だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。
あしからず。
- 11/30(ウンチまみれになりたくて結婚した 件)
- 3日前に書いたいきなり婚の話はネットで結構話題になってい て,何箇所かで考察を読みました。中には,そもそも恋愛結婚 自体が最近(昭和後期)の風習で,そういう呪縛から開放される 時期なのかも,でも見合いの時代に戻るわけでもないでしょう, とかいうのもありました。まぁそうかもしれないけど,恋愛と か結婚の話ばかりで,結婚の後の子育てとかに言及してる話が 少なくて,その辺,みんなどう考えてるんだろう?…と私は思 いました。
恋愛がわずらわしいというのを悪いとは思わないけど,なんで もわずらわしいのが嫌いという人は,子育てもわずらわしい, とか言い出すと,そのうち,結婚と子育てを切り離そうという 話にもなりかねない,あぁそうしたら,出産したら社会が子供 を引き取って育てるような社会が来るのか?なんかSFの子供牧 場みたいだな…,とか軽く想像しました。
などともやもやしていたのですが,その中で,「ウンチまみれの生活の先に、あるもの。」 という文にはちょっと共感を覚えたのです。中にある,「(結 婚とか介護を放棄すればよいが…)それはそれで仕事まみれの 生活や酒まみれの生活や退屈まみれの生活が待っているだけで ある」という文章を読んで,自分が結婚しようと思ったときの ことを思い出しました。
私は40過ぎて結婚したのだけど,40まで結構いろんなことをや りました。元々「楽しかった」と思って死にたいという考えを 持っていたので,やってみたいことや楽しそうなことをなるべ くやろうと思ってました。もちろん,それは一般の人のいう 「楽しい」じゃなくて,自分がそう思うものだから,そんなに 何でもやったわけでもありません。でも結構いろいろやって楽 しく生きてきました。幸運なことに,仕事もそこそこ好きなこ とをやっていたから,仕事をやって,休みの日に遊んで,仕事 の後はのんだり食ったりしてと,そこそこ充実してました。
でも,40に近づいてきたあたりから,そういう生活もだいぶ飽 きてきたのです。新しいことをはじめると,新しい世界が広が り楽しいのだけど,数年続けると,だいたい状況がわかり,あ と限界見たいのも見えてきて,だんだん面白みがなくなる。そ うするとまた新しいものをはじめる…てなことをやったりして るうちに,それはそれで同じことの繰り返しだな…とか思った りもしました。
それで,「あとやってないのは子育てだよなぁ」と思ったので す。もちろん軽い気持ちで子育てを考えていたわけでもないし, 姪とか甥がいたので,子供がどういうものかも,少しはわかっ てました。まぁでも姪とかが赤ん坊の時に一緒に遊んだりして いて,やっぱり本能的に子供をかわいいと思う部分があるな, とか思い,それを使わないのはもったいないとか思ったりもし ました。
で,子供を育てるなら,子供を引き取って,一人で育てるって もあるんでしょうが,やっぱり,自分の子供を誰かと作ってそ の人と育てるのが,まずは考えることでしょ?…ってことで, 結婚しようかな…と思ったのです。人によっては,そういう定 型がきらいで人と違ったことをあえてする人もいますが,私は そういうところにエネルギーを使うのが面倒なので,普通に結 婚して,その人と子供作るのがいいんじゃない?…と思いまし た。
まぁでも,やっぱり一緒に育てるとなると,相手はだれでもい いってわけにはいかないわけです。それなりに探して今の奥さ んにめぐり合った。結婚して子供を作ることが目的だから,付 き合って結婚するのはわりと早かったです。そういう意味では, 結婚を前提とした恋愛だったし,見合いやいきなり婚に近い部 分もあるでしょう。いや,「この人とだったら大丈夫」ってい うのを感覚的に確かめるのが恋愛じゃないか?…って気もする。
- とはいえ,私の場合そのあと病気になっていろいろあったのだ けど,結婚して数年して子供が出来ました。それでもってまだ まだウンチまみれになりながら,生活をしてます。
時々,独身の人や,子供がいない夫婦の人が楽しそうに生活し てるのをfacebookとかで見ると,うらやましく思うこともある けど,まぁでも,子供と遊んだりするのも今しか出来ない貴重 な体験なので,充実は感じてます。上に書いたとおり,趣味と かって続けてると限界が見えてくるけど,子育ては対象が常に 変化してるので,飽きません。いや,そのうち辛くなる可能性 もあるけど…。
とか書いてると,嫁さんに,子育てを嫁さんに任せて自分は遊 びにいったりしてるじゃないか…といわれそうですが,そうで すね,それは否定できませんすみません。
そんな感じ。まぁ先日のクロ現に出てきた,子供が欲しいから 結婚相手を募集した女性と似てるところもあるんですよね。た だ,相手としっかり心を通わせる過程はないと,子育てとかし てると考えの違いとか,相手をいたわる必要が出てきたりとか いろいろあるので,ドライに考えると大丈夫かな?と思うとこ ろもあります。
- 11/29(焼き鳥の串)
- とある自称焼き鳥屋が「串から抜かないで食べて」と書いてい たことがネットで話題になってました。結構ネットでは批判が 多かったのですが,私も抜く位の食べ方は許容範囲で客の自由 では?と思いました。で,いろいろ苦言をしようと思っていた ら,そのお店があっさりと,それは自分のエゴですと書いてい たので,なんかどうでも良くなっちゃいました。
とはいえ,一応思ったことを少し書くと,焼き鳥屋で串のまま 食べるか?,串からばらして食べるか?というのは,私の場合, 焼き鳥専門店ではほとんどばらさない,居酒屋の串焼きの場合, ばらすことが多い,という気がしてます。で,件のお店もホー ムページを見ると焼き鳥屋というより鶏料理屋という感じでし た。
これ,関東の人には伝わりにくいのですが,福岡には焼き鳥 (串焼き)だけで二,三十種類メニューがあり,他の品がほとん どない店が結構あります。私にとっては焼き鳥屋とはそういう 店です。そういう店は,大皿にキャベツを盛って出して,その 上に串を置いていきます。キャベツは焼き鳥を食べた後の串で 食べたりします。だから串から肉を抜いて小皿に分けるとかし ようがありません。そこまで行かなくても荻窪で私が行ってい た鳥もとやかっぱ,横須賀の相模屋の様な串焼きがメインの店 は,やっぱり串から抜いてちまちま食べるような感じではあり ません。大体そういう店は串が安いし。
メインメニューが他にあって,串も高級感があるような店の方 が,一本200円以上とかして,ガッツりたべるって感じじゃな いので,かえってばらして食べたりするんですよね。
そういう意味でいうと,件のお店は,ばらして食べたくなるよ うな串焼きなんだけど,ばらして食べて欲しくないという,な んか奇妙な状態になってるよな…と思いました。まぁネットの 空気を読んで翌日には強くいわないようにしてるあたりは世の 中見てるな…とは思いましたが。
- 11/28(英語と人工知能)
