だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。
あしからず。
- 5/31(電気のゴミ)
- 電気というのはクリーンなエネルギー。
でもクリーンなのは電気そのものであり,電気を作り出しているものが クリーンとは限らない。
電気を使っていると,その電気が何によって作られたかは,使っている人には 分かりにくい。自分が使う電気をつくるときにどういう「ゴミ」が 出来ているか,使う人は分からない。
そういう意味では,電気というのは,くさいものに蓋をするというか, 見たくないものを見ないようにするエネルギーだと言える。
電気自体を否定しないけど,結構罪だよね…とは思う。
…
幼少の頃,もう記憶もうっすらとしか残ってないけど,自宅のお風呂は 石炭で焚いていた。お風呂の外には沢山の石炭が置いてあった。 灰も出ていた。その灰をどうやって処分していたかは5才にも満たなかった 自分は知らない。でも親は業者に引き取ってもらうとかやっていたのだと思う。 その後ガスになった。ガスは灰は出ないけど,二酸化炭素と無駄な熱が 出てることくらいは分かる。でも,室外なので使う方はあまり意識しない。 ちょっとだけ見たくないものを見ないという意味では,罪な気はする。
更に私が産まれる前は,七輪とかカマドで料理をしている時代があった。 一応わたしの記憶にもうっすらと自宅に七輪があった記憶がある。 使ってるのを見た覚えはないけど。あと祖母の家に火鉢があったりした。 土間とはいえこういうものを室内で使うと,灰は出るし熱は放出されるし, エネルギーを使うにはゴミが出ることを意識する。
…
電気はいつでもスイッチを入れればすぐに使えて,無駄な熱も出にくい。 もちろん個々の家で火を焚いて料理をするより,電気やガスで料理をする方が, 使用するエネルギーや排出する二酸化炭素も少ないというのも良く分かる。
だけど,それよりエネルギーを使うことによってゴミが出ることを 意識しないという意味で便利なエネルギーという側面もあるのだろう。 わたしは発電所を見学したことがないが,見学をしたら「こんなに 燃えカスがでて大変なんです」とか説明するんだろうか? しないだろうなぁ。
世の中には電気をつくる段階で出たゴミが沢山あって,それがどうしようも ない状態になっているけど,それを使ってる人はどうもピンと来ないと いう実状もある気がする。
- 5/30(日本式が通用しない)
- なんとなく原発の事故というものを観てると,日本人的な 使い捨て文化とか,御祓いとか水に流すとか,そういう考え方が まるで通用しない事例じゃないか?という気がしてます。
うまく説明できないのだけど,日本は自然が豊かなので,ある程度 人の手によって自然がダメージを受けても,使い物にならない土地と いうのは存在しないというか,つまり森を切り開いたら砂漠になった, みたいなところは無いのだけど,今回は人が住めなくなっている地域が 広範囲に発生した,こういう事例は日本の歴史上これまでなかった 経験じゃないか…という気がします。
だからなんとなく日本人は現状のこういう場合の対処にどうしていいか よくわかってない。復興が短期的には難しいということがどういうこと なのか,私も良くわからない,そういう気がします。
- 5/29(脱原発関連で気になること)
- 原発事故を受け,脱原発の意見が強まってます。個人的には, それについては賛成。ただ結構いろんなリスクがあるのに, それが議論されてないので,どこかで頓挫しないか?の方が心配だったり します。
ひとつがこれは指摘する人もいますが,原発を止めても 現状電気は足りるという意見。私は無理だと思ってるので,原発を 現時点で全部止めれば,停電をせざるを得ないと思います。そういう 覚悟があっていうのであればいいのですが,停電の覚悟が出来てない時に 停電がくると結構しんどいと思いますよ。
次が,太陽光,バイオマス,風力地熱等に主要発電を変えていくという話。 これは長期的には賛成なのですが,時間がかかると思ってます。あと, これらが自然にやさしいというのも,本当か?という気はしてます。 例えば太陽光も風力も設置面積をかなり取る。そうするとそこに利用できない 土地が発生したり,どこかに建設物を作るということになります。 それが自然破壊につながらなければいいのですが。 ただしそれでも原発よりはマシというのは確かです。
じゃぁ自然エネルギーがすぐには無理なら,つなぎとしての火力発電が 必要になります。確かに石油による発電はこれまでもやってきた ことですから実績はありますが,二酸化炭素排出問題と,それよりも 気になるのが,中東のゴタゴタに今いっそう振り回されたり,クビを 突っ込む必要が出てくるのでは?ということ。これって覚悟できてる 人ってそんなにいるんでしょうか。
以前,中東の戦争に日本が支援するだけで大騒ぎだったりとかありましたが, そういうことにますます関与せざるを得ないことにならないか?,わたしは 結構気になってます。
脱原発とか卒原発とか賛成だけど,そんなに簡単なものじゃないし, そっちはそっちで覚悟が必要だと思います。なんにでも負の側面があって, それを見ずに今だけを否定していたら,また(消極的にでも)選んだ選択に 失望するということになりかねない…と思います。
- 5/28(お留守番)
- 嫁に生のキースジャレットの演奏を観てほしいと思い,チケットを あげた。が1歳児をおいて二人で行くわけにもいかず,わたしは 息子とお留守番。今まで昼間や夕方に二人でお留守番したことは あるけど,夜寝せるまで息子の面倒を見るの初めてで,ちょっと どうなることか?という心配はありました。特に今日は一日雨が降っていて, 外で遊べなかったので,そういう欲求不満が息子にたまってないか?も 心配でした。
16時くらいに嫁を送り出し,自宅に戻りしばし遊び。17時くらいに 軽くおやつを上げつづけてEテレを観て,18時半くらいに夕食を あげようとしたら食べず。しょうがないのでしばらく遊ばせていたら, いたずらをするので怒ったら泣く。たぶん眠たくて絡んできてるんだろうと 思ったので,泣くのを抱っこしていたら眠りそうになったが, ここでコンサートが始まる前ということで,19時前に嫁から電話。息子は それで起きた。ちなみにテレビは18時半に消したけど,もっと 早く消しておけばよかった…と後悔。
