だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。
あしからず。
- 3/31(春一番じゃない)
- 今日は一日ものすごい風でした。ベランダのものが何度も転がって 大変。春一番ぽいなとは思ったんですが,春分の日のあとは 春一番とは言わないそうで…。でもまだ梅が咲いてるんだし,とか 言ってみる。
朝は一応晴れていて,午後からものすごい雨が降って,また夕方やんだ。 その間風はずっと強かったけど,雨のあとは若干ましになったかな。
ちなみにサクラはまだ咲かない。
- 3/30(不幸を撮るということ)
- 今週 未来授業というpodcastを聴いていたら, 森達也さんという監督が,東北の被災地を撮影した話を 喋ってました。被災地を被災者を撮る事の欲求と罪悪感と, 入り交じった複雑な本音を語ってました。
奇しくも fujiponさんが森監督のその件について書いた本に ついて感想を書いてました。この中で引用されていたことが まさにpodcastで語られていたことでした。違うところで 同じことを語っているというのが森監督の今の一番の想いで あることを表わしていると想います。
わたしも森監督の罪悪感の暴露を聞きながら,本音だろうなぁと 思いつつ,それを敢えて言いつつ行動するということに関しては 複雑な気分でした。肯定でも批判でもありません。
実はわたしは震災の映像ってそんなに見てないのかも知れないと 最近思ってます。実際震災後TVが映像を流したり,ネットで もっと悲惨な映像が流れたりしたときに,あまり見ないように してました。人は不幸に興味があるというのは一理あるのですが, 不幸に興味があるのはある程度「幸福な人」だとわたしは 思ってます。昨年の震災の直後は,乳飲み子がいるわたしにとっては 原発の状況の方が,津波の被害より自分に関係ある問題で, そちらの方ばかり気にしてましたし,今でもそうです。また落ち 着いたとはいえ,癌の経過観察中だった自分の体の方がやっ ぱり大きな問題だったのです。
だから,少し自分の場合は特殊な事情なのかも知れません。でも, なにか今となって,当時の事を思い出すと,あまり震災の 被害の映像って残ってないのです。自分の中に人生の厳しさみたいな 実感が強かったので,それ以上不幸な映像を見たくないと いう想いがありましたし,今もそれはあります。それこそ そういうシーンがTVで流れるとTVを切ったりもしてました。
でも,ちょっと最近はふと,自分が被災者のことを考えなくなってる… という気もしてます。それってまずくないか,という気も してるのです。
そういう意味も含めて,被災地に興味を持ち現地に行く人を単に 悪趣味と批判する気にもなりません。でもそれを肯定も しにくいんですよね。難しいなと思います。
- 3/29(社会保障は相互扶助)
- ネットで シングルマザーで不幸から抜け出せない人の状況 みたいな話を読みました。生活保護を受けようともせず, 性産業に身を落とすとか,子供に対して不幸な結果に繋がる話とか…。
少し手続きを調べたり(聞いたり),体裁が悪い事を我慢すれば, もしかしたらもっと余裕がある生活ができたり,子供に十分な手を かけられたりするかも知れないのに,それが出来ない人達。それを 「そこまで社会が面倒を見れるか?,自己責任だろ」というのは わたしもそう思うようなところもあります。これはシングルマザーに限らず, 貧困者や失業者,はたまた障碍者の場合もあります。
特に自分がその対象から外れていれば,詳細な事情は判らず,また 当人の心情も判らず,やれることをやらないのは,やらない方が 悪い…という事を安易に思いがちです。
ただ社会福祉って決して「弱者救済」じゃないとわたしは思うのですよ。 社会福祉は基本的に「相互扶助」だと思うのです。
行政がやってくれるので,行政サービスだと思ってる人もいるかも 知れませんが,原資は我々の税金なんですから,余裕がある人が 困ってる人を助けている…というのが,社会保障の現実だと思います。
今,自分がそういう風に何も困ってなくても,いつそういう風に なるか判らない。失業や貧困に遭う日が来るかも知れないし, 体を壊して働けなくなるかも知れない。そうなったときに,こんなに 大変だったんだ…無理…という様な仕組みにしておくのは, やっぱりあまり良くない様に思います。自分はガンになったから, 働けなくなる不安みたいのも実感したし,誰かに助けてもらえるところを 社会に残しておかないと困るというのも良く判ります。そして自分が 突然死んで,働いてない妻と就学前の子供が残される可能性だって ゼロではないのです。
もちろん,自分の妻は多分わたしがいなくなっても,子供を育てながら 働くなりして暮してくれるような気がしてます。それは,妻自身が ある程度の働いた経験や,社会知識を持っていることと,わたしや 妻の親戚もある程度当てに出来るとか,そういうことが大きいように 思います。妻が親戚をあてにできないとか,社会保障を受けるのを みっともないとか思ったら違うでしょうが,多分,わたしの妻は その辺は,大丈夫じゃないか?…という気がしてるのです。
でも,そう「大丈夫だ」と思えるのってなんだろうなぁ…とも思います。 そういう事が出来無い人はどういう人なんでしょう。親や親戚との 関係がもともと悪かったり,そういう環境だから小さい頃から きちんと社会の仕組みを勉強できなかったりで育った人かも知れません。 そういうのを今更取り戻すのって難しいし,うちだってわたしの妻は 大丈夫でも,うちの家庭が大変になったら子供がきちんと育つのか?… っていうのも,判らないわけです。
そういう意味でいうと,社会保障はもっと「手厚い」…というよりは 「優しい」かな…。金額の話じゃなくて,ハードルが…っていうのが あった方がいいように思うんですが,でも一方で,多分,本当は自分で なんとかなるのに保護を受ける人もいるだろうとか,困ってる人が 手厚い保証を受けると,行政の財政が破綻する…っていうことも あるかも知れません。そもそも社会においてはある程度の格差が あるのは当たり前のことだという考え方も,間違いではありません。
- だからどうするのが正解か,わたしには良く判りません。難しい事だと 思います。ただやっぱり社会福祉は相互扶助っていうのをもっと 意識した方がいいんじゃないかなぁと思います。いつかは自分や自分の 子供達がその立場になるかも知れない,その時,それでいいですか?… ってこと。恵まれている人は,そういうのに備えて自分で財を蓄えたり, 自分で何とかする方法を確保したり…っていう風に考えがちだけど, 自分以外の社会である程度助け合えるような仕組みをちゃんと 残しておかないと,自分だけでなんとかならないときも あるんだと思います。少しその事は考えておいたほうがよいでしょう。
- 3/28(徒然)
- 年度末進行でバタバタしてるので,小ネタの羅列。
今問題になってるがれきの受け入れの件。 放射性物質の「現地処理」が原則というの は私も賛同するのですが,被災地のがれきを全て放射能汚染されていると 思われてるなら,そうですか?…といわざるを得ません。 だいたい津波被災地の最北とか,原発から東京と同じくらい離れてる わけで,それをいうなら,都内で崩れたヘイとかだって,放射能汚染された がれきになるわけです。どうも,遠くの人ほど, 被災地イコール放射能汚染と,雑に見てないか?…という気がします。
こういう見方が,海外からは日本全体が汚染されている…という 思い込みに通じるんですけどね。それ良いの?…って思います。
次。
大学教員の実態件。あまり驚かなかった。 同期がいないとか,普段話相手がいないとか,想像すれば判る範囲だし。 寂しいからツィートするか…,まぁそういう感じの人いますよね(笑)。 まぁその辺含めて覚悟はあったりするわけで,忙しいのも,まぁ想像の 範囲です。でも周囲がそう思ってないなら,そういうことだから 大目に見てね…っていうのは言っておいたほうがいいのかも(笑)。
