2015年に見たライブなど

今後の予定

15/9/27:Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN (横浜赤レンガ野外特設ステージ)
横浜の赤レンガ倉庫の横の広場に特設ステージを作っての一日 限りのライブ。ステージを二つつくり交互に演奏する形で,昼 過ぎから9時くらいまで6つのバンドが演奏をしました。出入り が自由で,私は途中出たり入ったりしたので,レポートは,パッ ト・メセニーとジェフ・ベックのステージのみ書きます。
メセニーとジェフ・ベックというと私が最も好きというか,影 響を受けたギタリストの二台巨頭。それが同日に見れるという ことで,行かないわけにはいきません。ただ最も条件のいいS 席は2万円以上するという,破格の価格。なかなかこういうラ イブ日本ではありませんが,結構お客さんは入ってました。
メセニーは2番目という早い時間,ベックはトリでした。メセ ニーは自己のバンドではなく,スコット・コリー(b)&ダ ニー・ゴットリーブ(dr)を連れ,残りはエリック宮城が率いる 日本人ジャズオーケストラというメンバー。演奏する曲はエバー ハルト・ウェバーをオマージュした曲がメインというちょっと 変わったステージでした。まぁそういうアルバムが出たばかり だからっていうのもあるんでしょうが。とはいえ,HAVE YOU HEARDや,JAMES等往年の名曲もたくさん演奏しました。ブラス アレンジでいつもと違った感じでよかったです。
メインのオマージュの曲HOMMAGEはおそらく20分以上の長丁場, ウェバーの演奏するビデオに合わせて演奏するという面白い企 画でした。私はウェバーが大好きなのでうれしい企画ですが, 日本では彼はマイナーなのでどれくらい認識してくれたかが気 になります。
ベックの演奏はJeff Beck(g),Rhonda Smith(b),Jonathan Joseph(ds),Nicolas Meier(g),Jimmy Hall(vo)というメン バー。曲も17曲とタップリとやってくれました。思ったよりボー カル曲が多かったかな。
ベックライブは10年くらい前に国際フォームで見て以来かな?…。 演奏は相変わらずでしたが,歳の成果,攻撃的な切れ味を感じ させる演奏というよりは,割りと楽しんでゆったりと演奏して いるでした。ただやっぱりベック独特の奏法は見ごたえがあり ます。
アンコールが終わり終焉。出演アーティストの競演とかがなかっ たのはちょっと残念ですが,豪華な面子を一日で味わえたとい う意味で貴重な体験でした。




(C) 2015 TARO. All right reserved