diary of Nov. 2020

2020年11月の日記&雑感

日記に直接リンクしてる人もいるかもしれないので告知します。1 月中旬でso-netのページはクローズします。
http://taro-r.sakura.ne.jp に引っ越しますので，リンクやブックマークは更新をお願いします。 (この記述はso-netとsakuraの両方のページに書いてます。)

だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので，切れてる場合もあります。あしからず。

11/30(魔女という様式)

WIREDに現代の魔女の話が載っていた。あまり記事をきちんと読まずに書いていて申し訳ないのだけど，あぁ今でも魔女いるんだと思った。美魔女とかじゃなくて，ちゃんとした魔女。
まぁ現在でもスピリチュアルな体験や言葉に惹かれる人は多いし，カウンセリングみたいのもあり，人の話を聞き，人に何かを示すという人たちは役割はあると思う。以前から書いてるけど，科学は人の心に対しては冷酷というか，そういうものを救おうという志向が欠落してるので，宗教なりなんなりかが，それを担う必要がある。今回の記事の写真をパッと見て思ったのは，魔女というより占い師みたいだなぁと思ったので，そういうのもありなんじゃないかと思った。
現代だって魔法使いとか魔女みたいのは必要なのかもしれない。そうは思ったのだけど，一方で，記事を見ていて，これが現代の魔女なんだろうか?とかも思った。ディジタル技術のような現代の技術にも詳しい魔女というのは，正しい気がするが，風貌はヒッピーカルチャー的ではあり，タロットカードを使っている。でも，一方でこれは必要な様式なんではないだろうか?ということ。
話が変わるが，先日Youtubeで，若い女性が，生き方というか，まぁスピリチュアルな感じで，人を導くようなことを言っているのを見た。言ってる内容自体には異論はなく，そうだな，と思った。言ってる人が若いので，この人自身がたどり着いた結論なんだろうか?とも思ったが，若くて悟ってもなんの問題もない。ただ一つ気になったのが，とてもゴージャスな椅子に座り，きらびやかな格好をしていたということ。
その格好必要なんだろうか?とも思ったが，その人の趣味なのかもしれない。一方で，こういうお金持ってそうな人の言説のほうを信じられると思う人が多いのかな?とも思った。私はあまりそう思わないのだけど。そういえば坊さんも派手な格好してるよな。普通の格好，もしくはみすぼらしい格好で，もっともらしいことを言っても聞いてもらえないのだろうか，そうなのかも，と思った。
で，話が戻るが，魔女もそういう魔女っぽい格好が必要なんだろうなと思った次第。個人的には相手の格好で，信頼度が変わるというのはがっかりなんだけど，現実とはそういうものなんだろう。どこにでもいる普通のおじさんが，真実を悟っている，とかの方が断然かっこいいんとおもうんだけど，胡散臭いと思われるだけなんだろうなぁ。
そういえば，私は昔から能ある鷹は…，みたいな話が好きだった。バイクに乗ってる時も，バリバリ改造したマシンよりも，見た目ノーマルだけど，速いみたいな方がかっこいいと，外見は改造しないようにしていた。まぁどうでもいいが，こういう自分の嗜好は，ちょっと人とは違うのかな?と思った次第。

11/29(楽しい飲み会とは?)

「「石破茂は飲んでも楽しくない」は本当？　飲みに誘って検証してみた」という記事を読んだ。
石破さん自身が言ったように「すごいタイトルですね」と思ったのだけど，実際に読むと，まぁ政治部の記者が一緒に飲みながら，政治の話をしてるという感じで，途中でアイドル好きという話が出てるけど，全体的には石破さんの政治姿勢を語っていて，ちょっと固い飲み会という印象である。記者は政治部の人だから楽しかったようだけど，一般的に払拭されたのだろうか?と疑問に思った。
もっとも，もちろんだけど石破さんは終始柔和で，高圧的なところはない。でもこういう企画で高圧的に出るとも思えないので，当たり前の結果だろう。だいたい政治家は選挙で選ばれる人である。多くの選挙民に好印象を与える技術を持っていないとなれない。組織の中でパワーゲームをやっていれば出世できる企業や官僚とは違うのである。人となりを見られる取材で，いい印象を与えられないはずはないだろう。
まぁでも，それでこういう内容だと，やっぱり石破さんは真面目な人だねぇ，とは思うのだけど。
私は自分の人生の中で，実際にあった偉い人で，魅力を感じなかったり，怖いと思った経験がほとんどない。だいたい偉い人は魅力的か優しい人が多いと思っている。もちろん人には裏表があって，ある部分では高圧的な人もいるのかもしれない。どこかの知事が部下に対して高圧的だとかいう話を聞くが，やはり選挙で選ばれる政治家が，理不尽な態度をとるだろうか?という疑問はある。もっとも，役職にある人は役職を全うするために，そういう態度に出ることがあるが，それはその人の技術みたいなので，高圧的に出ることで部下を動かすタイプもいれば，そうじゃないというタイプもいるということだ。
まぁそうは言っても，世の中完璧な人ばかりじゃない。勘違いしている人もいるだろう。面倒だなぁと思う人に私のあったことがないわけでもない。
と話が逸れたが，この石破さんの企画。石破さんの飲み会がつまらないという人たちは，もしいるとしたら，その人たちはどういう飲み会を楽しいと思ってるのだろうなぁと思った。
私は昔から飲んだら，割としっかりした議論をするのが好きで，ただ，もちろんふざけたことも言うのだけど，酒が入ると，よく語るようになる。でもこういう自分も，飲んで難しい話をするなと言われたことが若い頃はなんどもあった。そう言うことを言う人たちは，どういう話をするんだろうと思ったが，若い頃は，男は酒を飲むと女と車の話ばかりするという例えがあった。まぁ実際のところ，職場の人と飲むと仕事の話もよくすると思うが，男の人は歳をとると仕事のことくらいか語ることが無くなると言うことなのかもしれない。仕事以外だと，子供の話とかもするが，趣味の話とかは，相手が興味なさそうに思うことも多く，すぐ引っ込めることも多い。
車と女の話ばかりする当時の若者は，仕事にしても，それ以外の趣味にしても，人に語りたいと思うようなものがなかったと言うだけではないか?という気がする。
石破さんはいつも政治のことで頭いっぱいだから，飲むと政治の話をするのだろう。それがつまらないと言う人は，政治以外の話をしたい，聞きたいと言うことだろうか。まぁいつも同じ話をするとつまらないと言うのもあるかもしれないが。
私は自分が知らないことでも相手が専門性を持って，詳しく話してくれるのであれば，それなりに面白いんじゃないか? と思っている。基本的に飲んで議論をするのは嫌いじゃないし，勉強をそれでするのもいいと思っている。
ということで，飲み会で真面目な話をするとつまらないと言う人たちは，どういう飲み会がお好みなのかなぁと思った。
まぁでも石破さん，硬いね。

11/28(リネーム)

近所の薬を扱っている量販店にヴィックスを買いに行った。以前はヴィックスって４種類くらい？と思っていたのだけど，もっとたくさんあった。いつのまに増えたのだろう？。なのになぜかレギュラーだけ置いてなかった。いつもレギュラーなめてるのに。
売れないから置いてないのか?，売れてるから売り切れてるかわからない，これだけ種類が多いってことは，味が違う方が売れるんだろうか?。などと思った。まぁ他の店探してみよう。個人的にはオレンジとかレモンよりレギュラーの方が効くと思ってるんだけど，他の味はどうなんだろう?
ついでにイソジンでも買っておこうと探したら，最初になかなか見つからず，馴染みのあるパッケージを見つけたら，イソジンではなく明治うがい薬だった。イソジンじゃなくなったのか？と思って買って帰って，ネットで調べたらもう5年前にライセンスが切れたのね，って知った。ってことは近くに別のイソジンがあったのか，パッケージが違うので気がつかなかった。まぁうがいしたら，以前のとさほど変わらないからいいけど，若干マイルドな気がした。名前が変わっただけじゃないのか?。
近所のイオンマックスバリューで買い物をしていたら，ずっとホークスの歌がかかっていた。優勝記念セールだったらしく，その時は気づかなかったが，あとでレシートを見たら5% 引きだった。あぁもっと買い物しておけばよかった。
イオンとホークス関係ないだろと思ったけど，よく考えたら，イオンはダイエーを吸収したんだった。で，ホークスも以前はダイエーだった。どっちも名前が変わってるから，うっかり忘れてたよ…。身売りしても応援するのか，とか思ったりもするけど，まぁ優勝セールって関係ない店もやったりする。どういう店がやっていいとか悪いとかないのだろうか?。消費者的にはやすくなるし，店は売り上げが上がるからウィンウィンなんだろうけど。
これたしか大店舗法とかで以前はむやみやたらにバーゲンやってはいけないとか，そういう縛りがあった関係で，理由が必要とかそういうのじゃなかったっけ?。詳しく忘れた。今でもそういうのあるんだろうか?。
と，最初のヴィックスの話は別だけど，どっちも名前が変わっていたって話。

11/27(三島由紀夫)

