もどる2019年5月から元号が変わり,平成から令和になった。4月にはTVで 平成を振り返る様な番組が多く放送され,令和になったらぴったり 止まったので,ちょっと遅い感があるのだけど,少し自分なりに平 成について書こうかという気になった。と言っても,自分にとって の平成の話なので,極めて私的な内容であり,だれも読む気がしな いだろう。自分へのメモみたいなものである。
改めていうまでもなく平成が始まったのは1989年の1月8日からであ る。実はこの日の前日,私は大学の卒研の指導教員の家に,卒研生 が集まるパーティに出席していた。パーティが終わり翌朝TVを見た ら昭和が終わっていた。,と印象深く書きたいところだが,実はそ のパーティの翌日が平成の始まりだった,というのは卒業後しばら く忘れていて,研究室の友人がそういって,「そういえばそうだっ たかも」とか思った次第である(苦笑)。
それは良いとして,つまりは私が平成元年の1月は卒研生であり平 成元年に大学を卒業した。その後私は大学院に進み,社会人になっ たのは平成3年ではあるのだけど,同期の友人には平成元年に社会 人になった友人が多い。
そして平成が終わった今年,私は平成3年に入った会社を辞めた。 今は会社員とはちょっと違う仕事をしてる。いや,法人だから会社 員なのかな?…。まぁいいけど,要はそう考えると,私にとっては 平成という30年はほぼ会社員人生だったなぁ,と思うのである。つ いでに書くと,昭和最後の日にやっていた研究室のパーティは,実 は私たちの代から始まり,毎年続き,そして昨年その先生が退官し て終わった(はず)である。そのパーティも平成の時代に刻まれたも のだなぁと思ったりもする。
さて,そうなると私にとっては平成の時間を振り返るということは 会社員時代を振り返る事となる。自分の青春を振り返るってことに なるんじゃないか?という気もするが,いやさすがに後半は青春と は呼べないか,あと大学時代や高校時代も青春か?とかは思う(苦笑)。 あと,住まいも関東から九州に移ったので,関東生活時代を振り替 えるということにもなってしまう。 会社員時代の事を思いだすと,仕事はどうだった,どういう風に変 わっていったとか,遊びは何をしたとか,研究はどうだったとか, まぁいろいろ思い返せるのだけど,なんか取り留めもなく書きそう なので,止めておく。また機会があったら書くかもしれないが,要 は平成を振り返るという体で,会社員時代を振り返るという事になっ てしまうなぁということだ。
ということで,私のにとっての平成時代は会社員時代…とほぼイコー ルということで,今日の話はおしまいになる。ちなみに自分は昭和 生まれで,大学までは昭和だから,なんとなく「昭和」の人間と思っ ていたけど,社会に関わって来た,ということを考えると「平成」 の人間,といった方がただしいんだろうなぁと思ったりする。そし て「令和」は私の新しい仕事,そしてそのうちリタイヤ後の時代と なるのだろうか?。自分の人生のフェーズの区切りと改元が一致し たのは偶然だろうけど,ちょっと面白いなぁと思った。
世の中は,新しい元号になり,新しい流れが生まれる事を期待して いる様な雰囲気があり,ちょっと明るい。そんなことあるのか?と 思うかもしれないが,平成になった時の事を思い返すと,そういう 事は結構あった。案外人々がそういう気分になれば,そういう風に なるものらしい。ということで期待する。
Last modified: Tue May 14 10:08:36 JST 2019
(C) 2019 TARO. All right reserved