次。
片付けを時間外でやるのが民間の感覚っていう 知事の意見。そうですか?。いや確かに時間外で業務改善を 行う…っていうのありますが,あまりそういうのが当然…という感覚を 持たれるのもなぁ…と思います。特に多くの時間がかかるような 作業であれば,業務としてやった方がいいんじゃないかと思います。
まぁ実態としては業務時間で100%働いてるわけでもないので, 業務外でも多少の労働が起きるのは仕方ない部分もあるんですけどね。
余談。
そういえば 某隣国のロケット発射,あまり話題になってないけど, どうなんでしょうね。聞くところによると,うちあがったら携帯に 警報がなるという噂も聞くんだけど,どうすればいいんでしょう?。
- 3/27(楽しみとしての受験勉強)
- 対戦ゲームとして受験勉強をしていたという話を 読みました。大変興味深い。良いことではないですかね?。
さて,自分の思い出。わたしも実は大学の受験勉強自体はそんなに しんどかった…という記憶はありません。まぁ一浪してるので, 現役の時に舐めていて落ちたショックとかいうのは結構あるんですが…。
わたしの場合,人と点数を競い会う…って程お友達がいなかったので(笑), そういうゲームは出来ませんでした。自分の場合は多分, 得意な科目でとにかくいい点数を取ろうとしていたのが結果的に 良かったのではないか?…という気がしてます。
高校の時,わたしは物理がたいそう得意でしたが,どうも先生を バカにしていたので,あまり授業をまじめに聞いてませんでした。 聞いてないけどいい点数を取る…というのになぜか快感を覚えてました。 嫌な生徒ですね(苦笑)。予備校の時も,先生は変わりましたが, やっぱりそんな感じです。もっとも授業はサボらず出ますし, おしゃべりもせず一番前の席とかに座ってましたが, 寝たりしてました(^^;)。で,点数的には常に満点を狙っていて, 高校の時は科目毎の順位が出ていたかは覚えてませんが, 予備校の時はほとんど一位をとってました。
もちろん物理だけの話。でも物理の点数をとるために物理の勉強を して実際に成績があがると,勉強して成績が上がるという 実感を感じるので,結果的に他の科目もそれなりに勉強をするように なった気がします。でも全部が上がったわけじゃなくて,数学,化学, 社会とかは上がったけど,英語や国語はなかなか上がらず, これは結果的に受験の時もあまりいい点数がとれませんでした。
わたしの場合は先生を仮想敵とし,点数によってゲームをしていたのかも 知れません。まぁこういうモチベーションはともかく, 子供にはまんべんなく勉強をさせるよりも,得意なものを 見つけさせて,まずはそこで成功体験をさせる方がいいんじゃないかな? と今となっては思います。
- 3/26(イニシエーションは難しい問題)
- fujiponさんが新入社員や新入生に芸をさせる というのに憤慨してるのを読みました。
難しい。これ憤慨する気持ちも判るけど,それを良い思い出の ように語る人の気持ちも判らないでもありません。女装や裸踊りは やりすぎだと思うけど,人前で「挨拶しろ」とか「おもしろい ことを言え」というのも,嫌がる人は嫌がって,ハラスメントと いえばハラスメントです。
でもそれを強要する人は,今となっては,それは嫌ではないし, それによって人前で喋るスキルがちょっとだけ身についたとか いう効用も感じているのかも知れません。女装はともかく。
程度問題のような気もするのですが,程度問題なら線引きが難しい という話になります。また組織の中で新人を守っていても, 社会に出たら,外部からプレッシャーをかけられるので,それに 対する耐性をある程度つけさせてやる必要ある場合もあるでしょう。
そもそも「イニシエーション」って一種の洗脳なんですよね。 通過儀礼というのは組織が行う洗脳行為。それが無理なら,その 組織に属せないって事になります。
わたしは裸踊りや,女装をする必要がある組織には入ったこと ありませんが,人前で挨拶くらいは出来る必要がある組織には 属してます。飲み会の席で喋る必要もあり,多少はおもしろいことを 言った方が組織のためには有用です。あとカラオケとか には連れていかれて,歌わされることもありました。カラオケは 昔は嫌いだった(今はそうでもない)のですが,我慢して歌ったかなぁ。 でも裸踊りをする必要がある組織もあるんでしょうね。無理なら, それは自分には向いてないって事なのかもしれません。
それから,仲間内なら出来るけど,仕事仲間だと出来ない…っ てこともあるかもしれません。それは組織になじんでないとも 言えるし,そもそも仕事仲間にはなじむものではない…という え方もできます。友だちとカラオケにいくのは楽しいけど, 職場の人といくのは嫌だ…という人は,もし職場で疎外感を感じた場合, どっちのせいだと思うのでしょうか。
というのは,わたし自身が常に組織において微妙な疎外感を持って いるかも知れません。別に人前で喋ったり芸をすることを拒否も してないのですが,どこか気取ってると思われるのか,人と 腹を割って喋ってる感じがしません。周りの人を誘って遊びに いくのも苦手ですが,そういうことを長年やって偉くなると, 上司から無理やり誘われることもなくなるので,ますますお客様的な 感じになります。
別に上司に強要されたら芸をしろ…というつもりもないのですが, それぞれの行為にはそれぞれの効用があって,意味がある場合も あるんだよなぁ…とか思います。
ちょっとこの問題は難しいので,また書くかも知れません。正直 自分でも考えが整理できません。
- 3/25(同窓会と名簿とSNS)
- ここ一年ほど同窓会というか同期会というかそういう機会が多い。 世の中でもそういう話は良く聞くのだけど,それとfacebookの 関係を述べる人も多い。
自分の場合高校の同窓会は当番年で,当初はfacebookは使ってなかったのが, 途中から使った。先日会社の同期会をやったけど,これもちょっとした 節目だったから。つまりfacebookが無くてもやったのだけど, 実際facebookは便利に使った。
同窓会で思ったのが,同窓会の事業で一番重要とされるものは 名簿整理である。高校の同窓会も大学の同窓会もそういう事を 言っている。名簿を整理して何の役に立つのかというと,かっての 知り合いに連絡を取りたい時に,連絡先がわかるということだろう。 電話番号がのってなくても自宅か職場の住所がわかれば,少なくとも 手紙は送れる。
さて,facebookはまだまだ同級生や同期生のほとんどが使ってるとは いえないのだけど,もし,ほとんどが入ってしまったら,同窓会で 名簿の整理をする必要はあるんだろうか?…という気がした。
逆にfacobookの方も「いつでも連絡が取れる状態」になったら, それ以外になにか使えるのだろうか?…という気もした。facobookは 実名で知り合いばかりだから,書きにくいというかあたりさわりの 無いことしかかけないという意見があるし,わたしもそう。でも なんで入ってるかというと,いざという時に連絡が取れるから。 e-mailも知らないけど,facobookにはいるという人も増えてきた。
となるとfacebookは名簿という事になる。もしみんながfacebookに 入ったら,同窓会の名簿というのは必要なんだろうか?。そうなると 同窓会の意義というのはなんになるんだろうか?。…ふと そういう事を思った。で,facebookってそれくらいのものだと 思っていてもいいかな…とも思っているけど。
- 3/24(休日)
- 今日は家族で八景島のアクアミュージアムに行った。
八景島は横浜に住んでいた時代,島に入るのはただなので, よく行っていたけど,アクアミュージアムに入ったのはたぶん 15年くらい前か?…,3回目くらいだと思う。それだけ行かないと だいぶ様子が変わっていて,アクアミュージアム以外に二つ 水族館ぽい施設が出来ていた。