- ビジネスや研究開発の分野で英語の能力が必要といわれるよう になってだいぶ経ちます。特にITなどの分野では英語の文書で 最新の情報が流れるといわれてます。私の会社でも若い人は英 語の能力が結構高いようです。私はあまり得ではありませんが, 英語の文書の読み書きはそこそこ時間をかければまぁできます。
さて一方,最近はコンピュータによる翻訳がそこそこの品質に なってきました。以前は翻訳してもそのまま使えなかったり, 意味が通らなかったりして,あくまでも辞書を引くくらいの位 置づけで使い,文法や表現は自分で修正してました。しかし人 工知能の発展で,翻訳の質は向上しているといいます。また音 声認識や合成の発達で,テキストではなく,音声から直接翻訳 してしゃべるようになります。
さてこういう状況で英語の能力って必要なんでしょうか?。英 語の能力があってもなくても,コンピュータが代用するのであ れば,まったく有利にならないような気がするのですが。
この辺を最近ずっと不思議に思ってます。
翻訳の開発をする人が,英語の教育が必要というのは,自分た ちの技術に見通しがないと言ってるのと一緒じゃないのでしょ うか?。
まぁ実際は,コンピュータによって行う翻訳は,ある程度かし こまった文書で,日常の会話や冗談みたいのをたくみに翻訳す るには至ってないし,需要も低いのであまりまじめにやらない かもしれません。ですから,手紙のやり取りみたいな文書はコ ンピュータが翻訳するけど,友人との会話は本人が口でしゃべっ たほうがいいとなるのかもしれません。
まぁでも外国人と友達になり親しく話す必要がある人って,そ んなにいるんだろうか?という気もします。
あと最新の翻訳って外部のWebサービスなので,機密文書は使 えない。この辺,将来どうなるんだろう?という気はしてます。
ところで,最近若い人が書いてきた英語を見ると,翻訳サイト の出力そのままみたいのを良く見ます。やっぱりまだそこまで 品質が高くないのか,見たらすぐわかります。その辺を,判り やすい自然な英語に直さないあたり,怠慢なのか実は英語の能 力があまり高くないのか,良くわからないな…と思うことがあ ります。
- 11/27(恋愛の必要性)
- 先週金曜の クロ現で「恋人いらないってホント?出現! “いきなり結婚族”」っていうのをやっていた。
最近,恋人を作りたがらない若者が増えている。さらに恋愛を すっ飛ばしていきなり結婚しようという人も出てきている。例 として,自分のブログに結婚相手を募集,年収容姿を問わない という人が出てきた。恋人は不要だけど結婚したいというのは, 子供は欲しいということ,子供のことについて決断をするとき 一人より二人の方がいいと思ったからとのことだった。ここ出 てきた人は,人付き合いが苦手というわけではなく,現在でも シュアハウスに住んでいて,さびしくないしーと言っていた。
まぁ世の中いろんな人がいるので,こういう人がいてもおかし くないよね,と思うけど,NHKがストーリ作ってる感じはする なぁ,少数の例を見せらても…って感じはした。
その後のスタジオでのコメントも「判る気がする」みたいなこ とを言っていた。でも事例が少ない感が否めない。引っかかっ たのは,結婚する前の人が,そういうことを言うのはいいが, じゃぁ実際にそういう風に結婚して子供を作った人の取材はし てないこと。それで実際にやったら,想いが変わったりしない のか?とか思ったりした。
スタジオのコメントの中に「結婚へのプロセスの無駄がイヤな んです」っていうのがあったのだけど,こういう風に割り切っ て結婚するのはいいんだけど,子育てとかしたら,恋愛以上に 面倒なことがあるんだけど,こういう人大丈夫かしら?…と思っ た。
私は時々思うのだけど,恋愛で結婚をする場合,その恋愛時に いろいろと感情が揺さぶられ結ばれた強さが,結局その後に, 子供が生まれて一緒に面倒を見ていくとか,老後に歳をとって, お互いの介護をしながら死んでいくときの,鎹のようなものに なるんじゃないか?ということ。子供が良く3歳までにすべての 親孝行をするといわれるのは,3歳以降手がかかるようになり, 憎らしくもなるけど,3歳までの可愛らしさが頭にあるから, 親は子供を愛し続けることが出来る…ということだと思う。困 難を乗り越えるのは,やはりともに大きな喜びを感じたりする 経験があったほうがいいのではないか?。 まぁ,結婚してからも恋愛は続いている場合もあるし,うちの 子は6歳になっても可愛いけど;-)。
もちろん,恋愛結婚とかいうのは最近のシステムで,昔は見合 いで,知り合ったら,たいした盛り上がりもなく,すぐに結婚 していたでしょう?っていうのもある。でも見合い結婚は,世話 人や親がいて,逆に簡単に別れたり,家庭を投げ出したりしに くいシステム。そういう押さえがあるからこそ,逆に面倒なプ ロセスがなくてもいいことになっている。
まぁそんなことを言っても恋愛結婚で結婚しても,すぐに別れ る夫婦もいるし,子供の面倒をろくに見ない親もいるんですけ どね。ですから前述のような結婚しても上手く行くケースもあ るんでしょうけど…。
少し話がそるが,最近,親が子供の面倒を見なかったり, 殺しちゃうようないたたましいニュースとかを見ると,そうい うことをする人は子供を持っちゃいけない…って思うのだけ ど…。だからといって,子供を持つことに,大きな覚悟を 要求するのも,どうかな…とも思うし。本当に難しい。男女の 付き合いのあり方や,家庭の作り方はさまざまなんだろうけど, 願わくば少しでも多くの子供たちが幸せでありますよう。
- 11/26(体調)
- 昨日の熱は明け方になっても下がらず体調もいまいちだった。 今日は朝からどうしても出かける用事があって不安だったのだ けど,4時過ぎに起きて,電気カーペットの上に布団をかぶっ て寝ていたら,軽く汗が出たようで,熱が下がった。食欲はあ まりなかったがパンを一枚食べて出かけて,用事を済まし昼過 ぎに帰ってきた。一応それ以来熱は出てないが,少し頭が痛い。 今日も速く寝る。
- 11/25(体調)
- 昨日は雪で寒かったのだけど,夜まで寒く,寝ていて寒かった。
それでか,朝食まではそうでもなかったけど,会社に行った辺 りから,体調が変で,どうも風邪をひいたような,だるさがあ る。熱は最初36度くらいでなかったので,むしろ低体温で体調 が悪いのか?…と思ってはいたが,なんとなくむかむかして, 食べたらこみ上げてくるかも…と思ったので,昼食は抜いて, 出張に行った。移動中熱を測ったら37度台後半になっており, あぁやっぱり風邪か…という感じ。出張は何とかこなし,ふら ふらになりながら自宅に帰った。夕食はおかゆだけ食べてすぐ 寝た。
- 11/24(時事ネタ)
- 今日は雪。ちょっとの間だけど,雪も積もりました。11月に東 京で初雪が降るのは50数年ぶりだそうです。電車のダイヤとか も乱れていた様子…。
さて,時事的な話をいくつか…。
