だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。
あしからず。
- 2/28(何者)
- なんども書いてると思うのですが,改めて。 わたしは芸術の本質を一言で書くと「作家性」だと思ってます。 なぜなら芸術は自己表現の欲求を作品にしたものだと思うから。 そうじゃない考え方も多数あるのはしってますが,わたしはそ う感じているということです。自己表現の欲求というのは芸術 とは無縁に生きている人でも多くの人が持っており,「自我」 と関係が強いものです。多分人間の本能的なもの。いや,求愛 行動をする生物は「選んでもらう」必要があり,表現欲求は多 くの動物に共通したものかもしれません。
さて少し話を変えます。
わたしは昔からジャズが好きですが,ジャズミュージシャンに は若い頃にオリジナルの音楽を作ってヒットして有名になった 人でもどんどんキャリアを重ねていくうちにスタンダードを多 く演奏する人が結構います。一番有名なのがキースジャレット。 彼は20代でデビューしましたが,最初はほとんどオリジナル曲 をレコード化してましたが,今はスタンダードか即興ソロばか りです。パットメセニーは今でも新しい曲をどんどん作ってま すが,若い頃はスタンダードはほとんど演奏してなかったのに, 今はそれなりにやってますし,またポップスのカバーとかもやっ てます。エレクトロニカを導入して斬新な音楽を提唱したブッ ゲ・ベゼルトフトも最近スタンダードのソロピアノをCD化しま した。いずれもすばらしい作品ばかりなのですが,斬新な曲を 作らなくなって寂しい…と思う事もたまにあります。
わたしは若い頃はなぜジャズミュージシャンが歳をとるとスタ ンダードを演奏するのかが良くわかりませんでした。実際理由 は一つではないだろうしミュージシャンによって考え方は様々 なのかも知れません。単にその時代のはやってる音楽の問題で ある可能性もありますし(今はジャズのオリジナルはあまり受 けない),集まったバンドメンバーの事情である可能性もあり ます。単に曲を書くのが大変になったから…っていう可能性も あります。
でもわたしは主たる理由は「スタンダードをやっていても十分に 自己表現が出来ているから,敢えて曲を書く必要がない」…と 今は考えてます。
若くて自己表現をはじめた表現者は様々な手段で「人とは違う自 分」を表現しようとします。若い頃は「自分」が確立されてな いので,何をやってもはっきりとした「個」を自覚しにくよう に思います。その為,人と違うものを求めます。音楽の場合 「誰も聞いたことがない音楽」というのを目指し,その結果曲 自体を作曲することも重要な要素となります。新しいスタイル を作り,その上で新しい曲を書き,人とは違った表現技法で, 更に技量も磨いて…と,「個」を確立していない場合,ありと あらゆる方面で工夫をするわけです。
実際そういう工夫をしているなかで人と違った表現が産まれ, また技術的にも進歩をしていきます。そうやって芸術は常に進 化し新しいものが産まれます。
- さて,そういう風にいろいろ試行錯誤をしていても,人ってい うのは何かしら癖があったりして,新しいものをやっていても, どこか共通した「その人らしさ」が産まれてきます。それは人 とは違った表現を続けているうちに身につくものもあります。 人とは違った努力を長時間続けていくうちに,それがその人の 個になっていくわけです。
さて,そういう個が一人の表現者の中に確立されていくと,今 度は昔からある有名で多くの人が演奏している曲を演奏しても, そこに自分らしさ…を込めることが出来るようになります。と いうか,皆が演奏してるだからこそ,むしろその違っている部 分が際立って浮き上がってきます。それが「個性」であり「作 家性」になるわけです。
そう思うと,スタンダードを演奏してそこに作家性をだす…と いうことの方が,表現の本質であり,オリジナルの曲やスタイ ルを作っていたのは,個性を身につけるための訓練だったと言 えるかも知れません。前述のブッゲがスタンダードのピアノの CDを出したときのインタビューで「わたしのそろそろスタンダー ドを演奏する資格があるかな…と思った」と言ってましたが, みんながやってる曲を演奏して個性を出すには,人並外れた個 性が必要なわけで,キャリアを重ねたミュージシャンがスタン ダードを出すのは,その自信の表われかも知れません。
さて,ここまでジャズの話をしてきましたが,自己表現は多く の人が持っている欲求でしょう。人の「自己」というのは最終 的には「何をやってもその人から醸し出されるもの」なのかも 知れません。そういう事を考えると,表現するというのは何か をするということではなく,何をやっていても「あなたらしい ね」と言われることではないでしょうか。
ちょっと前からネットで「何者にもなれないあなた」という言 葉が使われます(元ネタはアニメですが)。でも人は何者になる んじゃなくて「自分」になるのではないでしょうか。人は若い 頃に,「自分でない何者か」になろうとします。それは成長の 原動力になります。でもいつまでも人は成長をするわけでもあ りません。そして自己表現を身につけるための成長であれば, 「何者」かであるかより「自分」というものが重要ではないの でしょうか。
わたしはもうずいぶん前から何者かを目指すより「自分らしさ」 とはなんだろう…とずっと考えてます。文章を書いていても, 人と話していても,道を歩いていても,自分とわかるような何 かが含まれていると良いな…と思います。そしてそれは,おそ らく何かをしたからではなく,自分の経験全ての蓄積が自分ら しさを形成してるのでしょう。
