2014年9月の日記&雑感


だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。 あしからず。


9/30(半期末)
今日は平成26年度の上半期末ということで,いろいろと会社で はバタバタしていた。

9/29(歴史の人物像)
大河ドラマの軍師官兵衛を観てました。石田三成が出てきて, まぁ嫌なやつを演じてますが,そういえば石田三成って良い人 の様に描かれたドラマを観たことないな…と思いました。明智 光秀と石田三成は良く描かれた例をほとんどみません。まぁそ のあとの歴史からして悪役としての役割を担わされるのでしょ うけど,いい人か悪い人かは,それとは別なんでしょうけど…。
ドラマってもっと自由にそれまでの人物像を壊すような描き方 をしても良いように思います。今回の官兵衛は信長がこれまで の専制的なキャラというより,部下に苦労しているような面も 見えてちょっと新鮮でしたが,あまり前面には出ませんでした。 最近の大河ドラマだと八重の桜の時に徳川慶喜が結構ひどい人 として描かれているのが新鮮でしたが,大河ドラマで歴史的人 物がびっくりするような描かれ方をするのは,稀にしかないよ うに思います。
官兵衛の石田三成を見ていて「この人,どうしてこんなにえら そうなの?」と思ったのですが,権力を得たのはそれなりの理 由もあるはずなので,その辺を描く話が(今回は無理でしょう が)あっても良いように思いました。
もっとも官兵衛の三成はいかにも大企業で事務方が偉くなって る…という感じに描かれていて,何の実績もないのに,なんで 威張ってるの?って,なんか普段の自分の思考があらわになっ て困ります(苦笑)。
そういえば,茶々の子供ですが,秀吉が他に子供がいないこと をかんがみると,他の人の子供じゃないの?と考えるのが自然 な気がします。というか当時からそういううわさはあったよう ですが,今回ちょっと思ったのは,もしそうだったとしても秀 吉はそれを承知していたのではないか?という気がしました。 子供が出来なくても跡取りは欲しいし,茶々だと織田家の血筋 なわけですから,むしろ秀吉がそういうことを望んだ…と考え るのも道理があります。…と思ったら学者の中にはそう考える 人もいるようです。
そういう視点のドラマは見たことないのですが,そのうちそう いうに描かれることもあるんでしょうか…。
余談ですが,今月までやっていた漫画が原作のアニメ「信長協 奏曲」では秀吉は元々は今川の間者だったって設定で,ちょっ と新しい視点でしたので,面白かったです。

9/28(休日)
今日は昼前に1時間ほど,上の子を公園に連れて行き遊んだ。 天気は良く,暑くもなく寒くもないという丁度いい気候で,公 園はBBQ客で一杯だった。
いま,下の子と妻が風邪の為,昨日は病院に言ってるのをお留 守番とかであった。それ以外にも,最近休日でも,子供を外に 連れ出せないことも多いので,良かった。

9/27(空爆)
アメリカが中東でイスラム国の撲滅のために「空爆」を始めた ようです。
子供のようなことを書きますが,私は「空爆」という言葉が嫌 いです。ずっと気になってるのですが,なぜ「空襲」ではなく 「空爆」なんでしょうか。空襲というと私は太平洋戦争時の日 本への本土空襲を思い出しますが,まさかそれを避けるためじゃ ないですよね?。
もっとも現在アメリカが行われている空爆は太平洋戦争時の B29での空襲とは大きく異なるでしょう。もちろん焼夷弾によ る広範囲への民間人も含めた攻撃ではなく,最新の航空機によ る,攻撃対象への正確な攻撃でしょう。もしかしたら無人機を 使っているのでしょうか?。軍事施設やテロの本拠地を正確に 狙って攻撃できているのかもしれませんが,太平洋戦争時の日 本への空襲も戦闘員への空襲だったことになっているようです から,そんなものかなとも思います。もっとも別の中東での戦 闘地域では戦闘員と非戦闘員が混在して暮らしていたりすると ころで戦争が起きていたりしますから,イスラム国の戦闘員へ の攻撃に,本当に非戦闘員(女子供)がいないのかな?などと思っ たりします。
そういう事を考えるといい気分にはなりません。
もちろん,アメリカのイスラム国への攻撃が不当だというつも りはありません。そうしなければ収まらない段階に来ているの は理解できますし,日本も立場上それを支持しなければならな いこともわかります。アメリカは誰一人怪我人を出さずに,相 手に打撃を与えることが出来るくらい圧倒的な力の差をもって るのに,相手を殺す形でしか止められないのも気に入らないの ですが,かといって,アメリカにけが人が出るような地上戦を すべきだというのもおかしいのもわかってます。
でも,もし日本の戦国時代のようなことが,現代に起きていた ら,日本はいろんな先進国の軍事介入されたいたんだろうか?, 織田信長は比叡山や一向一揆の攻撃をした時点で,非人道的な 行為と言われ空爆でもされるんだろうなとか妄想するに,なん となく余計なことをしているような気分にもなります。世界は 狭くなりすぎてしまった…って事なんでしょうが。
再度書きますが,今回の空爆に反対をしているわけではありま せん。ただオバマ大統領が力強い演説で正当性を訴えてい る話など聞くにやるせない気分を感じるのです。