一昨日の地震で,東北方面には津波警報がでたのですが, 車で逃げて渋滞になっていたことが話題に なっていたようです。これね…。確かに車で逃げるのはNGなん だけど,私も一昨日の警報が出たときは,どこに逃げるべきか? と考えましたよ。うちは海の近くですが,住んでいるのが,鉄 筋の高層階だから,おそらく批難するより自宅にいたほうが安 全でしょう。下の階だったら流されるかもしれないけど,さす がに建物が傾くことはないのでは?と思います。でも,外にい たらどうかなぁ…と。うち近所だと大人だと10分,子供の足で も15分歩けば高台に着くので,まぁそこに逃げるんでしょう。 ただ今回の自身の後「津波が来ます」と言ったけど,福島とか は予想時刻が「まさに今」って感じだったので,15分歩くのも 大丈夫か?と迷わないか?という気がしました。まぁ車を出して も10分単位でかかるから一緒なんだけど。
高台まで歩くと30分とかかかるところにいたらどうかなぁ,と 思うのだけど,日本で30分歩いても高台がない場所ってあるの かしら?。埋立地とかあるのかもしれないけど,埋立地は逆に 高層ビルがあったりしますので,そこに逃げたほうが良い。東 北の震災の時は数キロ津波が押し寄せたみたいだけど,途中に 水がつからない場所はあったんだろうか?とか思いました。
私の家の場合は,たとえ数キロあっても自転車で家族が逃げら れるので,津波が来るまで30分くらいあれば,まぁ大丈夫かな… という気はします。でも寝たきりの家族とかいたら,自転車っ てわけには行かないでしょう。津波が来るから急いで逃げなきゃ と思うのでしょうが,車と徒歩とどっちが高台まで早いか…っ て冷静に判断するのが難しい場所もあるのかしらね?…って思 いました。
別の話。
横浜の原発事故から批難してきた子供に対するイジメの件。 学校はいじめにあたらないと判断していた とのこと。まるで納得できません。8万円しか確認できなかっ たとか,生徒が率先して渡していたとか行ってますが,そもそ も小学生が8万円もおごってる時点で「指導」の必要があるで しょう。それにいじめられた子供の両親が訴えているってこと から,子供が納得してないことは明らかで,なぜそれで問題な かったことになるのかわかりません。調査が十分でないという ことより,学校側が「無かったことにしよう」としていたのが 見え見えです。
あと,これはイジメではなく普通に恐喝の類だと思うのですが, お金を要求した子供たちは罰せられたのでしょうか?小学生だ からさすがに逮捕はないでしょうけど,補導はされますよね。 あとその親は責任があるでしょう。学校側の不手際ばかりを報 道してますが,これでやった子供達が無罪放免とか誤って受け 取られると,同じことをやろうとする子供が出てくるので,しっ かり罰せられることを知らしめた方がいいと思います。
そもそも子供が原発の事故から逃げてきた人に「菌」とかいう のは,周りの大人が,そういうことを言ってるってことではな いでしょうか。明らかに間違った知識でいじめを行っているの に,その知識を誰も正さないのも気になります。
…。
なんか地震も津波も原発事故も,だれでも被害者になる可能性 があるのに,みなさん,想像力が足りないよなぁ…と思うので す。
- 11/23(勤労感謝の日)
- 休日。家族は昨日からの体調の関係で,一日自宅待機。昨日は ほとんど水分だけで過ごしたとのことで,今日はおかゆ。あれ 以来嘔吐することもなく食欲も戻ってきた様子。
とはいえ,昼も夜も渡しただけ通常の食事をしたのは私だけ。
ということで,私も自宅でほとんど過ごした。
- 11/22(異常事態)
- 昨夜のことですが,長男が寝てるときに布団の上で嘔吐してし まった。羽毛の羽根布団の上に寝ており,羽毛布団はゲロだら け。ということで,夜中にお風呂で布団を洗っていたのだけど, 外は雨で,洗った布団を干すのも大変。というか,羽毛布団は 生地の目が細かく濡れると空気が通りづらく,脱水機に入らな かった。洗濯機に入れるなら乾いているときにやらないとダメ らしい。
嫁もつられたのかうつったのか解らないけど吐いたらしい。
そのまま寝たのだけど,次男も朝食後吐いてしまった。という ことで,妻と息子たちが病院にいる間,自宅待機,というか送 り迎え。洗濯したかったけど,昨夜の布団が乾かず物干し竿に 居座ってるので,とりあえずそれはそのまま。
ところで,その次男が吐く前,というか布団の上でごろごろし ていたら地震があった。長い時間のゆれの割には大きく,遠く で大きな地震が起きた,と思ってTVをつけたら福島だった。津 波警報が出ており,そこから昼くらいまでずっと津波の警告を TVでは流していた。結局のところ,津波はあったものの,家と かがなぎ倒されるほどのものではなく,けが人もあまり出なかっ た様子。東日本震災の記憶があるから,みんなが気をつけて避 難したからというのもあるが,朝の7時の地震で,避難しろと いわれても,実際大変だよなぁと思った。
それに結果としてはたいした被害ではなかったが,東日本震災 以前は,地震のあとの津波というと,こんなものという印象し かなかったから,それゆえ震災のときの地震はショックだった。 今後,日本では津波をなめる人はいないだろうけど。
というわけで,昨日から大変だったのだけど,午後からは会社 に行き,夕方から飲み会の約束があり無事出かけることが出来 た。家族に感謝。
- 11/21(理由を問う)
- 理系の女子が毎回聞かれることにうんざりして る件を読んで。「なんでそこに入ったの?」と聞かれるこ とがイヤらしい。
他人事で申し訳ないけど,ふーんと思った。うちの嫁は,同じ ようなことを聞かれていたのだろうか?,それで同じようなこ とを思っていたのだろうか?とちょっと思った。とはいえ,私 も嫁も,非常に珍しい大学に行ったので,どうしてそこに入っ たの?というより,「どういう大学?」と聞かれることが多いん ではないだろうか?。まぁ男の場合,あまり根掘り葉掘り聞か ないので,名前を言うと,向こうは知らないので,それで終わ るケースが多かった。逆に知ってる人は良く知ってる大学なの で感心されたこともある。
大学関連ではあるけど,私はその大学で博士を取り,珍しい学 位名称なので,名刺交換をするとそれが話題になる。それこそ 毎回同じ質問を受ける…ってことになるのだけど,名刺で話題 が広がるのはいいという話もあって,いちいちそれをうんざり とかはない。まぁ適当に答えてるけど,あまり突っ込んでこず, 「あぁあまり関心はないのだな」と思ったりもする。みんな適 当に,話題がないから振ってるだけなんだよね。
そういう意味では,こういう質問にまじめに答える必要もなく, 適当に答えるのでいいと思う。毎回違ってもいいし,それを覚 えてる人がいたとしても「理由なんてたくさんあるから」と答 えればいい。実際物事を決めるのにはいろんな理由が同時に存 在する。
今の会社に入った理由もたまに聞かれるが,その時々で答えは 変わる。
とはいえ,大学に選んだ理由を「やりたいことがあったから」 と答えら得れるのは実は幸せだと思うけどね。むしろ胸を張っ て答えれることじゃないかな。やりたいことがなくて,成績で 選んだとか,ブランドで選んだとかとかのほうが,なんか不幸 な気がするが,それを指摘すると,怒るだろうから,むしろ相 手が嘲笑していても,そう思っていれば腹も立たないんじゃな いかしら?。
