2022年10月の日記&雑感


だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。 あしからず。


10/31(切った人)
私は15年以上前にとても大きな手術をしたのだけど,最近入 手したとある会誌を読んでいたら,私の手術をしたお医者さ んが寄稿していた。大きな病院の先生で,当時はいくつだっ ただろうか?私よりちょっと上くらいか?。まぁ若手は卒業し て大御所まで行ってない脂が乗った頃だったと思うが,今は 部局の長になってる様だった。所属する病院は変わっておら ず,ずっとそこにいることがわかった。
なんとも不思議な気分だった。記事は私がかかった病気にも 関係ある様なことが書いてあった。外科医の良し悪しみたい な話も書いてあった。私を手術したこともこういうことを考 えていたんだろうか?とかそれともその後の15年の経験でこ ういう考えに至ったんだろうか?などと少し考えた。
寄稿を読んだこともあり,ちょっとの他の話をネットで調べ たら,見つかって,にこやかな写真を見つけた。手術後5年 間術後の経過を診てもらったが,当時はとっつきにくいとい う感じではなかったが,無駄話はあまりせず,割と事務的に 診察を受けた様な印象だった。歳をとったことで少し人当た りが良くなったんだろうか?と思った。
まぁ同じ病院で偉くなっていたので,それなりに経験を積み 重ね大きな失敗もしてないのだろう。そういう意味では,そ ういう先生に診てもらったのはラッキーだったんだろう。
とはいえ,もう引っ越して遠くになったので,その病院に行 くこともないだろう。以前書いたけど,やっぱり地方に行っ て一番不安なのは,医療体制だよなぁとか思う。もちろん地 方にも大きな病院はあるが,いい病院を見極めるのは大変だ から,すでに診てもらってよかったとわかってる人の方が安 心である。仕方ないけど。
そんなことを思った。

10/30(週末)
コロナの新規感染者数は,増えてるという話もあるが,急激 というよりは横ばいの印象。なのに,子供達の学校では感染 者が出たという知らせが頻繁に来る様になった。学級閉鎖も 起きていたりする。
学級閉鎖になると,そのクラスの生徒は外出しない様にと指 導される様だけど,授業があっている平日はわかるが週末も 外出できないというのは今ひとつ根拠がわからない。そのク ラスの人は全員濃厚接触者という扱いなんだろうか?。
通常のインフルエンザなどの学級閉鎖でもそんなこと言われ るだろうか?学級閉鎖は学校での感染を防ぐためのもので, 自宅での感染も防ぐためというなら,それこそ自宅でも家族 と隔離しないといけないのでは?という気がしないでもない。
いずれにせよ,濃厚接触者なら早々にPCR検査でもやっても らいたいのだけど,今はもうそういうのやらないのだろうか。 全数報告もなくなったりして,以前と運用が変わってると思 うんだけど,今ひとつわからないなぁと思った。
そんな感じで,学級閉鎖とか起きてるけど,イベントごとは 特に変わらず。町内ではハロインイベントとかあっていた。 別に,やったらいけないと言ってるわけではなく,やってい いと思ってるんだけど,なんとなくダブルスタンダードの気 がして,判断に迷う。
うちの子供達は横須賀時代はハロインイベントやっていたが, こちらに来てからは全然してない。2年目からはコロナが流 行ったからというのもあるけど,外でのイベントに参加しな い様になってしまって,どうもこれでいいんだろうか?とい う気分にはなる。

10/29(prince)
私はミュージシャンのプリンスが好きなのだけど,久しぶり に初期のベスト盤The Hitsを聞いて,プリンスって天才だなぁ と思った。
実はプリンスの作品は2000年代になってからはあまり聞いて ない。でも初期の作品はほとんど聞いている。ベスト盤で主 にシングルカットされた曲を聴いていて,どれも同じに聞こ えるんだけど,曲のバリエーションがとても多いという奇妙 な感覚を得た。初期のプリンスの曲は,ヒットを模索してい たのか,既存のスタイルを模倣した様なものもあるのだけど, それが劣化版のコピーの様にも聞こえる。というと悪口を言っ てる様に見えるがそうではなくが,この劣化版ぽさ,B級ぼ さがプリンスの個性であり,それでいて様々なスタイルを取 り入れているところが曲のバリエーションになってる様にも 思えた。
シンセとかリズムマシンの使い方が,曲のチープさを醸し出 すのだけど,当時は機材的に,仕方なかったかというともう 少しリッチな使い方もできたはずで,おそらく意図的にやっ ていたのだろう。でもチープさからどこか可愛らしさみたい のも感じる。一方で,ギターの響はヘビーで,メロディとか にはおどろおどろしい感じもして,不気味さと可愛さが同居 した様な不思議な曲が多い。
一方でメロディやコード進行はブルースが基調となったもの が多く,同じ様なコード進行でよくこれだけ異なる印象の曲 を作れると感心する。
どれもこれまで聴いたことなかった様な曲ばかりで,でも一 貫してプリンスらしさが感じられる。こういうの創作におい てすごいことで,天才だなぁと思う次第である。
つくづく57歳でなくなったのは残念である。アルバムは半分 くらい聴いたかなぁ。残りも少しずつ聴いてみたいと思う。

10/28(マルチタスク)
自分はマルチタスクだろうか?と考えることがある。
実際生きてるいると,異論ん問題に取り組む必要がある。一 つの仕事を一つづつこなしてもいいのだけど,時間がかかっ たり,調整が必要ものもあり,一つづつ取り組んでいると, 他のことができなくなる。そういう仕事もずっと作業をして るわけではなく,連絡待ちだったり,少し考えた方がいいと かそういう場合もあり,そうであれば,そのあいまに他の仕 事に手をつけることも可能である。
と書くのは簡単なんだけど,実際はきになる案件があると, 他のことに手がつかないというのはよくあるだろう。
自分はやらなくていけない仕事を壁に書き出しているけど, 少しずつそれを並行してやるというよりは,やっぱり一つず つ潰していく方が楽ではある。
なんてことを,今日半月くらい前からやらなくていけない, とある手続きを夕方に初めて30分くらいで終わったんだけど, もっと早くやっておけばよかったと思った。

10/27(IO)
新しいiPadにはLightningではなくUSB-C がついているらしい。
最近のノートパソコンをみると,ディスプレイポートやHDMI もついておらず,USB-Cにアダプタをつけてディスプレイを つなぐものもある。MACとかはUSB-A(従来のUSB)もついてな いどころか電源もUSB-Cである。
現在USBメモリとかUSB-Aの外部機器は頻繁に使っているが, そのうちUSB-Cになるか,常に変換アダプタを使うことにな るかもしれない。
ふとパソコンのIOについて思い返してみた。最初のパソコン を何にするかは難しいけど,まぁMS-DOS時代のPC98あたりを 想像すると,その頃のパソコンというと,外部ポートは RS-232Cとプリンタポートだった。プリンタはパラレルの大 きい端子だったし232Cも25pinの大きいものだった。そのう ちハードディスクとか出てきて,SCSIとかSA...なんとかと いうディスクIOがつく様になった。この頃はディスク専用と かプリンタ専用とかの様に用途のよってポートが分かれてい て,最も汎用なのは232Cだった。ちなみに232Cはその後半分 くらいの小さいサイズになる。
余談だけど,マウス,キーボード,そして今でもあるがLAN は専用のポートを持っていた。
90年代後半あたりからノートパソコンが小型化して,従来の ポートでは大きいとか本体にはつかないということで,ノー トパソコンにカードスロット(PCMCIA)ができ,そこにいろん な変換カードをさした。SCSIカードだったりLANカードだっ たりメモリのカードだったりいろいろで用途が大きく,スロッ トもパソコンに二枚三枚とついているものもあった。
で,このカード,すっかりなくなってしまった。自宅には PCMCIAのカードが何枚か転がってるが,全く使えない,なに かに変換してつなぐこともできない。
その後このカードの半分くらいのコンパクトフラッシュとい うメモリーカードがでたり,スマートメディアというメモリ が出たり,いろいろあって,今はSDカードが主体だけどメモ リもカードが主体の時代があった。この辺もディジカメでま だ使われているけど,USBメモリが多くなって,そのうちな くなるかもしれない。
で,232CはUSBが出たころからだんだん使われなくなって, いつの間にかデスクトップからも消えてしまった。ただ以前 は232CとUSBの変換アダプタがあった。どちらもシリアルな ので,変換できるのだろう。
余談だけど学生時代は計測器をつなぐためにGPIBというポー トがあって,それをパソコンにも繋いでいた。もちろん特殊 なカードをいれてだけど。これまだ使われてるんだろうか?。
ということで,いろんなIOポートがあったのだけど,傾向と しては,一つのポートでいろんなことできるもの,サイズが 小さいものに集約されいてる様である。ただ,以前のものが 使えなくなってるケースもあって,ちょっと寂しく思う。
そういう意味ではしつこく残ってるのはアナログのオーディ オとLAN,そして一部なくなってるけどディスプレイポート であろうか。こちらは多分PCの方じゃなくて接続される機器 の方が,なかなか規格が変わらないのだろう。というかオー ディオとかイヤホンが直接つながるので。
もう,USB-Aもなくなるのだろうか。IOって案外寿命が短い ものだと思う。

