell上で コマンド起動したり…するものでした。ずっとemacs上で出来るところが emacsの魅力で,「emacsはエディタではなく環境だ」といわれてました。
その後すぐにX windowになりましたが,X terminalの上でのemacs,そして Xemacsとemacsは新しいOSやGUIシステムにあわせて次々に開発されて 行いきます。その後macになった時は,わたしはmacではメイラーは 使わずunixにX端末としてつないでその上でXemacsを使ってました。 また,一時期NeXTSTEPを使ってましたが,そこでもemacsでした。 Windowsは98になった頃にmeadowを知り,ようやくWindowsでemacsを 使い始めて,そして現在に至ってます。
わたしがemacsを使うのは,どんな環境でも存在し,どこでも同じような 操作で使えるからです。
unix,XWindow,Mac,NeXT,Windowsと環境をどんどん乗り換えて 来ましたが,過去のメイルが読めなくなったら困ります。そういえば 大学時代のメイルはMS-DOSのフロッピーにとっていたので,もう 読めません。昔のMac WriteやDraw等のファイルもうたぶん読めません。
コンピュータは膨大な文書を溜め込めるといいますが,実はソフトがなくなると 以前のドキュメントは読めないか,非常に閲覧性が悪くなります。 メイラーもこれまでeudoraとかが流行った時期もありますが, 最近はあまり使われなくなりました。最近はThunder Birdを 使っている人も多く,Thunder Birdもlinux,Windows,Macと いろいろな環境に存在しますが,まぁemacsのバリエーションと歴史には まだまだ勝てません。あと最近Web Mailが流行ってますが,あれって そのメイルは永遠にサーバ上にあるんでしょうか?
といわけで,わたしはまだまだemacsを使うでしょう。20年前からあるから きっと20年後もある。そういう安心感がわたしにemacsを 使わせます。

11/19(新政権)
最近の新政権がらみのニュースを観ていて思うこと…。
閣僚のいうことがばらばらで政治がどこに向かっているかわかりません。 でもバラバラの割りには分裂しないのは不思議だなぁ。自分の やりたいことをいってるというより,みんな何も考えて無いだけ なのか。自民党のときは結構いろいろいう割りには,首相の いうことを尊重していたというか,「最終的には総理が決める」みたいな いいかたしていたのだけど,今の政権は首相が言ったことを翌日 大臣が否定したりとか…そんなの多いよね。
たぶんみんな鳩山さんがお飾りという意識なんだろうなぁ。それとも 先が長くない…ということなのか。その割りにはマスコミは 何故か鳩山さんに甘い。

事業仕分けの件はああいうのを見て不快と思う人と,面白いと 思う人がいるようで,わたしは前者なので後者の人の気持ちが よくわからない。予算を取りに行ったらけちょんけちょんにいわれるのは 会社でもよくある話だけど,そういうのを思い出して,うぁ辛そう…とか 思わないのだろうか。そういうのに縁が無い世界に生きてる人なのかね。 それとも人がいじめられているのを観ると楽しい人なんだろうか。
もっとも予算を請求して,根拠の薄さに跳ねられるというのは, たぶん全うなところだとある話で,そういう意味で仕分けをやること 自体はいいというか,たぶん以前はそういうのは財務省の中で やっていたのでしょう。でもその辛いやり取りをわざわざ白日の下で やることと,あと素人議員とか素人がやることにどれだけの 意味があるのか。
あと何度も思うけど,今の予算は3兆円オーバーしてるわけじゃないわけで, その3兆円の是非を問うより90兆の概算要求は本当に必要なの?と いうことの方が大事な気がする。
まぁどこかのお金が削られてどこかに流れたら,それはそれで 新しいマーケットが開けるのだろうとは思うから,スクラップアンド ビルド的なものはあってもいいのだろうけど,90兆本当に使うんですか? それも国債で?。
…政権と別の話。
石原都知事が「生活保護が楽というのは甘え」と言ったと いう話。少なくともこのタイトルの言葉だけは正しい言葉だと思うのだけど, ブックマークコメントは意外に知事に批判的。 そうかなぁ。「生活保護しかないと言うのは甘え」とか「辛い仕事しかない とかは甘え」とかとか言ったなら多少厳しいと言う声も上がるだろうけど, 生活保護が楽というのは,わたしも不謹慎な言い方だと思うよ。生活保護は 生活保護を受けないとやっていけない人が受けるものでしょう?。

