去年も去年のライブを総括したので ことしもやってみることにします:-)。
こうやって,一年の総括をしようとあらためて,「何をみたのか?」って 調べてみると,いろいろ思い出せて結構良いものですね。 20世紀を私が総括してもしょうがないような気もしますが(笑), とりあえず自分の一年くらいは総括してもいいように思います。
さて,去年はギタリスト3人を挙げていたように思いますが, 運よくその三人は今年もみることが出来ました。念のために その三人とは,Jeff Beck, Mike Stern,Scott Henderson (Tribal Tech)です。 いずれもすばらしいライブでした。 去年は初めてだったので,かなり興奮してみましたが,今年は 二回目ということもありわりと落ち着いてみれました。でもTribal Techとかは 確実に進化していて,結構興奮ものでしたけど:-)。
あと,例年幾つかあるんですが,今年はやっと観たという ライブが多かったように思います。@昔からCDを聴いていたが, 生で聴くのは初めて」という感じの方たち。もちろん海外の方は そういう方は多いんですが,国内も,そのバンドを聴くのは初めて という方たちが結構いました。ざっと挙げると,
などです。特に,Method,香取良彦 JAZZ ORCHESTRA等は, 「あのCDの世界をこう再現するのかぁ…」という息をつくような演奏, またゲイリー・バートンやラルフ・タウナー等は,まさにOne Onlyな プレイを生でみる感動と,そしてCDでは伝わりきらなかった本物の 音の説得力の様なものを感じました。あと二回目ですが, 10年近く以上ぶりであり,大好きなギタリストである ビル・フリゼルのライブも感動的でした。あと,印象に残ったのは,最近いろいろ興味をもっているレイブとか サブカルチャーとかエコロジー関係のイベントの関係で,細野晴臣や 近藤等則といった, 昔から名前はよく知っていて,何度かCDやラジオで演奏を聴いた人を 生でみたというもの。これは音楽を目的で見に行ったというより, そのカルチャー全体を見に行ってるので,ちょっとした 棚からぼた餅という感じでした。
最後に,やはりPIT INNには通い,新澤氏,矢堀氏,布川氏をはじめとして何人かの演奏は 繰り返し聴きました。その都度違った側面や,試行を聴かせていただいて, 生々しく変化・成長していくバンドやプレーヤといったものを 細かくみれたことはとても幸福で贅沢な経験だと思います。 基本的に同じようなライブは二回とはなく,いろんな状態の 演奏がありまし,その方関連のバンドも幾つかあるんですが, それぞれ螺旋のようにくるくると変貌しながら前進している 気がします。だからやっぱり目は話せないのです(笑)。
そういうわけで,いろいろ思い出しながら,書いてみました。 来年もすてきなライブに行ける気がします。楽しみに新年を 向かえることにしましょう:-)。