沖縄旅行記(98冬),その4

四日目(12/7),最終日

バスにはまる

今日で最終日である。ホテルで荷作りをし,10時過ぎに慌てて チェックアウトをする。飛行機は夕方19:35の便なので, 時間はたっぷりある。今日は土産買いと,食べ残したものを 食べようという趣旨である。

まずバスで国際通りに出て,前日調べておいた,コインロッカーに コートや重い荷物を入れる。とりあえず,時間潰しにどこかいこうと 思い調べたら,隣町に豊見城城跡というところがあるので,いくことにする。 バスセンターに行き,そこを通る路線を調べ待っていたら,それらしき バスが来たので,飛び乗る。が,しばらく走ってるとなんか変である。 バス停と地図を見比べていて,逆方向のバスだと気づくには 時間がかからなかった(^^;)。

「さて,どうしよう。このバスはどこに行くんだろう?」と考えていると, バスの方向が変わる。どうやら那覇市内の焼物街(壷屋町)の近くを 通りそうだ。じゃぁそっちに先に行こうと,待っていたら,その手前でカーブ(^^;)。 更に乗っていると,結局またバスセンターの裏に来た。非常に不思議な経路だが そのあと国際通りに入ったので,一旦降りる。うーむ…。

この辺でいい加減気づいたのであるが,沖縄のバスは,正面に 始点と終点が両方書いてある。本土は「○○行き」という風に, 行き先(終点)だけしか書いてないのが多いが,そうではないため, 方向を勘違いし易い。しかし良く見ると,順番が逆なのである。 あぁーいい勉強になった(笑)。

焼物街

国際通りから市場通りを抜け,壷屋町という焼物街にいってみた。 那覇の中心地から歩いていける距離であるが,この辺は有名な窯元らしい。 もっとも窯元というより,焼物屋がたくさんあるところという感じである。 家も古い形式の屋根のものが多く,また地面も観光向けに奇麗に 張り直している途中であった。何か買おうかと思ったのであるが, ピンと来るのがなかったのと,ちょっと高そうな気がしたので止めた。

市場

壷屋町から,来た道を戻り,市場の通りの中にある,公設市場に寄る。 自分への土産として,ラフテーやとうがらしを泡盛につけたものを買う。 二階が食堂になっていて,一階で買った魚介類をプラス500円で, 調理してくれるそうだ。でも面倒なので,メニューにあった,えび汁 を注文。ラーメンどんぶりに伊勢海老が半身入っている,味噌汁。1500円。 安い。 その後,更に土産で古酒やおかしを買い,これらは宅急便で 送ってもらうことにした。

豊見城と防空壕

昼食の後,時間がまだあるので今度こそと豊見城へ向かう。今度は バスにきちんと乗っていった:-)。豊見城公園は那覇市の隣の高台にあり, 景色がいいのであるが,シーズンオフなのかほとんど人がいなかった。

中は芝生主体の公園で,パットゴルフ場になっていて,それをしに来ている人が 数グループいる。馬とかちょっとだけいて,それを見た後,芝生に座りぼーっと していた。

公園の中に戦時中に病院の入院患者が非難したという防空壕があったので, いってみた。ところが人がいないため,電気も自分でつけてはいる。つけても 相当くらい。身長ほどの高さしかなく,写真の様な雰囲気。周りに人が 誰もいなかったので相当恐かった(^^;)。

公園を出た後バス停で30分ほど待った。前を通るタクシーが,私が 観光客とわかるのか,数台アピールして通り過ぎるのがおかしかった。

途中バスを降り,うるくそばという,そうきそばを食べ,これが 沖縄で食べた最後の沖縄料理になる。おまけでジューシーと呼ばれる たき込ご飯がついていた。

帰路

その後,ロッカーのものを出し,タクシーで空港へ。空港でビールを飲み, 時間を待つ。帰りもスキスキの飛行機に乗り,無事羽田着。こうして始めての 沖縄旅行は幕を閉じた。
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98 Dec. 22nd

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