「2007年」を振り返り…。
恒例というほど毎年書いているわけでもありませんが,去年に引き続き今年も, 今年のことを書きます。
とはいっても世の中の事件のこととかは特に書きません。個人的なことを書きます。 というのは,今年は自分にとってかなり大きなことがあったからです。 こういうことを書くと真剣に訴えている人には悪いのですが,世の中の 事件とか政局とかそういうのは,自分の身の回りに大変なことがあったら どうでもいいことです。自分の身に直接関係あること以外で, 世間に怒っている人は…,まぁ酷い言いかたをすると, その人は暇か幸せなんだな…とか思ったりもしますが:-p…, まぁあまり書くと申し訳無いか…。そういう意味では, 最近時事ねたで私が取り上げるのが医療問題ばかりなのも, 医療だけは自分の身近な問題だからです。
…と皮肉はこれくらいにして,本題。
今年,自分にとって大きなことは,去年から引き続き,病気の話,それから, 結婚した話,そして学位を取ったことでしょう。
まぁ結婚とかいうのは,ほとんど誰でも経験する人生のイベントですので 大した話ではありません。あと学位も私の業界では周りに取得してる人も 何人もいるのでそれも大した事ありません。 というか,結婚も学位取得もわたしの場合は知り合いの中ではするのが遅かった ほうともいえます。そういう意味では,まとめてこの時期に追いついた …という感じでもありました。ただ,それらの人並みに追いつくのを, 病み上がりというこの一年で,まとめてやったという意味で, わたしにとって,秋まではものすごくあわただしかった 一年だったといえます。
結婚の詳細は日記には書いてませんでしたが,今年の正月に結納をして, ほとんどすぐに会場を予約,3月に入籍だけ済ませ,5月の式までに 何度か福岡の式場に通って打ち合わせをしたりしてました。そして7月には 新婚旅行とかもしました。 学位取得は本来は今年の春に満期だったのですが,病気のこともあり 論文を出せず9月取得に半年伸ばし,4月に予備審査の論文を 提出5月に予備審査,6月に再提出で7月に最終試験でした。
とはいえ,わたし自身はこの二つのことよりも自分の体のことが常に気になって ました。去年の12月に各家に挨拶に行くために手術後初めて飛行機に 乗り,正直2時間座っていられるのか不安でした。正月の結納も実は 途中でダウンしました(^^;)。 体は今でも常にどこかが痛い…という感じですし, 調子が悪いと,再発ではないか?という恐怖は常に感じてます。 今年は3月6月9月と検査に行きましたが,3月の検査をクリアしたときは, 「これで式を挙げられる」,6月のときは「これで新婚旅行に行ける, 論文も提出できる」とほっとしましたし,9月の時も「授与式に出れる」と いう風に,常に3ヶ月先はどうなるかわからないという気分でした。 9月の検査でちょうど一年経って,ようやくこのまま何も無いかもしれないと 思えるようになってきたし,一方でまだ気を抜けない…とも思ったりも しております。
とはいえ,一方で,結婚や論文でめまぐるしかったことは, 病気ということから気をそらすことが出来て,実は忙しかったけど, 楽な部分もありました。正直この二つのイベントなく,常に体の状態と 向かい合っていたら,精神的に持たなかったかも知れないと思います。 きつくてもやらなければいけないことがある…というのが救いなのだな…とは このとき初めて思いました。
9月に学位を取得し,ちょっとすることにひと段落つき, 病気からも一年経ち,検査間隔も少し伸びたので,ちょっと 今は落ち着いております。まぁ最近は寒いせいか,体の痛みは ちょっと強く感じることもあるのですが, 痛みというのは絶対量がわからないので,その辺はちょっと悩ましかったりも します。
というわけで,今年は自分のことで,今までも何倍もの密度があり, 受難と救いと節目と…いろいろあった年です。でも,一方で 人生ってそんなものだよな…とも感じて,(去年からですが)世界の見え方が 大きく変わった時でもありました。厄年もそろそろ抜ける頃だし, 来年からは上向きというか平穏な日々が来て欲しいと思っております。
それでは,よいお年を。