読書メモ(2006年7月〜8月)

最近読んだ本から…メモなどを。

書籍編

フォースか,パワーか〜人間のレベルを測る科学(デヴィッド.R.ホーキンズ著)(06/07/30)
有名な本らしいので読んでみました。結構分厚くて時間がかかりました。
一言で言うとサブタイトルにあるように人間の状態を数値化して 現わしている本。最初キネシオロジーについて書かれた本かと 思ったのですが,あまりそちらについては深くは書いてないと 思いました。
まぁいわゆるスピリチュアル系の本に取れるのですが,書きかたと してはあくまでも科学的な感じ。ただし,述べてることの根拠が 説明されてないので,こちらには科学的には伝わりにくいと 思いました。ただおもしろいのは書かれている人間の意識の 数値が妙に納得出来ました。例えば「悟り」を最高の700〜1000と して,「平和」600,「喜び」540,「愛」500,「理性」400, 「受容」350,「意欲」310,「中立」250,「勇気」200,「プライド」 175,「怒り」150,「欲望」125,「恐怖」100,「深い悲しみ」75, 「無感動」50,「罪悪感」30,「恥」20,とか言うもの。本文中には さらに細かくいろんな状態を数値化していて,その根拠は 書かれてないのですが,確かにこの中から二つを取り出して, どっちが上か…と考えると,やっぱりどっちが上かって意味では あってるよなぁ…と思いました。まぁそういう比較を何度も やり直してできあがった数値かなのかも知れませんが…。
というわけで,眉唾かなぁ…と思って読んだ割には, 妙な納得感があるという不思議な本でした。


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