この間沖縄に行った時に美ら海水族館に,あと大阪の海遊館も 何度か行ったけど,この二つは巨大な水槽を作ってそこに ジンベイザメをはじめとして多くの魚を集めているのに対し, アクアミュージアムは水槽自体は小さいけど,割と細かく分けていて, 白熊やセイウチやイルカなど海獣を多く扱っているところが 異なる。新しく出来ていた施設も,イルカやアザラシを間近に みれるように作っていて,良く考えるとずいぶん沢山のイルカや アザラシを持ってるんだなぁと思った。
ちょっと面白かったのが,イルカやアザラシに芸をさせる スタジアムのプールにジンベイザメがいること。その中で イルカやアザラシが芸をしてるっていうのはちょっと奇妙な 感じだった。まぁ大きな水槽がそこしかないからなんだろうけど。
八景島は水族館だけが売りじゃなくて,遊園地も売りなので, 美ら海水族館や海遊館に比べると水族館としては少しパッとしない 気もするのだけど,トータルとしてはずいぶん遊べるところに なってるな…と思う。でもその割には水族館自体も高いなとは 思うけど。
というわけで,楽しめました。
- 3/23(プロにとっては日常)
- ストーカの被害にあっている人が被害届を出しに行ったら受理されず, その後,出した直後に殺人事件になったという事件で, 警察が職場旅行に行っていた…ことが問題になってる件。いや, 問題になってないのかな…,マスコミはそれを問題のように 報道してますが…。
なんか馬鹿馬鹿しいので,コメントするのも憚られますが,旅行に 行っていたことが問題なわけじゃなくて,単純に被害届を 受理しなかったことが問題なだけでしょう。受理しなかった理由は 他の事件で手が一杯だったという警察のコメントで,例え 旅行に行っていても,旅行に行くこと他の事件をこなす時間が減り, 一杯なのであれば,それは嘘ではありません。
旅行に行こうが行きまいが,仕事が一杯であれば,事件に対する 対応は出来ないわけで,旅行にいくかどうかは問題ではありません。 被害届を受理すると,何日以内に対応しなければいけないという 決まりがあるのでしょうか?。もしあって,だから受理しないのであれば, その決まりはむしろ弊害になってるとも言えます。 担当者が不在で対応できないのであれば,旅行だろうが他の仕事だろうが 関係なく,他の部署が補助的に対応するとか,また仕事が一杯で 対応ができないのであれば,組織のリソースを見直す等の組織的な 対応がされるべきで,旅行に行っていればNG,忙しかったら OKというのであれば,結局被害を減らすことにはなりません。
ラジオで聞いていたときに,ストーカ規制法ができて,警察が法律に 乗っ取って捜査するようになったので,緊急的な対応が 出来なくなってるのは良くないという識者がいましたが,警察が 無理やりに捜査する等いうのは,むしろ警察が逸脱行為をする 可能性があってわたしは良くないことだと思います。もちろん融通を 効かせることは大事ですが。
あと,警察が無理をして捜査する…というのも賛同できません。 被害者にとっては事件はめったに遭わないことで特別なことですが, 警察にとってはそれは毎日起きることです。無理にしないと こなせない体制というのは,当然仕事をこなせないということになります。 警察にとっては事件が起きるというのは「日常」の事です。 日常であれば,警察官個人はその中で休みは取るし, 旅行にいくのも当然です。
まぁ被害者が憤慨する気持ちも判りますが。
良く思うのですが,事件に対しての警察に限らず,病気に対しての医者, 火事に対しての消防等,それらは被害を被る方にとっては, もしかしたら一生に一度しか遭わないような特別なことで緊急事態かも 知れません。でも彼らにとっては毎日起きる日常であり, それの対応に慌てたり,無理をしたりしてはいけないのです。 良く医者が冷たいと言いますが,医者が全ての患者に親身になったり 共感することは無理だと思うし,そんなことを患者は要求すべきではないと 思います。
わたしは癌になったとき,主治医に対してもそう思ってました。 こっちは死ぬかもしれないと半分パニック状態でしたが,医者には 淡々と治療して欲しいとも同時に思ってました。無理してヘロヘロな 医者に腹を切られても嬉しくもなにもないです。
そういうものだと思いますが,警察の問題も医者の問題も,マスコミとか 見てると,それがわからない人が多いんだなぁと思います。
- 3/22(徒然)
- 小ネタをいくつか。
泉佐野が市の命名権を売るの件。自治体が ころころと名称を変えたら,他の地域の人にも(郵便局とか) 影響があるのですが,そんなことやっていいのだろうか?。ちなみに 昔は地名というのは天皇(朝廷)しかつけてはいけないという 特別なものだったんですけどね。
次。
パワポで下書き手書きで清書…って, あぁ良い考えだ。ついでにそれ自動でやるソフト出せばいいのに。
実際手書きで文章(手紙とか)を書く場合もワープロで下書きをするので そんなにとっぴでもない。文字だって手書きの方がパワーがある 場合もあるので,絵も手書きの方がインパクトはあるよね。 時間があったらやってみたいが…,どうかしらね。
次。
ダイソンへのインタビュー。デザインに力を 入れている会社のインタビューは共感するところが多い。 でも,「特許や意匠権、著作権についての規定はなくても構わない。 他社製品を明らかにコピーしたら有罪になる」というのは意味が 良く判らない。コピーかどうかを判断するために著作権や意匠が あるんだけど。そして日本の掃除機が明らかなコピーか?って いうとどうなんでしょう?。
日本の掃除機が真似をしてると批判してますが,日本の掃除機は 外観的にはダイソンとは似ても似つかないし,方式も違う。 ただ「サイクロン式」を名乗ってたりするから,コピーとか 言うのかもしれませんが,だったらサイクロン式って言わなきゃ いいのに…って思いました。
「デザインというのは、技術設計の一部」というか見かけだけの デザインは不要という感じの言い方には賛同できるんですけどね。
- 3/21(ミスマッチだと辞めちゃうんだ…)
- 数日前にNHKのテレビニュースで若者の雇用が深刻な状況というのが流れてたのを さらりと聞きました。その中で就職率が低いという話と合わせて, 離職率も高い…という話があったので,どうも話としては 「辞める若者も悪い」という結論になりそうだなぁ…と思いました。 もっともそういう雰囲気でNHKが報道してるのだろうか?という気も ちょっとして,他のメディアがどう扱うか?…を今日まで待ってましたが, あまり話題にならず…。
改めてネットで該当記事を読んでみると,大卒の半分が就職できなかったり 辞めたりしてると書いてますが,離職だけをみると就職した人のうち 三分の一くらいは辞めてる…って話になります。なるほど, 確かに離職数も高いなぁ…。全体の四分の一が就職後一年で 辞めちゃうって事になります。
すごいなぁと思いますが,自分の子供はともかく,そのうち自分が 若者に就職アドバイスとかする機会があったら,紹介したところを あっさりと辞めちゃうわけで,アドバイスする側としても非常に 深刻になります。
記事はこれを「ミスマッチ」と書いてますが,希望するところに 就職することをミスマッチというなら,ミスマッチがあることより ミスマッチだと辞めちゃうことも問題じゃないですか?…と いう気もします。学生の責を問うより,なぜそうなっちゃうかなぁと いう方が気になります。
そもそも「希望」って何だろう?…と思うわけです。学生時代に 思い描いていた社会というか仕事の内容とかいうのが,実は 全然想像と違う…というのは,良くあることです。わたしは 四年生の時に就職したいと思っていた会社に,同級生が就職する, 自分は大学院に行って,里帰した同級生に話を聞くと「全然思って いたのと違うなぁ」と思いました。そんなかんだで,大学院を出るときは 希望はあっさりと変わってました(^^;)。