起きたので食事をあげたら何とか食べて,20時から風呂。この時は わりと機嫌が治っていて,楽しく入れた。風呂から上がっても, 機嫌はよかったけど,眠りそうも無いので,ほったらかして, 私も横になっていたら,部屋を出て他の部屋に行こうとして, 他の部屋に誰もいないことに気づいたのか,5分くらいずっと 立ちすくんでいて,急に泣き出した。ママがいないことに気づいたらしい。 泣き出したので,抱っこしていたら,眠りかけたので,おいたら寝た。
その後嫁は帰ってきた。とりあえず,無事に何とかすんだけど, 息子にとって楽しい一日だったかは疑問。トラウマになってなければ 良いけど。
- 5/27(お店が売るものはサービスではない)
- fujiponさんが紹介してる作家の日垣さんが空港の セキュリティチェックでもめたというエピソード。ふーんって 読んでいたのですが,『「セキュリティチェック」という「検査」の 仕事でも自分たちが顧客サービスの大きなツールの一環にある』と いう引用を読んで,ふと思ったことを。
まぁ確かに現状航空会社はサービスを売りにして客を呼んでいるので, サービスが低いと批判するのは間違いじゃないのですが,もしかしたら 航空会社が飛行機に客を乗せるのはサービスじゃない…と いうこともできるかもしれないな…と思いました。
どうも最近は金を払うと「客」で「サービスされるべき」と思う人が 増えてるかも知れませんが,お金はその企業が売るものに対して 対価としてもらうもの…という風に考えると,航空会社は客を 目的地まで飛行機に乗せていくことが売るもので,客を気持ち 良くさせることが主商品じゃありません。ついでに書くと, 空港会社やセキュリティチェックは,航空会社が運営してるわけじゃないし, 彼らは地域独占だろうから,別にサービスを売りにする必要も ないといえば無い。
これは極論ですが,昔は国際線はファーストクラスとビジネスクラスで 稼いでいて,エコノミーは空気を運ぶよりマシだから人を乗せてる… なんていわれてることもありました。だったら,エコノミーに 乗る客は,ついでに運んで上げてるだけかもしれません。 まぁ今時低価格の航空会社も多いので,エコノミーが主商品な 航空会社もあるでしょうが。
…と別に航空会社は客を気持ち良くさせる必要がない…といいたいわけじゃ ないし,実際はサービスをアピールしてるので,気持ち良くして 客を集めたいのは事実なんでしょうが,いいたいのは,その企業に 客としてお金を払う目的はなんだろうか?ということです。そして 企業が客からお金をもらう目的はなんだろうか?ってことです。 接客業やサービス業は客を気持ち良くするのが商品なんでしょうが, そうじゃない会社の方が多いんではないでしょうか。
引用した例はセキュリティでもめた話ですから,要は客の気持ち良さよりも 安全をとったという話で,それはそんなに変な話でもありません。 エンターティメントを売りにするディズニーランドですら,安全性は 何より優先されるそうです。最近は病院とかでも医者の態度が悪いとか 悪態をつく患者がいるようですが,これだって本来は病院の主商品とは 関係ない話。もちろん不快におもって病気が悪化したら別ですが。
…ちょっと客が金を払ったら,客が気持ち良くなるのが第一…みたいのは, 少し違うんじゃないか?と思ったので,こういうことを書いてみました。 もちろん私も客であることが多いので,サービスがいいに越したことは ないのですが,なんか偉い・卑屈という関係じゃなくて,客と店が 対等な感じで接するのも気持ちいいんじゃないか?というのも 少し憧れたりします。
- 5/26(徒然)
- 今日もネタがないので小ネタを並べます。
昨日の日記に書いたのと,かなり類似性が高い内容の ブログを見つけてびっくり。しかも私より 先に書かれてるので,私が真似したみたいだ。今朝知ったので, 昨日のを書いた時点では観てないのですが。
次。
クールジャパンが終わると書かれていたので, どういうことか?と思ったら,震災でコンテンツに対する予算とか 出なくなるだろうとのこと。なんだクールジャパンって政策, もしくはその政策予算を当てにすることだったんだ…と逆に失望しました。 まぁ金は無くても文化は育つ部分もあると思うんだけどね。
次。
一方,麻生さんが日中アニメ交流行事の政府特使にとの こと。何なんでしょう。麻生さんを派遣する政府とは民主党政権だろうし, そして漫画の殿堂を麻生さんに対するあてつけでつぶしたのも民主党なんだ ろうし,その政府が麻生さんを使うんだ…と。あきれました。
- 5/25(万能主義)
- 最近福島原発に関する件であの時何が起きたか?みたいな話が盛んです。 もう振り返りかよ,それより今の何とかしろよ…とも思うのですが, メディアも政治も,多分そっちにはノーアイディアで存在感を だせないから,いまだ片付いてない,ゴタゴタの,「誰が悪い?」 ネタで盛り上がってるんでしょう。ちょっと勘弁してよ… という心境もあるんですが。
で,ここ数日は「実はメルトダウンしてた」ネタであちこち盛り上がって ますが,その中で良く聞くのが,国とか東電とかが「隠蔽していた」という話。 わたしは以前も書いたけど,単んに今になって改めて検証したら, そうであるという確証を得たので発表した…ってことではないか?と 思ってます。もちろん3月時点でそういう可能性を考えた当事者は何人も いるんでしょうが,他にも可能性がある中で,不確かな情報を流す場合に, いいケースを流すか,悪いケースを流すか…は,まぁ多少の判断は あるでしょうが,確証があって隠していたのではないのだろうな… と思います。
ちなみに3月にメルトダウンしている…と報道していたら,あの時以上の パニックになったかも知れないな…とは思います。今だから, メルトダウンしても,こういう影響になるのか…とある意味冷静に みることができますが,あの時はそうじゃなかっただろうな…と。