ところで,今の仕事をしていて,会社でインターンの学生とか と話していて,大学やっていることと,その人が将来やりたい 事を聞くと,たいてい「その選択はあまりよくない」と答えざ るを得ないことが良くある。自分も学生時代そうだったことも あるけど,学生が将来の夢のために選ぶことって,社会人から するとどこかずれていることが多い。これって実は結構まじめ に学生の事を考えて答えるのだけど,それだけに実は学生には シビアな答えだったりする。
その一言をまじめに考えて,きつい答えを返すほうがかなりき ついと思うので,あまり深く考えてない人が,適当なことを言 うのは,むしろ息抜きと思って軽く流せばいいんじゃないかな… と思う。
- 11/20(休日)
- 長男とソレイユの丘に行った。今日はよこすか市民感謝デーで 横須賀市民は駐車場が無料。あそこは入場料が不要なので,駐 車場がタダだと固定費がなくなる。
着いたらコスモスが咲いていて,写真を撮ったり,ブロッコリー の収穫をやっていたのを見て,その後アスレチックを子供がす るのを見ていた。行く前は動物のふれあい(前やった)をやりた いと言っていたが,行こうか?というといい,と言った。結局, 二箇所ある大きなアスレチックをやって,昼食を軽く食べて帰っ てきた。固定費がかからないので,お金を払う遊びを多少やっ てもいいと思っていたのだけど,特にやりたいとは言わなかっ た。
2時間くらいで帰った。着く前は2時間くらいで帰ろうというと, 短いと長男は言ったが,実際は二時間くらいで満足した様子。
その後久里浜の公園に言って木の実を多少拾って帰ってきた。
あまり,これをやりたいとかあれをやりたいとか言わず,こっ ちが言うのに黙ってしたがって遊んでいたけど,なんか子供の 方が親に気を使っているんだろうか?…とふと思った。まぁで も,普段遊ぶところでもないし,連れて行くと,親の提案に従 うという感じになるんだろうか。
普段お金がかかる遊びは却下してるので,あまり言わなくなっ ている可能性もある。だとしたらすこしかわいそうな気もする が,かといって,何も考えずにお金がかかる遊具を次々とやり たいと駄々をこねられるのも困るのは困るのだけど。
- 11/19(休日)
- 土曜日。子供をつれてインフルエンザの予防接種を受けた。 今日は昼過ぎまで雨で寒かったこともあり,注射を受け,子供 もぐったりしてるので,子供は家で安静にしてもらい,私は散 髪に行った。
話が変わるけど昨日,外食でチェーン店の博多ラーメンを食べ たらえらく塩辛かった。最近家系のラーメン屋でも塩辛いと感 じることが多い。自分の味覚が変わって来てるのか?,外食が 塩辛くなってるのか良くわからない。
ただ全般的に外食は塩味が濃い。味をはっきりさせるために濃 い目の味をつけてることが多いように思う。その辺はわからな いでもないのだけど,塩辛さは許容を超えると辛くて食べるの が辛くなるので,そのぎりぎりが難しい。料理は熱いと塩辛さ が感じにくくなり冷めると辛くなる。だから調理中に塩味を調 整するときは,その場でちょうどいいくらいにすると,たいて い食べていると冷めて塩辛くなる。
チェーン店のラーメン屋がだからあまりスキルの高い店員では なく,味付けがよくないのか,それともチェーン店の場合,そ もそも店舗の店員は味の調整をせず,これは工場から出荷され た味付けなのか良くわからないけど。
歳をとって脂っこいものがおいしいと思わなくなったというの はあるのだけど,塩味もそうなんだろうか?
- 11/18(人工知能という選択器)
- 人工知能研究者がやっているプロジェクトで東ロボという, コンピュータに入試問題を解かせるのがあるのですが,東大に合格するにいたらなかったという話 が数日前でてました。でもリンク先には,人工知能は文章を読 めないがそもそも受験生は読めてるのか?という話に進んでい て,結構示唆に富んでいて面白かったです。人工知能は読解の 問題が苦手だけど,それ以上に点数が悪い人間もたくさんいる よねぇって話から。
一方で,最近は人工知能が人間にとって変わるという話題がた くさんあって,仏陀の教えを学んだ人工知能ができたらっ て話とか読みました。それで,この中で,人工知能による「仏 典の体系的理解」って話が出てきます。そこで私は引っかかり ました。
人工知能が,何かを理解するとかいうけど,そこでいう「理 解」って何だ?,人工知能って何かを理解するのか?…って。
話を戻すと,最初のプロジェクトは人工知能学者がやってるプ ロジェクトですが,人工知能学者がいうところの優れた人工知 能は,おそらくチューリングテストに合格する人工知能です。 歴史的に見て人工知能はチューリングテストを物差しにしてる はず。
これは,何か入力したら,人間と同じ反応を返すということで す。だから問題を解かせるとかそういうタスクになるわけです。 人間も問題を読んだり聞いたりしたら,答えを返します。何か 刺激を入れたら反応をします。実はその裏側に,問題を理解し てるかどうかはわかりません。先のプロジェクトの記事を見る と,受験生は読解してるのか?という疑問がわいてきたと書い てますが,受験生だって,国語を理解してなくても,こういう 場合はこう答えるものだ…ということで答えている人もいるか もしれません。大学の入試なんてそれで結構な点数が取れます。
なので先の仏陀の話になると,説法のように質問に回答すると いうことで優れた僧侶を人工知能で実現できるかもしれません が,理解してるかどうかは不問のはずです。
私の理解では昨今の人工知能ブームはビッグデータとディープ ラーニングという二つの要因で起こってますビッグデータはス マホやセンサーネットワーク通信インフラの発展により,ユー ザの行動に関係した膨大なデータを入手できるようになったと いう,社会的背景,そしてそのビッグデータを活かせるような 強力なクラスタリング手法としてディープラーニングが実用化 されたということで,急激に発達しました。ディープラーニン グは通常はディープニューラルネットのような技術を指し,こ れは,これまで重要だった入力のパラメータ抽出のノウハウを あまり必要とせず,とにかくデータを大量に食わせれば,クラ スタリングを自動的にやってしまうとうクラスタリング手法で す。
そう,ニューラルネットはクラスタリング,つまり入力の分類 方法です。ある入力を入れると,分類して,結果を出す。その 結果に出力をリンクさせておけば,質問に答えたりする人工知 能が作れます。入力に対して人間と同じような反応をすること が出来るわけです。
さてこれが「理解」なんですかね?…よくわかりません。でも 人間もやっぱり理解してるのかわかりません。こういうときは こういう風に返せばいいんだよ,ということで出来てることが たくさんあります。そういう意味では人工知能はチューリング テストに合格し人間と等しいとみなされるものになる可能性は あります。
まぁここまではいいんですけどね。でも私は人間ってそれだけ じゃないと思ってます。人間って入力がなくても出力を出すこ とが多々あります。その部分が人間って感じがします。クラス タリングだけじゃなくてジェネレータを持っている。入力が ないときに人工知能は反応を返せるのでしょうか?