11/18(ロハス)
そういえば先日大阪のスーパーホテルに泊まったのですが, ロハスという言葉が中に結構使われていたのが気になりました。 「ロハス」…懐かしいな,という感じです。
ロハスってだいぶ前に結構流行ってたけど,なんかイマイチみなくなった 言葉です。今日たまたま久しぶりに昔のブックマークからBeGood Cafeの ページを覗いたのですが,ここのページにはロハスという言葉は 見当たりませんでした。でもこのページにソトコトの 名前をそこ飛ぶとロハスの文字はたくさん…。ロハスって まだ死語ってわけじゃないのか…,でもイマイチ拡がってもいないよなぁ…と いう印象を受けました。
BeGood Cafeはわたしが以前サブカルチャーに傾倒していた頃に 気になって何度か行ったことがあります。今見ると,すっかり若者の 農業回帰支援の活動になってますね(^^;)。まぁそれはそれで いいとは思いますが,結局こういうところに落ち着いて足が地に つくって事なのかなぁ…と思ったりもします。昔はもっと思想面が 前面に出ていたというか。当時BeGood Cafeにいくとソトコトが 結構絡んでいるという感じで,そこでロハスって文字も 見ていたように思います。「ロハス」は商標を取られた…ってことで, その時結構,権利フリーを良とするネットとかのカルチャーの 人からはバッシングされたのを記憶してますが,wikipediaをみると, いちおう権利は持ちつつも自由な使用を認めたという形なのね…。 だからホテルとかが自分のところのエコへの取り組みを示すのに 使ってるのか…。
元々はロハスって言葉はそういう草の根活動的な臭いがあったように 思いますが,そういう意味では少し違うものになったのかなぁと思います。 「エコ」も今一つ政府とか企業がよろこんで使っていて,それとの 差別という形で別の言葉が必要なのかどうかはわかりませんが, BeGoodのページに「持続可能」というキーワードでニュースが ピックアップされていて,ちょっとおかしかったです。本来はこれが ロハスになるはずだったんだろうけどねぇ…。
ちょっと新しい言葉とか概念を定着させようとして,少し横道に それたって感じだなぁ…「ロハス」って…とかそんなことを思いました。

11/17(IT時代の音楽)
ネット+ライブ音楽、4つの新潮流」を読んで 思ったこと。
今日の様にCDとかを無破壊でコピーできていく現状をみてると 音楽パッケージを売ることで十分な対価を得る…っていうのが 難しくなってるなとはもう10年以上前から思ってました。 これについてはコピープロテクトCDが出来ては無くなったり, ファイル共有の違法性が謡われたり,まぁいろいろ状況の 変化はあるのですが,たぶんそれだけじゃなくて,音楽業界は 以前の様な金儲けの効率が維持できてないと思います。
そういう中でパッケージで儲けられないなら,生演奏で…というのは たしかちょっと前にブライアンイーノも言っていて,そうなれば いいなとは思うのですが,いかんせん会場の広さの制限を考えると 一度の演奏で上げられる収入はやっぱりCDのときに比べると 少ないのでしょう。でも,一人のミュージシャンで何十人も 食べさせるようなモデルじゃなかったら,ライブ演奏をある程度の 集客で出来るともしかしたらやっていけるのかもしれない。 ただその場合,折角ネットとかが発達している状況と あと,人口が少ない地方へもそういうライブを楽しめるっという ことを考えると,ネットでライブ配信というのは,価値はあるよね…とも 思います。
ただ,現状を考えると,ネットでライブ配信をするための設備は, 結構高額で,ライブ会場に来た人でペイできるのか?という 懸念があります。あと遠隔でライブを観た人が,自分達が 今生で観ているという実感を得られるか?DVDを大画面で観てる くらいの感動しか得られないのではないか?という懸念があります。
というわけで,その辺の障害をどうやってクリアできるのか?たぶん コストの問題はそのうちクリアできるとは思うけど,それだけで この世界が大きく変わるのか?興味はあります。
100年以上前は音楽を楽しむということはレコードじゃなくて 生だったので,それに戻るだけだという考え方も出来ますが, 100年前というのは音楽出版とは楽譜だった…ということから, 中央のミュージシャンがいけないような地方は地方のミュージシャンが 楽譜を見て演奏をしていたわけで,まぁその時代からすると 今の音楽ビジネスのあり方もずいぶん変わったなと思います。
まぁそういうのに戻るというより,あたらしいあり方が生まれないと, 音楽ビジネスもいろいろ苦しいなと思うわけで,いい形態が 生まれることを望みます。

11/16(無駄と豊かさ)
レジデント初期研修用資料さんの「 合理化が手にした利益」。 合理化が手にした利益は,本来未来の職人を育てるための 投資の部分でした…という話。
基本的に書かれていることには賛同します。教育というのは 本来無駄なものです。研究だって無駄なもの。博打みたいなものです。 現在の高等教育は試験によって生徒を選別して行いますが, それでも優秀な大学や高校からでもオチこぼれは出るし, 低い学校からでも億万長者が出ることもあります。研究もしかり。 目に見える利益ばかりをあてにすると将来は育ちません…っていうのは, 最近の株式による敵対的買収とかで判っていたのではないですか?。
という内容に対する賛同にくわえて,わたしがちょっと思うことを たすと,そもそも人間の仕事に必要なことってどれくらいあるんでしょう?。 すべてを合理化すると,どれだけの雇用が減るんだろう?と思います。
わたしは人間に必要なものは近々では衣食住,将来をくわえると 子孫を残し育てること…だと思ってます。ですからそれ以外の 人間の行動はある意味無駄です。本を読んだり,音楽を聴いたり, TVをみたり,どこかに遊びに行ったり,車に乗ったり, おしゃれをしたり…全部無駄です。というか第三次産業は全部 無駄ですよ。でもその無駄が我々の社会を支えてます。
もちろん経営者にとっては,その無駄もお金を生み出せば 無駄ではありません。国にとてもそうかもしれません。でも, その無駄を省こうという姿勢は,更なる無駄を省き,どんどん その無駄というなの人間の豊かさを削り取っていくのでは 無いでしょうか?。
ちなみに上記の衣食住,そして生殖,育児…以外は無駄…という 観点でいうと,政治なんていうのはもっとも無駄です。虚像みたいな ものです。そしてそのなかで権力争いをし,多額のお金を動かすこと 自体無駄です。そうであれば,合理化するなら,まずどこかは, お分かりになるでしょう;-p。

