全部終ったようなのでPMG日本公演の話題を書かせていただきます。:-)。

いやぁー凄い人気ですねぇ。なんに驚いたのって,ロビーで売っ てるPMGグッズ(笑),パンフ以外に,Tシャツが4,5種類。帽子に, マウスパッド(^^;)。東京大阪ともに凄く売れてました。しかも東 京4公演はほとんど満員だったんでは?次は3大ドームでも(笑)。
お客は若い人(というか20代中頃(^^;))が意外に多く感じました。
私は大阪(21日)と東京(25日)の二回見たんですが,大阪の最初の方 の客の喚声は凄かったです。
いまジャズミュージシャンでこれだけ集客力のあるミュージシャ ンっていないんではないでしょうか?ジャズが大衆に受けることに 対し,いろいろいう人もいますが,私は一般の人に売れることはお おいに結構だと思ってます。だってそのおかげで今回東京で4公演 もできるんです。

では,内容。
曲目は全公演とも同じだった様です。MCの位 置は二公演で違っていたような気がします。
思ったより,Imaginary dayからの曲が多く新鮮でした。でもこの アルバム出た時は物議を醸し出しましたが,ライブで曲とやっぱり PMGなんだと思いますね。ただ曲自体は複雑になっているためか, 打ち込みのパートが凄く増えているように思います。
ただ前の来日の時もそうだったんですが,メセニー自体が演奏に対 してどん欲というか,今回のツアーはワールドツアーの最終のはず なのに,おそらく100回近い演奏をやってきてるはずなのに,決 して流すことなく,初めての演奏のように弾いている姿が印象でし た。 ミスもしてましたし(笑)。
今回はかっての名曲September fifteenthをやったのですが,私は 今回のこの選曲はある種の象徴の様に感じました。というのは Imaginary dayからの曲を聞いてるとどうしても"As falls ...."を 思い出すのです。また,今回のこのアルバムが,久しぶりの本格的 な二人のコラボレーションだったという事実からして,"As falls" からの曲を取り上げたのは,意味があるのでは?と思ったのです。 もっとも,タイトル曲のImaginary day自体はJacoのWord of mouth を思い出すんですが(^^;)。
しかしやっぱり大満足,元気の出るライブでした。

またこいよー。
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