- 11/17(技術者のドツボ)
- この間の日曜日のNHKスペシャルは宮崎駿監督が再始動しはじ めたという話でした。ですがネットではドワンゴの川上会長が 宮崎監督にCGを見せたら怒られたってシーンがあったことが話 題になってました。
というわけで,まだ見てなかったのですが,慌ててみました (笑)。
ちなみにNHKスペシャルのメインのプロットは宮崎監督がジブ リ美術館向けのミニアニメとしてフルCGのアニメを作ってるん だけど,これまで手描きで培ってきたノウハウがなかなか使え ず苦労をしている…という話でした。これはこれで結構面白かっ たです。
で話題のシーンは宮崎監督が作ってるCGではなく川上会長が 「こんなのあるんですけど」という感じでドワンゴで作ったCG を見せたという話。やり取りの一部がネットにありますが,要 は計算で気持ち悪い動きをする人間みたいのを作って見せたけ ど,宮崎監督が不愉快と言ったということ。
川上会長が怒られて呆然としてるシーンがあったりして,一方 的に怒られた感じになったせいか,結構ネットでは話題になっ てますが,実際はあの後も川上会長と宮崎監督の関係は良好だ とかいう話も聞きます。
まぁそれはいいとして,私がここのやり取りで興味深く思った のは次の点です。CGは気持ち悪い動きをするのだけど,それを 監督が不愉快というのは,その人の感覚だからいいとして,そ の後「自分の仕事につなげたくない」,といいました。それに 対し川上会長が「これは実験」と言い,それに対し監督が「何 を目指してこういうのを作ったのだ?」みたいなことを聞いた ように記憶してます。で,会長じゃなくて横にいた技術者だっ たかもしれませんが「作ればできるのでやってみた」みたいな こと(不正確)を言ったように取りました。
二人の立場が違うと言えばそれまでですが,その違いというの は,宮崎監督はまず表現したいものがとにかく頭の中にあって, その表現を探しているというのが番組のほかのシーンでも描か れてました。それに対して川上監督は技術的にできちゃったの を持ってきたってことになります。川上会長側には表現したい ものなくたまたまできたものを「何かに使えませんか?」と持っ ていったという感じです。
私はアートも好きで良くアートのことを考えますが,そっちは 所詮素人で本職は技術者です。ですから,技術者って「出来た のでやってみた」ってことを良くやっちゃうんだよなぁ…と思 い出しました。これってアートと技術のちがいだよなぁと一瞬 思ったのですが,良く良く考えると,アートの方も単に技術的 に出来たものを展示するケースもあったりします;-p。まぁで も本当はアートは作ったら出来ちゃった,出来たらなんとなく 面白そうだった…じゃ,アートじゃないんじゃない?という気 もします。
- ついでに書くと宮崎監督は表現したいものが強烈にあると感じ ましたが,それはみんなが見てくれるもの,驚いてくれるもの とかでしたので,厳密にはアーティストではありません。やっ ぱりエンターテイナーなんだと思います。まぁでも自分の表現 を追い求めるところはアーティスト色が強いと思います。
技術者とか研究者って,どう使われるかわからず,作っちゃう ことが良くあります。とにかく新しいものや難しいものを作る のが好きだから。まぁでも,それで人を不幸にしてるケースも ありますよね。逆もあるんだけど。この辺はとても難しく,出 来たものが悪いものの場合封印すべきか?というと,でも良く 使われる可能性もあるわけで。そして作ったものを発表するの が研究者のモチベーションなわけで…。
世の中の役に立ちたいという気持ちと,面白いことをやってみ たいというバランスの取り方ってとても難しいです。これは研 究をしていて良く思います。なので,今回の話は,ドワンゴ側 のやっちゃった感がにじみ出てて,面白いとともに,あぁ,研 究者とかやりかねないなぁ,と思いました。
川上会長は「自分の仕事につなげたくない」といわれた時点で, あまり言い訳せずに引っ込めたほうが良かったんじゃないか なぁ…とちょっと思いました。
- 11/16(アメリカがヒールになったら?)
- 地球温暖化対策のパリ協定をアメリカの次期大統領であるトラ ンプ氏が離脱するとか言ってる話をニュースで聞いて,トラン プ氏のこれまでの発言からだとそういうだろうなぁと思った。
そう考えていると,トランプ氏はとにかくアメリカの自国の利 益を守るのだ,外国の利益とか知ったことか…といっている様 にも思う。大体メキシコとの国境に壁を作って,メキシコに費 用を出させるとか言うと喧嘩になるでしょ。
そういう風に考えていると,もしアメリカが外国の迷惑とか考 えない,とにかく自国の利益追求…っていうふうになったらど うなるのだろう?という気がしてきた。これまで戦後日本はア メリカと強い同盟関係を結び,アメリカに守られてきたので, 冷戦時代はむしろソ連とかの方が怖い国で,いまは中国が脅威 でと思ってるけど,アメリカが,周りの迷惑を考えなくなった らかなり怖いんではないか?という気がする。
通常,ある国家が,他国に侵入や介入をすると紛争になる。そ うなると他の国立が止めに入る。中国やロシアはジリジリと領 土や領海を広げようとしてるが,それについては非難を受けて いる(が,あまり有効でもない)。アメリカがそれをすると大変 だけど,トランプ氏はとりあえずはそういうことは言ってない。 でも,こういう中国やロシアの動きにけん制をかけていたのも アメリカでそういうのがなくなるかもしれない。
地球温暖化の話を考えていると,別に先進国は自国での経済活 動をするだけでも,他国に迷惑をかけることになる。まぁ自国 にも降りかかってくるんだけど。こういうのどうやって止める ことができるんでしょうね。
これまでアメリカはイギリスやフランスのような「西側」と呼 ばれるヨーロッパ諸国と仲良くやってきたので,とりあえずこ の中で喧嘩を売るようなことはやってない。その中の「秩序」 の恩恵を日本も被っている。でもアメリカが,だれとも仲良く やる必要はない…ってなったらどうなるんだろうなぁ…と思う と少し怖くなった。
実際のところ,アメリカが自国のなかでブロック経済をやって 上手く回るという気もしないのだけど。そうなったらそのひず みはどこに出るんだろう。トランプの内向きな経済の話を聞い て,私はモンロー主義を思い出した。あと最近のヨーロッパの 不安定さとかを見てると,明らかに世界レベルで不安定感が増 しており,それこそ第二次大戦の前の状況に近くなってるんで はないか?と不安になる。第一次大戦,第二次大戦と見てると, 日本はアメリカとだけは喧嘩しないほうがいいんじゃない?と 私は思ってるけど,アメリカが世界中を敵に回したらどうなる んだろう?…。
話が変わるけど,先日トランプ大統領誕生について,日本の 「自衛隊関連法の改定」が間に合ってよかったね,という意見 を読んだ。まさか自民党がこの状況を読んでいたとは思えない けど…。ただ反安倍の人は,安倍首相が日本を戦前のような状 況に追い込んでいるみたいにいうことがあるけど,今は明らか に海外の方がそういう状況だよねぇ…と思う。その中で,世界 のことを考えずに日本の中でお花畑な議論ばかりする政権でな くて,まぁ良かったんじゃないかな?とは少し思っている。
でも,安倍さんの総裁任期延長は反対ですけどね…。
- 11/15(管理をやめてみてもいいのかもしれ ない)
- 先日研究者はお金がないのではなく暇がない のでは?と書きました。研究予算を得るために研究以外の 手間がものすごく増えていると。今日研究不正に関する本の感想を読んだのです が,ここでも,要は研究予算を得るために不正な研究結果を捏 造したりしてるという話でした。