そう思うと,自分の人生には無駄はなかったし,逆にそれから 逃げてもいけないように思ってます。
何者になれなくてもいい,自分であろう…とわたしは思います。
- 2/27(PM2.5)
- またクロ現の話ですが…。
昨夜はPM2.5汚染の話でした。特に中国での話。
中国でPM2.5と呼ばれる微粒子が空気中で増え健康被害が出る… というのが最近話題です。そしてそれが日本,特に西日本にも 飛来して大変…という話も良く聞きます。
その事自体は否定しないのですが,ふと疑問に思うことが…。 …昨年はどうだったの?。
これからの季節黄砂等が飛来する時期ですから,中国の汚染が 日本に影響を及ぼす事は,まぁありえるでしょう。では去年 は?…。あと中国の汚染が外出ができないほどひどい,という ことで霞んだ映像が良くTVで放映されてますが,いつから?… というのが良くわかりません。ここ数ヵ月急に話題になってま すが,ここ数ヵ月でなったわけではないのでは?…。もちろん 中国は急激に工業化されていて一年前と今年だと車の数も工場 の数もずいぶん違うのかも知れませんが…。それでも,いきな りゼロが百になるわけでもなくて…。
実は東日本が放射能で大騒ぎしてるときにも,西日本には中国 の有害物質が流れてきてるって話はちょっとは聞えてました。 でも,あの当時は放射性物質の方が心配で西日本の野菜が安心 とか,遊びにいくのなら西日本…とかそういう感覚でした。と いうか今でもそうだけど…。東日本の放射性物質騒ぎがだんだ ん落ち着いてきて,ある程度気をつければ食べ物も,遊びにい くのも大丈夫…みたいな「空気」になってきてる気がしますが, そうすると今度は西日本でPM2.5騒ぎ,ついでに中国はもっと… という感じです。
なんか,何かしら心配してないと気がすまないのね…とか若干 思ってしまいました。もしくは前からだろう?…と。
ちなみにネットで少し検索すると,確かに現状の中国の状況は ひどいようですが,東京の都心部でも実は日本の環境基準越え をするのは良くあることのようです。それはもちろん日本の車 とかの公害です。基準を越えたというと大騒ぎしますが,実は 過ぎた中でも暮してる場合はあるようで…。真偽のほどは不明 ですが。
というわけで,なんとかしなければいけないのだろう…とは思 いますが,「今」が問題でもないような気がしてます。
と思ったら,こんな記事ありました。やっぱり騒いでい るのはキッカケがあるわけね。
- 2/26(ガン患者が子を持つということ)
- 昨夜のクローズアップ現代「 がんになっても子どもが欲しい」というタ イトルでした。要は抗癌剤治療を行い不妊になった事例で,現 在は治療前に卵子や精子の保存を行えるケースがある,でも知 らないで治療してしまった…みたいな話だった。逆に治療後に 産んだケースも紹介していた。
日本はガンの専門医と産科医の連携が出来てないので,その辺 が遅れてる…というような話もあった。アメリカは出来てると か。
少し個人的な事を書くと,わたし自身,ガンになって手術をし た後に子供を作ることを決意したので,この問題には当事者的 な感覚があり客観的な感想が言えない。個々のケースは様々だ ろうけど,自分の体験が全てのような書き方になり,正確じゃ ないのをあらかじめ断っておく。
で,話を聞いてて,子供が出来なくなってひどく失意…という のは良くわかる…と思った。治療をする前に「知っていたら」 という気持ちもわからないでもない。でも一方で治療前に知っ ても簡単には答えが出なかったのでは?…とも思う。むしろ迷 いが増えたのではないかなぁ…と。
以前ラジオで,妊娠後に乳ガンが発見された人が,医者に諦め ろと言われたものの諦めきれずに医者を探し,結果的に一部を 取ったあとに出産し,その後に再度手術したって話を聞いたこ とがある。一応その後も経過は順調だったようだけど,その話 を聞いたときも「凄い決意だなぁ…」と思った。
ガンというのは,発見されてから治療までの時間が勝負…みた いなところがあると思う。精子や卵子の保存にそれほどの時間が かからないのかも知れないが,悩んでいる時間はあまり無いと 思う。そして治療が自分にどういう風な影響を与えるかは, 治療前には結構想像ができないものだとおもう。
まぁだから術前の出産ではなくて,問題先送り的な卵子や精子 の保存…って事になるのでしょうけど。
自分の場合はガンが発見されたときは独身だったので,子供を 作るとかそういう話は想定しなかった(多少は考えた)が, 術後,割と間もなく結婚した。幸か不幸か抗癌剤治療はし てないし,幸運にも術後6年以上たって再発してないので, 体力が回復した後,子供を作ることは可能だった。 まぁでも,抗癌剤治療が無いのは,有効な抗癌剤治療が無い…っ てことの裏返しでもあると思う。そして術後,再発しないのだろ うか?…っていうことはずっと頭にあるわけ。その状況で 子供を作るべきだろうか?というのはずっと考えていたし,子 供を作った後も,自分は何歳まで生きられるんだろう?…とい うのは考えるわけです。
まぁいろんな手段があるっていうのは悪いことではないのだけ ど,結局のところ,事前に知ってさえいれば…というのは必ず しもそうでない気もする。そんな簡単な話でもないと思う。 ガンを告げられた直後は,大体パニックになり物事を冷静に考 えることがとても難しいというのが自分の経験からの実感だっ たりする。
- 2/25(勤労)