さて,良く陰謀論とかいう人がいますが,話を聞いて思うのは, そういう人は悪さをする人が物凄く優秀…だと思ってるんだろうな…と いうことです。全ての状況を把握していて,それでいて自分に利が あるように行動する,もしくは組織も一枚岩でみんなで同じ悪巧みを してる…様な…。
そういう考えの中には,そういう組織とか人には,「分かってなかった」 とか「ミスをした」とか「人によっていうことがバラバラだった」 ということが存在してないようです。でもわたしは世間一般的には 大きな企業にいますが,組織をみてると,「人によっていうことが バラバラ」「状況の把握が結構できてない」,それでいて周りの悪評に おびえてすぐに尻込みしてしまう…とかいうのが良くあるよな… と思ってます。もしくは最善の方法が分かっていても,つい面倒で 先送りしてしまうとか,そういうことも個人レベルとかいろんなレベルで あります。
わたしは根本的に人間は結構ダメな存在と思ってるので,緻密に悪さを 計画するとか結構無理なんじゃ?とか思ってます。意思決定とかも 誰の責任で誰がやるとかはっきりしないのになんとなく動いているのが 日本の組織だったりします。
そういう意味で,わたしは案外悪意というのはそんなにない…のでは? と思ってます。もっとも悪意がなければいいわけでもなくて, そのダメダメさから事態を悪くすることは沢山あり,今回のケースも その最たる例なんではないか?という気がしてます。 そういえば,今回原発事故の津波影響も,きちんと想定してやると いうやり方自体が間違っていた…と当初いわれてましたが,そういう 議論もまた尻窄みになってますね。
人は結構ダメダメで,思い違いや,判断ミスや,簡単な手違いなんて 誰でもするものじゃないでしょうか。だから,そういうことがあっても 大丈夫なように計画するべきだし,そうじゃないものは手を出さない ってことが大事なんじゃないか?とも思います。
- 5/24(野菜の放射線の件)
- 13日にセシウムが気になると書いた件。 ちょっとネットで知り合いとやり取りし,自分で調べてみました。 たいしたことは調べてませんが。
気になってるのは野菜。水や空気中の放射性物質は頻繁にチェックしていて, 都内に関しては落ち着いてきてると思ってます。一方食べ物は県外からも やってくるし,都内でとれた野菜とかもスーパーとか販売所にあるし, あと自分のベランダとか…。口にいれるものなので少し気になってました。
メディアや国は「基準値以下」とういう言い方をして収めてしまいますが, 基準値以下といってもギリギリなのか,不検出なのかじゃやはり違うというか, うちは子供が小さいので,出来るだけ少ないものを食べさせたいとか, まぁそういう感じです。
先日書いたように,今はヨウ素の汚染よりもセシウムじゃないか?と思うのと, 以前ヨウ素が検出されたときに葉っぱについたものは洗えば落ちると いわれてましたが,セシウムは根から吸収されて野菜に蓄積されるはずなので, 洗うとか皮をむけばいいって話じゃないんじゃない?と思います。 もっともセシウムは体内に蓄積されにくいという話もききますので, ヨウ素ほどビクビクしなくてもいいってことなんでしょうか?。でも 半減期はものすごく長いです。
具体的には,まず身近なところで都内の野菜からの放射線物質検査結果(5/19)と,神奈川県の農産物の放射線物質検査結果。 一応現時点では最新の様です。もっと広い範囲で見るのであれば, 食品の放射能検査データが一覧性はいいかもしれません。
この辺をざっと見て思うのは,概ね5月に入ってからは葉物も低い値に なってる様子。ただお茶は高いところもあるようで…。
一方一般論的には セシウムはキャベツ,ダイコンに蓄積されやすいというか, アブラナ科に蓄積されやすいとのこと。この辺のものは,数値を 気にしておいたほうがいいかもとか思いました。
- 5/23(最近の天気)
- 時代の記録としてちょっと天気についてメモっておきます。
先週暑い日が数日続き土曜日とか27度とか28度とかそういう気温まで 上がっていたら,昨日の夕方雨が降っていきなり20度とかいう気温に なりました。おそらく前線が通過して北からの風に変わったんでしょう。 今日も雨,明日も20度最高気温がいかないようです。
日曜日に天気が良く暖かかったので,羽根布団を干してしまったら, 早速寒くなったので少し戸惑ってます。
今年は夏場の節電が唄われてるので,自宅でもいまだにエアコンは つけてませんが,窓を開ければ,まぁ我慢はできる,夜は涼しいくらい… という感じ。職場もエアコンは弱いし,それより電車とかバスのエアコンも 弱いので,身体的には案外慣れるかも知れません。電気事情的には 冷夏になると助かるんでしょうが,どうなるのでしょう。
昨夜そういうわけで寒かったのに,布団に入らずウタタネしてしまったので, 朝起きたら喉が痛い。久々に風邪か?と思ったけど,夜までなんとか 発熱しなかったので,なんとかもった様子。今熱が出ると困る。 気温変化とは直接は関係ないと思うけど,息子も腹を壊してるらしい。 彼は良くお腹を壊すなぁ。お腹を壊したときは決まって食欲が無くなるの だけど,お腹が痛いのだろうか?それとも味覚が変わるんだろうか?。 あんまりお腹が痛い…って顔はしてないのだけど。
そういえば,子供が泣き真似したり,だだをこねたり,いろいろ策略を 練るようになってきた。言葉も喋れないのに,こういう戦略的な思考って 回るんだなぁ…と感心。しかも議論できないから,こっちは説得できない (苦笑)。結構無敵かも知れない。
天気の話に戻ると,今月は雨が降るときは数日連続して降り,晴れると 暑くなる。梅雨にはいったか?と思うと晴れるので違う様子。 そういえば台風ももう一度発生してる。微妙に例年と違う気がするが, 春をすっ飛ばして夏になった…というほど,まだ暑くはない。 天気がいいと悪くない季節だと思うんですが,雨が続くとちょっと 長いのは珍しいパターンかも。
- 5/22(美術館の常設展を充実して欲しい)
- 友人と話していてインスパイヤされた話。
旅行をしていて街をメインに回る場合,いくところとして美術館や 博物館があります。自然を見に行く場合はまた違いますが。
そういえば,シカゴに行ったときもシカゴ博物館を一日かけてみたし, 北欧に行ったときも国立の美術館や音楽家の博物館に行きました。 オランダも行ったなぁ。国内でも観光名所に行くと小さな博物館みたいのが あったりして寄ったりします。
