2013年12月の日記&雑感


だらだら書いた日記です。
日記中のURLはメンテしないので,切れてる場合もあります。 あしからず。


12/31(大晦日)
というわけで,今年もありがとうございました。良いお年 を。

12/30(あまちゃん)
今日,NHKが総合TVで10時間かけてあまちゃんの総集編をやっ ていました。総合TVというとNHKの顔なわけで,それを半日占 有するってことはNHKにとって今年を代表する番組はあまちゃ んだったってことでしょう。大河ドラマも総集編をやるようで すが,NHKは年明けに4時間ですから,NHKにとっては今年は朝 ドラのほうが大きかったのがよくわかります。
というわけで,今日はほぼ10時間視聴。10時間でも結構駆け足 だなぁ…と思いましたが,楽しめました。Twitterも盛り上がっ てましたよ。
まさかあまちゃんのためにあさイチまで夕方にもってくるとは 思いませんでしたよ。

12/29(冬休み)
今日は一歩も家から出ず,ごろごろしていた。TVもほとん ど観ず。年末らしいといえばそう。

12/28(学会の権威と人気)
研究者というのはおおよそ自分の成果を「論文」という形 で積み上げていくものです。中には本を書いたり作品を作ると いう分野もあるようですが,ほとんどの場合,大学にしても国 とかカウントするときも論文で成果をカウントします。学術的 な賞もありますが,その賞自体が論文に与えられたりするので, とにかく論文を出さないと研究者は自分の成果をアピールする ことが出来ません。
で,論文はどこにあるのか?というと通常は学会が出す学術誌 に掲載されます。掲載されるにはその学会が審査(査読)をし通 らなければなりません。つまり研究者は学会と関わらずに成果 を出すことが出来ないということになります。
ではその「学会」とは何か?というと学者が任意に集まって作っ たものです。以前医者をやってる友人に医者が三人集まれば学 会を作れる…という冗談を聞いたことがあるのですが,実際は 日本学術会議が「日本学術会議協力学術研究団体」というのを 指定しているので,勝手に学会を名乗っても公認の学会という のには当たらないようです。
とはいえ,学会というのはいろんなものがあります。そして研 究者は成果を出す以上どこかの学会が出す論文誌に論文を投稿 するわけですが,その投稿論文を研究成果として認めるか認め ないか?というのも学会によっては様々で,ですから研究者は 投稿するときにそういうことも考えて学会を選びます。
さて私も研究者の端くれであり,これからも研究を続けていこ うと考えているわけですから,どの学会と重点的に関わるか? ということを悩むわけです。学会の一つの尺度に「会員数」が あります。これは客観値なのでわかりやすいですが,人数が多 い学会ほど,活動は盛んだし,そこに出すと多くの人に認めら れる可能性があります。一方学界の「権威」みたいのもあるよう に思います。これは学会の会員数とも関係があり,会員数が多 いほど権威も高いと思われがちですが,中には会員数が少なく ても権威がある…学会もあるような気がします。これはきわめ て専門性が高かったり歴史が長い学会だと人数が少なくても権 威が高いケースがあるように思います。
そしてもう一つの尺度に「人気」があります。これは会員数と 関係があるのですが,会員数が多い学会の中にも業界人しか話 題にしない学会と,ネットとかで話題になるような学会があり ます。一般とまではいかないまでもこういうネットで話題にな りやすい学会はいろいろと新しい話題を提供するようなことを やっていて,結果的に新しい分野の開拓が出来たり,若い研究 者が集まり実際に会員数が増えたり良い成果が出てくるという 好循環が生まれている場合も多いでしょう。
…とは言え,私としては少し悩むのはこういう新しい話題を振 りまき人気が出ている学会と,歴史があり専門性が高くて権威 がある学会とどちらを重要視すべきか?…ということです。人 気がある学会は書いた様に活動が盛んで,そこで活躍すること は自分にも注目を得る可能性があります。活動の可能性が広が るということです。ただ一方で,こういう学会は研究成果が玉 石混合な場合が多い気がします。あと地味な研究はこういう場 ではかえって目立たなくなることも多いかもしれません。権威 がある学会は,目立たない成果でもその学界的に質が高ければ, おそらく認められます。
日本に学会はたくさんありますが,歴史のある学会はどこも会 員数の減少に悩んでおり,経費もきつくなっている気がします。 そうなると「人気」を得るために,活動方針を変化させていく 学会もそういうのなかに増えていくように思います。
さて,そういうことをちょっと前に考えていたら一昨日くらい に人工知能学会が学会誌の表紙に萌イラストを載 せてきたということを知りました。この表紙女性の掃除ロ ボットというのが気に入らない人がネットで論争してるようで すが,それについてはあまり興味はありません。それよりもあぁ 人工知能学会もこういう方面の人にアピールし始めたのだなぁ… と私は思いました。だいぶ前に情報処理学会が初音ミクを学会 誌の表紙にしたことがあって(そういう内容だったからですが), かってない程,学会誌が売れたそうです。もしかしたらそうい う話知っている人が,学会誌の表紙に萌の要素を取り入れるこ とでそういう効果があることを知っていたのかもしれません。
もちろん人工知能にしても情報処理にしてもロボットとか知識 処理とかを扱うわけで,そういうものを題材とした作品が多い アキバ系の愛好者とは重複する部分が多いはずです。ですから まるで関係ない人にアピールしているわけではなく,より周辺 を広げるという試みなのではないでしょうか。
ただし,人工知能学会の表紙に対しての学会の説明をみればわ かるように新しい人に興味を持ってもらうため明言してます。 ですからやっぱり学会以外の人の注目を集めるためにこういう 表紙を選んだわけです。学会の質を高める手段として専門的な 学術的な質というよりもまず人気を得ることを選んだってこと だろうな…と思いました。
自分が積極的に関わるべき学会は,どっちの方なんだろうなぁ… と思ったわけです。

12/27(冬休み)
今日はお休みをいただいて今日からお休みにさせていただ きました。とはいえ,今年は12月までバタバタしていたので, 今日も慌しいお休み初日でした。

