ライトで心地好いブラジルサウンド
ディブ・リーブマンの新作。私はデイブリーブマンにはあまり明るくない。 したがってこのアルバムが彼のなかでどういう位置づけなのかはわからないのだが, ブラジル人のメンバーと一緒に録音したため,全体的に,ラテン的な 作品になっている。しかしコテコテのラテンという感じではない。 リーブマンの特性なのか,かなり軽いラテンとなっている。 サックスも牧歌的なフレーズであり,ウェイン・ショーターの名作 ネイティブ・ダンサーを多少思い起こせる。 ジャケット写真と同じく,青い空と草原が似合うサウンド。