ところが自分が住んでいるところ,つまり通常の生活ではあまり 博物館を見に行きません。美術館はたまに行ったりしますが, 基本的には企画展が面白そうだと行くという感じです。
最近日本では美術館も博物館も企画展をTVメディアとタイアップして やることが多いようです。製品のCMが不可能なNHKが美術館や 博物館とタイアップするのは良いのはなぜなのか不思議ですが, 今年になって岡本太郎や写楽に関する番組をやったのは,すべて 企画展がらみだったりします。
企画展はひとつの狭いテーマに関して作品を集中して観れるって 意味ではいいのですが,何せ見に来てる人が多く,ちょっとそういう 意味では気持ちよく見れません。今まで何度か企画展を見たついでに 常設展に寄ったことがあるのですが,常設展は人が少なく, ゆったり見れて良かったりします。
ちょっと言葉足らずでしたが,海外で美術館や博物館による時は たいてい常設展を見ることになります。あと国内でも観光地で 寄る美術館や博物館は常設展を見ることが多いです。
海外から日本に来た人の観光の先として美術館をやるのであれば, 日本の美術館や博物館ももっと常設展に力を入れるべきでしょう。 おそらく多くの観光客は東京に来ても美術館とか見たいと思うでしょうに, そこに来て海外の有名な画家の企画展をやっていてもしょうがなくて, 日本にゆかりがある作品を並べておくべきでしょうね。
最近都内の有名な美術館に行くと,結構企画展で混んでいて,経営と いう意味ではいいんでしょうが,ゆっくり作品に触れる場所としての 美術館という意味では,使いにくいなぁとか思ってます。
- 5/21(休日)
- 土曜日。午前中子供と自転車でコンビニに行って,戻って昼食後, 同窓会とかの用事で出かけて帰りは結構遅くなりました。
先週から帰宅してる子供といい関係を作りたいのだけど,なかなか 時間が取れません。
- 5/20(徒然)
- あまりネタを思いつかないのでニュースをみて徒然。
枝野長官が首都機能の代替地検討って,マスコミが 悪乗りして書いてるのかもしれませんが,本当だったらひどい話。
こういうのは平時にすべきで,今やると,何か東京が危ない状況なのか, と思われるだけ。
次。
96歳のがん患者に積極的な治療をしなかったと 訴えって話。命の重さと年齢は関係ないという人もいるかも しれませんが,私はお年寄りに抗がん剤治療とか外科手術をすべきか?と いうのは一考に値すると思ってるので,この件は訴える方に,なにか 理不尽なものを感じます。96歳を延命できなかったっていうので 1300万とか請求するかね?と。市の医療体制の改善を求めたいなら, 訴える相手が違うと思うし。
次。
岡本太郎の絵にいたずらをしたのは芸術集団とのこと。 まぁ芸術の定義は人それぞれでしょうが,私はこの場合芸術と思わないし, もし芸術なら逮捕覚悟でやったんでしょ?ってことで逮捕されれば良いと 思う。
- 5/19(支援というビジネス)
- 昨日の話に続けて書こうかと思ったのですが,ちょっとややこしくなるので 分けました。
太陽電池と電気が一緒になったランタンが被災地で 役に立ってるという話。このランタンは海外の会社が作ったもの だそうですが,元々は電気が安定供給されない発展途上国向けに アメリカで資金調達をして…と書いてるので,その発展途上国で開発された というよりは,その発展途上国に配るためにどこか別の国で開発されている ってことではないでしょうか?。
欧米では発展途上国向けに支援をするNPOとかがたくさんありますが, 非常にビジネス色が強くやってるように思います。もちろん途上国支援だったり するので,そこで暴利をむさぼるわけにはいかないのでしょうが, 支援者から資金調達をして,自分たちの技術を途上国に適用することにより, ビジネスをまわしている。たぶんその会社の社員の給料や開発費もそこから 十分にまかなってるのだと思います。
どうも日本の場合「支援」と名がつくとボランティアでやるようなイメージ とか,そこで開発を行うよりは,肉体的な貢献をするようなイメージが 強く,たぶん支援の資金で研究とかやったら,途上国にお金がいかないと 非難されるじゃないか?という気がします。
でもこの記事にあるように,その途上国で本当に役に立つようなことを しようとしたら現金よりも必要な物自体を送ったほうがいい場合もあるし, 先進国で使われてるものをそのまま送るよりも,その国向けのものを 作ったほうがいい場合も多いように思います。でもたぶん日本でそういうのを やるのはまだまだ慣れてないのかなぁと思います。
もちろんODAみたいに日本が支援したお金が現地での工事に使われ,その 工事は日本の建設業者が請け負う…というようなことも良くやってます。 ただ,日本が得意なのは,そういう建築業とかで,また事業の規模も大きいので ランタンの様なニッチというか小さい会社が乗り込めるようなものが 少ないのかな?という気もしました。
これから日本も電気がふんだんに使える国じゃなくなっていく可能性も 高いわけですし,途上国向けの技術を蓄積しておくのはいいのだろうなぁ という気がします。そのためにはそれがしっかりビジネスとして回るように しておくのがやっぱりいいんでしょうね。
- 5/18(防災への投資)
- 無駄だといわれた堤防をつくっておいた おかげで町が救われたという話を読んで,非常に悩ましいな…と 思いました。これだけ読むと災害に備える事が大事という風に 思えますが,一方これまでずっと公共事業には無駄が多いという 社会風潮がありました。去年の事業仕分けでしたっけ?スーパー堤防も 無駄ということで廃止という結論でした,これも今考えると どうでしょう。
最近ちょっと思うが,いま東電が原発被災者の補償をするために, 大規模なリストラをすべきだという話になってますが,大規模な リストラをすると,災害対策のための投資とか出来なくなって しまうんじゃないか?ということです。災害みたいにいつ効果がでるか 判らないことに対する投資は国か大企業じゃないと出来ないと 思うので,国や大企業を過度に投資の引き締めをするのには 問題があるように思います。