11/15(数学の世界,我々の暮らす世界)
NHKスペシャル: 魔性の難問〜リーマン予想・天才たちの闘い〜を観た。
リーマン予想とは数学の難問の一つの名前で,どういう難問かというと つまるところ,素数の並ぶ法則を解くという問題です。素数は 1,2,3,7,11…と並んでますが,その出現の法則は判っておらず, つまり例えば1000番目の素数…とかを求めようとすると,始めから 順番に求めていかないと求まりません。もし法則がわかっていたら, いちいち順番に求めなくて,ある数式に1000という数字を入れたら 求まるでしょう。でもそれがわかってないということです。
誰も解けてない難問らしく,数学者がチャレンジする価値がある…と いうのはよく理解できるのですが,数学者ではないわたしは, 単なる数学上でも問題だよな…という感覚でした。でもこの番組の 中での解説では多くの過去の学者が,素数の並びは宇宙の真理に 直結してるみたいなことを言ってました。
間違いを恐れずに書くと,わたしは数学は言語みたいなものではないか? と思っていて,概念を作っているのだから,数学の法則は その概念上のものである…と思ってます。その概念は人間が世界を 捕らえる法則から作られいるので,実際の人間のいる世界と よくあうのですが,でも概念の外にあるものとつながってるとは 限らないよな…みたいな感覚でした。ですから,素数が宇宙と つながっているのは,どうなんでしょう?…という感覚です。
とはいえ,番組の終盤で素数の出現確率の近似式がウランの 電子の間隔を表す近似式と似てるという話で出てきたのが, sync関数(sin x / x)の自乗だったのには,さすがにこれは 確かに素数は世界のどこかにつながっているのかも…とは思いました。 いやsync関数はサンプリングではよく使う関数なので,単に わたしのいる世界で親しみのある関数ってだけなんですが…。
とはいえ,この発見からまたリーマン予想の研究が盛んになってるそうです。 リーマン予想は解けるのでしょうか?。でも解けると, ネットワークで使われているセキュリティの安全性が大きく 崩れるという意味では,我々に生活につながっている問題でもあります。
最後の文は冗談ですよ;-p。

11/14(音展)
13日〜15日の間秋葉原でやっている オーディオ& ホームシアター展 in AKIBA 2009 (音展 oto10)(このページ 音が出ますのでご注意を)に行ってきました。音展は昔でいう オーディオフェア,最近はA&Vフェスタとかともいってました。 去年か一昨年は確か横浜でやっていたのを見に行きましたが, 今年は秋葉原でやったようです。入場料もただにして,秋葉原で やるというのは,パソコンとかiPodとか,はたまたゲームとかを みに来た人がふらりと寄れるという意味ではいい企画だと思います。
で,中身の話。昔のオーディオフェアはオーディオメーカの様な企業ブースと, あとはパーツ屋,小さいメーカなどが混在している感じでした。 そういう意味では今回もそうでしたが,場所柄大きなブースは作れないのか, 企業ブースもあまり大きくなく,他の小さいオーディオメーカ同様 試聴ルームを一つもらってそこで展示をしているという感じ。 メーカ数もそんなに出てないかな?という感じです。大きな 展示場ではないので,ブースも各企業小さめで,なんか学会の技術展示 みたいな感じでした。でも,それ自体はあまりわたし自身は ネガティブには感じず,まぁこれはこれでいいかな?という気はしてます。
興味深かったのは,最近の傾向ですが小さいメーカが独自のデザインの スピーカを作って売っているのの展示が多かったこと。昔はいいスピーカと いうと,大きなスピーカでデザインは四角でしたが,今は小さい口径の ドライバに曲面を多用したデザイン重視のものです。で,かっこうだけか?と いうと結構いい音が出ます。ドライバから自作してるメーカなど無く, 大抵自分でも買える様なドライバをそのメーカの工夫したエンクロージャに 収めてデモしてるわけです。思うのは,そのエンクロージャにしかけが あるというよりは,今のドライバは,どのようなケースに入れても, それなりの音がするんだろうな…ということで,自分で何か 作れないかなぁ…ということです;-)。まぁそれでも馬鹿でかい スピーカのデモをやってるところでそれを聴くといい音だなぁとも 思いました。でもこれも自宅で鳴らせるような音じゃなくて, 結構でかい音鳴らしてるからいい音なのかなぁと思うと,スピーカ買ったから いい音が手に入るわけでも無いかなぁ…とも思ったり。今の自宅でも ちゃんとした音量で鳴らせば今のスピーカでもいい音でますからねぇ。
まぁ,いずれにせよ,今は一時期の冷え切った時に比べると, それなりにオーディオは熱いのだと思います。こういう一同に 機器に触れられる機会というのを秋葉でやったのはいいことだと思います。

