つづくバイク
前日の感触で,バスで動くのはどうやら不便そうなので, バイクをレンタルすることにした。レンタルバイク屋は数軒あり, 飛び込みで借りることが出来る。 国際通りの近くにあるSEAというショップがホテルから近そうだったため, ここにいくことにした。今回はうっかりしていて,バイク用の靴とジャケットを忘れた。 従って普通のバイクは止めスクータにした。折角なので以前から 興味があった250のスクータにしたのであるが, 走ってて気づいたが,沖縄はスクータが凄く多い。 ジャケットは最低気温が20度程なので, 何とかなくてもすんだが,日がくれるとさすがに寒い気がした。 ちなみにレンタル代は二日で15000円程度。排気量で異なる。
南へ
とりあえず,南半分をグルッと回ってみよう,というわけで国道 331号を南下する。道はあまり混んでなく,スイスイ流れている。 糸満市を過ぎた辺りで国道を外れ海の方に向かおうとすると, 周りにお墓らしきものがあるのに気づいた。 良く見ると,結構あちこちにある。これはこの近辺でなく, 翌日なども思ったが沖縄は結構至るところに墓があり,しかも大きい。
ガラス工芸
名城海岸を通り喜屋武岬を見た後,ひめゆりの塔にいく。さすが に観光名所なのか?人が多い。塔の横にある資料館に入り,当時の 様子を知る。バイクで走り回って気づいたが,この近辺は他にも 慰霊塔が多く,当時激戦区であることがわかる。
さて,というわけでこの辺は観光客が多いのか沖縄ガラスや漆器や 陶器の土産ものやがあったりする。特にガラスは“琉球ガラス村” とか称して,作っているところを見学コースにしていて 目の前で作るのをみて,隣の物産屋で買うという感じだ。 沖縄には赤く色つけしたガラスが多く売られていて, 手間がかかるのか,他の色に比べちょっとだけ値段が高い。 ここで幾つか土産のガラスコップなどを購入。
遺跡をめぐる,その1
コップを買った後,山羊汁を食べた。山羊の肉をだし汁で 煮たもの。なんか山羊の刺身もつけてくれた。これは沖縄では ポピュラーな料理らしい。その後,玉城城跡(ちなみに“城”は“ぐすく”と読む)という 古城跡を見にいく。この城は伝説で神様が作ったといわれるくらいで 沖縄で最も古い城らしい。既にボロボロで 石垣の一部しか残っていないが,つたが絡んでいい感じである:-)。
他にも稲作発祥の地(受水走水)や,神話に出てくる聖地等, 遺跡主体に回った。写真はその聖地の一つ(斎場御たき)であるが, いった時,地元の人がお参りしていた。 基本的に土の質なのか,大きな岩の下がエグれた場所というの多く, そういう場合,その根元にホコラというか,お備えものをした跡が 結構見られた。こういうのが信仰の対象になるようだ。
海中道路を見て帰る
南半分を回った時,まだ明るかったので,島の東側の国道(329)を 北上し海中道路を見にいった。これは沖縄本島と宮城島を 結ぶもので,5キロ程道の両側が海になっている道路が続き, 景色がいい。でも私がここについた頃は,やがて日がくれる頃で, ちょっと海の中を走るには寒かった(^^;)。その後沖縄市と通り抜けホテルへ向かった。ここは ベースの近くなので,アメリカ人向けの店が多く 横須賀を思い出させるが,横須賀の何倍も看板の感じや, 店の大きさ道の広さなどがアメリカ的である。
飲みに出る
ホテルに戻った後,また国際通りに飲みに出る。最初は“古酒屋” という居酒屋に行き,沖縄料理と古酒(1合)を飲む。食べたもの
- ゴーヤチャンプル
- ゴーヤ(にがうり)と豚肉と豆腐と卵を炒めたもの。これは 自分で作ることも多いが,やはり美味:-)。
- ポークたまご
- お勧めなので頼んだが,単にプレーンオムレツに, ポークソーセージをそえたものだった。まぁでもうまかった。 ソーセージがなんか本土では見ないタイプだったようにも思う。
- スーチキ
- 豚バラを塩漬けしておいたものを,スライスした焼いたもの。 九州などで良く出る豚バラの焼きとり(鳥じゃないって, つっこむなよ:-p)をホウフツさせるが,肉自体がかなり塩からい。 酒が進む:-)。
- グルクンのカラアゲ
- グルクンというのは県魚らしい。皮がちょっと 赤みかかっている。身自体は白身であり,普通の白身の 魚のカラアゲという感じだ。鯛と赤魚の中間のような食感。
ジャズバー
お腹がいっぱいになった後,今日はジャズバーにいってみた。 ここはいつも同じメンバーで生演奏があってる様だ。 いったら客が多く,意外であった(^^;)。やってるのは普通のジャズ。 ボーカルが入る場合もある。ここで泡盛を飲み, ソウメンチャンプルーを食べる。ちょっとお腹が苦しい(^^;)。就寝
ホテルに帰って寝た。