9/26(ハイレゾ再び)
つい先日ハイレゾ音源の記事を引用しましたが, /.jpでも話題になってました。
元記事への私のスタンスは,圧縮音源とハイレゾは聞きわけ可 能ですから,聞こえない高周波の効果を示すなら,追加実験が 必要でしょう,というものです。ハイレゾが圧縮音源よりいい 音と思い快感を感じる人がいることは否定しませんが,それは 圧縮の効果の影響が多いのではないか?と私は予想します。
/.jpの意見にもそういう意見の方が多いです。でも高周波 (20kHz以上)が聞こえるはずがないという意見は多く,それは 私も否定はしませんが,聞こえる人いるかもしれない,もしく は聞こえることがあるかもしれない,という可能性は残してお きたいと思ってます。一方で解像度を16bitからそれ以上に上 げることの効果は私は明確にあると思ってますし,そういう風 に書いている意見もありますが,それを否定している人がいて, それについては「オイオイ」と突っ込みたくなりました。なの で,今回の書き込み。
中には128kbpsのMP3と非圧縮が聞きわけ出来ないと書いている 人もいて,いや,それは言いすぎだろう…と。
ただし,音源によりますとか,再生機によります,というのは あります。SNが悪いとか歪みやすい再生機では高解像度の音源 は再生できません。あと,ダイナミックレンジが狭かったり, 制作段階でレベルあわせをやってる音源は解像度の違いが出に くかったりします。具体的に言うとPOPSやROCKはわかりにくい でしょうね。
CDは16bitですが,商品として出ているCDは通常最終的にマス タリングという処理をします。それはその前に収録とかミキシ ングして作った2chの音源をCDの16bitで綺麗になる様に音量を 揃えたり,周波数特性をいじったりする処理です。これで出来 上がり(聞いた感じ)が大きく変わります。つまりCDは16bitに 最適化された形で処理された音です。逆に言うとこのマスタリ ングで音が変わるって事は16bitに収める段階で音は聞いた感 じが変わるわけです。また16bitにうまく収めた音をそのまま 24bitとかで聞いても,000詰めがされるだけかもしれません。 つまり高解像度の音を16bitと比べる際は高解像度はそのまま, 16bitは入りきらない小さい音を消してしまうかマスタリング して聞くかなんですが,後者はそれで音が変わるだろう…とい われるので,通常は前者で行うのでしょう。つまり16bitで表 現できる最小の音以外は消えますから,それが聞こえるなら聴 感の変化はあるはずです。
で,実際聞こえるか?というと音源によります。小さい音が続 いているような場合は聞こえます。ただ一定の音の大きさの場 合は,全体の大きさを大きくしてマスタリングしますので,結 局のところ,音の大きさの変化が小さいPOPSやロックは小さい 音自体があまり入ってません。クラシックのような曲の最初と 途中で音の大きさが大きく変わるような音楽の場合,たぶん聞 こえるような変化になると思います。
これが商品の話。
素人が録音してマスタリングもしてない様な音源の場合,小さ い音から大きな音まで音の大きさがバラバラに入ってますから, 16bitで音が収まらないことは良くあります。実際私の場合, 16bitの録音器が24bitに変わったときに一番助かったのはレベ ルあわせがいい加減で良くなったことです。いい加減ではあり ますが,それは逆に言うと,自然界の音をそのままとることが より可能になったといえます。
というわけで,そういう音源を使えば高解像度の恩恵は音の違 いとなって聴けると思います。

9/25(ネットで心穏やかに)
極東ブログに 「若い女性がおだやかな環境でブログ書くため にはどうすればいいか」という話がありました。若い女性 は周りに騒がれて穏やかでいれずに大変だな…と思いましたが, 別に若い人に限った話でもありません。基本的には「自分を見 失わないように」って話なのだと思います。
「穏やかな環境で書きたい」と思うのであれば「みんなに着目 されたい」とか「ちやほやされたい」と言うのは矛盾です。ど ちらかを諦めましょう。それを言うなら,外部から見えるとこ ろに書くのも辞めればいい…って話になりますが,ネットに書 きたいところは何とかしたいのでしょう。
基本的に心穏やかにいられなくなるのは,誰かが自分の文章に 反応した時です。反応しても気にしないのなら,心穏やかにい られます。気にしてるってところで,その望みにも矛盾がある ことがわかりますが,何が自分にとって一番かってことを意識 すべきということになります。
基本的にちやほやされたいなら,一方で叩かれる事を覚悟すべ きです。ですから叩かれたくないなら,ちやほやされることも 諦めて,褒められても華麗にスルーするってことにしておきま しょう。
丁寧に対応していたらうまい関係を気づくことも出来るでしょ うが,ネットにはいろんな人がいるので,どんなに良い対応を してもうまくいかないことはあります。良い関係を気づくより, 深く係わらないようにするほうが無難です。 基本的に暖簾に腕押しでいることが肝要でしょう。面白くない 反応をあえてやっていたら噛み付いていた人も時機に静かにな ります。
そういう意味でいうといつも心静かにいることが大事です。穏 やかにすごすには心静かにいることという,目的が手段になる のでした。おしまい。