11/13(機内でジャズが聴けない)
飛行機に乗ると各席にヘッドホンがあって音楽とか…を聴けるというのは おなじみのことですが。
わたしが始めて飛行機に乗った20年くらい前からするとだいぶメニューが 変わった気がします。というか気になるのはジャズのチャネルが無くなって ずいぶん経ちます。わたしはJALに乗る事が多いんですが,昔はジャズ 専門のチャネルがありました。ジャズ以外にイージーリスニングというか スムースというかエレベータミュージックというか,そういうチャネルも あったのですが,現在残っているのは後者のスムースのみ。ジャズチャネルは もう5,6年以上前に無くなった気がします。
昨日わたしはANAに乗りましたがANAはそれすらありません。ポップスと 洋楽,あと特集(中身はポップス)が二つ,クラシック,なつかしのメロディ みたいな感じ。普段乗るJALはスムース,子供向け,J-POP,洋楽, クラシック,演歌,みたいな感じか。あと両方とも落語はあります。
JALは昔クロスオーバーイレブンのプログラムと連動しており, イージーリスニングやジャズには強いという印象があるのですが, 今ではこういう体たらくぶり。そういう中で双方ともクラシックのチャネルが しっかり残ってるっていうのが,なんかクラシックはなんだかんだいっても, リスナーが多いのか…とも驚きます。街を歩くとお店のBGMとかでも クラシックよりはジャズの方が多い気もするんですが。
音楽プログラムに関してはJALの方がまだマシな気がするんですが, そういうのでは集客力は無いってことなのかなぁ。まぁ今は飛行機が 上がってしまえば自分のiPodを聴けるんですが,でも国内線は発着時が 全体の半分近くあったりするので,機内サービスでいい音楽を 流して欲しいというのはあります。楽曲を提供するほうも いい宣伝になるような気もするんですが,昔に比べてプログラムが 減ってることを考えるとコストの方がかかって,あまりいい効果は 無いってことなんでしょうか。
いずれにせよ,こういうプログラムの変遷をみると,どういう ジャンルが衰退したのか感じられて,なんとも複雑な気分です。

11/12(地方の私立高校事情)
私立の高校教員が,国に支援を呼びかけたと いう話を観て,特に「公立と私立で格差が広がらないように 国が責任を取るべきだ」とかいうことをいったとか聞くと, オイオイと突っ込みたくなります。
が,良く観ると熊本じゃないか…。で,このスレッドのコメントで 「どこの国でも私立は金持ちが行く学校だよ」とかいうのを見て, ちょっと地方の状況を誤解してる人がいるのかな?と思いちょっとだけ 弁解を。
関東の人は私立は金持ちか優秀な人が行き,公立はそうで無い人が 行くところだと思ってる場合があるようですが,地方…少なくとも わたしが出身した九州とかは違います。九州の場合,鹿児島(ラサール)を 除くと各県で一番難しい高校は県立です。その次もその次も公立です。 私立はどういう人が行くかというと,公立に落ちた人が行きます。 私立に行きたくて私立を受ける人がどれくらいいるか謎です。 女子高はあったようにも思いますが。
もちろん私立の方が授業料が高いので,公立の滑り止めとして 私立に行けない人もいるので,そういう意味では私立は貧乏な人は いけないのかもしれませんが,金持ちが行くというより, 優秀じゃない…もしくは受験に失敗した人が行くところです。
そういう意味でいうと,その地方においては公立に子供をやる親は お金もかからないし子供は優秀,一方私立の親は,お金はかかるし 子供は…ということを考えると,単純は費用の問題じゃなくて, 根本的に私立というのはコンプレックスがあるんだと思います。
ですから,これで公立が無償とかなると,ますます私立は苦しくなるので 何とかしろよ…ってことでしょう。私立をただにしろというよりは, 公立の一人勝ちを国が進めるな…と。
でも,これって良く見ると,優秀な学生を集められない私立が悪いとも いえます。公立みたいにいろいろと制約があるわけじゃなく自由に 教育できる私立なのに,魅力ある学校を作れないのは国ではなく 学校にあるわけで…まぁ自己責任だと。自己責任で格差が広がるって いうのは,小泉さん的ですね(笑)。実際東京とかは公立より私立の方が いい高校がたくさんあり,そういうところはそれなりに高校が 努力したわけでしょうが,そういう努力をせずに支援を要求する 地方の高校って…ていうわけです。
地方に優秀な高校がほとんど無い理由は良くわかりませんが,そもそも 優秀な私立の大学が無いので,その附属としての高校もないとか, 優秀な学生を育てても県外に出てしまうとか,そういうことも あるのかもしれません。本当は魅力ある私立高校を作るべきなんでしょうが, その努力として学校の設備を良くしたり,制服をカッコよくしたりとか, そういうところでしか努力できなくて,ますますこのスレッドの 住人に批判されているのを見ると,少し泣けてくるなぁと思います。
念のために補足するとそういう私立でも優秀な人を集めた特待クラスが あるはずなので,全員が優秀じゃない…ということは無いと思います。 優秀な人もいますので,念のため。