10/26(エコ)
先日クローズアップ現代で「 それ本当にエコですか?徹底検証!暮ら しの中の環境効果」と言うのがあった。
これまでエコバックやリユースのカップとかいろいろ企業が から提案があるが,それが本当に従来の使い捨てのレジ袋や カップに比べ環境負荷が低いのかを検証したとのこと。その 結果,何百回も使わないと使い捨てより環境負荷が下がらな いということがわかってケースが結構あった様。容器の製造, 運搬,洗浄など全て入れると,そうエコでもないみたいな話 である。
個人的には,こういうエコ商品等いうのが本当に環境に優し いかは以前から疑問があって,ただ気持ちの問題というか, 環境に対して関心を高めるというくらいの意味しかないと思っ ていたので,まぁそんなものだろうと思った。むしろ本当に 検証したんだと関心した。
もっともエコバッグはエネルギーや二酸化炭素というよりは, プラごみの問題から出てきたはずで,ここで二酸化炭素とか の話を持ち出すのは可哀想だろうと思う。
どうもエコとかでは,一つの点で良いものが全てにおいて良 いものと勘違いする人が多い。そんなに万能なものもそうそ うあるものではないだろう。
まぁそれをいうと太陽光発電だって,パネルの製造や設置, はたまた廃棄するときのことまで考えないと,どれくらい環 境負荷が低いのかはよくわからない。
それでも,何も考えずに使い続けるよりは,環境に関心を高 めると言う意味では存在価値はある。ただこれさえ使ってい れば,大丈夫と言うものでもないだろう。

10/25(コロナ)
県のコロナの警戒レベルがようやく下がって,活動がしやす くなった。感染者数は減ったが,すでに横ばいでまた増える んじゃないか?とかいう話もある。以前は新規感染者が0名に なることもあったが,まだ数百で横ばいである。もうずっと こんな感じでいくんだろうか?。
波が終わったと仮定して,だったら振り返りをやってくれな いかなぁとか思ったりする。今回の波は7月くらいに始まっ ただろうか?。その前の波は今年の初めから始まりゴールデ ンウィークあたりまで続いていた気がするが,こちらも明確 に下がり切らず,もう2ヶ月もしたら上がり始めた。
今年の二つの波はオミクロン株が流行ったからと説明されて いた。昨年流行した株は昨年末に結構下がっていたが,確か 昨年の9月くらいまでは結構多くて,ワクチンが希望者に行 き渡って減ったので,ワクチンのおかげで下がったんだろう か?という気もした。
今年の初めの波と先日までの波は,ワクチンの接種とは無関 係に下がった気がする。そもそも以前のワクチンはオミクロ ン株の感染を抑える効果はなかった様に感じた。重症化は防 いでいたのだろうけど,感染はするからむしろ無症状の人が 広めたのではないか?との話も聞いた。オミクロン対応ワク チンはこれから打たれる様だけど,どうなんだろう?次の波 を抑える効果はあるんだろうか?。打ってる人少ない様だけ ど。
今回の波について行動制限はあった様に思うが,長続きはせ ずに,もうずいぶん前から街で人を見かける様になった。そ れでも下がって今に至るわけであるから,行動制限が感染者 数の減少に効果あったんだろうか?。
いろいろ考えるに,感染者が減った要因は見つからない。い や,見つかるとしたら,単純にみんな感染したからではない か?という気もする。この夏は感染者が多い時で1日20万人以 上出ていた。5日で100万,2ヶ月続けば1000万人超えて,10 人に一人が感染した計算になる。実際は20万人超えたのは1ヶ 月くらいだけど,波自体は3ヶ月くらい続いていたから,やっ ぱりそれくらいの人がかかったのではないか?と単純に思う。 無症状で感染がわかってない人もいるだろう。
と思うと,今回の収束は単純に「みんなかかったから」では ないか?という気がする。私や私の家族はかかってないので, あまり実感がないのだけど,私の家族自体は感染が流行って る間も流行ってない時もさほど行動様式は変わってない。あ いかわらず公共交通機関は利用しないし,外食も個室がある 様なところでしかしてない。子供達は学校に行ってるので, うつるとしたら,そこくらいではないだろうかと思う。
うちの家族の様な生活をしてる人もそれなりにいるはずで, そういう意味では,行動的に動いている人たちのほとんどが 感染したので,今回は収束したのかもしれない。
だとするれば,また流行り始めると言われているが,夏にか かった人はしばらくかからないとすると,今度かかるのは, それ以外であろうが,今回の波が収まって少し外に出てみよ うと思った人であろうか?。
政府はワクチンを打つ様に盛んに言ってるが,今回の感染者 増減はまるでワクチンの効果はなかったのではないだろうか?。 もちろん重症者や死者が少なかったことには貢献してるかも しれないけど。なんとなく国がワクチンを打つ様に言うのは, 「それしかできることがないから」の様に思えてならない。
もっとも,そろそろ始まるオミクロン対応ワクチンは,現状 の感染抑止に効果があるかもしれない。個人的には打っても いいと思ってるけど,世の動向を見ると,ワクチンを打つ人 自体だいぶ減ってる様である。
ということで,これまでの専門家による振り返りがないので, よくわからないのだけど,この冬の波は,やっぱり大量に感 染者が出るのか,それとも夏にかかった人が多いので,かか るのはその時かかってない人だけなのか,それともBA対応ワ クチンが効くのか,その他のことがあるのか?,どれなんだ ろう?と思っている。

10/24(著作権)
音楽教室での演奏について著作権使用料 を聴取できるかという裁判で最高裁判決が出た様で ある。結果としては生徒の演奏には著作権使用料を取れ ないが,先生の演奏には取れるということである。
生徒の演奏から取れないというのは良いと思うが,逆に教師 の演奏からは取れるということも確定してしまったのは,残 念である。音楽教室で生徒にお手本として演奏することもあ るだろう。どれくらいの頻度でどれくらい演奏するんだろう?と 思うが,どういう風に計算するだろう?。私が音楽教室での 演奏から著作権を取ることに反対してるのは,そもそも売っ ている楽譜に著作権使用料が乗ってるだろうと思うからであ る。楽譜は通常の本に比べて高いのはそうじゃないのか?。 そこで取ってるから二重取りに思う。
もちろん,楽譜は一度売ってしまえば終わりである。未来永 劫取りたいというのが徴取側のかんがえだろうか?。最近音 楽パッケージも販売が減りサブスクとかになってきてるが, かけた分だけ,演奏した分だけ取るんだろうか。なんとも息 苦しい話である。
それと音楽教育は,音楽を好きになるための場である。そこ で制限をかけてどうするんだろう?と思う。ますます音楽は クラシックを題材にすることが増えるんじゃないだろうか。
まぁ私自身は音楽教室で音楽を習ったことはない。自分でテ キストを買って勉強した。これには楽譜代しかかからない。 音楽教室で習うのはクラシックで,ポップスは自分で自習し てくださいって感じになってしまうんだろうか?と思った。
最近この手の著作権の聴衆の範囲がどんどん広がってること に懸念を抱いている。先日, BDレコーダーからも取るという話になっ たらしい。これもBDはメディアに保証金を乗せてる はずなのに,なぜ機器からも取るんだろう?。こういう二 重取りみたいなケースが増えてるのが気になる。そもそ もハードに乗せるっていくら載せるんだろう?。レコーダと か一回買ったら数年使うものである。相当な額を乗せないと 手間だけかかるだけの様な気がするが。BDレコーダー高くな るのかなぁ。
これも国会で審議されず閣議決定らしい。野党は何をしてい たんだろう?。