先週NHKスペシャルで三島由紀夫の話をやっていた。なぜ今ごろ三島?とは思ったが，なんとニュースでもやっていた。どうやら25日が自殺からちょうど50年だったらしい。NHK，どれだけ三島推しなの?。
私は三島由紀夫の小説を読んだことがない。というか，あの時代の小説自体を読んだことがないので，まぁ評する権利がないと思っている。でも名前は知っている。流石に今の若い人は知らないのでは?と思っていたが，演劇とかで取り上げる人もいるらしく，ファンは若い人にもいるらしい。ちょっと意外に思う。
TVでは，三島由紀夫の作品というよりは人となり。右翼行動をするようになり，最後は自衛隊に乗り込み割腹自殺をした。小さい頃に病弱で，徴兵の診断にも落ち，コンプレックスを感じていた。そこから転じてボディビルとかを始めた，あたりは，作品しか知らない若い人が聞いたら驚くのだろうか?。
実は私は三島の小説は読んだことはないが，その辺の流れはよく知っていた。まぁこれは私の若気の至りのだけど，高校くらいの時，右寄りの活動の人に惹かれていて，三島由紀夫のことも知っていたのだ。そしてホモの雑誌に己の肉体美を誇示している写真を載せているのを見て，友達と盛り上がったりしていた。申し訳ないが，半分ネタにしていたようなところもあるが，いずれにせよ，心に残る人ではあった。
なので，今回の話も，細かい初めて聞くエピソードも多かったが，特に驚くような話はなった。
そういうわけで，50年ではあるが，なぜ今こんな番組を作ったんだろうとは思ったのだけど，美輪明宏や，その他当時三島と交流があった人たちの，現在の証言を撮ってるのを見て，あぁ，今このタイミングで聞いておかないと，もう記録が取れなくなるのかもしれないなぁと思った。亡くなってすぐなら語れないこともあっただろうが，今であれば当時を知ってる人が新しいことを語るかもしれないと。やっぱり映像の記録を残しておくタイミングとしては今だったのかもしれない。
個人的には，戦後間もない頃，もしくはそれ以前もそうだろうけど，日本の文豪という人たちの当時の空気というのはよくわからない。歴史に名を残し，とても偉大なように言われるが，当時も大スターのように扱われていたのではないだろうか。今でも，人気の小説家はいるが，当時の文豪のようにスター扱いにはないってない気はする。
まぁこれは，ひねた言い方をすると，当時は，TVも普及しておらず，漫画もほとんどなく，音楽も大衆が一人の歌手を聞くというタイプではないので，大衆の娯楽が文学とか舞台とかだったから，結果的に作家がみんなから注目を浴びて浴びていたのではないかと思う。
三島由紀夫の楯の会は当時から，周りから奇妙に見られていたらしいが，小説家が起こす行動として，よくそこまで活動できたなとは思ったが，やはり注目を浴びていたからゆえなのかもしれない。
だとすると今の小説家からは，ああいう人はもう出てこないんだろうなぁとは思う。
当時の空気を知ってる人が当時のことを語ることは意味があると思ったので，今回の番組は腑に落ちたのだけど。三島の記録はやっぱり価値があるという認識なんだなぁと思った。

11/26(ツンデレ?)

よく思うことだけど…。
私はコンピュータは単なる道具だと思っていて，好きでも嫌いでもない。便利だとは思っている。プログラムとかもそうだ。もともとやりたいこと（音の研究とか）があって，それをするのに便利だから使っている。で，使えるように勉強したりもする。
と自覚的には思ってるんだけど，なぜかいつもいじりだすとハマって，かなりの時間を費やす。プログラムもそうだけど，コンピュータのセッティングもそう。パソコンもそうだし，クラウドとかもそう。
このページの引越しを，現在目論んでいて，新しいサーバを借りた。で，CGIとかをいれてみて，動かないとハマる。いや，困ってるんだけど，なんかソース見て，エラー見て，それもあるし，使ってる環境の文字コードが，とか，全部手間だなぁと思いながら，案外集中してやっている。
いつも思うのが「もしかして俺楽しんでる?」ってこと。コンピュータに興味ないとか言いながら，なんかいじっていても苦じゃないし，何時間もやっていてうんざりしてるはずなのに，どこかしてない。もしかしてこういうの好きなの?とか，思うけど，いやいや，こんなのただの道具だろ，便利に使えればいいだけで，何もしないなら何もしないに越したことないとか意識下では思ってるんだけど。
プログラムもそうで，一応目的があって，うまくいかないと悩むけど，いろいろ調べて試しているのは苦じゃない。
まぁ自分が成長してる，知識が溜まっていくという実感があって楽しいというのはあるんだけど，なんでもそうかというとそうでもないので，やっぱりこういうの本当は好きなんだろうかとか思ってしまう。
とはいえ，プログラムもパソコンの設定も，すでに答えが決まってることをできるようになってるだけだから，研究でもなんでもないわけで，自分がやりたいのは研究なんだよ，とか自分に言い聞かせてます。まぁ料理が上達するのと同じようなものかとか思ったりもするけど，いやいや料理の方が奥が深いぞとか，コンピュータに入れ込まないように言ってるのはツンデレなんだろうか?とか悩んでしまう。

11/25(PDCA)

北海道や大阪で新型コロナの感染者が増えてるので，GoToの制限とかをするらしい。東京の方は小池知事が記者会見して，飲食店に営業時間の短縮を要請するらしい。
それを報道していたTVのニュースでは，実際に飲食店の声を取材していて，ある飲食店は今回の要請には従わない，と言っていた。理由についてはいろいろ言っていたが，事情としては，その店特有の事情もあるが，そうなるかな，と思うものだった。ただ一つ気になったのが，その店舗の人が言っていた，これまでのデータをきちんとして欲しいということだった。
言われてみれば，というのも変だけど，これまで国や自治体がこのコロナの感染拡大に対し，いろいろ要請をしてきたが，その結果感染はどうなったのか?をきちんと検証説明をしていない。一昨日の日記で，「GoToで増えたわけではない」と言ってる人がいて，そうなのか?とも思ったが，GoToで増えたのか減ったのかわからない。原因がはっきりしないのに，要望するからそりゃ従わない人も出るよなと思った。
東京の小池知事は，効果の中に都民の意識を変えるため，みたいなことを言っていた。つまりそれって，その要望に従うこと自体に効果があるわけではないが，全体として行動自粛することを狙っている，という意味になるから，対象にされた人からすると「スケープゴートかよ」とおもうのではないだろうか?。
春先に学校が一斉休校されたときに，私はスケープゴート的だと思った。子供が学校に行かないことで感染が抑えられたのかどうか?，いまだによくわからない。あの時は，まだ感染が始まったばかりで，コロナの性質もよくわかってなかったから，手探りでできるところから，だったのかもしれない。でも，あの休校がどういういう意味があったのかは，いまだに誰も語らない。現在ほとんどの小中高は対面で授業が行われいるが，クラスタが発生してるという話は，数件くらいしか聞かない。意味があったんだろうか?。
ビジネスの世界ではPDCAが大事だというのがちょっと前に流行り，経営者がみんな言っていた。でも現在「C」が行われている感じがまるでない。なのに次の対策を打っても，そりゃ納得いかないよな，とは思う。
いまだにわからないというのが事実なのかもしれない。感染者が多いと言っても10万人あたり一週間で多くても30人，数人のところがほとんどだ。アプリを配ったりもしてるが，感染者の行動が把握できてるわけでもないのかもしれない。とはいえ，そういうデータと結果の対応がまるで示されないので，多分ほとんどの人が，どういう対策が効果があって，どういう対策が効果がなかったかがわからないのだろう。
結局のところ人によって，どういう行動を取るかはバラバラである。怖がって外出をしないという人もいれば，旅行をする人もいる。マスクは多分さほど邪魔にならないし，見た目でわかるので，してる人が多いが，その他の話になると，思った以上に人によって違うなと思う。
まぁその辺の行動の違いと，感染したかどうかがわかれば，何をするとよくないかがわかるんだろうが，感染者にそこまでヒアリングできてないのだろう。
ということで，結局せっかく専門家集まっていろいろやってるのに，科学的な視点がまるで活かされないのねと思った。まさか国やったことを間違ってました，と言いたくないからチェックできないわけじゃないよね？とか思ってしまう。

11/24(バス)

「福岡県民が他県で驚くことあるある３選」というのを読んだ。
行くと来るは言葉の問題だかなぁ。私は行くことを来るという習慣はないのか，あまり県外で指摘されたことはない。書かれてる「なおす」の方が，よく混乱していた。あと九州内でも混乱があるが「自分」を二人称で使うかどうかとか。
マンハッタンは存在を忘れてた(苦笑)。そういえばあったね。ブラックモンブラン，おにぎりせんべいとかまぁお菓子ネタはある。
で，ここまではどうでもよくてバスネタ。以前も日記に書いた気がするが。
東京のバスは前乗りで，しかも前払いということ。記事にも書いてるように東京が特殊と書いているが，関東でも前乗りのところと後ろ乗りのところがある。
基本的には前払いの場合が前乗りになる。前払いということは，乗るときに料金がわかってないといけないので，一律料金の場合にしかできないということになる。関東でも距離によって料金が変わる場合，降りるときにしか料金がわからないので，後ろ乗り前降りになる。一律料金ができるのは，距離が短いからであって，鉄道が密集していて，バスは駅と駅を結ぶだけということが可能な首都圏ならではである。
で，ややこしいのは，首都圏でも一律料金，前払いは一部ということは，そうではない路線があるのと，あと，ダブっているところがあるということ。私が以前住んでいた横浜あたりは，横浜駅周辺は一律だけど，周辺に行くとバスが長距離になり，値段が変わる。で，ややこしいのが前から乗って前払いだけど，「どこで降りるか」をバスの運転手に行って，支払うという路線があった。あと，同じケースだけど，終点まで乗るという前提で前払いをするけど，すぐ降りると実は安くなる，だから，そういう場合だけバスの運転手に行って料金を変えるというケースがあった。
さらにややこしいのが同じ停留所でも，路線で前払いと後払いが混在してるケースがあった。
なぜこうなるか。前払いは一律料金という条件があるので，全部後払いにすれば，一律料金も解決できる。なぜそうしないかというと，首都圏のバスが，大抵は終点が駅で，終点で大量に乗客が降りるので，その時点で払っていると，降りるのに時間がかかるから。駅だから電車が来ていて，乗り継ぎに失敗することがある。そうなると乗客が怒るというトラブルが発生する。だから，乗るときに払っておけば，そういうことがない，ということで前払いが増えたのである。そういうバスは，終点に行くと，後ろのドアだけではなく，前も開けて，全乗客を素早く下ろす。
東京というよりも駅が終点で，路線が短いからという事情でそうなっている。
上記の混在してるところも，私が知ってるのは最初は後払いだったが乗客からの要望で前払いになった。やっぱり電車に乗り遅れるからという理由だった。
ということで，前払いと後払いがあるのはこういう理由。個人的にはバスのお金の払い方は，地方で異なっていて，かなり難しい。