11/11(片付け)
今日は大阪で片付け作業中。ネット環境も不自由なので… 詳しくは明日以降。

11/10(過激さと表現)
ちょっとゴシップネタ。
篠山紀信の事務所が捜査されたという話。
「不特定多数が認識できる公共の場所で、全裸の女性モデルを 撮影した行為が公然わいせつにあたる可能性がある」という意味がわかり にくいのですが,誰も周りにいなくても,写真を観た人が, 「ここはあそこだ」と判ればわいせつになるってことでしょうか?。 誰もいない海岸とかで撮影しても,そこがどこかわかれば わいせつということなんですかね?。まぁ撮影を見かけた人がいる ってなってるので,不特定多数の人が観ていたってことで なのかもしれませんが。
という疑問もあるのですが,それより篠山氏は,そういうところで ヌードの撮影をしたというのは,そういう芸風…ってこと なんでしょうか?。そういうっていうのは,いわゆる「やばい場所」で ヌード撮影をする…という芸風という意味です。反社会というか, やってはいけないというか,インモラルとか過激さが芸風か?と。
なんとなく篠山氏ぐらいにビッグネームな写真家になっても, 過激さとかを売りにしなくてはいけないのか?とか思うと,少し がっかりした感じもします。過激さというのは若い芸術家は その表現を良く使いますが,それはオリジナリティとしてというより, 既存の作品との差をまず強調することにより,そこから自分の 作風を作っていくという場合もありますが,なんか話題づくりとか 売込み的な動機も結構あるんではないかと。その過激で話題を さらっても,その先にちゃんとしたオリジナリティが無いと 一流にはなれないと思います。篠山氏もこれだけ長い間一線で やっているということはちゃんとしたオリジナリティがあると 思うんですけどねぇ…。
そういえば,過激で卑猥なヌードが売りでもあったアラーキーは, 日常の 写真もよく撮っていてそれが案外彼らしさが出ていて凄いなぁと 思うんですよね。この人,人じゃなくて風景を撮っていても, ちょっと淫猥な感じがあって,それが凄いと思います。
個人的には,インモラルな行動で卑猥さや過激さを表現するより, 普通の場所で普通の人を撮って,そこに個性を出せるような人の方が わたしは好きです。
まぁ篠山氏の写真はそんなに観て無いからファンの人から反論が あるかもしれないし,今回の話も単に捜査を受けただけなので, 悪いことをしかの様に書くのは行きすぎだと思いますので, 気を悪くした人がいたら申し訳ないです。

11/9(徒然)
適当にネットで拾った文章に反応。
スポーツカーが「赤」である理由は,「赤は色の中でも 一番エネルギーが強い色」だからとのこと。ふーん。 ちなみにわたしは二台RX7を乗り継ぎましたが,二台とも赤でした。 「スポーツカーは赤でしょ」ってことで選びました。
赤っていうのは血の色だったり,花の色だったり…。華やかだったり 危険だったり…ということで目立つ色には違いないでしょう。自然界は ほとんど茶色(木と土)と緑色(葉)と青(空と海)なので,赤は珍しいため, 花や,鳥などがその色で目立とうとしてるのでしょう。
でも赤ん坊ってお腹の中でたぶん赤系の色ばかり見てるんだろうなぁ。 肌を透かした色って薄い赤だから…などと今日ふと思ってしまいました。 生まれた赤ん坊にとっては緑や青の方がよっぽど珍しいんじゃ 無いだろうかと。
…。次。
リンガーハットがあえての値上げ戦略というのを読んで, リンガーハットの思い出など。
リンガーハットは大学に入って初めて知ったのですが,寮の 近くに店があったこともありよく行ってました。現在は399円とか 書いてますが,当時はもっと高くなかったかなぁ。450円とか。餃子のセットで 600円とか700円とか…。チェーン店でバイトが料理してますが, 毎回注文分だけをしっかり炒めて作ってるので,そこそこ美味しいと 思ってました。でも上京してリンガーに行ったら,なんか野菜が少なくて, イマイチだなぁ…で,帰省して食べると,やっぱり九州の方が 野菜が多いなぁ…とか思ってましたが,いつの間にか安くなって いたということは味よりも値段戦略になっていたということでしょうか。
さて値上げはうまく行くのかな?。野菜炒めがしっかり載った麺で 400円とか450円というのは,もやしラーメンとかそういうのと 比べるとお得だと思うけどなぁ。
…。次。
エコハウスで年間25万の電気代節約というのを 読んで,年間25万も電気使ってるのか?とむしろ思った;-p。うちはたぶん 10万も使ってないはず。月に1万こえることなんて無いので。
大体年間25万得ってことは普通はいくら使ってるんだろう?。むしろ そういう人こそエコな生活をすべきなんじゃないか?太陽光発電以前に。
で,25万,10年で元をとるって事は250万くらいの設備なんでしょうか?。 太陽光発電メーカは250万の売り上げ,発電した電気は電力会社が 公定価格で買い上げ。そして電気代は値上げ…ってことは, 結局その太陽光発電は発電装置をつけられなかった消費者が 負担してるってことなんだろうなぁ…とか思った。
太陽電池産業とかこれから国力として重要だから優遇するのは 解るけど,産業の成功のために,貧乏人に負担を強いるのであれば, それこそ問題としていた格差の拡大じゃないの?。まぁわたしは それ自身が悪いとは思って無いけど。
いずれにせよ借家住まいのわたしは太陽光発電なんてつけられないので, いずれにせよ搾取されるようになるのでしょう。そういえば, 太陽電池の破棄時の環境負荷とかちゃんと問題ないんでしたっけ?。

11/8(週末)
一週間前は偉く寒かったけど,先週途中から暖かくなり,この週末は 二日とも結構暖かかった。今週はまた天気崩れるようだけど, 気温はどうなんだろう?。