10/23(週末)
今月の初めはまだ暑かったのだけど,だいぶ寒くなってきた。 今は外で遊ぶのに一番いい時期だということで,久しぶりに 庭でBBQをした。あと結構日用品の買い物であちこち回った。

10/22(原由子)
先日のNHKのSONGSは原由子だった。原由子が単独でインタ ビュー番組に出るのは珍しい様に思う。いろいろと興味深い 話が聞けた。
数ヶ月前に桑田佳祐もSONGSに出ていたが,その関係か,桑 田佳祐による原由子の話もあって原由子がサザンや桑田佳祐 の曲にどの様に貢献してるかが少し垣間みえた。思った以上 に,原由子の貢献は大きく,おそらく原由子がいなかったら サザンも桑田の成功もなかったのかもしれないと思った。
夫婦でそれぞれ作品をだしているミュージシャンは何組かい て,私が一番最初に思いつくのは山下達郎と竹内まりあであ る。この関係性に憧れを持つ人も多いだろう。ただこの二人 は私の印象だと,基本的には一人のミュージシャン・プロ デューサーとして確立している山下達郎という人がいて,竹 内まりあは山下達郎の力を借りて作品を出しているというイ メージを受ける。一方松任谷由実,松任谷正隆夫婦は,ユー ミンが作る楽曲を正隆が編曲するという共同作業をずっと続 けていて正隆がユーミンをサポートする関係性に見える。
原由子はもともとサザンのメンバーなので,サザンが成功し たことで,サザンの課外活動の様に思ったこともあったが, サザンの曲のアレンジにかなり原由子が貢献してることや桑 田佳祐が作曲において,原由子に相談することもあるみたい な話があって,むしろ原由子がいるからサザンの成功があっ たのではないかという気もした。
さらにサザンのメンバーで最初にソロレコードを出したのは 原由子らしいが,原由子が最初に歌った「私はピアノ」はピー ナツなどの歌謡曲の曲調・歌い方である。ある意味パロディ 故に,音楽表現に迷いがなく,曲としてのブレがない様に思 う。桑田自身が原由子の歌手デビューをパロディと言ってる のが印象深かった。
原由子の貢献が大きいにも関わらず,原由子自身は自らは前 面に出ず,ゆったり構えてる場合も多い。自分から前面に出 てきてしゃべることも少ないし,ある時期は主婦の様な生活 をしていたのではないかと思ったこともあった。この様におっ とりとしていて控えめな様子を見せておいて,桑田の庇護下 にいるというよりも,桑田にとってなくてはならない存在に なってるっていうは,なんかすごいなと思った。
ものすごい人でものすごい業績を残してることはよくわかる んだけど,TVでしゃべっているのを見るとまるでギラギラし てないところが何よりもすごい。一方で緊張してる感じもな く,ゆったりと構えていて,まぁいろいろと感心するばかり だった。

10/21(リクエスト番組)
30万 枚を超えるNHK収蔵レコードからレア盤などを全力で紹 介」という番組がNHK-FMであるらしい。
で,思い出した。私は中学の頃,ラジオでリクエスト番組を 聴くのが好きで,よく聞いていた。主な目的はエアチェック, ぶっちゃけると好きな曲を録音したかったから。よく考えて みると当時は貸しレコード屋が出てくる直前で,あまりなかっ た気がする。レコードを買うお金がない中学生は,流行って る曲を何度も聞きたかったら録音をするのが一番手っ取り早 い。たしか中学になった頃にラジカセを買ってもらったので, せっせと録音をしていた気がする。
NHK-FMではリクエスト番組をやっていた。受聴者がリクエス トした曲をかけてくれるもので,曲が始まると無言で最後ま でかけてくれるので,曲を丸々録音するにはとても良かった。 FMのリクエスト番組は全国番組ではなく,結構地方で制作し ており,県の曲ごとにやっていた。たしか生放送だったと思 う。ある時から,局に行って公開番組を見に行くのが好きに なって何度か行った。きっかけは覚えてない。なぜ行く様に なったんだろう?。一時期よく行っていてアナウンサーとか にも顔を覚えられていた。
で,思い返すと,リクエストはハガキでの応募だったんだろ うか?。そうだった気もするし,電話をかけてその場で選ぶ というのもあった様な気がする。とはいえ,よく考えると, 電話をかけてきて,その場でレコードを探すのは大変である。
そもそもリクエストした曲があるとは限らないのだけど「あ りません」という話を聞いたことがない。全国番組ならそれ こそ30万枚くらいレコードを保管していたかもしれないが, 地方局である。これどうなっていたんだろう?。ハガキであ らかじめ受け付けているのであれば,レコードがリクエスト だけを紹介すれば良かったはずだけど,どうも記憶では,電 話がかかってきて受けて,かけてきた人と話している間に, レコードを準備してかけていた気がする。
そんなこと可能なんだろうか?という気がしてきた。
今だとオンデマンドですぐ曲をかけることができる。まぁそ れがだれでもできる様になったからそういうリクエスト番組 は無くなったんだろうけど。
ちなみに,私が高校に上がった頃に貸しレコード屋が流行り だして,そこで好きな曲を聴く様になった。大学になったら レコードを買う様にもなった。自分自身がマニアックな曲を 聴く様になったこともあり,リクエスト番組はあまり聞かな くなったので,いつごろまでこういう番組をやっていたのか わからない。
でも,今考えると,どうやってやっていたんだろう?と思う 様な番組は結構あるなぁと思った。

10/20(一人外食)
ちょっと前までは,コロナの影響で飲食店は閑散としていた。 しかし最近はそうでもない。街の人出がコロナ以前まで戻っ てるかどうかわからないが,飲食店はそれなりに賑わってい る様に思う。特に飲酒を伴う様な飲食店は人が戻ってきてい る。
私は昨日書いた通り自炊が多いのだけど,時々気分転換に外 食をする。とはいえ,まだ知人と飲み会をするという気分に はなれず,大抵一人で飲食に行く。でも前述のそれなりに客 が戻ってきてる飲食店に行くと,大抵はグループの客が多い。
これは以前からそうだったと思うし,あと地域性もよるのだ ろうけど,一人で外食をしている人を,今住んでいる地方と かではあまりみない。私は関東在住の頃はほとんどの期間一 人暮らしだったので,一人で外食をすることもあったんだけ ど,まぁやっぱり一人の客が少ない店は多かった。ただ,ま だお一人様で飲食をしてる客もいた。今,店に行くと一人で 飲食している人が少なくて,ちょっと肩身が狭い気分になる。 まぁ以前はこれが苦手だったのだけど,歳をとってだんだん 割り切れる様になって一人でも外食をする様になった。
ただ,最近客が多い店は大抵グループの客が多くて賑わって る感じがして,一人では入りづらい。先日ふらりと立ち寄っ た店は,他の客が全部グループで,なんとなく店主から怪訝 な顔をされた気がした。その直後に,予約の客がやってきて, 店主は予約が入ってることを忘れていたらしく,先に店に入っ ていた私の方が追い出されてしまった。最近の予約は電話と かではなくネットかでやってる様で,店主もうまく把握でき てない場合があるんだろうか?とか思った。
ついでに書くと,私は予約せずにふらりと店に行くことが多 いのだけど,どうもネットのせいで,今は予約しない客は疎 んじがられる時代なんだろうか?という気もした。まぁ海外 では,予約しない客は追い返されるっていうのはあると聞く ので,それが普通だと言われれば,そうかなとも思うんだけ ど。