こんな経験は何度もあって,高校を出たときと,大学に入った後に やっぱりなりたい職業に対する知識を先輩から聞いて,考え方が 変わったとかいうのもあります。もっと前だと,高校時代に バイトとかをしたり,社会人と話をして職業感とか職場感とかが 形成されてやっぱり考え方が変わってきた。つまり学生の思う会社の イメージというのはそもそも非現実的で,マッチなんかしないわけです。
で,就職したら「実際は思っていたのと違う」から辞めるのかも 知れませんが,それが自分にあっているかどうか?…というのは, 本当は一年くらいじゃ判らないよ…とうわたしの意見です。 多少イヤなことでも,我慢して続けてみたらどうでしょう?… と思うわけです。もっとも先日のワタミみたいに体を壊す程, 頑張れとも言いませんが。
思うのは,ネットになって就職情報が豊富になったり実態の情報とか 飛び交ってますが,結局それって価値観が多様化したのではなく, むしろ一元化…してるんではないか?ということ。 ネットで検索すると一位に出てくるのは一緒ってことと同じで, ネット…というか検索はむしろ人の価値観を強要するようなところが あるな…と思います。
つまり我々はある意味自由意思を奪われているわけです。カーナビで 同じ抜け道を示すからそこが渋滞する…という様な話と似てる 気がします。
- もう一つ,四畳半の正義を読んで思ったのは,周りとの接触が 希薄で常識離れしてる人が,ネットとかでそれをさらけ出してしまう…と いうこと。
こういうのを見てるとやっぱり,ネットの価値観ではなく若い頃から 社会に出て実際の肌身で感じる価値観をつくっていくことが 大事なんじゃないか?…とういうことを良います。
まぁこっちの話は若い人に限った話じゃないでしょうが,あまり 社会を実際に経験せずにイメージを膨らませて,その現実との ギャップに適応できない人が増えてるんじゃないか?,であれば, もっとその経験を増やすべきじゃないか?と思うのです。
もっとも,理系の大学生のインターンなどはわたしが学生時代だった 頃よりずっと増えている気もするのですが。
- 3/20(サンデルさんの番組を見た)
- 昨夜マイケル・サンデルの究極の選択という 番組で格差問題の議論をやってました。
サンデルは有名なので名前くらいは知ってますが,実は 彼の講義やディスカッションをTVとかでみるのは初めてです。
確かに面白いとは思いましたが,クリシエ(常套句)ぽさを感じ ました。まぁそれはいいのだけど。
興味深いと思ったのはアメリカと日本と中国(上海?)の大学生を 結んで議論,アメリカはハーバードなのでエリートですが日本も 東大とか,でも成功して裕福になっている人をアメリカ人は その人の実力と断言するのに対し,日本人や中国人は運や 社会による部分があるというところでした。つまり他の例でも アメリカは経済格差を当然だと思ってるような節があり, 日本と中国はある程度は補うべきだという考えだった気がします。 まぁNHKが判りやすい意見を集めていたのかもしれませんが。
あとスタジオには竹中さんがいたのですが,竹中さんは 安い外国人労働者にアウトソーシングすることにはあまり 賛成じゃないというのも意外だったかな。まぁいろいろ 面白意見もありましたが,全体の流れとして,消費税を5%から 10%に上げるよりは所得税を増税すべきという流れになったのは, 例によってNHK流の皮肉でしょうか。税というのは所得の再配分という 原則でそういう結論になったので,平等に集めて,平等に 配分するのなら,それは政府は必要ないってことになるって ことでしょうね。ごもっとも;-p。
サンデルさんは事あるごとに意見を言う人に「原則」を問うていて それが印象的でした。そしてアメリカ人はそれをすぐに回答できるの だけど,日本人は答えられない。つまり日本人は物事を考える時, 原則を意識せずに答えを出そうとするってことでしょう。 だから「バランス」とか言い出すし,意見が変わりやすいし, 流されやすいわけです。そういえば税金が冨の再配分ということとか 考えたことも無い人が日本には多いんじゃないかな。
もっともそこで出てきた原則は「正解」とは限りません。人が変われば 原則が変わることもあります。要は自分の中の原則があるかという こと。人と合う必要も無いけど,議論をする時はそこをぶつけ合わないと 結局(物別れも含めた)結論が出ないってことでしょう。
…なんてことを思いました。
- 3/19(変革は決める人に都合が良い事しかない)
- 弾氏が子供手当は扶養控除とのバランスとかを 考えると子育て世帯に負担増になってるって話を書いてました。
個人的には,自民から民主に変わったときに「変わらないか, 悪くなるだけだろう」と思っていたので,予想通りだったのかも しれません。もっとも子持ちだけは優遇するのか?…とか思っていたの だけど…。そういえば,高校の無償化ってどうなったんでしたっけ?。
前回の総選挙で,民主にいれた人に,あなたは民主党の何を信じて 支持したのですか?と聞きたくなりますが,ありそうな回答として, 「自分は民主に投票したのではなく,反自民に投票した」というものでしょう。 そういえば,政権交代があったときに,「日本に本物の民主主義が起きた」 みたいなことを言ってる人がいました。ヨーロッパとかに詳しい人が 良く言ってましたが,わたしは「国民が困窮しても民主主義の方が いいんですか?」と思ってました。今のヨーロッパ,そんなに良い 政治やってると思います?。
…と冗談ですが,反自民に入れた…という人は,つまり「変革」が 狙いだったことになります。何でもいいから,現状を変えたかったと。 今でも,民主がひどいから政権交代をとか首相を変えよとか しょっちゅう出てきます。変えたら何か良くなると思ってるのでしょうか?。 変えたら今より悪くなる…っていう発想はないのかなぁ…と思います。
若い頃は,大人がつくった社会が窮屈だから,それを破壊して新しい社会を… というのに憧れます。そういう感覚なんでしょうか?。まぁそういう感覚は 判らないでもないですが…,個人的な経験からすると,人任せで物事が 変わると,大抵物事は決めた人に都合が良い方向に行きます。 わたしは社会人になって5年もしないうちにそれに気づきました。
もちろんWin-Winじゃないですが,双方にいい方向に行く場合もあります。 でもだいたいにおいて,それにしたがっただけの人には,不利益が ジリジリとやってきます。
- 社会に出て,労働体系とかいろいろと変わってきてます。給与制度とか 諸手当とか,そういうのが変わるとき,大抵決める方は「トータルでは 現状と同じです」とか言うんですよ。でも続いていると,ジリジリとどこか 減ってるとか…そういう経験をずっとしてきました。
そういう経験を続けてると,システムをいじると悪くなる,悪くなりたく なかったら,現状維持を断固として続けるか決める側に入らないと いけない…という事になります。まぁ現状維持は,年金制度じゃないけど, そうやってジリジリと社会全体が沈む場合もあるので,現状維持で 安全ってこともないのですが。
…というわけで,言いたいのは,変革をいいことだと思っている人は, 大抵騙されてるんじゃない?…ってこと。そのお勉強がこの3年間だった 気がするのですが,まだまだ変えた方が良くなると信じている人も 多いようです。
- 3/18(休日)
- 来月やゴールデンウィークのいろいろ手配。あと秋以降の準備とか, なんかいろいろと先のことを考えた一日だった。
あと買い物。
- 3/17(休日)
- 今日は午前中から家族三人で百貨店に出かけ,いろいろ買い物。 お昼を食べて帰ってきて,今度はわたしだけ出かけて,会社の同期会。 同期会は入社以来始めてなもので80人以上集まるという,かなり 盛況ぶり。本当に20年近くしゃべってない人もいたりして, とうか覚えてない人もいるし。まぁでも楽しかったです。
天気は結構な雨で,夜,一次会が終わった辺りで,ようやく やんだという感じでした。
- 3/16(SNSの強制力)