9/24(子供が学ぶべきITの知識)
山本一郎氏がITリテラシの教育の話を書い てました。最初マネタイズの話を書いていて,途中からプログ ラム教育とITリテラシ教育の話になりました。話がこんがらがっ ていて主張を読み取るのが難しいので,書かれている文章に反 応します。
プログラミングを学校で教えるべきか?というのはいつかは教 えるべきですが,いつかの判断は難しいですね。理工系の大学 以上にするか,高校以上にするか,中学にするか,小学校にす るか?。思うにプログラミングは今後,我々の世代が図工で習っ た鋸のひき方や,彫刻等の使い方の様な位置づけになるのかも しれません。だったら小学校高学年か中学くらいか。
でも図工で習うことっていうのは,あくまでも手先の技術であ り,せいぜい図面の読み方であり,社会の仕組みや世の中に求 められているものではありません。ですから,ITリテラシの教 育が必要だとしても,それはプログラムを習うという話とは別 の話だと思います。
で,ITリテラシというのが何を指すのかがわかりにくいのです が,コンピュータやネットワークにおけるセキュリティの現実 性などを知ろうと思うと,それはプログラムというよりは,コ ンピュータやネットワークがどういうプロトコルで動いていて, どういう情報のやり取りが可能かを知るってことになります。 ある意味「原理」を知ることですが,これはまぁ数学や物理み たいなものでしょう。プログラムをやっていれば理解の助けに はなりますが,プログラムで出来ることがすべてコンピュータ で可能なこととは限りません。ここにおけるプログラムはせい ぜい「演習」とよばれるものでしょう。
あと,単純にこれから社会に出て行くべき子供達が学ぶ必要が あるとなると,ITに絡んだ法律とかビジネスの様な人文系の話 もあり,それもITリテラシでしょう。
と,ITについて学ぶことも多方面にあるわけで,どれかをやれ ば良いってものでもないと思います。また独立してITの授業と してやる必要もなくて,既存の授業の中で教えても良いように 思います。
正直のところ自分は25年以上コンピュータを触ってきて,DOS やBasicの時代からネットワークにつながって…っていろんな フェーズの状態を知っていて現状の知識があるので,その中で どれが,今後は覚える必要のない古い知識で,どれが重要であ るか?っていうのは今いち良くわかりません。例えばCPUのメモリやレ ジスタの振る舞いとか,必要なんだろうか?と思う反面,それ が現状でもコンピュータの限界に関係もするわけで,CPU設計 をする人が将来もいるわけだから,まぁ一部には重要な知識な わけです。
とういわけで,膨大なIT知識のうち,どれをどの時期に子供に 教えるかはとても難しいですね。一方で,石を投げたら放物線 を描く…という様な物理法則だってちゃんと覚えて欲しいし, 教育の選択は難しいです。

9/23(ハイレゾ)
ハイレゾ音源を聴くと脳は「快感」を約1.2倍 感じるという調査結果がという記事。なんともミスリード を誘うようなタイトル。中を読むとわかりますが「(圧縮音源 に比べて)」ハイレゾ音源を心地よく感じると書いています。 CD等のような「非ハイレゾ・非圧縮」音源との比較ではありま せん。したがって超高周波以外にも違いがあるので,何を聞い て快感を感じているかは,これからは明確ではなく,従来の定 説を覆しているかは,これからだけはなんともいえません。
さらなる実証実験報告を期待します。
ところで,別の記事で,テクニクス復活の記事でも思ったのですが, ハイレゾ音源っていうのは高周波領域の信号を含んでいること に,みんな着目しがちなんだなぁ…とあらためて思いました。 ハイサンプリングであること以前に,非圧縮であること,高量 子化精度である事の方が,はるかに意味があると思うんです が…。
この辺のとらえられ方を観てると,もしかしたら,世の中的に は,音楽配信に使われているような圧縮音源は,非圧縮のCDと 同等の音質と思われてるのか?という気すらしてきました。ま ずここが全然違うんですが…。最近はCDと圧縮音源を比較して 聴いたことある人とか少ないのかしら?…。

9/22(so-net)
夕方からso-netがダウン。私はso-netのメイルを使っているの だけど,最初パスワードが違うといわれたので,乗っ取りでも されたか?と焦る。
ホームページを見に行ったらおちていたので,システムの問題 というのはわかったけど,なかなか治らず。メイル以外もあち こちおちていた。
日が変わる頃になって,ようやくメイルが来はじめたけど,全 部のメイルがはけるのはもっとかかるかな?。
20年くらいso-net使ってるけど,これだけ大きくおちるのは初 めてだなぁ…。
電話とかおちると通常のニュースとかでも取り上げるけど,プ ロバイダがおちるのってあまり報道を聞かない。自分の使って るもの以外気づかないのだろうし,関係ないと思うのかもしれ ないけど,出したメイルがロストしている可能性もあるので, ある程度大きなプロバイダのは報道したほうがいいのでは?と いう気がした。

9/21(休日)
今日は午前中子供のために工作をし,午後は公園に遊びに行き ました。
よく考えてみたらTVとかもみてないので,何があったのかわかっ てません。

9/20(休日)
今日は午前中買い物。雨が降っていたので,普段歩いてい くスーパーに車で行った。 午後から同窓会がある関係で上野に行った。ちょっと早めにつ いたのでアメ横を歩いていたら,あまちゃんのロケ地という看 板が出ていて,そういうウリなのかとちょっと思った。上野は 感覚的に遠いけど,新宿と変わらないくらいだよなぁ…。