- 誰かのつぶやきなのでリンクはしないけど,Twitterで「賃 金が低い人は一生懸命働かないようにするのが世(日本)のため だ」というようなのを読みました。つまり日本は安い賃金でも 皆が一生懸命働くから,経営者が図にのって賃金あげない。だ から賃金が低い人は一生懸命働かないことが結果的に世のため になる…という論理みたいでした。
そうかな?…と思いました。これ同じことを逆から見て思った んですけどね。「賃金上げても一生懸命働かない人が多いので, 賃金上げてもしょうがない…」と思ってる経営者は多いんじゃ ないかな?…と。実際会社で人を使っていると思いますが,給 料上げたらやる気を出して,給料下げたらやる気が無くなる… というような簡単な話だったら,もっとマネージメントは簡単 です。そうじゃないから難しい。
あと労働市場が売り手か買い手か?…で事情は違って,雇用側 が強い業種だったら,やる気がないと,やる気がある(良く働 く)人に変えられちゃうだけです。…まぁこの辺は,実は雇用 側も働く側も,どっちも満足できてないような気がします。
…
別の話。
東大生が大学院転入組が東大卒と名乗るのが気 に入らないという匿名日記を読みました。
まぁそうかもね…。でも学部から東大というのと,大学院から 東大というのが就職で同じように扱われてるかどうかは疑問で すが…。
ちなみにわたしは最終学歴(博士過程)は修士までと違う大学で すが,わたしもロンダリングしたと思われるかなぁ…。やだ なぁ。だって自分の場合卒業大が別の巨大大学に吸収されてし まったからそうなったわけで…。別に好きでそこで最終学歴を 取ったわけじゃないのに…。まぁ就職時は弱小大だったのです けどね:-p。
ちなみに最近高校の同級生とかとあったりしていて思うのです が,わたしが大学をでたころは,まだバブルの余韻があったの で,そんなに有名じゃない大学の人でも,結構一流企業と呼ば れる所に入っていたりしましたが,今となっては,そういう人 の中に結構出世している人がいます。自分の会社でも結構そう だったりします。
思うのは,案外マイナーな大学を出た人の方が,個性的だった りしてうまく行ったケースも多いんじゃないかなぁ…というこ と。そういう意味で言うと,今みたいに不況で,採用人数を絞 り込んでいて,そうすると一流大学の人が多くなりがちなので, そういうのも問題あるんじゃないかなぁ…と。
で,そういう風に考えると実は匿名日誌に書かれているような, ロンダリングは結果として企業に良い影響を与えている可能性 もあります。
…
というわけで,二件の話は,まぁどっちも気持ちはわかるけど, 雇用側の論理や気持ちを考えてみると良いんじゃないかなぁ… と思いました。働くことって事は雇用する方も働く方も,まぁ 難しいことですね。
- 2/24(休日)
- 今日はお休みなので家族で買い物に出かけた。お店をはしご した,結構帰ってたら時間が経っていた。
- 2/23(我慢)
- 人間はトイレを我慢するけど,トイレを我慢する生き物っ てどれくらいいるんだろうか?。我慢するというのは時と場所 を選んでするということのような気がする。牛は牧場に放牧されているの を見ると,草を食べながら出したりしてるので,どうも場所を 選んでいる気がしない。でも猫は穴を掘って用を足したりする ので,少なくとも尿意を感じて穴を掘り終わるまでは我慢をし ているという気がする。犬も場所を選んでマーキングするから やっぱりそうなんだろうか?。
そもそも我慢をするということは,尿意を自覚するって事。我 慢しない生物は尿意を自覚してないのかもしれない。いや,我 慢をする必要が無いと尿意を自覚しないってことなのかもしれ ない。どっちが先なんだろう?。
子供のトイレの躾を考えながら,そんなことを思った。オムツ がぬれて不快…っていうのと,尿意を自覚するというのは,ス トレートじゃなくて,まずそのまま尿をすると不快になる…だ から我慢するっていう感覚がないと,尿意や便意って自覚しな いよなぁ…と。
で,最初の疑問に戻るとやっぱりトイレを我慢する生き物って 稀な気がする。これってかなり高度なことなのか?
- 2/22(経緯をしらないと…)
- 作事のニュースで3件の死刑が執行されたと聞きました。あぁ 法相は谷垣さんか…。で,直後に 死刑囚の一人は全く反省してませんでした というニュース。死刑の是非以前にこういうあからさまな意図 を感じる記事は嫌いだなぁ…。
死刑の是非については何度も書いてますが,良い悪い…という より社会的な合意とあとは冤罪の可能性の問題だと思ってます。
それよりも気になるのは,ヨーロッパでは死刑を廃止している 国が結構ある…みたいな話が良くあるのですが,どういう流れ でそうなったのか,あまりきちんと説明されてないなぁ…って 事です。どう考えてもヨーロッパが伝統的に死刑をしてない… とは思えません。フランス革命の頃は大衆の前でギロチンをやっ ていたような国です。ローマやギリシャでは奴隷もいたし,十 字軍とか帝国主義とか結構血生臭い事やってます。
元々人権意識とかあったのでしょうか?。同宗 派に限るとか制限つきではなかったか?それがどうして死刑廃 止になったのか?…というあたりが気になるわけです。もしか してなにか反省をするような事件や状況があったのではないか?… とか。
大体西洋人のいう自然保護とかも開発しすぎて荒れ果てて…そ の反動としてっていうケースが多いように思います。まぁ自然 と人権を同列に扱ってもいけないのでしょうけど,いずれにせ よ経緯を聞かずに,ヨーロッパでは死刑が無いから…といわれ ても,ヨーロッパでどういう合意形成がされたのか…わからず に日本でも合意形成は出来ないでしょう。
- 2/21(インフォームドコンセントが来るか も?)