11/23(連休)

おととい土曜日から三連休だった。
とはいえ，昨日と一昨日は学会のイベントあって，それに出ていた。そのまま職場に行こうかと思ったのだけど，今日はそれもないし，子供と過ごしたいので，学会のイベントは自宅から出た。ちょっと家族には迷惑をかけたけど。
とはいえ，昨日は午前中だけ子供と外で遊べたし，今日は，子供たちは午前中出かけたけど，ちょっとだけ付いて行ったりして，まぁそれなりに過ごせた。
世の中は，コロナがまた増えてきて，外出する気が引けるという感じになってきている。関東の方が多いが，TVで喋る町の人を見ると，なんかもう吹っ切れていて，世の中の人はこんなに吹っ切れてるのかと驚く。GoToをやめるという話も出てるが「GoToで増えたわけではないので，GoToやめても減らない」と断言してる人がいた。その自身はどこから…。
なんとなく自分の周りを見るとまだまだ慎重な人が多いのだけど，世の中的にはそうではなくなっているんだろうか?それとも，関東とか関西の方が特別のなのか?。個人的には新規感染者数は，真に受けないにしても，重症患者が増えてることは気になる。ただし死亡者はさほど増えてない。人工呼吸器とかを使うボーダーが下がってるなら，実質危険度は増えてないということになるがどうなんだろう。
ちょっとホームページの引越しを計画中。あっさり，と思ったら，cgiでハマって継続中。

11/22(語彙)

昨日と今日，学会関連のイベントがオンラインであって，ずっと参加していた。
どちらも学生向けのもので，昨日はいろいろ質問をしたりもしたのだけど，今日はセミナー見たいのだったので，ほとんど発言もせず見てることが多かった。
最初に集まった人で自己紹介みたいのをやっていたのだけど，アイスブレイクでしりとりをやっていた。技術用語に限ったしりとりだったのだけど，学生だけでやっていたので，参加できなかった。
技術用語だから仕方ないが，出てこない。学生が答えられないで困っている間に自分には次々と言葉が出てきて，発言したくてうずうずしていて困った(苦笑)。ちょっと思ったが，あぁやっぱり経験が少ないと語彙数が少ないのだなぁということ。一応卒研とかやってるはずだし，もともと興味がある学生もいるだろうが，まるで出てこなかった。
自分みたいに何十年もやってる人間と比べるのはおかしいが，やっぱり語彙数を見ると，見えてくるものがあるなぁと思った。研究の経験というよりも，その人が普段からどれくらい関心を持っているか?，仲間とそのテーマで話をしてるかなどが，持っている語彙からわかる。
昨日の学生の発表会は，思ったよりレベルが高くて，今の学生はすごいなぁと思ったのだけど，今日はこういうゲームや雑談で，案外そうでもないと思って，やっぱり用意したプレゼンよりも，レクとか雑談の方が，その人の知識が見えるなぁと思ったのだった。
ちょっと膨らしすぎだけど，採用人事とかもテストよりもこういう雑談の方がその人の実力ってわかるんだろうな，と思った。

11/21(洋楽)

「インドネシア人が日本語で洋楽カバー」というのを知り，原曲(アメリカ)とカバー(日本語, インドネシア人)を見比べて，興味深かった。
最初に日本語のバージョンだったのもあり，まぁそんなに日本語がはっきり聞き取れるような歌い方ではないけど，ボーカルにエフェクトをかけたような，まぁどこかにあるようなシティポップのような感じにとれた。ちょっと北欧のポップのような軽い感じもする。
そのあとに洋楽のオリジナルを聞いたのだけど，かなり印象が違う。ただよく聞くと，アレンジもさほど変わらないし，元々の歌手の声質もアメリカの歌手にすれば，か細い可愛らしい感じの声である。でも，どこか英語の発音からかセクシーぽさを感じる。いやビデオがそんな感じだったからそう感じたのかもしれない(笑)。
ボーカルと言語が変わっただけで，こういう風に印象が変わるものか，という気もするが，ビデオのせいかもしれないしよくわからない。ただ多分洋楽の方もアメリカの歌手にすれば，か細く弱々しい歌い方なんだろうけど，日本の歌手の場合こういうタイプが多い。同じような歌い方でビデオの作り方が違うとしたら，やっぱり求める女性像が違うんではないか?という気もする。
アメリカの女性の歌手は大抵，セクシーで体の線をあらわにし，体をくねらせて歌うようなビデオを作る。日本の方はそういう歌手もいるが，あまり動かず置物の人形のような映像，さらには中性的なタイプもいる。インドネシアの歌手は，まぁ映像にはそこまでお金をかけてないのか地味だけど，やっぱり控えめである。
今回は日本の曲を西洋でカバーしたのではなく，西洋の曲を日本語で歌い，しかもそれを日本以外のアジア人が歌うことで，なんとなく違うが顕著に見えて面白かった。

11/20(痛み耐性)

朝，ケーブルの皮膜を向く作業をしていたら，爪が割れて，剥げてしまった。血が出たのだけど，あまり痛いと思わず，それより，机が汚れる方が気になってしまった。
ふと，自分は痛み耐性がむちゃくちゃあるのではないだろうか?と思った。と思ったのは，自分の子供が，痛いのとかをこわがるのを見ていて，自分は子供の頃とかこんなにこわがっていただろうか?と思ったので。
例えば，野球とかでボールを取る時に，子供の頃から体にぶつけてでも取ればいいと思っていた。実際，硬球でこれをやると大変なんだけど，軟球やソフトボールでは，大した問題ではない。野球だけに限らず，どうも自分は体を張ってやることにあまり抵抗がない。そういえばバイクでオフロードを走ってる時も木の枝とかが目の前にあっても，目を瞑らないような訓練をしたくらい（ゴーグルをしてるので大丈夫）。自分は料理中に，台所から物を落とすと足を出して受けようとする癖があるのだけど，これ，危ないと思いつつついやってしまう。
実際のところ痛い思いをしたことはなんどもあるのだけど，それによってなんかビビるようになってない気がする。今日も爪を怪我したけど，だからどうしたという感じでもなかった。
痛みをこわらがないというのは，知らない間に怪我をしたり，ひどい怪我をする可能性があるので，あまりよくないのだけど，痛みをこわがらないことでパニックになってなくて多分得をしてることもある。どっちがいいのかよくわからない。
痛みは，結構その痛みを受けている時よりも受ける前に，痛みを想像する時の方がビビる。私はあまり暴力を受けたことがないので，暴力を受けることを想像するとビビる。でも手術とかで腹を切ったりしたので，切ってしまうと案外我慢できるもんだなとか思ったりもした。まだまだ怖い痛みは想像ではあるのだけど，実際どんなものかなぁと思った。

11/19(ジャズに好かれる歌手)

アメリカのネットラジオを時々聞いてるのだけど，最近聞いたジャズの番組でジョニミッチェルの歌をかけていた。
ふと，ジョニミッチェルってジャズのミュージシャンに好かれてるなぁ，と思った。
以下，私はジョニミッチェルに詳しいわけではないし，アメリカのジャズ事情をよく知ってるわけではないので，勝手な思い込みを書く。
ジョニミッチェルは，多分ジャズミュージシャンではない。まぁジョニミッチェルは彼女の音楽だ，と言えるくらい個性的だと思うけど，すごく大まかにカテゴライズするとフォークとかカントリー系の人なんだと思う。
私が彼女を知ったのは70年代の半ばに，ジャコやメセニーと共演してるライブのビデオを見てから。ジャコが参加してるアルバムを聴いたりもした。その後も2000年に入ってから，ハンコックが彼女のトリビュートアルバムを出してグラミー賞をとったりしてるのを見ると，彼女はジャズミュージシャンに愛されてるのだと思う。
ジャズミュージシャンに愛される歌手というのは何人かいる。もちろんジャズ，もしくはジャズっぽいジャンルの歌手の場合が多いけど，そうでない人もいる。どういう人がそうなるんだろう?とか思う。ジャズミュージシャンに愛される歌手は，ジャズミュージシャンと共演することが多くなるから，結果的にジャズのテイストがある作品を出すことになり，ジャズのファンからも注目される。ジャズミュージシャンと共演するからジャズに好かれるのか，ジャズに好かれるからジャズミュージシャンと共演することになるのか，どっちが先かよくわからないなぁと思った。
日本だとジャズミュージシャンやファンに好かれてる歌手というと矢野顕子が真っ先に浮かぶ。あと古内東子とか。
と，オチのない話を書いてしまった。なんか最近歌物っていうものにいろいろ考えることがあって，そういうえばジャズミュージシャンに好かれる歌手っているよなぁと思ったのでした。

11/18(音楽)