12/26(靖国)
安倍首相が靖国神社を参拝したそうです。あぁまた火種だ なぁ…と思いました。でも年末のこの時期というのは,TVは特 番が既に組まれていて,ニュースの本数も減ってるので,絶妙 な時期だったのかもしれません。特に民放は年末にどんな大き な事件が起きても,休みますからね。2004年の年末に起きたス マトラ島沖地震を民放はほとんど報道しなかったのを見ていて, マスコミの使命感ってこんなものかよ…と思った覚えがありま す。
話がそれました。元々安倍首相や自民党政権を嫌っている人は, ここぞとばかりに首相批判のネタとして使っております。また 中韓に近い人たちも批判しております。今回はアメリカも周辺 諸国との緊張を高めると批判してるそうです。
批判してる人たちは安倍さんが日本の軍拡というか右傾化とい うかそういうもののために靖国を参拝してるかのように言うよ うですが…。私はむしろ以前から逆のことを感じ疑問に思って ます。小泉さんの靖国参拝の時もそうでしたが…。
それはなぜ小泉さんや安倍さんは靖国を参拝しなくてはいけな いのだろう?…ということです。行きたいから行ってるという より,いかなくてはいけないから行っているようにみえます。 だからいつもですが,騒ぎになりにくいタイミングを探っていっ てます。もしくは抜き打ちの様に行きます。参拝することをア ピールするなら,もっと目立つ時期とかあるように思いますが, 今回もこのニュースになりにくい時期に行きました。
安倍さんの思想を問題にする人もいますが,そうでしょうか?。 彼らは政治家です。その行動は何か票につながるから起こすよ うに思います。ですからむしろ安倍さんを支持する人のた めに参拝をしておかなくてはいけない…ってことでノルマとし ていってるんではないでしょうか?。ってことは戦没者の遺族 の会とかなんでしょうか?。
ってことは少なくとも安倍さんの支持者には,首相には靖国を 参拝して欲しい…という人が少なからずいることになります。 どれくらいの支持力があるんだろう…。
政治家は支持者によって議員になったわけですから,その人た ちに約束したやっている可能性も高いのです。 相変わらずですが,そういうことをメディアは伝えません。こ ういうところが怠慢だなぁとも思うわけです。

12/25(徒然)
小ねたを少々… 8歳の少年が兄弟がいじめられているのをサン タに守ってと訴えた件。それを見た親達が動いて改善され たというのはいい話なんだけど,子供がいじめられているのを facebookに書く親と,それシェアする友人ってどうよ…と思っ た。
次。
また 休眠預金活用法案の話。個人的にはしっか り存在を認識してるが,長期間出し入れをしてない預金がある ので,引っかかる。住所変更とか記帳をしていればOKならいい けど,本当に入出金をしないとだめとかいうと面倒だなぁ。
次。
fujiponさんがカラシニコフ銃の設計者につい ていろいろ考えた話。カラシニコフ銃が世界中の紛争で使 われてることにどう思うのだろう?…と書かれてますが,どう なんだろう…。確かに銃は兵器だから人を殺す前提で作られた ものですが,兵器として作られなくても兵器転用された技術っ てたくさんあります。こっちの方が「どう思うだろう」と私は 思います。
あと,確かにカラシニコフはたくさん人を殺したのでしょうが, じゃぁカラシニコフが無かったら紛争は減ったかというと,別 の兵器が使われたかもしれないし,もしくは大国が小国を一方 的に攻めるという構図になっていたかもしれません。
まぁ,いろんな見方が出来ますよね…と思いました。
次。
家でカレーを作る家庭が減ってるとのこと。 理由の考察はともかく確かに2000年以降急激に減ってる。知ら なかったなぁ。カレーは国民食とかTVで良くやってるけど,外 食で食べるのが増えてるってコトでしょうか?確かにカレーの チェーン店は増えてるけど…。
我が家はそれなりに作ってます。作りおきができるし,子供も 喜ぶので楽だけどなぁ。嫁と私で作り方がぜんぜん違うので, それぞれ別の料理として扱ってます。

12/24(因果を理解するということ)
この三連休は自宅でだらだらと過ごしたのですが,もうす ぐ4歳になる長男とTVをみたりもしてました。うちは長男のた めに幾つかの番組を録画していて,時々息子はそれを見たいと いいだすのですが,この日はトランスフォーマーを見ました。
で,うちの息子,TVを見るときに限らず,なんでも「どうして」 という聞く時期で,録画TVを見ていても聞いてきます。録画し てるから何度も見てるだろ…と思うのですが,やっぱり聞いて くる。まぁ内容を知りたいというよりも,「どうして」と聞く と親が何かを返してくるから聞いてくるのでしょう。
でも他の映画ものはともかくトランスフォーマは実は私はちゃ んと見たことないし,内容も子供向けというより少し難しいの か,私自身ボーっと見ていても何をが起きてるのかあまり理解 できてません。なので聞かれても少し鬱陶しく感じました。
というか息子が映画を見てるのを見て見て,まだストーリを追 うとか,物事の因果関係を感じるとかそういう段階ではないの だな,と思いました。ですから「どうして」とは聞いてくるけ ど「どうして」を説明しても「だからこうなった」とたぶん思っ てません。そういえば実際の生活も,怒ったときに理由を説明 するけど,たぶん自分が怒られた理由というか因果関係がある ということをまだ理解してない…感じがします。
では,映画では何を見てるか?というと,たぶんキャラとか乗 り物とかが動いてる様子を見て楽しんでるだけなんだろう なぁ…と思いました。
ただ何度も見てるトイストーリとかトトロとかを見てる様子を 見ると,起きることとその順番はしっかり覚えていたりします。 だから次に何が起きるか…はわかってるみたい。ただし,たぶ んそのシーンのつながりに因果関係を感じているってわけでは ないような気がします。
…というわけで,まだまだ自業自得とかそういうのわからない だろうなぁ。こういう状態で躾けても理解できないような気も するのですが…。まぁ気長にやっていけばそのうち理解するよ うな気もするので…やっぱり言ったほうがいいのかしら?とか 思ってます。