- 5/17(iPod)
- 今日の夜は新しく入手したiPodの設定で夜もふけたので,日記は お休みです。
- 5/16(未決は未決)
- 福島の一号機が地震後十数時間後には燃料棒が壊れていたとかいう 解析結果が発表されたみたいです。先週末はメルトダウンしていた ようですとかいう発表もあり,ここに来て,従来発表していた予想と 違う結果が幾つか発表されてきてます。この事を見て,国や東電が 「隠蔽していた」とか「もっとひどい発表が控えている」とか 書いている人がいて,ちょっと呆れてしまいました。
今いろいろと発表されているのは,計測器が徐々に回復したり シミュレーション結果が出てきたりとか,そういう状況の変化に 依るものではないかと思います。あとこれまでは原発の沈静化の 作業が第一で,解析に十分に人手を割けられなかったというのも あるでしょう。というわけで,今新たな情報が出てくるのはそんなに 変なことではないし,これからも事実が明らかになるでしょう。
いうことが変わったり,新たな発表をすると隠蔽していたという思考は どういうものでしょうか?。それじゃ,確信がないときに, 「あらゆる可能性があります」と発表しておけば良かったんでしょうか?。 そんなものは情報は無いし,そうなると,幾つかの可能性を絞って 発表するんでしょうが,それはそれで,どれが一番可能性が高いか? とか聞くんでしょう。それで違えば,また隠蔽ですか?…という気がします。
で,今回の話とは別ですが,世の中には決まってないこと…っていうのが 沢山あります。決まってないときに外部に公表すると,公表したことが 原因で覆ったりすることもあります。ですから,だいたい物事は 決まってから発表されるのです。発表の過程を公表するべきだとか, 決まる前に意見を募るべきだ…とかいう意見も一見ごもっともなんですが, だいたいそういう場合収集がつかなくなること受け合いです。
意見を聞い変わる場合はたいてい結論が長引くし,変わらなかったら, 形式的なものとして非難されるし,だったら関係各所で事前に 調整をするっていうのが,まぁ常套手段ではないのでしょうか。
もちろん,十分に社会的な合意を形成する必要があるものも 多いです。でもそうでないものも結構あります。というか誰かが 腹を括って決めることが大事ということの方が世の中は多いような 気がします。
決まる前に教えろ何て言うのは,ヤジウマ根性か,マスコミの飯の種 みたいなものじゃないの?という気がします。
- 5/15(反骨をするのが楽だった時代)
- ネットで「 東電に入ろう」という曲が話題に なってました。これ,誰がどこで歌った曲かは知らないのですが, 高田渡の「自衛隊に入ろう」が元ネタですよね(^^;)。
私は今世の中にある東電批判にあまり前向きなものを感じないので, こういう風に茶化したような曲にしてしまうのは,そんなに ほめられたような話でもないなぁ…と思ってしまいました。
というか,そういう気持ちでふと原曲である自衛隊に入ろうを Youtubeで聴きなおしていて,少し当時のフォークについての 感じ方が変わりました。
高田渡はこの曲に限らず,風刺的な曲をたくさん歌ってます。 深い話をパロディや茶化すような軽い口調で歌うのは,深刻な話題を 多くの人に届きやすい形で伝えるという意味では巧みなことだったと 思います。貧富差や労働運動に関するようなものもあったようですが, 自衛隊に入ろうは戦争批判であるとともに,自衛隊を持つ政府への 批判もあったのでしょう。基本的には高田氏が歌った曲は反政府的な 左派の意見よりだったと思います。
当時のフォークには高田氏以外にもこういう左派な立場で歌を歌う人が 多かったように思います。私が音楽を聴き始めた頃は,もう陽水や 拓郎が政治と切り離されたフォークを歌ってましたので,私はそういう 影響はあまり受けてないものの,そういう反政府的な態度はカッコいいものだ と思っていたような気もします。
でも,今となってこの自衛隊を入ろうを聴くとどうでしょう。特に 今の若い人はどう思うのでしょう。今回の地震の復興に関しても そうですが,自衛隊は以前に比べ日本では「必要なもの」という認識に なってきてると思います。実際にやってる仕事は戦争ではなく災害復興だったり 危険地域での作業であることも知られてます。まぁ海外で米軍の手伝いとかも やってますが,それも致し方ないという認識が多いのではないでしょうか。
そういう前提でこの曲を聴くと,ちょっと自衛隊を誤解してるという風に 取れてしまいます。誤解してこう茶化されると,ちょっとひどくないか?と いう気もします。もっとも,自衛隊が発足して間もない当時, 自衛隊が現在のような立場だったかはよくわかりません。またこういう風に 自衛隊の活動をけん制してきたから,今の自衛隊がある,という風に とることも出来ます。
ただ一方で,現在東電批判をする歌とかがいくつか出てきてる様な 状況を見てると,この当時の政府批判も別に困難なことをやっていたわけでは なく,こういう空気を皆が共有していて,そこで受けそうなことを 歌っただけだったのかも…という気がしてました。もちろん当時の 大人たちには白い目で見られたかもしれませんが,若い人たちの中では, 普通に盛り上がっていたのかもしれません。今のネットがそうで あるように。もちろん当時の社会の空気を歌にして残した業績は あるのだと思います。
今回このパロディの歌を聴いてちょっとがっかりしたのは,その歌の 出来のよさ悪さというよりは,むしろ元歌とそれを生み出した当時の 空気もこんなもんじゃなかったのか?と思い,なんか軽くなっちゃったと 感じてしまったことです。まぁ当時に生きたわけじゃないので わかりませんが。
余談ですが,最近大正の頃の芸術家が皆駆け落ちしたり自殺未遂したり したのも凄いというよりは,そういう空気だったのかな…とか醒めて 見えてしまうことがあったりします。なんとなく過度にドラマチックで あることに醒めてる自分を感じてます。
- 5/14(春休みとGWの終了)
- 3月下旬から九州へ帰省していてそのままGWまですごしていた,嫁と 息子が東京へ戻ってきました。
- 5/13(放射性物質の現状はどうなってるの?)