- 昔mixi疲れというものがありました。mixiに自分の日記を 書いている人で,自分の日記に誰かからコメントが入ったら, そのコメントに返事を返さなければいけない…というのはまだ いいのですが,お友達の日記の更新があったら,そこに何か 書 かないとマズイとか,mixiは足跡が残るので,足跡があったら こっちも踏み返さなければいけないとか…。
だれもそんなルールをつくってないのに,そういう風に,なにか コミュニケーションを無理やりさせるような仕掛けがあり, それでユーザが疲れる…というのがmixi疲れです。
さてfacebookをやっていると,「いいね」を押してくれる人が いるのですが,これも多少義務感をもって押してるんじゃないか? という人がいます。「読んだよ」くらいの意味で「いいね」を 押してくる。そして押すだけならいいんですが,いいねを押した 友人の記事がこちらのニュースフィールドに挙がってるので, これもイイネを押した方がいいんだろうか?…とかいう気もします。 mixiの足跡ほど強力じゃないのですが,こちらも何か コミュニケーションを強要する様なところがあります。
あとTwitter…。こちらはイイネは無いのですが,リツィートによって やっぱり強制的に文章を読まされることが結構あります。 まぁ反応を要求されないだけいいのですが。
というわけでSNSというのは何かコミュニケーションを強制されるところが あります。SNSの定義は友だちとかの繋がりをもつ閉じた ネットワークなんでしょうが,どれもがコミュニケーションを 強制する…という機能があり,それが定義か?と思うくらいです。
なんとなく自分と関係ない人の文章を無理やり目の前に出されるって いうのは,いいネットワークなんだろうか?…という気が ちょっとしていたりします。「友人」は一応知り合いですから, それに反応(いいね)するのは,まだしもなんか読まれるのはなぁ…とか。
とか考えてるとやっぱりfacebook疲れやtwitter疲れも近いのかな… とか思います。
こういう強制力はブログの頃はまだあまりなくて,せいぜい自分の 日記のコメント欄に書いてきた文章に答えなくてはいけないくらい。 MLも名指しで反応されたら,まぁ反応をし返してましたが, リツィートとかシェアってワンクリックなので,多分する方も 気軽にやってくるので,結構量があるんですよね。
なんというかなんとなく読む方の行動を強要されるコミュニケーション なんだなぁ…と思いました。
- 3/15(他人の喧嘩に肩入れする必要はあるんだろうか?)
- 時々ネットで喧嘩を見かけます。…と書いていて思ったけど, 最近よく見る喧嘩は有名人の喧嘩。昔はネットで喧嘩というと, MLとかネットニュースで一般人が喧嘩していたのだけど,最近は そういうのは逆にあまりみない(盛り上がらない?)。ブログまでは コメント欄での喧嘩がまだありましたが,Twitterになって 一般人の喧嘩が目立たなくなった気がするのは,気のせいでしょうか。
でも一方で有名人の喧嘩が目立つ気がします。一般人の喧嘩は, みていて単に当事者だけで流れていきますが,有名人の喧嘩は それをみてる人もどちらかに肩入れをするようです。当事者同士の 話の様な気もするのですが,なぜかネットで盛り上がります。
でも,結局,それって二人の争いだよなぁ…,どっちかが勝ったら 自分の生活か何かに影響あるんだろうか?と思ったりもします。 まぁ自分の好きな人が戦っていたりすると支援したくなるのかも 知れませんが,どっちにも入れ込んで無くても,喧嘩になると 肩入れしたりしませんか?という気もします。
こういうのは無視しておけばいいんじゃない?という気もするのですが, もしかして無視しちゃいけない場合もあるんだろうか?とかちょっと 悩んでしまいました。まぁわたしくらいが無視しても問題ないのですが, 通りで殴り合いしてる人を,みてみぬフリをするようなものなんだろうか? 等と思うと,どうしたものかね?。実際の喧嘩だと警察に通報すれば 良いんでしょうが,ネットだとそういうのもないし。
みたいな事を思いました。
- 3/14(会社で偉くなる人)
- fujiponさんが 決められる,たたき台を作れるという人は強いと いうような話を書いてました。これは,会社の中では当然で, おそらく偉くなる人はみんな知ってます。わたしは以前 出世したかったと書きましたが,そう思っていたので,どういう 人が出世するかを見て気付きました。会社のトップは物事を 決断するのが仕事。そしてそこにもって行く決断事項は誰かが 草案を作ってます。草案には選択肢を並べるとかより,実際は 事前に方向性を決めて調整して,あとは決断だけ…という形に 仕上げてもって行きます。その草案は元はたたき台ですから, たたき台を作れる人が,物事をコントロールしてるといえます。
会社では出世する人はそういう提案が出来る人で,最終的には そういう人がトップになるので,トップは決断だけをやってる わけでもなくて,若い頃はたたき台を作っていた人でしょう。
よくブレンストーミングとか言いますが,あれをまとめて草案に すると言うのが一番重要な仕事です。
…というわけで,会社とかにいると,わかることですが,実際は わかってない人もいるので,人によるのでしょう。あと,判ってても 出来るかどうかは別。わたしもその辺はコントロールして,何でも たたき台を作るわけでもないし,仕事はこなすと認められるけど, 新たに降ってくるので,その辺はさじ加減かな。そういうのを 本当にエネルギッシュにこなしている人をみると,あぁ,この人は 偉くなって当然だわ…とわたしは思いますけどね。わたしは偉い人を あまり批判する気にはなれません。
- 3/13(学会発表)
- どの業界もそうかは判りませんが3月は学会の全国大会が多く開催 されます。大学の授業が既に終わっているのと,年度のまとめという 節目でもあるのでこの時期なんでしょう。わたしも今回とある 学会の全国大会で発表してきました。
とはいえ,結構久しぶりの発表となります。どこの学会とは 言いませんが,この学会はわたしがはじめて入った学会で学生時代から 20年以上入ってますが,全国大会で私自身が発表した回数は 結構少ないように記憶してます。他の学会の大会,あと同じ学会ですが 研究会の方がもっと頻繁に発表している気も。
業界によるのかもしれませんが,わたしの業界というか工学系では 全国大会というのは割りと気軽に発表できて,研究会の方が大変。 ただ格調(?)という意味では全国大会の方が高い(多くの人が 集まるので)ので全国大会の方がお得なんですが,なぜか昔から 全国大会で発表する機会が少ないんですよね。そのわりには聴講には 毎回出かけていて,おかげで知り合いは多いのですが。
いつも聴講のみだと少し肩身が狭いのですが,今回は久々にたっぷり しゃべって,いい気分でした。30ページの資料を23分でしゃべったので かなり大急ぎでしたが,まぁ舌はよく回ったんじゃないかな;-)。
- 3/12(情報機器の未来)
- 先週「あたらしいiPad」が発表され発売になりました。 ネットでも話題でいろいろ話を見かけます。実物は見てないのでなんとも。 ただしわが家にはiPad2があるので,わが家のiPadも販売終了か, と思ったら安売りをするそうです。在庫処分なのか,ラインナップ強化 なのか今一つ判りませんが,経験からすると前者かな。
今回のiPadは画面の解像度が上がったことくらいしか大きな変化は 無いように思うのですが(OSはiPad2でも替えられるので), 機能的な話題はあまり上がらないような気がするのですが,新しいiPadはスペック以上の期待があるようです。 まぁそれはいいとしてそういう話題が少ない分,なんとなく, Appleの戦略的な話題が目立つのは気のせいでしょうか。