12/23(画工と画家と音楽家)
一月ほど前,NHKだったと思うけど名画の模造品の油絵を村 を挙げて作っている中国の村を取材した番組をみました。とは いっても贋作ではなく,著作権の切れているような古い名画 (モネとか,モナリザとか)を模写して,売っているものでした。 つまり工芸品みたいなものです。
個人的にはあまりそういうものを欲しいと思わないのでそうい う需要があるっていうのが意外だったのですが,木彫りの熊を 買おうという気持ちは理解できるので,そういう物なんだろう か…という気もしました。
その中で興味深かったのが,そういう模造品を書いている絵描 きをその場所では画工と呼んでいるそうです。そして自分の作 品を描いている画家と明確に区別をしているという話でした。 画工の中には画家を目指している人も当然いて,そういう人を 紹介してました。
確かに,名画の模造品描く人はどんなに絵を描く技術があって も芸術家とは呼べません。職人みたいなものでしょう。職人を 画家と呼ばず画工という名で線引きをしてるのは,当然の様に 感じました。
で,思ったのが,音楽家ってそういう線引きってあまりしてな いよなぁ…ということ。音楽化の中にだって自己表現として演 奏をする人,作曲をする人がいてそういう人は芸術家でしょう。 一方で,決められた演奏をきっちりすることを目指している職 人気質の人だっているような気がします。でもそういう人を音 楽家(ミュージシャン)と別の名前で呼んだりはしません。
もちろん一人の人が双方を持っていて線引きが難しいケースも 多いのかもしれません。また決められた演奏をきっちりするこ とだって芸術性が必要だという考え方なのかもしれません。で も,なんとなく芸術家と職人という区別をきっちりしようとい う絵描きの世界よりも,その辺が曖昧な感じがして,少し芸術 に対する考え方が違うのかなぁという気がしました。どうして なんでしょう。

12/22(Xmasパーティ)
自宅というか,家族でクリスマスパーティをやりました。
イブでもないしサンタはまだこないのでプレゼントはまだ無し。 でもケーキは食べました。

12/21(三連休)
実のところを書くと11月の下旬に1歳児であるところの次男 がとある病気で2週間ほど入院してしまった。1歳なので入院し てほっておくわけもいかず,妻がほとんど付きっ切り。とはい えもうすぐ4歳の長男も一人でお留守番できる歳でもないので 困り果てていたら,妻の母が上京してくれた。
私は仕事があるので朝と夕方にちょっと病院によるくらい。妻 は昼間に短時間と,わたしが病院に長くいれる土日は昼から夕 食時くらいまで自宅に戻るような生活を2週間続けました。そ の間長男も熱を出したりして幼稚園を休んだりした。
2週間の入院が終わり,ようやく家族が揃ったと思ったら,こ んどはすぐに長男が嘔吐し胃腸炎。一日もしないうちに次男も 同症状。かかりつけ医に見せて自宅で様子を見ていたが,次男 が引付を起こすような重篤化をみせ,結局また入院となり,よ うやく退院したのが昨日でした。
あっ実は私も胃腸炎うつりましたが,昨日あたり治った。
というわけで,年末年始の準備を何もしておらず,予定は大幅 に狂っております。 というわけでこの週末ようやく何事もなく過ごしております。 なんとかこの休みで回復したい。

12/20(内向的)
発声練習さんが内向的・外交的って話を書 いてました。リンクしてる匿名日記に 内向的であることはなぜ悪なのか?と書かれてるのですが, これって内向的なの?…と私は感じました。
私は自分が極めて内向的だと思ってますが,もしかしたら外見 はそういう風に見えないかもしれません。でも根本的に「人と しての」他人に興味がありません。自分の心の中の動きに興味 があり,外の人間関係にはあまり興味がないのです。興味がな いからうまく行こうがいきまいがあまり気にしません。内向的 だから人と付き合うのが苦手って中途半端じゃないか?という 気がします。
ちなみに「現象として」の他人には興味があるので,人の反応 に興味がないわけではありません。ですから相手にあわせるこ とはできますが,うまくいかなくてもそういうものか…としか 思いません。
社交的かどうか?というのはテクニックなんだと思います。内 向的であろうが外交的であろうが,技術で何とかなるし,その 結果で自分を責めたりしなければ別に怖がる必要なし。大体人 間関係が壊れるのを恐れること自体,内向的なら気にならない のでは?という気がします。

12/19(魔女裁判)
猪瀬都知事が本日辞任しそうです。
前も書きましたが,基本的には東京都の問題なので,都民の皆 様が納得してるのであれば,他県民である私としてはとやかく 言う話でもないように思いますが…まぁその割には全国放送で 騒いでますよね。
とはいえ,今回の騒動,知事がお金を借りた…という事実の発 覚から本日までの流れをはたから見ていて,なにか気持ち悪い ものを感じてました。結局のところ確認されているのは都知事 が5000万のお金を借り,そして結果的に使わずに返したという 事実であり,それが選挙資金だったのか,それとも徳洲会と何 か約束があったのかはあくまでも不明です。いや実際本人も曖 昧だったのかもしれません。
事実に基づかず,ただ疑いを払拭できないから辞めなくてはい けない…っていうのはどうなんでしょう?。疑うほうが証拠を 突きつけているならばわかりますが,証拠もなく感覚的に疑わ しい…という人を納得させることなど無理です。疑うことを前 提に物事を捉えているのですから。
疑えば疑われたほうが,潔白を証明する必要がある…という風 潮は恐ろしいものがあります。こんなこと止めようよ…と言い たいです。
もうひとつ,東京都はオリンピック招聘が決まっているので, これから都知事になる人はいっぱい利権を得られてウハウハで すよね。議員さんも。決まる前は落ちたら失政を責められるリ スクがありましたが,それはもうありません。お金をたくさん 使えていい事づくめです。都知事を引き摺り下ろそう…という のにはそういう思惑が絡んでないか?…という気がして,これ もすっきりしません。まさか今更オリンピック止めるとは言え ないだろうし。開会式で宣言するのは誰なんでしょうね。
まぁオリンピックの賛成反対の気持ちは複雑なものがあります が,基本的には招聘活動は石原前知事と猪瀬知事の功績でしょ う。なんだかなぁ。
民意を問うという意味で再出馬とかしてくれるといいんでしょ うが,そういうことしないでしょうし,なんかメディアがかな り悪いイメージを増幅してきたので,再当選も難しいかなぁ。 でも前回の選挙のときも,猪瀬さん以外あまりめぼしい人がい なかった…っていうのも事実なんですよね。
この日記は夜のニュースを見る前に書いてるので,見るとまた 感想が変わるかもしれませんが,とりあえず第一印象というこ とで。