- 神奈川県のお茶から放射性物質が検出されたという話を 聞いて気になること。
当初野菜から放射性物質が出たときは葉物で洗えば落ちるとか 言っていたのですが,どうも今回は葉っぱに放射性物質が濃縮された という話も聞えてきて,ってことは葉っぱの表面じゃなくて, 中?ってことになるのでしょうか?。
現在放射性物質が基準値を越えて出荷停止になる野菜のニュースは 聞えてきますが,表面について,洗ったり皮を向いたら安全性が 上がるもの…は徐々に減ってきて,野菜自体に含まれているって 事なんでしょうか?。
最初の頃は放射性ヨウ素が多かったので,まぁ今年のことかな?とも 思っていたのですが,セシウムになってきてるので,こうなると 長期的な問題でしょうか。ヨウ素があまり目立たなくなってセシウムが 目立つようになったのは,やっぱり今あちこちで問題になってる 放射性物質は3月の爆発かベントで排出されたものがメインで ヨウ素自体は放射能が落ちてるって事なのでしょうか?。
どうも初期の放射性物質の問題と,今の状況は少し変わってきてる 気がします。あまり説明されてないのが気になります。
あと食べ物ですが,野菜や魚類から放射性物質が検出され出荷停止に なったニュースがしょっちゅう入ってきますが,リストアップ されてないので,現状がわかりません。消費者庁とかその為に あるんじゃないのか?とか思いますが,ホームページ見ても書いてないし。 出荷停止をきちんとしてるので,市場に出回ってるのは大丈夫だという 事なのかもしれませんが。
もう一つあまり重要じゃありませんが,わたしは元々九州のお茶を 飲んでるので,今回のお茶の話は直接は関係しませんが,西日本の お茶はちょっと品薄になるのかなぁ…等と少し思いました。
- 5/12(写楽)
- この間の日曜に NHKスペシャルで写楽の話をやっていたようで, 録画していたのを観ました。すっかり知らなかったのですが, 写楽の正体が大体わかったというのにちょっと驚きました。 能役者が名前を隠して描いていたとのこと。
なぜ今写楽?と思ったら 今 写楽展を東京国立博物館でやってる様で, NHKって宣伝できない割りに,こういおうタイアップ欲やるなぁと 思いました。
それはいいとして,さて写楽というと初期のドアップで 解剖学的におかしな役者絵が有名です。その後全身の絵とかに なって作風が変わっていくのですが,一般的にも言われるように 第一期の絵がもっとも個性的で評価が高く,後になるほど 凡庸になってるようにも思います。写楽の絵は他の浮世絵同様 開国後西洋によって再評価されたわけですが,別に当時人気が 無かったわけでもないようです。第一期の絵が人気があったのに どうして凡庸になってしまったんだろうな?…とか思いました。
もっとも第二期以降の絵が当時はもっと人気があったのかも 知れません。だたちょっと思ったのは,周囲の評価はともかく 本人は第一期の絵に不満があり二期以降の方が自信があったのかも と少し思いました。というのは二期以降の絵の方が描き込みが 多かったりするので,技術的には向上したのかもしれません。
となるともしかしたら第一期の個性はむしろ技術的には未熟で 全身をかけなかったり,体の形がおかしかったりしたのかも 知れません。
…とか思いました。現在でも漫画とか他の芸術でも,デビュー時の方が 作家性が立っていて,面白かったのが技術的に向上した結果, いまひとつになってしまう作家もいます。そう考えると,もしかしたら 写楽はビギナーズラックだったのだろうか?とか失礼ながら 思いました。
ちょっと違う方向ですが,そういえばちょっと前に 漫画家の赤松先生が長く描いていると手癖が誇張されるとか 描いてました。現在の一流の漫画家もずっと人気のある絵を 描き続けるのも難しいようで…。
- 5/11(子育ての思想)
- 趣味Webの「母は動じなかった」という文を 読んですごいなぁと思いました。この方は現在30歳過ぎぐらいの 様ですが,自分の母親が自分たちをどう育てたか?という想い出。 下のほうに「幼少の思い出」という文が四つリンクされてますが, それも同じようなもので同じく感心しました。子育てにおいて 子供に危険なものを丹念に教えるけど,教えたら自由にさせる。 「命のリスクを徹底的に嫌悪して制限と監視を強化していけば、 人は人らしく生きられなくなる」と思ってたらしいと書かれてます。
そのほかにもいろいろと感銘を受けることがかかれてます。というか 感心はするのだけど,自分は親としてこの様に子供を育てることが 出来るだろうか,とむしろ不安に思ってしまいました。
流石に人為的ではない事故にあって子供が怪我をした時や 病気でひどい目にあったときに,無理やり誰かのせいする…という ことはしたくないと思ってますが,それでももしそういう場面に なったら何かやってしまうかもしれないし,子供の自主性を 育てたいと思うけど,でも,そこまで子供を信じて放任することが 出来るだろうか…というのは今でも思います。
もちろんここに書かれた文は子供から観た母親像なので,実際は 母親は子供に気づかれない形で子供を結構監視していたのかも しれません。でもそう子供に思わせてないのは見事です。
それにしてもこの母親はいくつなんでしょう。Webの人が30歳くらい なら,もしかしたら私よりちょっとだけ歳上なだけかもしれません。 でもいまどきの人がそういう考え方が出来たのだろうか?とも 思います。
私の親はもう80を越えてますが,戦争を体験していて また兄弟を小さい頃になくしたりとか,そういう時代だったので, 子供が死ぬことはありえる…というようなことを考えていても 不思議ではありません。でも自分はどういう考えの下に育てられたのか …とか聞いたことないし,今となってはどうなんだろう…とも 思います。まぁ私は子供の頃からだが弱かったし,子供が死ぬことも あった時代だから,特に思想が無くても,生死というのは運命みたいな ものだ…とかは思っていたかもしれません。
いろいろ思いました。
- 5/10(GW)
- なんか地震と原発とユッケの話ばかり書いてるので気がめいります。 ということでちょっとGWにやったことを気分転換で書きます。
今年のGWは29日が金曜日,2日と6日は平日ですが,休みを取ったので 10日の連休となりました。29日から10日まで九州にずっと滞在してました。 これだけ長く九州にいたのは久しぶりじゃないでしょうか。
