井越さんの死
Jazz Mailing Listで良く議論をさせていただいていた,井越義行 さんが,さる2/24に亡くなられました。私は当日九州へ旅行中で確 か25か26辺りに,ネットワークでつき合いの深い知人から聞いたの でした。彼とはMLではお互いを認識しあってはいました(私信を何 度かやりとりしたことあり)が,直接あったことは一度もありませ んでした。ただ話が非常にわかりやすく,感覚も私にわかりやすく, かなり好感をもってました。いつか直接あって,いろいろ話をした いと思ってました。
ですから,亡くなったという話を聞いた時はかなりショックでし た。年齢は34歳とのこと,自分とそんなに遠くない。2,3カ月前 にMLで見かけたこともあり,とても亡くなると思ってませんでした。 癌だったらしいです。
御冥福を祈らせていただきます。あれから井越さんのMLでの発言 を読み直させていただき,改めて共感できる意見をたくさん見つけ たものです。どうもありがとうございます。
死が見える時
今回旅行中に映画HANABIを見たんですが,これは妻が不治の病に かかった旦那が妻のために銀行強盗をしお金を作り旅をするという シーンがあります。
また関係ないのですが,今回実家に寄ったおり,母から「自分が 死んだ時のため」ということで,保険証券などのありかと内容を教 えられました。
どれも直接は関係ないのですが,ただそれまでは自分にとっては (事故以外で)死ぬということはあまりにも非現実な話だったので す。母から上の話をされた時「死んだ後のことを考えているのか」 とおもったんですが,だからといって自分が死んだ後のことは考え ませんでした。しかしその後,井越さんの死を聞き,凄く自分にとっ て死がリアリティを持ったのです。その後HANABIを見たんで,なお さら,自分がもし不治の病にかかったら,...と思ったりもしまし た。
実際に人がなくなった話と映画の話を比べるのは失礼だと思うん ですが,しかしそのあと1週間以上ショックを受けてました。きっ とあと10年も20年も30年も生きるから,って事で考えてるこ とが私にはあります。そのために我慢していることもあります。 「あぁーどうしたものか」と考えて今に至ってます。