12/18(保険)
保険と言っても国民健康保険じゃなくて民間の保険の話。
会社で年末調整の計算をしていて,あらためてみるとこんなに 保険を払ってるのか…とか思いました。いや,わかってるんで すが。
特に医療保険。介護保険はいくらかは返ってくるけど,医療保 険はほとんど掛け捨てのものしか入ってません。年末調整って ことでいくらかは返ってくるのですが,それでも結構払ってる よなぁ。
で,掛け捨ての医療保険に入るべきかどうか?って話。最近の 私の感覚では,結局保険って貯金みたいなもんだなぁ…ってこ と。でも元本割れする(苦笑)。私は社会人になって2年目くら いに掛け捨ての医療保険に入りました。で初めて保険料をもらっ たのが,ガンで入院したとき。15年くらい経っていたでしょう か?。結構帰ってきましたが,それまで払った額を払うと,ト ントンか,それ以下か…ってところ。だったら保険に入らず, そのお金を貯金していても良かったんでは?という気がしない でもありません。
まぁでも当時保険に入ったのは,若くて仕事を結構無理してやっ ていたし,いきなり倒れるとかあるかもしれないなぁと思った こと。当時まとまった貯蓄とかなかったことです。まったく保 険が必要にならない人もいるでしょうが,長く生きていれば病 気になる可能性はあるし,歳をとればその確率は上がります。 ですから歳をとって必要になるときに備えてお金を貯めておけ ば,保険に入る必要はない,でも万が一お金がたまる前に必要 になったら…という意味で意味があるわけです。
で,この歳になったら,医療保険でもらえる位の額は,まぁ貯 蓄でもっていたりするわけで,だったらはいる必要も無いなぁ と思ったりします。もっとも私の場合,ガンになったので,新 しい保険には入れないし,ガンが再発すれば間違いなく長期治 療になるので,とりあえず今入ってる保険は継続しておこうと 思ってます。
結論をいうと,若い人でも貯金をする自信がある人,そしてい ざという時は一時金を借りれるような親とかがいる人だったら 掛け捨ての医療保険に入る必要はないんじゃないか?という気 が最近はしてるわけです。
まぁ資金運用のおまけについているような保険の様に返還金が あるものはまた違った計算をしないと損得はわからないとは思 いますが。

12/17(お腹壊した)
たぶん子供たちがかかっていたウィルス性胃腸炎ではない だろうか。朝起きたら体がだるくて食欲が無い。無理やりご飯 を食べたけど残した。吐き気は無かったけど,食べられない。
その後だんだん便が軟くなって最後は液体。熱はほとんど無い。 時々7度超える。寒気がすることもあるけど,そのときだけ, すぐ下がる。咳は少し出る。これは以前から。昨日咳がひどく なったので不思議の思ったのだけど,胃腸炎と相互作用がある んだろうか?。
というわけで,食欲が無いと,お腹がゆるいのと体がだるくて 眠い以外は,さほど困ってない。あっ結構重症か…。今夜で治 るといいんだけど,ウィルス性だとあまいかなぁ。

12/16(八重の桜)
大河ドラマ八重の桜が最終回でした。今年の大河ドラマも 一年間楽しめました。幕末の会津の事情についてはここまで詳 しく学んだことが無かったので,初めて知ることがたくさんあ り勉強になった様に思います。これまでせいぜん白虎隊の話く らいだったからなぁ。
それと新撰組の話はこれまで何度もあったけど,会津の視点か ら詳しく描いたのは無かったので,こういう事情だったのか… 等とやはり驚くことが多かったです。
このドラマ前半は戊辰戦争まで,後半が同志社を中心とした話 だったように思います。総じて書くと,主役は新島八重のはず ですが,実際は山本覚馬だったように思います。とにかく覚馬 のスーパーマンぶりが主人公補正と思えるくらい。西郷どんに まで好かれるくらいですから;-)。ですから特に後半の八重は 何か覚馬の傀儡の様な印象もありました。ちょっと不思議な主 人公像だった気がします。
さて,もう一つ思ったのは,このドラマでは会津で逆賊あつか いされた会津藩士が結構明治になっても活躍していたことが描 かれてます。覚馬や八重はともかく学者として成功した前髪ク ネオ…もとい山川健次郎,鹿鳴館の華と呼ばれた捨松,明治に なり官軍や警官となったもの。政治の中枢に入ったものはいま せんが,それぞれの分野でそれなりに活躍していたように思い ます。
一方明治政府はどこか内輪の会議の様にこじんまりと描かれて おり,結局のところ,薩長の新政府も人材不足であり,その結 果,会津の人たちも優秀な人は活躍する場があったのではない か?という気がしました。
つまるところ,このドラマからわかることは,結局のところ優 秀な人はどういう境遇になっても浮上する目がある…というこ とです。逆に言うと,どんなに出目が良くても,能力が無い人 は浮上できないということかもしれません。なんとなく自分も 社会をみていて優秀な人は何をしても優秀だなぁと思うことも 多く,まぁそういうことかな…という気がしました。
よいことの様に思うけど,人としての才が問われるって厳しさ とも言えます。
余談ですが最終回に出てきた小泉孝太郎。若い時の回想が出て きたのですが,以前からかなりやつれていて違和感がありまし た。これって最終回間際に撮ったのかしら。メイクが変なのか?そ れともこの半年で痩せちゃった?…と少し心配になりました。