といってもほとんど福岡の嫁の実家にいました。熊本の自分の実家には 二泊しただけです。福岡での前半は義父母および嫁の妹弟と集まり家族写真を とったり墓参り,会食にいったりと,非常に全うな家族行事をやった 以外は大体ごろごとと。ただし義弟夫婦にも0歳のお子さんがいて うちの息子の従弟にあたるので,楽しい時間でした。
熊本では私の姉夫婦と姪らがやってきたりとか。うちの両親は 結構歳なので,今回は店屋物を取ったりとか外食したりとか。 本当は自分らが掃除とか家事とかやるべきなんでしょうけど,うちも 目を離せない子どもがいるのでなかなかそうもいかず。あと姪が うちの子供と遊んでくれたりとか,こちらも良かったです。
福岡での後半は特に何もなく,息子と妻とちょっと近所で遊んだくらい。 ゆっくりして帰ってきました。
嫁と息子の疎開はもうちょっと続くので,一足先に帰ってきました。 そんなGWでした。
- 5/9(浜岡原発)
- 菅総理の浜岡原発の運転を止めろという指示について。
本人の記者会見は聞いてないし,ニュースも細かくみてないので, ぱっと聞いた印象で書きますが,私自身は悪くない宣言だと思ってます。
もちろんいろいろ突っ込みどころは満点で,関係各所に未調整で 大丈夫なのか?とか,中部電力の原発依存率は一割で,あまり影響ないのでは? とか,安全基準が満足すれば再開はOKってことなのか?とか, 首都圏だけのことしか考えてないの?とか,単なる人気取りでは?とか, …。まぁそうかな?とか思います:-p。もっとも,現状は浜岡原発のみで 他のは対象じゃないって言ってますが。
悪くないと思ったのは,先日も書いたけど,私自身が長期的には脱原発を 目指しているからです。このままだとなんとなくうやむやのまままた 原発使うのかな?という懸念もあったのですが,これで議論は盛んに なるでしょう。影響が小さいならむしろ「原発止めても大丈夫だった」と いうケースで,その時に給電力とライフラインとしての電力への影響と それに対する対処とか,地方への補助等,いろんな影響を調べる テストケースになればいいんじゃないでしょうか。
自然エネルギーへの開発も,原発がちゃんと使えている状況だと,開発投資が あまり進まなかったりしますし,電気自体の枯渇感がある程度あった方が 進むことも多いような気がします。
まぁ原発止めて夏の計画停電に耐えられずにやっぱり原発必要とか, 二酸化炭素出してもいいので火力…とかそういう風になるとか,いろんな 意味で国民が選択をすればいいんじゃないかな?という気がしてます。
余談。民主党が民意を優先し,自民党は民意の前に自由を尊重する というのを読んで,なるほど…と思いました。民主党が民意を 読み違えると恐ろしいなとも思いましたが。
- 5/8(電気行政)
- 最近のネット経由でニュースを観ていて思うこと。
東電のあり方についていろいろ言われている様ですが,は逆の方向性のような気がするんですが,どうでしょう。 特に後者は地域独占見直しとかまで踏み込めるんですが,他の地域への 影響などは無いんでしょうか?。電気も許認可事業だろうから,東電地域だけ 特別な体制ってわけにはいかないんじゃないという気がします?。 あくまでも法律の技術論だけど。
- 倒産&国有化
- リストラ,送発電分離
それから倒産国有化は今の株主と経営陣に責任を負わせて,だけど組織 としてはそのまま国が運営すれば,末端で働いている人や消費者は今と 同じ利便性を保持できるけど,リストラや送発電分離は結果的に消費者に 大きな影響を及ぼします。通信が地域分離や競争を導入した時に, 安くはなったけど,電話料金を払う会社が増えたり,マイラインとか そういうので,ややこしくなりました。あの時はそれでも安くなる…っていう ユーザメリットがあったけど,今回は東電がぼろぼろの状態でそうなるの だから,煩雑になりつつ安くもならない…っていう状況になるような 気もします。
リストラとか分割とか東電に「罰」を与えてる感覚かもしれないけど, 会社をユーザは選べない状況で,インフラ企業をぐだぐだにするのは, 結局ユーザの利便性に返ってくると思います。あと民間会社のまま 存続するっていうのは,株主的には国有化よりはましってことにも なります。
もうひとつの観点は脱原発がどっちの方が進みやすいか?ってことだけど, これはどっちもどっちのケースが考えられます。脱原発の方がコスト的に 有利だったら,競争を持ち込んだほうがすすむけど,逆だったら, 結局行政主導でやらないと,研究開発費とか捻出できない気がします。
世論は様々だから方向性っていうのは無いのでしょうが,それでも 時期によってあっちに揺れたりこっちに揺れたりしてます。どういう 社会を作りたいか?っていうのを考えず,その時の雰囲気でもりあがってる 気がしますが,メディアや業界人は,結構自分たちの利権や商機をしっかり 考えていたりするので,あまり真に受けないほうがいいんではないでしょうか。 自分がどういう社会にしたいと思っていて,そのためにはどういう 電気行政がいいか?ということを考えるべきかな?と思ってます。
私の場合は優先順位で書くと(1)今の福島原発の事故をとにかく 収めること(2)事故で不利益を被った人の補償を行い,出来る限りの 復帰を目指すこと(3)長期的には原発をやめること(4)首都圏をはじめ 全国的に安定的に電気を供給すること,かなと思ってます。現状 優先順位が高いのは(1)と(2)でしょう。たぶん(3)と(4)は逆順の人も いるでしょうから,これについては時間をかけないと決まらないのかな という気がします。
で,今の世論にはわれを忘れて(1)すら後回しになってる意見もあるようで そういう考えはどうかな?という気がしてます。
- 5/7(GW)
- 昨日から再び福岡。
菅さんの浜岡停止案については,言いたいことあるけど,とりあえず 議論を始めるきっかけとしてはいいのだろうな,とは思う。また 後日書きます。
- 5/6(土下座)
