(07/08/15〜10/10/08)
- 治安
- 一般に良いと言われているように実際特に不安は感じませんでした。 今回は二人で行ったのもあってか詐欺に遭うような事もなかったし, 妙に冷たい目でみられることもありませんでした。あと こういうことをいうと差別だと思われるかも知れませんが, 非西洋圏の人も少なかった気がします。
とはいえ,ものをおきっぱなしにしないとか,常識的な 程度は気をつけた方がいいでしょう。- 言葉
- 英語は通じます。ヘルシンキとかオスロのような首都は 看板の英語表記も多くそんなに困りませんが,地方都市にいくと, 英語表記は減ります。フィンランドでいうとフィン語,スウェーデン語の 次が英語表記のようで,二か国語表記だと英語はありません。
まぁでも英語で話しかければ,英語で答えてくれるでしょう。 地名が英語読みじゃないのでわかりにくくて困りましたが, あとで聞いたら単にローマ字読みすればいいそうです。ただ それでも聞きなれない発音だったりして,ちょっと戸惑いはあります。- 衛生面
- 涼しいだけあっていいと思われます。あと福祉がしっかりしてるのか トイレとかもきれいです。でも子供がトイレの手洗いの水を飲んでいるのは ちょっとびっくりしました。まぁでもそれだけいいってことでしょう:-)。 わたしには無理ですが。
- 水
- 水道水が飲めるのですけど,わたしは主にミネラルウォーターか ホテルの水道水を沸して湯冷ましにして飲んでました。 トゥルクのホテルは部屋に湯沸かしがなかったので,水道水を 飲みましたが,お腹は壊しませんでしたし変な味もしませんでした。
売ってる水は発泡水が多いので,苦手な人はご注意を。ユーロが 高いので,水も結構高く,500ccで2ユーロとか平気でしてましたが, キオスクに1ユーロの安い水が売ってました。- お金の話(現金かカードかTCか?)
- ノルウェーはクローネ,フィンランドはユーロです。800クローネの 現金と400ユーロくらいのトラベラーズチェック(TC)を持っていきました。 でもTCは結局200ユーロくらいしか現金化しませんでした。
カードがどこでも使えるので,現金は本当にちょっとでいいみたいです。 わたしが現金で払ったのは,バス代とか遊園地での食事とか, 市場でのソフトクリームとか,タクシーも現金で払ったか…。 まぁでもどうもバスもカードで払えたような雰囲気でした。
カードはその辺のカフェとかでも使いましたし,美術館とか でも使いました。PIN番号を打つタイプとか,自分で機械を通す タイプとか,OKボタンだけ押して,サインするタイプとか, いろんなカードリーダがあるので,ちょっと戸惑う 場合もあります。- 物価
- わたしが行ったときは170円/ユーロ,20円/クローネくらいでしたが, 非常に物価が高く感じました。消費税が20%以上乗ってるから っていうのもあるかとは思いますが,感覚的には100円/ユーロ, 10円/クローネだったら日本と物価が同じという感じ。つまり 物価的には倍くらいに感じます。実際500ccのジュースが20クローネとか 2ユーロとかでしたから。
ただし,ヘルシンキとトゥルクの様に都会と田舎(とは言っても トゥルクも第二の都市だけど)で若干物価が違い,レストランとかでの 夕食の値段が結構違ったので,ヘルシンキやオスロと言った首都は 特別高いのかも知れません。
まぁでも土産とかも高いです。買い物に行くところじゃありません。 単に街を歩くだけとか,ただの施設にはいるだけでも十分楽しめますから。- 気候
- 天気がいいと昼間は30度くらいまで上がり,暑いこともありましたが, 夜はぐっと寒くなります。朝9時くらいに出かけると20度とかだったり するので,日本人的には長袖ですぐ脱げるものを持っていった方が いいでしょう。
雨が多いかとかいうのは良くわかりませんが,それなりに降りました。- バリアフリー
- どんな階段にもスロープがあったりしますが,そのスロープは 物凄く急で,後ろから人が押さないととても上がれないような 感じです。…と良く考えてみると,車いすというよりは, 乳母車のためのものだったのかもしれません。赤ちゃん連れで 出歩く人も多く,その場合は大抵乳母車に乗せてましたから。 いずれにせよお店にせよ,バスや電車にせよ,そういうのを そのまま乗せることには理解があるというか,だれも 気にしない感じでした。
- 自動車
- 町中はそれなりに車は多く,また結構な勢いで走ってます。 歩行者も結構きちんと信号を守ってる感じはしましたが, 車道と歩道の境界も弱い(ガードレールとか路側帯とか あまりない)ところが多いので,日本人の感覚からすると 良く事故が起きないな…という感じはします。それぞれの 意識が高いのかしら。
町中は石畳のところもあるんですが,結構車は飛ばします。 ですからうるさいです。ヨーロッパの車は日本の車より, パワーがあって加速はいいのですが,ああいう運転だからか…と 良く思いました。
あと郊外とかは信号がない交差点やロータリーの交差点が結構 ありましたが,あれはやっぱり絶対的に車の量が少ないから 出来るんだろうなぁ…という気はしました。- 観光者に対して
- 基本的には親切。だまそうという感じもありませんでした。 こちらはたどたどしい英語を喋ったからかも知れませんが, 丁寧に対応してくれました。結構観光案内書も多いし, 無料ガイドブックとかも多いのだけど,観光に力を いれているから…というのでしょうか。日本…って 外国から見たらどんな感じなんでしょうね。
- 音楽
- 街角で楽器の演奏をしてる人を良く見かける。オルガンコンサートとか よくやってるとか,生演奏に触れる機会は多く,そういう意味では 音楽が生活に密着してるという感じはする。ただし,巨大なCDショップが あるわけではないし,音楽も最先端のではない。ジャズをやってるようで ポップスが混ざっていたりして,つまり高度に分業化もされて無い。 音楽の経済規模は大きいと感じがしない。
いや,これていいことだよなぁ…と実は思ってます。- カフェ
- 街中や駅前に大きなカフェがあったりして,必ず路上まで席があります。 結構飲み物だけで長時間いたりする様子。冷たいカフェラテか, ジェラードみたいなものを飲んでいる人が多かったように思う。 アイスコーヒーって日本の文化だと思っていたので,ちょっと驚いた。
- たばこ
- タバコが高い…とかいうけど,結構吸っている人いるし,街角でも 吸ってる人見かけた。日本がマナーが悪いとかいう人いるけど, 一緒と思った。街という意味では酒を飲んでいる人の方が皆無。 まぁ結局税金をいくら上げても,吸う人は吸うんだなぁと思う。
- インターネット
- ノルウェーはホテルに有線LANが来て無い変わりに有料無線LANがあったように 思う。フィンランドはホテルに無料の有線LANがどちらもあったので, 不便は無かった。
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