WIREDでのポストPCとしてのiPadの話を読みました。 確かにアップルはiPadやiPodやiPhoneをパソコンの次に来るものとして 捉えてるような雰囲気があります。そういう意味では反論はないのですが, そういえばiPadが出たとき世の中にはネットブックというのが あったんだよな…って事を思い出しました。「シンクライアント」という コンセプトでクラウドに機能を持ってきて端末を小型化するというのは, シンクライアントで現実化した…という気はしますが…実態は本当に 2年程度でネットブックは廃れてしまった気がします。それだけ iPadとタブレットが凄かったのですが…。
まぁでも,やっぱりそういうのを見ると,本当にタブレットやiPadが どれだけの期間覇権を握るかはまだまだ判らないよな…という気もしてます。 個人的にはまた端末に情報が戻ってくるような反動もあるような気も してますが…。
- もう一つおもしろかった記事。小飼弾さんがアップルはエンドユーザを見てるので成功した という事を書いていて,ちょっとなるほど…とは思いました。 確かにDellやマイクロソフト,ノキア,そして日本の携帯電話メーカは エンドユーザじゃなくて企業とかの方を向いている気がします。
商品企画としてエンドユーザを見て行い,生産はともかく,販売まで 自社でやるとういうのは実は日本では自動車メーカがそうでしょう。 全ての自動車メーカは自社の販売店を持ち,主にそこで売ってます。 海外の自動車メーカもそうですが…。まぁ日本の自動車メーカは 今のところ日本では圧倒的に強いです。
で,指摘の通り昔の日本の家電メーカも結構エンドユーザを見ていたの ですよね。ネットの反応を見ると,じゃぁ今の日本の家電メーカは エンドユーザを見てないの?…というと,実は最大顧客は量販店…とのこと…。 なるほどなぁ…とちょっと思いました。まぁでもこの辺もいつまで 続く状態か良く判らず,最近は量販店からネット通販に顧客が 移ってるようですし,だったら,家電もメーカ直販とかにもっと メーカは力を入れた方がいいのかもね…という気はしました。 それとアップルショップのようなアンテナショップ…。
と雑談ですが,いずれにせよ,この世界,そんなに簡単に未来が 読めるとは思えず…,どうなるのかなぁ…と思いました。
- 3/11(一年経っても渦中であること)
- なんとなく「3.11」という言い方は好きではない。…というのは 瑣末なことなのでここまでとして,一年前の今日,震災がありました。
一年前の今日,自分がどうだったか…というのは日記を読み返すまでも なくはっきりと覚えているし,自分以外の周りに起きたこともそれなりに 覚えてます。そして震災のあとから今日まで起きていること,それは 変化こそしているけど,個人的にはほとんど片付いていない…という 印象を持ってます。
ここ数日,一年というのを節目としたいのでしょうが,地震当日を 振り返るTVが盛んに行われています。でも,自分的には,久々にみたとか 思い出す映像ではなく,この一年,事あるごとにずっと目に入ってきた 映像です。ですから,正直,今日改めてこれらのことを一日 集中して流されるのはちょっと辛い…と感じてます。
それは今も震災は続いている…と感じるから。余震も続いてます。原発事故も 続いてます。津波で流された町は一向に復興しないところも多くある 様です。建物的には何の被害を受けてない自分ですが,子供が小さいことも あり,食べるものにはいまだに神経をすり減らされています。
普通の事故とかであれば,一年もすれば振り返れるものなのかもしれません。 その前のどこかで総括されているものなのかもしれません。でも 今回の震災はまだ総括できるようなものではないでしょう。
…という気はしてますが,ネットをみたら,震災後と前で何も 変わってないという人もいて,人それぞれだな…とは思いました。 そういう人には,振り返りになるのかしら。
- 3/10(沖縄)
- 沖縄に行ったのは15年ぶりくらいになるかなぁ。今回は仕事だったし, ちょっと周りに店とかが少ないところで行った仕事だったので, 昼食もその場所でのお弁当,夜はまた仕事後仲間との会でだったので, 一人で自由に動ける時間がなくて食べ物も用意されたものばかりだった。 唯一ソウキそばを食べたかったので那覇空港で食べたくらい。 あと天気は雨が降ったり曇ったりで,綺麗な青空も楽しめたわけでもない。
とはいえ,ちょっとだけ水族館を観にいき,新しい水族館に感心したり, 曇っていてもそれなりに綺麗な海と砂浜を見たり,あと気候がよくて そういう意味では良かった。
一日くらい一人で自由に動けると良かったんだけど,仕事なので 無理は言うまい。特に歳ととって仕事で動くと 周りがいろいろやってくれるので,逆に自由に動けないなぁと, 若い時とは違う意味で制約が多いな…とちょっと思った。
- 3/9(出張)
- 一昨日からの沖縄の出張。仕事は終了。明日は移動日なので, 少し観光して帰る予定。
- 3/8(無料には意図があることを知らない人が騙される)
- 昨日の続きになるかな。
わたしは世の中でただで提供されるものには,誰かの何らかの意図がある と思ってます。特に個人ではなく会社や団体が無料で提供するものは 善意や他の人に喜んで欲しい…から行われるものは無い…と考えた 方がいいでしょう。
いま,我々の生活の周りには無料のものがたくさんあります。 インターネット上には,無料の検索,無料のメイルアドレス,無料の データストレージやコミュニケーション手段など,様々なものが あります。町を歩いていても,いろんなものが配られていたり, なにかをやってくれていたりします。テレビやラジオも(NHK以外は)ただです。 そういうものに囲まれて暮らしていると,世の中にはただのものが たくさんあると普通に思ってしまって,それがどういう意図で ただになっているかを考えない人が増えてるんじゃないでしょうか?。
無料でサービスを使わせるものは,ユーザ情報を集めて,マーケッティングに 使用して,あたらに何かを売り込むきっかけにするとか,実は 他の部分で払ってるお金でまかなわれているとか,広告が付随しているとか いろいろそういう仕掛けがついています。ただであることはお金以外の 何かを取られてる…と思うのが正解です。
また,無料じゃなくても向こうが何か「お得ですよ」と勧めてくるのも その勧める人が何らかの得をする仕掛けがあるはずです。これはこっちが 損をするのではなく,お互いに儲かる場合もあるので,WinWinであれば いいのですが,良いようにこっちにリスクを負わせてるような場合も あります。マンション経営とかの様な金融や不動産ものはたいてい そうじゃないでしょうか。
そういう風に考えていくと,ネットの口コミサイトも誰かが運用して いるわけで,それが100%の善意でまかなわれているわけがありません。 それをやることにより運用者に得があるわけで,その得が何かを 理解しないで使っていると「ステマだ」とか「騙された」とか 思うのでしょうが,もともとそういうもののはずです。
民放のTVはただですがCMでまかなわれているのは明白ですが,だと すればスポンサーに都合が悪いことは報道できないはずです。 そんなこと当たり前です。
個人の場合は本当に善意で行っている人もいないことはありませんが, 費用がかかるものとか時間がかかるものは善意だけで出来るのは, よっぽど余裕がある人じゃないでしょうか。また名声欲や自己顕示欲で やる人もいて,まぁそれはいいかな…とは思いますが,そういう人は, 自分の意図と異なるように社会に受け入れられると切れちゃう場合も あるでしょう。
- というわけでわたしはただの物は信用できないのは当たり前…って 思ってるのですが,世の中で騙された…って騒ぎになってるのを見ると, そういう事を知らない人が騙されるってことなのかな?って思いました。
ちなみにお役所だけは,ただで人に役に立つことをやってくれます。 それが彼らの役目だから。もっともこれも真の目的は法律を作る 議員さんや首長さんが票を集めたい…というのが真の狙いとなります。
- 3/7(ただより高いものが無い…というのは忘れられたのか?)