12/15(怒らないことと乖離すること)
知人がシェアしていたブログで「 怒らない修行」というのを読みました。お 坊さんが書いている様なので,それなりに考えられた内容かと もおもうのですが。
ここで書かれている怒らない方法は「出来るだけ考えずに時間 を経過させる」ことという風に読めました。自分が浅く読んで いる…という気はするのですが。
これを読んでおもったのは,乖離に似てるってことです。乖離っ ていわゆる精神的なストレスを受けた人が,自分の目の前にお きている辛いことを現実と認識しなくなることです。例えば夢 を見てるような感じで見てしまうとか,思考停止してしまうと か。
乖離 は一般的にあまりよくないことの様に言われます。現実か ら眼を背けるし,現実の問題に対応できなくなるから。よく言 う幼児に対するネグレクトとかも親が乖離を起こしているケー スもあります。だとすると考えないことによって怒らない…っ ていいことなんだろうか?とか真っ先におもったのです。
とはいえ,一般に乖離が悪いことだといわれますが,自分を省 みると,こういうことって良くあるよな…とおもいます。辛い 状況を「早くこの時間過ぎないかなぁ」と思考停止して過ごす こと。また自分におきていることを第三者におきていること… という風に客観視して,辛さを半減させることも良くやります。
ということは乖離って悪いことじゃないのでしょうか?。たぶ ん正解は無いのだろうけど,程度の問題なのかな?という気が してます。要は乖離になる自分を更に客観視できるというか, コントロールできるってことなんだろうなぁ…ということです。 ですから真に対処しなくてはいけないことは乖離しないとか, 感情的に怒っている自分に対しては乖離するとか,そういうこ とを選択的に行えるってことが必要ってことではないでしょう か?。怒ったら無条件に考えなくなるようではまずいようにお もいます。
さて,自分は余り怒らない人だと自覚してますが,自分が怒ら ないようにしているコツは,
  • 他人に期待しないこと
  • 人は自分と同じように感じ,考えるわけではないとおも うこと
  • 怒るのではなくがっかりすること
とかです。他人に怒るっていうのは,どこかしら他人に期待を してるってことだとおもいます。期待した自分を反省すれば怒 る気が起きません。また同じことですが,相手が自分と同じよ うに感じているわけでもありません。こういう風に考える人が いるんだ,感じる人がいるんだ,へー,という風に興味深い… と考えると好奇心の方が勝ってしまいます。で,最後のががっ かりすること。なんか自分に不利益な状態になると,トホホホ… と思って脱力する,結構これで済んじゃうことが多いです。

12/14(エボルタとプラレール)
EVOLTAとプラレールでギネスに挑戦という 企画を昨日知り,本番だった今日USTREAMで観てました。
プラレールで5kmあまりのコースを作り乾電池一本で走りきる か?という挑戦だったようです。コースを作ったのは今年度で 廃校になる東京北区の小学校の生徒。 学校はなくなるけどその思い出に…という企画でした。
10時くらいからはじまって4時間余りで走破。ずっとリアルタ イムでストリーム配信されてました。ずっとつないでましたが, 大体見れました。
こういうのを観るとネット配信っていいなとおもいます。TVで やると生中継は無理でしょうけどネットだと出来ます。 USTERAMってTVとは異なる独自の企画というか,USTERAMの番組 としてオリジナルなものを中継してるのが結構あるような気が します。一方Youtubeはユーザが上げているものを観ることが 多いようにおもいます。このままTVとは違うメディアとして定 着するのかなぁ…。
いずれにせよコースは走りきり記録達成とのことでおめでとう ございました。5kmのコースは見ごたえがあり,どこかに常設 しつして欲しいなぁとかおもいました。

12/13(気になったもの面白かったもの)
あまりネタが無いので,おっ?と思った記事やサイトなど を。
窓に取り付けるだけで室内を静寂にするスピー カー」。ビデオを見るとすごいと思うし,大体どういう技 術を使うと…とか想像はつくけど,すみません,たぶんたいし て音は消えないと思います。
まぁアイディアはあるから投資してよ…ってことだとは思いま すが。音を消す方向とは違って,なにか室内を快適にするので あれば,それはそれで面白そうだからやって欲しいなとは思い ますが。
次。
のらもじ プロジェクト。面白いです。いろいろ字を書いてみると楽 しめます。これ,フォントを起こした人がすごい手間かけた な…って思いますが。見せ方もよい。
次。
東京の地下鉄の歴史とのこと。こういうの 見ていくと楽しいです。 70年代以降が急激に増えちゃったので,この辺の時間的な解像 度を上げていただけるともっといいなぁとは思います。私が始 めて上京したときは半蔵門線が水天宮まで行ってなかったこと じゃないかなぁ。すぐその後開通したとかいうニュースを聞い たので。
次。
買ってよかったもの
人間がだめになるソファー,うちにもある。最後の靴紐はいい なぁとおもった。
大体こんなところで。あっ, ガラケー絶滅せずというのを読んで,末永 く進化して欲しいなと思いました。おわり。

12/12(マッチポンプ)
共同通信が政府が共謀罪法案提出と報道するも,速攻で政府否 定というニュースがあったようです。極東ブログがこの件を取り上げていました が,「政府関係者」によるリークとして報道された様で。なん か消費税増税のときもそういえば最初はこんな感じだったんだ よなぁ…。政府関係者によるリークの報道→政府否定→それで も報道→なんとなく社会がそういう雰囲気に→増税,みたいな 流れ。
そう思うと気持ち悪いというか,共同通信はそういうのを望ん でいるんですか?…という気がします。
さて,この政府関係者…。誰?と聞いても答えないでしょう。 ネタ元は明かさないっていうのが報道の原則のようですから。 でもネタ元がわからない,関係者は否定…というニュースであ れば,マスコミが勝手に作ったニュースであっても確かめよう がありません。うそをついていても裏が取れないということに なります。そういうのってありなんですか?。マスコミが国を 動かそうとデマを投げてる可能性もあるわけです。
まぁ実際のところはニュースを受け取るほうが,裏が取れない ニュースは嘘かもしれない…という風に受け取ればいいんでしょ うけど,東京新聞とかの反応を見ると,真に受ける人たちもそ れなりにいるようで,燃え広がらない火に一生懸命油を注いで いる…という様な。
いい加減リークによる報道とかやめれば良いと思うんですけど ねぇ…。