私は音楽が好きで演奏するのも聴くのも好きである。それでいて，元来考えるのが好き，ついでに心理学的なこともやっていたので，「音楽とはなんぞや」というのは，もう何十年も考え続けている。つどつど答えは持ってるのだけど，変化はしている。
書き出すといくらでも書けるけど，長くなるので，今回はそれはおいておいて，最近曲を演奏する上で，大事なことと思ったことが数点あるので，ちょっとだけ書く。テクニカルな話。
(1)リズムを正確に弾く，(2)ミストーンを出さない，(3)音程をしっかりさせる。(2)と(3)は間違った音程を出さないという意味では一緒なんだけど，ちょっと意識の仕方が違う。
どれも当たり前のことだと思うのだけど，若い頃は案外こういう意識を持ってないというか，もっといろいろ気をつけないといけないと思っていた。今はこの３点だけしっかりすれば，結構間違いのない演奏ができるんじゃないか?と思っている。
私はジャズをよく弾くのだけど，ジャズの場合は演奏に正解がない。クラシックとかは譜面通りに弾くことを要求されるけど，ジャズの場合テーマですら改変していい。じゃぁここでいう「ミストーン」は何かというと，弾き損ないではない，曲の中で，出してしまったら，曲のカラーが変わってしまったり，明らかに「間違った」と認識されるような音のこと。ジャズはアドリブで自由に弾けるけど，自由に弾いて創られる音のカラーは，元の曲に対して距離感を保つ。意図的に距離を離したりして，雰囲気をいじることはあるけど，一貫性がないと，「間違ってる」と認識される。コードの中で間違ったコードトーンを鳴らす場合も，テンションと認めらる場合もあるし，間違ったと思われる場合もある。なので，何を弾いてもいいけど，めちゃくちゃに弾いたらダメである。そしで重要なんだけど，ミストーンを出さないというのは，意図した音を出すことよりも，弾けないなら出さない，ことを目指すべきということである。
音程をしっかりさせるは，ミストーンよりも明らかに間違ってる感が出るので，これは，説明は不要だろう。とはいえ，意図的に中間的な音程を出す演奏もあるだろう。これは，やってもいいのだけど，やっぱりコントロールできる範囲を超えると，狂っているように感じる。
そして最初のリズム。当たり前のように思うが，案外，人は，難しいところとか苦手なところでリズムが狂う。あと自分は若い頃ルバートな演奏をしていたが，これも実はあんまり良くない。テンポを揺らすよりも，テンポはジャストで強弱で表現したほうがいい。
当たり前のことを書いてるようだけど，つまりは，弾けそうもないような難しいところは弾かないで，リズムキープを優先しろということである。無理して難しいことをやっても，聴いてる方は気にしない(笑)。
最近ギターの練習をしてるけど，昔は難しいことを弾けるようにと練習していたが，最近はとにかくリズムが狂わないように弾こうとしてる。だから簡単な曲でも，たどたどしいところがなくなるまで繰り返して弾く。アドリブも，無理をせずにリズムが狂わない範囲で弾く。まぁ狂うことも多いけど。
なんとなく，これでよかったんだな，とこの歳になって思うようになった。まぁ難しい演奏は練習はするけど，人前で弾くときはどのレベルにしておくとかいうのを上記の条件から決められるようになったんではないかな?とか思った。

11/17(人生)

知人が，生き方の教室をやるみたいなことを言っていて，その案内が届いた。私に受けなさいというのではなく，知り合い全員に送ってるんだろう。まぁそれはいい。
生き方の教室というと仰々しいが，その人はカウンセリングとかをやっている人なので，まぁそれなりに知見はあるだろう。本人も若いとき苦労して，それを脱して今があるから，経験に基づくものもあると思う。
とはいえ，自分にそういう教室が必要か?というと，実は私は生きる上で，あまり悩んではおらず，少なくとも今はいらないなと思う。人の行き方を聞いて参考になることは多いけど，まぁそんな感じである。
生きる上で悩んでないので，じゃぁ人に教えられるか?というと，それもあまり自信がない。自分としてはいろいろあったし，それなりに生き方みたいのは自覚があるのだけど，それって人それぞれだよなぁとか思う。
最近若い子と話していて，まぁいろいろこじらせている子もいるし，霧のような人生を歩んでいる人も多いんではないだろうか?。その人たちに何か語るべきだろうか?とか思ったりもするが，響くタイミングもあるので，どうしたものかと思う。いきなり語り出したら，そりゃ，おじさんの説教にしか聞こえないだろう。こういうのって本人が聞きたいと思うタイミングじゃないとダメだよなぁ。
自分は長いこと，生き方は考えてはいるけど，困っていることはない。そのときその時で判断はできている。でもいつからそうなんだっけ?とか思うと，大学卒業間近くらいの時ではなかっただろうか?。なんとなくそのときに物事をポジティブに考えたら得，という境地に至った。大分前なので，それ以前に自分がどうだったかはあまり覚えてない。グジグジ悩んでいたのだろうか?。
その変化を覚えてないので，やっぱり悩んでいる人に何かを教えるのは，できるのだろうか?とかは思う。大病を患った時は，その前にやっておいてよかった，と思ったことがあったので，そういうのはあるのだけど。
まぁ自分が今若い人にできるのは，私自身が楽しそうに生きるているところを見せることなのかなぁと思う。できるだけ，簡単なことで。なので，それだけは気をつけている。

11/16(コロナ)

全国でコロナ新規感染者が増えて，「第三波」とか言われてる。特に北海道の方はとても数字が増えているし，関西も増えている。TVのニュースを見てるとちょっとした騒ぎだ。
まぁそんなんだけど，九州的には，まだ増えてない。むしろ熊本とかは10月に一度増えて，それがようやく落ち着いてきたという感じで，このままいてくれれば良いのにという感じだ。
まぁ感染者の数で一喜一憂するのはあまりよくないなと思うので，それはそれでいいのだけど，ちょっと気に入らないのが，この状況の分析をTVでやらないよなぁということ。感染者が北海道で増えてるのは，冬が先に来てるから，という話をちょっと前にしていたし，飲食街に出歩く人が増えたから，という印象を受けるような報道もやってる（直接言わないのが気に入らないけど）。九州でまだ増加傾向にないのは，まだ寒くないからだ，ということもできるのだけど，北海道と九州の店舗とかでの，窓の締め切り具合とかどうなんだろう?。
GoToトラベルとかの影響も若干感じさせてはいるようだけど，北日本と西日本の差を説明はできない。北海道で増えてるのは良いとして，じゃぁ九州のペースの低さをなぜ分析しないのだろうか?という気がした。
飲食店での会食が増えてるから，というのであれば，西日本と北海道では，人出が違うのだろうか?，それともお店の対策が違うのだろうか?。飲食店への影響とか，GoToトラベル批判とかになるかとか，そういうことを忖度して，本当はわかってるんだけど，言えてないだけなんだろうか?という気はした。
まぁそうはいっても4月とかに比べれば，ずいぶん世の中的には冷静になってる。春先は，コロナの患者が多いこともあるけど，それ以前に消毒用アルコールやマスクがないことの方で世の中的には重い雰囲気になっていた。でも，また政府や自治体が学校を休校にするとか変なことを言わないかとか，そっちの方が心配なので，冷静になってほしい。
TVとかみてると，感染怖いけど，経済のために飲みに行かないとみたいなことを言う人がいたけど，今世の中の意識はそうなの?とか思った。少なくとも私自身は春先以来，家族以外と外食したことはない。一人で，外食は，まぁあるけど。でもその辺の状況は北海道と九州の差の説明にはならないので，本当はそうではないのかもしれないと言う気もする。

11/15(車)

車を車検に出した。そこでディーラーの人と話をしていて，クラウンの次期モデルがでない，というニュースの話題になった。私の車はトヨタじゃ無いので，ディーラーもクラウンは関係ないのだけど，クラウンは日本のセダンを代表する車なので，やはり関心はあるようだ。
私の車はセダンなので，現在のようにセダンが売れなくて，ラインナップが減っていく現状には多少寂しい感じを持っている。まぁ今の車は自分で選んだわけではないのだけど，その前の前に，自分で買っていたのは，クーペというか，いわゆる2ドアのスポーツカーだった。セダンが売れないのは，普通乗用車で今売れてるのがSUVかミニバンみたいなことだろうが，自分の思考的には，そこらへんは好みじゃないので，やっぱり寂しい感じはする。実際スポーツカーも車は少ないし。
なんでSUVとかミニバンが好きじゃないんだっけ?とか思うし，なんで世の中的にSUVやミニバンが売れてるんだっけ?と考えると，結局のところミニバンは車内が広くて便利，SUVもセダンより広いし，背が高いので視野が広い，最低地上高が高いので，悪路を走りやすい，というメリットはあるのだけど，いずれも実利的な話だ。余談だけど，オフロードバイクとか乗っていた自分からするとSUVのオフロード仕様は，雰囲気だけ，みたいに思っていて;-p，本当に悪路走りたいならジープとかパジェロとかランクルとか選ぶでしょ?とかも思う。で，思い出したけど，SUVって陸サーファーみたいな感じが，そういえば，私は気に入らないんだっけ?(苦笑)。話が逸れたけど，SUVやミニバンが便利なのはわかるが，ワクワクしない。かっこいいとも思わない，ということになる。でも車って便利だったらいいでしょ?という話になる。
あぁ，車は趣味じゃなくて，利便性で乗ってる人ばかりになったのね，ってこともある。セダンに関してはステータスみたいのもあるし，スポーツカーに関しては若い人がやっぱり自己顕示欲で選ぶようなところもかってはあったけど，そういうのがなくなったんだろう。
と思ったりしていたのだけど，ちょっと一昨日書いたオーディオの話を思い出した。
オーディオも，私が子供の頃は，男の子は趣味の人が多く，競って性能が良いものを選んでいた。でもCDが出てきて，簡単に良い音が出るようになったら，そういう興味はみんな失せて，外で聞ければ良い，みたいな感じになって，みんな高いモデルを買わなくなった。
と思っていたんだけど，現在またちょっとしたブームになって高いオーディオもある。ただしマニア向けで，一般の人はそこまで気にしない。だから，安い大衆向けのモデルと，マニア向けのモデルで価格差が大きくて，中間的なものを選べなくなっている。
とか考えると，車も一部のマニアは残るだろうから，大衆車以外に高級車も残るんだろうなぁとは思うけど，やっぱりそれは手が届かないくらいのもの出るになるんだろうか。まぁすでに車は数千万の超高級車はあるので，それはそれで残るんだろうなぁ。
とはいえ，それはすでにクラウンよりもさらに上のモデルなのかもしれない。もしくは日本はそっち方面はダメで，海外の車になるのかもしれない，が，そうかな?。一応トヨタとか世界に冠たる自動車メーカじゃないの?。
もう，そうなると私にはやっぱり無縁の世界なのかしら?。流石にベンツやフェラーリやポルシェとか，憧れはあるけど，買おうとは思わない。さっきのオーディオで言うところのちょうど中間的なモデルっていうのが，今の国産セダンなのかなぁ。
などと色々考えてしまった。まぁ車は電気自動車とか，自動運転とか，スタイルと違うところで現在注目を浴びてるので，なんとなく自分の関心と違う方向に行ってるなぁとは思うのだけど。

