還俗宣言
以前わたしは,自分の生き方は出家してるようなものだ…と 言ったか書いたことがある。特定の宗教に帰依してないから 一般には出家してはないのだけど,家庭や人との関わりより, 自分のココロの方に興味があり,その結果セカイや宇宙や そして,快感,不快感…とかそういうものの方が, 世の中や友人より大事になった。 人や世界に興味があるのも個人や自分がいる世界ではなく, 概念としての人や世界に興味を持った…。 だからわたしは出「家」してるようなものだなぁ…と 思ってました。
でも,それを今辞めようと思っている。家庭を持ち 人と関わり社会と関わり生きていこうと思ってます。 その結果,ココロのことがわからなくなったり,世界のことが わからないというか,それらの一つのパーツになってしまうことも あるんだろうけど,っというかそれが俗(社会)でいきるってことだろうけど, まぁそれもいいかな…と思ってる。
もちろん,それは病気になって死ぬことを意識したから。 普通の人は俗に生きて,最後に出家するのかも知れないけど, わたしは逆になってしまったように思う。いろいろ探求して, 最後にやってなかったのが俗での生き方…であることに気づいた。 だから俗に生きてみようと思う。もちろん,出家の世界を 極めたとは言うつもりもないけど,でも,俗をほとんどやってないし, そちらをやってみたくなった。だから俗に戻る。還俗するつもりだ。
これまで,やってきたことは無駄ではない。普通に俗に生きても 役に立つと思う。でもそれを振り翳して生きるつもりもないけど。
そういう意味じゃ,ここにこういう文章を書くことも減るかも知れない。 まぁ考えて書くことはあるだろうけど,自ら経験してみるっていうのは, まぁしばらくいいかなと。
そういうわけで還俗宣言とさせて頂きます。