以前から思ってることがあります。研究計画を管理し,研究者 に説明を求め,その結果,選ばれた研究に対して,予算を提供 する選択と集中を行うこと,一方,研究の計画の管理をやめて しまい,研究者に説明を求めず自由にさせ,予算も頭割りで提 供する,この双方はどちらがよりよい研究環境や成果を生み出 すのだろう?…と。
研究の管理を行わず,お金をただ配り,自由にやらせる場合, 研究者はお金を得ても研究を頑張らない可能性もあります。ま たテーマも世の中の役に立つことが選ばれるとは限りません。 しかし研究者には多くの自由に使える時間があります。もし研 究者に研究意欲があれば,時間を十分に使って研究できるし, 世の中のニーズからは想像できない創造的な結果が生まれるか もしれません。ただし,一律で予算をばら撒く場合,どこかの ジャンルに重点的にお金をかけることができないので,あまり 規模の大きい研究はできなくなるかもしれません。
一方研究の管理を細かくする場合。テーマは世の中のニーズに 沿ったものになるし,研究者は次の予算を得るために必死に成 果を生み出します。でも,研究の成果を生み出すわけではない 余計な作業に研究者は忙殺されるし,もしかしたら不正を犯す かもしれません。また研究者以外の管理者の人件費もたくさん 必要になります。
正直どっちがいいのか解りませんが,現状は後者のような気が します。昔は前者だったのではないでしょうか。最近研究者か ら研究環境が悪くなったという声があがるのであれば,昔のよ うに戻してみる手もあるかもしれません。研究者に成果が求め られなくなれば研究しなくなると思うかもしれませんが,もと もと研究者になる人は好奇心の強い人で,お金のためより自分 の好奇心を満たすために研究をしていたりします。またいずれ にせよポストにつくには競争がありますから,やっぱり研究は するでしょう。
研究に限らず,教育の世界でも,最近は何かと管理が厳しくな り,本来の仕事である教育以外に時間をとられてることが多く ないでしょうか。なんでもリスク管理といって,管理を厳しく なる傾向がありますが,どうも本業に支障が出てるような気が します。
もちろん,研究にしても教育にしても,管理を甘くしたら,悪 いことをする人が出てくるという考えもあるでしょう。でも悪 い人って,管理を厳しくしても,あまりなくならないような気 もします。ただ言い訳だけ準備してるような,現在の管理って そういうのが多くありませんか?って気がします。
- 11/14(TV)
- 30代以下がTVを見なくなったという記事を 読んだ。業界も若者向けのCMはTVでは打たず,Youtubeとかに 打つらしい。こうなると放送業界は厳しくなるだろう。
うちはわりとTVは見る。でも職場の若い人と話すとTVをもって ないという人は多い。個人的には,TVは購入さえしてしまえば, あとは電気代だけでコンテンツを見れるのでお得だと思ってい る。確かにネットの様に双方向でもなければ,オンデマンドで もないけど,少なくとも首都圏にいると,地上波だけでもコン テンツはかなり充実している。ビデオを持っていれば,時間差 も気にならない。
とか言いながら,実際はNHKとアニメを見るのがほとんどで, アニメ以外の民放はほとんど見ない。民放の番組にあまり見た いものがない。慣れの問題かもしれないが。
TVに若い人にとっての面白いコンテンツがないというのもある のかもしれないが,Youtubeとかにあがっているコンテンツが そんなに品質がいいとも思ってない。中にはいいものもあるが, 素人が作ったようなコンテンツが山のようにあり,それをいち いちクリックしながら見るのは面倒である。
とかいろいろ書いたけど,じゃぁそのTVを見ない若い人はどう なんだろうなぁ…という気がする。うちは,小さい子供がいる が,私がTVを見るので,子供もTVで子供番組を見る。ネットも 見ることは見るが,やっぱりTVのほうを良く見る。この子らは 大きくなってTVを見るんだろうか?それともネットだけになる んだろうか?。TVがない家に育った子供はTVのことを知らない のでネットばかり見るのかもしれない。でも,子供って Youtubeとかを見ると,同じコンテンツばっかり見るので,そ れでいいのか?という気はしないでもない。
ネットの通信量とかに比べるとTVの価格とかそんなに高くない のでTVとか買えばいいのにとか思う。みんなでTVを見るのが億 劫でも一人一台TVを買うという手もある。大型テレビがはやる 前はそういう話もあった。
とか書いていて,あぁ,TVを買うとNHKの受信料を取られるん だよなぁ…と思った。私はNHKを見ることが多いが受信料を払 うのは当然だと思ってるけど,見ない人にとっては苦痛かも なぁ…というか,民放にとっては,NHKの受信料があるゆえに TVが売れないとなると,とばっちりという感覚があるのかもし れない。個人的には現状のシステムで不満はないのだけど,まぁ そういう考えもあるだろうなぁ,とちょっと思った。
- 11/13(休日)
- 朝から次男の七五三に行き,その後,しばらく自宅で休んだ後, 上京していた親戚を送りに羽田に行った。その後外出していた 家族を迎えに行き帰宅。
渋谷まで車で行ったのははじめてかも。
- 11/12(ないのはお金より時間ではないか?)
- 大学から研究予算が足りない,とか減らされてるという発言が 大きくなって来てる。それを受けてか 河野太郎氏が大学の研究の予算の数字を出して ます。研究予算自体は増えてる,学生数は減っている。教 員や職員は増えているという結果とのこと。
数字を出された以上,研究費が減っているというのであれば, 反論をする必要があるということでしょう。
私は大学で研究をした経験は学生のときだけですので,事情は 良くわかりません。企業で研究をしていて,科研費の制度とか, 大学の研究者の話を聞いた印象でしかないので,良くわからな いのですが…。なんとなく大学の研究者でもお金があるところ にはあるような気がします。以前だと大学ではできなかったよ うな大きなプロジェクトで巨額な予算を使っている例も見るこ とがあります。でも,一方でそれだけお金を使っているってこ とは,お金をほとんど持ってない研究者もいるってことではな いでしょうか?。研究予算自体は増えているとっても微増なの ですから。
科研費とかがそうですが,今の研究者は,研究費を得るために, 競争的資金を得る必要が多そうです。研究組織の資金としては, 最低限なにもしないで配られる予算と,実績や計画によって得 られる予算があるはずです。後者の競争的に得る資金が増え, 前者の何もしないで得られる予算が減ってるっていうのが現状 なのではないでしょうか?。
私が社会に出て20数年,なんども「選択と集中」という言葉を 聞いて来た気がします,いろんな分野で。
なにもせず遊んでいる人にはお金はあげない,お金を得るため には努力をしないといけないというのは一見正しいように思い ます。ただ資金を得るための資料書きや事務手続きばかりに奔 走され,研究をする時間がなくなると本末転倒な気がします。 研究組織の中に,研究をせずに資料書きばかりやっている人が 増えてないでしょうか?。その人の人件費を使っていたら研究 費は足りません。
もちろん研究結果を資料化するのも研究の大事な仕事です。で も,予算を獲得するためのストーリー作りにあまり時間を割い ていても研究は進みません。最近は方々に「説明」が求められ る時代で,そのせいか説明が求められる前にあらかじめ資料だ け作っておくという傾向が強く,そのためにやたら資料を作り ます。