11/14(本屋)

若い人は知らないかもしれないが，今を時めくECサイトのアマゾンが最初に扱った商品は本である。他にもあったかもしれないが，ネット販売で最初に大々的に扱われた商品は本というイメージがある。アマゾンが本をネット販売し始めたあと，すぐに日本でもいくつかのオンラインショップが立ち上がり，今でも続いているものがある。
私も当時，オンラインでものを買うのには抵抗があったが，そのうち買うようになった。本の場合は，日本は基本定価売りなので，送料が無料になるのであれば，店舗で買ってもオンラインで買っても変わらない。またブログ等で書評とかを見ると，欲しくなることもあり，実際に手に取ってみないとわからないとかそういうのがないので，欲しいものはネットで買うのがある種手っ取り早い，というのもある。
一方で，中身をみないと選べないという本も多い。技術書などは書評や目次などの情報だけでは，自分が知りたいことが書いているかどうかわからず，やっぱり本屋で中身を見てから選ぶことが多い。絵本なども，ある程度見て，雰囲気などを掴まないと，買う気にならない。本屋でふと目に止まって，欲しくなる本もある。
本はネットで扱いやすい商品ではあるが，店舗がないと売れない商品もあると思う。
考えてみたら，本という商品はずいぶん売り方が時代で変わっているように思う。
小さい頃は，町に小さい本屋があって，そこで買っていたが，小さい店だから扱ってる商品の種類は少なかったと思われる。よく本屋に頼んで，取り寄せをしてもらうこともあった。そのうち，大型店舗というのが，町の中心に建つことになり，多くの本を実際の商品をみながら選ぶことができるようになった。
一方で，コンビニが増えていくと，雑誌はコンビニで多く買われたり立ち読みされるようになった。多分，雑誌はコンビニでの集客にも役に立っていたのか，コンビニは雑誌の立ち読みを容認していた。これについては，本は返品が可能というのが，あるのだと思う。コンビニが広がる前も，駄菓子屋や町の雑貨店でちょっとした雑誌を扱ってる店もあった。ついでに書くと，駅のキヨスクみたいのも本を扱っている。
ネット販売で町の本屋が潰れていくとよくいうが，そもそも本屋多様な形態で販売されていて，時代の変化に合わせ，それは変化している。街に増えた巨大な本屋は減ってきているが，それでも完全になくなること無いようである。一方で，アニメショップみたいなところは増えていて，案外本の売り上げとしては，無視できない流通経路になっているかもしれない。
さて，もう一つ電子書籍というものもある。最近の私は，コミック雑誌は電子書籍で買うことにしている。以前は買って読んだらすぐに捨てていたので，電子書籍で十分と思っていたが，数ヶ月分を取っておけるので，連載が進んだ後から遡って，最初から読み始める作品もあったりで，読み方が変わってきている。
いつも同じサービスで電子書籍で本を買っているが，そこは本屋のサイトなので，貯まったポイントを実店舗でも使うことができる。本屋のサイトで電子書籍を買うとこういういいところもある。
今日，そのサイトの実店舗に家族で行った。貯まっていたポイントを使いたかったからなのだけど，すぐに読みたい本が自分には無かったので，家族に本を買おうと思った。しばらく本屋をうろついて，いくつか買った。いずれも最初から買うつもりで本屋に行ったわけでは無い本である。なので，通販でも，買わないだろうなぁという本である。
こういうほんとん出会いもいいなぁと思う。本屋の危機がずいぶん前から言われているが，やっぱり実店舗の本屋は必要だと思う。大型店舗がずいぶん減ったが，そもそも，私が子供の頃は大型店舗は無かった。時代とともに，本屋は変遷していく。しぶとくほんと出会える場所として生き残って欲しい。

11/13(オーディオマニア)

私自身が音楽を好きなせいか，SNSせよブログにせよ，よく覗くところには，良いオーディセットを持っている人が，時々いる。あぁ，いいなぁ，ほしいなぁと思う反面，なんとなく買う気にならない。
先日若い人に自分のことで「オーディオは趣味ではないけど詳しいです。」を言ったこと，なんとなく上記の，変な自分の感情を省みて，どうもヘンテコだなぁと思った。
音響は自分の専門でもう30年以上やってる。会社員時代は，スピーカとかの研究とか，システムの研究をしていたので，市場にあるいくつかのオーディオは，まぁ音を聞いたりしていた。
一方で自分が音響装置を開発するにあたって，一般向けに何をアピールするかとかをいつも考えた。特に対費用効果を。
そういうことを続けていたせいか，オーディオは好きで，いい音がするものはいいと思うのだけど，TPOだし対費用効果をつい考えてしまう。つまり，例えば落ち着いて音楽を聴くような環境じゃない場所で，いいオーディオを聞いても仕方ないとか思う。自宅でゆっくり音楽に向かい合って，大きい音で聞けるなら立派なオーディオがいいが，作業をしながらながらで聞いたり，外で歩きながら聴くなら，そんなにいいものがあっても仕方ない。さらに，音質以外の機能で選ぶ場合もある。
そんなかんだで，昔からどうもいろんなデバイスをシーンによって使い分ける癖がある。ヘッドホン，イヤホン，こたがスピーカとかいろいろ使い分けている。なかなか自宅でじっくり音楽を聴けないので，高価なオーディオはなんか買ってもあんまり使わないだろうなぁとか思ってしまう。
オーディオマニアの人は何百万もするシステムを組んで，自宅でゆっくり音楽に向かい合ったりしてるんだろうけど，そういう人を見ると，あぁ，自分はオーディオは趣味ではないんだなぁとか思うわけである。
まぁ好きなことを仕事にすると，趣味にならないという話でした。好きなことに長く触れられているって意味ではいいんですけどね。無邪気に楽しめないというか。

11/12(スタートアップ)

「「家族には内緒」成人向けゲーム制作、成功のその先は…」という記事。アダルトゲームでの成功に夢を託す若者という感じだった。
タイトルをみるとちょっといかがわしい感じを受ける人もいるかもしれないけど，２ページ目の記者の話にあるように，かって，アダルトゲームから立ち上げて成功して，一般向けのコンテンツ，そしてメディアミックスで成功した人たちは何人かいる。自分も20年くらい前だろうか，知人から「面白いからやってみろ」と言われてやったアダルトゲームが面白くて，しばらく何本かやったことがある。今，TVや映画になっているアニメで，それが原作のものもある。
アダルトゲームだからいかがわしいシーンはあるのだけど，大半はよくできた物語で，終盤のエロシーンと，時々入るお色気シーンを除くと，面白いストーリが続く。いや，ゲームによっては，ちょっとだけ取ってつけたようにそういうシーンが入っていて，なんでわざわざエロゲーとして売ってるんだろ?というのもあった。
記事にロマンポルノの例が出ていたが，エロさえ入っていればあとは何をやってもいいという自由さが創作意欲を刺激したというのもあるだろうが，そもそもその頃のゲームには同人ゲームもあり，資金調達とか必要だったんだろうか?と思えるものもある。でも，現在でも同人誌とかでもエロが多く出されているところから，同人でもエロ要素を入れた方が売れるというのあるのだろう。
で，思ったんだけど，その20年前の当時は，そうやって出てきたゲームは，今見るととてもプログラム的には簡易なものが多い。絵は2Dだし，キャラもほとんど動かない。背景は写真を加工したものとかもあった。シナリオをかける人と，可愛いキャラをかける人，あとプログラマーの3人，いやどちらかが簡単なプログラムをかければ2人でも最低ゲームを出せるようなものであった。絵が可愛くシナリオがよければ，それでも大ヒットをした。２，３人で作っているわけだから，成功すれば，莫大な富が手に入る。そうやって成功したのち，それを資金にスタッフを集め，もっと高度なゲームをっという風に成長していった人たちは，数人はいる。
まぁそうなんだけど，現在，そこからは始められないよなぁと思うわけである。今更，動画なしで声なしのゲームで，どんなにシナリオが良くてキャラデザが良くても，注目は浴びないんではないだろうか?ということである。ニッチというが，もうニッチではないんだよなぁ。
考えてみたら，パソコンやソフトウェアも最初はそうだった。アップルだって，ジョブスとウォズニアックが二人で始めた会社だが，最初はウォズが自分でハードを作っていた。人間一人が手作りでできるようなものである。今のパソコン，いくら簡易なものでも，そんなもの出しても売れない。マイクロソフトだって，最初はビルゲイツがBASICを組んだところから始まっている。
こういうスタートアップで大成功した人はいるが，当初は数人で作れるもので成功している。しかし，その当時を見ると，周りにそういうものがない時代である。
ってことは，現在，すでに成熟しているゲーム市場で，同人ゲームみたいなゲームを作っても多分，成功しない。もし売れそうなものを作っても，メーカがすぐにお金をかけていいものを作ってしまう。
私は，一応，パソコンも，ゲームも，そういう数人で手作りできる。言い換えれば自分も勉強すればできそう，というレベルのところをみている。でも，今の人は成熟したパソコンやOS，ゲームを見ていて，これを一人で作れるとは思わないのではないだろうか？。
というわけで，今の若者は気の毒だなぁと思うわけではなく，たぶん，いまスタートアップするとしたら全然別なところなんだろう。当時の私がアダルトゲームの存在を教えられるまで知らなかったように，ほとんどの人が知らないところにそれはあるんだと思う。そういう意味では，最初の記事の人たちは，ゲームが流行っていたから，ゲームをつくる道を選んだ，という時点で間違っている。これから流行る物を想像するのは大事だけど，それはないものである。
自分も，今スタートアップするなら何がいいんだろうなぁとはよく考える。まるでわからないので，困ってはいるのだけど。