10/19(自炊)
匿名日記に 「自炊始めたけど全く節約にならない」 というのが書かれていた。自炊を始めたきっかけは 健康のためらしい。健康のためなら節約ならなくてもい いんじゃないか?とか思う。
まぁ自炊をする理由は様々だろう。私も長年自炊をしている。 私の場合料理が好きというのもあるし,好きなものを好きな 味付けで食べたいというのもある。外食の量が自分に合わな いとうのもあるし,長年自炊をやっているとむしろ外食の方 が面倒と思うこともある。あまり安くあげるためと思ったこ とはない。
似た様な記事を以前読んだ時に,結局自炊はガス代電気代, 調味料,食器まで含めるとそんなに安く上がらないんではな いか?と思ったこともあるが,いやいやそうでもないと思う こともある。外食で何を食べるかにもよるのだけど,ファー ストフードや牛丼などを食べていたら,そっちの方が安いだ ろう。ただこれだけで過ごすと身体を壊すだろう。定食屋と かだともう少し高いだろうし,さらにレストランや居酒屋で 夕食をとるともっとかかる。加えてビールとかを頼むと一食 2,000円を超えたりするだろうから,そうなると自炊で缶ビー ル飲んだ方が安いってこともあり得る。
自分の場合,歳をとって食べる量が減ってきて,定食屋の食 事は多いと思う様になったが,残すと悪いと思って,つい食 べ過ぎる。あとやっぱり外食は味付けが濃い。居酒屋でちび ちび頼んで食べることもやるけど,これは結構高くなる。
あと食材が多いとか書いてあるけど,毎回一食のために作る のではなく,一回で作ったおかずを2〜3食分にして,毎回 一つおかずを作れば,一食で三種類おかずがあることになる。
昔は朝ごはんは味噌汁を作り,昼は外食,夜はつまみを作っ て飲んでってやっていたのだけど,今は,朝味噌汁を作り, 朝食と夕食で食べる,昼の弁当を作るけど,おかずは前の晩 のおかず,夜は朝の味噌汁と,おかずを新たに作り翌日のお かずにする。残っていたおかずは少しだけ朝食べたりもする。 ご飯は朝3食分炊くみたいな感じで回している。練り物,豆 腐,納豆みたいのは適宜混ぜている。実は味噌汁に相当野菜 を入れていて,野菜は主にそこからとっていたりする。
まぁそんな感じか。家計簿とか見ると,意外に安く上がって いたりして,安くあげるためではないと思いつつ,それなり に経済的には思ってるけど,時々ちょっと高めの塩とか油と かを買うと,結構出費がかさむ。まぁいいけど。
まぁということで,不満はないのだけど,自炊ばかりだと他 の人と話す機会が減るので,少しは外食しようと思ってるし, 食べたことな料理を食べてみたいという欲求もある。ただ, 今はコロナで,あまり行けてない。
それとちょっと最近また外食について戸惑うことが増えてき た。まぁこの辺の話はまた後日にでも。

10/18(宗教)
旧統一教会の聞き込み調査みたいのは入るらしい。場合よっ ては宗教法人を取り消すという話も出ている。詳しい話は知 らないが,旧統一教会絡みで被害を受けた人が多くいて,ト ラブルを起こしているらしい。なので調査が入るのはいいの かもしれないが,特定の団体の話ではなく,宗教団体に対す る進め方として,これでいいんだろうか?という疑問が残る。
実際,国による宗教の弾圧にあたる可能性があるから,法律 に従い行うと言っている様に,結構デリケートな問題だと思 う。そういうデリケートな問題にも関わらず,野党の追及や 世間の空気で動いている様に思えて,ちょっと大丈夫かなと 思う次第である。
ちょっと前に国葬に反対していた人は,当初は国が国民に信 仰を押し付けると問題にしていたのに,今回の国が宗教団体 を取り締まるという行為には反対しないのだろうか?と不思 議に思う。
今回適用される団体への聞き取りは,オウムの後に整備され た法律に伴う様だが,オウムが起こした反社会的行為と,旧 統一教会が起こしているトラブルは質が違う。ということは, 今後別の宗教団体も全然違う問題で,そういう調査が入った りすることもあり得るということだろう。
と以上は反対をしてるわけではなく懸念である。
もう一つ懸念なのは,何度か書いたが結局のところ安倍氏が 殺されたことでこういう風になったわけで,殺された「おか げ」になってないだろうか?ということ。悪質な団体への取 り締まりは行うべきことなのかもしれないが,きっかけがこ れでよかったんだろうか?というのがずっと気にかかってい る。今後,似た様なことをする人が出てこないかと懸念する。
まぁ旧統一教会がこれだけ槍玉に挙げられてるのは信者の家 族とのトラブルってだけじゃなくて,政治家との結びつきが 強かったからってことなんだろうけど。今やってることが後 世黒歴史として語られないか少し心配である。

10/17(NHKスペシャル)
今回からNHKスペシャルで は新・幕末史 グローバル・ヒストリー というシリーズで何回かやるらしいが,初回は「第1集 幕府vs列強 全面戦争の危機」というもので面白かった。
これまで幕末・明治維新は日本の内戦で,幕府とか薩長とか の勢力争いの様に描かれていて,海外の話は社会背景の様に 受け取っていたが,今回の話はイギリスがかなり積極的に関 与していたという話だった。タイトルの全面戦争というのは イギリスが日本と戦争をすることを検討していたというもの であった。
イギリスが日本に関与するきっかけとしては,まずはイギリ スとロシアがクリミア半島あたりで戦争をしていたが,東か らの南下ということで,対馬に基地を作ろうとした。日本の 幕府は追い出そうとするも居座り続けたが,ロシアと対立し ているイギリスが協力して追い返す。しかしイギリスはロシ アとの勢力争いの中で日本を味方につけようとし,いうこと を聞かなければ,力で支配しようとしていたみたいなことだっ たらしい。その後の倒幕の戦いの中でも,イギリスが圧力を かけ結果として幕府に不利になったみたいな話があった。
これまでの幕末論は幕府と薩長の戦いの中で海外の兵器を利 用したという感じであったが,むしろ積極的にイギリスなど が工作をしていたという視点であった。
続きが楽しみである。
ところで,イギリスとロシアがクリミアで戦いっていたとい う話は,今回の話では瑣末な前置きの様に思ったけど,多分 今の社会情勢から,わざわざこの地名を出したんだろうなぁ と思った。先日ゼレンスキー大統領が日本の北方領土のこと について言及していたが,いろいろと物騒なことを想像して しまった。

10/16(店休日)
地方に住むようになって思うようになったのは,地元のお店 には日曜店休の店が結構多いことだ。関東にいる頃は土日し かお店に行けないことが多かったが,あまり休みだった印象 がない。
もっともこれは,昔と今の違いかもしれない。コロ ナでお店にくる客が減ったとかオンラインショップが増えて, やっぱり来店する客が減って日曜を閉めるようになったのか もしれないので,関東の方でも今は日曜は閉まってる店が増 えてるかもしれない。それと関東の時は割と街中というか, 駅の近くの中心街に住んでいたので,そとから休日に客が集 まってくるような場所なので日曜に閉まってる店が少なく, 今の住まいは地元の商店街だから日曜は客があまり来ないっ てことなのかもしれない。
まぁ休みはしっかり休むのはいいことだと思うけど,日曜に 休むのは働いている人をターゲットのしてないとか,業務用 の商売をしてるのかなとか思ったりする。若い人はネットで 買ったりとかするから,地元の年寄りだと平日だけでもいいっ てことなのかなぁ。