- ちょっと出張で関東を離れてますので手短に。
不思議に思ったこと。福島原発事故について民間調査委員会が 調査結果を発表したっていうのは数日前にTV等で聞きました。 そのまとめたレポート400ページくらい?がどうやら本になって 売り出されるらしいのですが,レポートが有料であることに疑問を投げかける声が ちらほら。そこから発展して調査自体が信用できない…みたいな 声まで聞こえてきました。
えっ?,どうして?っていうのが正直な感想です。調査結果を本にして 売ると,それは信用できないのでしょうか?。確かに事故の調査結果は 誰にでも広く読めるようにしておくべきという意見はわからないでも ありません。じゃぁ,そうだとして,それを調査して本にまとめるのは 誰が費用を捻出してやるべきっていうことなのでしょうか?。ボランティア? ボランティアでも調査には経費はかかりますよね?。
公的な報告であるべきというのはわかりますが,じゃぁその経費を 国が出したり,事故の当事者である東電とかが出したら,それって 「民間調査」って言いますかね?。そういう調査の方が「胡散臭い」と 言う人は言うんじゃないでしょうか?。そもそもその本は一冊1500円 位なんですよね?。400ページの本が1500円というのは,普通に考えれば 実費程度でしょう。部数によりますがたいした儲けがあるとは思えません。 1500円が高すぎて手に入りませんか?。まぁそういう人もいるでしょうけど, そうかなぁ,マンガの単行本2冊程度の値段ですよね。
政府でも東電でもない第三者の調査が必要と思うのであれば,それの 費用を誰が出すか?って話になり,自分が出します…とか自分が寄付を 集めます…っていうのなら判りますが,自分はお金を出さない,レポートを 1500円だして買うのも嫌だ…っていうのはムシが良いんじゃないでしょか?。 もちろん誰かが善意でお金を出すって言うのはありえるでしょう。でも それを受け取るほうが強要するのは変だし,お金を取るから調査が おかしいというのもそちらの方がおかしな意見の様に思います。
もっとも,調査というのは,普通は何らかの立場があってバイアスが かかるものですから,調査の内容に納得がいかないという意見は それはそれで判りますが,それが嫌なら別の立場の多くの調査を 同時に走らせるしかなく,そうなるとますます経費がかかるはずです。
レポートに広告を載せればいいという意見も読みましたが,そうなると やっぱりその広告を出す企業は何が狙いのなの?…とむしろ思って しまいます。ある意味一番色をつけなくて済むのが実費を取るって ことだと思うんですが。
ネットはただで使えるものがおおいのは確かですが,そこには いろんな企業の思惑があり,結果的にその企業が儲かってるってことは, 実際はめぐりめぐって我々は何かを負担している…ってことに 皆さん気付かないのでしょうか?。ただより高いものは無い…という ことわざが日本にはあったはずですが…もう廃れてしまったのかなぁ。
あと,余談。PDFにしてネットでばら撒けばいいという意見も読みましたが, それにしても経費はかかります。それに永く残すために本にするという ことが理解できない人がいるようですが,私はデータより本のほうが 長く残ると思ってます。少なくともこれからいつ停電が来るか 判らないのですから,ネットのデータなんてあてになりません;-p。 電気に頼らずとも読めるっていう意味では紙の本にするのは趣旨に あってるのでは?と思いました。
- 3/6(徒然)
- ちょっとばたついているので,ネットで拾ったネタに短く反応。
政府がウソをつくというという話の中で, リビアが実は楽園だった…という話。
ちょっと思ったのは西洋の国(先進国)って自分達以外に楽園が あったら困るので,もしそれがあったら,そうしないように するんじゃないか?…ってこと。そもそもギリシャやローマの頃から 侵略し奴隷を使い国を支え,その後は植民地っていう風に 他国から搾取をして栄えてきた国だからその為には何らかの 正当化が必要。そして民主化が進めば,自分達は貧しい国ですと いうわけにはいかない。だから自分達の国よりいい国があったら, 侵略するかつぶす…っていう発想になってるんじゃないか?… とふと思った。
半分冗談ですが。
次。
放射脳という言葉が嫌いというのは同感ですが, 正当な怒り…というのに違和感を覚えた。自分に非がないのに不利益を 被っていると思う…というのはそうなんだろうけど,非がないと いうのは思い込みとか単なる知識不足ではないか?…という気が するから。普通に生活をしていたら,非がない…というのは, ちょっと違うんではないだろうか?。先の話題にも関連するけど, 先進国家はどこかの途上国との経済格差を利用して反映してる 部分があると思う。それはWin-Winのはずだ…と言う人も いるでしょうが…。そうかな…恨みを買ってる可能性だってある。
それでも,なんとか折り合いをつけて我々は暮していて,でも 何かのバランスが大きく崩れたら,それが表層化する…。だから わたしは原発問題は怒り…というよりは,もしかしたら起きるかも 知れないその歪みが表層化してしまった…という意味で 「残念」というのが一番の気持ちで,怒りはあまりない。
もう,ひたすら残念で,何とかしたい…という気持ちが一番。
次。
- fujiponさんのところで続けて書かれていたアメリカの自立死の話とブータンの幸せの話は,どちらも違う国の 幸せの話という意味では似てる。
国に閉じていれば長年かけてつくられてきた,幸せの物差しが あって,それはそれで適応されてきてるんだと思うんだけど, 海外から「もっといいのがあるよ」と紹介され,価値観が狂って いくんじゃないか?…という気がする。
その示された新しい価値観にうまく適応できればいいけど,大抵は うまく行かなくて,その国への羨望になってしまうんでは ないか?…。物事にはいい面と悪い面が必ずあって,他国のいい面を 見て真似ていたら悪い面が現れてくるというのは良くありそう。
アメリカの自立死については,元々キリスト教の神と一対一で 対峙するという価値観によるものかな?という気がするし,また 一種の民営化…というかアウトソーシングかな?…という気もする。 一人で死ぬってかっこいいように捉えがちだけど,多分 コストがかかるよね。コストをかけられない人は,いい死に方が 出来るのか?…よく解らないけど,まぁ延命しない方がいい死に 方っていうのもあるから,案外それはそれでいいのかなぁ… という気もした。
そんな感じで,国が違えば価値観も変わる…。
- 3/5(歴史が捏造される瞬間)
- ネタにマジレスかもしれませんが。
ちきりんさんの「選挙制度を変えない限り、何も 変わらない」というのを読んで,驚いたので脳髄で反射。
一票の格差を問題にしてますが,その中で「民主党の政権奪取の 功労者のひとつは、連合に代表される労働組合組織であり、 もうひとつは小規模兼業農家を中心とする地方の有権者でした。」 と書いていてびっくりしました。えぇ?…当時の衆院選の時に 日本にいなかったんですか?…という様な書きっぷりです。 当時の日本にいて,自民が下野し民主が政権を取ったのを労組と 農家の功労だ…と思った人がどれだけいるんでしょうか?…。 みんな思いました?。
わたしの当時の記憶では,選挙の前からずっとTV等の主要メディアは 当時の与党のあら探しをして,それを問い詰める民主党を 大きく取り上げてました。そう,当時の自民の首相がカップラーメンの 値段を知らなかったり漢字を読み間違えるのを,大騒ぎしていたのは 誰でしょう。経済の建て直しが徐々に始まり,震災という 非常事態も見えてなかったので,今となっては平和な時代に, そんな能力が必要な指導者は要らないって思ってたんでしょうかね?。 国のマネージメント能力よりも,ラーメンの値段や原発の電池に 詳しい人が当時は良かったのかもしれません。あっこれは冗談で, 実際に選ばれたのは友愛の人でしたが;-p。