予算を得るにはそれだけの手間が必要で,実際高額の予算を得 ても,事務手続きのための人件費に消えたり,予算を得た後に 肝心の研究をする時間がなくなっていたりする…,そんなこと がおきてないだろうか?という気がします。予想ですが。
基礎研究というのは本来はなんの役に立つか解らないものなの ですから,説明ができなくても仕方ありません。そうであれば 競争的資金にはそぐわないものです。何もしないでもらえるお 金というのは,基礎研究には必要なものではないか?という気 がするので,それが減ったのであれば,やっぱり基礎研究費が 減ってるという話はそうなのかなという気がします。
あと研究に限りませんが,現在の企業活動でもやたら事務手続 きが煩雑になっています。本当に利益を生み出しているわけで ない,管理部門の人件費が肥大してる気もします。実は研究業 界に限らず,そういうことは起きている気がしたので,想像で すが,そういうことじゃないかな?ということで書いてみまし た。
- 11/11(会食)
- 親戚が上京してきていて,今日の夜は会食をした。
- 11/10(正常バイアス)
- ここ数日,寒い。最高気温が12,3度くらいしかないらしい。
ところで今日もネットを見てるとアメリカの大統領選の結果の 話が多かった。
昨日の選挙の開票時,日本の株式が1000円下がるというすごい 状況だったが,アメリカの株式市場は比較的落ち着いていたし, 円高も少し戻ったらしい。
総じて,あわててるなぁという感じだった。昨日も少し書いた けど,そもそも支持率が僅差だったわけで,どっちが当選する 可能性もあったはず。なのになんとなく世の中はなんだかんだ いってヒラリーさんが当選するだろうと思っていたように思い ます。なんか新聞各社がヒラリー当選で予定稿を書いていたら しくあわてたらしいという話も聞いたし,昨日のクローズアッ プ現代もなんか台本がないような感じでした。
イギリスの国民投票のときもそうですが,どうして冷静に世論 調査の結果を受けて,双方の予想ができないのだろうなぁと思 いました。誰かが判断するわけではなく,国民投票なわけだか ら,だれかが無難なほうに調整するとかないはずなのに…。
ちなみに今日辺り読んだ記事には,結局なんだかんだで,トラ ンプ氏も,そこまでひどい政策はしないのではという希望的観 測が結構多かったです。日本人特有なのかもしれないけど,悪 いほうの予測ってできないのだなぁと思いました。
- 11/9(USA)
- どうやらトランプ氏がアメリカの大統領になるらしい。ちょっ と驚いた。世間も驚いているようだけど,そもそも僅差とか言っ てから,可能性としてはあったんですよねぇ…。
とはいえ,開票が進むにつれて株価が暴落し,円高が進んだの は,なんかすごいなぁーと思った。暴言を吐き続けたトランプ 氏だから,何するかわからない…という不安感が市場に漂って る気がする。
嘘か本当かしらないが,デーモン閣下が「今までの政治が嫌だからってトランプに投票 するの、前に日本で自民党が嫌だからって民主党政権になった ときと似てるよね。」と言ったらしい。ちょっと受けた。 まぁ日本人からするとアメリカン人がトランプ氏を支持する理 由をちゃんと解るわけでもないので,本当は違うことなのかも しれない。ただイギリスのEUだったいもそうだけど,現状に不 満を感じ,とにかく現状否定…という風に走ると,こうなるか な…という気がする。
日本で民主党政権ができたとき,私は不安だったし,一番不安 だったのは政権を取ったと同時に,政権交代がおきにくいよう な地固めをすることだったけど,当時の民主党はそこまで気が 回らず,早々に瓦解した。トランプ氏は4年間でどれくらいア メリカを弄り回すんだろう?という気はする。アメリカもかっ ては孤立主義とかをやっていたわけで,世界の目を気にせずに, 好きにやる可能性もあるのだと思う。
日米同盟をとにかく批判する人も日本には多いが,それが崩れ たときどうなるか?…を経験することになるのか?と思うと少し 不安ではある。
- 11/8(失われた技術)
- 最近「瞑想」が話題に上がることが多い気がします。精神のバ ランスを取るとか,ストレスが解消されるとか,集中力がつく とかポジティブな面が強調されてます。科学番組とかでも取り 上げられてますが,どこかで新しい発見でもあったのでしょう か?
私が30年以上前に通った予備校は毎朝1分間の座禅をする学校 でした。座禅と言っても,座っているのは椅子だし,単に1分 ですが,要は「数息」をやるように言われていたってことです。 たった一分ですが,それなりに効果はあったと思います。それ 以来,私は何かにつけて「数息」をすることがあります。
最近話題の瞑想についても,結局のところ呼吸の仕方がミソと いう点では,「数息」と同じようなところがあります。科学的 になにか解明されたのかもしれませんが,仏教では,昔からノ ウハウとしては伝えられていたものでしょう。
最近,山本一郎氏が「日本国民にはまだ“死に方のデザイン”がう まくできていない」と書かれてましたが,「死に方のデザ イン」って宗教が与えていたものでは?と思いました。そうい う意味では,「いまだ」というより,現在になって失われたも のなのではないか?…という気がします。
上の瞑想もそうですが,いずれも近代化により,宗教が人々か ら疎遠になり,一般の人が触れることがなくなった「こと」の 様に思います。「こと」と書きましたが,これは実際には「技 術」なので,宗教とか信仰とは関係なく学ぶことが出来ること のようにも思います。
科学技術が進んで,人類はどんどん賢くなっているように思っ てますが,案外失われた技術も多いんだなぁとあらためて思い ました。個人的には私は若い頃から宗教には興味があったので, 宗教的な考え方や技術については幾分知識があります。それは 信仰とは別に参考になる知恵がたくさんあり,宗教だからと避 けるのはもったいないと思ってます。
- 11/7(熱)
- 昨日書いたように,夜寝ていたら寒気がして,未明に体温を測っ たら熱があった。その場で風薬を飲み寝たら,朝起きたら一応 下がっていた。一応会社を休み病院にいった。
- 11/6(休日)
- 日曜日,天気も良かったが昨日はイベントだし,長男もそれま で病み上がりだったので,比較的自宅でゆっくりし,買い物に 出ただけ。
なんだけど,ずっとのどが痛く,夜寝た後寒気がして熱が出た。
- 11/5(休日)
- 今日は長男の学校でイベントがあり手伝いをすることに。長男 は一昨日熱が出て昨日は休んだのですが,熱も下がったような ので,一緒に出かけました。昼過ぎまで子供向けのイベントを した後帰宅。あとは家でゆったりとしてました。
ところで,以前録画していたDVD-Rがどうしても読めないこと が判明。10年もたってないように思うけど,案外寿命が短いよ うです。他にもたくさんDVDに録ってるものがあるんだけど, 困ったなぁ。
- 11/4(仕事好き)
- クローズアップ現代で 隠れブラック企業という話をやってました。
ここで問題になっていたのは,会社としてはサービス残業や過 剰労働を抑制しているのに現場で行ってるケースでした。まぁ 中にはそうであっても黙認してるケースもあるのでしょうけど, 中には会社に隠れてサービス残業をしてるのも紹介されてまし た。会社の机の下で,残業をしてる例が出てましたが,えっと, その会社はそとでは仕事できないのかしら?。まぁ最近はセキュ リティ上もって帰れない仕事もありますが。