9/19(高知)
二日ほど,高知へ仕事でいってました。仕事だったので, ほとんど遊べなかったのですが,初日の夕方に高知市内を少し 散策したのと,仕事場が結構郊外だったので,ホテルから移動 に1時間くらいかかってその間風景などを眺めた…というのが 今回の高知の観光です。
高知というと15年前くらいでしょうか?。バイクのレースに出 るために梼原という四万十川の上流の方に数回行きましたが, その時に高知市内に一泊とかそんなことはやってました。でも ずいぶん前だから忘れてたり変わっていたりするのと,飛行機 で行ったり,バスや電車に乗ったのは初めてだったと思います。
高知ってとにかくアクセスが悪いという印象があって,今は高 速道路も通ってますが,以前はなかったので,飛行機で行く以 外だったら一日かけていくという感じでした。そのせいか地方 都市にありがちな,観光に力を入れている…という感じがあま りしない気がしました。街中も高知の人が楽しむような普通の お店とか飲み屋が多く,観光客向けの…って感じの物が少ない。 でも普通にかつおのたたきとか店出ててるので,どういう居酒 屋に行っても,外の人からは珍しいものがあります。観光スポッ トもどこが力を入れてるかわからないのですが,路面電車が結 構風情があるので,電車が好きな人はそれでも楽しいのではな いでしょうか?。あと高知城もいいお城なんですけど,東京に いるとあまり聞こえてこないなぁ。
逆にいうと,別に観光客を呼び込まなくてもうまく回っている なら,それはそれに越したことないってことの様にも思います。
ファンが多いのでこういうことを書くと気に障る人がいるかも しれませんが,正直お土産は龍馬に頼りすぎ…という気がしま す。観光スポットも。他にないの?と思ったら,やなせたかし が高知出身って今回初めて知りました。
田舎に行ったら大抵思うのですが,観光スポットが点在してい て,うまく回れないんですよね。観光客をあちこち引き回した いのでしょうけど,なんか逆効果になってる気がしないでもあ りません。

9/18(アート)
宮島達男という方が、絵で飯を喰うというのは 幻想ですということを書かれているようです。 「アートが職業として成立する。それは偶然としかいいようが ない。」とのこと。そして,アーティストは生き方だとのこと。 なるほど。
人に言うことではないと思っているので,これまでほとんど書 いたことありませんが,私は研究者ですが,研究をアートだと 思ってます。だから自分はアーティストだと思っていたりもし ます。こっぱずかしくて言いませんが。研究は個人の成果とし て外部発表が出来るし,ニーズだけではなく,興味があるから やっている研究もあるわけです。ですから自己表現です。得意 分野や得意手法もあるでしょうから,作家性もあります。まぁ 自分の場合,あまり自分の得意分野が外部に認識されてないの で,アーティストとしては未熟ですが。
研究も喰うためにする部分と自己表現としてやる部分があって, そっちの方でも,やっぱりアートと似てるなと思うわけです。
さてアーティストになりたいという若者が多いということ共に, アーティスト(志向の人)をうまく使おうという企業もいるよう です。メディアアートなどもあるので,現在のアーティストは 工業的な技術も結構持ってます。自分のやりたい事をやるので, 雇用側は使いにくい…と思いきや,本人のモチベーションがか なり強いので,コントロールさえ出来れば,いわれてやってい るだけの人より何倍も成果を生み出します。
なるほどなぁ,と思いますが…まぁそれがいい事かと思ってい るかというと少し微妙なんですけどね…。まぁいろんなケース があると思いますけど。

9/17(嘘は方便の危険)
若い頃ネットをやり始めて…,というより,私の場合,社会に 出たのもその頃なので,社会に出て,という方が正しいのかも しれないのですが,その時に「世の中には平気で嘘をつく人が 結構いるんだな」と思いました。その感想は今でもそうです。
だまそうとか言うのではなくて,(その人の)正義感で嘘をつく 人が結構いるみたいなのです。自分の中に何か正しいと思う結 論があって,その結論にみんなを導くために小さい嘘はかまわ ない…と思ってるように見えます。
例えば,いまだと東日本は放射能に汚染されてバタバタ人が病 気にかかっているという人がいます。東北の現状は,私は部分 的にしか確認してませんが,伝え聞くところと違うし,東京で すら汚染されているという人もいます。こういう人たちは,お そらく原発を廃止したいとか,自己の責任を国や東電に負わせ たいとか,または汚染地域から人を非難させたいという,その 人なりの正義があるのかもしれません。その結論に人を導くた めには,嘘をついてもかまわないと思ってるのかもしれません。
また最近話題の朝日新聞の吉田調書の嘘や慰安婦の捏造なども, その嘘をついた人は,書いた記事は嘘だけど,東電の混乱や慰 安婦のことは本当で,それを伝えるためには嘘をついてもかま わないと思っているのかもしれません。
というか,そういう風に考えてると思わないと,不思議なくら い彼らは事実にない事を信念を持って発信してるように見えて 奇妙です。
私は伝えたいことが事実であっても,嘘でそれを補強するのは 逆効果だと思うので,むしろやらないほうが良いと思います。 嘘を根拠に人を説得できるわけがない,ばれたときにむしろ信 用をなくすだけだと思ってます。
なんで嘘をつくんだろう…と思っていたのですが,ふと日本に は「嘘も方便」という言葉があるんだ…と思いました。人を傷 つけない嘘や人を良い方向に導くために,嘘を許容するような 文化が確かに我々の中にあります。そしてその「良い方向」と いうのは主観的なものなのです。そう思うとやっぱりうそは方 便というのは結構危険だな…と思いました。
ちなみに私がもう一つ良くないと思うのは「他人を責めるため に嘘をつくこと」。これはよくないと思います。方便の嘘を完 全になくすのは難しいと思いますが,ネガティブなことのため に嘘を使うのはとにかくやめるべきだと思います。