12/11(病気のデータ)
がん登録法が成立、国が全国の患者情報をデー タベースにというニュースを見ました。癌情報を国がデー タベースにして一元管理するとの事。医療機関には情報提供を 義務付けるということのよう。
いいことじゃないかな?とは思ったけど,登録される内容を見 ると,
  • がんに罹患した者の姓名、性別、生年月日
  • 届出を行った医療機関名
  • がんと診断された日
  • がんの発見経緯
  • がんの種類及び進行度(転移性のがんに係る原発性のが んの種類及び進行度が明らかではない場合にあっては、その 旨)
  • 医療機関が治療を行っていれば、その治療内容
  • 診断された時点における居住地
  • 生存確認情報 等〔現状の地域がん登録の登録項目と同 様の項目を想定〕
だそうで。
ぱっと見て思ったのは,治療というより分析のため(=統計)の 情報だなぁ…,ということです。まぁ確かに予後とか処置とか のノウハウはたまるでしょうが,今癌になっている人というよ りこれから癌になる人に役立つデータという感じがします。治 療内容をどこまで詳しく書けるか?によるでしょうけど。
個人的に思うのは,癌はたいてい画像診断(レントゲン,CT, MRIなど)をするので,そのデータを共有してくれないかしら? ということ。癌の経過や再発を見るときには以前との比較が重 要ですが,転院した場合前回のCTデータとかを持っていけない ので,その辺の検査の精度がさがるからです。患者自身にデー タをくれればいいんですが,なぜかこの手のデータは患者に渡 されません,というかファイル形式が決まってないからでしょ うけど。
最近は病院に行くと個人の医院でも電子カルテを使っていると ころが多いのですが,データのフォーマットとかそろえてない のかしら?。折角個人情報に関わる部分まで共有するという決 断なのですが,現在の患者の治療に有用なデータを共有できる ようにして欲しいです。

12/10(家族)
今日は久しぶりに家族がそろった。

12/9(政局)
みんなの党が分裂したそうで。 特定秘密保護法で安倍政権の支持が下がったから,反自民を訴 えた方が選挙で勝てるという計算をしたのが透けて見えます。 反自民で結束するだけではうまく行かないというのは民主党が 証明してくれたはずなんだけど,と思っていたら枝野さんと前 原さんが同じようなことを言っていた。自戒してるんだ。
政権をとるなら反自民じゃなくて,「こういう政治をしたい」 というので人を集めないとダメでしょ?と思う。取ってつけた ようなことだと全快の参院選みたいになるんだろけど。
とはいえ,NHKのアナウンサーが野党にも閣僚経験者がたくさ んいるところが以前とは違うと言っていたけど,それはそうだ なぁとは思ったけど。
ところで,少し気になっているのが,最近安倍さん以外の自民 党員の顔が見えない。議員結構いるはずなんだけど。安倍さん でまとまっている…という風にもいえるけど,これまで小泉さ んの時でも閣僚や自民党の中である程度人が見えていたし。 政権与党なのにまるでニュースが取り上げないというのも,大 丈夫かな?という気がしている。

12/8(夢)
人のブログで子供が見てる夢の話を読んで,昔夢について 考えたことを思い出しました。ちなみにうちのもうすぐ四歳児 も夢を見るようになってるようで,よく寝ぼけたりうなされた りします。起きた後に聞いても何かしら夢を見たといっている みたいです。
昔夢について思ったことは,夢っていつ?どれくらいの時間を かけてみるのか?ということです。寝てるときに観るというの でしょうが寝てるときずっと見てるわけでもありません。大体 眼が覚めたときに「夢を見た」…と思う夢は目が覚めるときに 見ていた夢ではないでしょうか?。眠っていて寝ぼけたりうな されたりした夢は,そのまま寝てしまえば,永遠に思い出せな いのではないか?という気がします。つまり起きて思い出す夢 は,起きるまでにつながっている夢…と。
となれば,夢って実は起きる寸前見てるんでは?と思いました。 いや,もう少し突っ込んでみると,起きてからすぐ,起きてはっ きりと目が覚めずにもやもやしてる時に見てるんでは?と。
夢を見たような感覚を持って眼が覚めて,どういう夢だったっ け?と考えると,その考えることによって,夢がどういうもの だったか?というのがクリアになるような感覚を得ることがあ ります。ということは起きる前に見ていたのは,なんとなくボ ヤーとした夢を見たという感覚だけで,どういう夢だったかは 実はおきてから描いたのかもしれません。もしくは夢の内容が おきてから描き換わったのかもしれません。人間は何かを感じ るときに,まず情動だけを感じて,それから意味づけをする… という様に情動を意味づけにタイムラグがあるといいますが, 夢も寝てるときには情動だけを感じて内容は対してないのかも しれません。
…とか思いましたが,そうじゃないときもあるので,そういう 夢の見方をすることがあるってことかもしれませんが。
もう一つ,夢を見る時間というのは,TVとかをつけっぱなしで 夢を見たときに,TVの内容に関係する夢を見ましたが,実際は 30分も無いTVの内容を一日くらいの夢の出来事に感じてたこと があることから,夢は結構短い間に見たのを,長い時間の様に 感じてる…って気がしました。こういうことからも,結構夢っ て一瞬の間に見てるのかも…という気がしてます。
という様なことを思いだしましたが,最近はあまり夢を見てな いというか覚えてないようです。

12/7(風邪)
昨日のどが痛く少し熱っぽかったのだけど,今朝起きたら少 し熱があり,横になっていたら熱が上がった。昼前に病院に行っ て薬をもらって帰ってきたら熱が下がっていたけど,ちょっと だるかった。今週は長男が風邪で休んでいたので,たぶんそれ をもらったという感じ。山は越したのかな?