- 学校の教師による体罰がやたら話題になってきてる昨今で すが,そんな空気を読んでか, 学生も先生を「体罰」と言って挑発する事例が 発生しているそうです。まぁそうだろうなぁと思ってまし た。以前も書いたように思いますが,私が中学くらいの時に体 罰がちょっと社会で問題になっていて,そのあと校内暴力が話 題になりましたから。先生を社会が糾弾すると,生徒は先生を 馬鹿にするようになりますから,言うことを聞かなくなります。 子供はいうことを聞かなくなったら歯止めが効きません。
私は体罰を肯定するつもりも無いのですが,だったら有効な指 導方法を教師の間で共有すべきで,今のように「●●をやった らだめ」じゃ教育の質が下がるだけだと思ってます。サッカー では体罰なしに有効な指導ができている,というのであれば, その指導方法や指導者の育成方法を共有すべきでしょう。教育 に正解は無いのかもしれませんが,だったらだったで試すべき ことを整理すべきです。
ちなみに私の思い出では,体罰が社会問題になっていた当時, 自分が行っていた学校は事情が若干違っていて,まぁ学校の雰 囲気は地方差が大きいので,あまり全国のニュースにしてもなぁ という気もしてます。
学生が騒いで授業にならないという上記ニュースに反応してネッ トでは「停学にすればいい」とか「親を呼べばいい」とか「警 察を呼べば」とかいろいろ意見が出てました。親を呼ぶのは子 供には効果はあるでしょうが,親が嫌がるとか,非を認めたく なくて,先生を責める親が出たりとかなんかありそうだなぁと いう気がしてます。停学は程度によりますが,効果がない生徒 もいそうだなぁ。
なんか昨今の騒ぎを見ていると,今は学校の指導のほうが問題 になっているから,教師の処分の問題になってますが,校内暴 力とかいじめとか学校崩壊とかの方が問題になると,学校のほ うが生徒を処罰する上で体罰が使えないから,停学や公権力の 行使とかそういうことをやりだすかもなぁとかいう気がしてま す。そしてそれに対して親が文句を言うのであれば,学校が責 を問われないように事前に親と生徒と三者で契約をするように なるんじゃないか?という気もしてます。特に義務教育じゃな い高校以上は。
つまりインフォームドコンセントですよ。事前説明して合意な ら入学可だからサインして…と。だって同じく「先生」と呼ば れて,かっては聖職であった医者も今はそうしてますから;-p。 今は「先生」は事前に免責して合意しないと安心して仕事でき ない時代です。
ところでもうひとつの「先生」である政治家はどうなんでしょ うね?;-p。
- 2/20(標準)
- 昔,大学を出て社会人になったときに,世の中というのは 独身だと不便なようになっているなぁ,と感じたことがありま す。役所とかが平日の昼間しか開いてなくて,サラリーマンの 場合,世の中に必要とされていることをするのにも休暇をとっ たり面倒に思いました。
あの頃の日本は会社員は結婚をして,奥さんをもらい,奥さん は専業主婦であることが標準のモデルだったような気がします。 だから独身をしているといろいろ不便にできてました。今は役 所も土日でも手続きができるような代行窓口を持っていたりし て,この辺の事情は変わってきてる気がします。
今書いた話は社会人としてですが,おそらく子供の頃からこう いう想定された標準というのはあって,小さい順に言うと幼稚 園に行って,小中学校に行って,高校受験をして高校にいって, 大学にいって,そして就職して…と。大学は今は全入といわれ てますが,昔はそうでもなかったので,高卒で働くほうが標準 だったのかもしれません。わたしもたぶんにもれず大学までい き,そして大学院まで行った後就職しました。大学院に行った ことで標準からはずれた,とは実は感じませんでしたが。
まぁ学校にいる限りはあまり標準というものが想定されている と感じないものですが,そこから外れたり,社会に出るとなん となくそういうものがあるように感じます。特に税制とか,行 政システムとか。
今は専業主婦が減ったり,正規雇用が減ったりしてます。でも, その辺の標準はあまり変わってないような気もします。どうな んでしょうか。
- 2/19(雪)
- 私の職場は山の上にあるのだけど,昼前から雪が降り出し, 積もりだす。一時期通勤用のバスが上がってこれなくなって, 帰れないのか不安になったが,夕方には雪はやみ,気温も下が らなかったので,凍結は無し。道路の除雪もしてくれたので山 を降りた。そしたらやっぱりというか,下はぜんぜん積もって なかった。まぁいつものこと。
でも私の車には雪が5センチくらい積もってます。
- 2/18(安定感)
- TVでニュースを見ていたら麻生さんがG20に行ってきて,アベ ノミクスをG20でおおよそ理解頂いた…みたいなことを言って いました。そもそも外務大臣時代や総理大臣時代に外国との交 渉で多くの逸話をもつ麻生さんですから,G20の場でも直接各 国との会談を行い,いい印象を与えることができたのでしょう。
外国…とくに先進国の要人が集まる場に日本人の政治家が出て いって,これだけ最初から安心感を持てる政治家って,今,麻 生さん以外にいない気がするし,日本でも久しぶりな気がしま す。ファッションでも存在感があったそうです が:-)。
まぁ麻生さんは元々胆が座った人ですが,安倍さんも今のとこ ろたいした失点もないし,堂々と政治をやっているように見え ます。この二人以外があまり目立ちませんが…。
まぁそれはいいとして,まだ発足して2ヶ月も立たない安倍内 閣ですが,妙な安定感があるなぁ…と感じております。支持率 が高くて,マスコミがまだまだ叩かないのもあるんでしょうけ ど,やはり民主党政権からすると雲泥の差のような感覚です。 安倍さんと麻生さん以外が目立たないというのも,ある意味安 定感に繋がっていて,民主党は政権を取った直後から小沢さん や他の人がスタンドプレーをしまくっていて,それで大丈夫か?… という感じもありましたから。
内閣発足時にこれだけ安定感を感じるのも久しぶりな気がしま す。長期に政権を運営した小泉さんも発足時は田中真紀子さん 鈴木宗男さんとかのいざこざがあり,不安定な感じもありまし た。今回は,今のところそんなの話。
昔のことで具体的には覚えてないのですが,確か昔の連立政権, つまり細川,羽田,村山…と来て自民党に戻ったとき…あの時 は橋本内閣か…,その辺も,やっぱり少し安定感を感じたよう な記憶があります。