世の中ではインフルエンザが流行ってるとは聞くが,実際に 身の回りでかかった人を見て無い。もちろん誰々がかかったとか, 誰々の家族がかかったとかいう話は聞くのだけど,同じ職場では そういう人はいない。わたしは普段通勤は徒歩なので,満員電車も 出張でもないと乗らないのだけど,あの電車の中には感染してる人は いるんだろうか?。いるとしてどれくらいいるんだろうか?。明らかに 咳をしている人とかはほとんど見かけないのは,発病したら外出しないように との意識付けが結構機能してるんだな…とも思う。まぁどんなに 仕事を抱えていようが,発病して職場に行ったら,顰蹙を買うという 雰囲気なんだろうけど。

折角の晴れた週末だったので,近くの公園に嫁と散歩に行き, 芝生の上に半時間ほど座っていた。周りには親子連れがたくさんいて 遊んでいた。子供が親と遊ぶのはせいぜい小学生低学年までなのか, 遊んでいる子供はそんなもの。そういえば,この公園は子供同士で 遊んでいる人は少ないようで,そういう意味でも子供は小さい子が多い。 親の方は,東京という性格もあってか,年齢層は広い。結構年配の 親が多いんだなぁ。田舎だとそうでも無いのかもしれないけど。 自分が親になって,例えば幼稚園とか小学校の父兄会とかに行くと, 回りはみんな年下になるんだろうか?とかふと思ったことがあるが, そうでも無いのだろうか?。
あと,公園で遊んでいるのは定年後ぐらいのおじさんたち。紙飛行機を 飛ばしていた。朝はラジコンを飛ばしているおじさんたちがいるけど, 同じ組なんだろうか?。面白そうな遊びだと思うんだけど,若い人と 交流は持たないのだろうか?とか思ってしまった。
…というわけで,比較的穏やかな週末だった。

11/7(F1も草レース的に続いてくれればいいのでは?)
トヨタに続きルノーもF1撤退か?みたいな話。
聞いて,へー,って感じですがそういえばTVのニュースでもしっかり 取りあげられていた。F1は結構関心が高いなぁ。
昨日のオーディオと音楽出版の話とも少し関係するのですが, 自動車会社がレースをすることが自動車販売へのいい効果をたくさん 出さなくなったら,レースから撤退するのも当然だろうな…という 気はします。今の自動車は電気自動車とかエコロジーとかそういう ところに関心が集まっていて,スピードとかそういうところには あまり関心が集まってません。ですからF1で優勝したとしても, まぁ車のメーカの知名度を上げる効果はあったとしても,エコカーとかの 宣伝にはならないように思います。
今の自動車の売れ方というか話題のなり方を見ると,もう車は 電気自動車というカテゴリーならともかく,トップ性能を争うような 感じでも無いのだなと思います。10年位前にバイクのユーザは速く走ることに興味を示さなくなったと 書いたけど,まぁそういう状況は今後どんどん続くのでしょう。
ところで,こういう状況を見ながら,わたしは寂しく思ってるか?というと 実はそうでもありません。自動車レースって元々は趣味の人たちで はじめたものだから,また趣味の人たちで続けていけばいいのでは?と 思ったりしてます。まぁ競技人口が減ると寂しいというのはあるのですが, 企業がエントリーしてその間で争われる…というのが普通というのは, まぁどうでもいいかと。でもそうなると社会の関心は下がってだんだん 下り坂になるのでしょうか?。でも,自動車は市販品でも選手の方がプロって スポーツはありの様な気もしますが。
自分は学生時代からバイクの草レースに何度も出てましたが, レースは観るものというよりは出るもの…という形で長く続いていけばいいと 思ってます。

11/6(音楽出版はどこと手をつなぐべきか?)
ビクターエンターテイメントをコナミに売却か?」と いうニュースを観て驚きました。わたしの知り合いの中にはひどく 憤慨している人もいました。ビクターはとてもいい音楽作品をこれまで 出してきているとわたしは思うので,これによって何かが変わることを 考えると,少し不安を覚えます。
しかし,売却先の噂がコナミというのを観て,少し音楽出版とメーカの 関係というものがもうとっくに変わっているのだろうし,今後はどこと 密にやっていくべきなんだろうか?とかとも考えました。
日本のレコード会社はビクターとかソニーとか電気メーカの資本の ものが多いです。他にも昔は東芝EMIとかトリオレコードとかいうのも ありました。コロンビアとデンオンも資本関係が一時期あった様で。
そもそもこれらのメーカは電気メーカといっても昔はオーディオメーカでした。 レコードやラジオなどが主要な商品で,音楽ソフトを扱っていたのは, 機器とソフトのシナジー効果を狙ってのことだったのでしょう。 しかしいまやビクターも主要製品がオーディオとはとてもいえません。 そういう中で音楽出版を持つよりも,もしかしたら別のメーカと 組んだほうが,CDとは違う新たな音楽出版形態が発展する可能性も あるのかな?とも思います。
であるなら,電気メーカではなくどこのメーカと音楽出版は 組むべきなんでしょう?。一つはコナミという名前が挙がってましたが, ゲームソフトメーカや,ゲーム機器メーカが浮かびます。あと ネット配信のことを考えると通信会社やプロバイダというのも 浮かびますし,パソコンソフトやパソコンハードメーカも浮かびます。
そういえば,AppleはiTunesの成功で主要な音楽配信業者になりましたが, 音楽制作はやらないのでしょうか?。ネットで成功してる会社はソフト制作でも 機器販売でもなく,流通をやってる会社の様に思います。amazonしかり。 でも流通は誰かが作ったものを,使う誰かに渡すことで儲ける業種で, それ自体は作品を生み出しても消費もして無いのですよね。作る人と 消費する人がいなくなったら成り立たない業種です。その分なんでも 扱えるのでリスクは少ないのかもしれませんが,文化に貢献するという 意味では少し弱いのかな…という気がします。
別にネットビジネスの巨人が音楽出版をすべきというつもりもないのですが, ではこれからの音楽出版はどこと結びつくのがいいんでしょう,とは 思います。