9/16(電気代)
今朝NHKのニュースを見ていたら北海道電力が料金値上げにつ いて公聴会をやっているのを映していて,値上げ反対の人が社 員の給料を下げるべきみたいなことを言ってました。
電気料金が上がっているのは,原発を稼動できないからですか ら,「原発を動かせばいいのに」という人はいないのだろうか?と 思ったらちゃんといたようでちょっと安心しました。
別に再稼動しろというつもりはないのですが,原発に反対して いる人が社員の給料を下げろというのであれば,なんか筋違い な気がしたので。事故を起こした東電ならともかく,北海道電 力にとっては,原発の稼動が出来ないのはとばっちりであり, それが理由で電気料金を上げるのであれば,それは稼動に反対 している人にも責任があると思います。
TVを観たときは料金が上がるなら再稼動もしょうがないという 声がなかったので,まるで再稼動に反対しつつ料金値上げにも 反対してるのが世論というような印象を受けたので,なんかバ ランス悪いなと思いました。
原発依存を減らすにしても,二酸化炭素の排出を減らすにして も,結局のところは電気の使用量を減らさないと,進みません。 そういう意味では電気料金を上げないと,電気の使用量は減ら ないのではないでしょうか?。
原発依存脱却と再生エネルギーへの移転と,順番や時間軸は様々 な意見があると思いますが,原発を今稼動させないリスクも結 構あることを自覚すべきでしょう。

9/15(休日)
三連休最終日。特に予定はなかったのだけど,いきなり軍港め ぐりに乗る事にして,昼前に出かけ外食し,乗った。初めてだっ たけど,実際に走っている潜水艦とか見えて面白かった。

9/14(休日)
連休二日目。
子供をプールに連れて行こうと近所の野外プールに行ったら, もう営業が終わってました。とうことで室内プールに。子供向 けの施設はなくて,深いプールだけでしたが,結構子供は楽し んで泳いでました。子供って普通に歩くと走るので,監視員に よく注意されてましたが。ちゃんと泳げませんが水に顔をつけ るのは全然平気みたい。

9/13(休日)
三連休初日。
朝から写真屋に出かけ,七五三の写真を撮影。タップリ一時間 かけたこともあり,なんか疲れて,あとは自宅で子供と遊んで 終わった。
だいぶ涼しくなりいい天気だったがエアコンは要らない。外は 涼しいくらい。

9/12(新聞社)
朝日新聞が吉田調書の内容を誤って報道していた…という 件で,社長が謝罪会見を行い,進退を踏まえて責任を取ると表 明しました。ちなみにこの場で,慰安婦の間違った報道につい ても初めて謝罪しました。
ちょっと驚いたのが,社長辞めるんだってこと。私は以前から なぜ新聞は間違いを認めないのだろう?,間違いをさっさと認 めればいいのにと思っていのですが,間違いを認めるときは社 長が引責辞任するんだ,ってことで,だから認めないのか…と 思いました。
でも事実と違う報道をしているゴシップ新聞とかたくさんある し,人間は間違いをするものだから,間違ったことを認めずに 何十年も過ごすよりさっさと認めればいいのに,そのためには, 間違いを認めるときに過度な責任を追及しない…でいいんでは?と 思ってました。
それが一応朝日くらいの新聞社だと社長辞めるのね…って事で す。まぁこの辺は,朝日はその辺のゴシップ誌とは違うんだ…っ てアピールなのかもしれませんが,朝日の報道に誤認が多いの は,もう今更,だと思うんですけどね。そもそも新聞っていう のは真実を伝えるんじゃなくて新聞社って言うのは主張があっ て,それを補強する報道をしてるだけって思ってるので,そも そも自己に都合がいいことしか報道してないと私は思ってます。
そういう意味では,間違いを認めるのはいいのだだけど,引責 については開き直っても良かったんではないか?という気がし ます。まぁいまさら辞めたからって信頼性があがるのかな?っ て気はしますが。

9/11(世界の仕組み)
fbで知り合いが書いていたこと。子供に高いところに行っ たら気温が下がるのはなぜ?と聞かれたのでどう答えるか?とい う質問を聞きました。
私は最初地上の空気が温まるのは太陽光が地面を温めて,その 熱が空気に移るから,高いところは寒いのでは?と答えました。 というか,なんか子供の頃そういう説明を聞いたがします。
ですが,それじゃ高地が寒い理由の説明にはなりません。高地 は地面も高いから。あぁなるほど,やっぱり気圧が関係ある。 つまり空気の分子の量は温度と関係あるんだな…と思いました。
さて,どううまく説明するかと思っていたら,気圧と温度の間 にはある公式が成り立つので,気圧が下がると温度が下がると いう説明を書いている 人あり。えっ?そういう説明あり?…。 忘れてましたが,この公式はボイルシャルルの法則でした。 とはいえ,子供に説明するときに, こういう公式が成り立つから…という説明はどうでしょう?。 私が子供だったら,どうしてこの公式成り立つの?としか 思いません。質問を新たな疑問で返されたとしか。
よくよく考えると,この法則は温度とは何ぞや…ってあたりを うまく説明しないと納得感が得にくい気がしました。
とはいえ,子供の疑問に公式があるから,と答えるのはどうで しょう?。「世の中こういう風に決まっているから」と言って るだけの気がします。公式って逆で世の中の法則を見つけ出し て記述しただけで,法則あるならその理由があって,それを子 供が知りたいことだと思うのですが…。
言いたいことは世の中の仕組みを語るのに公式を起点にするの はあまりいいやり方ではないのでは?という気がするって事。 でも「そういう風に決まっているんだからね」と答える親はい そうです。そういうのでいいんですかね?と思いました。

