もつ鍋のレシピを公開します.
既に関東ではほとんど見かける事がなくなったもつ鍋屋である.
福岡では昔から普通に食されているので,当然現在でも多くのもつ鍋屋が存在する.
私が関東でもつ鍋屋に数件行った感想では,関東にはうまいもつ鍋屋は無かった.
これでは,定着する訳が無い.もつ鍋を作るには特別なテクニックはいらない.
しかし二三注意する点はある.以下に私がもつ鍋を作る際のレシピを示すので
興味がある方は作ってみてはいかがでしょうか?
本場仕込み(嘘)博多風もつ鍋,醤油味.
博多もつ鍋には醤油味と味噌味があるのであるが,私の個人的な好
み且つ味付けの簡単さから今回は醤油味についてのレシピを公開す
るものとします.
1)材料12人前(そんなにいっぺんに作れんって?).
- 牛もつ:1500g(これは割と具だくさんである)
(シマ腸,ハツ,センマイ,ミノ等.比率的にはシマ腸が全体の3
分の1以上を締める方が本物っぽい)
- キャベツ:6玉程度
- ニラ:12把程度,多い方がうまい?
- ニンニク:2個?
- 鷹の爪:沢山(笑)
- 出し汁:
2)下ごしらえ
もつ鍋は下ごしらえが重要である.関東で食べれるもつ鍋のほとん
どは下ごしらえが十分でないため,後味が悪かったりする.
- まず買ってきたもつを軽く水で洗う.
- 水を十分に切り塩もみをする.
- 再び水洗いをし,塩を十分に流す.
- 鍋いっぱいにお湯を沸かす.
- 沸騰したお湯にもつを入れる.あまり一度に入れると溢れるので適
当に分けて煮る.
- アクが沢山出てくるので,適当に取る.
- 2,3分沸騰させてお湯を捨てざるに上げる.
- 全てのもつを十分なお湯で煮てアクを抜く.
これであくぬきはおわり.
- 煮たもつを食べやすい大きさに切る.硬いので小さく切った方が食べやすい.
- キャベツを適当な大きさに切る.5cm四方程度か?
- 韮を適当な大きさに切る.5cm程度か?
- ニンニクをスライスする.
- 鷹の爪を5mm程度の大きさに切る.
- 出し汁を作る.今回は怠慢して,素麺の濃縮出しを濃い目に薄めて使うつもり,
3)作る.
おそらく一度には3〜4人前程度しか作れないと思う.そのつもりで
書く.
- 出し汁を鍋に張る.小量でいい.大体500cc程度か?
- 火をつけ,もつを入れる.量は一回あたり茶碗いっぱい程度か?
- スライスしたニンニクと鷹の爪を入れる.ニンニクは多い方がうまい.鷹の爪は適当.
- キャベツを入れる,一回あたりの量は4分の1玉程度.ケチってはいけない(笑).キャベツで鍋が溢れる程度が好ましい.
- 上に韮を乗せる.2分の1把程度.
- 沸騰して来ると,下からキャベツがしんなりし来るので,上から押
える.それと同時にキャベツから出た汁で,水位が上昇する.汁が
ひたひたになった頃にかき混ぜ,上に乗っている韮にも火を通す.
これらの所要時間は5分以上10分以下という所か?あまり煮過ぎる
とまずい.
- 全体のキャベツと韮がしんなりしたら,みんなで注ぎわけ食べる.
- 空になったら,再び出しを張り作る.これをずっと繰り返す.
- もつ鍋に飽きてきたら,その残り汁に,チャンポン玉,もしくはご
飯と卵を入れて仕上げるのが,風流である(笑).これで満足腹いっ
ぱい..
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