最近良く映画館に行ってるなぁ…とおもったら貸しビデオを 借りてないからなんですね…。
ところで,この映画を見る前に予告編でラストサムライが 流れてましたが,キルビルも日本の俳優がたくさん出てきていて, もしかしてアメリカでは,日本ブームなんですか?…。
というわけで,この映画,驚いたことにおそらく7割以上の セリフが日本語です。これってアメリカじゃ字幕で 流れてるのか?…。向こうの人って字幕見慣れていないって 聞きますが,我慢できるんでしょうか?。
というわけで,キルビル。多分ギャグ映画です。そういう 意味じゃ,楽しめました:-)。血が盛大に飛び散るので,そういうの がダメな人はダメですが…。
基本的に日本のヤクザ映画のオマージュです。日本の 演歌まで流れます(笑)。でもなんというかヤクザ映画の 精神性とかは入ってなくて,切ったはったの部分だけかなぁ…。 殺陣とかも派手に血が飛ぶところはいいんですが,やっぱり 日本人からすると刀の使い方にはちょっと注文したくなるなぁ…。 まぁ完璧な殺陣やられても困りますけど(笑)。
タランティーノは北野監督の座頭市とかみたのかしら?…。 でもみてもこの時期だと間にあってないだろうなぁ…,座頭市の 殺陣も非常に新しい試みで斬新だったんですけどね…。
日本のヤクザのシーンでそういえば拳銃はほとんどでてこず, 全部刀でした。今時そんなことはないと思いますが…,それでも 良く考えてみたら日本のヤクザって刀持ってそうですよね(笑)。 アメリカのギャングがサーベル持ってるとは思えないし,せいぜい ナイフくらいでしょう。やっぱり日本にとって刀ってそれなりの 位置はあるのだな…とある意味,この映画から感じてしまいました。
その他にもいろんな映画のパロディが入ってます。血が飛ぶシーンは わたしもあまり得意じゃありませんが,それでも楽しめました。
と…結構肯定的に書いてますが,映画を見ていて気づきましたが, 主役のユマ・サーマンの顔はわたしの好みみたいです(^^;)…。 パルプフィクションの時はそう思わなかったんですが…。 というわけで,ストーリとかシーンはともかく彼女の顔に 見とれていただけかも知れません(笑)。
ついでに栗山千明のキレ具合いもとても良かったです。
なんとなく,映画というより萌え要素でみてしまったのかしら?(^^;)…。
ちなみにこれ続きがあるって知りませんでした。そんなの最初から 宣伝してましたっけ?…。でもストーリとかどうでも良くて, 単にシーンのおもしろさだけで楽しんだ映画なので,あまり 続きがみたいとは思わなかったりして(^^;)…。