安定感が政治に重要なのかは良くわからないのですが,まぁし ばらくこのままでいってくれよ…という感じるところもありま す。まぁ為替や株価の変化が激しいので,どこかで息切れした ときに,一斉に叩く人が出てきそうな気もしないでもないです が…。
とりえあえず,現時点での所感…ということで。
- 2/17(電子本)
- ここ数年電子ブックが話題です。個人的にあまり電子ブッ クの必要性を感じてませんでした。世の中で電子ブックを話題 にする人は本自体を読みたいというよりは電子ブックに興味が あって手を出しているように感じてました。
ですが,さすがに実際読んでみないと…というわけで,先週出 張が多かったのにあわせて,電子ブックを買ってみました。 アマゾンは好きではないので紀伊國屋のKinoppyを使いました。 もともと紀伊國屋は利用していたので。機器はiPod touchです。
実際に読んでいて思ったのは,案外読みやすかったということ。 touchで普段ブログとか読んでますが,それよりは読みやすく, さすがに考えられていると思いました。touchは画面が小さい ので1ページあたりの文字数は少なく,どんどんページが進み ます。なので読み進んでいるという感覚があるのはよいと思い ました。touch自体は小さいので電車の中とかどこでも読める のはよいかと思います。
ちょっと気になったのはコンテンツの方の作りかもしれません が,ページが書いた目次が無いこと。読み進めないと,どの辺 に何があるか分かりにくい。途中から読むというのがやりにく いと思いました。目次にページが無いのは,文字の大きさが可 変で,大きさを変えたらページが変わるからかな?と思いまし た。一方読み進むとしおりをはさんだり,マーキングをしてメ モをつけられるので,いったんつければ目次代わりに使うこと はできます。
文字の大きさは中くらいにしたせいか,たぶん紙の本より3倍 くらいページ数が増えてるのではないでしょうか?。1000ペー ジとかになりましたが,たぶん紙だと2,300ページくらいかな? と思います。この辺のページの多さが少し紙の本と感覚がちが います。
読み終わって,まぁ小さくて移動中に読みやすいという便利さ はありますが,それくらいかな?という気もしました。新書や 文庫でも持ち運びは便利ですが,文庫で文字が小さいと感じて いるのであれば良いかも知れません。
実際,あえて電子本で買う理由はそんなに強くは無いなぁとは 思いましたが,今回は電子本が紙よりもずいぶん安い書籍だっ たし,そういう場合にはいいかも知れません。あと急に読みた い場合は注文してすぐに読めるというのはいいのかも。
うーん,実際これから電子本を買うのかどうかはわかりません。 本屋に買いに行って本を眺めるという楽しみは別の意味である しなぁ…。
- 2/16(休日)
- 今日は家族で買い物に出た。横浜へ。
寒いからか自宅のエアコンの効きが悪い。
- 2/15(服)
- 一日中外出していてネットをぜんぜん見なかった。たち仕 事で疲れた。そんな一日。いきなりだけど,今日は結構VIPの 人を見ることが多かったのだけど,なんとなくオーダースーツ を着てるのって分かるなぁと思った。ってことはオーダースー ツを着てないと分かるわけで,衣装って,まぁ「人となり」を 表すなぁと改めて思った。
大体「取締役」という肩書きがある人は,オーダースーツ着て る人が多いなぁ。
- 2/14(動画配信で食べる人)
- 昨夜のクローズアップ現代で動画配信をして食べている人 の紹介をしてました。自分で撮ったビデオをYoutubeにアップ して,世界中からのアクセスを稼ぎ出し,そこにある広告収入 を得ている人。その収入が結構増えて,仕事をやめて本業にし た人も紹介していました。
番組の論調ではそういう人が増えている。Youtubeを運営して いるgoogleもそういう人を探しているみたいな話でした。
少し違和感を感じました。増えているといいますが,じゃぁそ ういう職業がありえるんだろうか?ということ。食える人って そんなにいるのか?,またそれに専念して長期間食べていける のか?ということです。
自作コンテンツをアップして広告収入を得るというと,ちょっ と前までは文章でした。もしくは絵でした。ブログとかイラス トとか今でも大量にネットにアップされています。それで食べ ている人ってそんなにいるんでしょうか?。私の印象では,ブ ログの文章やイラストからプロの物書きやイラストレータになっ た人は結構いますが,ずっとネットのコンテンツへの広告で食 べている人は聞きません。
もちろん文章や絵はネットで稼ぐより,本とかで稼いだほうが 効率がいいので,ネットは稼ぐというより名を売るところで, 売れたら出版のほうに行く…となるのかもしれません。一方動 画は,プロの映像作家っていますが,一人でコンテンツ売って 食べるという作家はほとんどおらず,たいてい映画や番組とか の制作をするか,もしくはどこかから受注を受けて制作すると いう形になり,そうなると個人でコンテンツを売るというより, 多くの人と仕事をするようになります。そういう中で,素人的 な個性で食べていくのは大変でしょう。だからそっちには行か ず,ネットでの広告収入でやっているということなのかもしれ ません。
さて,今後こういう動画配信で食べていくという職業は本当に 増え,そしてそこに市場が生まれるのでしょうか?。またプロ としての映像表現の場として,動画配信は定着するのでしょう か?。いまひとつ良く分かりません。
ひとつ思ったのが,この動画配信のビジネスでかかわっている プレーヤがすごく少なくて,それは新鮮だなぁということ。番 組でぱっと見た感じ,動画はほとんど一人で作られており,後 はそれを配信するYoutube(google)のみ。あと広告主がいるは ずですが,その営業はgoogleがやっているのでしょうか。広告 主の意向が動画制作者に行くのか不明でしたが,いずれにせよ 非常にかかわる人が少ないと思います。通常のTVなどの映像ビ ジネスの場合,ものすごく多くの人がかかわります。文章の方 の出版でさえ,編集や流通で多くの人がかかわります。
かかわる人が少ないというのは,元のコンテンツの制作者にき ちんと収入が入るということになり,小規模だったりそんなに コンテンツの売り上げが無くてもとりあえず制作者は食べられ るって事になります。コンテンツ制作者が好きなコンテンツを 作り,食べていけるっていうのは,私はいい世界だと思うので, そういう意味では期待を結構したのですが,ただ一方で,そん なにうまく行くんだろうか?とも思いました。まぁ5年後10年後 を見てみないと分からないのですが。