10/15(ブレンストーミングとディベート)
最近は教育現場でブレンストーミングやディベートなどの手 法を取り入れているところもあるようで,それっぽいことを やったことがあるという学生をみることがある。 そうなんだけど,どうも見てみると,今の学生はあまり議論 をした経験がないなと思ったりする。
ブレンストーミングとディベートはやり方が全然異なり,前 者は意見を出すために,相手の意見に否定的なツッコミをす ることはしない。一方でディベートは相手を打ち負かすため の議論をするものである。議論をした経験がないなと思うは, こちらが質問をすると,想定してないのか答えられない人が 多い。深掘りすればするほど答えられない人が多い。プレゼ ンは授業でよくやるからかプレゼン慣れをしてる若者は多分 中学や高校でもそれなりにいるんだと思うけど,やっぱり発 表後の質問のやりとりで詰まってしまう。
まぁ私も昔は大学になってもそうだったので,高い要求をし すぎと思わないんでもないだけど,グループディスカッショ ンのとかも様子を見ていても,喧々諤々で議論をすることは 結構稀で,リーダーシップをとってる人を中心に予定調和的 にワークをすることをよくみる。
大人の世界でもシャンシャンの会議が多いので,そういうも のかもしれないけど,大人の世界のシャンシャン会議はその 前にすり合わせをやってるからなぁ。
自分も歳をとって面倒な議論はあまりやらなくなっているが, 若いころは議論好きだった。大学の時なんて日常的に友達と 議論をしていたし,高校の時でも徹夜で議論をした経験があ る。深い議論ができていたとは思ってないが,想定外の質問 になんとか答えようとする経験はあったように思う。
まぁ若い時の議論は喧嘩になることもあって,議論と喧嘩は 別だと思えるようになったのは,もっと上になってからだけ ど,大人でも意見を否定されると人格を否定されたと勘違い する人がいないわけでもない。
別に議論をしてほしいと思うわけでもないのだけど,プレゼ ンの内容を掘り下げた質問をすると,そんなこと考えたこと もないという顔をよくされるので,他の人から突っ込まれる ことを考えてなかったのか?とか自分自身で,自分がやって る内容を深く考えてないのかとか思ったりもする。自問自答 でもそう言うことができていれば,まだなにか出てくるんで はないか?とか思った。
良くも悪くも今の若い人は,他人との衝突を避けようとする。 そのこと自体はいいのけど,結果的に物事を多面的にみると か深く掘り下げることをあらかじめしておくということがで きてないのでは?と思った。

10/14(AIによる生成)
「グーグル、短い「音」から続きを生成 するオーディオAI」だそうだ。ログインしないで読 める範囲しかみていないので,なんとも言えないのだけ ど,ちょっと前にイラストを生成するAIが話題になって いたので,それを思い出した。
あちらの方はずいぶん話題なっていて,イラストを描く人が 絶望したりしてるんだけど,詳しい技術的な解説を見たこと がない。専門家による解説もないというのは,論文や特許も 出てないってことではないだろうか?。故にその性能や限界 がはっきりしない。いろいろ想像することもあるんだけど, 素人なのでやめておく。
それより音の方は専門なので,少し書いてみる。記事は途中 から読めてないので,よくわからないし勘違いもあるかもし れないが,想像してみる。音の続きを生成するというが,そ の「音」が楽器の音なのか,音楽そのものなのか,声なのか, 音声なのかが気になる。極端な話,ピアノの「ド」の音から 続きを生成しようとしたら,「ド」の音をもう一度出す方が もっともらしい。でもそれだと面白くないので,話題になら ないだろう。曲のフレーズでも,やっぱり繰り返すのが一番 もっともらしい。ドじゃないにしてもピアノなら他の音階の ピアノの音を出すのがもっともらしいだろう。いろんな音階 をずっと続けたら,それ単に曲を生成してるだけである。曲 の場合,同じ音を違う音程で繰り返すだけだと曲にならない, 曲はいろんな楽器が入れ替わり立ち替わり入るので音色が変 化していく。
正直,音は通常は,普通はそういう当たり前の繰り返しだと 面白いものが作れない。想像から外れたものを出すから音楽 になる。もちろん音楽家自身が自らのパターンからフレーズ を生成してるように,AIにパターンを持たせて出すことは可 能だろう。しかしそれはあくまでも持ってるパターンから出 してるだけであるので,バリエーションには限界があるだろ う。
AIというと最適なものを見つけるという印象があるが,音楽 や芸術は最適じゃないものを出す必要がある。むしろランダ ムに出した方が,それっぽくなるように思う。あと,人間は 自ら学習してバリエーションを増やしていく。AIも教師なし といって外部から新しい情報を得なくても学習していくアル ゴリズムがある。まぁでも人間は教師あり,教師なしという 簡単なものでもないだろう。
まぁそういう意味で,よくわからないものの,技術の中身ま で公開されてないってことは,その制約条件もはっきりしな い,というかむしろあるんじゃないか?という気がする。

10/13(北斗の拳)
先週 のアナザーストーリーは「北斗の拳」 の誕生秘話だった。
北斗の拳は高校から予備校時代にかなり熱中した漫画で,今 でも好きである。今回の番組は漫画の原哲夫,原作の武論尊, 編集者の堀江信彦の関わりを描いたものだった。
具体的には初めて聞いた話だけど,大体の想像通りだった。 ある意味少年ジャンプの方法論が綺麗に成功してる事例とい う感じだった。
興味深かったのはデビュー前の原哲夫の絵とかが具体的に示 されて,画力はあるけどストーリはかけないところがきちん と説明されていたところだった。北斗の拳の連載の前に,読 み切りの北斗の拳が原哲夫名義で描かれているのは私は知っ ていたし,他に鉄のドンキホーテとかの漫画も描いていたの で,私は北斗の拳はもともと原哲夫が考えていた漫画だった が,ストーリやシナリオを作るのが大変だから武論尊に任せ たと思っていたのだけど,オリジナルの北斗の拳も,編集者 と共同で作り上げていったという感じだったようで,思った 以上に原哲夫は絵の人なんだなぁと思った。
武論尊の話はちょっと薄めだった。ここも意外だったのが, 武論尊は北斗の拳の前にドーベルマン刑事で名前を知られて いたし,すでに別名の史村翔での作品もヒットがあったので すでに売れっ子だと思っていたのだけど,番組では,次の仕 事を探しているというような感じで,そうだったの?と思っ た。
編集者が思った以上に関与して,作品を作っていて,何もわ からない新人漫画家をジャンプが育てていることがよくわか る。おそらく他のジャンプ作品もこういう風に育てられた漫 画家がたくさんいるはずである。一方で巨匠の漫画家だと編 集は原稿を取りに行くだけみたいになっているケースもある はずで,編集の仕事というのは不思議なものだなと思った。
オリジナルの北斗の拳は原哲夫がブルースリーを描きたくて 描いたというのは,明確だけど,武論尊が話を作る上で,年 齢をもっと上にあげて,銃とか現代兵器を省くために近未来 にして,マッドマックスのような世界観にしたという話は知 らなかったので面白かった。
他にも色々面白い話が聞けた。また漫画読みたいなぁと思っ た。