12/6(大量生産が高品質)
ものの価格というのは,材料費と手間賃で決まるというの が一見健全のようですが,実際はそういう風に決まっているも のは少ないように思います。良くあるのが相場。市場価格です。 つまり缶ジュースはどういう材料を使おうが120円っていうア レです。
缶ジュースの材料費は数円とか10数円とか聞きますが,運搬費 とか自販機の設備の償却費とか電気代とかいろいろかかるので, 実際の儲けは数割という話も聞きます。ですので結局材料費よ りスーパーで買うか自販機で買うかの方が原価に影響するので しょう。
さて一方で商品には開発費というものがかかります。原価や手 間賃は微々たるものでも,作るのに莫大なお金がかかれば,結 果的にその費用は商品に乗っかってきます。薬とかはたぶん材 料費は微々たる物だし流通コストもそんなにかからないと思い ますが,何人もの人が長年開発に関わっていれば,その人件費 だけでもものすごいことになります。薬の開発は博打的なとこ ろもあるので,おそらく結果的に何も生み出さなかった開発の 人の人件費も,生産までこぎつけた薬品の値段に乗っているで しょう。
量産するのにお金がかからないというとソフトウェアです。特 に今の様にネットでのダウンロード販売になると流通コストも ネットの設備費だけになってしまいます。しかしこれも基本的 には手作りですから,一本のソフトを作るまでの人件費が相当 かかっていることがわかります。そして量産コストはコピーを するだけですから,結局開発費等を販売数で割ったものが原価 であり,残りは儲けということになるのでしょう。
さて,今はコストの方の話をしたが,最初に書いたとおりもの には相場というものがあります。どうもソフトウェアの話を思 い返すと,最近のスマホ向けのアプリは100円から数百円とい うのが大体の相場であり,また以前のPC向けのゲームは1万弱 くらいが相場でした。1万のソフトも100円のソフトも作る手間 の条件が変わるものではないので,結局何本売るつもりか?と いうのを決めて逆算的に開発コストを決めるしかないのではな いでしょうか?。
つまり最初からたくさん売れることが見込まれるソフトは開発 費をかけられる。売れないと思われるソフトはたいしてかけら れないということです。これはコンテンツには大抵いえる話で, 映画とかもそうではないでしょうか?。逆にお金をかければヒッ トするはずだから,お金をかけて手が込んだものを作って相場 で売る…っていうのも考えられますが,リスクは大きいです。
さて,こういう法則を考えると,たくさん売れるほど良いもの (手間がかかってるもの)…って事になります。逆を言うと,珍 しいもの,一品ものっていうのは値段の割りに手をかけられな いって事になります。なんとなく感覚的に逆のような気がしま すが,実際は逆ってことになります。ありきたりの物を買う方 がお得ということ。人とは違ったものを買うと結果的に質が悪 いものを買ってるかもしれない…ってこと。
大量生産大量消費って批判もありますが,開発コストとかは結 局一番かけられるんですよねぇ。なんか複雑な心境だなぁ…と 思いました。

12/5(あらかじめ決まっている答え)
特定秘密保護法案に賛成することにしたと いうのを読みました。反対派の意見に対する反論を条文を参照 して挙げているので参考になります。ということでリンク。
とはいえ,この文章も別の反対派の意見に対してのアンチテー ゼとして書かれているようです。ということで,反対派に反対 することを主旨の様にも読めます。
読んでいて思いましたが,たぶんこれを読んでも反対派は反対 である意見を変えないでしょう。たぶん反対派は反対すること をまず決めていて,その理由は何でもいいのです。だからまた 反対する理由を探してあげてきます。一方賛成する人も,賛成 するというバイアスが先にあってそれにあわせて論旨を組み立 てるのではないでしょうか?。だからこういう文で考えが変わ るのは,迷ってる人とか,どうでもいいという人でしょう。ま ぁだから効果がないわけでもないのですが。
今回の法案に限らず,国会で紛糾する法案とかを見てるといつ も内容よりも先に賛成か反対かが決まってる人が多いように思 います。だって反対する人はいつも反対するでしょ?。内容が 問題なら,案によって入れ替わるものです。
反対する人は,おそらく,「とにかく政府が決めることは反対 する」とか「自民党が決めることは反対する」人でしょう。何 かを決められるということ自体を嫌う人もいるかもしれません。 賛成する人は自民だから賛成する人,反対派の言動が気に入ら ないから賛成する人,が多いように思います。
もちろん,全部に反対するわけではなく,全党一致みたいのも ありますから,突っ込みようがなくて反対しないような議案だっ てあります。でも,反対する人は反対したいんだろなぁと思い ます。
ちょっと面白いのは今回法案が曖昧なのが良くないという理由 で反対している人も多いんですが,案外そういう人に限って, 法律をきちんと普段守ってなかったりしませんか?もしくは,例 外的に自分が扱われるべきだと言っている人とかもみます。例 えば役所とかで画一的に扱われるのを嫌うとか…。法律に従わ ないのに,法律が厳密であることを求めるって言うのは,どう なんでしょう。
ちょっとだけ突っ込みましたが,そういう意味では賛成派と反 対派が本当の理由を言って無いように思います。まぁそんなも のかな…と思いますが,結局これは議論ではないのでしょう。

12/4(バンドの条件)
とある事例を見ていて以前から思っていたのですが,ある バンドがあるバンドであり続ける条件って何だろう?って。
昔はバンドっていうと演奏(ライブ)が出来るメンバーを集めて 一つのバンドとするっていう形態だったようですが,最近は最 初からサポートメンバーを連れてツアーをするバンドもいます。 ですが,とりあえず,通常バンドはバンドとしてオリジナルメ ンバーとして出発します。
で,条件っていうのは,メンバーチェンジとか脱退とかしたと きにバンドが解散したり消滅するのか,そのバンドとしてあり 続けるのか?ということです。
もちろんその条件はバンドによって違います。例えば,ツェッ ペリンはドラムのボンゾが亡くなった時,バンドとしての消滅 を選択しました。オリジナルメンバー以外の編成ではツェッペ リンとは呼ばれません。ビートルズもデビュー後はメンバーチェ ンジは行わず解散しました。一方,例えばディープパープルの 様にメンバーが激しく入れ替わるバンドもあります。ディープ パープルは特に誰が主導権を持ってるのかイマイチよくわから ず,誰がいたらパープルなのか良くわかりません。一方キッス とかはポールスタンレーとジーンシモンズだけがオリジナルで 後のメンバーは入れ替わっていて,たぶんこの二人がいればキッ スなのでしょう。ヴァンヘイレンもアレックスとエディなのか なぁ。
ロックの例を挙げましたが,ジャズの方もいろいろあって,ウェ ザーリポートはザビヌル,ショーター,ヴィトゥスの三人が主 要メンバーとしてはじまりましたが,結局ウェザーが消滅した のは,ショーターとザビヌルという組み合わせがなくなった時 で,この二人が条件だったことがわかります。パットメセニー グループ(PMG)もたぶんメセニーとメイズのコラボレーションがなく なったときが,PMGではなくなるのかな?という気がします。
とか考えると結局バンドが成立する条件となるメンバーは別に オリジナルメンバーではないことがわかります。バンドという のはメンバーがすべて対等ではなく,やはり中心人物とそれ以 外という形があるのかな?という気がします。
とはいっても,ローリングストーンズとかピンクフロイドの様 に主要メンバーが変化してるバンドもあるし,逆にホワイトス ネイクの様にカバーデイルがいれば成り立つソロプロジェクト のようなものもあるようです。
こういう風に考えると逆に,バンドのメンバーとサポートの境 界って何なんだろうなぁ,とかも思います。
まぁ実際はバンドによってそれぞれで,それぞれのバンドの人 の考え方によるんでしょうけど…。