少なくとも都市部では民主は圧倒的に強いように世論を誘導された 気がします。もちろん,マスコミの息よりも人のつながりを 重要視する農村部では自民から民主に票を持っていった小沢さんの 功績が民主躍進の一因ではありますが,都市部においては, 労組は元々民主よりだし,むしろ自民支持層を切り崩したメディアの 功績が大きいんではないでしょうか?。まぁメディアは民主を 指示したというよりは,政権交代した方が視聴率が稼げる…って 思っただけかも知れませんが。
そういう状況に,労組と農家が政権交代を起こした…という言い方には 違和感を感じます。おそらく自分達が民主党を選んだ…って事を 肯定したくない人がこういう言い方をするんではないか?…と 揶揄してみました。いや冗談半分ですが…。
まぁこういう言い分はこれが今後定説になるとも思えないのですが, もしこうやっていつのまにか2009年の選挙は労組と農家の票により 民主党が政権を取った…という話なれば,こうやって歴史って 捏造されるのか?…と思うだろうから,なんとなくそういう話で 書いてみました。
ちなみに一票の格差は無い方がいいと思いますが,それはそれが 公平だから…というよりは,つまらないネタにされないように…って ことからそう思うのです。民主主義は一人の票の重みが平等…って いうのが前提ですが,国民の半分も選挙にいかないこの国で, 票を平等にしたからってみんなが納得できる選挙結果が出るんだろうか?… という気もします。つまり投票せずに文句だけ言う人っているよね?…って。
- 3/4(車)
- 車を手に入れた…という事を日記に書いていたか?,書いたようだけど, 簡単にしか書いてないので,改めて。 一昨日書いた終わりそうで…っていうやつにめどがついたので。
車自体は中古。1月の末に入手。ただし事情があり名義変更とかは自分で やる必要があった。入手に辺り事前に保険の手続きをしたり, 駐車場を確保したりとかいろいろやっていた。
2月から車で通勤するはずだったのだけど,ちょっと事情があり, 半月くらい,車屋に修理を出すことに。戻ってきて,そのついでに カーナビのデータを入れ替え,そして名義変更。自分でやるといいながら 結局はディーラにやってもらい,引き取ってきたらETCのセットアップが されてなくて,マイレージ登録が出来ないので,その書き換えをやって ようやく一連の手続きが終わった。
なんだかんだで結構手間取ったけど,車は快適。これから便利に なるかな。
- 3/3(今風エアチェック)
- 今日は用事があり出かけていたのですが,FMで聴きたい番組あり, どうしても聴きたい&録音したい…という想いがありました。
FMですから昔でしたらラジカセでエアチェック,つまりラジオで 受信してカセットに録音というのが一般的,まぁいまどきカセットは 無いよなとは思うとMD?,そういえばもうMDでも無いよなとは 思いますが,とにかく昔はそんな感じでした。
そういえば,録音機材って今は何なんでしょうか?。ハードディスクか メモリーレコーダでしょうか。私は一時期DATも使ってましたが, これもマニアックすぎ。まぁ最近はメモリーレコーダでしょう。 iPodとかも録音する機能はあります。
で,最近変わったのは録音機材だけじゃなくてラジオ。最近は ラジオを持っている人も少ないようです。一方でradikoとか らじるらじる等サイマル放送が割りと盛ん。
私は自宅にFMチューナを持ってるんですが,今回は外出中と いうことで,iPod touchでFMを聴くことに。回線的には ポケットWi-Fiルータを使い3G。iPodの出力をスマートメディアに 録音するレコーダにつなぎ録音しました。
二つの携帯機器をつないで行うのでちょっと煩雑でしたが, どちらも小型でポケットに入るので,外出中に歩きながら 録音できました。
まぁ昔もラジオを録音できるウォークマンとかあったのですが, ラジオもカセットも使わず外出先で,こういう形で録音するのが なんとも今風だなぁと思いました。これってエアチェックなのか?と いう気がしますが,3Gってことでやっぱりエアチェックなんですかね。
- 3/2(雨)
- なんか抱えてる案件が全部終わりそうで終わらない状態。 車のことだったり,仕事絡みだったり。
今日は雨。一昨日の雪から一転して暖かくなってるのだけど, なかなか晴れない。明日はふらないらしいけど,明後日から また雨が続くとのこと。春先ってこんなだったかな?。今年は 梅を見てない。
- 3/1(働く理由を意識する)
- ワタミの社員が自殺したのが労災となった…って件は,ちょっと ネットで話題になっていて,ワタミの社長は一時期TVとかで好意的に 取り上げられていたけど,結局は社員に過酷な労働を強いる人だ… みたいな風潮になってます。 ネットでの暴露話みたいのをみると月300時間の 残業をしていた事もあるとかあって,凄いなぁと思ったし, しかもそれがサービス残業だったりしたというと,確かに法的に 問題だと思う。
世にブラック企業の話は良く聞くのですが,幸運にも比較的 大きな会社で働いているわたしは,会社がコンプライアンスを気に するあまり,そういう労働の例はほとんど縁がありません。 むしろ夜遅くまで仕事をしたりすることの制限が多く,仕事したいのに 出来ないのもちょっと不便だよなぁ…と思う始末ですが, まぁそういうのをなぁなぁにすると良くない…というのも 分からないでもありません。
でも残業が良くないとか,サービス残業は悪だとか,休みの日や 寝る間も惜しんで働くもの良くない…と一律に決めてしまうのも, 場合によっては,頑張る機会を奪うこともあるような気がします。
簡単に言うと,やっぱり大事なのは,その人が,その仕事をどういう 意味や狙いがあってやってるか?…なんだと思います。 いい給料が欲しい…というのであれば,やはりサービス残業は 本末転倒です。働いたのにお金もらえないのですから。給料より 出世を狙うとか,会社から何かを学び取って,自己の財産 (キャリアとか独立のキッカケ)にしたいのであれば,逆に, 給料が少なくて労働時間が長くても,何かを得てる間は頑張って みるんじゃないでしょうか?。でもその為に頑張るなら,やっぱり 体を壊しては意味がないわけで,その塩梅はきちんと管理 できないとおかしい。
例えていうとスポーツ選手は多かれ少なかれ,過酷な状態に自分を 追い込む必要があるけど,それをブラックとは言わない。 でも練習を怪我をするほどやったらやっぱり本末転倒と言わざるを 得ない。
働く方もやっぱり自己防衛が必要で何のために働いていて,その 場合どこまでやるべきかっていうのを常に考えるべきじゃないかな…と 思います。給料が欲しくて働いているだけだけど, クビになったら次の仕事がないのが不安だから,ついサービス 残業をしてしまう…っていうのかも知れないけど,やっぱり それで体を壊したら,給料もなにもないのだし。
最後に自分の例を書くと,わたしの場合は個人的な興味と仕事が ある程度一致してる場合は,やっぱり休み返上で働いていたし, 研究をやってると個人的なキャリアもつくので,まぁある 程度無理はしてましたよ。でも,今はそういう無理をする事自体が, 職場が許さない(徹夜はできないし,仕事は持って帰れない) 状況になってるから,若い人でそうしたい場合はどうすれば いいのかね?…って気はするけど。
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