10/12(時事雑感)
ちょっとリンクは貼らないけど,コロナのいろいろが緩和さ れて海外から観光客が来やすくなるとか,国が外でのマスク はしなくていいとわざわざいうとかいろいろあるのだけど…。
感染者はピークからは減ってるけど,以前だとまた「波」と 言ってるくらい新規感染者も死者も出てる気がするんだけど。 もう,これが日常でOK?ってことだろうか?。そもそも今感 染者が減ってるのは決してワクチンを打ったからではないで すよね?タイミング的に。ってことは結局みんなかかったか ら集団免疫ができたってことなんだろうか?。今回の減少は, ワクチンでも自粛でもないのでそれくらいしか思いつかない。
もっともピークの頃の感染者数をみると,そのうち国民の数 割がかかるなぁという感じではあったのだけど。
もう一つ別の話題。
マイナンバーカードを健康保険証にするという件。紙の保険 証を廃止するとか言ってるけど,健康保険証は健康保険組合 が発行してるはずなんだけど,つまり保険証自体がなくなるっ てことにならないか?。健康保険組合は名簿だけを管理して, マイナンバーに紐づけるってことなんだろうか?。保険の方 も番号があるんだけど。
なんかマイナンバーカードを普及させるためになりふり構っ てないなぁとか思った。

10/11(フリーウェア)
最近,プログラムをするのにpythonを使っている。今の流行 りだから,他にも使ってる人は多いだろう。プロというか業 務用に使ってるところも多いと思う。
ところで,Pythonはフリーウェアである。ただだから導入障 壁が低い,試しに使ってみるというのが直ぐにできるんだけ ど,フリーウェアゆえの苦労も多い。とかいう話は,もうあ ちこちで言われている話だろうけど。
pythonの場合,特に思うのが,とにかくpythonそのものじゃ なくてライブラリが大量にあって,それがそれぞれで山のよ うにバージョンがあること。それで各ライブラリがそれぞれ のバージョンと密接に関連してる場合があって,つまり合わ ないと動かないということだ。
インストールする時にチェックをしてくれることになって いるけど,それでもうまくいかないことが多い。また, LinuxでもWindowsでもMacでも動くのはいいんだけど,動か ない原因がそれぞれ違ったりするので,原因がわからない。
とにかく困るのは,これだったら確実に動くというパッケー ジがないことである。一応いくつかディストリビューターは あるんだけど,そこのを使ってもうまくいかないことが多い。
私の場合以前はMATLABを使っていた。あれは一社がだしてい る。フリーのライブラリがあったりするが,どうもメーカの 方でコントロールしているような感じがあったし,大体はメー カがリリースしているライブラリでことが済んだ。他に Visual Studioも使っていたが,あれもマイクロソフトが出 していて,特殊なハードとかを使わなければ外部のライブラ リとか使わなかった。まぁそんな多彩なことはしてないのだ けど。
まぁフリーというとその昔gccとかも使っていて,それは逆 に今のpython以上に大変ではあったのだけど。昔はソースか らmakeしてinstallしていたが,今はバイナリでパッケージ 化されたものを入れることが多い。だから,楽といえば楽だ けど,その分,整合性が問題になりやすい気もする。ソフト が巨大になったから仕方ないのだろう。
昔仕事をしてる時に,新しいソフトを入れるだけで,何日も 試行錯誤することがあった。感覚からすると道具を揃えるだ けなのに,なんでこんなに時間取られるんだろうとゲンナリ するんだけど,仕方ない。おそらく業務とかでフリーウェア を使ってるところも,導入作業に多大な時間を使ってるだろ うなぁと思う。
昔はソフトはCDとかで供給されていたので,着実に動くバー ジョンというのがあったのだけど,今はネットからのインス トールになってしまい,以前と同じものを入れようとしても できなかったりする。まぁ今はOSも古いものを使うと,セキュ リティ上問題といわれるので,確実に動く枯れたシステムを いつまでも使うのってできないケースが多いんだけど。
ということで,疲れるなぁと思うわけである。

10/10(気候)
急に寒くなった。先週くらいまで30度を超える日があったは ずだけど,もう夜は20度をきっていて,昼間も25度程度。部 屋の気温が「快適」のマークをつけている。この辺の気温は 春は暑く,秋葉寒く感じる。体が慣れてるからだなぁという のと,変化してる途中だからだと思う。
気持ちいいのだけど,もう直ぐにもっと下がって,寒いと思 うのだろうなぁ。

10/9(大人)
「完全自殺マニュアル」書いた男が掴み取っ た天職「完全自殺マニュアル」書いた男が掴み取った天 職という記事を読んだ。 率直に鶴見済さんって今こんなことやってるんだ,と思った。
鶴見さんは記事タイトルにあるように「完全自殺マニュアル」 という本で有名な人で,私は最初の4冊くらいは読んだと思 う。記事にあるように自殺の仕方を書いて問題図書指定を受 けたりもしたのだけど,自殺を進めてるわけではなく,いざ となったらいつでも死ねるということを知っているとお守り になるというようなつもりで書かれた本である。
この人の人生は私は知らないのだけど,まぁ子供の頃家庭で 苦労したようである。親が厳しいというのは,まぁそういう 家も昔は多かっただろうと思うんだけど,兄が親も含めて監 禁したというのはちょっと家庭崩壊としてはひどいなと思っ た。不安障害になったらしいが,東大に入ったんだから頭は 良かったんだろうなぁと思う。よく子供の頃苦労しましたみ たいな人で成功した人の話を読むと大抵高学歴で,やっぱり 地頭はいいんじゃないかと思うと,すこしだけ,能力の世界 なんだよなぁと思う。
話が逸れたが,いろいろ苦労されて最初の本を書いたらしい。 自殺マニアルからしてアンダーグラウンドの世界のヤバイ系 の本だったのだけど,実際に薬物所持で逮捕され,そのあと にも書いた本を読んだ。
結構印象深かったのは,最後は外で体を動かすことを勧めて いたことだ。家にこもっていると妄想しておかしくなるのが, 外に出て体を動かすことで,世界観が現実味を持ち正常にな るというようなことが書かれていて,健全な方向に行ったの だなぁと思っていた。まぁ良かったのではないか?と思った が,その後の出版物は読んでないし,実際そんなに出てない ようである。
で,今は地道に活動して,人々の生きづらさ見たいのをなん とかするような試みをやっていると知り,そういう人生にな るのか,と思った。
若い頃に悩んで,いろんな妄想をして,法律違反もして,で も最終的には地に足がついたようなところに落ち着き,悩ん でいる人を救うようなことをやっているというのは,人生っ てそういうもんだよなぁ大人になるってそういうもんだよなぁ と思った。まぁいいのではないだろうか。

10/8(疲労)
先日のヒューマニエンスは「疲労」の話だった。動物は疲れ たら休むけど,人間はそもそも自分の疲労を正しく認識でき ないみたいな話をしていたと思う。それは前頭葉が発達して いて,体の疲労があっても,やる気があったり楽しかったり すると体の疲労に気づかない。だから人間は過労死するとい うような話だった。ちなみに過労死は英語でも「karoshi」 らしい。日本人は特に疲労に気づかないのかもしれない。
さて,最近,夜酒を飲むと,寝てしまう。酔いつぶれるわけ ではない。最近は夜飲む時は一杯程度しか飲まない。でも飲 んで1時間もしないうちに寝てしまう。以前は飲んで酔って 寝ることはあったが,今は酔うという感覚を感じないまま寝 る。
さらにちなみに,以前はお酒を飲むと目がさえることが多かっ た。人と飲むとよく喋るようになるし,酒を飲んで仕事が進 むこともあった。
歳をとって弱くなったのか?というと酔うわけでもないので, どうなんだろうと思っていたが,最初の話を聞いて,最近は, 実はずっと寝不足で疲れが溜まってるのだけど,気づいてな いのが酒を飲んで前頭葉が麻痺してくると,疲労を無視する のがなくなって眠たくなるのかな?と思った。以前はそうい うのがなかったから前頭葉が麻痺するとむしろタガが外れた 感じがしていた。
ということで,ちょっと疲れが溜まってるとしたらまずいな と思った。