- medtoolzさんのところに「間合い」の話がありました。 あぁ,わかるなぁという感じ。というか私自身が,仕事とかでニコニコして 相手に御礼とかが出来ると,自分が優位に立てた…とか思ったりします。 人は戦う気満々な人より,下手に出てる人の方が攻めにくいし,更に 謝る人よりお礼を言う人のほうが責め難い様におもいますから。 もっとも下手に出た人を責めるのが好きな人もいるので,その辺は 相手次第。相手を見ることが一番大事だったりします:-)。
さて関連はないのですが,少し連想した話。焼肉屋の社長が土下座したという写真。わたしは うぁ…と思いました。その前に東電の社長か副社長かが土下座してるのも ニュースで観ましたが,こっちも,うぁ…という感じ。
私自身は,人が土下座してるのを見るのもいい気分じゃなし,自分が されるのも好きじゃありません。でも今回の場合土下座されたほうが 少しはまし…っていう当事者がいるってことなんでしょうか。
どうもここ最近急激に土下座謝罪が増えてるんじゃないか?とか感じてます。 ちょっと前に,やっぱり会社の不祥事とかの記者会見で,役員がそろって 頭を下げてる絵…っていうのもなんか違和感を感じてました。
違和感を感じる理由はいくつかあって,ひとつは最初に書いた通り, 謝ってる人間を更に責めるとこっちが悪者になった気がして不快。 もちろん謝るほうはそういう戦略もあるんでしょうが,例えば 自分が何か迷惑を被った相手に最初から土下座されたら,そんなことより, 事情説明とか補償とかの説明を先にきちんとしろよ…と言いたくなります。 あと,土下座ってやっぱり芝居じみていて,むしろ誠意が感じられない。 いや,誠意というかね,「同情するなら金をくれ」じゃないけど, 誠意よりも「何が出来るのか?」をまず示してよ…と思ったりします。
焼肉屋の件はちょっと当事者じゃないので,なんともいえないのですが, 東電のほうは,原発をどうするの?とか,今回の事故で被害を被った人は どうなるの?とか,今後の給電状況はどうなるのとか,そっちの方を ちゃんと説明してよ,頭なんか下げてごまかすなよ…というのが, たぶん本当に怒っていたら思うでしょうね。でもそうなると たぶん事態はもっと泥沼化するんでしょうけど。
メディアは面白い絵が取れたと思うのか,土下座の写真をあちこち 載せてますが,どうなんでしょう,頭下げられて少しは気がまぎれた人って いるのかなぁ…と思いました。
個人的には謝罪に「型」って必要なんだろうか?とか思いますが, まぁ自分が謝る時には「型」があった方が楽の様な気もします。 であれば,土下座をするのはやっぱり謝るほうの論理ということに なるのでしょうか。
- 5/5(GW)
- 相変わらず熊本。
無線LANが以前より飛ばなくなってる様な気がするのは気のせい なんだろうか?。何の?というといろんな無線LANで感じる。電波が 混んできてるからか?。それとも本当に気のせい?
- 5/4(GW)
- 熊本の実家へ移動しました。
- 5/3(黄砂)
- 相変わらず福岡に滞在中。
昨日はわりと外に出ていたのですが,黄砂がひどく町中が白い感じでした。 今日も黄砂はあるなぁという感じでした。今回の黄砂はどうやら 関東のほうでもわかるようです。
今日Twitterを観ていたら某元(?)政治家が黄砂を問題として捉えていて, 中国に抗議しようとつぶやいてましたが,ちょっと違和感を感じます。 最近黄砂を騒ぐ人が多いですが,黄砂自体ははるか昔から日本に届いてますし, わたしが幼少の頃からしっかり九州に届いていたのを覚えてます。 もちろん黄砂の量が増えていて,それは中国の砂漠化の 問題といわれていたり,あと中国の大気汚染がひどいので,その 有害物質が付着しているって話も聞きます。でも,後者は黄砂の問題では なくて,大気汚染の問題だと思います。日本だって光化学スモッグを 出していた時期もあるし,今だって放射性物質をばら撒いていたりします。 自分たちに非があるからお互い様というつもりは無いのですが,もう少し 冷静に対応できるんでは?という気がします。前者の砂漠化の問題も たぶん抗議をしても何とかなる話ではないのでは?という気がします。 それこそ地球温暖化と同じような話ですし。
最近自然災害を何とかしろ…という様な言説をよく聞くような気がします。 黄砂がひどくなってるのは事実でしょうが,それが中国の人為的なものが 原因だと科学的に示さずに抗議をしても,話が進まないのでは?と いう気がします。
- 5/2(生肉食い)
- 富山と福井の焼肉屋チェーン店で,ユッケを食べた 子供が死んだという話。一年以上前に 食の安全情報blogで生食用の肉は馬以外流通してない というのを読んでいたので,ようやく事態がつながったというか。
それにしても10歳にもいかない子供をなくされた親の気持ちを量るに なかなかつらいものがあります。ただ,リンクしている,生肉の 危険性を訴えるページは読んでいたので,なんとなくあぁーぁという 気持ちになりました。
私は実家が熊本なので馬刺しは今でも食べますが,それ以外の肉で 生食用が流通してないのに,実際に焼肉屋にいくと,ユッケがあったり レバさしがおいてある状況というのは,どうも解せなく思ってました。 リンク先のページを読んで,そうだったのかと思いつつ,でも 店にあるよな…というような感じでした。 店が独自に安全な肉を入手してるか,もしくは独自に生肉を 食べられるような技術を持っているとしか考えられず,そういう風に 思っていた消費者もいたことでしょう。ただそれにしては,どうも 最近ユッケを出す店が多くないか?…という危惧はありました。
まぁわたしがレバ刺しを食べなくなったのは,食中毒というより 癌になったあたりで,いろいろ食べ物に神経質になりゲテモノ食いや 内臓食いをほとんどしなくなったからというのが大きいのですが。
とはいえ,今回の事件で,おそらく日本の外食での生牛肉食いは 一掃されるんだろうなぁ…という気がします。日本人はこういう ところに妙に潔癖ですから。一方で生で食べられる馬刺しまで 売れなくなる可能性もあります。知らない時は大胆で,一旦事件が 起きると過剰に反応するのが日本人の国民性ですから。
それにしても子供が亡くなるのではなく,せいぜい大人の集団 食中毒くらいで騒ぎになっていればよかったのに…とはつくづく思います。
- 5/1(GW)
- 今日は嫁さんの実家のイベントでした。
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