11/11(徒然)

ニュースとか見て思うこと。
高須院長のガンが悪化っていうニュースを見て。あくまでも個人の考えなんだろうけど，医者がガンの治療を受けないというのは，ガンの治療って結局そんなにいいもんじゃないってことだよなぁと思った。まぁ高須院長は整形外科でガンの医者じゃないけど，でもやっぱり一般人よりは詳しいだろうし。
別の話。
えっと，具体的なリンクはないのだけど，またコロナが増えてるらしい。北のほうから。寒いからっていってるから，こっちの方も増えるんだろうか?。まぁ今日は福岡も久しぶりに２桁になっていたけど。
九州で福岡が真っ先に増えるのは，やっぱり首都園とかのとの往来が多いからでしょうが，北海道と九州で差があるのは，やっぱりGoToの影響というより気候なのかしら?。まぁでも，前回の波の時も思ったけど，単純な要因で増えたり減ったりしているわけではない気がします。
寒いのも，家にこもるからなのか，乾燥するからなのか，よくわからない。窓を開けっ放しにしておけばいいのか，加湿器を使うべきなのか?。
重症具合はどうなんだろう?。治療法は効果が上がってるんだろうか?。
など，これから増えると嫌だなぁとか思っている。

11/10(マイナンバーカード)

数日前だけど「マイナンバーカードスマホへの機能搭載を検討へ武田総務相」という記事あった。
便利だとか怖いとか意見を見かけたけど，そもそも「マイナンバーカードの機能」ってなんだ?ってところがわからない。普段マイナンバーカードを持ち歩く必要とかあったっけ?。
機能がわからないのに，スマホへ搭載とか言われてもまるでわからない。自動車運転免許証をスマホへみたいな話もあって，それは，まぁ機能としてわかるというか，そもそも運転免許も持ってないと車を運転できないから持ってるだけで，機能的にはなにか必須なわけではない。本人確認に使うことも多いけど，あれは顔写真が載ってる公的な証明書だからであり，パスポートでも代わりになる。まぁマイナンバーカードも写真付きだから証明書になるのだろうけど，運転免許証を持ってる人は不要だよな，とは思う。
今日もスーパーの張り紙でマイナンバーカードが便利とか貼ってあったが，あれは政府広報だろうか?。住民票の発行に使えるとかいうが，住民票の発行を年に何回やるんだろうか?。その時だけ持って歩けばいいものを，普段持ち歩くスマホに入れる必要があるんだろうか?と思う。まぁ滅多に持ち歩かないと無くすっていうのかもしれないけど。
ということで，最初のニュースは無意味なことをやってるように感じた。これでディジタル化推進した気分になるのであれば，おめでたいなと。
だいたいマンナンバーカードは，個人番号が重要で人に見せないようにと，袋にマスキングをしてるが，あんなのすぐ破けそう。そんな物騒なものを書いてあるカードを持ち歩け，という方が無理じゃないだろうかと思う。カードリーダでしか見れないとかパスワードないとみれないとかするならわかるけど，それこそ滅多に使わないだろうから忘れるだろうなぁ。
そういうわけで，マイナンバーカードはタンスにしまわれてるけど，なんの生活の不便も感じないので，スマホに入れる理由がわからないと思うのでした。
まぁそのうち健康保険証と一緒になったりしたら持ち歩くんでしょうけどね。そっちの方が先でしょ。

11/9(アイドル)

週末NHK-BSでキャンディーズの引退コンサートの様子をやっていた。先日は山口百恵のをやっていたけど，NHKは最近そういう企画なんだろうか。
キャンディーズを見ていて，山口百恵の時も書いたけど，やっぱり今のアイドルにもいそうな，グループだし歌だし，つまり彼女らのスタイルはアイドルのスタイルとして脈々として受け継がれていることがわかる。
じゃぁ日本のアイドルはずっとこうだったのか?と遡って考えてみた。いつからアイドルはいるのか?というとどうもネットで調べる限り1970年代が最初らしい。キャンディーズのデビューは1973年，山口百恵もそうである。そこから遡ると， 1972年デビューがアグネス・チャン，森昌子，西城秀樹とか， 1971年は郷ひろみ，南沙織，郷ひろみとか。この辺までは今でもアイドルと活躍してる人がいる。1970年だとにしきのあきら，あとは岡崎友紀やゴールデンハーフ。もうすでに引退しているが，まぁ今のアイドルのイメージとは合わないことはない。
しかしそれ以前になると，1969年は藤圭子，67年のフォーリーブスはジャニーズとしては，今までつながるスタイルだけど，欧陽菲菲とかタイガース，66年は山本リンダや青江三奈となり，どうもこの辺は今のアイドルとイメージが違う。まぁ山本リンダはデビュー曲では，いわゆる可愛らしい曲を歌っていたけど。
だいたいタイガースはグループサウンズだけど，1960年代の後半はグループサウンズが全盛だった。アイドルバンドみたいなものだけど，和製ビートルズみたいなものだから，やっぱり今のアイドルバンドとは違う。1960年代前半だと水前寺清子，いしだあゆみ，吉永小百合，中尾ミエとかが人気があった歌手だけど，やっぱりちょっと今のアイドルとイメージが違うなぁと思う。
そうなると，やっぱり1970年以降が，日本のアイドルの誕生だし，小柳ルミ子や郷ひろみが今でもスタートして歌手をやってるところ見ると，70年以降には継続性がある。
1970年頃というと私はまだ小学生にもなってないので，覚えてない。でも70年以降の天地真理とか南沙織とかアグネスとかが売れてるのは覚えている。だから70年以前と以降の分断が，自分の記憶の中の話なのか，そこで本当に革新があったのかはよくわからないのが残念である。
まぁ実際のところ，この辺のアイドルはナベプロかジャニーズが大きく関わっているので，この辺のプロダクションの台頭が，日本のアイドルを作ったのかもしれないという気もする。当時の業界事情など子供にはわからないが。
まぁアイドルについては，私が物心がついた頃には，「出来上がっていた」と言えよう。あと5年早く生まれたら，出来上がる過程が感じられたかもしれないけど。
最近色々過程を見てきたなぁと思うことが多いけど，その話はまた後日します。

11/8(外食)

この週末に家族で外食に出た。別にGoToを使ったわけではない。とはいえ，よくよく考えると3月以来なのではないか?，という気がする。お店でみんなで食べるのは。
もちろん私は職場の食堂で昼食を食べてるし，子供は学校で給食を食べてるはずである。だから外で食べるのが久しぶりというわけではないのだけど，家族全員で，レストランでというのは3月以来である。
まぁもう気をつければいいというレベルだとは思うのだけど，そもそも家族で外の店に行く機会というのがすごく少ない。買い物もだいたい夫婦で行って，子供たちは合わせる服があるときくらいしか連れて行かない。
話すと，どうも子供たちは外食は好きみたいで，以前から行きたいと行っていた。うちの子供達は小さい頃からたまに外食に行っていたので，多分そういうのが好きなんだろう。とはいえ先週は自宅でBBQで，それも子供達がやりたいと行ったのと，季節的に早い方がいいだろうということで先週やった。なので今週は外食した。
ファミレスでも子供達は満足なんだろうけど，ちょっと奮発して個室があるような店に行った。そこでたっぷり1時間半くらい過ごした。まぁいいのではないだろうか。
ちなみに，その翌日子供二人と私は，近所のマクドで昼食を食べたので，二日連続になった。ただ，マクドはもしかしたら3月以降もあったかもしれない。大抵はドライブスルーで食べていたはずだけど。
3月以来と書いたけど，3月もその一回。その前は2月に夫婦で外食，さらにその前は1月と，今年に入って4回目くらいではないか?。あぁ，これはお店は大変だなぁとは思う。まぁ私自身が，そんなにしょっちゅう，家族で外食してるわけでもないのだけど。そもそも家族で遠出，ということ自体がほとんど今はないし…。
世の中的にはコロナがまた増えてきて，GOTOのせいなのか，寒くなったからなのかとかいろいろ言われてる様子。ただし福岡は8月くらいに多かったので，むしろ今は落ち着いているように見えるし，熊本も10月にどっと増えて，まだ0にはなってないが，少し減ってはいる。増えてるのは北海道。やっぱり寒いから?。
夜NHKで爆笑問題が「正しくこわがるのが難しい」と言っていた。本当にそう思う。私の感覚だと，やっぱり世の中ちょっと冷静さを欠いてないか?と思うが，旅行であちこち行っている人と，引きこもっている人と両方いるので，世に訴える言説としては難しいなと思った。