- 2/13(つぶやきたい欲求)
- ちょっと今日は出張。帰りの電車で「●●駅でトラブルが」 というアナウンスで電車が少々止まった。あぁー,と思ったけ ど,ものの2,3分で回復して動き出した。良かった。
で,この2,3分間,ネットにそういうのを書きたくなる衝動が 湧き出る(苦笑)。これ,なんなんでしょうね。
「ネタ発見」なのか「貴重な記録」なのか「他の人に知らせな きゃ」なのか。
人は普段と違う経験をするとそれを誰かに話したくなる。リア ルタイム性があればあるほどつまらないネタでもOK。一晩経っ たら電車が2分止まったなんてネタは何の面白さも無いけど, 今止まってるんだったら,話題になるかもしれない…そんな感 じ。
というわけで,モバイルで,つぶやきで…っていうのは駄ネタ を生産し続けるのでした。なんかこれって,本能に訴えてるよ なぁ…と思った。
まぁ私はもともとメモ魔なのでネットにつながって無くても頭 に浮かんだことは,どこかに描いておきたいと思うほうなんだ けど。
- 2/12(マフラーとの縁)
- この間熊本に行ったとき,二日目の朝,外出しようとした らマフラーがなかった。ホテルに戻って探したが見つからない。 思い返すと…,どうも昨夜飲みに行ったどこかで落としたとし か思えない。
その用事を済ませたら,ちょっと時間があったので,昨夜のお 見せに夕方寄って「準備中」のなか店員に聞いたらマフラーが 出てきた。
また戻ってきた…という感覚だった。実は先月も自宅の駐車場 でマフラーを落としたらしく,マフラーがない…と思って翌日 見たらあった。自宅と言っても吹きっ曝しの駐車場なので,風 とかで飛んでいくかのうせもあったけど,普通に車の後にあっ た。
このマフラーは,結構長く使っているので,無くなったら無く なったでいいや…と思っているのだけど,案外そういうものに 限って無くならない。今回も用事が遅くまでかかったらお店に 寄れなかったし,寄っても店員がわからない可能性もあったの だけど,あっさり出てきた。
実はこのマフラーではないけど15年くらい前に,スキーに行っ たときに,ホテルにマフラーを忘れて,帰ってきて気づいて電 話したらあって,送ってもらったことがある。このマフラーも 実は手元にまだある。
どうも自分はマフラーと縁が切れない様子。マフラーって首に 巻き付くものだから,妙になつかれていると,それはそれで怖 いのだけど(苦笑)。
- 2/11(そらから見る地図)
- 私は普段はプライベートで九州に行くときは福岡を使うこ とが多く,熊本空港発着の飛行機はめったに乗らない。しかも 使う場合も夜遅かったり天気が遅かったりで,案外熊本空路上 空からの風景は記憶に残ってなかった。
今回熊本に飛行機で行く機会があり,熊本に近づいて高度を下 げたとき阿蘇のミルクロード上空から,阿蘇の五岳が見える風 景を見た。眼下に広がる風景は草原と山とそこを走る道路なの だけど,自分にはそれがどこかというのがはっきりと分かった。
私は学生時代バイクに乗っており,しかもラリーとかやってい た関係上,阿蘇の近辺は何度も走ったり,しかも地図で新しい 道を探したりしていた。だから地図がしっかりと頭に入ってい ているのだ。ただ上空から風景を見たときに頭に浮かんだのは 地図の図柄じゃなくて,道路からみる風景だった。
ちなみに市内に入って眼下を見ると建物などがあるし道路も複 雑なのでもっと分かりやすい。
さて思ったのは,私はこうやって地図を読み込んでいるので, 航空写真を見たときにどこかがはっきり分かる。今のようにカー ナビを見ながら車に乗るようになると,こういう感覚は得られ るのだろうか?。もちろんカーナビも地図を見ながら道路を走 る。ただしなんとなくカーナビで走りながら地図を見る場合, そもそも予習とかあんまりしないし,また見る地図も比較的拡 大をしてみて,俯瞰的に地形を確認するとかしないような気が する。バイクで地図を読む場合,走りながら見れないので,全 体を見て,俯瞰的に覚えていた気がする。
まぁ実際カーナビを得てから初めていったようなところで私が 地形を覚えているかを確認すればいいんだろうけど。
いずれにせよこれからの世代は紙の地図よりも電子地図を使う 様になるんだろううから,この辺の感覚や能力は変わってくる んだろうなぁ…と思った。
- 2/10(「いやいや」から「なんで?」へ)
- 最近我が家の三歳児は何をしゃべって「なんで?」って聞い てくる。説明しても「なんで?」って聞いてくる。 そういえば最近あまり「いや」といわなくなった気がする。 半年くらい前は何を言っても「いや」と言っていた。
「いや」というのは自己主張。とりあえず何にでも文句を言う のは自我の目覚めみたいなものかなと思う。そして「なんで?」っ て聞くのは因果関係。物事には法則があるって事を理解し,そ れを把握したがるってことだと思う。
法則を知りたいと思う間は「いや」という自己主張はあまり言 わなくなる。ただ言われたらやりたくない…という感情はどう やらあるらしく,言うと,なかなかやらなかったり,ごまかし たりする。
さて,この後は何が来るのだろうか?。楽しみである。
- 2/9(休日)
- 朝から出かける用事があったので,洗濯後,家族で出かけ る。用事が終わった後移動,食事後,買い物。2時前に帰宅し, いつもの休日より早く日課を終了。
が,その後,自宅でビデオを見た後,買い物で足りないものが あり,再度近所に買い物。買い物から戻ってきてTVを見ようと したらTVの電源が入らなくなる。メーカのサービスに電話をし たら数日かかりそうなので,近所の電気屋に小さなTVを買いに 行った。
ということで,いろいろとあった土曜日だった。
- 2/8(時事)
- 周辺国との話。
中国の艦艇が自衛隊にレーダ照射したという件。中国が言 い掛かりだ…と言ってきたのだけど,それはつまり中国として は「そんな事しない」って事になると思う。つまり事を構える 気は無いってことだろう。もしやる気なら「正当な行為」とか 言うはずだ。軍の末端が勝手にやってる可能性もあるので,そ れも国としては事を構えるつもりがないって事でしょう。
…ということで,これ以上責めると窮鼠になるので…という気 がする。
安倍さんにはとりあえず国内の経済問題で頑張って欲しいので, ここで領土問題とかその辺でゴタゴタを起こして足を引っ張ら ないで欲しいな…と思います。