10/7(アカデミア)
数日前日本の研究力が落ちてるというニュースを見た。もう だいぶ前から言われてるが,今回は,論文の被引用数のラン キングが下がったみたいな話だったと思う。
日本の研究力が下がったのは,大学での研究者の任用が任期 制になり,短期に成果を上げる必要があり腰を据えてゆっく り研究できないからみたいな話をやっていたように思う。
これはだいぶ前から言われている。実は年配の教員は任期が ない任用をされているが,若い研究者は最初は三年とか五年 の任期で採用され,そのあとは保障されてない。なんのでそ の間に成果を出し次の職場を探す必要があり,長期的な研究 をすることはできない。それが研究力を落としていると。
これはそうだなぁと思う。昔は任期がなく一旦大学に就職で きると,クビになることなくずっと研究して上が辞めると昇 進するという感じだったのだろう。成果を出すことにこだわ らずじっくりと研究ができたと思う。
しかし,これだと,ろくに研究をせずに大学に居座る人が当 然出てくる。そこで,研究者に競争原理を導入し,任期制に し成果によって採用することになった。普通の会社だと,成 果主義はあるが,クビにすることははない。昇進やボーナス に評価は反映されるが,大学の場合は採用自体に影響が出る ようになってる。
これは何故なんだろう?。一つは競争原理が研究者だけじゃ なくて,大学間にも出てきて,大学予算自体が変動するので, ずっと同じ人数を雇用できないからではないだろうか。もう 一つは,会社のように上司が部下を評価するようになってな いからだろう。研究の評価は難しいことと,研究者の上司は 研究者だけど,人事の訓練を受けてないので,評価が難しい のだと思う。
大学の中の人を見てると,やっぱり研究をせずにずっと居座っ ている人は結構いる。通常の会社だと仕事をやらないと,解 雇されるのは稀だが,給料が上がらないのと,さらに続くと 異動させられるだろう。でも大学の場合異動はない。例えば 教員から事務員に異動ということはないだろう。だからといっ てクビにもしにくいので,最初から任期付きで採用するのか もしれない。
しかし,前述のように研究者の評価は難しい。企業の場合成 果主義でも複数の尺度で評価をするが,研究の場合は難しい ので,論文数という尺度になりがちである。研究の成果の出 し方はいろいろあるが,査読つき論文を出すのは結構大変で 時間がかかる。確かに一番ちゃんとした成果と言えるのだけ ど,それを短期で出そうとすると,やはり研究の中身よりも 論文を出すための研究になってしまう気がする。
大学での競争原理は,仕事をしない研究者を排除したい,研 究をさせたいという思いから導入したのかもしれないが,逆 に研究をちゃんとしたい人にも負担になっている。よくある ことではあるが,できない人をなんとかしようとして,でき る人の足を引っ張ってしまうという悪平等になってしまって る気がする。
まぁそうなんだけど,研究をしない教員がいるのも事実なの で,それを含み損として容認するか,なんとかしようとする のかは,決めなくてはいけないのだろうなぁと思う。

10/6(努力)
『ウゴウゴルーガ』の放送作家としてデ ビューするまでの嘘のようなホントの話。というの を読んだ。放送作家をするための勉強をしたわけでもない, 誰かの弟子になったりツテがあったわけもない当時フリーター だった若者が,昔の深夜の番組ウゴウゴルーガの放送作家に なるまでの経緯である。
確実な方法ではなく運が良かった,という部分も結構あると は思うけど,この人は運を掴むために相当の努力をしてるなぁ と思った。番組の企画書を毎週新規に書き,テレビ局に送るっ ていうのを半年くらい続けている。何本企画書を書いたのだ ろうと思う。
この人は運を掴み寄せるために,努力をしてるが,それは通 常のルートではなく,別のやり方でやったからだろう。ツテ があったり,誰かの弟子になっていたら,もっと少ない努力 でなれるのかもしれない。
どんな人でも意外なチャンスはあるものだと思うが,やはり それだけの努力が必要である。この人はもともと放送作家に なるための勉強はしてなかったんだろうけど,もともと本を たくさん読んでいたってことと,あとはやはり半年間企画書 を書き続けたことで鍛えられたということもあるんだと思う。 夢を持つのは大事だけど,掴むにいはそれなりの努力が必要 だということ感じる文章だった。

10/5(田舎で静養)
新しく始まった朝ドラ。まだ3話までしかあってないので, 突っ込むわけにはいかないののだけど,とりあえず両親がま ともそうな人で安心できる(苦笑)。
で,主人公が病弱ですぐに熱を出して寝込んでしまう。前作 で,ずっとそんな感じで大人になったのだけど,霊的な力で 元気になったケースがあったので,ちょっと嫌な予感がする。 まぁ子供が小さい頃熱を出しやすいというのはママあるんだ けど,
で,ありがちな話だけど,主人公は田舎でゆっくりしたほう がいいということで,大阪から長崎の五島に行くことになっ た。母親の実家だけど,母親は実家を過去に飛び出していた らしく,主人公は初めて行く場所である。
ここで,ちょっと引っかかった。田舎で静養っていうのはあ りがちだけど,本当にそれっていいことなんだろうか?。主 人公がなんの病気ですぐに熱を出すのかは明に語られてない。 原因不明だとすると,検査機関が充実している都会の方がよ くないだろうか?という気もする。喘息とかアレルギーなら, 田舎で自然に触れた方がいいとは思うが,そういう描写はな い。
そもそも都会が体に悪いというのは,数十年前の光化学スモッ グとかが出ていた頃ならともかく,今は,そんなに悪いのか?と 思う。いや,確かに,車は多いし排気ガスはそれなりに出て るとは思うけど。
大人は田舎に行くとストレスが軽減するというのはある。で もそれは田舎がいいという思いがあるからで,そういうのが ない子供の場合意味があるんだろうか?。また子供の頃に田 舎で育った大人は田舎に行く懐かしいとかあるだろうが,田 舎に行ったことがない子供からすると,怖いところに行くと いう感覚もあるだろう。むしろストレスではないか?という 気がした。
と書くのは,私がこの歳で子供を連れて,関東から田舎に引っ 越す時に,やっぱり子供自身のストレスと,あと私とか子供 の病院のこととかが気になったから。調子がわるい子供を慣 れない土地で育てる方がリスクじゃないかなぁと思った次第 である。
まぁドラマの主人公は家が工場で工場と同じ建物に住んでる のであれば,確かに住環境があまり良くないというのはある のかもしれないけど。

10/4(懸垂)
懸垂のできる公園リストというのが あった。こういうの欲しかったと思った。
このページは誰か個人がやってるようで,作った人のプロ フィールとかがないの全国のものを集めているが,そういう 意味では集めきれてないが,それでも私的には非常にワクワ クした。
私は週に何度かジョギングをしてるが,最後に鉄棒などにぶ ら下がることをしている。しかしやってみるとわかるが,実 はぶら下がる場所を探すのは大変である。子供の頃は学校や 公園の鉄棒などでよかったのだけど,大人になると足がつい てしまう。雲底などでなんとかなる場合もあるが,雲底が低 いとやっぱり足がつく。
ぶら下がりをするのは,これをするようになってギッツリ腰 にならなくなったから。以前は年に一回くらいギッツリ腰に なっていたが,ぶら下がるようになってならなくなった。そ れでも疲れがたまると,腰のあたりが妙んずれた感じがして 不安になり,そういう時はぶら下がると治る。ぶら下がりは 斜めだとまずいので,結構下がるところを探すの大変で,公 園とかをよくみるのだけど,やっぱり大人がぶら下がれる遊 具はあまり見かけない。
逆に最近は大人向けにぶら下がりや柔軟運動をするための遊 具もあるが,まだまだ少ない。
で,こういうページがあると嬉しいわけ。
今住んでいるところは,引っ越し手間もないので,あまり知 らない。それでも近所にあったのでちょっと嬉しかった。以 前住んでいた横須賀は,このリストだと2件しか載ってない が,私の記憶だと北久里浜の根岸公園と,横須賀中央の中央 公園にあったと思う。ただ三年前なので,今もあるかはわか らないし,写真もないので,ちょっとお知らせはできないか な。だれか見てきてほしいものだけど。
懸垂とぶら下がりはちょっと違って,武蔵野中央公園には, 懸垂はできないけど大人がぶら下がれるようなものはあった と思う。
このページどういう趣旨で作られたかわからないのだけど, 面白いなと思った。