11/7(学祭とか同窓会)

母校の同窓会?みたいなものと，別の大学だけど学祭みたいなもの，があっていた。オンラインで。どういう風にやるんだろうということでみてみた。
結果的にいうと，Youtubeをつかったものだった。ってことは，どこかで収録しているのを流してるようだった。
なんか時代だなぁと思った。でもこういうのって，配信する方と，視聴する方で結構温度差が出るなぁとは思った。自分の記憶の中に同窓会とかの記憶があるから，みてるだけでも盛り上がるけど，全く未経験の人からすると，しらけるというか興味がわかないのではないか?という気がする。
そう意味では，昨今「配信で」というけど，あくまでもリアルを知ってる人が代替えで楽しんでいるわけで，やっぱり初めての人は入っていけない，となると，こういうのを続けていたら廃れていくんじゃないか?という気がした。
まぁそれは，会議とかが通信でいいじゃないか，とか言われてるのも結局リアルのイメージがあるからで，そういうのが薄れていった時に，通信だけで新しいこととか始められるんだろうか?という気はする。

11/6(民主主義)

知り合いのツィートで民主主義に嘆いているのをみた。アメリカの選挙の話を見ていての意見だろうか?。それとも日本の政治を見ていての話だろうか?。最近というわけではないが，近年こういう意見はよく聞く。民主主義だとなかなか決まらないとか，扇動的な空気に流されるとか，まぁいろいろ。
民主主義にはコストがかかると言われてる。だからコスト重視の現代だから，意思決定に時間がかかったり，長期的視野とかができない民主主義はダメだという意見が出るのかもしれない。じゃぁ何がいいか?というとこの場合，王政とは思えないので，一党支配とか強力な指導者による専制的な政治になるのだろうか?。実際この手の政治は独裁的になりがちだが，スピード感があるし，政策に一貫性がある。本当に民衆のためを思う賢人がそういう政治をすればベストなのかもしれない。
ただよく言われるように，専制政治はもし支配者が悪いことをした場合に止める手段がない。その結果おきたがことが第二次世界大戦だった。民主主義は，遅々として進まないグダグダな政治になりがちだけど，最悪な事態になったら止めらる，はずである。まぁ民衆も扇動されるのだろうけど。
よくよく考えると，こういう民主主義への悲観は冷戦の終結後に出てきたんではないか?冷戦下は，民主主義ではない大国が敵国として存在していたから，そういう意見はは出てこづらかったのだろうか?。
私は民主主義はコストはかかるが，やっぱり仕方ないと思うし，あと普通選挙も必要だと思っている。民主主義といっても普通選挙ではない国もある。男女に平等に選挙権がなかったり納税で選挙権の有無があったり。基本的に普通選挙は広がっているが，広がるたびに，「ダメになった」みたいな意見は出ていたのだろうなとは思う。
まぁそうはいっても普通選挙といっても，選挙の仕組みやルールは改善の余地はある。ちょっと話が飛躍するが，アメリカの大統領選挙のシステムが，私には奇妙に思えるのだけど，なんでああいう選挙人を選ぶようなやり方でやってるんだろうか?。まぁ昔の名残なんだろうけど，国民の投票を直接カウントするようなやり方の方がいいんではないだろうか?とは思う。
日本は首相を直接選べないというが，衆議院の第１党の党首がやるのが関連だから，ある意味選挙人を選ぶアメリカと対して変わらない気も気もする。議員制は，国民投票をいちいちやってられないから，あるのだろうけど，現代のようにIT とかが進んでくると，いくつかのことは直接国民投票で決めるのもいいのかもしれない，という気はしている。まぁ現状というより，もう少し先だろうけど。
さてそうであれ，民主主義の大国であるアメリカが没落していくと，どこかの一党支配の大国が台頭してくる可能性がある。さっきも書いたが，専制政治だと政治が不都合なことをやった場合に止める手段がない。まぁ暴動とかそういうのがそうなのかもしれないけど。某大国も経済的に破綻するともう10年以上まえからいう人がいるけど，以前堅調である。
もしそうなったらどうなるんだろう?。少なくとも日本は，支配を迫られる方になりそうなので，いい話ではないのだろうな，と思う。

11/5(ハンコ)

クローズアップ現代でハンコの話をやっていた。
相変わらずハンコの話は，焦点がぼやけてわかりにくいと思う。番組中では，ハンコがなくなるのは寂しいという意見や，本質的にはディジタル化だと言っていたが，取材の中には，それ以外を取り上げているものもあった。
書類を回してハンコを押すから，コロナ禍の中でも出社したり，人に会ったりしなければいけないから，ハンコを無くすべきというのはわからないでもないけど，決裁で多くの社内の人に説明をしなければいけない，ということは，ハンコとは関係なく決裁や合議を行うやり方の問題だろう。
よくハンコをもらいに回らなくていけないから大変というが，そもそも大事なことだから関係各所に説明をしなければいけないというのが本質で，それを強要するためにハンコを押しているだけだろう。決裁の際に説明は不要，電子メールを送っていればいいというのであれば，紙であっても本来は社内便で回せばいいだけなので，時間がかかるかどうかはともかく手間は変わらない。まぁオンラインになって社内便が機能して無くなってるという現状はあるんだけど。
番組の取材の中でどこかのメーカが販売店と契約する際に，電子契約書にすれば何日もかかっていたので数分で済むみたいに言っていたが，いや，時間がかかるのは契約書の内容を確認したり関係各所にOKをもらうから時間がかかるわけで，それがなくなるというのであれば，それはそれで怖いだろ，と思った。
どうも違和感を覚えるのは，私自身が会社員の時にすでに印鑑を捺すことがほとんどなかったからだと思う。紙の決裁はサインでオーケーだった。そして電子決裁も結構使っていた。今回の番組で電子決済でも印影を印刷するみたいのがあったが，そんなのとっくになくて，ただ名前と日付が印刷されるだけだったけど，別にそれで十分だった。手書きの書類とかもスキャンしてPDFにして添付すれば回せて，原本は本人の保管みたいになっていた。
それでも重要な案件は，関係各所に説明に回って，了承をしてもらってから電子決裁がされるという感じだったので，そこは簡略化されない。むしろ説明と決裁のタイミングがずれるから，ちょっと時間がかかるような印象があった。
まぁ今の状況を考えると説明も電話会議でってことになるんだろうなぁ。私の会社員時代もTV電話で説明して，決裁をもらうみたいなことをやっていた。
そういう意味では，現状で十分じゃないか，と思うのだけど，まぁ取材されていた会社を見ると，そういう電子決裁をやってる会社はまだまだ少ないってことだろう。ただ私の印象だと電子決裁になっても，さほど効率化はされないんじゃないか?とは思う。なので，ディジタル化の目玉がハンコレスとか言われると，そうなのかな?とか思った。

11/4(ジャズとギター)

最近ジャズのスタンダードをギターで弾く練習をしてるのだけど，ふと思った。ギターってスタンダード弾くのに向かないなぁと(苦笑)。
いや，ジャズギターでスタンダード弾いている名演ってたくさんあるけど，でもジャズギタリストって，自分のアルバムでは，オリジナルをやっていたり，あとフュージョンみたいな16ビート以上の曲が多かったりする。あとラテン。
普通の４ビートでスタンダードの曲を弾くと，様にならない，いや難しいと言ったほうがいいか，一流の人はちゃんと弾くからなぁ。
改めて練習するとジャズのスタンダードって音符的に長い，つまり四分音符とか二分音符が多くて，減衰音でなおかつ線が細い歪ませてないギターだと，なんか力弱い。ラッパとかサックスだと，ワントーンを伸ばしても様になるのだけど，ギターだとならない。
で，そういう曲じゃないのだと，モード以降で即興演奏に重点を置いたような，いわゆるテーマがちょっとしかなくてあとはアドリブ，みたいな曲だとテーマはすぐ終わるので問題ない。あとバップだと８部音符とかをすごい高速で弾くので，これも問題ない。まぁ難しいからそっちの問題はあるのだけど。
意外に変哲のないゆったりとしたメロディを弾くのに向かないのね，ギターはと思った次第。
で，同じ弦楽器であるピアノはどうか?というと，まぁ似たような面はあるのだけど，ピアノはコードも一緒に弾いているケースが多いので，それでなんとかなっている。右手で単音だけ弾いてテーマを弾く演奏がピアノに少ないのは，同じ理由かぁと改めて思った。ついでに書くと，ジャズの場合イントロとかをピアノが弾くケースが多いけど，案外ギターでそれやる人少ない。ピアノがいないケースだと，いきなりテーマから入るというか。だから典型的なジャズギターによるイントロってあまりイメージがない。独特のプレイをする人とか入るけど。
ロックの場合はギターはディストーションを弾くので，単音でも様になる。だからロングトーンでメロディを弾く人も多い。まぁジャズギターも歪ませて弾く人もいる。そうだよなぁとか思った。あとロックギターはリフとかでイントロ弾く人多いけど，この辺もジャズとは違うなぁと思った。
自分はいつでも自己流だったので，あまりこういうの意識してなかったのだけど，典型的なプレイをしようとすると，ギターがジャズでは結構立ち位置が微妙なのねと思った次第。

11/3(定番なし)

