Title
ast
Artist
pachora
Label
kniting factory
Songs
  1. Freaky Person
  2. Aquarians
  3. Blue Starfish
  4. Falevasinta
  5. Rebetiki
  6. Maria Changed
  7. The Man Who Sold the World
  8. Scorpions
  9. Filipovska Rachenitsa
Members
内容と感想
数ヵ月前に新宿のディスクユニオンの店内でかかっていて, 衝動的に購入したアルバムです。かかっていたのは6,7曲目あたり だったと思いますが,ベースのハーモニックス,そして 弦楽器のカッティング,そしてオリエンタルな雰囲気のメロディに ハッとしました。
そしてCDを購入。その後Webでいろいろ調べましたが, 日本人でこのバンドを取り上げている人は非常に少なく, このバンドのギタリスト(?)である Brad ShepikについてM.I.Zさんというかたが取り上げているの しかみつけられませんでした。
というわけで,このBrad Shepikについては,このあと数枚 CDを購入し,気に入ったので,まとめて紹介しようかとも 思ったのですが,とりあえず今まで通りアルバム単位での 紹介にしました。
CDをかけてみて一曲目を聴いてまず「民族音楽」と思う方も 多いかと思います。アルバムを通して,なんともトルコというか 中近東というか,そういう雰囲気のメロディが流れてきます。 このメンバーの素姓は知らないのですが(Shepikはアメリカ人 ですが)バルカン半島系のミュージシャンと関係があるそうです。 そういうわけで,全体的にそういうモードのフレーズでメロディや ソロがとられていきます。とはいっても完全に民族音楽という わけでもなく,あくまでもモードがそれ風なのであって, インタープレイ等はジャズ的です。リズムも民族音楽的な感じと, ジャズの様な感じとが混ざったような感じです。 結構微妙なところで,ジャズと民族音楽が混ざっているような 感じで絶妙な味わいを持っているようです。 勝手な思い込みでしょうが,こういう中東的な メロディが妙なロマンチシズムを感じさせ, そこにインプロビゼーションの熱さが共存している 感じで新鮮です。
さて,メンバーをみると,このpachraというバンドは クラリネットを吹いているChris Speedがリーダのようです。 とはいえ,ギターではなくelectric sazを弾いているShepikも かなりバンドサウンドに影響を与えているようにも思います。
あまり情報がなくてよくわからないのですが,しばらく この周辺の音楽を聴いてみようと思います。
総合評価(一言でいうと)
既存のジャズに飽きた人にはいいかも。私ははまりました。
購入日
01/0X/X

01 Nov 18th


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