10/3(朝ドラ)
NHKの新しい朝ドラが始まった。それはいいとして,先週お わった「ちむどんどん」はなかなか歴史に残る怪作だったのでは ないだろうか?。
そういえば,私はこれまで何度か朝ドラについて言及してい たが,この作品はちょっと少なめだった気がする。というの は,途中で呆れたからだろうか。
朝ドラにはこれまで何本か,なんじゃこれは?みたいな作品 があるのだけど,終わり方がひどいとか,ずっと辛い話が続 いてきついとか,ネタが滑って面白くないとかそう言うのが 多かったが,今回のは,ストーリが行き当たりばったりすぎ る,主要キャラが誰も好きになれないという点がすごかった。
なんでこうなったんだろう?と言っても制作の現場を知らな いからなんとも言えないのだけど,脚本の人が一人でストー リを作ってるわけでもないだろう。セットやロケの予定も組 むだろうから,主要スタッフが集まって大まかな話の骨子と か展開を決めてるはずである。
今回だと,沖縄の山原で,貧しい一家で育ち,子供の頃に父 親を亡くし,高校を出て東京に出てレストランで働くとか, 子供の頃に知り合った東京の男の子と結婚するとか,最終的 に沖縄に戻って料理店を開くとか,兄弟は…,など。 大まかに作った骨子に無理がないようにエピソードやセリフ を作っていくのが,脚本とかの仕事だと思うんだけど,なん か脚本家が骨子(プロット)に納得していないんじゃないか?と いうくらい,ただエピソードを無理やり繋げたような流れだっ た。
ストーリが無理やり展開していくので,キャラの行動も勝手 な思いつきで動いているように見えて,結果,登場人物がみ んな自分勝手に動いてるように見えた。朝ドラは子供の頃か ら出演者が成長するドラマなので,大体は未熟で自分勝手な 時期もあるのだけど,成長するし,終わってみれば,これで よかったんでは?と思うことも多いんだけど,このドラマに 関しては,最後までそういうのがなかった。
最近の朝ドラは地方色を出していて,主人公たちをどこかの 地方に結びつけているケースが多いが,今回のドラマが沖縄 の人のイメージにならないかちょっと不安である。

10/2(地頭)
人の頭よさって生まれつきなのかどうか?というのはよくわ からない。昔から子供の知能指数や天才児みたいな話がある から,生まれつき頭がいい人っていうのはいるのかもしれな い。
一方で,大人になって成功している人の中に,頭の良さ を感じることはよくある。ただ,そのタイプは様々で,例え ば学者として成功してる人と,会社の経営者やサラリーマン として成功している人から感じる頭の良さは結構違う。私は 大企業でサラリーマンをしていた経験があるが,そこで成功 しているような人にはほとんどの場合頭がいいと感じていた が,それは記憶力の良さや,理解のスピードなどである。一 方研究者は必ずしも理解のスピードが早いとは限らないが, 深くその分野のことはよく知っている。もしくは発想が豊か である。
この辺は生まれつきなのかどうかわからないが,頭の良さに も色々あることから,そんなに単純に頭の良さは測れないだ ろうという気もする。
私自身は,そういう社会に適合した頭の良さは,元々の頭の 良さと言うよりは,教育の受け方や,子供の頃にどのように 頭を使ったかの方の影響が大きいんじゃないだろうか?とい う気もしている。文系とか理系とかそういうのも,元々得意 不得意があるかもしれないが,どちらかに興味を持って,そ ればかりやってる中で,よりその知識が増えさらに好きになっ ていくという循環でだんだんと特徴が出てくるんではないだ ろうか?と思う。
子供は成長とともに頭もよくなると言うか成長するので,小 さい頃の知能指数みたいので,その後の社会で役に立つ頭の 良さが測れるんだろうか?という気がしないでもない。もち ろん,同じような学習をして,身に付くスピードが違うと言 うのは多分にあるが,頭が良くても学習機会がなければ,発 達しないのではないか?という気もする。
なので,子供の頃の学習はとても大事なんだけど,ここいう 学習は単純に学校の勉強をすればいいとか,宿題をすればい いという話ではなく,その他の様々な知識も含めて,積み重 なっていくものだろう。またやらなくていけないという義務 感でやるよりも,自分でやりたくてやる勉強の方がはるかに 身に付く。これは,その勉強をすることにより,なにか喜び を得られるような仕掛けを大人が作ってあげないと,なかな か難しいのではないかと言う気もする。子供はほっておいて もいろんなことに興味を持ち,自分で学習をするものだが, できれば有用なものにその興味を向けるといいのだと思うが, まぁそれは大人が勝手に思うことである。
そういうことを考えていると,勉強ができない子は,頭が悪 いわけではなく,単に,子供の頃の学習の仕方や,興味を持 つ対象が,勉強の役に立つものではなかっただけでは?とい う気がする。とはいえ,中学高校となってくると,そういう のは積み重なっていくので,あとからリカバリできるという ものでもないだろう。そういう意味では小さい頃から,役に 立つことに興味を持って,それに時間を費やしてほしいと思 う。
そんなことを思っていたのだけど,最近,大学生とかでとて も勤勉な子とかを見ていても,ちょっと理解力が弱いかなと 思うようなこともあり,やっぱり同じ時間勉強に費やしても, 差が出るものなのかなぁとか思ったりもしてしまう。
難しい。

10/1(反抗)
私の感覚からすると,最近の若い者はとても従順で社会に対 してあまり反抗をせず,犯罪もしないという印象がある。我々 が若い頃は,若者は反体制的で,やんちゃもするというイメー ジがあったので,ずいぶん変わったものだと思っていた。
それは,日本特有の同調圧力というか,目立つと叩かれると か,そういうを過度に気にする様になったからと思っていた のだけど,ちょっと違うのかなと今日思った。
昨日書いた「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」2010年代 の見ていて,アメリカでリベラルが失望されたことが語られ てきた。その中でトランプの様な資本主義を体現した様な人 が出てきたり,右傾化が進んできたことがあった様だ。もっ ともアメリカの場合,それは分断であって,リベラルもいる し保守もいるということらしい。
その中で今の若者が保守になるのは,ずっと上,もう60歳以 上の人たちだろうが,その辺がヒッピーカルチャーをやって いて,ある意味それに対する反発の様な形になってるかの様 な描き方だった。
そこで,アァそうかと思ったのだけど,結局,日本も今は反 体制なのは,団塊の世代とか高齢層である。そういう人たち はルールも守る意識も薄く結構ずるもよくする。TVとかを見 ていても,高齢者が政府に文句を言ったり,揚げ足をとった りしている。
なので,若い人たちはそういう人たちを見てむしろ右傾化し てるんじゃないか?と思った。結局世代間闘争というか,親 子ゲンカみたいなものだろう。
私は今の若い人たちはルールをよく守り,保守的なので,親 ともあまりぶつからないのか?と思っていた。親子で趣味が 近い人とか,一緒に遊んでいるケースも私が子供の頃に比べ 増えてる気がする。ただ,若ものと接していると,やっぱり 親と激しくぶつかっている家族も結構いる。親子はそもそも そういうものだろうと思うが,我々の頃は,親が保守的だっ たので,子供が反体制的になるが,今は親が反体制的だから 子供が保守的になってるのかもしれない。
大人は若者が保守的になっていると嘆くが,それは自分たち が反体制的だから,そしてそれがいい手本になってないから, と少し思ってもいいんじゃないだろうか?と思った。
まぁ若者と年長者は争うもの,諦めてもいいんだけど。


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