そういえばローソンが子育て世代のボーナスをアップしたらし いけど,そう書くと単純に聞えはいいけど,ローソンのメリッ トはなんだろう?…とちょっと思った。コーポレートイメージ なのか,あの年代の人材確保が狙いなのか?…。企業だからメ リットがないことはやらないと思うのだけど。
音楽業界のコンサートの売上が伸びている…っていうニュース も見たのだけど,なんとなくデータが一面でしかなくて音楽全 体をうまく表わしている気がしなかったので,取り上げるのは 止めておきます。本当ならいいこと…だと思うんだけど。
- 2/7(外食)
- 今日は午後から会社を休み,夕方から出かけて家族で食事 をした。
- 2/6(いつまでも面倒を見れるもの)
- かってオーディオアンプの名門と言われたサンスイが潰れ たという話はだいぶ前に知っていたのですが,かって売った製 品のメンテはやっているという話もwikipediaで読んでました。
具体的にどんな感じなんだろう?と思っていたら朝日に載っていてOB三人が修理していると のこと。古い製品をきちんと修理して長く使う…という話もい い話だし,職人がいつまでも仕事をしてるっていう話もいい話 のように思います。でも一方で思ったのが,いま商品として全 盛期のものが,じゃぁ30年後に現在の技術者が壊れたものをな おせるか?…というとどうなんだろうって気がしました。
今の製品というと例えばパソコンだったりTVだったり携帯電話 だったり。携帯電話とか壊れたら多分治りません。TVとかパソ コンもアッセンブリ交換しか出来なくて,代替の部品を探して きてくっつけるとか出来ないだろうなぁ…と思います。
あと昔だったら車とかも,メーカの保証が切れても,町工場が なおせたりしてたんでしょうが,今でもそういう事が可能な車 もありますが,やっぱりメーカが部品を供給しなくなったら修 理できない車も増えてるんだろうなぁ…とか思いました。
これは,機器の高性能化や小型化が進み,代替の部品が使えな くなったというのもありますが,技術者の分業が進み,設計を する人と製作をする人,部品をつくる人。またその中でもソフ トウェアとハードウェアが別々になってるから,きっとそうな んだと思います。
わたし自身は,自分の手を動かして自分一人で作れるものが結 構好きです。また技術者は出来合いのプラットフォームに手を 入れてものをつくったというのではなくて,一から一度つくっ てみる…ってことをやってみるべきと思っていたりもします。 でも実際そういう風に一人で手作りでつくれる範囲のものって, あまり世の中でやっていけなくなってるよなぁとか思うとちょっ と複雑な気分です。
いつか自分が手で作ったものが,世の中にちょっとでも出てい くと嬉しいなぁとか夢見たりします。
- 2/5(全力で心配する)
- 西日本に中国からの汚染大気が流れ込んでいる…っていう ニュースを見ていて,多少は気になりつつ,どうも騒ぎっぷり をみてると,深刻度にスケールがないのだなぁ…とか,だから 結局いつもなにか心配事があるわけね…とか思ってしまった。
震災以前は新型インフルエンザで国中パニックになり,震災後 は放射能でパニックになり今は汚染大気ですかね。確かにわた し自身,どれも怖いところはあると思ってますが,正直スケー ル感は違うかな…と思ってます。放射能の恐怖があったときは インフルエンザとか杞憂だったな…と思いましたが,原発事故 が落ち着いてきて,状況がこれ以上悪くなる感じがしなくなっ た現状,一部の地域を除けば,まぁ日常生活上の心配はないだ ろうなぁ…という感じがしてます。
で,今回の中国の件。まずは日本の影響以前に中国でどの程度 病人が出ているか?…とかの方が気になります。まぁ中国とい う国は内情が見えにくいので,…っていうのはありますが,日 本で病人が出るなら,中国は大変な状態になっているでしょう。 農作物も含めて…。
日本は昭和40年代に光化学スモッグとかあと公害病が大量に発 生してます。中国であのような状況になってるのか,これから なるのかを見極める必要があるでしょう。ただ日本はあの公害 病の時期以降,急激に環境基準が厳しくなってまた綺麗な状態 に戻りましたが,中国は国も広くて,国家が環境管理をどこま で出来るか?…でしょうかね。
まぁいずれにせよ,日本人は常になにかに心配をしてないとい けないのだなぁ…と良く思います。しかも心配するときは全力 で…:-p。
- 2/4(アニメのBGM)
- アニメ音楽の大御所でもある田中公平氏がBGMが変わったと嘆いている のを読みました。
メロディを口ずさむような曲がなくなっている。ループやアン ビエントが増えてる。結果サントラが売れないって事のようで す。「結果…」とは書いてなく,名曲が減ってる…かの様に書 いてますが,音楽家にとってはCDが売れないことが一番切実な のではって気がしてます。
わたしは基本的に「昔は…,今は…」という言説は真に受けな いのですが,音楽の話なので,あえて書いてみます。
アニメ音楽でループものやアンビエントが増えてるというのは, 実はあまり実感はしてませんが,そうかも知れません。という かオーケストラとか生演奏が減ってるのは確かです。制作がコ ンピュータの上で行われるようになってるので,それはそうで しょう。映画やドラマに関してはあまりわかりません。外国の 映画は相変わらず派手な生演奏が多い気がしますが,日本の映 画はむしろBGMが少ない映画も増えてるような気がします。
アニメに関していうと,もうこれは様々。そもそも現在アニメ の制作本数はムチャクチャ多いです。映画もここ1,2年増えて ます。なのでその中には音楽に非常に重点をおいた作品もあれ ば,むしろBGMを極力使わないものもあります。個人的にはBGM が印象に残らなくなったというより,作品の入れ代わりが多く て,頭に残らないという気がしてます。音楽家の仕事は増えて ませんかね?。
まぁタイアップが多いのは同意しますが,この傾向はもう20年 くらい続いていて,今更な感じがします。最近はまたちょっと アニメに合わせた主題歌の選局が増えてる気もしますけどね。
ちなみにわたしはここ20年,アニメのサントラとか主題歌集は 5枚も買ってない気がしますが,一番最後に買ったのは多分エ ウレカセブン。その前が映画のマインドゲーム。その前が MADLAXと忘却の旋律です。MADLAXは今やNHKのヒストリアで活 躍中の梶浦女史ですよ。物凄く印象に残る作品をつくる人です けどね。
わたしが上げたのはちょっと古いけど,最近だとピングドラム の「ROCK OVER JAPAN」とか凄いインパクトでしたけどねぇ。