興味深かったのは,ここで紹介されていた,社員が自ら長時間 労働するというタイプの紹介。四つ挙げていて,(1)自分がい ないと職場が回らない、過剰に責任感があるタイプ。(2)仕事 が苦にならない、仕事以外には生きがいがない、仕事中毒型。 (3)昇進や評価が気になって、大いなる野望、過剰野心を持っ ているタイプ。(4)ローンや生活費を稼ぐために、長時間労働 をして残業代を稼ぎたいというタイプ,だそうです。ちなみに (4)はサービス残業ではありません。
なんかみて,あぁ,心当たりあるわ,と思いました(苦笑)。い や,自分もこういうところあるよなぁ,という気がしてます。 (1)から(3)どれかというより,どれも少しずつあるというか。
自分がいないと仕事が回らないとおもうというより,自分が仕 事を終わらせておかないと周りに迷惑がかかると思っちゃうと か,仕事は自分のためになってるから,多少プライベートの時 間を犠牲にしてやっても良いとか,そういう考えはあったりし ます。まぁこれは,自分は研究職で頭を使うのが仕事だし,仕 事で身につけた知識は仕事の外でも役に立つので,自己啓発的 にやったりとかそういう感じでしょうか。評価が気になって残 業をすることはないけど,周りに迷惑をかけるという考えは, これと近い部分もあるでしょう。
まぁ自分自身はそういうところあるよな,と思いつつ,いまは 部下にそういうことは言いません。昔は多少,自分はそうして るとか言っていたかもしれませんが。まぁ自分の場合管理職な ので,そもそも自分の裁量で仕事の量を決めてるというのもあ り,忙しいときもあれば,結構暇なこともあるのです。
というわけで,ちょっと改めて困ったものだなぁとは思いまし た。TVでは,長時間労働をする人は,むしろボーナスを下げる くらいやらないと,こういうことは続くだろう…ということを 言ってました。なるほどそういう時代が来るかもねぇ…とは思 いましたが,別に西洋だって出世するような人はワーカホリッ クだったりするんですよね。日本の場合,それが下のほうに案 外多いのが問題なのであって…。
- 11/3(昭和の父親)
- 先日,老人が数箇所で同時爆発を起こして自殺した件,DVで家 族から訴えられて一人で暮していたという話でした。その事件 の影響か,ネットで,父親からひどい仕打ちを受けた…という 書き込みを幾つか見かけました。
いつも家族に対し侮辱的な言葉を吐いたり,家事に対して文句 を言ったり…みたいな話でした。さすがにひどいな…と思いま したが,ネットでそういうのを昭和の夫像みたいに言われてる のを聞いて,少し自分の父親のことを思い出しました。
挙げられていた話はかなりひどい父親・夫で,さすがに自分の 父は違うなとは思いましたが,でもうちの父親が子供時代の私 にとって親しみの持てる存在だったかというと,そうでもあり ませんでした。文句を言うような口調でしか家族に対してしゃ べれないような人でした。
家長が家の中で家族を服従させなければいけない…という様な 考え方が以前の日本ではあったのか?主流だったのか?というの はいまひとつ良くわかりません。私自身が父親がどういうこと を考えそういう行動であったのか?というを理解してるわけで もないし,ネットで読んだような人たちも何を考えているの か良くわかりません。一方で昭和の時代だって,家族に優しい 家長はいただろうし,逆に現在も厳しい人もいるように思いま す。
家庭内のことは外から見えにくいし,だからこそ,一般的にど うだ…というのは言いにくいように思います。それこそ家族の 数だけある,というような。
私は父親のやり方が,いいと思えなかったので,まったく違っ たやり方をやってます。良く自分の子供のときの家庭像は自分 が大人になっても引きずるといいますが,私の場合反面教師に してるところが多い,ただ,反面になってないところもまった くないとも思ってません。
家でDVみたいなことを行っている男性でも外面は良くて,外か らはわかりにくいといいます。案外多いんだろうか?とか思う こともあります。逆に奥さんの方が強い態度である家庭もある のかもしれません。うちは夫婦間ではあまりそういうのはあり ませんが,子供に対しては叱るときに結構強く叱ることも多い ので,もしかしたら子供が大きくなったら,うちの親はひどい 親だったと思うかもしれません。
まぁそういう意味では正直自分の家庭がどうかというのも客観 的に見れなかったりするんですよね。たぶん,他の家庭もそう で,だからやりすぎてしまう家もあるんだろうなぁと思います。
- 11/2(朝家事)
- 子供たちと妻が朝から出かけて,自分が最後に家を出たのだけ ど,なんとなく洗濯物を干してから出ようと思ったので,ちょっ と出るのが遅くなった。
今日は結局一日曇りでたまにぱらつく寒い天気だったので,外 に干さなかったのは正解だった。
- 11/1(競争)
- 三日前に書いた話の続きになるのだけど…。
あれからちょっと考えていて,そして今朝もサービス残業をす るブラック企業の話をニュースで見た。経営者は自分の会社の 社員が努力する方法を提示すべきで,そして努力したらそれな りに報われるべきだというのが前回書いた話。もちろん結果が 重要なので努力だけで万人が同じように報われるべきとも思わ ない。
でも今朝見たニュースでは,経営者がサービス残業をさせない といっているのに,現場の中間管理職が部下にサービス残業を 強いている図だった。正直なぜ管理職がそういうことをするの かがわからない。
それは置いておいて,じゃぁ一般人になのか社員になのか解ら ないけど,「努力せよ」と叫び,貧困になる人に「努力が足り ない」という経営者に,なぜ社員はついていくんだろう…と思 う。一部の「努力した」人は成功をするからか?。自社の社員 に「君たちは努力が足りないから給料が上がらないのだよ」と 明にいう経営者に社員はついていくんだろうか?。そういう人 は他にいくところがないと思って,会社を辞めないのだろうか?。
昔の経営者は,社外の人にきついことを言っても,自社の社員 は守っていたような気がする。みんなで豊かになろう見たいな ことで。
良く良く考えると私が社会人になった頃から,急激に年功序列 がなくなり,評価で給料が変動するようになった。能力や結果 を評価するという名目に代わった気がする。社員の給料やボー ナスに成果に応じた差を大きくつけていった。実際私のいる貸 家もそういう傾向は強くなったし,今でもなっている。
この手の評価制度は20年位前にわりと話題になり,メリットで メリットが議論されたが,結局残っているところを見るとデメ リットのほうはあまり省みられなかったのかもしれない。でも これが極端に進むと同じ会社の中に貧富の差が産まれるという ことになる。
実際のところ自分の会社の場合,ベースの給料はある程度保障 されていて,ボーナスとかが成果によって大きく変動するとい う形なので,年収という意味では差がつくが,成果が出なかっ た人が著しく貧困になるってほどではない。個人的にはそれく らいでいいのではないか?という気がする。多少でも差がつけ ば,成果を出した人はやる気を出すし,そもそも成果を出し続 けていたら出世するので,基本給自体があがる。
ところが最近うわさに聞くブラック企業だと,低賃金で長時間 労働を強いられている社員とかもいるらしい。なぜそれでも会 社が維持されるかいうと,中には成果を出してたくさんの給料 を手にしたり出世する人がいるってことだろう。
ということで,この状況は能力に応じた給与体系の行き着く場 所だったのか,とふと思った。もちろん成果に応じて給料を変 化させるのは正当だと思う。ただ,その前に経営者は社員を満 足に食わせるという責任があるのではないか?その上で差をつ けるってことならわかるのだけど,と思う。
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