9/10(アップル)
アップルの新製品が発表になりました。
あさNHKのニュースで取り上げていたのは,時計型の端末。こ れが一番注目度高いようです。あとiPhoneの新型が2機種。
でも個人的にはiPod classicがついに販売終了したことと, iPod touchの新型が出なかった事の方がショック大きいです。
classicは使ってませんが,その前の40GB HDDのiPodはもって いたりします。他のiPodやiPhoneと購買層が違うし,使う目的 も違うので,残しておいて欲しかったのですが,classicって ネットにつながらなくても完結してる製品で,なんでもiCloud につなげて欲しいというアップルの戦略に合わないからなくなっ たんでしょうね。もしくはうまみがないから。
ということは他のメーカが同じような製品を出してくれないか な?…と思ってます。
touchは私自身がtouchユーザで新型でたら,そろそろ買い換え ようかな?と思っていたからというのもありますが,やっぱり この路線もなくなっていくのかな?という危惧を感じてます。 iPhoneとユーザ領域は似てますが,そもそもiPhoneの最安モデ ルが6万位するわけで,3万程度のiPod touchじゃ購買層が違う と思うんだけどなぁ…。ぜひ新型出して欲しい。あっ,でも大 画面は不要なのでやっぱりiPhone6のタイミングではないのか な?。
iPhone6はなぜ画面を大きくしたんだろう?という疑問,5もそ のまま残っているし,iPad miniだってある。ラインナップを 不用意に増やさないところが,ジョブス時代のアップルの成功 の秘訣だと思っていたので,やはりここはジョブス時代と変わっ たって感じがします。
さて,最後に時計。これまで腕時計型の情報端末はたくさん出 てきてます。そしてあまり成功してません。だからすこし首を 傾げましたが,これまで他の会社が失敗した領域で成功をさせ たアップルですから,この腕時計端末をどうやって成功させる か?,お手並み拝見したいと思います。たしかにめがねよりは 現実的だと思いますが。

9/9(スーパームーン)
今日はスーパームーンらしいが,中秋の名月は昨日だった。昨 日は曇っていて(雨が降っていて)観れなかったので,今日ちょっ とだけ見た。

9/8(がんをほっておくということ)
相馬市のお医者さんが書かれた 福島浜通りの現状:敵は放射線ではないと いう記事。ここに書かれている相馬市浜通りへの偏見の話。私 は相馬市には行ったことはありませんが,福島に対する偏見は 福島から遠い人ほど強い人が目立つ気がします。実際にそこへ 行って,現場を見たり,人と会ってから発言するなら個人の印 象として仕方ないと思うのですが,現実には行ったことがない人の 方が,よりひどいことになっている…といっているようです。
国際紛争もそうですが,相手を良く知らないほうが憎しみが強 くなる…というのに良く似てます。
ここで書かれている,実際は食料事情や避難生活による健康被 害が大きいというのもそうだと思います。そして甲状腺の検査 に引っかかった子供が多いのも,普段は行わないようなスクリー ニングを行ったからでは?という疑問にも私も同感です。
ただ一つだけ引っかかることがありました。
「もし、「本来見つからなかった」がんを手術しなかったら何 が起こるのかは、分かりません。」と書かれていること。これ はその前に「過剰医療の可能性」と書かれているので,手術を しなくても助かるかもしれない…という意図にも読めます。
私は甲状腺がんの悪性度をよく理解してないのですが,甲状腺 がんの場合「小さいから待ちましょう」というのは有効なんで しょうか。確かに検査しなければもっと大きくなるまで見つか らないがんだったのでしょうけど,ほって置いたら治る事って あるんでしょうか?。どうせ大きくなるなら,小さいうちに切っ たほうが傷跡も小さいって事ないですか?それとも大小に関わ らず切った時の支障は同じなんでしょうか?。
私はすい臓のがんという,場合によっては,数週間ほっておく だけで手遅れになるがんになったせいか,みつかったがんを長 期間様子を見るとうのには抵抗があります。「何が起こるかわ からない」時に,ほっておくのでしょうか?。ここがすごく引っ かかりました。お医者さんが書いているだけに。
がんについては確かに過剰医療が行われているケースはあるか もしれません。画像診断が発達したことで,安全な腫瘍が癌と して切られているケースもあるように思います。ただそれにつ いては,切らなかったらどうなるか?良くわからないというこ とで,検証が難しいのではないでしょうか?。
私は切らないで後悔するより切って後悔することを選びました。 そして今も切った後遺症はありますが,しかたないと思ってま す。
ガンが見つかったときにどうするか?というのは難しく正解が ないのかもしれませんが,お医者さんの発言だけに,もう少し 納得できる根拠が欲しいと思いました。他の部分は賛同できた のですが。

9/7(休日)
ちょっと近所で買い物をしたくらいで,あまり何もない休日だっ た。雨が降っていたので,外でも遊べなかったし。

9/6(札幌)
用事で札幌に行ってました。
北海道に行くのは3回目。今回は飛行機で新千歳に行き。JRで 札幌へ。あと地下鉄で動いて…とわりとノーマルな気がするの ですが,よく考えてみたら,前回は函館から入ってレンタカー で動いて札幌へ行ったし,その前はスキーのツアーだったので, 新千歳から確かバスに乗った気がする。なので,JRを使ったの も地下鉄を使ったのも初めて。札幌駅に入ったのも初めてでし た。
それにしても地下鉄もSuicaが使えたので移動はすべてそちら でまかなえたのですが,Suica使うと,電車代が高いのかどう か判らなくて困りますね(苦笑)。
すすきのってまともに歩いたのは初めてでした。確かに風俗店 が多い。表通りにソープランドとかがあって少し驚いた。そん なに需要あるの?とむしろ思いました。
自分は西日本方面に行く機会が多いせいか,それらとは違った また別の雰囲気があるなぁ,と感じました。