11/5(友人)
「友人はいません」……私の場合」という文を読んで,元記事「 人付き合い - マイボイスコムのネット調査結果」を 読む。
うーん,よくわからないのだけど,やっぱりわたしには言葉の定義の 問題な気がする。
というか,わたし自身が「友人」というのはどういう人をさすの?と 思ってしまいます。マイボイスコムのデータを見ると,むしろ分析の 仕方によっては「友人と思う人」というのはどういうコミュニケーションを 取る人で…とか判るんじゃないか?という気がしてしまう。そういう 分析をすれば面白いのに。
で,わたしの場合,今の自分に友人がいるか?というとやっぱり 答えにくいのですが,そういえば,大学くらいのときに 「親友は誰々」という風に一人くらいの名前を想定していたことを 思い出します。誰でも「親友」と呼ぶのは抵抗がありますが,一人くらい 親友というカテゴリーを作っておくと,むしろ「友人」はそれ以外の 親しい人,ぐらいになって,結構気軽に挙げられたりする気もします。
でも今は親友と呼べる人がいるって感じもしないし,それにあわせて 友人と親しい人を呼んでいいのだろうか?という疑問も浮かんだりします。 でも昔と今とで人との距離感が変わったか?というと良くわかりません。 まぁ昔はもっと人と実際に良くあったり遊んだりしていたのは事実ですが, そういうことがなくなった現在,友人を失った…という感じは してません。
わたしは子供の頃から引越しが多かったので幼馴染はいません。 そして一人でいてもあまり苦にならない性格だったりします。 そういう意味では友人は昔からいなかったのかもしれませんが, 学生時代くらいまでは,あまりそうも思わなかったし,まぁ実際 よく遊ぶ相手というものはいました。社会人になってネットの知り合いは 増えて,実際に会う人もそれなりにいましたが,その人たちが友人というと そうかもしれないし,そうじゃないかも知れない,という感じかなぁ。
ただ,3年前にガンになった時に数人とても頼った人がいます。普段 よく会う人とは限らないのだけど…。リンクの調査に「よりどころ」と いう言葉ありますが,その方々はいざというときに便りしにした という意味ではよりどころでしょう。そして,その時に同じく思ったのは, やっぱりいざとなるという時に頼りになるのは家族だなとも思いました。 ただ,今思うのは家族は友人というよりは自分の一部だなとも思います。
家族と違い友人ということに確証を持つ難しさは,友人とはお互いに 友人と思わないといけない…というような感覚があるからじゃ無いでしょうか? 無い?。自分が友人と思いたくても相手がそう思って無いかもしれないと 思うと友人といいにくい。いつも一緒にいる相手だとそうでもなくても, 長く会わないと,まだ相手は自分を友人と思ってるだろうか?とか 思うかもしれません。
まぁよくわからないなと思いました。言葉の定義じゃないか?とか, 友人という確証よりも,大切な人とか頼りになる人とか,一緒に いると楽しい人とか,そういう風な人が具体的に浮かべばいいようにも 思います。

11/4(権力争いが民のためなのか?)
NHKスペシャルで日曜から昨日までの三夜,政権交代の話を やっていました。正確には小沢さんにスポットを当て, 細川政権の頃から今回までの政界の様子を紹介してました。
小沢さんに実際に長時間のインタビューをしたようで,その 映像をメインに持ってきているせいか,まぁさほど小沢さんを 悪くいってない…という番組のつくりでした。
小沢さんは「政権交代」を すべてに優先して,今日までやってきた様です。政権交代をするためには 政策の詳細はどうでも良くて,とにかく与党の反対のことを言う,やる。 与党の政策で割りを喰った人に甘い言葉を投げかけ,支持を得る。 支持を得るのはいいんですが,出来ない約束して無いですかね?。
これらを観ていて思ったのは,政権交代をとにかく目指すのは 判ったけど,政権交代って単なる権力争いじゃないのか?と言うこと。 政権交代が民意を反映するとかいうのは聞くことは聞くのだけど, それは本当なのか?。民意って何なのか?。そして一番重要なこと なんだけど,それって国民がみな幸せになれることなのか?ってことが よくわからないってことです。
「民主主義こそが正義」とどこかの国がいう言葉にも,本当か?と 思うこともありますが,政権交代がいい事という言葉にも同じような ことを感じます。権力争いを正当化するためにそういってる だけじゃないのか?という気も少しします。日本は長く政権交代を してなかったので,民主主義じゃないとかいう論調も選挙のときに 聞きましたが,じゃぁ政権交代を良くやっている国は,すべてこれまでの 日本よりみな幸せに生きてる…のでしょうか?。
もちろん,ヨーロッパで色んな歴史があり,民主主義が今のところ 望ましい政治形態であるってことなのでしょうし,そのためには政権交代が 必要ってことなのかもしれませんが,それは西洋という土台で そうだったのかもしれません。
たまたま先週の爆笑学問を観ていたら,日露戦争のときに日本はロシアに 議会が無いから,占領してもいいという論理をかざす人がいたという 話をしてました。確かに今でも独裁政権だから悪という論理で 他国に空爆をする国があります。明治維新の日本がちょんまげを切り 洋服を推奨したのは,そうしないと野蛮人とみられて,攻め滅ぼされると いう危機感からだったと聞きます。独自の文化を持っていると野蛮人と みなして占領するような人たちが作り出した民主主義が本当に多くの人々を 幸せにするんですかね?とふと思うときもあります。
ちょっと話が広がりすぎましたが,要は,小沢さんにしても鳩山さんにしても 管さんにしても,今回政権をとったのは国民のためというより政権交代を したかったから。そしてそれは単に自分達が権力につきたかったから,と いうのとどこが違うのだろうと思います。
まぁこの後に権力にしがみつくのか,本当に政権交代が重要なら すぐに政権を変わるのか?その辺がわかると,少しは真意がわかるかも 知れません。