個人的にはサントラも時代にあわせて変わってはいるけど,そ れなりに印象に残るものはあるように思ってます。サントラが 売れないとしたら,それはBDとかDVDを皆が買うからでは?。昔 はBGMを買って聴くことが,その作品を思い返すことだったの だけど,今は直接観なおせますからね。そもそもわたしが中学 生のころはTV番組をラジカセで録音していたわけですから,作 品を手にいれる方法が今とは全然違うのです。
- 2/3(子供に教えるのは難しい)
- ネットで 「ググレカスが僕から奪ってしまったもの」 という文章を読みました。書いた人は子供の頃人に質問をする のが大好きだった。ググレといわれるようになった。質問は人 とのコミュニケーションだったので寂しい…という様な話です。
これ読んで真っ先に思ったのは,私自身,子供の頃(40年以上 前),やっぱり大人に(主に親)すぐ質問する子だったと思いま す。で,ある年齢あたりから親に質問をすると「辞書で調べな さい」と言われるようになったんですよね。辞書って事は言葉 の意味を聞いていたのでしょう。「●●ってなあに?」みたい な。
つまりインターネットがない時代から,子供は質問をするし, 大人は質問に辟易すると「自分で調べろ」というものです。 別にネットやグーグルが子供の質問の機会を奪ったわけではあ りません;-p。
もっとも自分の場合を思い出すと,辞書で調べろといわれるよ うになって,浮かんだ疑問を片っ端から調べていたわけでもな いので,分からないままほっておいたことがたくさんあったと 思います。いまだとググルのは辞書で引くより簡単ですから, 知識を得る機会は増えてるかもしれません。
さて最近のうちの3歳児は,すぐに「●●ってなに?」とか「な んで?」って聞いてきます。3歳児にググレとはいえないので,教えよう としますが,案外難しいです。私は日ごろ自分の研究は中高生 に分かるように説明できるように…と人に言ってますが,さす がに3歳児に説明しようとすると,説明に使う言葉自体を相手 は知らないので,無限に疑問が増えていきます。たとえ話をし ようにもそのたとえを知らない。まるで英英辞典を読んでいる ようです。まぁ鍛えられますよ(^^;)。
あと躾とかに関係しますが,何かをやってはいけないと言うと たいてい「なんで?」って理由を問われます。これも案外説明 できない。危ないからとか迷惑だからとか言っても「なんで?」っ て聞いてくる。「駄目なもの駄目」って言うこともできますが, あまり言いたくないので,めったに言いません。あとそれでも 「なんで」って聞いてくると,最悪叱る事になるのですが,こ れって子供からすると理不尽に感じているかもしれません。
子供が納得するように物事のルールを教えるのも大変って事で す。子供に言うことを聞かせるために四苦八苦してる教育者の 気持ちも,まぁ分からないでもありません。最近は幼少の頃の 家庭での基本的な躾ができてない子も結構いるようですから, そういう子に,言葉だけで教えるのは結構大変だろうなぁとか, 思います。
- 2/2(休日)
- 土曜日。だけど,ちょっと用事があり朝から車で出かける。 雨だったけど,ちょうど止みそうという感じだった。 用事は午前中で終了。帰りにケーキを買って帰る。 昼食後ケーキを食べて,子供が昼寝をしてる時に, ちょっと買い物に出て,また戻ってきた。大体 そんな感じですごした。
- 2/1(スポーツ,力の源泉)
- AKBの誰かが坊主になった件。引く…という感想だけど,写 真を見て,どこの暴走族か…と思った。勝手にどうぞ…とも思 うけど,こういうのが謝り方だというメッセージを投げる事自 体,AKBは教育上よろしくないのではないですかね?。体罰とか イジメとかが問題ならこういうお手本を子供が見れるところに 置かないで欲しいな…と思います。
これも炎上マーケッティングなのかなぁ。
この話はここまでにして,再び体罰の件。体罰を使うのは指導 者が能力不足だから…と思って,何度もそう書いていたのです が,柔道の日本代表の監督が体罰…となると,その前提が崩れ てしまいます。まぁ優秀な監督の指導力と人格とは別の話…と 言われればそれまでですが。
ちょっと気になったのは,オリンピック代表くらいになると能 力がある選手が集まっていて,しかも他人を蹴落としてでも代 表になりたい…と思っているだろうから,選手同士のいざこざ はあったとしても監督のいうことは体罰なんか使わなくても聞 くんじゃないか?…と思ってました。格闘技ですから,指導に 肉体的負荷をかけることがあるだろうし,精神力を鍛えるつも りでプレッシャーを与えたりすることもあったとしても,指導 者に逆らう形で反抗するものかな?…という疑問があります。
で,ふと気が付いたのは柔道のオリンピック代表は誰が決めて いるか?…と。監督じゃないですよね,確か。選考委員会は別 にあったはず。監督の意見がどれくらい反映されるかわかりま せんが,公平性が唄われ過ぎて,結局監督には代表選考の人事 権があまりないのではないでしょうか?…。だったら,選手は 監督のいうことを聞かないかも知れません。サッカーや野球は 監督は連盟とかが指名しますが,チームの人事権は監督が持っ てます。サッカーでは体罰は無いと言いますが,この辺の影響 もあるのではないか?…という気がしました。
もう一つ気になること。
スポーツで体罰は良くない…という考えを肯定するとして,も し体罰をしてるチームや国が強かったらどうするんでしょうね?。 良く思うのは北朝鮮はフセイン時代のイラク。サッカーとか負 けると,本当かどうかわかりませんが強制労働…と脅されてる と聞きました。まぁ結果的に今のところサッカーは南米はとも かくヨーロッパが強いので,なんとか体罰で脅すのが効果あり… という結果にはなってませんが。これは体罰の問題もあるけど, ハングリー精神の問題でもあります。貧しい国の方がもしスポー ツで強かったらどうなのか?…ということ。
まぁ体罰をした方が強いとか,貧しい国の方が強い…というこ とにならないように先進国のスポーツ関係者は頑張らないとい けないのです。でもスポーツの世界選手権のルールの変遷とか みてると,ヨーロッパは自分達が勝てなくなったら,ルールを 変えたりするし,それでも勝てなくなったら,辞めるかもね…っ て気がしないでもありません。
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