12/3(寝オチ)
なんか10時過ぎに寝落ちしたので日記は…。
今日は昼間も慌しかったし。

12/2(秘密保護法案)
衆院を通過し参院で審議入りされることになった秘密保護 法案についての私の感想は良くわからない…ということになり ます。まぁでも折角ですから成立前に少し分からない所をメモっ ておきます。
一応法案全文として紹介されていたものは流し読みました。問 題があるのかどうか良くわかりません。法律の文が拡大解釈さ れ乱用されたとき,適法かどうかは結局のところ裁判所の判断 になるので,素人が読んでもわからないということになります。
わからないので是非は語りませんが,この法案に対して取れる 態度,もしくは良く見かける態度は3つか4つくらいでしょう か。 (1)法律は必要で現在の法案で問題が無いとする態度,(2)法律 は必要だが文案が良くないという態度,(3)この法律自体が不 要とする態度,(3.1)与党のやることだから反対する態度。
いつもの事ですが(1)の人は声が小さいです。というかそれ以 外が大きい。(2)とか(3.1)の人に審議が不十分という人もいま すが,声はだんだん大きくなってるものの,この法律自体は一ヶ 月以上前から話題になっていた気がします。むしろ当初どうし てメディアは黙ってるんだろう?と思ってたくらいで,そう思っ ているうちに,こうなりました。なんかいっつも土壇場になっ てからごねる人って多いなぁという印象。
実はこの法案の話を聞いた当初,日本にはスパイ防止法が無い し,そういう意味で必要なんだろうか?と一般論的に理解して ましたが,後々知ったのはむしろ日米連携上こういう法律が無 いと,同盟国がいろいろと開示してくれないからというのを知 りました。あと日本以外の諸外国には,外交や防衛に関する機 密するという法律は普通にありということ。なんとなく必要性 は理解できてきたのですが,(1)の人や(2)の人があまりこの辺 の必要性を説いてこなかったのは何か意味があるんでしょうか?や ぶへびになるの?。
で,条文に問題あるという人の多くは,秘密指定が曖昧である ということ。でもどうあいまいか?実際はどう運用されるか?は 前述の通り素人には判断しにくい。ですから(2)の人も問題が あるなら,対案を示せばいいじゃんと思うのですが,たぶん出 来ないのでしょう。議員の能力不足。乱用されると危険な法律っ て今でも結構あるんですが,案外大丈夫だったりするのは,な んだかんだ言っても今までの与党は世論を結構気にしているか らで,次の選挙の事を考えてあまり無茶はなしないよ,とも思 いますが,まぁ政権をとったことがない他の党が与党になった ときの方が怖いかなぁ。
(3)の人については,じゃぁどうしろっていうの?ということに なります。今のままでいいじゃんということなのかもしれませ んが,国の周りではいろんな動きがありますから。
概して思うのは,反対の人がいるよという報道,与党と一部の 党がいろいろ合意とかしてるって話,そんな話はよく聞きます が,法律の中身とか背景の話が,ほとんど報道されてません。 与党は説明してるのかもしれませんが,報道が取り上げてない のでしょうか?。判断させないようにしてる?
なんとなく,この法律成立するとみんな思っていて(まぁねじ れ解消してるし),「ぼっ,ぼくは賛成したんじゃないから ねっ!」というアリバイ作りをマスコミ各社やってるような気 がするのは気のせいでしょうか。
まぁ自分自身,よくわからない…から,同じ立場になってしま うのですが。
これってやっぱり先の政権交代で,みんな痛い目にあった後遺 症なのかなぁ。

12/1(知らない人ほど強く批判する)
発声練習さんが紹介した 全国中学生人権作文コンテストで総理大臣賞を とった「それでも僕は桃を買う」というコラムを読みまし た。
原発事故後の風潮について意見を書いているだけに,反発して る人が多いとの事ですが,その批判内容を読むに,「福島は実際 危険だ」と言っている人もいれば「危険かどうかわからないの で,安心できない」といったレベルの人もいます。いずれも批 判してる人はコラムの作者が福島の作物を用心して食べないこ とを自分の差別体験と結び付けた事が気に入らないようです。
でも,このコラムよく読むと主旨はそこじゃないのではないで しょうか?。私はこのコラムの主題は「よく知らない人ほど, 相手にネガティブなレッテル張りをする。でも相手の事を知ろ うとすること,相手を思いやることが必要だと思う」って事と とりました。ですから,福島の農作物の話も,彼が受けた差別 も単なるたとえ話だと思います。
福島の農作物が安全か?というのは,とりあえず基準をクリア したものが世の中に出ているという事実があり,その上で不安 があるというのであれば,それはその人の考え方です。批判は しません。しかし,危険だと騒いでいる人の中に結構良く調べ もせずに思い込んでいる人が多いように思います。もしくは危 険だといってる人の言説を信じて,更にそういっている人も。
いや,一般化しましょう。実際こういう話は相手の事を知らな い人ほど,強くレッテル張りをする気がします。実際に専門家 の話を聞いたり,現地に行って調べたり,現地の人と話したり した人ほど,強い批判的意見を言いません。まぁ相手の顔が見 えるから強い事を言いにくいというケースもあるんでしょうけ ど。
私は良く知らないのに人を批判するのはあまりよくないことの ように思います。もちろん知らないから気をつけたいという気 持ちもわかりますが,怖いのであれば批判をするより良く調べ るのが先ではないでしょうか?もしそれでも知ろうとしないの であれば,それは怖さを伝えることが目的ではなく,批判する ねたを探してるだけのように思います。個人的にはそれはみっ ともないことだと思います。


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