普段履いているパンツ(ズボンね)に穴が空いたので，街に買いに出た。街といっても無印良品なんだけど。
店舗にある男性用パンツを見たけど，使っていたモデルはなかった。一応，この辺では一番大きな店舗だし，昨年ここで買ったモデルだった。商品棚なには似て非なるパンツがたくさんあった。自分が買ったモデルは売れ筋じゃなかったんだろうか?。現行モデルを見たけど，今ひとつに思えた。まぁでも仕方ないなぁと買った。
最近よくあるのだけど，今使ってるものと同じものを買おうとするとない。気に入ってるものだと結構悲しい。売れてないのだろうかとも思うが，とにかく商品のモデルチェンジが早い気がする。これって流行を追いかけているというよりは，調達の都合じゃないか?という気もする。リーバイスとかも同じ品番でもどんどん形が変わってる。それっておかしくないか?。製造元が10年前くらいは中国製が多かったが，今は東南アジアとか南アジアが多い。
そういえば，最近ズポンを買ってもカットする必要がないことが多いが，足が伸びたのか?(^^;)。いや，結構ギリギリで作ってるんだろうなぁとも思う。
どうもユーザのことを考えてモデルチェンジをしてる気がしなくて不快である。今日見たズボンはベルトを使わなくて，紐で腰を締めるようになっていたが安っぽく見える。ああいうのが若い人に流行ってるの?。ベルトを通すところがないのですよねぇ。
ズボンを買った後に，東急ハンズ?にいってちょっとしたものを買ったが，レジにすごい人数が並んでいた。まぁ間隔を開けてるからなんだけど。あぁ，休日なんだなとは思ったけど，まぁ以前に比べると街に人が少ない感じはした。東急ハンズは紙袋も有料なのね。
ところで，ハンズに「?」をつけたのは，どうも昔からある渋谷とかのハンズにくらべ，各地方ににある，ビルの１フロアか２フロア借りて出てるハンズって，ハンズぽくないんだよねぇ。まぁ売ってるものは，それなりに一緒なんだけど。東京時代にハンズに買いに行っていたものは，こっちだとホームセンターで買えるので，もっとバラエティ商品に振るのはわかるけど。

11/2(パソコンとスマホ)

知り合い数名と話していて，その中で「パソコンは無くなるのではないか？」という発言を聞いた。発言をした人たちは，技術職とか研究者ではない職業についている。いまパソコンを使っているけど，多分スマホやタブレットでも同じことができるとか，もしくはパソコンを最近使わないとか，そういう風に感じてるんだろう。
こういう発言は他にも時々聞く。
大雑把に書くと，私はその意見には賛成しないのだけど，でも多くの人にパソコンが不要になる，というのはあるかもしれない。普段パソコンで使うのが，メールとWebとSNS，あとせいぜいOfficeくらいの人であれば，それらはスマホやタブレットで現状できる。スマホやタブレットとPCのどちらが使い勝手がいいか?という話はあるだろうが，これはどっちも良し悪しなのでなんとも言えない。使い勝手の点を除くと，これらのことしかPCでやらないのであれば，確かにスマホやタブレットで十分だろう。
最初の発言をした人は，そういうアプリの話ではなく，スマホやタブレットのマシンパワーが上がってることでそういうことを言った様子。使い勝手の例えば，マウスやキーボードについては，現状でもタブレットにキーボードを繋げることは可能だし，マウスより，ペンの方が使いやすい場合もある。そういう意味では，使い勝手も，PCよりよくなるかもしれない。
それでも，私がパソコンがなくならないだろうというのは，スマホやタブレットはコンピュータのことを隠しているからだ。つまりこれらを使っていてもパソコンのことがわからない。さらに書くと，パソコンはさらに上位の専門機である，サーバーとかにも繋がってるというかパソコンをサーバーにすることもできる。
いつも思うのだけど，今の学生と話していると，スマホを使っているから，ファイルの概念が弱い。自分が使ってるスマホやパソコンのデータがどこにあるかきちんと把握してない。スマホ向けのOSは内部が見えないようにかなりいろいろ隠蔽している。知り合いは技術的な問題か？と聞いたが，これは設計思想の問題だから，どんなに技術が発展しても，変わらないだろう。スマホやタブレットは余計な情報をユーザに見せないことで使いやすくしてるということだ。
まぁ一般の人にはそれでいいのだろうと思う。ただ情報機器を学ぶ上では，これはわかりにくい。スマホやタブレットは魔法の箱にしか見えない。情報機器がどういう風に動いているかを学ぼうと思ったら，パソコン，いや，サーバー機とかボードコンピュータでもいいのだけど，そこまで普段の生活と違うものにするのか，それとも一応日常使いができるパソコンがいいかは，ちょっと悩ましいところだとも思う。
情報機器なんんて学ばなくてもいいとかいう話もあるが，昨今の「情報」を科目に取り入れるとか，基礎教育でもプログラミングをさせるという話を聞くと，一応人が最低限知っておかなくてはいけないことになるらしい。プログラミングを学ぼうと思ったら，やっぱりタブレットではなく，パソコンではないか?という気がする。まぁ小学校くらいまではタブレットでもいいけど。
情報機器やソフトウエアばどんどん高度化していくと，中の話などは専門家だけがしればいいという風になる，というのはよくある傾向だと思う。昔は車を運転する人は，タイヤを交換したり，プラグをやオイルを見ることが必要だったが，現在はどうだろうか?今でも免許を取るときは習うんだろうか?。実際運転するときは，これらの知識を使うことは稀である。ボンネットを開けたことない人も多いだろう。
料理を全くできない，しない人もそれなりにいる。外食やインスタント食品で十分という人は，料理をするのはプロだから一般人は学ばなくていいという考えになるだろう。
だから，情報機器もユーザはスマのアプリの言う通りに使っていればいいという考えになれば，コンピュータのことを知らなくていいと言う考えになる。
まぁそれらがいいか悪いかは，それぞれの人の考えによるだろう。私は車はともかくバイクは自分でバラしたことあるし，料理もできる。でも，そうでないしそう言う知識は不要と言う人もいるだろう。コンピュータの知識が必要だと思うのは，自分が研究者だからだと思う。研究者は常に新しいことをする必要があるので，出来合いのアプリを使うだけでは，仕事にならない。自分でこれまでになかった動作をするソフトや処理が必要だから，それはスマホではできない。
一般人にパソコンは必要だろうか?という疑問は以前から持っている。まぁでも今は教育的には全員勉強しろだから，必要なんだろうなぁと思った。

11/1(職人)

昨日NHKスペシャルで先日亡くなった筒美京平の話をやっていた。筒美京平は亡くなった時も大きく報道されていたが，おそらく現在の日本でもっとも歌謡曲を作曲しヒットさせた人の一人だろうが，多分その中でも群を抜いていると思う。
自分の記憶だと80年代の頃にアイドルソングとかの作曲者を見ると大抵筒美京平という名前だった。ちょっと芸能人ぽい名前だと思っていたので，もと歌手とかバンドマンだったのか?と思っていたが，どうも最初から作曲家だったらしい。出てきたのは1960年代後半だからグループ・サウンズとかロカビリー出身なのかもとか思っていたが違っていた。ほぼ同年代の平尾昌晃とかは，元々は歌手である。
ちょうど今，NHKのドラマで古関裕而の話をやってるから，あぁ最初からレコード会社に作曲家として入社するんだとか思ってるが，筒美京平もそうだった様子。どうも自分は歌手はバンドマンが他人に楽曲提供おしてるうちに作曲家になるというイメージが強かったせいか，こういう最初から職業作曲家として立つというのは，どういう人がなれるんだろう? とか思ってしまう。入社試験で才能がわかるとも思えないし。
ところで番組でちょっと面白かったのが松本隆が筒美京平との仕事のことを語っていて，松本隆はハッピーエンドでいわゆるバンドをやっていた人だから，最初は自分たちが演奏するための曲を書いていた，そのことを筒美京平が「趣味で音楽をやっている」と言っていたこと。松本隆が「趣味で音楽やっていけないのかなぁ…。」とか首を傾げたようだけど，筒美京平は，番組で紹介された作曲姿勢を見ると，本当に誰かに歌わせて売れることを考えていたみたい。筒美京平が書いた多くの曲を眺めると，作風に共通性が見出しにくいが，それだけ時代や歌手に合わせて曲を書いていたと言うことだろう。曲を沢山ヒットさせた作曲家はそれなりにいるが，わりとみんな作風というものを感じるように思う。90年代にヒットした小室哲哉や，織田哲郎とかも作風がはっきりしているし，古関裕而ですら，そんなに今日は知らないが，昨今紹介れる曲を聞くと，わりとスタイルみたいのがあるように感じる。
それに比べると筒美京平は初期のブルーライトヨコハマやまた会う日までみたいな曲とかから，80年代のアイドルに書いていた曲を比べると，ちょっと同じ作曲家とは思えない。いや，サザエさんだってあるんだし。
聞き手を飽きさせない努力とかの話を関係者が語っていたが，確かにアレンジとかも，細かいオブリガートとかむちゃくちゃ多い。あと歌い手に合わせて，いろいろ工夫していた話も面白かった。
とにかくアートというよりは職人の作品として音楽を作っていたのかもしれないなぁと思った。ヒット曲をかける人は，多分自分が書いた曲がヒットすることを，書いた時点でわかる人なんだろうとよく思うが，この人は，そういうのを狙ってかけたのだろうなぁと思う。
まぁそうだとは言っても，筒美京平みたいな人が沢山いるわけでもないので，多分そういうことができる人はとても少ないのだろう。
ミュージシャンってヒット曲を出した人が，若い時は色々やっていても，歳をとると自分のヒットしたスタイルに収斂していく印象がある。でも，この人は違ったんだなぁと思うけど，それは自分の表現といういうよりは仕事として曲を書いていたからかもしれない。