9/5(特許)
朝日新聞が「 特許、無条件で会社のもの 社員の発明巡り政 府方針転換」と報道して,ちょっとネットでも話題になっ てましたが,日経は「 条件付きで企業に帰属させる方向で検討に入っ た」と報じてます。なんすかね?この違い。ちなみにNHKも 日経と同じような報道をしていて,どうも朝日が*また*間違っ ているようです。朝日さん,こういってほしいと望みが強すぎ て,ちゃんと政府の発表を読まずに書いてませんか?。
方針転換なのかどうかわかりませんが,会社で発明した特許を 会社じゃなくて個人で持てるところってあるんですか?…むし ろそっちの方が驚くのですが。まぁ正確にいうと,特許を書い た発明者が会社に譲渡するっていうのが現状で,特許は発明者 は個人名,出願者は会社…という風に普通はなります。この発 明者が個人名なのがなくなるのでしょうか?。まったくなくな ると誰が発明したかわからないので,それは困るなぁ…。
ただ譲渡して会社が出願してるので,特許収入が会社のものに なるのは,現状の多くの会社でもそうでしょうし,依存ありま せん。特許で儲けが出れば,ボーナスや報奨金など別の形で社 員に還元すればいいだけです。その金額が問題になるのでしょ うけど。
特許を出願して権利化するまでには結構なお金がかかります。 あと維持するのにもお金がかかります。ですから個人で全部やっ てくれ…というと実際は出せる特許が減ると思います。
まぁ私の知るところでは,出した特許が多く使われて,結構な 額の報奨金をもらっている人とか,ちょっと知っていたりしま すが,そういうケースがあるにも関わらず,若い社員に「特許 かけよ」と勧めても,あまり書きませんけどね。個人のものに したら,みんな書くとは限りません;-p。
あと,会社で思いついたアイディアは個人のものというより, それに関わった人との議論の中から産まれてる場合もあるので, 実際は難しいですよね。本当に個人のアイディアなのか…。関 わった全員の名前を書くわけでもないし。ただ特許を書くこと 自体は結構な手間なので,出願すること自体にインセンティブ やノルマを課している企業の研究部門は多いのではないでしょ うか。権利化自体は難しいけど,出願自体は,論文書いたり発 表するより楽なケースもあります。特許を書く理由って結構人 によって違うのでしょうが,私は特許って自分の名前が載るの で,外の人に自分の仕事を説明しやすいから結構好きです。そ ういう意味では,発明者のところに個人名を書くのは残して欲 しいなぁ,というか海外の特許とのすりあわせでそれはなくな らないか…。とか思いました。

9/4(tx)
鉄道でTXというとつくばエキスプレス。
というわけで,今日はつくばエキスプレスに乗ったのですが, 思い返すと二回目だ。しかも以前は上野辺りから秋葉に乗った だけで,今日は全線乗った。
つくばにいったのも15年ぶりくらいだけど,以前は2,3時 間かけた大仕事だったのに,今日は日帰りですよ。鉄道の力恐 るべし…と思った。とかいいながら夜は別のところのいたりす るのですが。

9/3(お呼びでない場合)
偉そうな物言いになりますが…。
映画とかTVとかの感想をネットでよく見ますが,「つまらない」 と書いている人が結構います。その中に視聴者に丁寧で馬鹿に されている…という様なモノもあります。
こういうことを言う人はたいてい良く映画とかドラマとかを見 てる人なんでしょうけど,その人からすると初心者向けでつま らない…ってことなんでしょう。でも,それは「あなた向けの 作品ではなかったってことでは?」もっと露骨に言うと「お呼 びでない」ってことでは?とか少し思うわけです。
自分…とくにマニアの望む作品がレベルが高いのはわかるので すが,映画みたいなものは一般人向けにも作ってるわけで,そ ういう作品を見て「馬鹿にしてる」って言うのは,なんとなく 違うような気がします。つまらないというより「自分に向いて ない」とか「自分にはよさがわからない」と答えれば良いよう に思います。
こういうのは私自身が音楽を評する時に,つまらない…という のは間違いで,自分にはわからない,自分に良さがわからない というべきだろう…と思うようになりました。自分よりレベル が高かろうが,低かろうが,わからないものを,つまらないと いうのは,むしろ勘違いしてるように思えます。すべてのコン テンツが自分のために作られているわけではないのですから。
結果的にコンテンツの価値は,どれだけ楽しんだ人がいるか? という風に考えると,自分が楽しめなくても,ほかの人が楽し んでいれば価値はあるわけです。ですから私は売れてる作品と いうのは,自分が良さがわかろうがわからなかろうが一目おく ことにしてます。歳をとると,いろんな経験から,レベルが高 いというかマニア向けなものを好みますが,世の中の大半はお そらくそうじゃないのです。そういう風に思っていたほうが良 いように思います。

