- 14/10/8:Pat Metheny Unitiy Band(すみだトリホニーホール)
- パットメセニーの新プロジェクト,と言っても初来日では ないし,アルバムも既に2枚でている。でも私的にはユニティ バンドは初めてのライブ鑑賞でした。
実は最近あまり雑誌のインタビューとかを読まなくなったから なのか,メセニーのユニティバンドは,アルバムは聴いたもの の,どういう位置づけなのか?というのは理解してませんでし た。アルバムの1枚目を聴いたときは,久しぶりにサックスを 擁したバンドで,なんとなくブレッカーとメセニーが競演して いるアルバムを連想させられたので,ああいう演奏の方向性を 新たに探求するのか?と思ったのですが,2枚目を聴いたらいつ ものメセニーにもどってました。というかメセニーのギターが 中心にあるサウンドになってました。
今回ライブを見て確信したのですが,ユニティバンドというの はこれまでのメセニーの様々な音楽活動,PMGやトリオやオー ケストリオンやその他の作品をすべて統合的に扱えるユニット だということです。そういう意味でのユニティバンドなんだと。
実際今回はこれまで出ていた様々な作品の曲をこのバンドで演 奏しました。しかもまったく新しいアレンジというわけでもな く,過去の演奏のテイストを持ちつつ新しい若い人の持ち味も 加えたものと。なんとオーケストリオンの一部の楽器まで持ち 込んでました。メセニーも60歳だそうですが,少しこれまでの 演奏を総括してるのかな?という気もしたのですが,もちろん 新しい要素も多く加えてました。ただMCでも言ってましたが, チャーリーヘイデンやオーネットコールマンやデューイレッド マンなどなくなった共演者との思い出を多く語っており,すこ し昔を思い出す演奏だったことも事実のようです。
メセニーの演奏は60になっても絶好調。まだまだこれからの活 動に期待できるないようでした。
- 14/07/19:新澤健一郎・吉田達也 即興DUO ( 横浜関内ストーミーマンデー )
- ちょっとレポートを書くのには時間が経ってしまったので, 記録程度になります。
タイトルどおりキーボードの新澤氏とドラムの吉田氏の即興の デュオ。まさに初顔合わせだったらしく,今後同じメンバーで 同じ企画をしても,同じ緊張感は出ないだろう…という価値の あるライブ。実際お互いが探り合うスリリングな演奏は,観て いるこちらまでピリピリと来るすばらしい演奏でした。
新澤氏はNord Stageのピアノから入ったので,ピアノの演奏的 に進めるのかと思っていたら徐々にはじけて,そしてムーグも。 吉田氏は正統派のドラムかと思いきや,表現の幅も広く,声も 飛び出す。実に即興演奏らしい自由度の高い演奏でした。
今回の演奏体験はこれっきりになってしまうでしょうが,こう いう活動は続けて欲しいものです。
- 14/05/06:キースジャレット(オーチャードホール)
- キース・ジャレット今年の来日はソロです。去年はトリオ,そ の前はソロ…と交互に来ているような気もしますが。
さて今回のコンサートの三日前大阪で,観客の態度(撮影,話 しかけ,咳)に集中力を維持できなかったキースが演奏を止め てしまうという事件?が起きました。というか話題になってま した。これについては日記のほうに書きましたが,以前もそう いうことあったし,キースはそういう人だし,そういうことも ふまえていく価値がある…と私は思ってるので,問題無し…と は思ってましたが,今回,それを受けてか,若干緊張感のある 客席でした。というか演奏前のアナウンスも多かったし,張り 紙もしてましたし,あと,今回始めたあったのは英語での注意 アナウンス。大阪の騒ぎが外国のお客さんだったから?という ことでしょうか。
もっともそういう雰囲気からか,私の思い込みか,私自身が演 奏が始まるまでいつもより緊張していました。
演奏はいつもどおり。大体ソロインプロビゼーションの時は, 一曲目は,ピアノや会場の響きを確かめるような演奏をします。 細かい音を早く弾き,また鍵盤の上から下まで広く使って演奏 します。長め(10分以上)になりますが,いろいろと試行錯誤を してるような感じがして,必ずしも完成度が高くはないように思います。 そういう過程を経て,二曲目は逆に静かな小曲。これも終わり 大体三曲目くらいから,キース自身も乗ってきた気がします。 私がリラックスしただけかもしれませんが。
でも,今回はお客さんも静かにするように気を使ってる感じで, その様子をキース自身が確かめて演奏していた気がします。厳 かながら和やかに演奏は進みました。
大体,静かなフォーキーな曲とか神秘的な曲が多く,あとはファ ンキーな感じの曲,そして無調性な抽象的な演奏がいつものラ インナップですが,今回は静かな曲が多かった気がします。
アンコールは一曲目がファンキーな感じのサマータイムで,ス タンダードでやるのかと思ったら,二曲目以降は,聴いたこと ないきょくだったので即興だったのではないでしょうか?特に 三曲目はかなりすばらしい演奏でした。合計4回のアンコール をして,キース自身今回は気持ちよく演奏できたのではないで しょうか?。すばらしい曲が生まれる瞬間を今年も体験するこ とが出来ました。
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