メンバーによる説明も参照して下さい。

Title
Jingle Jazz
Artist
Jingle Jazz
Label
TOKUMA JAPAN COMMUNICATIONS

Songs
  1. 恋人がサンタクロース (松任谷由美)
  2. Wish〜Merry X'mas for you〜 (露崎春女)
  3. 雪が降る街 (ユニコーン)
  4. クリスマスキャロルの頃には (稲垣潤一)
  5. SNOW AGAIN (森高千里)
  6. SILENT NIGHT (Traditional)
  7. DO THEY KNOW IT'S CHRSTMAS (BAND AID)
  8. クリスマス・イブ (山下達郎)
  9. DEAR…again (広瀬香美)
  10. 遠い街のどこかで… (中山美穂)
  11. HAPPY CHRISTMAS(WAR IS OVER) (John Lennon & Yoko Ono)

メンバー

内容と感想

TV Jazzでおなじみの新澤健一郎氏が アレンジを施し,同じく中心となって演奏をしているクリスマスジャズ企画もの。

なんか最近のジャズは企画ものラッシュである。 しかし最近の企画ものは,昔からあるような,有名な曲を,おしゃれな 聞きやすいジャズにアレンジして演奏し, 普段ジャズを聴かないリスナーにもアピールというしろものではなく, むしろ昔からジャズやフュージョンを聴き入ってるリスナーを 対象にしたものが多いのは,喜ばしい限りである。 確かに遊び心が多かったり,演奏者のアイデンテティが多かったりするのだが, その分作品のクオリティが上がっているような気がする。

さてこのアルバムであるが,特徴はほとんどが日本の最近の ヒット曲をカバーしている点であろう。 そういう意味で新しいし,アレンジもおしゃれなものから かなり冒険をしているものまである。 おしゃれなものでも,新澤氏本人が「スーパーで しゃけを買っている時のような音楽にならないように注意した」 というだけあり,単なるBGMではなく,テンションのある 聴きどころのある演奏になっている。 もともとクリスマスソングというのは原曲自体が, 「バーや自室で彼女をくどく時に使える」 雰囲気を持った曲が多いのに(笑), 上記のような努力は非常に大変なものであろう。 そういう意味で,アレンジ,演奏ともに良くてきている。

さて内容の詳しい紹介をしたいのだが,結構難しい(^^;)。 結構バリエーションが豊かで,一曲一曲を紹介する以外に うまく書けないのである。 しかしそれは避けたいので,気がついたことを箇条書きさせていただく。

全体からするとアレンジャー新澤健一郎の野心作の様にも感じます。 なんか私が持ってる新澤氏関連のベストのような気もする。 下手なジャズアルバムより,かなり上質のジャズになってると思います。 バリエーションも凄く豊かでメンバーの特性も生かしていて, 結構すごいアルバムかも知れないって気になってきました。 いいですよ,企画もの全然OK(笑)。 企画ものにすることで普通の人が聴いてくれたり, 毎年CD屋にこういうアルバムが並ぶのなら,是非どんどん, やるべきだと私は思います。

うーん,なんか今回のレビューはいまいちです。CD 自体がバリエーション豊かで,うまく表現できない

総合評価(一言でいうと)
アレンジの妙が冴えてます。素晴らしい。
購入日
'98 Nov. 23rd

98 Nov. 24th


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