9/2(死をどうリアルに考えるか?)
極東ブログで「率直に聞くんですが、どんなふうに死ぬつもりでいますか? 」という文章があった。その前の日のガンの話も面白かっ たのだけど,ちょっとこっちのほうを先に取り上げます。親父 の高齢に従って,私もいろいろ思っていたので。
極東ブログに健康寿命と平均寿命の差が10年くらいと書いてい た。これって要は,介護認定(支援も含むのかな?)を受けて死 ぬまでの期間って意味ですよね?。うちの父は,半年も入院し てなかったし,介護認定を受けてデイケアとか行っていたのは たぶん5年もなかったと思います。私が手術した8年前は上京し て立ち会ってくれたし,翌年結婚した時も,車を運転していて, こちらを心配させていたくらいだし。まぁ車を運転していてい ても,下がゆるくなってもらしたりとかはじめていたみたいで, 介護認定とか受けたら?と勧めたのはそれくらいだったと思い ます。
なんせ死ぬ半年前までは仕事してましたからね。ちなみに父が 死んだのは米寿ちょっと手前,なので決して若死にではありま せん。そういう意味では実に手がかからなくなくなってくれた となります。もっとも健康な時から,別の意味で手がかかる人 でしたが。
あと,興味深いなぁと思ったのは,生きたいとか生きら れるとか思う年齢と平均寿命で平均寿命の方が長いって事。つ まり皆さん,想定外に長生きしてるって事。
自分の父親が80過ぎたあたりから,実はずっと「どう死にたい?」 とか「死ぬこと考えてる?」とか聞きたいと思っていたのです が,平均寿命を越えた人にそれを聞くのは残酷ではないか?と 聞けませんでした。考えていたのかどうかわかりませんが,遺 言も残してくれなかったので,考えてなかったのか,考えたく なかったのか…。
わたしの父は若い頃から高血圧で薬を常用しており,脳溢血に なったこともあり,他にもいろいろ不具合があって,どう考え てもうちの家族では一番先に死ぬだろう…と思っていたら,8 年前に私がガンになり,その翌年には,母がガンになり,死に そうにしていて,うちの父的には戸惑っていたのでは? という 気がしました。幸いにも私も母もまだ生きてるんですが,もし かしたら父は,私や母よりも先に死なないといけない…という 意識があったのでは?という気も,ずっとしてました。一人で生 きていけるような人ではないので。
極東ブログで死が怖いと思ってない人が多いと驚いてますが, どうなんでしょう?。そういう意味で,父はどう思っていたのか な?と思うし,母は抗がん剤の治療がしんどかったので,こんど 再発したらもう治療は勘弁…とか言ってました。私自身もガン で死ぬことをリアルで考えたせいか,怖いか怖くないか? とい うのはその時にならないとわからないけど,「まぁ,人って死 ぬよね?」…とは思ってます。でも,40ちょいでガンになったと きは,60まで生きられると幸せだなぁと思ったものの,そこか ら子供が生まれるまで5年くらいかかったので,子供が成人でき るまで生きてるとうれしいなぁとか,社会人になるまで生きて るとうれしいなぁ,結婚するまで,孫が出来るまで…と望めば 切がなくなってます。無理でも仕方ないとも思ってますけど。
その時にならないとわからない,というのは,今はそう思って るけど,実際にまたガンとかになって余命宣告とか受けると, 考えががらりと変わる可能性があるってこと。つまり死が怖い かどうか?っていうのは死をリアルに感じている心境か,そう でないか?では違うんではないか?と思います。そういう意味で も,父は死が迫ってどう考えたんだろうか?。特になくなる前 の1ヶ月間ぐらいは,どうだったんだろう?…と今でも思います。

9/1(SNSと誕生日)
私の誕生日がいつだとか,そういう話じゃないんだからね (笑)。
たまたま今日観た文章Facebookの「誕生日、おめでとう」の挨拶合戦 から抜け出す方法。要は誕生日の公開を止めるって事が書 いてます。…なんだ。それだけか。
実は私はfbでもmixiでも誕生日は非公開にしてます。mixiは昔 は公開していたかもしれませんが,いまはしてません。fbとか を観てると誕生日にその人のウォールに誕生日のメッセージを 書くのが盛んに行われてます。私は公開してないので,書き込 まれないし,だからというわけでもないのですが,私もあまり 書きません。ただコメントのやり取りの中で書くことはありま す。
公開しない理由は第一にはセキュリティです。電話とかでいろ んなサービスに電話すると本人確認を誕生日でやってくるとい うのをよく経験します。本人確認に使うような情報をネットに 堂々と載せるのは,危険だと思ってます。まぁ誕生日だけ公開 して,生まれた年を公開しないことも出来るのですが,fbの場 合,同級生とかそういうのがわかりやすいので,そこから年齢 も推測可能です。つまりfbは誕生日と実名が駄々漏れです。中 には電話番号までオープンな人がいますが…,本人は自覚して るんですかね?。
もう一つは,誕生日だからお祝いをしなければいけない…とい う風潮がちょっと面倒になったから。とくにmixiは誕生日だか らメッセージを贈りましょう…と案内が出ます。なんか踏み絵 的です(笑)。相手に強要してるようで気の毒なので非公開にし ました。
とか書いてますが,実は私は以前はかなりまめに誕生日のメッ セージを友人に送ってました。SNSが出来る以前,大学の同級 生とかMLで親しい人で,誕生日を把握してる人がいたら,メッ セージを送ってました。今は動かしてませんが,昔はパソコン にtodayというアプリを入れていて,これを起動すると,あら かじめ登録した人から今日 誕生日の人を教えてくれていたの で,それで忘れずにメイルなどを送ってました。それなりに喜 んでいただけてよかったと思ってます。それが大体10年位前ま で。
そういう意味でいうと,SNSになってシステムに誕生日のお祝 いを贈ろうとか言われると,それまで自主的に送っていただけ に,なんか人に言われて祝いを言ってるみたいで,嘘っぽいな… と思うようになったのかもしれません。まぁいまもiPodのカレ ンダーとかに誕生日でてるから,それ観て送っても良いんです けどね。みんながやるからやらなくても良いか…という天邪鬼 的な発想ともいえます。
実際のところは,どっちでも良くなったというか,強要されな いなら送りたければ送ればいい…という感じです。自分的には 家族が出来たので,家族が祝ってくれて,それで満足という感 覚にはなりました。そういえば,若い頃は「誕生日なのに誰と も話をしなかった…」と悔しい思いをしたことがあって,その 辺で,お祝いをほかの人に言おう…と思うようになったんだっ けなぁ。そういう意味ではお祝いを言ってもらうことが大事な 人も多いのかもしれません。


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