出雲旅行記(99夏)part.1

初日('99/8/24)

出雲着,朝食

前日に東京をでた寝台特急は,朝6時半ごろ岡山を通過し, そこで朝食を販売したようだが,私は寝ていた(^^;)。 そういうわけで,次に起きたとき(伯備線・岡山と米子の間) には既に食事は売ってなく,仕方なく我慢。

そうこうしている間に朝10時頃,出雲へ到着。荷物を 駅のロッカーに入れ,バス停に行き,大社行きの時間を 調べる。バスは30分に一本程度である。この他に, 一畑電鉄というとても小さい電車も走っている。 こっちは一時間に一本程度(^^;)。松江にも行っている。

JRが着いたばかりということで,わりと連絡が良さそう だったのだが,悩んだ挙げ句,朝食をかねて,この辺で そばを食べることにした。10時過ぎだが,駅前の 小さな商店街のそば屋(名前は失念)は開いていた。 そこで三色そばを食べる。これが…うまい!。 出雲そば恐るべし。

大社へ

気をよくし,電車はしばらくこなそうだったので,バスに乗る。 20分ほどバスに乗り出雲大社に着く。正面から入り, 長い参道を歩き,拝殿前にでる。屋根の形状が 美しい。シンプルだが,綺麗な錐状である。軽くスケッチ。

スケッチ後,きちんとお祈りし,本殿の回りを歩く。 この前後しばらく雨がぱらついていた。本殿は いわゆる大社作りであるが,屋根が茅葺きのため, 屋根には苔が生している。本殿の回りも,苔が 至るところに生している。雨のせいか,その苔が生き生きしていて, まるで本殿自体が,生き物のような趣きを感じさせる。 本殿の屋根の千木も生き物のようである。 しばし,出雲大社本殿に霊験あらたかな雰囲気を 堪能する。巨大な獣のようである。

出雲大社拝殿
出雲大社の本殿の前にある拝殿。
お賽銭を投げるのはここ
出雲大社本殿前方より
出雲大社の本殿を前方から。
右手に見えるのが拝殿。屋根の方向が通常の神社とは90度 違うのが大社つくり
出雲大社本殿横方向より
出雲大社の本殿を横方向から。
斜めになっているのは本殿に上がる階段。 屋根とかは茅葺きで質感がすばらしい。

阿国・旧JR大社駅

大社を堪能した後,近所にある,出雲の阿国の記念碑とお墓を 見に行く。墓は普通の墓地にあり,墓石も新しいので,あまり 有り難みはない。記念碑も最近作ったものだが,こちらは, わりとしんみりしたところにあり,雰囲気があって良かった。 歩き疲れたせいもあり(^^;),しばらくベンチに横になり, 阿国の魂と交信する(^^;)。

大社の参道を下ると,廃線になった旧JRの駅がある。 これは黒い瓦葺きで,なかなか立派な建物。 お城のようである。建物がいいので,いまは展示物に なっている。こちらの手法なのであろうか?。瓦がまるで コールタールのように真っ黒で,輝いている。キラキラ光って 美しい。これもちょっとした生き物のようである。

旧JR駅前のそば屋で,そばを食べる。ここでは窯上げを 頼む。どういうのか?と思ったら,かけそば?とおもいきや, どうやら出汁で湯掻いているようである。ちょっと 甘い。うーむ,やっぱり冷たいそばの方が良いなぁー。

出雲大社駅跡
旧出雲大社駅舎。
屋根が黒光してます。

松江へ

そろそろ16時近いので,松江に行こうと思う。経路も いろいろ考えたが,とりあえず荷物があるJR出雲市へ 行かねばならない。また一畑電鉄の古い電車も乗ってみたい。 というわけで,とりあえず,JR出雲市へ電鉄で行き, 荷物をとり再び一畑電鉄へ乗る。一畑電鉄は 宍道湖沿いを走り,約一時間で,松江温泉駅に着く。

チェックイン・就寝

松江温泉ではとりあえず,公営の温泉に入り,その後 バスでホテルへ。チェックインした後,近所で飲む。 味は…特になにも感じなかった(^^;)。

旅行二日目,熊野・八雲・松江方面(8/25)

99 Aug. 26th

00 Aug. 14th(写真をつけました)

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