11/3(温暖化問題という国家覇権争い)
昨日書いたとおり,急に寒くなり今日は12月並の気温ってこと だったらしい。暖房を急に入れたり電気カーペットを敷いたりとか そんな一日だった。天気が良かったのは助かった。
冬に寒くなるのは当たり前だけど,こんなに急に寒くなるのは 珍しいな…と思うと,なんでも異常気象は二酸化炭素のせい…と するのが今の流行かな?とか少し思った。
そんな中今日TVを観ていたら, NHKではアメリカでの排出量取引に関する見本市の 様子を伝えていた。排出量の基準を満たし,余剰分が出た企業が 足りない企業にその余剰分を売ることが出来る…という風に なるそうで,そうなるとこれは一種の債権になるとうことなんだろう。 とはいえ,見本市にするような見るべきものがあるんだろうか?と どうもわたしは思ってしまうんだけど,見本市に参加する連中のはしゃぐ顔を 観ていると,何か見所があったよう…。ただわたしにはそれらの 顔が,つまり金儲けのネタがあって喜ぶビジネスマンの顔にしか 見えなくて,それってまた金融工学とかいうやつ?と思うと,サブプライムとか デリバティブとかそういうのを産み出したやつか…連想し,また どっかで破綻するんじゃない?とか思う。
日本もどこかのイニシアチブとかで25%とかいうと,やっぱり 排出権をどこかから買うのがほとんどになるわけで,そうなると この市場に参入するのは売り手じゃなくて,買い手ということになる。 いいカモじゃない?…という気もするんだけど,イニシアチブを持っている 人は,なにか日本浮上の妙案でもあるんだろうか?。
元々環境問題のはずなのに金融商品の様にされてしまった温暖化問題と いう意味で,どうもわたしはこの排出権取引というのを素直に妙案だとは 思えない。それしか無いだろう?といわれると確かな反論がいえないところが 苦しいところなんだけど。
あと,排出権のルールが例によってヨーロッパ主導で作れられている ってところにも,ちょっと引っかかるものがある。彼らって, オリンピックとかF1とか観てると,ゲームが自分達に不利になったら 強引にルールを変えてくるわけで…同じようなことにならないか心配。
温暖化とか環境問題って,一般市民レベルでは地球と人類の未来のために 必要なことだと思うのだと思うのだけど,それを経済と権力にして しまう人たちがいて,それが温暖化問題になってきてる。排出権は 国家間の力の交換になるわけだから,それって覇権争いだよなぁと 思う。

11/2(寒さ到来)
昨日はとても暑かったのだけど,今日は天気も悪くなり, 気温も凄く下がった。水も急に冷たくなった。今年初めて, 冬になったなぁと思った。

11/1(政権交代すると増税できるとの話)
新政権なんかいつのまにか増税が規定路線になってる様で驚きます。 今日TVを見ていたら「政権交代を したのだから」と長妻さんが言っていた。政権交代すると 増税できるんだ。マニフェストに書いていなくても,選挙で 増税しないと言っていても。あっ,消費税を上げるわけじゃないから, いいのか。他にも暫定税率を止める代わりに新たな増って,それって 要は恒久税にするってことですか?。
というのは,かなり意図的に悪く取りましたが,自民政権末期には, ちょっと増税に触れただけで大騒ぎしていたのに,今回はほとんど 大騒ぎになら無いのが不思議です。国民の皆様は,政権が変わったから 増税OKってことなんでしょうか?。今まで自民で何度も増税したい…という 雰囲気が出てましたが,かっての消費税導入のときの大きな敗退が トラウマになって,増税を口に出すのも警戒していたようですが, ここまで簡単に増税を提案できるとは。
というわけで驚き。まぁ他にも自民がやったり口に出したら, 大問題になっていただろうなぁ…ってことをたくさん新政権はやって ますが,あまり問題にならないのは,なんか政権交代って 凄いな…この勢いだと本当に全権委任法とかも言い出せそうだ。 というか実際議員立法を禁止したり,党に陳情を一本化したり権力の一転集中化は 着々とやっているようですが;-p。


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